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JP2518794Y2 - 分割型被覆装置用ベース - Google Patents

分割型被覆装置用ベース

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Publication number
JP2518794Y2
JP2518794Y2 JP4815390U JP4815390U JP2518794Y2 JP 2518794 Y2 JP2518794 Y2 JP 2518794Y2 JP 4815390 U JP4815390 U JP 4815390U JP 4815390 U JP4815390 U JP 4815390U JP 2518794 Y2 JP2518794 Y2 JP 2518794Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
optical fiber
coating device
type coating
split type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4815390U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH047630U (ja
Inventor
久 小相澤
幸夫 香村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Filing date
Publication date
Application filed by THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD. filed Critical THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority to JP4815390U priority Critical patent/JP2518794Y2/ja
Publication of JPH047630U publication Critical patent/JPH047630U/ja
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Publication of JP2518794Y2 publication Critical patent/JP2518794Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、光ファイバ等の線材に樹脂等を被覆する分
割型被覆装置をセットするベースに関するものである。
[従来の技術] 従来、光ファイバ心線の製造は、第4図に示すように
光ファイバ母材1の下部を加熱炉2で加熱しつつ光ファ
イバ3を線引きし、得られた光ファイバ3は外径測定器
4を経て第1段目の被覆装置51に導いてその表面に樹脂
の1次被覆を施し、次に被覆硬化器61に通して1次被覆
を硬化させ、次いで第2段目の被覆装置52に導いてその
表面に樹脂の2次被覆を施し、得られた光ファイバ心線
3Aを被覆硬化器62に通して2次被覆を硬化させた後、外
径測定器7,キャプスタン8,プーリ9を経て巻取機10で巻
取ることにより行っていた。この場合、各被覆装置51
52はそれぞれベース111,112上に設置され、各ベース11
1,112はベースホルダ121,122に支持されていた。ま
た、各ベース111,112には光ファイバ3を通す線材貫通
孔11aがそれぞれ設けられていた。
被覆装置51,52としては、第5図乃至第8図に示すよ
うな分割型被覆装置5が使用されていた。この分割型被
覆装置5は、円形嵌合孔13を有するボディ14を備え、該
ボディ14内にはニップル15とダイス16とが嵌合され、ロ
ー付けで固定されている。ニップル15とダイス16とに
は、整列してニップル孔15aとダイス孔16aとが設けられ
ている。ボディ14内でニップル15とダイス16との間には
樹脂流路17が形成され、該樹脂流路17にはボディ14に接
続された樹脂供給管18内を通る樹脂供給路19より樹脂が
供給されるようになっている。樹脂流路17内の樹脂は、
ニップル孔15aを経てダイス孔16aを通り抜ける線材とし
ての光ファイバ3に被覆されるようになっている。ニッ
プル15とダイス16とは、ニップル孔15aとダイス孔16aに
沿った共通の分割面20で、樹脂供給管18を有する側の分
割体21Aと、その反対側の分割体21Bとにボディ14も含め
て2分割されている。分割面20は、位置決めピン22と位
置決め孔23との嵌合により位置合せがなされるようにな
っている。また、樹脂供給管18を有する側の分割体21A
は予めベース11上に固定され、可動側の分割体21Bの分
割面20はベース11に設置された固定ナット24とこれに螺
合されたボルト25とからなる押圧手段26で固定側の分割
体21Aの分割面20に圧接されるようになっている。
このように分割型にすると、線材である光ファイバ3
をニップル孔15aとダイス孔16aに通す作業が容易にな
り、また光ファイバ3を切らずに被覆装置の交換がで
き、作業性が著しく向上する利点がある。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の分割型被覆装置5で
は、線通し作業を行うときにはベース本体11bの線材貫
通孔11aに光ファイバ3を通し、次いで該ベース本体11b
上に予め固定されている固定側の分割体21Aと可動側の
分割体21Bとで光ファイバ3を挾み付けるようにして線
通し作業を行うが、ベース本体11bの線材貫通孔11aに光
ファイバ3を通すときに該ベース本体11bに固定されて
いる分割体21Aが光ファイバ3に当り、該光ファイバ3
を損傷させるおそれがあった。また、光ファイバ3の線
引き作業中に2段の被覆装置51,52のうちのいずれか一
方の被覆装置にゴミ等が詰まったりして正常な線引きが
できなくなった場合、従来の構造では被覆装置51,52
2段とも取り外さなければゴミ等の除去作業ができない
問題点があった。更に、光ファイバ3の線引きの場合に
は、線引き中に光ファイバが断線したときには、そのま
まにしておくと光ファイバが太くなるので、被覆装置
51,52のセットをする前に光ファイバ母材1につながっ
ている方の光ファイバ3をキャプスタン8で引いて張力
をかけ太くならないようにしておき、次に被覆装置51
52をセットするときにはベース111,112の各線材貫通孔
11aに光ファイバ3を通すため、改めて光ファイバ3を
切断して各線材貫通孔11aに光ファイバ3を通し、キャ
プスタン8で該光ファイバ3を引いて所定寸法になって
から各被覆装置51,52のセット作業を行わなければなら
ず、断線時には非常に手間と時間がかかる問題点があっ
た。
本考案の目的は、線通し作業を容易にしかも線材に損
傷を与えずに能率良く行うことができる分割型被覆装置
用ベースを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本考案の構成を説明する
と、本考案は被覆すべき線材が通る孔に沿って分割され
ている分割型被覆装置をセットするベース本体を有し、
該ベース本体には前記線材を通過させる線材貫通孔が設
けられている分割型被覆装置用ベースにおいて、前記ベ
ース本体にはその外周縁部から前記線材貫通孔に達する
スリットが設けられていることを特徴とする。
[作用] このようにベース本体にスリットを設けると、該ベー
ス本体の線材貫通孔に線材を通すとき、該スリットを経
て通すと、線を切らずに張ったままの状態で線通し作業
が行えるようになる。また、逆に、異常が出て分割型被
覆装置を線材から外すとき、線材を切らずに作業が行え
るようになる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図乃至第3図を参照して
詳細に説明する。なお、前述した第5図乃至第8図と対
応する部分には、同一符号を付けて示している。
本実施例の分割型被覆装置用ベース11は、分割型被覆
装置5をセットする円盤状のベース本体11bを有し、該
ベース本体11bの中央には線材としての光ファイバ3を
通過させる線材貫通孔11aが設けられ、且つ該ベース本
体11bにはその外周縁部から線材貫通孔11aに達するスリ
ット11cが設けられた構造になっている。このようなベ
ース11には、分割型被覆装置5の固定側の分割体21Aが
ボルト27で固定され、可動側の分割体21Bはその分割面2
0を固定側の分割体21Aの分割面20に押圧手段26で押し当
てることによりベース11上に固定されている。押圧手段
26の固定ナット24は、ボルト28でベース11に固定されて
いる。なお、本実施例ではダイス16がボディ14に一体に
形成されている例について示している。
このようなベース11を用いた分割型被覆装置5では、
各場合において次のような使い方をすることができる。
(イ) 光ファイバ母材1から線引きした光ファイバ3
をキャプスタン8に送り、該光ファイバ3の外径を細ら
せる時に、予め分割型被覆装置5の固定側分割体21Aを
所定位置にベース11と共にセットしておく必要がなく、
光フィイバ3を細らせた後に該分割体21Aをベース11と
共に該ベース11のスリット11cを利用することによりセ
ットすることができる。従って、光ファイバ3を細らせ
るときに固定側分割体21Aが存在して光ファイバ3に損
傷を与えるということがなくなる。
(ロ) 何らかの異常が生じて分割型被覆装置5をベー
ス11と共に光ファイバ3から外すときに、該光ファイバ
3を切らないで済む。
(ハ) 光ファイバ3が断線し、分割型被覆装置5をベ
ース11と共に外して洗浄した後、再度該分割型被覆装置
5をベース11と共にホルダにセットするときに、光ファ
イバ母材1につながっていた方の光ファイバ3が太くな
らないようにキャプスタン8にかけて先に線引きしてい
ても、該光ファイバ3を切らずにベース11のスリット11
cを利用することにより分割型被覆装置5を再セットす
ることができる。
(ニ) 光ファイバ3に対する樹脂の1次被覆及び2次
被覆に加えて、着色層を別の分割型被覆装置5で光ファ
イバ3に設けるとき、着色替えの分割型被覆装置5の交
換も光ファイバ3を断線することなく行える。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係る分割型被覆装置用ベ
ースでは、ベース本体にその外周縁部から線材貫通孔に
達するスリットを設けているので、該線材貫通孔に線材
を貫通させる作業を該線材を切らずに行える利点があ
る。従って、分割型被覆装置の取付け作業も線材を切ら
ずに行うことができる。また、逆に分割型被覆装置を線
材から外す必要が生じたとき、線材を切らずに外し作業
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るベースの一実施例を示す平面図、
第2図及び第3図は分割型被覆装置をセットした本実施
例のベースの一例を示す平面図及び縦断面図、第4図は
光ファイバ心線の製造装置の一例を示す縦断面図、第5
図はベースとその上にセットされた分割型被覆装置の従
来例を示す斜視図、第6図及び第7図は従来の分割型被
覆装置の固定側分割体の斜視図及び分割面から見た正面
図、第8図は従来の分割型被覆装置の縦断面図である。 1……光ファイバ母材、2……加熱炉、3……光ファイ
バ(線材)、51,52……被覆装置、5……分割型被覆装
置、61,62……被覆硬化器、8……キャプスタン、10…
…巻取機、11,111,112……ベース、11a……線材貫通
孔、11b……ベース本体、11c……スリット、12……ベー
スホルダ、14……ボディ、15……ニップル、15a……ニ
ップル孔、16……ダイス、16a……ダイス孔、20……分
割面、21A,21B……分割体、26……押圧手段。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被覆すべき線材が通る孔に沿って分割され
    ている分割型被覆装置をセットするベース本体を有し、
    該ベース本体には前記線材を通過させる線材貫通孔が設
    けられている分割型被覆装置用ベースにおいて、前記ベ
    ース本体にはその外周縁部から前記線材貫通孔に達する
    スリットが設けられていることを特徴とする分割型被覆
    装置用ベース。
JP4815390U 1990-05-10 1990-05-10 分割型被覆装置用ベース Expired - Fee Related JP2518794Y2 (ja)

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JPS5117076Y2 (ja) * 1973-12-06 1976-05-10
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