JP2502232Y2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JP2502232Y2 JP2502232Y2 JP4618292U JP4618292U JP2502232Y2 JP 2502232 Y2 JP2502232 Y2 JP 2502232Y2 JP 4618292 U JP4618292 U JP 4618292U JP 4618292 U JP4618292 U JP 4618292U JP 2502232 Y2 JP2502232 Y2 JP 2502232Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- contact
- connector
- lock
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子機器内部配線用コ
ネクタに関し、詳しくは、フレキシブル・プリント・サ
ーキット(Flexible Printed Circuit/以下、FPCと
呼ぶ)やフレキシブル・フラット・ケーブル(Flexible
Flat Cable /以下、FFCと呼ぶ)等とプリント基板
との接続を行うために用いるコネクタであって、ゼロ・
インサーション・フォース(Zero Insertion Force)方
式のコネクタに関する。
ネクタに関し、詳しくは、フレキシブル・プリント・サ
ーキット(Flexible Printed Circuit/以下、FPCと
呼ぶ)やフレキシブル・フラット・ケーブル(Flexible
Flat Cable /以下、FFCと呼ぶ)等とプリント基板
との接続を行うために用いるコネクタであって、ゼロ・
インサーション・フォース(Zero Insertion Force)方
式のコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】FPCケーブルやFFC等を接続する従
来のコネクタとしては、例えば、図4や図5に示すよう
な形式のものが挙げられる。即ち、図4に示すコネクタ
では、内部にコンタクトを所定の間隔で固定保持するベ
ースインシュレータ7の前面に、スライドインシュレー
タ8を引出し可能に取り付けたものである。又、図5に
示すような形式のコネクタに例えばFPCケーブルを接
続するには、先ず、図5(a)に示す如く、スライドイ
ンシュレータ8をFPC差し込み側に引出し、次に図5
(b)に示す如く、スライドインシュレータ8にFPC
ケーブル4を挿入する。この後、図5(c)に示す如
く、FPCケーブル4を保持したスライドインシュレー
タ8をベースインシュレータ7内に押し込むことによっ
て接続を完了する。
来のコネクタとしては、例えば、図4や図5に示すよう
な形式のものが挙げられる。即ち、図4に示すコネクタ
では、内部にコンタクトを所定の間隔で固定保持するベ
ースインシュレータ7の前面に、スライドインシュレー
タ8を引出し可能に取り付けたものである。又、図5に
示すような形式のコネクタに例えばFPCケーブルを接
続するには、先ず、図5(a)に示す如く、スライドイ
ンシュレータ8をFPC差し込み側に引出し、次に図5
(b)に示す如く、スライドインシュレータ8にFPC
ケーブル4を挿入する。この後、図5(c)に示す如
く、FPCケーブル4を保持したスライドインシュレー
タ8をベースインシュレータ7内に押し込むことによっ
て接続を完了する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のコネクタの場合、FPCを接続するに際しては、ス
ライドインシュレータ8の引出し,FPCケーブル4の
スライドインシュレータ8への挿入,スライドインシュ
レータ8のベースインシュレータ7への押し込み等とい
った一連の動作を必要としている。この為、FPCケー
ブル4のコネクタに対する接続が完了するまでの作業工
数が多くなり、接続作業が煩雑であるという問題があ
る。又、コネクタ自体が小型化された今日の状況にあっ
ては、スライドインシュレータも小さくなっているの
で、接続作業を容易に行い難いという問題がある。
来のコネクタの場合、FPCを接続するに際しては、ス
ライドインシュレータ8の引出し,FPCケーブル4の
スライドインシュレータ8への挿入,スライドインシュ
レータ8のベースインシュレータ7への押し込み等とい
った一連の動作を必要としている。この為、FPCケー
ブル4のコネクタに対する接続が完了するまでの作業工
数が多くなり、接続作業が煩雑であるという問題があ
る。又、コネクタ自体が小型化された今日の状況にあっ
ては、スライドインシュレータも小さくなっているの
で、接続作業を容易に行い難いという問題がある。
【0004】本考案は、かかる問題点を解消すべくなさ
れたもので、その技術的課題は、FPCケーブルやFF
C等を対象として、迅速且つ簡単に接続を行い得ると共
に、大きさが小さい場合でも接続作業を簡易に行い得る
構造のコネクタを提供することにある。
れたもので、その技術的課題は、FPCケーブルやFF
C等を対象として、迅速且つ簡単に接続を行い得ると共
に、大きさが小さい場合でも接続作業を簡易に行い得る
構造のコネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、平板状
被接続体に接触される接触部を有するコンタクトと、こ
のコンタクトを保持するベースインシュレータと、この
ベースインシュレータに枢支され、コンタクトに平板状
被接続体を押圧するロックインシュレータとから成るコ
ネクタであって、ベースインシュレータは、コンタクト
を複数保持するために一方側に列状に開口形成された複
数の挿入溝部を有し、コンタクトのうち複数の挿入溝部
の端側に置かれるものには係止突起部が形成され、ロッ
クインシュレータは、平板状被接続体の先端を押入れる
押入れ孔部と,平板状被接続体の接触部に対する押圧接
続時に係止突起部と係合する係合突起部とを有するコネ
クタが得られる。
被接続体に接触される接触部を有するコンタクトと、こ
のコンタクトを保持するベースインシュレータと、この
ベースインシュレータに枢支され、コンタクトに平板状
被接続体を押圧するロックインシュレータとから成るコ
ネクタであって、ベースインシュレータは、コンタクト
を複数保持するために一方側に列状に開口形成された複
数の挿入溝部を有し、コンタクトのうち複数の挿入溝部
の端側に置かれるものには係止突起部が形成され、ロッ
クインシュレータは、平板状被接続体の先端を押入れる
押入れ孔部と,平板状被接続体の接触部に対する押圧接
続時に係止突起部と係合する係合突起部とを有するコネ
クタが得られる。
【0006】
【実施例】以下に実施例を挙げ、本考案のコネクタにつ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1は本考案の一
実施例であるコネクタの外観を斜視図により示したもの
で、図2はそのコネクタの基本構成を部分破断面斜視図
により示したものである。
いて図面を参照して詳細に説明する。図1は本考案の一
実施例であるコネクタの外観を斜視図により示したもの
で、図2はそのコネクタの基本構成を部分破断面斜視図
により示したものである。
【0007】このコネクタは、FPCケーブル4等の平
板状被接続体に接触される接触部23を有するコンタク
ト2と、このコンタクト2を保持するベースインシュレ
ータ1と、このベースインシュレータ1に枢支され、コ
ンタクト2にFPCケーブル4を押圧するロックインシ
ュレータ3とから構成されるものである。
板状被接続体に接触される接触部23を有するコンタク
ト2と、このコンタクト2を保持するベースインシュレ
ータ1と、このベースインシュレータ1に枢支され、コ
ンタクト2にFPCケーブル4を押圧するロックインシ
ュレータ3とから構成されるものである。
【0008】このうち、ベースインシュレータ1には、
一方側に所定間隔を置いて列状に開口された複数の挿入
溝部Hが形成され、これらの挿入溝部Hにて複数のコン
タクト2を挿入保持できるようになっている。又、ベー
スインシュレータ1の一端側の上端両側部には一対の軸
受部11が形成されている。
一方側に所定間隔を置いて列状に開口された複数の挿入
溝部Hが形成され、これらの挿入溝部Hにて複数のコン
タクト2を挿入保持できるようになっている。又、ベー
スインシュレータ1の一端側の上端両側部には一対の軸
受部11が形成されている。
【0009】コンタクト2は、ベースインシュレータ1
に設けられた複数の挿入溝部Hに収容保持される為、基
本的には一様な形状を成すものであるが、コンタクト2
のうち、複数の挿入溝部Hの端側に置かれるものには、
接触部23以外の部位に係止突起部25が形成されてい
る。即ち、図2に示すものでは、前側端部22と後側端
部21とを示すコンタクト2の接触部23及び後側端部
21の間に係止突起部25が設けられている。このコン
タクト2の寸法は、ベースインシュレータ1の前後の端
面からそれぞれ両端部21,22が突出する長さになっ
ている。接触部23は挿入溝部Hの上端から上方に突出
する湾曲状の形成を成している。この接触部23は、後
述する如くFPCケーブル4と(その接触部と)接触す
る。
に設けられた複数の挿入溝部Hに収容保持される為、基
本的には一様な形状を成すものであるが、コンタクト2
のうち、複数の挿入溝部Hの端側に置かれるものには、
接触部23以外の部位に係止突起部25が形成されてい
る。即ち、図2に示すものでは、前側端部22と後側端
部21とを示すコンタクト2の接触部23及び後側端部
21の間に係止突起部25が設けられている。このコン
タクト2の寸法は、ベースインシュレータ1の前後の端
面からそれぞれ両端部21,22が突出する長さになっ
ている。接触部23は挿入溝部Hの上端から上方に突出
する湾曲状の形成を成している。この接触部23は、後
述する如くFPCケーブル4と(その接触部と)接触す
る。
【0010】ロックインシュレータ3は、後端両側部に
ベースインシュレータ1の軸受部11に軸回転可能に枢
支される回動軸31が突出して設けられている。ロック
インシュレータ3は、この突出した回動軸31がベース
インシュレータ1の軸受部11に装着されることによ
り、ベースインシュレータ1に対して複数の挿入溝部H
を開状態にすべく、上下方向に回動自在にとなる。又、
このロックインシュレータ3の裏面側(FPCケーブル
4の接続状態においてコンタクト2と対向する面側)で
あって、コンタクト2の接触部23が位置する箇所から
やや隔てた位置には、FPCケーブル4の先端を押入れ
る押入れ孔部Sが形成されている。この為、押入れ孔部
Sを形成する周辺部は緩やかな傾斜を描くように出張し
た形状になっている。この周辺部は、FPCケーブル4
の先端を挟持する顎部33を含むものである。更に、押
入れ孔部Sを形成する周辺部であって、コンタクト2の
係止突起部25が位置される側の部位(即ち、ロックイ
ンシュレータ3の裏面の最後端の位置)には、FPCケ
ーブル4の接触部に対する押圧接続時にコンタクト2の
係止突起部25と係合する係合突起部35が形成されて
いる。
ベースインシュレータ1の軸受部11に軸回転可能に枢
支される回動軸31が突出して設けられている。ロック
インシュレータ3は、この突出した回動軸31がベース
インシュレータ1の軸受部11に装着されることによ
り、ベースインシュレータ1に対して複数の挿入溝部H
を開状態にすべく、上下方向に回動自在にとなる。又、
このロックインシュレータ3の裏面側(FPCケーブル
4の接続状態においてコンタクト2と対向する面側)で
あって、コンタクト2の接触部23が位置する箇所から
やや隔てた位置には、FPCケーブル4の先端を押入れ
る押入れ孔部Sが形成されている。この為、押入れ孔部
Sを形成する周辺部は緩やかな傾斜を描くように出張し
た形状になっている。この周辺部は、FPCケーブル4
の先端を挟持する顎部33を含むものである。更に、押
入れ孔部Sを形成する周辺部であって、コンタクト2の
係止突起部25が位置される側の部位(即ち、ロックイ
ンシュレータ3の裏面の最後端の位置)には、FPCケ
ーブル4の接触部に対する押圧接続時にコンタクト2の
係止突起部25と係合する係合突起部35が形成されて
いる。
【0011】このような構成によるコネクタは、以下に
説明する手順如く接続作業を行うことにより、FPCケ
ーブル4を迅速且つ簡単に接続することができる。
説明する手順如く接続作業を行うことにより、FPCケ
ーブル4を迅速且つ簡単に接続することができる。
【0012】先ず、図3(a)に示す如く、ロックイン
シュレータ3を開状態にして直立させておき、所定数の
コンタクト2を所定の挿入溝部Hに収納保持した後、F
PCケーブル4の接続端をロックインシュレータ3の裏
面に突き当てる。次に、この状態から図3(b)に示す
如く、ロックインシュレータ3を回動軸31を中心とし
てベースインシュレータ1側に回動させる。
シュレータ3を開状態にして直立させておき、所定数の
コンタクト2を所定の挿入溝部Hに収納保持した後、F
PCケーブル4の接続端をロックインシュレータ3の裏
面に突き当てる。次に、この状態から図3(b)に示す
如く、ロックインシュレータ3を回動軸31を中心とし
てベースインシュレータ1側に回動させる。
【0013】ロックインシュレータ3を回動させると、
ロックインシュレータ3の係合突起部35がコンタクト
2の係止突起部25に突当り、最後には、図3(c)に
示す如く、係合突起部35が係止突起部25を乗り越え
て後端側に進入する。この状態で、ロックインシュレー
タ3の裏面側に形成された押入れ孔部SにFPCケーブ
ル4の先端が挿入されると共に、コンタクト2の接触部
23にFPCケーブル4が押圧された状態となって、F
PCケーブル4の接続が完了する。
ロックインシュレータ3の係合突起部35がコンタクト
2の係止突起部25に突当り、最後には、図3(c)に
示す如く、係合突起部35が係止突起部25を乗り越え
て後端側に進入する。この状態で、ロックインシュレー
タ3の裏面側に形成された押入れ孔部SにFPCケーブ
ル4の先端が挿入されると共に、コンタクト2の接触部
23にFPCケーブル4が押圧された状態となって、F
PCケーブル4の接続が完了する。
【0014】この接続完了状態においては、ロックイン
シュレータの3の係合突起部35とコンタクト2の係止
突起部25とは互いに係止状態にあり、ロックインシュ
レータ3を開く方向に力を加えない限り、その係止状態
は解かれない。この接続作業はプリント基板5上で行わ
れる為、最終的には図3(c)に示す如く、FPCケー
ブル4とプリント基板5との接続が図られる。
シュレータの3の係合突起部35とコンタクト2の係止
突起部25とは互いに係止状態にあり、ロックインシュ
レータ3を開く方向に力を加えない限り、その係止状態
は解かれない。この接続作業はプリント基板5上で行わ
れる為、最終的には図3(c)に示す如く、FPCケー
ブル4とプリント基板5との接続が図られる。
【0015】ここで、図示の如く、コンタクト2の係止
突起部25附近から後端21にかけての部分をベースイ
ンシュレータ1から浮き上がらせた構造となるようにし
ておけば、ロックインシュレータ3の回動時に、その係
合突起部35がコンタクト2を押下げてコンタクトの係
止突起部25を乗り越える動作を容易に行わせることが
できる。又、係合突起部35が係止突起部25を乗り超
えた後、コンタクト2は弾性復帰される必要があるの
で、コンタクト2の材料は、弾性変形し難く、且つ弾性
復帰力の大きいものを選定することが望ましい。
突起部25附近から後端21にかけての部分をベースイ
ンシュレータ1から浮き上がらせた構造となるようにし
ておけば、ロックインシュレータ3の回動時に、その係
合突起部35がコンタクト2を押下げてコンタクトの係
止突起部25を乗り越える動作を容易に行わせることが
できる。又、係合突起部35が係止突起部25を乗り超
えた後、コンタクト2は弾性復帰される必要があるの
で、コンタクト2の材料は、弾性変形し難く、且つ弾性
復帰力の大きいものを選定することが望ましい。
【0016】一方、コンタクト2とFPCケーブル4と
の接続を解除する場合には、コンタクト2の後側端部2
1を押し下げてやれば、両突起部25,35の係止状態
は解かれるので、この状態で引き続きロックインシュレ
ータ3を上述した工程とは反対方向に回動すると、FP
Cケーブル4を容易に取り外すことができる。
の接続を解除する場合には、コンタクト2の後側端部2
1を押し下げてやれば、両突起部25,35の係止状態
は解かれるので、この状態で引き続きロックインシュレ
ータ3を上述した工程とは反対方向に回動すると、FP
Cケーブル4を容易に取り外すことができる。
【0017】ところで、上述した実施例では、コンタク
ト2の一方側をベースインシュレータ1から浮き上がら
せた構造のものを説明したが、これに代えてコンタクト
2の一辺部の全部をベースインシュレータ1に接触させ
ることもできる。但し、この場合はロックインシュレー
タ3の係合突起部35がコンタクト2の係止突起部25
を乗り越えるために、両突起部25、35の内の少なく
とも一方を弾性変形可能なものとすることを要する。
ト2の一方側をベースインシュレータ1から浮き上がら
せた構造のものを説明したが、これに代えてコンタクト
2の一辺部の全部をベースインシュレータ1に接触させ
ることもできる。但し、この場合はロックインシュレー
タ3の係合突起部35がコンタクト2の係止突起部25
を乗り越えるために、両突起部25、35の内の少なく
とも一方を弾性変形可能なものとすることを要する。
【0018】即ち、コンタクト2の後側端部21をベー
スインシュレータ1から浮き上がらせておく場合には、
後側端部21は自由端となって、他方の前側端部21が
図3(c)に示した如くプリント基板5への接続部とな
る。又、コンタクト2一辺部の全部をベースインシュレ
ータ1に当接させる場合には、後側端部21をプリント
基板5への接続部とさせることもできる。因みに、この
場合にはコンタクト2の他方の前側端部21をベースイ
ンシュレータ1の前面側に突出させておく必要がなくな
る。
スインシュレータ1から浮き上がらせておく場合には、
後側端部21は自由端となって、他方の前側端部21が
図3(c)に示した如くプリント基板5への接続部とな
る。又、コンタクト2一辺部の全部をベースインシュレ
ータ1に当接させる場合には、後側端部21をプリント
基板5への接続部とさせることもできる。因みに、この
場合にはコンタクト2の他方の前側端部21をベースイ
ンシュレータ1の前面側に突出させておく必要がなくな
る。
【0019】
【考案の効果】以上に述べた通り、本考案によれば、平
板状被接続体の先端をロックインシュレータの裏面に突
き当てて、その状態のままロックインシュレータを回動
する動作だけで、簡単に平板状被接続体を接続できるコ
ネクタが得られる。これにより、FPCケーブルやFF
C等の接続作業の短縮化を図り得るようになる。又、本
考案のコネクタの場合、従来のスライドインシュレータ
を用いたコネクタとは基本構成が異なり、ロックインシ
ュレータの開状態でベースインシュレータの上面側から
FPCケーブルを装着するので、FPCケーブルの接触
部側の確認が容易となり、各部の接触部を間違えて挿入
するといった問題も顕著に解消される。従って、小型化
にも問題なく対応できる。
板状被接続体の先端をロックインシュレータの裏面に突
き当てて、その状態のままロックインシュレータを回動
する動作だけで、簡単に平板状被接続体を接続できるコ
ネクタが得られる。これにより、FPCケーブルやFF
C等の接続作業の短縮化を図り得るようになる。又、本
考案のコネクタの場合、従来のスライドインシュレータ
を用いたコネクタとは基本構成が異なり、ロックインシ
ュレータの開状態でベースインシュレータの上面側から
FPCケーブルを装着するので、FPCケーブルの接触
部側の確認が容易となり、各部の接触部を間違えて挿入
するといった問題も顕著に解消される。従って、小型化
にも問題なく対応できる。
【図1】本考案の一実施例であるコネクタを示した斜視
図である。
図である。
【図2】図1に示すコネクタに係る基本構造を説明する
ために示したその部分破断面斜視図である。
ために示したその部分破断面斜視図である。
【図3】図1に示すコネクタによる接続工程を説明する
ために示した側面断面図であって、(a)はFPCケー
ブルをコネクタのロックインシュレータに突き当てた状
態を示したもので、(b)はコネクタのロックインシュ
レータの回動状態を示したもので、(c)はコネクタに
よるFPCケーブルの接続完了状態を示したものであ
る。
ために示した側面断面図であって、(a)はFPCケー
ブルをコネクタのロックインシュレータに突き当てた状
態を示したもので、(b)はコネクタのロックインシュ
レータの回動状態を示したもので、(c)はコネクタに
よるFPCケーブルの接続完了状態を示したものであ
る。
【図4】従来のコネクタを示した斜視図である。
【図5】従来のコネクタの接続工程を説明するために示
した斜視図であって、(a)はコネクタのスライドイン
シュレータを引出した状態を示したもので、(b)はコ
ネクタのスライドインシュレータにFPCケーブルを装
着する直前の状態を示したもので、(c)はFPCケー
ブルを接続後にコネクタのスライドインシュレータをベ
ースインシュレータに押し込む工程を示したものであ
る。
した斜視図であって、(a)はコネクタのスライドイン
シュレータを引出した状態を示したもので、(b)はコ
ネクタのスライドインシュレータにFPCケーブルを装
着する直前の状態を示したもので、(c)はFPCケー
ブルを接続後にコネクタのスライドインシュレータをベ
ースインシュレータに押し込む工程を示したものであ
る。
1,7 ベースインシュレータ 2 コンタクト 3 ロックインシュレータ 4 FPCケーブル 5 プリント基板 8 スライドインシュレータ 11 軸受部 21 コンタクトの後端部 22 コンタクトの前端部 23 コンタクトの接触部 25 コンタクトの係止突起部 31 ロックインシュレータの回動軸 33 ロックインシュレータの顎部 35 ロックインシュレータの係合突起部 H 挿入溝部 S 押入れ孔部
フロントページの続き (72)考案者 茨木 和昭 東京都渋谷区道玄坂1丁目21番6号 日 本航空電子工業株式会社内 (72)考案者 大貫 浩 東京都渋谷区道玄坂1丁目21番6号 日 本航空電子工業株式会社内 (72)考案者 林 耕司 東京都渋谷区道玄坂1丁目21番6号 日 本航空電子工業株式会社内 (72)考案者 森野 辰一 東京都渋谷区道玄坂1丁目21番6号 日 本航空電子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−315976(JP,A) 実開 昭59−178885(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 平板状被接続体に接触される接触部を有
するコンタクトと、このコンタクトを保持するベースイ
ンシュレータと、このベースインシュレータに枢支さ
れ、前記コンタクトに前記平板状被接続体を押圧するロ
ックインシュレータとから成るコネクタであって、前記
ベースインシュレータは、前記コンタクトを複数保持す
るために一方側に列状に開口形成された複数の挿入溝部
を有し、前記コンタクトのうち前記複数の挿入溝部の端
側に置かれるものには係止突起部が形成され、前記ロッ
クインシュレータは、前記平板状被接続体の先端を押入
れる押入れ孔部と,前記平板状被接続体の前記接触部に
対する押圧接続時に前記係止突起部と係合する係合突起
部とを有することを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4618292U JP2502232Y2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4618292U JP2502232Y2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH067178U JPH067178U (ja) | 1994-01-28 |
JP2502232Y2 true JP2502232Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=12739895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4618292U Expired - Lifetime JP2502232Y2 (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502232Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP4618292U patent/JP2502232Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH067178U (ja) | 1994-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2976327B2 (ja) | コネクタ | |
JP3047862B2 (ja) | コネクタ | |
JP2593430Y2 (ja) | Fpc/ffc用コネクタ | |
KR100509779B1 (ko) | 접속되는 대상물의 위치를 신뢰성 있게 수정하는 기능을갖춘 커넥터 | |
US4713020A (en) | Connector unit | |
JPH0597063U (ja) | 電気コネクタ | |
JP3295808B2 (ja) | ケーブル用コネクタ | |
JPH09293571A (ja) | Fpc/ffc用コネクタ | |
JP2000106235A (ja) | コネクタ装置 | |
KR100490250B1 (ko) | 플렉시블 평면 케이블용 전기 커넥터 어셈블리 | |
JPH0668940A (ja) | Fpc接続用コネクタ | |
JP2502232Y2 (ja) | コネクタ | |
JPH11329619A (ja) | Fpc接続用コネクタ | |
JPH09199241A (ja) | フレキシブル基板の中継用コネクタ | |
JP2001143827A (ja) | 板状物用コネクタ | |
JP2717393B2 (ja) | Fpc接続用コネクタ | |
JP2559504Y2 (ja) | フレキシブル配線板のコネクタ接続構造 | |
JP2571826Y2 (ja) | 板状ケーブル用コネクタ | |
JP2529144B2 (ja) | 回転接続型コネクタ | |
JPS6043635B2 (ja) | プリント板コネクタ | |
JP3069634B2 (ja) | ケーブル用コネクタ | |
JPH07192822A (ja) | コネクタ | |
JPH0347266Y2 (ja) | ||
JP2740419B2 (ja) | 電気コネクタ | |
JPS5834710Y2 (ja) | フレキシブル配線板用コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960116 |