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JP2504610Y2 - 注出キャップ - Google Patents

注出キャップ

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Publication number
JP2504610Y2
JP2504610Y2 JP5791790U JP5791790U JP2504610Y2 JP 2504610 Y2 JP2504610 Y2 JP 2504610Y2 JP 5791790 U JP5791790 U JP 5791790U JP 5791790 U JP5791790 U JP 5791790U JP 2504610 Y2 JP2504610 Y2 JP 2504610Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spout
cap body
positioning
lid
inner plug
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP5791790U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0416162U (ja
Inventor
岸  隆生
利一 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP5791790U priority Critical patent/JP2504610Y2/ja
Publication of JPH0416162U publication Critical patent/JPH0416162U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2504610Y2 publication Critical patent/JP2504610Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は液体を収容する容器の注出キャップに関す
る。
〔従来の技術〕
液体を収容する容器の注出キャップは、実開昭61−22
750号公報に記載されている。
この公報に記載された注出キャップは、第9図に示す
ように、容器の口筒部1に螺着したキャップ本体6を設
け、このキャップ本体6の頂板41の一側部寄りに注出筒
43を立設し、そして、キャップ本体6の他側部に、ヒン
ジ部21を介して蓋体22を設け、蓋体22には、前記注出筒
43の注出口44を閉鎖する閉蓋具23を設けたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記第9図に示す従来の注出キャップは、蓋体22を開
いて容器を押圧することにより、内容液を注出口44より
噴出することができるものである。
前記注出キャップは、内容液を下方に噴出させるよう
な場合には問題ないが、例えば洋式便器の上部の内周縁
部が内側に張り出した部分のような狭い箇所で横方向に
内容液を噴出させようとすると、噴出操作がし難い。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、狭い箇
所でも横方向に内容液を噴出させることが容易にできる
容器の注出キャップとすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、容器の口筒部1に嵌着できる合成樹脂製で
筒状のキャップ本体6の内側に、第1の位置決め用凹凸
部16を設けてあるとともに、前記口筒部1に係合する合
成樹脂製の中栓34がキャップ本体6内に挿入され、この
中栓34には、前記第1の位置決め用凹凸部16に係合する
第2の位置決め用凹凸部36が設けられているとともに、
偏芯位置に注出筒43が立設され、この注出筒43の先端部
にキャップ本体6の一側部の外方の斜め上方に向かって
開口する注出口44を設け、前記キャップ本体6の他側部
には、ヒンジ部21を介して蓋体22が設けられ、さらに、
前記第1の位置決め用凹凸部16と、前記第2の位置決め
用凹凸部36とは、前記前記注出筒43が、ヒンジ部21とは
反対側であるキャップ本体6の一側部側に位置し、か
つ、注出口44がヒンジ部21とは反対側に向いた状態での
み、互いに凹凸嵌合可能な関係に形成されていることを
特徴とする注出キャップである。
〔作用〕
本考案はキャップ本体6の下方より中栓34を挿入し
て、中栓34の第2の位置決め用凹凸部36を、キャップ本
体6の第1の位置決め用凹凸部16に係合して、前記中栓
34をキャップ本体6に嵌着する。
そうすると、中栓34に偏芯して立設した注出筒43は、
キャップ本体6の一側部寄りに位置し、注出口44は、ヒ
ンジ部21及び蓋体22の反対側であるキャップ本体6の一
側部の外方の斜め上方に向かう。
このキャップ本体6を嵌着した容器の内容液を、例え
ば洋式便器の上部の内周縁部のような狭い箇所で、横方
向に噴出させるには、蓋体22を開放した容器を、斜めに
倒立させる。そうすると、注出筒43に設けた注出口44は
略横方向に向くので、容器を押圧するなどして内容液を
横方向に噴出させて所望の箇所に内容液を注出する。
そして、本考案は中栓34をキャップ本体6と別体に形
成してあるので、注出筒43に対して注出口44が斜めに開
口しているが、射出成形によって容易に形成できる。
〔実施例〕
第1図ないし第8図は、本考案の一実施例の容器の注
出キャップの説明用の図である。
この実施例の容器は、合成樹脂製で口筒部1には、雄
ねじ2が設けてある。この口筒部1に螺着して嵌着され
る円筒状のキャップ本体6は、ポリプロピレンで形成さ
れ、貫通開口部14を設けた環状頂部13が設けてある。
この環状頂部13の下側には、嵌入用筒状部15が設けて
あり、この嵌入用筒状部15の他側部の内周面には、大型
の凸部として形成した第1の位置決め用凹凸部16が設け
てあり、嵌入用筒状部15の前記凹凸部16の設けられてい
ない内周面には、第1の位置決め用凹凸部16とはピッチ
が異なる多数の凹凸部17が設けてある。
そして、前記キャップ本体6の外周には、ローレット
8が形成してあり、キャップ本体の一側部の前面には平
坦面9が設けてある。
さらに、前記キャップ本体6の他側部には、3点ヒン
ジとして形成したヒンジ部21を介して蓋体22が設けてあ
り、蓋体22の先端部寄りの位置には、小形キャップとし
て形成した閉蓋具23が設けてあり、この閉蓋具23の内側
には、環状凹溝24が設けてある。
また、蓋体22の先端部には、指掛片28と、弱め線を介
して接続された弧状シール片29が設けてあり、この弧状
シール片29には、スポット溶着用の突出部30が設けてあ
る。
さらに、前記キャップ本体6の嵌入用筒状部15には、
前記容器の口筒部1に係合するポリエチレン製の中栓34
が下方から挿入して嵌着してある。
この中栓34は中央部に設けたフランジ49が口筒部1の
上面に当接し、フランジ49の下面から垂下して設けた嵌
入筒50が前記口筒部1内に密嵌して係合されるように形
成されている。
そして、前記中栓34は、中栓34の頂板41の外縁部に設
けた突出部42を、前記環状頂部13の貫通開口部14に挿通
して係止してある。
また、中栓34の上部筒状部35の上面を、前記環状頂部
13の下面に当接させ、上部筒状部35の外周面に設けた大
型の凹部として形成した第2位置決め用凹凸部36を、前
記嵌入用筒状部15に設けた位置決め用凹凸部16に係合し
てある。
また、上部筒状部35の前記位置決め用凹凸部36の設け
られていない外周面に、第2位置決め用凹凸部36とはピ
ッチが異なる複数の凹部37が設けられ、この各凹部37が
前記嵌入用筒状部15の内周面に設けられた凸部17に係合
するようになっている。
さらに、前記中栓34の頂板41の一側部寄りに偏芯して
注出筒43を立設し、この注出筒43の外周には環状凸部45
が設けてある。
そして、前記注出筒43には、前記キャップ本体6の一
側部の外方の斜め上方に向かって開口する注出口44が設
けてある。
さらに、前記蓋体22は、前記キャップ本体6に被嵌さ
れ、閉蓋具23で注出口44を閉鎖し、弧状シール片29の突
出部30を、キャップ本体6の平坦面9にスポット溶着し
てシールするように形成してある。
そして、中栓34の頂板41の下面に設けられた板状部材
51は、中栓34の組み付け時に挟持して中栓34を保持する
のに使用される。
〔考案の効果〕
本考案はキャップ本体6から突出して設けた注出筒43
に、キャップ本体6の一側部の外方の斜め上方に向かっ
て開口する注出口44を設けたので、容器を斜めに倒立さ
せた状態で、注出口44を横向きにすることができるよう
になった。
したがって、容器を斜めに倒立させた状態で、略横方
向に内容液を噴出させることができ、例えば洋式便器の
内側のような狭い箇所でも、洋式便器の上部周縁の内側
に内容液を噴出し塗着させるのが容易に行える。
また、キャップ本体6に位置決め用凹凸部16を設け、
中栓34に位置決め用凹凸部36を設けて係合するように形
成したので、注出筒43を所望の位置に組み付けることが
容易である。
さらに、キャップ本体6に位置決め用凹凸部16をキャ
ップ本体6と別体に形成したので、注出筒43に対して注
出口44が斜めに開口している中栓34を、容易に形成でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本考案の一実施例の容器の注出キ
ャップの説明用の図であり、第1図は断面図、第2図は
キャップ本体の蓋体を開いた状態の断面図、第3図はそ
の平面図、第4図はその低面図、第5図はキャップ本体
の正面よりみた半裁断面図、第6図は中栓の断面図、第
7図はその半裁平面図、第8図はその半裁低面図、第9
図は従来例の主要部を断面とした側面図である。 1……口筒部、6……キャップ本体、14……貫通開口
部、16……第1の位置決め用凹凸部、21……ヒンジ部、
22……蓋体、23……閉蓋具、34……中栓、36……第2の
位置決め用凹凸部、43……注出筒、44……注出口。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器の口筒部1に嵌着できる合成樹脂製で
    筒状のキャップ本体6の内側に、第1の位置決め用凹凸
    部16を設けてあるとともに、前記口筒部1に係合する合
    成樹脂製の中栓34がキャップ本体6内に挿入され、この
    中栓34には、前記第1の位置決め用凹凸部16に係合する
    第2の位置決め用凹凸部36が設けられているとともに、
    偏芯位置に注出筒43が立設され、この注出筒43の先端部
    にキャップ本体6の一側部の外方の斜め上方に向かって
    開口する注出口44を設け、前記キャップ本体6の他側部
    には、ヒンジ部21を介して蓋体22が設けられ、さらに、
    前記第1の位置決め用凹凸部16と、前記第2の位置決め
    用凹凸部36とは、前記前記注出筒43が、ヒンジ部21とは
    反対側であるキャップ本体6の一側部側に位置し、か
    つ、注出口44がヒンジ部21とは反対側に向いた状態での
    み、互いに凹凸嵌合可能な関係に形成されていることを
    特徴とする注出キャップ。
JP5791790U 1990-05-31 1990-05-31 注出キャップ Expired - Fee Related JP2504610Y2 (ja)

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JPH0416162U JPH0416162U (ja) 1992-02-10
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JP7522544B2 (ja) * 2019-10-21 2024-07-25 花王株式会社 容器用キャップ及び容器用キャップのノズル交換セット

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