[go: up one dir, main page]

JP2522656Y2 - オープンカー - Google Patents

オープンカー

Info

Publication number
JP2522656Y2
JP2522656Y2 JP1989123076U JP12307689U JP2522656Y2 JP 2522656 Y2 JP2522656 Y2 JP 2522656Y2 JP 1989123076 U JP1989123076 U JP 1989123076U JP 12307689 U JP12307689 U JP 12307689U JP 2522656 Y2 JP2522656 Y2 JP 2522656Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
vehicle body
guide rail
rail
hood
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1989123076U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0361419U (ja
Inventor
雄三 足立
幸宏 大北
友英 佐治
清光 畔柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP1989123076U priority Critical patent/JP2522656Y2/ja
Publication of JPH0361419U publication Critical patent/JPH0361419U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2522656Y2 publication Critical patent/JP2522656Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案はオープンカーに関するもので、詳しくは、幌
の設置構造に関するものである。
b.従来の技術 第6図(a)は、幌を取外した状態のオープンカーを
示し、第6図(b)は、幌を装着した状態のオープンカ
ーを示している。
一般にオープンカーでは、幌としてソフトトップAが
採用されている。この幌Aは、非使用時には、第6図
(a)に示したように、車体後部aに格納されており、
使用時に幌Aを車体後部aから引出し、その先端部をフ
ロントガラスフレームbに係止させて、第6図(b)に
示したように車体上部を覆う。
c.考案が解決しようとする課題 ところで、上記幌Aは、装着状態において、ルーフ等
の形状を維持し、かつ格納状態において整然と折畳まれ
るように、キャンバスがリンク機構によって組立てられ
た骨によって支持されている。
しかし、このような構造の幌Aでは、変形することな
く装着状態を維持することは難しい。幌Aが変形する
と、サイドウインドcを閉成する場合に、該サイドウイ
ンドcと幌Aとの間のシールが不完全になる虞れがあ
る。幌Aの変形を無くすためには、リンク機構を頑丈に
しなければならず、すると幌Aの扱いが重くなってしま
う。
なお、幌として、第6図(c)に示したように、ハー
ドトップBを採用する場合もあるが、この場合には、ハ
ードトップBを車体内に格納できないため、外出先での
幌使用または取外しの態様変更ができない。
そこで、本考案の目的は、幌を任意の場所で使用で
き、かつ幌の扱いが比較的簡単で、しかもサイドウイン
ドと幌との間のシールを確実に行うことのできるオープ
ンカーを提供することにある。
d.課題を解決するための手段 本考案のオープンカーでは、車体後部にリアウインド
付きのソフトトップを収納するための格納凹部を有し、
上記リアウインドの下端部に弾性部材を配設して、上記
格納凹部にリアウインドおよびソフトトップを収納する
とともに、ガイドレールを有するレールホルダを備え、
該レールホルダを車室の両側部に装着し、上記ガイドレ
ールを上記ソフトトップ格納凹部内からフロントガラス
フレームまで延設し、上記ソフトトップに所定の間隔で
並設した骨の両端部にガイドレールに嵌合するフランジ
状のフックを設け、該フックを上記ガイドレールに案内
させて、上記ソフトトップの先端を上記フロントガラス
フレームまで移動させて、車体の上部を覆うようにして
いる。
e.作用 本考案のオープンカーでは、ガイドレールホルダによ
ってウインド枠等の形状が確保され、幌はガイドレール
によって案内されて装着または格納される。
f.実施例 第1図乃至第4図は本考案に係るオープンカーの一実
施例を示している。
このオープンカーは、車体上部が完全に解放される所
謂コンバチブル型オープンカーであって、車体1の側面
1a,1aに沿って架設されるレールホルダ2,2を備えてい
る。
このレールホルダ2は、一端が車体1に係止され、他
端が上方に向けて立設されるホルダ後部3と、後端がホ
ルダ後部3の上端に連結され、前端が車体1のフロント
ガラスフレーム1bに係止されるホルダ前部4とによって
構成されている。
ホルダ後部3には、その下端から上方へ向って延び、
上部が車体前方に向って湾曲したガイドレール5が埋設
され、ホルダ前部4には、その後端から前端まで延設さ
れたガイドレール6が埋設されている。これらのガイド
レール5,6は、断面がコ字状をしており、その開口5a,6a
をホルダ後部3およびホルダ前部4の内側面に臨ませて
いる。また、第4図に示したように、ガイドレール5の
先端5bは、ホルダ後部3の端面より少し後退した個所に
位置され、ガイドレール6の後端6bはホルダ前部4の端
面から突設されている。そして、ガイドレール6の後端
6bは、ホルダ後部3の溝3a内に嵌入され、ガイドレール
5の先端5bに合致される。
一方、ソフトトップである幌7は車体1の後部1c内の
格納凹部(図示せず)に格納されている。この幌7は、
第3図に示したように、車体1の幅方向に延びる骨8を
並設し、それらの骨8にキャンバス9を差渡して固着さ
せたものである。それらの骨8の端部にはフック10が配
設されており、それらのフック10をガイドレール5に嵌
合させることによって、幌7をガイドレール5に係合さ
せる。さらに、この幌7はリヤウインド11を有し、また
上端中央に係止片12を備えている。
そして、この幌7は、下端部が蛇腹状の板バネ13によ
って車体1の後部1c内に係止され、フック10を車体1の
後部1c内に設置された図示しないガイドレール内に嵌合
させ、折畳んだ状態で車体後部1c内に格納される。
このオープンカーでは、車体上部を開放した状態で使
用する場合には、ホルダ後部3とホルダ前部4とを分離
して、それらをトランク等に収納しておく。
そして、幌7を使用する場合には、ホルダ後部3の下
端をボルト等の適宜な手段によって車体1に固定し、次
いでホルダ前部4の後端をホルダ後部に結合し、ホルダ
前部4の前端をボルト等の適宜な手段によってフロント
ガラスフレーム1bの上縁部1dに固定する。このように組
付けられたホルダ2は、ホルダ後部3の下端において、
ガイドレール5が車体側の図示しないガイドレールと連
続し、ホルダ後部3とホルダ前部4のガイドレール5,6
が互いに連続する。したがって、幌7の先端を引出す
と、幌7のフック10はホルダ後部3のガイドレール5に
移行され、該ガイドレール5、さらにガイドレール6に
案内される。そして、幌7の係止片12をフロントガラス
フレーム1bの上縁部1dに係止させると、車体上部は幌7
によって完全に覆われる。
なお、このオープンカーでは、レールホルダ2のサイ
ドウインド側面にゴムシーラ14を配設することによっ
て、サイドウインド1eとレールホルダ2とを密接させる
ことができる。
また、上記実施例では、ガイドレール5,6を分離形成
し、ホルダ後部3とホルダ前部4とを組付けることによ
ってガイドレール5,6を一体化させているが、第5図に
示したように、ガイドレール5,6を一体に形成してもよ
く、そして、ホルダ後部3をレール6に嵌着させるよう
にしてもよい。
g.考案の効果 上記したように、本考案に係るオープンカーでは、幌
の使用に際して、レールホルダを車体に取付け、該ホル
ダのガイドレールによって幌を案内して車体の上部を覆
えばよい。したがって、操作は軽く、しかも幌の形状は
確実に維持され、サイドウインドと幌との間のシールも
確実となる。また、幌を使用しない場合には、レールホ
ルダを取外すことによって車体上部が完全に開放され、
しかもレールホルダは嵩張らないので、トランク等に収
納できる。
さらに、ガイドレールをフロントガラスフレームから
格納凹部まで延設したので、リアウインド付きのソフト
トップを格納凹部に収納することができる。そして、リ
アウインドの下部に弾性部材を配設しているので、リア
ウインドを収容するときに、衝撃を与えないで収納する
ことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第4図は本考案に係るオープンカーの一実施
例を示したもので、第1図はレールホルダを取付けた状
態を示したオープンカーの斜視図、第2図はレールホル
ダと幌とを示した斜視図、第3図は幌とレールホルダと
の係合状態を示した断面図、第4図はホルダ後部とホル
ダ前部との連結部を示した分解斜視図、第5図はレール
ホルダの他の実施例を示した斜視図、第6図は従来のオ
ープンカーを示した概念図である。 1……車体、1a……車体側面、1b……フロントガラスフ
レーム、1c……車体後部、1d……上縁部、1e……サイド
ウインド、2……レールホルダ、3……ホルダ後部、3a
……溝、4……ホルダ前部、5……ガイドレール、5a…
…開口、5b……先端、6……ガイドレール、6a……開
口、6b……後端、7……幌、8……骨、9……キャンバ
ス、10……フック、11……リヤウインド、12……係止
片、13……板バネ、14……シーラ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体後部にリアウインド付きのソフトトッ
    プを収納するための格納凹部を有し、上記リアウインド
    の下端部に弾性部材を配設して、上記格納凹部にリアウ
    インドおよびソフトトップを収納するとともに、ガイド
    レールを有するレールホルダを備え、該レールホルダを
    車室の両側部に装着し、上記ガイドレールを上記ソフト
    トップ格納凹部内からフロントガラスフレームまで延設
    し、上記ソフトトップに所定の間隔で並設した骨の両端
    部にガイドレールに嵌合するフランジ状のフックを設
    け、該フックを上記ガイドレールに案内させて、上記ソ
    フトトップの先端を上記フロントガラスフレームまで移
    動させて、車体の上部を覆うようにしたことを特徴とす
    るオープンカー。
JP1989123076U 1989-10-20 1989-10-20 オープンカー Expired - Fee Related JP2522656Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989123076U JP2522656Y2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 オープンカー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989123076U JP2522656Y2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 オープンカー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0361419U JPH0361419U (ja) 1991-06-17
JP2522656Y2 true JP2522656Y2 (ja) 1997-01-16

Family

ID=31671067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989123076U Expired - Fee Related JP2522656Y2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 オープンカー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2522656Y2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19942428C2 (de) * 1999-09-06 2001-11-22 Webasto Vehicle Sys Int Gmbh Verdeck für ein Cabriolet
JP4602057B2 (ja) * 2004-11-29 2010-12-22 大日本印刷株式会社 ブックカバー
US7748776B2 (en) 2007-10-15 2010-07-06 Kanto Auto Works, Ltd. Storage structure for storing a cover member of a sliding roof type vehicle and vehicle having the same
JP4534237B2 (ja) * 2007-10-15 2010-09-01 関東自動車工業株式会社 キャンバス格納構造
JP4491749B2 (ja) * 2007-10-23 2010-06-30 関東自動車工業株式会社 カバー部材格納構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0316731Y2 (ja) * 1985-07-27 1991-04-10
JPH0777849B2 (ja) * 1986-08-29 1995-08-23 マツダ株式会社 車両のキヤンバストツプ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0361419U (ja) 1991-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2522656Y2 (ja) オープンカー
US5478126A (en) Vehicle storage compartment latch assembly with anti-rattle device
US5957511A (en) Closure for a passenger car cover
US5906408A (en) Convertible pickup truck
JP3888568B2 (ja) 幌付自動車の幌取付構造
JP3561484B2 (ja) 車両のリヤゲート構造
JPH0554447B2 (ja)
KR200147493Y1 (ko) 슬라이딩 콘솔박스 덮개
JP2534822Y2 (ja) 牽引フックのカバー構造
JP4042240B2 (ja) 自動車のボデー構造
JPH0517297Y2 (ja)
JPH0143930Y2 (ja)
JPH0624540Y2 (ja) ラツゲージドアヒンジ構造
KR930001524Y1 (ko) 자동차의 글러브박스
KR100204515B1 (ko) 박스형자동차의 슬라이딩도어용 로우얼레일 차체구조
GB2163479A (en) Latches for panels
JPH078273Y2 (ja) オープンカーのシール構造
JP3704587B2 (ja) シートベルトのバックル保持機構
JPH043873Y2 (ja)
JPH0120088B2 (ja)
KR970003673Y1 (ko) 자동차 트렁크의 리드 열림 위치 고정장치
JPH019690Y2 (ja)
JPH0115527Y2 (ja)
JPH067942Y2 (ja) オープンカーのルーフ構造
JP2559982Y2 (ja) ハイルーフ車用ルーフラック

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees