JP2518475B2 - ワインダ―とダブルツイスタ―の連結装置 - Google Patents
ワインダ―とダブルツイスタ―の連結装置Info
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Landscapes
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワインダーやオープ
ンエンド、空気精紡機等のパッケージを形成する精紡機
(以後単にワインダーという)とダブルツイスターとの
間で、ワインダーで生産されるパッケージとダブルツイ
スターから排出される空ボビンの供給排出処理を円滑に
行なうための連結装置に関するものである。
ンエンド、空気精紡機等のパッケージを形成する精紡機
(以後単にワインダーという)とダブルツイスターとの
間で、ワインダーで生産されるパッケージとダブルツイ
スターから排出される空ボビンの供給排出処理を円滑に
行なうための連結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダブルツイスターとワインダー間のパッ
ケージと空ボビンの供給排出処理は、従来、大部分人手
によって行なわれていた。
ケージと空ボビンの供給排出処理は、従来、大部分人手
によって行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、従来の二段給
糸型ダブルツイスターにおける人手による空ボビンとパ
ッケージの差換えは、非常に手間が掛かる上に単調なも
のであるので、敬遠され勝ちである。
糸型ダブルツイスターにおける人手による空ボビンとパ
ッケージの差換えは、非常に手間が掛かる上に単調なも
のであるので、敬遠され勝ちである。
【0004】この発明は、このようなダブルツイスター
とワインダー間のパッケージと空ボビンの供給排出処理
を完全に自動化し得る連結装置を提供することを目的と
している。
とワインダー間のパッケージと空ボビンの供給排出処理
を完全に自動化し得る連結装置を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のワインダーとダブルツイスターの連結装
置は、ダブルツイスターの空ボビン搬送路の下流端とパ
ッケージ搬送路の上流端との間に主搬送路及び主搬送路
内に空ボビン挿着トレイが一杯になったときに後続の空
ボビン挿着トレイをパッケージ搬送路に戻す副搬送路が
設けられ、主搬送路に沿って上流側から順に、空ボビン
より残糸をはぎ取ってシュートに落とすストリッパー
と、トレイに挿立のスピンドルから空ボビンを抜取つて
ストリッパーに渡し、同じく解じょ張力調整ガイドを抜
取つてパッケージ挿着位置にあるトレイに挿立のスピン
ドルに挿着するボビンムーバーと、ワインダーよりゲー
トコンベアによって搬入されるパッケージを抜取って前
記パッケージ挿着位置にあるトレイに挿立のスピンドル
に挿着する給糸交換装置と、トレイに挿立のスピンドル
に2段重ねに挿着されたパッケージの各糸端を口出しす
る口出し装置とが配され、更に、シュートに落とされた
空ボビンをワインダーのオートドッフアーに供給するコ
ンベアを備えたものである。
に、この発明のワインダーとダブルツイスターの連結装
置は、ダブルツイスターの空ボビン搬送路の下流端とパ
ッケージ搬送路の上流端との間に主搬送路及び主搬送路
内に空ボビン挿着トレイが一杯になったときに後続の空
ボビン挿着トレイをパッケージ搬送路に戻す副搬送路が
設けられ、主搬送路に沿って上流側から順に、空ボビン
より残糸をはぎ取ってシュートに落とすストリッパー
と、トレイに挿立のスピンドルから空ボビンを抜取つて
ストリッパーに渡し、同じく解じょ張力調整ガイドを抜
取つてパッケージ挿着位置にあるトレイに挿立のスピン
ドルに挿着するボビンムーバーと、ワインダーよりゲー
トコンベアによって搬入されるパッケージを抜取って前
記パッケージ挿着位置にあるトレイに挿立のスピンドル
に挿着する給糸交換装置と、トレイに挿立のスピンドル
に2段重ねに挿着されたパッケージの各糸端を口出しす
る口出し装置とが配され、更に、シュートに落とされた
空ボビンをワインダーのオートドッフアーに供給するコ
ンベアを備えたものである。
【0006】
【作用】上記のように構成されたワインダーとダブルツ
イスターの連続装置においては、2段重ねの空ボビン及
びその間に挟まれた解じょ張力調整ガイドがトレイに挿
立のスピンドル挿着されてダブルツイスターの空ボビン
搬送路から主搬送路に入り、ボビンムーバーの前までく
ると、それによって空ボビンが抜取られ、ボビンストリ
ッパーに渡され、解じょ張力調整ガイドが、パッケージ
挿着位置にあるトレイに挿立のスピンドルに既に挿着さ
れている1つ目のパッケージ上に載せられる。ボビンス
トリッパーでは、残糸がはぎ取られ、その空ボビンはシ
ュートに落とされ、コンベアによってワインダーのオー
トドッフアーに供給される。一方挿着位置では、ワイン
ダーよりゲートコンベアによって搬入されたパツケージ
が給糸交換装置によって抜取られトレイに挿立のスピン
ドルに挿着される。パッケージ及び解じょ張力調整ガイ
ドの挿着が完了したトレイは、口出し装置で各糸端が口
出しされ、トレイ搬送路からダブルツイスターのパッケ
ージ搬送路に送られる。また、主搬送路内に空ボビン挿
着トレイが一杯になると、その空ボビン挿着トレイは、
副搬送路を経てパッケージ搬送路に送られる。
イスターの連続装置においては、2段重ねの空ボビン及
びその間に挟まれた解じょ張力調整ガイドがトレイに挿
立のスピンドル挿着されてダブルツイスターの空ボビン
搬送路から主搬送路に入り、ボビンムーバーの前までく
ると、それによって空ボビンが抜取られ、ボビンストリ
ッパーに渡され、解じょ張力調整ガイドが、パッケージ
挿着位置にあるトレイに挿立のスピンドルに既に挿着さ
れている1つ目のパッケージ上に載せられる。ボビンス
トリッパーでは、残糸がはぎ取られ、その空ボビンはシ
ュートに落とされ、コンベアによってワインダーのオー
トドッフアーに供給される。一方挿着位置では、ワイン
ダーよりゲートコンベアによって搬入されたパツケージ
が給糸交換装置によって抜取られトレイに挿立のスピン
ドルに挿着される。パッケージ及び解じょ張力調整ガイ
ドの挿着が完了したトレイは、口出し装置で各糸端が口
出しされ、トレイ搬送路からダブルツイスターのパッケ
ージ搬送路に送られる。また、主搬送路内に空ボビン挿
着トレイが一杯になると、その空ボビン挿着トレイは、
副搬送路を経てパッケージ搬送路に送られる。
【0007】
【0008】図1ないし図5を参照して、自動ワインダ
ーと2段給糸型ダブルツイスターにおける連結装置を例
にとってこの発明の実施例を説明する。
ーと2段給糸型ダブルツイスターにおける連結装置を例
にとってこの発明の実施例を説明する。
【0009】この連結装置は、図1に示すように、自動
ワインダーとダブルツイスターDTとの間にあってダブ
ルツイスターDTに隣接設置され、その空ボビン搬送路
L2 とパッケージ搬送路L3 とを連結するトレイ搬送用
の主搬送路L1 を有している。この装置と自動ワインダ
ーとは、アーチ状に頭上を渡されたパッケージ搬入用の
ゲートコンベア5と空ボビン搬出用の空ボビンコンベア
6によって連絡されている。
ワインダーとダブルツイスターDTとの間にあってダブ
ルツイスターDTに隣接設置され、その空ボビン搬送路
L2 とパッケージ搬送路L3 とを連結するトレイ搬送用
の主搬送路L1 を有している。この装置と自動ワインダ
ーとは、アーチ状に頭上を渡されたパッケージ搬入用の
ゲートコンベア5と空ボビン搬出用の空ボビンコンベア
6によって連絡されている。
【0010】この連結装置には、主搬送路L1 に沿って
上流側から順に、空ボビンBより残糸をはぎ取つてシュ
ート7に落とすストリッパー2、空ボビンBをトレイT
から抜取つてストリッパー2に渡し、解じょ張力調整ガ
イドGをトレイTから抜取つて給糸交換装置3側に渡す
ボビンムーバー1、ゲートコンベア5によって搬入され
るパッケージPを受取ってトレイTに挿着する給糸交換
装置3、トレイTに2段重ねに挿着されたパッケージP
の糸端を口出しする口出し装置4が配されている。な
お、主搬送路L1 の上流側及び下流側には、それぞれト
レイストッパー8が設置されており、それらの位置で、
空ボビン搬送路L2 から運ばれる空ボビン挿着トレイ、
パッケージ搬送路L3 へ運び込むパッケージ挿着トレイ
が、下流側で準備がきるまで一時止めおかれる。図示し
ていないが、ボビンムーバー1、給糸交換装置3、口出
し装置4の位置にも、作業中にトレイTを止めておくた
めにそれぞれ同様のトレイストッパー8が設置されてい
る。
上流側から順に、空ボビンBより残糸をはぎ取つてシュ
ート7に落とすストリッパー2、空ボビンBをトレイT
から抜取つてストリッパー2に渡し、解じょ張力調整ガ
イドGをトレイTから抜取つて給糸交換装置3側に渡す
ボビンムーバー1、ゲートコンベア5によって搬入され
るパッケージPを受取ってトレイTに挿着する給糸交換
装置3、トレイTに2段重ねに挿着されたパッケージP
の糸端を口出しする口出し装置4が配されている。な
お、主搬送路L1 の上流側及び下流側には、それぞれト
レイストッパー8が設置されており、それらの位置で、
空ボビン搬送路L2 から運ばれる空ボビン挿着トレイ、
パッケージ搬送路L3 へ運び込むパッケージ挿着トレイ
が、下流側で準備がきるまで一時止めおかれる。図示し
ていないが、ボビンムーバー1、給糸交換装置3、口出
し装置4の位置にも、作業中にトレイTを止めておくた
めにそれぞれ同様のトレイストッパー8が設置されてい
る。
【0011】更にこの連結装置には、ダブルツイスター
DTの空ボビン搬送路L2 とパッケージ搬送路L3 とを
短絡する副搬送路L4が設けられている。その副搬送路
L4 は、主搬送路L1 内に空ボビン挿着トレイが一杯に
なり、振分けレバー9が揺動して主搬送路L1 を閉ざし
たときに、その空ボビン挿着トレイをパッケージ搬送路
L3 側に送るものである。
DTの空ボビン搬送路L2 とパッケージ搬送路L3 とを
短絡する副搬送路L4が設けられている。その副搬送路
L4 は、主搬送路L1 内に空ボビン挿着トレイが一杯に
なり、振分けレバー9が揺動して主搬送路L1 を閉ざし
たときに、その空ボビン挿着トレイをパッケージ搬送路
L3 側に送るものである。
【0012】ボビンムーバー1は、図2に示すように、
先端にチャック13を具備し、垂直軸11に沿って上
昇、下降することができ、かつ、空ボビン抜取り位置を
中心にして、図1の点線で示すように、給糸交換装置3
側及びストリッパー2側へ回動し得るチャック支持腕1
2を有している。チャック支持腕12は、その支持部材
14に一端を連結した適当長のチェーン15の他端を上
下動させることによって、上昇、下降される。チャック
13は、通常は空ボビンBや解じょ張力調整ガイドGの
径より大きく開いており、エアーの供給によってそれら
を挟持するようにしてある。また、チャック支持腕12
は通常は、空ボビン抜取り位置の上方で待機している。
先端にチャック13を具備し、垂直軸11に沿って上
昇、下降することができ、かつ、空ボビン抜取り位置を
中心にして、図1の点線で示すように、給糸交換装置3
側及びストリッパー2側へ回動し得るチャック支持腕1
2を有している。チャック支持腕12は、その支持部材
14に一端を連結した適当長のチェーン15の他端を上
下動させることによって、上昇、下降される。チャック
13は、通常は空ボビンBや解じょ張力調整ガイドGの
径より大きく開いており、エアーの供給によってそれら
を挟持するようにしてある。また、チャック支持腕12
は通常は、空ボビン抜取り位置の上方で待機している。
【0013】中間に解じょ張力調整ガイドGを挟持した
2段重ね空ボビン挿着スピンドルSがトレイTに挿立さ
れてダブルツイスターDTの空ボビン搬送路L2 から主
搬送路L1 に進入し、ボビンムーバー1の前まできて停
止すると、チャック支持腕12が少し下降し、チャック
13が上段の空ボビンBを挟持する。その状態でチャッ
ク支持腕12は上昇すると共に、ストリッパー2側へ回
動し、そこでチャック13は空ボビンBを解放して、旧
位置に復帰する。次いで、チャック支持腕12が前回よ
り更に下降し、チャック13が解じょ張力調整ガイドG
を挟持する。その状態でチャック支持腕12は上昇する
と共に、給糸交換装置3の挿着位置で既に1つのパッケ
ージをスピンドルSに挿着しているトレイTの上方まで
回動し、そこでチャック13は解じょ張力調整ガイドG
を解放して、旧位置に復帰する。更に、下段の空ボビン
Bを上段の空ボビンBを場合と同様にてストリッパー側
へ放出する。
2段重ね空ボビン挿着スピンドルSがトレイTに挿立さ
れてダブルツイスターDTの空ボビン搬送路L2 から主
搬送路L1 に進入し、ボビンムーバー1の前まできて停
止すると、チャック支持腕12が少し下降し、チャック
13が上段の空ボビンBを挟持する。その状態でチャッ
ク支持腕12は上昇すると共に、ストリッパー2側へ回
動し、そこでチャック13は空ボビンBを解放して、旧
位置に復帰する。次いで、チャック支持腕12が前回よ
り更に下降し、チャック13が解じょ張力調整ガイドG
を挟持する。その状態でチャック支持腕12は上昇する
と共に、給糸交換装置3の挿着位置で既に1つのパッケ
ージをスピンドルSに挿着しているトレイTの上方まで
回動し、そこでチャック13は解じょ張力調整ガイドG
を解放して、旧位置に復帰する。更に、下段の空ボビン
Bを上段の空ボビンBを場合と同様にてストリッパー側
へ放出する。
【0014】ストリッパー2は、図3に示すように、空
ボビンBの下端を挟持するチャック21を有しており、
通常は、ボビンムーバー1のチャック13から解放され
る空ボビンBを受取るべく、チャック21を開いて待機
している。チャック21は、上下の位置は不変である
が、エアーシリンダー22によって互いに離接し、空ボ
ビンBを受入れると同時に接近して空ボビンBを把持す
るようにさている。チャック21の上方には、ダクトに
連通する糸吸引パイプ23及びその中に摺動自在に支持
され、かつ、図示しないバネによって上方に付勢されて
おり、糸剥ぎ取り作業時にエアーシリンダー25によっ
て下方に移動するプッシャー24が設けられている。チ
ャック21がボビンムーバー1のチャック13から空ボ
ビンBを受け取って把持すると、エアーシリンダー25
が働いてプッシャー24が下降し、空ボビンBを押し下
げる。空ボビンBの下降につれてチャック21は空ボビ
ンBの円錐状外径に合わせて徐々に接近する。空ボビン
Bに残糸が有れば、その糸は、チャック21の縁にしご
かれて空ボビンBから剥ぎ取られる。こうしてプッシャ
ー24が空ボビンBを下げきると、プッシャー24は若
干上昇し、剥ぎ取られた残糸は糸吸引パイプ23に吸わ
れて排出される。また、空ボビンBはシュート7上に落
とされ、そこから一定間隔毎に設けられた空ボビンコン
ベア6の載置板61にすくい取られて自動ワインダー側
のオートドッーファーに供給される。
ボビンBの下端を挟持するチャック21を有しており、
通常は、ボビンムーバー1のチャック13から解放され
る空ボビンBを受取るべく、チャック21を開いて待機
している。チャック21は、上下の位置は不変である
が、エアーシリンダー22によって互いに離接し、空ボ
ビンBを受入れると同時に接近して空ボビンBを把持す
るようにさている。チャック21の上方には、ダクトに
連通する糸吸引パイプ23及びその中に摺動自在に支持
され、かつ、図示しないバネによって上方に付勢されて
おり、糸剥ぎ取り作業時にエアーシリンダー25によっ
て下方に移動するプッシャー24が設けられている。チ
ャック21がボビンムーバー1のチャック13から空ボ
ビンBを受け取って把持すると、エアーシリンダー25
が働いてプッシャー24が下降し、空ボビンBを押し下
げる。空ボビンBの下降につれてチャック21は空ボビ
ンBの円錐状外径に合わせて徐々に接近する。空ボビン
Bに残糸が有れば、その糸は、チャック21の縁にしご
かれて空ボビンBから剥ぎ取られる。こうしてプッシャ
ー24が空ボビンBを下げきると、プッシャー24は若
干上昇し、剥ぎ取られた残糸は糸吸引パイプ23に吸わ
れて排出される。また、空ボビンBはシュート7上に落
とされ、そこから一定間隔毎に設けられた空ボビンコン
ベア6の載置板61にすくい取られて自動ワインダー側
のオートドッーファーに供給される。
【0015】給糸交換装置3は、図4に示すように、上
下動が可能な摺動枠31と、摺動枠31に取付けられ、
ゲートコンベアー5の等間隔に植えられたペグ51から
パッケージPを抜き取る抜取り位置と給糸交換装置3の
前で待機しているトレイTにパッケージPを差し込む挿
着位置との間を水平方向に摺動するチャック支持体32
と、チャック支持体32に支持され、チャック支持体3
2が挿着位置にきたときに90°回転するチャック33
とからなっている。チャック33は、通常は上下に開い
て抜取り位置で待機しており、ゲートコンベアー5垂直
部のペグ51に横向けに支持されて運ばれるパッケージ
Pのボビン先端を受入れると同時にエアーの供給によっ
て閉じるようになっている。摺動枠31の取付け体34
は、軸35に支持され、スクリュー軸36の回転によっ
て上下動することができる。また、チャック33の回転
はエアーシリンダー37によってなされる。
下動が可能な摺動枠31と、摺動枠31に取付けられ、
ゲートコンベアー5の等間隔に植えられたペグ51から
パッケージPを抜き取る抜取り位置と給糸交換装置3の
前で待機しているトレイTにパッケージPを差し込む挿
着位置との間を水平方向に摺動するチャック支持体32
と、チャック支持体32に支持され、チャック支持体3
2が挿着位置にきたときに90°回転するチャック33
とからなっている。チャック33は、通常は上下に開い
て抜取り位置で待機しており、ゲートコンベアー5垂直
部のペグ51に横向けに支持されて運ばれるパッケージ
Pのボビン先端を受入れると同時にエアーの供給によっ
て閉じるようになっている。摺動枠31の取付け体34
は、軸35に支持され、スクリュー軸36の回転によっ
て上下動することができる。また、チャック33の回転
はエアーシリンダー37によってなされる。
【0016】ゲートコンベアー5によって横向けに運ば
れたパッケージPのボビン先端が抜取り位置で待機して
いるチャック33の間にくると、チャック33が閉じて
パッケージPを挟持する。次いでチャック33は、チャ
ック支持体32と共に挿着位置へ移動し、そこで90°
回転して挟持しているパッケージPの姿勢を垂直にする
と、摺動枠31と共に下降して開き、挟持しているパッ
ケージPがトレイTに挿立しているスピンドルPに差し
込まれる。
れたパッケージPのボビン先端が抜取り位置で待機して
いるチャック33の間にくると、チャック33が閉じて
パッケージPを挟持する。次いでチャック33は、チャ
ック支持体32と共に挿着位置へ移動し、そこで90°
回転して挟持しているパッケージPの姿勢を垂直にする
と、摺動枠31と共に下降して開き、挟持しているパッ
ケージPがトレイTに挿立しているスピンドルPに差し
込まれる。
【0017】口出し装置4は、図5に示すように、トレ
イTのスピンドルSに2段重ねにされた各パッケージP
の周側面の上下方向に沿う2つの開口41a、41bを
有し、各パッケージPの周側面に接近して各糸端を吸引
保持してから後退するサクションマウス41と、上縁に
凹部42aを有し、下方の待機位置から上昇してサクシ
ョンマウス41と各パッケージPとの間に渡っている各
糸Y1、Y2 を引っかけ、スピンドルSの上端より上方
に上昇するヤーンガイド42と、前縁に凹部43aを有
し、ヤーンガイド42と各パッケージPとの間に渡って
いる各糸Y1 、Y2 を引っかけて後方の待機位置からス
ピンドルSの上端まで前進するヤーンガイド43と、サ
クションマウス41によって各糸Y1 、Y2 を吸引する
ときに糸を解じょする方向に、ヤーンガイド43がスピ
ンドルS上端まで前進するときに糸を巻付ける方向にそ
れぞれトレイTを糸を回転させる装置44からなってい
る。サクションマウス41の内部には、スピンドルS上
端への糸巻付け長を所定長に定めるために吸込んだ糸を
切断保持する図示しないシャッターカッターが設けられ
ている。
イTのスピンドルSに2段重ねにされた各パッケージP
の周側面の上下方向に沿う2つの開口41a、41bを
有し、各パッケージPの周側面に接近して各糸端を吸引
保持してから後退するサクションマウス41と、上縁に
凹部42aを有し、下方の待機位置から上昇してサクシ
ョンマウス41と各パッケージPとの間に渡っている各
糸Y1、Y2 を引っかけ、スピンドルSの上端より上方
に上昇するヤーンガイド42と、前縁に凹部43aを有
し、ヤーンガイド42と各パッケージPとの間に渡って
いる各糸Y1 、Y2 を引っかけて後方の待機位置からス
ピンドルSの上端まで前進するヤーンガイド43と、サ
クションマウス41によって各糸Y1 、Y2 を吸引する
ときに糸を解じょする方向に、ヤーンガイド43がスピ
ンドルS上端まで前進するときに糸を巻付ける方向にそ
れぞれトレイTを糸を回転させる装置44からなってい
る。サクションマウス41の内部には、スピンドルS上
端への糸巻付け長を所定長に定めるために吸込んだ糸を
切断保持する図示しないシャッターカッターが設けられ
ている。
【0018】挿着位置で給糸交換装置3によってパッケ
ージPが2段重ねにされ、その間にボビンムーバー1に
よって解じょ張力調整ガイドGが挿着されたトレイT
が、主搬送路L1 を移動して口出し装置4の前にくる
と、サクションマウス41が前進して各パッケージPの
周側面から各糸Y1 、Y2 を吸引して後退する。そのと
きトレイTは回転装置44によって糸解じょ方向に回転
される。そこへヤーンガイド42が上昇して各糸Y1 、
Y2 を引っかけ、スピンドルS上端より上方で止まる。
その後そこへヤーンガイド43が前進して各糸Y1 、Y
2 を引っかけ、スピンドルSの上端まで前進し、回転装
置44がトレイTを糸巻付け方向に回転させると、各糸
Y1 、Y2 は、スピンドルS上端に巻付けられ、サクシ
ョンパイプ45を作動して残りの各糸端がスピンドルS
中空部内に吸込まれる。こうして糸端を口出しされた2
段重ねさねのパッケージPは、主搬送路L1 を移動して
ダブルツイスターDTに送られる。なお、ヤーンガイド
43を廃止し、ヤーンガイド42が各糸Y1 、Y2 を引
っかけて上昇した後に、引き続いて前進して各糸Y1 、
Y2 をスピンドルSの上端まで運ぶようにしてもよい。
ージPが2段重ねにされ、その間にボビンムーバー1に
よって解じょ張力調整ガイドGが挿着されたトレイT
が、主搬送路L1 を移動して口出し装置4の前にくる
と、サクションマウス41が前進して各パッケージPの
周側面から各糸Y1 、Y2 を吸引して後退する。そのと
きトレイTは回転装置44によって糸解じょ方向に回転
される。そこへヤーンガイド42が上昇して各糸Y1 、
Y2 を引っかけ、スピンドルS上端より上方で止まる。
その後そこへヤーンガイド43が前進して各糸Y1 、Y
2 を引っかけ、スピンドルSの上端まで前進し、回転装
置44がトレイTを糸巻付け方向に回転させると、各糸
Y1 、Y2 は、スピンドルS上端に巻付けられ、サクシ
ョンパイプ45を作動して残りの各糸端がスピンドルS
中空部内に吸込まれる。こうして糸端を口出しされた2
段重ねさねのパッケージPは、主搬送路L1 を移動して
ダブルツイスターDTに送られる。なお、ヤーンガイド
43を廃止し、ヤーンガイド42が各糸Y1 、Y2 を引
っかけて上昇した後に、引き続いて前進して各糸Y1 、
Y2 をスピンドルSの上端まで運ぶようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0020】 即ち、ワインダーとダブルツイスター間
のパッケージと空ボビンの供給排出処理を、人手を要せ
ず、完全に自動化することができるようになった。ま
た、主搬送路に副搬送路を併設したので、主搬送路内に
ボビンが一杯になっても、空ボビン搬送路の機能、延い
ては、ダブルツイスターの機能を損なうことはない。
のパッケージと空ボビンの供給排出処理を、人手を要せ
ず、完全に自動化することができるようになった。ま
た、主搬送路に副搬送路を併設したので、主搬送路内に
ボビンが一杯になっても、空ボビン搬送路の機能、延い
ては、ダブルツイスターの機能を損なうことはない。
【図1】この発明のワインダーとダブルツイスターの連
結装置の平面図である。
結装置の平面図である。
【図2】ボビンムーバーの側面図である。
【図3】ストリッパーの側面図である。
【図4】給糸交換装置の側面図である。
【図5】口出し装置の概略斜視図である。
1 ボビンムーバー 2 ストリッパー 3 給糸交換装置 4 口出し装置 5 ゲートコンベア 6 空ボビンコンベア 7 シュート B ボビン DT ダブルツイスター G 解じょ張力調整ガイド L1 主搬送路 L2 空ボビン搬送路 L3 パッケージ搬送路L 4 副搬送路 P パッケージ S スピンドル T トレイ
Claims (1)
- 【請求項1】 ダブルツイスターの空ボビン搬送路の下
流端とパッケージ搬送路の上流端との間に主搬送路及び
主搬送路内に空ボビン挿着トレイが一杯になったときに
後続の空ボビン挿着トレイをパッケージ搬送路に戻す副
搬送路が設けられ、主搬送路に沿って上流側から順に、
空ボビンより残糸をはぎ取ってシュートに落とすストリ
ッパーと、トレイに挿立のスピンドルから空ボビンを抜
取つてストリッパーに渡し、同じく解じょ張力調整ガイ
ドを抜取つてパッケージ挿着位置にあるトレイに挿立の
スピンドルに挿着するボビンムーバーと、ワインダーよ
りゲートコンベアによって搬入されるパッケージを抜取
って前記パッケージ挿着位置にあるトレイに挿立のスピ
ンドルに挿着する給糸交換装置と、トレイに挿立のスピ
ンドルに2段重ねに挿着されたパッケージの各糸端を口
出しする口出し装置とが配され、更に、シュートに落と
された空ボビンをワインダーのオートドッフアーに供給
するコンベアを備えたワインダーとダブルツイスターの
連結装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3180363A JP2518475B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | ワインダ―とダブルツイスタ―の連結装置 |
US07/870,550 US5349807A (en) | 1991-04-19 | 1992-04-17 | Robot apparatus for double twister |
ITRM920289A IT1254325B (it) | 1991-04-19 | 1992-04-17 | Dispositivo a robot per torcitoio a doppia torsione. |
DE4213048A DE4213048A1 (de) | 1991-04-19 | 1992-04-21 | Roboter fuer eine doppeldrahtzwirnmaschine und verfahren zum betrieb desselben |
CH01287/92A CH686679A5 (de) | 1991-04-19 | 1992-04-21 | Verfahren zum Beheben eines Fadenbruchs in einer Doppeldrahtzwirnmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3180363A JP2518475B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | ワインダ―とダブルツイスタ―の連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05771A JPH05771A (ja) | 1993-01-08 |
JP2518475B2 true JP2518475B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=16081938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3180363A Expired - Fee Related JP2518475B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-06-24 | ワインダ―とダブルツイスタ―の連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518475B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0426886B1 (de) * | 1989-11-07 | 1993-10-20 | Palitex Project-Company GmbH | Betriebsverfahren und Vorrichtung zur Übergabe einerseits von Einzelspulen oder Spulengruppen von einer Spulmaschine oder einer Fach- oder Spinnmaschine an eine Spulentransporteinrichtung und andererseits von leeren Spulenhülsen von der Transporteinrichtung an die Spulmaschine oder die Fach- oder Spinnmaschine |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP3180363A patent/JP2518475B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05771A (ja) | 1993-01-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |