JP2551592B2 - 除草組成物 - Google Patents
除草組成物Info
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Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、日本芝地の雑草防除に有効な除草組成物
に関するものである。
に関するものである。
〈従来の技術および問題〉 日本芝はゴルフ場,公園,路傍,一般家庭の庭等いた
るところで栽培され、美観の保持,防災,リクリエーシ
ョンの場として、ますます重要性を増してきている。芝
生の生育管理上、雑草の防除は特に重要である。近年、
薬剤による防除技術が発達したとはいえ、なお多年草の
防除は難しく、なかでも、ヒメクグ,ハマスゲといった
カヤツリグサ科の多年草は一般に薬剤に対する抵抗性が
著しく強いため、今日、各所で目立って多くなってきて
いる。
るところで栽培され、美観の保持,防災,リクリエーシ
ョンの場として、ますます重要性を増してきている。芝
生の生育管理上、雑草の防除は特に重要である。近年、
薬剤による防除技術が発達したとはいえ、なお多年草の
防除は難しく、なかでも、ヒメクグ,ハマスゲといった
カヤツリグサ科の多年草は一般に薬剤に対する抵抗性が
著しく強いため、今日、各所で目立って多くなってきて
いる。
日本芝中のカヤツリグサ科の多年草も防除できる数少
ない薬剤の一つとして下記(1)の化合物(以下、化合
物Sと略称する)が知られている。
ない薬剤の一つとして下記(1)の化合物(以下、化合
物Sと略称する)が知られている。
しかしながらこの化合物Sは、雑草が発生してしまっ
た後では効果は著しく低下してしまう。また、持続効果
は十分満足すべきものとは言えず、施用後2〜3ケ月程
経て夏期になるころには生育を抑えられていたものが発
生を始めることも多い。さらに、単位面積当りの防除薬
量が少なくないなどの欠点を持っている。特に処理適期
が限られているため、ホルモン型の除草剤と混用して適
期幅を拡大することはできるが、ヒメクグやハマスゲの
発生前から生育初期までとなお不十分である。
た後では効果は著しく低下してしまう。また、持続効果
は十分満足すべきものとは言えず、施用後2〜3ケ月程
経て夏期になるころには生育を抑えられていたものが発
生を始めることも多い。さらに、単位面積当りの防除薬
量が少なくないなどの欠点を持っている。特に処理適期
が限られているため、ホルモン型の除草剤と混用して適
期幅を拡大することはできるが、ヒメクグやハマスゲの
発生前から生育初期までとなお不十分である。
一方、下記式(2)の化合物(以下、化合物Pと略称
する)は古くから知られた除草剤で、現在非農耕地,樹
園地等で少量使われている。
する)は古くから知られた除草剤で、現在非農耕地,樹
園地等で少量使われている。
本発明者の検討によれば日本芝はかなりこの化合物P
に耐性を示し、特にコウライシバでは著しい。その性格
は種子にはほとんど非選択的な活性が高いが、生育ステ
ージが進むと急激に活性が低下するいわゆる土壌処理型
の除草剤である。ただし、生育中の雑草であっても、イ
ネ科の大型種を除いては根系吸収により吸収された量に
比例した反応を速効的に示す。ヒメクグやハマスゲに対
しては、生育ステージ,栄養状態,土壌条件,気象との
関係で効果のバラツキが多い。この化合物Pは、有効成
分量250g/10a程度でかなりの防除効果を示すことも多い
が、根絶はなかなか難しい。1000g/10aと多量施用すれ
ば効果の出にくい条件でも防除できるが、土壌中での残
効が長くないので、枯死寸前の状態からでも比較的速や
かに再生,繁殖に入る。
に耐性を示し、特にコウライシバでは著しい。その性格
は種子にはほとんど非選択的な活性が高いが、生育ステ
ージが進むと急激に活性が低下するいわゆる土壌処理型
の除草剤である。ただし、生育中の雑草であっても、イ
ネ科の大型種を除いては根系吸収により吸収された量に
比例した反応を速効的に示す。ヒメクグやハマスゲに対
しては、生育ステージ,栄養状態,土壌条件,気象との
関係で効果のバラツキが多い。この化合物Pは、有効成
分量250g/10a程度でかなりの防除効果を示すことも多い
が、根絶はなかなか難しい。1000g/10aと多量施用すれ
ば効果の出にくい条件でも防除できるが、土壌中での残
効が長くないので、枯死寸前の状態からでも比較的速や
かに再生,繁殖に入る。
そこでこの発明は、上記した化合物Sおよび化合物P
からなる個々の薬剤のもつ欠点を改善し、個々の薬剤の
施用量より大幅に低減された施用量で、しかも通年、任
意の時期の散布で、日本芝には何等の悪影響も及ぼさず
ヒメクグ,ハマスゲといった強害草を防除することがで
きる除草組成物を提供することを目的としてなされたも
のである。
からなる個々の薬剤のもつ欠点を改善し、個々の薬剤の
施用量より大幅に低減された施用量で、しかも通年、任
意の時期の散布で、日本芝には何等の悪影響も及ぼさず
ヒメクグ,ハマスゲといった強害草を防除することがで
きる除草組成物を提供することを目的としてなされたも
のである。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明者は、上記の目的を達成するため種々実験を重
ねた結果、従来から個々に使用されていた化合物Pと化
合物Sとを併用することによって、日本芝地のヒメクグ
やハマスゲを効果的に防除できることを見出した。
ねた結果、従来から個々に使用されていた化合物Pと化
合物Sとを併用することによって、日本芝地のヒメクグ
やハマスゲを効果的に防除できることを見出した。
すなわちこの発明は、除草活性成分として下記式
(1)の化合物Sおよび下記式(2)の化合物Pを含有
することを特徴とする、日本芝地の雑草防除のための除
草組成物である。
(1)の化合物Sおよび下記式(2)の化合物Pを含有
することを特徴とする、日本芝地の雑草防除のための除
草組成物である。
この発明の除草組成物は幅広い混合比で認められる
が、実際上はコスト,剤型,処理方法等の制約と希望す
る目的により選択することになる。好ましくは式(2)
の化合物Pが1に対して式(1)の化合物Sは2〜5の
範囲であり、生育の進んだものを防除したい場合は化合
物Pを多めに使用する方が良い。
が、実際上はコスト,剤型,処理方法等の制約と希望す
る目的により選択することになる。好ましくは式(2)
の化合物Pが1に対して式(1)の化合物Sは2〜5の
範囲であり、生育の進んだものを防除したい場合は化合
物Pを多めに使用する方が良い。
実際の防除に必要な薬剤量は、化合物Pは100〜250g/
10aであり、化合物Sは250〜750g/10aである。かような
薬剤量は、化合物Pあるいは化合物Sをそれぞれ個々に
使用する場合と比べていずれも大幅に低減されている。
10aであり、化合物Sは250〜750g/10aである。かような
薬剤量は、化合物Pあるいは化合物Sをそれぞれ個々に
使用する場合と比べていずれも大幅に低減されている。
散布に際しては、現地での混用でも良いが、一体製剤
であればより簡便である。
であればより簡便である。
剤型は水に稀釈して施用する水和剤等でも、そのまま
散布できる粒剤等でも良い。
散布できる粒剤等でも良い。
キャリアーとしてはベントナイト,クレー,ゼオライ
ト,炭カル等の不活性な固体単体が施用でき、分散剤,
崩壊剤、あるいは固着剤としてはアニオン系やノニオン
系の各種界面活性剤が使用できる。
ト,炭カル等の不活性な固体単体が施用でき、分散剤,
崩壊剤、あるいは固着剤としてはアニオン系やノニオン
系の各種界面活性剤が使用できる。
〈実施例〉 以下に製剤例および試験例を挙げてこの発明をさらに
説明する。なお製剤例中の「部」は重量部を示す。
説明する。なお製剤例中の「部」は重量部を示す。
製剤例1.化合物PおよびSの50%水和剤 化合物Pを90部にホワイトカーボン3部、カオリンク
レー7部を加えジェットミルで微粉砕し、これを55.6部
とカオリンクレー38.4部および分散剤としてソルポール
5039(東邦化学工業(株)製 商品名)4部およびソル
ボール5050(東邦化学工業(株)製 商品名)2部を加
え混合機で良く混合し、化合物Pの50%水和剤を得た。
化合物Sの50%水和剤は、化合物Pに代えて化合物Sを
用いた以外は、上記と同様にして調製した。
レー7部を加えジェットミルで微粉砕し、これを55.6部
とカオリンクレー38.4部および分散剤としてソルポール
5039(東邦化学工業(株)製 商品名)4部およびソル
ボール5050(東邦化学工業(株)製 商品名)2部を加
え混合機で良く混合し、化合物Pの50%水和剤を得た。
化合物Sの50%水和剤は、化合物Pに代えて化合物Sを
用いた以外は、上記と同様にして調製した。
製剤例2.化合物Sの5%粒剤 化合物Sの原体5部にクレー63部とベントナイト30部
を加え良く混合し、アルキルスルホサクシネート2部と
水を注加し、ニーダーで練ったのち、造粒機で造粒し、
送風乾燥して化合物Sの5%粒剤を得た。
を加え良く混合し、アルキルスルホサクシネート2部と
水を注加し、ニーダーで練ったのち、造粒機で造粒し、
送風乾燥して化合物Sの5%粒剤を得た。
製剤例3.化合物Sの35%と化合物Pの15%とからなる水
和剤 化合物Sの原体35部と化合物Pの原体の15部にホワイ
トカーボン1部とカオリンクレー4.5部を加えジェット
ミルで微粉砕し、これにカオリンクレー38.5部および分
散剤としてソルポール5039の4部およびソルポール5050
の2部を混合機で良く混合し、化合物Sの35%と化合物
Pの15%を含有する水和剤を得た。
和剤 化合物Sの原体35部と化合物Pの原体の15部にホワイ
トカーボン1部とカオリンクレー4.5部を加えジェット
ミルで微粉砕し、これにカオリンクレー38.5部および分
散剤としてソルポール5039の4部およびソルポール5050
の2部を混合機で良く混合し、化合物Sの35%と化合物
Pの15%を含有する水和剤を得た。
製剤例4.化合物Sの5%と化合物Pの2%とからなる粒
剤 化合物Sの原体微粉末5部と、化合物Pの原体微粉末
2部にクレー60部、ベントナイト30部、ソルポール5039
の2部、ソルポール5050の1部を良く混合し、水を加え
てニーダーで練ってから造粒機で造粒し、乾燥して、化
合物Sの5%と化合物Pの2%を含有する粒剤を得た。
剤 化合物Sの原体微粉末5部と、化合物Pの原体微粉末
2部にクレー60部、ベントナイト30部、ソルポール5039
の2部、ソルポール5050の1部を良く混合し、水を加え
てニーダーで練ってから造粒機で造粒し、乾燥して、化
合物Sの5%と化合物Pの2%を含有する粒剤を得た。
製剤例5.化合物Pの2%粒剤 化合物Pの原体微粉末2部と、ベントナイト30部、ク
レー65.5部、ソルポール5039の1.5部、ソルポール5050
の1部を良く混合し、水を加えてニーダーで練ってから
造粒機で造粒し、乾燥して、化合物Pの2%を含有する
粒剤を得た。
レー65.5部、ソルポール5039の1.5部、ソルポール5050
の1部を良く混合し、水を加えてニーダーで練ってから
造粒機で造粒し、乾燥して、化合物Pの2%を含有する
粒剤を得た。
試験例1.ハマスゲ土壌処理試験(水和剤) 洪積火山灰土を充填した200cm2の素焼鉢にハマスゲ塊
茎3個を3cmの深度に植え、3日後に土壌面に化合物S
および化合物Pの水和剤の所定量を単用および混用で、
300ml/10a相当量の水に稀釈し、低圧でスプレーガンを
使用して散布した。1ケ月後に観察による調査を行なっ
た結果を第1表に示す。反応の評価基準は下記の通りで
ある。
茎3個を3cmの深度に植え、3日後に土壌面に化合物S
および化合物Pの水和剤の所定量を単用および混用で、
300ml/10a相当量の水に稀釈し、低圧でスプレーガンを
使用して散布した。1ケ月後に観察による調査を行なっ
た結果を第1表に示す。反応の評価基準は下記の通りで
ある。
0:無処理同様あるいは害徴なし 1:10%防除あるいは10%の害徴 2:20%防除あるいは20%の害徴 5:50%防除あるいは50%の害徴 10:完全防除 あるいは完全枯死 試験例2.ヒメクグ生育期処理試験(粒剤) 洪積火山灰土を充填した200cm2の素焼鉢に移植してお
いたヒメクグが草丈20cmを超え、著しく生育,繁殖が旺
盛な時期に化合物Sおよび化合物Pの粒剤を単用および
混用でポット内に散布した。散布1ケ月後および2ケ月
後に観察による調査を行なった結果を第2表に示す。
いたヒメクグが草丈20cmを超え、著しく生育,繁殖が旺
盛な時期に化合物Sおよび化合物Pの粒剤を単用および
混用でポット内に散布した。散布1ケ月後および2ケ月
後に観察による調査を行なった結果を第2表に示す。
試験例3.フィールドテスト ヒメクグおよびハマスゲの多いコウライシバ地を選び
それぞれ1区10m2の散布区を設け、各薬剤の所定量を雑
草の発生直前と生育期(草丈5〜10cm時)に、水和剤は
200/10a相当の水に稀釈し、手押し加圧噴霧器で、粒
剤は手撒で区内に均一に散布した。発生直前処理は3ケ
月後に、生育期処理は2ケ月後に、それぞれ観察による
調査を行なった結果を第3表に示す。
それぞれ1区10m2の散布区を設け、各薬剤の所定量を雑
草の発生直前と生育期(草丈5〜10cm時)に、水和剤は
200/10a相当の水に稀釈し、手押し加圧噴霧器で、粒
剤は手撒で区内に均一に散布した。発生直前処理は3ケ
月後に、生育期処理は2ケ月後に、それぞれ観察による
調査を行なった結果を第3表に示す。
試験区内の雑草の占有率は下記のようであった。
1) 発生前処理 無処理区 ヒメクグ 30〜60% ハマスゲ 20〜50% 2) 生育期処理 各散布区 ヒメクグ 30〜80% ハマスゲ 30〜50% 〈発明の効果〉 上記の試験例からもわかるように、この発明の化合部
Sと化合物Pを活性成分とする除草組成物によれば、そ
れぞれの化合物を単独で使用する場合に比べて、施用量
を大幅に低減することができ、日本芝地におけるヒメク
グやハマスゲといった強害草を発生前から生育期にわた
る広い適用幅で効果的に防除することができる。
Sと化合物Pを活性成分とする除草組成物によれば、そ
れぞれの化合物を単独で使用する場合に比べて、施用量
を大幅に低減することができ、日本芝地におけるヒメク
グやハマスゲといった強害草を発生前から生育期にわた
る広い適用幅で効果的に防除することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大芝 弘 東京都港区虎ノ門1丁目4番2号 保土 谷化学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−76231(JP,A) 特開 昭62−138402(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】除草活性成分として、下記式(1)および
下記式(2)で示される化合物を含有することを特徴と
する除草組成物:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62175506A JP2551592B2 (ja) | 1987-07-14 | 1987-07-14 | 除草組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62175506A JP2551592B2 (ja) | 1987-07-14 | 1987-07-14 | 除草組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6419009A JPS6419009A (en) | 1989-01-23 |
JP2551592B2 true JP2551592B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=15997236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62175506A Expired - Lifetime JP2551592B2 (ja) | 1987-07-14 | 1987-07-14 | 除草組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551592B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2875776B2 (ja) * | 1996-05-09 | 1999-03-31 | 羽田コンクリート工業株式会社 | L形擁壁コーナー部の構築方法 |
JP2008115745A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Toyota Industries Corp | オイルパン |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5076231A (ja) * | 1973-11-14 | 1975-06-21 | ||
JPS62138402A (ja) * | 1985-12-11 | 1987-06-22 | Hodogaya Chem Co Ltd | 除草剤 |
-
1987
- 1987-07-14 JP JP62175506A patent/JP2551592B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6419009A (en) | 1989-01-23 |
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