JP2521341Y2 - 熱転写プリンタ装置 - Google Patents
熱転写プリンタ装置Info
- Publication number
- JP2521341Y2 JP2521341Y2 JP1988024412U JP2441288U JP2521341Y2 JP 2521341 Y2 JP2521341 Y2 JP 2521341Y2 JP 1988024412 U JP1988024412 U JP 1988024412U JP 2441288 U JP2441288 U JP 2441288U JP 2521341 Y2 JP2521341 Y2 JP 2521341Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink sheet
- cartridge
- thermal transfer
- transfer printer
- end marker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003550 marker Substances 0.000 claims description 59
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 31
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 12
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 12
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はカートリッジに収納されたインクシートを使
用する熱転写プリンタ装置に関する。
用する熱転写プリンタ装置に関する。
<従来の技術> 従来の熱転写プリンタ装置を第3図を参照しつつ説明
する。熱転写とはインクが塗布されたインクシート10を
使用し、前記インクシートをサーマルヘッド42等の発熱
体からの発熱でもって、印画紙Pに転写して画像形成を
行うことをいい、以下の説明では白黒のプリントを行う
ものをあげる。
する。熱転写とはインクが塗布されたインクシート10を
使用し、前記インクシートをサーマルヘッド42等の発熱
体からの発熱でもって、印画紙Pに転写して画像形成を
行うことをいい、以下の説明では白黒のプリントを行う
ものをあげる。
従来の熱転写プリンタ装置に使用されるインクシート
10には、印画紙Pに転写されるインクが塗布されたイン
ク塗布面11と、熱転写動作の開始時点を知らせるための
マーカ12とが交互に設けられている。1つのインク塗布
面11では1回のみのプリントが可能であり、1回のプリ
ントが行われると、インクシート10は巻き取られて次の
インク塗布面11が現れるように構成されている。このイ
ンク塗布面11は1本のインクシート10で複数回のプリン
トを行うことができるように複数個設けられており、マ
ーカ12も同数個設けられている。
10には、印画紙Pに転写されるインクが塗布されたイン
ク塗布面11と、熱転写動作の開始時点を知らせるための
マーカ12とが交互に設けられている。1つのインク塗布
面11では1回のみのプリントが可能であり、1回のプリ
ントが行われると、インクシート10は巻き取られて次の
インク塗布面11が現れるように構成されている。このイ
ンク塗布面11は1本のインクシート10で複数回のプリン
トを行うことができるように複数個設けられており、マ
ーカ12も同数個設けられている。
このように構成されたインクシート10の一端は使用済
のインクシート10を巻き取るインクシート巻取軸22に固
定されており、未使用のインクシート10はインクシート
供給軸21に巻回されている。両軸21、22がモータ31、32
で駆動されることにより、インクシート10は順次新しい
インク塗布面11をプリント部40に供給するようになって
いる。
のインクシート10を巻き取るインクシート巻取軸22に固
定されており、未使用のインクシート10はインクシート
供給軸21に巻回されている。両軸21、22がモータ31、32
で駆動されることにより、インクシート10は順次新しい
インク塗布面11をプリント部40に供給するようになって
いる。
さらに、インクシート供給軸21とインクシート巻取軸
22との間にはインクシート10を挟むようにプラテン41と
サーマルヘッド42とからなるプリント部40が設けられて
いる。また、前記マーカ12を検出するマーカ検出部51は
プラテン41の近傍、かつインクシート巻取軸22側に設け
られている。
22との間にはインクシート10を挟むようにプラテン41と
サーマルヘッド42とからなるプリント部40が設けられて
いる。また、前記マーカ12を検出するマーカ検出部51は
プラテン41の近傍、かつインクシート巻取軸22側に設け
られている。
このような構成の熱転写プリンタ装置の作用について
説明する。
説明する。
プリントコントロール部60によって供給軸駆動用モー
タ31及び巻取軸駆動用モータ32が駆動されて、インクシ
ート10はインクシート巻取軸22に巻き取られる。マーカ
検出部51にマーカ12が検出されると、インク塗布面11が
プリント部40に対して所定の位置に達したと判断し、サ
ーマルヘッド42が発熱するとともに、プラテン41がプラ
テン駆動用モータ33によって駆動される。このようにし
て熱転写によるプリントが行われる。
タ31及び巻取軸駆動用モータ32が駆動されて、インクシ
ート10はインクシート巻取軸22に巻き取られる。マーカ
検出部51にマーカ12が検出されると、インク塗布面11が
プリント部40に対して所定の位置に達したと判断し、サ
ーマルヘッド42が発熱するとともに、プラテン41がプラ
テン駆動用モータ33によって駆動される。このようにし
て熱転写によるプリントが行われる。
複数回のプリントが行われて,インクシート10が終了
すると、供給軸駆動用モータ31及び巻取軸駆動用モータ
32がそれ以上駆動されないようになることによってイン
クシート10が終了したと判断する。インクシート10が終
了したならば、インクシート10の交換を促すために、イ
ンクシート終了表示部63のランプの点灯やチャイムの吹
鳴が行われる。
すると、供給軸駆動用モータ31及び巻取軸駆動用モータ
32がそれ以上駆動されないようになることによってイン
クシート10が終了したと判断する。インクシート10が終
了したならば、インクシート10の交換を促すために、イ
ンクシート終了表示部63のランプの点灯やチャイムの吹
鳴が行われる。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら、従来の熱転写プリンタ装置ではインク
シートが終了した場合にインクシート終了表示部のラン
プの点灯やチャイムの吹鳴が行われるのみであるので、
使用者、特に初めてこの熱転写プリンタ装置を使用する
者にとっては、インクシートが終了して当該インクシー
トの交換が必要になったということを認識しにくい。
シートが終了した場合にインクシート終了表示部のラン
プの点灯やチャイムの吹鳴が行われるのみであるので、
使用者、特に初めてこの熱転写プリンタ装置を使用する
者にとっては、インクシートが終了して当該インクシー
トの交換が必要になったということを認識しにくい。
本考案は上記事情に鑑みて創案されたもので、インク
シートが終了したならば、インクシートが収納されたカ
ートリッジを機体外部に排出することで、インクシート
が終了し、カートリッジの交換が必要になっているとい
うことを使用者に対して容易に認識させることができる
熱転写プリンタ装置を提供することを目的としている。
シートが終了したならば、インクシートが収納されたカ
ートリッジを機体外部に排出することで、インクシート
が終了し、カートリッジの交換が必要になっているとい
うことを使用者に対して容易に認識させることができる
熱転写プリンタ装置を提供することを目的としている。
<課題を解決するための手段> 本考案に係る熱転写プリンタ装置は、終端部に終了マ
ーカが設けてあり、かつカートリッジに収納されたイン
クシートを使用する熱転写プリンタ装置であって、前記
終了マーカを検出する終了マーカ検出部と、前記終了マ
ーカ検出部の検出結果に応じて前記カートリッジを機体
外部に排出するカートリッジ排出機構とを備えており、
前記カートリッジは、未使用のインクシートを巻回して
おくインクシート供給軸と、使用済のインクシートを巻
き取るインクシート巻取軸と、両軸が回動可能に支持さ
れるカートリッジ本体とを有しており、前記カートリッ
ジ排出機構は、カートリッジを両軸に沿った方向に弾発
付勢する弾性体と、この弾性体を係止しておく爪と、こ
の爪を駆動して弾性体の係止を解除する駆動手段とを有
しており、駆動手段によって爪の係止が解除されると、
カートリッジが弾性体によって両軸に沿った方向に押し
出されることによってカートリッジを機体外部に排出す
るように構成されている。
ーカが設けてあり、かつカートリッジに収納されたイン
クシートを使用する熱転写プリンタ装置であって、前記
終了マーカを検出する終了マーカ検出部と、前記終了マ
ーカ検出部の検出結果に応じて前記カートリッジを機体
外部に排出するカートリッジ排出機構とを備えており、
前記カートリッジは、未使用のインクシートを巻回して
おくインクシート供給軸と、使用済のインクシートを巻
き取るインクシート巻取軸と、両軸が回動可能に支持さ
れるカートリッジ本体とを有しており、前記カートリッ
ジ排出機構は、カートリッジを両軸に沿った方向に弾発
付勢する弾性体と、この弾性体を係止しておく爪と、こ
の爪を駆動して弾性体の係止を解除する駆動手段とを有
しており、駆動手段によって爪の係止が解除されると、
カートリッジが弾性体によって両軸に沿った方向に押し
出されることによってカートリッジを機体外部に排出す
るように構成されている。
<作用> 複数回のプリントが行われてインクシートが終了した
ならば、インクシートの終端部に設けられた終了マーカ
が終了マーカ検出部に検出される。終了マーカが終了マ
ーカ検出部に検出されたならば、カートリッジ排出機構
はカートリッジを機体外部に排出する。使用者はカート
リッジが機体に排出されたならば新たなカートリッジを
機体に装填する。
ならば、インクシートの終端部に設けられた終了マーカ
が終了マーカ検出部に検出される。終了マーカが終了マ
ーカ検出部に検出されたならば、カートリッジ排出機構
はカートリッジを機体外部に排出する。使用者はカート
リッジが機体に排出されたならば新たなカートリッジを
機体に装填する。
<実施例> 以下、図面を参照して本考案に係る一実施例を説明す
る。
る。
第1図は本考案に係る熱転写プリンタ装置の構成を示
す概略図、第2図は排出機構の構成を示す概略図であ
る。なお、従来の熱転写プリンタ装置と略同一の部品等
には同一の符号を付して説明を行う。
す概略図、第2図は排出機構の構成を示す概略図であ
る。なお、従来の熱転写プリンタ装置と略同一の部品等
には同一の符号を付して説明を行う。
本考案に係る熱転写プリンタ装置は、終端部に終了マ
ーカ13が設けてあり、かつカートリッジ20に収納された
インクシート10を使用するものであって、前記終了マー
カ13を検出する終了マーカ検出部52と、前記終了マーカ
検出部52の検出結果に応じて前記カートリッジ20を排出
するカートリッジ排出機構70とを有している。
ーカ13が設けてあり、かつカートリッジ20に収納された
インクシート10を使用するものであって、前記終了マー
カ13を検出する終了マーカ検出部52と、前記終了マーカ
検出部52の検出結果に応じて前記カートリッジ20を排出
するカートリッジ排出機構70とを有している。
インクシート10は長帯状のシートであって、インクが
塗布されたインク塗布面11と、熱転写動作の開始時点を
知らせるためのマーカ12とが交互に設けられている。さ
らに、このインクシート10の終端部にはインクシート10
が終了したことを示す終了マーカ13が設けられている。
前記マーカ12はインクシート10の幅方向に設けられた細
帯状のものであって、後述する検出部のマーカ検出部51
によって検出される。また、終了マーカ13は前記マーカ
12よりも大きく形成されており、検出部の終了マーカ検
出部52によって検出される。
塗布されたインク塗布面11と、熱転写動作の開始時点を
知らせるためのマーカ12とが交互に設けられている。さ
らに、このインクシート10の終端部にはインクシート10
が終了したことを示す終了マーカ13が設けられている。
前記マーカ12はインクシート10の幅方向に設けられた細
帯状のものであって、後述する検出部のマーカ検出部51
によって検出される。また、終了マーカ13は前記マーカ
12よりも大きく形成されており、検出部の終了マーカ検
出部52によって検出される。
このインクシート10はカートリッジ20に収納さてい
る。このカートリッジ20は、未使用のインクシート10を
巻回しておく、インクシート供給軸21と、使用済のイン
クシート10を巻き取るインクシート巻取軸22とが、カー
トリッジ本体24の両端に回転可能に軸支されることで構
成されている。前記両軸、すなわちインクシート供給軸
21とインクシート巻取軸22とは互いに平行にカートリッ
ジ本体24に取り付けられている。インクシート10はその
先端がインクシート巻取軸22に固定されており、後端が
インクシート供給軸21に巻回されている。なお、23は後
述するプリント部40が位置する部分であって、プリント
部40を構成するプラテン41とサーマルヘッド42とがイン
クシート10を挟んで対峙するようになっている。
る。このカートリッジ20は、未使用のインクシート10を
巻回しておく、インクシート供給軸21と、使用済のイン
クシート10を巻き取るインクシート巻取軸22とが、カー
トリッジ本体24の両端に回転可能に軸支されることで構
成されている。前記両軸、すなわちインクシート供給軸
21とインクシート巻取軸22とは互いに平行にカートリッ
ジ本体24に取り付けられている。インクシート10はその
先端がインクシート巻取軸22に固定されており、後端が
インクシート供給軸21に巻回されている。なお、23は後
述するプリント部40が位置する部分であって、プリント
部40を構成するプラテン41とサーマルヘッド42とがイン
クシート10を挟んで対峙するようになっている。
プリント部40は印画紙Pに対して所定の圧力を与える
プラテン41と、インクシート10のインクを印画紙Pに転
写するためのサーマルヘッド42とから構成されている。
プラテン41と、インクシート10のインクを印画紙Pに転
写するためのサーマルヘッド42とから構成されている。
駆動部30はインクシート供給軸21を駆動する供給軸駆
動用モータ31と、インクシート巻取軸22を駆動する巻取
軸駆動用モータ32と、プラテン41を駆動するプラテン駆
動用モータ33とから構成されている。
動用モータ31と、インクシート巻取軸22を駆動する巻取
軸駆動用モータ32と、プラテン41を駆動するプラテン駆
動用モータ33とから構成されている。
検出部はマーカ12を検出するマーカ検出部51と、終了
マーカ13を検出する終了マーカ検出部52とから構成され
ている。マーカ検出部51はプラテン41からみてインクシ
ート巻取軸22側に、終了マーカ検出部52はインクシート
供給軸21側にそれぞれ設けられている。これらのマーカ
51、52には例えば反射型の光センサ等が使用される。
マーカ13を検出する終了マーカ検出部52とから構成され
ている。マーカ検出部51はプラテン41からみてインクシ
ート巻取軸22側に、終了マーカ検出部52はインクシート
供給軸21側にそれぞれ設けられている。これらのマーカ
51、52には例えば反射型の光センサ等が使用される。
プリントコントロール部60は熱転写プリンタ装置全体
を制御するものであって、前記マーカ検出部51から出力
されるマーカ検出信号511が導かれるとともに、前記駆
動部30を制御する駆動部制御信号601、602、603が各駆
動用モータ31、32、33にそれぞれ出力される。また、イ
ンクシート終了コントロール部61には、インクシート10
が終了して終了マーカ13が終了マーカ検出部52に検出さ
れた場合に終了マーカ検出部52から出力される終了マー
カ検出信号521が導入されており、この終了マーカ検出
信号521に応じてカートリッジ排出機構70を作動させ
る。また、当該プリントコントロール部60からはヘッド
制御信号604がヘッドコントロール部62に出力されてい
る。ヘッドコントロール部62は前記ヘッド制御信号604
を受けると、サーマルヘッド42を発熱させるヘッド駆動
信号621をサーマルヘッド42に対して出力する。また、
インクシート終了表示部63はインクシート10が終了した
ことをランプの点灯やブザーの吹鳴等がもって使用者に
対して表示するものである。
を制御するものであって、前記マーカ検出部51から出力
されるマーカ検出信号511が導かれるとともに、前記駆
動部30を制御する駆動部制御信号601、602、603が各駆
動用モータ31、32、33にそれぞれ出力される。また、イ
ンクシート終了コントロール部61には、インクシート10
が終了して終了マーカ13が終了マーカ検出部52に検出さ
れた場合に終了マーカ検出部52から出力される終了マー
カ検出信号521が導入されており、この終了マーカ検出
信号521に応じてカートリッジ排出機構70を作動させ
る。また、当該プリントコントロール部60からはヘッド
制御信号604がヘッドコントロール部62に出力されてい
る。ヘッドコントロール部62は前記ヘッド制御信号604
を受けると、サーマルヘッド42を発熱させるヘッド駆動
信号621をサーマルヘッド42に対して出力する。また、
インクシート終了表示部63はインクシート10が終了した
ことをランプの点灯やブザーの吹鳴等がもって使用者に
対して表示するものである。
カートリッジ排出機構70はインクシート10が終了した
ならば、カートリッジ20を熱転写プリンタ装置の機体外
部に排出するものである。このカートリッジ排出機構70
は、カートリッジ20をインクシート供給軸21とインクシ
ート巻取軸22とに沿った方向に弾発付勢する弾性体71
と、この弾性体71を係止しておく爪72と、この爪72を駆
動して弾性体71の係止を解除するソレノイド等の駆動手
段(図示省略)とを有している。
ならば、カートリッジ20を熱転写プリンタ装置の機体外
部に排出するものである。このカートリッジ排出機構70
は、カートリッジ20をインクシート供給軸21とインクシ
ート巻取軸22とに沿った方向に弾発付勢する弾性体71
と、この弾性体71を係止しておく爪72と、この爪72を駆
動して弾性体71の係止を解除するソレノイド等の駆動手
段(図示省略)とを有している。
次に、本考案に係る熱転写プリンタ装置の動作、作用
について説明する。
について説明する。
プリントコントロール部60から駆動信号601、602が供
給軸駆動用モータ31、巻取軸駆動用モータ用32に対して
送出されて、両モータ31、32はインクシート10を巻き取
る。
給軸駆動用モータ31、巻取軸駆動用モータ用32に対して
送出されて、両モータ31、32はインクシート10を巻き取
る。
巻き取られているインクシート10のマーカ12がマーカ
検出部51に検出されたならば、マーカ検出部51はマーカ
検出信号511をプリントコントロール部60に対して出力
する。プリントコントロール部60はこのマーカ検出信号
511を受けると、プラテン駆動用モータ33に対して駆動
信号603を出力するとともに、ヘッドコントロール部62
に対してヘッド制御信号604を出力する。これらの駆動
部制御信号603及びヘッド制御信号604を受けてプラテン
41は回転し始めるとともに、ヘッドコントロール部62は
サーマルヘッド42に対してヘッド駆動信号621を出力す
る。これによって、印画紙Pにインク塗布面11のインク
が転写されて、プリントが行われる。以上の場合には、
カートリッジ排出機構70は作動しない。すなわち、第2
図(a)に示すように爪72によって弾性体71は係止状態
に置かれている。
検出部51に検出されたならば、マーカ検出部51はマーカ
検出信号511をプリントコントロール部60に対して出力
する。プリントコントロール部60はこのマーカ検出信号
511を受けると、プラテン駆動用モータ33に対して駆動
信号603を出力するとともに、ヘッドコントロール部62
に対してヘッド制御信号604を出力する。これらの駆動
部制御信号603及びヘッド制御信号604を受けてプラテン
41は回転し始めるとともに、ヘッドコントロール部62は
サーマルヘッド42に対してヘッド駆動信号621を出力す
る。これによって、印画紙Pにインク塗布面11のインク
が転写されて、プリントが行われる。以上の場合には、
カートリッジ排出機構70は作動しない。すなわち、第2
図(a)に示すように爪72によって弾性体71は係止状態
に置かれている。
複数回のプリントが行われてインクシート10が終了し
たならば、インクシート10の大部分はインクシート巻取
軸22に巻き取られるため、終端部に設けられた終了マー
カ13が終了マーカ検出部52に検出され、終了マーカ検出
部52はインクシート終了コントロール部61に終了マーカ
検出信号521を送出する。この終了マーカ検出信号521を
受けたインクシート終了検出部52はインクシート終了表
示部63に終了信号611を出力するとともに、カートリッ
ジ排出機構70に排出信号612を出力する。同時にインク
シート終了表示部63によってその旨がランプの点灯やブ
ザーの吹鳴等によって表示される。
たならば、インクシート10の大部分はインクシート巻取
軸22に巻き取られるため、終端部に設けられた終了マー
カ13が終了マーカ検出部52に検出され、終了マーカ検出
部52はインクシート終了コントロール部61に終了マーカ
検出信号521を送出する。この終了マーカ検出信号521を
受けたインクシート終了検出部52はインクシート終了表
示部63に終了信号611を出力するとともに、カートリッ
ジ排出機構70に排出信号612を出力する。同時にインク
シート終了表示部63によってその旨がランプの点灯やブ
ザーの吹鳴等によって表示される。
前記排出信号612を受けたカートリッジ排出機構70は
カートリッジ20を機体外部に排出する。すなわち、第2
図(b)に示すようにソレノイド等の駆動手段で爪72が
駆動され、係止していた弾性体71が解放される。この弾
性体71の弾性力によってカートリッジ20は機体外部に排
出されるのである。
カートリッジ20を機体外部に排出する。すなわち、第2
図(b)に示すようにソレノイド等の駆動手段で爪72が
駆動され、係止していた弾性体71が解放される。この弾
性体71の弾性力によってカートリッジ20は機体外部に排
出されるのである。
この際、弾性体71はインクシート供給軸21とインクシ
ート巻取軸22とに沿った方向にカートリッジ20を弾発付
勢するので、カートリッジ20の両軸21、22からは供給軸
駆動用モータ31、巻取軸区駆動動用モータ32の出力軸が
自然と抜け出ることになる。
ート巻取軸22とに沿った方向にカートリッジ20を弾発付
勢するので、カートリッジ20の両軸21、22からは供給軸
駆動用モータ31、巻取軸区駆動動用モータ32の出力軸が
自然と抜け出ることになる。
また、上述した実施例では白黒のプリントを行う熱転
写プリンタ装置を例としたが、フルカラープリントを行
う熱転写プリンタ装置では、シアン、マゼンダ、イエロ
ーの3色のインク塗布面を設け、それぞれのインク塗布
面の間にマーカ12を設け、さらにインクシート10の終端
部に終了マーカ13を設ければよい。
写プリンタ装置を例としたが、フルカラープリントを行
う熱転写プリンタ装置では、シアン、マゼンダ、イエロ
ーの3色のインク塗布面を設け、それぞれのインク塗布
面の間にマーカ12を設け、さらにインクシート10の終端
部に終了マーカ13を設ければよい。
<考案の効果> 本考案に係る熱転写プリンタ装置は、終端部に終了マ
ーカが設けてあり、かつカートリッジに収納されたイン
クシートを使用する熱転写プリンタ装置であって、前記
終了マーカを検出する終了マーカ検出部と、前記終了マ
ーカ検出部の検出結果に応じて前記カートリッジを機体
外部に排出するカートリッジ排出機構とを備えている。
このため、インクシートが終了するとカートリッジが機
体外部に自動的に排出されるため、この自動排出により
インクシートが終了してカートリッジの交換が必要にな
っているということを使用者に対して容易に認識させる
ことができる。
ーカが設けてあり、かつカートリッジに収納されたイン
クシートを使用する熱転写プリンタ装置であって、前記
終了マーカを検出する終了マーカ検出部と、前記終了マ
ーカ検出部の検出結果に応じて前記カートリッジを機体
外部に排出するカートリッジ排出機構とを備えている。
このため、インクシートが終了するとカートリッジが機
体外部に自動的に排出されるため、この自動排出により
インクシートが終了してカートリッジの交換が必要にな
っているということを使用者に対して容易に認識させる
ことができる。
しかも、前記カートリッジ排出機構は、カートリッジ
のインクシート供給軸及びインクシート巻取軸に沿った
方向に弾発付勢する弾性体と、この弾性体を係止してお
く爪と、この爪を駆動して弾性体の係止を解除する駆動
手段とを有しており、駆動手段によって爪の係止が解除
されると、カートリッジが弾性体によって両軸に沿った
方向に押し出されることによってカートリッジを機体外
部に排出するように構成されているので、カートリッジ
はプリント中となんら変わらない姿勢のまま機体外部に
排出されることになる。すなわち、カートリッジ排出機
構は、カートリッジを単に押し出すだけであるので、非
常に構成が簡単になり、熱転写プリンタ装置のコストに
大きな影響を与えることなく、使用者に対してインクシ
ートの終了を認識させることができるものである。
のインクシート供給軸及びインクシート巻取軸に沿った
方向に弾発付勢する弾性体と、この弾性体を係止してお
く爪と、この爪を駆動して弾性体の係止を解除する駆動
手段とを有しており、駆動手段によって爪の係止が解除
されると、カートリッジが弾性体によって両軸に沿った
方向に押し出されることによってカートリッジを機体外
部に排出するように構成されているので、カートリッジ
はプリント中となんら変わらない姿勢のまま機体外部に
排出されることになる。すなわち、カートリッジ排出機
構は、カートリッジを単に押し出すだけであるので、非
常に構成が簡単になり、熱転写プリンタ装置のコストに
大きな影響を与えることなく、使用者に対してインクシ
ートの終了を認識させることができるものである。
第1図は本考案に係る熱転写プリンタ装置の構成を示す
概略図、第2図は排出機構の構成を示す概略図、第3図
は従来の熱転写プリンタ装置の構成を示す概略図であ
る。 10……インクシート、13……終了マーカ、20……カート
リッジ、52……終了マーカ検出部、70……カートリッジ
排出機構。
概略図、第2図は排出機構の構成を示す概略図、第3図
は従来の熱転写プリンタ装置の構成を示す概略図であ
る。 10……インクシート、13……終了マーカ、20……カート
リッジ、52……終了マーカ検出部、70……カートリッジ
排出機構。
Claims (1)
- 【請求項1】終端部に終了マーカが設けてあり、かつカ
ートリッジに収納されたインクシートを使用する熱転写
プリンタ装置であって、前記終了マーカを検出する終了
マーカ検出部と、前記終了マーカ検出部の検出結果に応
じて前記カートリッジを機体外部に排出するカートリッ
ジ排出機構とを具備しており、前記カートリッジは、未
使用のインクシートを巻回しておくインクシート供給軸
と、使用済のインクシートを巻き取るインクシート巻取
軸と、両軸が回動可能に支持されるカートリッジ本体と
を有しており、前記カートリッジ排出機構は、カートリ
ッジを両軸に沿った方向に弾発付勢する弾性体と、この
弾性体を係止しておく爪と、この爪を駆動して弾性体の
係止を解除する駆動手段とを有しており、駆動手段によ
って爪の係止が解除されると、カートリッジが弾性体に
よって両軸に沿った方向に押し出されることによってカ
ートリッジを機体外部に排出することを特徴とする熱転
写プリンタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988024412U JP2521341Y2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 熱転写プリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988024412U JP2521341Y2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 熱転写プリンタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01127855U JPH01127855U (ja) | 1989-08-31 |
JP2521341Y2 true JP2521341Y2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=31244238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988024412U Expired - Lifetime JP2521341Y2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 熱転写プリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2521341Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53141004A (en) * | 1977-05-16 | 1978-12-08 | Itsuki Ban | Magnetic recorder reproducer for sequentially reproducing plurality of cassettes piled |
JPS6017717A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-01-29 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 半導体光変調素子 |
-
1988
- 1988-02-24 JP JP1988024412U patent/JP2521341Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01127855U (ja) | 1989-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5677722A (en) | Thermal transfer printer for printing on both sides of a paper sheet | |
EP0555888B2 (en) | Printing device for printing image on tape like member | |
JPH08127167A (ja) | ロール紙終端検知装置及び方法 | |
JPH0457507B2 (ja) | ||
JP2521341Y2 (ja) | 熱転写プリンタ装置 | |
JPH0561106B2 (ja) | ||
JPH09174899A (ja) | カラー感熱プリンタ | |
US6219077B1 (en) | Printer system | |
JPH09187995A (ja) | プリンター | |
JP2988064B2 (ja) | カラープリンタ | |
JPH0755571B2 (ja) | 熱転写プリンタ | |
JP3750241B2 (ja) | 印刷装置 | |
JPH03155965A (ja) | 熱転写カラープリンタ | |
JP2519955Y2 (ja) | 感熱転写型カラ−プリンタ | |
JP2572838B2 (ja) | 熱転写カラープリンタ | |
KR100262156B1 (ko) | 승화형 칼라프린터의 잉크시트 색상 검출장치 | |
JP2853944B2 (ja) | 感熱プリンタ | |
JP3901817B2 (ja) | プリンタ装置 | |
JPH08259030A (ja) | 回転伝達装置及び記録材料搬送装置 | |
JP2006315215A (ja) | 昇華型プリンタ及びそれに用いる印画シート | |
JPH0143259Y2 (ja) | ||
JPH0318198Y2 (ja) | ||
JPH068060B2 (ja) | 感熱転写型記録装置 | |
JPS6111281A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09314871A (ja) | ロール式感熱紙用カートリッジとこれを使用したプリン タ |