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JP2521262B2 - パツフア式ガス遮断器 - Google Patents

パツフア式ガス遮断器

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Publication number
JP2521262B2
JP2521262B2 JP61157919A JP15791986A JP2521262B2 JP 2521262 B2 JP2521262 B2 JP 2521262B2 JP 61157919 A JP61157919 A JP 61157919A JP 15791986 A JP15791986 A JP 15791986A JP 2521262 B2 JP2521262 B2 JP 2521262B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
circuit breaker
unit
buffer
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61157919A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6316513A (ja
Inventor
五郎 大門
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP61157919A priority Critical patent/JP2521262B2/ja
Publication of JPS6316513A publication Critical patent/JPS6316513A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパツフア式ガス遮断器に係り、特に小径大ス
トロークのパツフアシリンダを有するパツフア式ガス遮
断器に関する。
〔従来の技術〕
従来のパツフア式ガス遮断器のパツフアシリンダは、
実開昭55−82743号公報記載のように、シリンダ、フラ
ンジおよび中心ロツドが一体成形されていた。このた
め、シリンダ径が大きく、シリンダ長が短い、いわゆる
大径小ストロークのパツフアシリンダの場合には、部品
点数が少なく、構造が簡単であるという利点があつた。
しかし、小型軽量化また低コスト化するために必要なパ
ツフアシリンダの小径化には配慮がなかつた。この点を
第4図に示した従来技術による小径パツフアシリンダを
適用した遮断部の断面図より説明する。
固定主接触子台1に固定主接触子2が固定され、中心
部に固定アーク接触子4が固定される。また可動主接触
子3により、絶縁ノズル11とパツフアシリンダ7が連結
され、その内側中心部に固定器具9によつて支持された
可動アーク接触子5があつて、保護筒10で接触子内を保
護し、固定器具14で支持された絶縁カバー13で接触子外
を包囲している。図中パツフアシリンダ7底部には、バ
ンドタイプ集電子15を介して可摺動的な関係を持つたパ
ツフアピストン16が固定されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のパツフアシリンダは上述のように構成されてい
たため、シリンダ内径Dと中心ロツド外径dとの差と、
シリンダ長Lの比、(D−d)/Lが一定値以下になる
と、パツフアシリンダ7の内面壁A、B、Cの機械加工
が難しくなる。このためにシリンダの小径化には限度が
あつた。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、パ
ツフアシリンダ内の機械加工を容易にすることができ、
ひいてはパツフアシリンダの小径大ストローク化を達成
することができるパツフア式ガス遮断器を提供するにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、開離可能な1
対の接触子と、この接触子のうち可動接触子に連結され
て遮断器動作中に消弧性ガスと圧縮する圧縮装置を有
し、この圧縮装置は、可動側に設けられ同軸上に配され
た外側のシリンダユニットとその内側の中心ロッド部お
よびこの中心ロッド部の端部に位置するフランジ部とを
有するパッフアシリンダと、固定側に設けられたパッフ
アピストンとから構成されているパッフア式ガス遮断器
において、前記パッフアシリンダを、前記シリンダユニ
ットと、前記フランジ部および前記中心ロッド部を一体
化させた中心軸ユニットとに分割し、前記フランジ部の
外側にねじを形成するとともに、このねじ部分に対向す
る前記シリンダユニットの内面部に、前記ねじに螺合し
て当該シリンダユニットと前記中心軸ユニットとを連結
するねじを形成したことを特徴とする。
〔作用〕
本発明によるパツフア式ガス遮断器は上記の如く構成
したため、シリンダユニツトと中心軸ユニツトを夫々別
個に加工して組み立てることにより、小型化されても容
易に機械加工ができると共に、構造上の強度といつた観
点から見ても応力分布を考慮しているために問題はな
い。
つまり、強力な操作力で駆動された中心ロツドにより
シリンダ内のガスが圧縮され、これによりシリンダには
内圧による軸方向応力が発生し、フランジには、中心ロ
ツドに加わる操作力と対抗するシリンダ内圧による反力
により応力が生じ、この応力分布は中心軸の近傍で最大
となりシリンダに近い外周側で最小となるが、本発明の
構成により、中心軸近傍の最大応力に対しては一体化し
た中心軸ユニツトの結合部で対応し、最小応力に対して
はシリンダユニツトと中心軸ユニツトのねじ構造部で対
応することが可能であり、この応力分布を考慮した分割
組立式となつている。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図、第2図および第3図
から説明する。
第1図は、本発明によるパツフアシリンダを有した遮
断器の遮断部の断面図であり遮断器の投入状態を示して
いる。なお図中、第4図に示す部分と同一部分には同一
符号が付してある。また第2図に示すシリンダユニツト
7aのねじ構造部8と、第3図に示す中心軸ユニツト7bの
ねじ構造部8とを連結させてパツフアシリンダ7を構成
する。
遮断器を投入した状態では、固定主接触子台1、固定
主接触子2、パツフアシリンダ7のシリンダユニツト7
a、バンドタイプ集電子15、パツフアピストン16という
経路で通電されている。
遮断動作中では、固定アーク接触子4、可動アーク接
触子5、中心ロツド部7b2、フランジ部7b1、シリンダユ
ニツト7a、バンドタイプ集電子15、パツフアピストン16
という経路で通電されている。ここに、可動アーク接触
子5は固定器具9によつてパツフアシリンダ7の中心ロ
ツド部7b2に固定され、内径側に保持筒10を設けてい
る。
なお、分割組立式としたことにより離脱した絶縁ノズ
ル11は、固定器具12を使つてシリンダユニツト7aに固定
され、絶縁カバー13は固定器具14によつて中心ロツド部
7b2に固定されている。
このように構成することにより、シリンダユニツト7a
の内面壁を中心ロツドがない状態で、また中心軸ユニツ
ト7bの外面壁をシリンダがない状態で容易に機械加工す
ることができる。
また本実施例の構造によれば、圧縮装置で発生する応
力にも十分耐え得る。つまり、遮断動作は中心ロツド部
7b2を図示しない操作器により下方へ駆動して行うが、
このとき圧縮装置6内のガスが圧縮され、このガス圧力
はシリンダユニツト7aやフランジ部7b1に対して反力と
して作用する。この圧力分布について見ると、フランジ
7b1の中心ロツド部7b2付近が最大で、シリンダユニツト
7a部付近が最小となり、これを利用して応力の小さいフ
ランジ部7b1とシリンダユニツト7aの間を分割してねじ
構造部8としている。このため、応力に対する機械強度
を下げることなく上述した分割による機械加工の利点を
生かすことが可能となる。又、応力の最も弱い部分を利
用することにより、この部分にねじ構造部8を用いるこ
とができるようにしたので、溶接や嵌め込みによる組立
てに比較して、シリンダユニット7aと中心軸ユニット7b
の組立てを極めて容易に行うことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、パツフアシリンダをシ
リンダユニツトと中心軸ユニツトとに分割し、その中心
軸ユニツトをフランジ部と中心ロツド部とから構成し、
シリンダユニツトと中心軸ユニツト間をねじ構造部で連
結する構成としたため、シリンダユニツトと中心軸ユニ
ツトとを別個に機械加工することが可能となり、中心軸
付近の最大応力にも耐え得る。こうして、これまで設け
られていたパツフアシリンダの小型化に伴う制約を除く
ことが可能となり、低操作力で遮断できる安価な小径大
ストロークのパツフアシリンダを有するパッフア式ガス
遮断器を提供することができる。又、応力の最も弱い部
分を利用することにより、この部分にねじを形成して連
結を行うことができるようにしたので、溶接や嵌め込み
による組立てに比較して、シリンダユニットと中心軸ユ
ニットの組立てを極めて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるパツフアシリンダを有した遮断
器の遮断部の断面図、第2図および第3図は本発明によ
るパツフアシリンダを構成するシリンダユニツトと中心
軸ユニツトの各断面図、第4図は、従来構造の遮断器の
遮断部の断面図である。 2……固定主接触子、3……可動主接触子、4……固定
アーク接触子、5……可動アーク接触子、6……圧縮装
置、7……パツフアシリンダ、7a……シリンダユニツ
ト、7b……中心軸ユニツト、7b1……フランジ部、7b2
…中心ロツド部、8……ねじ構造部、16……パツフアピ
ストン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開離可能な1対の接触子と、この接触子の
    うち可動接触子に連結されて遮断器動作中に消弧性ガス
    を圧縮する圧縮装置を有し、この圧縮装置は、可動側に
    設けられ同軸上に配された外側のシリンダユニットとそ
    の内側の中心ロッド部およびこの中心ロッド部の端部に
    位置するフランジ部とを有するパッフアシリンダと、固
    定側に設けられたパッフアピストンとから構成されてい
    るパッフア式ガス遮断器において、前記パッフアシリン
    ダを、前記シリンダユニットと、前記フランジ部および
    前記中心ロッド部を一体化させた中心軸ユニットとに分
    割し、前記フランジ部の外側にねじを形成するととも
    に、このねじ部分に対向する前記シリンダユニットの内
    面部に、前記ねじに螺合して当該シリンダユニットと前
    記中心軸ユニットとを連結するねじを形成したことを特
    徴とするパッフア式ガス遮断器。
JP61157919A 1986-07-07 1986-07-07 パツフア式ガス遮断器 Expired - Lifetime JP2521262B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP61157919A JP2521262B2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07 パツフア式ガス遮断器

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JP61157919A JP2521262B2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07 パツフア式ガス遮断器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6316513A JPS6316513A (ja) 1988-01-23
JP2521262B2 true JP2521262B2 (ja) 1996-08-07

Family

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Families Citing this family (2)

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FR2629260B1 (fr) * 1988-03-23 1994-07-08 Alsthom Disjoncteur a haute tension a faible energie de manoeuvre
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