JP2542475Y2 - 脚の取付構造 - Google Patents
脚の取付構造Info
- Publication number
- JP2542475Y2 JP2542475Y2 JP6686090U JP6686090U JP2542475Y2 JP 2542475 Y2 JP2542475 Y2 JP 2542475Y2 JP 6686090 U JP6686090 U JP 6686090U JP 6686090 U JP6686090 U JP 6686090U JP 2542475 Y2 JP2542475 Y2 JP 2542475Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leg
- mounting
- chassis
- hole
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は機器の底部に取り付ける脚の取付構造に係
り、特に脚の取付作業に好適な脚の構造に関する。
り、特に脚の取付作業に好適な脚の構造に関する。
(ロ)従来技術・考案が解決しようとする問題点 従来より、例えば電子機器などの底部に取り付ける脚
の構造は、第4図及び第5図に示すものが多く提供され
ていた。
の構造は、第4図及び第5図に示すものが多く提供され
ていた。
第4図は分解斜視図、第5図は断面図であり、図にお
いて、3は取付ネジ、10は電子機器のシャーシ、10aは
シャーシ10の底部に設けた取付タップ穴、11は脚、11a
は脚11の略中央部に設けた取付穴である。
いて、3は取付ネジ、10は電子機器のシャーシ、10aは
シャーシ10の底部に設けた取付タップ穴、11は脚、11a
は脚11の略中央部に設けた取付穴である。
電子機器のシャーシ10底部の所定位置に脚11を取り付
ける場合、取付ネジ3をシャーシ10の下方向から脚11の
取付穴11aを介してシャーシ10の取付タップ穴10aに取り
付けていた。
ける場合、取付ネジ3をシャーシ10の下方向から脚11の
取付穴11aを介してシャーシ10の取付タップ穴10aに取り
付けていた。
この脚11底部の略中央部には凹部があり、取付ネジ3
の頭部は脚11の外部には出ないため、電子機器は複数個
の脚11で安定して設置することができる。
の頭部は脚11の外部には出ないため、電子機器は複数個
の脚11で安定して設置することができる。
しかし、上記した従来の脚11の取付構造はシャーシ10
下方向から取付ネジ3で取り付ける構造になっているた
め、生産工程などではシャーシ10を反転し、しかも取付
ネジ3の取付位置を作業者の手元にして取付ネジ3の締
付け作業を行なわなければいけないという欠点があっ
た。
下方向から取付ネジ3で取り付ける構造になっているた
め、生産工程などではシャーシ10を反転し、しかも取付
ネジ3の取付位置を作業者の手元にして取付ネジ3の締
付け作業を行なわなければいけないという欠点があっ
た。
特に、大型シャーシ等の場合は、シャーシ10の反転作
業が困難であり、生産性を悪化して生産コストを高くし
ていた。
業が困難であり、生産性を悪化して生産コストを高くし
ていた。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは従来例の欠点を解消し、シャー
シ上部から脚を取り付けるようにした脚の取付構造を提
供するところにある。
その目的とするところは従来例の欠点を解消し、シャー
シ上部から脚を取り付けるようにした脚の取付構造を提
供するところにある。
(ハ)問題を解決するための手段 この考案の脚の取付構造はシャーシに取り付ける脚の
取付構造において、略中央部に取付タップ穴と底部に回
転防止用の非円形の凹部を設けた脚を、前記凹部と嵌合
する凸部を形成した組立治具に載置し、シャーシに設け
た取付穴を介してシャーシの上部より取付ネジを前記脚
の取付タップ穴にねじ込むことにより脚の取付を行うよ
うにしたものである。
取付構造において、略中央部に取付タップ穴と底部に回
転防止用の非円形の凹部を設けた脚を、前記凹部と嵌合
する凸部を形成した組立治具に載置し、シャーシに設け
た取付穴を介してシャーシの上部より取付ネジを前記脚
の取付タップ穴にねじ込むことにより脚の取付を行うよ
うにしたものである。
前記凹部を略D形状に構成しても良い。
また、前記凹部を円形の一部に凸部を形成した形状に
構成しても良い。
構成しても良い。
更に、略中央部に取付タップ穴とその周囲に回転防止
用の突起部を上面に設けた脚を、組立治具の所定の位置
に載置し、取付穴とその周囲に前記突起部と嵌合する穴
を設けたシャーシの上部より取付ネジを前記脚の取付タ
ップ穴にねじ込むことにより脚の取付を行うようにして
も良い。
用の突起部を上面に設けた脚を、組立治具の所定の位置
に載置し、取付穴とその周囲に前記突起部と嵌合する穴
を設けたシャーシの上部より取付ネジを前記脚の取付タ
ップ穴にねじ込むことにより脚の取付を行うようにして
も良い。
(ニ)作用 この考案によれば、脚の略中央部に取付タップ穴を設
け、シャーシ上部から取付ネジを取付タップ穴に締付け
て脚を取り付ける。
け、シャーシ上部から取付ネジを取付タップ穴に締付け
て脚を取り付ける。
更に、脚の底部に回転防止用の非円形の凹部を設け、
脚取付の組立治具で脚の回転を防止して簡単に取り付け
ることができる。
脚取付の組立治具で脚の回転を防止して簡単に取り付け
ることができる。
上記回転防止用の凹部を略D形状に構成し、このD形
凹部で脚の回転を防止することができる また、上記凹部を円形の一部に凸部を形成した形状に
して脚の回転を防止しても良い。
凹部で脚の回転を防止することができる また、上記凹部を円形の一部に凸部を形成した形状に
して脚の回転を防止しても良い。
更に、脚の上面に回転防止用の突起部とを設け、この
突起部がシャーシに形成した穴に嵌合して脚の回転を防
止しても良い。
突起部がシャーシに形成した穴に嵌合して脚の回転を防
止しても良い。
この様に、脚の底部又は上部に回転防止用凹部又は突
起部を設け、組立治具で脚取付を行なうことができるの
で、シャーシを反転すること無く脚取付作業が可能であ
る。
起部を設け、組立治具で脚取付を行なうことができるの
で、シャーシを反転すること無く脚取付作業が可能であ
る。
(ホ)実施例 この考案に係る脚の取付構造の実施例を第1図乃至第
3図に基づいて説明する。
3図に基づいて説明する。
尚、従来例と同一部分には同一符号を付してその説明
を省略する。
を省略する。
第1図は分解斜視図、第2図は脚を示した平面図であ
り、第2図(A)及び第2図(B)は脚底部の平面図、
第2図(C)は脚上部の平面図、第3図は断面図であ
る。
り、第2図(A)及び第2図(B)は脚底部の平面図、
第2図(C)は脚上部の平面図、第3図は断面図であ
る。
図において、1はシャーシ、1aはシャーシ1に設けた
取付穴、2は本考案の脚、2aは脚2の略中央部に設けた
取付タップ穴、4は脚2を取り付けるための組立治具、
4aは組立治具4に設けた脚取付部、5はシャーシ1と組
立治具4との接触部、6は他の実施例の脚、6aは脚6の
略中央部に設けた取付タップ穴、6bは脚6の底部に設け
た回転止凸部を設けた凹部、7は他の実施例の脚、7aは
脚7の取付タップ穴、7bは脚7の円形凹部、7cは脚7上
部に設けた突起部である。
取付穴、2は本考案の脚、2aは脚2の略中央部に設けた
取付タップ穴、4は脚2を取り付けるための組立治具、
4aは組立治具4に設けた脚取付部、5はシャーシ1と組
立治具4との接触部、6は他の実施例の脚、6aは脚6の
略中央部に設けた取付タップ穴、6bは脚6の底部に設け
た回転止凸部を設けた凹部、7は他の実施例の脚、7aは
脚7の取付タップ穴、7bは脚7の円形凹部、7cは脚7上
部に設けた突起部である。
シャーシ1底部の所定位置に脚2を取り付ける場合、
組立治具4の脚取付部4a上に脚2の回転防止用D形凹部
2bを嵌合させて設置し、この脚2の取付タップ穴2aにシ
ャーシ1の取付穴1aが合致するよう設置し、シャーシ1
上部より取付ネジ3をシャーシ1取付穴1aを介して脚2
の取付タップ穴2aに締め付けて脚2を取り付ける。
組立治具4の脚取付部4a上に脚2の回転防止用D形凹部
2bを嵌合させて設置し、この脚2の取付タップ穴2aにシ
ャーシ1の取付穴1aが合致するよう設置し、シャーシ1
上部より取付ネジ3をシャーシ1取付穴1aを介して脚2
の取付タップ穴2aに締め付けて脚2を取り付ける。
上記組立治具4に脚2を嵌合する場合、脚2のD形凹
部2bがD形凸部を形成した組立治具4の脚取付部4aに嵌
合するため、取付ネジ3の締め付けによる脚2の回転を
防止することができる。
部2bがD形凸部を形成した組立治具4の脚取付部4aに嵌
合するため、取付ネジ3の締め付けによる脚2の回転を
防止することができる。
また、上記組立治具4に脚2とシャーシ1を設置する
場合、組立治具4とシャーシ1とが接触部5で正規に接
触するよう組み立てることにより、シャーシ1と脚2は
自動的に正しく組立治具4を基にして設置することがで
きる。
場合、組立治具4とシャーシ1とが接触部5で正規に接
触するよう組み立てることにより、シャーシ1と脚2は
自動的に正しく組立治具4を基にして設置することがで
きる。
この様に、組立治具4上でシャーシ1上部から脚2を
取り付けることができるため、シャーシ1を反転するこ
と無く、特に大型シャーシ1などでも簡単に取付作業を
することができる。
取り付けることができるため、シャーシ1を反転するこ
と無く、特に大型シャーシ1などでも簡単に取付作業を
することができる。
第2図(B)は他の実施例で脚6の略中央部に設けた
凹部6bに回転止凸部を設けたものであり、この凸部が組
立治具の脚取付部に嵌合して、脚6の回転を防止して取
り付けることができる。
凹部6bに回転止凸部を設けたものであり、この凸部が組
立治具の脚取付部に嵌合して、脚6の回転を防止して取
り付けることができる。
第2図(C)は他の実施例で脚7上部に、例えば3個
の突起部7cを設け、一方、シャーシに脚7上部の突起部
7cが嵌合する嵌合穴(図示せず)を設け、脚7取付時の
回転を防止して取り付けることができる。
の突起部7cを設け、一方、シャーシに脚7上部の突起部
7cが嵌合する嵌合穴(図示せず)を設け、脚7取付時の
回転を防止して取り付けることができる。
この様に、脚2,6,7の取付は組立治具を用いてシャー
シ1上部より取付ネジ3で簡単に取り付けることができ
る。
シ1上部より取付ネジ3で簡単に取り付けることができ
る。
以上、脚2の取付タップ穴2aに取付ネジ3を締め付け
て取り付けるよう説明したが、セルフタップネジを用
い、脚の略中央部にセルフタップネジ用取付穴を設けて
構成しても良い。
て取り付けるよう説明したが、セルフタップネジを用
い、脚の略中央部にセルフタップネジ用取付穴を設けて
構成しても良い。
(ヘ)考案の効果 この考案に係る脚の取付構造は前述のように、組立治
具を用いてシャーシ上部より取付ネジで簡単に取り付け
ることができるので、従来例のようにシャーシを反転す
る作業が不要となり、生産性を高めることができ、生産
コストの低減が可能であるという効果がある。
具を用いてシャーシ上部より取付ネジで簡単に取り付け
ることができるので、従来例のようにシャーシを反転す
る作業が不要となり、生産性を高めることができ、生産
コストの低減が可能であるという効果がある。
しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成する
ことができるため実施も容易であるなどの優れた特長を
有している。
ことができるため実施も容易であるなどの優れた特長を
有している。
第1図乃至第3図はこの考案に係る脚の構造の実施例を
示し、第1図は分解斜視図、第2図は脚を示した平面図
であり、第2図(A)及び第2図(B)は脚底部の平面
図、第2図(C)は脚上部の平面図、第3図は断面図で
ある。 第4図及び第5図は従来例を示し、第4図は分解斜視
図、第5図は断面図である。 主な符号の説明 1:機器のシャーシ、2:本考案の脚、2a:脚の取付タップ
穴、2b:脚底部のD形凹部、3:取付ネジ、4:組立治具、4
a:組立治具の脚取付部、6:他の実施例の脚、6b:回転止
凸部を設けた凹部、7:他の実施例の脚、7c:脚上部に設
けた突起部。
示し、第1図は分解斜視図、第2図は脚を示した平面図
であり、第2図(A)及び第2図(B)は脚底部の平面
図、第2図(C)は脚上部の平面図、第3図は断面図で
ある。 第4図及び第5図は従来例を示し、第4図は分解斜視
図、第5図は断面図である。 主な符号の説明 1:機器のシャーシ、2:本考案の脚、2a:脚の取付タップ
穴、2b:脚底部のD形凹部、3:取付ネジ、4:組立治具、4
a:組立治具の脚取付部、6:他の実施例の脚、6b:回転止
凸部を設けた凹部、7:他の実施例の脚、7c:脚上部に設
けた突起部。
フロントページの続き (72)考案者 春日 正行 東京都渋谷区渋谷2丁目17番5号 株式 会社ケンウッド内 (72)考案者 渡貫 裕 東京都渋谷区渋谷2丁目17番5号 株式 会社ケンウッド内 審査官 浅野 清
Claims (4)
- 【請求項1】シャーシに取り付ける脚の取付構造におい
て、略中央部に取付タップ穴と底部に回転防止用の非円
形の凹部を設けた脚を、前記凹部と嵌合する凸部を形成
した組立治具に載置し、シャーシに設けた取付穴を介し
てシャーシの上部より取付ネジを前記脚の取付タップ穴
にねじ込むことにより脚の取付を行うようにしたことを
特徴とする脚の取付構造。 - 【請求項2】前記凹部を略D形状に構成したことを特徴
とする請求項1記載の脚の取付構造。 - 【請求項3】前記凹部を円形の一部に凸部を形成した形
状に構成したことを特徴とする請求項1記載の脚の取付
構造。 - 【請求項4】シャーシに取り付ける脚の取付構造におい
て、略中央部に取付タップ穴とその周囲に回転防止用の
突起部を上面に設けた脚を、組立治具の所定の位置に載
置し、取付穴とその周囲に前記突起部と嵌合する穴を設
けたシャーシの上部より取付ネジを前記脚の取付タップ
穴にねじ込むことにより脚の取付を行うようにしたこと
を特徴とする脚の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6686090U JP2542475Y2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 脚の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6686090U JP2542475Y2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 脚の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0426587U JPH0426587U (ja) | 1992-03-03 |
JP2542475Y2 true JP2542475Y2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=31599933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6686090U Expired - Lifetime JP2542475Y2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 脚の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542475Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-26 JP JP6686090U patent/JP2542475Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0426587U (ja) | 1992-03-03 |
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