JP2510696B2 - 計算機システム自動運転制御方式 - Google Patents
計算機システム自動運転制御方式Info
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- JP2510696B2 JP2510696B2 JP63238728A JP23872888A JP2510696B2 JP 2510696 B2 JP2510696 B2 JP 2510696B2 JP 63238728 A JP63238728 A JP 63238728A JP 23872888 A JP23872888 A JP 23872888A JP 2510696 B2 JP2510696 B2 JP 2510696B2
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F9/00—Arrangements for program control, e.g. control units
- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
- G06F9/46—Multiprogramming arrangements
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- Software Systems (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
- Multi Processors (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
- Hardware Redundancy (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子計算機システム(以下計算機システムと
いう)の自動運転制御方式に係り、特に、計算機システ
ムの稼働中に発生する各種事象、例えばプログラムの動
作状況の変化事象、資源の使用状況事象等の発生対応に
最適な運転指令を自動的に発し、計算機システムの運転
を制御する自動運転制御方式に関する。
いう)の自動運転制御方式に係り、特に、計算機システ
ムの稼働中に発生する各種事象、例えばプログラムの動
作状況の変化事象、資源の使用状況事象等の発生対応に
最適な運転指令を自動的に発し、計算機システムの運転
を制御する自動運転制御方式に関する。
情報処理システム、すなわち計算機システムの24時間
運転サービスにともない、計算機システムのオペレータ
の確保が難しい状況となりつつある。そこで、計算機シ
ステムの無人運転を可能とするために、例えば特公昭61
-6426号公報に記載のように、ネットワークを構成する
計算機システム間において、お互いの計算機システムで
相互に監視する制御方式が開示されている。特公昭61-6
426号公報はネットワークを構成する計算機システム間
において、防災監視盤の監視のもとに計算機システムの
起動・停止の指令を公衆回線経由にて行ない、計算機シ
ステムの起動後は計算機システム間の専用のデータ伝送
回線をデータ伝送用と監視データの伝送用とで共用する
制御方式であり、ネットワーク系における計算機システ
ムの運転要員の省力化、回線使用料金の低減を狙ったも
のである。
運転サービスにともない、計算機システムのオペレータ
の確保が難しい状況となりつつある。そこで、計算機シ
ステムの無人運転を可能とするために、例えば特公昭61
-6426号公報に記載のように、ネットワークを構成する
計算機システム間において、お互いの計算機システムで
相互に監視する制御方式が開示されている。特公昭61-6
426号公報はネットワークを構成する計算機システム間
において、防災監視盤の監視のもとに計算機システムの
起動・停止の指令を公衆回線経由にて行ない、計算機シ
ステムの起動後は計算機システム間の専用のデータ伝送
回線をデータ伝送用と監視データの伝送用とで共用する
制御方式であり、ネットワーク系における計算機システ
ムの運転要員の省力化、回線使用料金の低減を狙ったも
のである。
一方、計算機システムの無人運転を支援する自動運転
制御方法に関しては、運転スケジュール・ファイルを2
組設け、計算機システムを停止させることなく運転スケ
ジュールを変更する制御方式が特開昭62-182822号に開
示されている。
制御方法に関しては、運転スケジュール・ファイルを2
組設け、計算機システムを停止させることなく運転スケ
ジュールを変更する制御方式が特開昭62-182822号に開
示されている。
特公昭61-6426号公報は、ネットワーク構成における
一方の計算機システムから他方の計算機システムを公衆
回線を用いて起動し、専用のデータ伝送回線を用いて監
視データを送受信することにより、運転要員の省力化、
及び回線使用料金の低減が図れると思われる。しかし、
計算機システムを起動するための指令信号の送受信方法
について開示されており、計算機システムの起動手順、
および起動後に稼動状態に入ったときの無人運転のため
の制御手順や計算機システムに障害が発生したときの制
御手順についてまでは開示されていない。
一方の計算機システムから他方の計算機システムを公衆
回線を用いて起動し、専用のデータ伝送回線を用いて監
視データを送受信することにより、運転要員の省力化、
及び回線使用料金の低減が図れると思われる。しかし、
計算機システムを起動するための指令信号の送受信方法
について開示されており、計算機システムの起動手順、
および起動後に稼動状態に入ったときの無人運転のため
の制御手順や計算機システムに障害が発生したときの制
御手順についてまでは開示されていない。
一方、特開昭62-182822号に、ジョブ実行用のスケジ
ュール表、およびジョブ・プロシージャからなるスケジ
ュール・ファイルを2個用意し、一方のスケジュール・
ファイルを使用中に他方のスケジュール・ファイルの内
容を更新して、切替えコマンドを投入することによっ
て、更新したスケジュール・ファイルの内容にてジョブ
の実行スケジュールを行なうものである。これにより、
ジョブの実行スケジュールの変更のために自動運転を中
断させないようにしている。特開昭62-182822号公報
は、各ジョブの実行開始時刻を規定して、そこで規定さ
れた時刻に当該ジョブを実行させて自動運転を実現しよ
うと意図している。ここで開示された技術は時刻による
実行開始すべきジョブのスケジュール方法であり、計算
機システムの自動運転の観点では計算機システム全体の
負荷状況まではまだ考慮されていない。計算機システム
の自動運転の観点では、運転オペレータの省力化、およ
び計算機システムの適性負荷運転が重要となってくる。
ュール表、およびジョブ・プロシージャからなるスケジ
ュール・ファイルを2個用意し、一方のスケジュール・
ファイルを使用中に他方のスケジュール・ファイルの内
容を更新して、切替えコマンドを投入することによっ
て、更新したスケジュール・ファイルの内容にてジョブ
の実行スケジュールを行なうものである。これにより、
ジョブの実行スケジュールの変更のために自動運転を中
断させないようにしている。特開昭62-182822号公報
は、各ジョブの実行開始時刻を規定して、そこで規定さ
れた時刻に当該ジョブを実行させて自動運転を実現しよ
うと意図している。ここで開示された技術は時刻による
実行開始すべきジョブのスケジュール方法であり、計算
機システムの自動運転の観点では計算機システム全体の
負荷状況まではまだ考慮されていない。計算機システム
の自動運転の観点では、運転オペレータの省力化、およ
び計算機システムの適性負荷運転が重要となってくる。
この観点でとらえると、特公昭61-6426号公報も計算
機システムの起動を指令する信号を受信した後、どのよ
うな制御手順によってオペレーティング・システム(Op
erating System:OS)を初期化するか、さらに、計算機
システムの監視データの採取、種別等についてまでは触
れていない。
機システムの起動を指令する信号を受信した後、どのよ
うな制御手順によってオペレーティング・システム(Op
erating System:OS)を初期化するか、さらに、計算機
システムの監視データの採取、種別等についてまでは触
れていない。
ところで、計算機システムの利用形態が多様化、複雑
化するにともない、計算機システムの構成も複数計算機
システム構成、多種多様な入出力装置接続形態、さらに
はバッチ処理ジョブ、オンライン処理ジョブの混在等、
運転オペレータの経験的知識がますます必要となり、計
算機システムの自動運転の実現のためには、運転オペレ
ータの経験的知識では対応し切れない事象、例えば計算
機システム構成の切替えや適正負荷運転のためのOS制御
手順等の自動化が課題として残る。
化するにともない、計算機システムの構成も複数計算機
システム構成、多種多様な入出力装置接続形態、さらに
はバッチ処理ジョブ、オンライン処理ジョブの混在等、
運転オペレータの経験的知識がますます必要となり、計
算機システムの自動運転の実現のためには、運転オペレ
ータの経験的知識では対応し切れない事象、例えば計算
機システム構成の切替えや適正負荷運転のためのOS制御
手順等の自動化が課題として残る。
本発明の目的は計算機システムの自動運転を実現する
ために、オペレーティング・システムや応用プログラム
群の動作の事象、計算機システム資源の使用状況事象、
および計算機システムのハードウェア動作事象の発生毎
にその内容を記憶することにより、過去及び現在の計算
機システムの動作状況を基に、最適な運転を行わせる自
動運転制御方式を提供することにある。
ために、オペレーティング・システムや応用プログラム
群の動作の事象、計算機システム資源の使用状況事象、
および計算機システムのハードウェア動作事象の発生毎
にその内容を記憶することにより、過去及び現在の計算
機システムの動作状況を基に、最適な運転を行わせる自
動運転制御方式を提供することにある。
本発明の他の目的は、複数の計算機システムで成る複
合計算機システム構成において、各計算機システムで発
生する事象対応に最適な運転指令を発するとともに、個
々の計算機システムの運転を統括する計算機システムが
事象対応に複合計算機システムの最適運転を行わせる自
動運転制御方式を提供することにある。
合計算機システム構成において、各計算機システムで発
生する事象対応に最適な運転指令を発するとともに、個
々の計算機システムの運転を統括する計算機システムが
事象対応に複合計算機システムの最適運転を行わせる自
動運転制御方式を提供することにある。
本発明の他の目的は、計算機システムを構成する中央
処理装置、入出力装置群の接続状態、動作状態を一括管
理し、最適な構成変更、動的な電源オン/オフ制御が可
能となる制御方式を提供することにある。
処理装置、入出力装置群の接続状態、動作状態を一括管
理し、最適な構成変更、動的な電源オン/オフ制御が可
能となる制御方式を提供することにある。
本発明の他の目的は、計算機システム内で発生する事
象をオペレーティング・システム内の他のサブ・プログ
ラムや一般の応用プログラムへ伝達し、計算機システム
全体の局所的な最適運転をも可能とする制御方式を提供
することにある。
象をオペレーティング・システム内の他のサブ・プログ
ラムや一般の応用プログラムへ伝達し、計算機システム
全体の局所的な最適運転をも可能とする制御方式を提供
することにある。
本発明の他の目的は、計算機システム内で発生する事
象対応に最適な運転指令を発するときに、その指令群の
発行順序列を登録、変更可能とし、システム規模の変更
に耐えうる制御方式を提供することにある。
象対応に最適な運転指令を発するときに、その指令群の
発行順序列を登録、変更可能とし、システム規模の変更
に耐えうる制御方式を提供することにある。
本発明の他の目的は、複合計算機システム構成での運
転時において、システム全体を統括管理している計算機
システムの稼働を停止するときには、自動的に他の計算
機システムが統括管理できる制御方式を提供することに
ある。
転時において、システム全体を統括管理している計算機
システムの稼働を停止するときには、自動的に他の計算
機システムが統括管理できる制御方式を提供することに
ある。
上記目的を達成するために、計算機システム又は複合
計算機システムのハードウェア機器構成、オペレーティ
ング・システム、応用プログラム群の稼働の事象、計算
機システムの稼働事象からなる動作事象を記憶する第1
の記憶手段を与え、かつこの構成及び事象に基づいて行
なうべき指令手順を与えることによりシステム全体の自
動運転を制御する。
計算機システムのハードウェア機器構成、オペレーティ
ング・システム、応用プログラム群の稼働の事象、計算
機システムの稼働事象からなる動作事象を記憶する第1
の記憶手段を与え、かつこの構成及び事象に基づいて行
なうべき指令手順を与えることによりシステム全体の自
動運転を制御する。
従って動作事象が発生した場合、この指令手順に従っ
て、第1の記憶手段に格納された情報を参照し、動作事
象発生システムへ自動的に指令を行なう。これにより、
計算機システム及び複合計算機システムの自動運転を行
うことができる。
て、第1の記憶手段に格納された情報を参照し、動作事
象発生システムへ自動的に指令を行なう。これにより、
計算機システム及び複合計算機システムの自動運転を行
うことができる。
一方、計算機システム又は複合計算機システムを構成
するハードウェア装置群の接続状態、動作状態及び電源
オン/オフ状態を記憶する第2の記憶手段、該装置群の
電源オン/オフ及び接続の切替えを行なう制御装置を備
え、該制御装置への指令送出方法、及び前記指令手順の
内から、該送出方法を実行できる方法を与えることによ
り、該ハードウェア装置の電源制御及びハードウェア機
器の接続切替えをも自動的に行なえる。
するハードウェア装置群の接続状態、動作状態及び電源
オン/オフ状態を記憶する第2の記憶手段、該装置群の
電源オン/オフ及び接続の切替えを行なう制御装置を備
え、該制御装置への指令送出方法、及び前記指令手順の
内から、該送出方法を実行できる方法を与えることによ
り、該ハードウェア装置の電源制御及びハードウェア機
器の接続切替えをも自動的に行なえる。
本発明の計算機の自動運転制御方式は、計算機システ
ム内で発生する各種事象に呼応して対処すべく処理手順
列を順次実行することにより最適な動作指令を発する制
御を行なうことにより、自動運転を可能とする。
ム内で発生する各種事象に呼応して対処すべく処理手順
列を順次実行することにより最適な動作指令を発する制
御を行なうことにより、自動運転を可能とする。
また、障害時または構成変更時も自動的に対応するこ
とも可能であるため真の意味での無人運転を実現でき
る。
とも可能であるため真の意味での無人運転を実現でき
る。
以下本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
第1図及び第2図は本発明の一実施例の計算機システ
ムのシステム構成を示すブロック図であり、第1図は単
一計算機システム、第2図は複合計算機システムでの構
成を示す。
ムのシステム構成を示すブロック図であり、第1図は単
一計算機システム、第2図は複合計算機システムでの構
成を示す。
第1図は本発明を実現するための必要最小限のときの
ハードウェア機器構成とシステム構成を示している。中
央処理装置101は、命令実行プロセッサ102と、命令実行
プロセッサ102から参照、更新できる主記憶装置103から
構成される。命令実行プロセッサ102は図で示すように
複数から構成することができる。104はシステムを制御
するオペレーティング・システム、105は運転管理プロ
グラムである。106は運転管理プログラム105により監
視、制御される業務プログラムおよび通信管理プログラ
ム等のサブシステムを示している。107は計算機システ
ムを構成する磁気ディスク装置や磁気テープ装置などの
入出力装置群、108は通信処理装置である。
ハードウェア機器構成とシステム構成を示している。中
央処理装置101は、命令実行プロセッサ102と、命令実行
プロセッサ102から参照、更新できる主記憶装置103から
構成される。命令実行プロセッサ102は図で示すように
複数から構成することができる。104はシステムを制御
するオペレーティング・システム、105は運転管理プロ
グラムである。106は運転管理プログラム105により監
視、制御される業務プログラムおよび通信管理プログラ
ム等のサブシステムを示している。107は計算機システ
ムを構成する磁気ディスク装置や磁気テープ装置などの
入出力装置群、108は通信処理装置である。
109は本発明の構成要素を成す構成状態情報格納デー
タベースである。この構成状態情報格納データベース10
9は計算機システムのハードウェア機器構成、およびオ
ペレーティング・システム、応用プログラム群を含むソ
フトウェア構成情報を格納した構成状態情報テーブル11
0と、該システムのもとで走行するオペレーティング・
システム、応用プログラム群の稼動の事象、システム資
源の使用状況事象、システムの動作事象情報を格納した
発生事象情報テーブル111により構成される。112はシス
テムで発生する事象対応に運転形態の指示を示す自動運
転指令手順113を格納している自動運転指令手順ライブ
ラリである。114は自動運転監視制御装置であり、この
自動運転監視制御装置114は、電源のオン/オフを制御
するサービスプロセッサあるいは電源のオン/オフ及び
通信処理装置を含む入出力機器の接続システムの切替を
行なう手段である。
タベースである。この構成状態情報格納データベース10
9は計算機システムのハードウェア機器構成、およびオ
ペレーティング・システム、応用プログラム群を含むソ
フトウェア構成情報を格納した構成状態情報テーブル11
0と、該システムのもとで走行するオペレーティング・
システム、応用プログラム群の稼動の事象、システム資
源の使用状況事象、システムの動作事象情報を格納した
発生事象情報テーブル111により構成される。112はシス
テムで発生する事象対応に運転形態の指示を示す自動運
転指令手順113を格納している自動運転指令手順ライブ
ラリである。114は自動運転監視制御装置であり、この
自動運転監視制御装置114は、電源のオン/オフを制御
するサービスプロセッサあるいは電源のオン/オフ及び
通信処理装置を含む入出力機器の接続システムの切替を
行なう手段である。
第2図は複数の計算機システムからなる複合計算機シ
ステムのときのシステム構成を示す。第2図において、
第1図と同一の意味を有するものには同一の符号を付し
ている。201は複数の計算機システムの運転を統括制御
する統合運転管理プログラムであり、202は自システム
内の運転を制御し、さらに統合運転管理プログラム201
がダウンしたとき代替して複数の計算機システムの運転
を統括制御する副統合運転管理プログラムである。尚、
統合運転管理プログラム201、副統合運転管理プログラ
ム202は本発明を複合計算機システムに適用したときの
構成要素を成している。第2図は2台の計算機システム
から構成される複合計算機の例を示しているが、この計
算機システムの台数に制限を与えるものではない。3台
以上の場合は副統合運転管理プログラム202が各々の計
算機システムで動作する。205はを複合計算機システム
時の計算機システム間の連絡を行なうシステム間連絡装
置であり、これを管理するのは統合運転管理プログラム
201内の計算機システム間の連絡を制御する複合システ
ム間通信制御プログラム203である。204は複合計算機シ
ステムの運転状況を一括表示及び指令することのできる
統合操作卓である。構成状態情報格納データベース109
は少なくとも統合運転管理プログラム201の動作する計
算機システム及び副統合運転管理プログラム202の動作
する計算機システムに接続されアクセス可能である。複
合計算機システムの場合には、自動運転指令手順ライブ
ラリ112は各計算機システム毎に存在し、各計算機シス
テムごとに各計算機システム内で発生する事象対応に自
動運転指令手順113を格納している。自動運転指令ライ
ブラリ113には、複数の計算機システムにまたがって同
期して指令する指令手順も格納している。
ステムのときのシステム構成を示す。第2図において、
第1図と同一の意味を有するものには同一の符号を付し
ている。201は複数の計算機システムの運転を統括制御
する統合運転管理プログラムであり、202は自システム
内の運転を制御し、さらに統合運転管理プログラム201
がダウンしたとき代替して複数の計算機システムの運転
を統括制御する副統合運転管理プログラムである。尚、
統合運転管理プログラム201、副統合運転管理プログラ
ム202は本発明を複合計算機システムに適用したときの
構成要素を成している。第2図は2台の計算機システム
から構成される複合計算機の例を示しているが、この計
算機システムの台数に制限を与えるものではない。3台
以上の場合は副統合運転管理プログラム202が各々の計
算機システムで動作する。205はを複合計算機システム
時の計算機システム間の連絡を行なうシステム間連絡装
置であり、これを管理するのは統合運転管理プログラム
201内の計算機システム間の連絡を制御する複合システ
ム間通信制御プログラム203である。204は複合計算機シ
ステムの運転状況を一括表示及び指令することのできる
統合操作卓である。構成状態情報格納データベース109
は少なくとも統合運転管理プログラム201の動作する計
算機システム及び副統合運転管理プログラム202の動作
する計算機システムに接続されアクセス可能である。複
合計算機システムの場合には、自動運転指令手順ライブ
ラリ112は各計算機システム毎に存在し、各計算機シス
テムごとに各計算機システム内で発生する事象対応に自
動運転指令手順113を格納している。自動運転指令ライ
ブラリ113には、複数の計算機システムにまたがって同
期して指令する指令手順も格納している。
第3図(a)〜第5図(c)は第1図、第2図で示し
た構成状態情報テーブル110および発生事象情報テーブ
ル111の内容および使用方法を詳細に示す。
た構成状態情報テーブル110および発生事象情報テーブ
ル111の内容および使用方法を詳細に示す。
第3図(a)は構成状態情報格納データベース109の
構造を示している。第3図(a)において、構成状態情
報テーブル110はシステムの構成変更に対応できるよう
にシステムの構成毎の複数のメンバー304〜307で構成さ
れる。各メンバー304〜307は各計算機システムに対応し
ている。第2図の例では2つの計算機システムからなる
ので、2つのメンバーがある。各メンバーはディレクト
リ301で管理され、ディレクトリ301には各メンバーを識
別するためのシステム識別子302とシステム識別子302に
対応する構成状態情報メンバー304のデータベース109内
の格納アドレス303を持つ。
構造を示している。第3図(a)において、構成状態情
報テーブル110はシステムの構成変更に対応できるよう
にシステムの構成毎の複数のメンバー304〜307で構成さ
れる。各メンバー304〜307は各計算機システムに対応し
ている。第2図の例では2つの計算機システムからなる
ので、2つのメンバーがある。各メンバーはディレクト
リ301で管理され、ディレクトリ301には各メンバーを識
別するためのシステム識別子302とシステム識別子302に
対応する構成状態情報メンバー304のデータベース109内
の格納アドレス303を持つ。
第3図(b)は構成状態情報格納データベース109内
の構成状態情報テーブル110の各メンバー304〜307に格
納する情報レコードの種類の例を示す。項番1は自動運
転監視制御装置114の情報を格納する自動運転監視制御
装置レコード、項番2は中央処理装置101の情報を格納
するCPUレコードである。項番3は入出力制御装置の情
報を格納する入出力制御装置レコード、項番4はシステ
ムに接続されている入出力装置の情報を格納する入出力
装置レコードである。項番5は自動運転監視制御装置11
4の持つ汎用接点についての情報を格納する汎用接点レ
コード、項番6はサービスプロセッサ(Service Proces
sor:SVP)の情報を格納するSVPレコードである。さら
に、項番7はオペレータコンソールの情報を格納するコ
ンソールレコード、項番8は各装置の電源情報を格納す
る電源オン/オフ制御レコードである。項番9はシステ
ム構成の切替制御情報を格納する切替制御レコード、項
番10はシステムの立上げ制御情報を格納するシステム立
上げ制御レコードである。項番11は計算機システム内で
動作するプログラム群の情報を記憶するプログラム構成
稼動状態レコード、項番Nは複数の中央処理装置やプロ
グラムやジョブを集めて1つのグループを構成する場合
の情報を格納したグループ制御レコードである。上記に
その一例を示したように計算機システム内で発生する各
種事象、構成情報が格納される。従って、これ等のレコ
ードを読むことによってシステムの構成や状態を知るこ
とができる。
の構成状態情報テーブル110の各メンバー304〜307に格
納する情報レコードの種類の例を示す。項番1は自動運
転監視制御装置114の情報を格納する自動運転監視制御
装置レコード、項番2は中央処理装置101の情報を格納
するCPUレコードである。項番3は入出力制御装置の情
報を格納する入出力制御装置レコード、項番4はシステ
ムに接続されている入出力装置の情報を格納する入出力
装置レコードである。項番5は自動運転監視制御装置11
4の持つ汎用接点についての情報を格納する汎用接点レ
コード、項番6はサービスプロセッサ(Service Proces
sor:SVP)の情報を格納するSVPレコードである。さら
に、項番7はオペレータコンソールの情報を格納するコ
ンソールレコード、項番8は各装置の電源情報を格納す
る電源オン/オフ制御レコードである。項番9はシステ
ム構成の切替制御情報を格納する切替制御レコード、項
番10はシステムの立上げ制御情報を格納するシステム立
上げ制御レコードである。項番11は計算機システム内で
動作するプログラム群の情報を記憶するプログラム構成
稼動状態レコード、項番Nは複数の中央処理装置やプロ
グラムやジョブを集めて1つのグループを構成する場合
の情報を格納したグループ制御レコードである。上記に
その一例を示したように計算機システム内で発生する各
種事象、構成情報が格納される。従って、これ等のレコ
ードを読むことによってシステムの構成や状態を知るこ
とができる。
第4図(a)は第3図(b)に示す情報レコード110
のうち、項番4の入出力装置レコードの内容の例を示す
図である。項番1はレコード毎の固有情報のうち該入出
力装置の論理装置記号名(例えばK01)、項番2はレコ
ード毎の固有情報のうち該入出力装置の装置アドレス
(例えば101)、項番3はレコード毎の固有情報のうち
該入出力装置の装置形式、項番4はレコード毎の固有情
報のうち該入出力装置の用途(例えばオンラインジャー
ナル)である。項番5は接続情報のうち該入出力装置が
接続されている入出力制御装置名、項番6は接続情報の
うち該入出力装置が障害時に閉じる汎用接点名である。
構成状態情報テーブル110は一部事象情報も含んでお
り、項番7は状態情報のうち入出力装置が使用可能か否
かの情報、項番8は状態情報のうち入出力装置の障害の
有無である。このレコードにより入出力装置の状態が反
映されている。
のうち、項番4の入出力装置レコードの内容の例を示す
図である。項番1はレコード毎の固有情報のうち該入出
力装置の論理装置記号名(例えばK01)、項番2はレコ
ード毎の固有情報のうち該入出力装置の装置アドレス
(例えば101)、項番3はレコード毎の固有情報のうち
該入出力装置の装置形式、項番4はレコード毎の固有情
報のうち該入出力装置の用途(例えばオンラインジャー
ナル)である。項番5は接続情報のうち該入出力装置が
接続されている入出力制御装置名、項番6は接続情報の
うち該入出力装置が障害時に閉じる汎用接点名である。
構成状態情報テーブル110は一部事象情報も含んでお
り、項番7は状態情報のうち入出力装置が使用可能か否
かの情報、項番8は状態情報のうち入出力装置の障害の
有無である。このレコードにより入出力装置の状態が反
映されている。
第4図(b)は、第3図(b)に示す情報レコード11
0のうち、項番11のプログラム構成稼動状態レコードの
内容を示す図である。項番1はレコード毎の固有情報の
うち該プログラム名称(例えばPRG1)、項番2はレコー
ド毎の固有情報のうち該プログラムの型名、項番3はレ
コード毎の固有情報のうち該プログラムのバージョン番
号、項番4はレコード毎の固有情報のうち該プログラム
の用途を示し、項番5は接続情報のうち該プログラムが
動作する中央処理装置名称、項番6は接続情報のうち該
プログラムを動作させるジョブ名称、項番7は接続情報
のうち該プログラム障害時に閉じる汎用接点名である。
項番8は事象情報であり、状態情報のうち該プログラム
の障害の有無を示している。
0のうち、項番11のプログラム構成稼動状態レコードの
内容を示す図である。項番1はレコード毎の固有情報の
うち該プログラム名称(例えばPRG1)、項番2はレコー
ド毎の固有情報のうち該プログラムの型名、項番3はレ
コード毎の固有情報のうち該プログラムのバージョン番
号、項番4はレコード毎の固有情報のうち該プログラム
の用途を示し、項番5は接続情報のうち該プログラムが
動作する中央処理装置名称、項番6は接続情報のうち該
プログラムを動作させるジョブ名称、項番7は接続情報
のうち該プログラム障害時に閉じる汎用接点名である。
項番8は事象情報であり、状態情報のうち該プログラム
の障害の有無を示している。
第5図(a)はシステム生成時あるいはシステム規模
の拡大等に伴うシステム構成の変更時に、第3図(a)
で説明した構成状態情報データベース109に対し対応す
る構成状態情報メンバー304を登録する処理手順を示
す。第5図(a)において、ユーザの作成したシステム
生成指示パラメーターあるいはシステム構成変更パラメ
ーター502を入力にして、まずシステムディスク501の作
成あるいは変更を行う(ステツプ503)。そして構成状
態情報データベース109に変更情報を反映するためにこ
のシステム構成を識別するためのシステム識別子をシス
テムディスク501上に設定する(504)。さらに、パラメ
ーター502の指示パラメーターとシステムディスク501か
ら対応する構成状態情報メンバー304を新たに作成し、
このメンバーを構成状態情報データベース109に格納す
る(505)。そしてステップ504で設定したシステム識別
子302を持つデイレクトリ301を登録し、ステップ505で
作成したメンバーのデータベース109上での格納アドレ
ス303をこのデイレクトリ中に登録する(506)。
の拡大等に伴うシステム構成の変更時に、第3図(a)
で説明した構成状態情報データベース109に対し対応す
る構成状態情報メンバー304を登録する処理手順を示
す。第5図(a)において、ユーザの作成したシステム
生成指示パラメーターあるいはシステム構成変更パラメ
ーター502を入力にして、まずシステムディスク501の作
成あるいは変更を行う(ステツプ503)。そして構成状
態情報データベース109に変更情報を反映するためにこ
のシステム構成を識別するためのシステム識別子をシス
テムディスク501上に設定する(504)。さらに、パラメ
ーター502の指示パラメーターとシステムディスク501か
ら対応する構成状態情報メンバー304を新たに作成し、
このメンバーを構成状態情報データベース109に格納す
る(505)。そしてステップ504で設定したシステム識別
子302を持つデイレクトリ301を登録し、ステップ505で
作成したメンバーのデータベース109上での格納アドレ
ス303をこのデイレクトリ中に登録する(506)。
第5図(b)は第5図(a)で作成、登録したシステ
ムデイスク501及び構成状態情報格納データベース109を
もとに運転を開始するときの処理手順を示す。オペレー
タあるいは自動運転監視制御装置114からのイニシャル
プログラム・ロード(507:以下IPLという)指令でIPL処
理が実行され(508)、システムディスク501から対応す
るシステム識別子を読み込む(509)。システム識別子
(第3図(a)の302)から構成状態情報格納データベ
ース109中のシステムディスクに対応する該構成状態情
報メンバー304を認識することができ、このメンバーを
読み込む(510)。読み込まれたメンバー304には第3図
(b)に示したようにシステム立ち上げ制御レコードが
格納されているので、このメンバーに基づき自動運転制
御を開始することができる(511)。
ムデイスク501及び構成状態情報格納データベース109を
もとに運転を開始するときの処理手順を示す。オペレー
タあるいは自動運転監視制御装置114からのイニシャル
プログラム・ロード(507:以下IPLという)指令でIPL処
理が実行され(508)、システムディスク501から対応す
るシステム識別子を読み込む(509)。システム識別子
(第3図(a)の302)から構成状態情報格納データベ
ース109中のシステムディスクに対応する該構成状態情
報メンバー304を認識することができ、このメンバーを
読み込む(510)。読み込まれたメンバー304には第3図
(b)に示したようにシステム立ち上げ制御レコードが
格納されているので、このメンバーに基づき自動運転制
御を開始することができる(511)。
以上第3図(a)から第5図(b)に示したように、
従来のシステム生成パラメーターあるいはシステム構成
変更パラメーターを作成するだけで、このシステム構成
に合致した構成状態情報メンバーで自動運転が可能と成
る。
従来のシステム生成パラメーターあるいはシステム構成
変更パラメーターを作成するだけで、このシステム構成
に合致した構成状態情報メンバーで自動運転が可能と成
る。
第5図(c)は構成状態格納データベース109内の発
生事象情報テーブル111を示す。発生事象情報テーブル1
11は事象の発生順に発生時刻、事象の種類を示す事象種
別コードおよび事象名を格納している。このテーブル11
1を検索することによっていつ何が発生したかを知るこ
とができ、自動運転の判断情報とすることができる。
生事象情報テーブル111を示す。発生事象情報テーブル1
11は事象の発生順に発生時刻、事象の種類を示す事象種
別コードおよび事象名を格納している。このテーブル11
1を検索することによっていつ何が発生したかを知るこ
とができ、自動運転の判断情報とすることができる。
第6図はシステムの動作事象情報の対象となる項目の
代表例と、これらの動作事象の発生を契機として行なう
べき指令の対応例を示したものである。項番1は計算機
システムの立ち上げ時であり、項番2はシステム資源の
使用状況に関するものである。項番3は計算機システム
の性能に関するものであり、項番4は計算機システムの
異常時に関するもの、項番5は計算機システムの停止時
に関するものである。これらの事象の発生に伴って動作
させるべき適切な指令を定義することによって自動運転
を行なうことができる。
代表例と、これらの動作事象の発生を契機として行なう
べき指令の対応例を示したものである。項番1は計算機
システムの立ち上げ時であり、項番2はシステム資源の
使用状況に関するものである。項番3は計算機システム
の性能に関するものであり、項番4は計算機システムの
異常時に関するもの、項番5は計算機システムの停止時
に関するものである。これらの事象の発生に伴って動作
させるべき適切な指令を定義することによって自動運転
を行なうことができる。
その具体例を第7図から第8図(c)により説明す
る。第7図は主記憶上に格納される運転動作事象定義テ
ーブル701と各事象対応の自動運転指令手順702を示して
いる。これは第1図、第2図で示した自動運転指令手順
113の詳細を示している。第7図において、運転動作事
象定義テーブル701は各事象を識別するための事象名、
事象対応の自動運転指令手順名、自動運転指令手順の内
容に変更があったかを示す変更情報、および自動運転指
令手順の内容が格納されている指令手順アドレスとして
示している主記憶上のアドレスから構成されている。第
7図からも明らかなように外部記憶装置上にある自動運
転指令手順113の写しが主記憶上の自動運転指令手順702
として格納されている。
る。第7図は主記憶上に格納される運転動作事象定義テ
ーブル701と各事象対応の自動運転指令手順702を示して
いる。これは第1図、第2図で示した自動運転指令手順
113の詳細を示している。第7図において、運転動作事
象定義テーブル701は各事象を識別するための事象名、
事象対応の自動運転指令手順名、自動運転指令手順の内
容に変更があったかを示す変更情報、および自動運転指
令手順の内容が格納されている指令手順アドレスとして
示している主記憶上のアドレスから構成されている。第
7図からも明らかなように外部記憶装置上にある自動運
転指令手順113の写しが主記憶上の自動運転指令手順702
として格納されている。
第8図(a)は事象が発生したときの主記憶装置上の
運転動作事象定義テーブル701および自動運転指令手順7
02に基づく自動運転制御方式の処理手順を示す。これは
第1図で示した運転管理プログラム105の動作の一部で
ある。ある事象名を持つ事象が発生すると主記憶装置内
の運転動作事象定義テーブル701を介して発生した事象
名により、一致した事象名を持つ目的のエントリに位置
付ける(801)。そして、そのエントリに対応する自動
運転指令手順に変更があったかを調べるため、そのエン
トリの変更情報がオンであるか判定する(802)。オン
であれば変更があったことを意味するので、自動運転指
令手順ライブラリ112中の該自動運転指令手順113を読み
込み(803)、主記憶装置内でこの自動運転指令手順に
対するテーブルを作成し(804)、運転動作事象定義テ
ーブル701のエントリ内の指令手順アドレスを更新して
変更情報をオフにする(805)。ステップ802で変更情報
がオフのとき及びステップ805の処理の後で、対応する
自動運転指令手順702を起動する(806)。
運転動作事象定義テーブル701および自動運転指令手順7
02に基づく自動運転制御方式の処理手順を示す。これは
第1図で示した運転管理プログラム105の動作の一部で
ある。ある事象名を持つ事象が発生すると主記憶装置内
の運転動作事象定義テーブル701を介して発生した事象
名により、一致した事象名を持つ目的のエントリに位置
付ける(801)。そして、そのエントリに対応する自動
運転指令手順に変更があったかを調べるため、そのエン
トリの変更情報がオンであるか判定する(802)。オン
であれば変更があったことを意味するので、自動運転指
令手順ライブラリ112中の該自動運転指令手順113を読み
込み(803)、主記憶装置内でこの自動運転指令手順に
対するテーブルを作成し(804)、運転動作事象定義テ
ーブル701のエントリ内の指令手順アドレスを更新して
変更情報をオフにする(805)。ステップ802で変更情報
がオフのとき及びステップ805の処理の後で、対応する
自動運転指令手順702を起動する(806)。
第8図(b)は中央処理装置の使用率が予め定めてお
いた上限値を越えた場合の自動運転指令手順702の例
で、第8図(c)は自動運転指令手順702に対応した運
転管理プログラム105の処理を示す。
いた上限値を越えた場合の自動運転指令手順702の例
で、第8図(c)は自動運転指令手順702に対応した運
転管理プログラム105の処理を示す。
第8図(b)および第8図(c)を用いて自動運転指
令手順の処理を説明する。まず、中央処理装置使用率が
予め定めておいた上限値を越えたという事象(第7図の
事象名OCPU)を運転管理プログラム105が受け取った場
合、運転動作事象定義テーブル701より自動運転指令手
順(ocpu)のアダレス(address1)を求め、第8図
(b)で示す自動運転指令手順を起動する(807)。第
8図(b)の行番号1は自動運転指令手順(ocpu)の先
頭を示す。行番号2で中央処理装置の使用率が上限値を
越えたという事象を構成状態情報定義テーブル110中のC
PUレコードに反映する(808)。行番号3は中央処理装
置の能力限界となったため、これ以上負荷がかからない
ようにジョブの入力を停止するコマンドを投入する(80
9)。行番号4は該事象の発生頻度を調べるため、発生
事象情報テーブル111を検索し、該事象発生から過去5
分以内に同一事象が発生しているか調査する(810)。
そして行番号5で過去5分以内に同一事象が発生してい
るか否か判定する(811)。ステップ811の判定が可の場
合、行番号6〜8を行う。行番号6はステップ811の判
定が可の場合の処理の始まりを示す。行番号7で中央処
理装置の過負荷状態が頻発している旨の警告メッセージ
を発行する。行番号8はステップ811が可の場合の処理
の終了を示す。ステップ811の判定が否の場合、行番号
9を行うが、処理がないため、行番号10に入る。行番号
10は実行順序制御用ラベル名である。行番号11において
現実実行中のジョブの終了かまたは中央処理装置の使用
率が上限値を下回るまで待ち状態とする(813)。待ち
状態を抜けた時点で行番号12により、待ち状態の解除は
ジョブの終了によるか否かを判定する(814)。ステッ
プ814の判定が可の場合、行番号13〜17を行なう。行番
号13はステップ814の判定が可の場合の処理の始まりを
示す。行番号14で次の待ち状態にあるジョブの実行を抑
止するため、終了したジョブの実行制御プログラムの停
止コマンドを投入する(815)。次に行番号15でこの実
行制御プログラムが停止した事を構成状態情報データベ
ース109中の当該実行制御プログラムのプログラム構成
稼動状態レコード(第4図(b))に反映し(816)、
行番号16により行番号10に戻り、行番号11の待ち状態に
入る。行番号17はステップ814が可の場合の処理の終了
を示す。ステップ814が否の場合、行番号18を行なう
が、処理が無いため行番号19に入る。行番号19では中央
処理装置の使用率は上限値を下回ったため、ステップ81
5で停止したジョブ実行制御プログラムの起動コマンド
を投入する(817)。次に、行番号20で該実行制御プロ
グラムが起動したことを構成状態情報データベース109
中の当該実行制御プログラムのプログラム構成稼動状態
レコードに反映し(818)、行番号21によりジョブの入
力を再会するコマンドを投入する(819)。行番号22は
この自動運転指令手順の終了を示す。以上により中央処
理装置過負荷状態の場合の適正運転制御を行なってい
る。
令手順の処理を説明する。まず、中央処理装置使用率が
予め定めておいた上限値を越えたという事象(第7図の
事象名OCPU)を運転管理プログラム105が受け取った場
合、運転動作事象定義テーブル701より自動運転指令手
順(ocpu)のアダレス(address1)を求め、第8図
(b)で示す自動運転指令手順を起動する(807)。第
8図(b)の行番号1は自動運転指令手順(ocpu)の先
頭を示す。行番号2で中央処理装置の使用率が上限値を
越えたという事象を構成状態情報定義テーブル110中のC
PUレコードに反映する(808)。行番号3は中央処理装
置の能力限界となったため、これ以上負荷がかからない
ようにジョブの入力を停止するコマンドを投入する(80
9)。行番号4は該事象の発生頻度を調べるため、発生
事象情報テーブル111を検索し、該事象発生から過去5
分以内に同一事象が発生しているか調査する(810)。
そして行番号5で過去5分以内に同一事象が発生してい
るか否か判定する(811)。ステップ811の判定が可の場
合、行番号6〜8を行う。行番号6はステップ811の判
定が可の場合の処理の始まりを示す。行番号7で中央処
理装置の過負荷状態が頻発している旨の警告メッセージ
を発行する。行番号8はステップ811が可の場合の処理
の終了を示す。ステップ811の判定が否の場合、行番号
9を行うが、処理がないため、行番号10に入る。行番号
10は実行順序制御用ラベル名である。行番号11において
現実実行中のジョブの終了かまたは中央処理装置の使用
率が上限値を下回るまで待ち状態とする(813)。待ち
状態を抜けた時点で行番号12により、待ち状態の解除は
ジョブの終了によるか否かを判定する(814)。ステッ
プ814の判定が可の場合、行番号13〜17を行なう。行番
号13はステップ814の判定が可の場合の処理の始まりを
示す。行番号14で次の待ち状態にあるジョブの実行を抑
止するため、終了したジョブの実行制御プログラムの停
止コマンドを投入する(815)。次に行番号15でこの実
行制御プログラムが停止した事を構成状態情報データベ
ース109中の当該実行制御プログラムのプログラム構成
稼動状態レコード(第4図(b))に反映し(816)、
行番号16により行番号10に戻り、行番号11の待ち状態に
入る。行番号17はステップ814が可の場合の処理の終了
を示す。ステップ814が否の場合、行番号18を行なう
が、処理が無いため行番号19に入る。行番号19では中央
処理装置の使用率は上限値を下回ったため、ステップ81
5で停止したジョブ実行制御プログラムの起動コマンド
を投入する(817)。次に、行番号20で該実行制御プロ
グラムが起動したことを構成状態情報データベース109
中の当該実行制御プログラムのプログラム構成稼動状態
レコードに反映し(818)、行番号21によりジョブの入
力を再会するコマンドを投入する(819)。行番号22は
この自動運転指令手順の終了を示す。以上により中央処
理装置過負荷状態の場合の適正運転制御を行なってい
る。
第8図(d)から第8図(e)により本発明であるシ
ステム稼動中に自動運転指令ライブラリ中113の自動運
転指令手順を変更し、かつ変更後、この変更を運転管理
プログラムの再起動なしで有効とする方式を説明する。
ステム稼動中に自動運転指令ライブラリ中113の自動運
転指令手順を変更し、かつ変更後、この変更を運転管理
プログラムの再起動なしで有効とする方式を説明する。
第8図(d)は自動運転指令手順ライブラリ113の変
更処理手順を示している。まず最初に、ユーザの指定し
た変更対象の自動運転指令手順を外部記憶装置にある自
動運転指令手順ライブラリ113上で更新する(820)。次
に主記憶装置上の運転動作事象定義テーブル701内の更
新対象指令手順名が格納されているエントリの変更情報
を変更があった旨を示すためオンにする(821)。
更処理手順を示している。まず最初に、ユーザの指定し
た変更対象の自動運転指令手順を外部記憶装置にある自
動運転指令手順ライブラリ113上で更新する(820)。次
に主記憶装置上の運転動作事象定義テーブル701内の更
新対象指令手順名が格納されているエントリの変更情報
を変更があった旨を示すためオンにする(821)。
第8図(e)はシステム起動時における自動運転指令
手順ライブラリ中にある運転動作事象定義テーブル701
と各自動運転指令手順の読み込み手順を示す。システム
起動時に事象定義テーブル701および各指令手順を主記
憶に取り込むのは、運転指令手順ライブラリ113への運
転時の入出力をなくし、運転時の性能をよくするためで
ある。まず、IPL等の延長で運転管理プログラムが起動
されると、自動運転指令手順ライブラリ113中の運転動
作事象定義テーブル701を読み込む(822)。次にステッ
プ822で読み込んだ運転動作事象定義テーブルに基づ
き、主記憶装置上に運転動作事象定義テーブル701を作
成する(823)。さらに、自動運転指令手順ライブラリ
中の各自動運転指令手順を読み込む(824)。そして、
ステップ824に基づき主記憶装置内に各自動運転指令手
順に対するテーブル702を作成する(825)。
手順ライブラリ中にある運転動作事象定義テーブル701
と各自動運転指令手順の読み込み手順を示す。システム
起動時に事象定義テーブル701および各指令手順を主記
憶に取り込むのは、運転指令手順ライブラリ113への運
転時の入出力をなくし、運転時の性能をよくするためで
ある。まず、IPL等の延長で運転管理プログラムが起動
されると、自動運転指令手順ライブラリ113中の運転動
作事象定義テーブル701を読み込む(822)。次にステッ
プ822で読み込んだ運転動作事象定義テーブルに基づ
き、主記憶装置上に運転動作事象定義テーブル701を作
成する(823)。さらに、自動運転指令手順ライブラリ
中の各自動運転指令手順を読み込む(824)。そして、
ステップ824に基づき主記憶装置内に各自動運転指令手
順に対するテーブル702を作成する(825)。
以上第7図〜第8図(e)までの方式により、自動運
転指令手順を事象定義のためのテーブル(運転動作事象
定義テーブル701)と各事象対応の自動運転指令手順部
分(自動運転指令手順)とに分けて構成しているため、
運転管理プログラムの稼動中に自動運転指令手順を変更
し、かつその変更が運転管理プログラムの再起動なしに
可能となり、さらに自動運転指令手順は主記憶装置内に
あるため性能を落さずに実現できる。
転指令手順を事象定義のためのテーブル(運転動作事象
定義テーブル701)と各事象対応の自動運転指令手順部
分(自動運転指令手順)とに分けて構成しているため、
運転管理プログラムの稼動中に自動運転指令手順を変更
し、かつその変更が運転管理プログラムの再起動なしに
可能となり、さらに自動運転指令手順は主記憶装置内に
あるため性能を落さずに実現できる。
第9図(a)は第2図で示した複合計算機システム構
成に本発明の自動運転制御方式を適用したときの各処理
コンポーネントの関連を示したものである。当然のこと
ながら単一計算機システムの場合には、統合運転管理プ
ログラム201は運転管理プログラム105に対応する。図
中、101は複合計算機システムを統括する管理システ
ム、902は1台以上の業務システム、205は統括管理シス
テム101と業務システム902間で自動運転制御情報を連絡
するシステム間通信装置、109は複合計算機システム全
体の構成状態の情報を格納する構成状態情報格納データ
ベース、204は複合計算機システム全体の自動運転状況
を逐次表示し、各システムへの指令を行なう表示指令装
置である。114は複合計算機システム全体の中央処理装
置、入出力制御装置、入出力装置の構成状態を管理し、
管理システムからの指令により中央処理装置、入出力装
置の電源オン/オフ、入出力装置の接続するシステムの
切替えを行なう自動運転監視制御装置である。107は入
出力装置、108は通信制御装置、908は異常時に管理シス
テム101からの指令により鳴動する警報装置であり、こ
れらは自動運転監視制御装置114に接続される。管理シ
ステム101上では複合計算機システム全体を管理する統
合運転管理プログラム201が動作する。統合運転管理プ
ログラム201はオペレーティング・システム104及び応用
プログラム群106からの動作事象を受け取り解析する事
象解析プログラム911、システム間通信装置205を通じて
自動運転制御情報の連絡を制御するシステム間通信制御
プログラム203、構成状態情報格納データベース109への
アクセスを制御する構成状態情報アクセス制御プログラ
ム913、表示指令装置204への表示制御及び表示指令装置
204からの指令制御を行なう表示指令装置制御プログラ
ム914、自動運転監視制御装置114への指令を制御する自
動運転監視制御装置制御プログラム915、事象解析プロ
グラム911からの通知により動作し、構成状態情報格納
データベース109の内容を参照しながら自動運転指令の
発行を制御する自動運転指令制御プログラム916および
自動運転指令制御プログラム916の動作を規定する自動
運転指令手順ライブラリ112から構成される。
成に本発明の自動運転制御方式を適用したときの各処理
コンポーネントの関連を示したものである。当然のこと
ながら単一計算機システムの場合には、統合運転管理プ
ログラム201は運転管理プログラム105に対応する。図
中、101は複合計算機システムを統括する管理システ
ム、902は1台以上の業務システム、205は統括管理シス
テム101と業務システム902間で自動運転制御情報を連絡
するシステム間通信装置、109は複合計算機システム全
体の構成状態の情報を格納する構成状態情報格納データ
ベース、204は複合計算機システム全体の自動運転状況
を逐次表示し、各システムへの指令を行なう表示指令装
置である。114は複合計算機システム全体の中央処理装
置、入出力制御装置、入出力装置の構成状態を管理し、
管理システムからの指令により中央処理装置、入出力装
置の電源オン/オフ、入出力装置の接続するシステムの
切替えを行なう自動運転監視制御装置である。107は入
出力装置、108は通信制御装置、908は異常時に管理シス
テム101からの指令により鳴動する警報装置であり、こ
れらは自動運転監視制御装置114に接続される。管理シ
ステム101上では複合計算機システム全体を管理する統
合運転管理プログラム201が動作する。統合運転管理プ
ログラム201はオペレーティング・システム104及び応用
プログラム群106からの動作事象を受け取り解析する事
象解析プログラム911、システム間通信装置205を通じて
自動運転制御情報の連絡を制御するシステム間通信制御
プログラム203、構成状態情報格納データベース109への
アクセスを制御する構成状態情報アクセス制御プログラ
ム913、表示指令装置204への表示制御及び表示指令装置
204からの指令制御を行なう表示指令装置制御プログラ
ム914、自動運転監視制御装置114への指令を制御する自
動運転監視制御装置制御プログラム915、事象解析プロ
グラム911からの通知により動作し、構成状態情報格納
データベース109の内容を参照しながら自動運転指令の
発行を制御する自動運転指令制御プログラム916および
自動運転指令制御プログラム916の動作を規定する自動
運転指令手順ライブラリ112から構成される。
また業務システム902上では、管理システム101が停止
するときに統合運転管理プログラム201の機能を代替す
る副統合運転管理プログラム202が動作する。副統合運
転管理プログラム202は管理システム101上の統合運転管
理プログラム201と同様に、事象解析プログラム931、シ
ステム間通信制御プログラム932、副構成状態情報アク
セス制御プログラム933、副表示指令装置制御プログラ
ム934、自動運転指令制御プログラム935、副自動運転監
視制御装置制御プログラム936、および自動運転指令手
順ライブラリ937から構成される。ここで副構成状態情
報アクセス制御プログラム933は業務システム上のオペ
レーティング・システム、応用プログラム940からの構
成状態情報アクセス要求を受け、システム間通信制御プ
ログラム932、203を介して管理システム101の構成状態
情報アクセス制御プログラム913に対してアクセス要求
を引き渡し、その結果を業務システム902上のオペレー
ティング・システムあるいは応用プログラム940に返す
ものである。また、副表示指令装置制御プログラム934
は通常は動作せず、管理システム101が異常等で停止し
た場合に管理システム101上の表示指令装置制御プログ
ラム914に代わって表示指令制御装置204を制御する。
するときに統合運転管理プログラム201の機能を代替す
る副統合運転管理プログラム202が動作する。副統合運
転管理プログラム202は管理システム101上の統合運転管
理プログラム201と同様に、事象解析プログラム931、シ
ステム間通信制御プログラム932、副構成状態情報アク
セス制御プログラム933、副表示指令装置制御プログラ
ム934、自動運転指令制御プログラム935、副自動運転監
視制御装置制御プログラム936、および自動運転指令手
順ライブラリ937から構成される。ここで副構成状態情
報アクセス制御プログラム933は業務システム上のオペ
レーティング・システム、応用プログラム940からの構
成状態情報アクセス要求を受け、システム間通信制御プ
ログラム932、203を介して管理システム101の構成状態
情報アクセス制御プログラム913に対してアクセス要求
を引き渡し、その結果を業務システム902上のオペレー
ティング・システムあるいは応用プログラム940に返す
ものである。また、副表示指令装置制御プログラム934
は通常は動作せず、管理システム101が異常等で停止し
た場合に管理システム101上の表示指令装置制御プログ
ラム914に代わって表示指令制御装置204を制御する。
次に制御の流れについて説明する。指令950は管理シ
ステム101上のオペレーティング・システムや応用プロ
グラム106からの事象の発生通知、指令951は事象発生通
知を受けた事象解析プログラム911からの構成状態情報
格納データベース109への書き込み通知、指令952は構成
状態情報格納データベース109への書き込み指令であ
る。指令951,952の中には事象発生元の計算機システム
の識別子が入っている。また指令953は事象解析プログ
ラム911からの自動運転指令制御プログラム916への通
知、指令954は自動運転指令手順ライブラリ112の読み込
み要求、指令955は自動運転指令制御プログラム916から
の計算機システム、入出力装置の電源オン/オフ、接続
システム切替指令、956、957は自動運転指令制御プログ
ラム916からの構成状態情報アクセス要求、指令958は指
令955を自動運転監視制御装置114へ通知する指令であ
る。また指令959は管理システム101上のオペレーティン
グ・システムや応用プログラム106からの構成状態情報
アクセス要求、指令960は事象解析プログラム911からの
構成状態情報格納データベース109からの読み込み要
求、線961は構成状態情報格納データベース109の読み込
みデータであり、読み込んだ内容は線962、963の経路で
要求元に返される。また、指令964は事象発生通知950の
内容を表示指令装置204へ表示する通知で、これは線965
の経路で表示指令装置204へ通知される。業務システム9
02上の制御の流れも管理システムとほゞ同様で、指令97
0は業務システム上のオペレーティング・システムや応
用プログラム940からの事象の発生通知、指令971は事象
を管理システム101へ通知するためのシステム間通信制
御プログラム932への通知、線972はシステム間通信装置
205への書き込みデータである。管理システム101側のシ
ステム間通信制御プログラム203は線973を介して業務シ
ステム902からの事象を読み込み、業務システムの識別
子を付加して指令974で事象解析プログラム911に通知す
る。この時、管理システムの時と同様に指令964-965の
経路で表示指令装置204へその内容が通知される。これ
と並行して業務システム902上の事象解析プログラム931
は指令975を介して自動運転指令制御プログラム935に通
知する。線976は業務システム上の自動運転指令制御プ
ログラム935からの業務システム用自動運転指令手順ラ
イブラリ937の読み込み、指令977は構成状態情報格納デ
ータベース109のアクセス要求である。ここで重要なこ
とは、構成状態情報格納データベース109を実際にアク
セスするのは管理システム101上の構成状態情報アクセ
ス制御プログラム913だけであり、業務システム902上の
構成状態情報アクセス制御プログラム933は指令978の経
路でシステム間通信制御プログラム932に連絡し、シス
テム間通信装置205へ連絡しかつ指令979を介してシステ
ム間通信制御装置205に連絡、指令980を介して管理ホス
トのシステム間通信制御プログラム203へ連絡し、指令9
81を介して事象解析プログラム911への連絡を行ない、
経路960-961-962-982-983-984-985-986によって、業務
システム上の自動運転指令制御プログラム935に情報が
渡される。業務システム902上の自動運転指令制御プロ
グラム935からの自動運転監視制御装置114への指令992
は、経路993-994-995-996-997-998-958によって通知さ
れる。この場合、経路999を用いて業務システム902側か
ら直接に自動運転監視制御装置114へ指令を通知するこ
ともできる。また業務システム902上のオペレーティン
グ・システム、応用プログラム群940からの構成状態情
報アクセス要求987は、経路989-979-980-981-960-961-9
62-982-983-984-990-991を介して情報が返される。この
ようにして、各計算機システムで発生する事象をその都
度構成状態情報格納データベース109に書き込み、自動
運転指令制御プログラム916で参照し、最新の構成、状
態と過去の履歴を基に指令を変更することにより、最適
な自動運転制御が可能となる。
ステム101上のオペレーティング・システムや応用プロ
グラム106からの事象の発生通知、指令951は事象発生通
知を受けた事象解析プログラム911からの構成状態情報
格納データベース109への書き込み通知、指令952は構成
状態情報格納データベース109への書き込み指令であ
る。指令951,952の中には事象発生元の計算機システム
の識別子が入っている。また指令953は事象解析プログ
ラム911からの自動運転指令制御プログラム916への通
知、指令954は自動運転指令手順ライブラリ112の読み込
み要求、指令955は自動運転指令制御プログラム916から
の計算機システム、入出力装置の電源オン/オフ、接続
システム切替指令、956、957は自動運転指令制御プログ
ラム916からの構成状態情報アクセス要求、指令958は指
令955を自動運転監視制御装置114へ通知する指令であ
る。また指令959は管理システム101上のオペレーティン
グ・システムや応用プログラム106からの構成状態情報
アクセス要求、指令960は事象解析プログラム911からの
構成状態情報格納データベース109からの読み込み要
求、線961は構成状態情報格納データベース109の読み込
みデータであり、読み込んだ内容は線962、963の経路で
要求元に返される。また、指令964は事象発生通知950の
内容を表示指令装置204へ表示する通知で、これは線965
の経路で表示指令装置204へ通知される。業務システム9
02上の制御の流れも管理システムとほゞ同様で、指令97
0は業務システム上のオペレーティング・システムや応
用プログラム940からの事象の発生通知、指令971は事象
を管理システム101へ通知するためのシステム間通信制
御プログラム932への通知、線972はシステム間通信装置
205への書き込みデータである。管理システム101側のシ
ステム間通信制御プログラム203は線973を介して業務シ
ステム902からの事象を読み込み、業務システムの識別
子を付加して指令974で事象解析プログラム911に通知す
る。この時、管理システムの時と同様に指令964-965の
経路で表示指令装置204へその内容が通知される。これ
と並行して業務システム902上の事象解析プログラム931
は指令975を介して自動運転指令制御プログラム935に通
知する。線976は業務システム上の自動運転指令制御プ
ログラム935からの業務システム用自動運転指令手順ラ
イブラリ937の読み込み、指令977は構成状態情報格納デ
ータベース109のアクセス要求である。ここで重要なこ
とは、構成状態情報格納データベース109を実際にアク
セスするのは管理システム101上の構成状態情報アクセ
ス制御プログラム913だけであり、業務システム902上の
構成状態情報アクセス制御プログラム933は指令978の経
路でシステム間通信制御プログラム932に連絡し、シス
テム間通信装置205へ連絡しかつ指令979を介してシステ
ム間通信制御装置205に連絡、指令980を介して管理ホス
トのシステム間通信制御プログラム203へ連絡し、指令9
81を介して事象解析プログラム911への連絡を行ない、
経路960-961-962-982-983-984-985-986によって、業務
システム上の自動運転指令制御プログラム935に情報が
渡される。業務システム902上の自動運転指令制御プロ
グラム935からの自動運転監視制御装置114への指令992
は、経路993-994-995-996-997-998-958によって通知さ
れる。この場合、経路999を用いて業務システム902側か
ら直接に自動運転監視制御装置114へ指令を通知するこ
ともできる。また業務システム902上のオペレーティン
グ・システム、応用プログラム群940からの構成状態情
報アクセス要求987は、経路989-979-980-981-960-961-9
62-982-983-984-990-991を介して情報が返される。この
ようにして、各計算機システムで発生する事象をその都
度構成状態情報格納データベース109に書き込み、自動
運転指令制御プログラム916で参照し、最新の構成、状
態と過去の履歴を基に指令を変更することにより、最適
な自動運転制御が可能となる。
次に管理システム101の異常あるいは停止で業務シス
テム902上の副統合運転管理プログラム202が管理システ
ム101の統合運転管理プログラム201の機能を代替する管
理システムの動的切替について第9図(b)を用いて説
明する。各計算機システム上の自動運転監視制御装置制
御プログラム915、936は、自動運転監視制御装置114に
対して一定時間間隔でヘルス信号92a、92bを送信する。
管理システム101の異常あるいは停止により管理システ
ムのヘルス信号92aが途絶えると、自動運転監視制御装
置114がそれを検出し、線92cを介して業務システム902
に通知され、業務システム902の自動運転監視制御装置
制御プログラム936がこれを検出する。自動運転監視制
御プログラム936は管理システム101の異常あるいは停止
の事象を事象解析プログラム931へ線92dを介して通知す
る。この通知は管理システムの代替処理を緊急に行なう
必要があるため最優先で処理される。業務システム902
の事象解析プログラム931はIPL直後に構成状態情報格納
データベース109の内容を読み込んでおり、どの業務シ
ステムが代替の管理システムとなるかを記憶しており、
以下の処理は代替の管理システムのみが行なう。第9図
(b)では業務システム902が代替の管理システムであ
るとして話を進める。
テム902上の副統合運転管理プログラム202が管理システ
ム101の統合運転管理プログラム201の機能を代替する管
理システムの動的切替について第9図(b)を用いて説
明する。各計算機システム上の自動運転監視制御装置制
御プログラム915、936は、自動運転監視制御装置114に
対して一定時間間隔でヘルス信号92a、92bを送信する。
管理システム101の異常あるいは停止により管理システ
ムのヘルス信号92aが途絶えると、自動運転監視制御装
置114がそれを検出し、線92cを介して業務システム902
に通知され、業務システム902の自動運転監視制御装置
制御プログラム936がこれを検出する。自動運転監視制
御プログラム936は管理システム101の異常あるいは停止
の事象を事象解析プログラム931へ線92dを介して通知す
る。この通知は管理システムの代替処理を緊急に行なう
必要があるため最優先で処理される。業務システム902
の事象解析プログラム931はIPL直後に構成状態情報格納
データベース109の内容を読み込んでおり、どの業務シ
ステムが代替の管理システムとなるかを記憶しており、
以下の処理は代替の管理システムのみが行なう。第9図
(b)では業務システム902が代替の管理システムであ
るとして話を進める。
事象解析プログラム931は管理システムの代替が必要
な事を構成状態情報格納データベースアクセス制御プロ
グラム933に線92eを介して通知し、表示指令装置204の
接続システムを代替管理システム902に切替る指令92gを
自動運転監視制御装置制御プログラム936に発行した
後、表示指令装置制御プログラム934に線92fを介して通
知する。構成状態情報アクセス制御プログラム933は指
令91eの通知を受けると以前のように構成状態情報格納
データベース109へのアクセス要求を、システム間通信
制御プログラム932経由で管理システムに依頼するので
はなく、管理システム101の構成状態情報アクセス制御
プログラム913と同じように直接、構成状態情報格納デ
ータベース109をアクセスする。また表示指令装置制御
プログラム934は指令92fの通知を受けると指令92gの接
続システム切替えを確認した後、表示指令装置204との
間の通信路を確立し線92hを介してデータの送受信可能
となる。その他の制御プログラムは以前と同様の処理を
行なう。以上のようにして管理システムの代替処理が実
現できる。
な事を構成状態情報格納データベースアクセス制御プロ
グラム933に線92eを介して通知し、表示指令装置204の
接続システムを代替管理システム902に切替る指令92gを
自動運転監視制御装置制御プログラム936に発行した
後、表示指令装置制御プログラム934に線92fを介して通
知する。構成状態情報アクセス制御プログラム933は指
令91eの通知を受けると以前のように構成状態情報格納
データベース109へのアクセス要求を、システム間通信
制御プログラム932経由で管理システムに依頼するので
はなく、管理システム101の構成状態情報アクセス制御
プログラム913と同じように直接、構成状態情報格納デ
ータベース109をアクセスする。また表示指令装置制御
プログラム934は指令92fの通知を受けると指令92gの接
続システム切替えを確認した後、表示指令装置204との
間の通信路を確立し線92hを介してデータの送受信可能
となる。その他の制御プログラムは以前と同様の処理を
行なう。以上のようにして管理システムの代替処理が実
現できる。
次に表示指令装置からの指令を処理する制御の流れに
ついて第9図(c)で説明する。表示指令装置204から
オペレータが操作を行なうと表示指令装置204はその内
容を解析し、指令対象の計算機システム識別子、指令の
内容を論理的データに変換して表示指令装置制御プログ
ラム914に線93aを介して送信する。表示指令装置制御プ
ログラム914は送信された内容から指令実行システムと
指令の内容を決定し、事象解析プログラム911に線93bを
介して通知する。事象解析プログラム911は自システム
で実行するものであればオペレーティング・システムあ
るいは応用プログラム106への指令93cに変換し実行す
る。指令の実行結果は経路93d-93e-93fを経て表示指令
装置204に渡され画面に表示される。。一方、指令実行
システムが業務システムの場合には、事象解析プログラ
ム911は経路93g-93h-93i-93j-93kを経て業務システム90
2のオペレーティング・システムあるいは応用プログラ
ム940に指令を渡し、経路93l-93m-93n-93o-93pを経て実
行結果が渡される。この結果を経路93e-93fを介して表
示指令装置204に渡し画面に表示する。また、表示指令
装置204からは自動運転指令制御プログラム916を起動す
る指令もできる。この場合、事象解析プログラム911が
自動運転指令制御プログラム916を起動する指令である
ことを認識し、プログラム916に線93qを介して制御を渡
す。自動運転指令制御プログラム916は自動運転指令手
順ライブラリ112を線93rを介して読み込み、登録されて
いる手順をもとに構成状態情報格納データセットの内容
の読み込み(経路93s-93t-93u-93v)あるいはオペレー
ティング・システム、応用プログラムへの指令の要求
(経路93w)を行い結果を得る(経路93x)。さらに、業
務システム側での自動運転指令制御プログラム935の起
動も全く同様にして実行される。
ついて第9図(c)で説明する。表示指令装置204から
オペレータが操作を行なうと表示指令装置204はその内
容を解析し、指令対象の計算機システム識別子、指令の
内容を論理的データに変換して表示指令装置制御プログ
ラム914に線93aを介して送信する。表示指令装置制御プ
ログラム914は送信された内容から指令実行システムと
指令の内容を決定し、事象解析プログラム911に線93bを
介して通知する。事象解析プログラム911は自システム
で実行するものであればオペレーティング・システムあ
るいは応用プログラム106への指令93cに変換し実行す
る。指令の実行結果は経路93d-93e-93fを経て表示指令
装置204に渡され画面に表示される。。一方、指令実行
システムが業務システムの場合には、事象解析プログラ
ム911は経路93g-93h-93i-93j-93kを経て業務システム90
2のオペレーティング・システムあるいは応用プログラ
ム940に指令を渡し、経路93l-93m-93n-93o-93pを経て実
行結果が渡される。この結果を経路93e-93fを介して表
示指令装置204に渡し画面に表示する。また、表示指令
装置204からは自動運転指令制御プログラム916を起動す
る指令もできる。この場合、事象解析プログラム911が
自動運転指令制御プログラム916を起動する指令である
ことを認識し、プログラム916に線93qを介して制御を渡
す。自動運転指令制御プログラム916は自動運転指令手
順ライブラリ112を線93rを介して読み込み、登録されて
いる手順をもとに構成状態情報格納データセットの内容
の読み込み(経路93s-93t-93u-93v)あるいはオペレー
ティング・システム、応用プログラムへの指令の要求
(経路93w)を行い結果を得る(経路93x)。さらに、業
務システム側での自動運転指令制御プログラム935の起
動も全く同様にして実行される。
次にオンラインシステムでよく使用される動的オンラ
インシステム切替えの自動化の動作を第9図(d)で説
明する。
インシステム切替えの自動化の動作を第9図(d)で説
明する。
第9図(d)では、管理システム101はオンラインシ
ステムの待機システム、業務システム902はオンライン
システムの現用システムとし、106は待機オンラインジ
ョブとする。定常運転時、両システム共に自動運転監視
制御装置114に対して線94a,94bを介してヘルス信号を送
信している。現用システムが停止すると、このヘルス信
号94bが途絶えた事を自動運転監視制御装置114が検出
し、待機システム101に線94cを介して通知される。待機
システム101の自動運転監視制御プログラム915はこの事
象を事象解析プログラム911に線94dを介して通知し、事
象解析プログラム911は自動運転指令制御プログラム916
に線94eを介して通知する。自動運転指令制御プログラ
ム916は自動運転指令手順ライブラリ112を読み込み、自
動運転指令を発行する。この自動運転指令の中で以下の
ことを行なう。
ステムの待機システム、業務システム902はオンライン
システムの現用システムとし、106は待機オンラインジ
ョブとする。定常運転時、両システム共に自動運転監視
制御装置114に対して線94a,94bを介してヘルス信号を送
信している。現用システムが停止すると、このヘルス信
号94bが途絶えた事を自動運転監視制御装置114が検出
し、待機システム101に線94cを介して通知される。待機
システム101の自動運転監視制御プログラム915はこの事
象を事象解析プログラム911に線94dを介して通知し、事
象解析プログラム911は自動運転指令制御プログラム916
に線94eを介して通知する。自動運転指令制御プログラ
ム916は自動運転指令手順ライブラリ112を読み込み、自
動運転指令を発行する。この自動運転指令の中で以下の
ことを行なう。
(1) 事象の種類を判定し、業務システムの停止を判
断する。
断する。
(2) 業務システムの停止を構成状態情報格納データ
ベース109に書き込む。また、表示指令装置204にその旨
の情報を通知する。必要であれば自動運転監視制御装置
114に対して、警報を鳴動させるため線94iを介して指令
する。
ベース109に書き込む。また、表示指令装置204にその旨
の情報を通知する。必要であれば自動運転監視制御装置
114に対して、警報を鳴動させるため線94iを介して指令
する。
(3) 構成状態情報格納データベース109を読み込
み、線94jを介して待機システムがどのシステムかを確
認する。この読み込みは計算機システム立ち上げ時に行
っていてもよい。
み、線94jを介して待機システムがどのシステムかを確
認する。この読み込みは計算機システム立ち上げ時に行
っていてもよい。
(4) 表示指令装置204に動的オンラインシステム切
替え中であることを表示する指令を発行する。
替え中であることを表示する指令を発行する。
(5) 構成状態情報格納データベース109を線94lを介
して読み込み、停止した業務システムから待機システム
に接続を切替る入出力機器を確立する。
して読み込み、停止した業務システムから待機システム
に接続を切替る入出力機器を確立する。
(6) 確立された入出力機器の現在の状態を調べる。
動的装置再構成が動作してDASDボリュームが他の装置に
装置交換が行なわれている場合や、通信制御装置が交替
している場合は、それを認識する。
動的装置再構成が動作してDASDボリュームが他の装置に
装置交換が行なわれている場合や、通信制御装置が交替
している場合は、それを認識する。
(7) 停止したオンラインシステムの中央処理装置に
対するリセット指令を行なう要求を自動運転監視制御装
置114に線94mを介して発行する。
対するリセット指令を行なう要求を自動運転監視制御装
置114に線94mを介して発行する。
(8) 構成状態情報格納データベース109を読み込
み、待機システム上で動作している他の応用プログラム
等の稼動状態を調べ、待機システムにオンライン業務を
移行してよいか判断する。
み、待機システム上で動作している他の応用プログラム
等の稼動状態を調べ、待機システムにオンライン業務を
移行してよいか判断する。
(9) 待機システムの空間多重度やジョブの種類など
により、待機システムにオンライン業務の移行が可能な
システム資源がなければ、特定のジョブの実行を打ち切
る指令をオペレーティング・システムに線94pを介して
発行してシステム資源に充分な余裕を作る。
により、待機システムにオンライン業務の移行が可能な
システム資源がなければ、特定のジョブの実行を打ち切
る指令をオペレーティング・システムに線94pを介して
発行してシステム資源に充分な余裕を作る。
(10) (6)を考慮いれて(5)の入出力機器を待機
システムに切替える要求を自動運転監視制御装置114に
線94nを介して発行する。
システムに切替える要求を自動運転監視制御装置114に
線94nを介して発行する。
(11) 待機システムのオンラインジョブに対し、オン
ライン業務移行の通知を線94gを介して行なう。
ライン業務移行の通知を線94gを介して行なう。
(12) オンライン業務移行に伴うオペレータ応答要求
メッセージについて、適切な自動応答を行なう。
メッセージについて、適切な自動応答を行なう。
(13) オンライン業務移行完了の通知を受けると、表
示指令装置204へ動的オンラインシステム切替え中の表
示を消す指令を線94rを介して発行する。
示指令装置204へ動的オンラインシステム切替え中の表
示を消す指令を線94rを介して発行する。
(14) 新しいオンライン業務システムの表示を行なう
指令94sを表示指令装置204に発行し、また構成状態情報
格納データベース109にその事象を書き込む指令を線94t
を介して発行する。
指令94sを表示指令装置204に発行し、また構成状態情報
格納データベース109にその事象を書き込む指令を線94t
を介して発行する。
以上のようにして、特に入出力装置障害時の動的装置
再構成等が発生している間の業務システム停止のような
二重障害の場合にも自動的にシステム切替えが実行でき
る。また、業務システム移行の際、移行する側のシステ
ムで、システム資源を使用できることを自動的に保障す
ることができるので、より柔軟な自動運転が可能とな
る。
再構成等が発生している間の業務システム停止のような
二重障害の場合にも自動的にシステム切替えが実行でき
る。また、業務システム移行の際、移行する側のシステ
ムで、システム資源を使用できることを自動的に保障す
ることができるので、より柔軟な自動運転が可能とな
る。
第10図(a)〜第15図は統合運転管理プログラム201
が処理フローを示している。
が処理フローを示している。
第10図(a)、第10図(b)は事象解析プログラム91
1の処理フローである。事象解析プログラム911はステッ
プ1001で事象あるいは要求の発生を待つ。待ち状態から
解除されると事象発生か否かを判定する(1002)。事象
発生の場合は事象発生システム名を付加して構成状態情
報アクセス制御プログラム913へ通知し(1003)、さら
に自動運転指令制御プログラム916にも通知する(100
4)。待ちの解除が構成状態情報アクセス要求の場合は
(1005)、構成状態情報アクセス制御プログラム913へ
通知する(1006)。待ちの解除が自動運転監視制御装置
114への要求の場合は(1007)、自動運転監視制御装置
制御プログラム915へ通知する(1008)。待ち状態の解
除が表示指令装置204への表示要求の場合は(1009)、
まず自システムが管理システムかを判定し(1010)、管
理システムであれば表示指令装置制御プログラム914に
通知する(1011)。自システムが管理システムでなけれ
ばシステム間通信制御プログラム203に通知する(101
2)。待ち状態の解除が構成状態情報アクセス要求の応
答の場合は(1013)、まず応答の内容を見て、自システ
ムからの要求かどうかを判定する(1014)。自システム
からの要求の応答であれば、応答の内容に格納されてい
る要求元プログラムを求め、そこに応答を返す(101
5)。自システムからの要求の応答でなければ、要求元
システムに転送するためにシステム間通信制御プログラ
ム203に通知する(1016)。
1の処理フローである。事象解析プログラム911はステッ
プ1001で事象あるいは要求の発生を待つ。待ち状態から
解除されると事象発生か否かを判定する(1002)。事象
発生の場合は事象発生システム名を付加して構成状態情
報アクセス制御プログラム913へ通知し(1003)、さら
に自動運転指令制御プログラム916にも通知する(100
4)。待ちの解除が構成状態情報アクセス要求の場合は
(1005)、構成状態情報アクセス制御プログラム913へ
通知する(1006)。待ちの解除が自動運転監視制御装置
114への要求の場合は(1007)、自動運転監視制御装置
制御プログラム915へ通知する(1008)。待ち状態の解
除が表示指令装置204への表示要求の場合は(1009)、
まず自システムが管理システムかを判定し(1010)、管
理システムであれば表示指令装置制御プログラム914に
通知する(1011)。自システムが管理システムでなけれ
ばシステム間通信制御プログラム203に通知する(101
2)。待ち状態の解除が構成状態情報アクセス要求の応
答の場合は(1013)、まず応答の内容を見て、自システ
ムからの要求かどうかを判定する(1014)。自システム
からの要求の応答であれば、応答の内容に格納されてい
る要求元プログラムを求め、そこに応答を返す(101
5)。自システムからの要求の応答でなければ、要求元
システムに転送するためにシステム間通信制御プログラ
ム203に通知する(1016)。
さらに第10図(b)に移って、待ち状態の解除が自動
運転監視制御装置制御プログラム915からの通知の場合
は(1017)、まず管理システムのヘルス信号途絶かを判
定する(1018)。管理システムのヘルス信号途絶であれ
ば自システムが代替管理システムかを判定する(101
9)。自システムが代替管理システムの場合は、その旨
を構成状態情報アクセス制御プログラム913に通知し(1
020)、表示指令装置204の切替え指令を自動運転監視制
御プログラム916に通知し(1021)、表示指令装置制御
プログラム914にも通知(1022)した後、事象解析プロ
グラム911にその情報を通知する(1023)。管理システ
ムのヘルス信号途絶でない場合は、自システムが管理シ
ステムかを判定し(1024)、そうであればその内容を構
成状態情報格納データベース109に書き込むための構成
状態情報アクセス制御プログラム913に通知(1025)し
た後、処理1023を行なう。また待ちの解除がそれ以外の
場合には、要求カラー処理を行なう(1026)。以上を行
なった後次の事象あるいは要求を待つ。
運転監視制御装置制御プログラム915からの通知の場合
は(1017)、まず管理システムのヘルス信号途絶かを判
定する(1018)。管理システムのヘルス信号途絶であれ
ば自システムが代替管理システムかを判定する(101
9)。自システムが代替管理システムの場合は、その旨
を構成状態情報アクセス制御プログラム913に通知し(1
020)、表示指令装置204の切替え指令を自動運転監視制
御プログラム916に通知し(1021)、表示指令装置制御
プログラム914にも通知(1022)した後、事象解析プロ
グラム911にその情報を通知する(1023)。管理システ
ムのヘルス信号途絶でない場合は、自システムが管理シ
ステムかを判定し(1024)、そうであればその内容を構
成状態情報格納データベース109に書き込むための構成
状態情報アクセス制御プログラム913に通知(1025)し
た後、処理1023を行なう。また待ちの解除がそれ以外の
場合には、要求カラー処理を行なう(1026)。以上を行
なった後次の事象あるいは要求を待つ。
第11図はシステム間通信制御プログラム203の処理フ
ローである。システム間通信制御プログラムはステップ
1101で要求の通知を待つ。待ち状態が解除されると自シ
ステムからの送信要求かを判定する(1102)。自システ
ムからの送信要求の場合、要求データには送信先システ
ム名と送信先プログラム名が格納されている。さらに送
信先システムからの応答を返すときの情報として、送信
元システム名と送信元プログラム名を付加し(1103)、
その内容を受信システムに渡すためにシステム間通信制
御装置205に出力する(1104)。待ち状態の解除が他シ
ステムからの受信要求の場合は(1105)、システム間通
信制御装置205から要求内容を読み込み(1106)、その
中に格納されている送信先プログラム名を求め、通知す
る(1107)。他システムの要求でもない場合はエラー処
理1108を行なう。以上の処理を行なった後、次の処理要
求の通知を待つ。
ローである。システム間通信制御プログラムはステップ
1101で要求の通知を待つ。待ち状態が解除されると自シ
ステムからの送信要求かを判定する(1102)。自システ
ムからの送信要求の場合、要求データには送信先システ
ム名と送信先プログラム名が格納されている。さらに送
信先システムからの応答を返すときの情報として、送信
元システム名と送信元プログラム名を付加し(1103)、
その内容を受信システムに渡すためにシステム間通信制
御装置205に出力する(1104)。待ち状態の解除が他シ
ステムからの受信要求の場合は(1105)、システム間通
信制御装置205から要求内容を読み込み(1106)、その
中に格納されている送信先プログラム名を求め、通知す
る(1107)。他システムの要求でもない場合はエラー処
理1108を行なう。以上の処理を行なった後、次の処理要
求の通知を待つ。
第12図は構成状態情報アクセス制御プログラム913の
処理フローである。構成状態情報アクセス制御プログラ
ムは処理1201で要求の通知を待つ。待ち状態が解除され
るとまず動作システムか管理システムかを判定する(12
02)。管理システムであれば次に書き込み要求かを判定
し(1203)、そうであれば要求の内容を構成状態情報格
納データベース109に書き込む(1204)。読み込み要求
であれば(1205)、構成状態情報格納データベース109
から読み込み(1206)、要求元プログラムにその内容を
返す(1207)。書き込み要求でも読み込み要求でもない
場合は要求エラー処理(1208)を行なう。動作システム
が管理システムではない場合、構成状態情報のアクセス
要求かを判定する(1209)。アクセス要求であれば、送
信元システム名と送信元プログラム名を付加し(121
0)、システム間通信制御プログラムに通知する(121
1)。アクセス要求でなければ、アクセス要求の応答か
を判定し(1212)、そうであれば送信元プログラムに応
答を通知する(1213)。そうでなければ要求エラー処理
1214を行なう。以上の処理を行なった後、次の処理要求
の通知を待つ。
処理フローである。構成状態情報アクセス制御プログラ
ムは処理1201で要求の通知を待つ。待ち状態が解除され
るとまず動作システムか管理システムかを判定する(12
02)。管理システムであれば次に書き込み要求かを判定
し(1203)、そうであれば要求の内容を構成状態情報格
納データベース109に書き込む(1204)。読み込み要求
であれば(1205)、構成状態情報格納データベース109
から読み込み(1206)、要求元プログラムにその内容を
返す(1207)。書き込み要求でも読み込み要求でもない
場合は要求エラー処理(1208)を行なう。動作システム
が管理システムではない場合、構成状態情報のアクセス
要求かを判定する(1209)。アクセス要求であれば、送
信元システム名と送信元プログラム名を付加し(121
0)、システム間通信制御プログラムに通知する(121
1)。アクセス要求でなければ、アクセス要求の応答か
を判定し(1212)、そうであれば送信元プログラムに応
答を通知する(1213)。そうでなければ要求エラー処理
1214を行なう。以上の処理を行なった後、次の処理要求
の通知を待つ。
第13図は表示指令装置制御プログラム914の処理フロ
ーである。表示指令装置制御プログラムはステップ1301
で要求の通知を待つ。待ち状態が解除されると、まず動
作システムが管理システムかを判定する(1302)。管理
システムの場合は、要求が表示要求かを判定し(130
3)、そうであれば表示指令装置204に送信する(130
4)。要求が指令要求の場合は(1305)、表示指令装置
からの指令内容を読み込み(1306)、その内容を事象解
析プログラム911へ通知する(1307)。表示要求でも指
令要求でもない場合は要求エラー処理を行なう(130
8)。動作システムが管理システムでない時は、表示要
求かを判断し(1309)そうであれば送信先システム名に
管理システム、送信先プログラム名に表示指令装置制御
プログラム914を指定し(1310)、システム間通信制御
プログラム203に通知する(1311)。要求が表示要求で
ない場合は要求エラー処理を行なう(1312)。以上の処
理を行なった後、次の処理要求の通知を待つ。
ーである。表示指令装置制御プログラムはステップ1301
で要求の通知を待つ。待ち状態が解除されると、まず動
作システムが管理システムかを判定する(1302)。管理
システムの場合は、要求が表示要求かを判定し(130
3)、そうであれば表示指令装置204に送信する(130
4)。要求が指令要求の場合は(1305)、表示指令装置
からの指令内容を読み込み(1306)、その内容を事象解
析プログラム911へ通知する(1307)。表示要求でも指
令要求でもない場合は要求エラー処理を行なう(130
8)。動作システムが管理システムでない時は、表示要
求かを判断し(1309)そうであれば送信先システム名に
管理システム、送信先プログラム名に表示指令装置制御
プログラム914を指定し(1310)、システム間通信制御
プログラム203に通知する(1311)。要求が表示要求で
ない場合は要求エラー処理を行なう(1312)。以上の処
理を行なった後、次の処理要求の通知を待つ。
第14図は自動運転監視制御装置制御プログラム915の
処理フローである。プログラム915はまずヘルス信号の
タイマーをセット(1401)した後、タイマー割込み、他
プログラムからの要求、自動運転監視制御装置からの割
込みを待つ(1402)。待ち状態の解除がタイマー割込み
の場合は(1403)、自動運転監視制御装置114にヘルス
信号を送信し(1404)、タイマーセット処理に戻る待ち
状態の解除が他プログラムからの書き込み要求であれば
(1405)、その内容を自動運転監視制御装置114へ送信
する(1406)。待ち状態の解除が自動運転監視制御装置
114からの割込みの場合は(1407)、ハードウェアの状
態に変化があったことを示し、その内容を読み込み(14
08)、事象解析プログラム911に通知する(1409)。待
ち状態の解除が自動運転監視制御装置114への指令要求
であれば(1410)、要求に応じて自動運転監視制御装置
との間で送受信を行ない(1411)、その結果を要求元プ
ログラムに通知する(1412)。それ以外の要求の場合は
要求エラー処理を行なう(1413)。タイマー割込み以外
の処理では次の要求等の発生を待つ。
処理フローである。プログラム915はまずヘルス信号の
タイマーをセット(1401)した後、タイマー割込み、他
プログラムからの要求、自動運転監視制御装置からの割
込みを待つ(1402)。待ち状態の解除がタイマー割込み
の場合は(1403)、自動運転監視制御装置114にヘルス
信号を送信し(1404)、タイマーセット処理に戻る待ち
状態の解除が他プログラムからの書き込み要求であれば
(1405)、その内容を自動運転監視制御装置114へ送信
する(1406)。待ち状態の解除が自動運転監視制御装置
114からの割込みの場合は(1407)、ハードウェアの状
態に変化があったことを示し、その内容を読み込み(14
08)、事象解析プログラム911に通知する(1409)。待
ち状態の解除が自動運転監視制御装置114への指令要求
であれば(1410)、要求に応じて自動運転監視制御装置
との間で送受信を行ない(1411)、その結果を要求元プ
ログラムに通知する(1412)。それ以外の要求の場合は
要求エラー処理を行なう(1413)。タイマー割込み以外
の処理では次の要求等の発生を待つ。
第15図は自動運転指令処理プログラム916の処理フロ
ーである。自動運転指令制御プログラムはステップ1501
で処理要求通知を待つ。待ち状態が解除されると、通知
された事象に対応する手順が登録されているかを運転動
作事象定義テーブル701を調べて判定する(1502)。登
録されていなければ再度処理要求通知を待つ。対応する
手順が登録されていれば、自動運転指令手順ライブラリ
112からその内容を読み込み(1503)、指令文の解析を
行なう(1504)。ステップ1505の手順により以下の処理
を指令文の終了まで実行する。指令文が自動運転監視制
御装置114へのアクセス要求であれば(1506)、自動運
転監視制御装置プログラム915へ通知する(1507)。指
令文が構成状態情報アクセス要求であれば(1508)、構
成状態情報アクセス制御プログラム915へ通知する(150
9)。指令文が表示指令装置への表示要求であれば(151
0)、表示指令装置制御プログラム914へ通知する(151
1)。指令文が事象発生要求であれば(1512)、事象解
析プログラム911へ通知する(1513)。指令文がコマン
ド発行要求であれば(1514)、コマンドを発行する(15
15)。それ以外の要求であれば要求エラー処理1516を行
なう。
ーである。自動運転指令制御プログラムはステップ1501
で処理要求通知を待つ。待ち状態が解除されると、通知
された事象に対応する手順が登録されているかを運転動
作事象定義テーブル701を調べて判定する(1502)。登
録されていなければ再度処理要求通知を待つ。対応する
手順が登録されていれば、自動運転指令手順ライブラリ
112からその内容を読み込み(1503)、指令文の解析を
行なう(1504)。ステップ1505の手順により以下の処理
を指令文の終了まで実行する。指令文が自動運転監視制
御装置114へのアクセス要求であれば(1506)、自動運
転監視制御装置プログラム915へ通知する(1507)。指
令文が構成状態情報アクセス要求であれば(1508)、構
成状態情報アクセス制御プログラム915へ通知する(150
9)。指令文が表示指令装置への表示要求であれば(151
0)、表示指令装置制御プログラム914へ通知する(151
1)。指令文が事象発生要求であれば(1512)、事象解
析プログラム911へ通知する(1513)。指令文がコマン
ド発行要求であれば(1514)、コマンドを発行する(15
15)。それ以外の要求であれば要求エラー処理1516を行
なう。
本発明によれば、計算機システムにおけるハードウェ
アおよびソフトウェアの構成とその状態を一括管理し、
さらに計算機システム内で発生する種々の事象の発生を
契機にしてあらかじめ登録してある手順に従いつつ、か
つこの構成状態情報を参照しながらその手順を変更する
ことにより、過去および現在の計算機システムの状態に
応じて最適な自動運転制御を行なえることになり、計算
機システムの運転の省力化、さらには無人運転を達成で
きる効果がある。また本発明の構成状態情報はシステム
生成と同期して作成できるため、システム規模拡大に伴
うシステム構成変更時にも柔軟に対応でき、システム生
成、構成変更時の作業時間の短縮、作業ミスの軽減の効
果がある。また、本発明の自動運転指令手順ライブラリ
は運転管理プログラムを再起動することなく変更・追加
ができるので、連続運転システムでも運用に制限を与え
ることなく自動運転が行なえる効果がある。さらに本発
明は複合計算機システムにおいても構成状態情報を集中
管理することにより統括的な自動運転が可能となる。特
にオンラインシステムでの動的システム切替え時に、入
出力機器の構成や障害を考慮したきめの細かい切替え処
理が自動化でき、障害回復時間の短縮と回復操作ミスの
防止に効果がある。
アおよびソフトウェアの構成とその状態を一括管理し、
さらに計算機システム内で発生する種々の事象の発生を
契機にしてあらかじめ登録してある手順に従いつつ、か
つこの構成状態情報を参照しながらその手順を変更する
ことにより、過去および現在の計算機システムの状態に
応じて最適な自動運転制御を行なえることになり、計算
機システムの運転の省力化、さらには無人運転を達成で
きる効果がある。また本発明の構成状態情報はシステム
生成と同期して作成できるため、システム規模拡大に伴
うシステム構成変更時にも柔軟に対応でき、システム生
成、構成変更時の作業時間の短縮、作業ミスの軽減の効
果がある。また、本発明の自動運転指令手順ライブラリ
は運転管理プログラムを再起動することなく変更・追加
ができるので、連続運転システムでも運用に制限を与え
ることなく自動運転が行なえる効果がある。さらに本発
明は複合計算機システムにおいても構成状態情報を集中
管理することにより統括的な自動運転が可能となる。特
にオンラインシステムでの動的システム切替え時に、入
出力機器の構成や障害を考慮したきめの細かい切替え処
理が自動化でき、障害回復時間の短縮と回復操作ミスの
防止に効果がある。
第1図は本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図、第2図は複数計算機システムからなる複数計算機
システムのときのシステム構成を示すブロック図、第3
図(a)は構成状態情報格納データベースの情報格納構
造を示す図、第3図(b)は構成状態情報格納データベ
ースに格納する情報レコードの種類を示す図、第4図
(a)は入出力装置レコードの内容を示す図、第4図
(b)はプログラム構成稼動状態レコードの内容を示す
図、第5図(a)は構成状態情報データベースに構成稼
動状態情報メンバーを登録する処理手順を示す処理フロ
ー図、第5図(b)は構成状態情報格納データベースを
もとに運転を開始するときの処理手順を示した処理フロ
ー図、第5図(c)は構成状態情報格納データベースの
発生事象情報テーブルを示す図、第6図はシステムの動
作事象の対象となる事項と、この事象発生時に行なうべ
き指令の例を示す図、第7図は運転動作事象定義テーブ
ルと自動運転指令手順を示す図、第8図(a)は自動運
転制御方式の処理手順を示す処理フロー図、第8図
(b)は自動運転指令手順の例を示す図、第8図(c)
は第8図(b)の処理手順を示す処理フロー図、第8図
(d)は自動運転指令手順ライブラリの変更処理手順を
示す処理フロー図、第8図(e)はシステム起動時の運
転動作事象定義テーブルと各自動運転指令手順の読み込
み手順を示す処理フロー図、第9図(a)は本発明の構
成要素の相互関連を示す図、第9図(b)は統合運転管
理プログラムの機能を代替する動的管理システム切替を
説明する図、第9図(c)は表示指令装置からの指令を
処理する制御の流れを示す図、第9図(d)はオンライ
ンシステムでよく使用される動的オンラインシステム切
替えの自動化への適用例を示す図、第10図(a)〜第15
図までは統合運転管理プログラムの処理手順を示し、第
10図(a)および第10図(b)は事象解析プログラムの
処理手順を示す処理フロー図、第11図はシステム間通信
制御プログラムの処理手順を示す処理フロー図、第12図
は構成状態情報アクセス制御プログラムの処理手順を示
す処理フロー図、第13図は表示指令装置制御プログラム
の処理手順を示す処理フロー図、第14図は自動運転監視
制御装置制御プログラムの処理手順を示す処理フロー
図、第15図は自動運転指令処理プログラムの処理手順を
示す処理フロー図である。 101……中央処理装置、102……命令実行プロセッサ、10
3……主記憶装置、104……オペシーティング・システ
ム、105……運転管理プログラム、106……業務プログラ
ム、107……入出力装置群、108……通信処理装置群、10
9……構成状態情報格納データベース、110……構成状態
情報テーブル、111……発生事象情報テーブル、112……
自動運転指令手順ライブラリ、113……自動運転指令手
順、114……自動運転監視制御装置、201……統合運転管
理プログラム、202……副統合運転管理プログラム、203
……システム間通信制御プログラム、204……統合操作
卓、205……システム間通信装置、
ク図、第2図は複数計算機システムからなる複数計算機
システムのときのシステム構成を示すブロック図、第3
図(a)は構成状態情報格納データベースの情報格納構
造を示す図、第3図(b)は構成状態情報格納データベ
ースに格納する情報レコードの種類を示す図、第4図
(a)は入出力装置レコードの内容を示す図、第4図
(b)はプログラム構成稼動状態レコードの内容を示す
図、第5図(a)は構成状態情報データベースに構成稼
動状態情報メンバーを登録する処理手順を示す処理フロ
ー図、第5図(b)は構成状態情報格納データベースを
もとに運転を開始するときの処理手順を示した処理フロ
ー図、第5図(c)は構成状態情報格納データベースの
発生事象情報テーブルを示す図、第6図はシステムの動
作事象の対象となる事項と、この事象発生時に行なうべ
き指令の例を示す図、第7図は運転動作事象定義テーブ
ルと自動運転指令手順を示す図、第8図(a)は自動運
転制御方式の処理手順を示す処理フロー図、第8図
(b)は自動運転指令手順の例を示す図、第8図(c)
は第8図(b)の処理手順を示す処理フロー図、第8図
(d)は自動運転指令手順ライブラリの変更処理手順を
示す処理フロー図、第8図(e)はシステム起動時の運
転動作事象定義テーブルと各自動運転指令手順の読み込
み手順を示す処理フロー図、第9図(a)は本発明の構
成要素の相互関連を示す図、第9図(b)は統合運転管
理プログラムの機能を代替する動的管理システム切替を
説明する図、第9図(c)は表示指令装置からの指令を
処理する制御の流れを示す図、第9図(d)はオンライ
ンシステムでよく使用される動的オンラインシステム切
替えの自動化への適用例を示す図、第10図(a)〜第15
図までは統合運転管理プログラムの処理手順を示し、第
10図(a)および第10図(b)は事象解析プログラムの
処理手順を示す処理フロー図、第11図はシステム間通信
制御プログラムの処理手順を示す処理フロー図、第12図
は構成状態情報アクセス制御プログラムの処理手順を示
す処理フロー図、第13図は表示指令装置制御プログラム
の処理手順を示す処理フロー図、第14図は自動運転監視
制御装置制御プログラムの処理手順を示す処理フロー
図、第15図は自動運転指令処理プログラムの処理手順を
示す処理フロー図である。 101……中央処理装置、102……命令実行プロセッサ、10
3……主記憶装置、104……オペシーティング・システ
ム、105……運転管理プログラム、106……業務プログラ
ム、107……入出力装置群、108……通信処理装置群、10
9……構成状態情報格納データベース、110……構成状態
情報テーブル、111……発生事象情報テーブル、112……
自動運転指令手順ライブラリ、113……自動運転指令手
順、114……自動運転監視制御装置、201……統合運転管
理プログラム、202……副統合運転管理プログラム、203
……システム間通信制御プログラム、204……統合操作
卓、205……システム間通信装置、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 義和 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株 式会社内 (72)発明者 石丸 雅彦 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株 式会社内 (72)発明者 廣澤 敏夫 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株式会社日立製作所システム開発研究所 内 (72)発明者 栗原 潤一 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 上野 仁 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株式会社日立製作所システム開発研究所 内 (72)発明者 山本 芳正 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所神奈川工場内 (72)発明者 宮嶋 宏二 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所神奈川工場内 (72)発明者 安藤 彰 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所神奈川工場内 (56)参考文献 特開 昭63−172338(JP,A) 特開 昭63−37455(JP,A) 特開 昭61−49225(JP,A) 特開 昭60−238938(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】計算機システムの動作状況の変化、資源の
使用状況の変化のうち少なくとも1つの変化を事象とし
て検出する手段と、検出された前記事象をその発生順に
記憶する履歴手段と、一連の指令手順を複数個格納する
指令手順記憶手段と、履歴手段に記憶された事象に基づ
いて前記指令手順記憶手段中の目的とする一連の指令手
順を選択する手段と、選択された指令手順を解釈実行す
る処理手段とを有することを特徴とする計算機システム
の自動運転制御方式。 - 【請求項2】現用系の計算機システムと待機系の計算機
システムとから構成される複合計算機システムの自動運
転制御方式において、各々の入出力装置の使用可能性お
よび応用プログラムの動作状況を含むハード/ソフトの
構成状態を記憶する記憶手段と、前記ハード/ソフトの
構成状態の変化に応じて常時前記記憶手段に格納された
システム構成状態を変更する現用系の計算機システム
と、前記現用系の計算機システムが停止したとき最新の
前記記憶手段を引き継いで継続運転する待機系の計算機
システムとを有することを特徴とする計算機システムの
自動運転制御方式。 - 【請求項3】複数の計算機システムによって構成され、
そのうち一つの計算機システムが統括管理するシステム
である複合計算機システムにおいて、各計算機システム
は各計算機システムのもとで発生する事象を前記統括管
理システムへ送出し、前記統括管理システムは統括管理
システムのもとで動作する管理プログラムがこの受信し
た事象を記憶手段に格納し、前記統括管理をする計算機
システムが停止したとき他の前記計算機システムの一つ
が前記統括管理システムとなり、その管理プログラムが
最新の前記記憶手段を引き継いで継続運転することを特
徴とする計算機システムの自動運転制御方式。 - 【請求項4】複数の計算機システムによって構成され、
そのうち一つの計算機システムが統括管理するシステム
である複合計算機システムにおいて、各計算機システム
は各計算機システムのもとで発生する事象を前記統括管
理システムへ送出する制御手段を含み、前記統括管理シ
ステムは統括管理システムのもとで動作する管理プログ
ラムがこの受信した事象を記憶手段に格納する制御手段
と、該発生した事象に対応する指令に基づいて各計算機
システムへ運転形態の変更を指令する指令手段とを含む
ことを特徴とする計算機システムの自動運転制御方式。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63238728A JP2510696B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 計算機システム自動運転制御方式 |
EP89117741A EP0361387B1 (en) | 1988-09-26 | 1989-09-26 | Automatic operation control system for computer system |
DE68926329T DE68926329T2 (de) | 1988-09-26 | 1989-09-26 | Steuerungssystem für den automatischen Betrieb eines Rechnersystems |
US08/133,280 US5423000A (en) | 1988-09-26 | 1993-10-07 | Operation control technique for computer system by driving a command procedure with reference to events recorded on a logging storage computer operation control by automatic decision making based on events on a logging storage |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63238728A JP2510696B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 計算機システム自動運転制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0287212A JPH0287212A (ja) | 1990-03-28 |
JP2510696B2 true JP2510696B2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=17034375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63238728A Expired - Lifetime JP2510696B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 計算機システム自動運転制御方式 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5423000A (ja) |
EP (1) | EP0361387B1 (ja) |
JP (1) | JP2510696B2 (ja) |
DE (1) | DE68926329T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007037266A1 (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-05 | Nec Corporation | ポリシ処理システム、方法、及び、プログラム |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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