JP2525712B2 - 水質,底質改良工法及び改良剤の定量連続供給装置 - Google Patents
水質,底質改良工法及び改良剤の定量連続供給装置Info
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- JP2525712B2 JP2525712B2 JP4352146A JP35214692A JP2525712B2 JP 2525712 B2 JP2525712 B2 JP 2525712B2 JP 4352146 A JP4352146 A JP 4352146A JP 35214692 A JP35214692 A JP 35214692A JP 2525712 B2 JP2525712 B2 JP 2525712B2
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- Japan
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- hopper
- improving agent
- water quality
- opening
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- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水質,底質改良工法及び
改良剤の定量連続供給装置、特に石灰等の水質,底質改
良剤の散布による水質,底質改良工法及び改良剤の定量
連続供給装置に関するものである。
改良剤の定量連続供給装置、特に石灰等の水質,底質改
良剤の散布による水質,底質改良工法及び改良剤の定量
連続供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、海や河川が生活排水や工場排水等
の流入に伴って汚染され、硫化水素、青潮、赤潮等を発
生し、また底にはヘドロが堆積されるようになる。
の流入に伴って汚染され、硫化水素、青潮、赤潮等を発
生し、また底にはヘドロが堆積されるようになる。
【0003】このような海や、河川の水質、底質を改良
するため、従来、石灰等の改良剤が散布されている。
するため、従来、石灰等の改良剤が散布されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような水質,底
質の改良のためには、一般に1m2 当り400gの石灰
等の改良剤を散布することが必要であり、そのため従来
は粉状の石灰等の改良剤を手作業で散布しており、この
ような改良工法では粉が飛散し、人体に有害であるのみ
ならず、広い区域に連続的に均一濃度で散布することが
できない等の欠点があった。
質の改良のためには、一般に1m2 当り400gの石灰
等の改良剤を散布することが必要であり、そのため従来
は粉状の石灰等の改良剤を手作業で散布しており、この
ような改良工法では粉が飛散し、人体に有害であるのみ
ならず、広い区域に連続的に均一濃度で散布することが
できない等の欠点があった。
【0005】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の水質,底質改良
工法は、顆粒状の水質,底質改良剤を、作業台船上に配
置した、ホッパーを用いた定量連続供給装置内に供給す
る工程と、この定量連続供給装置のホッパーの底面一側
に偏位して形成した出口から所定量の上記改良剤を連続
して吐出せしめる工程と、上記作業台船を走行せしめな
がら上記吐出された改良剤を遠心力散布機によって上記
作業台船外に連続的に散布する工程とより成ることを特
徴とする。
工法は、顆粒状の水質,底質改良剤を、作業台船上に配
置した、ホッパーを用いた定量連続供給装置内に供給す
る工程と、この定量連続供給装置のホッパーの底面一側
に偏位して形成した出口から所定量の上記改良剤を連続
して吐出せしめる工程と、上記作業台船を走行せしめな
がら上記吐出された改良剤を遠心力散布機によって上記
作業台船外に連続的に散布する工程とより成ることを特
徴とする。
【0007】本発明の改良剤の定量連続供給装置は、顆
粒状の水質,底質改良剤が供給される筒状のホッパー
と、このホッパーの底面の開閉機構とより成り、上記開
閉機構が、上記ホッパーの底面を塞ぐよう上記改良剤が
挿通できない狭さに互いに間隔を置いて摺動自在に並設
された複数のスピンドルを有し、上記改良剤の所定量を
上記ホッパーの底面より吐出する際には上記底面一側部
にのみ開口が形成されるよう上記複数のスピンドルのう
ちの任意のものが一部引き出され、上記ホッパー内の改
良剤を統べてその底面より排出する際には上記複数のス
ピンドルの少なくとも大部分が上記開口から引き出され
ることを特徴とする。
粒状の水質,底質改良剤が供給される筒状のホッパー
と、このホッパーの底面の開閉機構とより成り、上記開
閉機構が、上記ホッパーの底面を塞ぐよう上記改良剤が
挿通できない狭さに互いに間隔を置いて摺動自在に並設
された複数のスピンドルを有し、上記改良剤の所定量を
上記ホッパーの底面より吐出する際には上記底面一側部
にのみ開口が形成されるよう上記複数のスピンドルのう
ちの任意のものが一部引き出され、上記ホッパー内の改
良剤を統べてその底面より排出する際には上記複数のス
ピンドルの少なくとも大部分が上記開口から引き出され
ることを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0009】本発明の水質,底質改良工法においては、
図1に示すように例えば5mm×7mmの楕円体等の顆
粒状にした石灰等の水質,底質改良剤を、作業台船1上
に載置したホッパーを用いた定量連続供給装置2内に投
入し、この定量連続供給装置2のホッパーの底面一側に
偏位して形成した出口から所定量の改良剤を連続して吐
出せしめ、この吐出した改良剤を例えばコンベアベルト
3を介して上記作業台船1の一端部に配置した回転羽根
板使用の遠心力散布機4に供給し、この遠心力散布機4
によって例えば上記改良剤を直径10〜12mに亘り円
形に散布せしめ、この状態で上記作業台船1を、例えば
10m/分の速度で移動して海面上に例えば400g/
m2 の割合で、幅10〜12mで連続的に上記改良剤を
供給せしめる。
図1に示すように例えば5mm×7mmの楕円体等の顆
粒状にした石灰等の水質,底質改良剤を、作業台船1上
に載置したホッパーを用いた定量連続供給装置2内に投
入し、この定量連続供給装置2のホッパーの底面一側に
偏位して形成した出口から所定量の改良剤を連続して吐
出せしめ、この吐出した改良剤を例えばコンベアベルト
3を介して上記作業台船1の一端部に配置した回転羽根
板使用の遠心力散布機4に供給し、この遠心力散布機4
によって例えば上記改良剤を直径10〜12mに亘り円
形に散布せしめ、この状態で上記作業台船1を、例えば
10m/分の速度で移動して海面上に例えば400g/
m2 の割合で、幅10〜12mで連続的に上記改良剤を
供給せしめる。
【0010】本発明の改良剤の定量連続供給装置2は、
図2及び図3に示すように角錐筒状のホッパー2aと、
このホッパー2aの底面の開閉機構2bとにより構成
し、上記開閉機構2bは、上記顆粒状の改良剤が挿通し
ない程度、例えば5mmの間隔で離間して上記ホッパー
2aの底面を開閉するようホッパー2aの側壁下部及び
これに対向して配置したガイド板8に形成した孔内に摺
動自在に配置した、例えば直径20mmの12本のスピ
ンドル5によって構成せしめる。
図2及び図3に示すように角錐筒状のホッパー2aと、
このホッパー2aの底面の開閉機構2bとにより構成
し、上記開閉機構2bは、上記顆粒状の改良剤が挿通し
ない程度、例えば5mmの間隔で離間して上記ホッパー
2aの底面を開閉するようホッパー2aの側壁下部及び
これに対向して配置したガイド板8に形成した孔内に摺
動自在に配置した、例えば直径20mmの12本のスピ
ンドル5によって構成せしめる。
【0011】また、上記各スピンドル5の端部には把持
部6を設け、上記定量連続供給装置2から定量の改良剤
を吐出する場合には上記開閉機構2bの上記スピンドル
5の把持部6を手動、または自動的に操作して上記スピ
ンドル5の中央部の、例えば2本のみを図3において右
方に一部引き出し、上記ホッパー2aの底面の左側中央
部のみに例えば55mm×55mm角の開口7が形成さ
れ、この開口7を介して例えば1分間に40kgの改良
剤が供給されるようにする。
部6を設け、上記定量連続供給装置2から定量の改良剤
を吐出する場合には上記開閉機構2bの上記スピンドル
5の把持部6を手動、または自動的に操作して上記スピ
ンドル5の中央部の、例えば2本のみを図3において右
方に一部引き出し、上記ホッパー2aの底面の左側中央
部のみに例えば55mm×55mm角の開口7が形成さ
れ、この開口7を介して例えば1分間に40kgの改良
剤が供給されるようにする。
【0012】また、上記ホッパー2a内の改良剤をこれ
から除去する際には上記スピンドル5の統べてを上記ガ
イド板8をガイドとして上記ホッパー2aの底面から引
き出し、この底面を完全に開口せしめるようにする。
から除去する際には上記スピンドル5の統べてを上記ガ
イド板8をガイドとして上記ホッパー2aの底面から引
き出し、この底面を完全に開口せしめるようにする。
【0013】なお、上記定量連続供給装置2の開閉機構
2bを構成するスピンドル5にはその長さ方向の任意の
個所に例えばピン(図示せず)等を突設できるように
し、スピンドル5を引き出した際上記ピンが上記ホッパ
ー2aの側壁、またはガイド板8に突き当たって止まる
ようにすれば、上記開口7の設定が極めて容易となる。
更に、上記スピンドルとは丸棒状のもののみならず、角
状、三角状のものを含むものとする。
2bを構成するスピンドル5にはその長さ方向の任意の
個所に例えばピン(図示せず)等を突設できるように
し、スピンドル5を引き出した際上記ピンが上記ホッパ
ー2aの側壁、またはガイド板8に突き当たって止まる
ようにすれば、上記開口7の設定が極めて容易となる。
更に、上記スピンドルとは丸棒状のもののみならず、角
状、三角状のものを含むものとする。
【0014】また、上記ホッパー2aは円筒状のもので
も良い。
も良い。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記の通りであるから、上記定
量連続供給装置2のホッパー2a内に改良剤を投入すれ
ば、上記開口7の大きさに応じた所定量の改良剤が上記
開口7から連続的に吐出され、吐出された改良剤がコン
ベアベルト3によって遠心力散布機4に供給され、作業
台船1の移動と共に改良剤が海面上に連続的に広く均一
に散布されるようになる。
量連続供給装置2のホッパー2a内に改良剤を投入すれ
ば、上記開口7の大きさに応じた所定量の改良剤が上記
開口7から連続的に吐出され、吐出された改良剤がコン
ベアベルト3によって遠心力散布機4に供給され、作業
台船1の移動と共に改良剤が海面上に連続的に広く均一
に散布されるようになる。
【0016】なお、この際、上記遠心力散布機4の回転
羽根板の回転数を調節することによって改良剤を所望の
範囲に均一に散布できる。
羽根板の回転数を調節することによって改良剤を所望の
範囲に均一に散布できる。
【0017】上記定量連続供給装置2から所定量の改良
剤を吐出する場合には、スピンドル5の一部を操作する
ことによって上記ホッパー底面の一側中央部に供給すべ
き量に応じた大きさの開口7が形成されるためホッパー
2a内の改良剤が筒状の斜面に沿ってこの斜面の下端に
位置する開口7からスムーズに吐出されるようになり、
底面の中央部に開口7が形成される場合に比べ改良剤の
詰まりを全く生じないようになる。
剤を吐出する場合には、スピンドル5の一部を操作する
ことによって上記ホッパー底面の一側中央部に供給すべ
き量に応じた大きさの開口7が形成されるためホッパー
2a内の改良剤が筒状の斜面に沿ってこの斜面の下端に
位置する開口7からスムーズに吐出されるようになり、
底面の中央部に開口7が形成される場合に比べ改良剤の
詰まりを全く生じないようになる。
【0018】更に、ホッパー2a内の改良剤が湿気を帯
びたり、不要となってその除去が必要な場合には、上記
スピンドル5の殆ど統べてを操作して上記ホッパーの底
面全体を開放できるから改良剤の除去作業を迅速に行な
うことができるようになる種々の利益がある。
びたり、不要となってその除去が必要な場合には、上記
スピンドル5の殆ど統べてを操作して上記ホッパーの底
面全体を開放できるから改良剤の除去作業を迅速に行な
うことができるようになる種々の利益がある。
【図1】本発明の水質,底質改良工法説明図である。
【図2】本発明の改良剤の定量連続供給装置の要部を示
す正面図である。
す正面図である。
【図3】本発明の改良剤の定量連続供給装置の要部を示
す底面図である。
す底面図である。
1 作業台船 2 定量連続供給装置 2a ホッパー 2b 開閉機構 3 コンベアベルト 4 遠心力散布機 5 スピンドル 6 把持部 7 開口 8 ガイド板
Claims (2)
- 【請求項1】 顆粒状の水質,底質改良剤を、作業台船
上に配置した、ホッパーを用いた定量連続供給装置内に
供給する工程と、 この定量連続供給装置のホッパーの底面一側に偏位して
形成した出口から所定量の上記改良剤を連続して吐出せ
しめる工程と、 上記作業台船を走行せしめながら上記吐出された改良剤
を遠心力散布機によって上記作業台船外に連続的に散布
する工程とより成ることを特徴とする水質,底質改良工
法。 - 【請求項2】 顆粒状の水質,底質改良剤が供給される
筒状のホッパーと、このホッパーの底面の開閉機構とよ
り成り、上記開閉機構が、上記ホッパーの底面を塞ぐよ
う上記改良剤が挿通できない狭さに互いに間隔を置いて
摺動自在に並設された複数のスピンドルを有し、上記改
良剤の所定量を上記ホッパーの底面より吐出する際には
上記底面一側部にのみ開口が形成されるよう上記複数の
スピンドルのうちの任意のものが一部引き出され、上記
ホッパー内の改良剤を統べてその底面より排出する際に
は上記複数のスピンドルの少なくとも大部分が上記開口
から引き出されることを特徴とする改良剤の定量連続供
給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4352146A JP2525712B2 (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | 水質,底質改良工法及び改良剤の定量連続供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4352146A JP2525712B2 (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | 水質,底質改良工法及び改良剤の定量連続供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07171305A JPH07171305A (ja) | 1995-07-11 |
JP2525712B2 true JP2525712B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=18422096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4352146A Expired - Fee Related JP2525712B2 (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | 水質,底質改良工法及び改良剤の定量連続供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2525712B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100576072B1 (ko) * | 1999-05-24 | 2006-05-03 | 문인창 | 담수 및 해수의 속성 정화방법 및 그 장치 |
-
1992
- 1992-12-10 JP JP4352146A patent/JP2525712B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07171305A (ja) | 1995-07-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |