JP2538108Y2 - ドア枠と建物下地との取合金具 - Google Patents
ドア枠と建物下地との取合金具Info
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- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ドア枠を建物下地と
なる胴縁に固定するための取合金具に関する。
なる胴縁に固定するための取合金具に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の取合金具1を用いたドア枠
2と建物下地3との固定構造を示しており、ドア枠2に
おける天枠もしくは側枠は、内面側にドア4の当接突条
5を設け、外面に設けた凹段部6の底面が開口し、この
開口部7を挾む両側にフランジ部8、8が位置する断面
形状に形成され、建物下地3は胴縁によって形成され、
その両面に内装材9、9が取付けられることになる。
2と建物下地3との固定構造を示しており、ドア枠2に
おける天枠もしくは側枠は、内面側にドア4の当接突条
5を設け、外面に設けた凹段部6の底面が開口し、この
開口部7を挾む両側にフランジ部8、8が位置する断面
形状に形成され、建物下地3は胴縁によって形成され、
その両面に内装材9、9が取付けられることになる。
【0003】従来の取合金具1は、図7と図8に示すよ
うに、凹段部6内に嵌め合せてその両端をフランジ部
8、8にビス10で固定する基板11と、建物下地3に
外嵌するコ字状に折曲げ形成した固定金具12との二部
品の組合せからなり、基板11に設けた一対の切起し1
3、13と基板11との間に固定金具12の背面側を挿
入し、基板11と固定金具12の重なり部分をカシメ部
14で固定化した構造になっており、固定金具12は建
物下地3に対してその両側を釘15の打込みにより固定
化する。
うに、凹段部6内に嵌め合せてその両端をフランジ部
8、8にビス10で固定する基板11と、建物下地3に
外嵌するコ字状に折曲げ形成した固定金具12との二部
品の組合せからなり、基板11に設けた一対の切起し1
3、13と基板11との間に固定金具12の背面側を挿
入し、基板11と固定金具12の重なり部分をカシメ部
14で固定化した構造になっており、固定金具12は建
物下地3に対してその両側を釘15の打込みにより固定
化する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の取合金具1は、基板11と固定金具12の二部品か
らなり、両者をカシメ部14で結合する必要があるた
め、加工工程が多く組立てに手間がかかり、製作コスト
が高くつくと共に、ドア枠2との結合をビス10の締付
けによって行なうため、ドア枠2に対する固定作業が面
倒であるという問題がある。
来の取合金具1は、基板11と固定金具12の二部品か
らなり、両者をカシメ部14で結合する必要があるた
め、加工工程が多く組立てに手間がかかり、製作コスト
が高くつくと共に、ドア枠2との結合をビス10の締付
けによって行なうため、ドア枠2に対する固定作業が面
倒であるという問題がある。
【0005】そこでこの考案は、製作のコストダウンが
図れると共に、ドア枠との固定作業が簡単に現場で能率
よく行なうことができるドア枠と建物下地との取合金具
を提供することを課題としている。
図れると共に、ドア枠との固定作業が簡単に現場で能率
よく行なうことができるドア枠と建物下地との取合金具
を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この考案は、外周面に設けた凹段部の底面
が、両側に位置するフランジ部と両側のフランジ部間に
位置する開口部とで形成されたドア枠を建物下地に固定
する取合金具であって、対角線の距離がドア枠の凹段部
6の開口幅内に納まる寸法の大きさとなる矩形状基板
と、この基板の両側から連なって直角に屈曲し、建物下
地へ外嵌する対向間隔を有し、建物下地へ外嵌固定する
一対の固定板とを一枚の金属を用いて平面コ字状に折曲
げ連成し、前記基板の両側に、該基板の面方向外側に向
けて突出し、この基板の両側を凹段部の長さ方向に沿わ
せた配置状態で凹段部の開口幅内に納まり、凹段部内で
の基板の平面的な回動を許容する突出量の突片と、同じ
く基板の面方向外側に向けて突出し、この基板の両側を
凹段部の長さ方向に沿わせた配置状態で凹段部の開口幅
内に納まり、凹段部内での基板の平面的な回動を許容す
る突出量となり、上記突片とでフランジ部を内、外面か
ら挾持する屈曲片とを設け、この突片と屈曲片は、基板
に対する折曲げ前の固定板に突片と屈曲片を残した形状
の打抜孔を設け、基板に対して両側固定板を直角に折曲
げることにより基板の両側に突出状となるよう形成した
構成を採用したものである。
するため、この考案は、外周面に設けた凹段部の底面
が、両側に位置するフランジ部と両側のフランジ部間に
位置する開口部とで形成されたドア枠を建物下地に固定
する取合金具であって、対角線の距離がドア枠の凹段部
6の開口幅内に納まる寸法の大きさとなる矩形状基板
と、この基板の両側から連なって直角に屈曲し、建物下
地へ外嵌する対向間隔を有し、建物下地へ外嵌固定する
一対の固定板とを一枚の金属を用いて平面コ字状に折曲
げ連成し、前記基板の両側に、該基板の面方向外側に向
けて突出し、この基板の両側を凹段部の長さ方向に沿わ
せた配置状態で凹段部の開口幅内に納まり、凹段部内で
の基板の平面的な回動を許容する突出量の突片と、同じ
く基板の面方向外側に向けて突出し、この基板の両側を
凹段部の長さ方向に沿わせた配置状態で凹段部の開口幅
内に納まり、凹段部内での基板の平面的な回動を許容す
る突出量となり、上記突片とでフランジ部を内、外面か
ら挾持する屈曲片とを設け、この突片と屈曲片は、基板
に対する折曲げ前の固定板に突片と屈曲片を残した形状
の打抜孔を設け、基板に対して両側固定板を直角に折曲
げることにより基板の両側に突出状となるよう形成した
構成を採用したものである。
【0007】
【作用】ドア枠に対して取合金具を取付けるには、両側
の突片と屈曲片がドア枠における開口部の長さ方向に沿
うようにした状態で基板を凹段部内に嵌め込み、基板を
両フランジ部の外面に重ねた状態で取合金具全体を90
°回動させればよく、この回動により突片はフランジ部
の外面側に位置するのに対し、屈曲片はフランジ部の内
面側に位置し、突片と屈曲片でフランジ部を挾持するた
め、ドア枠に対して取合金具を内外方向に固定化するこ
とができる。ドア外枠に対して取付けた取合金具は一対
の固定板を建物下地に外嵌挿し、釘等の打込みによって
固定化すれば、建物下地にドア枠を固定化できる。
の突片と屈曲片がドア枠における開口部の長さ方向に沿
うようにした状態で基板を凹段部内に嵌め込み、基板を
両フランジ部の外面に重ねた状態で取合金具全体を90
°回動させればよく、この回動により突片はフランジ部
の外面側に位置するのに対し、屈曲片はフランジ部の内
面側に位置し、突片と屈曲片でフランジ部を挾持するた
め、ドア枠に対して取合金具を内外方向に固定化するこ
とができる。ドア外枠に対して取付けた取合金具は一対
の固定板を建物下地に外嵌挿し、釘等の打込みによって
固定化すれば、建物下地にドア枠を固定化できる。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面の図1乃
至図6に基づいて説明する。なお図8と同一部分につい
ては同一符号を用いて説明する。
至図6に基づいて説明する。なお図8と同一部分につい
ては同一符号を用いて説明する。
【0009】先ず、ドア枠2を構成する両側の立枠21
と天枠22は、例えば塩化ビニル積層鋼板、ステンレ
ス、アルミ、鉄に着色を施したカラー鋼板を折り曲げて
加工したものやアルミ型材等溶接不可材料を用いて形成
されている。
と天枠22は、例えば塩化ビニル積層鋼板、ステンレ
ス、アルミ、鉄に着色を施したカラー鋼板を折り曲げて
加工したものやアルミ型材等溶接不可材料を用いて形成
されている。
【0010】立枠21と天枠22に用いる構造材は略等
しい断面形状に形成され、立枠21の上端と天枠22の
端部は直角の配置で嵌合し、天枠22の端面が立枠21
の外側面に当接する形状に加工されている。
しい断面形状に形成され、立枠21の上端と天枠22の
端部は直角の配置で嵌合し、天枠22の端面が立枠21
の外側面に当接する形状に加工されている。
【0011】即ち、立枠21と天枠22は、図3の如
く、帯状基板23の幅方向中央部にドア枠2の内側へ突
出する角形突条5を折り曲げて設け、帯状基板23の両
側縁に折曲壁24、25を略コ字状に連成し、両折曲壁
24、24の端部に互に相手側に突出するフランジ部
8、8を連成し、これによって両フランジ部8、8間に
開口7が設けられ、外周面に凹段部6を備えた断面形状
に形成され、立枠21の上端部は両折曲壁24、24の
端部が帯状基板23の上端よりも少し突出し、天枠22
の端部両側に突出させた折曲壁の突出部分を上記立枠2
1における折曲壁24、24の上端に外嵌挿することに
より、立枠21と天枠22を、立枠21の帯状基板24
の外側面に天枠22の端面が当接する直角状に組合わせ
ることができるようになっている。
く、帯状基板23の幅方向中央部にドア枠2の内側へ突
出する角形突条5を折り曲げて設け、帯状基板23の両
側縁に折曲壁24、25を略コ字状に連成し、両折曲壁
24、24の端部に互に相手側に突出するフランジ部
8、8を連成し、これによって両フランジ部8、8間に
開口7が設けられ、外周面に凹段部6を備えた断面形状
に形成され、立枠21の上端部は両折曲壁24、24の
端部が帯状基板23の上端よりも少し突出し、天枠22
の端部両側に突出させた折曲壁の突出部分を上記立枠2
1における折曲壁24、24の上端に外嵌挿することに
より、立枠21と天枠22を、立枠21の帯状基板24
の外側面に天枠22の端面が当接する直角状に組合わせ
ることができるようになっている。
【0012】前記立枠21と天枠22を直角に固定化す
る結合装置は、図1と図4に示すように、立枠21の上
端部内に挿入するL形金具31と、天枠22内の端部寄
りに取り付けるナット部材32と、L形金具31を貫通
してナット部材32に螺合するボルト33の組合せによ
って構成されている。
る結合装置は、図1と図4に示すように、立枠21の上
端部内に挿入するL形金具31と、天枠22内の端部寄
りに取り付けるナット部材32と、L形金具31を貫通
してナット部材32に螺合するボルト33の組合せによ
って構成されている。
【0013】上記L形金具31は、立枠21内に嵌合す
る幅を有するプレート34の上端に屈曲片35を設け、
プレート34から屈曲片35にわたる両側に側壁36、
36を対向して設けた構造になっており、プレート34
から屈曲片35には補強のためにリブ37を設けても良
いと共に、プレート34と立枠21の上部中央位置にボ
ルト33を挿通する透孔38、39が設けられている。
る幅を有するプレート34の上端に屈曲片35を設け、
プレート34から屈曲片35にわたる両側に側壁36、
36を対向して設けた構造になっており、プレート34
から屈曲片35には補強のためにリブ37を設けても良
いと共に、プレート34と立枠21の上部中央位置にボ
ルト33を挿通する透孔38、39が設けられている。
【0014】前記ナット部材32は、天枠22内に嵌合
する断面形状にアルミ等を用いて押出形成され、下部に
ボルト30を螺合するねじ孔40が設けられ、ビス41
によって天枠22に固定されるようになっている。
する断面形状にアルミ等を用いて押出形成され、下部に
ボルト30を螺合するねじ孔40が設けられ、ビス41
によって天枠22に固定されるようになっている。
【0015】図1と図3は、前記ドア枠2における天枠
22及び立枠21を建物下地3に固定する取合金具51
を示し、対角線の距離がドア枠2の凹段部6の開口幅内
に納まる寸法の大きさの矩形状に形成した基板52と、
この基板52の両側に、該基板52に対して直角に屈曲
し、建物下地3へ外嵌する間隔で対向するよう設けた一
対の固定板53、53とを一枚の金属板から折曲げ連成
し、両固定板53、53には建物下地3に対して打込む
釘15の挿通孔54が穿設された構造を有し、上記基板
52は凹段部6内において平面的に回動させることがで
きるようになっている。
22及び立枠21を建物下地3に固定する取合金具51
を示し、対角線の距離がドア枠2の凹段部6の開口幅内
に納まる寸法の大きさの矩形状に形成した基板52と、
この基板52の両側に、該基板52に対して直角に屈曲
し、建物下地3へ外嵌する間隔で対向するよう設けた一
対の固定板53、53とを一枚の金属板から折曲げ連成
し、両固定板53、53には建物下地3に対して打込む
釘15の挿通孔54が穿設された構造を有し、上記基板
52は凹段部6内において平面的に回動させることがで
きるようになっている。
【0016】上記基板52の両側に、基板52の外方に
突出する突片55とこの突片55に隣接する屈曲片56
とが各々設けられている。
突出する突片55とこの突片55に隣接する屈曲片56
とが各々設けられている。
【0017】上記両側の突片55、55は、図6に示す
ように、基板52の面方向外側に向けて突出し、取合金
具51の基板52を凹段部6内に納め、該基板52の両
側を凹段部6の長さ方向に沿わせた状態で、両突片5
5、55が凹段部6の開口幅内に丁度納まり、凹段部6
内での基板52の平面的な回動を許容する突出量に設定
され、両突片55、55の外端縁は、基板52の中心点
を中心として凹段部6の開口幅に等しい直径の円弧縁に
なっている。
ように、基板52の面方向外側に向けて突出し、取合金
具51の基板52を凹段部6内に納め、該基板52の両
側を凹段部6の長さ方向に沿わせた状態で、両突片5
5、55が凹段部6の開口幅内に丁度納まり、凹段部6
内での基板52の平面的な回動を許容する突出量に設定
され、両突片55、55の外端縁は、基板52の中心点
を中心として凹段部6の開口幅に等しい直径の円弧縁に
なっている。
【0018】屈曲片56、56は、基板52に連なる根
元部分が屈曲した状態で基板52の面方向外側に向けて
突出し、前記突片55、55と同じ条件において凹段部
6の開口幅内に納まり、凹段部6内での基板52の平面
的な回動を許容する突出量に設定され、前記突片55、
55とでフランジ部8、8を内、外面から挟持すること
になる。両側の突片55と屈曲片56は、基板52と固
定板53、53の加工時において、一枚の平板金属板に
おける固定板53、53の根元側に該当する位置に、突
片55と屈曲片56を残した打抜孔57を設け、これと
同時に屈曲片56を折曲げ加工した後、両固定板55、
53を折り曲げ加工すれば取合金具51が完成すること
になる。
元部分が屈曲した状態で基板52の面方向外側に向けて
突出し、前記突片55、55と同じ条件において凹段部
6の開口幅内に納まり、凹段部6内での基板52の平面
的な回動を許容する突出量に設定され、前記突片55、
55とでフランジ部8、8を内、外面から挟持すること
になる。両側の突片55と屈曲片56は、基板52と固
定板53、53の加工時において、一枚の平板金属板に
おける固定板53、53の根元側に該当する位置に、突
片55と屈曲片56を残した打抜孔57を設け、これと
同時に屈曲片56を折曲げ加工した後、両固定板55、
53を折り曲げ加工すれば取合金具51が完成すること
になる。
【0019】この考案の取合金具51は上記のような構
成であり、ドア枠2における立枠21を建物下地3に対
して固定するには、先ず図5に示すように、取合金具5
1を突片55、55が上下に位置する姿勢となるよう保
持して基板52を立枠21の凹段部6内に嵌め、取合金
具51全体を同図矢印Aで示すように時計方向へ90°
回転させ、突片55、55をフランジ部8、8の外面に
重ねて摺回動させると、隣接する屈曲片56、56がフ
ランジ部8、8の内面に重なり、図6の如く突片55と
屈曲片56でフランジ部8を挾持し、立枠21の面方向
に対して取合金具51は抜止状態となる。
成であり、ドア枠2における立枠21を建物下地3に対
して固定するには、先ず図5に示すように、取合金具5
1を突片55、55が上下に位置する姿勢となるよう保
持して基板52を立枠21の凹段部6内に嵌め、取合金
具51全体を同図矢印Aで示すように時計方向へ90°
回転させ、突片55、55をフランジ部8、8の外面に
重ねて摺回動させると、隣接する屈曲片56、56がフ
ランジ部8、8の内面に重なり、図6の如く突片55と
屈曲片56でフランジ部8を挾持し、立枠21の面方向
に対して取合金具51は抜止状態となる。
【0020】なお、突片55、55にフランジ部8、8
と重なる面側に突出するダボ58を設けておくと、突片
55と屈曲片56によるフランジ部8の挾持力が増大
し、立枠21に対して取合金具51を強固に固定化で
き、位置決めが容易に行なえる。
と重なる面側に突出するダボ58を設けておくと、突片
55と屈曲片56によるフランジ部8の挾持力が増大
し、立枠21に対して取合金具51を強固に固定化で
き、位置決めが容易に行なえる。
【0021】立枠21に取付けた取合金具51は図3の
ように両固定板53、53を建物下地3に対して外嵌挿
し、固定板53、53を釘15の打込みによって建物下
地3に固定すれば、ドア枠2を建物下地3に対して固定
化することができ、この後、建物下地3の両面に内装材
9、9を張設すればよい。
ように両固定板53、53を建物下地3に対して外嵌挿
し、固定板53、53を釘15の打込みによって建物下
地3に固定すれば、ドア枠2を建物下地3に対して固定
化することができ、この後、建物下地3の両面に内装材
9、9を張設すればよい。
【0022】
【効果】以上のように、この考案によると、ドア枠を建
物下地に固定する取合金具が一枚の金属板から一体形成
でき、部品点数の削減とカシメ加工の省略により、製作
コストの大幅な削減を図ることができる。
物下地に固定する取合金具が一枚の金属板から一体形成
でき、部品点数の削減とカシメ加工の省略により、製作
コストの大幅な削減を図ることができる。
【0023】また、ドア枠に対する取付けも回転させな
がら嵌め合わせるだけでよいので、現場での取付作業が
簡単に能率よく行なえる。
がら嵌め合わせるだけでよいので、現場での取付作業が
簡単に能率よく行なえる。
【図1】この考案に係る取合金具の斜視図
【図2】同上を用いたドア枠の構造を示す縦断正面図
【図3】同横断平面図
【図4】図2の矢印IV−IVに沿う断面図
【図5】ドア枠に対する取合金具の取付けを示す説明図
【図6】ドア枠に対する取合金具の取付けを示す説明図
【図7】従来の取合金具を示す斜視図
【図8】同上の使用状態を示す横断面図
2 ドア枠 3 建物下地 4 ドア 6 凹段部 7 開口部 8 フランジ部 21 立枠 22 天枠 51 取合金具 52 基板 53 固定板 55 突片 56 屈曲片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−161085(JP,U) 実開 昭61−8279(JP,U) 実公 昭43−14360(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】 外周面に設けた凹段部6の底面が、両側
に位置するフランジ部8と両側のフランジ部8間に位置
する開口部7とで形成されたドア枠2を建物下地3に固
定する取合金具51であって、対角線の距離がドア枠2
の凹段部6の開口幅内に納まる寸法の大きさとなる矩形
状基板52と、この基板52の両側から連なって直角に
屈曲し、建物下地3へ外嵌する対向間隔を有し、建物下
地3へ外嵌固定する一対の固定板53とを一枚の金属を
用いて平面コ字状に折曲げ連成し、前記基板52の両側
に、該基板52の面方向外側に向けて突出し、この基板
52の両側を凹段部6の長さ方向に沿わせた配置状態で
凹段部6の開口幅内に納まり、凹段部6内での基板52
の平面的な回動を許容する突出量の突片55と、同じく
基板52の面方向外側に向けて突出し、この基板52の
両側を凹段部6の長さ方向に沿わせた配置状態で凹段部
6の開口幅内に納まり、凹段部6内での基板52の平面
的な回動を許容する突出量となり、上記突片55とでフ
ランジ部8を内、外面から挾持する屈曲片56とを設
け、この突片55と屈曲片56は、基板52に対する折
曲げ前の固定板53に突片55と屈曲片56を残した形
状の打抜孔57を設け、基板52に対して両側固定板5
3を直角に折曲げることにより基板52の両側に突出状
となるよう形成したドア枠と建物下地との取合金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991000319U JP2538108Y2 (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | ドア枠と建物下地との取合金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991000319U JP2538108Y2 (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | ドア枠と建物下地との取合金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0583268U JPH0583268U (ja) | 1993-11-12 |
JP2538108Y2 true JP2538108Y2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=11470591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991000319U Expired - Lifetime JP2538108Y2 (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | ドア枠と建物下地との取合金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538108Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4314360Y1 (ja) * | 1964-08-07 | 1968-06-17 | ||
FR2439697A1 (fr) * | 1978-10-27 | 1980-05-23 | Dba | Dispositif de direction assistee hydraulique pour vehicule automobile |
JPS618279U (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-18 | 不二サッシ株式会社 | サツシ窓枠用アンカ− |
-
1991
- 1991-01-10 JP JP1991000319U patent/JP2538108Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0583268U (ja) | 1993-11-12 |
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