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JP2525526B2 - スタンピングモ―ルド用複合シ―ト、スタンピングモ―ルド用複合シ―トの製造方法、スタンピングモ―ルド成形品及びスタンピングモ―ルド成形品の製造方法 - Google Patents

スタンピングモ―ルド用複合シ―ト、スタンピングモ―ルド用複合シ―トの製造方法、スタンピングモ―ルド成形品及びスタンピングモ―ルド成形品の製造方法

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Publication number
JP2525526B2
JP2525526B2 JP3247649A JP24764991A JP2525526B2 JP 2525526 B2 JP2525526 B2 JP 2525526B2 JP 3247649 A JP3247649 A JP 3247649A JP 24764991 A JP24764991 A JP 24764991A JP 2525526 B2 JP2525526 B2 JP 2525526B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin foam
polyolefin resin
composite sheet
skin material
stamping mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3247649A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05124037A (ja
Inventor
俊二 大久保
利治 中江
房吉 秋丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP3247649A priority Critical patent/JP2525526B2/ja
Priority to US07/799,212 priority patent/US5254402A/en
Priority to CA 2056464 priority patent/CA2056464A1/en
Priority to DE69129489T priority patent/DE69129489T2/de
Priority to EP19910311076 priority patent/EP0488762B1/en
Priority to KR1019910021921A priority patent/KR100216696B1/ko
Publication of JPH05124037A publication Critical patent/JPH05124037A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2525526B2 publication Critical patent/JP2525526B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合シート、複合シー
トの製造方法、成形品及び成形品の製造法、特に、スタ
ンピングモールド用複合シート、スタンピングモールド
用複合シートの製造方法、スタンピングモールド成形品
及びスタンピングモールド成形品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のドアトリムや天井等の
内装材は、樹脂発泡体製のパッドと表皮材との積層体か
らなる複合シートと、複合シートのパッド側に配置され
た熱可塑性樹脂製の骨材層とから主に構成されている。
この種の車輌用内装材は、スタンピングモールド法によ
り複合シートと骨材層とが一体化されており、またドア
トリムや天井等の所望形状に成形されている。
【0003】上述の車輌用内装材で用いられている複合
シートでは、パッドと表皮材とが接着剤により接着され
ている。接着剤としては、イソシアネート系架橋剤を含
む有機溶媒型の接着剤が用いられている(例えば特公昭
57−55067号、特公昭63−228号)。ところ
が、有機溶媒型の接着剤を用いると、揮発溶媒による環
境汚染のおそれがあり、また内装材の製造装置に防爆型
設備等の安全設備が必要になる。そこで、上述の複合シ
ートでは、有機溶媒型の接着剤に代えて水溶性の接着剤
が採用され始めている。例えば、特公昭63−3351
8号には、アジリジン化合物を架橋剤とする水系接着剤
が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の水系接着剤
を用いた複合シートでは、樹脂発泡体製のパッドと表皮
材との接着強度が充分ではなく、パッドと表皮材との剥
がれが生じ易い。特に、複合シートをスタンピングモー
ルド法により複雑な形状に深絞り成形したり高温下に置
くと、パッドと表皮材とが剥離し易い。
【0005】第1の発明の目的は、樹脂発泡体と表皮材
との剥がれが生じにくいスタンピングモールド成形品が
形成できる、水系接着剤を用いたスタンピングモールド
用複合シートを提供することにある。第2の発明の目的
は、第1の発明に係る複合シートの製造方法を提供する
ことにある。
【0006】第3の発明の目的は、樹脂発泡体と表皮材
との剥がれが生じにくい、水系接着剤を用いたスタンピ
ングモールド成形品を提供することにある。第4の発明
の目的は、第3の発明に係るスタンピングモールド成形
品の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るスタン
ピングモールド用複合シートは、平均ゲル分率が30〜
75%の架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体と、架橋型
ポリオレフィン系樹脂発泡体に積層されかつ25℃での
100%伸び時の応力が150kg/cm2 以下の表皮
材と、架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体と表皮材とを
接着するための接着剤層とを備えている。接着剤層は、
エポキシ系硬化剤により硬化された水系接着剤からな
り、架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体及び/又は表皮
材に予め焼き付けられている。
【0008】第2の発明に係るスタンピングモールド用
複合シートの製造方法は、次の工程を含んでいる。 ◎平均ゲル分率が30〜75%の架橋型ポリオレフィン
系樹脂発泡体及び/又は25℃での100%伸び時の応
力が150kg/cm2 以下の表皮材にエポキシ系硬化
材を含む水系接着剤を塗布して乾燥する工程。 ◎水系接着剤を加熱して架橋型ポリオレフィン系樹脂発
泡体及び/又は表皮材に焼き付け、接着剤層を形成する
工程。 ◎架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体と表皮材とを接着
剤層を介して積層し、加熱圧着する工程。
【0009】第3の発明に係るスタンピングモールド成
形品は、平均ゲル分率が30〜75%の架橋型ポリオレ
フィン系樹脂発泡体と;架橋型ポリオレフィン系樹脂発
泡体に積層されかつ25℃での100%伸び時の応力が
150kg/cm2 以下の表皮材と;架橋型ポリオレフ
ィン系樹脂発泡体と表皮材とを接着するための接着剤層
とを有する複合シート層と、複合シート層の架橋型ポリ
オレフィン系樹脂発泡体面に配置された骨材層とを備え
ている。接着剤層は、エポキシ系硬化剤により硬化され
た水系接着剤なりかつ架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡
体及び/又は表皮材に予め焼き付けられている。また、
骨材層は、熱可塑性樹脂からなりかつ架橋型ポリオレフ
ィン系樹脂発泡体に熱融着している。
【0010】第4の発明に係るスタンピングモールド成
形品の製造方法は、上型及び下型を備えた成形型を用い
る、スタンピングモールド法による製造方法である。こ
の製造方法は、次の工程を含んでいる。 ◎下型に溶融状態の熱可塑性樹脂を配置する工程。 ◎平均ゲル分率が30〜75%の架橋型ポリオレフィン
系樹脂発泡体と、架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体に
積層されかつ25℃での100%伸び時の応力が150
kg/cm2 以下の表皮材と、架橋型ポリオレフィン系
樹脂発泡体と表皮材とを接着するための接着剤層とを有
し、接着剤層がエポキシ系硬化剤により硬化された水系
接着剤からなりかつ架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体
及び/又は表皮材に予め焼き付けられている複合シート
を、表皮材が上型と対向するよう熱可塑性樹脂上に加熱
状態で配置する工程。 ◎成形型を型閉めすることにより、複合シートと熱可塑
性樹脂とを一体化する工程。
【0011】*******スタンピングモールド用複合シート 図1は、第1の発明に係るスタンピングモールド用複合
シートの一例の縦断面図である。図において、スタンピ
ングモールド用複合シート1は、シート状の樹脂発泡体
2と、樹脂発泡体2に積層された表皮材3と、樹脂発泡
体2と表皮材3とを接着するための接着剤層4とから主
に構成されている。このスタンピングモールド用複合シ
ート1では、接着剤層4が樹脂発泡体2及び/又は表皮
材3に焼き付けられている。架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体 本発明で用いられる架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体
を構成するポリオレフィン系樹脂は、例えばポリエチレ
ン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂及びポリ塩化ビニル系
樹脂等のオレフィンの重合体である。ポリエチレン系樹
脂としては、例えばエチレンの単独重合体の他、エチレ
ン以外のオレフィン、酢酸ビニル、アクリル酸、アクリ
ル酸エステル等が共重合されたポリエチレン樹脂が例示
できる。なお、エチレンの単独重合体は、密度が0.8
97〜0.955g/cm3でありかつメルトインデッ
クスが0.5〜55のものが好ましい。ポリプロピレン
系樹脂としては、プロピレンの単独重合体の他、プロピ
レンと酢酸ビニル等との共重合体等が例示できる。
【0012】ポリオレフィン系樹脂として最も好ましい
のは、エチレン又はブテンが0.5〜35モル%共重合
されたポリプロピレン系樹脂である。このポリプロピレ
ン系樹脂は、ランダム、ブロック又はランダムブロック
のいずれの共重合体でも良い。上述の各種ポリオレフィ
ン系樹脂は、それぞれ単独で用いられても良いし、2種
以上併用されても良い。
【0013】本発明で用いられる架橋型ポリオレフィン
系樹脂発泡体は、上述のポリオレフィン系樹脂が、電子
線,α線,β線,γ線等の放射線照射により架橋したも
の、ジクミルパーオキサイド等の過酸化物により化学的
に架橋したもの、又は紫外線照射により架橋したものを
発泡させたものである。この発泡体は、平均ゲル分率が
30〜75%、好ましくは40〜65%である。平均ゲ
ル分率が30%未満の場合は、成形時に基材樹脂の温度
と成形圧力とで発泡体が破損し、成形品の表面に凹凸が
生じる。逆に、75%を超えると、発泡体の伸び率が低
くなるので、成形加工時に破損しやすく、所望の成形品
が得にくい。なお、本発明でいう平均ゲル分率は、発泡
体の試料0.1gを130℃のテトラリンに3時間浸漬
し、その後に残った不溶物の重量をもとの発泡体の重量
の百分率で表した値を言う。
【0014】また、本発明で用いられる発泡体は、見か
け密度が0.5〜0.020g/cm3 、さらに0.0
60〜0.040g/cm3のものが好ましい。見かけ
密度が0.5g/cm3 未満の場合は、触感性が悪く、
パッド材としての機能が期待できない。逆に、0.02
g/cm3 を超えると、発泡体の材質硬度が小さくなる
ので、成形加工時に発泡体が破損しやすい。なお、上述
の見かけ密度は、JIS−K6767による値である。
【0015】架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体の厚み
は、通常0.5〜10mmに設定される。この厚みは、
スタンピングモールド用複合シートの使用態様に応じて
適宜設定され得る。表皮材 本発明で用いられる表皮材としては、天然繊維又は合成
繊維を用いた布帛状物、ポリ塩化ビニル樹脂を主成分と
する合成樹脂シート、熱可塑性エラストマーシート、レ
ザー等が例示できる。これらの表皮材は、本発明のスタ
ンピングモールド用複合シートやスタンピングモールド
成形品の使用方法に応じて適宜選択され得る。
【0016】本発明で用いられる表皮材は、25℃での
100%伸び時の応力が150kg/cm2 以下、好ま
しくは120kg/cm2 以下、25kg/cm2 以上
である。応力が150kg/cm2 を超える場合は、成
形時に表皮材が破損しやすく、また表皮材と発泡体との
接着界面で発泡体側に破損が生じやすい。なお、この応
力は、JIS−K6767に従ってにより測定した値で
ある。
【0017】表皮材の厚みは、通常0.2〜2.0mm
程度に設定される。接着剤層 前記架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体と表皮材とを接
着するための接着剤層は、エポキシ系硬化剤を含む水系
接着剤からなる。水系接着剤としては、極性基を有す
る、アクリル系樹脂又はウレタン系樹脂のエマルジョン
が例示できる。
【0018】アクリル系樹脂又はウレタン系樹脂が有す
る極性基は、アクリル系樹脂やウレタン系樹脂が一般に
有している極性官能基であり、次の式で示すものが例示
できる。
【0019】
【化1】
【0020】前記極性基を有するアクリル系樹脂として
は、2−エチルヘキシルアクリレート、メチルメタアク
リレート、アクリル酸、スチレン、2−ヒドロキシエチ
ルメタアクリレート、ブチルアクリレート、エチルアク
リレート、アクリルアミドからなるアクリル共重合体が
例示できる。これらのアクリル系樹脂のエマルジョン
は、例えば上述のアクリル系樹脂を常法により乳化重合
すると得られる。
【0021】前記極性基を有するウレタン系樹脂は、ポ
リエステル,ポリエーテル又はポリエーテルエステル等
の前記極性基を有する化合物と、ポリイソシアネートと
からなるウレタン樹脂である。前記ポリエステルとして
は、アジピン酸,コハク酸,無水マレイン酸,セバシン
酸等の多価の飽和又は不飽和カルボン酸又はこれらの酸
無水物等と、エチレングリコール,プロピレングリコー
ル,テトラメチレンゴリコール,トリメチロールプロパ
ン,1,6−ヘキサンジオール,1,4−ブタンジオー
ル等の多価の飽和のアルコール類、比較的低分子量のポ
リエチレングリコール,ポリプロピレングリコール,ポ
リテトラメチレングリコール等のポリアルキレングリコ
ール類、又はこれらの混合物とから得られる縮合生成物
が例示できる。前記ポリエーテルとしては、エチレンオ
キシド,プロピレンオキシド等のアルキレンオキシド
類、スチレンオキシド,エピクロルヒドリン等の重合生
成物、及びこれらのランダム又はブロック共重合体や多
価アルコールへの付加重合物等が例示できる。前記ポリ
エーテルエステルとしては、前記ポリエステル類にエチ
レンオキシド又はプロピレンオキシド等のエポキシ化合
物を付加させたものが例示できる。
【0022】前記ポリイソシアネートとしては、トリレ
ンジイソシアネート及びこの異生体,4,4−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネート
類、キシリレンジイソシアネート等の芳香脂肪族ジイソ
シアネート類、ヘキサメチレンジイソシアネート,2,
2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート等
の脂肪族ジイソシアネート類、及び前記ジイソシアネー
ト類にトリメチロールプロパン等を予め付加させたポリ
イソシアネート類等が例示できる。これらのポリイソシ
アネートは、それぞれ単独で用いられても良いし、2種
以上混合して用いられても良い。
【0023】前記ウレタン系樹脂のエマルジョンは、前
記ウレタン樹脂を乳化剤を用いて水中に分散すると得ら
れる。なお、ウレタン系樹脂の場合は、エマルジョンで
はなく、水性ウレタン樹脂が用いられても良い。水性ウ
レタン樹脂は、分子末端に水酸基又はカルボキシル基を
有するものである。その他、分子末端がイソシアネート
基で終了するよう原料配分を調節し、このイソシアネー
ト基を重亜硫酸塩基類等の塩類でブロックして水性化さ
れたものが用いられても良い。
【0024】なお、上述のアクリル系接着剤又はウレタ
ン系接着剤は、それぞれ単独で用いられても良いし、2
種以上が混合して用いられても良い。アクリル系接着剤
及びウレタン系接着剤を混合して用いると、接着剤の乾
燥性や密着性等が適宜調節できる。上述の水系接着剤に
含まれるエポキシ系硬化剤は、水溶性のエポキシ化合物
又は水分散化されたエポキシ化合物である。このような
エポキシ化合物としては、例えば、ソルビトールポリグ
リシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエ
ーテル、ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテ
ル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、トリグリ
シジル−トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレ
ート、グリセロールポリグリシジルエーテル、トリメチ
ロールプロパンポリグリシジルエーテル、ネオペンチル
グリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジ
オールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコール
ジグリシジルエーテル、1,8−ビス(N,N−ジグリ
シジルアミノメチル)シクロヘキサン、N,N,N’,
N’’−テトラグリシジル−m−キシレンジアミン、グ
リシジルメタアクリレートを共重合したアクリル系ポリ
マー等のグリシジル基を2個以上有する化合物が挙げら
れる。これらの化合物のうち、水に不溶性のものは、乳
化剤を用いて水中に乳化分散すると使用できる。
【0025】エポキシ系硬化剤は、上述のアクリル系樹
脂又はウレタン系樹脂と次の,及びの架橋構造を
形成し得る。なお、次の架橋構造中、Poly.は高分
子鎖を表している。 樹脂が水酸基を有する場合。
【0026】
【化2】
【0027】樹脂がカルボシキル基を有する場合。
【0028】
【化3】
【0029】樹脂がアミノ基を有する場合。
【0030】
【化4】
【0031】なお、上述の水系接着剤(A)と上述のエ
ポキシ系硬化剤(B)との配合比率(A:B)は、固形
分比で100:1〜100:20、さらに100:8〜
100:15が好ましい。スタンピングモールド用複合シートの製造方法 まず、上述の架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体及び表
皮材を用意する。そして、発泡体及び/又は表皮材の接
合面に、上述の硬化剤が添加された上述の水系接着剤を
塗布する。水系接着剤の塗布は、ワイヤーコーター、ド
クターナイフ、ロールコーター及びリバースコーター等
を用いて行われる。塗布量は、通常、5〜200g/c
2 に設定される。なお、水系接着剤の塗布時には、作
業性を向上するために粘度を6000〜12000cp
に調整するのが好ましい。このような粘度の調整には、
例えばポリカルボン酸ポリマー、カルボキシメチルセル
ロース等の増粘剤が用いられる。
【0032】次に、塗布された水系接着剤を乾燥した
後、この接着剤を塗布面に焼き付ける。これにより、発
泡体及び/又は表皮材には接着剤層が形成される。水系
接着剤の焼き付け処理を行わない場合や、水系接着剤を
温風器等を用いて乾燥させただけの場合は、発泡体と表
皮材との充分な接着強度が得られない。焼き付け処理
は、赤外線ヒータによるのが好ましい。この場合、赤外
線の平均波長は、0.75〜1000μmが好ましく、
2〜14μmがさらに好ましい。
【0033】水系接着剤を発泡体に塗布した場合、その
焼き付け温度は、表面温度が70〜150℃になるよう
設定するのが好ましい。焼き付け時の表面温度が70℃
未満の場合は、発泡体と表皮材との充分な接着強度が得
られない。逆に、150℃を超えると、発泡体の表面荒
れが起こり易く、製品価値が低下するおそれがある。次
に、発泡体と表皮材とを接着剤層を介して積層する。そ
して、両者を50〜100℃に加熱して圧着すると、第
1の発明に係るスタンピングモールド用複合シートが得
られる。スタンピングモールド成形品 図2は、第3の発明に係るスタンピングモールド成形品
の縦断面部分図である。図において、スタンピングモー
ルド成形品5は、複合シート1と、複合シート1を所定
の成形形状に維持するための骨材層6とから主に構成さ
れている。
【0034】複合シート1は、第1の発明に係るスタン
ピングモールド用複合シートであり、シート状の樹脂発
泡体2と、樹脂発泡体2に積層された表皮材3と、樹脂
発泡体2と表皮材3とを接着するための接着剤層4とか
ら主に構成されている。骨材層6は、熱可塑性樹脂製で
あり、複合シート1の樹脂発泡体2側に配置されてい
る。また、骨材層6は、樹脂発泡体2に熱融着してお
り、複合シート1の成形形状を維持している。骨材層 骨材層を構成する熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン
樹脂等のα−オレフィンの重合体樹脂、エチレンとα−
オレフィンの共重合体樹脂、特にエチレンとα−オレフ
ィンとが共重合された低密度,中密度及び高密度の直鎖
状のポリエチレン樹脂、酢酸ビニル,アクリル酸,アク
リル酸エステル等のモノマーが共重合されたポリエチレ
ン樹脂等が例示できる。なお、これらの熱可塑性樹脂
は、それぞれ単独で用いられても良いし、2種以上混合
して用いられても良い。本発明で用いられる熱可塑性樹
脂として好ましいのは、エチレン、プロピン又はブテン
のホモポリマー、及びこれらがランダム、ブロックまた
はランダム−ブロック状に共重合された樹脂である。
【0035】なお、上述の熱可塑性樹脂には、必要に応
じて増量剤、増粘剤、染料、酸化防止剤及び安定剤等が
添加されていても良い。スタンピングモールド成形品の製造方法 スタンピングモールド成形品は、スタンピングモールド
法により製造できる。この製造方法を説明する。
【0036】まず、上型と下型とを備えた成形型の下型
に、骨材層を構成するための熱可塑性樹脂を配置する。
熱可塑性樹脂は、溶融状態の団子状あるいはシート状で
配置される。熱可塑性樹脂の温度は、材料によって異な
るが、通常180〜220℃程度に設定される。次に、
下型に配置した熱可塑性樹脂上にスタンピングモールド
用複合シートを配置する。ここでは、表皮材が上型と対
向するよう複合シートを配置する。複合シートは、通常
は常温で配置されるが、成形品の形状に応じて加熱して
配置されてもよい。
【0037】次に、成形型を型閉めする。すなわち、上
型を下型に圧接させる。これにより、複合シートが熱可
塑性樹脂に圧接され、所定の形状に成形される。同時
に、溶融状態の熱可塑性樹脂が複合シートの樹脂発泡体
に融着し、両者が一体化する。これにより、スタンピン
グモールド成形品が得られる。なお、型閉め時の圧力
は、通常30〜120kg/cm2 程度に設定される。
【0038】得られたスタンピングモールド成形品は、
例えばドアトリム、天井、床材等の車輌用内装材形状で
提供され得る。このスタンピングモールド成形品では、
第1の発明に係る複合シートを備えているため、樹脂発
泡体2と表皮材3との接着性が高い。したがって、樹脂
発泡体2と表皮材3とは、スタンピングモールド成形品
が複雑な形状に深絞り成形されている場合でも安定に接
着している。また、複合シートを構成する樹脂発泡体の
平均ゲル分率と表皮材の伸び値の応力が上述の範囲に設
定されているため、スタンピングモールド成形品は、表
皮材に皺や白化現象が発生しにくく、外観が良好であ
る。
【0039】
【実施例】実施例1〜3 水酸基とカルボキシル基とを有しかつ固形分が45%の
アクリルエマルジョン(BW−210−1:東レ(株)
製)100重量部と、エポキシ系硬化剤(BW−00
1:東レ(株)製)10重量部とを混合し、増粘剤(B
W001:東レ(株)製)を用いて粘度を8000cP
に調節してエマルジョン型の接着剤を得た。このエマル
ジョン型の接着剤を、ゲル分率がそれぞれ34%、53
%及び70%でありかつ見かけ密度が0.067g/c
3 の3種の板状ポリプロピレン系樹脂発泡体の一方の
面にグラビアロール法により50g/m2塗布した。
【0040】塗布した接着剤を乾燥し、さらに赤外線ヒ
ータ(主な波長範囲が2〜15μm)を用いて焼き付け
て接着剤層を形成した。この接着剤層上に表面温度が8
0℃に加熱されたポリ塩化ビニル樹脂シート(25℃の
100%伸び時の応力が100kg/cm2 、厚さ0.
5mm)を圧着して、スタンピングモールド用複合シー
トを得た。
【0041】次に、350mm×350mmの正方形
で、一辺の勾配がそれぞれ90°、60°、及び45°
に設定された箱型の雄型及び雌型を備えた成形型を用
い、得られたスタンピングモールド用複合シートからス
タンピングモールド成形品を製造した。ここでは、下型
の上にポリプロピレン樹脂80重量%と増量剤20重量
%とからなる骨剤樹脂を配置し、50tの圧力で型閉め
した。実施例4 表皮材として25℃での100%伸び時の応力が145
kg/cm2 の軟質ポリ塩化ビニル樹脂シートを用いた
点を除き、実施例2と同様にスタンピングモールド用複
合シートを製造した。また、そのスタンピングモールド
用複合シートを用いて実施例2と同様にスタンピングモ
ールド成形品を製造した。比較例1 表皮材として25℃での100%伸び時の応力が159
kg/cm2 の軟質ポリ塩化ビニル樹脂シートを用いた
点を除き、実施例2と同様にスタンピングモールド用複
合シートを製造した。また、そのスタンピングモールド
用複合シートを用いて実施例2と同様にスタンピングモ
ールド成形品を製造した。比較例2 表皮材として25℃での100%伸び時の応力が170
kg/cm2 の軟質ポリ塩化ビニル樹脂シートを用いた
点を除き、比較例1と同様にスタンピングモールド用複
合シートを製造した。また、そのスタンピングモールド
用複合シートを用いて実施例2と同様にスタンピングモ
ールド成形品を製造した。比較例3 ゲル分率が27%でありかつ見掛け密度が0.067g
/cm3 のポリプロピレン系樹脂発泡体と、ポリ塩化ビ
ニル樹脂とABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン
−スチレン樹脂)との混合シート(25℃での100%
延び時の応力が180kg/cm2 )とを用いて実施例
1〜3と同様の手法によりスタンピングモールド用複合
シートを製造し、また、この複合シートから実施例1〜
3と同様の手法によりスタンピングモールド成形品を製
造した。比較例4,5 発泡体を、ゲル分率が27%又は77%でありかつ見掛
け密度が0.067g/cm3 の板状ポリプロピレン系
発泡体に代えた点を除き、実施例1〜3と同様の手法に
よりスタンピングモールド用複合シートを製造し、ま
た、この複合シートから実施例1〜3と同様の手法によ
りスタンピングモールド成形品を製造した。
【0042】ゲル分率が27%の発泡体を用いたスタン
ピングモールド形成品は、コーナー部に白化現象が観察
されなかったが、表皮材面に凹凸が生じており、実用的
な製品ではなかった。一方、ゲル分率が77%の発泡体
を用いたスタンピングモールド成形品は、90°のコー
ナー部で発泡体が破れを起こした。また、60°及び4
5°のコーナー部では、発泡体の伸び率が小さいので、
角度に相応したシャープなコーナー部が形成できなかっ
た。実施例5 水酸基とカルボキシル基とを有しかつ固形分が55%の
ウレタン系エマルジョン(BW−210:東レ(株)
製)40重量部と、アクリルエマルジョン(BW−20
1−1:東レ(株)製)60重量部とエポキシ系硬化剤
(BW−001:東レ(株)製)10重量部とを混合
し、エマルジョン型接着剤を製造した。このエマルジョ
ン型接着剤を、ゲル分率が54%で見かけ密度が0.0
50g/cm 3 の板状ポリプロピレン系樹脂発泡体の一
方の面にドクターナイフ法により60g/cm2 塗布し
た。
【0043】塗布した接着剤を乾燥し、さらに赤外線ヒ
ータ(波長範囲1〜15μm)を用いて焼き付け処理し
て接着剤層を形成した。この接着剤層上に表面温度が8
0℃に加熱された表皮材(25℃の100%伸び時の応
力が142kg/cm2 で厚さ0.4mmの、ポリ塩化
ビニル樹脂とABS樹脂との混合軟質シート)を配置し
て圧着し、スタンピングモールド用複合シートを得た。
【0044】得られたスタンピングモールド用複合シー
トを用いて、実施例1〜3と同様のスタンピングモール
ド成形品を製造した。比較例6 接着剤として、一般的な溶媒型のポリエステル系接着剤
にイソシアネートを100:10の割合で混合したもの
を用いた点を除き、実施例5と同様にスタンピングモー
ルド用複合シートを製造した。また、そのスタンピング
モールド用複合シートから実施例3と同様にスタンピン
グモールド成形品を製造した。評価 (1)実施例1〜4及び比較例1〜3で得られたスタン
ピングモールド成形品について、次の試験を行った。結
果を表1に示す。 パッド材(樹脂発泡体)の破壊状況及び界面剥離状況 パッド材の破壊状況、及びパッド材と表皮材との界面剥
離状況を調べた。評価の基準は次の通りである。 ○:破壊及び界面剥離なし。 △:パッド材の破壊率が70%以上であるが、実用上は
問題なし。 ×:破壊又は界面剥離あり。 コーナー部の皺 成形品のコーナー部において、皺の有無を調べた。評価
の基準は次の通りである。 ○:皺の発生なし。 △:若干の皺あり。 ×:皺あり。 R部の白化現象 成形品のR部における白化現象の有無を成形型の勾配が
90°、60°及び45°の各場合について調べた。評
価の基準は次の通りである。 ○:白化現象なし。 △:若干の白化現象あり。 ×:白化現象あり。
【0045】
【表1】
【0046】(2)実施例5及び比較例6について、次
の試験を行った。結果を表2に示す。 接着剤層の伸び率。 スタンピングモールド用複合シートの中間材料、すなわ
ちポリオレフィン系樹脂発泡体に接着剤を塗布して焼き
付け処理した材料を、幅が30mmの短冊状に切断し、
オートグラフを用いて一方向に応力をかけて延伸した。
そのときに、接着剤層が破壊を起こす時点を接着剤層の
伸びの限界点とし、そのときの接着剤層の伸び率を%で
表した。なお、スタンピングモールド法では、温度に対
する追従性は不要なため、常温(25℃)下で測定し
た。 成形品のR部における接着剤層の状態。
【0047】成形品のR部における接着剤層の状態を、
成形型の勾配が90°、60°及び45°の各場合につ
いて調べた。評価の基準は次の通りである。 ○:接着剤層の剥離なし。 △:若干接着剤層の剥離あり。 ×:接着剤層の剥離あり。 接着強度 スタンピングモールド用複合シートを幅が25mmの短
冊状に切断し、オートグラフを用いて常温(23℃)下
及び高温(120℃)下で180°剥離試験を実施し
て、接着強度及び接着性を評価した。評価の基準は次の
通りである。 ○:接着剤層での破壊なし。 ×:接着剤層での破壊あり。
【0048】
【表2】
【0049】
【発明の効果】第1の発明に係るスタンピングモールド
用複合シートは、接着剤層が水系接着剤からなるにも拘
らず、その接着剤層が架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡
体及び/又は表皮材に焼き付けられているので、発泡体
と表皮材との剥がれが生じにくいスタンピングモールド
成形品が形成できる。
【0050】第2の発明に係るスタンピングモールド用
複合シートの製造方法によれば、第1の発明に係るスタ
ンピングモールド用複合シートが効率良く製造できる。
第3の発明に係るスタンピングモールド成形品では、複
合シート層の接着剤層が水系接着剤からなるにも拘ら
ず、その接着剤層が架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体
及び/又は表皮材に焼き付けられているので、発泡体と
表皮材との剥がれが生じにくい。
【0051】第4の発明に係るスタンピングモールド成
形品の製造方法によれば、第3の発明に係るスタンピン
グモールド成形品が効率良く製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一例の縦断面部分図。
【図2】第2の発明の一例の縦断面部分図。
【符号の説明】
1 スタンピングモールド用複合シート 2 樹脂発泡体 3 表皮材 4 接着剤層 5 スタンピングモールド成形品 6 骨材層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00 B29L 7:00 9:00 9:00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平均ゲル分率が30〜75%の架橋型ポリ
    オレフィン系樹脂発泡体と、 前記架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体に積層された、
    25℃での100%伸び時の応力が150kg/cm2
    以下の表皮材と、 前記架橋型ポリオレフィン系発泡体と前記表皮材とを接
    着するための接着剤層とを備え、 前記接着剤層は、エポキシ系硬化剤により硬化された水
    系接着剤からなり、前記架橋型ポリオレフィン系樹脂発
    泡体及び/又は前記表皮材に予め焼き付けられている、
    スタンピングモールド用複合シート。
  2. 【請求項2】平均ゲル分率が30〜75%の架橋型ポリ
    オレフィン系樹脂発泡体及び/又は25℃での100%
    伸び時の応力が150kg/cm2 以下の表皮材にエポ
    キシ系硬化剤を含む水系接着剤を塗布して乾燥する工程
    と、 前記水系接着剤を加熱して前記架橋型ポリオレフィン系
    樹脂発泡体及び/又は前記表皮材に焼き付け、接着剤層
    を構成する工程と、 前記架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体と前記表皮材と
    を前記接着剤層を介して積層し、加熱圧着する工程と、
    を含むスタンピングモールド用複合シートの製造方法。
  3. 【請求項3】平均ゲル分率が30〜75%の架橋型ポリ
    オレフィン系樹脂発泡体と、前記架橋型ポリオレフィン
    系樹脂発泡体に積層されかつ25℃での100%伸び時
    の応力が150kg/cm2 以下の表皮材と、前記架橋
    型ポリオレフィン系樹脂発泡体と前記表皮材とを接着す
    るための接着剤層とを有する複合シート層と、 前記複合シート層の前記架橋型ポリオレフィン系樹脂発
    泡体面に配置された骨材層とを備え、 前記接着剤層は、エポキシ系硬化剤により硬化された水
    系接着剤からなりかつ前記架橋型ポリオレフィン系樹脂
    発泡体及び/又は前記表皮材に予め焼き付けられてお
    り、前記骨材層は、熱可塑性樹脂からなりかつ前記架橋
    型ポリオレフィン系樹脂発泡体に熱融着している、スタ
    ンピングモールド成形品。
  4. 【請求項4】上型及び下型を備えた成形型を用いるスタ
    ンピングモールド成形品の製造方法であって、 前記下型に溶融状態の熱可塑性樹脂を配置する工程と、 平均ゲル分率が30〜75%の架橋型ポリオレフィン系
    樹脂発泡体と、前記架橋型ポリオレフィン系樹脂発泡体
    に積層されかつ25℃での100%伸び時の応力が15
    0kg/cm2 以下の表皮材と、前記架橋型ポリオレフ
    ィン系樹脂発泡体と前記表皮材とを接着するための接着
    剤層とを有し、前記接着剤層がエポキシ系硬化材により
    硬化された水系接着剤からなりかつ前記架橋型ポリオレ
    フィン系樹脂発泡体及び/又は前記表皮材に予め焼き付
    けられている複合シートを、前記表皮材が前記上型と対
    向するよう前記熱可塑性樹脂上に加熱状態で配置する工
    程と、 前記成形型を型閉めすることにより、前記複合シートと
    前記熱可塑性樹脂とを一体化する工程と、を含むスタン
    ピングモールド成形品の製造方法。
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