JP2547766Y2 - 織機における織り段防止装置 - Google Patents
織機における織り段防止装置Info
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- JP2547766Y2 JP2547766Y2 JP1990075544U JP7554490U JP2547766Y2 JP 2547766 Y2 JP2547766 Y2 JP 2547766Y2 JP 1990075544 U JP1990075544 U JP 1990075544U JP 7554490 U JP7554490 U JP 7554490U JP 2547766 Y2 JP2547766 Y2 JP 2547766Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、織機において、始動初期の織り段を防止す
る装置に関する。
る装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、織機においては、経糸切れが発生した際に、経
糸を繋ぐ作業がやり易いように、リードを筬打ち位置で
停止することがある(特開昭58−91850号参照)。
糸を繋ぐ作業がやり易いように、リードを筬打ち位置で
停止することがある(特開昭58−91850号参照)。
ところで、上糸と下糸が対称的に開閉するクランク平
織りの場合には全経糸の1/2が上糸で残りの1/2が下糸に
なっているので、上記停止状態においては、全経糸が開
口位相となる。
織りの場合には全経糸の1/2が上糸で残りの1/2が下糸に
なっているので、上記停止状態においては、全経糸が開
口位相となる。
しかし、例えば1/2綾織りの場合には、上記停止位置
では第6図に示すように、全経糸の2/3の経糸群Y1,Y2
が閉口位相になり、残りの1/3の経糸群Y3が開口位相と
なる。
では第6図に示すように、全経糸の2/3の経糸群Y1,Y2
が閉口位相になり、残りの1/3の経糸群Y3が開口位相と
なる。
尚、第6図中、未説明符号12はバックローラ、13はヘ
ルドフレーム、14はリード、15はブレストビームであ
る。
ルドフレーム、14はリード、15はブレストビームであ
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、上述の1/2綾織りのように、全経糸の
うちの2/3が閉口位相となると共に、1/3が開口位相にな
るように開口装置が停止した場合には、バックローラ12
と織前Xの経糸経路長さが経糸群Y1,Y2よりもY3が長く
なり、停止してから再始動するまでの間に、開口位相に
なっている経糸群Y3が伸びてしまう。
うちの2/3が閉口位相となると共に、1/3が開口位相にな
るように開口装置が停止した場合には、バックローラ12
と織前Xの経糸経路長さが経糸群Y1,Y2よりもY3が長く
なり、停止してから再始動するまでの間に、開口位相に
なっている経糸群Y3が伸びてしまう。
このように全経糸の何割かが伸びた状態となり、全経
糸の伸びが揃わないまま再始動すると、再始動直後の筬
打ちで、緯糸Wは経糸群Y3よりも経糸群Y1,Y2から受け
る張力がはるかに大きくなり、緯入れが経糸群Y3を外側
に押し出そうとする。そのため、伸びた経糸群Y3が第7
図に示すように他の経糸群Y1,Y2よりも飛び出して、織
り段が発生することがある。
糸の伸びが揃わないまま再始動すると、再始動直後の筬
打ちで、緯糸Wは経糸群Y3よりも経糸群Y1,Y2から受け
る張力がはるかに大きくなり、緯入れが経糸群Y3を外側
に押し出そうとする。そのため、伸びた経糸群Y3が第7
図に示すように他の経糸群Y1,Y2よりも飛び出して、織
り段が発生することがある。
尚、第7図中、未説明符号Wは緯糸である。
又、平織りにあっても、布に光沢を持たせる等布の風
合いを変えるべく、上糸と下糸とで張力を変化させて、
高密度部分を入れることがあり、この場合にも全経糸の
伸びが揃わず、上記と同様の問題点が発生する。
合いを変えるべく、上糸と下糸とで張力を変化させて、
高密度部分を入れることがあり、この場合にも全経糸の
伸びが揃わず、上記と同様の問題点が発生する。
尚、従来、特開昭58−91850号公報に示されるよう
に、修復後の再始動時の再始動角に見合った付与張力を
得られるように、織機の再始動角を検出し、この再始動
角に応じて付与張力を変更するようにした織り段防止装
置があるが、このものでは、上糸と下糸が対称的に開閉
するクランク平織りの場合に有効であり、それ以外に綾
織り等には適さない。
に、修復後の再始動時の再始動角に見合った付与張力を
得られるように、織機の再始動角を検出し、この再始動
角に応じて付与張力を変更するようにした織り段防止装
置があるが、このものでは、上糸と下糸が対称的に開閉
するクランク平織りの場合に有効であり、それ以外に綾
織り等には適さない。
又、カムにより各ヘルドフレームを駆動して開閉口運
動を行う装置において、織機停止時に全ヘルドフレーム
をまとめてカムから切離し、全経糸をワープライン上に
揃えるようにした技術も知られているが(特開昭59−36
739号公報)、布種によって織段の生じない適切な張力
があり、そのため経糸に懸かる張力を大きくしたり、小
さくしたりする、即ち、適切な開口位相を揃える必要が
あり、かかる従来技術では、開口位相を自在に設定でき
ない。
動を行う装置において、織機停止時に全ヘルドフレーム
をまとめてカムから切離し、全経糸をワープライン上に
揃えるようにした技術も知られているが(特開昭59−36
739号公報)、布種によって織段の生じない適切な張力
があり、そのため経糸に懸かる張力を大きくしたり、小
さくしたりする、即ち、適切な開口位相を揃える必要が
あり、かかる従来技術では、開口位相を自在に設定でき
ない。
この考案は以上のような従来の問題点に鑑み、織機の
再始動前に、停台中に懸かる張力が弱かった経糸を伸ば
す構成にり、再始動直後の筬打ちで織り段が発生するの
を防止することを目的とする。
再始動前に、停台中に懸かる張力が弱かった経糸を伸ば
す構成にり、再始動直後の筬打ちで織り段が発生するの
を防止することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本考案の織機における織り段防止装置は、
各ヘルドフレーム毎に設けられて各々のヘルドフレーム
を個別に駆動して開閉口運動させる駆動手段と、織機の
停止時に所定のヘルドフレームを選択する手段と、織機
が停止してから再指導されるまでの間に、前記選択手段
により選択されたヘルドフレームを駆動して開閉口運動
させ、経糸に懸かる張力を変化させるべく前記各ヘルド
フレームの開閉口運動を個別に行う駆動手段を制御する
手段と、を備えた構成とする。
各ヘルドフレーム毎に設けられて各々のヘルドフレーム
を個別に駆動して開閉口運動させる駆動手段と、織機の
停止時に所定のヘルドフレームを選択する手段と、織機
が停止してから再指導されるまでの間に、前記選択手段
により選択されたヘルドフレームを駆動して開閉口運動
させ、経糸に懸かる張力を変化させるべく前記各ヘルド
フレームの開閉口運動を個別に行う駆動手段を制御する
手段と、を備えた構成とする。
〈作用〉 上記の構成において、織機の緯入れ運動と開口運動と
筬打ち運動とで製織運転が進行している最中において、
例えば作業者が経糸切れを察知して織機を停止する。そ
して経糸を繋ぐ作業がやり易いように織機をインチング
運転してリードを筬打ち位置に停止すると、例えば、全
経糸のうちの何割りかが閉口位相で残りの経糸が開口位
相となる。
筬打ち運動とで製織運転が進行している最中において、
例えば作業者が経糸切れを察知して織機を停止する。そ
して経糸を繋ぐ作業がやり易いように織機をインチング
運転してリードを筬打ち位置に停止すると、例えば、全
経糸のうちの何割りかが閉口位相で残りの経糸が開口位
相となる。
この停止状態において、作業者は経糸の切れた部分を
繋いで、経糸切れの補修を行う。
繋いで、経糸切れの補修を行う。
そして、上記停台中に懸かる張力が弱いヘルドフレー
ム即ち、上述した閉口位相にある経糸に対応するヘルド
フレームを選択し、この選択したヘルドフレームを上方
或いは下方、若しくは上方と下方の両方に開閉口運動さ
せる。
ム即ち、上述した閉口位相にある経糸に対応するヘルド
フレームを選択し、この選択したヘルドフレームを上方
或いは下方、若しくは上方と下方の両方に開閉口運動さ
せる。
従って、閉口位相にあった経糸に張力が付与され、該
経糸も開口位相にある経糸と同様に伸ばされ、全経糸が
略同じ伸び状態となる。
経糸も開口位相にある経糸と同様に伸ばされ、全経糸が
略同じ伸び状態となる。
或いは、開口位相にあった経糸に懸かる張力を下げる
よう閉口位相にして、他の閉口位相にあるヘルドフレー
ムは略同じ伸び状態となる。
よう閉口位相にして、他の閉口位相にあるヘルドフレー
ムは略同じ伸び状態となる。
かかる構成によると、織機が停止してから再始動する
までの間に、開口位相になっている経糸が伸びてしまっ
ても、これに合わせて閉口位相にある経糸を伸ばして、
全経糸の伸びを揃えるようにしたり、或いは開口位相の
経糸に懸かる張力をさげるよう、閉口位相にして全経糸
の伸びを揃える等、所望の位相に揃えることができるか
ら、再始動した場合に、再始動直後の筬打ちで、開口位
相にあった経糸群が飛び出して、織り段が発生すること
がなく、織布の品質向上が図れる。
までの間に、開口位相になっている経糸が伸びてしまっ
ても、これに合わせて閉口位相にある経糸を伸ばして、
全経糸の伸びを揃えるようにしたり、或いは開口位相の
経糸に懸かる張力をさげるよう、閉口位相にして全経糸
の伸びを揃える等、所望の位相に揃えることができるか
ら、再始動した場合に、再始動直後の筬打ちで、開口位
相にあった経糸群が飛び出して、織り段が発生すること
がなく、織布の品質向上が図れる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る織り段防止装置の実施例を採用
した織機の概略構造を示す図である。
した織機の概略構造を示す図である。
作業者がスタートスイッチ1aを操作すると、制御装置
2が織機の駆動モータ3と経糸送り出し装置のサーボモ
ータ4と織布巻き取り装置用のサーボモータ5とを駆動
制御すると共に、駆動モータ3の出力部に連結した織機
主軸6に設けた織機アングルセンサ23からの主軸角度信
号とイージングローラ12に連結した張力センサ8からの
経糸張力信号とを受信し、この主軸角度信号と制御装置
2内の図示を省略した織成パターン信号発生器からの織
成パターン信号とに基づいて後述する開口装置と筬打ち
装置10と図外の緯入れ装置等を駆動制御し、これによ
り、ワープビーム11から繰り出される全経糸Yがバック
ローラ12,ヘルドフレーム13,リード14を経て、織り前P
に到達し、織機の緯入れ運動と開閉口運動と筬打ち運動
とで織られた織布Cがブレストビーム15を経て、テイク
アップローラ16と2つのプレスローラ17,18とでニップ
されつつクロスローラ19に巻き取られる。
2が織機の駆動モータ3と経糸送り出し装置のサーボモ
ータ4と織布巻き取り装置用のサーボモータ5とを駆動
制御すると共に、駆動モータ3の出力部に連結した織機
主軸6に設けた織機アングルセンサ23からの主軸角度信
号とイージングローラ12に連結した張力センサ8からの
経糸張力信号とを受信し、この主軸角度信号と制御装置
2内の図示を省略した織成パターン信号発生器からの織
成パターン信号とに基づいて後述する開口装置と筬打ち
装置10と図外の緯入れ装置等を駆動制御し、これによ
り、ワープビーム11から繰り出される全経糸Yがバック
ローラ12,ヘルドフレーム13,リード14を経て、織り前P
に到達し、織機の緯入れ運動と開閉口運動と筬打ち運動
とで織られた織布Cがブレストビーム15を経て、テイク
アップローラ16と2つのプレスローラ17,18とでニップ
されつつクロスローラ19に巻き取られる。
ここで、ワープビーム11は経糸送り出し装置のサーボ
モータ4の出力軸に連結され、制御装置2により経糸張
力が一定となるように回転駆動される。
モータ4の出力軸に連結され、制御装置2により経糸張
力が一定となるように回転駆動される。
具体的には張力センサ8が検出した経糸張力を制御装
置2にフィードバックし、制御装置2が経糸張力が一定
となるようにサーボモータ4を回転駆動する。
置2にフィードバックし、制御装置2が経糸張力が一定
となるようにサーボモータ4を回転駆動する。
前記開口装置は、各ヘルドフレーム13を個別に駆動し
て開閉口運動を行う駆動手段9と、予め設定された主軸
角度に対するヘルドフレーム13を個別に駆動して開閉口
運動を行う駆動手段9を制御する手段として、制御装置
2に装備された開口コントローラCと、から構成され
る。
て開閉口運動を行う駆動手段9と、予め設定された主軸
角度に対するヘルドフレーム13を個別に駆動して開閉口
運動を行う駆動手段9を制御する手段として、制御装置
2に装備された開口コントローラCと、から構成され
る。
尚、ここで言う主軸角度に対するヘルドフレーム13の
開口量とは、或るタイミングにおける開口量のことであ
り、ヘルドフレーム13の開口量と開口タイミングとを指
している。
開口量とは、或るタイミングにおける開口量のことであ
り、ヘルドフレーム13の開口量と開口タイミングとを指
している。
ここで、前記各ヘルドフレーム13を個別に駆動して開
閉口運動を行う駆動手段9としては、後述するサーボモ
ータ或いは油圧シリンダ等のアクチュエータが適用され
る。
閉口運動を行う駆動手段9としては、後述するサーボモ
ータ或いは油圧シリンダ等のアクチュエータが適用され
る。
前記開口コントローラCには、織機の運転振動と織機
アングルセンサ23から出力される織機主軸角度信号とが
入力され、これらの信号に基づいて予め設定された主軸
角度に対する開口量となるように各ヘルドフレーム13を
個別に駆動して開閉口運動を行う駆動手段9の駆動を制
御し、該ヘルドフレーム13を開口運動するようになって
いる。
アングルセンサ23から出力される織機主軸角度信号とが
入力され、これらの信号に基づいて予め設定された主軸
角度に対する開口量となるように各ヘルドフレーム13を
個別に駆動して開閉口運動を行う駆動手段9の駆動を制
御し、該ヘルドフレーム13を開口運動するようになって
いる。
例えば、1/2綾織りの場合には、全経糸Yが3等分の
経糸群Y1,Y2,Y3に区分されることから、ヘルドフレー
ム13もこの3つの経糸群Y1,Y2,Y3に対応する3つのヘ
ルドフレーム群13a,13b,13cに区分されており、各ヘル
ドフレーム群13a,13b,13cが第5図に示すように所定の
開閉口位相で運動する。
経糸群Y1,Y2,Y3に区分されることから、ヘルドフレー
ム13もこの3つの経糸群Y1,Y2,Y3に対応する3つのヘ
ルドフレーム群13a,13b,13cに区分されており、各ヘル
ドフレーム群13a,13b,13cが第5図に示すように所定の
開閉口位相で運動する。
ここで、織機の停止時に懸かる張力が弱い或いは強い
経糸に対応するヘルドフレーム13を選択する手段と、織
機が停止してから再始動されるまでの間に、前記選択手
段により選択されたヘルドフレーム13を開口運動させて
経糸に懸かる張力を大きく或いは小さくするべく前記各
ヘルドフレーム13を個別に駆動して開閉口運動を行う駆
動手段を制御する手段と、が制御装置2にソフトウェア
的に備えられている。
経糸に対応するヘルドフレーム13を選択する手段と、織
機が停止してから再始動されるまでの間に、前記選択手
段により選択されたヘルドフレーム13を開口運動させて
経糸に懸かる張力を大きく或いは小さくするべく前記各
ヘルドフレーム13を個別に駆動して開閉口運動を行う駆
動手段を制御する手段と、が制御装置2にソフトウェア
的に備えられている。
上記張力が弱い経糸に対応するヘルドフレーム13を選
択する手段としては、制御装置2に予めプログラムされ
た開口パターンテーブル及び緯入れの停止ピック数ポイ
ンタより選択する構成が採用される。
択する手段としては、制御装置2に予めプログラムされ
た開口パターンテーブル及び緯入れの停止ピック数ポイ
ンタより選択する構成が採用される。
又、織機の通常運転時の開口コントローラCによる制
御と停止時の開口運動制御とを切り換える切換手段Kが
設けられており、制御装置2はこの切換手段Kから出力
される切換信号に基づいて、開口コントローラCによる
通常運転時の各ヘルドフレーム13を個別に駆動して開閉
口運動を行う駆動手段9の駆動制御と停止時の該手段9
の駆動制御とを選択的に実行させる。
御と停止時の開口運動制御とを切り換える切換手段Kが
設けられており、制御装置2はこの切換手段Kから出力
される切換信号に基づいて、開口コントローラCによる
通常運転時の各ヘルドフレーム13を個別に駆動して開閉
口運動を行う駆動手段9の駆動制御と停止時の該手段9
の駆動制御とを選択的に実行させる。
次に、上記各ヘルドフレーム13を個別に駆動して開閉
口運動を行う駆動手段9としてのアクチュエータとし
て、サーボモータ及び油圧シリンダを具体的に適用した
開口装置の構成を説明する。
口運動を行う駆動手段9としてのアクチュエータとし
て、サーボモータ及び油圧シリンダを具体的に適用した
開口装置の構成を説明する。
第2図はサーボモータを使用した開口装置の構造を示
すものである。
すものである。
即ち、図において、ヘルドフレーム37の下端部には夫
々連結部材38が固定取付されており、該連結部材38の側
面に上下方向にラック39が形成されている。このラック
39にはサーボモータ40の出力軸先端に取り付けられたピ
ニオン41が噛み合わされており、サーボモータ40の回転
によりピニオン41が回転することで、連結部材38を介し
てヘルドフレーム37が上下動するようになっている。
々連結部材38が固定取付されており、該連結部材38の側
面に上下方向にラック39が形成されている。このラック
39にはサーボモータ40の出力軸先端に取り付けられたピ
ニオン41が噛み合わされており、サーボモータ40の回転
によりピニオン41が回転することで、連結部材38を介し
てヘルドフレーム37が上下動するようになっている。
尚、サーボモータ40にはロータリーエンコーダ42が付
設され、モータ40の位置現在値を知らすべくパルス信号
が出力されるようになっている。
設され、モータ40の位置現在値を知らすべくパルス信号
が出力されるようになっている。
第3図は上記サーボモータ40の駆動制御回路を示すも
のである。
のである。
即ち、図において、開口コントローラCは、織機主軸
角度に対応して予め記憶したモータ速度線図に基づき、
織機アングルセンサ23により検出された織機主軸角度に
対応するモータ速度・加減速レート指令をモータ速度・
加速度設定器44に出力する。
角度に対応して予め記憶したモータ速度線図に基づき、
織機アングルセンサ23により検出された織機主軸角度に
対応するモータ速度・加減速レート指令をモータ速度・
加速度設定器44に出力する。
又、開口コントローラCは、織機主軸角度に対応する
モータ位置指令値を演算し、これをモータ位置指令値レ
ジスタ45にセットする。一方、上述したロータリーエン
コーダ42から出力されるパルス信号(モータ位置現在
値)がパルス倍率設定器46を介して位置現在値レジスタ
47に送られ、ここでカウントされてモータ位置現在値が
示される。
モータ位置指令値を演算し、これをモータ位置指令値レ
ジスタ45にセットする。一方、上述したロータリーエン
コーダ42から出力されるパルス信号(モータ位置現在
値)がパルス倍率設定器46を介して位置現在値レジスタ
47に送られ、ここでカウントされてモータ位置現在値が
示される。
前記位置指令値レジスタ45及び位置現在値レジスタ47
の各値は減算器48に入力され、その差がモータ速度・加
速度設定器44に入力される。
の各値は減算器48に入力され、その差がモータ速度・加
速度設定器44に入力される。
モータ速度・加速度設定器44は、モータ速度・加減速
レート指令に基づき、モータ位置指令値と位置現在値と
の差を考慮して、モータ速度・加速度を設定する。一
方、速度計算器49は、ロータリーエンコーダ42からのパ
ルス信号に基づいてモータ速度を計算している。
レート指令に基づき、モータ位置指令値と位置現在値と
の差を考慮して、モータ速度・加速度を設定する。一
方、速度計算器49は、ロータリーエンコーダ42からのパ
ルス信号に基づいてモータ速度を計算している。
モータ速度・加速度設定器44からの設定値と速度計算
器49による実際値とは減算器50に入力され、その差が電
流値設定器51に入力される。
器49による実際値とは減算器50に入力され、その差が電
流値設定器51に入力される。
電流値設定器51は、その差に基づいて電流値を設定す
る。一方、電流検出器52は、モータ40に流れる電流値を
検出している。
る。一方、電流検出器52は、モータ40に流れる電流値を
検出している。
電流値設定器51からの設定電流値と電流検出器52から
の検出電流値とは減算器53に入力され、その差が電流値
制御器54に入力される。
の検出電流値とは減算器53に入力され、その差が電流値
制御器54に入力される。
電流値制御器54は、その差に基づいて制御電流値を決
定し、パワー段55を介してモータ40に印加する。
定し、パワー段55を介してモータ40に印加する。
このようにして、ロータリーエンコーダ42によりモー
タ位置現在値をフィードバックしつつ、モータ位置を制
御して、ヘルドフレーム37の開口位置を制御する。
タ位置現在値をフィードバックしつつ、モータ位置を制
御して、ヘルドフレーム37の開口位置を制御する。
第4図は油圧シリンダを使用した開口装置の構造を示
すものである。
すものである。
即ち、図において、油圧シリンダ56の作動ロッド56a
はターンバックル57を介してロッドエンド58に接続さ
れ、これらロッドエンド58にはピン59を介してヘルドフ
レームブラケット60が回転自在に連結されている。これ
らヘルドフレームブラケット60にはヘルドフレーム37の
下端部が夫々ボルト締めされている。
はターンバックル57を介してロッドエンド58に接続さ
れ、これらロッドエンド58にはピン59を介してヘルドフ
レームブラケット60が回転自在に連結されている。これ
らヘルドフレームブラケット60にはヘルドフレーム37の
下端部が夫々ボルト締めされている。
油圧シリンダ56には、図示しないオイル供給源からの
オイル供給管61が接続されており、該オイル供給管61に
はオイルポンプ62と圧力制御バルブ63とが上流側から下
流側に順に介装されている。
オイル供給管61が接続されており、該オイル供給管61に
はオイルポンプ62と圧力制御バルブ63とが上流側から下
流側に順に介装されている。
上記圧力制御バルブ63は、上記の開口コントローラC
からの信号が入力される油圧ドライバ64により駆動制御
され、これにより、油圧シリンダ56の作動ロッド56aの
上下位置が制御されてヘルドフレーム37の開口位置が制
御される。
からの信号が入力される油圧ドライバ64により駆動制御
され、これにより、油圧シリンダ56の作動ロッド56aの
上下位置が制御されてヘルドフレーム37の開口位置が制
御される。
次に、かかる構成の作用について説明する。
織機の通常運転時には、切換手段により開口コントロ
ーラCによる制御に切り換えられる。
ーラCによる制御に切り換えられる。
この開口コントローラCには、織機の運転信号と織機
アングルセンサ23から出力される織機主軸角度信号とが
入力され、織機主軸角度と開口量とに対応して予め記憶
されたサーボモータ40或いは油圧シリンダ56の駆動制御
テーブルに基づいてサーボモータ40或いは油圧シリンダ
56の駆動制御を実行する。
アングルセンサ23から出力される織機主軸角度信号とが
入力され、織機主軸角度と開口量とに対応して予め記憶
されたサーボモータ40或いは油圧シリンダ56の駆動制御
テーブルに基づいてサーボモータ40或いは油圧シリンダ
56の駆動制御を実行する。
次に、織機の緯入れ運動と開口運動と筬打ち運動とで
1/2綾織りにて製織運転が進行している最中において、
例えば作業者が経糸切れを察知して停止ボタンを操作し
て織機を停止する。そして経糸を繋ぐ作業がやり易いよ
うに織機をインチング運転してリードを筬打ち位置に停
止すると開口装置は全経糸のうちの何割りかが開口位相
で残りの経糸が開口位相となって停止する。
1/2綾織りにて製織運転が進行している最中において、
例えば作業者が経糸切れを察知して停止ボタンを操作し
て織機を停止する。そして経糸を繋ぐ作業がやり易いよ
うに織機をインチング運転してリードを筬打ち位置に停
止すると開口装置は全経糸のうちの何割りかが開口位相
で残りの経糸が開口位相となって停止する。
ここで、経糸に懸かる張力を大きくする場合について
説明すると、例えば開口装置が第5図の時期t1で停止し
たと仮定すると、同図から明らかなように、経糸群Y1,
Y2が閉口位相で経糸群Y3が下開口位相となる。この停止
状態において、作業者は経糸の切れた部分を繋いで、経
糸切れの補修を行う。
説明すると、例えば開口装置が第5図の時期t1で停止し
たと仮定すると、同図から明らかなように、経糸群Y1,
Y2が閉口位相で経糸群Y3が下開口位相となる。この停止
状態において、作業者は経糸の切れた部分を繋いで、経
糸切れの補修を行う。
そして、上記経糸切れの補修が完了したところで、次
いで、切換手段Kにより、制御装置2を停止時用の開口
運動制御に切り換え、レディススイッチ1bを操作する。
いで、切換手段Kにより、制御装置2を停止時用の開口
運動制御に切り換え、レディススイッチ1bを操作する。
すると、制御装置2は、上記停台中に懸かる張力が弱
いヘルドフレーム即ち、上述した閉口位相にある経糸群
Y1,Y2に対応するヘルドフレーム群を制御装置2にプロ
グラムされた開口パターンテーブル及び緯入れの停止ピ
ック数ポインタより選択し、この選択したヘルドフレー
ム群を駆動するサーボモータ40或いは油圧シリンダ56を
作動して、該ヘルドフレーム群を上方或いは下方、若し
くは上方と下方の両方に開口運動させる。
いヘルドフレーム即ち、上述した閉口位相にある経糸群
Y1,Y2に対応するヘルドフレーム群を制御装置2にプロ
グラムされた開口パターンテーブル及び緯入れの停止ピ
ック数ポインタより選択し、この選択したヘルドフレー
ム群を駆動するサーボモータ40或いは油圧シリンダ56を
作動して、該ヘルドフレーム群を上方或いは下方、若し
くは上方と下方の両方に開口運動させる。
従って、閉口位相にある経糸群Y1,Y2に張力が付与さ
れ、該経糸群Y1,Y2も開口位相にある経糸群Y3と同様に
伸ばされ、全経糸が略同じ伸び状態となる。
れ、該経糸群Y1,Y2も開口位相にある経糸群Y3と同様に
伸ばされ、全経糸が略同じ伸び状態となる。
この場合、再始動迄の時間が短く設定してある場合に
は、経糸を開口状態にする時間が短いため、通常のヘル
ドフレーム作動量よりも何%か余分のヘルドフレーム作
動量に設定するのが好ましい。
は、経糸を開口状態にする時間が短いため、通常のヘル
ドフレーム作動量よりも何%か余分のヘルドフレーム作
動量に設定するのが好ましい。
勿論、停台中に懸かる張力がそれ程弱くない経糸に対
してはヘルドフレーム作動量を余分に設定する必要はな
い。
してはヘルドフレーム作動量を余分に設定する必要はな
い。
この後、開口装置が再び駆動して、例えば前述と同様
に経糸群Y1,Y2が閉口位相で、経糸群Y3が開口位相とな
るようにする。
に経糸群Y1,Y2が閉口位相で、経糸群Y3が開口位相とな
るようにする。
そして、スタートスイッチ1aの操作により、制御装置
2がサーボモータ4を駆動して、経糸張力が正常な経糸
張力となった後、通常の製織運転が再開される。
2がサーボモータ4を駆動して、経糸張力が正常な経糸
張力となった後、通常の製織運転が再開される。
これにより、停止から再始動までの1サイクルが終了
する。
する。
かかる構成によると、織機が停止してから再始動する
までの間に、開口位相になっている経糸群Y3が伸びてし
まっても、これに合わせて閉口位相にある経糸群Y1,Y2
を伸ばして、全経糸の伸びを揃えるようにしたから、再
始動した場合に、再始動直後の筬打ちで、開口位相にあ
った経糸群が飛び出して、織り段が発生することがな
い。
までの間に、開口位相になっている経糸群Y3が伸びてし
まっても、これに合わせて閉口位相にある経糸群Y1,Y2
を伸ばして、全経糸の伸びを揃えるようにしたから、再
始動した場合に、再始動直後の筬打ちで、開口位相にあ
った経糸群が飛び出して、織り段が発生することがな
い。
尚、経糸に懸かる張力を小さくする場合には、織機停
止時に開口位相にある経糸群Y3を閉口位相にして、経糸
群Y1,Y2と同位相にすれば良い。
止時に開口位相にある経糸群Y3を閉口位相にして、経糸
群Y1,Y2と同位相にすれば良い。
上記の実施例は本考案の構造的制約を示すものではな
く、要は各ヘルドフレームを個別に駆動して開閉口運動
を行う駆動手段と、織機の停止時に懸かる張力が弱い或
いは強い経糸に対応するヘルドフレームを選択する手段
と、織機が停止してから再始動されるまでの間に、前記
選択手段により選択されたヘルドフレームを開閉口運動
させて経糸に懸かる張力を変化させるべく前記各ヘルド
フレームの開閉口運動を個別に行う手段を制御する手段
と、を備えた構成とすれば良い。
く、要は各ヘルドフレームを個別に駆動して開閉口運動
を行う駆動手段と、織機の停止時に懸かる張力が弱い或
いは強い経糸に対応するヘルドフレームを選択する手段
と、織機が停止してから再始動されるまでの間に、前記
選択手段により選択されたヘルドフレームを開閉口運動
させて経糸に懸かる張力を変化させるべく前記各ヘルド
フレームの開閉口運動を個別に行う手段を制御する手段
と、を備えた構成とすれば良い。
例えば、本実施例においては、各ヘルドフレーム13毎
に設けられて織機の再始動前の各ヘルドフレーム13の開
閉口運動を個別に行う駆動手段と、通常の織機運転時に
ヘルドフレーム13の開閉口運動を行う手段とを共通化す
るようにしたが、これらの両手段を別々に設けるように
しても良い。
に設けられて織機の再始動前の各ヘルドフレーム13の開
閉口運動を個別に行う駆動手段と、通常の織機運転時に
ヘルドフレーム13の開閉口運動を行う手段とを共通化す
るようにしたが、これらの両手段を別々に設けるように
しても良い。
又、各ヘルドフレーム13を個別に駆動して開閉口運動
を行う駆動手段9として、実施例に示したサーボモータ
20や油圧シリンダ36の他に、リニアモータや油圧モータ
等のアクチュエータを適用しても良い。
を行う駆動手段9として、実施例に示したサーボモータ
20や油圧シリンダ36の他に、リニアモータや油圧モータ
等のアクチュエータを適用しても良い。
更に、本実施例においては、1/2綾織りを例にとって
説明したが、その他の綾織りにも効果的であるし、平織
りにあっても、布に光沢を持たせる等布の風合いを変え
るべく、上糸と下糸とで張力を変化させるようにしたも
のにも効果的である。
説明したが、その他の綾織りにも効果的であるし、平織
りにあっても、布に光沢を持たせる等布の風合いを変え
るべく、上糸と下糸とで張力を変化させるようにしたも
のにも効果的である。
又、ジャガード織りにも適用することができる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、各ヘルドフレ
ーム毎に駆動手段を設けるようにしたから、織機の停止
時に所定のヘルドフレームを選択し、織機が停止してか
ら再始動されるまでの間に、選択されたヘルドフレーム
を開閉口運動させて経糸に懸かる張力を変化させること
ができ、全経糸の伸びを揃えることが可能となり、始動
初期において、経糸の伸び率の違いによる織り段の発生
を確実に抑えることができ、特に、布種に応じて、例え
ば開口位相で揃えたり、或いは閉口位相で揃えたりする
等、所望の位相に自在に揃えることができるので、織布
の品質向上を図ることができる実用的効果大なるもので
ある。
ーム毎に駆動手段を設けるようにしたから、織機の停止
時に所定のヘルドフレームを選択し、織機が停止してか
ら再始動されるまでの間に、選択されたヘルドフレーム
を開閉口運動させて経糸に懸かる張力を変化させること
ができ、全経糸の伸びを揃えることが可能となり、始動
初期において、経糸の伸び率の違いによる織り段の発生
を確実に抑えることができ、特に、布種に応じて、例え
ば開口位相で揃えたり、或いは閉口位相で揃えたりする
等、所望の位相に自在に揃えることができるので、織布
の品質向上を図ることができる実用的効果大なるもので
ある。
第1図は本考案に係る織機の開口装置の一実施例の概略
構成図、第2図は同上実施例における開閉口の駆動手段
としてサーボモータを使用した実施例の具体的構成を示
す正面図、第3図は同上のサーボモータの駆動制御回路
図、第4図は開閉口を行う駆動手段として油圧シリンダ
を使用した実施例の具体的構成を示す正面図、第5図は
同上実施例のヘルドフレームの開口曲線図、第6図は従
来の織機の要部を示す構成図、第7図は同上従来例の作
用説明図である。 2……制御装置、9……各ヘルドフレームを個別に駆動
して開閉口運動を行う駆動手段、13……ヘルドフレー
ム、13a,13b,13c……ヘルドフレーム群、23……織機ア
ングルセンサ、40……サーボモータ(駆動手段)、56…
…油圧シリンダ(駆動手段)、Y1,Y2,Y3……経糸群
構成図、第2図は同上実施例における開閉口の駆動手段
としてサーボモータを使用した実施例の具体的構成を示
す正面図、第3図は同上のサーボモータの駆動制御回路
図、第4図は開閉口を行う駆動手段として油圧シリンダ
を使用した実施例の具体的構成を示す正面図、第5図は
同上実施例のヘルドフレームの開口曲線図、第6図は従
来の織機の要部を示す構成図、第7図は同上従来例の作
用説明図である。 2……制御装置、9……各ヘルドフレームを個別に駆動
して開閉口運動を行う駆動手段、13……ヘルドフレー
ム、13a,13b,13c……ヘルドフレーム群、23……織機ア
ングルセンサ、40……サーボモータ(駆動手段)、56…
…油圧シリンダ(駆動手段)、Y1,Y2,Y3……経糸群
Claims (1)
- 【請求項1】各ヘルドフレーム(13)毎に設けられて各
々のヘルドフレーム(13)を個別に駆動して開閉口運動
させる駆動手段(9)と、織機の停止時に所定のヘルド
フレーム(13)を選択する手段(2)と、織機が停止し
てから再始動されるまでの間に、前記選択手段により選
択されたヘルドフレーム(13)を駆動して開閉口運動さ
せ、経糸に懸かる張力を変化させるべく前記各ヘルドフ
レーム(13)の開閉口運動を個別に行う駆動手段を制御
する手段(2)と、を備えたことを特徴とする織機にお
ける織り段防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990075544U JP2547766Y2 (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 織機における織り段防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990075544U JP2547766Y2 (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 織機における織り段防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0433676U JPH0433676U (ja) | 1992-03-19 |
JP2547766Y2 true JP2547766Y2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=31616212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990075544U Expired - Lifetime JP2547766Y2 (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 織機における織り段防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547766Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03193952A (ja) * | 1989-12-18 | 1991-08-23 | Nissan Motor Co Ltd | 織機における織り段防止装置 |
-
1990
- 1990-07-18 JP JP1990075544U patent/JP2547766Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0433676U (ja) | 1992-03-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |