JP2504556B2 - カッタ―装置 - Google Patents
カッタ―装置Info
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- JP2504556B2 JP2504556B2 JP1034600A JP3460089A JP2504556B2 JP 2504556 B2 JP2504556 B2 JP 2504556B2 JP 1034600 A JP1034600 A JP 1034600A JP 3460089 A JP3460089 A JP 3460089A JP 2504556 B2 JP2504556 B2 JP 2504556B2
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- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 12
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 238000005549 size reduction Methods 0.000 description 1
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- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、レジスタ等に使用される用紙のカッター装
置に関する。
置に関する。
[従来の技術] レジスタ等では、レシート用紙を切断するためにカッ
ター装置が設けられている。
ター装置が設けられている。
従来のカッター装置は、第3図に示す如く、固定カッ
ター片11、可動カッター片21および該可動カッター片21
を駆動するための駆動機構31等を含み構成されているの
が一般的である。
ター片11、可動カッター片21および該可動カッター片21
を駆動するための駆動機構31等を含み構成されているの
が一般的である。
ここで、固定カッター片11は、上刃12、下刃13および
用紙挿入口16等を含み形成されている。
用紙挿入口16等を含み形成されている。
また、可動カッター片21は、該カッター片21に形成さ
れた複数の櫛刃先の刃を用紙の紙面と直交するように突
入させて切断するように形成されており、固定カッター
片11の上刃12と下刃13との間に送り方向(矢印E,F方
向)に移動自在に挿入されている。
れた複数の櫛刃先の刃を用紙の紙面と直交するように突
入させて切断するように形成されており、固定カッター
片11の上刃12と下刃13との間に送り方向(矢印E,F方
向)に移動自在に挿入されている。
可動カッター片21の刃22は、第2図に示す如く、各刃
底23および刃先24が送り方向に対して位置ずれしないよ
うに形成されているのが一般的である。
底23および刃先24が送り方向に対して位置ずれしないよ
うに形成されているのが一般的である。
更に、駆動機構31は、第3図に示す如く、アーム32、
支軸33、スプリング34およびカム装置35等を含み形成さ
れている。
支軸33、スプリング34およびカム装置35等を含み形成さ
れている。
アーム32は、支軸33を中心として矢印G,H方向に回動
自在に設けられており、その一端部は可動カッター片21
に接続されている。また、アーム32の他端部にはカム装
置35のフォロワ37が接続されている。
自在に設けられており、その一端部は可動カッター片21
に接続されている。また、アーム32の他端部にはカム装
置35のフォロワ37が接続されている。
ここで、アーム32の他端部と、カムフォロワ37との間
にはカム装置35側に過負荷がかからないように過負荷を
吸収するスプリング34が設けられている。
にはカム装置35側に過負荷がかからないように過負荷を
吸収するスプリング34が設けられている。
カム装置35は、偏心カム36および該カム36を回転させ
ると支軸39を中心として揺動するフォロワ37等より構成
されている。
ると支軸39を中心として揺動するフォロワ37等より構成
されている。
かかるカッター装置を用いて用紙9を切断するには、
用紙9を用紙挿入口16を通過させて該用紙挿入口16より
所定長さだけ上方に突出させる。その状態で、偏心カム
36を回転してフォロワ37を揺動させることにより、アー
ム32をスプリング34を介して矢印G方向に旋回させる。
すると、可動カッター片21が矢印E方向に送り込まれ
て、該カッター片21の刃22が用紙9の紙面に直交するよ
うに突入して該用紙9を切断する。
用紙9を用紙挿入口16を通過させて該用紙挿入口16より
所定長さだけ上方に突出させる。その状態で、偏心カム
36を回転してフォロワ37を揺動させることにより、アー
ム32をスプリング34を介して矢印G方向に旋回させる。
すると、可動カッター片21が矢印E方向に送り込まれ
て、該カッター片21の刃22が用紙9の紙面に直交するよ
うに突入して該用紙9を切断する。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記カッター装置を用いて用紙9を切断す
る際、その用紙厚さに変化が生じたり、該用紙9が湿気
に帯びていたり、刃が鈍っていたりすると、カム装置35
のフォロワ37を揺動させてもスプリング34が伸びきって
しまいアーム32が矢印G方向に回動しきらない事態が生
じる。
る際、その用紙厚さに変化が生じたり、該用紙9が湿気
に帯びていたり、刃が鈍っていたりすると、カム装置35
のフォロワ37を揺動させてもスプリング34が伸びきって
しまいアーム32が矢印G方向に回動しきらない事態が生
じる。
かかる事態が生じると、可動カッター片21の送り込み
量が足らないということになり、用紙9が完全に切断で
きないことになる。
量が足らないということになり、用紙9が完全に切断で
きないことになる。
ここに、出願人の幾多の観察によると、かかる切断未
了の現象が生じるのは、刃先24が用紙9に突入するとき
よりも刃底23が用紙に突入するときに大きな剪断負荷が
生じるからと思われる。
了の現象が生じるのは、刃先24が用紙9に突入するとき
よりも刃底23が用紙に突入するときに大きな剪断負荷が
生じるからと思われる。
こうした不都合が生じないように、スプリング34を太
くして、可動カッター片21に大きな負荷がかかっても該
スプリング34が伸びきらないようにすることは可能であ
るが、それでは、スプリング34を太くした分だけ駆動機
構31(従ってカッター装置)が大型化してしまい、最近
のレジスタの小型化要請に反するという新たな不都合が
生じる。
くして、可動カッター片21に大きな負荷がかかっても該
スプリング34が伸びきらないようにすることは可能であ
るが、それでは、スプリング34を太くした分だけ駆動機
構31(従ってカッター装置)が大型化してしまい、最近
のレジスタの小型化要請に反するという新たな不都合が
生じる。
本発明の目的は、用紙切断時に可動カッター片に過大
な負荷がかかったり偏って負荷がかかることがなく、小
形の駆動機構でも可動カッター片を用紙に対して十分送
り込むことができ、小型化して用紙を確実に切断するこ
とができるカッター装置を提供することにある。
な負荷がかかったり偏って負荷がかかることがなく、小
形の駆動機構でも可動カッター片を用紙に対して十分送
り込むことができ、小型化して用紙を確実に切断するこ
とができるカッター装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、用紙切断未了の現象が、製作技術等から制
約される刃底の形態と刃を用紙の紙面に直交するように
突入させて切断するという作業形態に起因していること
に着目し、各刃底の用紙への突入タイミングをずらせ
る。これにより、単位時間当たりの剪断面積を小さくし
て剪断負荷を小さくすることにより小形化を図り、これ
を前提として更に小形化のため刃先についても同様に構
成して一層の小形化を達成するように形成したものであ
る。
約される刃底の形態と刃を用紙の紙面に直交するように
突入させて切断するという作業形態に起因していること
に着目し、各刃底の用紙への突入タイミングをずらせ
る。これにより、単位時間当たりの剪断面積を小さくし
て剪断負荷を小さくすることにより小形化を図り、これ
を前提として更に小形化のため刃先についても同様に構
成して一層の小形化を達成するように形成したものであ
る。
すなわち、本発明は、用紙に対して可動カッター片を
駆動機構を用いて送り込んで該カッター片に形成された
複数の櫛刃先の刃によって用紙を切断するカッター装置
において、前記可動カッター片の一端側の第1刃底とこ
の第1刃底から他端側に向けて一つおきに設けられた各
刃底とからなる第1グループの刃底を、これら刃底を結
ぶ第1の仮想直線が送り方向に対して傾斜するように形
成し、第1グループの刃底に属さない各刃底からなる第
2グループの刃底を、これら刃底を結ぶ第2の仮想直線
が第1の仮想直線とは送り方向に位置ずれするように傾
斜させて形成し、前記可動カッター片の一端側の第1刃
先とこの第1刃先から他端側に向けて一つおきに形成さ
れた各刃先からなる第1グループの刃先をこれら刃先を
結ぶ第3の仮想直線が送り方向に対して傾斜するように
形成し、第1グループの刃先に属さない各刃先からなる
第2グループの刃先を、これら刃先を結ぶ第4の仮想直
線が第3の仮想直線とは位置ずれするように傾斜させて
形成したことを特徴とする。
駆動機構を用いて送り込んで該カッター片に形成された
複数の櫛刃先の刃によって用紙を切断するカッター装置
において、前記可動カッター片の一端側の第1刃底とこ
の第1刃底から他端側に向けて一つおきに設けられた各
刃底とからなる第1グループの刃底を、これら刃底を結
ぶ第1の仮想直線が送り方向に対して傾斜するように形
成し、第1グループの刃底に属さない各刃底からなる第
2グループの刃底を、これら刃底を結ぶ第2の仮想直線
が第1の仮想直線とは送り方向に位置ずれするように傾
斜させて形成し、前記可動カッター片の一端側の第1刃
先とこの第1刃先から他端側に向けて一つおきに形成さ
れた各刃先からなる第1グループの刃先をこれら刃先を
結ぶ第3の仮想直線が送り方向に対して傾斜するように
形成し、第1グループの刃先に属さない各刃先からなる
第2グループの刃先を、これら刃先を結ぶ第4の仮想直
線が第3の仮想直線とは位置ずれするように傾斜させて
形成したことを特徴とする。
[作用] 本発明では、可動カッター片を用紙に対して送り込ん
で用紙を切断する際、可動カッター片の各刃底および各
刃先はそれぞれ2グループ(第1グループの刃底,第2
グループの刃底,第1グループの刃先,第2グループの
刃先)に分けられ送り方向に2段の段差が設けられてい
るので、各刃底および各刃先が用紙に突入する際のタイ
ミングのずれを大きくとることができる。すなわち、単
位時間当たりの剪断面積を小として剪断負荷を小さくす
ることができる。
で用紙を切断する際、可動カッター片の各刃底および各
刃先はそれぞれ2グループ(第1グループの刃底,第2
グループの刃底,第1グループの刃先,第2グループの
刃先)に分けられ送り方向に2段の段差が設けられてい
るので、各刃底および各刃先が用紙に突入する際のタイ
ミングのずれを大きくとることができる。すなわち、単
位時間当たりの剪断面積を小として剪断負荷を小さくす
ることができる。
また、各刃先を鋭利にして用紙突入時の剪断負荷を小
さくすることができるとともに、可動カッター片の横幅
を短くして該カッター片を小型化することができる。
さくすることができるとともに、可動カッター片の横幅
を短くして該カッター片を小型化することができる。
さらに、可動カッター片の送り方向とは直角な方向に
広く分散するグループの異なる各刃先(各刃底)が、順
次用紙を剪断していくので、該カッター片に偏って負荷
がかからない。
広く分散するグループの異なる各刃先(各刃底)が、順
次用紙を剪断していくので、該カッター片に偏って負荷
がかからない。
したがって、可動カッター片に過大な負荷や負荷が偏
ってかかることがなくなり、小型の駆動機構でも可動カ
ッター片を用紙に対して十分送り込むことができ、小型
化して用紙を円滑かつ確実に切断することができる。
ってかかることがなくなり、小型の駆動機構でも可動カ
ッター片を用紙に対して十分送り込むことができ、小型
化して用紙を円滑かつ確実に切断することができる。
[実施例] 本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
本実施例に係るカッター装置は、固定カッター片11、
可動カッター片21および該可動カッター片21を駆動する
ための駆動機構31等を含み構成されている。
可動カッター片21および該可動カッター片21を駆動する
ための駆動機構31等を含み構成されている。
ここで、固定カッター片11および駆動機構31は従来の
カッター装置の固定カッター片11および駆動機構31と同
一構造であり、その説明を省略する。また、可動カッタ
ー片21も刃型の構成を除いては従来の可動カッター片21
と同一構造であるの、主に本実施例の可動カッター片21
の刃型の構成について詳述する。
カッター装置の固定カッター片11および駆動機構31と同
一構造であり、その説明を省略する。また、可動カッタ
ー片21も刃型の構成を除いては従来の可動カッター片21
と同一構造であるの、主に本実施例の可動カッター片21
の刃型の構成について詳述する。
可動カッター片21の刃22は、各刃底23が製作技術上鋭
角に形成することができず幾分丸みを帯びて形成されて
いても、該刃底23の形態に起因してカッター片21に過負
荷がかかるのを避けるために、各刃底23の用紙への突入
タイミングをずらせることにより単位時間当たりの剪断
面積を小さくして剪断負荷が小さくなるように形成され
ている。
角に形成することができず幾分丸みを帯びて形成されて
いても、該刃底23の形態に起因してカッター片21に過負
荷がかかるのを避けるために、各刃底23の用紙への突入
タイミングをずらせることにより単位時間当たりの剪断
面積を小さくして剪断負荷が小さくなるように形成され
ている。
すなわち、刃22は、第1図に示す如く、各刃底23−1,
23−2,23−3,23−4,23−5,23−6,23−7,23−8を送り方
向(矢印E,F方向)に対して位置ずれ配設して形成され
ている。
23−2,23−3,23−4,23−5,23−6,23−7,23−8を送り方
向(矢印E,F方向)に対して位置ずれ配設して形成され
ている。
具体的には、各刃22の刃底23−1〜23−8は、複数の
グループ(本実施例では2グループ)に分けられ送り方
向(即ち、刃22の突入方向)に段差(本実施例では2
段)を設けることにより位置ずれ配設されている。すな
わち、図中最左方の刃底(以下、第1刃底と称する)23
−1および第1刃底23−1から一つおきに設けられた刃
底23−3,23−5,23−7からなる第1グループの刃底は、
これ等刃底を結ぶ仮想直線40aが送り方向に対して所定
角度θだけ傾斜するように形成されている。ここで、角
度θは、刃底23が用紙9に突入する際の剪断負荷を小さ
くし、かつ刃22の送り方向の長さを過度に大きくしない
ように選定されている。
グループ(本実施例では2グループ)に分けられ送り方
向(即ち、刃22の突入方向)に段差(本実施例では2
段)を設けることにより位置ずれ配設されている。すな
わち、図中最左方の刃底(以下、第1刃底と称する)23
−1および第1刃底23−1から一つおきに設けられた刃
底23−3,23−5,23−7からなる第1グループの刃底は、
これ等刃底を結ぶ仮想直線40aが送り方向に対して所定
角度θだけ傾斜するように形成されている。ここで、角
度θは、刃底23が用紙9に突入する際の剪断負荷を小さ
くし、かつ刃22の送り方向の長さを過度に大きくしない
ように選定されている。
また、第1刃底23−1と隣接しかつ該刃底23−1より
矢印F方向に距離Bだけ位置ずれして設けられた刃底
(以下、第2刃底と称する。)23−2と、該刃底23−2
から一つおきに設けられた刃底23−2,23−4,23−6から
なる第2グループの刃底は、これ等刃底を結ぶ仮想直線
40bが送り方向に対して所定角度θだけ傾斜するように
形成されている。
矢印F方向に距離Bだけ位置ずれして設けられた刃底
(以下、第2刃底と称する。)23−2と、該刃底23−2
から一つおきに設けられた刃底23−2,23−4,23−6から
なる第2グループの刃底は、これ等刃底を結ぶ仮想直線
40bが送り方向に対して所定角度θだけ傾斜するように
形成されている。
また、各刃22の刃先24−1〜24−9も、前記刃底23を
位置ずれ配設することにより小さく押さえられた刃底突
入時の剪断負荷よりも、刃先突入時の剪断負荷が大きく
ならないようにして、一層の小型化を達成するために位
置ずれ配設されている。
位置ずれ配設することにより小さく押さえられた刃底突
入時の剪断負荷よりも、刃先突入時の剪断負荷が大きく
ならないようにして、一層の小型化を達成するために位
置ずれ配設されている。
すなわち、各刃22の刃先24−1〜24−9も、前記刃底
23と同様に、本実施例では2つのグループに分けられ送
り方向に2段に段差を設けることにより位置ずれ配設さ
れている。すなわち、図中最左方の刃先(以下、第1刃
先と称する。)24−1および第1刃先24−1から一つお
きに形成された刃先24−3,24−5,24−7,24−9からなる
第1グループの刃先は、これ等刃先を結ぶ仮想直線41a
が送り方向に対して所定角度θだけ傾斜するように形成
されている。
23と同様に、本実施例では2つのグループに分けられ送
り方向に2段に段差を設けることにより位置ずれ配設さ
れている。すなわち、図中最左方の刃先(以下、第1刃
先と称する。)24−1および第1刃先24−1から一つお
きに形成された刃先24−3,24−5,24−7,24−9からなる
第1グループの刃先は、これ等刃先を結ぶ仮想直線41a
が送り方向に対して所定角度θだけ傾斜するように形成
されている。
また、第1刃先24−1に隣接しかつ該刃先24−1より
矢印F方向に距離Bだけ位置ずれして形成された刃先
(以下、第2刃先と称する。)24−2と、該刃先24−2
から一つおきに形成された刃先24−4,24−6,24−8とか
らなる第2グループの刃先は、これ等刃先を結ぶ仮想直
線41bが送り方向に対して所定角度θだけ傾斜するよう
に形成されている。
矢印F方向に距離Bだけ位置ずれして形成された刃先
(以下、第2刃先と称する。)24−2と、該刃先24−2
から一つおきに形成された刃先24−4,24−6,24−8とか
らなる第2グループの刃先は、これ等刃先を結ぶ仮想直
線41bが送り方向に対して所定角度θだけ傾斜するよう
に形成されている。
次に作用について説明する。
可動カッター片21を駆動機構31を用いて矢印E方向に
送り込んで用紙9を切断する際、該カッター片21の各刃
先24および刃底23が同時に用紙9に突入することなく、
時間的ずれをもって突入する。
送り込んで用紙9を切断する際、該カッター片21の各刃
先24および刃底23が同時に用紙9に突入することなく、
時間的ずれをもって突入する。
すなわち、第1グループの刃先24−1,24−3,24−5,24
−7,24−9が、順次この順序で用紙9に突入するととも
に、第2グループの刃先24−2,24−4,24−6,24−8が、
順次この順序で用紙9に突入する。
−7,24−9が、順次この順序で用紙9に突入するととも
に、第2グループの刃先24−2,24−4,24−6,24−8が、
順次この順序で用紙9に突入する。
また、第1グループの刃先23−1,23−3,23−5,23−7
が、順次この順序で用紙9に突入するとともに、第2グ
ループの刃底23−2,23−4,23−6,23−8が、順次この順
序で突入する。
が、順次この順序で用紙9に突入するとともに、第2グ
ループの刃底23−2,23−4,23−6,23−8が、順次この順
序で突入する。
したがって、この際、刃底23が用紙9に突入して剪断
する際の単位時間当たりの剪断面積を小さくすることが
できる。したがって、可動カッター片21に一度に大きな
負荷がかかることはなく、スプリング34を太くしない小
型の駆動機構31でも可動カッター片21を用紙9に対して
十分送り込むことができる。
する際の単位時間当たりの剪断面積を小さくすることが
できる。したがって、可動カッター片21に一度に大きな
負荷がかかることはなく、スプリング34を太くしない小
型の駆動機構31でも可動カッター片21を用紙9に対して
十分送り込むことができる。
しかして、本実施例では、可動カッター片21の各刃底
23−1〜23−8および各刃先241〜24−9をそれぞれ2
グループに分けて送り方向に2段の段差を設けて形成し
たので、各刃底23−1〜23−8および各刃先241〜24−
9が用紙に突入する際のタイミングのずれを大きくとる
ことができる。すなわち、単位時間当たりの剪断面積を
小として剪断負荷を小さくすることができる。
23−1〜23−8および各刃先241〜24−9をそれぞれ2
グループに分けて送り方向に2段の段差を設けて形成し
たので、各刃底23−1〜23−8および各刃先241〜24−
9が用紙に突入する際のタイミングのずれを大きくとる
ことができる。すなわち、単位時間当たりの剪断面積を
小として剪断負荷を小さくすることができる。
また、各刃先241〜24−9を鋭利にして用紙突入時の
剪断負荷を小さくすることができるとともに、可動カッ
ター片21の横幅を短くして該カッター片21を小型化する
ことができる。
剪断負荷を小さくすることができるとともに、可動カッ
ター片21の横幅を短くして該カッター片21を小型化する
ことができる。
さらに、可動カッター片21の送り方向とは直角な方向
に広く分散するグループの異なる各刃先23(各刃底24)
が、順次用紙を剪断していくので、該カッター片21に偏
って負荷がかからない。
に広く分散するグループの異なる各刃先23(各刃底24)
が、順次用紙を剪断していくので、該カッター片21に偏
って負荷がかからない。
したがって、可動カッター片21に過大な負荷がかかる
ことがなくなり、小型の駆動機構でも可動カッター片21
を用紙に対して十分送り込むことができ、小型化して用
紙を円滑かつ確実に切断することができる。
ことがなくなり、小型の駆動機構でも可動カッター片21
を用紙に対して十分送り込むことができ、小型化して用
紙を円滑かつ確実に切断することができる。
[発明の効果] 本発明によれば、可動カッター片の各刃底および各刃
先をそれぞれ2グループ(第1グループの刃底,第2グ
ループの刃底,第1グループの刃先,第2グループの刃
先)に分けて送り方向に2段の段差を設けたので、各刃
底および各刃先が用紙に突入する際のタイミングのずれ
を大きくとることができる。すなわち、単位時間当たり
の剪断面積を小として剪断負荷を小さくすることができ
る。
先をそれぞれ2グループ(第1グループの刃底,第2グ
ループの刃底,第1グループの刃先,第2グループの刃
先)に分けて送り方向に2段の段差を設けたので、各刃
底および各刃先が用紙に突入する際のタイミングのずれ
を大きくとることができる。すなわち、単位時間当たり
の剪断面積を小として剪断負荷を小さくすることができ
る。
また、各刃先を鋭利にして用紙突入時の剪断負荷を小
さくすることができるとともに、可動カッター片の横幅
を短くして該カッター片を小型化することができる。
さくすることができるとともに、可動カッター片の横幅
を短くして該カッター片を小型化することができる。
さらに、可動カッター片の送り方向とは直角な方向に
広く分散するグループの異なる各刃先(各刃底)が、順
次用紙を剪断していくので、該カッター片に偏って負荷
がかからない。
広く分散するグループの異なる各刃先(各刃底)が、順
次用紙を剪断していくので、該カッター片に偏って負荷
がかからない。
したがって、可動カッター片に過大な負荷や負荷が偏
ってかかることがなくなり、小型の駆動機構でも可動カ
ッター片を用紙に対して十分送り込むことができ、小型
化して用紙を円滑かつ確実に切断することができる。
ってかかることがなくなり、小型の駆動機構でも可動カ
ッター片を用紙に対して十分送り込むことができ、小型
化して用紙を円滑かつ確実に切断することができる。
第1図は本発明の一実施例の要部を示す図および第2,第
3図は従来のカッター装置を示す図で、第2図は可動カ
ッター片を示す図、第3図は構成部品の係合関係を示す
斜視図である。 21……可動カッター片、 23……刃底 24……刃先、 31……駆動機構。
3図は従来のカッター装置を示す図で、第2図は可動カ
ッター片を示す図、第3図は構成部品の係合関係を示す
斜視図である。 21……可動カッター片、 23……刃底 24……刃先、 31……駆動機構。
Claims (1)
- 【請求項1】用紙に対して可動カッター片を駆動機構を
用いて送り込んで該カッター片に形成された複数の櫛刃
状の刃によって用紙を切断するカッター装置において、 前記可動カッター片の一端側の第1刃底とこの第1刃底
から他端側に向けて一つおきに設けられた各刃底とから
なる第1グループの刃底を、これら刃底を結ぶ第1の仮
想直線が送り方向に対して傾斜するように形成し、 第1グループの刃底に属さない各刃底からなる第2グル
ープの刃底を、これら刃底を結ぶ第2の仮想直線が第1
の仮想直線とは送り方向に位置ずれするように傾斜させ
て形成し、 前記可動カッター片の一端側の第1刃先とこの第1刃先
から他端側に向けて一つおきに形成された各刃先からな
る第1グループの刃先を、これら刃先を結ぶ第3の仮想
直線が送り方向に対して傾斜するように形成し、 第1グループの刃先に属さない各刃先からなる第2グル
ープの刃先を、これら刃先を結ぶ第4の仮想直線が第3
の仮想直線とは位置ずれするように傾斜させて形成した
ことを特徴とするカッター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1034600A JP2504556B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | カッタ―装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1034600A JP2504556B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | カッタ―装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02213994A JPH02213994A (ja) | 1990-08-27 |
JP2504556B2 true JP2504556B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=12418840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1034600A Expired - Lifetime JP2504556B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | カッタ―装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504556B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7225424B2 (ja) | 2019-09-27 | 2023-02-20 | 富士フイルム株式会社 | 光学素子 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4887391B2 (ja) * | 2009-03-12 | 2012-02-29 | 富士通コンポーネント株式会社 | カッタ |
JP4887390B2 (ja) * | 2009-03-12 | 2012-02-29 | 富士通コンポーネント株式会社 | カッタ |
JP4887389B2 (ja) * | 2009-03-12 | 2012-02-29 | 富士通コンポーネント株式会社 | カッタ |
JP6944639B2 (ja) * | 2017-02-06 | 2021-10-06 | トヨタ自動車株式会社 | ギロチン型裁断機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5893496U (ja) * | 1981-12-15 | 1983-06-24 | 日立金属株式会社 | キヤツシユレジスタの用紙切断装置 |
-
1989
- 1989-02-14 JP JP1034600A patent/JP2504556B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7225424B2 (ja) | 2019-09-27 | 2023-02-20 | 富士フイルム株式会社 | 光学素子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02213994A (ja) | 1990-08-27 |
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