JP2533400Y2 - 自動車のウエザーストリツプ - Google Patents
自動車のウエザーストリツプInfo
- Publication number
- JP2533400Y2 JP2533400Y2 JP1988100993U JP10099388U JP2533400Y2 JP 2533400 Y2 JP2533400 Y2 JP 2533400Y2 JP 1988100993 U JP1988100993 U JP 1988100993U JP 10099388 U JP10099388 U JP 10099388U JP 2533400 Y2 JP2533400 Y2 JP 2533400Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door frame
- glass run
- coating layer
- seal lip
- polymer material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車のドアフレームとボデイ開口段部と
の間、及びドアフレームと昇降ガラスとの間をシールす
るウエザーストリツプに関するものである。
の間、及びドアフレームと昇降ガラスとの間をシールす
るウエザーストリツプに関するものである。
[従来の技術] 従来の自動車のウエザーストリツプは、第2図及び第
3図に示すように、自動車のボデイ1の開口段部2とド
アフレーム13との間をシールするために、ドアフレーム
のリテーナー部13bに中空メインシール部14aを嵌合保持
させ、また該中空メイナシール14aより延ばしたシール
リツプ14bをドリツプチヤンネル5に装着したモール5a
に当接する如く構成し、更にドアフレーム13に装着した
グラスラン17に昇降ガラス6が当接するようになつてい
る。なお13aはドアフレーム13の車内側垂下フレーム
部、9はオープニングトリムである。
3図に示すように、自動車のボデイ1の開口段部2とド
アフレーム13との間をシールするために、ドアフレーム
のリテーナー部13bに中空メインシール部14aを嵌合保持
させ、また該中空メイナシール14aより延ばしたシール
リツプ14bをドリツプチヤンネル5に装着したモール5a
に当接する如く構成し、更にドアフレーム13に装着した
グラスラン17に昇降ガラス6が当接するようになつてい
る。なお13aはドアフレーム13の車内側垂下フレーム
部、9はオープニングトリムである。
[考案が解決しようとする課題] 従来の上記ウエザーストリツプは、ドアフレーム13と
中空メインシール13aとの接続部B及びドアフレーム13
とグラスラン17との接続部Cより車内部Dへ水漏れする
ことがあり、且つその接続部B,Cの線が車外Eから見え
るので、外観上好ましくないという問題があつた。
中空メインシール13aとの接続部B及びドアフレーム13
とグラスラン17との接続部Cより車内部Dへ水漏れする
ことがあり、且つその接続部B,Cの線が車外Eから見え
るので、外観上好ましくないという問題があつた。
本考案は、上記課題を解決したウエザーストリツプを
提供することを目的としている。
提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 第1図及び第2図を参考にして説明する。上記目的を
達成するために、本考案に係る自動車のウエザーストリ
ツプは、ボデイ開口段部2に当接する中空メインシール
4aと、ドリツプチヤンネル用モール5aに当接するシール
リツプ4bと、昇降ガラス6が当接するグラスラン7とを
ドアフレーム3に備えた自動車のウエザーストリツプで
あつて、 メインシール用リテーナー部3bを有するドアフレーム
3をその全周に亙つて被覆するところの高分子材料被覆
層8によつてシールリツプ4bとグラスラン7とを一体的
に結合してシールリツプ4bとグラスラン7と高分子材料
被覆層8よりなる一体成形物内に前記ドアフレーム3を
埋入し、またシールリツプ4bとグラスラン7の車外側面
を段無しの滑らかな面に形成し、メインシール4aの基端
取付部を高分子材料被覆層8を介在させてリテーナー部
3bに嵌合保持させたことを特徴とするものである。
達成するために、本考案に係る自動車のウエザーストリ
ツプは、ボデイ開口段部2に当接する中空メインシール
4aと、ドリツプチヤンネル用モール5aに当接するシール
リツプ4bと、昇降ガラス6が当接するグラスラン7とを
ドアフレーム3に備えた自動車のウエザーストリツプで
あつて、 メインシール用リテーナー部3bを有するドアフレーム
3をその全周に亙つて被覆するところの高分子材料被覆
層8によつてシールリツプ4bとグラスラン7とを一体的
に結合してシールリツプ4bとグラスラン7と高分子材料
被覆層8よりなる一体成形物内に前記ドアフレーム3を
埋入し、またシールリツプ4bとグラスラン7の車外側面
を段無しの滑らかな面に形成し、メインシール4aの基端
取付部を高分子材料被覆層8を介在させてリテーナー部
3bに嵌合保持させたことを特徴とするものである。
[作用] 上記のように構成されたウエザーストリツプは、ドア
フレーム3が、シールリツプ4b及びグラスラン7を一体
的に結合する高分子材料被覆層8によつて覆われてお
り、従来のウエザーストリツプにおける接続部B,Cから
水洩れすることなく、しかも従来のウエザーストリツプ
における接続部B,Cの線が車外から見えないので、外観
が向上する。
フレーム3が、シールリツプ4b及びグラスラン7を一体
的に結合する高分子材料被覆層8によつて覆われてお
り、従来のウエザーストリツプにおける接続部B,Cから
水洩れすることなく、しかも従来のウエザーストリツプ
における接続部B,Cの線が車外から見えないので、外観
が向上する。
[実施例] 実施例について第1図及び第2図を参考に説明する。
1はボデイ、2はボデイ1の開口段部、5はドリツプチ
ヤンネル、5aはモール、9はオープニングトリムであ
る。3はドアフレームで、垂下フレーム部3aとリテーナ
ー部3bとを有している。4bはモール5aに当接するシール
リツプ、7はグラスランである。8は前記ドアフレーム
3を被覆するところの高分子材料被覆層で、該高分子材
料被覆層8によつてシールリツプ4bとグラスラン7とが
一体的に結合され且つシールリツプ4bとグラスラン7と
高分子材料被覆層8よりなる一体成形物内にドアフレー
ム3が埋入されている。またシールリツプ4bとグラスラ
ン7の車外側面を段の小さい滑らかな面に形成してあ
る。なお、高分子材料被覆層8とシールリツプ4bとグラ
スラン7とはそれぞれ異なる材料で作り、各々の目的に
適した機能を持たせることも出来る。4aは中空メインシ
ールで、その基端取付部は、高分子材料被覆層8を介在
させてリテーナー部3bに嵌合保持されている。6は昇降
ガラス、Dは車内、Eは車外である。
1はボデイ、2はボデイ1の開口段部、5はドリツプチ
ヤンネル、5aはモール、9はオープニングトリムであ
る。3はドアフレームで、垂下フレーム部3aとリテーナ
ー部3bとを有している。4bはモール5aに当接するシール
リツプ、7はグラスランである。8は前記ドアフレーム
3を被覆するところの高分子材料被覆層で、該高分子材
料被覆層8によつてシールリツプ4bとグラスラン7とが
一体的に結合され且つシールリツプ4bとグラスラン7と
高分子材料被覆層8よりなる一体成形物内にドアフレー
ム3が埋入されている。またシールリツプ4bとグラスラ
ン7の車外側面を段の小さい滑らかな面に形成してあ
る。なお、高分子材料被覆層8とシールリツプ4bとグラ
スラン7とはそれぞれ異なる材料で作り、各々の目的に
適した機能を持たせることも出来る。4aは中空メインシ
ールで、その基端取付部は、高分子材料被覆層8を介在
させてリテーナー部3bに嵌合保持されている。6は昇降
ガラス、Dは車内、Eは車外である。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されているため、
シールリツプ4aとドアフレーム3との間,及びグラスラ
ン7とドアフレーム3との接続部がなくなり従来の接続
部B,Cからの車内Dへの水漏れがなくなると共に、接続
部B,Cにあつた横線が消えるので、外観も向上する。
シールリツプ4aとドアフレーム3との間,及びグラスラ
ン7とドアフレーム3との接続部がなくなり従来の接続
部B,Cからの車内Dへの水漏れがなくなると共に、接続
部B,Cにあつた横線が消えるので、外観も向上する。
また、ドアフレーム3をその全周に亙つて高分子材料
被覆層8によつて被覆し、高分子材料被覆層8内にドア
フレーム3を埋入しているので、車内側から見たときも
グラスランとドアフレームとの継目の見えない特長があ
る。
被覆層8によつて被覆し、高分子材料被覆層8内にドア
フレーム3を埋入しているので、車内側から見たときも
グラスランとドアフレームとの継目の見えない特長があ
る。
更に、シールリツプとグラスランの車外側面を段の小
さい滑らかな面にしたので、見苦しくない特長もある。
さい滑らかな面にしたので、見苦しくない特長もある。
第1図は本考案の一実施例を示す第2図A−A断面図、
第2図は自動車の側面図、第3図は従来例を示す第2図
A−A断面図である。 1……ボデイ 2……開口段部 3……ドアフレーム 3a,13a……垂下フレーム部 3b,13b……リテーナー部 4a,14a……中空メインシール 4b,14b……シールリツプ 5……ドリツプチヤンネル 5a……モール 6……昇降ガラス 7……グラスラン 8……高分子材料被覆層 9……オープニングトリム B,C……接続部 D……車内 E……車外
第2図は自動車の側面図、第3図は従来例を示す第2図
A−A断面図である。 1……ボデイ 2……開口段部 3……ドアフレーム 3a,13a……垂下フレーム部 3b,13b……リテーナー部 4a,14a……中空メインシール 4b,14b……シールリツプ 5……ドリツプチヤンネル 5a……モール 6……昇降ガラス 7……グラスラン 8……高分子材料被覆層 9……オープニングトリム B,C……接続部 D……車内 E……車外
Claims (1)
- 【請求項1】ボデイ開口段部(2)に当接する中空メイ
ンシール(4a)と、ドリツプチヤンネル用モール(5a)
に当接するシールリツプ(4b)と、昇降ガラス(6)が
当接するグラスラン(7)とをドアフレーム(3)に備
えた自動車のウエザーストリツプであつて、 メインシール用リテーナー部(3b)を有するドアフレー
ム(3)をその全周に亙つて被覆するところの高分子材
料被覆層(8)によつてシールリツプ(4b)とグラスラ
ン(7)とを一体的に結合してシールリツプ(4b)とグ
ラスラン(7)と高分子材料被覆層(8)よりなる一体
成形物内に前記ドアフレーム(3)を埋入し、またシー
ルリツプ(4b)とグラスラン(7)の車外側面を段の小
さい滑らかな面に形成し、 メインシール(4a)の基端取付部を高分子材料被覆層
(8)を介在させてリテーナー部(3b)に嵌合保持させ
たことを特徴とする自動車のウエザーストリツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988100993U JP2533400Y2 (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | 自動車のウエザーストリツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988100993U JP2533400Y2 (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | 自動車のウエザーストリツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0221032U JPH0221032U (ja) | 1990-02-13 |
JP2533400Y2 true JP2533400Y2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=31329579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988100993U Expired - Lifetime JP2533400Y2 (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | 自動車のウエザーストリツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2533400Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6061333A (ja) * | 1983-09-16 | 1985-04-09 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | ドアシ−ル構造 |
JPS62144718U (ja) * | 1986-03-07 | 1987-09-12 |
-
1988
- 1988-07-28 JP JP1988100993U patent/JP2533400Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0221032U (ja) | 1990-02-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2533400Y2 (ja) | 自動車のウエザーストリツプ | |
JPH04110248A (ja) | スポンジシール付ウエルト | |
JPS60166517A (ja) | ウエザ−ストリツプ | |
JPH0626425Y2 (ja) | 自動車用ウエザ−ストリツプ | |
JP2532765Y2 (ja) | ドアウェザーストリップ及びその取付構造 | |
JP2533399Y2 (ja) | ドアフレーム埋設型ウエザーストリップ | |
CN217396434U (zh) | 一种新型车门装饰亮条结构 | |
JPS62218220A (ja) | 自動車用ウインドモ−ルデイング | |
JPH0623456Y2 (ja) | ドラガラスウエザストリップ | |
JP2847423B2 (ja) | 自動車用ウインドモールディング | |
JPS6114939Y2 (ja) | ||
JPH0347941Y2 (ja) | ||
JPH06286531A (ja) | 自動車用ウェザーストリップ | |
JPS607209Y2 (ja) | 自動車用ウインドウェザ−ストリツプ | |
JPH02110555U (ja) | ||
JPS5917712Y2 (ja) | ウエザ−ストリツプ | |
JPH078269Y2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JPH042757U (ja) | ||
JP2847424B2 (ja) | 自動車用ウインドモールディング | |
JPS6112249Y2 (ja) | ||
JPH0526550U (ja) | 自動車用ドアトリム | |
JPH0617614Y2 (ja) | 自動車用ウエザストリップの端末部取付構造 | |
JPH09226373A (ja) | ドア用ウエザーストリップ | |
JPS62227837A (ja) | 自動車用ウエザストリツプ | |
JP2001287549A (ja) | 自動車ドアのシール構造 |