JP2533481Y2 - 物干し装置の化粧カバー取付構造 - Google Patents
物干し装置の化粧カバー取付構造Info
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- JP2533481Y2 JP2533481Y2 JP1990015888U JP1588890U JP2533481Y2 JP 2533481 Y2 JP2533481 Y2 JP 2533481Y2 JP 1990015888 U JP1990015888 U JP 1990015888U JP 1588890 U JP1588890 U JP 1588890U JP 2533481 Y2 JP2533481 Y2 JP 2533481Y2
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- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 20
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 7
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は濡れた洗濯物等の干し物または衣類等を掛け
るための物干し装置に関するものであり、主に室内に設
置される物干し装置に関するものである。
るための物干し装置に関するものであり、主に室内に設
置される物干し装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、濡れた洗濯物等の干し物または衣類等を掛ける
ための物干し装置Aとして例えば実開昭61-170499号に
示されるようなものがある。このものは第10図に示され
るように天井面の下方に干し物を吊り下げる物干し竿5
をパンタグラフ式の伸縮アーム7にて吊下保持してあ
り、この伸縮アーム7を天井に埋設された駆動装置aに
て駆動される紐状体8によって伸縮させることで物干し
竿5を上昇及び下降させて高さ位置を調整し、干し物の
乾燥時間を早めるようにしたり、使用しない場合には上
昇させることで邪魔にならないようにすることができる
ようになっている。しかしながら、このものにあって
は、天井に沿って配置される紐状体8や駆動装置aが外
観上見えることとなり、天井の外観を損なうという問題
があり、このため、本出願人が駆動装置等が見えないよ
うに収納箱体の下面開口に化粧カバーを取付けるように
した物干し装置として先に実願平1-119959号を出願して
いる。このものは、内部に駆動装置等の部品が収納され
た収納箱体の下面開口に天井面と面一となるように化粧
カバーを配置し、化粧カバーを収納箱体に釘等の固着具
によって固定することで取付けられるというものであ
る。
ための物干し装置Aとして例えば実開昭61-170499号に
示されるようなものがある。このものは第10図に示され
るように天井面の下方に干し物を吊り下げる物干し竿5
をパンタグラフ式の伸縮アーム7にて吊下保持してあ
り、この伸縮アーム7を天井に埋設された駆動装置aに
て駆動される紐状体8によって伸縮させることで物干し
竿5を上昇及び下降させて高さ位置を調整し、干し物の
乾燥時間を早めるようにしたり、使用しない場合には上
昇させることで邪魔にならないようにすることができる
ようになっている。しかしながら、このものにあって
は、天井に沿って配置される紐状体8や駆動装置aが外
観上見えることとなり、天井の外観を損なうという問題
があり、このため、本出願人が駆動装置等が見えないよ
うに収納箱体の下面開口に化粧カバーを取付けるように
した物干し装置として先に実願平1-119959号を出願して
いる。このものは、内部に駆動装置等の部品が収納され
た収納箱体の下面開口に天井面と面一となるように化粧
カバーを配置し、化粧カバーを収納箱体に釘等の固着具
によって固定することで取付けられるというものであ
る。
[考案が解決しようとする課題] しかし上述のような従来例にあっては、化粧カバーは
収納箱体の下面開口に天井とほぼ面一となるように取付
けられるというものであるため、正確な位置決めが必要
であり、この結果、取付時には位置決めを行うための作
業者と、ねじ止めを行うための二人の作業者が必要であ
り、一人作業では正確に位置決めを行いながら取付作業
を行うことができず、化粧カバー取付時の施工性が悪い
という問題があった。
収納箱体の下面開口に天井とほぼ面一となるように取付
けられるというものであるため、正確な位置決めが必要
であり、この結果、取付時には位置決めを行うための作
業者と、ねじ止めを行うための二人の作業者が必要であ
り、一人作業では正確に位置決めを行いながら取付作業
を行うことができず、化粧カバー取付時の施工性が悪い
という問題があった。
本考案は上記問題点を解決しようとするものであり、
その目的とするところは、一人作業であっても正確な位
置決めがなされた状態で化粧カバーの取付けを行うこと
ができ、化粧カバー取付時の施工性を向上をさせること
ができる物干し装置を提供することにある。
その目的とするところは、一人作業であっても正確な位
置決めがなされた状態で化粧カバーの取付けを行うこと
ができ、化粧カバー取付時の施工性を向上をさせること
ができる物干し装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の物干し装置は、
下面開口4aが天井面とほぼ面一となるように天井6に埋
設するようにした収納箱体4内の両端部より下方に向け
て伸縮自在な一対の吊下部材7を垂下すると共に収納箱
体4内の両端部より下方に向けて昇降移動自在な移動手
段8を垂下し、両吊下部材7と両移動手段8の下端を天
井面とほぼ平行に上昇、下降自在となった物干し部材5
に連結し、上記吊下部材7を避けるようにして収納箱体
4の下面開口4aに天井面とほぼ面一となるように化粧カ
バー1を取着固定して成る物干し装置において、物干し
部材5の上方に位置すると共に収納箱体4の下面開口4a
を閉塞するように収納箱体4の下面開口4aに長方形状の
化粧カバー1を配設し、上記長方形状の化粧カバー1の
長手方向に沿う両側端縁の中間部に開口部3を設けると
共に長手方向の端部付近に通孔14を設け、カバー仮止め
用のねじ具2の頭2aが挿通される大径孔3aとねじ具2の
頭2aが係止される小径孔3bとを連通させて上記開口部3
を形成し、収納箱体4より突設されたカバー仮止め用の
ねじ具2の頭2aを上記開口部3の小径孔3bの開口縁に係
止し、本固定用のねじ具2の頭2aを上記通孔14の開口縁
に係止して成るものである。
下面開口4aが天井面とほぼ面一となるように天井6に埋
設するようにした収納箱体4内の両端部より下方に向け
て伸縮自在な一対の吊下部材7を垂下すると共に収納箱
体4内の両端部より下方に向けて昇降移動自在な移動手
段8を垂下し、両吊下部材7と両移動手段8の下端を天
井面とほぼ平行に上昇、下降自在となった物干し部材5
に連結し、上記吊下部材7を避けるようにして収納箱体
4の下面開口4aに天井面とほぼ面一となるように化粧カ
バー1を取着固定して成る物干し装置において、物干し
部材5の上方に位置すると共に収納箱体4の下面開口4a
を閉塞するように収納箱体4の下面開口4aに長方形状の
化粧カバー1を配設し、上記長方形状の化粧カバー1の
長手方向に沿う両側端縁の中間部に開口部3を設けると
共に長手方向の端部付近に通孔14を設け、カバー仮止め
用のねじ具2の頭2aが挿通される大径孔3aとねじ具2の
頭2aが係止される小径孔3bとを連通させて上記開口部3
を形成し、収納箱体4より突設されたカバー仮止め用の
ねじ具2の頭2aを上記開口部3の小径孔3bの開口縁に係
止し、本固定用のねじ具2の頭2aを上記通孔14の開口縁
に係止して成るものである。
[作用] 化粧カバー1を収納箱体4の下面開口4aに配置し、化
粧カバー1を下方から持ち上げるようにして開口部3の
大径孔3aに収納箱体4より突設されたカバー仮止め用の
ねじ具2の頭2aを挿通させ、この状態で化粧カバー1を
側方に移動させて小径孔3bにねじ具2の頭2aを係止させ
ることによって化粧カバー1を仮止め状態にし、続いて
上記ねじ具2を締め込んだり、通孔14に挿通配置された
ねじ具2の頭2aを通孔14の開口縁に係止させることで化
粧カバー1を収納箱体4の下面開口4aに取付ける。
粧カバー1を下方から持ち上げるようにして開口部3の
大径孔3aに収納箱体4より突設されたカバー仮止め用の
ねじ具2の頭2aを挿通させ、この状態で化粧カバー1を
側方に移動させて小径孔3bにねじ具2の頭2aを係止させ
ることによって化粧カバー1を仮止め状態にし、続いて
上記ねじ具2を締め込んだり、通孔14に挿通配置された
ねじ具2の頭2aを通孔14の開口縁に係止させることで化
粧カバー1を収納箱体4の下面開口4aに取付ける。
[実施例] 以下、本考案を図示された実施例に基づいて詳述す
る。
る。
第1図は本考案における物干し装置Aの一実施例を示
す斜視図である。物干し装置Aは主に室内に設置される
ものであり、濡れた洗濯物等の干し物または衣類等を掛
ける物干し部材5と、この物干し部材5を天井6に設置
された収納箱体4の下方に吊下保持する吊下部材7とに
より構成してある。物干し部材5は複数本隣合うように
配置された物干し竿5aと各物干し竿5aを受ける竿受け具
5bとによって構成してある。このとき、物干し竿5aは伸
縮自在とすることで吊下げる干し物または衣類等の量に
合わせて長さを調整することができるようにしてあって
もよい。竿受け具5bには吊下部材7の下端を連結してあ
り、吊下部材7にて物干し部材5が天井面とほぼ平行に
吊下保持されるようにしてある。吊下部材7としては種
々のものが考えられ、第1図に図示された実施例のもの
にあっては、複数本の連結アーム7bを交差するように軸
着して形成されたパンタグラフ式の伸縮アーム7aにて構
成してある。8は物干し部材5を上昇、下降させるため
の移動手段であり、収納箱体4内に内装された駆動装置
(図示せず)にて巻き上げ、下げ自在となった紐状体
8′にて構成してある。そして、収納箱体4内に設置さ
れた駆動装置にて紐状体8′の巻き上げ、下げを行うこ
とによって竿受け具5bと共に物干し竿5aを上下移動さ
せ、この上下移動に伴って伸縮アーム7aを伸縮させて物
干し部材5を天井面とほぼ平行に上昇、下降させること
ができるようにしてある。このとき、物干し部材5は駆
動装置にて上下動される紐状体8′によって上下移動す
るようになっているものであるが、上下移動時にはパン
タグラフ式の伸縮アーム7aにガイドされることで揺れた
りすることなく上下移動が行なわれるものであり、ま
た、下降させた時にも揺れたりすることがないようにし
てある。上記収納箱体4は下面開口4aが天井面とほぼ面
一となるように天井6に設けた天井開口部6aに埋設して
ある。天井開口部6aは第7図に示されるように天井下地
材9に設けた開口部の上面に吊木10にて補強根太11を配
置して形成してあり、取付けにあたっては第8図に示さ
れるように下方より天井開口部6a内に収納箱体4を埋入
し、下面開口4aが天井面とほぼ面一となる位置で収納箱
体4の内面より釘等のねじ具12を補強根太11に打入する
ことによって天井開口部6aに取付けてある。そして、紐
状体8′を駆動装置にて巻き上げて物干し部材5の上下
動に伴って伸縮アーム7aを縮めると伸縮アーム7aは収納
箱体4内に折り畳まれた状態で収納され、物干し部材5
が天井面に沿って近接した状態で配置されるようにして
ある。このように伸縮アーム7aは縮めた状態で収納箱体
4内に収納されることによって折り畳まれた状態で天井
面に露出するということがなく、見えにくくすることが
でき、下方から見た場合の外観を損なうことがないよう
にしてある。収納箱体4の下面開口4aには吊下部材7を
避けるようにして天井面とほぼ面一となるように化粧カ
バー1を取付けてある。化粧カバー1の両端の長手方向
には第2図に示されるように立ち上げ片1aを突設すると
共に立ち上げ片1aの上端より内側方に連結片1bを突設し
て断面コ字状の取付部13を設けてあり、両連結片1bの中
央部には収納箱体4内より突設された仮止め用のねじ具
2が挿入される開口部3を設けてある。この開口部3は
ねじ具2の頭2aが挿入される大径孔3aと、ねじ具2の頭
2aが係止される小径孔3bとを連続させて形成してあり、
ねじ具2の頭2aを小径孔3bの開口縁に係止することによ
って収納箱体4の下面開口に仮止め状態に化粧カバー1
を吊下支持させることができるようにしてある。連結片
1bの両端にはねじ具2を挿通させるための通孔14を設け
てあり、通孔14の位置と対向する化粧カバー1の端部に
はねじ具2の頭2aよりも大径となった通し孔15を設けて
ある。このとき、大径孔3aと小径孔3bとによって形成さ
れた開口部3の位置と対応する化粧カバー1の端部にも
通し孔15を設けてある。そして、大径孔3aに仮止め用の
ねじ具2の頭2aを挿入し、化粧カバー1を側方に移動さ
せて頭2aを小径孔3bの開口縁に係止することで化粧カバ
ー1を仮止め状態にし、通し孔15から通孔14を介して収
納箱体4の内面より突設された取付片16に他のねじ具を
螺入させてねじ具を締め込むことによって化粧カバー1
を固定することができるようにしてある。収納箱体4の
下部内面からは上記ねじ具が螺入されるねじ孔を設けた
取付片16を突設してある。そして、通し孔15には通し孔
15が外観上目立ちにくいようにするための栓体17をはめ
込んである。
す斜視図である。物干し装置Aは主に室内に設置される
ものであり、濡れた洗濯物等の干し物または衣類等を掛
ける物干し部材5と、この物干し部材5を天井6に設置
された収納箱体4の下方に吊下保持する吊下部材7とに
より構成してある。物干し部材5は複数本隣合うように
配置された物干し竿5aと各物干し竿5aを受ける竿受け具
5bとによって構成してある。このとき、物干し竿5aは伸
縮自在とすることで吊下げる干し物または衣類等の量に
合わせて長さを調整することができるようにしてあって
もよい。竿受け具5bには吊下部材7の下端を連結してあ
り、吊下部材7にて物干し部材5が天井面とほぼ平行に
吊下保持されるようにしてある。吊下部材7としては種
々のものが考えられ、第1図に図示された実施例のもの
にあっては、複数本の連結アーム7bを交差するように軸
着して形成されたパンタグラフ式の伸縮アーム7aにて構
成してある。8は物干し部材5を上昇、下降させるため
の移動手段であり、収納箱体4内に内装された駆動装置
(図示せず)にて巻き上げ、下げ自在となった紐状体
8′にて構成してある。そして、収納箱体4内に設置さ
れた駆動装置にて紐状体8′の巻き上げ、下げを行うこ
とによって竿受け具5bと共に物干し竿5aを上下移動さ
せ、この上下移動に伴って伸縮アーム7aを伸縮させて物
干し部材5を天井面とほぼ平行に上昇、下降させること
ができるようにしてある。このとき、物干し部材5は駆
動装置にて上下動される紐状体8′によって上下移動す
るようになっているものであるが、上下移動時にはパン
タグラフ式の伸縮アーム7aにガイドされることで揺れた
りすることなく上下移動が行なわれるものであり、ま
た、下降させた時にも揺れたりすることがないようにし
てある。上記収納箱体4は下面開口4aが天井面とほぼ面
一となるように天井6に設けた天井開口部6aに埋設して
ある。天井開口部6aは第7図に示されるように天井下地
材9に設けた開口部の上面に吊木10にて補強根太11を配
置して形成してあり、取付けにあたっては第8図に示さ
れるように下方より天井開口部6a内に収納箱体4を埋入
し、下面開口4aが天井面とほぼ面一となる位置で収納箱
体4の内面より釘等のねじ具12を補強根太11に打入する
ことによって天井開口部6aに取付けてある。そして、紐
状体8′を駆動装置にて巻き上げて物干し部材5の上下
動に伴って伸縮アーム7aを縮めると伸縮アーム7aは収納
箱体4内に折り畳まれた状態で収納され、物干し部材5
が天井面に沿って近接した状態で配置されるようにして
ある。このように伸縮アーム7aは縮めた状態で収納箱体
4内に収納されることによって折り畳まれた状態で天井
面に露出するということがなく、見えにくくすることが
でき、下方から見た場合の外観を損なうことがないよう
にしてある。収納箱体4の下面開口4aには吊下部材7を
避けるようにして天井面とほぼ面一となるように化粧カ
バー1を取付けてある。化粧カバー1の両端の長手方向
には第2図に示されるように立ち上げ片1aを突設すると
共に立ち上げ片1aの上端より内側方に連結片1bを突設し
て断面コ字状の取付部13を設けてあり、両連結片1bの中
央部には収納箱体4内より突設された仮止め用のねじ具
2が挿入される開口部3を設けてある。この開口部3は
ねじ具2の頭2aが挿入される大径孔3aと、ねじ具2の頭
2aが係止される小径孔3bとを連続させて形成してあり、
ねじ具2の頭2aを小径孔3bの開口縁に係止することによ
って収納箱体4の下面開口に仮止め状態に化粧カバー1
を吊下支持させることができるようにしてある。連結片
1bの両端にはねじ具2を挿通させるための通孔14を設け
てあり、通孔14の位置と対向する化粧カバー1の端部に
はねじ具2の頭2aよりも大径となった通し孔15を設けて
ある。このとき、大径孔3aと小径孔3bとによって形成さ
れた開口部3の位置と対応する化粧カバー1の端部にも
通し孔15を設けてある。そして、大径孔3aに仮止め用の
ねじ具2の頭2aを挿入し、化粧カバー1を側方に移動さ
せて頭2aを小径孔3bの開口縁に係止することで化粧カバ
ー1を仮止め状態にし、通し孔15から通孔14を介して収
納箱体4の内面より突設された取付片16に他のねじ具を
螺入させてねじ具を締め込むことによって化粧カバー1
を固定することができるようにしてある。収納箱体4の
下部内面からは上記ねじ具が螺入されるねじ孔を設けた
取付片16を突設してある。そして、通し孔15には通し孔
15が外観上目立ちにくいようにするための栓体17をはめ
込んである。
しかして、化粧カバー1の取付けにあたっては、連結
片1bに設けた開口部3の位置と対向する取付片16のねじ
孔16aに頭2aを取付片16より離間させるようにしてねじ
具2を螺入して仮止め用のねじ具2を収納箱体4より突
出させ、化粧カバー1を下方より持ち上げて、化粧カバ
ー1の開口部3の大径孔3aにねじ具2の頭2aを挿入し、
この状態で第3図に示されるように化粧カバー1を側方
に移動させてねじ具2の頭2aを小径孔3b側に位置させ、
ねじ具2の頭2aを小径孔3bの開口縁に係止することによ
って化粧カバー1を下面開口4aに仮止め状態で取付け、
続いて通し孔15より通孔14を介して他のねじ具を取付片
16に螺入させ、第6図に示されるように締め込むことに
よって本固定して化粧カバー1を下面開口4aに取付ける
ものであり、必要に応じて仮止め用のねじ具も締め込む
ものである。そして、各通し孔15に栓体17を嵌着させる
ことによって通し孔15を外観上目立ちにくくし、また、
内部のねじ具2が外観上見えないようにするものであ
る。このように仮止めさせることができることによって
一人作業であっても化粧カバー1の仮止めの後に続いて
本固定を行うことができるものであり、化粧カバー1の
施工性を向上させることができるようにしてある。
片1bに設けた開口部3の位置と対向する取付片16のねじ
孔16aに頭2aを取付片16より離間させるようにしてねじ
具2を螺入して仮止め用のねじ具2を収納箱体4より突
出させ、化粧カバー1を下方より持ち上げて、化粧カバ
ー1の開口部3の大径孔3aにねじ具2の頭2aを挿入し、
この状態で第3図に示されるように化粧カバー1を側方
に移動させてねじ具2の頭2aを小径孔3b側に位置させ、
ねじ具2の頭2aを小径孔3bの開口縁に係止することによ
って化粧カバー1を下面開口4aに仮止め状態で取付け、
続いて通し孔15より通孔14を介して他のねじ具を取付片
16に螺入させ、第6図に示されるように締め込むことに
よって本固定して化粧カバー1を下面開口4aに取付ける
ものであり、必要に応じて仮止め用のねじ具も締め込む
ものである。そして、各通し孔15に栓体17を嵌着させる
ことによって通し孔15を外観上目立ちにくくし、また、
内部のねじ具2が外観上見えないようにするものであ
る。このように仮止めさせることができることによって
一人作業であっても化粧カバー1の仮止めの後に続いて
本固定を行うことができるものであり、化粧カバー1の
施工性を向上させることができるようにしてある。
図示された実施例にあっては、開口部3は連結片1bの
長手方向に亘る中間部に設けたものを示したが、このも
のに限定されるものではなく中間部以外の位置に設ける
ようにしてあってもよい。
長手方向に亘る中間部に設けたものを示したが、このも
のに限定されるものではなく中間部以外の位置に設ける
ようにしてあってもよい。
[考案の効果] 本考案は叙述のように物干し部材の上方に位置すると
共に収納箱体の下面開口を閉塞するように収納箱体の下
面開口に長方形状の化粧カバーを配設し、上記長方形状
の化粧カバーの長手方向に沿う両側端縁の中間部に開口
部を設けると共に長手方向の端部付近に通孔を設け、カ
バー仮止め用のねじ具の頭が挿通される大径孔とねじ具
の頭が係止される小径孔とを連通させて上記開口部を形
成し、収納箱体より突設されたカバー仮止め用のねじ具
の頭を上記開口部の小径孔の開口縁に係止し、本固定用
のねじ具の頭を上記通孔の開口縁に係止させるので、化
粧カバーの存在によって収納箱体の下面開口は常に閉じ
られた状態となり、物干し部材を昇降移動させるための
駆動部分等が収納配置されている収納箱体内が物干し部
材の昇降移動に関係無く外観上見えにくいようにするこ
とができるものであり、しかも、化粧カバーは吊下部材
及び移動手段を避けるようにして収納箱体の下面開口に
天井面とほぼ面一となるように取着固定されているため
に物干し部材を上昇移動させた場合に吊下部材及び移動
手段が化粧カバーよりも上方に位置するようになって収
納箱体内に収納配置されて物干し部材を上限位置まで移
動させた状態では吊下部材及び移動手段が隠された状態
となって設置部分の見栄えを良くすることができるもの
である。また、このような化粧カバーを収納箱体の下面
開口に取付けるにあたり、化粧カバーの取付時には化粧
カバーを収納箱体の下面開口に配置し、化粧カバーを下
方から持ち上げるようにして開口部の大径孔に収納箱体
より突設されたカバー仮止め用のねじ具の頭を挿通さ
せ、この状態で化粧カバーを側方に移動させて小径孔に
ねじ具の頭を係止させることによって化粧カバーを仮止
め状態にし、続いて上記ねじ具を締め込んだり、通孔に
挿通配置されたねじ具の頭を通孔の開口縁に係止させる
ことで化粧カバーを収納箱体の下面開口に取付けること
ができるものであり、仮止めした後に続いて本固定を行
うことができるものであり、一人作業であっても正確に
位置決めされた状態で取付作業を行うことができるもの
であり、取付時の施工性を向上させることができるもの
である。
共に収納箱体の下面開口を閉塞するように収納箱体の下
面開口に長方形状の化粧カバーを配設し、上記長方形状
の化粧カバーの長手方向に沿う両側端縁の中間部に開口
部を設けると共に長手方向の端部付近に通孔を設け、カ
バー仮止め用のねじ具の頭が挿通される大径孔とねじ具
の頭が係止される小径孔とを連通させて上記開口部を形
成し、収納箱体より突設されたカバー仮止め用のねじ具
の頭を上記開口部の小径孔の開口縁に係止し、本固定用
のねじ具の頭を上記通孔の開口縁に係止させるので、化
粧カバーの存在によって収納箱体の下面開口は常に閉じ
られた状態となり、物干し部材を昇降移動させるための
駆動部分等が収納配置されている収納箱体内が物干し部
材の昇降移動に関係無く外観上見えにくいようにするこ
とができるものであり、しかも、化粧カバーは吊下部材
及び移動手段を避けるようにして収納箱体の下面開口に
天井面とほぼ面一となるように取着固定されているため
に物干し部材を上昇移動させた場合に吊下部材及び移動
手段が化粧カバーよりも上方に位置するようになって収
納箱体内に収納配置されて物干し部材を上限位置まで移
動させた状態では吊下部材及び移動手段が隠された状態
となって設置部分の見栄えを良くすることができるもの
である。また、このような化粧カバーを収納箱体の下面
開口に取付けるにあたり、化粧カバーの取付時には化粧
カバーを収納箱体の下面開口に配置し、化粧カバーを下
方から持ち上げるようにして開口部の大径孔に収納箱体
より突設されたカバー仮止め用のねじ具の頭を挿通さ
せ、この状態で化粧カバーを側方に移動させて小径孔に
ねじ具の頭を係止させることによって化粧カバーを仮止
め状態にし、続いて上記ねじ具を締め込んだり、通孔に
挿通配置されたねじ具の頭を通孔の開口縁に係止させる
ことで化粧カバーを収納箱体の下面開口に取付けること
ができるものであり、仮止めした後に続いて本固定を行
うことができるものであり、一人作業であっても正確に
位置決めされた状態で取付作業を行うことができるもの
であり、取付時の施工性を向上させることができるもの
である。
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は同上の化
粧カバーの斜視図、第3図は仮止め状態を示す部分拡大
平面図、第4図は化粧カバーの取付状態を示す正断面
図、第5図は同上の部分拡大断面図、第6図は同上の側
断面図、第7図は天井開口部の構成を示す斜視図、第8
図は天井開口部と収納箱体を示す斜視図、第9図は天井
開口部への取付状態を示す正断面図、第10図は従来例の
正断面図であって、1は化粧カバー、2は仮止め用のね
じ具、2はねじ具の頭、3は開口部、3aは大径孔、3bは
小径孔、4は収納箱体、8は移動手段である。
粧カバーの斜視図、第3図は仮止め状態を示す部分拡大
平面図、第4図は化粧カバーの取付状態を示す正断面
図、第5図は同上の部分拡大断面図、第6図は同上の側
断面図、第7図は天井開口部の構成を示す斜視図、第8
図は天井開口部と収納箱体を示す斜視図、第9図は天井
開口部への取付状態を示す正断面図、第10図は従来例の
正断面図であって、1は化粧カバー、2は仮止め用のね
じ具、2はねじ具の頭、3は開口部、3aは大径孔、3bは
小径孔、4は収納箱体、8は移動手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−170499(JP,U) 実開 昭63−150696(JP,U) 実開 平1−33995(JP,U) 実公 昭47−30134(JP,Y1) 実公 昭39−37253(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】下面開口が天井面とほぼ面一となるように
天井に埋設するようにした収納箱体内の両端部より下方
に向けて伸縮自在な一対の吊下部材を垂下すると共に収
納箱体内の両端部より下方に向けて昇降移動自在な移動
手段を垂下し、両吊下部材と両移動手段の下端を天井面
とほぼ平行に上昇、下降自在となった物干し部材に連結
し、上記吊下部材を避けるようにして収納箱体の下面開
口に天井面とほぼ面一となるように化粧カバーを取着固
定して成る物干し装置において、物干し部材の上方に位
置すると共に収納箱体の下面開口を閉塞するように収納
箱体の下面開口に長方形状の化粧カバーを配設し、上記
長方形状の化粧カバーの長手方向に沿う両側端縁の中間
部に開口部を設けると共に長手方向の端部付近に通孔を
設け、カバー仮止め用のねじ具の頭が挿通される大径孔
とねじ具の頭が係止される小径孔とを連通させて上記開
口部を形成し、収納箱体より突設されたカバー仮止め用
のねじ具の頭を上記開口部の小径孔の開口縁に係止し、
本固定用のねじ具の頭を上記通孔の開口縁に係止して成
る物干し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990015888U JP2533481Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 物干し装置の化粧カバー取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990015888U JP2533481Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 物干し装置の化粧カバー取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03107092U JPH03107092U (ja) | 1991-11-05 |
JP2533481Y2 true JP2533481Y2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=31519178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990015888U Expired - Lifetime JP2533481Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 物干し装置の化粧カバー取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2533481Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61170499U (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-22 | ||
JPS63150696U (ja) * | 1987-03-20 | 1988-10-04 | ||
JPS6433995U (ja) * | 1987-08-26 | 1989-03-02 |
-
1990
- 1990-02-20 JP JP1990015888U patent/JP2533481Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03107092U (ja) | 1991-11-05 |
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