JP2547080B2 - ブラシレスモータのための正弦波信号発生装置 - Google Patents
ブラシレスモータのための正弦波信号発生装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は工作機械等の制御に使用されるサーボモータ
に利用されるブラシレスモータのための正弦波信号発生
装置、特に界磁を具えた回転子と、3相の巻線を具えた
電機子とを有するブラシレスモータのための正弦波信号
発生装置に関するものである。
に利用されるブラシレスモータのための正弦波信号発生
装置、特に界磁を具えた回転子と、3相の巻線を具えた
電機子とを有するブラシレスモータのための正弦波信号
発生装置に関するものである。
(従来技術) 界磁(一般的に永久磁石)を具えた回転子と、3相の
巻線を具えた電機子とを有するブラシレスモータをサー
ボモータとして動作させるには、3相の各相巻線にこれ
に対向した永久磁石の磁極位置(即ち回転子位置)に対
応した正弦波電流を流す必要があり、この正弦波電流を
得る手段として、回転子レゾルバを装着しこのレゾルバ
の出力電圧を使用する構成のものがある。レゾルバは電
磁機械であるから出力電圧の波形が良好で、外乱にも強
いという特徴があるが、レゾルバは通常2極でありサー
ボモータの磁極の数と対応させるのが困難であり、又対
応せしめれば高価になるという問題があるためレゾルバ
に代わる手段として下記の構成の装置が研究されてい
る。
巻線を具えた電機子とを有するブラシレスモータをサー
ボモータとして動作させるには、3相の各相巻線にこれ
に対向した永久磁石の磁極位置(即ち回転子位置)に対
応した正弦波電流を流す必要があり、この正弦波電流を
得る手段として、回転子レゾルバを装着しこのレゾルバ
の出力電圧を使用する構成のものがある。レゾルバは電
磁機械であるから出力電圧の波形が良好で、外乱にも強
いという特徴があるが、レゾルバは通常2極でありサー
ボモータの磁極の数と対応させるのが困難であり、又対
応せしめれば高価になるという問題があるためレゾルバ
に代わる手段として下記の構成の装置が研究されてい
る。
この装置はブラシレスモータの回転子軸に界磁の磁極
位置を検出するコミテーションセンサ(CS)と、回転子
軸の位置を細かく検出するエンコーダ(EC)とを設け、
この(CS)と(EC)の両者の信号から回転子位置に対応
する正弦波電流を得るための正弦波信号を得ようとする
ものである。
位置を検出するコミテーションセンサ(CS)と、回転子
軸の位置を細かく検出するエンコーダ(EC)とを設け、
この(CS)と(EC)の両者の信号から回転子位置に対応
する正弦波電流を得るための正弦波信号を得ようとする
ものである。
第2図は前述の装置のブロック図で、10はコンバータ
部、20はインバータ部、30はコントロール部、40はサー
ボモータ部である。
部、20はインバータ部、30はコントロール部、40はサー
ボモータ部である。
コンバータ部10ではAC電源11よりの電圧を整流器12で
直流電圧に変換し平滑コンデンサ13でリップルを除き次
のインバータ部20の電源として供給する。
直流電圧に変換し平滑コンデンサ13でリップルを除き次
のインバータ部20の電源として供給する。
インバータ部20はトランジスタで構成された3相のイ
ンバータ21と、インバータ21のトランジスタに制御電流
を供給するゲート回路22と、電流制御回路(ACR)23と
により構成されており、コントロール部30より送られる
正弦波信号により3相の正弦波電流を発生させ、これを
サーボモータ41の電機子巻線に供給する。
ンバータ21と、インバータ21のトランジスタに制御電流
を供給するゲート回路22と、電流制御回路(ACR)23と
により構成されており、コントロール部30より送られる
正弦波信号により3相の正弦波電流を発生させ、これを
サーボモータ41の電機子巻線に供給する。
サーボモータ41の回転子軸には回転子の磁極位置を検
出する(CS)42と回転子軸の回転角度を微細に検出する
(EC)43とが固着されており、(CS)42と(EC)43との
出力はコントロール部30に送られ、正弦波信号発生回路
32により回転子の位置に対応した正弦波信号を発生し、
インバータ部20の電流制御回路(ACR)23に送られる。
出する(CS)42と回転子軸の回転角度を微細に検出する
(EC)43とが固着されており、(CS)42と(EC)43との
出力はコントロール部30に送られ、正弦波信号発生回路
32により回転子の位置に対応した正弦波信号を発生し、
インバータ部20の電流制御回路(ACR)23に送られる。
第3図はコントロール部30の正弦波信号発生回路32の
構成を示すブロック図で、1は(CS)の入力端子、2,3
は(EC)の入力端子、4は初期値設定回路、5はリング
カウンタ、6は(EC)の出力より回転方向を検出する方
向弁別回路、7はサインデータを格納したROM、8はD/A
コンバータ、9は出力端子である。
構成を示すブロック図で、1は(CS)の入力端子、2,3
は(EC)の入力端子、4は初期値設定回路、5はリング
カウンタ、6は(EC)の出力より回転方向を検出する方
向弁別回路、7はサインデータを格納したROM、8はD/A
コンバータ、9は出力端子である。
第4図は第2図のシステムの各部の電圧波形を示す波
形図で、(a)は3相電機子巻線のU,V,W各相巻線の誘
起電圧、(b)は(CS)のU,V,W各相の出力電圧、
(c)は(CS)信号をデジタル信号で表したレベル、
(d)は(EC)の出力電圧のパルス群、(e)は(EC)
の互いに90゜位相の異なるA,B相の出力電圧波形、
(f)はROM7に格納されたサインデータの内容を夫々示
している。
形図で、(a)は3相電機子巻線のU,V,W各相巻線の誘
起電圧、(b)は(CS)のU,V,W各相の出力電圧、
(c)は(CS)信号をデジタル信号で表したレベル、
(d)は(EC)の出力電圧のパルス群、(e)は(EC)
の互いに90゜位相の異なるA,B相の出力電圧波形、
(f)はROM7に格納されたサインデータの内容を夫々示
している。
ROM7の内容はリングカウンタ5の出力で読み出される
もので、このリングカウンタ5の内容は(EC)のA,B相
の出力電圧を方向弁別回路6で弁別してその回転方向を
判別し、その方向に従い出力するアップ又はダウンの信
号により更新される。従ってROM7からは、(EC)で検出
した回転子軸の微小角度変位に対応するサイン波形の出
力が得られる。
もので、このリングカウンタ5の内容は(EC)のA,B相
の出力電圧を方向弁別回路6で弁別してその回転方向を
判別し、その方向に従い出力するアップ又はダウンの信
号により更新される。従ってROM7からは、(EC)で検出
した回転子軸の微小角度変位に対応するサイン波形の出
力が得られる。
即ち(EC)の出力パルス1個毎にリングカウンタ5よ
り出力した値がROM7の角度信号に相当し、この角度信号
に相当する正弦波信号がROM7から出力する。
り出力した値がROM7の角度信号に相当し、この角度信号
に相当する正弦波信号がROM7から出力する。
ところがこの装置では(EC)の出力よりROM7の出力を
得る構成であるから、初期状態では回転子軸の位置とリ
ングカウンタ5の値が正常な対応とは成らず、自己起動
が出来ないという問題がある。
得る構成であるから、初期状態では回転子軸の位置とリ
ングカウンタ5の値が正常な対応とは成らず、自己起動
が出来ないという問題がある。
然しながら(CS)信号としては電源投入直後でもU,V,
Wの3相の出力が得られるので、初期値設定回路4を設
けて(CS)信号より回転子軸の概略の位置を検出し、こ
の位置に相当した出力をROM7より出力させ、自己起動さ
せている。
Wの3相の出力が得られるので、初期値設定回路4を設
けて(CS)信号より回転子軸の概略の位置を検出し、こ
の位置に相当した出力をROM7より出力させ、自己起動さ
せている。
即ち、(CS)信号のU,V,Wの各相をデジタル信号の0,1
レベルで表示したものは第4図(c)に示すように回転
子が60度回転する毎に変化している。
レベルで表示したものは第4図(c)に示すように回転
子が60度回転する毎に変化している。
このように回転子がどの位置にあっても(CS)信号の
組み合わせで第4図(c)に示した0,1信号が発生して
おり、回転子が60度回転する毎に信号が変化するから、
回転子位置を60度毎に検出することが出来ることにな
る。
組み合わせで第4図(c)に示した0,1信号が発生して
おり、回転子が60度回転する毎に信号が変化するから、
回転子位置を60度毎に検出することが出来ることにな
る。
この初期値設定回路4の出力をリングカウンタ5に入
力し、プリセットすると回転子の概略の位置に相当する
出力がリングカウンタ5から出力し、ROM7よりD/Aコン
バータ8を介して其の角度に対応した正弦波信号が出力
する。
力し、プリセットすると回転子の概略の位置に相当する
出力がリングカウンタ5から出力し、ROM7よりD/Aコン
バータ8を介して其の角度に対応した正弦波信号が出力
する。
この初期値の電流によりサーボモータ41を起動し、
(CS)信号の切り替わり位置でリングカウンタ5の値を
回転子位置と正常関係にセットし、以後はリングカウン
タ5の内容は(EC)の出力で更新され、(EC)の分解能
に対応した角度位置に従った値がROM7から出力され、D/
Aコンバータ8を介して正弦波信号に変換され、電流制
御回路23により電流に変換され、これによってゲート回
路22が制御され、インバータ21を介して正弦波電流がサ
ーボモータ41の電機子巻線に供給される。
(CS)信号の切り替わり位置でリングカウンタ5の値を
回転子位置と正常関係にセットし、以後はリングカウン
タ5の内容は(EC)の出力で更新され、(EC)の分解能
に対応した角度位置に従った値がROM7から出力され、D/
Aコンバータ8を介して正弦波信号に変換され、電流制
御回路23により電流に変換され、これによってゲート回
路22が制御され、インバータ21を介して正弦波電流がサ
ーボモータ41の電機子巻線に供給される。
(発明が解決しようとする課題) 然しながら第3図に示した従来技術による正弦波信号
発生回路においては、(EC)の出力パルス信号でリング
カウンタ5の内容を更新する構成と成っているので、リ
ングカウンタ5の桁数が、(EC)のパルス数と一致して
いなければならないという制約がある。
発生回路においては、(EC)の出力パルス信号でリング
カウンタ5の内容を更新する構成と成っているので、リ
ングカウンタ5の桁数が、(EC)のパルス数と一致して
いなければならないという制約がある。
この為に(EC)のパルス数が変更されるとリングカウ
ンタ5の桁数も変更しなければならないが、任意の桁数
のリングカウンタ5を構成することは困難である。
ンタ5の桁数も変更しなければならないが、任意の桁数
のリングカウンタ5を構成することは困難である。
又カウンタの計数値がズレることがあると、この補正
が出来ないことゝ、初期値設定回路4の構成が複雑であ
る等の問題もあった。
が出来ないことゝ、初期値設定回路4の構成が複雑であ
る等の問題もあった。
(2)発明の構成 (課題を解決するための手段) 本発明のブラシレスモータのための正弦波信号発生装
置は(EC)のパルス数が変更となってもカウンタの変更
を必要とせず、簡単に対応出来ると共にカウンタの桁数
を少なくできるようにしたものである。
置は(EC)のパルス数が変更となってもカウンタの変更
を必要とせず、簡単に対応出来ると共にカウンタの桁数
を少なくできるようにしたものである。
本発明のブラシレスモータのための正弦波信号発生装
置は、界磁を具えた回転子と、該回転子と空隙を介して
配設された3相の巻線を具えた電機子とを有するブラシ
レスモータの前記回転子と同軸上に設けた磁極位置検出
装置の出力を、サインデータを格納したROMに加えてROM
に格納したサインデータの読み出し区域を設定せしめる
と共に、第1の方向弁別回路を介してアップダウンカウ
ンタの出力設定端子に加え、アップダウンカウンタを、
モータが正転のときは最小にセットし、逆転のときは最
大にセットし、前記回転子と同軸上に設けたエンコーダ
の出力を第2の方向弁別回路を介して前記アップダウン
カウンタの入力設定端子に加え、アップダウンカウンタ
の内容をモータが正転のときは最小から増加し、逆転の
ときは最大から減少せしめ、前記アップダウンカウンタ
の出力を前記サインデータを格納したROMに入力してROM
より回転子位置に対応した正弦波信号を取り出すように
したことを特徴とする。
置は、界磁を具えた回転子と、該回転子と空隙を介して
配設された3相の巻線を具えた電機子とを有するブラシ
レスモータの前記回転子と同軸上に設けた磁極位置検出
装置の出力を、サインデータを格納したROMに加えてROM
に格納したサインデータの読み出し区域を設定せしめる
と共に、第1の方向弁別回路を介してアップダウンカウ
ンタの出力設定端子に加え、アップダウンカウンタを、
モータが正転のときは最小にセットし、逆転のときは最
大にセットし、前記回転子と同軸上に設けたエンコーダ
の出力を第2の方向弁別回路を介して前記アップダウン
カウンタの入力設定端子に加え、アップダウンカウンタ
の内容をモータが正転のときは最小から増加し、逆転の
ときは最大から減少せしめ、前記アップダウンカウンタ
の出力を前記サインデータを格納したROMに入力してROM
より回転子位置に対応した正弦波信号を取り出すように
したことを特徴とする。
(作 用) 本発明のブラシレスモータのための正弦波信号発生装
置はサインデータが格納されているROMよりサインデー
タを読み出すのに、(CS)信号と(EC)信号とに依り制
御されるアップダウンカウンタの出力を使用しているの
で、(EC)の出力パルス数とカウンタの桁数とは一致さ
せる必要がなくなり(EC)のパルス数の変更がROMの内
容変更のみでよくカウンタを変更する必要がない。
置はサインデータが格納されているROMよりサインデー
タを読み出すのに、(CS)信号と(EC)信号とに依り制
御されるアップダウンカウンタの出力を使用しているの
で、(EC)の出力パルス数とカウンタの桁数とは一致さ
せる必要がなくなり(EC)のパルス数の変更がROMの内
容変更のみでよくカウンタを変更する必要がない。
(実施例) 本発明のブラシレスモータのための正弦波信号発生装
置においては第1図に示すように(CS)信号U,V,Wを(C
S)の回転方向を判別する第1の方向弁別回路51に入力
すると共にサインデータを格納したROM54に、電源投入
直後でサーボモータ41が回転していない状態でも回転子
位置について60度毎に変化する概略のデータを与え、こ
のデータによりROMに格納したサインデータの読み出し
区域を設定せしめる。
置においては第1図に示すように(CS)信号U,V,Wを(C
S)の回転方向を判別する第1の方向弁別回路51に入力
すると共にサインデータを格納したROM54に、電源投入
直後でサーボモータ41が回転していない状態でも回転子
位置について60度毎に変化する概略のデータを与え、こ
のデータによりROMに格納したサインデータの読み出し
区域を設定せしめる。
又第1の方向弁別回路51より得られる回転方向による
アップ又はダウンの信号出力をアップダウンカウンタ53
のクリア端子CLRとプリセット端子L0の出力設定端子に
夫々加え、モータが正転のときは最小にセットされ、逆
転のときは最大にセットする。
アップ又はダウンの信号出力をアップダウンカウンタ53
のクリア端子CLRとプリセット端子L0の出力設定端子に
夫々加え、モータが正転のときは最小にセットされ、逆
転のときは最大にセットする。
更に(EC)の互いに90゜位相の異なるA相,B相の出力
信号を第2の方向弁別回路52に入力し、回転方向による
アップ又はダウンの信号出力をアップダウンカウンタ53
に加え、アップダウンカウンタ53の内容をモータが正転
のときは最小から増加し、逆転のときは最大から減少す
る方向に夫々変化し、このアップダウンカウンタ53の出
力をサインデータを格納したROM54に入力し、ROM54より
アップダウンカウンタ53の出力データに対応したサイン
波形の出力が得られるようにする。
信号を第2の方向弁別回路52に入力し、回転方向による
アップ又はダウンの信号出力をアップダウンカウンタ53
に加え、アップダウンカウンタ53の内容をモータが正転
のときは最小から増加し、逆転のときは最大から減少す
る方向に夫々変化し、このアップダウンカウンタ53の出
力をサインデータを格納したROM54に入力し、ROM54より
アップダウンカウンタ53の出力データに対応したサイン
波形の出力が得られるようにする。
本発明のブラシレスモータのための正弦波信号発生装
置は上記のような構成であるからROM54の前記(CS)に
よって指定された区域に格納されているサインデータが
(EC)で発生するパルス数に対応して読み出され、この
読み出しデータをD/Aコンバータ55を介して電圧に変換
し、電流制御回路23に送り正弦波電流を形成しサーボモ
ータ41を起動させることが出来る。
置は上記のような構成であるからROM54の前記(CS)に
よって指定された区域に格納されているサインデータが
(EC)で発生するパルス数に対応して読み出され、この
読み出しデータをD/Aコンバータ55を介して電圧に変換
し、電流制御回路23に送り正弦波電流を形成しサーボモ
ータ41を起動させることが出来る。
即ち、例えば第4図(a),(b)に示した電機子電
圧と(CS)信号の波形図において、t=0の時点で電源
が投入されたとすると、(CS)信号から得られるデータ
はU=0,V=0,W=1となり、このデータに対応するROM5
4の出力がD/Aコンバータ55に送り出され、サーボモータ
41が起動し同図で右の方向に回転し、(CS)信号のU相
が、U=0からU=1に変化すると、リセット信号がア
ップダウンカウンタ53に送られて、ROM54のアドレスデ
ータを、U相の角度を0度V相の角度を−120度、W相
の角度を+120度の夫々の位置に相当する出力が得られ
るようにされ、回転子位置の基準とROM54の基準内容と
が一致する。
圧と(CS)信号の波形図において、t=0の時点で電源
が投入されたとすると、(CS)信号から得られるデータ
はU=0,V=0,W=1となり、このデータに対応するROM5
4の出力がD/Aコンバータ55に送り出され、サーボモータ
41が起動し同図で右の方向に回転し、(CS)信号のU相
が、U=0からU=1に変化すると、リセット信号がア
ップダウンカウンタ53に送られて、ROM54のアドレスデ
ータを、U相の角度を0度V相の角度を−120度、W相
の角度を+120度の夫々の位置に相当する出力が得られ
るようにされ、回転子位置の基準とROM54の基準内容と
が一致する。
次にサーボモータ41が正回転しているときは、アップ
ダウンカウンタ53の入力でsin0度の位置からカウンタ53
の出力パルス毎に変化した出力がデータバスに得られ
る。
ダウンカウンタ53の入力でsin0度の位置からカウンタ53
の出力パルス毎に変化した出力がデータバスに得られ
る。
サーボモータ41の回転が逆回転と成るとアップダウン
カウンタ53の出力位相が逆と成り、ROM54の内容を走査
する方向が逆となって、出力の相回転方向を逆転させて
対応する。
カウンタ53の出力位相が逆と成り、ROM54の内容を走査
する方向が逆となって、出力の相回転方向を逆転させて
対応する。
尚アップダウンカウンタ53の内容は第1の方向弁別回
路51より送られるアップ,ダウンの信号の変化毎にリセ
ットされ、前述のように回転方向に応じて其の内容が、
最小又は最大にセットされるという動作をするものであ
り、アップダウンカウンタ53の桁数は最初のリセットか
ら次のリセットまでの間に入力するパルス数の2倍以上
の桁数となるように設定すれば良く、又万一途中でミス
カウントが生じても、常に(CS)信号の変化毎にリセッ
トされているから誤差が累積されることは無い。
路51より送られるアップ,ダウンの信号の変化毎にリセ
ットされ、前述のように回転方向に応じて其の内容が、
最小又は最大にセットされるという動作をするものであ
り、アップダウンカウンタ53の桁数は最初のリセットか
ら次のリセットまでの間に入力するパルス数の2倍以上
の桁数となるように設定すれば良く、又万一途中でミス
カウントが生じても、常に(CS)信号の変化毎にリセッ
トされているから誤差が累積されることは無い。
又サインデータを格納したROMには、(CS)のU,V,W各
相の信号が入力されているので、電源投入直後のサーボ
モータが回転していない場合でアップダウンカウンタ53
の出力と、回転子の位置関係が正常な関係になくても、
U相、V相、W相の出力データは60度毎に変化する角度
の何れかの位置に相当するデータがD/Aコンバータ55を
介して出力され、サーボモータを起動させることが出来
る。
相の信号が入力されているので、電源投入直後のサーボ
モータが回転していない場合でアップダウンカウンタ53
の出力と、回転子の位置関係が正常な関係になくても、
U相、V相、W相の出力データは60度毎に変化する角度
の何れかの位置に相当するデータがD/Aコンバータ55を
介して出力され、サーボモータを起動させることが出来
る。
(発明の効果) 本発明のブラシレスモータのための正弦波信号発生装
置は下記のような効果を有する。
置は下記のような効果を有する。
(1) アップダウンカウンタの桁数は(CS)信号で区
分される角度内に得られるエンコーダパルス数から作ら
れた、アップダウンカウンタへのパルス数の2倍より大
きい数に設定すれば良く、エンコーダのパルス数と直接
関係無く設定出来るので構成が容易である。
分される角度内に得られるエンコーダパルス数から作ら
れた、アップダウンカウンタへのパルス数の2倍より大
きい数に設定すれば良く、エンコーダのパルス数と直接
関係無く設定出来るので構成が容易である。
(2) エンコーダのパルス数の変更に対しては、サイ
ンデータを格納したROMの内容をエンコーダのパルス数
に対応して変更すば良く、ハードの変更を必要としな
い。
ンデータを格納したROMの内容をエンコーダのパルス数
に対応して変更すば良く、ハードの変更を必要としな
い。
(3) カウンタの内容にズレが生じても(CS)信号が
変化する毎にリセットされるから、誤差が累積されるこ
とがなく精度の高い正弦波信号を発生させる事が出来る
等の特徴が有り、高精度のブラシレスモータの制御装置
を構成出来る。
変化する毎にリセットされるから、誤差が累積されるこ
とがなく精度の高い正弦波信号を発生させる事が出来る
等の特徴が有り、高精度のブラシレスモータの制御装置
を構成出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のブラシレスモータのための正弦波信号
発生装置の回路図、第2図は従来のブラシレスモータの
ための正弦波信号発生装置のブロック図、第3図は従来
技術による正弦波信号発生回路のブロック図、第4図
(a)〜(f)はその各部の信号を示す図である。 1……コミテーションセンサ(CS)の入力端子、2,3…
…エンコーダ(EC)の入力端子、4……初期値設定回
路、5……リングカウンタ、6,51,52……方向弁別回
路、7,54……ROM、8,55……D/Aコンバータ、9……出力
端子、10……コンバータ部、11……電源、12……整流
器、13……平滑コンデンサ、21……インバータ、22……
ゲート回路、23……電流制御回路(ACR)、30……コン
トロール部、32……正弦波信号発生回路、40……サーボ
モータ部、41……サーボモータ、42……コミテーション
センサ(CS)、43……エンコーダ((EC)、53……アッ
プダウンカウンタ、56,57……ORゲート。
発生装置の回路図、第2図は従来のブラシレスモータの
ための正弦波信号発生装置のブロック図、第3図は従来
技術による正弦波信号発生回路のブロック図、第4図
(a)〜(f)はその各部の信号を示す図である。 1……コミテーションセンサ(CS)の入力端子、2,3…
…エンコーダ(EC)の入力端子、4……初期値設定回
路、5……リングカウンタ、6,51,52……方向弁別回
路、7,54……ROM、8,55……D/Aコンバータ、9……出力
端子、10……コンバータ部、11……電源、12……整流
器、13……平滑コンデンサ、21……インバータ、22……
ゲート回路、23……電流制御回路(ACR)、30……コン
トロール部、32……正弦波信号発生回路、40……サーボ
モータ部、41……サーボモータ、42……コミテーション
センサ(CS)、43……エンコーダ((EC)、53……アッ
プダウンカウンタ、56,57……ORゲート。
Claims (1)
- 【請求項1】界磁を具えた回転子と、該回転子と空隙を
介して配設された3相の巻線を具えた電機子とを有する
ブラシレスモータの前記回転子と同軸上に設けた磁極位
置検出装置の出力を、サインデータを格納したROMに加
えてROMに格納したサインデータの読み出し区域を設定
せしめると共に、第1の方向弁別回路を介してアップダ
ウンカウンタの出力設定端子に加え、アップダウンカウ
ンタを、モータが正転のときは最小にセットし、逆転の
ときは最大にセットし、前記回転子と同軸上に設けたエ
ンコーダの出力を第2の方向弁別回路を介して前記アッ
プダウンカウンタの入力設定端子に加え、アップダウン
カウンタの内容をモータが正転のときは最小から増加
し、逆転のときは最大から減少せしめ、前記アップダウ
ンカウンタの出力を前記サインデータを格納したROMに
入力してROMより回転子位置に対応した正弦波信号を取
り出すようにしたことを特徴とするブラシレスモータの
ための正弦波信号発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63247378A JP2547080B2 (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | ブラシレスモータのための正弦波信号発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63247378A JP2547080B2 (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | ブラシレスモータのための正弦波信号発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0297293A JPH0297293A (ja) | 1990-04-09 |
JP2547080B2 true JP2547080B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=17162537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63247378A Expired - Fee Related JP2547080B2 (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | ブラシレスモータのための正弦波信号発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547080B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR940006958B1 (ko) * | 1991-10-02 | 1994-07-30 | 삼성전자 주식회사 | 교류서보모터의 상전류 명령값 발생장치 및 발생방법 |
JPH05300779A (ja) * | 1992-04-20 | 1993-11-12 | Takaoka Electric Mfg Co Ltd | サーボモータ制御方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6082091A (ja) * | 1983-10-12 | 1985-05-10 | Shibaura Eng Works Co Ltd | Sm型acサ−ボモ−タの駆動装置 |
JPS6091891A (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-23 | Shibaura Eng Works Co Ltd | Sm型acサ−ボモ−タのロ−タ位置検出装置 |
JPS6126491A (ja) * | 1984-07-16 | 1986-02-05 | Fuji Electric Co Ltd | 無整流子電動機 |
-
1988
- 1988-10-03 JP JP63247378A patent/JP2547080B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0297293A (ja) | 1990-04-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |