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JP2547237B2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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Publication number
JP2547237B2
JP2547237B2 JP63072652A JP7265288A JP2547237B2 JP 2547237 B2 JP2547237 B2 JP 2547237B2 JP 63072652 A JP63072652 A JP 63072652A JP 7265288 A JP7265288 A JP 7265288A JP 2547237 B2 JP2547237 B2 JP 2547237B2
Authority
JP
Japan
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retaining ring
connecting pipe
joint body
joint
protrusion
Prior art date
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JP63072652A
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English (en)
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JPH01247889A (ja
Inventor
敏行 石保
重幸 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
JFE Pipe Fitting Mfg Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Nippon Kokan Pipe Fitting Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd, Nippon Kokan Pipe Fitting Mfg Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH01247889A publication Critical patent/JPH01247889A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水道管,ガス管等の配管に使用される管継手
に関する。
(従来の技術) 水道管などの配管に使用される管継手として,近時,
接続すべき管を挿入するだけで,該接続管を固定し得る
差し込み式の管継手が開発されている。このような差し
込み式の管継手は,接続管の端部を容易に挿入すること
ができると共に,挿入された接続管の端部が容易に抜け
ないことが必要である。このため,差し込み式の管継手
では,通常,実開昭51−72814号公報,実開昭51−15212
0号公報等に開示されているように,筒状の継手本体内
に接続管を固定するための割りリングが設けられてい
る。該割りリングは,周方向の一部にて分割されてお
り,縮径及び拡径が可能である。該割りリングは,接続
管の端部に外嵌されていない状態では,接続管よりも若
干小径となっており,接続管が継手本体内に挿入された
際に,該接続管が割りリング内に挿入される。該割りリ
ングは接続管が挿入されることにより拡径し,接続管外
周面に外嵌される。接続管が継手本体内から抜けようと
する場合には、割りリングは継手本体内周面におけるテ
ーパ部に当接して,縮径され,接続管に係止される。
(発明が解決しようとする課題) 従来の管継手では,割りリングが継手本体内周面のテ
ーパ部に当接して縮径されると,該割りリングの分割部
における対向面同士が当接する。このため,該割りリン
グにおける分割部の対向面同士の間隙を大きくしなけれ
ば,該割りリングと接続管外周面との係止力は十分でな
く,接続管が割りリングから抜けるおそれがある。この
ため,割りリングにおける分割部に対向面同士の間隙
は,比較的大きくされるが,その間隙が大きすぎれば,
割りリングは接続管に強く係止され,接続管が破損する
おそれがある。特に,割りリングの分割部では,対向す
る各面にて角部が形成されるため,各角部が接続管外周
面に深く喰い込み,接続管を破損するおそれが大きい。
このため,割りリングにおける各対向面を,該割りリ
ング内に挿入される接続管の軸方向に対して傾斜したテ
ーパ状にしておき,割りリングが縮径された場合に,そ
の各対向面が当接して摺動する構成とすることも考えら
れる。しかし,この場合には,接続管が継手本体から抜
ける方向へ力が作用し続けると,その各対向面同士が摺
動し続け接続管外周面に過大な力が加わって,該接続管
を破損するおそれがある。
本発明は,上記従来の問題を解決するものであり,そ
の目的は,継手本体内に配設された抜け止めリング内に
接続管を比較的小さな力で挿入することができ,しかも
接続管の抜け止めが効果が大きく,さらには抜け止めリ
ングにより接続管が破損されるおそれのない管継手を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の管継手は,一端の開口部からの接続管の端部
が挿入される筒状であって,その内周側部分には,該開
口部側になるに連て徐々に縮径したテーパ部を有する凹
溝が設けられた継手本体と,該継手本体の凹溝内に配設
されており,相互に平行な対向面を有するように周方向
の一部にて分割された円環状であって,該継手本体内に
挿入される接続管に外嵌し得る抜け止めリングと,を具
備し,該抜け止めリングの各対向面は,相互に当接した
場合に摺動し得るように,該抜け止めリング内に挿入さ
れる接続管の軸方向に対して傾斜しており,一方の対向
面には突部が配設され,他方の対向面には,該突部が嵌
入し得る凹部が,該突部の対向位置より該突部を有する
対向面の摺動方向に所定長離隔して設けられてなり,そ
のことにより上記目的が達成される。
(実施例) 以下に本発明を実施例について説明する。
本発明の管継手は,第1図に示すように,接続管40の
端部に外嵌される筒状の継手本体10と,該継手本体10内
に配設されたシール材20と,同じく継手本体10内に配設
された抜け止めリング31とを有する。
本発明の管継手1における継手本体10は,一端部に,
接続管40が挿入される開口部11を有し,該開口部11の近
傍部内周面には,環状のシール材用凹溝12が設けられて
いる。該シール材用凹溝12は,開口部11側が深く,内奥
側が浅い構造となっており、階シール材用凹溝12内に
は,例えばゴム製のシール材20が嵌入されて固定されて
いる。該シール材20は,継手本体10内に挿入される接続
管40の端部外周面に密着し,該接続管40外周面と継手本
体10内周面とを液密にシールする。
継手本体10における該シール材用凹溝12よりも継手本
体10の軸方向内奥側の内周面には,抜け止めリング用凹
溝13が設けられている。該抜け止めリング用凹溝13内に
は,抜け止めリング31が嵌入されている。
該抜け止めリング31は,例えば鋼等により周方向の一
部にて分割された環状に形成されており,その分割部に
おいて,相互に平行な対向面31cおよび31dが形成されて
いる。該抜け止めリング31は,断面略円形状をしてお
り,継手本体10内に挿入される接続管40の外径より若干
小径であり,該抜け止めリング31内に接続管40が挿入さ
れると,該抜け止めリング31が拡径して,該接続管40外
周面に密着される。
該抜け止めリング31における継手本体10の内奥側の内
周側部分には,階段状に切欠された係止部31aが全周に
わたって形成されている。係止部31aは,例えば,接続
管40外周面とは平行な2面を有するように切欠されてい
て、3つの角部が形成されている。
各対向面31cおよび31dは,環状の抜け止めリング31内
に挿入される接続管40の軸方向に対して傾斜したテーパ
状になっており,抜け止めリング31が縮径して両対向面
が相互に当接した場合には,相互に摺動し得る。一方の
対向面31cには,他方の対向面31aに向って突出した突部
31eが設けられている。該突部31eは,第2図に示すよう
に,該対向面31cから直方体状に突出している。他方の
対向面31dには,直方体状の突部31eが嵌合し得る直方体
状の凹部31fが設けられている。
本実施例では,突部31eが設けられた対向面31cは,他
方の対向面31dにその突部31eが当接した場合に,該対向
面31dに沿って,継手本体10の開口部11側へ摺動するよ
うに,各対向面31cおよび31dは傾斜している。そして,
対向面31dに設けられた凹部31eは,抜け止めリング31が
縮径しない状態で突部31eが対向する位置から該突部31e
が設けられた対向面31cの摺動方向に,所定長離隔して
設けられている。
該抜け止めリング31における継手本体10の内奥側の内
周側部分には,階段状に切欠された係止部31aが全周に
わたって形成されている。該係止部31aは,例えば,接
続管40外周面とは平行な2面を有するように切欠されて
いて,3つの角部が形成されている。
抜け止めリング31が嵌入された抜け止めリング用凹溝
13は,継手本体10の内奥側部分に,抜け止めリング31よ
り若干大きい空間部を有する。抜け止めリング用凹溝13
における継手本体10内奥側の側面13bは,継手本体10の
軸心に対して略直交状態となっている。抜け止めリング
用凹溝13の底面13aは,継手本体10の開口部11側に,該
開口部11側になるに連れて徐々に縮径したテーパ部を有
する。
このように,管継手1は,継手本体10の抜け止めリン
グ用凹溝13内に,抜け止めリング31が嵌入されており,
かつシール材用凹溝12内にシール材20が嵌入されて固定
されている。そして,該継手本体10の開口部11から接続
管40が挿入されると,該接続管40の先端部は,抜け止め
リング31内に挿入される。接続管40に挿入された抜け止
めリング31は,拡径状態となって接続管40外周面に密着
される。接続管40がさらに継手本体10内に挿入される
と,抜け止めリング31は,接続管40と一体的に平行移動
し,抜け止めリング用凹溝13の継手本体10内奥側側面13
bに当接する。このような状態で,接続管40はさらに継
手本体10の内奥側へ挿入されるが,このとき,抜け止め
リング用凹溝13の該側面13bは,継手本体10の軸心に略
直交する状態となっているため,該側面13bからは継手
本体10の軸方向への力が抜け止めリング13に作用し,抜
け止めリング13は該側面13bに当接した状態で停止す
る。接続管40は,継手本体10内に所定の長さまで挿入さ
れる。
このような状態で,管継手1および接続管40内に,例
えば上水が,継手本体10の内奥部側から通流される。こ
れにより,接続管40には,継手本体10から抜けようとす
る方向に力が加わり,接続管40は,継手本体10から抜け
る方向へ移動する。この移動に伴い,継手本体10内の接
続管40に外嵌された抜け止めリング31は,該接続管40と
一体的に平行移動する。そして,抜け止めリング31が,
第3図に示すように,抜け止めリング用凹溝13の底面13
aにおけるテーパ部に当接する。
このような状態で,接続管40がさらに継手本体10から
抜ける方向へ移動すると,抜け止めリング31には,第3
図に示すように,抜け止めリング用凹溝13のテーパ部か
らの反力が加わり,該テーパ部に沿った力および抜け止
めリング31を縮径しようとする力が加わる。これによ
り,抜け止めリング31は,第3図に矢印Aで示す方向へ
のねじれ力によりねじられると共に,縮径する。
抜け止めリング31が縮径されると,第4図に示すよう
に,該抜け止めリング31における一方の対向面31cに設
けられた突部31eが他方の対向面31dに当接する。このよ
うな状態でさらに,接続管40が継手本体10から抜ける方
向へ移動して,抜け止めリング31に抜け止めリング用凹
溝13のテーパ部からの反力が加わると,該抜け止めリン
グ31はさらに縮径して,その対向面31cの突吹31eが他方
の対向面31d上を摺動し,該対向面31dの凹部31f内に嵌
合される。これにより,抜け止めリング31の,各対向面
31cおよび31d同士が当接し,抜け止めリング31は,それ
以上縮径されない。
このとき,抜け止めリング31にはねじれ力が作用し,
該抜け止めリング31は一層ねじられる。そして,該抜け
止めリング31の係止部31aが,第5図に示すように,接
続管40外周面に喰い込んで係止される。これにより接続
管40は継手本体10から抜けようとする方向への移動が停
止される。
このような状態で,接続管40に,さらに,継手本体10
から抜ける方向へ一層大きな力が加わると,接続管40と
一体的に抜け止めリング31が移動しようとする。このと
き,該抜け止めリング31は,各対向面31cおよび31dの突
部31eおよび凹部31fがそれぞれ嵌合しているため,各対
向面31cおよび31dが摺動されず,該抜け止めリング31は
縮径されない。従って,該抜け止めリング31は,継手本
体10における抜け止めリング用凹溝のテーパ部に沿って
移動しない。また,抜け止めリング31の係止部31aは,
接続管40外周面に係止されているため,接続管40は,継
手本体10から抜ける方向へ移動されない。抜け止めリン
グ31の係止部31aは,抜け止めリング31が縮径されない
ため,接続管40外周面に所定量喰い込んだ係止状態を維
持する。
なお,抜け止めリング31の断面形状は,上記実施例の
形状に限定されるものではなく,例えば第6図(イ)に
示すように,断面略円形状で,係止部31aが2つの角部
を有するものであってもよい。この場合,該係止部31a
の1つの角部が,接続管40外周面に確実に係止し得るよ
うに,抜け止めリング31の外周面より若干外方へ突出さ
せてもよい。また,第6図(ロ)に示すように,抜け止
めリング31を,断面略半円形状として,その内周面全面
に鋸歯状の係止部31aを設ける構成であってもよい。さ
らに,第6図(ハ)に示すように,第6図(ロ)の実施
例において,その一側部が平坦面となるように切欠する
構成としてもよい。
さらに,抜け止めリング31の各対向面31における突部
31eも,直方体状に限らず,例えば第7図(イ)に示す
ように,半田柱状,あるいは第7図(ロ)に示すよう
に,三角柱状であってもよい。この場合,各突部31eが
嵌合される他方の端面31dの凹部31fは,それぞれ各突部
31eに整合した半円柱状あるいは三角柱状とされる。
(発明の効果) 本発明の管継手は,このように,抜け止めリングにお
ける各対向面をテーパ状にし,各対向面に,相互に嵌合
し得る突部および凹部をそれぞれ設けているため,抜け
止めリングは所定の径まで縮径されると各突部と凹部が
嵌合し,該抜け止めリングはそれ以上縮径されない。従
って,接続管に,継手本体から抜ける方向へ力が加わっ
ても,該抜け止めリングによる接続管への係止力は増加
せず,接続管が破損するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第一図は本発明の管継手の一例を示す要部の一部破断断
面図,第2図は第1図のII−II線の断面図,第3図はそ
の動作説明のための要部拡大図,第4図はその動作説明
のための断面図,第5図は同じく要部拡大図,第3図
(イ)〜(ハ)はそれぞれ抜け止めリングの他の例を示
す断面図,第7図(イ)および(ロ)はそれぞれ抜け止
めリングの突部と凹部の他の例を示す要部側面図であ
る。 10……継手本体,11……開口部,13……抜け止めリング用
凹溝,20……シール材,31……抜け止めリング,31a……係
止部,31c,31d……対向面,31e……突部,31f……凹部,40
…接続管。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端の開口吹から接続管の端部が挿入され
    る筒状であって,その内周側部分には,該開口部側にな
    るに連れて徐々に縮径したテーパ部を有する凹溝が設け
    られた継手本体と, 該継手本体の凹溝内に配設されており,相互に平行な対
    向面を有するように周方向の一部にて分割された円環状
    であって,該継手本体内に挿入される接続管に外嵌し得
    る抜け止めリングと,を具備し, 該抜け止めリングの各対向面は,相互に当接した場合に
    摺動し得るように,該抜け止めリング内に挿入される接
    続管の軸方向に対して傾斜しており,一方の対向面には
    突部が配設され,他方の対向面には,該突部が嵌入し得
    る凹部が,該突部の対向位置より該突部を有する対向面
    の摺動方向に所定長離隔して設けられている, 管継手。
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US5328215A (en) * 1992-09-14 1994-07-12 Rovac Corporation Pipe joint assembly
US5496073A (en) * 1993-11-29 1996-03-05 Rovac Corporation Disengagement tool for use with a pipe joint assembly

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