JP2518765B2 - 音声符号化通信方式及びその装置 - Google Patents
音声符号化通信方式及びその装置Info
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Classifications
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- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10L—SPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
- G10L19/00—Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
- G10L19/012—Comfort noise or silence coding
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/40—Circuits
- H04B1/54—Circuits using the same frequency for two directions of communication
- H04B1/56—Circuits using the same frequency for two directions of communication with provision for simultaneous communication in two directions
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声符号化通信方式及び
その装置に関するものであり、特に、符号化方式に適応
差分PCM(ADPCM:adaptive differential puls
e code modulation )方式を適用した音声符号化通信方
式及びその装置に関するものである。
その装置に関するものであり、特に、符号化方式に適応
差分PCM(ADPCM:adaptive differential puls
e code modulation )方式を適用した音声符号化通信方
式及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】音声による通信が行われている場合、ど
ちらか一方が発声している時間率は約35%であるとい
われている。近年、個人主体の通信であるパーソナルコ
ミュニケーションがその範囲を拡大してきている。そこ
では携帯に便利な端末を利用した音声通信が主体であ
る。このような携帯端末に要求される事項として、第一
にコードレス化が挙げられる。第二に携帯に便利なよう
に電池が使用され長時間にわたる使用に耐える必要があ
るため回路消費電力の低減化が要求されている。回路消
費電力の従来以上の低減方法として、音声の発声時間率
に着目し発声している時のみ送信回路を動作させ、その
他の送信時間は回路を休止状態にする方法がある。この
ような技術を実現するためには送信側に音声検出機能を
設けて不連続送信装置を付加すればよい。その場合に問
題となるのは受信側である。即ち、受信側では再生音声
が断続するために非常に不愉快な音声になる。この原因
は音声を伝送しているときは音声と背景雑音が重畳して
いるが、音声が伝送されないときは背景雑音も伝送され
ず、背景雑音が音声信号の持続のときのみ音声信号とと
もに変調されて伝送されるためであることが知られてい
る。
ちらか一方が発声している時間率は約35%であるとい
われている。近年、個人主体の通信であるパーソナルコ
ミュニケーションがその範囲を拡大してきている。そこ
では携帯に便利な端末を利用した音声通信が主体であ
る。このような携帯端末に要求される事項として、第一
にコードレス化が挙げられる。第二に携帯に便利なよう
に電池が使用され長時間にわたる使用に耐える必要があ
るため回路消費電力の低減化が要求されている。回路消
費電力の従来以上の低減方法として、音声の発声時間率
に着目し発声している時のみ送信回路を動作させ、その
他の送信時間は回路を休止状態にする方法がある。この
ような技術を実現するためには送信側に音声検出機能を
設けて不連続送信装置を付加すればよい。その場合に問
題となるのは受信側である。即ち、受信側では再生音声
が断続するために非常に不愉快な音声になる。この原因
は音声を伝送しているときは音声と背景雑音が重畳して
いるが、音声が伝送されないときは背景雑音も伝送され
ず、背景雑音が音声信号の持続のときのみ音声信号とと
もに変調されて伝送されるためであることが知られてい
る。
【0003】このような問題点を解決する方法として、
受信側で音声信号が伝送されてこない間は送信側の背景
雑音に類似した擬似雑音を発生させる方法が知られてい
る。このような技術は、音声信号を分析して送信し受信
側で合成する分析合成技術による高能率符号化方式を使
用したディジタル通信でまず検討され、一部には標準化
アルゴリズムが制定されて良く知られるようになってき
ている。この分析合成形式の高能率符号化方式は、入力
音声信号を短時間(約20msec)のスペクトル包絡
パラメータと有無音の区別,ピッチ周期などのパラメー
タとして送出する方法である。この方法は変化速度が比
較的緩やかな背景雑音の場合に有効であり、ディジタル
自動車電話で実現される予定である。
受信側で音声信号が伝送されてこない間は送信側の背景
雑音に類似した擬似雑音を発生させる方法が知られてい
る。このような技術は、音声信号を分析して送信し受信
側で合成する分析合成技術による高能率符号化方式を使
用したディジタル通信でまず検討され、一部には標準化
アルゴリズムが制定されて良く知られるようになってき
ている。この分析合成形式の高能率符号化方式は、入力
音声信号を短時間(約20msec)のスペクトル包絡
パラメータと有無音の区別,ピッチ周期などのパラメー
タとして送出する方法である。この方法は変化速度が比
較的緩やかな背景雑音の場合に有効であり、ディジタル
自動車電話で実現される予定である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、本発明の対象と
するものは、今日パーソナル通信の標準的な方法として
採用される波形符号化技術の1つであるADPCM方式
の音声符号化通信方式であり、この音声符号化通信方式
にはまだ上記のような送信側の背景雑音に類似した擬似
雑音を受信側で発生させる方法は応用されていない。A
DPCM符号化方式は従来のPCMに代わる方式として
有線伝送路(公衆網)で使用されている。これはPCM
が64kbit/sであるのに対しADPCMは32k
bit/sでPCMと同等の音声品質を得られることか
ら回線を2倍に利用できることによる。パーソナル通信
にADPCMを利用する理由は、今日のパーソナル通信
がディジタル自動車電話とは異なり、一般家庭に現在使
われているコードレス電話のように公衆網の延長として
位置づけられ、公衆網の一部として考えられていること
による。従って従来ADPCMに関しては前述のように
符号化時における音声検出とか、受信復号側で擬似背景
雑音を発生させる技術については検討されていない。こ
れは従来の適用が有線伝送であるから電源の制約が無か
ったためである。本発明の目的は、ADPCM音声符号
化方式における再生音声信号に効果的な背景雑音を挿入
して再生音声の不快感を軽減した音声符号化通信方式及
びその装置を提供することにある。
するものは、今日パーソナル通信の標準的な方法として
採用される波形符号化技術の1つであるADPCM方式
の音声符号化通信方式であり、この音声符号化通信方式
にはまだ上記のような送信側の背景雑音に類似した擬似
雑音を受信側で発生させる方法は応用されていない。A
DPCM符号化方式は従来のPCMに代わる方式として
有線伝送路(公衆網)で使用されている。これはPCM
が64kbit/sであるのに対しADPCMは32k
bit/sでPCMと同等の音声品質を得られることか
ら回線を2倍に利用できることによる。パーソナル通信
にADPCMを利用する理由は、今日のパーソナル通信
がディジタル自動車電話とは異なり、一般家庭に現在使
われているコードレス電話のように公衆網の延長として
位置づけられ、公衆網の一部として考えられていること
による。従って従来ADPCMに関しては前述のように
符号化時における音声検出とか、受信復号側で擬似背景
雑音を発生させる技術については検討されていない。こ
れは従来の適用が有線伝送であるから電源の制約が無か
ったためである。本発明の目的は、ADPCM音声符号
化方式における再生音声信号に効果的な背景雑音を挿入
して再生音声の不快感を軽減した音声符号化通信方式及
びその装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の音声符号化通信
方式は、音声符号化装置の送信電力を低減するために音
声休止区間の送信を停止し、受信側で発生させた擬似雑
音を音声休止区間の再生出力とする音声符号化通信方式
において、送信側では、音声信号を適応差分PCM符号
化して送出するとともに前記音声休止区間に入ったと
き、音声休止区間中所定の間隔で音声休止区間を示すC
Nフラグと該CNフラグに続けて符号化された背景雑音
を所定の時間だけ送出した後それぞれ送信を停止し、受
信側では、受信信号を適応差分PCM復号して再生信号
を出力するとともに該受信信号から前記CNフラグを検
出したときそれに続く前記符号化された背景雑音の予測
係数とレベルを保持し、その後受信側で発生させた擬似
雑音に切替えて前記保持された予測係数で復号するとと
もにそのレベルを前記保持された背景雑音のレベルに等
しくなるように補正して再生信号とするように構成した
ことを特徴とするものである。
方式は、音声符号化装置の送信電力を低減するために音
声休止区間の送信を停止し、受信側で発生させた擬似雑
音を音声休止区間の再生出力とする音声符号化通信方式
において、送信側では、音声信号を適応差分PCM符号
化して送出するとともに前記音声休止区間に入ったと
き、音声休止区間中所定の間隔で音声休止区間を示すC
Nフラグと該CNフラグに続けて符号化された背景雑音
を所定の時間だけ送出した後それぞれ送信を停止し、受
信側では、受信信号を適応差分PCM復号して再生信号
を出力するとともに該受信信号から前記CNフラグを検
出したときそれに続く前記符号化された背景雑音の予測
係数とレベルを保持し、その後受信側で発生させた擬似
雑音に切替えて前記保持された予測係数で復号するとと
もにそのレベルを前記保持された背景雑音のレベルに等
しくなるように補正して再生信号とするように構成した
ことを特徴とするものである。
【0006】このような通信方式を実施するための本発
明の音声符号化装置は、入力音声信号を符号化して伝送
する場合の送信電力を低減するために音声休止区間の送
信を停止する不連続送信装置を備えた音声符号化装置に
おいて、前記入力音声信号を適応差分PCM符号化する
適応差分PCM符号化器と、前記入力音声信号の音声の
有無を検出する音声検出器と、音声休止区間を示すCN
フラグを発生させるCNフラグ発生器と、前記適応差分
PCM符号化器の出力と前記CNフラグ発生器の出力を
切替え出力する切替器と、該切替器からの出力を伝送路
へ送出するとともに前記CNフラグ送出後所定の時間経
過した後次のCNフラグまたは有声区間が開始されるま
で送信を停止する不連続送信装置と、前記音声検出器か
らの信号により音声休止区間に入ったことを検出したと
き、前記音声休止区間中、前記CNフラグと前記適応差
分PCM符号化器から出力される符号化された背景雑音
とを前記所定の時間,所定の間隔で送出すように前記切
替器を制御する制御回路とを備えたことを特徴とするも
のである。
明の音声符号化装置は、入力音声信号を符号化して伝送
する場合の送信電力を低減するために音声休止区間の送
信を停止する不連続送信装置を備えた音声符号化装置に
おいて、前記入力音声信号を適応差分PCM符号化する
適応差分PCM符号化器と、前記入力音声信号の音声の
有無を検出する音声検出器と、音声休止区間を示すCN
フラグを発生させるCNフラグ発生器と、前記適応差分
PCM符号化器の出力と前記CNフラグ発生器の出力を
切替え出力する切替器と、該切替器からの出力を伝送路
へ送出するとともに前記CNフラグ送出後所定の時間経
過した後次のCNフラグまたは有声区間が開始されるま
で送信を停止する不連続送信装置と、前記音声検出器か
らの信号により音声休止区間に入ったことを検出したと
き、前記音声休止区間中、前記CNフラグと前記適応差
分PCM符号化器から出力される符号化された背景雑音
とを前記所定の時間,所定の間隔で送出すように前記切
替器を制御する制御回路とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0007】また、復号装置は、音声信号が適応差分P
CM符号化され該音声信号の音声休止区間中所定の間隔
で所定の時間の該音声休止区間を示すCNフラグと適応
差分PCM符号化された背景雑音とが送出された後それ
ぞれ送信が停止されるような信号を受信入力として、該
受信入力を適応差分PCM復号するとともに前記符号化
された背景雑音を復号したときの予測係数を保持し次に
続く前記擬似雑音を該保持した予測係数を用いて復号す
る適応差分PCM復号器と、擬似雑音を発生させる擬似
雑音発生器と、前記受信入力と前記擬似雑音を前記適応
差分PCM復号器に切替え入力する第1の切替器と、前
記適応差分PCM復号器からの復号信号を入力して該復
号信号が前記背景雑音のとき該背景雑音のレベルを保持
し次に続く前記擬似雑音の復号信号レベルを該保持した
背景雑音の復号信号レベルに等しくなるように補正して
出力するCN利得調整器と、前記適応差分PCM復号器
の出力と前記CN利得調整器の出力を切替えて再生信号
出力とする第2の切替器と、前記受信入力から前記CN
フラグを検出し該CNフラグに続く前記背景雑音が終了
したとき前記第1の切替器を前記擬似雑音発生器側に切
替えるとともに前記第2の切替器を前記CN利得調整器
側に切替え、次にCNフラグを検出したとき前記第1の
切替器を前記受信入力側に切替えるとともに前記第2の
切替器を前記適応差分PCM復号器側に切替えるように
制御する制御回路とを備えたことを特徴とするものであ
る。
CM符号化され該音声信号の音声休止区間中所定の間隔
で所定の時間の該音声休止区間を示すCNフラグと適応
差分PCM符号化された背景雑音とが送出された後それ
ぞれ送信が停止されるような信号を受信入力として、該
受信入力を適応差分PCM復号するとともに前記符号化
された背景雑音を復号したときの予測係数を保持し次に
続く前記擬似雑音を該保持した予測係数を用いて復号す
る適応差分PCM復号器と、擬似雑音を発生させる擬似
雑音発生器と、前記受信入力と前記擬似雑音を前記適応
差分PCM復号器に切替え入力する第1の切替器と、前
記適応差分PCM復号器からの復号信号を入力して該復
号信号が前記背景雑音のとき該背景雑音のレベルを保持
し次に続く前記擬似雑音の復号信号レベルを該保持した
背景雑音の復号信号レベルに等しくなるように補正して
出力するCN利得調整器と、前記適応差分PCM復号器
の出力と前記CN利得調整器の出力を切替えて再生信号
出力とする第2の切替器と、前記受信入力から前記CN
フラグを検出し該CNフラグに続く前記背景雑音が終了
したとき前記第1の切替器を前記擬似雑音発生器側に切
替えるとともに前記第2の切替器を前記CN利得調整器
側に切替え、次にCNフラグを検出したとき前記第1の
切替器を前記受信入力側に切替えるとともに前記第2の
切替器を前記適応差分PCM復号器側に切替えるように
制御する制御回路とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す構成図である。
図の符号化装置側において、1はADPCM符号器であ
り、CCITT G.721の規格に規定された従来の
ADPCM方式を使用し特別な付加機能はない。2は音
声の有無を検出する音声検出器である。3はCN(Co
mfort Noise)フラグ発生器であり、音声が
休止し、次にCNデータ(背景雑音)が引き続き伝送さ
れることを示すCNフラグを発生出力する。このCNフ
ラグは音声のADPCM符号化データと容易に区別する
ことのできるデータパターンであり、送出時間を1ms
ecとすれば32ビットであり音声データと十分に識別
可能なパターンを生成できる。このCNフラグの次に送
られるCNデータは背景雑音のスペクトル包絡とレベル
情報とからなり、無音区間中に所定の時間だけ所定の間
隔で送信される。例えば、図2のCNフラグの送出時間
は1msecであり、それに続くCNデータは20ms
ecである。4は制御回路であり、CNフラグとCNデ
ータの時間長と送出間隔を決めてCNフラグ発生器と切
替器5を制御する。その回路はカウンタを主要素子とし
て実現することができる。5はディジタル信号の切替器
である。12は不連続送信装置であり、無音になったと
きCNフラグに続くCNデータの終了後は送信出力を停
止し送信回路の消費電力を低減する。
図の符号化装置側において、1はADPCM符号器であ
り、CCITT G.721の規格に規定された従来の
ADPCM方式を使用し特別な付加機能はない。2は音
声の有無を検出する音声検出器である。3はCN(Co
mfort Noise)フラグ発生器であり、音声が
休止し、次にCNデータ(背景雑音)が引き続き伝送さ
れることを示すCNフラグを発生出力する。このCNフ
ラグは音声のADPCM符号化データと容易に区別する
ことのできるデータパターンであり、送出時間を1ms
ecとすれば32ビットであり音声データと十分に識別
可能なパターンを生成できる。このCNフラグの次に送
られるCNデータは背景雑音のスペクトル包絡とレベル
情報とからなり、無音区間中に所定の時間だけ所定の間
隔で送信される。例えば、図2のCNフラグの送出時間
は1msecであり、それに続くCNデータは20ms
ecである。4は制御回路であり、CNフラグとCNデ
ータの時間長と送出間隔を決めてCNフラグ発生器と切
替器5を制御する。その回路はカウンタを主要素子とし
て実現することができる。5はディジタル信号の切替器
である。12は不連続送信装置であり、無音になったと
きCNフラグに続くCNデータの終了後は送信出力を停
止し送信回路の消費電力を低減する。
【0009】次に、復号装置において、6はCNフラグ
が持つ特別のデータのパターンを検出する制御回路であ
り、相関検出回路等を用いることにより容易に実現でき
る。7は擬似雑音発生器であり、32kbit/sの場
合は1サンプル当り4ビットであるから+7〜−7値の
15値の乱数を発生する乱数発生回路である。この回路
はシフトレジスタを基本とする回路により容易に実現で
きる。8と11は切替器である。これらは制御回路6に
より制御される。9はADPCM復号器であり、その基
本回路はCCITT G.721の規格に規定されてい
るものと同じであるが、復号に使用する予測係数(スペ
クトル包絡情報)の更新方法に本発明の一つの特徴があ
る。従来のADPCM復号器では、予測係数は復号した
音声データから計算して求めていた。その場合、ADP
CM復号器の入力データが音声データまたはCNデータ
のように送信側から伝送されてくる信号であればそれを
復号した場合問題は無い。しかし、本発明の場合、上述
のようにCNデータの後の無音区間は受信信号がなくA
DPCM復号器9への入力が擬似雑音発生器7からの出
力となり、実際の背景雑音のスペクトル包絡が再現でき
なくなる。そこで、ADPCM復号器9に、CNデータ
を受信復号したときの予測係数を保持し、その予測係数
によってその後の無音区間の擬似雑音発生器7からの出
力を復号することにより、スペクトル包絡特性を与える
機能を持たせてある。
が持つ特別のデータのパターンを検出する制御回路であ
り、相関検出回路等を用いることにより容易に実現でき
る。7は擬似雑音発生器であり、32kbit/sの場
合は1サンプル当り4ビットであるから+7〜−7値の
15値の乱数を発生する乱数発生回路である。この回路
はシフトレジスタを基本とする回路により容易に実現で
きる。8と11は切替器である。これらは制御回路6に
より制御される。9はADPCM復号器であり、その基
本回路はCCITT G.721の規格に規定されてい
るものと同じであるが、復号に使用する予測係数(スペ
クトル包絡情報)の更新方法に本発明の一つの特徴があ
る。従来のADPCM復号器では、予測係数は復号した
音声データから計算して求めていた。その場合、ADP
CM復号器の入力データが音声データまたはCNデータ
のように送信側から伝送されてくる信号であればそれを
復号した場合問題は無い。しかし、本発明の場合、上述
のようにCNデータの後の無音区間は受信信号がなくA
DPCM復号器9への入力が擬似雑音発生器7からの出
力となり、実際の背景雑音のスペクトル包絡が再現でき
なくなる。そこで、ADPCM復号器9に、CNデータ
を受信復号したときの予測係数を保持し、その予測係数
によってその後の無音区間の擬似雑音発生器7からの出
力を復号することにより、スペクトル包絡特性を与える
機能を持たせてある。
【0010】図3は本発明のADPCM復号器9の内部
回路例であり、24は本発明によって付加した予測係数
保持回路である。この図3に示した本発明のADPCM
復号器9について説明する。入力信号b(図1参照)
は、適応逆量子化器21により逆量子化され、量子化差
分信号dとなる。加算器22は量子化差分信号dと適応
予測器23で生成された予測信号eを加算することによ
り再生信号fを生成する。再生信号fはADPCM復号
器9の出力となる。適応予測器23は、予測係数a
i (i=1,2)およびbi (i=1〜6)を用いて、
次式により予測信号eを生成する。
回路例であり、24は本発明によって付加した予測係数
保持回路である。この図3に示した本発明のADPCM
復号器9について説明する。入力信号b(図1参照)
は、適応逆量子化器21により逆量子化され、量子化差
分信号dとなる。加算器22は量子化差分信号dと適応
予測器23で生成された予測信号eを加算することによ
り再生信号fを生成する。再生信号fはADPCM復号
器9の出力となる。適応予測器23は、予測係数a
i (i=1,2)およびbi (i=1〜6)を用いて、
次式により予測信号eを生成する。
【0011】
【数1】 ここで、Se (k):予測信号e,Sr (k−i):再
生信号f,dq (k):量子化差分信号d,kは標本点
を示す。予測係数ai (i=1,2),bi (i=1〜
6)は、入力信号のスペクトル包絡情報を有している。
本来のADPCM復号器では、これらの予測係数は入力
信号により、適応的に常に更新される。本発明における
ADPCM復号器の特徴は、制御回路6(図1)からの
制御信号cにより更新を停止し、任意の区間予測係数を
固定できる点にある。予測係数保持回路24は予測係数
ai およびbi を任意の区間ラッチするための回路であ
り、制御信号cから固定の命令を受けた場合は適応予測
器23の予測係数更新は行わず、予測係数保持回路24
でラッチされている予測係数を受け取り予測信号eの生
成を実行する。但し、この時、予測係数保持回路24に
は、固定する直前の標本点の予測係数がセットされてい
る。制御信号cによる予測係数の更新/固定の切換えタ
イミングについては、後で説明する。10はCN利得調
整器であり、ADPCM復号器9の出力が擬似雑音発生
器7の出力を復号した信号のとき、そのレベルを直前の
CNデータの復号信号のレベルに等しくなるように補正
して出力する。
生信号f,dq (k):量子化差分信号d,kは標本点
を示す。予測係数ai (i=1,2),bi (i=1〜
6)は、入力信号のスペクトル包絡情報を有している。
本来のADPCM復号器では、これらの予測係数は入力
信号により、適応的に常に更新される。本発明における
ADPCM復号器の特徴は、制御回路6(図1)からの
制御信号cにより更新を停止し、任意の区間予測係数を
固定できる点にある。予測係数保持回路24は予測係数
ai およびbi を任意の区間ラッチするための回路であ
り、制御信号cから固定の命令を受けた場合は適応予測
器23の予測係数更新は行わず、予測係数保持回路24
でラッチされている予測係数を受け取り予測信号eの生
成を実行する。但し、この時、予測係数保持回路24に
は、固定する直前の標本点の予測係数がセットされてい
る。制御信号cによる予測係数の更新/固定の切換えタ
イミングについては、後で説明する。10はCN利得調
整器であり、ADPCM復号器9の出力が擬似雑音発生
器7の出力を復号した信号のとき、そのレベルを直前の
CNデータの復号信号のレベルに等しくなるように補正
して出力する。
【0012】次に送信側の制御動作を説明する。音声信
号は発声している時間のみ存在し、背景雑音は常に存在
する。音声検出器2は音声信号が存在しなくなったこと
を検出したとき、そのことを示す信号を制御回路4に与
え、制御回路4は直ちに出力切替器5に切替信号を送
り、ADPCM符号器1からの出力を、音声信号では無
く、次に送るのがCNデータであることを受信側に知ら
せるCNフラグ発生器3からの出力に切替える。そして
予め決められた時間、CNフラグを送出したのち再び切
替器5をADPCM符号器1からの出力に切替えて所定
の時間CNデータすなわち音声信号が存在しないときの
背景雑音を送出する。その後不連続送信装置12は送信
を停止する。CNフラグとCNデータは所定の時間間隔
で送出される。
号は発声している時間のみ存在し、背景雑音は常に存在
する。音声検出器2は音声信号が存在しなくなったこと
を検出したとき、そのことを示す信号を制御回路4に与
え、制御回路4は直ちに出力切替器5に切替信号を送
り、ADPCM符号器1からの出力を、音声信号では無
く、次に送るのがCNデータであることを受信側に知ら
せるCNフラグ発生器3からの出力に切替える。そして
予め決められた時間、CNフラグを送出したのち再び切
替器5をADPCM符号器1からの出力に切替えて所定
の時間CNデータすなわち音声信号が存在しないときの
背景雑音を送出する。その後不連続送信装置12は送信
を停止する。CNフラグとCNデータは所定の時間間隔
で送出される。
【0013】図2は上記の動作を説明するタイムチャー
トである。(A)は図1の符号化装置の出力信号を表
し、(B)は受信側のADPCM復号器9の入力信号を
表す。また、(C)は切替器5の動作を示す。まず、送
信側の符号化装置において、音声データAの終了が検出
されると切替器5がCNフラグ発生器側に切替えられ
音声データに代ってCNフラグが出力される。ある一定
の長さのCNフラグが終了すると切替器5が側に切替
えられてCNデータがある一定の期間送出され、その後
に送信停止となる。背景雑音の時間的な変動は比較的緩
やかであることが知られているので背景雑音に関する情
報(CNデータ)は、音声信号が中断している間、即ち
送信停止の期間にある適当な間隔をおいて図のように間
歇的に伝送すればよい。この後に音声信号が検出される
と再び音声データAの送出になる。また音声信号が検出
されないときは、CNフラグとCNデータの送出のサイ
クルが音声信号が検出されるまでか、または送信終了ま
で繰り返される。このようにして音声信号のある期間だ
け送信し、音声が休止したとき送信を中断することを予
告するCNフラグと背景雑音情報(CNデータ)を短時
間送出しそれ以降は送信を中断することにより送信電力
を低減することができる。本発明による低減量は、処理
を行わない時の送信側の関連する回路消費電力の50%
以上になる。
トである。(A)は図1の符号化装置の出力信号を表
し、(B)は受信側のADPCM復号器9の入力信号を
表す。また、(C)は切替器5の動作を示す。まず、送
信側の符号化装置において、音声データAの終了が検出
されると切替器5がCNフラグ発生器側に切替えられ
音声データに代ってCNフラグが出力される。ある一定
の長さのCNフラグが終了すると切替器5が側に切替
えられてCNデータがある一定の期間送出され、その後
に送信停止となる。背景雑音の時間的な変動は比較的緩
やかであることが知られているので背景雑音に関する情
報(CNデータ)は、音声信号が中断している間、即ち
送信停止の期間にある適当な間隔をおいて図のように間
歇的に伝送すればよい。この後に音声信号が検出される
と再び音声データAの送出になる。また音声信号が検出
されないときは、CNフラグとCNデータの送出のサイ
クルが音声信号が検出されるまでか、または送信終了ま
で繰り返される。このようにして音声信号のある期間だ
け送信し、音声が休止したとき送信を中断することを予
告するCNフラグと背景雑音情報(CNデータ)を短時
間送出しそれ以降は送信を中断することにより送信電力
を低減することができる。本発明による低減量は、処理
を行わない時の送信側の関連する回路消費電力の50%
以上になる。
【0014】次に受信側の処理について述べる。受信側
では送信されてくるデータが音声データ,CNフラグ,
CNデータのいずれかは不明であるので制御回路6でこ
れらを識別する。制御回路6はCNフラグを検出するた
め入力データ列を常時監視している。制御回路6の初期
状態は、入力データは音声データとしている。このこと
から切替器8と11はADPCM復号器9の入出力側
とにそれぞれ接続されており、入力されてくるデータ
は音声データとして処理される。音声の存在しない区間
となったとき送信側からCNフラグが送出されてくる。
制御回路6はこのCNフラグを検出すると、それに続く
データはCNデータであることが分かり、しかもCNデ
ータが終了すると送信停止になることが分かる。CNデ
ータが終了して受信信号がなくなると、制御回路6はA
DPCM復号器9の入力を切替器8で受信データ側か
ら擬似雑音発生器7側に切替え、擬似雑音発生器7か
らの擬似雑音をADPCM復号器9に送信停止の期間の
間与え続ける。この時、ADPCM復号器9は、擬似背
景雑音のスペクトル形状を保持するため、CNデータ
(実際の背景雑音)に対する予測係数を保持して固定す
る機能を有しており、擬似雑音発生器7からの出力に対
しては、固定された予測係数を用いて復号処理を行な
う。CNデータが終了した時点で制御回路6は切替器1
1の出力をADPCM復号器9からの出力側からCN
利得調整器10からの出力側に切替える。図2(D)
は上述の切替器8,11の動作を示し、(E)はADP
CM復号器9の動作を示す。
では送信されてくるデータが音声データ,CNフラグ,
CNデータのいずれかは不明であるので制御回路6でこ
れらを識別する。制御回路6はCNフラグを検出するた
め入力データ列を常時監視している。制御回路6の初期
状態は、入力データは音声データとしている。このこと
から切替器8と11はADPCM復号器9の入出力側
とにそれぞれ接続されており、入力されてくるデータ
は音声データとして処理される。音声の存在しない区間
となったとき送信側からCNフラグが送出されてくる。
制御回路6はこのCNフラグを検出すると、それに続く
データはCNデータであることが分かり、しかもCNデ
ータが終了すると送信停止になることが分かる。CNデ
ータが終了して受信信号がなくなると、制御回路6はA
DPCM復号器9の入力を切替器8で受信データ側か
ら擬似雑音発生器7側に切替え、擬似雑音発生器7か
らの擬似雑音をADPCM復号器9に送信停止の期間の
間与え続ける。この時、ADPCM復号器9は、擬似背
景雑音のスペクトル形状を保持するため、CNデータ
(実際の背景雑音)に対する予測係数を保持して固定す
る機能を有しており、擬似雑音発生器7からの出力に対
しては、固定された予測係数を用いて復号処理を行な
う。CNデータが終了した時点で制御回路6は切替器1
1の出力をADPCM復号器9からの出力側からCN
利得調整器10からの出力側に切替える。図2(D)
は上述の切替器8,11の動作を示し、(E)はADP
CM復号器9の動作を示す。
【0015】CN利得調整器10の機能は、ADPCM
復号器9からの出力データ系列が送信側からの受信デー
タ列ではなく擬似雑音発生器7からのとき、実際の背景
雑音と同じレベルに合わせるため、CNデータの復号信
号レベルを保持しておき、その後の擬似雑音の復号信号
のレベルを保持したレベルと同じになるようにレベル補
正する。図2(F)はCN利得調整器10の動作を示
す。図2のタイムチャートにより上記の経過を時間軸上
で説明する。送信側から伝送された音声データAはCN
フラグの継続時間だけ遅れて復号され音声データGとな
る。CNフラグに続く受信データはデータの長さが既知
のCNデータであることが分かっているから、このデー
タはそのまま復号されCNデータとして出力される。C
Nデータの次は送信停止であるから、制御回路6は切替
器8を擬似雑音発生器7側にする。またCNデータが
復号されて出力されている期間CN利得調整器10は出
力レベルを計測し保持する。これはCNデータが送出さ
れている期間は背景雑音のみであることが分かっている
から、検出した値は背景雑音のレベルである。次のCN
フラグが受信されるまでの期間、即ち送信停止の期間は
ADPCM復号器9入力は擬似雑音発生器7からの出力
データ列であり、検出保持されたレベルと等しくなるよ
うに補正された出力が擬似背景雑音(CN)となる。以
上が擬似背景雑音の発生に関する構成の説明である。
復号器9からの出力データ系列が送信側からの受信デー
タ列ではなく擬似雑音発生器7からのとき、実際の背景
雑音と同じレベルに合わせるため、CNデータの復号信
号レベルを保持しておき、その後の擬似雑音の復号信号
のレベルを保持したレベルと同じになるようにレベル補
正する。図2(F)はCN利得調整器10の動作を示
す。図2のタイムチャートにより上記の経過を時間軸上
で説明する。送信側から伝送された音声データAはCN
フラグの継続時間だけ遅れて復号され音声データGとな
る。CNフラグに続く受信データはデータの長さが既知
のCNデータであることが分かっているから、このデー
タはそのまま復号されCNデータとして出力される。C
Nデータの次は送信停止であるから、制御回路6は切替
器8を擬似雑音発生器7側にする。またCNデータが
復号されて出力されている期間CN利得調整器10は出
力レベルを計測し保持する。これはCNデータが送出さ
れている期間は背景雑音のみであることが分かっている
から、検出した値は背景雑音のレベルである。次のCN
フラグが受信されるまでの期間、即ち送信停止の期間は
ADPCM復号器9入力は擬似雑音発生器7からの出力
データ列であり、検出保持されたレベルと等しくなるよ
うに補正された出力が擬似背景雑音(CN)となる。以
上が擬似背景雑音の発生に関する構成の説明である。
【0016】図2(B)において、受信側では送られて
きたCNフラグをCNデータとして扱いCNデータの中
の一部に含めている。ここで、CNフラグの長さは1m
secであり、そのままADPCM復号器9に入力して
も背景雑音区間であるため再生音声出力に影響を与える
ことはない。また、次のCNフラグを受信側で検出して
いる間は切替器8が受信入力側に切り替わらないので擬
似雑音発生器7からの出力がADPCM復号器9の入力
となる。以上の説明では図2に示すように音声信号は一
度とぎれると次に検出されるまでにかなりの時間(0.
5sec以上)がかかると想定していた。すなわち、送
信停止時間は0.5sec,CNデータの区間は20m
secとしていた。これらの値が妥当であることは自動
車電話での例が知られている。
きたCNフラグをCNデータとして扱いCNデータの中
の一部に含めている。ここで、CNフラグの長さは1m
secであり、そのままADPCM復号器9に入力して
も背景雑音区間であるため再生音声出力に影響を与える
ことはない。また、次のCNフラグを受信側で検出して
いる間は切替器8が受信入力側に切り替わらないので擬
似雑音発生器7からの出力がADPCM復号器9の入力
となる。以上の説明では図2に示すように音声信号は一
度とぎれると次に検出されるまでにかなりの時間(0.
5sec以上)がかかると想定していた。すなわち、送
信停止時間は0.5sec,CNデータの区間は20m
secとしていた。これらの値が妥当であることは自動
車電話での例が知られている。
【0017】しかしながら、音声信号が検出されなくな
ってから数十msec後に再び音声信号が検出されるこ
ともあり得る。上記の説明ではこのような場合について
は特に述べていないが、以下その場合の対策について記
述する。送信側がCNフラグを送出した直後に音声が検
出されると、受信側には何等かの形で通知しなければ制
御回路6は切替器8を擬似雑音発生器7側に接続してい
るので正常な音声信号の復号が不可能になる。このよう
なことを防ぐためにはCNフラグのパターンを2種設定
する方法がある。これは音声の開始に先立って送出する
CNフラグと音声が終了したときに送出するCNフラグ
を設定する方法である。他の方法としては、CNフラグ
は1種としておき最初のCNフラグから規定の時間以内
に送出されるCNフラグは音声開始のフラグ信号である
と規定する方法である。本実施例では音声信号に続くC
Nフラグは音声終了の情報であるが、それから0.5s
ec毎におくられてくるCNフラグは背景雑音情報の更
新とし、0.5sec以内に送られてくるCNフラグは
音声信号の開始の情報であるとする。またCNフラグの
長さは1msecであり、この区間の情報をそのままA
DPCM復号した場合においても、背景雑音の区間であ
り再生音声信号に影響を与えることはない。前述のよう
にCNフラグ区間の長さの時間だけ信号を遅延させて送
出する方法をとり、CNフラグの区間を再生CNデータ
で置換することも可能である。
ってから数十msec後に再び音声信号が検出されるこ
ともあり得る。上記の説明ではこのような場合について
は特に述べていないが、以下その場合の対策について記
述する。送信側がCNフラグを送出した直後に音声が検
出されると、受信側には何等かの形で通知しなければ制
御回路6は切替器8を擬似雑音発生器7側に接続してい
るので正常な音声信号の復号が不可能になる。このよう
なことを防ぐためにはCNフラグのパターンを2種設定
する方法がある。これは音声の開始に先立って送出する
CNフラグと音声が終了したときに送出するCNフラグ
を設定する方法である。他の方法としては、CNフラグ
は1種としておき最初のCNフラグから規定の時間以内
に送出されるCNフラグは音声開始のフラグ信号である
と規定する方法である。本実施例では音声信号に続くC
Nフラグは音声終了の情報であるが、それから0.5s
ec毎におくられてくるCNフラグは背景雑音情報の更
新とし、0.5sec以内に送られてくるCNフラグは
音声信号の開始の情報であるとする。またCNフラグの
長さは1msecであり、この区間の情報をそのままA
DPCM復号した場合においても、背景雑音の区間であ
り再生音声信号に影響を与えることはない。前述のよう
にCNフラグ区間の長さの時間だけ信号を遅延させて送
出する方法をとり、CNフラグの区間を再生CNデータ
で置換することも可能である。
【0018】本発明の回路の構成要素についてその回路
の実現方法について記述したが、ADPCM符号器,復
号器は具体的には信号処理用マイクロプロセッサ(DS
P)で実現されるのが一般的であることから、それらこ
こに述べたADPCM符号器,復号器の周辺回路もDS
Pのプログラムの一部として実現することは容易に可能
である。
の実現方法について記述したが、ADPCM符号器,復
号器は具体的には信号処理用マイクロプロセッサ(DS
P)で実現されるのが一般的であることから、それらこ
こに述べたADPCM符号器,復号器の周辺回路もDS
Pのプログラムの一部として実現することは容易に可能
である。
【0019】
【発明の効果】本発明を実施することによにより、送信
側が音声休止区間中送信を停止している間、受信側で発
生させた擬似雑音を送信側から送られてくる背景雑音と
音質,レベルを同じ程度にすることができるため、聴感
上の不具合を解消することができる。またそれに必要な
回路及び信号処理量は従来の処理量の1/5程度であ
り、装置製作上問題になる量ではない。
側が音声休止区間中送信を停止している間、受信側で発
生させた擬似雑音を送信側から送られてくる背景雑音と
音質,レベルを同じ程度にすることができるため、聴感
上の不具合を解消することができる。またそれに必要な
回路及び信号処理量は従来の処理量の1/5程度であ
り、装置製作上問題になる量ではない。
【図1】本発明の実施例を示す構成図
【図2】本発明の動作を説明するタイミングチャート
【図3】本発明の一部を示す構成例図である。
1 ADPCM符号器 2 音声検出器 3 CNフラグ発生器 4,6 制御回路 5,8,11 切替器 12 不連続送信装置 7 擬似雑音発生器 9 ADPCM復号器 10 CN利得調整器 21 適応逆量子化器 22 加算器 23 適応予測器 24 予測係数保持回路
Claims (3)
- 【請求項1】 音声符号化装置の送信電力を低減するた
めに音声休止区間の送信を停止し、受信側で発生させた
擬似雑音を音声休止区間の再生出力とする音声符号化通
信方式において、 送信側では、音声信号を適応差分PCM符号化して送出
するとともに前記音声休止区間に入ったとき、音声休止
区間中所定の間隔で音声休止区間を示すCNフラグと該
CNフラグに続けて符号化された背景雑音を所定の時間
だけ送出した後それぞれ送信を停止し、 受信側では、受信信号を適応差分PCM復号して再生信
号を出力するとともに該受信信号から前記CNフラグを
検出したときそれに続く前記符号化された背景雑音の予
測係数とレベルを保持し、その後受信側で発生させた擬
似雑音に切替えて前記保持された予測係数で復号すると
ともにそのレベルを前記保持された背景雑音のレベルに
等しくなるように補正して再生信号とするように構成し
たことを特徴とする音声符号化通信方式。 - 【請求項2】 入力音声信号を符号化して伝送する場合
の送信電力を低減するために音声休止区間の送信を停止
する不連続送信装置を備えた音声符号化装置において、 前記入力音声信号を適応差分PCM符号化する適応差分
PCM符号化器と、 前記入力音声信号の音声の有無を検出する音声検出器
と、 音声休止区間を示すCNフラグを発生させるCNフラグ
発生器と、 前記適応差分PCM符号化器の出力と前記CNフラグ発
生器の出力を切替え出力する切替器と、 該切替器からの出力を伝送路へ送出するとともに前記C
Nフラグ送出後所定の時間経過した後次のCNフラグま
たは有声区間が開始されるまで送信を停止する不連続送
信装置と、 前記音声検出器からの信号により音声休止区間に入った
ことを検出したとき、前記音声休止区間中、前記CNフ
ラグと前記適応差分PCM符号化器から出力される符号
化された背景雑音とを前記所定の時間,所定の間隔で送
出すように前記切替器を制御する制御回路とを備えたこ
とを特徴とする音声符号化装置。 - 【請求項3】 音声信号が適応差分PCM符号化され該
音声信号の音声休止区間中所定の間隔で所定の時間の該
音声休止区間を示すCNフラグと適応差分PCM符号化
された背景雑音とが送出された後それぞれ送信が停止さ
れるような信号を受信入力として、 該受信入力を適応差分PCM復号するとともに前記符号
化された背景雑音を復号したときの予測係数を保持し次
に続く前記擬似雑音を該保持した予測係数を用いて復号
する適応差分PCM復号器と、 擬似雑音を発生させる擬似雑音発生器と、 前記受信入力と前記擬似雑音を前記適応差分PCM復号
器に切替え入力する第1の切替器と、 前記適応差分PCM復号器からの復号信号を入力して該
復号信号が前記背景雑音のとき該背景雑音のレベルを保
持し次に続く前記擬似雑音の復号信号レベルを該保持し
た背景雑音の復号信号レベルに等しくなるように補正し
て出力するCN利得調整器と、 前記適応差分PCM復号器の出力と前記CN利得調整器
の出力を切替えて再生信号出力とする第2の切替器と、 前記受信入力から前記CNフラグを検出し該CNフラグ
に続く前記背景雑音が終了したとき前記第1の切替器を
前記擬似雑音発生器側に切替えるとともに前記第2の切
替器を前記CN利得調整器側に切替え、次にCNフラグ
を検出したとき前記第1の切替器を前記受信入力側に切
替えるとともに前記第2の切替器を前記適応差分PCM
復号器側に切替えるように制御する制御回路とを備えた
音声復号装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4069747A JP2518765B2 (ja) | 1991-05-31 | 1992-02-19 | 音声符号化通信方式及びその装置 |
GB9211393A GB2256997B (en) | 1991-05-31 | 1992-05-29 | Voice coding communication system and apparatus |
US08/261,878 US5539858A (en) | 1991-05-31 | 1994-06-17 | Voice coding communication system and apparatus |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15597291 | 1991-05-31 | ||
JP3-155972 | 1991-05-31 | ||
JP4069747A JP2518765B2 (ja) | 1991-05-31 | 1992-02-19 | 音声符号化通信方式及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0583208A JPH0583208A (ja) | 1993-04-02 |
JP2518765B2 true JP2518765B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=26410905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4069747A Expired - Lifetime JP2518765B2 (ja) | 1991-05-31 | 1992-02-19 | 音声符号化通信方式及びその装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5539858A (ja) |
JP (1) | JP2518765B2 (ja) |
GB (1) | GB2256997B (ja) |
Families Citing this family (37)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2110090C (en) * | 1992-11-27 | 1998-09-15 | Toshihiro Hayata | Voice encoder |
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JP3182032B2 (ja) * | 1993-12-10 | 2001-07-03 | 株式会社日立国際電気 | 音声符号化通信方式及びその装置 |
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JP2720800B2 (ja) * | 1994-12-16 | 1998-03-04 | 日本電気株式会社 | 雑音挿入方法および装置 |
SE504010C2 (sv) * | 1995-02-08 | 1996-10-14 | Ericsson Telefon Ab L M | Förfarande och anordning för prediktiv kodning av tal- och datasignaler |
JP2728122B2 (ja) * | 1995-05-23 | 1998-03-18 | 日本電気株式会社 | 無音圧縮音声符号化復号化装置 |
JP2806308B2 (ja) * | 1995-06-30 | 1998-09-30 | 日本電気株式会社 | 音声復号化装置 |
FI105001B (fi) * | 1995-06-30 | 2000-05-15 | Nokia Mobile Phones Ltd | Menetelmä odotusajan selvittämiseksi puhedekooderissa epäjatkuvassa lähetyksessä ja puhedekooderi sekä lähetin-vastaanotin |
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JP3157116B2 (ja) * | 1996-03-29 | 2001-04-16 | 三菱電機株式会社 | 音声符号化伝送システム |
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