JP2511463B2 - キナクリドンキノン−系の顔料、その製法及び使用法 - Google Patents
キナクリドンキノン−系の顔料、その製法及び使用法Info
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- JP2511463B2 JP2511463B2 JP62169924A JP16992487A JP2511463B2 JP 2511463 B2 JP2511463 B2 JP 2511463B2 JP 62169924 A JP62169924 A JP 62169924A JP 16992487 A JP16992487 A JP 16992487A JP 2511463 B2 JP2511463 B2 JP 2511463B2
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- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B67/00—Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
- C09B67/0001—Post-treatment of organic pigments or dyes
- C09B67/0017—Influencing the physical properties by treatment with an acid, H2SO4
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- C09B67/0034—Mixtures of two or more pigments or dyes of the same type
- C09B67/0036—Mixtures of quinacridones
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- Organic Chemistry (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明の対象は、非常に良好な日光堅牢性及び耐候性
を有するキナクリドンキノン−系の新規な黄金−及びえ
び茶色顔料、その製法及び該顔料を合成及び天然材料の
着色特に自動車−メタリツク−塗装用の価値の高いラツ
カーの製造に使用する方法である。
を有するキナクリドンキノン−系の新規な黄金−及びえ
び茶色顔料、その製法及び該顔料を合成及び天然材料の
着色特に自動車−メタリツク−塗装用の価値の高いラツ
カーの製造に使用する方法である。
これら顔料の重要な成分を成す下記式CCのキナクリド
ンキノンは既に比較的長い間知られている(Sharvin,J.
Russ.Phys.Chem.Ges.47,1260(1915);Lesnianski,Ber.
51,695(1918))。該化合物は興味のある黄色色調を有
しそして大多数の溶剤に不溶ではあるけれども、該化合
物はその日光堅牢性及び耐候性に欠けるために顔料とし
ては使用されていない。
ンキノンは既に比較的長い間知られている(Sharvin,J.
Russ.Phys.Chem.Ges.47,1260(1915);Lesnianski,Ber.
51,695(1918))。該化合物は興味のある黄色色調を有
しそして大多数の溶剤に不溶ではあるけれども、該化合
物はその日光堅牢性及び耐候性に欠けるために顔料とし
ては使用されていない。
キナクリドンキノン(式CC)に於けるこの欠点はキナ
クリドン(式C)及びジヒドロキナクリドン(式DC)と
の混晶形成により除去される(米国特許第3686009号、
第3748162号明細書)。
クリドン(式C)及びジヒドロキナクリドン(式DC)と
の混晶形成により除去される(米国特許第3686009号、
第3748162号明細書)。
この欠点は又混晶形成下一層簡単な化合物例えばN,
N′−ジフエニル−p−フエニレンジアミン(式P、米
国特許第3341345号明細書)又は2−アニリノアクリド
ン(式A、米国特許第4286998号明細書)の誘導体の添
加により除去される。
N′−ジフエニル−p−フエニレンジアミン(式P、米
国特許第3341345号明細書)又は2−アニリノアクリド
ン(式A、米国特許第4286998号明細書)の誘導体の添
加により除去される。
この場合混晶又は固溶体とは1又は多数の添加された
化合物が「寄主化合物」の結晶格子中に存在することの
意味である。その場合結晶格子のX線回折図はこの「寄
主化合物」の(多くの場合には広げられた)結晶格子の
みを示すが、一方対応する機械的混合物の回折図中では
全成分が検出可能である。
化合物が「寄主化合物」の結晶格子中に存在することの
意味である。その場合結晶格子のX線回折図はこの「寄
主化合物」の(多くの場合には広げられた)結晶格子の
みを示すが、一方対応する機械的混合物の回折図中では
全成分が検出可能である。
2−アニリノアクリドン(式A)から誘導される化合
物はその構造からキナクリドンキノン(式CC)の結晶格
子への組み込みに適する。併しキナクリドンキノン及び
2−アニリノアクリドンの組み合わせの場合得られる混
晶顔料の日光堅牢性及び耐候性の十分な改善がこの添加
物の比較的多い量に於てはじめて達成されるか又は付加
的になお塩基性炭酸ニツケルを顔料表面上に適用されね
ばならぬ(米国特許第4286998号明細書)。2−アニリ
ノアクリドンの比較的多い量の添加は着色力をキナクリ
ドンキノンと比較して著しく低下させる。何となれば2
−アニリノアクリドン(式A)の誘導体は無色乃至薄黄
色化合物であるからである。ニツケルを含有する物質
(例えば酸化ニツケル及び炭酸ニツケルを用いる手段は
毒物学的理由から危険である。
物はその構造からキナクリドンキノン(式CC)の結晶格
子への組み込みに適する。併しキナクリドンキノン及び
2−アニリノアクリドンの組み合わせの場合得られる混
晶顔料の日光堅牢性及び耐候性の十分な改善がこの添加
物の比較的多い量に於てはじめて達成されるか又は付加
的になお塩基性炭酸ニツケルを顔料表面上に適用されね
ばならぬ(米国特許第4286998号明細書)。2−アニリ
ノアクリドンの比較的多い量の添加は着色力をキナクリ
ドンキノンと比較して著しく低下させる。何となれば2
−アニリノアクリドン(式A)の誘導体は無色乃至薄黄
色化合物であるからである。ニツケルを含有する物質
(例えば酸化ニツケル及び炭酸ニツケルを用いる手段は
毒物学的理由から危険である。
キナクリドンキノン及びキナクリドン(RがHであ
る、式CC及びC)からなる混晶は、キナクリドンキノン
の結晶格子中にキナクリドンを組み込むのが多ければ多
いほどそれだけ一層良好な日光堅牢性及び耐候性を有す
る。もち論この効果はキナクリドンキノン:キナクリド
ンのモル比約1:1までのみ認めることができる。キナク
リドンの量をこの比率を越えて高めれば、キナクリドン
はも早やキナクリドンキノンの結晶格子中に組み込まれ
ない。この過剰なキナクリドンは、X線回折図中でキナ
クリドンキノン−格子のずれた反射と並んで検出され得
る。これら顔料は純キナクリドンキノンより著しく良好
な日光堅牢性及び耐候性を有するが、併しこれら顔料は
実際的使用に関してはまだ十分でない。
る、式CC及びC)からなる混晶は、キナクリドンキノン
の結晶格子中にキナクリドンを組み込むのが多ければ多
いほどそれだけ一層良好な日光堅牢性及び耐候性を有す
る。もち論この効果はキナクリドンキノン:キナクリド
ンのモル比約1:1までのみ認めることができる。キナク
リドンの量をこの比率を越えて高めれば、キナクリドン
はも早やキナクリドンキノンの結晶格子中に組み込まれ
ない。この過剰なキナクリドンは、X線回折図中でキナ
クリドンキノン−格子のずれた反射と並んで検出され得
る。これら顔料は純キナクリドンキノンより著しく良好
な日光堅牢性及び耐候性を有するが、併しこれら顔料は
実際的使用に関してはまだ十分でない。
本発明者は、キナクリドンキノンの結晶格子へのキナ
クリドン及び2−アニリノ−又は2−フエノキシ−アク
リドン−誘導体の組み込みにより、存在するキナクリド
ンの量いかんで、非常に良好な日光堅牢性及び耐候性を
有する黄金−及びえび茶色顔料が得られることを見出し
た。
クリドン及び2−アニリノ−又は2−フエノキシ−アク
リドン−誘導体の組み込みにより、存在するキナクリド
ンの量いかんで、非常に良好な日光堅牢性及び耐候性を
有する黄金−及びえび茶色顔料が得られることを見出し
た。
それ故本発明は、一般式(1) (式中Rは水素−又は塩素原子又はメチル−又はカルボ
ンアミド基を意味し、m、nは1又は2である) で示されるキナクリドンキノン98〜20モル%及び一般式
(2) (式中、R、m及びnは上記の意味を有する) で示されるキナクリドン1〜65モル%及び一般式(3)
及び/又は(4) 及び/又は (式中XはO又はNHを意味し、Rは同一であるか又は異
なつていることができ、m及びnと同様に、上記の意味
を有する) で示される1又は2種のアクリドン誘導体1〜15モル%
からなり、その際一般式(2)、(3)及び/又は
(4)の添加された化合物が一般式(1)のキナクリド
ンキノンの結晶格子中に組み込まれているキナクリドン
キノン−系の新規な顔料に関する。
ンアミド基を意味し、m、nは1又は2である) で示されるキナクリドンキノン98〜20モル%及び一般式
(2) (式中、R、m及びnは上記の意味を有する) で示されるキナクリドン1〜65モル%及び一般式(3)
及び/又は(4) 及び/又は (式中XはO又はNHを意味し、Rは同一であるか又は異
なつていることができ、m及びnと同様に、上記の意味
を有する) で示される1又は2種のアクリドン誘導体1〜15モル%
からなり、その際一般式(2)、(3)及び/又は
(4)の添加された化合物が一般式(1)のキナクリド
ンキノンの結晶格子中に組み込まれているキナクリドン
キノン−系の新規な顔料に関する。
キナクリドンキノン−系の殊に価値の高い新規な顔料
は、式 で示されるキナクリドンキノン98〜70モル%、 式 で示されるキナクリドン1〜15モル%及び式 で示される1又は2種のアクリドン誘導体1〜15モル% からなり、その際添加された化合物はキナクリドンキノ
ンの結晶格子中に在る該顔料及び式 で示されるキナクリドンキノン54〜20モル%、 式 で示されるキナクリドン45〜65モル%及び式 で示される1又は2種のアクリドン誘導体1〜15モル% からなり、その際添加された化合物は主としてキナクリ
ドンキノンの結晶格子中に在る該顔料である。
は、式 で示されるキナクリドンキノン98〜70モル%、 式 で示されるキナクリドン1〜15モル%及び式 で示される1又は2種のアクリドン誘導体1〜15モル% からなり、その際添加された化合物はキナクリドンキノ
ンの結晶格子中に在る該顔料及び式 で示されるキナクリドンキノン54〜20モル%、 式 で示されるキナクリドン45〜65モル%及び式 で示される1又は2種のアクリドン誘導体1〜15モル% からなり、その際添加された化合物は主としてキナクリ
ドンキノンの結晶格子中に在る該顔料である。
更に本発明は、上記一般式(1)、(2)、(3)及
び/又は(4)の化合物を5−乃至40−倍重量の酸−該
酸に対しては上記の溶解さるべき化合物が夫々適用され
るべき温度に於て不活性である−中に溶解し、引き続い
て溶液を使用した酸(100%濃度)の重量に対し5−乃
至20−倍重量の、0〜50℃の水に注入することにより加
水分解することによつて、上記の新規な混晶顔料を製造
する方法に関する。上記化合物を溶解させるためには殊
に96〜100%硫酸(温度0〜30℃)及びポリ燐酸(温度1
20〜160℃)が適する。
び/又は(4)の化合物を5−乃至40−倍重量の酸−該
酸に対しては上記の溶解さるべき化合物が夫々適用され
るべき温度に於て不活性である−中に溶解し、引き続い
て溶液を使用した酸(100%濃度)の重量に対し5−乃
至20−倍重量の、0〜50℃の水に注入することにより加
水分解することによつて、上記の新規な混晶顔料を製造
する方法に関する。上記化合物を溶解させるためには殊
に96〜100%硫酸(温度0〜30℃)及びポリ燐酸(温度1
20〜160℃)が適する。
最後に本発明は、一般式(1)、(2)及び(3)の
前駆体即ち一般式(1a)、(2a)及び(3a)の化合物 (上記式中R、m、n及びXは上記の意味を有する) を脱水媒体例えば8−乃至40−倍重量のポリ燐酸(100
〜180℃の)中で一緒に環化し、引き続いて、上記の如
く、加水分解することによつて上記の混晶顔料を製造す
る方法に関する。
前駆体即ち一般式(1a)、(2a)及び(3a)の化合物 (上記式中R、m、n及びXは上記の意味を有する) を脱水媒体例えば8−乃至40−倍重量のポリ燐酸(100
〜180℃の)中で一緒に環化し、引き続いて、上記の如
く、加水分解することによつて上記の混晶顔料を製造す
る方法に関する。
本発明による混晶顔料は、合成又は天然材料の着色殊
に黄金−及びえび茶色自動車−メタリツク塗装の形成に
適する。
に黄金−及びえび茶色自動車−メタリツク塗装の形成に
適する。
一般式(3)のアクリドン誘導体の合成は対応して置
換された2−クロル−安息香酸と対応して置換された4
−アミノジフエニルアミン−又は4−アミノジフエニル
エーテル−誘導体との反応及び引き続いての、硫酸−又
はポリ燐酸中での生成物の環化により行うことができる
(Kalb,Ber.d.dt.chem.Ges.43,2209(1919))。
換された2−クロル−安息香酸と対応して置換された4
−アミノジフエニルアミン−又は4−アミノジフエニル
エーテル−誘導体との反応及び引き続いての、硫酸−又
はポリ燐酸中での生成物の環化により行うことができる
(Kalb,Ber.d.dt.chem.Ges.43,2209(1919))。
更に一般式(3)のアクリドン誘導体は対応するテト
ラヒドロ化合物(一般式(4))の接触脱水により得ら
れ、該ヒドロ化合物は対応して置換されたシクロヘキサ
ノン−2−カルボン酸エステルと対応して置換された4
−アミノ−ジフエニルエーテル−誘導体との反応及び生
成物の高沸点の有機溶剤中での環化により得ることがで
きる(米国特許第4286998号明細書)。前記アクリドン
誘導体の別の製造可能性はドイツ特許出願公開第216564
7号公報に記載されている。
ラヒドロ化合物(一般式(4))の接触脱水により得ら
れ、該ヒドロ化合物は対応して置換されたシクロヘキサ
ノン−2−カルボン酸エステルと対応して置換された4
−アミノ−ジフエニルエーテル−誘導体との反応及び生
成物の高沸点の有機溶剤中での環化により得ることがで
きる(米国特許第4286998号明細書)。前記アクリドン
誘導体の別の製造可能性はドイツ特許出願公開第216564
7号公報に記載されている。
耐候性はTSA−ラツカー系(1:1−TiO2−増白)に於て
ORIGINAL HANAU HERAEUS GMBH社のキセノン灯耐候試験
装置X1200Wを用いて実施される。
ORIGINAL HANAU HERAEUS GMBH社のキセノン灯耐候試験
装置X1200Wを用いて実施される。
△Eは顔料の日光堅牢性及び耐候性に関する尺度であ
りそして暴露試料と非暴露試料の間の色の差異を示す
(DIN第6174号)。
りそして暴露試料と非暴露試料の間の色の差異を示す
(DIN第6174号)。
一定時間後のこの値が小さければ小さいほどそれだけ
一層当該顔料の日光堅牢性及び耐候性が良好である。
一層当該顔料の日光堅牢性及び耐候性が良好である。
使用可能な顔料はこの方法による試験に於て暴露2000
時間後3より小さい△E−値を有し、この値がより早い
時点で越えるなら、暴露過程は中断される。△E−値の
比較は通例同一暴露期間後行われる。
時間後3より小さい△E−値を有し、この値がより早い
時点で越えるなら、暴露過程は中断される。△E−値の
比較は通例同一暴露期間後行われる。
下記例中で示した量は重量である。
例1 キナクリドンキノンA部、キナクリドンB部及び2−
アニリノ−アクリドンC部を最高30℃に於て98%硫酸X
部中に溶解し、引き続いて得られる溶液を0℃の水Y部
に注入して加水分解し、得られる懸濁液を2時間90℃に
加温する。吸引ろ過、中性洗浄及び乾燥後黄金色顔料Z
部が得られる(下記表参照)。
アニリノ−アクリドンC部を最高30℃に於て98%硫酸X
部中に溶解し、引き続いて得られる溶液を0℃の水Y部
に注入して加水分解し、得られる懸濁液を2時間90℃に
加温する。吸引ろ過、中性洗浄及び乾燥後黄金色顔料Z
部が得られる(下記表参照)。
比較例1b〜1dにより得られる顔料はその日光堅牢性及
び耐候性に関して本発明による顔料(例1a)より著しく
劣つている。
び耐候性に関して本発明による顔料(例1a)より著しく
劣つている。
例2 例1に記載の如く実施するが但し2−アニリノ−アク
リドンC部の代りに1,2,3,4−テトラヒドロ−8−アニ
リノアクリドンD部を使用する点を異にする(下記表参
照)。
リドンC部の代りに1,2,3,4−テトラヒドロ−8−アニ
リノアクリドンD部を使用する点を異にする(下記表参
照)。
例2aの顔料は例2bの顔料よりその日光堅牢性及び耐候
性に就て優れている。
性に就て優れている。
例3 キナクリドンキノン13.7部、キナクリドン0.78部、2
−アニリノアクリドン0.62部及び1,2,3,4−テトラヒド
ロ−8−アニリノ−アクリドン0.09部を98%硫酸160部
中に溶解し、0℃の水1000部中に注入して加水分解し、
例1に記載の如く更に処理する。黄金色顔料14.6部が得
られ、該顔料は上記TSA−ラツカー系(1:1−TiO2−増
白)に於ける暴露1000時間後1.0の△E−値を有する。
−アニリノアクリドン0.62部及び1,2,3,4−テトラヒド
ロ−8−アニリノ−アクリドン0.09部を98%硫酸160部
中に溶解し、0℃の水1000部中に注入して加水分解し、
例1に記載の如く更に処理する。黄金色顔料14.6部が得
られ、該顔料は上記TSA−ラツカー系(1:1−TiO2−増
白)に於ける暴露1000時間後1.0の△E−値を有する。
例4 2,9−ジメチルキナクリドンキノンA部、2,9−ジメチ
ルキナクリドンB部及び2−アニリノアクリドンC部を
20℃の98%硫酸200部中に溶解し、0℃の水1200部中に
注入して加水分解し、例1に記載の如く更に処理する。
黄金色顔料Z部が得られる。
ルキナクリドンB部及び2−アニリノアクリドンC部を
20℃の98%硫酸200部中に溶解し、0℃の水1200部中に
注入して加水分解し、例1に記載の如く更に処理する。
黄金色顔料Z部が得られる。
例5 キナクリドンキノンA部及びキナクリドンB部を98%
硫酸180部中に溶解する。引き続いて最高10℃に於て2
−フエノキシアクリドンC部又は1,2,3,4−テトラヒド
ロ−8−フエノキシアクリドンD部を添加し、5〜10分
間10℃で撹拌する。硫酸溶液の加水分解を0℃に於ける
水1100部中への注入により行われ、例1に記載の如く後
処理が行われる。黄金色顔料Z部が得られる。
硫酸180部中に溶解する。引き続いて最高10℃に於て2
−フエノキシアクリドンC部又は1,2,3,4−テトラヒド
ロ−8−フエノキシアクリドンD部を添加し、5〜10分
間10℃で撹拌する。硫酸溶液の加水分解を0℃に於ける
水1100部中への注入により行われ、例1に記載の如く後
処理が行われる。黄金色顔料Z部が得られる。
例6 キナクリドンキノン13.7部、2,9−ジカルボンアミド
キナクリドン2.0部及び2−アニリノアクリドン0.72部
を15℃に於て98%硫酸160部中に溶解し、引き続いて得
られる溶液を0℃の水1000部中に注入して加水分解す
る。例1に記載の如き後処理後良好な日光堅牢性及び耐
候性を有する黄金色顔料15.7部が得られ、そのX線回折
図はキナクリドンキノンの反射のみを示す。
キナクリドン2.0部及び2−アニリノアクリドン0.72部
を15℃に於て98%硫酸160部中に溶解し、引き続いて得
られる溶液を0℃の水1000部中に注入して加水分解す
る。例1に記載の如き後処理後良好な日光堅牢性及び耐
候性を有する黄金色顔料15.7部が得られ、そのX線回折
図はキナクリドンキノンの反射のみを示す。
例7 キナクリドンキノン13.7部、キナクリドン1.56部及び
2−アニリノアクリドン1.43部を130〜140℃に於てポリ
燐酸(84%P4O10)350部中に溶解し、1〜2時間この温
度で撹拌する。氷水2500部中に注入して加水分解及び例
1に記載の如き後処理後黄金色顔料15.9部が得られ、そ
のX線回折図はキナクリドンキノンの反射のみを示す。
2−アニリノアクリドン1.43部を130〜140℃に於てポリ
燐酸(84%P4O10)350部中に溶解し、1〜2時間この温
度で撹拌する。氷水2500部中に注入して加水分解及び例
1に記載の如き後処理後黄金色顔料15.9部が得られ、そ
のX線回折図はキナクリドンキノンの反射のみを示す。
例8 キナクリドンキノンA部、キナクリドンB部及び8−
メチル−2−(4−トルイルアミノ)−アクリドンC部
を15℃の98%硫酸180部中に溶解する。引き続いて溶液
を氷水1080部中に注入し加水分解する。例1に記載の如
き後処理後黄金色顔料Z部が得られ(下記表参照)、そ
の場合例8bによる生成物は例8aによる生成物より日光堅
牢性及び耐候性に関して優れている。
メチル−2−(4−トルイルアミノ)−アクリドンC部
を15℃の98%硫酸180部中に溶解する。引き続いて溶液
を氷水1080部中に注入し加水分解する。例1に記載の如
き後処理後黄金色顔料Z部が得られ(下記表参照)、そ
の場合例8bによる生成物は例8aによる生成物より日光堅
牢性及び耐候性に関して優れている。
例9 2,5−ビス−(2−カルボキシ−アニリノ)−1,4−ベ
ンゾキノン(RがHである式1a)22.7部を130〜140℃
に於て45分以内にポリ燐酸(84%P4O10)600部中に導入
する。引き続いて2,5−ジアニリノテレフタル酸(Rが
Hである式2a)2.6部及び4−(2−カルボキシアニ
リノ−ジフエニルアミン(RがHであり、XがNHである
式3a)1.8部を添加する。次に混合物を2時間140〜15
0℃に於て撹拌する。加水分解はこの溶液を50℃の水480
0部中に注入して行われ、後処理は例1に記載の如く行
われる。黄金色顔料22.5部が得られ、そのX線回折図は
キナクリドンキノンの反射のみを示す。
ンゾキノン(RがHである式1a)22.7部を130〜140℃
に於て45分以内にポリ燐酸(84%P4O10)600部中に導入
する。引き続いて2,5−ジアニリノテレフタル酸(Rが
Hである式2a)2.6部及び4−(2−カルボキシアニ
リノ−ジフエニルアミン(RがHであり、XがNHである
式3a)1.8部を添加する。次に混合物を2時間140〜15
0℃に於て撹拌する。加水分解はこの溶液を50℃の水480
0部中に注入して行われ、後処理は例1に記載の如く行
われる。黄金色顔料22.5部が得られ、そのX線回折図は
キナクリドンキノンの反射のみを示す。
例10 例9に記載の如く実施するが、但し4−(2−カルボ
キシアニリノ)−ジフエニルアミン1.8部の代りに4−
(2−カルボキシアニリノ)−ジフエニルエーテル(R
がHであり、XがOである式3a)1.8部を添加する。
黄金色顔料21.6部が得られる。
キシアニリノ)−ジフエニルアミン1.8部の代りに4−
(2−カルボキシアニリノ)−ジフエニルエーテル(R
がHであり、XがOである式3a)1.8部を添加する。
黄金色顔料21.6部が得られる。
例11 キナクリドンキノン6.8部、キナクリドン9.4部及び1,
2,3,4−テトラヒドロ−8−アニリノアクリドン1.44部
を98%硫酸160部中に20〜15℃に於て溶解する。得られ
る溶液を引き続いて0℃の水1400部中に注入して加水分
解し、得られる懸濁液を2時間90℃に加温する。吸引ろ
過、中性洗浄及び乾燥後えび茶色顔料17.0部が得られ、
該顔料は上記TSA−ラツカー系(1:1−TiO2−増白)に於
ける暴露1500時間後1.0の△E−値を有する。
2,3,4−テトラヒドロ−8−アニリノアクリドン1.44部
を98%硫酸160部中に20〜15℃に於て溶解する。得られ
る溶液を引き続いて0℃の水1400部中に注入して加水分
解し、得られる懸濁液を2時間90℃に加温する。吸引ろ
過、中性洗浄及び乾燥後えび茶色顔料17.0部が得られ、
該顔料は上記TSA−ラツカー系(1:1−TiO2−増白)に於
ける暴露1500時間後1.0の△E−値を有する。
例12 キナクリドンキノン5.1部、キナクリドン9.4部及び2
−アニリノアクリドン1.44部を例11に記載の如く処理す
る。えび茶色顔料15.3部が得られ、該顔料は上記のTSA
−ラツカー系(1:1−TiO2−増白)に於ける暴露2000時
間後1.5の△E−値を有する。
−アニリノアクリドン1.44部を例11に記載の如く処理す
る。えび茶色顔料15.3部が得られ、該顔料は上記のTSA
−ラツカー系(1:1−TiO2−増白)に於ける暴露2000時
間後1.5の△E−値を有する。
例13 キナクリドンキノンA部、キナクリドンB部及び2−
フエノキシアクリドンC部を10〜15℃に於て98%硫酸X
部中に溶解する。得られる溶液を引き続いて0℃の水Y
部中に注入して加水分解する。例11による後処理後えび
茶色顔料Z部が得られる(下記表参照)。
フエノキシアクリドンC部を10〜15℃に於て98%硫酸X
部中に溶解する。得られる溶液を引き続いて0℃の水Y
部中に注入して加水分解する。例11による後処理後えび
茶色顔料Z部が得られる(下記表参照)。
例14 2,5−ビス−(2−カルボキシ−アニリノ)−1,4−ベ
ンゾキノン(RがHである式1a)17.0部を130〜140℃
に於てポリ燐酸(84%P4O10)560部中に45分以内に導入
する。引き続いて2,5−ジアニリノ−テレフタル酸(R
がHである式2a)15.7部及び4−(2−カルボキシ−
アニリノ)−ジフエニルアミン(RがHであり、XがNH
である式3a)3.1部を添加し、混合物を2時間140〜15
0℃に於て撹拌する。加水分解はこの溶液を50℃の水340
0部中に注入して行われ、更に例11に記載の如き後処理
が行われる。えび茶色顔料29.7部が得られる。
ンゾキノン(RがHである式1a)17.0部を130〜140℃
に於てポリ燐酸(84%P4O10)560部中に45分以内に導入
する。引き続いて2,5−ジアニリノ−テレフタル酸(R
がHである式2a)15.7部及び4−(2−カルボキシ−
アニリノ)−ジフエニルアミン(RがHであり、XがNH
である式3a)3.1部を添加し、混合物を2時間140〜15
0℃に於て撹拌する。加水分解はこの溶液を50℃の水340
0部中に注入して行われ、更に例11に記載の如き後処理
が行われる。えび茶色顔料29.7部が得られる。
例11〜14により得られる顔料はX線回折図に於てキナ
クリドンキノンのずれた結晶格子のほかさらにキナクリ
ドンの小さな反射を示す。
クリドンキノンのずれた結晶格子のほかさらにキナクリ
ドンの小さな反射を示す。
Claims (8)
- 【請求項1】一般式(1) (式中Rは水素−又は塩素原子又はメチル−又はカルボ
ンアミド基を意味し、m、nは1又は2である) で示されるキナクリドンキノン98〜20モル%及び一般式
(2) (式中、R、m及びnは上記の意味を有する) で示されるキナクリドン1〜65モル%及び一般式(3)
及び/又は(4) (式中XはO又はNHを意味し、Rは同一であるか又は異
なつていることができ、m及びnと同様に上記の意味を
有する) で示される1又は2種のアクリドン誘導体1〜15モル%
からなり、その際一般式(2)、(3)及び/又は
(4)の添加された化合物が一般式(1)のキナクリド
ンキノンの結晶格子中に組み込まれているキナクリドン
キノン−系の顔料。 - 【請求項2】式 で示されるキナクリドンキノン98〜70モル%、 式 で示されるキナクリドン1〜15モル%及び式 で示される1又は2種のアクリドン誘導体1〜15モル% からなり、その際添加された化合物はキナクリドンキノ
ンの結晶格子中に在る特許請求の範囲第1項記載のキナ
クリドンキノン−系の顔料。 - 【請求項3】式 で示されるキナクリドンキノン54〜20モル%、 式 で示されるキナクリドン45〜65モル%及び式 で示される1又は2種のアクリドン誘導体1〜15モル% からなり、その際添加された化合物は主としてキナクリ
ドンキノンの結晶格子中に在る特許請求の範囲第1項記
載のキナクリドンキノン−系の顔料。 - 【請求項4】一般式(1) (式中Rは水素−又は塩素原子又はメチル−又はカルボ
ンアミド基を意味し、m、nは1又は2である) で示されるキナクリドンキノン98〜20モル%及び一般式
(2) (式中R、m及びnは上記の意味を有する) で示されるキナクリドン1〜65モル%及び一般式(3)
及び/又は(4) (式中XはO又はNHを意味し、Rは同一であるか又は異
なつていることができ、m及びnと同様に上記の意味を
有する) で示される1又は2種のアクリドン誘導体1〜15モル%
からなり、その際一般式(2)、(3)及び/又は
(4)の添加された化合物が一般式(1)のキナクリド
ンキノンの結晶格子中に組み込まれているキナクリドン
キノン−系の顔料を製造するために、上記一般式
(1)、(2)、(3)及び/又は(4)の化合物を5
−乃至40−倍重量の酸−該酸に対しては上記の溶解れる
べき化合物が夫々適用される温度に於て不活性である−
中に溶解し、引き続いて溶液を使用した酸(100%)の
重量に対し5−及至20−倍重量の、0〜50℃の水に注入
することにより加水分解することを特徴とする上記製
法。 - 【請求項5】一般式(1)、(2)、(3)及び/又は
(4)の化合物を5−乃至20−倍重量の96〜100%硫酸
中に0〜30℃に於て溶解する特許請求の範囲第4項記載
の方法。 - 【請求項6】一般式(1)、(2)、(3)及び/又は
(4)をポリ燐酸(80〜86%P4O10)の10−乃至40−倍
重量で120〜160℃に於て溶解する特許請求の範囲第4項
記載の方法。 - 【請求項7】一般式(1) (式中Rは水素−又は塩素原子又はメチル−又はカルボ
ンアミド基を意味し、m、nは1又は2である) で示されるキナクリドンキノン98〜20モル%及び一般式
(2) (式中、R、m及びnは上記の意味を有する) で示されるキナクリドン1〜65モル%及び一般式(3)
及び/又は(4) (式中XはO又はNHを意味し、Rは同一であるか又は異
なつていることができ、m及びnと同様に上記の意味を
有する) で示される1又は2種のアクリドン誘導体1〜15モル%
からなり、その際一般式(2)、(3)及び/又は
(4)の添加された化合物が一般式(1)のキナクリド
ンキノンの結晶格子中に組み込まれているキナクリドン
キノン−系の顔料を製造するために、下記一般式(1a)
の化合物98〜25モル%、下記一般式(2a)の化合物1〜
60モル%及び下記一般式(3a)の化合物1〜15モル% (上記式中R、m、n及びXは上記の意味を有する) を8−乃至40−倍重量のポリ燐酸(80〜86%P4O10)中
で100〜180℃の温度に於て一緒に環化し、引き続いて溶
液を使用したポリ燐酸の重量に対し5−乃至20−倍重量
の、0〜50℃の水に注入することにより加水分解するこ
とを特徴とする上記製法。 - 【請求項8】一般式(1) (式中Rは水素−又は塩素原子又はメチル−又はカルボ
ンアミド基を意味し、m、nは1又は2である) で示されるキナクリドンキノン98〜20モル%及び一般式
(2) (式中、R、m及びnは上記の意味を有する) で示されるキナクリドン1〜65モル%及び一般式(3)
及び/又は(4) (式中XはO又はNHを意味し、Rは同一であるか又は異
なつていることができ、m及びnと同様に上記の意味を
有する) で示される1又は2種のアクリドン誘導体1〜15モル%
からなり、その際一般式(2)、(3)及び/又は
(4)の添加された化合物が一般式(1)のキナクリド
ンキノンの結晶格子中に組み込まれているキナクリドン
キノン−系の顔料を合成又は天然材料の着色特に自動車
−メタリツク−塗装を形成するために使用する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19863623336 DE3623336A1 (de) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | Pigmente der chinacridonchinon-reihe, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung |
DE3623336.6 | 1986-07-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6323969A JPS6323969A (ja) | 1988-02-01 |
JP2511463B2 true JP2511463B2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=6304904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62169924A Expired - Lifetime JP2511463B2 (ja) | 1986-07-11 | 1987-07-09 | キナクリドンキノン−系の顔料、その製法及び使用法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4881980A (ja) |
EP (1) | EP0253276B1 (ja) |
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DE (2) | DE3623336A1 (ja) |
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DE3833423A1 (de) * | 1988-10-01 | 1990-04-19 | Hoechst Ag | Chinacridon-pigmente, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung |
GB2274848A (en) * | 1993-02-05 | 1994-08-10 | Citizen Watch Co Ltd | Modification of pigment and electrophotographic photoreceptor containing modified pigment |
US5472496A (en) * | 1994-08-11 | 1995-12-05 | Ciba-Geigy Corporation | Solid solutions of pyrrolo-[3.4-c]-pyrroles with quinacridonequinones |
US5919299A (en) * | 1996-12-04 | 1999-07-06 | Ciba Specialty Chemicals Corporation | Process for producing transparent pigmentary quinacridones by acid swelling of premilled subpigmentary quinacridones in the presence of an organic liquid |
DE69800766T2 (de) * | 1997-05-09 | 2001-09-13 | Ciba Speciality Chemicals Holding Inc., Basel | Verfahren zur Herstellung von 2-Anilinoacridonen |
EP4112978B1 (en) * | 2021-06-28 | 2024-12-25 | Goodrich Corporation | Compliant joint drive assembly |
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US3341345A (en) * | 1966-01-18 | 1967-09-12 | Du Pont | Solid solutions of a quinacridone and n, n'-diaryl-diamino compounds |
US3607336A (en) * | 1969-07-09 | 1971-09-21 | Du Pont | Process for making solid solutions |
US3686009A (en) * | 1971-03-03 | 1972-08-22 | Du Pont | Quinacridone containing pigments |
US3748162A (en) * | 1971-03-19 | 1973-07-24 | Du Pont | Light stable quinacridonequinone yellow pigment |
CA1144927A (en) * | 1978-12-10 | 1983-04-19 | Wilfried G. Holtje | Light stable quinacridonequinone yellow pigment |
US4258190A (en) * | 1979-08-29 | 1981-03-24 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Preparation of acridinones |
US4286998A (en) * | 1979-12-03 | 1981-09-01 | E. I. Dupont De Nemours And Company | Light stable quinacridonequinone yellow pigment |
US4426231A (en) * | 1982-08-12 | 1984-01-17 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Light stable quinacridonequinone pigments |
DE3532343A1 (de) * | 1985-09-11 | 1987-03-19 | Hoechst Ag | Pigmente der chinacridonchinon-reihe, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung |
-
1986
- 1986-07-11 DE DE19863623336 patent/DE3623336A1/de not_active Withdrawn
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1987
- 1987-07-07 DE DE8787109767T patent/DE3785502D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1987-07-07 EP EP87109767A patent/EP0253276B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-07-09 US US07/071,750 patent/US4881980A/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-07-09 JP JP62169924A patent/JP2511463B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
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EP0253276A2 (de) | 1988-01-20 |
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