JP2543479Y2 - 補助鏡取付装置 - Google Patents
補助鏡取付装置Info
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- JP2543479Y2 JP2543479Y2 JP1991064011U JP6401191U JP2543479Y2 JP 2543479 Y2 JP2543479 Y2 JP 2543479Y2 JP 1991064011 U JP1991064011 U JP 1991064011U JP 6401191 U JP6401191 U JP 6401191U JP 2543479 Y2 JP2543479 Y2 JP 2543479Y2
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、洗面化粧台等に設けら
れる開閉自在な鏡の端部に補助鏡を取付けるための補助
鏡取付装置に関するものである。
れる開閉自在な鏡の端部に補助鏡を取付けるための補助
鏡取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洗面化粧台等に設けられる開閉自
在な鏡の端部に補助鏡を設けるようにしたものとして例
えば、実開平3−39437号公報に示されるようなも
のがある。このものは、前面に鏡が添設された扉の背面
に上下方向に取付軸としてのバーが設けられており、補
助鏡の取付けは固定ねじにて取付軸の所定位置で固定さ
れるようになった保持部材を取付軸に取着し、補助鏡よ
り突設された支持アームを保持部材の端部に固定ねじに
て固定することで取付けが行われるようになっている。
在な鏡の端部に補助鏡を設けるようにしたものとして例
えば、実開平3−39437号公報に示されるようなも
のがある。このものは、前面に鏡が添設された扉の背面
に上下方向に取付軸としてのバーが設けられており、補
助鏡の取付けは固定ねじにて取付軸の所定位置で固定さ
れるようになった保持部材を取付軸に取着し、補助鏡よ
り突設された支持アームを保持部材の端部に固定ねじに
て固定することで取付けが行われるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、補助鏡の高さ位置を変える場合に
は、その都度固定ねじを緩めたり、締めたりする必要が
あって面倒なものであるという問題があった。本考案は
上記問題点の解決を目的とするものであり、補助鏡の高
さ位置の変更を手間取ることなく簡易に行うことができ
る補助鏡取付装置を提供しようとするものである。
従来例にあっては、補助鏡の高さ位置を変える場合に
は、その都度固定ねじを緩めたり、締めたりする必要が
あって面倒なものであるという問題があった。本考案は
上記問題点の解決を目的とするものであり、補助鏡の高
さ位置の変更を手間取ることなく簡易に行うことができ
る補助鏡取付装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、一端が軸着されて開閉自在となった鏡
1の背面に配された曇り止めヒータ2をヒータカバー3
にて覆い、鏡1の軸着側と反対側となるヒータカバー3
の側端面に沿って取付軸4を立設し、一端に設けられた
挿通孔6に取付軸4を挿通して取付軸4に保持部材7を
上下移動自在に配設し、補助鏡5より突設された支持ア
ーム8の端部を保持部材7に連結し、取付軸4と直交す
る方向に移動自在となったストッパー9を保持部材7に
設け、ストッパー9を取付軸4の外面に圧接させて保持
部材7を取付軸4の所定高さで停止させるようにストッ
パー9を付勢するばね材10を保持部材7に設けたもの
である。
達成するために、一端が軸着されて開閉自在となった鏡
1の背面に配された曇り止めヒータ2をヒータカバー3
にて覆い、鏡1の軸着側と反対側となるヒータカバー3
の側端面に沿って取付軸4を立設し、一端に設けられた
挿通孔6に取付軸4を挿通して取付軸4に保持部材7を
上下移動自在に配設し、補助鏡5より突設された支持ア
ーム8の端部を保持部材7に連結し、取付軸4と直交す
る方向に移動自在となったストッパー9を保持部材7に
設け、ストッパー9を取付軸4の外面に圧接させて保持
部材7を取付軸4の所定高さで停止させるようにストッ
パー9を付勢するばね材10を保持部材7に設けたもの
である。
【0005】また、ストッパー9が外面に圧接される取
付軸4を水平断面多角形状に形成するようにしてもよ
い。また、補助鏡5より突設された支持アーム8の端部
に球状のボール体11を設け、ボール体11を保持部材
7の端部に設けられた溝12内に回動自在に係合し、締
め込みによって溝12巾を調整する連結ボルト13を保
持部材7に設けるようにしてもよい。
付軸4を水平断面多角形状に形成するようにしてもよ
い。また、補助鏡5より突設された支持アーム8の端部
に球状のボール体11を設け、ボール体11を保持部材
7の端部に設けられた溝12内に回動自在に係合し、締
め込みによって溝12巾を調整する連結ボルト13を保
持部材7に設けるようにしてもよい。
【0006】また、一端が軸着されて開閉自在となった
鏡1の背面に配された曇り止めヒータ2をヒータカバー
3にて覆い、このヒータカバー3の側端面に沿って取付
軸4を立設し、一端に設けられた挿通孔6に取付軸4を
挿通して取付軸4に保持部材7を上下移動自在に配設
し、補助鏡5より突設された支持アーム8の端部を保持
部材7に連結し、取付軸4と直交する方向に移動自在と
なったストッパー9を保持部材7に設け、ストッパー9
を取付軸4の外面に圧接させて保持部材7を取付軸4の
所定高さで停止させるようにストッパー9を付勢するば
ね材10を保持部材7に設け、保持部材7に設けられる
溝巾寸法イを溝12内に挿合される支持アーム8の端部
の巾寸法ロと略同一巾に形成するようにしてもよい。
鏡1の背面に配された曇り止めヒータ2をヒータカバー
3にて覆い、このヒータカバー3の側端面に沿って取付
軸4を立設し、一端に設けられた挿通孔6に取付軸4を
挿通して取付軸4に保持部材7を上下移動自在に配設
し、補助鏡5より突設された支持アーム8の端部を保持
部材7に連結し、取付軸4と直交する方向に移動自在と
なったストッパー9を保持部材7に設け、ストッパー9
を取付軸4の外面に圧接させて保持部材7を取付軸4の
所定高さで停止させるようにストッパー9を付勢するば
ね材10を保持部材7に設け、保持部材7に設けられる
溝巾寸法イを溝12内に挿合される支持アーム8の端部
の巾寸法ロと略同一巾に形成するようにしてもよい。
【0007】
【作用】しかして、保持部材7は内蔵されたストッパー
9が取付軸4の外面に圧接していることで常に取付軸4
に位置決めされた状態で止められることとなり、高さ位
置を変えるような場合には取付軸4の外面をストッパー
9が摺動されるようにして保持部材7を上下動させるだ
けで簡易に位置換えを行うことができる。
9が取付軸4の外面に圧接していることで常に取付軸4
に位置決めされた状態で止められることとなり、高さ位
置を変えるような場合には取付軸4の外面をストッパー
9が摺動されるようにして保持部材7を上下動させるだ
けで簡易に位置換えを行うことができる。
【0008】また、取付軸4を水平断面多角形状に形成
するようにしてあると、取付軸4に沿って上下動する保
持部材7が不用意に水平方向に回動するようなことを防
止できる。また、補助鏡5より突設された支持アーム8
の端部に球状のボール体11を設け、ボール体11を保
持部材7の端部に設けられた溝12内に回動自在に係合
し、締め込みによって溝巾を調整する連結ボルト13を
保持部材7に設けるようにしてあると、保持部材7を所
定高さで停止させた状態で溝12内に保持されたボール
体11の回動によって補助鏡5を水平方向及び垂直方向
に回動させることができ、補助鏡5を任意の位置及び角
度に移動させて化粧行為等を楽に行うことができる。
するようにしてあると、取付軸4に沿って上下動する保
持部材7が不用意に水平方向に回動するようなことを防
止できる。また、補助鏡5より突設された支持アーム8
の端部に球状のボール体11を設け、ボール体11を保
持部材7の端部に設けられた溝12内に回動自在に係合
し、締め込みによって溝巾を調整する連結ボルト13を
保持部材7に設けるようにしてあると、保持部材7を所
定高さで停止させた状態で溝12内に保持されたボール
体11の回動によって補助鏡5を水平方向及び垂直方向
に回動させることができ、補助鏡5を任意の位置及び角
度に移動させて化粧行為等を楽に行うことができる。
【0009】また、鏡1の背面に配された曇り止めヒー
タ2を覆うヒータカバー3に対して補助鏡5の取付けを
行うようになっていると、補助鏡5を取付けるにあたっ
て、取付用の部材を別途に鏡1の背面に設置することな
く、既設のヒータカバー3を利用して補助鏡5の取付け
を行うことができる。また、保持部材7に設けられた溝
巾寸法イを溝12内に挿合される支持アーム8の端部の
巾寸法ロと略同一巾に形成するようにしてあると、支持
アーム8は溝12の内面によってガイドされることとな
り、回動時にがたついたりするようなことがない。
タ2を覆うヒータカバー3に対して補助鏡5の取付けを
行うようになっていると、補助鏡5を取付けるにあたっ
て、取付用の部材を別途に鏡1の背面に設置することな
く、既設のヒータカバー3を利用して補助鏡5の取付け
を行うことができる。また、保持部材7に設けられた溝
巾寸法イを溝12内に挿合される支持アーム8の端部の
巾寸法ロと略同一巾に形成するようにしてあると、支持
アーム8は溝12の内面によってガイドされることとな
り、回動時にがたついたりするようなことがない。
【0010】
【実施例】以下、本考案を図示された実施例に基づいて
詳述する。洗面化粧台は図4に示されるように上部に洗
面ボウル20が載設された下部キャビネット21と、下
部キャビネット21の背部より上方に突設された上部キ
ャビネット22とにより構成されている。上部キャビネ
ット22は前面が開口した箱状に形成されており、内部
には複数の収納部23が設けられており、各収納部23
を閉じるように前面開口には鏡1が取付けられている。
鏡1は上部キャビネット22の前面中央に配される主鏡
1aと、主鏡1aの両側に配される副鏡1bとで構成さ
れており、各鏡はそれぞれ一端を軸着して開閉自在に上
部キャビネット22の前面開口に取付けられており、主
鏡1aまたは副鏡1bを開くことで奥方に配された収納
部23より化粧道具等を取り出すことができるようにな
っている。主鏡1aの背面には曇り止めヒータ2が設け
られており、この曇り止めヒータ2はヒータカバー3に
よって覆われている。軸着された主鏡1aの一端側と対
向するヒータカバー3の他端には回動自在に補助鏡5が
取付けられている。補助鏡5が取付けられることとなる
ヒータカバー3の側端面には図1に示されるように上下
で対向するように軸止め具24が設けられており、軸止
め具24間には取付軸4が設けられており、この取付軸
4に補助鏡5が取付けられている。取付軸4には保持部
材7が設けられており、補助鏡5は支持アーム8を保持
部材7の端部で支持されることによって取付軸4に取付
けられている。保持部材7は図3に示されるように一端
部に取付軸4が挿通される挿通孔6が設けられており、
他端部には補助鏡5より突設された支持アーム10の端
部を挟持するための挟持部25が設けられている。挟持
部25は保持部材7の端部に支持アーム8の端部が挿合
される溝12を設けて形成されている。保持部材7の一
端側には角箱状に形成されたストッパー9を収納保持す
るための収納部15が形成されている。この収納部15
は取付軸4が挿通される挿通孔6に連通しており、収納
部15内に収納されるストッパー9は収納された状態で
端部が取付軸4の外面に当接するようになっている。つ
まり、ストッパー9の端部にはストッパー9を取付軸4
と直交する方向に付勢するためのばね材10が取付けら
れており、収納部15内に収納されたストッパー9はば
ね材10によって常時側方に向けて付勢されており、取
付軸4が挿通された挿通孔30の内面が取付軸4の外面
に当接された状態となっている。ストッパー9の端部に
はばね材10を支持する支持ボルト14が設けられてお
り、ばね材10は支持ボルト14に挿通して取付けられ
ている。支持ボルト14は保持部材7に設けられた通孔
16内に挿通されており、通孔16の端部にはばね材1
0の端部が係止される係止突起17が突設されており、
この係止突起17によってばね材10はストッパー9を
取付軸4と直交する方向に付勢している。図1にて示さ
れる実施例にあっては、ストッパー9を保持部材8内に
引き込むように付勢することでストッパー9の内端部が
取付軸4の外面に圧接されるように構成されている。ま
た、図2に示されるものにあっては、ストッパー9を保
持部材7の外側方に向けて付勢することでストッパー9
の端部が取付軸4の外面に圧接されるように構成されて
いる。そして、ストッパー9がばね材10によって常時
取付軸4の側面に圧接された状態となっていることによ
って保持部材7を取付軸4の所定位置で固定するように
なっている。取付軸4はストッパー9が当接される外面
に当接部分が形成されるように多角状に形成されてお
り、図示された実施例にあっては平断面四角形である場
合を示しているが、他の多角形状であってもよい。保持
部材7の端部に設けられた挟持部25には補助鏡5より
突設された支持アーム8の端部が挟持固定されるように
なっており、図3に示されるように連結ボルト13の締
め付けによって支持アーム8の端部に設けられたボール
体11の上端と下端が各保持部材7の端部内面に設けら
れた凹所18に嵌合した状態で挟持されて固定されるよ
うになっている。ここで、支持アーム8はボール体11
が挟持されて固定されていることにより回動自在となっ
ており、回動させて所定の位置に向けることができるよ
うになっており、また、抜け止めされた状態で連結され
るようになっている。また、補助鏡5より突設された支
持アーム8の巾寸法ロと挟持部25を構成する溝12の
溝巾寸法イとは略同一巾となっており、支持アーム8が
取付状態でがたついたりするようなことがないようにな
っている。そして、補助鏡5の高さ位置を変える場合に
はストッパー9が取付軸4に圧接されている状態で保持
部材7を取付軸4に沿って移動させることでストッパー
9が取付軸4の端面に圧接されて移動後の位置で停止さ
れることとなり、従来のように固定ねじを操作したりす
るようなことなく、位置換えを簡易に行うことができる
ものである。
詳述する。洗面化粧台は図4に示されるように上部に洗
面ボウル20が載設された下部キャビネット21と、下
部キャビネット21の背部より上方に突設された上部キ
ャビネット22とにより構成されている。上部キャビネ
ット22は前面が開口した箱状に形成されており、内部
には複数の収納部23が設けられており、各収納部23
を閉じるように前面開口には鏡1が取付けられている。
鏡1は上部キャビネット22の前面中央に配される主鏡
1aと、主鏡1aの両側に配される副鏡1bとで構成さ
れており、各鏡はそれぞれ一端を軸着して開閉自在に上
部キャビネット22の前面開口に取付けられており、主
鏡1aまたは副鏡1bを開くことで奥方に配された収納
部23より化粧道具等を取り出すことができるようにな
っている。主鏡1aの背面には曇り止めヒータ2が設け
られており、この曇り止めヒータ2はヒータカバー3に
よって覆われている。軸着された主鏡1aの一端側と対
向するヒータカバー3の他端には回動自在に補助鏡5が
取付けられている。補助鏡5が取付けられることとなる
ヒータカバー3の側端面には図1に示されるように上下
で対向するように軸止め具24が設けられており、軸止
め具24間には取付軸4が設けられており、この取付軸
4に補助鏡5が取付けられている。取付軸4には保持部
材7が設けられており、補助鏡5は支持アーム8を保持
部材7の端部で支持されることによって取付軸4に取付
けられている。保持部材7は図3に示されるように一端
部に取付軸4が挿通される挿通孔6が設けられており、
他端部には補助鏡5より突設された支持アーム10の端
部を挟持するための挟持部25が設けられている。挟持
部25は保持部材7の端部に支持アーム8の端部が挿合
される溝12を設けて形成されている。保持部材7の一
端側には角箱状に形成されたストッパー9を収納保持す
るための収納部15が形成されている。この収納部15
は取付軸4が挿通される挿通孔6に連通しており、収納
部15内に収納されるストッパー9は収納された状態で
端部が取付軸4の外面に当接するようになっている。つ
まり、ストッパー9の端部にはストッパー9を取付軸4
と直交する方向に付勢するためのばね材10が取付けら
れており、収納部15内に収納されたストッパー9はば
ね材10によって常時側方に向けて付勢されており、取
付軸4が挿通された挿通孔30の内面が取付軸4の外面
に当接された状態となっている。ストッパー9の端部に
はばね材10を支持する支持ボルト14が設けられてお
り、ばね材10は支持ボルト14に挿通して取付けられ
ている。支持ボルト14は保持部材7に設けられた通孔
16内に挿通されており、通孔16の端部にはばね材1
0の端部が係止される係止突起17が突設されており、
この係止突起17によってばね材10はストッパー9を
取付軸4と直交する方向に付勢している。図1にて示さ
れる実施例にあっては、ストッパー9を保持部材8内に
引き込むように付勢することでストッパー9の内端部が
取付軸4の外面に圧接されるように構成されている。ま
た、図2に示されるものにあっては、ストッパー9を保
持部材7の外側方に向けて付勢することでストッパー9
の端部が取付軸4の外面に圧接されるように構成されて
いる。そして、ストッパー9がばね材10によって常時
取付軸4の側面に圧接された状態となっていることによ
って保持部材7を取付軸4の所定位置で固定するように
なっている。取付軸4はストッパー9が当接される外面
に当接部分が形成されるように多角状に形成されてお
り、図示された実施例にあっては平断面四角形である場
合を示しているが、他の多角形状であってもよい。保持
部材7の端部に設けられた挟持部25には補助鏡5より
突設された支持アーム8の端部が挟持固定されるように
なっており、図3に示されるように連結ボルト13の締
め付けによって支持アーム8の端部に設けられたボール
体11の上端と下端が各保持部材7の端部内面に設けら
れた凹所18に嵌合した状態で挟持されて固定されるよ
うになっている。ここで、支持アーム8はボール体11
が挟持されて固定されていることにより回動自在となっ
ており、回動させて所定の位置に向けることができるよ
うになっており、また、抜け止めされた状態で連結され
るようになっている。また、補助鏡5より突設された支
持アーム8の巾寸法ロと挟持部25を構成する溝12の
溝巾寸法イとは略同一巾となっており、支持アーム8が
取付状態でがたついたりするようなことがないようにな
っている。そして、補助鏡5の高さ位置を変える場合に
はストッパー9が取付軸4に圧接されている状態で保持
部材7を取付軸4に沿って移動させることでストッパー
9が取付軸4の端面に圧接されて移動後の位置で停止さ
れることとなり、従来のように固定ねじを操作したりす
るようなことなく、位置換えを簡易に行うことができる
ものである。
【0011】しかして、化粧等を行うに伴って補助鏡5
を使用するような場合には主鏡1aを開き、次いで補助
鏡5を回動させて前方に突出させることで使用すること
ができるものであり、使用時には主鏡1aが開かれた状
態となっていることから、収納部9内に収納されている
化粧道具等の取り出しを行いやすいものであり、また、
下部キャビネット2の上部に洗面ボウル1が設けられて
いるといえども、補助鏡5は主鏡1aを開いた状態で前
方に突出された状態となっており、前方に腰を屈めたり
するようなことなく補助鏡5を使用して化粧等を行うこ
とができるものである。
を使用するような場合には主鏡1aを開き、次いで補助
鏡5を回動させて前方に突出させることで使用すること
ができるものであり、使用時には主鏡1aが開かれた状
態となっていることから、収納部9内に収納されている
化粧道具等の取り出しを行いやすいものであり、また、
下部キャビネット2の上部に洗面ボウル1が設けられて
いるといえども、補助鏡5は主鏡1aを開いた状態で前
方に突出された状態となっており、前方に腰を屈めたり
するようなことなく補助鏡5を使用して化粧等を行うこ
とができるものである。
【0012】
【考案の効果】本考案は上述のように、一端が軸着され
て開閉自在となった鏡の背面に配された曇り止めヒータ
をヒータカバーにて覆い、鏡の軸着側と反対側となるヒ
ータカバーの側端面に沿って取付軸を立設し、一端に設
けられた挿通孔に取付軸を挿通して取付軸に保持部材を
上下移動自在に配設し、補助鏡より突設された支持アー
ムの端部を保持部材に連結し、取付軸と直交する方向に
移動自在となったストッパーを保持部材に設け、ストッ
パーを取付軸の外面に圧接させて保持部材を取付軸の所
定高さで停止させるようにストッパーを付勢するバネ材
を保持部材に設けてあるので、保持部材は内蔵されたス
トッパーが取付軸の外面に圧接していることで常に取付
軸に位置決めされた状態で止められることとなり、高さ
位置を変えるような場合には取付軸の外面をストッパー
が摺動されるようにして保持部材を上下動させるだけで
簡易に位置換えを行うことができるものである。また一
端が軸着されて開閉自在となった鏡の背面に配された曇
り止めヒータをヒータカバーにて覆い、ヒータカバーの
側端面に沿って取付軸を立設することによって、補助鏡
を取付けるにあたって、取付用の部材を別途に鏡の背面
に設置することなく、既設のヒータカバーを利用して補
助鏡の取付けを行うことができるものであり、しかも鏡
の軸着側と反対側のヒータカバーの側端面に取付軸を立
設することによって、鏡を開けて補助鏡を手前側に大き
く移動させて使用することができると共に鏡の開き角度
を変化させて補助鏡の向きを調整することができ、補助
鏡の使い勝手を向上させることができるものである。
て開閉自在となった鏡の背面に配された曇り止めヒータ
をヒータカバーにて覆い、鏡の軸着側と反対側となるヒ
ータカバーの側端面に沿って取付軸を立設し、一端に設
けられた挿通孔に取付軸を挿通して取付軸に保持部材を
上下移動自在に配設し、補助鏡より突設された支持アー
ムの端部を保持部材に連結し、取付軸と直交する方向に
移動自在となったストッパーを保持部材に設け、ストッ
パーを取付軸の外面に圧接させて保持部材を取付軸の所
定高さで停止させるようにストッパーを付勢するバネ材
を保持部材に設けてあるので、保持部材は内蔵されたス
トッパーが取付軸の外面に圧接していることで常に取付
軸に位置決めされた状態で止められることとなり、高さ
位置を変えるような場合には取付軸の外面をストッパー
が摺動されるようにして保持部材を上下動させるだけで
簡易に位置換えを行うことができるものである。また一
端が軸着されて開閉自在となった鏡の背面に配された曇
り止めヒータをヒータカバーにて覆い、ヒータカバーの
側端面に沿って取付軸を立設することによって、補助鏡
を取付けるにあたって、取付用の部材を別途に鏡の背面
に設置することなく、既設のヒータカバーを利用して補
助鏡の取付けを行うことができるものであり、しかも鏡
の軸着側と反対側のヒータカバーの側端面に取付軸を立
設することによって、鏡を開けて補助鏡を手前側に大き
く移動させて使用することができると共に鏡の開き角度
を変化させて補助鏡の向きを調整することができ、補助
鏡の使い勝手を向上させることができるものである。
【0013】また、ストッパーが外面に圧接される取付
軸を水平断面多角形状に形成してあると、取付軸に沿っ
て上下動する保持部材が不用意に水平方向に回動するよ
うなことを防止できるものである。また、補助鏡より突
設された支持アームの端部に球状のボール体を設け、ボ
ール体を保持部材の端部に設けられた溝内に回動自在に
係合し、締め込みによって溝巾を調整する連結ボルトを
保持部材に設けるようにしてあると、保持部材を所定高
さで停止させた状態で溝内に保持されたボール体の回動
によって補助鏡を水平方向及び垂直方向に回動させるこ
とができ、補助鏡を任意の位置及び角度に移動させて化
粧行為等を楽に行うことができるものである。
軸を水平断面多角形状に形成してあると、取付軸に沿っ
て上下動する保持部材が不用意に水平方向に回動するよ
うなことを防止できるものである。また、補助鏡より突
設された支持アームの端部に球状のボール体を設け、ボ
ール体を保持部材の端部に設けられた溝内に回動自在に
係合し、締め込みによって溝巾を調整する連結ボルトを
保持部材に設けるようにしてあると、保持部材を所定高
さで停止させた状態で溝内に保持されたボール体の回動
によって補助鏡を水平方向及び垂直方向に回動させるこ
とができ、補助鏡を任意の位置及び角度に移動させて化
粧行為等を楽に行うことができるものである。
【0014】また、一端が軸着されて開閉自在となった
鏡の背面に配された曇り止めヒータをヒータカバーにて
覆い、このヒータカバーの側端面に沿って取付軸を立設
し、一端に設けられた挿通孔に取付軸を挿通して取付軸
に保持部材を上下移動自在に配設し、補助鏡より突設さ
れた支持アームの端部を保持部材に連結し、取付軸と直
交する方向に移動自在となったストッパーを保持部材に
設け、ストッパーを取付軸の外面に圧接させて保持部材
を取付軸の所定高さで停止させるようにストッパーを付
勢するバネ材を保持部材に設けてあるので、つまり、鏡
の背面に配された曇り止めヒータを覆うヒータカバーに
対して補助鏡の取付けを行うようになっているので、補
助鏡を取付けるにあたって、取付用の部材を別途に鏡の
背面に設置する必要がないものであり、既設のヒータカ
バーを利用して補助鏡の取付けを行うことができるもの
である。また、保持部材に設けられた溝巾寸法が溝内に
挿合される支持アームの端部の巾寸法と略同一巾に形成
するようにしてあると、支持アームは溝の内面によって
ガイドされることとなり、回動時にがたついたりするよ
うなことがないものである。
鏡の背面に配された曇り止めヒータをヒータカバーにて
覆い、このヒータカバーの側端面に沿って取付軸を立設
し、一端に設けられた挿通孔に取付軸を挿通して取付軸
に保持部材を上下移動自在に配設し、補助鏡より突設さ
れた支持アームの端部を保持部材に連結し、取付軸と直
交する方向に移動自在となったストッパーを保持部材に
設け、ストッパーを取付軸の外面に圧接させて保持部材
を取付軸の所定高さで停止させるようにストッパーを付
勢するバネ材を保持部材に設けてあるので、つまり、鏡
の背面に配された曇り止めヒータを覆うヒータカバーに
対して補助鏡の取付けを行うようになっているので、補
助鏡を取付けるにあたって、取付用の部材を別途に鏡の
背面に設置する必要がないものであり、既設のヒータカ
バーを利用して補助鏡の取付けを行うことができるもの
である。また、保持部材に設けられた溝巾寸法が溝内に
挿合される支持アームの端部の巾寸法と略同一巾に形成
するようにしてあると、支持アームは溝の内面によって
ガイドされることとなり、回動時にがたついたりするよ
うなことがないものである。
【図1】本考案の一実施例を示す部分断面図である。
【図2】同上の他の実施例を示す部分断面図である。
【図3】同上の斜視図である。
【図4】同上の洗面化粧台の全体斜視図である。
1 鏡 2 曇り止めヒータ 3 ヒータカバー 4 取付軸 5 補助鏡 6 挿通孔 7 保持部材 8 支持アーム 9 ストッパー 10 ばね材 11 ボール体 12 溝 13 連結ボルト イ 溝巾寸法 ロ 支持アームの巾寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A47K 1/00 A47K 1/00 E
Claims (4)
- 【請求項1】 一端が軸着されて開閉自在となった鏡の
背面に配された曇り止めヒータをヒータカバーにて覆
い、鏡の軸着側と反対側となるヒータカバーの側端面に
沿って取付軸を立設し、一端に設けられた挿通孔に取付
軸を挿通して取付軸に保持部材を上下移動自在に配設
し、補助鏡より突設された支持アームの端部を保持部材
に連結し、取付軸と直交する方向に移動自在となったス
トッパーを保持部材に設け、ストッパーを取付軸の外面
に圧接させて保持部材を取付軸の所定高さで停止させる
ようにストッパーを付勢するばね材を保持部材に設けて
成る補助鏡取付装置。 - 【請求項2】 ストッパーが外面に圧接される取付軸を
水平断面多角形状に形成して成る請求項1に記載の補助
鏡取付装置。 - 【請求項3】 補助鏡より突設された支持アームの端部
に球状のボール体を設け、ボール体を保持部材の端部に
設けられた溝内に回動自在に係合し、締め込みによって
溝巾を調整する連結ボルトを保持部材に設けて成る請求
項1に記載の補助鏡取付装置。 - 【請求項4】 一端が軸着されて開閉自在となった鏡の
背面に配された曇り止めヒータをヒータカバーにて覆
い、このヒータカバーの側端面に沿って取付軸を立設
し、一端に設けられた挿通孔に取付軸を挿通して取付軸
に保持部材を上下移動自在に配設し、補助鏡より突設さ
れた支持アームの端部を保持部材に連結し、取付軸と直
交する方向に移動自在となったストッパーを保持部材に
設け、ストッパーを取付軸の外面に圧接させて保持部材
を取付軸の所定高さで停止させるようにストッパーを付
勢するばね材を保持部材に設け、保持部材に設けられる
溝巾寸法を溝内に挿合される支持アームの端部の巾寸法
と略同一巾に形成して成る補助鏡取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991064011U JP2543479Y2 (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | 補助鏡取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991064011U JP2543479Y2 (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | 補助鏡取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0515865U JPH0515865U (ja) | 1993-03-02 |
JP2543479Y2 true JP2543479Y2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=13245814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991064011U Expired - Lifetime JP2543479Y2 (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | 補助鏡取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543479Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS579117Y2 (ja) * | 1978-07-06 | 1982-02-22 | ||
JP4103971B2 (ja) * | 1998-03-17 | 2008-06-18 | 日本精機株式会社 | ハンドルミラーの取付構造 |
CN113509035B (zh) * | 2021-08-06 | 2022-08-30 | 沙河市志河镜业科技有限公司 | 一种基于艺术镜面家具用镜面转换机构 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0339610Y2 (ja) * | 1987-05-06 | 1991-08-21 | ||
JP3039437U (ja) * | 1997-01-10 | 1997-07-22 | 株式会社ジット | 段差解消リフトを付設する昇降装置 |
-
1991
- 1991-08-14 JP JP1991064011U patent/JP2543479Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0515865U (ja) | 1993-03-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |