JP2545747Y2 - プラグおよびジャック - Google Patents
プラグおよびジャックInfo
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- JP2545747Y2 JP2545747Y2 JP1992000896U JP89692U JP2545747Y2 JP 2545747 Y2 JP2545747 Y2 JP 2545747Y2 JP 1992000896 U JP1992000896 U JP 1992000896U JP 89692 U JP89692 U JP 89692U JP 2545747 Y2 JP2545747 Y2 JP 2545747Y2
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- Japan
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- plug
- contact
- pole
- insulating layer
- jack
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気コネクタとして用
いられるプラグおよびそのプラグの相手方コネクタとし
て用いられるジャックに関する。
いられるプラグおよびそのプラグの相手方コネクタとし
て用いられるジャックに関する。
【0002】
【従来の技術】携行に適したヘッドホンステレオセット
に一般的に用いられているプラグはその直径が3.5m
m程度のチップ形状になっており、従来のプラグでは、
その表面における軸方向に間隔を隔てた複数箇所にそれ
ぞれ電極を具備させるという構成が採用されていた。そ
のため、電極数を増加させるには、極数に見合ってプラ
グの軸長が長くなる。そこで、従来は、プラグの軸長が
長くなりすぎることのないように電極数が高々4極に抑
えられていた。
に一般的に用いられているプラグはその直径が3.5m
m程度のチップ形状になっており、従来のプラグでは、
その表面における軸方向に間隔を隔てた複数箇所にそれ
ぞれ電極を具備させるという構成が採用されていた。そ
のため、電極数を増加させるには、極数に見合ってプラ
グの軸長が長くなる。そこで、従来は、プラグの軸長が
長くなりすぎることのないように電極数が高々4極に抑
えられていた。
【0003】しかしながら、上記ヘッドホンステレオセ
ットの機能性を向上させるために、ステレオセット本体
に、ヘッドホンのみならず多機能のリモートコントロー
ル機器を接続するということも行われており、そのため
にプラグに具備させる極数を増加させる必要が生じてき
た。
ットの機能性を向上させるために、ステレオセット本体
に、ヘッドホンのみならず多機能のリモートコントロー
ル機器を接続するということも行われており、そのため
にプラグに具備させる極数を増加させる必要が生じてき
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
にプラグの電極についての従来の考え方をそのまま踏襲
すると、4極よりも多い極数をプラグに具備させようと
すれば、プラグの軸長が長くなりすぎるという問題があ
った。
にプラグの電極についての従来の考え方をそのまま踏襲
すると、4極よりも多い極数をプラグに具備させようと
すれば、プラグの軸長が長くなりすぎるという問題があ
った。
【0005】本考案は以上の問題に鑑みてなされたもの
で、同心状に配設されたそれぞれの金属製の筒状スリー
ブの相互間に電気絶縁層が介在され、それぞれの上記筒
状スリーブに、上記電気絶縁層の表面により形成される
当該プラグの外周面に露出した接点が形成されたプラグ
において、軸長を長くすることなく、その電極数を増加
させることのできるプラグと、そのようなプラグの相手
方コネクタとして用いられるジャックを提供することを
目的とする。
で、同心状に配設されたそれぞれの金属製の筒状スリー
ブの相互間に電気絶縁層が介在され、それぞれの上記筒
状スリーブに、上記電気絶縁層の表面により形成される
当該プラグの外周面に露出した接点が形成されたプラグ
において、軸長を長くすることなく、その電極数を増加
させることのできるプラグと、そのようなプラグの相手
方コネクタとして用いられるジャックを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案によるプ
ラグは、同心状に配設されたそれぞれの金属製の筒状ス
リーブの相互間に電気絶縁層が介在され、それぞれの上
記筒状スリーブに、上記電気絶縁層の表面により形成さ
れる当該プラグの外周面に露出した接点が形成されたプ
ラグにおいて、当該プラグの先端部分を形成する上記電
気絶縁層と、その電気絶縁層に形成され、かつその電気
絶縁層の先端面で開口された凹入部と、その凹入部内に
突出された導体でなるピンとを有するものである。
ラグは、同心状に配設されたそれぞれの金属製の筒状ス
リーブの相互間に電気絶縁層が介在され、それぞれの上
記筒状スリーブに、上記電気絶縁層の表面により形成さ
れる当該プラグの外周面に露出した接点が形成されたプ
ラグにおいて、当該プラグの先端部分を形成する上記電
気絶縁層と、その電気絶縁層に形成され、かつその電気
絶縁層の先端面で開口された凹入部と、その凹入部内に
突出された導体でなるピンとを有するものである。
【0007】請求項2の考案によるジャックは、請求項
1に記載したプラグの相手方コネクタとして用いられる
ジャックであって、絶縁性のボディと、ボディに形成さ
れたプラグ収容空間と、上記ボディに組み付けられ上記
プラグ収容空間の内部に突出してそのプラグ収容空間に
挿入される上記プラグの上記接点のそれぞれに各別に弾
接される接点を備えた各別の接片と、上記プラグ収容空
間の奥壁に突設され、上記プラグ収容空間に挿入される
上記プラグの上記ピンに弾接される接点を備えた接片と
を有するものである。
1に記載したプラグの相手方コネクタとして用いられる
ジャックであって、絶縁性のボディと、ボディに形成さ
れたプラグ収容空間と、上記ボディに組み付けられ上記
プラグ収容空間の内部に突出してそのプラグ収容空間に
挿入される上記プラグの上記接点のそれぞれに各別に弾
接される接点を備えた各別の接片と、上記プラグ収容空
間の奥壁に突設され、上記プラグ収容空間に挿入される
上記プラグの上記ピンに弾接される接点を備えた接片と
を有するものである。
【0008】
【作用】請求項1の考案によるプラグは、当該プラグの
外周面に露出するように形成された接点に加えて、電気
絶縁層の凹入部内に突出されたピン数だけ電極数が増加
する。そして、ピンは凹入部内に突出されているから、
そのピンが設けられていることによって当該プラグの軸
長が長くなることはない。
外周面に露出するように形成された接点に加えて、電気
絶縁層の凹入部内に突出されたピン数だけ電極数が増加
する。そして、ピンは凹入部内に突出されているから、
そのピンが設けられていることによって当該プラグの軸
長が長くなることはない。
【0009】請求項2の考案によるジャックは、プラグ
収容空間に挿入されるプラグの外周面に露出している接
点のそれぞれに、プラグ収容空間の内部に突出している
それぞれの接点が各別に弾接する。また、プラグ収容空
間の奥壁に突設された接片に具備されている接点が、プ
ラグ収容空間に挿入されたプラグのピンに弾接して電気
的に接続される。
収容空間に挿入されるプラグの外周面に露出している接
点のそれぞれに、プラグ収容空間の内部に突出している
それぞれの接点が各別に弾接する。また、プラグ収容空
間の奥壁に突設された接片に具備されている接点が、プ
ラグ収容空間に挿入されたプラグのピンに弾接して電気
的に接続される。
【0010】
【実施例】図1は請求項1の考案の実施例によるプラグ
Pの側面図、図2は同プラグPの縦断側面図、図3は同
プラグPを後端側から見た正面図である。
Pの側面図、図2は同プラグPの縦断側面図、図3は同
プラグPを後端側から見た正面図である。
【0011】図1〜図3に示したプラグPは6極の電極
を有しており、その内の5つの電極(第1〜第5極)1
〜5はプラグPの外周面に形成され、残りの1極(第6
極)6は、プラグの先端部に形成されている。
を有しており、その内の5つの電極(第1〜第5極)1
〜5はプラグPの外周面に形成され、残りの1極(第6
極)6は、プラグの先端部に形成されている。
【0012】さらに具体的に説明すると、第1極1は金
属製の筒状スリーブ11の先端に径大な筒状スリーブ1
2を一体に形成したものである。第2極2は金属製の筒
状スリーブ21の先端に厚肉の筒状スリーブ22を一体
に形成したものである。第3極3は金属製の筒状スリー
ブ31の先端に厚肉の筒状スリーブ32を一体に形成し
たものである。第4極4は金属製の筒状スリーブ41で
なる。第5極5は金属製の筒状スリーブ51の軸方向中
間部に鍔部52を一体に形成したものである。そして、
第1極1から第5極5に亘るそれぞれの筒状スリーブ1
1〜51はこの順に直径が大きく形成されていると共
に、それぞれの筒状スリーブ11〜51が同心状に配設
され、かつそれぞれの筒状スリーブ11〜51の相互間
に合成樹脂でなる電気絶縁層8が介在されている。ま
た、第1極1〜第5極5は、上記第5極5の鍔部52に
より区画された先端側区画Fで電気絶縁層8の表面に露
出してそれぞれの極の接点を形成し、かつ、後端側区画
Rでも電気絶縁層8の表面に露出してそれぞれの極に対
応する引出し端子1a〜5aを形成している。
属製の筒状スリーブ11の先端に径大な筒状スリーブ1
2を一体に形成したものである。第2極2は金属製の筒
状スリーブ21の先端に厚肉の筒状スリーブ22を一体
に形成したものである。第3極3は金属製の筒状スリー
ブ31の先端に厚肉の筒状スリーブ32を一体に形成し
たものである。第4極4は金属製の筒状スリーブ41で
なる。第5極5は金属製の筒状スリーブ51の軸方向中
間部に鍔部52を一体に形成したものである。そして、
第1極1から第5極5に亘るそれぞれの筒状スリーブ1
1〜51はこの順に直径が大きく形成されていると共
に、それぞれの筒状スリーブ11〜51が同心状に配設
され、かつそれぞれの筒状スリーブ11〜51の相互間
に合成樹脂でなる電気絶縁層8が介在されている。ま
た、第1極1〜第5極5は、上記第5極5の鍔部52に
より区画された先端側区画Fで電気絶縁層8の表面に露
出してそれぞれの極の接点を形成し、かつ、後端側区画
Rでも電気絶縁層8の表面に露出してそれぞれの極に対
応する引出し端子1a〜5aを形成している。
【0013】第6極6は、電気絶縁層8に形成され、か
つ電気絶縁層8の先端面で開口された凹入部7の内部に
突出されている。この第6極6は導体でなるピンにより
形成されており、そのピンが電気絶縁層8に貫通されて
いる。そして、電気絶縁層8の後端側に突出したピンが
第6極6に対応する引出し端子となされている。
つ電気絶縁層8の先端面で開口された凹入部7の内部に
突出されている。この第6極6は導体でなるピンにより
形成されており、そのピンが電気絶縁層8に貫通されて
いる。そして、電気絶縁層8の後端側に突出したピンが
第6極6に対応する引出し端子となされている。
【0014】さらに、第1極1の先端部に環状に膨出部
13が具備され、第3極3の先端部にも環状に膨出部3
3が具備されている。
13が具備され、第3極3の先端部にも環状に膨出部3
3が具備されている。
【0015】このようなプラグPにおいて、第1極1〜
第5極5は冒頭で説明したプラグの電極についての従来
の考え方をそのまま踏襲して形成されているのであるけ
れども、第6極6は従来に無かった考え方に基づいて設
けられている。そして、このように電気絶縁層8の先端
面で開口された凹入部7にピン6を突出させ、それを電
極として用いるようにすると、第6極6を設けたにもか
かわらず、プラグPの軸長は5極のプラグの軸長と同じ
長さに抑えられる。
第5極5は冒頭で説明したプラグの電極についての従来
の考え方をそのまま踏襲して形成されているのであるけ
れども、第6極6は従来に無かった考え方に基づいて設
けられている。そして、このように電気絶縁層8の先端
面で開口された凹入部7にピン6を突出させ、それを電
極として用いるようにすると、第6極6を設けたにもか
かわらず、プラグPの軸長は5極のプラグの軸長と同じ
長さに抑えられる。
【0016】図4は請求項2の考案の実施例によるジャ
ックJの側面図、図5は同ジャックJの正面図、図6は
図4のB−B線に沿う断面図、図7は図4のA−A線に
沿う断面図である。
ックJの側面図、図5は同ジャックJの正面図、図6は
図4のB−B線に沿う断面図、図7は図4のA−A線に
沿う断面図である。
【0017】このジャックJは、絶縁製の合成樹脂で成
形されたボディ110と、ボディ110に形成されたプ
ラグ収容空間120と、ボディ110に保持された第1
〜第6の各接片210〜260とを備えている。
形されたボディ110と、ボディ110に形成されたプ
ラグ収容空間120と、ボディ110に保持された第1
〜第6の各接片210〜260とを備えている。
【0018】さらに具体的に説明すると、第1接片21
0はコ字形金属片211の一対の脚片部212,212
にそれぞれ対称に形成されていると共に、上記プラグ収
容空間120の半径方向においてその内部に突出するU
字状の接点213,213を具備している。第2接片2
20は金属片221の脚片部222に形成されていると
共に、上記プラグ収容空間120の半径方向においてそ
の内部に突出するU字状の接点223を具備している。
第3接片230は、第2接片220と略同様に、金属片
231の脚片部232に形成されていると共に、上記プ
ラグ収容空間120の半径方向においてその内部に突出
するU字状の接点233を具備している。図7に示すよ
うに、第4接片240は、金属片241に形成されてい
ると共に、上記プラグ収容空間120の半径方向におい
てその内部に突出する接点243を具備している。図6
に示すように、第5接片250は、上記プラグ収容空間
120の半径方向においてその内部に突出する接点25
3を具備している。そして、これらの第1〜第5の各接
片210〜250は、ボディ110に具備されている1
つの側面側からボディ110に差し込むことによって組
み付けられている。
0はコ字形金属片211の一対の脚片部212,212
にそれぞれ対称に形成されていると共に、上記プラグ収
容空間120の半径方向においてその内部に突出するU
字状の接点213,213を具備している。第2接片2
20は金属片221の脚片部222に形成されていると
共に、上記プラグ収容空間120の半径方向においてそ
の内部に突出するU字状の接点223を具備している。
第3接片230は、第2接片220と略同様に、金属片
231の脚片部232に形成されていると共に、上記プ
ラグ収容空間120の半径方向においてその内部に突出
するU字状の接点233を具備している。図7に示すよ
うに、第4接片240は、金属片241に形成されてい
ると共に、上記プラグ収容空間120の半径方向におい
てその内部に突出する接点243を具備している。図6
に示すように、第5接片250は、上記プラグ収容空間
120の半径方向においてその内部に突出する接点25
3を具備している。そして、これらの第1〜第5の各接
片210〜250は、ボディ110に具備されている1
つの側面側からボディ110に差し込むことによって組
み付けられている。
【0019】図5のように、第6接片260は、コ字形
の金属片261の一対の脚片部262,262にそれぞ
れ対称に形成されていると共に、それらの先端部に接点
263,263を具備している。そして、この金属片2
61をボディ110の先端壁を貫通して形成された角孔
112に差し込むことによって上記第6接片260がプ
ラグ収容空間120の奥壁122に突設されている。
の金属片261の一対の脚片部262,262にそれぞ
れ対称に形成されていると共に、それらの先端部に接点
263,263を具備している。そして、この金属片2
61をボディ110の先端壁を貫通して形成された角孔
112に差し込むことによって上記第6接片260がプ
ラグ収容空間120の奥壁122に突設されている。
【0020】なお、215,225(図5に表れていな
い),235,245,255,265はそれぞれの接
片210,220,230,240,250,260に
対応する引出し端子である。
い),235,245,255,265はそれぞれの接
片210,220,230,240,250,260に
対応する引出し端子である。
【0021】図8に示すように、上記プラグPをジャッ
クJのプラグ収容空間120に差し込んだ場合、第1極
1と第1接片210の接点213、第2極2と第2接片
220の接点223、第3極3と第3接片230の接点
233、第4極4と第4接片240の接点243、第5
極5と第5接片250の接点253とがそれぞれ弾接す
る。また、一対の第6接片260,260が凹入部7に
突入することにより、第6極6がそれらの第6接片26
0,260の間に分け入り、第6極6に第6接片26
0,260が弾接する。そして、第1接片210の接点
213が第1極1の膨出部13に係合し、第3接片23
0の接点233が第3極3の膨出部33に係合する。こ
のため、プラグPをジャックJに差し込むときには、プ
ラグPとジャックJとの嵌合位置(装着位置)が確実に
定まり、しかもプラグPが所定位置に嵌合されたことの
良好な感触が確実に得られるのみならず、2か所での係
合によってプラグPが不慮に引抜かれにくくなるという
利点がある。そして、プラグPをジャックJから引き抜
くときには第1接片210の接点213が第1極1の膨
出部13にを乗り越え、第3接片230の接点233が
第3極3の膨出部33を乗り越えるときに良好な感触が
得られる。
クJのプラグ収容空間120に差し込んだ場合、第1極
1と第1接片210の接点213、第2極2と第2接片
220の接点223、第3極3と第3接片230の接点
233、第4極4と第4接片240の接点243、第5
極5と第5接片250の接点253とがそれぞれ弾接す
る。また、一対の第6接片260,260が凹入部7に
突入することにより、第6極6がそれらの第6接片26
0,260の間に分け入り、第6極6に第6接片26
0,260が弾接する。そして、第1接片210の接点
213が第1極1の膨出部13に係合し、第3接片23
0の接点233が第3極3の膨出部33に係合する。こ
のため、プラグPをジャックJに差し込むときには、プ
ラグPとジャックJとの嵌合位置(装着位置)が確実に
定まり、しかもプラグPが所定位置に嵌合されたことの
良好な感触が確実に得られるのみならず、2か所での係
合によってプラグPが不慮に引抜かれにくくなるという
利点がある。そして、プラグPをジャックJから引き抜
くときには第1接片210の接点213が第1極1の膨
出部13にを乗り越え、第3接片230の接点233が
第3極3の膨出部33を乗り越えるときに良好な感触が
得られる。
【0022】また、図8のように、プラグ収容空間12
0の周壁形状をプラグPの外周形状に合わせておくこと
により、プラグPを差し込んだ後にプラグPの遊びがほ
とんどなくなるため、こじれ力に対して大きな強度を発
揮させることが可能になる。
0の周壁形状をプラグPの外周形状に合わせておくこと
により、プラグPを差し込んだ後にプラグPの遊びがほ
とんどなくなるため、こじれ力に対して大きな強度を発
揮させることが可能になる。
【0023】さらに、実施例のプラグPの第6極6は凹
入部7の周囲の電気絶縁層8によって囲まれており、ま
た、ジャックJの第1〜第6の各接片210〜260の
各接点213〜263はすべてボディ110の内部に収
容されているので、ごみなどの侵入に伴う外的汚れが防
止されるという利点がある。
入部7の周囲の電気絶縁層8によって囲まれており、ま
た、ジャックJの第1〜第6の各接片210〜260の
各接点213〜263はすべてボディ110の内部に収
容されているので、ごみなどの侵入に伴う外的汚れが防
止されるという利点がある。
【0024】実施例では6極タイプのプラグPとジャッ
クJとを説明したが、本考案は5極以下のタイプのプラ
グPやジャックJにも同様に適用することができる。ま
た、プラグPの凹入部7内に2極以上の電極を設けるこ
とも可能で、そのようにすることによって6極より多い
極数のプラグを製作することも可能である。そして、凹
入部7内に2極以上の電極を設けたプラグPの相手方コ
ネクタとしてのジャックJには、ボディのプラグ収容空
間の奥壁に2つ以上の接片を突設しておく必要がある。
クJとを説明したが、本考案は5極以下のタイプのプラ
グPやジャックJにも同様に適用することができる。ま
た、プラグPの凹入部7内に2極以上の電極を設けるこ
とも可能で、そのようにすることによって6極より多い
極数のプラグを製作することも可能である。そして、凹
入部7内に2極以上の電極を設けたプラグPの相手方コ
ネクタとしてのジャックJには、ボディのプラグ収容空
間の奥壁に2つ以上の接片を突設しておく必要がある。
【0025】
【考案の効果】請求項1の考案によるプラグは、当該プ
ラグの先端部分を形成する電気絶縁層に形成した凹入部
内を利用し、その凹入部内に導体でなるピンを突出させ
ることにより電極数を増加させるものであるから、極数
を増加させてもプラグの軸長が長くならないという長所
がある。
ラグの先端部分を形成する電気絶縁層に形成した凹入部
内を利用し、その凹入部内に導体でなるピンを突出させ
ることにより電極数を増加させるものであるから、極数
を増加させてもプラグの軸長が長くならないという長所
がある。
【0026】請求項2の考案によるジャックは、請求項
1の考案によるプラグの相手方コネクタとして用いるこ
とができる。
1の考案によるプラグの相手方コネクタとして用いるこ
とができる。
【図1】請求項1の考案の実施例によるプラグの側面図
である。
である。
【図2】プラグの縦断側面図である。
【図3】プラグを後端側から見た正面図である。
【図4】請求項2の考案の実施例によるジャックの側面
図である。
図である。
【図5】ジャックの正面図である。
【図6】図4のB−B線に沿う断面図である。
【図7】図4のA−A線に沿う断面図である。
【図8】プラグをジャックに差し込んだ状態の縦断側面
図である。
図である。
P プラグ J ジャック 6 第6極(ピン) 7 凹入部 8 電気絶縁層11,21,31,41,51 筒状スリーブ 110 ボディ 120 プラグ収容空間 122 プラグ収容空間の奥壁210,220,230,240,250 接片 213,223,233,243,253 接点 260 第6接片(接片) 263 第6接片の接点
Claims (2)
- 【請求項1】 同心状に配設されたそれぞれの金属製の
筒状スリーブの相互間に電気絶縁層が介在され、それぞ
れの上記筒状スリーブに、上記電気絶縁層の表面により
形成される当該プラグの外周面に露出した接点が形成さ
れたプラグにおいて、 当該プラグの先端部分を形成する上記電気絶縁層と、そ
の電気絶縁層に形成され、かつその電気絶縁層の先端面
で開口された凹入部と、その凹入部内に突出された導体
でなるピンとを有することを特徴とするプラグ。 - 【請求項2】 請求項1に記載したプラグの相手方コネ
クタとして用いられるジャックであって、 絶縁性のボディと、ボディに形成されたプラグ収容空間
と、上記ボディに組み付けられ上記プラグ収容空間の内
部に突出してそのプラグ収容空間に挿入される上記プラ
グの上記接点のそれぞれに各別に弾接される接点を備え
た各別の接片と、上記プラグ収容空間の奥壁に突設さ
れ、上記プラグ収容空間に挿入される上記プラグの上記
ピンに弾接される接点を備えた接片とを有することを特
徴とするジャック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992000896U JP2545747Y2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | プラグおよびジャック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992000896U JP2545747Y2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | プラグおよびジャック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0557787U JPH0557787U (ja) | 1993-07-30 |
JP2545747Y2 true JP2545747Y2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=11486450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992000896U Expired - Fee Related JP2545747Y2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | プラグおよびジャック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2545747Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008155921A1 (ja) | 2007-06-20 | 2008-12-24 | Ex Company Limited | 多極ジャック及び多極プラグ |
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