JP2515560Y2 - 屈撓式筆記具のロック装置 - Google Patents
屈撓式筆記具のロック装置Info
- Publication number
- JP2515560Y2 JP2515560Y2 JP6551093U JP6551093U JP2515560Y2 JP 2515560 Y2 JP2515560 Y2 JP 2515560Y2 JP 6551093 U JP6551093 U JP 6551093U JP 6551093 U JP6551093 U JP 6551093U JP 2515560 Y2 JP2515560 Y2 JP 2515560Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- writing instrument
- bending
- cylinder
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は屈撓式筆記具の改良に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の屈撓式筆記具は、前方外筒と後方
外筒を屈撓自在に連結し、その屈撓操作によって前方外
筒の先端よりシャ−プペン或はボ−ルペン等の芯(筆記
芯と云う。)を出没させるようになっている。
外筒を屈撓自在に連結し、その屈撓操作によって前方外
筒の先端よりシャ−プペン或はボ−ルペン等の芯(筆記
芯と云う。)を出没させるようになっている。
【0003】
【従来技術の欠点】然し乍らこの屈撓式筆記具は不使用
時において不用意の衝撃等により屈撓して筆記芯が突出
し衣服等を汚す虞があり、又不使用時と使用時の軸長は
殆ど同じでワイシャツ等の浅いポケットによく納めるこ
とが出来ず落すなどの虞がある。
時において不用意の衝撃等により屈撓して筆記芯が突出
し衣服等を汚す虞があり、又不使用時と使用時の軸長は
殆ど同じでワイシャツ等の浅いポケットによく納めるこ
とが出来ず落すなどの虞がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこれらの欠点
を解消すべく開発されたもので、不使用時には不用意の
衝撃等が加わっても屈撓することのないようにして、不
用意に筆記芯が突出して衣服等を汚す虞のないように
し、又不使用時には軸長を短くして浅いワイシャツのポ
ケットなどによく納めることの出来るようにしようとす
るものである。
を解消すべく開発されたもので、不使用時には不用意の
衝撃等が加わっても屈撓することのないようにして、不
用意に筆記芯が突出して衣服等を汚す虞のないように
し、又不使用時には軸長を短くして浅いワイシャツのポ
ケットなどによく納めることの出来るようにしようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案を図示の実施例に
より詳記すると、前方外筒1と後方外筒2を屈撓自在に
連結して屈撓操作によって筆記芯3を出没させる屈撓式
筆記具4において、後方外筒2に掛止ピン5,5を介在
してロック筒6を摺動自在に緊入し、ロック筒6の前端
の掛止部6’は掛止ピン5,5に掛止自在とすると共
に、前方外筒1に進入自在としたものである。屈撓式筆
記具4はボ−ルペン或はシャ−プペンシルの何れにも具
現できるものである。
より詳記すると、前方外筒1と後方外筒2を屈撓自在に
連結して屈撓操作によって筆記芯3を出没させる屈撓式
筆記具4において、後方外筒2に掛止ピン5,5を介在
してロック筒6を摺動自在に緊入し、ロック筒6の前端
の掛止部6’は掛止ピン5,5に掛止自在とすると共
に、前方外筒1に進入自在としたものである。屈撓式筆
記具4はボ−ルペン或はシャ−プペンシルの何れにも具
現できるものである。
【0006】図1のものはボ−ルペン式の屈撓式筆記具
4に具現したものであり、この屈撓式筆記具4は、前方
外筒1と後方外筒2を屈撓自在とする屈撓機構7と、屈
撓操作により出入するボ−ルペンリヒ−ル8のボ−ル芯
3(筆記芯3)の停止機構9とよりなり、屈撓機構7は
前方外筒1の後部に嵌合部10を形成した固着体11を
介して後方に突設した主軸パイプ12と後方外筒2の先
端に螺着した屈撓滑器13とよりなり、主軸パイプ12
には強弾力の発条14を介して前記屈撓滑器13を貫通
し、屈撓滑器13の先端部は丸味を帯びた先端に先細り
の先端滑部15となっていて、該先端滑部15は嵌合部
10に嵌合すると共に、屈撓滑器13の内壁に周設した
挟持鍔16を前記発条14と主軸パイプ12に固定の屈
撓固定具17の前面部により強圧縮して挟持してある。
4に具現したものであり、この屈撓式筆記具4は、前方
外筒1と後方外筒2を屈撓自在とする屈撓機構7と、屈
撓操作により出入するボ−ルペンリヒ−ル8のボ−ル芯
3(筆記芯3)の停止機構9とよりなり、屈撓機構7は
前方外筒1の後部に嵌合部10を形成した固着体11を
介して後方に突設した主軸パイプ12と後方外筒2の先
端に螺着した屈撓滑器13とよりなり、主軸パイプ12
には強弾力の発条14を介して前記屈撓滑器13を貫通
し、屈撓滑器13の先端部は丸味を帯びた先端に先細り
の先端滑部15となっていて、該先端滑部15は嵌合部
10に嵌合すると共に、屈撓滑器13の内壁に周設した
挟持鍔16を前記発条14と主軸パイプ12に固定の屈
撓固定具17の前面部により強圧縮して挟持してある。
【0007】ボ−ルペンリヒ−ル8の停止機構9は、ボ
−ルペンリヒ−ル8の口金18の内部空所19に設けて
ボ−ルペンリヒ−ル8を後方に押圧する発条20と、ボ
−ルペンリヒ−ル8が挿入されて主軸パイプ12を貫通
して後方に突出する挿入筒21と、挿入筒21の前方部
に固定され後方に広がる押拡用カム22と、該押拡用カ
ム22を所定間隔をもたせて固定したストッパ−23の
間に前後に遊動自在に貫通した遊動リング24と、前方
外筒1の内壁に三本以上の弾性ロック爪25、25と、
挿入筒21の後端を円錐状とした滑頭部26が押当する
円錐面27を設けた押当体28よりなり、押当体28は
後方外筒2の内壁に固定してある。図中29はクリッ
プ、30は上部キャップ。
−ルペンリヒ−ル8の口金18の内部空所19に設けて
ボ−ルペンリヒ−ル8を後方に押圧する発条20と、ボ
−ルペンリヒ−ル8が挿入されて主軸パイプ12を貫通
して後方に突出する挿入筒21と、挿入筒21の前方部
に固定され後方に広がる押拡用カム22と、該押拡用カ
ム22を所定間隔をもたせて固定したストッパ−23の
間に前後に遊動自在に貫通した遊動リング24と、前方
外筒1の内壁に三本以上の弾性ロック爪25、25と、
挿入筒21の後端を円錐状とした滑頭部26が押当する
円錐面27を設けた押当体28よりなり、押当体28は
後方外筒2の内壁に固定してある。図中29はクリッ
プ、30は上部キャップ。
【0008】又図2に示すものは、芯繰出式のシャ−プ
ペンシルに具現したものであるが、前方外筒1と後方外
筒2を屈撓自在とする屈撓機構7は図1のボ−ルペンと
同じであるが、主軸パイプ12に挿通せる芯筒31(ボ
−ルペンリヒ−ルの挿入筒21に相当する)の上端にキ
ャップ32が被冠され、キャップ32の滑頭部26が円
錐面27に押当している。この場合は屈撓機構7の屈撓
操作により円錐面27の内面がキャップ32、芯筒31
を前後動させ、この前後動により芯3(筆記芯3)が順
に繰り出される。芯3を引込ませる場合は前方外筒1と
後方外筒2を屈撓させた状態で芯3を押し込むようにな
っている。
ペンシルに具現したものであるが、前方外筒1と後方外
筒2を屈撓自在とする屈撓機構7は図1のボ−ルペンと
同じであるが、主軸パイプ12に挿通せる芯筒31(ボ
−ルペンリヒ−ルの挿入筒21に相当する)の上端にキ
ャップ32が被冠され、キャップ32の滑頭部26が円
錐面27に押当している。この場合は屈撓機構7の屈撓
操作により円錐面27の内面がキャップ32、芯筒31
を前後動させ、この前後動により芯3(筆記芯3)が順
に繰り出される。芯3を引込ませる場合は前方外筒1と
後方外筒2を屈撓させた状態で芯3を押し込むようにな
っている。
【0009】尚後方外筒2の後端とロック筒6の上部キ
ャップ30は互に図示しない磁着、或は掛合手段等によ
り止着するようにして不用意にロック筒6が摺動しない
ようにしておくことも出来るが、図示のものはクリップ
29の取付け部29’が後方外筒2の後端に接触して緊
動するようにしてある。
ャップ30は互に図示しない磁着、或は掛合手段等によ
り止着するようにして不用意にロック筒6が摺動しない
ようにしておくことも出来るが、図示のものはクリップ
29の取付け部29’が後方外筒2の後端に接触して緊
動するようにしてある。
【0010】
【作用】本案は以上の如く具現されるものであり、筆記
中はロック筒6の先端の掛止部6’が屈撓機構7位置に
掛からないよう図1、2の実線位置に引き伸ばし、屈撓
機構7の屈撓操作により筆記芯3を突出させる。
中はロック筒6の先端の掛止部6’が屈撓機構7位置に
掛からないよう図1、2の実線位置に引き伸ばし、屈撓
機構7の屈撓操作により筆記芯3を突出させる。
【0011】不使用のときは筆記芯3を引っ込ませ、ロ
ック筒6の先端の掛止部6’を前方外筒1に進入させて
屈撓機構7位置がロック筒6内に隠蔽されるようロック
筒6を押し込む。
ック筒6の先端の掛止部6’を前方外筒1に進入させて
屈撓機構7位置がロック筒6内に隠蔽されるようロック
筒6を押し込む。
【0012】本案は叙上の如く、前方外筒1と後方外筒
2を屈撓自在に連結して屈撓操作によって筆記芯3を前
方外筒1の先端より出没させる屈撓式筆記具4におい
て、後方外筒2に掛止ピン5,5を介在してロック筒6
を摺動自在に緊入し、ロック筒6の前端は掛止ピン5,
5に掛止自在とすると共に、前方外筒1に進入自在とし
てあるので、不使用時にはロック筒6を前方外筒1に進
入させて不用意の衝撃等が加わっても屈撓することなく
筆記芯が突出して衣服等を汚す虞がなく、又不使用時は
ロック筒6を前方外筒1方向に進入させて軸長を短くし
て納めることができ、ワイシャツの浅いポケットなどに
も充分納めることができ、落したりすることが少ない。
2を屈撓自在に連結して屈撓操作によって筆記芯3を前
方外筒1の先端より出没させる屈撓式筆記具4におい
て、後方外筒2に掛止ピン5,5を介在してロック筒6
を摺動自在に緊入し、ロック筒6の前端は掛止ピン5,
5に掛止自在とすると共に、前方外筒1に進入自在とし
てあるので、不使用時にはロック筒6を前方外筒1に進
入させて不用意の衝撃等が加わっても屈撓することなく
筆記芯が突出して衣服等を汚す虞がなく、又不使用時は
ロック筒6を前方外筒1方向に進入させて軸長を短くし
て納めることができ、ワイシャツの浅いポケットなどに
も充分納めることができ、落したりすることが少ない。
【図1】本案のロック装置を施したボ−ルペン方式の屈
撓式筆記具の断面説明図
撓式筆記具の断面説明図
【図2】本案のロック装置を施したシャ−プペンシル方
式の屈撓式筆記具の断面説明図
式の屈撓式筆記具の断面説明図
1は前方外筒 2は後方外筒 3は筆記芯 4は屈撓式筆記具 5は掛止ピン 6はロック筒 7は屈撓機構
Claims (1)
- 【請求項1】 前方外筒1と後方外筒2を屈撓自在に連
結して屈撓操作によって筆記芯3を前方外筒1の先端よ
り出没させる屈撓式筆記具4において、後方外筒2に掛
止ピン5,5を介在してロック筒6を摺動自在に緊入
し、ロック筒6の前端は掛止ピン5,5に掛止自在とす
ると共に、前方外筒1に進入自在とした屈撓式筆記具の
ロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6551093U JP2515560Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 屈撓式筆記具のロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6551093U JP2515560Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 屈撓式筆記具のロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0728676U JPH0728676U (ja) | 1995-05-30 |
JP2515560Y2 true JP2515560Y2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=13289131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6551093U Expired - Lifetime JP2515560Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 屈撓式筆記具のロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515560Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP6551093U patent/JP2515560Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0728676U (ja) | 1995-05-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |