[go: up one dir, main page]

JP2507817Y2 - 帆立貝の整列機構 - Google Patents

帆立貝の整列機構

Info

Publication number
JP2507817Y2
JP2507817Y2 JP3765692U JP3765692U JP2507817Y2 JP 2507817 Y2 JP2507817 Y2 JP 2507817Y2 JP 3765692 U JP3765692 U JP 3765692U JP 3765692 U JP3765692 U JP 3765692U JP 2507817 Y2 JP2507817 Y2 JP 2507817Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating body
scallop
gear
scallops
alignment mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3765692U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0588673U (ja
Inventor
秀次 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP3765692U priority Critical patent/JP2507817Y2/ja
Publication of JPH0588673U publication Critical patent/JPH0588673U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2507817Y2 publication Critical patent/JP2507817Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、貝類の異種の選別ある
いは形状の良否の選別を行うための選別装置の整列機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、貝類の異種の選別あるいは形状の
良否の選別を行うための選別装置として、実願平3−1
08369号に記載される「帆立貝の選別装置」を挙げ
ることができる。
【0003】図6は従来の「帆立貝の選別装置」の構成
を示す斜視図である。回転体7、分散器8、モータ9
a、エンコーダ23から成る回転駆動部、渦巻型隔壁1
0、この渦巻型隔壁10を固着する固定板13及び海水
注入ホース11で構成される。
【0004】その動作について説明する。まず帆立貝2
6を供給機構部のホッパ1に入れると、歯付ベルト2に
設けたバケットにより自動的に運ばれて整列機構部に供
給される。
【0005】次に供給された帆立貝26が、整列機構部
の分散器8により分散され、またポンプ15、海水注入
ホース11から注入される海水によって貝同士の表面張
力による付着を除去しつつ、渦巻型隔壁10の外周側面
に沿って徐々に外側へと加速度的に運ばれ、間隔を少し
づつ広げながら、最外周端14において一定の間隔をも
って整列する。
【0006】さらに整列した帆立貝26は撮影部に到達
すると、センサ17が感知して制御回路25によりカメ
ラ16を作動して帆立貝26を撮影し、制御回路25に
よって良否の判別が行われ、その判別にしたがって良貝
選別キッカ19または不良貝選別キッカ21がそれぞれ
駆動して、良、不良が選別される。
【0007】なお貝同士の付着等により判別ができなか
った場合は、供給機構部のホッパ1に回収し再度供給機
構部、整列機構部を経て再び選別される。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の選別装置における整列機構部は、供給された帆立貝
26どおしが密着する場合があり、これを分散器8及び
海水で分離しているが完全に分離できない場合があっ
た。
【0009】この場合には不良貝としてホッパ1に回収
され、再び供給機構部を経て整列機構部に供給されるこ
とになる。そのため選別効率の低下の要因となってい
た。
【0010】したがって、密着した帆立貝をいかに分離
し効率良く選別するかが開発の課題であった。
【0011】また、渦巻形隔壁10は、その内部を中空
の長方形断面として、その中空部に海水を供給して渦巻
形隔壁10の下側から海水を放射し、回転体7上の貝を
分離する構造は、やや複雑であり製作工程が多く手間が
かる。
【0012】渦巻形隔壁10を固定板13に固着する際
も手間がかかり、その構造について簡素化することも課
題であった。
【0013】本考案は、整列機構における上記の課題に
鑑み、密着した帆立貝26を分離し、より正確に効率良
く選別できる選別装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の目的を達
成するため、帆立貝の選別装置における整列機構部を回
転体31、回転体32、回転駆動部33、軸受32c、
海水供給ホース36により構成する。
【0015】回転体31は、円盤状の板で形成し、回転
駆動部33の回転軸33cの先端部に回転体31の中心
部を介して歯車33aを固定する。
【0016】逆回転する回転体32は、円盤状の板で、
外周面は歯車状の凹凸の面で形成し、支持板32bに固
着した軸受32cの回転軸32dの先端部に前記回転体
32を介して歯車32aを固定する。
【0017】歯車33aと歯車32aは滑らかにかみ合
うように、回転体31の回転中心から一定の距離を有し
た点に設定し、回転体31の上面と回転体32の外周下
面が僅かな隙間を有するように設置するものである。
【0018】
【作用】回転体31中央部に帆立貝が供給されると、海
水供給ホース36から供給される海水によって表面張力
で付着した帆立貝を分離しつつ、回転体31と逆回転す
る回転体が回転すると、回転体32の歯車状の凹凸のあ
る外周側面に帆立貝26が複数回衝突する。
【0018】したがって、分離しにくい帆立貝でもその
衝突により強制的に分離される。
【0019】分離した帆立貝は、回転体32の外周面に
沿って加速度的に運ばれ、間隔を少しづつ広げながら、
回転体32の外周側面から離れた後、整列した状態で回
転体31により搬送される。
【0020】
【実施例】以下、本考案の一実施例を行う場合について
図面を参照して詳細に説明する。
【0021】図1は、本考案の帆立貝の選別装置におけ
る整列機構部の一実施例の斜視図、図2は図1のA−A
断面図を示し、回転体31、回転体32、回転駆動部3
3、歯車32a、歯車33a、軸受32c、海水供給ホ
ース36により構成する。
【0022】回転体31は1枚の円盤状の板で形成し、
回転駆動部33の回転中心に固定し、その回転速度は遠
心力で回転体31上の帆立貝が飛ばされない速度、約
2.6Rad/sec(約25回転/分)に設定され
る。
【0023】回転体32は回転体31の約半分の直径の
円盤状の板で形成し、その外周に歯車状の凹凸を設け、
その回転中心は回転体31の回転中心から一定の距離T
を有した点に設定され回転駆動部33より歯車33a、
32aを介し回転体1の約1/1.5程度に減速され回
転する。
【0024】また、この回転体32は支持板32bに固
定された軸受32cを回転軸とし回転体31の上面と回
転体32の外周下面が僅かな隙間を有するように設置す
る。
【0025】回転駆動部33はモータ3b、及び回転軸
3cで構成し、回転体1を所定の速度で回転駆動する。
【0026】次いで整列機構の動作原理を帆立貝を整列
させる場合について述べる。
【0027】図3は回転体31上を帆立貝26が搬送さ
れる際の説明図で、供給機構部から供給された帆立貝2
6は、回転体32の回転中心と回転体31の回転中心と
を結ぶ線上の回転体32の外周面近傍に供給され回転体
32の外周に沿って搬送される。
【0028】帆立貝26aと帆立貝26bは回転体31
と回転体32とが回転すると一定時間経過後、帆立貝2
6aはcの位置に、帆立貝26bはdの位置に搬送され
る。
【0029】したがって、回転体31の回転角θ1とθ
2が同じでも帆立貝26aと26bの間隔が時間と共に
広がる加速度運動をすることになり、一定時間経過後、
供給された一塊の帆立貝は加速度運動により図4から図
5のように間隔を広げながら整列する。
【0030】回転体32は回転体31とは逆に回転して
いるので、密着している帆立貝であって回転体32の歯
車状の凹凸のある外周側面に衝突し、強制的に分離させ
られるので、より完全な分離が行われる。
【0031】
【考案の効果】本考案は上記実施例より明らかなよう
に、回転体32を回転体31と逆方向の回転にし、その
外周面を反発係数の大きい歯車状の凹凸にすることによ
って、更に分離のための強制力を加えることとなり、よ
り完全な分離が行われる。
【0032】さらに、回転体32の歯車状の凹凸のある
外周面に衝突させることにより、回転体31と回転体3
2との隙間に帆立貝等の遺物が挟み込まれることがなく
なった。
【0033】以上のことから本考案の整列機構によれば
自動的にかつ効率良く正確な帆立貝の整列を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による「帆立貝の選別構装置における整
列機構」の実施例を示す斜視図。
【図2】本考案による「帆立貝の選別構装置における整
列機構」の実施例を示すA−A断面図。
【図3】本考案による「帆立貝の選別構装置における整
列機構」の帆立貝の移動を示す上面図
【図4】本考案による「帆立貝の選別構装置における整
列機構」の供給された帆立貝の塊を示す上面図
【図5】本考案による「帆立貝の選別構装置における整
列機構」の供給された帆立貝の整列状態を示す上面図
【図6】従来の貝類の選別装置を示す斜視図。
【符号の説明】
1 ホッパ 2 歯付ベルト 7 回転体 8 分散器 9a モータ 9b 回転軸 11 海水注入ホース 12 最内周端 13 固定板 14 最外周端 15 ポンプ 16 カメラ 17 センサ 18 渦巻型隔壁 19 良貝選別キッカ 21 不良貝選別キッカ 23 エンコーダ 25 制御回路 26 帆立貝 31 回転体 32 回転体 32a 歯車 32b 支持板 32c 軸受 33 回転駆動部 33a 歯車 33b モータ 33c 回転軸 34 ポンプ 36 海水供給ホース

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帆立貝と異種の貝類との選別あるいは帆
    立貝の形状の良否の判別を行う帆立貝の選別装置におい
    て、 モータ(33b)と、該モータ(33b)により反時計
    方向に回転する円盤状の回転体(31)と、該回転体
    (31)の上面中心部に固着された歯車(33a)と、
    該歯車(33a)と噛合う歯車(32a)により、前記
    回転体(31)とは、逆回転する支持板(32b)に回
    転可能に支持された回転体(32)と、前記回転体(3
    1)上に供給された帆立貝に海水を供給する海水供給ホ
    ース(36)を備えたことを特徴とする帆立貝の整列機
    構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転体(32)におい
    て、該回転体(32)の外周面に歯車状の凹凸を設けた
    ことを特徴とする帆立貝の整列機構。
JP3765692U 1992-05-08 1992-05-08 帆立貝の整列機構 Expired - Lifetime JP2507817Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3765692U JP2507817Y2 (ja) 1992-05-08 1992-05-08 帆立貝の整列機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3765692U JP2507817Y2 (ja) 1992-05-08 1992-05-08 帆立貝の整列機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0588673U JPH0588673U (ja) 1993-12-03
JP2507817Y2 true JP2507817Y2 (ja) 1996-08-21

Family

ID=12503690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3765692U Expired - Lifetime JP2507817Y2 (ja) 1992-05-08 1992-05-08 帆立貝の整列機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2507817Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102688436B1 (ko) * 2022-10-26 2024-07-26 코스맥스 주식회사 화장품 자동 조립 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0588673U (ja) 1993-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2507817Y2 (ja) 帆立貝の整列機構
US6367611B1 (en) Part feeding system
JPH06575B2 (ja) 振動パ−ツフイ−ダ−
JPH0151403B2 (ja)
JPH0935107A (ja) パチスロメダル計数機のホッパー内メダル攪拌装置
JPS6093584A (ja) 硬貨送出装置
JPH07106244B2 (ja) パチンコ遊技機用電動役物装置
JP2646181B2 (ja) 供給機
JPS6010968Y2 (ja) 部材搬入装置
JPH0634906Y2 (ja) ボルト・ワッシャ組合わせ装置
JPH0885502A (ja) 薬剤の容量分割装置
JPS61274776A (ja) ねじ選別装置
JPH0637911Y2 (ja) 野菜切断機
JPS6315222Y2 (ja)
JPH0736705Y2 (ja) 遊技機のコイン研磨装置における研磨ペレット分離装置
CN217894229U (zh) 一种弹药上料料斗装置
JPH0432132Y2 (ja)
JPH0812051A (ja) 球状体整列装置
JPH05225409A (ja) ロータリパーツフィーダ
JPH09235015A (ja) パーツフィーダ
JPH0620208Y2 (ja) 硬貨送出装置
JPS61145015A (ja) 片リ−ド型電気部品の供給装置
JPH1087053A (ja) 回転円板ホッパフィーダ
JPS6216499B2 (ja)
JPS59108972U (ja) 自動販売機の搬出機構