JP2524928B2 - 木栓の製造方法 - Google Patents
木栓の製造方法Info
- Publication number
- JP2524928B2 JP2524928B2 JP3351705A JP35170591A JP2524928B2 JP 2524928 B2 JP2524928 B2 JP 2524928B2 JP 3351705 A JP3351705 A JP 3351705A JP 35170591 A JP35170591 A JP 35170591A JP 2524928 B2 JP2524928 B2 JP 2524928B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood
- plug
- laminated
- cut
- thin plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床暖房用パネルに使用
される木栓の製造方法に関する。
される木栓の製造方法に関する。
【0002】
【従来技術とその欠点】従来の木栓製造方法としては、
(1)所定の径を有する丸棒を必要な厚みに切断し、着
色する。(2)所定厚みの平板を塗装した後、木栓加工
する。(3)大口径の材を輪切りにし、木栓加工後着色
塗装、あるいは着色塗装後、木栓加工する。以上、3つ
の方法が考えられるが、(1)の方法によると、切断面
が塗装面となる為、それぞれ別個に切断面を研磨し、塗
装する必要が生じてくる。(2)の方法によると、薄い
平板を使用した場合、木栓のサイズに平板を切り抜いた
後、ビス穴に木栓を打ち込むときに割れが生じやすい。
(3)の方法によると、大口径の材は高価で入手し難
く、また、材質が芯材部と辺材部とでは異なる為、均質
な材を得にくい等の欠点があった。
(1)所定の径を有する丸棒を必要な厚みに切断し、着
色する。(2)所定厚みの平板を塗装した後、木栓加工
する。(3)大口径の材を輪切りにし、木栓加工後着色
塗装、あるいは着色塗装後、木栓加工する。以上、3つ
の方法が考えられるが、(1)の方法によると、切断面
が塗装面となる為、それぞれ別個に切断面を研磨し、塗
装する必要が生じてくる。(2)の方法によると、薄い
平板を使用した場合、木栓のサイズに平板を切り抜いた
後、ビス穴に木栓を打ち込むときに割れが生じやすい。
(3)の方法によると、大口径の材は高価で入手し難
く、また、材質が芯材部と辺材部とでは異なる為、均質
な材を得にくい等の欠点があった。
【0003】
【上記欠点を解消するための手段】本発明は、着色が容
易であり、その縦及び横の長さが形成される木栓の直径
と同じか、またはほぼ同じである材を複数組み合わせて
集成材を形成し、その木理方向に垂直に切断し、木栓と
同じ厚みの薄板を得た後着色・塗装を施し、この薄板を
構成している材を各々上記薄板の切断面に対して垂直方
向に木栓のサイズに切り抜き着色・塗装、または着色・
塗装せずに木栓を製造することを特徴とする木栓の製造
方法に係るものである。
易であり、その縦及び横の長さが形成される木栓の直径
と同じか、またはほぼ同じである材を複数組み合わせて
集成材を形成し、その木理方向に垂直に切断し、木栓と
同じ厚みの薄板を得た後着色・塗装を施し、この薄板を
構成している材を各々上記薄板の切断面に対して垂直方
向に木栓のサイズに切り抜き着色・塗装、または着色・
塗装せずに木栓を製造することを特徴とする木栓の製造
方法に係るものである。
【0004】
【発明の効果】本発明では、着色が容易であり、その縦
及び横が形成される木栓の直径と同じか、またはほぼ同
じである材が複数組み合わされてなる集成材を使用し、
その集成材の木理方向に垂直な方向に切断し、次いで得
られた薄板の表面、または表裏面、全面に着色・塗装を
施し、これを木栓の形に刃物等で切り抜くため、木栓の
表面が塗装面となり、それぞれの木栓に着色塗装すると
いう作業が省略できる。また、十分に厚みのある薄板を
使用することにより、表面割れ等の問題も解決できる。
更に、従来の木材のように部位ごとに品質が異なること
のない集成材を使用するため、均質な木栓が得らる。
及び横が形成される木栓の直径と同じか、またはほぼ同
じである材が複数組み合わされてなる集成材を使用し、
その集成材の木理方向に垂直な方向に切断し、次いで得
られた薄板の表面、または表裏面、全面に着色・塗装を
施し、これを木栓の形に刃物等で切り抜くため、木栓の
表面が塗装面となり、それぞれの木栓に着色塗装すると
いう作業が省略できる。また、十分に厚みのある薄板を
使用することにより、表面割れ等の問題も解決できる。
更に、従来の木材のように部位ごとに品質が異なること
のない集成材を使用するため、均質な木栓が得らる。
【0005】
【実施例1】図1に示すように、奥行600mm、横
1,000mm、縦60mmの集成材の平板を木理方向
に垂直に切断し、横1,000mm、縦30mm、奥行
5mmの集成材の薄板を得、この薄板の表面、裏面を平
滑にし、着色・塗装を施す。この薄板の切断面に対して
垂直方向に、木栓の形状に切り抜き、図2のような直径
10mm、厚み4.3mmの木栓を得た。
1,000mm、縦60mmの集成材の平板を木理方向
に垂直に切断し、横1,000mm、縦30mm、奥行
5mmの集成材の薄板を得、この薄板の表面、裏面を平
滑にし、着色・塗装を施す。この薄板の切断面に対して
垂直方向に、木栓の形状に切り抜き、図2のような直径
10mm、厚み4.3mmの木栓を得た。
【0006】
【実施例2】奥行600mm、横1,000mm、縦6
0mmの集成材の平板を3枚重ね、接着して得られた集
成材を木理方向に垂直に切断し、縦180mm、横1,
000mm、奥行5mmの集成材の薄板を得、この薄板
の切断面に対して垂直方向に直径10mm、厚み4.3
mmの木栓の形状に切り抜いた後、着色・塗装を施し、
木栓を得た。
0mmの集成材の平板を3枚重ね、接着して得られた集
成材を木理方向に垂直に切断し、縦180mm、横1,
000mm、奥行5mmの集成材の薄板を得、この薄板
の切断面に対して垂直方向に直径10mm、厚み4.3
mmの木栓の形状に切り抜いた後、着色・塗装を施し、
木栓を得た。
【図1】本発明の1つの実施例に係る集成材とその切断
後に得られる薄板を示す。
後に得られる薄板を示す。
【図2】着色・塗装された本発明に係る木栓である。
【図3】本発明の他の実施例に係る集成材であり、集成
材の平板を重ね合わせて、接着したものである。 1 集成材 2 集成材の薄板 3 木栓 4 重ね合わせて接着した集成材
材の平板を重ね合わせて、接着したものである。 1 集成材 2 集成材の薄板 3 木栓 4 重ね合わせて接着した集成材
Claims (1)
- 【請求項1】 着色が容易であり、その縦及び横の長さ
が形成される木栓の直径と同じか、またはほぼ同じであ
る材を複数組み合わせて集成材を形成し、その木理方向
に垂直に切断し、木栓と同じ厚みの薄板を得た後着色・
塗装を施し、この薄板を構成している材を各々、上記薄
板の切断面に対し垂直方向に木栓のサイズに切り抜き着
色・塗装、または着色・塗装せずに木栓を製造すること
を特徴とする木栓の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3351705A JP2524928B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 木栓の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3351705A JP2524928B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 木栓の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06234105A JPH06234105A (ja) | 1994-08-23 |
JP2524928B2 true JP2524928B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=18419063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3351705A Expired - Lifetime JP2524928B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 木栓の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524928B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111716480B (zh) * | 2020-06-18 | 2021-08-10 | 湖南惟创环境科技有限公司 | 一种污水处理罐的堵头模具加工方法 |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP3351705A patent/JP2524928B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06234105A (ja) | 1994-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6576079B1 (en) | Wooden tiles and method for making the same | |
US5113632A (en) | Solid wood paneling system | |
US20060283121A1 (en) | Panel door and method of making a panel door | |
US4293362A (en) | Method of forming decorative panels | |
JP2524928B2 (ja) | 木栓の製造方法 | |
JPH06307065A (ja) | 木質系化粧板及びその製造方法 | |
US5779845A (en) | Thick veneering process and product | |
JP2001018205A (ja) | 化粧板 | |
JP2017024301A (ja) | 突板の製造方法、突板片、突板、及び突板化粧材 | |
JPS5842809B2 (ja) | 人工木質単板の製法 | |
JPS6116337Y2 (ja) | ||
JPS59140004A (ja) | 角形溝を有する化粧合板の製造方法 | |
JPH06206206A (ja) | 化粧板の製造法 | |
JPS6126014Y2 (ja) | ||
JPS6142817Y2 (ja) | ||
JPS5815200Y2 (ja) | 凹凸模様を施した化粧合板 | |
SE510494C2 (sv) | Förfarande för sönderdelning av en stock samt för framställning av en sammansatt virkesenhet | |
JPS6250622B2 (ja) | ||
JPS6116099Y2 (ja) | ||
JPH0532201B2 (ja) | ||
JPS6237685Y2 (ja) | ||
JPH07243243A (ja) | 建築用造作部材 | |
JPH04366295A (ja) | ドアー又は扉用立体鏡板の製造方法 | |
JP2001198903A (ja) | 表面材の成形方法 | |
JP2001239510A (ja) | 集成甲板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960305 |