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JP2500265B2 - 改良ゴム弾性スカ―トを持つルア― - Google Patents

改良ゴム弾性スカ―トを持つルア―

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Publication number
JP2500265B2
JP2500265B2 JP3014979A JP1497991A JP2500265B2 JP 2500265 B2 JP2500265 B2 JP 2500265B2 JP 3014979 A JP3014979 A JP 3014979A JP 1497991 A JP1497991 A JP 1497991A JP 2500265 B2 JP2500265 B2 JP 2500265B2
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JP
Japan
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strand
strands
skirt
lure
lures
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JP3014979A
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ジヨージ・リチヤード・グツドレイ
フイリツプ・ラルストン・ハーマン
チヤールズ・ウエイン・プラサー
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EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
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Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K85/00Artificial bait for fishing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K85/00Artificial bait for fishing
    • A01K85/01Artificial bait for fishing with light emission, sound emission, scent dispersal or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K85/00Artificial bait for fishing
    • A01K85/08Artificial flies
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/70Agricultural usage or equipment
    • B29L2031/7002Agricultural usage or equipment for fishing

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、弾性マルチストランドのスカ
ートのついた人工ルアーに関する。特に本発明は、各ス
トランドが互いに接着した多数の透明弾性フィラメント
から成る、魚−誘引性の改良されたルアーに関する。
【0002】
【先行技術の説明】柔軟性マルチストランドスカートを
持ち、それがルアーのボディについた釣り針を隠してい
る人工ルアーは、例えば合衆国特許 4,468,881 (Go
rdon)、及び 4,735,102 (Smith等)により
周知である。マルチストランドスカートのストランドに
通常使用される素材はゴムである。一般にゴムのストラ
ンドは、その断面がそれぞれ正方形又は長方形であり、
充填剤、及び/又は顔料を混合してある。そのようなゴ
ムのストランドは紫外光及び熱により分解しやすく、日
光下に放置した道具箱の中で互いに融着することが多
い。
【0003】マルチストランドスカートを持つ他の種類
の人工ルアーも周知である。例えば糸の約2−4重量%
の量の二酸化チタン粒子を混合した合着スパンデックス
フィラメント(即ち、E.I.di Pont de
NemoursandCompany製造の、艶消し
LycraRスパンデックス糸)でできたスカートを持
つルアーが1970年代の後半に販売され、あまり成功
しなかった。ドイツ特許公開明細書DE 33 28 075
に、種々の夜光顔料で着色した合成繊維の、釣り糸、毛
針、又はルアーの原料への利用が開示されている。
【0004】本発明の目的は、改良された柔軟性マルチ
ストランドスカートを持つルアーを提供することであ
る。
【0005】
【発明の要約】本発明は、改良された人工ルアーを提供
する。そのルアーは、釣り針をつけたボディ、及び合成
弾性ポリマーでできた柔軟性合着マルチフィラメントス
トランド(互いに接着した多数の合成弾性ポリマーのフ
ィラメントから形成された柔軟なストランド)のスカー
トから成る。本発明の改良により、ストランドは透明ポ
リマーで形成され、そのポリマーは有色及び無色であり
得る。ストランドは、スパンデックス ポリマー、又は
熱可塑性エラストマーから形成されているのが好まし
い。各ストランドは、10−300の合着フィラメント
から成り、その繊度は、940dtex(840de
n)−13,000dtex(12,000den)の
範囲であることが好ましく、1,800−6800dt
ex(1,600−6,000den)であることが最
も好ましい。ストランドの各フィラメントの繊度は、5
6dtex(50den)以下であることが好ましく、
3.3−28dtex(3−25den)であることが
最も好ましい。
【0006】スカートの各ストランドの空隙率は、少な
くとも0.25が好ましく、0.3−0.7であること
が最も好ましい。ある具体化例においては、マルチ−フ
ィラメントストランドの各フィラメントは、その断面が
非円形及び/又は中空である。表層又は中層における釣
りのための本発明のルアーのスカートストランドは通常
無色又は明色であり、その光輝度は少なくとも10、好
ましくは20−50の範囲である。底釣りのための本発
明のルアーのスカートストランドは、通常暗色又は黒で
あり、その光輝度は通常2−6の範囲である。
【0007】
【図の簡単な説明】添付図を参照することにより、本発
明をより良く理解できるであろう。図1は、ボディ2
0、ボディに連結した釣り針30、及び多くの柔軟性合
着弾性ストランド12からできており、ボディに結合し
て少なくとも部分的に釣り針を隠しているスカート10
を持つ人工ルアーを示す。図2−5は、それぞれ本発明
のルアーのスカート10のストランド12の断面図であ
る。各ストランドは、合着した(すなわち接着した)個
々の弾性フィラメントが多数集まってできている。図2
−5において、フィラメントのエラストマーは斜線で示
す;フィラメントの内側又はフィラメント間の“空隙”
域は斜線をつけない。
【0008】特に、図2に示したスカート−ルアースト
ランドは、一般的に円形断面の16−dtex(14−
den)スパンデックス フィラメント多数から成り;
図3に示したものは、一般的に円形断面の27−dte
x(24−den)熱可塑性エラストマーフィラメント
多数から成り;図4に示したものは、三葉状断面の13
−dtex(12den)熱可塑性エラストマーフィラ
メント多数から成り;図5に示したものは、中空で一般
的に三葉状断面の13−dtex(12den)熱可塑
性エラストマーフィラメント多数から成る。
【0009】
【好ましい具体化例の詳細な説明】この節では、本発明
の好ましい実施態様につき記載する。記載は、説明を目
的としており、添付した特許請求の範囲で定義した範囲
を制限するものではない。本発明は、マルチ−ストラン
ドスカートを持つ人工ルアーにおける改良にある。その
ようなルアーは、スピナー、スピナーベイト、ジグ、プ
ラスチックワーム、バズベイト、ティーサーなどとして
知られている。本発明のルアーの一例を図1に示す。ス
カートのストランドは、弾性ポリマーの多数の合着した
(すなわち互いに接着した)フィラメントからできてい
る。
【0010】本発明によると、ルアースカートのマルチ
−フィラメントは、有色又は無色の透明エラストマーポ
リマーから作られている。一般にタルク及び/又は顔料
を混合したゴムのスカート ストランドと対照的に、又
一般に二酸化チタン又は他の光−散乱顔料を含む“艶消
し”スパンデックス ストランドと対照的に、本発明の
透明ポリマーのスカート ストランドは非常に望ましい
光輝性を有する。ここで使用する限り、“透明”という
言葉は光を反射するよりむしろ重大な光散乱の原因とな
る粒子を含まないポリマーを意味する。釣りで使用する
場合、本発明のルア−の透明ポリマー マルチ−フィラ
メント スカート ストランドは光を反射する。ここで
太陽光反射の量は“光輝度”と呼び、後述のようにして
決定する。表層又は中層の釣りのための本発明のルアー
のスカートストランドは、通常無色又は明色であり(明
黄緑色又は黄色)、光輝度が少なくとも10、好ましく
は20−50の範囲あるいはそれより高くさえある。そ
れに比較して、普通使用される黄色のゴム又はシリコン
ゴム スカート ストランドの光輝度は約6−7であ
る。底釣りのための本発明のルアーのスカート ストラ
ンドは、通常暗色(例えば黒)であり、光輝度が1以下
の普通使用される黒いゴム ストランドに比較してその
光輝度は約2−6である。
【0011】本発明の人工ルアーのスカート ストラン
ドのポリマーとしては“透明”エラストマーが必要であ
るが、ストランドの光輝度及び他の望ましい特性に影響
を与えなければエラストマーは通常の添加剤を含むこと
もできる。従って、酸化防止剤、紫外光安定剤、可溶性
染料、及び低濃度の非常に微細に粉砕された顔料(例え
ばカーボンブラック)を本発明のルアーのスカート ス
トランドに含むことができる。スカート ストランドの
片端をある色とし、他端を別の色とすることにより、興
味深い効果が得られる。又、スカートが水に浸かったと
き放出される可溶性香料又は塩をストランドに配合し、
さらに魚を釣り針に誘引することもできる。
【0012】着色可溶性染料は、透明であざやかな着色
スカート ストランドの製造に適している。スパンデッ
クス スカート ストランドは、フィラメント形成の前
に可溶性染料をポリマー紡糸液、又は溶融エラストマー
流に加えることにより着色でき、又はフィラメント形成
後に着色することもできる。例えばスパンデックススト
ランドは、(a)ジメチルアセトアミド ポリマー溶液
中に溶解した可溶性染料、(b)ジオクチルフタレート
中の染料溶液、(c)分散染料、(d)カチオン染料、
などを用いて着色することができる。同様の染料を本発
明のルアーのスカート ストランドの熱可塑性エラスト
マー中に、従来の方法によって配合して適用することが
できる。又、非常に微細に粉砕したカーボン ブラック
もスパンデックス ポリマー溶液、又は溶融熱可塑性エ
ラストマーに分散させ、暗黒色のストランドを製造する
ことができる。黒色ストランドに関して、透明ストラン
ドを黒色にするより二酸化チタンを含むポリマーを黒色
にする方がかなり高濃度の染料又はカーボン ブラック
が必要であることが発見された。
【0013】誘引的な光輝度に加えて、本発明のルアー
のスカート ストランドは、水中で非常に望ましい動き
を示す(すなわち軽快に翻り、揺れる)。釣りの試験に
おいて、漁師は、ゴムースカートのルアー、又は艶消し
スパンデックス ポリマーを用いたルアーより本発明の
ルアーを好み、そのような先行技術の、及び市販スカー
トのルアーより本発明のルアーを用いてより多くのあた
りと捕獲を記録した。又、本発明のルアー スカート
は、市販の在来のゴム ストランドで製造されたスカー
ト ルアーより、太陽及び/又は釣具箱中の熱にさらさ
れることによる分解がはるかに少ない。
【0014】スカート素材として使用するのに好ましい
エラストマー ストランドには、ポリエーテル基 スパ
ンデックス(例えばLycraR,タイプ126、13
6又は146、E.I.du Pont de Nem
ours & Co.により販売)及び“Comfol
astic”コポリエーテルエステル基 熱可塑性エラ
ストマ− ストランド(E.I.du Pont de
Nemours &Co.により販売)が含まれる。ポ
リエステル−ベース スパンデックスをスカート スト
ランドに使用した場合、ポリマーは防カビ性であること
が好ましい。本発明において使用するのに適したスパン
デックス ポリマーは、例えば米国特許 4,296,174
(Hanzel等)、3,555,115 (Bottomly
等)及び4,837,292 (Lodoen)にて開示されてお
り、適した熱可塑性エラストマーは、例えば米国特許
3,149,182 (Porter)及び1988年8月5日出
願で現在許可されている米国出願番号 07/229,031 (G
reene 等)及び1989年2月28日出願の米国
出願番号 07/316,719 (Greene)にて開示されて
いる。本発明のルアーのスカート ストランドの断面図
は、図2−5に示されている。各ストランドは、個々の
フィラメントが集まったものから成る。一般にスカート
は、10−300のストランドから成り、各ストランド
の繊度は940−13,000dtex(1,200−
12,000den)、好ましくは1,800−6,8
00dtex(1.600−6,000den)の範囲
である。しかし、海釣りにはもっと重く、堅い、より多
くのストランドが適している。各ストランドは、互いに
接着した(ここでは“合着”という)個々のフィラメン
トが集まって形成されている。そのようなスパンデック
ス フィラメントの合着は、米国特許 3,094,374 (S
mith)にて開示された方法により達成することがで
きる。溶融紡糸熱可塑性エラストマー フィラメントの
合着は、米国特許3,094,374 のジェット及び熱風を用い
て同様に行うことができる。一般に1ストランド当たり
少ない場合40フィラメント、多い場合300フィラメ
ントを用いて満足な動きと光輝度を得ることができる。
ストランドの断面中でフィラメント ポリマーに占有さ
れていない域(すなわちフィラメント間の、又はフィラ
メント内の空間)割合は“空隙”率と称し、後述する方
法で測定する。一般にストランドの空隙率は少なくとも
0.25であり、好ましくは0.3−0.7の範囲であ
る。一般に各フィラメントの繊度は56dtex(50
den)以下であるが、3.3−28dtex(3−2
5den)の、より小さいフィラメントが好ましい。
【0015】マルチ−フィラメント スカート ストラ
ンドの個々のフィラメントは多様な断面の形を持つこと
ができる。単純な円筒状の断面で満足であるが三葉状及
び中空の断面が好ましい。より複雑な断面が光輝度を強
めると思われる。
【0016】ルアーのスカート ストランドの光輝度及
び空隙率の決定の方法は以下のとうりである。
【0017】光輝度の測定には、Sheen Inst
raments Microgloss 155 光沢
計、及びASTM表示 D 523−85に従う鏡面光
沢測定の一般的方法を使用する。スカート ストランド
の試料を(延ばしたりよじったりせずに)白色試料カー
ド上に、ストランドをカードに巻いて、又は短尺ストラ
ンドを平行に並べてとりつけて、カード上で並んで接触
するように置く。ストランドの間からカードの白色表面
が確実に全く見えないように、十分な数のストランドの
層を使用する。このようにして試料カードの長さ4−c
m、幅2−cmの部分を覆う。非常に長い試料の場合は
ストランドをカードの回りに巻いて多層を形成する。長
さの短いストランドの場合は(例えば市販のルア−から
取ったゴム ストランド)、端を重ねて確実に白色カー
ドが全く露出しないように各長さを巻く。試験の最初及
びその間で、装置の製造者から提供される標準参照タイ
ルを用いて装置の校正を行う。ストランドの軸平行に対
して60度の入射角の光を使用する。
【0018】空隙率は、ストランドの拡大断面顕微鏡写
真、ストランドの密度、及びストランドを形成するポリ
マーの密度から決定する。少なくとも約150xの倍率
(m)が便利である。ストランドの拡大写真の外周を均
一重量の紙上にトレースする。外周内に含まれる面積を
はさみで紙から切り取る。切り取った面積の重量
(Ws)を測定する。同様にして、実際の寸法のわかっ
た非拡大面積に対応する別の面積(Ao)(すなわち実
際の面積はAo/m2に等しい)を紙から切り取り、重量
を測定する(Wo)。ストランドの実際の全断面積
(As)は
【0019】
【数1】As=(Ao/m2)(Ws/Wo) cm2 により計算する。ストランドの密度(ρs)は1mの長
さのストランドのグラムで表した重量(G)から決定さ
れ、
【0020】
【数2】ρs=G/(100As) g/cm3 により計算する。ストランドを形成するポリマーの密度
(ρp)g/cm3は従来の方法で決定する。こうして空
隙率(VF)は次式
【0021】
【数3】(VF)=(ρp−ρs)/(ρp) により計算する。
【0022】
【実施例1−4】これらの実施例では、本発明の人工ル
アーのスカート ストランド(試料1−4)を市販のゴ
ム ストランド(比較例A,B,及びC)及び“艶消
し”LycraRストランド(比較例D)と比較する。
図2−5は、それぞれ実施例1−4のスカート ストラ
ンドの断面図を示す。図2は比較試料Dと関連した断面
図も表している。
【0023】実施例1及び試料Dでは、ジメチルアセト
アミド溶媒中でスパンデックス ポリマー溶液を調製し
た。米国特許 4,296,174 (Hanzel等)、実施例
I,第1及び2小節に記載と同様の添加剤を用い、一般
的方法に従ってポリテトラメチレンエーテル グリコー
ルをメチレン−ビス(4−フェニルイソシアナート)で
キャップし、ジアミンで鎖延長した。しかし二酸化チタ
ンは、実施例1の試料では省き、比較試料Dでは混合し
た(ストランドの重量に対して約4%)。溶液はマルチ
−オリフィス紡糸口金を通して乾式紡糸を行い、マルチ
フイラメントの1本のストランドに合着させて巻き取
り、後に切断し図1に示した種類のルアーを形成するの
に備えた。
【0024】試料2、3及び4は、1988年8月5日
出願で現在許可されている米国出願番号 07/229,031 の
実施例I,比較例Aに記載の一般的方法に従って製造し
た熱可塑性コポリエーテルエステル エラストマーの試
料である。ポリマーは、ポリブチレン テレフタレート
から誘導した硬質セグメントを23重量%、及び数平均
分子量が2,000のポリテトラメチレン エーテルか
ら誘導した軟質セグメントを77%含む。ポリマーは異
なる3種類のマルチ−オリフィス紡糸口金を通して溶融
紡糸を行ってフィラメントとし、合着させて図3、4及
び5の断面図で示される種類の1本のストランドとす
る。
【0025】比較試料A、B及びCは、市販のルアーか
ら取ったゴムのストランドである。これらのストランド
は、一般的に長方形の断面を持つモノフィラメントであ
る。上記のルアー スカート ストランドの特性を表I
にまとめる。本発明によるスカート ストランドの光沢
度が非常に高いことに注目すべきである。下表に挙げた
ストランドを切断し、図1に示した種類のルアーに取り
付けた。バス釣りに使用した場合、比較試料のストラン
ドを用いたルアーと比較して本発明のルア−で、より大
きな魚のあたりと捕獲が非常に頻繁に記録された。
【0026】
【表1】 :本発明の試料はすべて透明のエラストマーある。
【0027】TPEは熱可塑性エラストマーである。比
較試料は顔料を混合してある。ゴムのストランドの断面
は長方形である。比較例Aは黒色ゴム;Bは黄色ゴム;
Cはシリコーン ゴム;及びDはTiO2−混合Lycr
Rである。
【0028】
【実施例5−8】これらの実施例では、本発明のルアー
に適したスカート ストランドの光輝度を市販ゴムのル
アーのスカート ストランドの光輝度及びTiO2−混合
スパンデックスの光輝度と比較する。比較試料は前記実
施例に記載の比較試料A、B、C及びDである。実施例
5−7のスパンデックス ストランドは、特定の色素を
含まないこと以外は、実質的に実施例1と同様に製造し
た。実施例8のTPEストランドは、実施例8が1%の
カーボン ブラックを含む以外は実質的に実施例2と同
様に製造した。表IIにこれらのストランドの光輝度
を、前記実施例1−4のものと共にまとめる。表のパー
トAは表層、又は中層釣りのためのスカート−ルアー
ストランドに関するものである。表のパートBは底釣り
のためのスカート−ルアー ストランドに関するもので
ある。
【0029】
【表2】 表IIによると、今日商業的に使用されているゴムの
ルアー−スカート ストランド、及び過去に入手可能で
あったTiO2−混合(白)LycraR スパンデックス
のルアー−スカート ストランドと比較して本発明のル
アー−スカートストランドは少なくとも3倍の光輝度を
有する。
【0030】本発明の主たる特徴及び態様は以下のとう
りである。
【0031】1.釣り針のついたボディと多数の柔軟性
ストランドのスカートから成り各ストランドが互いに接
着した多数の合成弾性ポリマーのフィラメントから形成
されている改良人工ルアーであって、該ストランドが透
明ポリマーでできていることを特徴とするルアー。
【0032】2.第1項に記載のルアーにおいて、合着
マルチ−フィラメント ストランドの個々のフィラメン
トの断面が非円形であることを特徴とするルアー。
【0033】3.第1項に記載のルアーにおいて、合着
マルチ−フィラメント ストランドの個々のフィラメン
トの断面が中空であることを特徴とするルアー。
【0034】4.第1項に記載のルアーにおいて、合着
マルチ−フィラメント ストランドの個々のフィラメン
トがスパンデックス ポリマーで形成されていることを
特徴とするルアー。
【0035】5.第1項に記載のルアーにおいて、合着
マルチ−フィラメント ストランドの個々のフィラメン
トが熱可塑性エラストマーで形成されていることを特徴
とするルアー。
【0036】6.前出項のいずれかに記載のルアーにお
いて、スカートが10−300のストランドから成り、
各ストランドは40−300の合着フィラメントから形
成され、空隙率が少なくとも0.25であり繊度が94
0−13,000dtexの範囲であることを特徴とす
るルアー。
【0037】7.第1−5項のいずれかに記載のルアー
において、各ストランドの空隙率が0.3−0.7の範
囲で繊度が1,800−6,800の範囲であり、合着
マルチフィラメント ストランドの各フィラメントの繊
度が56dtex以下であることを特徴とするルアー。
【0038】8.第1−5項のいずれかに記載のルアー
において、各ストランドの空隙率が0.3−0.7の範
囲で繊度が1,800−6,800の範囲であり、合着
マルチフィラメント ストランドの各フィラメントの繊
度が3.3−28dtexの範囲であることを特徴とす
るルアー。
【0039】9.表層又は中層釣りで使用するための第
1−5項のいずれかに記載のルア−において、スカート
ストランドが無色又は明色でありその光輝度が少なく
とも10であることを特徴とするルアー。
【0040】10.表層又は中層釣りで使用するための
第1−5項のいずれかに記載のルアーにおいて、スカー
ト ストランドが無色又は明色でありその光輝度が20
−50であることを特徴とするルアー。
【0041】11.底釣りのための第1−5項のいずれ
かに記載のルアーにおいて、スカート ストランドが暗
色又は黒であり、その光輝度が2−6の範囲であること
を特徴とするルアー。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の改良ゴム弾性スカートを持つ
ルアーの一例の斜視図である。
【図2】図2は、スカートを形成する、互いに合着した
多数の透明マルチフィラメントから成るストランドの拡
大横断面図である。
【図3】図3は、スカートを形成する、互いに合着した
多数の透明マルチフィラメントから成るストランドの拡
大横断面図である。
【図4】図4は、スカートを形成する、互いに合着した
多数の透明マルチフィラメントから成るストランドの拡
大横断面図である。
【図5】図5は、スカートを形成する、互いに合着した
多数の透明マルチフィラメントから成るストランドの拡
大横断面図である。
【符号の説明】
10・・スカート;12・・ストランド;20・・ボデ
ィ;30・・釣り針
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チヤールズ・ウエイン・プラサー アメリカ合衆国デラウエア州19707ホツ ケシン・ヨークリツジトレイル9

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣り針のついたボディと多数の柔軟性ス
    トランドのスカートから成り各ストランドが互いに接着
    した多数の合成弾性ポリマーのフィラメントから形成さ
    れている改良人工ルアーであって、該ストランドが透明
    ポリマーでできていることを特徴とするルアー。
JP3014979A 1990-01-17 1991-01-16 改良ゴム弾性スカ―トを持つルア― Expired - Fee Related JP2500265B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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