JP2514681B2 - ピロ―包装体及びその製造方法 - Google Patents
ピロ―包装体及びその製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ピロー包装体及びその製造方法に関するも
のである。
のである。
食品類の包装には、ピロー包装が多用されている。こ
のピロー包装には、強度、加熱殺菌、収縮包装、包装材
の薄肉化等のため、包装材として主に、二軸延伸フィル
ムが用いられている。このフィルムを用いる包装では、
当該包装材を筒状等の形状にして内容物を充填した後、
包装材をその端縁から所定寸法離してシールして密封す
るようになっている。
のピロー包装には、強度、加熱殺菌、収縮包装、包装材
の薄肉化等のため、包装材として主に、二軸延伸フィル
ムが用いられている。このフィルムを用いる包装では、
当該包装材を筒状等の形状にして内容物を充填した後、
包装材をその端縁から所定寸法離してシールして密封す
るようになっている。
ところで、内容物が充填された包装体を開封するた
め、従来より、この包装体に種々の開封手段が施されて
いる。この開封手段には、例えば、第7図に示されるよ
うに、包装体50の端部にノッチ51(切込み)を形成し、
このノッチ51から包装体50を引き裂くもの(従来例
I)、包装体を一軸延伸フィルムを含む多層フィルムか
ら形成し、この一軸延伸フィルムの延伸方向に沿って包
装体を引き裂くもの(従来例II)、さらに、包装体に開
封用テープを取付けるもの(従来例III)がある。
め、従来より、この包装体に種々の開封手段が施されて
いる。この開封手段には、例えば、第7図に示されるよ
うに、包装体50の端部にノッチ51(切込み)を形成し、
このノッチ51から包装体50を引き裂くもの(従来例
I)、包装体を一軸延伸フィルムを含む多層フィルムか
ら形成し、この一軸延伸フィルムの延伸方向に沿って包
装体を引き裂くもの(従来例II)、さらに、包装体に開
封用テープを取付けるもの(従来例III)がある。
ところが、前述の各従来例には、次のような問題点が
ある。つまり、従来例Iにあっては、ノッチ深さを小さ
くすれば、二軸延伸フィルムの強度が大きいこととフィ
ルムの方向性がないこととから、引き裂きの際の直進性
がなく、開封が困難となり、一方、ノッチ深さを大きく
しても、シールに際してのシール部近傍の樹脂はみ出し
に伴う厚肉化によってやはり開封がスムースに行えな
い。その上、ノッチ深さを大きくすれば、意匠性に劣る
とともに、包装体をレトルト処理等する際に、ノッチ形
成部分の近傍が熱によってカールされ、外観が不良にな
るという不都合もある。また、従来例IIにあっては、使
用されるフィルムが一軸延伸フィルムに限定されるとと
もに、加熱収縮率のコントロールが困難となって包装体
を製造しにくくなり、さらに、包装体の製造に際し、フ
ィルム引裂の方向性を考慮しなければならないので、包
装体の製造が煩雑であるという不都合があるとともに、
強度の方向性のために破袋しやすい欠点がある。さら
に、従来例IIIにあっては、コストが高くなる他、ピロ
ー包装では一般的でないという不都合もある。
ある。つまり、従来例Iにあっては、ノッチ深さを小さ
くすれば、二軸延伸フィルムの強度が大きいこととフィ
ルムの方向性がないこととから、引き裂きの際の直進性
がなく、開封が困難となり、一方、ノッチ深さを大きく
しても、シールに際してのシール部近傍の樹脂はみ出し
に伴う厚肉化によってやはり開封がスムースに行えな
い。その上、ノッチ深さを大きくすれば、意匠性に劣る
とともに、包装体をレトルト処理等する際に、ノッチ形
成部分の近傍が熱によってカールされ、外観が不良にな
るという不都合もある。また、従来例IIにあっては、使
用されるフィルムが一軸延伸フィルムに限定されるとと
もに、加熱収縮率のコントロールが困難となって包装体
を製造しにくくなり、さらに、包装体の製造に際し、フ
ィルム引裂の方向性を考慮しなければならないので、包
装体の製造が煩雑であるという不都合があるとともに、
強度の方向性のために破袋しやすい欠点がある。さら
に、従来例IIIにあっては、コストが高くなる他、ピロ
ー包装では一般的でないという不都合もある。
ここに、本発明の目的は、開封性の良好なピロー包装
体及びその製造方法を提供することにある。
体及びその製造方法を提供することにある。
本発明のピロー包装体は、二軸延伸フィルムを含み形
成される包装材に内容物を密封するシール部が対向して
複数形成され、このシール部の外側において包装材の端
縁と前記シール部とを接続する線状の開封用融着部が形
成されたことを特徴とする。
成される包装材に内容物を密封するシール部が対向して
複数形成され、このシール部の外側において包装材の端
縁と前記シール部とを接続する線状の開封用融着部が形
成されたことを特徴とする。
本発明のピロー包装体の製造方法は、二軸延伸フィル
ムを含み形成される包装材の所定箇所にシール部を形成
して内容物を密封し、前記シール部の外側において包装
材の端縁と前記シール部とを接続する線状の開封用融着
部を超音波シールによって形成することを特徴とする。
ムを含み形成される包装材の所定箇所にシール部を形成
して内容物を密封し、前記シール部の外側において包装
材の端縁と前記シール部とを接続する線状の開封用融着
部を超音波シールによって形成することを特徴とする。
これにより、本発明は、包装体に形成された線状の開
封用融着部によって、従来、シール時の樹脂はみ出しに
より厚肉化の傾向にあるシール部端部を薄肉化してシー
ル部での引き裂きを容易にし、しかも、線状の開封用融
着部を包装材の端縁に達するようにしたので、この端縁
から包装体を引き裂くことにより引き裂かれる箇所が融
着による一体化とともに薄肉化した開封用融着部の線状
に沿って内容物が密封された箇所に達するようにして前
記目的を達成しようとするものである。
封用融着部によって、従来、シール時の樹脂はみ出しに
より厚肉化の傾向にあるシール部端部を薄肉化してシー
ル部での引き裂きを容易にし、しかも、線状の開封用融
着部を包装材の端縁に達するようにしたので、この端縁
から包装体を引き裂くことにより引き裂かれる箇所が融
着による一体化とともに薄肉化した開封用融着部の線状
に沿って内容物が密封された箇所に達するようにして前
記目的を達成しようとするものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、ピロー包装体の実施例を第1図から第3図に基
づいて説明する。ここで、各実施例中、同一構成部分ま
たは同様構成部分は、同一符号を付し、説明を省略もし
くは簡略にする。
づいて説明する。ここで、各実施例中、同一構成部分ま
たは同様構成部分は、同一符号を付し、説明を省略もし
くは簡略にする。
第1図には包装体の第1実施例が示されている。この
図において、第1実施例に係るピロー包装体30は、ソー
セージをはじめとする食品類の内容物を密封するため
に、帯状の包装材9の両側端が封筒状または合掌状に背
貼りされて筒状とされるとともに、この筒状の包装材9
の上下端縁9Aからやや内側位置にシール部31がそれぞれ
軸方向と直交して直線状に形成されている。
図において、第1実施例に係るピロー包装体30は、ソー
セージをはじめとする食品類の内容物を密封するため
に、帯状の包装材9の両側端が封筒状または合掌状に背
貼りされて筒状とされるとともに、この筒状の包装材9
の上下端縁9Aからやや内側位置にシール部31がそれぞれ
軸方向と直交して直線状に形成されている。
包装体30のシール部31には、包装材9の端縁9Aに達す
る線状の開封用融着部32が形成され、即ち、シール部31
の外側において包装材9の端縁9Aとシール部31とが開封
用融着部32で接続され、この開封用融着部32から包装体
30を引き裂いて開封するようになっている。
る線状の開封用融着部32が形成され、即ち、シール部31
の外側において包装材9の端縁9Aとシール部31とが開封
用融着部32で接続され、この開封用融着部32から包装体
30を引き裂いて開封するようになっている。
ここで、前記包装材9には、ナイロン(NY)、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(P
P)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)等
の樹脂を二軸延伸したフィルムの単層からなるもの、
ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレ
ン等の樹脂と、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリ
エチレン(LLDPE)、エチレン−ビニルアルコール共重
合体、アイオノマー等の樹脂とを共押出し、あるいはこ
れらの樹脂間に必要に応じて変性ポリオレフィン樹脂を
介装して共押出し、これを二軸延伸したフィルム、前
記の樹脂からなる二軸延伸フィルムの単層または複数
層と、無延伸のポリエチレン、ポリプロピレン等のシー
ル層フィルムとのラミネートフィルム、さらに、前記
〜のフィルムにポリ塩化ビニリデン(PVDC)でコー
ティング(Kコート)したもの、がある。前記のラミ
ネートは、ドライラミネートまたはウェットラミネート
により形成される。
エチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(P
P)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)等
の樹脂を二軸延伸したフィルムの単層からなるもの、
ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレ
ン等の樹脂と、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリ
エチレン(LLDPE)、エチレン−ビニルアルコール共重
合体、アイオノマー等の樹脂とを共押出し、あるいはこ
れらの樹脂間に必要に応じて変性ポリオレフィン樹脂を
介装して共押出し、これを二軸延伸したフィルム、前
記の樹脂からなる二軸延伸フィルムの単層または複数
層と、無延伸のポリエチレン、ポリプロピレン等のシー
ル層フィルムとのラミネートフィルム、さらに、前記
〜のフィルムにポリ塩化ビニリデン(PVDC)でコー
ティング(Kコート)したもの、がある。前記のラミ
ネートは、ドライラミネートまたはウェットラミネート
により形成される。
第2図には、ピロー包装体の発明に係る第2実施例が
示されている。第2実施例は前記融着部32を包装材9の
上下両側に形成するとともにシール部31と端縁9Aとの間
が重合されるように包装材9に連続継目状(ローレット
状)の係合部33を形成したもので、シール部31の構成
等、他の構成は第1実施例と同様である。
示されている。第2実施例は前記融着部32を包装材9の
上下両側に形成するとともにシール部31と端縁9Aとの間
が重合されるように包装材9に連続継目状(ローレット
状)の係合部33を形成したもので、シール部31の構成
等、他の構成は第1実施例と同様である。
なお、第2実施例では、シール部31の角部形状を、第
2図中の想像線に示されるように、円弧状としたもので
もよい。
2図中の想像線に示されるように、円弧状としたもので
もよい。
第3図には、ピロー包装体の発明に係る第3実施例が
示されている。第3実施例は、前記第1実施例の包装体
30に第2実施例と同様の係合部33を形成し、さらに、包
装体30に形成された融着部32の端縁に引き裂きの開始を
より容易にするためのノッチ35を形成したものであり、
他の構成は前記第1実施例と同様である。
示されている。第3実施例は、前記第1実施例の包装体
30に第2実施例と同様の係合部33を形成し、さらに、包
装体30に形成された融着部32の端縁に引き裂きの開始を
より容易にするためのノッチ35を形成したものであり、
他の構成は前記第1実施例と同様である。
次に、ピロー包装体の製造方法に係る発明の一実施例
を第4図から第6図に基づいて説明する。
を第4図から第6図に基づいて説明する。
製造装置の概略が示される第4図において、製造装置
は、筒状包装材形成機構1、充填機構2、しごき機構
3、超音波シール手段4及び切断手段29から構成されて
いる。
は、筒状包装材形成機構1、充填機構2、しごき機構
3、超音波シール手段4及び切断手段29から構成されて
いる。
前記筒状包装材形成機構1は、円筒状のガイド5と、
このガイド5の両側に配置された送りロール6と、シー
ラ7とを備え、包装材供給ロール8から供給される帯状
の包装材9をガイド5及び送りロール6間に案内して筒
状に形成しながら軸方向に進行させ、包装材9の両側部
の重合わせ部分をシーラ7の超音波によって背貼りする
ようになっている。
このガイド5の両側に配置された送りロール6と、シー
ラ7とを備え、包装材供給ロール8から供給される帯状
の包装材9をガイド5及び送りロール6間に案内して筒
状に形成しながら軸方向に進行させ、包装材9の両側部
の重合わせ部分をシーラ7の超音波によって背貼りする
ようになっている。
前記充填機構2は、一端側が前記ガイド5に挿入され
るとともに、ソーセージ等の内容物を供給する内容物供
給筒体10と、この内容物供給筒体10の他端側に取付けら
れた充填機構13とを備えている。
るとともに、ソーセージ等の内容物を供給する内容物供
給筒体10と、この内容物供給筒体10の他端側に取付けら
れた充填機構13とを備えている。
前記しごき機構3は、一対のしごきアーム15と、内容
物の充填された筒状包装材9を挟んで前記しごきアーム
15と対向配置された台座16とを備えている。前記一対の
しごきアーム15は、その先端にそれぞれしごき部材17を
有し、これらのしごき部材17は、前記筒状包装材9の軸
方向に沿って互いに近接離隔可能、かつ、上下方向に移
動可能とされている。
物の充填された筒状包装材9を挟んで前記しごきアーム
15と対向配置された台座16とを備えている。前記一対の
しごきアーム15は、その先端にそれぞれしごき部材17を
有し、これらのしごき部材17は、前記筒状包装材9の軸
方向に沿って互いに近接離隔可能、かつ、上下方向に移
動可能とされている。
前記超音波シール手段4は、前記一対のしごきアーム
15間に配置されるとともに、筒状包装材9を介して台座
16に当接できるように上下方向移動可能とされている。
この超音波シール手段4は、第1,3図に示される第1,3実
施例の包装体30に、第5図(A)に示されるような形状
にシール部31及び開封用融着部32を形成し、また、第2
図に示される第2実施例の包装体30に、第5図(B)に
示される形状にシール部31及び開封用融着部32を形成す
るようになっている。さらに、第2,3実施例の包装体30
に前記シール手段4により連続継目状係合部33が形成さ
れるようになっている。ここで、前記シール部31及び開
封用融着部32は、同時に形成され、あるいは、シール部
31が形成された後、開封用融着部32が形成され、さらに
は、その逆に形成されるようになっている。
15間に配置されるとともに、筒状包装材9を介して台座
16に当接できるように上下方向移動可能とされている。
この超音波シール手段4は、第1,3図に示される第1,3実
施例の包装体30に、第5図(A)に示されるような形状
にシール部31及び開封用融着部32を形成し、また、第2
図に示される第2実施例の包装体30に、第5図(B)に
示される形状にシール部31及び開封用融着部32を形成す
るようになっている。さらに、第2,3実施例の包装体30
に前記シール手段4により連続継目状係合部33が形成さ
れるようになっている。ここで、前記シール部31及び開
封用融着部32は、同時に形成され、あるいは、シール部
31が形成された後、開封用融着部32が形成され、さらに
は、その逆に形成されるようになっている。
前記切断手段29は、前記しごき機構3よりも包装材進
行方向下流側に配置されている。この切断手段29は、第
1,3実施例の包装体30を第5図(A)の想像線に示され
る位置、つまり開封用融着部32の一端部を横断する位置
で直線状にカットするようになっており、また、第2実
施例の包装体30を、第5図(B)の想像線に示される位
置、つまりシール部31及び開封用融着部32を横断する位
置で直線状にカットするようになっている。この切断手
段29の近傍には、筒状の包装材9の切断手段29への移送
を容易ならしめるため、送り手段(図示せず)が配置さ
れている。
行方向下流側に配置されている。この切断手段29は、第
1,3実施例の包装体30を第5図(A)の想像線に示され
る位置、つまり開封用融着部32の一端部を横断する位置
で直線状にカットするようになっており、また、第2実
施例の包装体30を、第5図(B)の想像線に示される位
置、つまりシール部31及び開封用融着部32を横断する位
置で直線状にカットするようになっている。この切断手
段29の近傍には、筒状の包装材9の切断手段29への移送
を容易ならしめるため、送り手段(図示せず)が配置さ
れている。
このような装置によって、包装体30の製造は、次のよ
うに行う。
うに行う。
まず、第4図において、包装材供給ロール8から供給
される帯状の包装材9をガイド5の周囲に巻き掛けると
ともに、巻き掛けられた包装材9の重合わせ部分をシー
ラ7によって背貼りして筒状に形成する。さらに、この
筒状を包装材9に内容物が充填機構2により充填されて
しごき機構3に連続して送られる。
される帯状の包装材9をガイド5の周囲に巻き掛けると
ともに、巻き掛けられた包装材9の重合わせ部分をシー
ラ7によって背貼りして筒状に形成する。さらに、この
筒状を包装材9に内容物が充填機構2により充填されて
しごき機構3に連続して送られる。
このしごき機構3によって、筒状の包装材9の内部の
内容物がしごかれるとともに、超音波シール手段4によ
って、そのしごかれた部分の筒状包装材9にシール部31
及び開封用融着部32が形成される。このしごき及びシー
ル動作は第6図(A)〜(D)に示されている。即ち、
(A)に示されるように、一対のしごきアーム15と台座
16との間に内容物が充填された筒状の包装材9が配置さ
れている状態から、(B)に示されるように、一対のし
ごきアーム15を互いに当接にさせた状態で包装材9を挟
んで台座16に押圧する。その後、(C)に示されるよう
に、一対のしごきアーム15を互いに離隔すると、しごき
部材17によって筒状包装材9内の内容物がしごかれる。
この際、前記しごき部材17の先端は、台座16の頂部長さ
より少し長く、かつ、台座16の両肩部からやや下がった
位置まで移動される。さらに、その後、(D)に示され
るように、前記超音波シール手段4を移動させて台座16
に当接させるとともに、超音波を発生させる。これによ
り、第5図に示されるように、シール部31が形成されて
内容物が密封され、さらに、線状の融着部32が形成され
る。この際、押し潰された筒状の包装材9内に残存する
内容物は、超音波振動によって完全に排除される。その
後、しごきアーム15を(A)に示される元の位置へ戻
し、これによりしごき及びシール動作が終了する。
内容物がしごかれるとともに、超音波シール手段4によ
って、そのしごかれた部分の筒状包装材9にシール部31
及び開封用融着部32が形成される。このしごき及びシー
ル動作は第6図(A)〜(D)に示されている。即ち、
(A)に示されるように、一対のしごきアーム15と台座
16との間に内容物が充填された筒状の包装材9が配置さ
れている状態から、(B)に示されるように、一対のし
ごきアーム15を互いに当接にさせた状態で包装材9を挟
んで台座16に押圧する。その後、(C)に示されるよう
に、一対のしごきアーム15を互いに離隔すると、しごき
部材17によって筒状包装材9内の内容物がしごかれる。
この際、前記しごき部材17の先端は、台座16の頂部長さ
より少し長く、かつ、台座16の両肩部からやや下がった
位置まで移動される。さらに、その後、(D)に示され
るように、前記超音波シール手段4を移動させて台座16
に当接させるとともに、超音波を発生させる。これによ
り、第5図に示されるように、シール部31が形成されて
内容物が密封され、さらに、線状の融着部32が形成され
る。この際、押し潰された筒状の包装材9内に残存する
内容物は、超音波振動によって完全に排除される。その
後、しごきアーム15を(A)に示される元の位置へ戻
し、これによりしごき及びシール動作が終了する。
その後、シール部31及び開封用融着部32が形成された
筒状の包装材9は、切断手段29によりカットされる。こ
の際、このカット位置は、前記開封用融着部32を横断す
るようにされているので、カットされた包装体30の端縁
に開封用融着部32が達するよう形成されることになる。
筒状の包装材9は、切断手段29によりカットされる。こ
の際、このカット位置は、前記開封用融着部32を横断す
るようにされているので、カットされた包装体30の端縁
に開封用融着部32が達するよう形成されることになる。
このような本実施例によれば、ピロー包装体30の開封
性が良好になる。即ち、包装体30に形成された線状の
開封用融着部32によって、従来、シール時のはみ出しに
より厚肉化傾向にあるシール部31の端部を薄肉化してシ
ール部31での引き裂きが容易になること、線状の開封
用融着部32を包装材9の端縁9Aに達するようにしたの
で、この端縁9Aから包装体30を引き裂れば、引き裂かれ
る箇所が、融着により薄肉化した開封用融着部32の線状
に沿って内容物の密封箇所までスムースに移動するこ
と、さらには、明らかでないが、開封用融着部32の形
成に伴う包装材9の加熱、特に本実施例方法の超音波加
熱によって、包装材9の二軸延伸に伴う配向が解消さ
れ、包装体30の引き裂きを容易にできることから、包装
体30の開封性が良好になるのではないかと考えられる。
さらに、包装体30の第1,2実施例は、ノッチが形成され
ていなく、また第3実施例においてもノッチは小さいの
で、レトルト処理時に、ノッチ近傍がカールされ、延い
ては包装体30の外観を損なうということがない。さらに
また、超音波シール手段4によってシール部31及び開封
用融着部32を形成できるとしたので、包装体30の製造に
際し、特別な装置を不要とし、かつ、製造コストを低く
することができる。また、本実施例の製造方法では、シ
ール部31及び開封用融着部32を超音波シールにより形成
したので、シールに際し、しごかれた包装材9のフイル
ム間に介在する内容物を排除でき、シールが良好とな
り、かつ、シール部分の外観も良好となる。
性が良好になる。即ち、包装体30に形成された線状の
開封用融着部32によって、従来、シール時のはみ出しに
より厚肉化傾向にあるシール部31の端部を薄肉化してシ
ール部31での引き裂きが容易になること、線状の開封
用融着部32を包装材9の端縁9Aに達するようにしたの
で、この端縁9Aから包装体30を引き裂れば、引き裂かれ
る箇所が、融着により薄肉化した開封用融着部32の線状
に沿って内容物の密封箇所までスムースに移動するこ
と、さらには、明らかでないが、開封用融着部32の形
成に伴う包装材9の加熱、特に本実施例方法の超音波加
熱によって、包装材9の二軸延伸に伴う配向が解消さ
れ、包装体30の引き裂きを容易にできることから、包装
体30の開封性が良好になるのではないかと考えられる。
さらに、包装体30の第1,2実施例は、ノッチが形成され
ていなく、また第3実施例においてもノッチは小さいの
で、レトルト処理時に、ノッチ近傍がカールされ、延い
ては包装体30の外観を損なうということがない。さらに
また、超音波シール手段4によってシール部31及び開封
用融着部32を形成できるとしたので、包装体30の製造に
際し、特別な装置を不要とし、かつ、製造コストを低く
することができる。また、本実施例の製造方法では、シ
ール部31及び開封用融着部32を超音波シールにより形成
したので、シールに際し、しごかれた包装材9のフイル
ム間に介在する内容物を排除でき、シールが良好とな
り、かつ、シール部分の外観も良好となる。
次に、本実施例の効果を確認するため、実験例につい
て説明する。
て説明する。
実験例1 厚み25μの二軸延伸6−ナイロンフィルムと、厚み40
μの未延伸ポリプロピレンフィルムとをポリウレタン系
接着剤を用いてドライラミネートし、熱収縮性多層フィ
ルムを得た。このフィルムから、第2図に示されるよう
に、帯状の包装材9の両側部を重合わせて超音波シール
によって筒状とした後、内容物としてソーセージを充填
した後、端部を超音波シールによって、網目状のシール
部31と、線状の開封用融着部32(押圧シール部)とを形
成し、これらシール部を切断して包装体30を得た。
μの未延伸ポリプロピレンフィルムとをポリウレタン系
接着剤を用いてドライラミネートし、熱収縮性多層フィ
ルムを得た。このフィルムから、第2図に示されるよう
に、帯状の包装材9の両側部を重合わせて超音波シール
によって筒状とした後、内容物としてソーセージを充填
した後、端部を超音波シールによって、網目状のシール
部31と、線状の開封用融着部32(押圧シール部)とを形
成し、これらシール部を切断して包装体30を得た。
このような条件下で製造された包装体30を、120℃、3
0分間の熱殺菌処理を行ったところ、シール部31及び開
封用融着部32に変形がなく、外観も良好であった。さら
に、開封用融着部32の端縁より容易に引き裂いて開封す
ることができた。
0分間の熱殺菌処理を行ったところ、シール部31及び開
封用融着部32に変形がなく、外観も良好であった。さら
に、開封用融着部32の端縁より容易に引き裂いて開封す
ることができた。
実験例II 実験例Iと同様に包装体30を製造し、この包装体30の
開封用融着部32の端部にノッチ(切り込み)を形成し
た。
開封用融着部32の端部にノッチ(切り込み)を形成し
た。
この実験例IIの包装体30では、前記実験例Iと同様な
結果が得られる他、引裂開封の開始がより容易になっ
た。
結果が得られる他、引裂開封の開始がより容易になっ
た。
実験例III 実験例Iにおいて、線状の開封用融着部32のかわり
に、端部にノッチ(切り込み)を形成した以外は同様に
して包装体を得た。ノッチからの開封を試みたが、開封
力が強いとともに、直進性がなく右側のほうにづれてし
まい、開封が非常に困難であった。
に、端部にノッチ(切り込み)を形成した以外は同様に
して包装体を得た。ノッチからの開封を試みたが、開封
力が強いとともに、直進性がなく右側のほうにづれてし
まい、開封が非常に困難であった。
なお、本発明に係るピーロ包装体30に形成されるシー
ル部31、開封用融着部32は、前記実施例のように超音波
シールにより形成されるものの他、高周波、インパル
ス、熱板等によってシールが形成されるものでもよい。
さらに、帯状の包装材9を筒状に形成する際に行う背貼
りも、前記実施例のように超音波シールに限定されるも
のではなく、熱板等を用いたシールであってもよい。ま
た、この場合のシール部の位置は、包装体30の端部のみ
でなく、中央部近くであってもよい。また、本発明に適
用される包装体30は、1枚のフィルム状包装材を重合わ
せてコ字型にシール部31を形成するとともに、シールさ
れていない部分から内容物を充填し、その後、当該部分
にシール部を形成して内容物を密封し、前記シール部31
に開封用融着部32を形成するもの、あるいは、予め筒状
に形成された包装材を用い、その包装材に内容物を充填
するとともに、その両端部にシール部を形成し、このシ
ール部に開封用融着部を形成するものであってもよい。
以上詳述したように、本発明は包装体の開封を融着シー
ル線を用いるという従来とは全く異なった考え方に基づ
いてなされたものであり、前記実施例で説明したソーセ
ージ類の包装に限らず、広く一般に使用されている二軸
延伸フィルムを用いた、食品、雑貨等の包装に利用で
き、その応用範囲は非常に広いものである。
ル部31、開封用融着部32は、前記実施例のように超音波
シールにより形成されるものの他、高周波、インパル
ス、熱板等によってシールが形成されるものでもよい。
さらに、帯状の包装材9を筒状に形成する際に行う背貼
りも、前記実施例のように超音波シールに限定されるも
のではなく、熱板等を用いたシールであってもよい。ま
た、この場合のシール部の位置は、包装体30の端部のみ
でなく、中央部近くであってもよい。また、本発明に適
用される包装体30は、1枚のフィルム状包装材を重合わ
せてコ字型にシール部31を形成するとともに、シールさ
れていない部分から内容物を充填し、その後、当該部分
にシール部を形成して内容物を密封し、前記シール部31
に開封用融着部32を形成するもの、あるいは、予め筒状
に形成された包装材を用い、その包装材に内容物を充填
するとともに、その両端部にシール部を形成し、このシ
ール部に開封用融着部を形成するものであってもよい。
以上詳述したように、本発明は包装体の開封を融着シー
ル線を用いるという従来とは全く異なった考え方に基づ
いてなされたものであり、前記実施例で説明したソーセ
ージ類の包装に限らず、広く一般に使用されている二軸
延伸フィルムを用いた、食品、雑貨等の包装に利用で
き、その応用範囲は非常に広いものである。
前述のような本発明によれば、ピロー包装体の開封性
が良好になるという効果がある。
が良好になるという効果がある。
第1図から第3図はピロー包装体に係る本発明の概略図
で、第1図は第1実施例を、第2図は第2実施例を、第
3図は第3実施例をそれぞれ示すものである。第4図は
ピロー包装体の製造方法に係る本発明の一実施例の概略
構成図、第5図(A),(B)は超音波シールによって
包装材にシール部及び開封用融着部を形成する際の形状
を示す図、第6図(A)〜(D)はピロー包装体を形成
する工程の要部を説明するための図、第7図は従来例の
包装体の概略図である。 4……超音波シール手段、9……包装材、30……ピロー
包装体、31……シール部、32……開封用融着部。
で、第1図は第1実施例を、第2図は第2実施例を、第
3図は第3実施例をそれぞれ示すものである。第4図は
ピロー包装体の製造方法に係る本発明の一実施例の概略
構成図、第5図(A),(B)は超音波シールによって
包装材にシール部及び開封用融着部を形成する際の形状
を示す図、第6図(A)〜(D)はピロー包装体を形成
する工程の要部を説明するための図、第7図は従来例の
包装体の概略図である。 4……超音波シール手段、9……包装材、30……ピロー
包装体、31……シール部、32……開封用融着部。
Claims (2)
- 【請求項1】二軸延伸フィルムを含み形成される包装材
に内容物を密封するシール部が対向して複数形成され、
このシール部の外側において包装材の端縁と前記シール
部とを接続する線状の開封用融着部が形成されたことを
特徴とするピロー包装体。 - 【請求項2】二軸延伸フィルムを含み形成される包装材
の所定箇所にシール部を形成して内容物を密封し、前記
シール部の外側において包装材の端縁と前記シール部と
を接続する線状の開封用融着部を超音波シールによって
形成することを特徴とするピロー包装体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63011593A JP2514681B2 (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | ピロ―包装体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63011593A JP2514681B2 (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | ピロ―包装体及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01199858A JPH01199858A (ja) | 1989-08-11 |
JP2514681B2 true JP2514681B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=11782205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63011593A Expired - Fee Related JP2514681B2 (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | ピロ―包装体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514681B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4724458B2 (ja) * | 2005-04-27 | 2011-07-13 | 高園産業株式会社 | 包装体、薬剤包装体、ヒートシール装置、および薬剤分包装置 |
WO2008019132A2 (en) * | 2006-08-04 | 2008-02-14 | Playtex Products, Inc. | Tampon wrapper |
JP6902873B2 (ja) * | 2016-06-02 | 2021-07-14 | 共同印刷株式会社 | 積層フィルム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4917611U (ja) * | 1972-05-17 | 1974-02-14 | ||
JPS61115823A (ja) * | 1984-10-31 | 1986-06-03 | 凸版印刷株式会社 | シ−ル方法 |
-
1988
- 1988-01-20 JP JP63011593A patent/JP2514681B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01199858A (ja) | 1989-08-11 |
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