JP2524624Y2 - 扉の水返しビード取付構造 - Google Patents
扉の水返しビード取付構造Info
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- JP2524624Y2 JP2524624Y2 JP1993060902U JP6090293U JP2524624Y2 JP 2524624 Y2 JP2524624 Y2 JP 2524624Y2 JP 1993060902 U JP1993060902 U JP 1993060902U JP 6090293 U JP6090293 U JP 6090293U JP 2524624 Y2 JP2524624 Y2 JP 2524624Y2
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- JP
- Japan
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- bead
- mounting groove
- door
- water return
- stile
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Links
- 239000011324 bead Substances 0.000 title claims description 40
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 25
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、浴室用の扉に装着す
る水返しビードの取付構造に関する。
る水返しビードの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】浴室の出入口を開閉する扉は、浴室側の
飛散湯水や扉に付着した湯水が浴室外に流出するのを防
止するため、扉の下かまちにおける下部で脱衣室側の位
置に合成樹脂やゴム等の水返しビードを取付け、扉の下
部と開口部との隙間を閉鎖するようにしている。
飛散湯水や扉に付着した湯水が浴室外に流出するのを防
止するため、扉の下かまちにおける下部で脱衣室側の位
置に合成樹脂やゴム等の水返しビードを取付け、扉の下
部と開口部との隙間を閉鎖するようにしている。
【0003】従来、扉の下かまちに対する水返しビード
の取付構造は、下かまちの脱衣室側の面に水返しビード
を重ね、このビードを適当な間隔で下かまちにビス止す
るようにしていた。
の取付構造は、下かまちの脱衣室側の面に水返しビード
を重ね、このビードを適当な間隔で下かまちにビス止す
るようにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、ビスによる取
付け構造は、取付け作業に手間がかかると共に、時間が
たつとビードのビス間の部分にたるみが発生し、見た目
が不体裁になるだけでなく、水返し効果が低下するとい
う問題がある。
付け構造は、取付け作業に手間がかかると共に、時間が
たつとビードのビス間の部分にたるみが発生し、見た目
が不体裁になるだけでなく、水返し効果が低下するとい
う問題がある。
【0005】そこで、この考案の課題は、上記のような
問題点を解決するため、水返しビードの全長を確実に安
定よく固定することができ、ビードの浮上りの発生がな
い扉の水返しビード取付構造を提供することにある。
問題点を解決するため、水返しビードの全長を確実に安
定よく固定することができ、ビードの浮上りの発生がな
い扉の水返しビード取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この考案は、扉の下かまちの外面下部に水返
しビードの取付溝を長さ方向の全長にわたって設け、水
返しビードに設けた取付部を取付溝に挿入することによ
って下かまちの全長に水返しビードを取付け、前記下か
まちの端部に側壁が外接する状態で直角に結合する縦枠
の上記側壁の下端部に、取付溝を逃がすための切欠部と
取付溝の端部を閉鎖するビード抜止部を設けた構成を採
用したものである。
するため、この考案は、扉の下かまちの外面下部に水返
しビードの取付溝を長さ方向の全長にわたって設け、水
返しビードに設けた取付部を取付溝に挿入することによ
って下かまちの全長に水返しビードを取付け、前記下か
まちの端部に側壁が外接する状態で直角に結合する縦枠
の上記側壁の下端部に、取付溝を逃がすための切欠部と
取付溝の端部を閉鎖するビード抜止部を設けた構成を採
用したものである。
【0007】
【作用】下かまちに設けた取付溝に水返しビードの取付
部を挿入して取付けたので、水返しビードはその全長が
固持されることになり、浮上り等の発生がないと共に、
縦枠の下端部にビードの抜止部を設けたので、ビス止の
如き固定手段を用いることなくビードの取付けが行なえ
る。
部を挿入して取付けたので、水返しビードはその全長が
固持されることになり、浮上り等の発生がないと共に、
縦枠の下端部にビードの抜止部を設けたので、ビス止の
如き固定手段を用いることなくビードの取付けが行なえ
る。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0009】図1は浴室の出入口を開閉する扉1を示
し、アルミ等を用いた上かまち2と下かまち3及び両側
の縦枠4、4で組んだ扉枠体内にガラス5を張設して形
成され、出入口の周囲に固定した固定枠体6内に組込
み、一方縦枠4を蝶番7で枠体6に取付けることによ
り、出入口を開閉自在としている。
し、アルミ等を用いた上かまち2と下かまち3及び両側
の縦枠4、4で組んだ扉枠体内にガラス5を張設して形
成され、出入口の周囲に固定した固定枠体6内に組込
み、一方縦枠4を蝶番7で枠体6に取付けることによ
り、出入口を開閉自在としている。
【0010】上記扉1における下かまち3は図2乃至図
4に示すように、断面角形で上面にガラス5の嵌合溝8
が長手方向に沿って設けられ、この下かまち3の脱衣室
内に臨む面の下部に、水返しビード9の取付溝10が全
長にわたって設けられている。
4に示すように、断面角形で上面にガラス5の嵌合溝8
が長手方向に沿って設けられ、この下かまち3の脱衣室
内に臨む面の下部に、水返しビード9の取付溝10が全
長にわたって設けられている。
【0011】この取付溝10は、角形で外面に細幅の開
口11を有する断面形状に形成され、開口11よりも内
部が広幅になっている。
口11を有する断面形状に形成され、開口11よりも内
部が広幅になっている。
【0012】上記水返しビード9は、合成樹脂やゴム等
の弾性材料を用い、帯状プレート12の上縁に取付溝1
0への取付部13を設けた構造になっている。
の弾性材料を用い、帯状プレート12の上縁に取付溝1
0への取付部13を設けた構造になっている。
【0013】この取付部13は、半円筒部14の背面に
取付溝10に一致するT字状の挿入片15を連成して形
成され、取付溝10内に挿入片15を挿入することによ
り、下かまち3の全長にわたって水返しビード9は取付
けられ、図4のように帯状プレート12は下かまち3の
下部から脱衣室側に向けて傾斜状に突出し、扉体1を閉
鎖位置にしたとき、浴室側床面Aと脱衣室側床面Bとの
段部Cに当接し、扉体1の下部を防水状とする。
取付溝10に一致するT字状の挿入片15を連成して形
成され、取付溝10内に挿入片15を挿入することによ
り、下かまち3の全長にわたって水返しビード9は取付
けられ、図4のように帯状プレート12は下かまち3の
下部から脱衣室側に向けて傾斜状に突出し、扉体1を閉
鎖位置にしたとき、浴室側床面Aと脱衣室側床面Bとの
段部Cに当接し、扉体1の下部を防水状とする。
【0014】図2は下かまち3と縦枠4の結合構造を示
し、縦枠4は、角筒部分から突出する両側の側壁16、
16の下端に切欠部18を施し、下かまち3の端部に縦
枠4の下端部を直角に組合せたとき、両側壁16、16
が下かまち3に外嵌すると共に、取付溝10の突出部1
0aが切欠部18内に納まる。
し、縦枠4は、角筒部分から突出する両側の側壁16、
16の下端に切欠部18を施し、下かまち3の端部に縦
枠4の下端部を直角に組合せたとき、両側壁16、16
が下かまち3に外嵌すると共に、取付溝10の突出部1
0aが切欠部18内に納まる。
【0015】縦枠4の下端は、切欠部18を設けること
により、残った部分が取付溝10の端部を閉鎖するビー
ド抜止部19となる。即ち、両側壁16、16は下かま
ち3に対して丁度外嵌するため、下かまち3の端部に縦
枠4の下端部を直角に組み合わせると、抜止部19にお
ける両側壁が取付溝10の端部に臨んでこれを閉鎖する
ことになり、取付溝10の全長にわたって挿入した水返
しビード9を抜止状にすることができる。
により、残った部分が取付溝10の端部を閉鎖するビー
ド抜止部19となる。即ち、両側壁16、16は下かま
ち3に対して丁度外嵌するため、下かまち3の端部に縦
枠4の下端部を直角に組み合わせると、抜止部19にお
ける両側壁が取付溝10の端部に臨んでこれを閉鎖する
ことになり、取付溝10の全長にわたって挿入した水返
しビード9を抜止状にすることができる。
【0016】なお、下かまち3と縦枠4の固定は、下か
まち3と縦枠4の外面にL字状の接続金具20を沿わ
せ、この接続金具20と縦枠4のビス孔21、22に挿
入したビス23を下かまち3のビス用突条24にねじ込
むことによって行なっている。
まち3と縦枠4の外面にL字状の接続金具20を沿わ
せ、この接続金具20と縦枠4のビス孔21、22に挿
入したビス23を下かまち3のビス用突条24にねじ込
むことによって行なっている。
【0017】この考案の水返しビード取付構造は上記の
ような構成であり、扉1の組立工程において、下かまち
3の両端部に切欠部17を設けて取付溝10の端部に突
出部10aを加工すると共に、縦枠4の下端にも切欠部
18を設けて残した部分でビード抜止部19を形成す
る。
ような構成であり、扉1の組立工程において、下かまち
3の両端部に切欠部17を設けて取付溝10の端部に突
出部10aを加工すると共に、縦枠4の下端にも切欠部
18を設けて残した部分でビード抜止部19を形成す
る。
【0018】下かまち3の取付溝10に対する全長にわ
たって、水返しビード9を挿入して取付け、この後、下
かまち3の端部と縦枠4の下端を直角に組合せ、接続金
具20とビス23で両者を結合すれば、縦枠4のビード
抜止部19における側壁が取付溝10の端部を閉鎖し、
水返しビード9は抜止状となる。
たって、水返しビード9を挿入して取付け、この後、下
かまち3の端部と縦枠4の下端を直角に組合せ、接続金
具20とビス23で両者を結合すれば、縦枠4のビード
抜止部19における側壁が取付溝10の端部を閉鎖し、
水返しビード9は抜止状となる。
【0019】水返しビード9はその取付部13の全長が
取付溝10内に挿入されているため、全長が確実に固持
され、下かまち3に対する浮上り等の発生がなく安定し
た水返し機能を発揮することになる。
取付溝10内に挿入されているため、全長が確実に固持
され、下かまち3に対する浮上り等の発生がなく安定し
た水返し機能を発揮することになる。
【0020】なお、両縦枠4、4と上かまち2はビス止
等の周知の手段で結合され、これによって扉1が組立て
られることになる。
等の周知の手段で結合され、これによって扉1が組立て
られることになる。
【0021】
【考案の効果】以上のように、この考案によると、扉の
下かまちに対する水返しビードの取付けがビス等の固定
手段を用いることなく行なえ、しかも取付部の全長が取
付溝によって嵌合保持されるので、ビードの途中に浮上
りが生じるというようなことがなく、強固な固定が行な
える。
下かまちに対する水返しビードの取付けがビス等の固定
手段を用いることなく行なえ、しかも取付部の全長が取
付溝によって嵌合保持されるので、ビードの途中に浮上
りが生じるというようなことがなく、強固な固定が行な
える。
【図1】水返しビードを取付けた扉の正面図
【図2】ビード取付部分の分解斜視図
【図3】ビード取付部分の斜視図
【図4】ビード取付部分の縦断側面図
1 扉 3 下かまち 4 縦枠 9 水返しビード 10 取付溝 10a 突出部 17、18 切欠部 19 抜止部
Claims (1)
- 【請求項1】 扉の下かまちの外面下部に水返しビード
の取付溝を長さ方向の全長にわたって設け、水返しビー
ドに設けた取付部を取付溝に挿入することによって下か
まちの全長に水返しビードを取付け、前記下かまちの端
部に側壁が外接する状態で直角に結合する縦枠の上記側
壁の下端部に、取付溝を逃がすための切欠部と取付溝の
端部を閉鎖するビード抜止部を設けた扉の水返しビード
取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993060902U JP2524624Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 扉の水返しビード取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993060902U JP2524624Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 扉の水返しビード取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729286U JPH0729286U (ja) | 1995-06-02 |
JP2524624Y2 true JP2524624Y2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=13155759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993060902U Expired - Lifetime JP2524624Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 扉の水返しビード取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524624Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6642984B2 (ja) * | 2015-06-12 | 2020-02-12 | 文化シヤッター株式会社 | 止水装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6061389U (ja) * | 1983-10-05 | 1985-04-27 | ワイケイケイ株式会社 | フラツシユドア |
JPS6320796U (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-10 | ||
JPS6328789U (ja) * | 1986-08-11 | 1988-02-25 | ||
JPH01131788U (ja) * | 1988-03-04 | 1989-09-07 |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP1993060902U patent/JP2524624Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0729286U (ja) | 1995-06-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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