JP2548427Y2 - 自動車用合成樹脂製燃料タンクの底面基準式液位検出装置 - Google Patents
自動車用合成樹脂製燃料タンクの底面基準式液位検出装置Info
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用合成樹脂製燃
料タンクの底面基準式液位検出装置に関するものであ
る。
料タンクの底面基準式液位検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車用燃料タンクの液位検出装置にお
いて、液面に浮ぶフロートのフロートアームを所定角度
範囲回転可能に支持する本体に基準ロッド(位置設定ア
ーム)を一体的に固着し、該基準ロッドの下部が燃料タ
ンクの底面に当接した状態で本体を燃料タンクにばね支
持させて取付け、ばね力により基準ロッドの下部が燃料
タンク底面を押圧する構造とすることにより、常に基準
ロッド下部が当接している燃料タンク底面を基準とした
液面高さ(液位)の検出を行うようにした底面基準式液
位検出装置が従来より開発され、実開昭60−1934
21号公報にて公開されている。
いて、液面に浮ぶフロートのフロートアームを所定角度
範囲回転可能に支持する本体に基準ロッド(位置設定ア
ーム)を一体的に固着し、該基準ロッドの下部が燃料タ
ンクの底面に当接した状態で本体を燃料タンクにばね支
持させて取付け、ばね力により基準ロッドの下部が燃料
タンク底面を押圧する構造とすることにより、常に基準
ロッド下部が当接している燃料タンク底面を基準とした
液面高さ(液位)の検出を行うようにした底面基準式液
位検出装置が従来より開発され、実開昭60−1934
21号公報にて公開されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】近年自動車用燃料タン
クとして合成樹脂製のものが用いられるようになって来
ており、該合成樹脂製燃料タンクは一般にスチール製の
バンド(通常は2本のバンド)で車体に取付けられるの
が普通である。
クとして合成樹脂製のものが用いられるようになって来
ており、該合成樹脂製燃料タンクは一般にスチール製の
バンド(通常は2本のバンド)で車体に取付けられるの
が普通である。
【0004】このような合成樹脂製燃料タンクは、内部
の燃料等によりタンク底面が経時的に膨出変形するの
で、上記底面基準式液位検出装置を適用した場合基準点
が経時的に変化し、又基準ロッドの下部をばねによりタ
ンク底面に押しつけるその応力によってもタンク底面に
変形が生じ、なかなか安定した液位検出性能が得られな
いという課題がある。
の燃料等によりタンク底面が経時的に膨出変形するの
で、上記底面基準式液位検出装置を適用した場合基準点
が経時的に変化し、又基準ロッドの下部をばねによりタ
ンク底面に押しつけるその応力によってもタンク底面に
変形が生じ、なかなか安定した液位検出性能が得られな
いという課題がある。
【0005】本考案は上記の課題に対処することを主目
的とするものである。
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、合成樹脂製燃
料タンク底面の前記スチール製のバンドでおさえられて
いる部位若しくはその近傍位置に基準ロッドの下部が当
接しばねで押しつけられる構造としたものである。
料タンク底面の前記スチール製のバンドでおさえられて
いる部位若しくはその近傍位置に基準ロッドの下部が当
接しばねで押しつけられる構造としたものである。
【0007】
【作用】上記のように、スチール製の強靭なバンドでお
さえられているタンク底面部位若しくはその近傍位置に
基準ロッド下部が押しつけられる構造としたことによ
り、タンク底面の他の一般部は経時的に変形しても基準
ロッド下部が押しつけられているところは変形しないか
或は変形量は無視し得る程度に小であり、又基準ロッド
の押しつけ力による変形もほとんどなく、長期にわたり
安定した液位検出性能を維持できる。
さえられているタンク底面部位若しくはその近傍位置に
基準ロッド下部が押しつけられる構造としたことによ
り、タンク底面の他の一般部は経時的に変形しても基準
ロッド下部が押しつけられているところは変形しないか
或は変形量は無視し得る程度に小であり、又基準ロッド
の押しつけ力による変形もほとんどなく、長期にわたり
安定した液位検出性能を維持できる。
【0008】
【実施例】以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
【0009】図1,図2において、1は合成樹脂の一体
成形により構成された燃料タンクであり、該燃料タンク
1は2本のバンド2,2によって車体に取付けられる。
バンド2は図4に示すようにスチール材よりなるバンド
本体21の表面をゴム材よりなる外皮22によりカバー
リングした構造に構成される。
成形により構成された燃料タンクであり、該燃料タンク
1は2本のバンド2,2によって車体に取付けられる。
バンド2は図4に示すようにスチール材よりなるバンド
本体21の表面をゴム材よりなる外皮22によりカバー
リングした構造に構成される。
【0010】燃料タンク1は、中央部において上面を下
方に凹まし底面を上方に突出させることによって、内部
が左右の2室に区画され、一方をメイン側1a,他方を
サブ側1bとしている。
方に凹まし底面を上方に突出させることによって、内部
が左右の2室に区画され、一方をメイン側1a,他方を
サブ側1bとしている。
【0011】燃料タンク1の中央部上面の凹所11には
フユエルポンプユニット及び液位検出装置の装着穴11
aが設けられ、燃料タンク1の中央部下面の上方に突出
した凸所12にはフユエルポンプユニット及び液位検出
装置を取付けるための取付ベース3が固着されている。
フユエルポンプユニット及び液位検出装置の装着穴11
aが設けられ、燃料タンク1の中央部下面の上方に突出
した凸所12にはフユエルポンプユニット及び液位検出
装置を取付けるための取付ベース3が固着されている。
【0012】取付ベース3は合成樹脂により構成され、
詳しい図示は省略しているが、複数の上下方向スリット
が形成され、そのスリットに後述する液位検出装置のブ
ラケット及びフユエルポンプユニットのブラケットを圧
入して取付けることができるようになっている。
詳しい図示は省略しているが、複数の上下方向スリット
が形成され、そのスリットに後述する液位検出装置のブ
ラケット及びフユエルポンプユニットのブラケットを圧
入して取付けることができるようになっている。
【0013】4及び4’はメイン及びサブの液位検出装
置であり、メイン側1a及びサブ側1bの液位をそれぞ
れ検出する。
置であり、メイン側1a及びサブ側1bの液位をそれぞ
れ検出する。
【0014】メインの液位検出装置4は、フロート41
と、フロートアーム41aを介して該フロート41を所
定角度範囲内回動可能に支持するケース42と、該ケー
ス42内に収容されフロートアーム41aの回動角に応
じた電気信号(例えば抵抗値変化信号)を発する電気信
号発生器(図示省略)と、基準ロッド43と、上記ケー
ス42を取付支持すると共に基準ロッド43の上端部を
固着したホルダ44とからなり、該ホルダ44にブラケ
ット45をスクリュー等にて固着し、該ブラケット45
を前記取付ベース3のスリットに圧入し図示しないホー
ルドストッパにてロックして取付け、メイン側1aの液
位を検出するものである。上記ホルダ44はばね鋼板或
はばね性を有するステンレス鋼板等の板ばね部材により
構成され、上記のように取付ベース3に取付けた場合、
基準ロッド43の下部が燃料タンク底面に当ることによ
りホルダ44自体が弾性変形し、その弾性変形によって
生じる弾力が基準ロッド43の下部を燃料タンク底面に
押しつける方向に作用するようになっており、これによ
り燃料タンク1の底面に対するフロート41の基準高さ
が設定され、正確な燃料残量を検出できるものである。
と、フロートアーム41aを介して該フロート41を所
定角度範囲内回動可能に支持するケース42と、該ケー
ス42内に収容されフロートアーム41aの回動角に応
じた電気信号(例えば抵抗値変化信号)を発する電気信
号発生器(図示省略)と、基準ロッド43と、上記ケー
ス42を取付支持すると共に基準ロッド43の上端部を
固着したホルダ44とからなり、該ホルダ44にブラケ
ット45をスクリュー等にて固着し、該ブラケット45
を前記取付ベース3のスリットに圧入し図示しないホー
ルドストッパにてロックして取付け、メイン側1aの液
位を検出するものである。上記ホルダ44はばね鋼板或
はばね性を有するステンレス鋼板等の板ばね部材により
構成され、上記のように取付ベース3に取付けた場合、
基準ロッド43の下部が燃料タンク底面に当ることによ
りホルダ44自体が弾性変形し、その弾性変形によって
生じる弾力が基準ロッド43の下部を燃料タンク底面に
押しつける方向に作用するようになっており、これによ
り燃料タンク1の底面に対するフロート41の基準高さ
が設定され、正確な燃料残量を検出できるものである。
【0015】サブの液位検出装置4’も上記メインの液
位検出装置4と全く同じ構造であり、同一の部分は同符
号にダッシュをつけて表わしており、該サブの液位検出
装置4’はサブ側1bの液位を検出するものである。
位検出装置4と全く同じ構造であり、同一の部分は同符
号にダッシュをつけて表わしており、該サブの液位検出
装置4’はサブ側1bの液位を検出するものである。
【0016】上記において、本考案ではメイン及びサブ
の液位検出装置4及び4’の基準ロッド43及び43’
の下部を、図2,図3及び図4に示すように、燃料タン
ク底面のバンド2にておさえられている部位13に当接
する構造としたものである。43aはゴム又は合成樹脂
よりなるクッション材である。
の液位検出装置4及び4’の基準ロッド43及び43’
の下部を、図2,図3及び図4に示すように、燃料タン
ク底面のバンド2にておさえられている部位13に当接
する構造としたものである。43aはゴム又は合成樹脂
よりなるクッション材である。
【0017】前述したように合成樹脂製の燃料タンクに
おいては、燃料の重量等により底面が経時的に下方に膨
出変形し、その部分に基準ロッドが押しつけられている
とその押しつけ力によって更に底面が部分的に変形し、
それに伴ないホルダ44が下方に変位し、フロート41
の基準高さが下方にずれ、安定した液位が検出できなく
なる。
おいては、燃料の重量等により底面が経時的に下方に膨
出変形し、その部分に基準ロッドが押しつけられている
とその押しつけ力によって更に底面が部分的に変形し、
それに伴ないホルダ44が下方に変位し、フロート41
の基準高さが下方にずれ、安定した液位が検出できなく
なる。
【0018】バンド2はゴム材にてカバーリングされた
強靭なスチール材で構成されているので、燃料タンク1
の底面のうちバンド2でおさえられている部位13は、
経時的な膨出変形がなく又基準ロッド43の押しつけ力
による変形もなく、該部位13に基準ロッド43の下部
を弾接させたことにより、フロート41の基準高さのず
れが生じることはなく、長期にわたり安定した液位の検
出を行い得る。
強靭なスチール材で構成されているので、燃料タンク1
の底面のうちバンド2でおさえられている部位13は、
経時的な膨出変形がなく又基準ロッド43の押しつけ力
による変形もなく、該部位13に基準ロッド43の下部
を弾接させたことにより、フロート41の基準高さのず
れが生じることはなく、長期にわたり安定した液位の検
出を行い得る。
【0019】又バンド2でおさえられている部位13の
近傍の底面部は経時的な膨出変形量が極めて小であり基
準ロッド43の押しつけ力による変形も極めて小である
から、上記部位13の近傍の底面に基準ロッド43の下
部が弾接する構造としても良い。
近傍の底面部は経時的な膨出変形量が極めて小であり基
準ロッド43の押しつけ力による変形も極めて小である
から、上記部位13の近傍の底面に基準ロッド43の下
部が弾接する構造としても良い。
【0020】尚図2において、5はフユエルポンプユニ
ットであり、フユエルポンプ51と、移送ポンプ52
と、これらを組付支持したブラケット53と、デリバリ
パイプ等のパイプ類とからなり、該ブラケット53を取
付ベース3に圧入固定して取付けられ、フユエルポンプ
51によりサブ側1bの燃料を内燃機関に供給すると共
に、メイン側1aとサブ側1bとに液位差が生じると移
送ポンプ52が作動して移送パイプ52aよりメイン側
1aの燃料をサブ側1bに移送するものである。
ットであり、フユエルポンプ51と、移送ポンプ52
と、これらを組付支持したブラケット53と、デリバリ
パイプ等のパイプ類とからなり、該ブラケット53を取
付ベース3に圧入固定して取付けられ、フユエルポンプ
51によりサブ側1bの燃料を内燃機関に供給すると共
に、メイン側1aとサブ側1bとに液位差が生じると移
送ポンプ52が作動して移送パイプ52aよりメイン側
1aの燃料をサブ側1bに移送するものである。
【0021】図5は本考案の他の実施例を示しており、
この例では合成樹脂製燃料タンク1の縦壁14に取付ベ
ース3を設け、該取付ベース3にホルダ44を直接取付
固定したものであり、このものにおいてもホルダ44に
固着された基準ロッド43の下部を燃料タンク底面のバ
ンド2によっておさえられている部分13(又はその近
傍)に弾接した構造とすることにより、図1乃至図4の
実施例のものと同様の作用,効果を奏し得るものであ
る。
この例では合成樹脂製燃料タンク1の縦壁14に取付ベ
ース3を設け、該取付ベース3にホルダ44を直接取付
固定したものであり、このものにおいてもホルダ44に
固着された基準ロッド43の下部を燃料タンク底面のバ
ンド2によっておさえられている部分13(又はその近
傍)に弾接した構造とすることにより、図1乃至図4の
実施例のものと同様の作用,効果を奏し得るものであ
る。
【0022】図5において図2と同一の符号は同一の部
分を表わしている。
分を表わしている。
【0023】上記図1乃至図4に示した第1の実施例で
は燃料タンク1内をメイン側1aとサブ側1bとに区画
し、メインとサブの液位検出装置4,4’をメイン側1
aとサブ側1bとにそれぞれ取付けた例を示している
が、燃料タンク1内に1個の液位検出装置を装着したも
のにも本考案は適用可能である。
は燃料タンク1内をメイン側1aとサブ側1bとに区画
し、メインとサブの液位検出装置4,4’をメイン側1
aとサブ側1bとにそれぞれ取付けた例を示している
が、燃料タンク1内に1個の液位検出装置を装着したも
のにも本考案は適用可能である。
【0024】又上記第1の実施例と図5に示す第2の実
施例とは、共にホルダ44をばね鋼板等の板ばね部材で
構成し該ホルダ44自体の弾性復元力を基準ロッド43
の押しつけばね力として利用した例を示しており、この
ようにすれば部品点数が少く、組付け工数を減らすこと
ができるという利点はあるが、本考案は上記以外例えば
フロート41,該フロートの変位に応じた電気信号を発
する電気信号発生器等を組付けると共に基準ロッド43
を固着した箱状のホルダを、燃料タンク内壁部に回動可
能に軸着し、基準ロッドがタンク底面に押しつけられる
方向に上記ホルダを附勢するスプリングを設けた形式等
あらゆる構造の底面基準式液位検出装置に適用できる。
施例とは、共にホルダ44をばね鋼板等の板ばね部材で
構成し該ホルダ44自体の弾性復元力を基準ロッド43
の押しつけばね力として利用した例を示しており、この
ようにすれば部品点数が少く、組付け工数を減らすこと
ができるという利点はあるが、本考案は上記以外例えば
フロート41,該フロートの変位に応じた電気信号を発
する電気信号発生器等を組付けると共に基準ロッド43
を固着した箱状のホルダを、燃料タンク内壁部に回動可
能に軸着し、基準ロッドがタンク底面に押しつけられる
方向に上記ホルダを附勢するスプリングを設けた形式等
あらゆる構造の底面基準式液位検出装置に適用できる。
【0025】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、合成樹脂
製燃料タンクの底面基準式液位検出装置において、該合
成樹脂製燃料タンクを車体に取付けるバンドでおさえら
れたタンク底面部位若しくはその近傍に基準ロッドが弾
接する構造としたことにより、燃料の重量等によるタン
ク底面の経時的膨出変形の影響をほとんど受けることな
く、又該基準ロッドの押しつけ力によるタンク底面の変
形もなく、長期にわたり安定なる液位検出を行うことが
できるもので、実用上多大の効果をもたらし得るもので
ある。
製燃料タンクの底面基準式液位検出装置において、該合
成樹脂製燃料タンクを車体に取付けるバンドでおさえら
れたタンク底面部位若しくはその近傍に基準ロッドが弾
接する構造としたことにより、燃料の重量等によるタン
ク底面の経時的膨出変形の影響をほとんど受けることな
く、又該基準ロッドの押しつけ力によるタンク底面の変
形もなく、長期にわたり安定なる液位検出を行うことが
できるもので、実用上多大の効果をもたらし得るもので
ある。
【図1】本考案を適用する燃料タンクとバンドの一例を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図2】図1の要部断面図で本考案の第1の実施例を示
す。
す。
【図3】図2の要部平面図である。
【図4】図3のX−X断面図である。
【図5】本考案の第2の実施例を示す要部断面図であ
る。
る。
1 燃料タンク 2 バンド 3 取付ベース 4 液位検出装置 13 タンク底面のバンドでおさえられた部位 41 フロート 42 ケース 43 基準ロッド 44 ホルダ 45 ブラケット
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂製燃料タンクであってその底面
をバンドで支持して車体に取付けるものであり、液面の
変化に応じて変位するフロートと、該フロートの変位に
応じた電気信号を発する電気信号発生器と、基準ロッド
と、該フロート及び電気信号発生器を組付支持すると共
に基準ロッドの上部を固着したホルダとからなり、上記
燃料タンク内に装着され且つ基準ロッドの下部を燃料タ
ンク底面に押しつけるばね手段を備えた底面基準式液位
検出装置を持つものにおいて、上記基準ロッドの下部が
押しつけられる燃料タンク底面を、上記バンドでおさえ
られている部位若しくはその近傍位置としたことを特徴
とする自動車用合成樹脂製燃料タンクの底面基準式液位
検出装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991020417U JP2548427Y2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 自動車用合成樹脂製燃料タンクの底面基準式液位検出装置 |
US07/828,205 US5167156A (en) | 1991-03-07 | 1992-01-30 | Level detecting device in a plastic fuel tank |
GB9202104A GB2253488B (en) | 1991-03-07 | 1992-01-31 | Level detecting device in a plastics fuel tank |
DE4206975A DE4206975C2 (de) | 1991-03-07 | 1992-03-05 | Füllstandsanzeigevorrichtung in einem Kunststoff-Kraftstofftank |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991020417U JP2548427Y2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 自動車用合成樹脂製燃料タンクの底面基準式液位検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04109330U JPH04109330U (ja) | 1992-09-22 |
JP2548427Y2 true JP2548427Y2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=12026463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991020417U Expired - Fee Related JP2548427Y2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 自動車用合成樹脂製燃料タンクの底面基準式液位検出装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5167156A (ja) |
JP (1) | JP2548427Y2 (ja) |
DE (1) | DE4206975C2 (ja) |
GB (1) | GB2253488B (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2293013A (en) * | 1994-08-27 | 1996-03-13 | Ford Motor Co | Liquid level sender device |
SE507539C2 (sv) * | 1996-10-29 | 1998-06-15 | Levi Peterson Ind Ab | Spännband |
US6089086A (en) * | 1997-08-26 | 2000-07-18 | Rochester Gauges, Inc. | Liquid level gauge |
DE19829180A1 (de) * | 1998-06-30 | 2000-01-05 | Bosch Gmbh Robert | Füllstandsmeßvorrichtung für einen Kraftstoffbehälter eines Kraftfahrzeugs |
DE10007381A1 (de) * | 2000-02-18 | 2001-08-23 | Bayerische Motoren Werke Ag | Meßsignalaufnehmer, insbesondere Füllstandsgeber für einen Fahrzeugtank |
DE10019666A1 (de) | 2000-04-19 | 2001-10-25 | Mannesmann Vdo Ag | Füllstandssensor |
JP4112971B2 (ja) * | 2002-12-27 | 2008-07-02 | 株式会社日立製作所 | 燃料供給装置 |
JP2004212286A (ja) * | 2003-01-07 | 2004-07-29 | Hitachi Unisia Automotive Ltd | タンク内の液体残量検出装置 |
CN107000585B (zh) * | 2014-11-18 | 2018-06-05 | 八千代工业株式会社 | 燃料箱的车身安装结构 |
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