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JP2537176Y2 - ラックピニオン形揺動アクチュエータ - Google Patents

ラックピニオン形揺動アクチュエータ

Info

Publication number
JP2537176Y2
JP2537176Y2 JP1990030875U JP3087590U JP2537176Y2 JP 2537176 Y2 JP2537176 Y2 JP 2537176Y2 JP 1990030875 U JP1990030875 U JP 1990030875U JP 3087590 U JP3087590 U JP 3087590U JP 2537176 Y2 JP2537176 Y2 JP 2537176Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
rack
cylinder
rod
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990030875U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03121201U (ja
Inventor
義弘 武田
龍 堀内
Original Assignee
エスエムシー 株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エスエムシー 株式会社 filed Critical エスエムシー 株式会社
Priority to JP1990030875U priority Critical patent/JP2537176Y2/ja
Publication of JPH03121201U publication Critical patent/JPH03121201U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2537176Y2 publication Critical patent/JP2537176Y2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ラックピニオン形揺動アクチュエータに関
するものであり、特に詳しくは、シャフトを回転揺動ス
トローク中間の任意の位置に緩衝的に停止させるラック
ピニオン形揺動アクチュエータに関するものである。
[従来の技術] 揺動アクチュエータのシャフトによって種々の作業を
行わせる場合等においては、作業性の向上のために、シ
ャフトが回転揺動ストロークの任意の中間位置に停止で
きる揺動アクチュエータが要望されている。
従来、ラックピニオン形揺動アクチュエータのシャフ
トを、回転揺動ストロークの中間位置に停止させるため
に、上記アクチュエータのシリンダに位置決めシリンダ
を取付けたラックピニオン形揺動アクチュエータが、特
開昭63−19408号公報において提案されている。
しかしながら、上記公知のラックピニオン形揺動アク
チュエータは、ピストンの中間停止位置を調整したり、
調整した中間停止位置に緩衝的に停止させることができ
ない。
[考案が解決しようとする課題] 本考案が解決しようとする課題は、回転揺動ストロー
クの任意の中間位置において、シャフトが緩衝的に停止
できるラックピニオン形揺動アクチュエータを提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案は、ラックを切設し
たピストンを有するシリンダと、該ラックに噛合するピ
ニオンを有するシャフトとを備え、流体圧によるピスト
ンの直線往復動をシャフトの回転揺動に変換するラック
ピニオン形揺動アクチュエータにおいて、上記シリンダ
の一側に、流体圧により上記ピストンの摺動方向に駆動
してピストンを摺動中間位置に停止させるロッドを有す
る位置決めシリンダを、進退可能に組付けるとともに、
上記ロッドに、ピストンを緩衝的に停止させるショック
アブソーバを内設したことを特徴としている。
[作用] 圧力流体により位置決めシリンダのロッドを前進させ
た状態においてピストンを駆動すると、ピストンがロッ
ドに当接してその位置に停止し、位置決めシリンダの圧
力流体を排出すると、ピストンとロッドが引続き同方向
に駆動する。
したがって、シャフトを、回転揺動ストロークの中間
位置に停止させることができる。
この場合、位置決めシリンダをピストンの摺動方向と
同方向に進退させると、位置決めシリンダのロッドの先
端位置がラックピニオン形揺動アクチュエータのシリン
ダに対して進退するので、シャフトの中間停止位置を任
意の位置に調整することができる。
また、位置決めシリンダのロッドにショックアブソー
バを内設したので、中間停止位置の調整によってロッド
の先端位置が進退しても、ロッドの先端位置に関係な
く、ピストン及びこれによって回転揺動するシャフト
を、任意の中間位置に緩衝的に停止させることができ
る。
[実施例] 図面は本考案の実施例を示し、このラックピニオン形
揺動アクチュエータは、ボディ1、該ボディ1に平行に
形設した一対のシリンダ2a,2b、これらのシリンダの両
端を閉鎖するプレート3a,3b、及びプレート3bに組付け
た後記する位置決めシリンダ4を備えている。
シリンダ2a,2b内を往復動するピストン6a,6bは対向す
る周面にラック7a,7bを有し、ボディ1を貫通するシャ
フト8に、ラック7a,7bに噛合するピニオン9が一体回
転可能に取付けられており、ピストン6aで区画された圧
力室10a,10bに圧力流体給排用のポート(図示省略)が
開設され、プレート3aに、シリンダ2b内に突出するショ
ックアブソーバ11が組付けられている。
上記位置決めシリンダ4は、プレート3bに、ピストン
6bの摺動方向と同方向に進退可能に螺着されたシリンダ
本体13と、その開口を閉鎖する端板14と、シリンダ本体
内を気密に摺動する位置決めピストン15、及び端板14を
貫通してシリンダ2b内に突出する位置決めシリンダのロ
ッド16とを備え、ピストン6bと同心に配設された上記ロ
ッド16内に、シリンダ6b内に突出するショックアブソー
バ17が組込まれている。
位置決めピストン15は、ピストン6a,6bより大径に形
成され、ピストン15で区画された圧力室18に、シリンダ
本体13に螺着させたプラグ20のポート19が開口してい
る。図中の符号22は、ショックアブソーバ17にオイルを
供給するポートを閉鎖したプラグである。
上記実施例は、圧力室18を外部に開放した状態におい
て圧力室10bに圧縮空気を供給すると、駆動側のピスト
ン6aが図において右動してピニオン9とシャフト8が反
時計方向に回転し、これによって従動側のピストン6bが
図において左動し、位置決めピストン15がプラグ20に当
接する左動ストローク終端位置においてショックアブソ
ーバ17により緩衝的に停止し(第1図参照)、圧力室10
aに圧縮空気を供給すると、ピストン6a,6b及びピニオン
9とシャフト8が反対方向に駆動し、ピストン6bはスト
ローク終端位置においてショックアブソーバ11により緩
衝的に停止する。
ポート19から圧力室18に圧縮空気を供給すると、位置
決めピストン15が図において右動する。この状態におい
て圧力室10bに圧縮空気を供給すると、図において左動
する従動側のピストン6bが、ロッド16に当接位置におい
て内設したショックアブソーバ17によって緩衝的に停止
するので(第2図参照)、シャフト8が回転揺動ストロ
ークの中間位置に停止する。この場合、位置決めピスト
ン15をピストン6a,6bより大径にしたので、圧力室10bの
流体圧によって位置決めピストン15が摺動することはな
い。
圧力室18の圧縮空気を外部に排出すると、ピストン6
a,6bが引続き同方向に摺動し、位置決めピストン15がプ
ラグ20に当接してストロークが終了する。この場合、ピ
ストン6a,6bはポート19によってメータアウト制御され
るので、急速度で駆動することはない。
また、シリンダ本体13をプレート3bに対して進退させ
てその位置をナット21で固定することにより、ピストン
6a,6b、換言すればシャフト8の中間停止位置を調整す
ることができる。
なお、図示を省略しているが、プレート3aにも位置決
めシリンダを設けると、シャフト8を回転揺動両方向に
おいて中間位置に停止させることができる。
[考案の効果] 本考案のラックピニオン形揺動アクチュエータは、位
置決めシリンダを進退させることによって、ピストン及
びシャフトを回転揺動ストロークの任意の位置に中間停
止させることができる。
また、位置決めシリンダのロッドにショックアブソー
バを内設したので、位置決めシリンダの進退によってピ
ストン及びシャフトの中間停止位置を調整しても、これ
らを調整した中間停止位置に緩衝的に停止させることが
できる。
さらに、ショックアブソーバを取付けるための別個の
スペースを必要としないので、ショックアブソーバを設
けてもアクチュエータが大形になることはを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図は同中間停止
の状態を示す断面図である。 2a,2b……シリンダ、4……位置決めシリンダ、6a,6b…
…ピストン、7a,7b……ラック、8……シャフト、9…
…ピニオン、16……ロッド、17……ショックアブソー
バ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラックを切設したピストンを有するシリン
    ダと、該ラックに噛合するピニオンを有するシャフトと
    を備え、流体圧によるピストンの直線往復動をシャフト
    の回転揺動に変換するラックピニオン形揺動アクチュエ
    ータにおいて、 上記シリンダの一側に、流体圧により上記ピストンの摺
    動方向に駆動してピストンを摺動中間位置に停止させる
    ロッドを有する位置決めシリンダを、進退可能に組付け
    るとともに、上記ロッドに、ピストンを緩衝的に停止さ
    せるショックアブソーバを内設した、 ことを特徴とするラックピニオン形揺動アクチュエー
    タ。
JP1990030875U 1990-03-26 1990-03-26 ラックピニオン形揺動アクチュエータ Expired - Lifetime JP2537176Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990030875U JP2537176Y2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 ラックピニオン形揺動アクチュエータ

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03121201U JPH03121201U (ja) 1991-12-12
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JP1990030875U Expired - Lifetime JP2537176Y2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 ラックピニオン形揺動アクチュエータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4570299B2 (ja) * 2001-09-11 2010-10-27 株式会社Taiyo ロータリアクチュエータ

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JPS4949080A (ja) * 1972-09-16 1974-05-13
JPH0223891Y2 (ja) * 1985-06-05 1990-06-29
JPS6319408A (ja) * 1986-07-07 1988-01-27 Akita Kikai Sekkei:Kk 回転駆動機
JPH0776562B2 (ja) * 1988-06-29 1995-08-16 エスエムシー株式会社 3位置ロータリアクチュエータ

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JPH03121201U (ja) 1991-12-12

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