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JP2501191B2 - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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Publication number
JP2501191B2
JP2501191B2 JP60298053A JP29805385A JP2501191B2 JP 2501191 B2 JP2501191 B2 JP 2501191B2 JP 60298053 A JP60298053 A JP 60298053A JP 29805385 A JP29805385 A JP 29805385A JP 2501191 B2 JP2501191 B2 JP 2501191B2
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JP
Japan
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signal
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JP60298053A
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JPS62154369A (ja
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修 渡部
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はビデオテープレコーダ等の再生装置に関する
ものである。
〈発明の概要〉 本発明は磁気テープに記録されている映像と音声を再
生する再生装置において、特に音声を通常再生速度より
も早い速度で再生するための装置に関するものである。
〈従来の技術〉 ビデオテープレコーダー等の再生装置においては、記
録された映像信号を再生する当り磁気テープの走行速度
を通常の再生速度よりも早くして記録映像を短時間で見
るいわゆるビデオサーチなる機能がある。
このときテープ速度が通常速度のn倍速の場合、映像
信号と同時に再生した音声信号は通常の音声信号のn倍
の周波数となり、また通常の音声のn倍の早口になって
しまい非常に聞きとりずらかった。
これを解決するため通常再生速度よりも高速で再生し
た音声信号をあるクロックでメモリーに書き込み、書き
込みクロックよりも遅いクロックでメモリーから読み出
すことにより、音声信号の周波数を通常の周波数に変換
する、いわゆるバリアブル・スピーチ・コントロール
(以下VSCと略記する)と称される方法が特公昭55−126
46号公報等で既に提案されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし乍らこのような方法をビデオテープレコーダに
採用しようとした場合、通常のビデオサーチ時はテープ
速度が10倍速度程度になっており、VSCを行なっても、1
0倍の早口になってしまいやはり非常に聞きとりずらい
状態である。
〈発明の目的〉 上記の問題点を解決するため、ビデオサーチ時にVSC
を行ない、かつ、再生音声が聞きとり易い程度の早口に
なるようテープ速度を制御することを目的としている。
テープ速度は実測で2倍速程度が聞きとり易い限界で
あることがわかっているので、テープ速度は2倍速以下
に制御するのが望ましく、さらに言えば音声の聞き易さ
及びサーチである以上テープ速度はある程度早くなけれ
ばならないことから、1.5倍速程度が最適値である。
〈問題点を解決するための手段〉 (1)全体構成 この再生装置は映像再生手段と、音声再生手段と、再
生速度切換手段と、音声信号の再生時間伸長手段と、前
記時間伸長手段の働いていない音声信号と時間伸長手段
の働いた音声信号を切換えて出力する切換手段によって
構成されており、再生速度切換手段により再生速度を通
常再生速度より大きく、2倍速以下(たとえば1.5倍
速)に切換えたときに、時間伸長手段の働いた音声信号
を切換手段によって切換出力することによって、ビデオ
サーチ時に聞き取り易い音声を出力するものである。
(2)再生速度切換手段の構成 磁気テープを走行させるテープ送給手段と、テープ走
行速度を検出する速度検出手段と、前記磁気テープと映
像再生手段との位相制御のために磁気テープ上に記録さ
れたコントロール信号を検出する位相検出手段と、前記
速度検出手段及び位相検出手段からの検出信号に従って
上記テープ送給手段に所定の信号を送出する制御手段と
を備えた磁気記録再生装置において、上記制御手段に速
度検出手段からの検出信号と位相検出手段からの検出信
号とを所定の値に補正する補正手段を備えたことを特徴
とする。
(3)映像再生手段の構成 回転ドラムの対角線上に設けられたヘッドをダブルア
ジマスヘッドとした回転ヘッドと、前記各ヘッドによる
再生出力を選択するスイッチ手段と、前記スイッチ手段
を所定の順に従って駆動するスイッチ制御手段とを備
え、記録された磁気テープを通常再生速度の1.5倍速で
再生するとき、前記スイッチ手段による垂直ブランキン
グ期間で前記ダブルアジマスヘッドのうちの一方に切り
替えることを特徴とする。
〈実施例〉 第1図に本発明の1実施例を示す。第1図において、
まずキャプスタンサーボ回路1はコントロールヘッド2
からのコントロール信号とキャプスタン3からの速度信
号によりキャプスタンモーター4を制御してテープ5を
一定速度になるようにする。
回転ヘッド6は磁気テープ5の映像トラックを再生
し、ヘッドスイッチング回路7により所定の順序で切換
出力され映像再生回路8で映像信号にされて映像出力さ
れる。オーディオヘッド9はテープ5のオーディオトラ
ックを再生し、オーディオ増幅器10で増幅される。通常
再生時は音声切換スイッチ11が、端子a側に接続される
ためオーディオ増幅器10の出力がそのまま音声切換スイ
ッチ11を通して音声出力される。
ビデオサーチモードにする場合は、ビデオサーチスイ
ッチ12の切換により1.5倍速信号を出力する。
キャプスタンサーボ回路1は1.5倍速信号により、テ
ープ5の速度を通常再生時の1.5倍速になるように動作
を変える。これについては後で詳しく述べる。
またヘッドスイッチング回路7も1.5倍速信号により
動作を変える。これについても後で詳しく述べる。
また音声切換スイッチ11は1.5倍速信号により端子b
側に切換わる。これにより、オーディオ増幅器10の出力
は再生時間伸長手段13の働いた音声信号が音声出力され
ることになる。
次に再生時間伸長手段13の説明をすると、通常再生時
のオーディオ増幅器10の標準再生波形が第2図のようで
あるとしたとき、1.5倍速時は第3図の波形を生じる。
14は第2図の波形を入力とし発振回路15の一定周期T
(この周期は例えば20ms程度)の矩形波出力(第6図)
による導通対非導通の比をT1/T2でもってチョップする
チョッパ回路である。この発振回路15はキャプスタン3
からの速度信号により、通常速度をV1サーチ時の速度を
V2とすると、 T1:(T1+T2)=V1:V2 なる関係を持った波形を発生する回路である。チョッパ
回路はこのような発振回路15の出力によって第3図の入
力波形をT1/T2の比率によるゲート動作にて第4図の出
力波形として生じる。即ち第4図の波形は第3図の波形
のうちT2の期間だけ波形が切捨てられたものである。16
は発振回路15の出力にて動作して一周期がTの直線性の
優れた鋸歯状波出力(第7図)を生じるよう波形整形回
路と積分回路を含む鋸歯状波発生回路である。17は鋸歯
状波発生回路16の出力で遂次発振周波数を減少させるよ
う周波数変換したクロックパルス(第8図)を生じる直
線的な電圧周波数特性の電圧周波数変換回路である。18
は入力電圧に等しい電圧を順次伝送する動作のアナログ
シフトレジスタで、入力電圧としてチョッパ回路14の出
力波形(第4図)を導入し電圧周波数変換回路17のクロ
ックパルス(第8図)が制御回路19へ入る度に入力電圧
を順次出力端子へ向けて伝送する。このアナログシフト
レジスタ18はバケツリレーとも呼ばれるものでありMOS
形ICで構成でき、FETとコンデンサ容量との組合せを縦
続接続してFETをクロックパルスで制御することによっ
て前段のコンデンサ容量に蓄積された入力電圧を順次後
段のコンデンサ容量へ伝送する。この伝送時間はクロッ
クパルスの周波数即ち幅によって定まる。図では一周期
の終りに近い程伝送時間が長い。従って電圧周波数変換
回路17の出力の一周期T内において第4図の出力波形の
T1期間内の波形A′B′はクロックパルスの周波数に応
じてA″B″に伸長される。このためシフトレジスタ18
の出力には第5図の如く標準速度録音波形即ち標準速度
再生波形(第2図)と一致した基本周波数に伸長された
波形が得られる。この伸長された波形は第2図の原音に
対して単位時間当りの波数1/1.5となるために再生音と
して早口で話している状態になる。20はシフトレジスタ
18の出力波形上に乗った雑音を除き雑音のない波形に整
形するための波形整形回路である。この波形整形回路20
の出力はビデオテープレコーダのメインアンプの入力と
して接続されスピーカーから再生音が聞けることにな
る。
本発明は上記の如く構成したことにより、発振回路の
パルスによってチョッパ回路の入力に現われる高速再生
波形は所定の時間で切捨てられ、この発振周波数と同期
した周期内において発生するクロックパルスであって前
記切捨てられた時間内に残存した波形を伸長することに
よって標準速度再生波形と一致した周波数の波形に復元
することができる。このためこの復元波形は録音内容即
ち音声から見た場合の単位時間当りの波数が減少したこ
とになり早口で話している状態として人間の耳に聞こえ
る。この場合周波数は標準再生速度のときと同じである
ため明瞭度は低下せず、録音時間よりも十分短い時間で
録音内容を十分把握できる。
次にテープ速度切換手段の説明をする。第9図は第1
図のキャプスタンサーボ回路1とその周辺をより具体的
にしたものである。
速度制御部において、増幅器21により増幅された信号
は分周器22に入力される。この分周器22は通常の再生時
においては増幅器21からの信号をそのまま出力するがこ
の分周器22に1.5倍速の信号が入力されたときには入力
信号の周波数を2逓倍して、そして3分周した後出力す
る。分周器22の出力信号は周波数弁別器23を介して加算
増幅器24の一方の入力端子に入力される。周波数弁別器
23においては入力信号の周波数が判別され、前記分周器
21にて信号が分周されていなければ入力信号をそのまま
出力し、分周されていればキャプスタンモータ4を1.5
倍速とするための所定の信号が出力される。
位相制御部において、増幅器25の出力信号は分周器26
に入力される。この分周器26は通常の再生時においては
増幅器25からの信号をそのまま出力するがこの分周器26
に1.5倍速の信号が入力されたときには再生ヘッドと磁
気テープ5上の記録トラックパターンとの位置関係を保
つためにコントロールヘッド2から得られるトラック情
報であるコントロール信号を3分周している。分周器26
の出力信号は位相比較器27を介して加算増幅器24の他の
一方の入力端子に入力される。
上述の制御ブロック図において、通常再生の場合には
既述したようにブロック22,26及び周波数弁別器23は入
力信号をそのまま出力するのでテープ5の速度を通常速
度になるよう制御される。
次に、1.5倍速の再生時における動作を説明する。
1.5倍速信号が分周器22及び分周器26に入力される
と、周波数発電機FCからの回転速度に対応した周波数は
分周器22にて2/3に変換され、この逓減された信号周波
数が加算増幅器24に入力されるので、加算増幅器24から
はキャプスタンモータ4の回転速度を3/2(=1.5)倍に
するための駆動信号が送出される。このように速度制御
部により磁気テープ5は通常の再生速度の1.5倍で送給
されることになる。
又、位相制御部においては3分周されたコントロール
信号が位相比較器27に入力されるので1.5倍速において
再生ヘッドと磁気テープ5上の記録トラックパターンと
の位相関係が保たれる。これにより、磁気テープ5の再
生速度が1.5倍になっても磁気テープ5上の記録トラッ
クパターンと再生ヘッドの軌跡パターンとの位相関係が
保たれ、1.5倍速のノイズレス再生が可能となる。
以上説明したように、1.5倍速の再生時に磁気テープ
の走行を速度制御するとともに磁気テープ上の記録トラ
ックパターンと再生ヘッドの軌跡との位置関係すなわち
位相制御をも行なうようにしたので、1.5倍速の再生時
であってもノイズレスの再生が可能となる。
次にヘッドスイッチング回路の説明をする。
この発明においては複数の再生ヘッドとしてダブルア
ジマスヘッドを採用している。以下1実施例を図面に従
って説明する。
第10図はこの発明の1実施例に用いられる回転ヘッド
6を示していて、一方の再生ヘッドRの近傍に所定のギ
ャップGを介して別の再生ヘッドL′が設けられる。こ
の再生ヘッドL′は再生ヘッドRとはアジマスを異にし
対角線上にある再生ヘッドLと同一のアジマスを有し、
かつ水平同期信号をHとすれば、再生ヘッドRとL′間
のギャップGの大きさを1Hまたは2Hとしている。この構
成をダブルアジマスヘッドと呼ぶ。
この再生ヘッド6により記録された磁気テープを通常の
1.5倍速で再生したときの磁気テープと再生ヘッドとの
位置関係を第11図に示していて、TL′,TL,TRはそれぞれ
再生ヘッドL′,L,Rによる磁気テープ5上の再生ヘッド
軌跡である。第1フレームの再生時において再生ヘッド
Rの代りに再生ヘッドL′を用いて再生している。これ
により、第1フィールドの再生時には再生ヘッドTL′に
よりアジマスが同一の記録トラックL1が再生され、隣接
の記録トラックR1及びR2間の記録時におけるアジマスと
再生ヘッドL′のアジマス角とは異なるので再生されな
い。
既述したように回転ヘッド6と磁気テープ5の走行が
位相制御されたビデオテープレコーダにおいては1.5倍
速の再生時の記録トラックパターンと再生ヘッドの軌跡
とは第11図で示したように4フィールドを1周期とした
関係にあるので再生ヘッドも4フィールドを1周期とし
たパターンでフィールドごとに再生ヘッドをTL′−TL−
TR−TL…のように切換えればよい。又、再生ヘッドと記
録トラックパターンとの位置関係すなわちトラッキング
情報は通常再生速度においては磁気テープ5に記録され
たコントロール信号により得られるが1.5倍速の再生時
にはこのコントロール信号を3分周した信号によりトラ
ッキング制御すればよい。
第12図は上記した制御をなすための制御ブロック図を
示している。
図中のR,L′,Lは既述した再生ヘッドであり、31,32,3
3はそれぞれ前記再生ヘッド用のヘッドアンプである。S
W1はヘッドアンプ31もしくは32の出力信号を選択する制
御スイッチであり、SW2は前記スイッチSW1からの信号も
しくはヘッドアンプ33の出力信号を選択する制御スイッ
チである。スイッチSW1,SW2により選択された信号は復
調回路34を介して所定の映像信号として出力される。
一方、ビデオテープレコーダにおいては回転ヘッド6
の回転に伴なって再生ヘッドを切換えるためのヘッドス
イッチパルスが作成されていて、従来はこのパルスによ
り回転ヘッド6における再生ヘッドR−Lを切換えるた
めに用いられたものであるが、この実施例においては再
生ヘッドLあるいはR,L′のいずれか一方を切換えるた
めの制御スイッチSW2の制御信号として用いられる。
又、このヘッドスイッチパルスは、2入力端子の排他OR
回路35の一方の入力端子に入力され、他の一方の入力端
子には抵抗36とコンデンサ37とからなる積分回路を介し
て入力される。これにより、ヘッドスイッチパルスの立
り上がり及び立り下がりの両エッジに排他OR回路35から
パルスが出力されこのパルスは4段構成のD型のフリッ
プフロップ(F/F)回路FF1〜FF4の各クロック端子CKに
入力される。更に再生時に得られるコントロール信号を
3分周した信号がコンデンサ38と抵抗39とからなる微分
回路を介してフリップフロップ回路FF1のセット端子S
とフリップフロップ回路FF2〜FF4の各リセット端子Rに
入力される。これにより、コントロール信号の立り上が
りのエッジでフリップフロップ回路FF1がセットそれ、
フリップフロップ回路FF2〜FF4がリセットされる。40は
パルス選択回路であり、1.5倍速再生信号と、ヘッドス
イッチパルスと、各フリップフロップ回路FF1〜FF4の出
力端子Qの信号とが入力され、このパルス選択出力回路
40からは前記制御スイッチSW1を制御するためのヘッド
選択パルスと、復調回路34を制御するためのクロマロー
テーション信号とが出力される。
次に、1.5倍速の再生時における制御動作を第13図の
タイムチャートに従って説明する。
フリップフロップ回路FF1〜FF4の出力端子Qの信号に
従ってパルス選択回路40からヘッド選択パルスと低域変
換色信号復調回路によるクロマクロストークの除去処理
に用いるクロマローテーション信号とが出力されるが、
1.5倍速再生信号が入力されているときは映像再生の出
力信号が最大となるようにこれらの信号はあらかじめ決
められた順序で出力される。
今、第1フィールドの期間において、3分周されたコ
ントロール信号のパルス立ち上がり時にフリップフロッ
プ回路FF1がセットされて“H"を出力し、フリップフロ
ップ回路FF2〜FF4がリセットされて“L"を出力する。次
に第2フィールドになり、ヘッドスイッチパルスの立ち
下がると、各フリップフロップ回路FF1〜FF4の端子CKに
パルスがクロック信号として入力されるのでフリップフ
ロップ回路のFF2が“H"を出力し、FF1,FF3,FF4は“L"を
出力する。このように、ヘッドスイッチパルスの両エッ
ジにおけるクロック信号により“H"を出力するフリップ
フロップ回路がFF1→FF2→FF3→FF4→FF1→のように順
次巡回して行く。これにより4フィールドで1周期とな
るパルスが得られパルス選択回路40により、第1フィー
ルド時にのみヘッド選択パルスは“H"となり、スイッチ
SW1はb側に切替わり再生ヘッドL′からの信号が選択
され、そして第2〜第4の他のフィールドにおいては前
記ヘッド選択パルスは“L"となり、スイッチSW1はa側
にオンして再生ヘッドRからの信号が選択される。スイ
ッチSW2はヘッドスイッチパルスに従って制御され、
“H"のときはスイッチSW2はc側すなわちスイッチSW1か
らの信号が選択され、“L"のときはd側すなわち再生ヘ
ッドLからの信号が選択される。これにより、例えば第
11図で示したように第1フィールドではL′,第2フィ
ールドではL、第3フィールドではR、第4フィールド
ではLの再生ヘッドが選択され、以下4フィールドで1
周期が繰り返される。
このようにしてノイズレスの1.5倍速の映像再生信号
が得られる。さらに前記クロマローテーション信号が復
調回路34に与えられることにより正常なカラー再生も行
なえる。又、再生ヘッドの切換えは垂直ブランキング期
間に行なわれるので再生画面上に再生ヘッド切換えによ
るスキューノイズも現われない。
尚、通常の再生時においては、ヘッド選択パルスは
“L"となっていて、このときスイッチSW1はa側に切換
っていて再生ヘッドRが選択され、そしてスイッチSW2
はヘッドスイッチパルスが“H"のときc側つまり再生ヘ
ッドRからの信号が選択され、“L"のときにはd側即ち
再生ヘッドLからの信号が選択される。又、パルス選択
回路40に入力されたヘッドスイッチパルスはそのままク
ロマローテーション信号として用いられる。
以上は通常のヘッドLとダブルアジマスヘッドR,L′
とによるいわゆるダブルアジマス3ヘッドによる説明を
したが、1.5倍速再生時、記録トラックパターンにガー
ドバンドが生じるような場合においてはダブルアジマス
ヘッドを2個用いたダブルアジマス4ヘッドにより1.5
倍速のノイズレス再生が行なえる。
以上説明したように、通常の2ヘッドによる回転ヘッ
ドの一方のヘッドをダブルアジマスヘッドとして、1.5
倍速の再生時において、所定のフレーム再生時にダブル
アジマスヘッドのうち通常再生時におけるアジマス角と
異なる他の一方のヘッドを用いて再生するようにしたの
で隣接トラックの再生によるノイズをなくすことが出来
る。
〈発明の効果〉 以上説明したように、この発明はビデオテープレコー
ダ等に於いて、音声を聞きながらビデオサーチするとき
に、音声を聞きやすくして出力できるものである。しか
も、再生速度を通常の再生速度の1.5倍の一定の高速度
として、所定のフレーム再生時に、ダブルアジマスヘッ
ドのうち通常再生時におけるアジマス角と異なる他の一
方のヘッドを用いて再生するようにしたので、隣接トラ
ックの再生によるノイズをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例のブロック図、第2図乃至第
8図は同実施例の動作説明のための波形図、第9図は本
発明の他の実施例のブロック図、第10図は同他の実施例
に使用する回転ヘッドの平面図、第11図は第10図に示す
回転ヘッドによる磁気テープ上のヘッド軌跡を示す図、
第12図は第10図における回転ヘッドを制御するための制
御ブロック図、第13図は第12図に示す制御ブロック図の
動作説明のためのタイムチャートである。 1…キャプスタンサーボ回路、2…コントロールヘッ
ド、3…キャプスタン、4…キャプスタンモータ、5…
磁気テープ、6…回転ヘッド、7…ヘッドスイッチング
回路、8…映像再生回路、11…音声切換スイッチ、13…
再生時間伸長手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープに記録された映像情報を再生す
    る映像再生手段と、 前記磁気テープに記録された音声情報を再生する音声再
    生手段と、 前記映像情報及び音声情報の再生速度を通常の再生速度
    の1.5倍の一定の高速度に切換える再生速度切換手段
    と、 音声信号の一部を切り捨てるとともに、再生時間を伸長
    する時間伸長手段と、 前記通常の再生速度時には前記時間伸長手段を通さない
    音声信号と前記一定の高速再生時には前記時間伸長手段
    を通した時間伸長音声信号とを切換えて出力する切換手
    段とを具備した再生装置であって、かつ 前記映像再生手段は、回転ドラムの対角線上に設けられ
    たヘッドをダブルアジマスとした回転ヘッドと、 前記各ヘッドによる再生出力を選択するスイッチ手段
    と、 前記スイッチ手段を所定の順に従って駆動するスイッチ
    制御手段とを備え、 記録された磁気テープを前記一定の高速再生時に前記ス
    イッチ手段により垂直ブランキング期間で前記ダブルア
    ジマスヘッドのうちの一方のヘッドに切換えることを特
    徴とする再生装置。
JP60298053A 1985-12-27 1985-12-27 再生装置 Expired - Lifetime JP2501191B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57154606A (en) * 1981-03-19 1982-09-24 Sanyo Electric Co Ltd Processing circuit for time base of reproducing sound of variable speed reproducing device

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