JP2505054Y2 - キャブ装架装置 - Google Patents
キャブ装架装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G21/00—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces
- B60G21/02—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected
- B60G21/04—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically
- B60G21/05—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically between wheels on the same axle but on different sides of the vehicle, i.e. the left and right wheel suspensions being interconnected
- B60G21/055—Stabiliser bars
- B60G21/0551—Mounting means therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2202/00—Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
- B60G2202/10—Type of spring
- B60G2202/13—Torsion spring
- B60G2202/134—Torsion spring comprising a transversal torsion bar and/or tube
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、キャブオーバ型トラックのキャブ装架装置
に関するものである。
に関するものである。
(従来の技術) 従来から、キャブオーバ型トラックにおけるキャブの
乗心地を改善するために、キャブをサスペンションスプ
リング及びショックアブソーバを介して車台フレーム上
に弾性的に装架するようにしたキャブ装架装置が広く採
用されている。また、この種のキャブオーバ型トラック
では、キャブの下方に配置されているエンジン等の点検
及び整備を行なう際に、キャブをその前端下側部分に配
設された枢支軸の周りに廻動させてチルトアップさせ得
る構造とすることが好ましい。
乗心地を改善するために、キャブをサスペンションスプ
リング及びショックアブソーバを介して車台フレーム上
に弾性的に装架するようにしたキャブ装架装置が広く採
用されている。また、この種のキャブオーバ型トラック
では、キャブの下方に配置されているエンジン等の点検
及び整備を行なう際に、キャブをその前端下側部分に配
設された枢支軸の周りに廻動させてチルトアップさせ得
る構造とすることが好ましい。
従来、キャブの前端部分をチルトアップ可能に支持す
ると共に、弾性的に車台フレーム上に支持する種々のキ
ャブ装架装置が提案されているが、一般に、構造が極め
て複雑で部品点数が多く、従って製造コストが高くな
り、また製造時の組立性及び整備時の分解作業性が悪い
等の問題があった。
ると共に、弾性的に車台フレーム上に支持する種々のキ
ャブ装架装置が提案されているが、一般に、構造が極め
て複雑で部品点数が多く、従って製造コストが高くな
り、また製造時の組立性及び整備時の分解作業性が悪い
等の問題があった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、上記事情に鑑み創案されたもので、構造簡
単で部品点数が少なく、組立性及び分解整備性が優れた
キャブ装架装置を安価に提供することを目的とするもの
である。
単で部品点数が少なく、組立性及び分解整備性が優れた
キャブ装架装置を安価に提供することを目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案は、車台フレームの
前端付近に配設され、車巾方向に延在したトーションバ
ーと同トーションバーの両端に固着されて夫々車体後方
に向って延びたアームとを具え、同アームの後端部を上
記車台フレームに枢着されたコ字状をなすキャブ支持部
材、同キャブ支持部材のアームと車台フレームとの間に
介装されたキャブサスペンションスプリング、夫々車巾
方向の端部を上記トーションバーの両端部における上記
アームの前端部に圧入されて車巾方向外方に延びキャブ
のチルト軸を形成する中空管状のカラー、同カラー内に
同軸的に挿入されて一端を上記アームの前端部に螺合さ
れ同カラーを軸線方向に緊締するボルト、キャブの前端
部分下側に装着され上記カラーの外側にゴムブッシュを
介して夫々枢支され上下2分割構造に形成されたキャブ
支持ブラケットを具備してなることを特徴とするキャブ
装架装置(以下第1考案という)、及び車台フレームの
前端付近に配設され、車巾方向に延在したトーションバ
ーと同トーションバーの両端に固着されて夫々車体後方
に向って延びたアームとを具え、同アームの後端部を上
記車台フレームに枢着されたコ字状をなすキャブ支持部
材、同キャブ支持部材のアームと車台フレームとの間に
介装されたキャブサスペンションスプリング、夫々車巾
方向の端部を上記トーションバーの両端部における上記
アームの前端部に圧入されて車巾方向外方に延びキャブ
のチルト軸を形成する中空管状のカラー、同カラー内に
同軸的に挿入されて一端を上記アームの前端部に螺合さ
れ同カラーを軸線方向に緊締するボルト、キャブの前端
部分下側に装着され上記カラーの外側にゴムブッシュを
介して夫々枢支され上下2分割構造に形成されたキャブ
支持ブラケット、及び上記ボルトの車巾方向外方端に形
成された延長部に上端眼環部を枢支されかつ下端部を車
台フレームに支持されたショックアブソーバを具備して
なることを特徴とするキャブ装架装置(以下第2考案と
いう)を提案するものである。
前端付近に配設され、車巾方向に延在したトーションバ
ーと同トーションバーの両端に固着されて夫々車体後方
に向って延びたアームとを具え、同アームの後端部を上
記車台フレームに枢着されたコ字状をなすキャブ支持部
材、同キャブ支持部材のアームと車台フレームとの間に
介装されたキャブサスペンションスプリング、夫々車巾
方向の端部を上記トーションバーの両端部における上記
アームの前端部に圧入されて車巾方向外方に延びキャブ
のチルト軸を形成する中空管状のカラー、同カラー内に
同軸的に挿入されて一端を上記アームの前端部に螺合さ
れ同カラーを軸線方向に緊締するボルト、キャブの前端
部分下側に装着され上記カラーの外側にゴムブッシュを
介して夫々枢支され上下2分割構造に形成されたキャブ
支持ブラケットを具備してなることを特徴とするキャブ
装架装置(以下第1考案という)、及び車台フレームの
前端付近に配設され、車巾方向に延在したトーションバ
ーと同トーションバーの両端に固着されて夫々車体後方
に向って延びたアームとを具え、同アームの後端部を上
記車台フレームに枢着されたコ字状をなすキャブ支持部
材、同キャブ支持部材のアームと車台フレームとの間に
介装されたキャブサスペンションスプリング、夫々車巾
方向の端部を上記トーションバーの両端部における上記
アームの前端部に圧入されて車巾方向外方に延びキャブ
のチルト軸を形成する中空管状のカラー、同カラー内に
同軸的に挿入されて一端を上記アームの前端部に螺合さ
れ同カラーを軸線方向に緊締するボルト、キャブの前端
部分下側に装着され上記カラーの外側にゴムブッシュを
介して夫々枢支され上下2分割構造に形成されたキャブ
支持ブラケット、及び上記ボルトの車巾方向外方端に形
成された延長部に上端眼環部を枢支されかつ下端部を車
台フレームに支持されたショックアブソーバを具備して
なることを特徴とするキャブ装架装置(以下第2考案と
いう)を提案するものである。
(作用) 上記第1考案によれば、車巾方向に延在したトーショ
ンバーの両端部に車体後方に延びたアームを固着して形
成されたコ字状のキャブ支持部材のアーム後端が車台フ
レームに対し枢支され、同アームと車台フレームとの間
にキャブサスペンションスプリングを介装される。上記
トーションバーの車巾方向両端部に夫々カラーが圧入さ
れ、同カラーは同軸的に配設されたボルトにより軸線方
向に緊締される。キャブの前端部分下側に装着されたキ
ャブ支持ブラケットがゴムブッシュを介して上記カラー
に枢支される。
ンバーの両端部に車体後方に延びたアームを固着して形
成されたコ字状のキャブ支持部材のアーム後端が車台フ
レームに対し枢支され、同アームと車台フレームとの間
にキャブサスペンションスプリングを介装される。上記
トーションバーの車巾方向両端部に夫々カラーが圧入さ
れ、同カラーは同軸的に配設されたボルトにより軸線方
向に緊締される。キャブの前端部分下側に装着されたキ
ャブ支持ブラケットがゴムブッシュを介して上記カラー
に枢支される。
要約すると、車台フレーム上にサスペンションスプリ
ングを介して枢支されたコ字状のキャブ支持部材のトー
ションバーの両端部から片持梁状に突設されたカラー上
にキャブ支持ブラケットが枢支され、同カラーがキャブ
のチルト軸を形成する。上記コ字状キャブ支持部材はキ
ャブサスペンション部材として作用すると同時に、アン
チロールバー又はスタビライザとして作用し、またキャ
ブチルト軸となる上記片持梁状のカラーは、同カラーを
軸線方向に緊締するボルトによって強度的に補強され、
更に同ボルトは十分な軸長を有するので緊締後に弛みを
生じない利点がある。
ングを介して枢支されたコ字状のキャブ支持部材のトー
ションバーの両端部から片持梁状に突設されたカラー上
にキャブ支持ブラケットが枢支され、同カラーがキャブ
のチルト軸を形成する。上記コ字状キャブ支持部材はキ
ャブサスペンション部材として作用すると同時に、アン
チロールバー又はスタビライザとして作用し、またキャ
ブチルト軸となる上記片持梁状のカラーは、同カラーを
軸線方向に緊締するボルトによって強度的に補強され、
更に同ボルトは十分な軸長を有するので緊締後に弛みを
生じない利点がある。
次に第2考案によれば、上記カラー緊締用ボルトの車
巾方向外向に延長部が形成され、同延長部がショックア
ブソーバの上端眼環部を枢支する取付部材となるので、
構造が著しく簡素化される。
巾方向外向に延長部が形成され、同延長部がショックア
ブソーバの上端眼環部を枢支する取付部材となるので、
構造が著しく簡素化される。
(実施例) 以下本考案の実施例を添付図面について具体的に説明
する。図中符号10は車体前後方向に延在した左右一対の
断面形状が溝型をなすサイドレール12と、車巾方向に延
在して配設されその両端部をリベット等により上記サイ
ドレール12に固着されたクロスメンバ14とからなる車台
フレームである。16は上記車台フレーム10の前端付近に
配設され全体としてコ字状をなすキャブ支持部材であっ
て、同キャブ支持部材16は、車巾方向に延在するトーシ
ョンバー18と、同トーションバー18の両端部に溶接等に
よって固着され車体後方に向って延びた左右一対のアー
ム20とから構成され、上記トーションバー18は、図示の
実施例の場合中空のパイプ部材から形成されている。
する。図中符号10は車体前後方向に延在した左右一対の
断面形状が溝型をなすサイドレール12と、車巾方向に延
在して配設されその両端部をリベット等により上記サイ
ドレール12に固着されたクロスメンバ14とからなる車台
フレームである。16は上記車台フレーム10の前端付近に
配設され全体としてコ字状をなすキャブ支持部材であっ
て、同キャブ支持部材16は、車巾方向に延在するトーシ
ョンバー18と、同トーションバー18の両端部に溶接等に
よって固着され車体後方に向って延びた左右一対のアー
ム20とから構成され、上記トーションバー18は、図示の
実施例の場合中空のパイプ部材から形成されている。
上記アーム20は、夫々の後端部を枢軸22によって車台
フレーム10のサイドレール12上のブラケット24に枢支さ
れている。また、各アーム20の車体前後方向の中間部分
に上方スプリングリテーナ26が装着され、同上方スプリ
ングリテーナ26と、上記サイドレール12の上側面に配置
された下方スプリングリテーナ28との間に、コイルスプ
リングからなるキャブサスペンションスプリング30が介
装されている。
フレーム10のサイドレール12上のブラケット24に枢支さ
れている。また、各アーム20の車体前後方向の中間部分
に上方スプリングリテーナ26が装着され、同上方スプリ
ングリテーナ26と、上記サイドレール12の上側面に配置
された下方スプリングリテーナ28との間に、コイルスプ
リングからなるキャブサスペンションスプリング30が介
装されている。
更に、第4図に良く示されているように、上記アーム
20の前端部には、中空管状のカラー32の一端部分が、上
記トーションバー18に対し同軸的に圧入されている。カ
ラー32の内部に同軸的にボルト34が挿入され、同ボルト
34は、その一端のねじ部36をアーム20に螺合され、他端
の頭部38はサイドワッシャ40を介して上記カラー32の車
巾方向外方の端面に当接している。従って、カラー32は
上記ボルト34を締込むことによって軸線方向に加圧さ
れ、アーム20に対し緊締される。カラー32の外側には、
上記サイドワッシャ40及びこれと対をなすサイドワッシ
ャ42との間に、軸線方向に分割されたゴムブッシュ44が
嵌装されている。ゴムブッシュ44は、カラー32の外周面
に摺接する樹脂材料製の内環46と、中間のゴム層48と、
ゴム層48の外周面に加硫接着された金属製の外環50とか
ら形成されている。
20の前端部には、中空管状のカラー32の一端部分が、上
記トーションバー18に対し同軸的に圧入されている。カ
ラー32の内部に同軸的にボルト34が挿入され、同ボルト
34は、その一端のねじ部36をアーム20に螺合され、他端
の頭部38はサイドワッシャ40を介して上記カラー32の車
巾方向外方の端面に当接している。従って、カラー32は
上記ボルト34を締込むことによって軸線方向に加圧さ
れ、アーム20に対し緊締される。カラー32の外側には、
上記サイドワッシャ40及びこれと対をなすサイドワッシ
ャ42との間に、軸線方向に分割されたゴムブッシュ44が
嵌装されている。ゴムブッシュ44は、カラー32の外周面
に摺接する樹脂材料製の内環46と、中間のゴム層48と、
ゴム層48の外周面に加硫接着された金属製の外環50とか
ら形成されている。
上記ゴムブッシュ44の外側に、キャブCのメーンシル
52の前端部分下側に固着されたキャブ支持ブラケット54
が廻動自在に嵌装されている。同ブラケット54は、上記
メーンシル52に固着されるブラケット本体56と、同ブラ
ケット本体56にボルト58等により着脱自在に装着される
キャップ部材60とから構成されている。
52の前端部分下側に固着されたキャブ支持ブラケット54
が廻動自在に嵌装されている。同ブラケット54は、上記
メーンシル52に固着されるブラケット本体56と、同ブラ
ケット本体56にボルト58等により着脱自在に装着される
キャップ部材60とから構成されている。
また、上記ボルト34の頭部38には、軸線方向外方に延
びた延長部62が一体的に形成され、同延長部62に筒形シ
ョックアブソーバ64の上端眼環部66が枢着されている。
同ショックアブソーバ64の下端眼環部68は、サイドレー
ル12のウエブに装着されたブラケット70に枢支されてい
る。
びた延長部62が一体的に形成され、同延長部62に筒形シ
ョックアブソーバ64の上端眼環部66が枢着されている。
同ショックアブソーバ64の下端眼環部68は、サイドレー
ル12のウエブに装着されたブラケット70に枢支されてい
る。
上記構成において、車巾方向に延在するトーションバ
ー18と、同トーションバーの両端部に固着されて車体後
方に延びた一対のアーム20とからなるコ字状のキャブ支
持部材16は、キャブCの前端部分を車台フレーム10に弾
性的に懸架するサスペンションアームとして作用し、同
時にアンチロールバー又はスタビライザとして作用し、
キャブCの乗心地を効果的に改善する。また、キャブC
は、その前端部下側に装着されたキャブ支持ブラケット
54を、上記キャブ支持部材16のアーム20の前端部分外側
にトーションバー18に対して同軸的に配設されたカラー
32にゴムブッシュ44を介して枢支され、従って同カラー
32はキャブCのチルト軸を形成している。キャブCの重
量は、キャブ支持部材16のアーム前端部分に車巾方向外
方に片持梁状をなして突設されたカラー32によって担持
されるが、同カラー32がその一端をアーム20に圧入され
たのちボルト34を締付けることによって同アーム20に対
し固着されているので、溶接等によりカラー32をアーム
20に固着する通常の構造と較べて、曲げ疲労強度が高く
耐久性及び信頼性が優れている利点がある。また、上述
したようにサスペンションアーム及びスタビライザを兼
ねたキャブ支持部材の前端部分に上記カラー32を突設し
てキャブのチルト軸としたので、全体として構造極めて
簡単で部品点数が少なく、従って安価に製造することが
でき、またキャブ支持ブラケット54を2分割構造とした
ことと相俟って、組立性が優れ、整備等に際して分解及
び再組立も容易である。更に、上記カラー32が、その車
巾方向内端部分をキャブ支持部材16のアーム前端部分に
圧入されて固定されているので、同カラー32の圧入分だ
け、同カラー内に同軸的に挿入されてその一端を上記ア
ーム前端部分に螺合されるボルト34の長さを増大するこ
とができ、従って同ボルト34をサイドワッシャ40を介し
てカラー32に車巾方向外側端面に締付けた場合、同ボル
ト34に十分大きな伸びを生起させることができ、このボ
ルト34の伸びによってその弛みを効果的に防止し得る利
点がある。
ー18と、同トーションバーの両端部に固着されて車体後
方に延びた一対のアーム20とからなるコ字状のキャブ支
持部材16は、キャブCの前端部分を車台フレーム10に弾
性的に懸架するサスペンションアームとして作用し、同
時にアンチロールバー又はスタビライザとして作用し、
キャブCの乗心地を効果的に改善する。また、キャブC
は、その前端部下側に装着されたキャブ支持ブラケット
54を、上記キャブ支持部材16のアーム20の前端部分外側
にトーションバー18に対して同軸的に配設されたカラー
32にゴムブッシュ44を介して枢支され、従って同カラー
32はキャブCのチルト軸を形成している。キャブCの重
量は、キャブ支持部材16のアーム前端部分に車巾方向外
方に片持梁状をなして突設されたカラー32によって担持
されるが、同カラー32がその一端をアーム20に圧入され
たのちボルト34を締付けることによって同アーム20に対
し固着されているので、溶接等によりカラー32をアーム
20に固着する通常の構造と較べて、曲げ疲労強度が高く
耐久性及び信頼性が優れている利点がある。また、上述
したようにサスペンションアーム及びスタビライザを兼
ねたキャブ支持部材の前端部分に上記カラー32を突設し
てキャブのチルト軸としたので、全体として構造極めて
簡単で部品点数が少なく、従って安価に製造することが
でき、またキャブ支持ブラケット54を2分割構造とした
ことと相俟って、組立性が優れ、整備等に際して分解及
び再組立も容易である。更に、上記カラー32が、その車
巾方向内端部分をキャブ支持部材16のアーム前端部分に
圧入されて固定されているので、同カラー32の圧入分だ
け、同カラー内に同軸的に挿入されてその一端を上記ア
ーム前端部分に螺合されるボルト34の長さを増大するこ
とができ、従って同ボルト34をサイドワッシャ40を介し
てカラー32に車巾方向外側端面に締付けた場合、同ボル
ト34に十分大きな伸びを生起させることができ、このボ
ルト34の伸びによってその弛みを効果的に防止し得る利
点がある。
なおまた、上記ボルト34の頭部38に車巾方向外方に延
びた延長部62を一体的に形成して、同延長部62によりシ
ョックアブソーバ64の上端眼環部66を枢支することによ
って、同ショックアブソーバ64の上端眼環部を独立のブ
ラケットによって支持する通常の構成と較べて、構造を
著しく簡素化し、従って製造コストの低減を図ることが
できる。
びた延長部62を一体的に形成して、同延長部62によりシ
ョックアブソーバ64の上端眼環部66を枢支することによ
って、同ショックアブソーバ64の上端眼環部を独立のブ
ラケットによって支持する通常の構成と較べて、構造を
著しく簡素化し、従って製造コストの低減を図ることが
できる。
(考案の効果) 叙上のように、第1考案に係るキャブ装架装置は、車
台フレームの前端付近に配設され、車巾方向に延在した
トーションバーと同トーションバーの両端に固着されて
夫々車体後方に向って延びたアームとを具え、同アーム
の後端部を上記車台フレームに枢着されたコ字状をなす
キャブ支持部材、同キャブ支持部材のアームと車台フレ
ームとの間に介装されたキャブサスペンションスプリン
グ、夫々車巾方向の端部を上記トーションバーの両端部
における上記アームの前端部に圧入されて車巾方向外方
に延びキャブのチルト軸を形成する中空管状のカラー、
同カラー内に同軸的に挿入されて一端を上記アームの前
端部に螺合され同カラーを軸線方向に緊締するボルト、
キャブの前端部分下側に装着され上記カラーの外側にゴ
ムブッシュを介して夫々枢支され上下2分割構造に形成
されたキャブ支持ブラケットを具備してなることを特徴
とし、構造簡単で部品点数が少なく、組立性及び整備性
が優れたこの種装架装置を安価に提供し得る利点があ
り、また第2考案に係るキャブ装架装置は、車台フレー
ムの前端付近に配設され、車巾方向に延在したトーショ
ンバーと同トーションバーの両端に固着されて夫々車体
後方に向って延びたアームとを具え、同アームの後端部
を上記車台フレームに枢着されたコ字状をなすキャブ支
持部材、同キャブ支持部材のアームと車台フレームとの
間に介装されたキャブサスペンションスプリング、夫々
車巾方向の端部を上記トーションバーの両端部における
上記アームの前端部に圧入されて車巾方向外方に延びキ
ャブのチルト軸を形成する中空管状のカラー、同カラー
内に同軸的に挿入されて一端を上記アームの前端部に螺
合され同カラーを軸線方向に緊締するボルト、キャブの
前端部分下側に装着され上記カラーの外側にゴムブッシ
ュを介して夫々枢支され上下2分割構造に形成されたキ
ャブ支持ブラケット、及び上記ボルトの車巾方向外方端
に形成された延長部に上端眼環部を枢支されかつ下端部
を車台フレームに支持されたショックアブソーバを具備
してなることを特徴とし、上記第1考案の利点に加え、
ショックアブソーバの取付構造を簡素化し製造コストの
一層の低減を達成し得る利点がある。
台フレームの前端付近に配設され、車巾方向に延在した
トーションバーと同トーションバーの両端に固着されて
夫々車体後方に向って延びたアームとを具え、同アーム
の後端部を上記車台フレームに枢着されたコ字状をなす
キャブ支持部材、同キャブ支持部材のアームと車台フレ
ームとの間に介装されたキャブサスペンションスプリン
グ、夫々車巾方向の端部を上記トーションバーの両端部
における上記アームの前端部に圧入されて車巾方向外方
に延びキャブのチルト軸を形成する中空管状のカラー、
同カラー内に同軸的に挿入されて一端を上記アームの前
端部に螺合され同カラーを軸線方向に緊締するボルト、
キャブの前端部分下側に装着され上記カラーの外側にゴ
ムブッシュを介して夫々枢支され上下2分割構造に形成
されたキャブ支持ブラケットを具備してなることを特徴
とし、構造簡単で部品点数が少なく、組立性及び整備性
が優れたこの種装架装置を安価に提供し得る利点があ
り、また第2考案に係るキャブ装架装置は、車台フレー
ムの前端付近に配設され、車巾方向に延在したトーショ
ンバーと同トーションバーの両端に固着されて夫々車体
後方に向って延びたアームとを具え、同アームの後端部
を上記車台フレームに枢着されたコ字状をなすキャブ支
持部材、同キャブ支持部材のアームと車台フレームとの
間に介装されたキャブサスペンションスプリング、夫々
車巾方向の端部を上記トーションバーの両端部における
上記アームの前端部に圧入されて車巾方向外方に延びキ
ャブのチルト軸を形成する中空管状のカラー、同カラー
内に同軸的に挿入されて一端を上記アームの前端部に螺
合され同カラーを軸線方向に緊締するボルト、キャブの
前端部分下側に装着され上記カラーの外側にゴムブッシ
ュを介して夫々枢支され上下2分割構造に形成されたキ
ャブ支持ブラケット、及び上記ボルトの車巾方向外方端
に形成された延長部に上端眼環部を枢支されかつ下端部
を車台フレームに支持されたショックアブソーバを具備
してなることを特徴とし、上記第1考案の利点に加え、
ショックアブソーバの取付構造を簡素化し製造コストの
一層の低減を達成し得る利点がある。
第1図は本考案に係るキャブ装架装置の実施例を示す要
部側面図、第2図は第1図に示した装架装置の正面図、
第3図は第1図のIII-III線に沿い矢印方向に視た平面
図、第4図は第1図のIV-IV線に沿い矢印方向に視た拡
大断面図である。 10……車台フレーム、16……コ字状のキャブ支持部材、
18……トーションバー、20……アーム、30……キャブサ
スペンションスプリング、32……カラー、34……ボル
ト、44……ゴムブッシュ、52……キャブのメーンシル、
54……キャブ支持ブラケット、64……ショックアブソー
バ。
部側面図、第2図は第1図に示した装架装置の正面図、
第3図は第1図のIII-III線に沿い矢印方向に視た平面
図、第4図は第1図のIV-IV線に沿い矢印方向に視た拡
大断面図である。 10……車台フレーム、16……コ字状のキャブ支持部材、
18……トーションバー、20……アーム、30……キャブサ
スペンションスプリング、32……カラー、34……ボル
ト、44……ゴムブッシュ、52……キャブのメーンシル、
54……キャブ支持ブラケット、64……ショックアブソー
バ。
Claims (2)
- 【請求項1】車台フレームの前端付近に配設され、車巾
方向に延在したトーションバーと同トーションバーの両
端に固着されて夫々車体後方に向って延びたアームとを
具え、同アームの後端部を上記車台フレームに枢着され
たコ字状をなすキャブ支持部材、同キャブ支持部材のア
ームと車台フレームとの間に介装されたキャブサスペン
ションスプリング、夫々車巾方向の端部を上記トーショ
ンバーの両端部における上記アームの前端部に圧入され
て車巾方向外方に延びキャブのチルト軸を形成する中空
管状のカラー、同カラー内に同軸的に挿入されて一端を
上記アームの前端部に螺合され同カラーを軸線方向に緊
締するボルト、キャブの前端部分下側に装着され上記カ
ラーの外側にゴムブッシュを介して夫々枢支され上下2
分割構造に形成されたキャブ支持ブラケットを具備して
なることを特徴とするキャブ装架装置。 - 【請求項2】車台フレームの前端付近に配設され、車巾
方向に延在したトーションバーと同トーションバーの両
端に固着されて夫々車体後方に向って延びたアームとを
具え、同アームの後端部を上記車台フレームに枢着され
たコ字状をなすキャブ支持部材、同キャブ支持部材のア
ームと車台フレームとの間に介装されたキャブサスペン
ションスプリング、夫々車巾方向の端部を上記トーショ
ンバーの両端部における上記アームの前端部に圧入され
て車巾方向外方に延びキャブのチルト軸を形成する中空
管状のカラー、同カラー内に同軸的に挿入されて一端を
上記アームの前端部に螺合され同カラーを軸線方向に緊
締するボルト、キャブの前端部分下側に装着され上記カ
ラーの外側にゴムブッシュを介して夫々枢支され上下2
分割構造に形成されたキャブ支持ブラケット、及び上記
ボルトの車巾方向外方端に形成された延長部に上端眼環
部を枢支されかつ下端部を車台フレームに支持されたシ
ョックアブソーバを具備してなることを特徴とするキャ
ブ装架装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990069302U JP2505054Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | キャブ装架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990069302U JP2505054Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | キャブ装架装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0426888U JPH0426888U (ja) | 1992-03-03 |
JP2505054Y2 true JP2505054Y2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=31604483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990069302U Expired - Lifetime JP2505054Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | キャブ装架装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505054Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20110074976A (ko) * | 2008-10-02 | 2011-07-05 | 젯트에프 프리드리히스하펜 아게 | 중공 샤프트 결합 장치 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2594819Y2 (ja) * | 1992-05-12 | 1999-05-10 | 日産ディーゼル工業株式会社 | キャブサスペンションのショックアブソーバ取付構造 |
DE102012206061A1 (de) * | 2012-04-13 | 2013-10-17 | Vorwerk Autotec Gmbh & Co. Kg | Stabilisator für ein Kfz |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6136458Y2 (ja) * | 1980-11-28 | 1986-10-22 | ||
JP2552490Y2 (ja) * | 1988-09-12 | 1997-10-29 | 日産ディーゼル工業株式会社 | キャブサスペンション装置 |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP1990069302U patent/JP2505054Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20110074976A (ko) * | 2008-10-02 | 2011-07-05 | 젯트에프 프리드리히스하펜 아게 | 중공 샤프트 결합 장치 |
KR101647858B1 (ko) * | 2008-10-02 | 2016-08-23 | 젯트에프 프리드리히스하펜 아게 | 중공 샤프트 결합 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0426888U (ja) | 1992-03-03 |
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