JP2508936Y2 - 交通信号灯器用電球ソケット口金押さえ金具 - Google Patents
交通信号灯器用電球ソケット口金押さえ金具Info
- Publication number
- JP2508936Y2 JP2508936Y2 JP3564593U JP3564593U JP2508936Y2 JP 2508936 Y2 JP2508936 Y2 JP 2508936Y2 JP 3564593 U JP3564593 U JP 3564593U JP 3564593 U JP3564593 U JP 3564593U JP 2508936 Y2 JP2508936 Y2 JP 2508936Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bulb socket
- light bulb
- elastic plate
- base
- socket cap
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は信号灯器の反射板を傷つ
けることなく電球ソケット口金を装着することができる
電球ソケット口金押さえ金具に関するものである。
けることなく電球ソケット口金を装着することができる
電球ソケット口金押さえ金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より信号灯器は、図5に示すよう
に、信号灯器aの前面に透光レンズbが装着され、上記
信号灯器a内面が鏡面状とされ、更に信号灯器aの基端
側に電球cが装着された構成とするものである。そこで
上記電球cは、図6に示すように、電球ソケット口金d
に装着された後、同電球ソケット口金dを、信号灯器a
の基端側に開口される立上がり部e内に嵌合し、更に信
号灯器aの反射板fの装着される押さえ金具g、gによ
って固定させる機構とするものである。
に、信号灯器aの前面に透光レンズbが装着され、上記
信号灯器a内面が鏡面状とされ、更に信号灯器aの基端
側に電球cが装着された構成とするものである。そこで
上記電球cは、図6に示すように、電球ソケット口金d
に装着された後、同電球ソケット口金dを、信号灯器a
の基端側に開口される立上がり部e内に嵌合し、更に信
号灯器aの反射板fの装着される押さえ金具g、gによ
って固定させる機構とするものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記機構では、
押さえ金具g、gを反射板fに対して、ネジ等の締結部
材hによって装着するために、信号灯器a内面の反射鏡
i面に上記締結部材hの一部が突出することとなり、こ
れによって反射効果および反射効率を低減させる原因と
なる。又電球ソケット口金dを押さえ金具g、gによっ
て装着する際に、手によって反射板fを押さえながら作
業をすることによって、その圧力により反射鏡iを歪め
る、又は傷める恐れがある。更に押さえ金具gのもつ付
勢力が、長期間に渡って低下する問題がある。そこで本
考案では上記諸問題点を解消するために、反射板に負荷
を加えることなく、容易に電球ソケット口金を信号灯器
に装着することができる押さえ金具を提供することを目
的とするものである。
押さえ金具g、gを反射板fに対して、ネジ等の締結部
材hによって装着するために、信号灯器a内面の反射鏡
i面に上記締結部材hの一部が突出することとなり、こ
れによって反射効果および反射効率を低減させる原因と
なる。又電球ソケット口金dを押さえ金具g、gによっ
て装着する際に、手によって反射板fを押さえながら作
業をすることによって、その圧力により反射鏡iを歪め
る、又は傷める恐れがある。更に押さえ金具gのもつ付
勢力が、長期間に渡って低下する問題がある。そこで本
考案では上記諸問題点を解消するために、反射板に負荷
を加えることなく、容易に電球ソケット口金を信号灯器
に装着することができる押さえ金具を提供することを目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の上記目的は次の
如き構成の押さえ金具によって達成できる。即ちその要
旨は、信号灯器の基端側に開口される電球ソケット口金
嵌合用穴と、その中央にソケット収納筒が突設される電
球ソケット口金とを嵌合連結させる押さえ金具におい
て、薄鋼板などにより形成される二枚の上部弾性板と下
部弾性板とを互いに略直角状に交差させた状態で固定
し、その中央に上記ソケット収納筒が遊貫状に挿通可能
なソケット収納筒挿通用穴を貫設せしめ、更に上記下部
弾性板の全長を、上記電球ソケット口金の径より大と
し、かつ上記上部弾性板の両端を下方向に折曲するとと
もに、その先端を内側に折り曲げ係留部とし、しかもそ
の全長を電球ソケット口金と略同等としたことを特徴と
する交通信号灯器用電球ソケット口金押さえ金具であ
る。
如き構成の押さえ金具によって達成できる。即ちその要
旨は、信号灯器の基端側に開口される電球ソケット口金
嵌合用穴と、その中央にソケット収納筒が突設される電
球ソケット口金とを嵌合連結させる押さえ金具におい
て、薄鋼板などにより形成される二枚の上部弾性板と下
部弾性板とを互いに略直角状に交差させた状態で固定
し、その中央に上記ソケット収納筒が遊貫状に挿通可能
なソケット収納筒挿通用穴を貫設せしめ、更に上記下部
弾性板の全長を、上記電球ソケット口金の径より大と
し、かつ上記上部弾性板の両端を下方向に折曲するとと
もに、その先端を内側に折り曲げ係留部とし、しかもそ
の全長を電球ソケット口金と略同等としたことを特徴と
する交通信号灯器用電球ソケット口金押さえ金具であ
る。
【0005】
【作用】本考案の押さえ金具は、図4に示すように、図
中想像線で示す状態から上部弾性板1の押さえ部6、6
を、手で下方向に押し下げることによって、簡単に電球
ソケット口金7を、電球ソケット口金嵌合用穴9に嵌合
連結することができるものである。そしてその後は、下
部弾性板2の付勢力によって常時上部弾性板1を、上方
に押し上げようとする力が働くことにより、上部弾性板
1の両端の係留部5、5に対して、内側方向の力が働
き、係止部11との係合を保持することが可能となるも
のである。又上記係留部5、5と係止部11との係合を
解除する場合には、再び上部弾性板1の押さえ部6、6
を、手で下方向に押し下げることによって簡単に解除す
ることが可能となる。
中想像線で示す状態から上部弾性板1の押さえ部6、6
を、手で下方向に押し下げることによって、簡単に電球
ソケット口金7を、電球ソケット口金嵌合用穴9に嵌合
連結することができるものである。そしてその後は、下
部弾性板2の付勢力によって常時上部弾性板1を、上方
に押し上げようとする力が働くことにより、上部弾性板
1の両端の係留部5、5に対して、内側方向の力が働
き、係止部11との係合を保持することが可能となるも
のである。又上記係留部5、5と係止部11との係合を
解除する場合には、再び上部弾性板1の押さえ部6、6
を、手で下方向に押し下げることによって簡単に解除す
ることが可能となる。
【0006】
【実施例】以下本考案に係る電球ソケット口金押さえ金
具を、その実施例を示す図面を参酌し乍ら詳述する。図
1は本考案の斜視図であり、薄鋼板などにより形成され
る二枚の上部弾性板1と、下部弾性板2とを互いに略直
角状に交差させた状態で、ビス3、3によって固着させ
る。そして上記上部弾性板1および下部弾性板2の中央
に、ソケット収納筒挿通用穴4を貫設するものである。
そこで上記下部弾性板2の全長は、電球ソケット口金の
径より大とすると共に、上記上部弾性板1の両側端を、
下方向に折曲形成せしめ、その先端を内側に折り曲げて
係留部5とするものである。更に上記上部弾性板1の全
長を、上記電球ソケット口金の径と略同径とするもので
ある。又上記上部弾性板1の中央両側端には、押さえ部
6、6を突設形成するものである。
具を、その実施例を示す図面を参酌し乍ら詳述する。図
1は本考案の斜視図であり、薄鋼板などにより形成され
る二枚の上部弾性板1と、下部弾性板2とを互いに略直
角状に交差させた状態で、ビス3、3によって固着させ
る。そして上記上部弾性板1および下部弾性板2の中央
に、ソケット収納筒挿通用穴4を貫設するものである。
そこで上記下部弾性板2の全長は、電球ソケット口金の
径より大とすると共に、上記上部弾性板1の両側端を、
下方向に折曲形成せしめ、その先端を内側に折り曲げて
係留部5とするものである。更に上記上部弾性板1の全
長を、上記電球ソケット口金の径と略同径とするもので
ある。又上記上部弾性板1の中央両側端には、押さえ部
6、6を突設形成するものである。
【0007】そこで図2に示すように、電球ソケット口
金7のソケット収納筒8に、ソケット収納筒挿通用穴4
を挿通させると同時に、下部弾性板2を内側に湾曲させ
ながら、その両端を電球ソケット口金7内に押し込むも
のであり、更に図3に示すように、信号灯器13の電球
ソケット口金嵌合用穴9内に電球ソケット口金7を嵌入
し、押さえ部6、6を押し下げることによって、下部弾
性板2の付勢力に抗しながら上部弾性板1が押し下が
り、その両端の係留部5、5が、上記電球ソケット口金
嵌合用穴9の立ち上がり部10の先端周縁に形成される
係止部11に係留して、密閉状に連結される構成とする
ものである。なお図中12は、防水用のゴムパッキンを
示す。
金7のソケット収納筒8に、ソケット収納筒挿通用穴4
を挿通させると同時に、下部弾性板2を内側に湾曲させ
ながら、その両端を電球ソケット口金7内に押し込むも
のであり、更に図3に示すように、信号灯器13の電球
ソケット口金嵌合用穴9内に電球ソケット口金7を嵌入
し、押さえ部6、6を押し下げることによって、下部弾
性板2の付勢力に抗しながら上部弾性板1が押し下が
り、その両端の係留部5、5が、上記電球ソケット口金
嵌合用穴9の立ち上がり部10の先端周縁に形成される
係止部11に係留して、密閉状に連結される構成とする
ものである。なお図中12は、防水用のゴムパッキンを
示す。
【0008】
【考案の効果】以上述べて来た如く本考案によれば、押
さえ金具を反射板に取り付ける必要がないために、信号
灯器内の反射鏡を傷つけることがなく、かつ容易に電球
ソケット口金を装着することが可能となるものである。
又二枚の弾性板によってバネ効力が持続するために、防
水性を必要とする信号灯器の電球ソケット口金の押さえ
金具として最も効果を奏するものである。
さえ金具を反射板に取り付ける必要がないために、信号
灯器内の反射鏡を傷つけることがなく、かつ容易に電球
ソケット口金を装着することが可能となるものである。
又二枚の弾性板によってバネ効力が持続するために、防
水性を必要とする信号灯器の電球ソケット口金の押さえ
金具として最も効果を奏するものである。
【0009】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の押さえ金具を電球ソケットに取り付け
た状態を示す説明図である。
た状態を示す説明図である。
【図3】本考案の押さえ金具による使用状態を示す説明
図である。
図である。
【図4】本考案の作用状態を示す説明図である。
【図5】信号灯器の構成を示す説明図である。
【図6】従来の押さえ金具の使用状態を示す説明図であ
る。
る。
1 上部弾性板 2 下部弾性板 4 収納筒挿通用穴 5 係留部 6 押さえ部 7 電球ソケット口金 6 ソケット収納筒 9 電球ソケット口金嵌合用穴 11 係止部
Claims (1)
- 【請求項1】 信号灯器の基端側に開口される電球ソケ
ット口金嵌合用穴と、その中央にソケット収納筒が突設
される電球ソケット口金とを嵌合連結させる押さえ金具
において、薄鋼板などにより形成される二枚の上部弾性
板と下部弾性板とを互いに略直角状に交差させた状態で
固定し、その中央に上記ソケット収納筒が遊貫状に挿通
可能なソケット収納筒挿通用穴を貫設せしめ、更に上記
下部弾性板の全長を、上記電球ソケット口金の径より大
とし、かつ上記上部弾性板の両端を下方向に折曲すると
ともに、その先端を内側に折り曲げ係留部とし、しかも
その全長を電球ソケット口金と略同等としたことを特徴
とする交通信号灯器用電球ソケット口金押さえ金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3564593U JP2508936Y2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 交通信号灯器用電球ソケット口金押さえ金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3564593U JP2508936Y2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 交通信号灯器用電球ソケット口金押さえ金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073094U JPH073094U (ja) | 1995-01-17 |
JP2508936Y2 true JP2508936Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=12447617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3564593U Expired - Lifetime JP2508936Y2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 交通信号灯器用電球ソケット口金押さえ金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508936Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010001683A1 (ja) | 2008-07-04 | 2010-01-07 | イーグル工業株式会社 | ダブルメカニカルシール装置 |
-
1993
- 1993-06-03 JP JP3564593U patent/JP2508936Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH073094U (ja) | 1995-01-17 |
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