JP2519260Y2 - 車両のパーキングブレーキ装置 - Google Patents
車両のパーキングブレーキ装置Info
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- JP2519260Y2 JP2519260Y2 JP5986491U JP5986491U JP2519260Y2 JP 2519260 Y2 JP2519260 Y2 JP 2519260Y2 JP 5986491 U JP5986491 U JP 5986491U JP 5986491 U JP5986491 U JP 5986491U JP 2519260 Y2 JP2519260 Y2 JP 2519260Y2
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- Japan
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- parking
- shift shaft
- lever
- lost motion
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- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車等の車両におい
て、その駐車状態を保持するために、セレクトレバーを
Pレンジ(パーキングレンジ)にシフトしたとき、変速
機の出力軸に固設されたパーキングギヤをロック状態に
するようにしたパーキングブレーキ装置に関し、特に、
変速機の出力軸に固設されるパーキングギヤと、ミッシ
ョンケースに揺動自在に軸支されてパーキングギヤに対
し噛合、離脱し得るパーキングポールと、ミッションケ
ースに支承されてパーキング位置と非パーキング位置と
の間を回動し得るシフト軸と、このシフト軸に取付けら
れ、該軸4のパーキング位置及び非パーキング位置への
回動に応じてパーキングポールをパーキングギヤに対す
る噛合位置及び離脱位置へ作動させるブレーキレバー機
構とを備え、このブレーキレバー機構を、シフト軸に固
着される作動レバーと、シフト軸に回動可能に支承され
ると共にパーキングポールを作動すべく配置されるロス
トモーションレバーと、シフト軸及びロストモーション
レバー間に張設されて両レバー相互を弾発的に連結し、
シフト軸のパーキング位置への回動時、過負荷を受ける
と捩り変形して両レバーを相互に離間させる捩り型ロス
トモーションばねとから構成したものゝ改良に関する。
て、その駐車状態を保持するために、セレクトレバーを
Pレンジ(パーキングレンジ)にシフトしたとき、変速
機の出力軸に固設されたパーキングギヤをロック状態に
するようにしたパーキングブレーキ装置に関し、特に、
変速機の出力軸に固設されるパーキングギヤと、ミッシ
ョンケースに揺動自在に軸支されてパーキングギヤに対
し噛合、離脱し得るパーキングポールと、ミッションケ
ースに支承されてパーキング位置と非パーキング位置と
の間を回動し得るシフト軸と、このシフト軸に取付けら
れ、該軸4のパーキング位置及び非パーキング位置への
回動に応じてパーキングポールをパーキングギヤに対す
る噛合位置及び離脱位置へ作動させるブレーキレバー機
構とを備え、このブレーキレバー機構を、シフト軸に固
着される作動レバーと、シフト軸に回動可能に支承され
ると共にパーキングポールを作動すべく配置されるロス
トモーションレバーと、シフト軸及びロストモーション
レバー間に張設されて両レバー相互を弾発的に連結し、
シフト軸のパーキング位置への回動時、過負荷を受ける
と捩り変形して両レバーを相互に離間させる捩り型ロス
トモーションばねとから構成したものゝ改良に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝるパーキングブレーキ装置は、例え
ば特開平2−212246号公報に開示されているよう
に、既に知られている。上記公報に記載されているよう
に、パーキングブレーキ装置のブレーキレバー機構は、
シフト軸をパーキング位置へ回動したとき、パーキング
ポールの爪部がパーキングギヤの歯先に干渉されてロス
トモーションレバーに過負荷が作用すれば、ロストモー
ションばねを捩りつゝ作動レバーのみをパーキング位置
へ先行させ、その後、パーキングポールの爪部とパーキ
ングギヤの歯溝の位置が一致したとき、ロストモーショ
ンばねの捩り反発力をもってロストモーションレバーが
パーキングポールをパーキングギヤに噛合させるように
なっている。
ば特開平2−212246号公報に開示されているよう
に、既に知られている。上記公報に記載されているよう
に、パーキングブレーキ装置のブレーキレバー機構は、
シフト軸をパーキング位置へ回動したとき、パーキング
ポールの爪部がパーキングギヤの歯先に干渉されてロス
トモーションレバーに過負荷が作用すれば、ロストモー
ションばねを捩りつゝ作動レバーのみをパーキング位置
へ先行させ、その後、パーキングポールの爪部とパーキ
ングギヤの歯溝の位置が一致したとき、ロストモーショ
ンばねの捩り反発力をもってロストモーションレバーが
パーキングポールをパーキングギヤに噛合させるように
なっている。
【0003】ところで、従来のパーキングブレーキ装置
において、シフト軸にブレーキレバー機構を組付ける際
には、シフト軸及びロストモーションレバー間でロスト
モーションばねを所定角度捩った状態で作動レバーをセ
ットスクリュによりシフト軸に固着している。
において、シフト軸にブレーキレバー機構を組付ける際
には、シフト軸及びロストモーションレバー間でロスト
モーションばねを所定角度捩った状態で作動レバーをセ
ットスクリュによりシフト軸に固着している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ロスト
モーションばねに与える捩りセット荷重は可成り大きな
ものであるから、セットスクリュにより作動レバーをシ
フト軸に固定する作業中、ロストモーションばねの捩り
状態を保持し続けることには多大の労力を要する。
モーションばねに与える捩りセット荷重は可成り大きな
ものであるから、セットスクリュにより作動レバーをシ
フト軸に固定する作業中、ロストモーションばねの捩り
状態を保持し続けることには多大の労力を要する。
【0005】本考案は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、シフト軸への作動レバーの固定をシフトレバーの
単なる摺動操作で瞬間的に行い得るようにしてロストモ
ーションばねの捩り保持作業時間を大幅に短縮し、組立
性の良好な前記パーキングブレーキ装置を提供すること
を目的とする。
ので、シフト軸への作動レバーの固定をシフトレバーの
単なる摺動操作で瞬間的に行い得るようにしてロストモ
ーションばねの捩り保持作業時間を大幅に短縮し、組立
性の良好な前記パーキングブレーキ装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、シフト軸に摺動可能に嵌合する作動レバ
ーのボス一端面に凹溝を設ける一方、この凹溝に嵌合し
てシフト軸及び作動レバー間を固着する突起をシフト軸
外周面に突設したことを特徴とする。
に、本考案は、シフト軸に摺動可能に嵌合する作動レバ
ーのボス一端面に凹溝を設ける一方、この凹溝に嵌合し
てシフト軸及び作動レバー間を固着する突起をシフト軸
外周面に突設したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面により本考案の一実施例について
説明する。
説明する。
【0008】図1において、ミッションケース1は、ケ
ース本体1B と、このケース本体1B の左端面に接合さ
れるトルコンケース1L と、同ケース本体1B の右端面
に接合される右サイドカバー1R とからなっている。そ
のケース本体1B は、その右端面に近い個所に隔壁2を
一体に有し、この隔壁2と右サイドカバー1R との間に
パーキングブレーキ室3が画成される。
ース本体1B と、このケース本体1B の左端面に接合さ
れるトルコンケース1L と、同ケース本体1B の右端面
に接合される右サイドカバー1R とからなっている。そ
のケース本体1B は、その右端面に近い個所に隔壁2を
一体に有し、この隔壁2と右サイドカバー1R との間に
パーキングブレーキ室3が画成される。
【0009】トルコンケース1L 、隔壁2及び右サイド
カバー1R に回転自在に支承されるシフト軸4には、運
転者が操作するセレクトレバー(図示せず)に連なる外
側シフトレバー5と、変速制御装置のマニュアル弁(図
示せず)に連なる内側シフトレバー6とがトルコンケー
ス1L を挟むようにして固着される。而して、シフト軸
4を回動することにより、図示しないマニュアル弁を従
来普通のように、1、2、D2 、D4 、N、R、Pの所
望レンジにシフトすることができる。
カバー1R に回転自在に支承されるシフト軸4には、運
転者が操作するセレクトレバー(図示せず)に連なる外
側シフトレバー5と、変速制御装置のマニュアル弁(図
示せず)に連なる内側シフトレバー6とがトルコンケー
ス1L を挟むようにして固着される。而して、シフト軸
4を回動することにより、図示しないマニュアル弁を従
来普通のように、1、2、D2 、D4 、N、R、Pの所
望レンジにシフトすることができる。
【0010】図1、図2及び図4において、ミッション
ケース1のパーキングブレーキ室3には、自動変速機の
出力軸7に固着されたパーキングギヤ8と、このパーキ
ングギヤ8の下方でその歯溝8aに先端の爪部9aを係
脱させるパーキングポール9と、このパーキングポール
9の下方でそれをパーキングギヤ8との噛合位置へ作動
し得るブレーキレバー機構10とが収容される。
ケース1のパーキングブレーキ室3には、自動変速機の
出力軸7に固着されたパーキングギヤ8と、このパーキ
ングギヤ8の下方でその歯溝8aに先端の爪部9aを係
脱させるパーキングポール9と、このパーキングポール
9の下方でそれをパーキングギヤ8との噛合位置へ作動
し得るブレーキレバー機構10とが収容される。
【0011】パーキングポール9は、枢軸11によりケ
ース本体1B に上下揺動自在に取付けられると共に、戻
しばね12により前記パーキングギヤ8からの離脱方向
へ付勢される。その離脱位置は、該ポール9がケース本
体1B に固設されたストッパピン13に当接することに
より規定される。
ース本体1B に上下揺動自在に取付けられると共に、戻
しばね12により前記パーキングギヤ8からの離脱方向
へ付勢される。その離脱位置は、該ポール9がケース本
体1B に固設されたストッパピン13に当接することに
より規定される。
【0012】ブレーキレバー機構10は、シフト軸4に
固着される作動レバー14と、シフト軸4に回転自在に
支承されると共に、パーキングポール9の先端部下面に
形成された受圧面9bに対向する押圧ローラ16を先端
に軸支したロストモーションレバー15と、シフト軸4
及びロストモーションレバー15間を回動方向に弾発的
に連結するロストモーションばね17とを備える。
固着される作動レバー14と、シフト軸4に回転自在に
支承されると共に、パーキングポール9の先端部下面に
形成された受圧面9bに対向する押圧ローラ16を先端
に軸支したロストモーションレバー15と、シフト軸4
及びロストモーションレバー15間を回動方向に弾発的
に連結するロストモーションばね17とを備える。
【0013】作動レバー14のボス14aには、シフト
軸4に貫通される軸孔18から半径方向外方へ延びる一
対の凹溝19,19が左側面に形成されており、これら
凹溝19,19には、シフト軸4の横孔20に圧入され
たスプリングピン21のシフト軸4外周面から突出した
両端部、即ち一対の突起21a,21aが圧入される。
こうして作動レバー14はシフト軸4に固着される。上
記スプリングピン21は、これに拡径方向の弾性力を付
与すべく、弾性金属板を筒状に丸めて構成した公知のも
のである。
軸4に貫通される軸孔18から半径方向外方へ延びる一
対の凹溝19,19が左側面に形成されており、これら
凹溝19,19には、シフト軸4の横孔20に圧入され
たスプリングピン21のシフト軸4外周面から突出した
両端部、即ち一対の突起21a,21aが圧入される。
こうして作動レバー14はシフト軸4に固着される。上
記スプリングピン21は、これに拡径方向の弾性力を付
与すべく、弾性金属板を筒状に丸めて構成した公知のも
のである。
【0014】ロストモーションレバー15は、作動レバ
ー14を軸方向で挟むように配置される左,右一対の側
板15L ,15R と、この両側板15L ,15R の一側
縁同士を一体に接ぐ連結板15C とからなっており、そ
の連結板15C の内側面に作動レバー14の先端が当接
するように対向する。両側板15L ,15R は、シフト
軸4が貫通する軸孔22,22を基端に有するが、左方
の側板15L はその軸孔22から半径方向外方へ延びて
前記突起21a,21aの通過を許容する一対の切欠2
3,23を更に有する。また両側板15L ,15R は、
前記押圧ローラ16を支承するローラ軸24の両端を先
端部で支持する。
ー14を軸方向で挟むように配置される左,右一対の側
板15L ,15R と、この両側板15L ,15R の一側
縁同士を一体に接ぐ連結板15C とからなっており、そ
の連結板15C の内側面に作動レバー14の先端が当接
するように対向する。両側板15L ,15R は、シフト
軸4が貫通する軸孔22,22を基端に有するが、左方
の側板15L はその軸孔22から半径方向外方へ延びて
前記突起21a,21aの通過を許容する一対の切欠2
3,23を更に有する。また両側板15L ,15R は、
前記押圧ローラ16を支承するローラ軸24の両端を先
端部で支持する。
【0015】ロストモーションばね17は、コイル部1
7aと、その一端に形成されたフック部17bと、その
他端から延出した鈎形部17cとからなる捩りコイルば
ねで構成される。そのコイル部17aは、シフト軸4外
周に嵌合してスプリングピン25で固着されたカラー2
6外周に嵌装され、またフック部17bは上記スプリン
グピン25の突出端に係止され、さらに鈎形部17cは
コイル部17aの捩り反発力をもって前記連結板15C
の外面に圧接する。そしてこの鈎形部17cの連結板1
5C に対する押圧力により連結板15C 内側面と作動レ
バー14の先端とは通常、当接状態に保持される。
7aと、その一端に形成されたフック部17bと、その
他端から延出した鈎形部17cとからなる捩りコイルば
ねで構成される。そのコイル部17aは、シフト軸4外
周に嵌合してスプリングピン25で固着されたカラー2
6外周に嵌装され、またフック部17bは上記スプリン
グピン25の突出端に係止され、さらに鈎形部17cは
コイル部17aの捩り反発力をもって前記連結板15C
の外面に圧接する。そしてこの鈎形部17cの連結板1
5C に対する押圧力により連結板15C 内側面と作動レ
バー14の先端とは通常、当接状態に保持される。
【0016】この場合、鈎形部17cの屈曲部が押圧反
力で開かないようにするために、自由状態で鈎形部17
cの屈曲角度は90°より若干小さい、例えば80°位
に設定することが望ましい。
力で開かないようにするために、自由状態で鈎形部17
cの屈曲角度は90°より若干小さい、例えば80°位
に設定することが望ましい。
【0017】ロストモーションレバー15は前記カラー
26と右サイドカバー1R との間に挟まれて軸方向の移
動を拘束され、また作動レバー14は、ロストモーショ
ンレバー15の両側板15L ,15R 間に挟まれて軸方
向の移動を拘束される。
26と右サイドカバー1R との間に挟まれて軸方向の移
動を拘束され、また作動レバー14は、ロストモーショ
ンレバー15の両側板15L ,15R 間に挟まれて軸方
向の移動を拘束される。
【0018】次にこの実施例の作用について説明する。
【0019】ブレーキレバー機構10をシフト軸4に組
付けるに当っては、先ずシフト軸4に固着されたカラー
26外周にロストモーションばね17のコイル部17a
を嵌めるとともに、そのフック部17bをカラー26外
周面から突出したスプリングピン25に係合する。次
に、ロストモーションレバー15と、その両側板1
5L,15R 間に挿入した作動レバー14との各軸孔1
8,22にシフト軸4を嵌挿しながらロストモーション
ばね17の鈎形部17cをロストモーションレバー15
の連結板15C 外板に当てる。但し、この段階では、ま
だロストモーションレバー15の切欠23はシフト軸4
の突起21aから離れている。そこで、シフト軸4と、
両レバー14,15とを相対的に回動させることにより
ロストモーションばね17に所定角度の捩りを与え、突
起21a、切欠23及び凹溝19の位置が一致したとこ
ろで両レバー14,15をカラー26側へ押圧摺動させ
ると、突起21aが切欠23を通過して凹溝19に圧入
される。かくして、ロストモーションばね17の捩り反
発力により両レバー14,15は互いに回動方向に弾発
的に連結され、ロストモーションレバー15の連結板1
5C 内側面に作動レバー14の先端が圧接した状態が得
られる。
付けるに当っては、先ずシフト軸4に固着されたカラー
26外周にロストモーションばね17のコイル部17a
を嵌めるとともに、そのフック部17bをカラー26外
周面から突出したスプリングピン25に係合する。次
に、ロストモーションレバー15と、その両側板1
5L,15R 間に挿入した作動レバー14との各軸孔1
8,22にシフト軸4を嵌挿しながらロストモーション
ばね17の鈎形部17cをロストモーションレバー15
の連結板15C 外板に当てる。但し、この段階では、ま
だロストモーションレバー15の切欠23はシフト軸4
の突起21aから離れている。そこで、シフト軸4と、
両レバー14,15とを相対的に回動させることにより
ロストモーションばね17に所定角度の捩りを与え、突
起21a、切欠23及び凹溝19の位置が一致したとこ
ろで両レバー14,15をカラー26側へ押圧摺動させ
ると、突起21aが切欠23を通過して凹溝19に圧入
される。かくして、ロストモーションばね17の捩り反
発力により両レバー14,15は互いに回動方向に弾発
的に連結され、ロストモーションレバー15の連結板1
5C 内側面に作動レバー14の先端が圧接した状態が得
られる。
【0020】次いで、シフト軸4をケース本体1B 及び
トルコンケース1L に装着後、右サイドカバー1R をケ
ース本体1B に接合すれば、両レバー14,15のシフ
ト軸4からの抜出しが確実に阻止される。
トルコンケース1L に装着後、右サイドカバー1R をケ
ース本体1B に接合すれば、両レバー14,15のシフ
ト軸4からの抜出しが確実に阻止される。
【0021】而して、図示しないセレクトレバーがPレ
ンジ(パーキングレンジ)以外のレンジにセットされて
いれば、図2に示すように、作動レバー14及びロスト
モーションレバー15はパーキングポール9を解放した
状態にあり、したがってパーキングポール9は戻しばね
12の力によりパーキングギヤ8から離脱してストッパ
ピン13に受止められた位置に保持される。
ンジ(パーキングレンジ)以外のレンジにセットされて
いれば、図2に示すように、作動レバー14及びロスト
モーションレバー15はパーキングポール9を解放した
状態にあり、したがってパーキングポール9は戻しばね
12の力によりパーキングギヤ8から離脱してストッパ
ピン13に受止められた位置に保持される。
【0022】いま、駐車のために、セレクトレバーを例
えばDレンジからPレンジにシフトすると、シフト軸4
が突起21aを介して作動レバー14を図2の矢印のよ
うに時計方向へ回動し、この作動レバー14にロストモ
ーションばね17を介して連結したロストモーションレ
バー15も同様に回動するので、ロストモーションレバ
ー15の押圧ローラ16がパーキングポール9の受圧面
9bを転りながら押圧し、図3に示すように該ポール9
をパーキングギヤ8との噛合位置まで回動させる。こう
して、パーキングギヤ8がパーキングポール9によりロ
ックされることにより変速機の出力軸7の回転の抑止状
態、即ちブレーキ状態が保持される。
えばDレンジからPレンジにシフトすると、シフト軸4
が突起21aを介して作動レバー14を図2の矢印のよ
うに時計方向へ回動し、この作動レバー14にロストモ
ーションばね17を介して連結したロストモーションレ
バー15も同様に回動するので、ロストモーションレバ
ー15の押圧ローラ16がパーキングポール9の受圧面
9bを転りながら押圧し、図3に示すように該ポール9
をパーキングギヤ8との噛合位置まで回動させる。こう
して、パーキングギヤ8がパーキングポール9によりロ
ックされることにより変速機の出力軸7の回転の抑止状
態、即ちブレーキ状態が保持される。
【0023】ところで、セレクトレバーをPレンジにシ
フトしたとき、パーキングポール9の爪部9aとパーキ
ングギヤ8の歯溝8aとの位相が一致しておらず、爪部
9aが歯先に当接した場合には、ロストモーションレバ
ー15を回動途中に残してロストモーションばね17を
捩りながら作動レバー14のみがPレンジ対応位置まで
シフト軸4と共に回動する。そして、車両の僅かな動き
に伴いパーキングギヤ8が回転してその歯溝8aとパー
キングポール9の爪部9bとの位相が一致したとき、ロ
ストモーションばね17の捩り反発力をもってロストモ
ーションレバー15が回動してパーキングポール9をパ
ーキングギヤ8に的確に噛合させることができる。
フトしたとき、パーキングポール9の爪部9aとパーキ
ングギヤ8の歯溝8aとの位相が一致しておらず、爪部
9aが歯先に当接した場合には、ロストモーションレバ
ー15を回動途中に残してロストモーションばね17を
捩りながら作動レバー14のみがPレンジ対応位置まで
シフト軸4と共に回動する。そして、車両の僅かな動き
に伴いパーキングギヤ8が回転してその歯溝8aとパー
キングポール9の爪部9bとの位相が一致したとき、ロ
ストモーションばね17の捩り反発力をもってロストモ
ーションレバー15が回動してパーキングポール9をパ
ーキングギヤ8に的確に噛合させることができる。
【0024】図5は本考案の別の実施例を示すもので、
ロストモーションレバー15の左側板15L から作動レ
バー14のボス14aに対応する部分を除去する一方、
右側板15R にシフト軸4に嵌合するボス15aを形成
し、両レバー14,15のボス14a,15aをカラー
26及び右サイドカバー1R 間で挟持するようにした点
を除けば前実施例と同様の構成であり、図中、前実施例
と対応する部分にはそれと同一の符号を付す。
ロストモーションレバー15の左側板15L から作動レ
バー14のボス14aに対応する部分を除去する一方、
右側板15R にシフト軸4に嵌合するボス15aを形成
し、両レバー14,15のボス14a,15aをカラー
26及び右サイドカバー1R 間で挟持するようにした点
を除けば前実施例と同様の構成であり、図中、前実施例
と対応する部分にはそれと同一の符号を付す。
【0025】この実施例においても、シフト軸4へのブ
レーキレバー機構10の組付けのための作動レバー14
の摺動時、ロストモーションレバー15の左側板15L
に何等干渉されずに突起21aを作動レバー14の凹溝
19に圧入することができる。
レーキレバー機構10の組付けのための作動レバー14
の摺動時、ロストモーションレバー15の左側板15L
に何等干渉されずに突起21aを作動レバー14の凹溝
19に圧入することができる。
【0026】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、シフト軸
に摺動可能に嵌合する作動レバーのボス一端面に凹溝を
設ける一方、この凹溝に嵌合してシフト軸及び作動レバ
ー間を固着する突起をシフト軸外周面に突設したので、
シフト軸へのブレーキレバー機構の組付け時、シフト軸
上での作動レバーの単なる摺動によりシフト軸の突起と
作動レバーの凹溝とを嵌合させて瞬間的に作動レバーを
シフト軸に固定することができ、したがってロストモー
ションばねの捩り保持作業時間を大幅に短縮して労力を
軽減し、組立性の向上に大いに寄与し得る。
に摺動可能に嵌合する作動レバーのボス一端面に凹溝を
設ける一方、この凹溝に嵌合してシフト軸及び作動レバ
ー間を固着する突起をシフト軸外周面に突設したので、
シフト軸へのブレーキレバー機構の組付け時、シフト軸
上での作動レバーの単なる摺動によりシフト軸の突起と
作動レバーの凹溝とを嵌合させて瞬間的に作動レバーを
シフト軸に固定することができ、したがってロストモー
ションばねの捩り保持作業時間を大幅に短縮して労力を
軽減し、組立性の向上に大いに寄与し得る。
【図1】本考案の一実施例を示すもので、パーキングブ
レーキ装置の要部の縦断平面図(図2の1−1線断面
図)
レーキ装置の要部の縦断平面図(図2の1−1線断面
図)
【図2】非パーキング状態で示した図1の2−2線断面
図
図
【図3】パーキング状態説明図
【図4】パーキングブレーキ装置の分解斜視図
【図5】本考案の別の実施例を示す、図1に対応した縦
断平面図
断平面図
1 ミッションケース 4 シフト軸 7 出力軸 8 パーキングギヤ 9 パーキングポール 10 ブレーキレバー機構 14 作動レバー 14a ボス 15 ロストモーションレバー 17 ロストモーションばね 19 凹溝 20 横孔 21 スプリングピン 21a 突起
Claims (3)
- 【請求項1】 変速機の出力軸(7)に固設されるパー
キングギヤ(8)と、ミッションケース(1)に揺動自
在に軸支されてパーキングギヤ(8)に対し噛合、離脱
し得るパーキングポール(9)と、ミッションケース
(1)に支承されてパーキング位置と非パーキング位置
との間を回動し得るシフト軸(4)と、このシフト軸
(4)に取付けられ、該軸4のパーキング位置及び非パ
ーキング位置への回動に応じてパーキングポール(9)
をパーキングギヤ(8)に対する噛合位置及び離脱位置
へ作動させるブレーキレバー機構(10)とを備え、 このブレーキレバー機構(10)を、シフト軸(4)に
固着される作動レバー(14)と、シフト軸(4)に回
動可能に支承されると共にパーキングポール(9)を作
動すべく配置されるロストモーションレバー(15)
と、シフト軸(4)及びロストモーションレバー(1
5)間に張設されて両レバー(14,15)相互を弾発
的に連結し、シフト軸(4)のパーキング位置への回動
時、過負荷を受けると捩り変形して両レバー(14,1
5)を相互に離間させる捩り型ロストモーションばね
(17)とから構成した車両のパーキングブレーキ装置
において、 シフト軸(4)に摺動可能に嵌合する作動レバー(1
4)のボス(14a)一端面に凹溝(19)を設ける一
方、この凹溝(19)に嵌合してシフト軸(4)及び作
動レバー間を固着する突起(21a)をシフト軸(4)
外周面に突設したことを特徴とする、車両のパーキング
ブレーキ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 前記突起(21a)を、シフト軸(4)の横孔(20)
に嵌着されたピン(21)の端部で構成した、車両のパ
ーキングブレーキ装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のものにおいて、 前記ピン(21)を、拡径方向の弾性力を有するスプリ
ングピンで構成した、車両のパーキングブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5986491U JP2519260Y2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 車両のパーキングブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5986491U JP2519260Y2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 車両のパーキングブレーキ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0512334U JPH0512334U (ja) | 1993-02-19 |
JP2519260Y2 true JP2519260Y2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=13125471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5986491U Expired - Lifetime JP2519260Y2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 車両のパーキングブレーキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2519260Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3736870B2 (ja) * | 1995-02-20 | 2006-01-18 | 本田技研工業株式会社 | 車両用パーキング装置 |
CN111923885B (zh) * | 2020-08-27 | 2024-11-15 | 上海伊控动力系统有限公司 | 一种驻车制动系统的执行机构 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP5986491U patent/JP2519260Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0512334U (ja) | 1993-02-19 |
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