JP2514666Y2 - インターロックスイッチ装置 - Google Patents
インターロックスイッチ装置Info
- Publication number
- JP2514666Y2 JP2514666Y2 JP1990008701U JP870190U JP2514666Y2 JP 2514666 Y2 JP2514666 Y2 JP 2514666Y2 JP 1990008701 U JP1990008701 U JP 1990008701U JP 870190 U JP870190 U JP 870190U JP 2514666 Y2 JP2514666 Y2 JP 2514666Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- front cover
- actuator
- switch device
- closed
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 241000270728 Alligator Species 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電子複写機やプリンター、または、ファク
シミリ等の画像形成装置におけるインターロックスイッ
チ装置に関し、特に、装置本体の上部に設ける走査手段
等を収容する上部装置と、フロントカバー等の部材の開
閉とを、1つのスイッチ部材で検知出来るようにすると
ともに、いずれの開閉手段をも先に閉じることが出来る
ようにする装置に関する。
シミリ等の画像形成装置におけるインターロックスイッ
チ装置に関し、特に、装置本体の上部に設ける走査手段
等を収容する上部装置と、フロントカバー等の部材の開
閉とを、1つのスイッチ部材で検知出来るようにすると
ともに、いずれの開閉手段をも先に閉じることが出来る
ようにする装置に関する。
(従来の技術) 電子複写機やプリンター、または、ファクシミリ等の
画像形成装置においては、記録装置等を収容した本体の
上部に、走査装置等を収容した上部装置を開閉可能に設
け、さらに、本体の上部の側部に、開閉可能なカバー装
置を設けていることが多い。
画像形成装置においては、記録装置等を収容した本体の
上部に、走査装置等を収容した上部装置を開閉可能に設
け、さらに、本体の上部の側部に、開閉可能なカバー装
置を設けていることが多い。
そして、前述したような画像形成装置では、画像形成
部の用紙搬送路で紙詰りが発生した場合に、上部装置を
ワニ口状に開いて、用紙搬送路の途中で停止している用
紙を取り除いたり、その他のメンテナンスの作業を行う
ことが出来るようにされる。
部の用紙搬送路で紙詰りが発生した場合に、上部装置を
ワニ口状に開いて、用紙搬送路の途中で停止している用
紙を取り除いたり、その他のメンテナンスの作業を行う
ことが出来るようにされる。
また、フロントカバー部材は、それを開くことによ
り、装置本体のフロント部に配置される機器に対して、
容易に接近出来るようになっている。
り、装置本体のフロント部に配置される機器に対して、
容易に接近出来るようになっている。
例えば、第4図に示されるような一般的な画像形成装
置1において、本体2の上部に、ヒンジ9を介して上部
装置8を開閉可能に設けるとともに、該本体2の上部の
側部に、ヒンジ6を介してフロントカバー5を開閉可能
に設けている。
置1において、本体2の上部に、ヒンジ9を介して上部
装置8を開閉可能に設けるとともに、該本体2の上部の
側部に、ヒンジ6を介してフロントカバー5を開閉可能
に設けている。
前記開閉可能な上部装置8には、その下面にラッチ23
を設けておき、本体2の上部には、前記ラッチ23に対応
させてロック部材と、解放レバー24とを設けており、該
解放レバー24を操作することによって、上部装置8の解
放と固定とを行う得るようにしている。
を設けておき、本体2の上部には、前記ラッチ23に対応
させてロック部材と、解放レバー24とを設けており、該
解放レバー24を操作することによって、上部装置8の解
放と固定とを行う得るようにしている。
前述したような一般的な画像形成装置においては、上
部装置とフロントカバーの双方に、その開閉を検知する
スイッチ装置を設けておき、いずれかを開いた時に、画
像形成装置の動作を停止させるとともに、その状態をコ
ントロールパネル等に表示するような手段が用いられて
いる。
部装置とフロントカバーの双方に、その開閉を検知する
スイッチ装置を設けておき、いずれかを開いた時に、画
像形成装置の動作を停止させるとともに、その状態をコ
ントロールパネル等に表示するような手段が用いられて
いる。
前記スイッチ装置は、例えば、第4図に示されるよう
に、上部装置8の下面に突出するスイッチ装置20に、マ
イクロスイッチ21を設けたものでも良く、1つのマイク
ロスイッチのみを用いる場合には、フロントカバー5に
設けたアクチュエータ22により作動されるようなもので
あっても良い。
に、上部装置8の下面に突出するスイッチ装置20に、マ
イクロスイッチ21を設けたものでも良く、1つのマイク
ロスイッチのみを用いる場合には、フロントカバー5に
設けたアクチュエータ22により作動されるようなもので
あっても良い。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記第4図に示されたように、1つの
スイッチ装置を用いることにより、2つの開閉部材の開
閉を検知させるような手段が用いられる場合例において
は、例えば、第5図に示されるように、上部装置9を閉
じた状態で、フロントカバー5を閉じるようにしない
と、スイッチ装置20のマイクロスイッチ21に対して、ア
クチュエータ22が係合されないので、スイッチ装置によ
る検知の作用を行うことが出来ないという問題が発生す
る。
スイッチ装置を用いることにより、2つの開閉部材の開
閉を検知させるような手段が用いられる場合例において
は、例えば、第5図に示されるように、上部装置9を閉
じた状態で、フロントカバー5を閉じるようにしない
と、スイッチ装置20のマイクロスイッチ21に対して、ア
クチュエータ22が係合されないので、スイッチ装置によ
る検知の作用を行うことが出来ないという問題が発生す
る。
すなわち、前記従来例の場合には、上部装置を先に閉
じておき、その後で、フロントカバー5を閉じるよう
に、各開閉部材を閉じる順序を設定することが要求され
るので、メンテナンス等に際して、オペレータに余分な
注意を払うことが要求されることになり、装置の使い勝
手が良くない等の欠点がある。
じておき、その後で、フロントカバー5を閉じるよう
に、各開閉部材を閉じる順序を設定することが要求され
るので、メンテナンス等に際して、オペレータに余分な
注意を払うことが要求されることになり、装置の使い勝
手が良くない等の欠点がある。
これに対して、それぞれの開閉可能な手段に対して、
スイッチ装置等の検知手段を各々に配置することが考え
られる。しかし、フロントカバーと上部装置とに対し
て、それぞれスイッチ装置を設けることは、スイッチ手
段の数が多くなることによって、装置の製造コストが上
昇すること、および、制御機構が複雑になる等の別の問
題がある。
スイッチ装置等の検知手段を各々に配置することが考え
られる。しかし、フロントカバーと上部装置とに対し
て、それぞれスイッチ装置を設けることは、スイッチ手
段の数が多くなることによって、装置の製造コストが上
昇すること、および、制御機構が複雑になる等の別の問
題がある。
(考案の目的) 本考案は、上記したような従来より用いられている装
置の欠点を解消するもので、1つのマイクロスイッチを
用いて、開閉部材の解放状態の検知を行い得るようにす
るとともに、閉じる順序を規制することがないような装
置を提供することを目的としている。
置の欠点を解消するもので、1つのマイクロスイッチを
用いて、開閉部材の解放状態の検知を行い得るようにす
るとともに、閉じる順序を規制することがないような装
置を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段および作用) 本考案は、装置本体に対してヒンジを介して開閉可能
に設ける上部装置と、前記装置本体に対して前記上部装
置のヒンジに直交するヒンジを介して開閉可能に設ける
フロントカバーとを設けてなる装置に関する。本考案に
おいては、前記上部装置に配置するスイッチ装置には、
スイッチ部材と作動レバーおよび前記スイッチ部材と作
動レバーを覆うカバー部材とを配置し、前記フロントカ
バーには、前記作動レバーに対応させるアクチュエータ
を装置本体側に突出させて設け、前記カバー部材には、
前記アクチュエータを下部と側部との直交する方向から
挿入可能な開口を設けている。そして、前記上部装置と
フロントカバーのいずれか一方が装置本体に対して閉じ
られている状態で、他方の部材を閉じる動作により、前
記アクチュエータがスイッチ装置のレバーを押圧するよ
うに構成している。
に設ける上部装置と、前記装置本体に対して前記上部装
置のヒンジに直交するヒンジを介して開閉可能に設ける
フロントカバーとを設けてなる装置に関する。本考案に
おいては、前記上部装置に配置するスイッチ装置には、
スイッチ部材と作動レバーおよび前記スイッチ部材と作
動レバーを覆うカバー部材とを配置し、前記フロントカ
バーには、前記作動レバーに対応させるアクチュエータ
を装置本体側に突出させて設け、前記カバー部材には、
前記アクチュエータを下部と側部との直交する方向から
挿入可能な開口を設けている。そして、前記上部装置と
フロントカバーのいずれか一方が装置本体に対して閉じ
られている状態で、他方の部材を閉じる動作により、前
記アクチュエータがスイッチ装置のレバーを押圧するよ
うに構成している。
前述したように構成することによって、1個のスイッ
チ装置を用いるのみで、開閉部材の開閉状態を正確に検
知することが可能になり、検知手段の構成を簡素化する
ことが出来る。
チ装置を用いるのみで、開閉部材の開閉状態を正確に検
知することが可能になり、検知手段の構成を簡素化する
ことが出来る。
また、本考案においては、マイクロスイッチに対して
側方と下方との双方から、フロントカバーのアクチュエ
ータが係合することが出来るので、上部装置とフロント
カバーとのいずれの部材を先に閉じておいても、後の部
材を容易に閉じることが出来、オペレータに余分な注意
を払わせる必要がなく、操作性を良くすることが出来
る。
側方と下方との双方から、フロントカバーのアクチュエ
ータが係合することが出来るので、上部装置とフロント
カバーとのいずれの部材を先に閉じておいても、後の部
材を容易に閉じることが出来、オペレータに余分な注意
を払わせる必要がなく、操作性を良くすることが出来
る。
(実施例) 図示された例に従って、本考案のインターロックスイ
ッチ装置の構成を説明する。
ッチ装置の構成を説明する。
第1図および第2図に示される本考案の実施例は、上
部装置8に取付けるスイッチ装置10と、該スイッチ装置
に設けられるマイクロスイッチ15、および、フロントカ
バー5に設けるアクチュエータ7との関係を示している
もので、上部装置8の下面には、スイッチ装置10のカバ
ー部材11の上部分が、ネジ14等の固着手段により固定さ
れる。
部装置8に取付けるスイッチ装置10と、該スイッチ装置
に設けられるマイクロスイッチ15、および、フロントカ
バー5に設けるアクチュエータ7との関係を示している
もので、上部装置8の下面には、スイッチ装置10のカバ
ー部材11の上部分が、ネジ14等の固着手段により固定さ
れる。
前記カバー部材11の内部には、マイクロスイッチ15が
設けられており、該マイクロスイッチ15の作動レバー16
が、揺動可能に設けられており、前記作動レバー16は、
後述するように、アクチュエータ7により作動されるよ
うになっている。
設けられており、該マイクロスイッチ15の作動レバー16
が、揺動可能に設けられており、前記作動レバー16は、
後述するように、アクチュエータ7により作動されるよ
うになっている。
また、マイクロスイッチを収容するカバー部材11に
は、その下部とフロントカバー側の側部とにわたって開
口12が形成されており、フロントカバー5の内側に突出
して配置されるアクチュエータ7が、前記開口12の下部
と側部から作動レバー16に対して接することが出来るよ
うにされる。
は、その下部とフロントカバー側の側部とにわたって開
口12が形成されており、フロントカバー5の内側に突出
して配置されるアクチュエータ7が、前記開口12の下部
と側部から作動レバー16に対して接することが出来るよ
うにされる。
本考案のインターロックスイッチ装置が適用される画
像形成装置1は、第3図に示されるが、該画像形成装置
は従来例の装置の場合と同様に、本体2には画像記録手
段が配置されるもので、例えば、電子複写機やレーザプ
リンターの場合には、ゼログラフィー方式の記録手段が
配置されることが出来る。
像形成装置1は、第3図に示されるが、該画像形成装置
は従来例の装置の場合と同様に、本体2には画像記録手
段が配置されるもので、例えば、電子複写機やレーザプ
リンターの場合には、ゼログラフィー方式の記録手段が
配置されることが出来る。
そして、給紙カセット3から供給される用紙に対し
て、画像の書込みを行い、コピーを機外の排出トレイに
向けて排出させるような動作を行うようにする。
て、画像の書込みを行い、コピーを機外の排出トレイに
向けて排出させるような動作を行うようにする。
また、前記第3図に示される画像形成装置1において
は、走査装置を収容する上部装置8をヒンジ9を介して
開閉可能に構成し、該上部装置8をワニ口状に開くこと
によって、用紙搬送路を解放し、該用紙搬送路内で停止
している用紙に対して、ジャム処理等を行うことが出来
るようにする。
は、走査装置を収容する上部装置8をヒンジ9を介して
開閉可能に構成し、該上部装置8をワニ口状に開くこと
によって、用紙搬送路を解放し、該用紙搬送路内で停止
している用紙に対して、ジャム処理等を行うことが出来
るようにする。
さらに、本体2の上部側面には、ヒンジ6を介してフ
ロントカバー5を開閉可能に設け、該フロントカバー5
を開くことによって、トナーの補給や、その他の本体に
設けた部材に対するメンテナンスを行い得るようにして
いる。
ロントカバー5を開閉可能に設け、該フロントカバー5
を開くことによって、トナーの補給や、その他の本体に
設けた部材に対するメンテナンスを行い得るようにして
いる。
本考案のスイッチ装置10は、第1図または第2図に示
されるように、上部装置8の下面に配置されるが、前記
スイッチ装置10に対して、フロントカバー5の内側に突
出させたアクチュエータ7が係合され、スイッチのオン
・オフの動作を行い得るようになっている。
されるように、上部装置8の下面に配置されるが、前記
スイッチ装置10に対して、フロントカバー5の内側に突
出させたアクチュエータ7が係合され、スイッチのオン
・オフの動作を行い得るようになっている。
前述したように構成する本考案のインターロックスイ
ッチ装置において、第2図に示されるように、上部装置
8を閉じた状態にしてから、フロントカバー5を閉じる
ような場合には、マイクロスイッチ15の作動レバー16に
対して、アクチュエータ7が矢印で示すように係合さ
れることになる。
ッチ装置において、第2図に示されるように、上部装置
8を閉じた状態にしてから、フロントカバー5を閉じる
ような場合には、マイクロスイッチ15の作動レバー16に
対して、アクチュエータ7が矢印で示すように係合さ
れることになる。
これに対して、フロントカバー5を先に閉じた状態に
しておいてから、上部装置8を後で閉じる場合には、作
動レバーの揺動範囲に停止されているアクチュエータ7
に対して、スイッチ装置10が矢印の方向から移動され
る。
しておいてから、上部装置8を後で閉じる場合には、作
動レバーの揺動範囲に停止されているアクチュエータ7
に対して、スイッチ装置10が矢印の方向から移動され
る。
前述したように、上部装置8とフロントカバー5と
が、装置本体に対して正確な位置に閉じられた状態での
み、前記アクチュエータ7の先端部が、スイッチ装置の
作動レバー16が当ることになる。そして、前記アクチュ
エータによって作動レバー16が支持軸を中心にして揺動
されることによって、マイクロスイッチ15を作動させ、
2つの開閉部材が閉じられたことを検知する作用を行
う。
が、装置本体に対して正確な位置に閉じられた状態での
み、前記アクチュエータ7の先端部が、スイッチ装置の
作動レバー16が当ることになる。そして、前記アクチュ
エータによって作動レバー16が支持軸を中心にして揺動
されることによって、マイクロスイッチ15を作動させ、
2つの開閉部材が閉じられたことを検知する作用を行
う。
したがって、本考案のスイッチ装置の取付け状態によ
ると、フロントカバー5と上部装置8とのいずれの部材
を先に閉じておくことができる。そして、前記作動レバ
ーがアクチュエータに対して、下方と側方との直交する
方向のいずれから出も、押圧の作用を行うために、1つ
の開閉部材を先に閉じておき、次に他方の開閉部材を閉
じる動作を行うことにより、後の部材が閉じられること
を正確に検知することが可能である。また、前記スイッ
チ装置に配置するカバー部材により、開口から挿入され
るアクチュエータのみを検知することができ、他の部材
がスイッチを作動させたりすることを防止できることに
なり、両開閉部材が閉じられたことの検知信号がスイッ
チ装置から出力されることによって、装置の動作を再開
することが可能になる。
ると、フロントカバー5と上部装置8とのいずれの部材
を先に閉じておくことができる。そして、前記作動レバ
ーがアクチュエータに対して、下方と側方との直交する
方向のいずれから出も、押圧の作用を行うために、1つ
の開閉部材を先に閉じておき、次に他方の開閉部材を閉
じる動作を行うことにより、後の部材が閉じられること
を正確に検知することが可能である。また、前記スイッ
チ装置に配置するカバー部材により、開口から挿入され
るアクチュエータのみを検知することができ、他の部材
がスイッチを作動させたりすることを防止できることに
なり、両開閉部材が閉じられたことの検知信号がスイッ
チ装置から出力されることによって、装置の動作を再開
することが可能になる。
また、前記フロントカバーと上部装置とのいずれかが
開かれると、マイクロスイッチの作動レバーは、その揺
動用の支持部に設けたスプリング等によって元の位置に
戻されるので、スイッチのオフの信号が出力され、機器
の作動が中断されることになる。
開かれると、マイクロスイッチの作動レバーは、その揺
動用の支持部に設けたスプリング等によって元の位置に
戻されるので、スイッチのオフの信号が出力され、機器
の作動が中断されることになる。
前述した本考案のインターロックスイッチ装置におい
て、マイクロスイッチの構成やアクチュエータの形状等
は、任意に設定することが出来るものであり、スイッチ
装置の取付け位置等も、従来の画像形成装置の場合と同
様に、任意の位置に設定することが可能である。
て、マイクロスイッチの構成やアクチュエータの形状等
は、任意に設定することが出来るものであり、スイッチ
装置の取付け位置等も、従来の画像形成装置の場合と同
様に、任意の位置に設定することが可能である。
(考案の効果) 本考案のインターロックスイッチ装置は、上記したよ
うな構成を有するものであるから、1個のスイッチ装置
を用いるのみで、2つの開閉部材の開閉状態を正確に検
知することが可能になり、検知手段の構成を簡素化する
ことが出来る。また、本考案においては、スイッチ装置
をカバー部材で覆って設けており、前記カバー部材に設
けた開口のみを介してアクチュエータがマイクロスイッ
チを作動させる位置に突入するようにしているので、前
記スイッチ装置に不測に触ったりすることを防止でき
る。さらに、本考案においては、マイクロスイッチの作
動レバーに対応するフロントカバーのアクチュエータ
が、カバー部材に設けた開口に対して、側方と下方との
直交する方向のいずれから挿入されて、前記作動レバー
を作動させることが出来るので、上部装置とフロントカ
バーとのいずれの部材を先に閉じておいても、後の部材
を容易に閉じることが出来、前記2つの開閉部材が装置
本体に対して正確な位置に閉じられた状態で、スイッチ
装置が検知信号を出力する。したがって、本考案のスイ
ッチ装置を用いることにより、オペレータに余分な注意
を払わせる必要がなく、画像形成装置のメンテナンスに
際しての操作性を良くすることが出来る。
うな構成を有するものであるから、1個のスイッチ装置
を用いるのみで、2つの開閉部材の開閉状態を正確に検
知することが可能になり、検知手段の構成を簡素化する
ことが出来る。また、本考案においては、スイッチ装置
をカバー部材で覆って設けており、前記カバー部材に設
けた開口のみを介してアクチュエータがマイクロスイッ
チを作動させる位置に突入するようにしているので、前
記スイッチ装置に不測に触ったりすることを防止でき
る。さらに、本考案においては、マイクロスイッチの作
動レバーに対応するフロントカバーのアクチュエータ
が、カバー部材に設けた開口に対して、側方と下方との
直交する方向のいずれから挿入されて、前記作動レバー
を作動させることが出来るので、上部装置とフロントカ
バーとのいずれの部材を先に閉じておいても、後の部材
を容易に閉じることが出来、前記2つの開閉部材が装置
本体に対して正確な位置に閉じられた状態で、スイッチ
装置が検知信号を出力する。したがって、本考案のスイ
ッチ装置を用いることにより、オペレータに余分な注意
を払わせる必要がなく、画像形成装置のメンテナンスに
際しての操作性を良くすることが出来る。
第1図は本考案のスイッチ装置の取付け状態を示す斜視
図、第2図はスイッチ装置の構成とアクチュエータとの
関係を示す説明図、第3図は本考案が適用される画像形
成装置の側面図、第4図は従来例の画像形成装置とスイ
ッチ手段の説明図であり、第5図はスイッチ装置に対す
るアクチュエータの係合状態の説明図である。 図中の符号 1……画像形成装置、2……本体、5……フロントカバ
ー、6……ヒンジ、7……アクチュエータ、8……上部
装置、9……ヒンジ、10……スイッチ装置、11……カバ
ー部材、12……開口、15……マイクロスイッチ、16……
作動レバー、20……スイッチ装置、21……マイクロスイ
ッチ、22……アクチュエータ。
図、第2図はスイッチ装置の構成とアクチュエータとの
関係を示す説明図、第3図は本考案が適用される画像形
成装置の側面図、第4図は従来例の画像形成装置とスイ
ッチ手段の説明図であり、第5図はスイッチ装置に対す
るアクチュエータの係合状態の説明図である。 図中の符号 1……画像形成装置、2……本体、5……フロントカバ
ー、6……ヒンジ、7……アクチュエータ、8……上部
装置、9……ヒンジ、10……スイッチ装置、11……カバ
ー部材、12……開口、15……マイクロスイッチ、16……
作動レバー、20……スイッチ装置、21……マイクロスイ
ッチ、22……アクチュエータ。
Claims (1)
- 【請求項1】装置本体に対してヒンジを介して開閉可能
に設ける上部装置と、 前記装置本体に対して前記上部装置のヒンジに直交する
ヒンジを介して開閉可能に設けるフロントカバーとを設
けてなる装置において、 前記上部装置に配置するスイッチ装置には、スイッチ部
材と作動レバーおよび前記スイッチ部材と作動レバーを
覆うカバー部材とを配置し、 前記フロントカバーには、前記作動レバーに対応させる
アクチュエータを装置本体側に突出させて設け、 前記カバー部材には、前記アクチュエータを下部と側部
との直交する方向から挿入可能な開口を設け、 前記上部装置とフロントカバーのいずれか一方が装置本
体に対して閉じられている状態で、他方の部材を閉じる
動作により、前記アクチュエータがスイッチ装置のレバ
ーを押圧することを特徴とするインターロックスイッチ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990008701U JP2514666Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | インターロックスイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990008701U JP2514666Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | インターロックスイッチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03100853U JPH03100853U (ja) | 1991-10-22 |
JP2514666Y2 true JP2514666Y2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=31512323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990008701U Expired - Lifetime JP2514666Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | インターロックスイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514666Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6232290Y2 (ja) * | 1979-05-15 | 1987-08-18 | ||
JPS60125856A (ja) * | 1983-12-12 | 1985-07-05 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 複写装置 |
JPS6233061U (ja) * | 1985-08-15 | 1987-02-27 |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP1990008701U patent/JP2514666Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03100853U (ja) | 1991-10-22 |
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