JP2504108B2 - 原子炉格納容器の構築工法 - Google Patents
原子炉格納容器の構築工法Info
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- JP2504108B2 JP2504108B2 JP63071260A JP7126088A JP2504108B2 JP 2504108 B2 JP2504108 B2 JP 2504108B2 JP 63071260 A JP63071260 A JP 63071260A JP 7126088 A JP7126088 A JP 7126088A JP 2504108 B2 JP2504108 B2 JP 2504108B2
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- 238000010276 construction Methods 0.000 title description 8
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 26
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 24
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 24
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 7
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241000255925 Diptera Species 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は鋼製壁とコンクリート製生体遮蔽壁との間に
耐震用のシアラグ機構が設けられる原子炉格納容器の構
築工法に関する。
耐震用のシアラグ機構が設けられる原子炉格納容器の構
築工法に関する。
「従来の技術」 原子炉格納容器には、地震時の健全性を高く維持する
ために各種の耐震装置が設けられており、鋼製壁とコン
クリート製生体遮蔽壁との2重構造をなす原子炉格納容
器においては、これら両壁の間に例えば複数のシアラグ
機構を周方向に相互間隔をおいて設けることが行われ
る。該シアラグ機構は、オス型とメス型とを係合して、
両壁の上下方向の相対移動を許容するとともに、左右方
向の相対移動を拘束した状態とするものである。
ために各種の耐震装置が設けられており、鋼製壁とコン
クリート製生体遮蔽壁との2重構造をなす原子炉格納容
器においては、これら両壁の間に例えば複数のシアラグ
機構を周方向に相互間隔をおいて設けることが行われ
る。該シアラグ機構は、オス型とメス型とを係合して、
両壁の上下方向の相対移動を許容するとともに、左右方
向の相対移動を拘束した状態とするものである。
従来、このようなシアラグ機構を有する原子炉格納容
器を構築する場合、第4図例に示すように、先に鋼製壁
1を立設するとともに、シアラグ機構2のオス型3とメ
ス型4との係合部分を前記左右方向に沿う複数の仮ボル
ト5により締結した状態として、そのオス型3を鋼製壁
1に固定しおき、該鋼製壁1との間に間隔をおいてコン
クリート打設用型枠6等を構築して、該型枠6等によっ
てシアラグ機構2のメス型4を固定した後、各仮ボルト
5を外して締結状態を解除し、しかる後、型枠6の外側
にコンクリートを打設して生体遮蔽壁7を構築するよう
にしている。図中符号8は、シアラグ機構2のメス型4
の背部に一体に配設した基礎ボルトである。
器を構築する場合、第4図例に示すように、先に鋼製壁
1を立設するとともに、シアラグ機構2のオス型3とメ
ス型4との係合部分を前記左右方向に沿う複数の仮ボル
ト5により締結した状態として、そのオス型3を鋼製壁
1に固定しおき、該鋼製壁1との間に間隔をおいてコン
クリート打設用型枠6等を構築して、該型枠6等によっ
てシアラグ機構2のメス型4を固定した後、各仮ボルト
5を外して締結状態を解除し、しかる後、型枠6の外側
にコンクリートを打設して生体遮蔽壁7を構築するよう
にしている。図中符号8は、シアラグ機構2のメス型4
の背部に一体に配設した基礎ボルトである。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、各仮ボルト5の取り外し作業の際に前
記基礎ボルト8と干渉し易いとともに、型枠6と鋼製壁
1との狭隘空間Sで行うことになり、作業性が悪いとい
う問題点がある。
記基礎ボルト8と干渉し易いとともに、型枠6と鋼製壁
1との狭隘空間Sで行うことになり、作業性が悪いとい
う問題点がある。
本発明は前記事情に鑑みて提案されたもので、仮ボル
トの取り外しを容易にして、作業性を向上させることを
目的とする。
トの取り外しを容易にして、作業性を向上させることを
目的とする。
「課題を解決するための手段」 鋼製壁とコンクリート製生体遮蔽壁との間に耐震用の
シアラグ機構が設けられる原子炉格納容器を構築する際
に、シアラグ機構におけるオス型及びメス型の一方と他
方とに貫通孔とねじ穴とを形成しておき、仮ボルトをね
じ穴に取り付けた状態で仮ボルトに分割可能なカラーを
外嵌めした後、仮ボルトに前記貫通孔を外嵌めすること
によりオス型及びメス型を組み合わせ、仮ボルトを利用
した締結によりカラーでオス型とメス型との対向位置を
設定しながらオス型とメス型との他方を立設状態の鋼製
壁に対して固定するとともに、オス型とメス型との一方
をコンクリート打設用型枠及び鉄筋により固定した状態
とした後、仮ボルトをオス型とメス型との他方から引き
抜いて接続した状態を解除するとともに、カラーをオス
型とメス型との間から除去し、しかる後、型枠の外側に
コンクリートを打設してコンクリート製生体遮蔽壁を構
築する工法が採用される。
シアラグ機構が設けられる原子炉格納容器を構築する際
に、シアラグ機構におけるオス型及びメス型の一方と他
方とに貫通孔とねじ穴とを形成しておき、仮ボルトをね
じ穴に取り付けた状態で仮ボルトに分割可能なカラーを
外嵌めした後、仮ボルトに前記貫通孔を外嵌めすること
によりオス型及びメス型を組み合わせ、仮ボルトを利用
した締結によりカラーでオス型とメス型との対向位置を
設定しながらオス型とメス型との他方を立設状態の鋼製
壁に対して固定するとともに、オス型とメス型との一方
をコンクリート打設用型枠及び鉄筋により固定した状態
とした後、仮ボルトをオス型とメス型との他方から引き
抜いて接続した状態を解除するとともに、カラーをオス
型とメス型との間から除去し、しかる後、型枠の外側に
コンクリートを打設してコンクリート製生体遮蔽壁を構
築する工法が採用される。
「作用」 オス型とメス型との間にカラーを介在させた状態で、
仮ボルトでオス型とメス型とを締結して、オス型とメス
型とカラーとを相互に接触させた状態とすることによ
り、オス型とメス型との対向位置が設定される。
仮ボルトでオス型とメス型とを締結して、オス型とメス
型とカラーとを相互に接触させた状態とすることによ
り、オス型とメス型との対向位置が設定される。
オス型とメス型との対向位置は、オス型とメス型と
を、鋼製壁、コンクリート打設用型枠及び鉄筋に固定し
た後に、仮ボルトを引き抜いた状態、及びオス型とメス
型との間からカラーを分割して撤去した状態としても、
設定状態のままに保持される。
を、鋼製壁、コンクリート打設用型枠及び鉄筋に固定し
た後に、仮ボルトを引き抜いた状態、及びオス型とメス
型との間からカラーを分割して撤去した状態としても、
設定状態のままに保持される。
仮ボルトの締結及び引き抜き作業は、シアラグ機構の
背面側からオス型とメス型との狭隘空間に関係なく行な
われ、カラーの撤去作業は、オス型とメス型との間で横
にずらすことにより行なわれる。
背面側からオス型とメス型との狭隘空間に関係なく行な
われ、カラーの撤去作業は、オス型とメス型との間で横
にずらすことにより行なわれる。
「実施例」 以下、本発明の構築工法の一実施例を第1図ないし第
3図に基づいて説明する。
3図に基づいて説明する。
予め、本発明の構築工法に使用されるシアラグ機構に
ついて説明しておくと、該シアラグ機構11は、第2図お
よび第3図に示すように、角形ブロック状のオス型3
と、該オス型3に若干の間隔を明けて係合するメス型4
とからなり、そのメス型4の背板12に、生体遮蔽壁7に
埋め込まれる複数の基礎ボルト8が立設され、かつ、オ
ス型3とメス型4との対向方向に沿う仮ボルト5が背板
12を貫通した状態でオス型3のねじ穴13にねじ込まれ
て、背板12の上面でナット14により固定されている。こ
の場合、背板12の貫通孔15は、仮ボルト5の外径より少
し大きく形成されて、仮ボルト5との間に隙間gが生じ
るようになっている。
ついて説明しておくと、該シアラグ機構11は、第2図お
よび第3図に示すように、角形ブロック状のオス型3
と、該オス型3に若干の間隔を明けて係合するメス型4
とからなり、そのメス型4の背板12に、生体遮蔽壁7に
埋め込まれる複数の基礎ボルト8が立設され、かつ、オ
ス型3とメス型4との対向方向に沿う仮ボルト5が背板
12を貫通した状態でオス型3のねじ穴13にねじ込まれ
て、背板12の上面でナット14により固定されている。こ
の場合、背板12の貫通孔15は、仮ボルト5の外径より少
し大きく形成されて、仮ボルト5との間に隙間gが生じ
るようになっている。
また、オス型3とメス型4との間には、両者の間隔を
固定状態に保持するためのカラー16A・16Bが仮ボルト5
に外挿した状態に設けられている。該カラー16A・16B
は、上記2分割構造とされて、上側カラー16Aには、前
記背板12の貫通孔15の隙間gに挿入される筒状ガイド部
17と、背板12の下面に当接されるフランジ18とが一体に
形成され、かつ、両カラー16A・16Bを連結するように針
金等からなる落下防止用操作線19が接続されている。
固定状態に保持するためのカラー16A・16Bが仮ボルト5
に外挿した状態に設けられている。該カラー16A・16B
は、上記2分割構造とされて、上側カラー16Aには、前
記背板12の貫通孔15の隙間gに挿入される筒状ガイド部
17と、背板12の下面に当接されるフランジ18とが一体に
形成され、かつ、両カラー16A・16Bを連結するように針
金等からなる落下防止用操作線19が接続されている。
そして、このようなシアラグ機構11を介在させて鋼製
壁1とコンクリート製生体遮蔽壁7とを構築する場合、
まず、鋼製壁1を立設するとともに、該鋼製壁1に、第
1図(a)に示すように、仮ボルト5により締結状態と
したシアラグ機構11のオス型3を固定する。次いで、鋼
製壁1の外側にコンクリート打設用型枠6および鉄筋20
を構築して、型枠6の外側にコンクリートを打設するの
であるが、シアラグ機構11の近傍においては、そのメス
型4を固定する作業を実施する。
壁1とコンクリート製生体遮蔽壁7とを構築する場合、
まず、鋼製壁1を立設するとともに、該鋼製壁1に、第
1図(a)に示すように、仮ボルト5により締結状態と
したシアラグ機構11のオス型3を固定する。次いで、鋼
製壁1の外側にコンクリート打設用型枠6および鉄筋20
を構築して、型枠6の外側にコンクリートを打設するの
であるが、シアラグ機構11の近傍においては、そのメス
型4を固定する作業を実施する。
すなわち、第1図(b)に示すように、前記型枠6お
よび鉄筋20をメス型4の背板12に固定して、該シアラグ
機構11の下方位置までコンクリート層21を形成するとと
もに、該コンクリート層21にH鋼等の鋼材22を埋め込ん
でおき、その上端部をコンクリート層21から露出させて
おく。そして、第1図(c)に示すように、前記鋼材22
を継ぎ足してメス型4の背板12に接続するものである。
よび鉄筋20をメス型4の背板12に固定して、該シアラグ
機構11の下方位置までコンクリート層21を形成するとと
もに、該コンクリート層21にH鋼等の鋼材22を埋め込ん
でおき、その上端部をコンクリート層21から露出させて
おく。そして、第1図(c)に示すように、前記鋼材22
を継ぎ足してメス型4の背板12に接続するものである。
このようにして、メス型4を型枠6、鉄筋20および鋼
材22により固定した後、前記仮ボルト5を引き抜いて、
オス型3とメス型4との締結状態を解除し、かつ両者の
間からカラー16A・16B(第1図には図示略)を撤去す
る。この場合、カラー16A・16Bは、2分割構造とされて
いるから、仮ボルト5を引き抜いた後に操作線19によっ
て引っ張れば、下側カラー16Bが上側カラー16Aの下方か
ら横に移動するとともに、該上側カラー16Aが前記隙間
gから落下することにより、これらをオス型3とメス型
4との間から撤去することができる。
材22により固定した後、前記仮ボルト5を引き抜いて、
オス型3とメス型4との締結状態を解除し、かつ両者の
間からカラー16A・16B(第1図には図示略)を撤去す
る。この場合、カラー16A・16Bは、2分割構造とされて
いるから、仮ボルト5を引き抜いた後に操作線19によっ
て引っ張れば、下側カラー16Bが上側カラー16Aの下方か
ら横に移動するとともに、該上側カラー16Aが前記隙間
gから落下することにより、これらをオス型3とメス型
4との間から撤去することができる。
次いで、第1図(d)に示すように、メス型4の背板
12を覆うように前記コンクリート層21の上に上側コンク
リート層23を形成して、生体遮蔽壁7を完成させるもの
である。この場合、背板12の貫通孔15は栓24により閉塞
しておく。
12を覆うように前記コンクリート層21の上に上側コンク
リート層23を形成して、生体遮蔽壁7を完成させるもの
である。この場合、背板12の貫通孔15は栓24により閉塞
しておく。
すなわち、この構築工法は、仮ボルト5をシアラグ機
構11の対向方向に沿って設けて、メス型4の背板12から
露出させておいたことにより、該メス型4を型枠6等に
より固定した後においても、該型枠6の外側から容易に
仮ボルト5を取り外すことができ、型枠6と鋼製壁1と
の間の狭隘空間Sでの作業を回避し得て、作業性が著し
く向上するものである。また、前記仮ボルト5は、工場
等でシアラグ機構11を製作する際に、オス型3とメス型
4との位置合わせ等のためのガイド治具としても利用す
ることができる。
構11の対向方向に沿って設けて、メス型4の背板12から
露出させておいたことにより、該メス型4を型枠6等に
より固定した後においても、該型枠6の外側から容易に
仮ボルト5を取り外すことができ、型枠6と鋼製壁1と
の間の狭隘空間Sでの作業を回避し得て、作業性が著し
く向上するものである。また、前記仮ボルト5は、工場
等でシアラグ機構11を製作する際に、オス型3とメス型
4との位置合わせ等のためのガイド治具としても利用す
ることができる。
なお、前記カラーは、第3図例では、その分割線が軸
方向と直交状態となっているが、若干傾斜させておけ
ば、仮ボルト5を引き抜いた後の下側カラーの横移動お
よび上側カラーの落下を効率良く行わせることができ
る。
方向と直交状態となっているが、若干傾斜させておけ
ば、仮ボルト5を引き抜いた後の下側カラーの横移動お
よび上側カラーの落下を効率良く行わせることができ
る。
「発明の効果」 以上の説明から明らかなように、本発明の原子炉格納
容器の構築工法によれば、次のような効果を奏すること
ができる。
容器の構築工法によれば、次のような効果を奏すること
ができる。
(i)シアラグ機構の対向方向に沿う仮ボルトがシアラ
グ機構の外側に露出させられるので、型枠構築後におい
ても、その外側から容易に仮ボルトを外すことができ
る。したがって、型枠と鋼製壁との間の狭隘空間での作
業を回避し得て、作業性を著しく向上させることができ
る。
グ機構の外側に露出させられるので、型枠構築後におい
ても、その外側から容易に仮ボルトを外すことができ
る。したがって、型枠と鋼製壁との間の狭隘空間での作
業を回避し得て、作業性を著しく向上させることができ
る。
(ii)仮ボルトがシアラグ機構の対向方向に設けられる
ので、オス型とメス型との位置合わせ用ガイド治具とし
て利用することができる。
ので、オス型とメス型との位置合わせ用ガイド治具とし
て利用することができる。
(iii)シアラグ機構の組み付け時にあっては、仮ボル
トのねじこみ後に、仮ボルトにカラーを外嵌めするとと
もに、仮ボルトにオス型とメス型との一方を外嵌めして
固定すればよく、組み付け作業を容易にかつ効率よく実
施することができる。
トのねじこみ後に、仮ボルトにカラーを外嵌めするとと
もに、仮ボルトにオス型とメス型との一方を外嵌めして
固定すればよく、組み付け作業を容易にかつ効率よく実
施することができる。
(iv)加えて、カラーをオス型とメス型との間に介在さ
せるだけでオス型とメス型との対向位置を設定すること
ができるとともに、仮ボルトを抜いた後、カラーを横に
ずらすことにより簡単に撤去することができる。
せるだけでオス型とメス型との対向位置を設定すること
ができるとともに、仮ボルトを抜いた後、カラーを横に
ずらすことにより簡単に撤去することができる。
第1図(a)ないし同図(d)は本発明の構築工法の一
実施例を工程順に示す要部の縦断面図、第2図は第1図
におけるシアラグ機構の詳細断面図、第3図は該シアラ
グ機構における仮ボルト付近の拡大図、第4図は従来例
の構築工法における構築途中の状態を示す横断面図であ
る。 1……鋼製壁、3……オス型、4……メス型、5……仮
ボルト、6……コンクリート打設用型枠、7……生体遮
蔽壁、8……基礎ボルト、11……シアラグ機構、12……
背板、13……ねじ穴、14……ナット、15……貫通孔、16
A・16B……カラー、17……筒状ガイド部、18……フラン
ジ、19……操作線、20……鉄筋、21……コンクリート
層、22……鋼材、23……上側コンクリート層、24……
栓、S……狭隘空間、g……隙間。
実施例を工程順に示す要部の縦断面図、第2図は第1図
におけるシアラグ機構の詳細断面図、第3図は該シアラ
グ機構における仮ボルト付近の拡大図、第4図は従来例
の構築工法における構築途中の状態を示す横断面図であ
る。 1……鋼製壁、3……オス型、4……メス型、5……仮
ボルト、6……コンクリート打設用型枠、7……生体遮
蔽壁、8……基礎ボルト、11……シアラグ機構、12……
背板、13……ねじ穴、14……ナット、15……貫通孔、16
A・16B……カラー、17……筒状ガイド部、18……フラン
ジ、19……操作線、20……鉄筋、21……コンクリート
層、22……鋼材、23……上側コンクリート層、24……
栓、S……狭隘空間、g……隙間。
Claims (1)
- 【請求項1】鋼製壁(1)とコンクリート製生体遮蔽壁
(7)との間に耐震用のシアラグ機構(11)が設けられ
る原子炉格納容器において、シアラグ機構におけるオス
型(3)及びメス型(4)の一方と他方とに貫通孔(1
5)とねじ穴(13)とを形成しておき、仮ボルト(5)
をねじ穴に取り付けた状態で仮ボルトに分割可能なカラ
ー(16A・16B)を外嵌めした後、仮ボルトに前記貫通孔
を外嵌めすることによりオス型及びメス型を組み合わ
せ、仮ボルトを利用した締結によりカラーでオス型とメ
ス型との対向位置を設定しながらオス型とメス型との他
方を立設状態の鋼製壁に対して固定するとともに、オス
型とメス型との一方をコンクリート打設用型枠(6)及
び鉄筋(20)により固定した状態とした後、仮ボルトを
オス型とメス型との他方から引き抜いて接続した状態を
解除するとともに、カラーをオス型とメス型との間から
除去し、しかる後、型枠の外側にコンクリートを打設し
てコンクリート製生体遮蔽壁を構築することを特徴とす
る原子炉格納容器の構築工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63071260A JP2504108B2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 原子炉格納容器の構築工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63071260A JP2504108B2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 原子炉格納容器の構築工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01244394A JPH01244394A (ja) | 1989-09-28 |
JP2504108B2 true JP2504108B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=13455573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63071260A Expired - Lifetime JP2504108B2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 原子炉格納容器の構築工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504108B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6418826B1 (en) | 1996-07-11 | 2002-07-16 | Japan Tobacco Inc. | Apparatus for slicing compression molded product of sheet-shaped material and split knife |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021086046A1 (ko) * | 2019-11-01 | 2021-05-06 | 김용현 | 약액 푸시 장치 및 이를 포함하는 약액 주입 장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59164985A (ja) * | 1983-03-11 | 1984-09-18 | 株式会社日立製作所 | 原子炉格納容器スタビライザ取付方法 |
-
1988
- 1988-03-25 JP JP63071260A patent/JP2504108B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6418826B1 (en) | 1996-07-11 | 2002-07-16 | Japan Tobacco Inc. | Apparatus for slicing compression molded product of sheet-shaped material and split knife |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01244394A (ja) | 1989-09-28 |
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