JP2515559B2 - 液晶表示パネルの駆動方法 - Google Patents
液晶表示パネルの駆動方法Info
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- JP2515559B2 JP2515559B2 JP62240324A JP24032487A JP2515559B2 JP 2515559 B2 JP2515559 B2 JP 2515559B2 JP 62240324 A JP62240324 A JP 62240324A JP 24032487 A JP24032487 A JP 24032487A JP 2515559 B2 JP2515559 B2 JP 2515559B2
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- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は液晶カラーテレビ等に用いられる液晶表示
パネルの駆動方法に関する。
パネルの駆動方法に関する。
「従来の技術」 液晶表示パネル1を駆動するための駆動回路にはテレ
ビ受像機内の他の回路より、第5図に示すように、映像
信号、即ち、赤色信号VR、緑色信号VG、青色信号VB、が
それぞれ端子2R,2G,2Bに与えられ、また水平ドットクロ
ックCP、水平同期信号HS、垂直同期信号VSがそれぞれ入
力端子3,4,5に与えられる。映像信号VR,VG,VBはアナロ
グマルチプレクサ6において、各行毎に液晶表示パネル
の各行の画素(ピクセル)の色配列順序に合致するよう
な順序に並べ換えられて、信号線lx,ly,lzに送出され
る。即ち、表示パネル1の色画素配列が例えば第6図に
示すようなダイアゴナル色配列であるとすれば、表示パ
ネル1の第1行を駆動すべき映像信号がアナログマルチ
プレクサ6に入力した場合には、信号線lx,ly,lzにはそ
れぞれ映像信号VR,VG,VBが出力され、第2行を駆動すべ
き映像信号の場合には、それぞれ、映像信号VB,VR,VGが
出力される。1水平期間分(1行分)のこれらの映像信
号がソースドライバ8内のサンプルホールド回路(図示
せず)に左端より、例えばVR,VG,VB,VR,VG,VB…の順序
で記憶された後、ゲートドライバ9によって、ゲート駆
動線10iの1つが順次選択駆動されると共に、ソースド
ライバ8より上記1行分の映像信号が一斉にソース駆動
線111〜11nに出力され、サンプルホールドされていた映
像信号がi行のピクセルに転送されて表示される。この
ようにして、1行分の映像信号が順次表示されて1フィ
ールドの画面が構成される。
ビ受像機内の他の回路より、第5図に示すように、映像
信号、即ち、赤色信号VR、緑色信号VG、青色信号VB、が
それぞれ端子2R,2G,2Bに与えられ、また水平ドットクロ
ックCP、水平同期信号HS、垂直同期信号VSがそれぞれ入
力端子3,4,5に与えられる。映像信号VR,VG,VBはアナロ
グマルチプレクサ6において、各行毎に液晶表示パネル
の各行の画素(ピクセル)の色配列順序に合致するよう
な順序に並べ換えられて、信号線lx,ly,lzに送出され
る。即ち、表示パネル1の色画素配列が例えば第6図に
示すようなダイアゴナル色配列であるとすれば、表示パ
ネル1の第1行を駆動すべき映像信号がアナログマルチ
プレクサ6に入力した場合には、信号線lx,ly,lzにはそ
れぞれ映像信号VR,VG,VBが出力され、第2行を駆動すべ
き映像信号の場合には、それぞれ、映像信号VB,VR,VGが
出力される。1水平期間分(1行分)のこれらの映像信
号がソースドライバ8内のサンプルホールド回路(図示
せず)に左端より、例えばVR,VG,VB,VR,VG,VB…の順序
で記憶された後、ゲートドライバ9によって、ゲート駆
動線10iの1つが順次選択駆動されると共に、ソースド
ライバ8より上記1行分の映像信号が一斉にソース駆動
線111〜11nに出力され、サンプルホールドされていた映
像信号がi行のピクセルに転送されて表示される。この
ようにして、1行分の映像信号が順次表示されて1フィ
ールドの画面が構成される。
ところでテレビジョン方式では画面を分解及び組立て
るための走査は、NTSC方式を例にとると、第7図に示す
ように、まず、走査線1−1′,3−3′,5−5′,…52
5-525′のように1行空けて走査し、次に走査線0−
0′,2−2′,4−4′,…524-524′が最初の走査線の
間に入るように走査する。つまり2回の垂直走査によっ
て画面全体の走査が完了する。このような走査は飛越走
査(インターレーススキャンニング)と言われる。ま
た、この飛越走査による1回の垂直走査をフィールド走
査といい、2回のフィールド走査による完全な走査をフ
レーム走査といっている。飛越走査を行う理由は1フィ
ールドの走査時間を短くすることにより、画面のちらつ
きを少くするためである。上記2回のフィールド走査の
第1の走査は奇数フィールド走査、第2の走査は偶数フ
ィールド走査と言われる。
るための走査は、NTSC方式を例にとると、第7図に示す
ように、まず、走査線1−1′,3−3′,5−5′,…52
5-525′のように1行空けて走査し、次に走査線0−
0′,2−2′,4−4′,…524-524′が最初の走査線の
間に入るように走査する。つまり2回の垂直走査によっ
て画面全体の走査が完了する。このような走査は飛越走
査(インターレーススキャンニング)と言われる。ま
た、この飛越走査による1回の垂直走査をフィールド走
査といい、2回のフィールド走査による完全な走査をフ
レーム走査といっている。飛越走査を行う理由は1フィ
ールドの走査時間を短くすることにより、画面のちらつ
きを少くするためである。上記2回のフィールド走査の
第1の走査は奇数フィールド走査、第2の走査は偶数フ
ィールド走査と言われる。
従来のインターレース方式に対する対処法 (a)液晶表示パネルの表示行数を半減して、奇数フィ
ールドの第i行の信号と偶数フィールドの第i行の信号
を共に表示パネルの同じ行に表示する方法が行われてい
る。その際表示する映像信号の色配列は表示パネルの各
行毎の画素の色配列順序に合致させることは勿論であ
る。液晶表示素子は寿命の点で直流駆動ができないの
で、フィールド毎に液晶に印加する映像信号の極性を反
転させる。従って交流駆動の周期は33.3mS(30Hz相当)
である。
ールドの第i行の信号と偶数フィールドの第i行の信号
を共に表示パネルの同じ行に表示する方法が行われてい
る。その際表示する映像信号の色配列は表示パネルの各
行毎の画素の色配列順序に合致させることは勿論であ
る。液晶表示素子は寿命の点で直流駆動ができないの
で、フィールド毎に液晶に印加する映像信号の極性を反
転させる。従って交流駆動の周期は33.3mS(30Hz相当)
である。
(b)液晶パネル駆動装置に、第8図に示すように、1
行分のラインメモリ20a,20bを並列的に設置し、奇数フ
ィールドの第k行の映像信号をラインメモリ20aにスト
アし、次に奇数フィールドの第k+1行の映像信号をラ
インメモリ20bにストアし、その間に、先にラインメモ
リ20aにストアした第k行分の映像信号を倍速にて2回
読出して、表示パネルの第1行と第2行とに、それぞれ
の行の色配列に合致するように表示する。同様に奇数フ
ィールドの第k+2行の映像信号はラインメモリ20aに
ストアされ、その間に、先にストアしたラインメモリ20
bの奇数フィールドの第k+1行の映像信号を倍速にて
2回読出して、表示パネルの第3行と第4行とに、それ
ぞれの行の色配列に合致するように表示する。
行分のラインメモリ20a,20bを並列的に設置し、奇数フ
ィールドの第k行の映像信号をラインメモリ20aにスト
アし、次に奇数フィールドの第k+1行の映像信号をラ
インメモリ20bにストアし、その間に、先にラインメモ
リ20aにストアした第k行分の映像信号を倍速にて2回
読出して、表示パネルの第1行と第2行とに、それぞれ
の行の色配列に合致するように表示する。同様に奇数フ
ィールドの第k+2行の映像信号はラインメモリ20aに
ストアされ、その間に、先にストアしたラインメモリ20
bの奇数フィールドの第k+1行の映像信号を倍速にて
2回読出して、表示パネルの第3行と第4行とに、それ
ぞれの行の色配列に合致するように表示する。
以下同様にして、第9図に示すように一方のメモリに
映像信号をストアしている間に、前の水平時間に他方の
メモリにストアされた映像信号が2回読出されて、表示
パネルの2行分に表示される。この方式はダブルスキャ
ン方式と言われる。ラインメモリ20a,20bは16階調のア
ナログ色信号を表わす2進4桁又はそれ以上のディジタ
ル信号をストアできるようになっている。従ってメモリ
の前段にA/Dコンバータ21、後段にD/Aコンバータ22が設
置される。
映像信号をストアしている間に、前の水平時間に他方の
メモリにストアされた映像信号が2回読出されて、表示
パネルの2行分に表示される。この方式はダブルスキャ
ン方式と言われる。ラインメモリ20a,20bは16階調のア
ナログ色信号を表わす2進4桁又はそれ以上のディジタ
ル信号をストアできるようになっている。従ってメモリ
の前段にA/Dコンバータ21、後段にD/Aコンバータ22が設
置される。
このようにして奇数フィールドの第k行、第k+1
行、…の映像信号は表示パネルの、第1行と第2行、第
3行と第4行、…と順次表示される。
行、…の映像信号は表示パネルの、第1行と第2行、第
3行と第4行、…と順次表示される。
偶数フィールドにおいては偶数フィールドの第k行の
映像信号は第1行に表示され、第k+1,第k+2,…の映
像信号は第2行と第3行、第4行と第5行、…に表示さ
れる。同じ1行分の映像信号を表示するのに2つの行を
組合せるのをペアリングと言う。偶数フィールドでは奇
数フィールドの表示に対して、1行分上方にずらされて
表示される。これは第7図に示したインターレース方式
を考慮したものである。このような表示方式は擬似イン
ターレース方式と呼ばれる。
映像信号は第1行に表示され、第k+1,第k+2,…の映
像信号は第2行と第3行、第4行と第5行、…に表示さ
れる。同じ1行分の映像信号を表示するのに2つの行を
組合せるのをペアリングと言う。偶数フィールドでは奇
数フィールドの表示に対して、1行分上方にずらされて
表示される。これは第7図に示したインターレース方式
を考慮したものである。このような表示方式は擬似イン
ターレース方式と呼ばれる。
この場合も交流駆動のために、フィールド毎に駆動信
号の極性を反転させる。従って交流駆動の周期は33.3mS
(30Hz相当)となる。
号の極性を反転させる。従って交流駆動の周期は33.3mS
(30Hz相当)となる。
(c)液晶表示パネルにおいてもCRTテレビと同様に、
奇数フィールドで表示パネルの第2行、第4行、第6
行、…と1行飛越して順次表示し、偶数フィールドで表
示パネルの第1行、第3行、第5行、…と順次表示する
方法が考えられる。つまりCRTテレビのインターレース
方式をそのまま採り、2フィールドで1フレームを構成
する。この場合も交流駆動する必要があるが、(b)の
ようにフィールド毎に駆動信号の極性を反転してもこん
どの場合は、奇数行は毎回同じ極性で駆動され、偶数行
は毎回それと反対の極性で駆動されるため交流化になら
ない。このため1フレーム(奇数フィールドと偶数フィ
ールドで1フレームを構成する)毎に駆動信号の極性を
反転させるようにする。従って交流化の周期は66.6mS
(15Hz相当)となる。
奇数フィールドで表示パネルの第2行、第4行、第6
行、…と1行飛越して順次表示し、偶数フィールドで表
示パネルの第1行、第3行、第5行、…と順次表示する
方法が考えられる。つまりCRTテレビのインターレース
方式をそのまま採り、2フィールドで1フレームを構成
する。この場合も交流駆動する必要があるが、(b)の
ようにフィールド毎に駆動信号の極性を反転してもこん
どの場合は、奇数行は毎回同じ極性で駆動され、偶数行
は毎回それと反対の極性で駆動されるため交流化になら
ない。このため1フレーム(奇数フィールドと偶数フィ
ールドで1フレームを構成する)毎に駆動信号の極性を
反転させるようにする。従って交流化の周期は66.6mS
(15Hz相当)となる。
「発明が解決しようとする問題点」 表示パネルの行数を半減して、奇数フィールドでも偶
数フィールドでも、同じ行に表示する上記(a)の方法
は6インチ程度以下の超小形な液晶表示パネルには有効
であるが、画面が大形になると画面の垂直方向の分解能
が低くなり画質が低下する。
数フィールドでも、同じ行に表示する上記(a)の方法
は6インチ程度以下の超小形な液晶表示パネルには有効
であるが、画面が大形になると画面の垂直方向の分解能
が低くなり画質が低下する。
映像信号をストアする1組のラインメモリを設け、ダ
ブルスキャン方式で、かつ擬似インターレース方式を採
る上記(b)の方法は、1水平時間にラインメモリより
直列にデータを2回読出さねばならず、その読出す速度
は水平ドットクロック速度の2倍となり、例えば数MHz
から10数MHzと言うように極めて高速となり、ラインメ
モリをはじめ、D/Aコンバータ、アナログマルチプレク
サ、ソースドライバ等の表示パネル駆動回路に高速処理
回路が必要となり、また、A/Dコンバータ、D/Aコンバー
タなどの回路が増え、表示パネル駆動装置が高価となる
難点がある。
ブルスキャン方式で、かつ擬似インターレース方式を採
る上記(b)の方法は、1水平時間にラインメモリより
直列にデータを2回読出さねばならず、その読出す速度
は水平ドットクロック速度の2倍となり、例えば数MHz
から10数MHzと言うように極めて高速となり、ラインメ
モリをはじめ、D/Aコンバータ、アナログマルチプレク
サ、ソースドライバ等の表示パネル駆動回路に高速処理
回路が必要となり、また、A/Dコンバータ、D/Aコンバー
タなどの回路が増え、表示パネル駆動装置が高価となる
難点がある。
また現行CRT TVと同様なインターレース方式を用い、
2フィールドで1フレームを構成し、フレーム毎に駆動
信号の極性を反転させて交流駆動する上記(c)の方法
は表示画面にフリッカが生ずる欠点がある。その原因と
しては、交流駆動とは言っても各画素に対して正方向駆
動と次の負方向駆動とでその大きさを完全に等しくする
ことは不可能でアンバランス分が存在すること等の交流
化誤差が存在し、交流化の周期が66.6mSと言うように長
くなるとその誤差が大きくなって、フリッカが現れるも
のと考えられている。このフリッカは表示パネルの性能
のみで克服するのは困難である。
2フィールドで1フレームを構成し、フレーム毎に駆動
信号の極性を反転させて交流駆動する上記(c)の方法
は表示画面にフリッカが生ずる欠点がある。その原因と
しては、交流駆動とは言っても各画素に対して正方向駆
動と次の負方向駆動とでその大きさを完全に等しくする
ことは不可能でアンバランス分が存在すること等の交流
化誤差が存在し、交流化の周期が66.6mSと言うように長
くなるとその誤差が大きくなって、フリッカが現れるも
のと考えられている。このフリッカは表示パネルの性能
のみで克服するのは困難である。
この発明の目的は、上記の従来の欠点を除去して、表
示パネルの行数を減少させて分解能を低下させることな
く、また1組のラインメモリを用いる方式のような高速
処理回路を必要としないで、しかも交流化周期が長くな
らず、フリッカを発生する恐れのない液晶表示パネルの
駆動方法を提供するにある。
示パネルの行数を減少させて分解能を低下させることな
く、また1組のラインメモリを用いる方式のような高速
処理回路を必要としないで、しかも交流化周期が長くな
らず、フリッカを発生する恐れのない液晶表示パネルの
駆動方法を提供するにある。
「問題点を解決するための手段」 この発明の駆動方法により駆動される液晶表示パネル
は従来の技術で述べたものと同様に、複数のソース駆動
線と複数のゲート駆動線とが交差して形成され、1本の
ソース駆動線と1本のゲート駆動線とを駆動すると、そ
のソース駆動線及びゲート駆動線の交差点における色素
子が駆動される。
は従来の技術で述べたものと同様に、複数のソース駆動
線と複数のゲート駆動線とが交差して形成され、1本の
ソース駆動線と1本のゲート駆動線とを駆動すると、そ
のソース駆動線及びゲート駆動線の交差点における色素
子が駆動される。
この発明の駆動方法によれば、上記ソース駆動線の一
端に、そのソース駆動線を駆動する映像信号が記憶され
る第1、第2記憶装置が並列に接続され、上記ソース駆
動線の他端に、そのソース駆動線を駆動する映像信号が
記憶される第3、第4記憶装置が並列に接続される。テ
レビジョン信号の1水平期間中に上記ソース駆動線は上
記第1乃至第4の記憶装置のうちの任意の2個を組合せ
た第1組の記憶装置により、交互に駆動され、次の1水
平期間中に残りの2個の記憶装置よりなる第2組の記憶
装置により交互に駆動される。また上記ゲート駆動線は
半水平期間ごとに順次1本ずつ駆動される。上記第1組
の記憶装置による駆動中に、上記第2組の記憶装置に1
水平期間の映像信号を記憶され、上記第2組の記憶装置
による駆動中に上記第1組の記憶装置に1水平期間の映
像信号が記憶される。上記第1、乃至第4記憶装置の映
像信号の記憶は、その各ソース駆動線に対する色配列が
次の1水平期間の前半に表示しようとする表示パネルの
行と、その後半に表示しようとする行の上記色素子の色
配列に合致する色配列となるようにされる。
端に、そのソース駆動線を駆動する映像信号が記憶され
る第1、第2記憶装置が並列に接続され、上記ソース駆
動線の他端に、そのソース駆動線を駆動する映像信号が
記憶される第3、第4記憶装置が並列に接続される。テ
レビジョン信号の1水平期間中に上記ソース駆動線は上
記第1乃至第4の記憶装置のうちの任意の2個を組合せ
た第1組の記憶装置により、交互に駆動され、次の1水
平期間中に残りの2個の記憶装置よりなる第2組の記憶
装置により交互に駆動される。また上記ゲート駆動線は
半水平期間ごとに順次1本ずつ駆動される。上記第1組
の記憶装置による駆動中に、上記第2組の記憶装置に1
水平期間の映像信号を記憶され、上記第2組の記憶装置
による駆動中に上記第1組の記憶装置に1水平期間の映
像信号が記憶される。上記第1、乃至第4記憶装置の映
像信号の記憶は、その各ソース駆動線に対する色配列が
次の1水平期間の前半に表示しようとする表示パネルの
行と、その後半に表示しようとする行の上記色素子の色
配列に合致する色配列となるようにされる。
「実施例」 この発明の駆動方法を第1図の駆動装置及び第2図の
タイミングチャートを参照して説明する。第1図には第
5図と対応する部分には同じ符号を付してある。説明を
簡単化するために、カラーテレビジョン方式はNTSC方式
であり、また液晶表示パネルはダイアゴナル色配列であ
るものとしよう。
タイミングチャートを参照して説明する。第1図には第
5図と対応する部分には同じ符号を付してある。説明を
簡単化するために、カラーテレビジョン方式はNTSC方式
であり、また液晶表示パネルはダイアゴナル色配列であ
るものとしよう。
第1図に示すように、液晶表示パネル1のソースの駆
動線111〜11nの一端はパネルの端部1aより外部に導出さ
れ、またそれらソース駆動線の他端は端部1b(端部1aと
対向する)より外部に導出される。端部1aより導出され
たソース駆動線111〜11nはソースドライバ8uにより駆動
され、端部1bより導出されたソース駆動線111〜11nはソ
ースドライバ8lにより駆動される。ゲート駆動線101〜1
0mはゲートドライバ9により駆動される。ソースドライ
バ8u,8lは制御回路30により制御されると共に制御回路3
0を介して映像信号が供給される。またゲートドライバ
9も制御回路30により制御される。制御回路30にはテレ
ビ受像機内の他の回路より水平ドットクロック、各種同
期信号、映像信号等が供給される。
動線111〜11nの一端はパネルの端部1aより外部に導出さ
れ、またそれらソース駆動線の他端は端部1b(端部1aと
対向する)より外部に導出される。端部1aより導出され
たソース駆動線111〜11nはソースドライバ8uにより駆動
され、端部1bより導出されたソース駆動線111〜11nはソ
ースドライバ8lにより駆動される。ゲート駆動線101〜1
0mはゲートドライバ9により駆動される。ソースドライ
バ8u,8lは制御回路30により制御されると共に制御回路3
0を介して映像信号が供給される。またゲートドライバ
9も制御回路30により制御される。制御回路30にはテレ
ビ受像機内の他の回路より水平ドットクロック、各種同
期信号、映像信号等が供給される。
ソースドライバ8uにはn段のシフトレジスタ31uが設
けられ、第1段、第2段、第3段…の各出力パルスによ
りそれぞれオン,オフ制御されるスイッチS11,S12,…S
1n(第1スイッチ手段と言う)及び、スイッチS21,
S22,…S2n(第2スイッチ手段と言う)が設けられる。
映像信号が供給される6本の信号線lA〜lFが表示パネル
のゲート駆動線に沿って設けられる。信号線lAには第1
スイッチ手段のスイッチS11,S14,S17,…の一端が接続
され、信号線lBにはスイッチS12,S15,S18,…の一端が
接続され、信号線lCにはスイッチS13,S16,S19,…の一
端が接続される。また信号線lDには第2スイッチ手段の
スイッチS21,S24,S27,…の一端が接続され、信号線lE
にはスイッチS22,S25,S28,…の一端が接続され、信号
線lFにはスイッチS23,S26,S29,…の一端が接続され
る。第1スイッチ手段S11,S12,…S1nの他端はそれぞれ
第1コンデンサ群C11,C12,…C1nの一端に接続されると
共にそれぞれ第1バッファ群A11,A12,…A1nの入力側に
接続される。また第2スイッチ手段S21,S22,…S2nはそ
れぞれ第2コンデンサ群C21,C22,…C2nの一端に接続さ
れると共に、それぞれ第2バッファ群A21,A22,…A2nの
入力側に接続される。これら第1、第2コンデンサ群の
各コンデンサの他端は共通電位点に接続され、バッファ
A11とA21,A12とA22,…A1nとA2nの出力側は互いに接続
されて、それぞれ共通のソース駆動線111,112,…11nの
一端に接続される。バッファ駆動信号が与えられる信号
線l1,l2が表示パネルのゲート駆動線に沿って設けら
れ、その信号線l1には第1バッファ群A11,A12,…A1nの
各制御端子が接続され、信号線l2には第2バッファ群A
21,A22,…A2nの各制御端子が接続される。
けられ、第1段、第2段、第3段…の各出力パルスによ
りそれぞれオン,オフ制御されるスイッチS11,S12,…S
1n(第1スイッチ手段と言う)及び、スイッチS21,
S22,…S2n(第2スイッチ手段と言う)が設けられる。
映像信号が供給される6本の信号線lA〜lFが表示パネル
のゲート駆動線に沿って設けられる。信号線lAには第1
スイッチ手段のスイッチS11,S14,S17,…の一端が接続
され、信号線lBにはスイッチS12,S15,S18,…の一端が
接続され、信号線lCにはスイッチS13,S16,S19,…の一
端が接続される。また信号線lDには第2スイッチ手段の
スイッチS21,S24,S27,…の一端が接続され、信号線lE
にはスイッチS22,S25,S28,…の一端が接続され、信号
線lFにはスイッチS23,S26,S29,…の一端が接続され
る。第1スイッチ手段S11,S12,…S1nの他端はそれぞれ
第1コンデンサ群C11,C12,…C1nの一端に接続されると
共にそれぞれ第1バッファ群A11,A12,…A1nの入力側に
接続される。また第2スイッチ手段S21,S22,…S2nはそ
れぞれ第2コンデンサ群C21,C22,…C2nの一端に接続さ
れると共に、それぞれ第2バッファ群A21,A22,…A2nの
入力側に接続される。これら第1、第2コンデンサ群の
各コンデンサの他端は共通電位点に接続され、バッファ
A11とA21,A12とA22,…A1nとA2nの出力側は互いに接続
されて、それぞれ共通のソース駆動線111,112,…11nの
一端に接続される。バッファ駆動信号が与えられる信号
線l1,l2が表示パネルのゲート駆動線に沿って設けら
れ、その信号線l1には第1バッファ群A11,A12,…A1nの
各制御端子が接続され、信号線l2には第2バッファ群A
21,A22,…A2nの各制御端子が接続される。
ソースドライバ8lは上述のソースドライバ8uと同様に
シフトレジスタ31、映像信号が供給される6本の信号
線lG〜lL、第3スイッチ群S31,S32,…S3n、第4スイッ
チ群S41,S42,…S4n、第3コンデンサ群C31,C32,…
C3n、第4コンデンサ群C41,C42,…C4n、第3バッファ
群A31,A32,…A3n、第4バッファ群A41,A42,…A4n、バ
ッファ駆動信号が供給される信号線l3,l4等で構成され
る。
シフトレジスタ31、映像信号が供給される6本の信号
線lG〜lL、第3スイッチ群S31,S32,…S3n、第4スイッ
チ群S41,S42,…S4n、第3コンデンサ群C31,C32,…
C3n、第4コンデンサ群C41,C42,…C4n、第3バッファ
群A31,A32,…A3n、第4バッファ群A41,A42,…A4n、バ
ッファ駆動信号が供給される信号線l3,l4等で構成され
る。
制御回路30には後に詳述するが、テレビ受像機内の他
の回路より、垂直同期信号VS(第2図A)、奇数フィー
ルド信号VSO(第2図B)、偶数フィールド信号VSE(第
2図C)、水平同期信号HS(第2図D)、2逓倍水平同
期信号2HS(第2図E)、水平ドットクロックCP(第2
図J)及び映像信号VR,VG,VBが与えられる。
の回路より、垂直同期信号VS(第2図A)、奇数フィー
ルド信号VSO(第2図B)、偶数フィールド信号VSE(第
2図C)、水平同期信号HS(第2図D)、2逓倍水平同
期信号2HS(第2図E)、水平ドットクロックCP(第2
図J)及び映像信号VR,VG,VBが与えられる。
制御回路30においては後に説明するが、垂直同期信号
VSが立上ってより、水平同期信号HSのうちk+1個目
(kは例えば数10以下の整数)の信号を最初に選択し、
以後1個飛びに選択して成る第1水平同期信号HSU(第
2図H)とその他の水平同期信号より成る第2水平同期
信号HSl(第2図I)とを作り出して出力する。また水
平ドットクロックCP、第1水平同期信号HSUが立上って
より1水平時間の間水平ドットクロックCPを選択して成
る第1水平ドットクロックCPU(第2図K)とその他の
水平ドットクロックより成る第2水平ドットクロックCP
l(第2図L)とを作り出して出力する。
VSが立上ってより、水平同期信号HSのうちk+1個目
(kは例えば数10以下の整数)の信号を最初に選択し、
以後1個飛びに選択して成る第1水平同期信号HSU(第
2図H)とその他の水平同期信号より成る第2水平同期
信号HSl(第2図I)とを作り出して出力する。また水
平ドットクロックCP、第1水平同期信号HSUが立上って
より1水平時間の間水平ドットクロックCPを選択して成
る第1水平ドットクロックCPU(第2図K)とその他の
水平ドットクロックより成る第2水平ドットクロックCP
l(第2図L)とを作り出して出力する。
第1水平同期信号HSU毎に、信号線l3,l4,l1,l2にそれ
ぞれ半水平時間の間高レベルとなる方形波が順次出力さ
れる。信号線li(i=1〜4)に出力される方形波は第
iバッファ群{Aij},(j=1〜n)を駆動するため
の信号で、第iバッファ駆動信号OEiと呼ぶ(第2図M
〜Q)。
ぞれ半水平時間の間高レベルとなる方形波が順次出力さ
れる。信号線li(i=1〜4)に出力される方形波は第
iバッファ群{Aij},(j=1〜n)を駆動するため
の信号で、第iバッファ駆動信号OEiと呼ぶ(第2図M
〜Q)。
奇数フィールドにおける動作 (a)第1水平同期信号HSUがシフトレジスタ31uの初段
のデータ入力端子Dに与えられ、続いて1水平時間分の
第1水平ドットクロックCPUが各段のクロック端子CKに
それぞれ与えられると、第1水平同期信号HSUは第1水
平ドットクロックCPU毎に1段ずつ右にシフトされて1
水平時間の間に各段の出力パルスが順次出力される。そ
の出力パルスにより第1スイッチ群{S1j}及び第2ス
イッチ群{S2j}が順次オンに制御される。
のデータ入力端子Dに与えられ、続いて1水平時間分の
第1水平ドットクロックCPUが各段のクロック端子CKに
それぞれ与えられると、第1水平同期信号HSUは第1水
平ドットクロックCPU毎に1段ずつ右にシフトされて1
水平時間の間に各段の出力パルスが順次出力される。そ
の出力パルスにより第1スイッチ群{S1j}及び第2ス
イッチ群{S2j}が順次オンに制御される。
第1水平ドットクロックCPUの第1パルスが出力され
てより次の第2パルスが出力される迄のHK及びHK+1(第
2図D参照)の間、信号線lx,ly,lzにはそれぞれ映像信
号VR,VG,VBが出力される。第1図より明らかなように、
信号線lA,lB,lCにはそれぞれ信号VR,VG,VBが与えられ、
信号線lD,lE,lFにはそれぞれ信号VB,VR,VGが与えられ
る。第1コンデンサ群{C1j}にはHKの期間に第k行の
映像信号がVR,VG,VB,VR,VG,VB,…の順にサンプルホー
ルドされる。これと同時に、第2コンデンサ群{C2j}
にはそれぞれ同じ第k行の映像信号がVB,VR,VG,VB,VR,V
G,…の順にサンプルホールドされる。以上の要点を纏
めて第4図Aの(イ)に示してある。
てより次の第2パルスが出力される迄のHK及びHK+1(第
2図D参照)の間、信号線lx,ly,lzにはそれぞれ映像信
号VR,VG,VBが出力される。第1図より明らかなように、
信号線lA,lB,lCにはそれぞれ信号VR,VG,VBが与えられ、
信号線lD,lE,lFにはそれぞれ信号VB,VR,VGが与えられ
る。第1コンデンサ群{C1j}にはHKの期間に第k行の
映像信号がVR,VG,VB,VR,VG,VB,…の順にサンプルホー
ルドされる。これと同時に、第2コンデンサ群{C2j}
にはそれぞれ同じ第k行の映像信号がVB,VR,VG,VB,VR,V
G,…の順にサンプルホールドされる。以上の要点を纏
めて第4図Aの(イ)に示してある。
(b)第1水平同期信号HSUの最初のパルスが出力され
てより1水平時間経過した時点に、第2水平同期信号H
Slがシフトレジスタ31の初段のデータ入力端子Dに与
えられ、HK+1期間分の第2水平ドットクロックCPlが各
段のクロック端子CKにそれぞれ与えられると、第2水平
同期信号HSlは第2水平ドットクロックCPl毎に1段ずつ
右にシフトされて、HK+1時間の間に各段の出力パルスが
順次出力される。その出力パルスにより第3スイッチ群
{S3j}及び第4スイッチ群{S4j}が順次オンに制御さ
れる。
てより1水平時間経過した時点に、第2水平同期信号H
Slがシフトレジスタ31の初段のデータ入力端子Dに与
えられ、HK+1期間分の第2水平ドットクロックCPlが各
段のクロック端子CKにそれぞれ与えられると、第2水平
同期信号HSlは第2水平ドットクロックCPl毎に1段ずつ
右にシフトされて、HK+1時間の間に各段の出力パルスが
順次出力される。その出力パルスにより第3スイッチ群
{S3j}及び第4スイッチ群{S4j}が順次オンに制御さ
れる。
上記HK+1時間の間、第k+1行分の映像信号VR,VG,VB
がそれぞれ信号線lx,ly,lzに出力され、これにより第1
図より明らかなように、信号線lG,lH,lIにはそれぞれ
VG,VB,VRが与えられ、信号線lJ,lK,lLにはそれぞれVR,V
G,VBが与えられる。よってHK+1時間の間に、第3コンデ
ンサ群{C3j}にはそれぞれ第K+1行の映像信号がVG,
VB,VR,VG,VB,VR…の順にサンプルホールドされる。これ
と同時に、第4コンデンサ群{C4j}にはそれぞれ同じ
第K+1行の映像信号がVR,VG,VB,VR,VG,VB…の順にサ
ンプルホールドされる。
がそれぞれ信号線lx,ly,lzに出力され、これにより第1
図より明らかなように、信号線lG,lH,lIにはそれぞれ
VG,VB,VRが与えられ、信号線lJ,lK,lLにはそれぞれVR,V
G,VBが与えられる。よってHK+1時間の間に、第3コンデ
ンサ群{C3j}にはそれぞれ第K+1行の映像信号がVG,
VB,VR,VG,VB,VR…の順にサンプルホールドされる。これ
と同時に、第4コンデンサ群{C4j}にはそれぞれ同じ
第K+1行の映像信号がVR,VG,VB,VR,VG,VB…の順にサ
ンプルホールドされる。
水平時間HK+1の間、第3コンデンサ群{C3j}及び第
4コンデンサ群{C4j}に第K+1行の映像信号をサン
プルホールドしている間に、前の水平時間Hkの間に既に
(a)において第1コンデンサ群{C1j}及び第2コン
デンサ群{C2j}にサンプルホールドされた第k行の映
像信号は、バッファ駆動信号OE1,OE2が順次、H/2の間、
高レベルとされることにより、第1バッファ群{A1j}
及び第2バッファ群{A2j}が順次駆動されて、それぞ
れ第1コンデンサ群{C1j}及び第2コンデンサ群
{C2j}にサンプルホールドされた第k行の映像信号がH
/2時間ずつソース駆動線111〜11nに一斉に出力される。
バッファ駆動信号OE1,及びOE2と同期して、ゲートドラ
イバ9よりゲート駆動線101及び102にそれぞれゲート駆
動信号G1及びG2が順次出力される。これにより、第k行
の映像信号は表示パネル1の第1行と第2行に順次表示
される。(b)項の要点を第4図Aの(ロ)に示してあ
る。
4コンデンサ群{C4j}に第K+1行の映像信号をサン
プルホールドしている間に、前の水平時間Hkの間に既に
(a)において第1コンデンサ群{C1j}及び第2コン
デンサ群{C2j}にサンプルホールドされた第k行の映
像信号は、バッファ駆動信号OE1,OE2が順次、H/2の間、
高レベルとされることにより、第1バッファ群{A1j}
及び第2バッファ群{A2j}が順次駆動されて、それぞ
れ第1コンデンサ群{C1j}及び第2コンデンサ群
{C2j}にサンプルホールドされた第k行の映像信号がH
/2時間ずつソース駆動線111〜11nに一斉に出力される。
バッファ駆動信号OE1,及びOE2と同期して、ゲートドラ
イバ9よりゲート駆動線101及び102にそれぞれゲート駆
動信号G1及びG2が順次出力される。これにより、第k行
の映像信号は表示パネル1の第1行と第2行に順次表示
される。(b)項の要点を第4図Aの(ロ)に示してあ
る。
(c)水平時間HK+2において、第4図Aの(ハ)に示す
ように、第K+2行の映像信号VR,VG,VBが制御回路30に
与えられ、アナログマルチプレクサ6を介して、信号線
lx,ly,lzにそれぞれ映像信号VB,VR,VGが出力される。こ
のように信号線の色信号をHK,HK+1の期間より変化させ
た理由は第Hk+2期間の映像信号を次の1水平時間に表示
されるべきパネルの第5行及び第6行のピクセルの色配
列と一致させるためである。信号線lx,ly,lzに与えられ
た映像信号は(a)と同様にして、第1コンデンサ群
{C1j}に左側よりVB,VR,VG,VB,VR,VG…の順にサンプル
ホールドされ、また同時に第2コンデンサ群{C2j}に
左側よりVG,VB,VR,VG,VB,VR,…の順にサンプルホール
ドされる。
ように、第K+2行の映像信号VR,VG,VBが制御回路30に
与えられ、アナログマルチプレクサ6を介して、信号線
lx,ly,lzにそれぞれ映像信号VB,VR,VGが出力される。こ
のように信号線の色信号をHK,HK+1の期間より変化させ
た理由は第Hk+2期間の映像信号を次の1水平時間に表示
されるべきパネルの第5行及び第6行のピクセルの色配
列と一致させるためである。信号線lx,ly,lzに与えられ
た映像信号は(a)と同様にして、第1コンデンサ群
{C1j}に左側よりVB,VR,VG,VB,VR,VG…の順にサンプル
ホールドされ、また同時に第2コンデンサ群{C2j}に
左側よりVG,VB,VR,VG,VB,VR,…の順にサンプルホール
ドされる。
HK+2の期間に(b)においてHK+1の期間に既に第3コ
ンデンサ群{C3j}及び第4コンデンサ群{C4j}にサン
プルホールドされていた第k+1行の映像信号が、H/2
時間ずつ2回ソース駆動線111〜11nに出力され、これに
よりパネルの第3行及び第4行に順次表示される。
ンデンサ群{C3j}及び第4コンデンサ群{C4j}にサン
プルホールドされていた第k+1行の映像信号が、H/2
時間ずつ2回ソース駆動線111〜11nに出力され、これに
よりパネルの第3行及び第4行に順次表示される。
(d)以下同様にして1行分の映像信号がサンプルホー
ルドされると共に、その前にサンプルホールドされてい
た映像信号がパネルの2つの行に順次表示される。アナ
ログマルチプレクサ6はHK+2とHK+3との期間は信号線
lx,ly,lzにそれぞれVB,VR,VGを出力し、次のHK+4とHK+5
との期間にはそれぞれVG,VB,VRを出力する。このように
2H周期で色信号が変更され、その映像信号が表示される
べき表示パネルの行の色配列と整合が計られる。
ルドされると共に、その前にサンプルホールドされてい
た映像信号がパネルの2つの行に順次表示される。アナ
ログマルチプレクサ6はHK+2とHK+3との期間は信号線
lx,ly,lzにそれぞれVB,VR,VGを出力し、次のHK+4とHK+5
との期間にはそれぞれVG,VB,VRを出力する。このように
2H周期で色信号が変更され、その映像信号が表示される
べき表示パネルの行の色配列と整合が計られる。
以上の説明から明らかなように、第1乃至第4コンデ
ンサ群はそれぞれ第1乃至第4記憶装置を構成するもの
である。
ンサ群はそれぞれ第1乃至第4記憶装置を構成するもの
である。
偶数フィールドにおける動作 偶数フィールドにおける動作は奇数フィールドの動作
とほぼ同様であるので、要点を纏めて第4図Bに示し、
詳しい説明は省略する。偶数フィールドの第k+j行
(j=1,2,…)の映像信号は、奇数フィールドの第k+
j行の映像信号の場合より1行分上にずらされてパネル
に表示され、現行のインターレース方式との整合が計ら
れる。
とほぼ同様であるので、要点を纏めて第4図Bに示し、
詳しい説明は省略する。偶数フィールドの第k+j行
(j=1,2,…)の映像信号は、奇数フィールドの第k+
j行の映像信号の場合より1行分上にずらされてパネル
に表示され、現行のインターレース方式との整合が計ら
れる。
液晶表示素子は直流駆動ができないので、交流駆動し
なければならない。そのため特に図示しないがフィール
ド毎に、画素を駆動する映像信号の極性を反転させる。
したがってその交流化の周期は33.3mS(30Hz相当)とな
る。
なければならない。そのため特に図示しないがフィール
ド毎に、画素を駆動する映像信号の極性を反転させる。
したがってその交流化の周期は33.3mS(30Hz相当)とな
る。
制御回路 制御回路30の一例を第3図を参照して説明する。垂直
同期信号VSがシフトレジスタ40のデータ入力端子Dに与
えられ、又そのクロック端子CKに水平同期信号HSが与え
られる。シフトレジスタ40はVSが立上ってよりk+1個
目のHSパルスがCKに与えられると第1垂直スタート信号
STV1を出力する(第2図V)。この信号STV1は偶数フィ
ールド信号VSEと共にアンドゲートAND8に与えられ、ア
ンドゲートAND8の出力はオアゲートORを介してゲートド
ライバ9のデータ入力端子Dに与えられる。偶数フィー
ルドにおいて第1スタート信号STV1が入力に与えられる
と共に2逓倍水平同期信号2HSがクロック端子CKに与え
られたゲートドライバ9からは、スタート信号STV1が立
上ってよりH/2遅れた時点より、つまりVSが立下ってよ
りkH(Hは1水平時間)だけ経過した時点より2HSに同
期したゲート駆動信号G1,G2,G3,…が順次出力される。
これにより第k行以下の映像信号が第4図Bに示したよ
うにパネルの第1行より順次表示される。第1垂直スタ
ート信号STV1はシフトレジスタ41のデータ入力端子Dに
も与えられ、そのクロック端子CKに与えられる2HSによ
りシフトされ、STV1よりH/2だけ遅れた第2垂直スター
ト信号STV2が出力される(第2図W)。このSTV2は奇数
フィールド信号VSOと共にアンドゲートAND7に与えら
れ、そのAND7の出力はオアゲートORを介してゲートドラ
イバ9に与えられる。奇数フィールドにおいても、偶数
フィールドと同様に、スタート信号STV2が立上ってより
H/2遅れた時点、つまりVSが立下ってkH時間経過した時
点より、ゲート駆動信号G1,G2,…が順次ゲートドライ
バ9より出力される(第2図R〜U)。これにより第k
行以下の映像信号が第4図Aに示したようにパネルの第
1行以下に順次表示される。しかし既に説明したよう
に、奇数フィールドの第k+j行の映像信号は偶数フィ
ールドの場合より1行下側にずらされて表示される。奇
数フィールドにおいて第1垂直スタート信号よりH/2遅
れた第2垂直スタート信号STV2を用いるのは、現行のイ
ンターレース方式に対応させるためである。オアゲート
ORの出力は偶数フィールドではSTV1に等しく、奇数フィ
ールドではSTV2に等しく、垂直スタート信号STVを構成
する(第2図X)。
同期信号VSがシフトレジスタ40のデータ入力端子Dに与
えられ、又そのクロック端子CKに水平同期信号HSが与え
られる。シフトレジスタ40はVSが立上ってよりk+1個
目のHSパルスがCKに与えられると第1垂直スタート信号
STV1を出力する(第2図V)。この信号STV1は偶数フィ
ールド信号VSEと共にアンドゲートAND8に与えられ、ア
ンドゲートAND8の出力はオアゲートORを介してゲートド
ライバ9のデータ入力端子Dに与えられる。偶数フィー
ルドにおいて第1スタート信号STV1が入力に与えられる
と共に2逓倍水平同期信号2HSがクロック端子CKに与え
られたゲートドライバ9からは、スタート信号STV1が立
上ってよりH/2遅れた時点より、つまりVSが立下ってよ
りkH(Hは1水平時間)だけ経過した時点より2HSに同
期したゲート駆動信号G1,G2,G3,…が順次出力される。
これにより第k行以下の映像信号が第4図Bに示したよ
うにパネルの第1行より順次表示される。第1垂直スタ
ート信号STV1はシフトレジスタ41のデータ入力端子Dに
も与えられ、そのクロック端子CKに与えられる2HSによ
りシフトされ、STV1よりH/2だけ遅れた第2垂直スター
ト信号STV2が出力される(第2図W)。このSTV2は奇数
フィールド信号VSOと共にアンドゲートAND7に与えら
れ、そのAND7の出力はオアゲートORを介してゲートドラ
イバ9に与えられる。奇数フィールドにおいても、偶数
フィールドと同様に、スタート信号STV2が立上ってより
H/2遅れた時点、つまりVSが立下ってkH時間経過した時
点より、ゲート駆動信号G1,G2,…が順次ゲートドライ
バ9より出力される(第2図R〜U)。これにより第k
行以下の映像信号が第4図Aに示したようにパネルの第
1行以下に順次表示される。しかし既に説明したよう
に、奇数フィールドの第k+j行の映像信号は偶数フィ
ールドの場合より1行下側にずらされて表示される。奇
数フィールドにおいて第1垂直スタート信号よりH/2遅
れた第2垂直スタート信号STV2を用いるのは、現行のイ
ンターレース方式に対応させるためである。オアゲート
ORの出力は偶数フィールドではSTV1に等しく、奇数フィ
ールドではSTV2に等しく、垂直スタート信号STVを構成
する(第2図X)。
同期信号2HS及びHSはそれぞれフリップフリップ回路
(以下F/Fと略称する)42及び43に与えられ、それぞれ
より信号L,及びM,が出力される(第2図F,G)。F/F
42,43には初期化パルスとして垂直同期信号VS及び第1
垂直スタート信号STV1が与えられる。F/F42はVSが立上
ると出力Lを低レベルとし、次にSTV1の立上りで初期化
されて立上る迄低レベルを維持する。STV1の立上りで初
期化された後は2HSが入力される度に出力信号Lの極性
を反転させる(第2図G)。F/F43はVSが立上ると出力
Mを高レベルとし、次にSTV1の立上りで初期化されて立
下る迄高レベルを維持する。STV1の立上りで初期化され
た後はHSが入力される度に出力信号Mの極性を反転させ
る(第2図F)。
(以下F/Fと略称する)42及び43に与えられ、それぞれ
より信号L,及びM,が出力される(第2図F,G)。F/F
42,43には初期化パルスとして垂直同期信号VS及び第1
垂直スタート信号STV1が与えられる。F/F42はVSが立上
ると出力Lを低レベルとし、次にSTV1の立上りで初期化
されて立上る迄低レベルを維持する。STV1の立上りで初
期化された後は2HSが入力される度に出力信号Lの極性
を反転させる(第2図G)。F/F43はVSが立上ると出力
Mを高レベルとし、次にSTV1の立上りで初期化されて立
下る迄高レベルを維持する。STV1の立上りで初期化され
た後はHSが入力される度に出力信号Mの極性を反転させ
る(第2図F)。
アンドゲートAND1は信号LとMのアンドをとってバッ
ファ駆動信号OE1(第2図M)を出力し、アンドゲートA
ND2は信号とMとのアンドをとってバッファ駆動信号O
E2(第2図N)を出力し、アンドゲートAND3は信号Lと
とのアンドをとってバッアファ駆動信号OE3(第3図
P)を出力し、アンドゲートAND4は信号ととのアン
ドをとってバッファ駆動信号OE4(第2図Q)を出力す
る。
ファ駆動信号OE1(第2図M)を出力し、アンドゲートA
ND2は信号とMとのアンドをとってバッファ駆動信号O
E2(第2図N)を出力し、アンドゲートAND3は信号Lと
とのアンドをとってバッアファ駆動信号OE3(第3図
P)を出力し、アンドゲートAND4は信号ととのアン
ドをとってバッファ駆動信号OE4(第2図Q)を出力す
る。
アンドゲートAND5は信号HSとMとのアンドをとって第
2水平同期信号HSl(第2図I)を出力し、アンドゲー
トAND6は信号HSととのアンドをとって第1水平同期信
号HSUを出力する。
2水平同期信号HSl(第2図I)を出力し、アンドゲー
トAND6は信号HSととのアンドをとって第1水平同期信
号HSUを出力する。
アンドゲートAND9は信号Mと水平ドットクロックCPと
のアンドをとって第2水平ドットクロックCPl(第2図
L)を出力し、アンドゲートAND10は信号とCPとのア
ンドをとって、第1水平ドットクロックCPU(第2図
K)を出力する。
のアンドをとって第2水平ドットクロックCPl(第2図
L)を出力し、アンドゲートAND10は信号とCPとのア
ンドをとって、第1水平ドットクロックCPU(第2図
K)を出力する。
アナログマルチプレクサ6のデータ入力端子D1,D2,D3
にそれぞれ映像信号VR,VG,VBが与えられ、またタイミン
グ信号としてHS、制御信号として奇数フィールド信号V
SO、偶数フィールド信号VSEがそれぞれ与えられる。ア
ナログマルチプレクサ6は奇/偶フィールドにおいてHS
パルスを計数し、第4図に示したように、2H時間毎に、
つまり入力される2行分の映像信号毎に信号線lx,ly,lz
に出力する映像信号を変化させる。
にそれぞれ映像信号VR,VG,VBが与えられ、またタイミン
グ信号としてHS、制御信号として奇数フィールド信号V
SO、偶数フィールド信号VSEがそれぞれ与えられる。ア
ナログマルチプレクサ6は奇/偶フィールドにおいてHS
パルスを計数し、第4図に示したように、2H時間毎に、
つまり入力される2行分の映像信号毎に信号線lx,ly,lz
に出力する映像信号を変化させる。
これまでの説明ではテレビジョン方式はNTSC方式であ
るものとしたが、この発明はこの場合に限定するもので
はなく、他の方式に適用することもできる。また表示パ
ネルがダイアゴナル色配列である場合を説明したが、他
の色配列である場合にも、アナログマルチプレクサ6の
動作及び信号線lx,ly,lzと信号線lA〜lLとの接続関係を
適宜変更することによって、同様に対処することができ
る。
るものとしたが、この発明はこの場合に限定するもので
はなく、他の方式に適用することもできる。また表示パ
ネルがダイアゴナル色配列である場合を説明したが、他
の色配列である場合にも、アナログマルチプレクサ6の
動作及び信号線lx,ly,lzと信号線lA〜lLとの接続関係を
適宜変更することによって、同様に対処することができ
る。
これまでの説明では、同じ1行分の映像信号をサンプ
ルホールドする2つのコンデンサ群はソース駆動線の一
方の端末に並列的に接続される第1、第2コンデンサ群
又は他方の端末に並列的に接続される第3、第4コンデ
ンサ群としたが、この発明はこれに限らず、その組合せ
は例えば第1、第3群と第2、第4群のように任意でよ
い。その組合せに従って制御回路とソースドライバ間の
配線及びソースドライバ内の構成等が適宜修正されるこ
とは勿論である。
ルホールドする2つのコンデンサ群はソース駆動線の一
方の端末に並列的に接続される第1、第2コンデンサ群
又は他方の端末に並列的に接続される第3、第4コンデ
ンサ群としたが、この発明はこれに限らず、その組合せ
は例えば第1、第3群と第2、第4群のように任意でよ
い。その組合せに従って制御回路とソースドライバ間の
配線及びソースドライバ内の構成等が適宜修正されるこ
とは勿論である。
「発明の効果」 この発明によれば、従来例(a)のよにう、表示パネ
ルの行数を半減させ奇数フィールド及び偶数フィールド
で同じ行に表示する方式は採らないので、垂直方向の分
解能を低下させる恐れはない。
ルの行数を半減させ奇数フィールド及び偶数フィールド
で同じ行に表示する方式は採らないので、垂直方向の分
解能を低下させる恐れはない。
この発明においても従来例(b)と同様に、1水平時
間内に同じ1行分の映像信号がパネルの2行に順次表示
される擬似インターレース方式が採られる。しかし従来
例(b)において1行分の映像信号をストアしたライン
メモリのデータを1水平時間に2回、直列的に読出す
(読出し速度は水平ドットクロックの2倍に等しい)の
ではなく、例えば第1、第2コンデンサ群にサンプルホ
ールドされたデータを順次並列に読出して各行に表示す
るものであるから、読出し速度は2HSに等しくなり、従
来例(b)のような高速処理回路は不用であり、駆動装
置の経済化が期待できる。
間内に同じ1行分の映像信号がパネルの2行に順次表示
される擬似インターレース方式が採られる。しかし従来
例(b)において1行分の映像信号をストアしたライン
メモリのデータを1水平時間に2回、直列的に読出す
(読出し速度は水平ドットクロックの2倍に等しい)の
ではなく、例えば第1、第2コンデンサ群にサンプルホ
ールドされたデータを順次並列に読出して各行に表示す
るものであるから、読出し速度は2HSに等しくなり、従
来例(b)のような高速処理回路は不用であり、駆動装
置の経済化が期待できる。
この発明によれば、フィールド毎に液晶駆動信号の極
性を反転させることができ、交流化の周期は33.3mS(1
フレーム期間)である。従って従来例(c)のようにこ
の周期が長くなってフリッカを発生するような恐れはな
い。
性を反転させることができ、交流化の周期は33.3mS(1
フレーム期間)である。従って従来例(c)のようにこ
の周期が長くなってフリッカを発生するような恐れはな
い。
従来例のように、液晶表示パネルにおいてソース駆動
線の一端のみが表示パネルの端部より外部に導出され、
その導出された駆動線がソースドライバにより駆動され
た場合には、もしソース駆動線がパネル内部で断線する
と、その断線箇所より先、つまりソースドライバより離
れる側に位置する表示素子を駆動することがでくなくな
る。これに対処するため従来においては、ソース駆動線
や画素とつながるFETトランジスタを余分に設けるなど
リダンダンシィ(冗長度)をもたせて表示パネルの歩留
を改善する方法が採られている。このため光が透過でき
る面積の比率が低下する、つまり開口率が低下する難点
があった。この発明によれば、ソース駆動線の両端がパ
ネルの端部より外部に導出されるので、ソース駆動線が
パネル内部で断線した場合には、パネルの外側に導出さ
れた駆動線の両端を別のリード線で接続してやればよい
ので、従来のような冗長度をもたせる必要がなくなり、
表示面の開口率が向上し、従来より明るい画面が得られ
る。
線の一端のみが表示パネルの端部より外部に導出され、
その導出された駆動線がソースドライバにより駆動され
た場合には、もしソース駆動線がパネル内部で断線する
と、その断線箇所より先、つまりソースドライバより離
れる側に位置する表示素子を駆動することがでくなくな
る。これに対処するため従来においては、ソース駆動線
や画素とつながるFETトランジスタを余分に設けるなど
リダンダンシィ(冗長度)をもたせて表示パネルの歩留
を改善する方法が採られている。このため光が透過でき
る面積の比率が低下する、つまり開口率が低下する難点
があった。この発明によれば、ソース駆動線の両端がパ
ネルの端部より外部に導出されるので、ソース駆動線が
パネル内部で断線した場合には、パネルの外側に導出さ
れた駆動線の両端を別のリード線で接続してやればよい
ので、従来のような冗長度をもたせる必要がなくなり、
表示面の開口率が向上し、従来より明るい画面が得られ
る。
更に、この発明ではソース駆動線が断線したとき、そ
の両端を別の配線で接続すると言った面倒な対策を行わ
なくても、第4図A,Bから分かるように、2Hの期間に隣
接する4行の映像データがソース駆動線の一端及び他端
側からそれぞれ2行分ずつ供給されるようになるので、
隣接する4行の内の2行が表示される。従って、断線箇
所を境にしてそれから先の対応する画素が連続して非表
示状態になることはない。
の両端を別の配線で接続すると言った面倒な対策を行わ
なくても、第4図A,Bから分かるように、2Hの期間に隣
接する4行の映像データがソース駆動線の一端及び他端
側からそれぞれ2行分ずつ供給されるようになるので、
隣接する4行の内の2行が表示される。従って、断線箇
所を境にしてそれから先の対応する画素が連続して非表
示状態になることはない。
また現行のインターレース方式との整合を図るため、
映像信号を表示する行を偶数フィールドでは奇数フィー
ルドより1行分上にずらして表示するのが一般的である
ので、断線のため奇数フィールドで表示されなかった画
素が偶数フィールドでソース駆動線の前と反対側の端部
を介して表示される(その逆に、表示された画素が次の
偶数フィールドで表示されない場合もある)、と言った
現行インターレース方式と類似の表示が、ソース駆動線
の断線した列の画素に行われる。この場合の画面全体の
表示品位は許容できる程度であり、そのまま使用できる
利点がある。
映像信号を表示する行を偶数フィールドでは奇数フィー
ルドより1行分上にずらして表示するのが一般的である
ので、断線のため奇数フィールドで表示されなかった画
素が偶数フィールドでソース駆動線の前と反対側の端部
を介して表示される(その逆に、表示された画素が次の
偶数フィールドで表示されない場合もある)、と言った
現行インターレース方式と類似の表示が、ソース駆動線
の断線した列の画素に行われる。この場合の画面全体の
表示品位は許容できる程度であり、そのまま使用できる
利点がある。
第1図はこの発明の駆動方法を用いる液晶表示パネル駆
動装置の一例を示す回路図、第2図は第1図の駆動装置
のタイミングチャート、第3図は第1図の制御回路30の
詳細な回路図、第4図は第1図において各水平時間毎に
入力される映像信号のアナログマルチプレクサの出力側
における色配列と、その映像信号がサンプルホールドさ
れるコンデンサ群の番号と、そのサンプルホールドされ
たデータが次の1水平時間に表示されるパネルの行番号
との対応を示す図、第5図は従来の液晶表示パネル駆動
装置のブロック図、第6図は表示パネルのダイアゴナル
色配列を示す図、第7図はNTSCカラーテレビジョン方式
の画面の分解と組立における水平走査と垂直走査によっ
てできる走査線の状態を示す図、第8図は従来の他の液
晶表示パネル駆動装置の要部を示すブロック図、第9図
は第8図の駆動装置によりパネルを駆動した場合に、1
行分の映像信号とそれが表示されるパネルの行番号との
対応を示す図である。
動装置の一例を示す回路図、第2図は第1図の駆動装置
のタイミングチャート、第3図は第1図の制御回路30の
詳細な回路図、第4図は第1図において各水平時間毎に
入力される映像信号のアナログマルチプレクサの出力側
における色配列と、その映像信号がサンプルホールドさ
れるコンデンサ群の番号と、そのサンプルホールドされ
たデータが次の1水平時間に表示されるパネルの行番号
との対応を示す図、第5図は従来の液晶表示パネル駆動
装置のブロック図、第6図は表示パネルのダイアゴナル
色配列を示す図、第7図はNTSCカラーテレビジョン方式
の画面の分解と組立における水平走査と垂直走査によっ
てできる走査線の状態を示す図、第8図は従来の他の液
晶表示パネル駆動装置の要部を示すブロック図、第9図
は第8図の駆動装置によりパネルを駆動した場合に、1
行分の映像信号とそれが表示されるパネルの行番号との
対応を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】複数のソース駆動線と複数のゲート駆動線
とが交差して形成され、1本のソース駆動線と1本のゲ
ート駆動線とを駆動すると、そのソース駆動線及びゲー
ト駆動線の交差点における色素子が駆動される液晶表示
パネルの駆動方法であって、 上記ソース駆動線の一端に、そのソース駆動線を駆動す
る映像信号が記憶される第1、第2記憶装置を並列に接
続し、 上記ソース駆動線の他端に、そのソース駆動線を駆動す
る映像信号が記憶される第3、第4記憶装置を並列に接
続し、 上記第1乃至第4記憶装置のうちの任意の2個を組合せ
た第1組の記憶装置により、テレビジョン信号の1水平
期間中に半水平期間ずつ交互に駆動し、次の1水平期間
中に残りの2個の記憶装置よりなる第2組の記憶装置に
より半水平期間ずつ交互に駆動し、 上記ゲート駆動線の駆動を半水平期間ごとに順次1本ず
つ駆動し、 上記第1組の記憶装置による駆動中に、上記第2組の記
憶装置に1水平期間の映像信号を記憶し、 上記第2組の記憶装置による駆動中に上記第1組の記憶
装置に1水平期間の映像信号を記憶し、 上記第1乃至第4記憶装置の映像信号の記憶は、その各
ソース駆動線に対する色配列が次の1水平期間の前半に
表示しようとする表示パネルの行と、その後半に表示し
ようとする行の上記色素子の色配列に合致された色配列
となるようにする、 ことを特徴とする液晶表示パネルの駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62240324A JP2515559B2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 液晶表示パネルの駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62240324A JP2515559B2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 液晶表示パネルの駆動方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6481996A JPS6481996A (en) | 1989-03-28 |
JP2515559B2 true JP2515559B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=17057778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62240324A Expired - Lifetime JP2515559B2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | 液晶表示パネルの駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515559B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008047725A1 (fr) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Dispositif d'affichage et dispositif de conversion de signaux |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5387250A (en) * | 1977-01-11 | 1978-08-01 | Toshiba Corp | Matrix type liquid crystal display panel |
JPH0666925B2 (ja) * | 1985-12-17 | 1994-08-24 | 松下電器産業株式会社 | 液晶パネル駆動回路 |
-
1987
- 1987-09-24 JP JP62240324A patent/JP2515559B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6481996A (en) | 1989-03-28 |
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