JP2510906B2 - 液室付防振ゴム部品の液充填装置及び液充填方法 - Google Patents
液室付防振ゴム部品の液充填装置及び液充填方法Info
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- 238000000034 method Methods 0.000 title description 5
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- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は液室付防振ゴム部品の
液室に液を充填する装置及び方法に関する。
液室に液を充填する装置及び方法に関する。
【0002】
【発明の背景】例えば自動車用のエンジンマウントとし
て用いられている防振ゴム品の一種に、内部に液室を有
し、表裏両面に液の出入口が設けられた部品を構成要素
として含んだ形態のものがある。
て用いられている防振ゴム品の一種に、内部に液室を有
し、表裏両面に液の出入口が設けられた部品を構成要素
として含んだ形態のものがある。
【0003】この防振ゴム品を組み立てる場合、まず上
記液室付部品の液室内に液を充填した後、同じく液中で
他の構成部品への組付けを行うこととなるが、従来この
液室付部品への液の充填作業は、作業者がこれを液槽内
に浸漬し、そしてこれを液中にある時間保持するととも
にその姿勢や向きを変化させて液室内に液を流入させる
ことにより行っていた。
記液室付部品の液室内に液を充填した後、同じく液中で
他の構成部品への組付けを行うこととなるが、従来この
液室付部品への液の充填作業は、作業者がこれを液槽内
に浸漬し、そしてこれを液中にある時間保持するととも
にその姿勢や向きを変化させて液室内に液を流入させる
ことにより行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な方法では、特に液の粘度がある程度高い場合には部品
(ワーク)を液中にある時間保持しても十分に液室内に
液が充満せず、このことが防振ゴム品の防振性能に悪影
響を及ぼすといった問題が生じていた。
な方法では、特に液の粘度がある程度高い場合には部品
(ワーク)を液中にある時間保持しても十分に液室内に
液が充満せず、このことが防振ゴム品の防振性能に悪影
響を及ぼすといった問題が生じていた。
【0005】またこの方法では作業者毎のばらつきが生
じ易いし、更に液室内に液を自然流入させるようにして
いるため、液の充填作業に長い時間を要し、生産性が悪
いといった問題も生じていた。
じ易いし、更に液室内に液を自然流入させるようにして
いるため、液の充填作業に長い時間を要し、生産性が悪
いといった問題も生じていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するために成されたものであり、その要旨は、液
槽内に容器状体を浸漬して該容器状体の内部に形成され
た加圧室の一端側の開放形状部に前記防振ゴム部品を、
その一面側が該加圧室に臨む状態で着座させて該加圧室
を閉鎖し、該加圧室に導入通路を通じて液を圧送すると
ともに該防振ゴム部品を押圧手段にて前記容器状体に押
圧し、該加圧室内の液を該防振ゴム部品の該加圧室に臨
む一面側の出入口よりその液室内に強制流入させた上、
該液室を通過させて他面側の出入口より外部に流出させ
ることにより該液室内に液を充填することにある。
を解決するために成されたものであり、その要旨は、液
槽内に容器状体を浸漬して該容器状体の内部に形成され
た加圧室の一端側の開放形状部に前記防振ゴム部品を、
その一面側が該加圧室に臨む状態で着座させて該加圧室
を閉鎖し、該加圧室に導入通路を通じて液を圧送すると
ともに該防振ゴム部品を押圧手段にて前記容器状体に押
圧し、該加圧室内の液を該防振ゴム部品の該加圧室に臨
む一面側の出入口よりその液室内に強制流入させた上、
該液室を通過させて他面側の出入口より外部に流出させ
ることにより該液室内に液を充填することにある。
【0007】[作用及び発明の効果]本発明に従い、容
器状体の加圧室の開放部を閉鎖するようにして防振ゴム
品(ワーク)をセットし、そしてこれを押圧手段により
押圧した状態で、導入通路を通じて加圧室内に液を圧送
すると、加圧室内の液が加圧室内に面する側の出入口よ
りワークの液室内に強制的に流入させられ、そして液室
を通過した上反対側の面の出入口より外部に流出する。
これにより液室内のエアが十分に抜き出され、液室内の
隅々まで液が充満させられる。
器状体の加圧室の開放部を閉鎖するようにして防振ゴム
品(ワーク)をセットし、そしてこれを押圧手段により
押圧した状態で、導入通路を通じて加圧室内に液を圧送
すると、加圧室内の液が加圧室内に面する側の出入口よ
りワークの液室内に強制的に流入させられ、そして液室
を通過した上反対側の面の出入口より外部に流出する。
これにより液室内のエアが十分に抜き出され、液室内の
隅々まで液が充満させられる。
【0008】本発明の場合、加圧室の加圧力に基づいて
ワークの液室内に液を強制的に流入させるものであるた
め、自然流入の場合と異なって液の粘度が高い場合にも
液室の隅々まで液を充満させることができ、防振ゴム品
の防振性能向上に寄与する。
ワークの液室内に液を強制的に流入させるものであるた
め、自然流入の場合と異なって液の粘度が高い場合にも
液室の隅々まで液を充満させることができ、防振ゴム品
の防振性能向上に寄与する。
【0009】また液を強制流入させるために短時間で作
業を完了でき、生産性も向上する。また本発明によれば
液充填作業の機械化,自動化が可能となる外、液充填に
際して作業者毎のばらつきがなくなって品質信頼性も向
上する。
業を完了でき、生産性も向上する。また本発明によれば
液充填作業の機械化,自動化が可能となる外、液充填に
際して作業者毎のばらつきがなくなって品質信頼性も向
上する。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図6において、10は自動車用エンジンマウ
ントとして用いられている防振ゴム品であって、図中1
2は取付ボルト,14はゴム弾性体で、このゴム弾性体
14に固着された筒状の金具16の内側に主液室18が
形成され、ここに液が収容されている。
説明する。図6において、10は自動車用エンジンマウ
ントとして用いられている防振ゴム品であって、図中1
2は取付ボルト,14はゴム弾性体で、このゴム弾性体
14に固着された筒状の金具16の内側に主液室18が
形成され、ここに液が収容されている。
【0011】主液室18の図中上側の開口部には、金具
ブラケット20の筒状部の内側においてダンパー部品2
2,ゴム製のダイヤフラム24が主液室18を閉鎖する
ように配置され、それらが金具16の上端部26のかし
めつけによって固定されている。
ブラケット20の筒状部の内側においてダンパー部品2
2,ゴム製のダイヤフラム24が主液室18を閉鎖する
ように配置され、それらが金具16の上端部26のかし
めつけによって固定されている。
【0012】ダンパー部品22は、図7に示しているよ
うに金具28と30との間に第一液室32及び第二液室
34を有し、それらが中間の金具の連通口36によって
互いに連通している。また各液室32,34には、出入
口38,40がダンパー部品22の表裏両面に設けられ
ている。
うに金具28と30との間に第一液室32及び第二液室
34を有し、それらが中間の金具の連通口36によって
互いに連通している。また各液室32,34には、出入
口38,40がダンパー部品22の表裏両面に設けられ
ている。
【0013】このダンパー部品22の中央部には、更
に、ゴム製の可動隔壁42によって区画された独立の液
室44,46が形成され、それぞれに出入口48,50
が設けられている。
に、ゴム製の可動隔壁42によって区画された独立の液
室44,46が形成され、それぞれに出入口48,50
が設けられている。
【0014】図2ないし図5はこの防振ゴム品10にお
けるダンパー部品22(以下ワークとする)の液室内に
液を充填する本例の装置を示したものである。これらの
図において、52は液槽で内部に支柱54が立設され、
この支柱54の上端部に支持ブロック56が配設されて
いる。
けるダンパー部品22(以下ワークとする)の液室内に
液を充填する本例の装置を示したものである。これらの
図において、52は液槽で内部に支柱54が立設され、
この支柱54の上端部に支持ブロック56が配設されて
いる。
【0015】支持ブロック56の上端部は上向きの容器
状を成しており、図3に示しているようにその内部に加
圧室58が形成されている。そして支持ブロック56及
び支柱54には、この加圧室58に連通するようにして
導入通路60,62が設けられ、これら導入通路60,
62を通じて加圧室58内に液が圧送されるようになっ
ている。
状を成しており、図3に示しているようにその内部に加
圧室58が形成されている。そして支持ブロック56及
び支柱54には、この加圧室58に連通するようにして
導入通路60,62が設けられ、これら導入通路60,
62を通じて加圧室58内に液が圧送されるようになっ
ている。
【0016】尚、64はゴム製のシール部材であって加
圧室58の周壁部を構成している。
圧室58の周壁部を構成している。
【0017】このシール部材64の外側には堤部96が
図4に示しているように互いに対向する状態で設けら
れ、これら堤部96と96との間の周方向部分が空所と
されている。この空所は、図4に示しているようにハン
ド55によるワーク22の把持を可能とするためのもの
である。
図4に示しているように互いに対向する状態で設けら
れ、これら堤部96と96との間の周方向部分が空所と
されている。この空所は、図4に示しているようにハン
ド55によるワーク22の把持を可能とするためのもの
である。
【0018】図2に示しているように、支柱54の側方
には回転テーブル66が配設され、このテーブル66の
回転により受治具68が上記防振ゴム品10の本体70
をセットした状態で所定加工位置まで搬送され、そこに
停止させられるようになっている。
には回転テーブル66が配設され、このテーブル66の
回転により受治具68が上記防振ゴム品10の本体70
をセットした状態で所定加工位置まで搬送され、そこに
停止させられるようになっている。
【0019】上記支持ブロック56の上側には、チャッ
ク72が下向きに配設されている。チャック72は全体
として筒状のものであって、図5に示しているように下
端に大径部74を有し、この大径部74の円環状下端面
をワーク22に押し当てるとともに、下端面所定位置に
配設されたマグネット76においてワーク22を吸着し
得るようになっている。
ク72が下向きに配設されている。チャック72は全体
として筒状のものであって、図5に示しているように下
端に大径部74を有し、この大径部74の円環状下端面
をワーク22に押し当てるとともに、下端面所定位置に
配設されたマグネット76においてワーク22を吸着し
得るようになっている。
【0020】一方このチャック72の基端側は支持プレ
ート78に固定され、チャック72全体がかかる支持プ
レート78とともにシリンダ80によって昇降させられ
るようになっている。
ート78に固定され、チャック72全体がかかる支持プ
レート78とともにシリンダ80によって昇降させられ
るようになっている。
【0021】チャック72の内部には液注入ロッド82
が配設され、この液注入ロッド82が昇降シリンダ94
によってチャック72に対し上下に相対運動させられる
よになっている。
が配設され、この液注入ロッド82が昇降シリンダ94
によってチャック72に対し上下に相対運動させられる
よになっている。
【0022】この液注入ロッド82の内部には液の導入
通路84が形成されており、ポート86を通じて圧送さ
れた液がこの導入通路84に導かれて流下し、先端の開
口より吐出されるようになっている。
通路84が形成されており、ポート86を通じて圧送さ
れた液がこの導入通路84に導かれて流下し、先端の開
口より吐出されるようになっている。
【0023】尚液注入ロッド82の下端部にはシール部
材88が装着され、このシール部材88の円環状突起9
0がワーク22に押し当てられるようになっている。
材88が装着され、このシール部材88の円環状突起9
0がワーク22に押し当てられるようになっている。
【0024】次に本装置の作用をワーク22への液充填
手順とともに説明する。まずワ−ク22がハンド55に
より搬送され、液槽52内の支持ブロック56上に載せ
られる。するとチャック72及び液注入ロッド82が支
持プレ−ト78とともに下降し、チャック72がその下
端面においてワ−ク22を支持ブロック56上に押し付
け、また液注入ロッド82がシリンダ94によって押し
下げられて先端をワ−ク22の中央部に押し当てる。図
1(A)はこの状態を示している。
手順とともに説明する。まずワ−ク22がハンド55に
より搬送され、液槽52内の支持ブロック56上に載せ
られる。するとチャック72及び液注入ロッド82が支
持プレ−ト78とともに下降し、チャック72がその下
端面においてワ−ク22を支持ブロック56上に押し付
け、また液注入ロッド82がシリンダ94によって押し
下げられて先端をワ−ク22の中央部に押し当てる。図
1(A)はこの状態を示している。
【0025】この状態で支持ブロック56側の加圧室5
8内に液が圧送され、この液は加圧室58からワ−ク2
2の出入口38を通じてワ−ク22の液室32,34内
部に強制的に流入させられ、更に液室32,34内部を
通過してワ−ク22の図中上面側の出入口40から外部
に流出する。
8内に液が圧送され、この液は加圧室58からワ−ク2
2の出入口38を通じてワ−ク22の液室32,34内
部に強制的に流入させられ、更に液室32,34内部を
通過してワ−ク22の図中上面側の出入口40から外部
に流出する。
【0026】この強制的な液の流入,通過及び流出によ
り液室32,34内に液が充填され、内部のエアが外部
に抜き出される。
り液室32,34内に液が充填され、内部のエアが外部
に抜き出される。
【0027】一方液注入ロッド82の先端より下向きに
吐出された液は、ワ−ク22の出入口50より液室46
内部に強制流入させられ、液室46内部に充填される。
吐出された液は、ワ−ク22の出入口50より液室46
内部に強制流入させられ、液室46内部に充填される。
【0028】以上の操作が終わると、次にチャック72
及び液注入ロッド82が上方に後退させられると共に、
ハンド55によりワ−ク22が表裏の向きを変えられ
(反転され)、再び支持ブロック56上にセットされ
る。
及び液注入ロッド82が上方に後退させられると共に、
ハンド55によりワ−ク22が表裏の向きを変えられ
(反転され)、再び支持ブロック56上にセットされ
る。
【0029】次いで図1(B)に示しているようにチャ
ック72及び液注入ロッド82が再び下降して液注入ロ
ッド82の下端から液の吐出が行われ、ワ−ク22の中
央部の液室44内に液が充填される。
ック72及び液注入ロッド82が再び下降して液注入ロ
ッド82の下端から液の吐出が行われ、ワ−ク22の中
央部の液室44内に液が充填される。
【0030】このようにワ−ク22を反転させ、液注入
ロッド82からの液の注入を2回に分けて行っているの
は、ワ−ク22中央部の液室44,46がゴム製の可動
隔壁42によって区画され、連通状態となっていないこ
とによる。
ロッド82からの液の注入を2回に分けて行っているの
は、ワ−ク22中央部の液室44,46がゴム製の可動
隔壁42によって区画され、連通状態となっていないこ
とによる。
【0031】これに対してワ−ク22の外周側の液室3
2,34は連通しているため、必ずしも2回に分けて液
の注入を行う必要はない。但しそのようにすることも自
由である。
2,34は連通しているため、必ずしも2回に分けて液
の注入を行う必要はない。但しそのようにすることも自
由である。
【0032】さてこのようにしてワ−ク22への液の充
填を終えたら、次にチャック72及び液注入ロッド82
が後退する。この時チャック72のマグネット76によ
りワ−ク22が吸着されて上方に引き上げられる。
填を終えたら、次にチャック72及び液注入ロッド82
が後退する。この時チャック72のマグネット76によ
りワ−ク22が吸着されて上方に引き上げられる。
【0033】次にチャック72及び液注入ロッド82が
図2中右方向に移動して後再び下降し、ワ−ク22を受
治具68に保持されている防振ゴム品の本体70上に載
せる。
図2中右方向に移動して後再び下降し、ワ−ク22を受
治具68に保持されている防振ゴム品の本体70上に載
せる。
【0034】この後回転テ−ブル66が回転してワ−ク
22をかしめ加工位置に搬送し、そこにおいてかしめ加
工が行われる。
22をかしめ加工位置に搬送し、そこにおいてかしめ加
工が行われる。
【0035】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明は他の防振ゴム部品に適用
することも可能であるなど、その主旨を逸脱しない範囲
において、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた形
態で構成可能である。
くまで一例示であり、本発明は他の防振ゴム部品に適用
することも可能であるなど、その主旨を逸脱しない範囲
において、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた形
態で構成可能である。
【図1】本発明の一実施例である液充填装置の作用説明
図である。
図である。
【図2】同装置の要部断面図である。
【図3】図2の更に要部の断面図である。
【図4】図3に示す装置要部の平面図である。
【図5】図2に示す装置の、図3とは異なった部分の要
部断面図である。
部断面図である。
【図6】本発明の適用対象である防振ゴム品の一例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図7】図6におけるダンパ−部品の構成説明図であ
る。
る。
22 ダンパー部品 32,34 液室 38,40 出入口 52 液槽 56 支持ブロック 58 加圧室 60,62 導入通路 72 チャック 82 液注入ロッド
Claims (2)
- 【請求項1】 内部に液室を有し、表裏各面に液の出入
口が設けられた防振ゴム部品の該液室内に液を充填する
装置にして、 (イ)液槽と (ロ)該液槽内に浸漬され、前記液室内に充填すべき液を
収容し且つ該液を加圧する加圧室が内部に形成されると
ともに該加圧室の一端側が開放形状とされ、該開放形状
部に前記防振ゴム部品を、その一面側が該加圧室内に臨
む状態で着座させて該加圧室を閉鎖させる容器状体と (ハ)前記加圧室内に液を圧送するための導入通路と (ニ)前記防振ゴム部品を前記容器状体に押圧する押圧手
段と が設けられ、該加圧室内の液を該防振ゴム部品における
該加圧室に臨む一面側の出入口よりその液室内に強制流
入させた上、該液室を通過させて他面側の出入口より外
部に流出させるように成されていることを特徴とする液
室付防振ゴム部品の液充填装置。 - 【請求項2】 内部に液室を有し、表裏各面に液の出入
口が設けられた防振ゴム部品の該液室内に液を充填する
方法であって、 液槽内に容器状体を浸漬して該容器状体の内部に形成さ
れた加圧室の一端側の開放形状部に前記防振ゴム部品
を、その一面側が該加圧室に臨む状態で着座させて該加
圧室を閉鎖し、該加圧室に導入通路を通じて液を圧送す
るとともに該防振ゴム部品を押圧手段にて前記容器状体
に押圧し、該加圧室内の液を該防振ゴム部品の該加圧室
に臨む一面側の出入口よりその液室内に強制流入させた
上、該液室を通過させて他面側の出入口より外部に流出
させることにより該液室内に液を充填することを特徴と
する液室付防振ゴム部品の液充填方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18510691A JP2510906B2 (ja) | 1991-06-29 | 1991-06-29 | 液室付防振ゴム部品の液充填装置及び液充填方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18510691A JP2510906B2 (ja) | 1991-06-29 | 1991-06-29 | 液室付防振ゴム部品の液充填装置及び液充填方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0510376A JPH0510376A (ja) | 1993-01-19 |
JP2510906B2 true JP2510906B2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=16164965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18510691A Expired - Fee Related JP2510906B2 (ja) | 1991-06-29 | 1991-06-29 | 液室付防振ゴム部品の液充填装置及び液充填方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2510906B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6662833B2 (en) * | 2002-04-01 | 2003-12-16 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Apparatus for incorporating components and filling liquid for liquid-sealed vibration-proof mount |
JP3911589B2 (ja) * | 2002-04-01 | 2007-05-09 | 東洋ゴム工業株式会社 | 液体封入式防振マウントの部品組込および液体封入装置 |
JP7169858B2 (ja) * | 2018-11-22 | 2022-11-11 | Toyo Tire株式会社 | ダイヤフラム移送装置及び液体封入式防振マウントの製造方法 |
-
1991
- 1991-06-29 JP JP18510691A patent/JP2510906B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0510376A (ja) | 1993-01-19 |
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