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JP2500045B2 - 入出力チャネル・サブシステム・コ―ル命令制御方法およびcecの解釈実行方法 - Google Patents

入出力チャネル・サブシステム・コ―ル命令制御方法およびcecの解釈実行方法

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JP2500045B2
JP2500045B2 JP5113347A JP11334793A JP2500045B2 JP 2500045 B2 JP2500045 B2 JP 2500045B2 JP 5113347 A JP5113347 A JP 5113347A JP 11334793 A JP11334793 A JP 11334793A JP 2500045 B2 JP2500045 B2 JP 2500045B2
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cec
instruction
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chsc
iid
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    • G06F13/10Program control for peripheral devices
    • G06F13/12Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor
    • G06F13/124Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor where hardware is a sequential transfer control unit, e.g. microprocessor, peripheral processor or state-machine
    • G06F13/126Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor where hardware is a sequential transfer control unit, e.g. microprocessor, peripheral processor or state-machine and has means for transferring I/O instructions and statuses between control unit and main processor

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、OS(オペレーティン
グ・システム)プログラムが特定の命令に対して解釈実
行を使用して、CEC内で複数の制御プログラムによっ
て共用される入出力資源に関する情報をフィルタに通
し、圧縮した形式で効率よく取得できるようにする方法
に関する。本出願に係る発明は、米国特許出願第07/
898,867号明細書に記載され、クレームされてい
る内容に基づいている。
【0002】引用文献 以下に列挙した米国特許出願は、本件特許出願と同日に
米国で特許出願されたもので、その全内容は、本明細書
中で引用することにより本明細書の一部を構成するもの
である。
【0003】(1)出願番号07/898,867号、
出願日1992年6月15日、発明の名称「複数のオペ
レーティング・システムにより入出力資源を共用する方
法および手段」(Method and Means
For Sharing I/O Resources
By A Plurality of Operat
ing Systems)、発明者F.W.Brice
外 (2)出願番号07/898,623号、出願日199
2年7月24日、発明の名称「チャネル測定方法および
手段」(Channel Measurement M
ethod and Means)、発明者R.E.G
albraith外 (3)出願番号07/898,977号、出願日199
2年6月15日、発明の名称「複数のオペレーティング
・システムを持つコンピュータ複合システムに対する共
用チャネルのための非同期コマンド・サポート」(As
ynchronous Command Suppor
t For Shared Channels For
A Computer Complex Havin
g Multiple Operating Syst
ems)、発明者M.P.Brown外 また、以下に列挙する米国特許出願は、本件出願以前に
米国で特許出願されたものであり、これらも本明細書中
で引用することにより本明細書の一部を構成するもので
ある。
【0004】(1)米国特許出願第07/444,19
0号、出願日1989年11月28日、発明者C.J.
Bailey外、発明の名称「入出力接続性を動的に管
理する方法および装置」(Method And Ap
paratus For Dynamically M
anaging I/O Connectivity) (2)米国特許出願第07/754,813号、出願日
1991年9月4日、発明者R.Cwiakala外、
発明の名称「ハードウェアおよびソフトウェア入出力構
成定義の同期化の確立」(Establishing
Synchronization of Hardwa
re And Software I/OConfig
uration Definitions) (3)米国特許出願第07/676,603号、出願日
1991年3月28日、発明者S.M.Benson
外、発明の名称「システム入出力構成を動的に変更する
ための方法および装置」(Method And Ap
paratus For Dynamic Chang
es To System I/O Configur
ation) (4)米国特許出願第07/755,246号、出願日
1991年9月5日、発明者J.E.Bostick
外、発明の名称「論理的に分割されたデータ処理システ
ムの構成を動的に変更するための方法および装置」(M
ethod AndApparatus For Dy
namically ChangingThe Con
figuration Of A Logically
Partitioned Data Process
ing System) (5)米国特許出願第07/693,997号、出願日
1991年3月28日、発明者R.Cwiakala
外、発明の名称「システム入出力構成定義の動的変更」
(Dynamically Changing A S
ystem I/OConfiguration De
finition) なお、本明細書の記述は本件出願の優先権の基礎たる米
国特許出願第898,875号の明細書の記載に基づく
ものであって、当該米国特許出願の番号を参照すること
によって当該米国特許出願の明細書の記載内容が本明細
書の一部分を構成するものとする。
【0005】
【従来の技術】従来の解釈実行(interpreti
ve execution)は複数の独立したOSを搭
載したCECに取り入れられて、CECの実行効率を向
上しており、CEC内の各OSがそのCPU命令を解釈
実行させることができるとき、実行効率は最大になって
いる。CECに複数の独立したOSをもつためには、C
EC資源をOS間で配分する必要があり、各OSの下で
実行される命令が使用する資源を、そのOSに割り当て
られたCEC資源だけに制限する必要がある。例えば、
CECの主記憶域に置かれているそれぞれのOSに割り
当てられたメモリ範囲内でのみ命令を実行させる必要が
ある。
【0006】CEC内で複数のOSを実行するために
は、それぞれのOSに設定された資源の制約または制限
を、ソフトウェアまたはハードウェアで実施する必要が
ある。この実施のためには、上位レベルのオペレーティ
ング・システムをこれらのオペレーティング・システム
に対して介入させる必要がある。この上位レベルのオペ
レーティング・システムはハイパーバイザ(Hyper
visor)と呼ばれている。ソフトウェアのハイパー
バイザは、OSに対する資源制限をソフトウェアで実施
し、各命令がいずれかのOSによって実行されるたびに
介入して、ソフトウェアで制限検査を行うようにしてい
る。このソフトウェア・ハイパーバイザ検査を行うと、
各命令の実行のたびにOS実行に割込みをかける必要が
あるので、OS実行に大きなシステム・オーバヘッド負
担が生じることになる。以下では、このハイパーバイザ
割込みを「インタセプション」(intercepti
on)と呼ぶことにする。このソフトウェア・ハイパー
バイザ・インタセプションは、単一のOSだけが動作し
(ネーティブ(native)・モード)、制限検査の
必要がない同種のCECに比べると、命令実行プロセス
を大幅に遅くする。
【0007】最新のIBM CECでは、複数の独立O
S環境で実行される命令の制限検査を、ハードウェアお
よび/またはマイクロコードで行っている。このハード
ウェア/マイクロコードで制限検査を行うと、実行が所
定の制約と制限内に留まっている限り、ハイパーバイザ
・インタセプションを不要にするという利点がある。イ
ンタセプションを不要にするためにハードウェア/マイ
クロコードによる検査を使用することを、以下では「命
令の解釈実行」と呼ぶことにする。「解釈実行」は、単
一のOSだけが動作し(ネーティブ(native)・
モード)、検査を必要としない同種のCECでの実行と
ほぼ同一速度で命令を実行させることができる。
【0008】解釈実行によると、ハイパーバイザ・イン
タセプションが必要になるのは、命令の実行が所定の制
限やその他の制約に違反した時だけであるが、このよう
なことが起こるのはまれである。
【0009】解釈実行を実現する手法としては、S/3
70の「解釈実行開始」(start interpr
etive execution − SIE)命令を
使用したものがある。このSIE命令が実行されると、
CEC内でハードウェア/マイクロコード検査が呼び出
される。
【0010】各SIE命令は、「状態(ステート)記
述」(state description − S
D)と呼ばれるオペランドの所在を突き止める。これ
は、CECの主記憶域に置かれている制御ブロックであ
り、特定の組の資源制限と制約を定義している。SIE
命令の実行は、他の命令の実行がSIE命令のSDに定
義されている資源制約と制限に違反していないかどうか
を検査する設計構造になっている。検査される命令は、
IBMアーキテクチャに基づいて、あらかじめ定義した
CPU命令セットに含まれている。
【0011】特定のSIE命令のSDに記述された資源
制限の下でプログラムを実行するために、IBMアーキ
テクチャに基づいて、あらかじめ定義したこのCPU命
令セットは、「仮想CPU」(バーチャルCPU)と呼
ばれる。どのOSも、1つまたは2つ以上の仮想CPU
をその下で実行させることが可能である。
【0012】SIE命令は、命令を解釈実行するように
いずれかのOSをディスパッチすると、ハイパーバイザ
によって実行される。SIE命令の実行は、OS命令が
解釈実行されている間続けられる。
【0013】従来の技術では、SIE命令はCECの入
出力資源に適用されている。そのような従来技術として
は、米国特許第4,843,541号および米国特許出
願第07/752,149号がある。これらの発明で
は、「サブチャネル開始」(start subcha
nnel)命令のような、共通して使用されるCPU命
令の解釈実行を実現している。
【0014】従来の解釈実行は、「IBMシステム/3
70拡張アーキテクチャ解釈実行」(IBM Syst
em/370 Extended Architect
ure Interpretive Executio
n)というタイトルの資料(資料番号SA22−709
5−1)などに公表されている。この資料では、SIE
命令とその状態(ステート)記述オペランドが開示され
ている。CPUと入出力アーキテクチャは、「IBMエ
ンタープライズ・システム・アーキテクチャS/390
の動作原理」(IBM Enterprise Sys
tems Architecture S/390 P
rinciples of Operation)(資
料番号SA22−7201−00)に開示されている。
また、入出力アーキテクチャは、「IBMエンタープラ
イズ・システム・アーキテクチャS/390共通入出力
装置コマンド(IBM Enterprise Sys
tems Architecture S/390 C
ommon I/O Device Command
s)(資料番号SA22−7204−00)に開示され
ている。これらの資料には、IBM S/9000中央
電子複合システム(Central Electron
ic Complexes −CEC。コンピュータ電
子複合システム(Computer Electron
ic Complexes)とも称す)などの、IBM
S/390システムで使用されている入出力アーキテ
クチャ構造が説明されている。入出力ESCONチャネ
ル・アーキテチャは、ESA/390「ESCON入出
力インタフェース」(ESCONI/O Interf
ace)(資料番号SA22−7202−01)に開示
されている。
【0015】チャネル・サブシステム・コール(Cha
nnel Subsystem Call − CHS
C)命令は、従来のIBMシステムで使用されていたも
のである。これは、単一のオペランドをもつ命令であ
る。オペランドは、命令コード・フィールドを含んでい
る「コマンド要求ブロック」のアドレスを指定し、命令
コード・フィールドは非常に多数の命令コードを表現で
きるようになっており、各命令コードはCHSC命令の
特殊なコマンド機能を指定している。これらの入出力チ
ャネル・サブシステム・コマンドは広範囲にわたる種類
の入出力機能を実行する。従来のCHSC命令には、同
期で動作していたものと、非同期で動作していたものと
がある。動的入出力再構成機能を実行する非同期CHS
Cコマンドは、前掲の米国特許出願第07/693,9
97号に開示されている。この出願によれば、「チャネ
ル経路構成変更コマンド」(change chann
elpath configuration comm
and)、「制御装置構成変更コマンド」(chang
e control unit configurat
ion command)、「入出力装置構成変更コマ
ンド」(change I/O device con
figuration command)が開示され、
クレームされている。これらの非同期CHSCコマンド
は、CECが正常に動作している間に、CECの入出力
構成を動的に変更する。
【0016】共用入出力資源という概念では、米国特許
出願第07/898,867号に記載され、クレームさ
れているイメージ識別子(IID)発明が使用されてい
る。IID発明は、一般に、IID自体がCEC内のオ
ペレーティング・システム(OS)から見えるか、見え
ないかとは無関係である。この米国特許出願では、II
DをOSから見えないようすることが好ましいと述べら
れている。見えないようにすると、旧バージョンのOS
がIID発明で改良されたCEC内で動作でき、入出力
資源をOS間で共用できるためである。そうすれば、新
しいバージョンのOSも稼働しているCEC内で、旧O
Sバージョンを別の区画で実行させることが可能にな
る。
【0017】CEC内の複数のOSはハイパーバイザに
よって調整され、CECのCPUと記憶資源は独立に実
行中のOS間で分割される。一部のハイパーバイザは内
部コード構造(例えば、マイクロコード・ハイパーバイ
ザ)になっており、、他のハイパーバイザはソフトウェ
ア構造(例えば、ソフトウェア・ハイパーバイザ)にな
っている。商用化されているマイクロコード・ハイパー
バイザの例としては、IBM S/390 PR/SM
(プロセッサ資源/システム・マネージャ)があり、こ
のハイパーバイザは、IBM S/9000モデル90
0のようなCECの別々の論理資源区画(logica
l resource partition)(LPA
R)で独立に実行中のOS間で資源の競合を調整してい
る。商用化されているソフトウェア・ハイパーバイザの
例としては、S/370 3090モデルJ上で稼働し
ているIBM S/370 VM/MPG(仮想計算機
/多重優先ゲスト)があるが、このハイパーバイザで
は、所謂仮想計算機(優先ゲストと呼ばれる)は、ソフ
トウェア・ディレクトリ内でシステム・ソフトウェアに
よって分割されたそれぞれの論理資源区画で別々のOS
を実行している。優先ゲスト(V=RまたはV=Fゲス
トとも呼ばれる)は、1レベルのアドレス変換だけで動
作しているのに対し、非優先ゲスト(V=Vゲストとも
呼ばれる)は2レベルのアドレス変換で動作している
(2レベルの変換では、1レベルの変換よりもシステム
・オーバヘッドが大幅に増加する)。
【0018】この種の従来の多重OSシステムでは、入
出力チャネルとその関連サブチャネルは、ハイパーバイ
ザの介入なしには、1つのOSによってのみ直接に使用
できる(パススルー・オペレーション)。ハイパーバイ
ザが介入するためには、ハイパーバイザがOSに代わっ
て要求の入出力チャネルまたはサブチャネルをアクセス
しているとき、OSがそのオペレーションに割込みをか
ける必要がある。この介入があると、パススルー・オペ
レーションでは、ハイパーバイザの介入の必要がないの
で不要になっている非常に多数のハイパーバイザ命令を
CPUが実行する必要があるので、システムの使用効率
が低下することになる。
【0019】CEC内の1つまたは2つ以上の中央プロ
セッサ(CPU)は、CEC内の共用電子記憶装置(M
S)をアクセスする。CECのMSはOSが含まれてい
るCEC区画間で分割され、各OSは各自のMS部分だ
けを使用してそのプログラムを実行し、他のOSに分割
されたいかなるMS部分をもアクセスすることは許され
ない。
【0020】CEC内のCPUによって使用される各種
資源は、システム・メモリに置かれた複数のディレクト
リまたは状態(ステート)記述子(SD)を使用して、
OS間で分割されている。「仮想CPU」は、各SDに
よって、あるいは仮想計算機(VM)ディレクトリの各
セクションによって表されている。OSは、CECのそ
れぞれの論理資源区画内で仮想CPU上で実行される。
【0021】ハイパーバイザはCECの全操作を制御す
る。この中には、CEC内の中央プロセッサ上のOSの
ディスパッチ、OS間の競合の解決が含まれる。
【0022】ソフトウェア・ハイパーバイザは、ディス
パッチされる仮想CPUに関連するディレクトリのセク
ションをアクセスするソフトウェアを呼び出すことによ
ってOSをディスパッチする。各VMディレクトリ・セ
クションは、OSが仮想CPUに割り当てたシステム資
源のサブセットを通して、特定のOSと関連づけられて
いる。
【0023】マイクロコード・ハイパーバイザは、ディ
スパッチされるOSで仮想CPUを表しているSIE命
令を実行することによって、OSをディスパッチする。
各SIE命令は、そのSIE SDのなかで仮想CPU
に割り当てられたシステム資源のサブセットを通して、
特定のOSと関連づけられている。
【0024】各OSは、例外が発生していなければ、ハ
イパーバイザの介入なしでそれぞれのOSの下で実行さ
れているすべてのスーパーバイザ・プログラムとアプリ
ケーション・プログラムのディスパッチを制御してい
る。
【0025】初期のハイパーバイザ・システムでは、ハ
イパーバイザがシステム内のすべてのOSのすべての入
出力オペレーションを制御する必要があった(例えば、
初期のVM/370ソフトウェア)。その中には、ハイ
パーバイザがすべてのチャネル・オペレーションを制御
し、チャネル上のすべての入出力装置のすべてのサブチ
ャネルを始動し、すべてのOSの下で実行されているす
べてのプログラムに対してその装置から引き起こされた
すべての割込みを処理することが含まれていた。ハイパ
ーバイザの下でゲストとして実行されているOSはいず
れも、ハイパーバイザがそのゲストから要求された入出
力オペレーションを処理できるようにするには、割込み
をかける必要があった。
【0026】ハイパーバイザは、米国特許第4,84
8,541号(発明の名称「データ処理システムの論理
資源の分割」(Logical Resource P
artitioning of a Data Pro
cessing System)、本件出願と同一譲受
人に譲渡)で使用されている。この米国特許では、CE
C内の各OSがハイパーバイザの介入なしで専用入出力
チャネルと装置を使用して独自の入出力オペレーション
を処理できるようにする「入出力パススルー」機能を備
えたシステムを記載し、クレームしている。このパスス
ルー(passthruまたはpassthroug
h)機能があると、各OSはOSの下で実行されている
スーパーバイザ・プログラムおよびアプリケーション・
プログラムから要求された入出力オペレーションを開始
することができ、OSはその入出力開始オペレーション
の結果引き起こされた入出力割込みを処理することがで
きる。ハイパーバイザは、例外条件が発生したときに、
OSチャネル・オペレーションをインタセプトするとき
だけ必要になる。この発明はIBM PR/SM LP
ARシステムとS/370 VM MPGシステムで利
用されている。
【0027】米国特許出願第07/752,149号
(出願日1991年8月29日、発明の名称「入出力割
込みサブクラス認識のCPU拡張グラデーション」(C
PUExpansive Gradation of
I/O Interruption Subclass
Recognition)、本件出願と同一譲受人に
譲渡)では、CEC内で実行可能な論理区画(LPA
R)とCPUの個数を大幅に増加することを可能にして
いる。この米国特許出願によれば、CEC内のCPU
(CEC内で稼働しているOSを実行している)の各々
は、システムで使用可能な入出力割込みサブクラスのす
べてを処理することが可能である。この結果、各OSが
処理できる割込みがシステムで使用可能な入出力割込み
サブクラスの1つだけに制限されていた、従来のパスス
ルーの制約が取り除かれた。
【0028】CECハイパーバイザには、独自の資源区
画を割り当てることも、割り当てないことも可能であ
る。マイクロコード・ハイパーバイザは区画を必要とし
ない場合があるが、ソフトウェア・ハイパーバイザはそ
のソフトウェアを置いておくための区画を必要とする。
【0029】安全保護(セキュリティ)上の理由から、
システム資源はハイパーバイザの場合とCEC内のOS
の場合とでは、異なった指定が行われる。CEC内の仮
想CPUに対するシステム資源を定義しているステート
記述(state description)(SD)
制御ブロックである、各SIE命令のオペランドは、ハ
イパーバイザにしか見えないようになっている。各OS
は、そのOSが使用できる資源を定義した他の制御ブロ
ックをもっている。CECの入出力サブシステムはすべ
てのOSによって使用されるが、入出力サブシステムに
よって制御される入出力資源の多くは、CEC内の複数
のOSの1つだけに専用させることも可能である。
【0030】従来のS/390 CECは、1つまたは
2つ以上の入出力プロセッサ(IOP)と各チャネル用
の入出力チャネル・プロセッサを備えた入出力サブシス
テムをもっている。チャネルは1つまたは2つ以上の入
出力制御装置に接続され、制御装置は入出力装置に接続
されている。各IOPはCEC内のCPUおよびチャネ
ル・プロセッサと通信する。各チャネル・プロセッサは
関連のチャネルの制御に専用され、チャネルはデータを
ビット直列形式またはビット並列形式で送ることがで
き、あるいはビット直列とビット並列データ伝送の組合
せで送ることも可能である。(現在のビット直列型チャ
ネルは、IBM ESCONアーキテクチャと共にファ
イバ光学系を使用している。)「チャネル」および「チ
ャネル経路」という用語は、本明細書では同じ意味に用
いている。
【0031】非同期で動作するIOPは、CPUが要求
した入出力作業をチャネルに引き渡しているが、IOP
から作業要求を受け取って、それぞれのチャネルの動作
を直接に制御するチャネル・プロセッサが別に含まれて
いる場合もある。各チャネル・プロセッサを特定のOS
の専用にして、そのチャネルの使用中状態を連続的に検
出することができる。
【0032】サブチャネルは、IBM S/390アー
キテクチャではOSによってサポートされる各入出力装
置ごとに指定される。SCHIB(subchanne
linformation control bloc
k− サブチャネル情報制御ブロック)はOS制御ブロ
ックであり、サブチャネルで使用可能なチャネル・サブ
セットを含めて、サブチャネルで使用可能な資源を指定
するためにOSによって使用される。各SCHIBは、
チャネル経路ID(CHPID)と呼ばれる、最高8個
までのチャネル識別名フィールドをもっており、その各
々は、サブチャネルによる使用のために選択できるチャ
ネルを指定している。指定したCHPIDのうち、空き
になっているものが、CPUサブチャネル要求時に使用
中でなかったサブチャネルの各データ伝送要求のために
選択される。従って、従来のCECでは、OSに割り当
てられたチャネルだけがサブチャネルのために選択可能
になっているが、これは、従来のシステムでは、チャネ
ルを共用できなかった1つのOSだけにチャネルが割り
当てられていたためである。
【0033】従来の各入出力サブシステムは、CECマ
イクロコードだけで使用される制御ブロックを各入出力
資源に対してもっているが、この入出力サブシステム制
御ブロックはハイパーバイザも、OSもアクセスするこ
とができない。しかし、CEC内のいずれかのCPUで
実行されたとき、あらかじめ決めた入出力サブシステム
機能がハイパーバイザとOSの両方のインタフェースと
なれるようにする特殊な命令が用意されている。
【0034】非常に多数のサブチャネルをCEC内に構
成可能であるが(最大64K個)、S/390アーキテ
クチャのCECで構成できるチャネルは少数に限られて
いる(最大256個)。
【0035】CECの入出力サブシステムを構成するた
めには、物理的に接続されたチャネル、物理的に接続さ
れた制御装置、物理的に接続された入出力装置のよう
に、物理的に接続された入出力資源を考慮するだけでは
不十分である。これらの物理資源を電子的に制御するた
めに制御ブロックが入出力サブシステム・マイクロコー
ドに用意されている。これらの制御ブロックがないと、
これらの入出力資源の物理エンティティ単独では、CE
Cのために作業を行うように制御できないので、入出力
資源は、単独ではCECに役に立たないことになる。
【0036】従って、物理資源をCECに接続するだけ
では、その資源をCEC構成に含めることはできない。
これは、資源が制御ブロックによって表されるまでは、
資源の存在をCECのハードウェアとソフトウェアが認
識できないためであり、制御ブロックは、物理資源を制
御するためにCECのハードウェアとソフトウェアが頼
りにするエンティティであるからである。
【0037】従来技術では、CECの入出力構成には、
物理的に接続された入出力資源の各々に対して1つの制
御ブロックを用意する必要がある。制御ブロックは、対
応する物理エンティティを制御するために必要な情報を
すべて収めている。例えば、各制御ブロックには使用中
ビットがあり、これは物理エンティティが使用中である
か否かを示している。他にも、エンティティの現在の物
理特性を示すあらゆる種類のフィールドがある。
【0038】従来のS/370およびS/390アーキ
テクチャに基づくコンピュータ・システムでは、CEC
における各チャネルの構成は、CECの入出力チャネル
・システム記憶域に単一のチャネル制御ブロック(CH
CB − channelcontrol bloc
k)を作ることによって行われていた。CECにおける
各入出力装置の構成は、CECの入出力サブシステム記
憶域に単一のサブチャネル制御ブロック(SCB −
subchannel control block)
を作ることによって行われていた。1つまたは2つ以上
の論理制御装置は、単一の制御装置制御ブロック(LC
UCB)を作ることによって、共用装置クラスタとして
CEC内に構成されていた。共用装置クラスタは、装置
を共用する1つまたは2つ以上の論理制御装置の集まり
と定義されている。
【0039】CHCB、SCBおよびLCUCBは入出
力サブシステム記憶域に作られ、これらはOSがアクセ
スすることはできないが、CECに物理的に接続された
対応する入出力資源を電子的に制御するためにCECの
ハードウェアおよび内部コード(マイクロコード)がア
クセスすることができる。
【0040】システムに構成された制御ブロックは、そ
の物理入出力エンティティのいくつかの状態、例えば、
そのエンティティがOSによって使用可能かどうかを示
すことができる。例えば、物理資源を「オフラインに切
替え」(vary offline)コマンドの対象に
して、その制御ブロックのフィールドをその物理資源が
使用可能であることを示すようにセットすることができ
る。また、「オンラインに切替え(vary on l
ine)は、物理資源が現在使用中であリ(これは使用
中フィールドで示される)、従って、現在選択可能でな
い場合であっても、その物理資源が使用可能であること
を示すように制御ブロック・フィールドをセットする。
【0041】CECの入出力サブシステムの従来の再構
成には、これらの入出力サブシステム制御ブロックを変
更する必要がある。再構成を行うと、物理資源が以前に
接続されたものか、新たに接続されたものかに関係な
く、対応する入出力資源をCEC構成に持ち込むため
に、新しい制御ブロックが入出力サブシステム記憶域に
追加される場合がある。または、再構成を行うと、資源
がまだCECに物理的に接続されている場合であって
も、対応する入出力資源をCECから取り除くために、
既存の制御ブロックが入出力サブシステム記憶域から削
除される場合がある。
【0042】さらにまた、従来技術では、CECの入出
力サブシステムの再構成を可能にするための、基本的に
異なる2つの方法が採用されている。これらの方法は、
静的再構成方法と動的再構成方法と呼ばれるものであ
る。
【0043】好ましくない結果とは、専用チャネルまた
は装置がその割り当てられたOSによって全時間のわず
かな部分だけ使用されているとき、チャネルまたはサブ
チャネルをパススルーを使用して別のOSへ動的に切り
替えることができないことである。非パススルー・ハイ
パーバイザのアクセスだけが可能であるが、非効率であ
った。その結果、専用チャネルは一般的に、利用される
ことが少ないままであった。(チャネルを手操作で別の
OSへ切り替える方法によると、入出力チャネルを別の
OSへオンラインで動的に切り替えることができなかっ
た。)チャネルの数を各OSへ制限すると、データ伝送
のための同時並列経路の数が制限されるので、OSが利
用できる入出力データ速度(data rate)が制
限されるという効果があった。
【0044】米国特許出願第07/898,867号に
開示の発明によって、CECの入出力サブシステムの制
御ブロック構造は基本的に変更されている。この発明
は、入出力チャネルおよび共用チャネルを使用する制御
装置と入出力装置などの、入出力資源をCEC内の複数
のオペレーティング・システム(OS)が共用できるよ
うにする制御ブロックの「共用セット」という考え方を
採用している。共用セットの考え方では、同じ資源の制
御ブロックが複製され、それらに異なるイメージ識別子
(IID)を割り当てることによって、共用セット内の
制御ブロックを区別している。異なるOSはCECの異
なる論理区画を占有する。これらの区画が論理区画と言
われるのは、同じCEC物理資源の異なる部分を使用
し、あるいはCEC内の同じ資源を時分割するためであ
る。例えば、主記憶域はマイクロコードで定義した境界
によって分割され、これは主記憶域の物理構造を変更し
なくても、簡単に変更できるようになっている。
【0045】この発明のオペレーションは米国特許出願
第07/898,867号に記載され、クレームされて
いる発明を利用することを前提にしている。この米国特
許出願は、入出力資源(入出力チャネル、サブチャネル
(装置)、論理的制御装置など)をCEC内で実行中の
複数のオペレーティング・システム(OS)が動的に共
用できるようにする(または共用されないで動作できる
ようにする)新規な入出力資源制御方法と手段を記載し
ている。
【0046】米国特許出願第07/898,867号
は、中央電子複合システム(CEC)の異なる資源区画
で実行中の多数のオペレーティング・システム(OS)
と入出力チャネルとの接続性を向上することよって、C
EC内のOS間でチャネルの共用を可能にする方法を記
載している。また、入出力資源を異なるOSに割り当て
るためにイメージ識別子(IID)を使用することを開
示している。CECのチャネル・サブシステムでは、各
共用入出力資源には、制御ブロック(CB)の共用セッ
トが用意され、この共用セット内で、CEC内で実行さ
れるOSの1つのそれぞれのIIDにそれぞれのCBが
割り当てられている(CBはIIDによって位置を定め
られる)。共用セット内のCBの各々は、同じ入出力資
源の各OSごとにイメージが異なっている。これらの異
なるCBイメージは、OSが異なるごとに、資源に対す
る入出力オペレーションによって異なる状態に独立して
セットされるので、OSは、OSによる資源の使用順序
に関係なく、同じ入出力資源を独立して動作させること
ができる。OSによる入出力要求を実行するとき使用さ
れるIIDは、要求された入出力装置をアクセスするた
めに使用される入出力制御装置へ送られ、制御装置に接
続している論理経路の一部として制御装置によってスト
アされ、これは、あとで入出力要求を求めるために、要
求側OSへ返答するときに制御装置によって使用され
る。
【0047】
【発明が解決しようとする課題】複数イメージ機能(f
acility)がCEC内に導入されると、この機能
を必要とする命令(入出力命令、CHSC命令など)
は、従来の実行プロセスが共用可能入出力資源を処理で
きないので、正しく実行できないことになる。
【0048】本発明の目的は、同期して実行可能なCH
SC(チャネル・サブシステム・コール)を、入出力資
源が複数のOSによって共用されているシステムで実行
できるようにすることにある。
【0049】本発明の別の目的は、同期して実行可能な
CHSC命令を、CECの異なる論理区画に置かれた複
数のOSの各々が利用できるパススルー機能(faci
lity)を使用して解釈実行できるようにすることに
ある。
【0050】さらに、本発明の別の目的は、複数のOS
によって共用される入出力資源で入出力オペレーション
を開始するCPU命令を、これらの命令が入出力サブシ
ステムからの割込み信号応答を必要としないとき、CE
C内で解釈実行できるようにすることにある。
【0051】本発明は、米国特許出願第07/898,
867号に記載されている共用入出力資源を異なる側面
からとらえた情報をOSが得られるようにする方法を提
供することも目的としている。
【0052】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1記載の発明は、入出力チャネル・サ
ブシステムのコール(CALL)命令を制御する方法で
あって、コンピュータ電子複合システム(comput
er electroniccomplex − CE
C)内の仮想CPUを定義している状態(ステート)記
述制御ブロック(SD)をアクセスすることによって、
CEC内の制御プログラムによる解釈実行を開始するス
テップと、CECの入出力サブシステムの共用入出力資
源に関する入出力情報を要求するために同期チャネル・
サブシステム・コール(CHSC)命令を出したCEC
内のプログラムによって解釈実行するステップと、SD
を通してパススルー制御マスクをアクセスして、ハイパ
ーバイザ(hypervisor)による介入を回避す
るパススルー・オペレーションでプログラムがCHSC
命令を実行できるかどうかを判断するステップとを具え
たことを特徴とする。
【0053】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
コンピュータ電子複合システム(CEC)のための解釈
実行方法において、IIDが割り当てられたCECの論
理区画のための制御プログラムとしてプログラムを設計
するステップと、CEC内の異なる区画に異なるIID
を割り当てるステップとを具えたことを特徴とする。
【0054】請求項3記載の発明は、コンピュータ電子
複合システム内の共用入出力資源をアクセスする入出力
チャネル・サブシステム・コール命令のパススルー・オ
ペレーションを実現する方法であって、SIE(sta
rt interpretive execution
−解釈実行開始)命令の状態(ステート)記述オペラ
ンドをアクセスするハイパーバイザによってSIE命令
を実行して、CEC内の仮想CPUによるプログラムの
実行を開始するステップと、CEC内の同期チャネル・
サブシステム・コール(CHSC)命令をプログラムに
よって実行して共用入出力資源に関する入出力情報をC
EC内の入出力サブシステムに要求するステップと、S
Dを通して位置を定められたパススルー制御マスクをア
クセスして、ハイパーバイザの介入なしで、プログラム
がパススルー・オペレーションでCHSC命令を実行で
きるかどうかを判断するステップとを具えたことを特徴
とする。
【0055】請求項4記載の発明は、コンピュータ電子
複合システム(CEC)の解釈実行方法であって、コン
ピュータ電子複合システム(CEC)内の仮想CPUを
定義している状態記述制御ブロック(SD)をアクセス
することによって、CEC内の制御プログラムによる解
釈実行を開始するステップと、同期チャネル・サブシス
テム・コール(CHSC)命令を出したCEC内のプロ
グラムによって解釈実行して、CECの入出力サブシス
テムの共用入出力資源に関する入出力情報を要求するス
テップと、命令を実行する制御プログラムに割り当てら
れたイメージ識別子(IID)が、その命令の情報を得
るために入出力サブシステムでアクセスされている入出
力資源のイメージに割り当てられたIIDと同じである
ならば、入出力サブシステムによってCHSC命令を実
行するステップとを具えたことを特徴とする。
【0056】請求項5記載の発明は、請求項4に記載の
コンピュータ電子複合システム(CEC)の解釈実行方
法において、仮想CPUを定義している状態記述ブロッ
ク(SD)をアクセスするために、CEC内の解釈実行
開始(SIE)命令をハイパーバイザが実行することで
前記解釈実行ステップを提供することを特徴とする。
【0057】請求項6記載の発明は、請求項4に記載の
コンピュータ電子複合システム(CEC)の解釈実行方
法において、制御プログラムが使用できる各CHSC命
令に関連するマイクロコード・フィールドのパススルー
制御マスクをテストすることによって、ハイパーバイザ
による介入なしで、制御プログラムの下でその命令をパ
ススルー解釈実行すべきか否かを判断するステップをさ
らに具えたことを特徴とする。
【0058】請求項7記載の発明は、請求項4に記載の
コンピュータ電子複合システム(CEC)の解釈実行方
法において、CHSC命令のオペランドを通してコマン
ド要求ブロックの位置を定め、命令を出した制御プログ
ラムのイメージ識別子(IID)のCRQBと関連づけ
るステップと、CRQBを入出力サブシステムへ送っ
て、共用資源に関する情報をアクセスするステップとを
具えたことを特徴とする。
【0059】請求項8記載の発明は、請求項4に記載の
コンピュータ電子複合システム(CEC)の解釈実行方
法において、入出力サブシステムにより制御プログラム
に応答して、CRQBによって要求され、CRQBと同
じIIDに関連づけられている入出力情報のみを提供す
るステップを具えたことを特徴とする。
【0060】請求項9記載の発明は、請求項4に記載の
コンピュータ電子複合システム(CEC)の解釈実行方
法において、それぞれの区画に割り当てられた異なるI
IDをもつCECの異なる区画に各制御プログラムを置
いておくステップを具えたことを特徴とする。
【0061】請求項8に記載のコンピュータ電子複合シ
ステム(CEC)の解釈実行方法において、CRQBに
よって要求された情報を入出力サブシステムからアクセ
スするステップと、アクセスした情報のうち、CQRB
に関連するIID以外の他のIIDに関連するすべての
情報をフィルタにかけて除去して、フィルタを通過した
情報だけを制御プログラムに提供するステップとを具え
ることができる。
【0062】ここで、CRQBによって要求された情報
に関係する共用資源の制御ブロックのセットを共用する
ために、入出力サブシステムは資源制御ブロックだけの
位置を定めるステップと、CRQBを出した制御プログ
ラムに割り当てられたIIDと関連するものとして、上
記ステップで見つかった共用セットの各々内のイメージ
制御ブロックのみの位置をさらに定めるステップと、こ
のステップで見つかったイメージ制御ブロックを通して
得た情報のみを制御プログラムへ返却するステップとを
具えることもできる。
【0063】ここで、実行中のCHSC命令のマイクロ
コードCHSC許可マスクのそれぞれのビット位置をテ
ストし、そのビット位置がパススルー状態にあるか否か
を判断するステップと、このステップでテストしたビッ
トがCHSC命令の実行においてハイパーバイザの介入
を必要としないパススルー状態にあれば、CHSC命令
にパススルー・オペレーションの許可を与えるステップ
とを具えることもできる。
【0064】ここで、前記テスト・ステップでテストさ
れたビットがパススルー状態になく、CHSC命令の実
行のためにハイパーバイザの介入を必要としていれば、
CHSC命令によるパススルー・オペレーションを禁止
するステップを具えることができる。
【0065】あるいはまた、CHSC命令に関連するI
ID以外の他のIIDに関係するデータを除去すること
によって、制御プログラムに提供する情報量を圧縮する
ステップを具えることもできる。
【0066】請求項9に記載のコンピュータ電子複合シ
ステム(CEC)の解釈実行方法において、異なる制御
プログラムのSDによってそれぞれアクセスされる複数
のCHSC許可マスク(CCAM)を用意し、各CCA
Mが独自のCHSC命令に、各制御プログラムのパスス
ルー・オペレーションを許可できるようにし、異なるC
HSC命令セットが、パススルー・オペレーションを行
うことが可能か否かの点で異なるようにできるステップ
を具えることができる。
【0067】ここで、制御プログラムによって出される
CHSC命令のCRQBのIIDフィールドにどのII
D値も残しておかないステップと、IID値(命令を出
した制御グログラムの)を、入出力サブシステムへ送ら
れたCRQBデータと関連づけて、命令の実行を継続さ
せて、入出力サブシステムがIIDをCRQBデータと
一緒に使用できるようにするステップと、制御プログラ
ムにコマンド応答ブロック(CRPB)で応答し、どの
IIDもCRPBに入れないで、制御プログラムからど
のIID値も見えないようにして制御プログラムがCR
PBとCRQBを処理できるようにするステップとを具
えることができる。
【0068】ここで、制御プログラムがアクセス可能で
あるとき、IIDがCRQBまたはCRPBのどちらか
に見つかった場合に、エラー条件を通知するステップを
具えることができる。
【0069】ここで、制御プログラムによるアクセスが
可能であるとき、CRQBまたはCRPBのIIDフィ
ールドにあらかじめ決めた値を入れるステップを具える
ことができる。
【0070】ここで、制御プログラムによるアクセスが
可能であるとき、CRQBまたはCRPBのIIDフィ
ールドにあらかじめ決めた値としてゼロ値を入れるステ
ップを具えることができる。
【0071】あるいはまた、CHSC命令を出した制御
プログラムのSDに入っているIID値をハイパーバイ
ザがアクセスして、前記関連づけを行うステップのII
Dを得るステップをさらに具えることもできる。
【0072】あるいはまた、前記関連づけを行うステッ
プは、ハイパーバイザがCRQBのコピーをとって、入
出力サブシステムとハイパーバイザがアクセスできる
が、制御プログラムがアクセスできない入出力サブシス
テム記憶域に入れ、CHSC命令を出した制御プログラ
ムのSDに入っているIID値のコピーをハイパーバイ
ザがとって入出力サブシステム記憶域のCRQBに入れ
て、制御プログラムのIIDをCRQBに対して暗黙の
IIDにするステップをさらに具えることもできる。
【0073】
【作用】本発明によれば、同期命令の処理に解釈実行を
適用することによって、CECの動作パフォーマンスを
大幅に向上している。
【0074】本発明の特徴は、複数のオペレーティング
・システムによって共用された入出力資源からデータを
要求するCPU命令のためにアクセスされたデータにフ
ィルタリングおよびデータ圧縮手法を適用することによ
って、要求したOSに適用可能なデータだけを提供し、
他のOSに適用可能なアクセスされたデータを除去する
ことにある。
【0075】本発明によれば、S/390チャネル・サ
ブシステム・コール(CHSC)命令の同期入出力コマ
ンドのパフォーマンスを向上したので、例えば、解釈実
行開始(Start−Interpretive−Ex
ecution − SIE)(以下、「CHSCコマ
ンド解釈」と呼ぶ)の下で、これらのコマンドを解釈実
行で動作させることができる。
【0076】本発明によれば、同期CHSCコマンドの
機能を拡張(強化)したので、OSは、異なる側面から
とらえた共用入出力資源に関する情報を得ることができ
る。チャネル・サブシステム特性ストア、チャネル経路
記述ストア、共用装置クラスタ待ち行列ストア、サブチ
ャネル制御装置データ・ストア、サブチャネル記述スト
ア、サブチャネル経路情報ストアなどのCHSCコマン
ドは、共用可能入出力資源設備(facility)の
状態(特性)、チャネルのタイプ、共用装置クラスタ待
ち行列、サブチャネル制御装置ブロック、リンク・アド
レス情報、および特定のサブチャネル・イメージの経路
の状況をそれぞれ得るメカニズムが得られるように機能
が強化されている。
【0077】本発明によれば、同期CHSCコマンドの
セットに対するデータ・フィルタリング手法によって、
有意情報の判別と情報圧縮を可能にしている(以下、
「CHSC情報処理」と呼ぶ」)。このセットに含まれ
るCHSCコマンドには、共用装置クラスタ待ち行列ス
トア、サブチャネル制御装置データ・ストア、サブチャ
ネル記述ストア、サブチャネル経路情報ストアがある。
【0078】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0079】図1は、従来のIBM CECで使用され
ていたCHSC命令の一般形式を示したものである。こ
の命令は、本明細書で説明する新規なコマンド・プロセ
スを呼び出すために使用される。以下に説明する実施例
における新規性は、新規なプロセスとこれらのプロセス
で使用されるコマンド構造にある。
【0080】CHSC命令は、この命令によって実行さ
れるべきコマンドを指定したコマンド要求ブロック(C
RQB)のアドレスを収めているオペランドをもってい
る。コマンド応答ブロック(CRPB)はOS記憶域内
においてCRQBと隣接して置かれてる。CRPBの内
容はCRQBに入っているコマンドを実行しようとする
と、その結果としてストアされる。
【0081】図2において、コマンド要求ブロックの内
容はマイクロコードによって入出力サブシステムへ渡さ
れる。CRQBを入出力サブシステムへ渡す際にハイパ
ーバイザまたはSIEのオペレーションが行われて、C
HSC命令を出したOSのイメージID(IID)をC
RQBコマンド情報と関連づけ、この情報は入出力サブ
システムへ送られる。このIIDとCRQBとの関連づ
けは、IID値がOS記憶域に置かれたCRQBにも、
CRPBにもストアされないので、暗黙のIID(im
plied IID)と呼ばれている。
【0082】そのあと、入出力サブシステムはコマンド
を実行することを試み、コマンドを出したOSに応答し
て、情報が入出力サブシステムによってOS記憶域に置
かれたコマンド応答ブロックにストアされるが、IID
値は付いていない。
【0083】各CHSCコマンドによって実行されるプ
ロセスを図3に示す。このプロセスは、コマンドを解釈
実行開始(SIEパススルー)命令の下で解釈実行すべ
きか、または強制命令インタセプション(SIEパスス
ルーなし)でハイパーバイザにより実行するべきかを判
断する。OS(これはハイパーバイザの制御の下で動作
している)は、資源が共用されていることも、入出力サ
ブシステムが共用資源を処理していることも一切関知せ
ず、そして、CHSC命令を出すときに資源のイメージ
を選択するときに使用されるイメージ識別子(IID)
がOSに見えないようになっている。従って、IIDは
OSにとって透明であり、すなわち気づかないようにな
っている。
【0084】解釈実行:選択されたCHSCコマンドの
解釈実行の制御の必要性(以下では、解釈実行定義と呼
ぶことにする)は、共用資源を使用する上で非常に重要
である。解釈実行の性能が改良され、OS間で共用され
る資源の各イメージ内での可用性が改良されることは、
OSユーザにとって大きな利点となっている。
【0085】CHSC同期入出力コマンドについては、
解釈実行定義は共用資源を処理する場合には完全に新規
なものである。入出力命令を解釈実行するために使用さ
れている既存制御のいくつかは、CHSCコマンドの場
合に使用されている。しかし、本発明によれば、図4に
示す独特な「CHSCコマンド許可マスク(CCA
M)」が創作され、使用されている。CCAMはSIE
SD(状態記述子)の中のフィールドからアドレス指
定される。CCAMは各同期SHSC命令ごとにビット
位置をもっている。例えば、512ビット・フィールド
は512ビット・マークを収容でき、任意のビット位置
が1の状態にセットされると、解釈実行できるCHSC
コマンドを表している。ビットがゼロ状態のときは、そ
のCHSCコマンドが解釈実行できないことを表し、そ
の場合は、命令を実行するためにハイパーバイザのイン
タセプションが必要になる。
【0086】以上のように、CCAMの好適実施例は、
16個の4バイト・ワード、つまり512ビットの情報
から構成されている。各ビットは、指定したCHSCコ
マンド要求ブロック(CRQB)の中のCHSCコマン
ド・コードのビット7〜15によって判断される0〜5
11の範囲の値と相対位置別に一対一に対応している。
CCAM内のビット位置(これはコマンド・コードのビ
ット7〜15の値に対応している)に1が入っていると
きは、そのCHSCコマンドは解釈実行されることが許
可される。そうでないときは、解釈実行は許可されず、
強制命令インタセプションが行われる。
【0087】この好適実施例によるCCAMでは、最高
512個までのCHSCコマンドを許可することができ
る。
【0088】別の実施例では、CCAMのサイズは追加
のコマンド・コードを含むように拡張することができる
が、コマンド・コード・ビット0〜7の各種ビットをワ
イルド・カード・ビット(wild card bi
t)位置にすることができるので、CCAMの単一ビッ
トで複数のコマンド・コードを許可することも可能であ
る。
【0089】従って、CCAMは、所与のCHSCコマ
ンドの解釈実行を許可する。コマンドが解釈実行できる
かどうかは、各CHSCコマンドの定義によって最終的
に決まる。コマンドの意味(semantics)の定
義は、コマンドの解釈実行のための条件を含んでいない
場合や解釈実行定義がCECに存在しない場合がある
が、これは、図5に示すように、CHSC解釈実行制御
ブロック(CIECB)のビットをゼロにセットするこ
とで示される。
【0090】CHSC解釈ブロック(CIB)内の対応
するCCAMビットの設定状態に関係なく、SIEがア
クティブであり(図6のステップ101)、解釈実行定
義が存在しない(図6のステップ102)ときは(つま
り、コマンドの意味が解釈実行を除外しているか、CI
ECB内の特定CHSCコマンドのビットがゼロにセッ
トされているとき)は、コマンドは解釈実行されず、命
令インタセプション条件が認識される(図6のステップ
103)。
【0091】SIEがアクティブであり(図6のステッ
プ101)、解釈実行定義が存在し(図6のステップ1
04)(つまり、CIECB内の特定のCHSCコマン
ドのビットが1にセットされている)、特定のCHSC
コマンド・コードに対応するSIE CHSCコマンド
許可マスク(CCAM)のビットが1にセットされてい
る(図6のステップ105)ときは、コマンドは解釈実
行され、図6のフローチャートの残り部分に示すよう
に、SIEがアクティブでないとき同じように動作す
る。
【0092】イメージのID(識別)は、一部のCHS
Cコマンドの場合には、解釈実行開始(SIE)または
ハイパーバイザがOS IIDを挿入することによって
得られる。本発明の好適実施例では、OS IIDを認
識させるためには、OSはハイパーバイザの制御の下で
動作しているCECで実行されていなければならない。
OS IIDにより、OSプログラムは、対応するOS
のための該当入出力サブシステム資源と制御を使用し
て、該当のCHSCコマンドを実行することができる。
【0093】CHSCコマンドの解釈実行時には、暗黙
のOS IIDは、図4および図6のステップ109に
示すアクティブSIE状態記述からIIDを得ることに
よって、OSのために得られる。CHSCコマンド実行
のための強制命令インタセプション時には、暗黙のII
Dは、図2および図6のステップ107に示すように、
OSのためにハイパーバイザによって与えられる。
【0094】CHSC同期コマンド:CHSCコマンド
要求ブロックは、その実行に先立って、CHSC命令を
実行するためにOSによってOSの主記憶域に作られ
る。コマンド要求ブロック(CRQB)は、個別CHS
C命令のために実行すべき特定のコマンド・オペレーシ
ョンを示している。CHSC同期コマンドの実行の最初
の部分は図2に示されている。CHSC命令が正常に処
理され、特定のCHSCコマンドの実行を試みるると、
結果がコマンド応答ブロックに入ってOSへ返される。
新規なイメージ識別子(IID)の考え方は、前掲の米
国特許出願第07/898,867号に説明されてい
る。OSはコマンド要求ブロック・フィールドにIID
を指定しないが、IIDは、該当するものがあるとき、
ハイパーバイザかSIEのどちらかによって挿入され
る。SIEまたはハイパーバイザは、OSがIIDを与
えていないことを確かめるために、コマンド要求ブロッ
ク内のIIDフィールドにゼロが入っているかどうかを
調べ、ゼロが入っていなければ(図6のステップ10
6)、エラー応答コードをストアし、コマンドを実行し
ない(図6のステップ108)。CHSC命令を処理す
るOSから見たとき、IIDは暗黙に指定されたもの
で、ハイパーバイザの制御下にある特定のCECで実行
されているOSのコマンド要求ブロックに挿入され、コ
マンド応答ブロックに入って返されたIIDは、該当す
るものであれば、ハイパーバイザまたはSIEによって
使用され、除去されるので、図2に示すように、これは
OSからは見えないようになっている。
【0095】暗黙のIIDを使用するある種のプロセ
ス:前述したように、SIE命令またはハイパーバイザ
のどちらかは、該当するものがあるとき、IIDを挿入
するが、このIIDの意味は次のとおりである。
【0096】CHSC制御装置リセット・コマンドの場
合は、図7に示すように、該当のコマンド要求ブロック
・フィールドに入っているIID、チャネル経路ID、
およびサブチャネル番号が1つになって、リセットすべ
きチャネル・イメージと論理制御装置を示している。
【0097】CHSCチャネル経路記述ストア・コマン
ドの場合は、該当のコマンド要求ブロック・フィールド
に入っているIIDとチャネル経路IDが1つになっ
て、どのチャネル・イメージの該当情報が得られるかを
示している。
【0098】CHSC共用装置クラスタ待ち行列ストア
・コマンドの場合は、図8に示すように該当のコマンド
要求ブロック・フィールドに入っているIIDと待ち行
列番号が1つになって、どの共用装置クラスタ待ち行列
の該当情報が得られるかを示している。
【0099】CHSCサブチャネル制御装置データ・ス
トア・コマンド、サブチャネル記述ストア・コマンド、
およびサブチャネル経路情報ストア・コマンドの場合
は、図9と図10に示すように該当のコマンド要求ブロ
ック・フィールドに入っているIIDとサブチャネル番
号が1つになって、どのサブチャネル・イメージの該当
情報が得られるかを示している。
【0100】異なる側面からとらえた共用入出力資源に
関する情報を得ることができるCHSC同期コマンドに
は、チャネル経路記述ストア、共用装置クラスタ待ち行
列ストア、サブチャネル制御装置データ・ストア、サブ
チャネル記述ストア、およびサブチャネル経路情報スト
アがある。共用可能入出力資源機能の状態(入出力サブ
システムの多重イメージ機能特性)を得ることができる
CHSC同期コマンドには、チャネル・サブシステム特
性ストアがある。
【0101】チャネル経路記述ストア・コマンド:チャ
ネル経路記述ストア・コマンドは、図11に示すように
チャネル・タイプ(T)を得て、コマンド応答ブロック
にストアするように機能が強化されている。チャネル・
タイプ・フィールドは2進値であり、チャネルが共用
か、非共用かを示している。
【0102】共用装置クラスタ待ち行列ストア・コマン
ド:共用装置クラスタ待ち行列ストア・コマンドは、ハ
イパーバイザの制御下にあるCECで実行されているO
Sの共用装置クラスタ待ち行列(測定)であって、II
Dに示された特定のイメージに構成された待ち行列を、
図12に示すように得て、コマンド応答ブロックにスト
アするように機能が強化されている。その他のイメージ
に構成された共用装置クラスタの待ち行列(測定)は、
存在しても、得られない。
【0103】CECがハイパーバイザの制御下で動作し
ており、構成定義に含まれるイメージが特定のIIDに
存在しないときは、共用装置クラスタ待ち行列ストア・
コマンド応答は共用装置クラスタ待ち行列が存在しない
ことを示し、待ち行列範囲外表示(図12のRフィール
ド)がコマンド応答ブロックの最初の共用装置クラスタ
待ち行列ブロックにストアされる。
【0104】CECがハイパーバイザの制御下で動作し
ており、測定データが特定のIIDと関連づけられてい
ないか、共用装置クラスタ待ち行列が存在しないとき
は、CECがこの有意でない情報を放棄するかどうか、
あるいはこの有意でない情報をコマンド応答ブロックに
ストアするかどうかは、モデルによって決まる。特定の
IIDだけの情報をストアすることは、「情報圧縮」
(informationcompaction)と呼
ばれる。(データがいつストアされるかに関する詳しい
説明については、「CHSC情報処理」の個所で後述す
る。)CECがハイパーバイザの制御下で動作してお
り、OSが待ち行列番号の範囲(最初の待ち行列番号か
ら最後の待ち行列番号まで)を指定し、コマンド応答ブ
ロックに入っている最後の待ち行列番号がすべて1(1
6進数のFFFF)になっているときは(図8)、好適
実施例では、情報圧縮によって共用装置クラスタ待ち行
列ブロック(測定)がストアされる。
【0105】サブチャネル制御装置データ・ストア・コ
マンド:サブチャネル制御装置データ・ストア・コマン
ドは、ハイパーバイザの制御下にあるCECで実行され
ているOSのサブチャネル制御装置情報であって、II
Dに示された特定のイメージに構成されたものを得て、
図13に示すようにコマンド応答ブロックにストアする
ように機能が強化されている。その他のイメージに構成
されたサブチャネル・イメージの情報は、存在しても、
得られない。
【0106】装置番号有効ビット(図13のDフィール
ド)は、特定のサブチャネルに関連する装置がないとき
や、ハイパーバイザがそのビットをゼロにセットする必
要があるとき、ゼロとしてストアされる。
【0107】CECがハイパーバイザの制御下で動作し
ていて、構成定義に存在するイメージが特定のIIDに
対するものでないときは、サブチャネル制御装置ストア
・コマンド応答はサブチャネル制御装置データが存在し
ないことを示しており、サブチャネル無効表示、つま
り、サブチャネル有効ビット(図13のBフィールド)
と装置番号有効ビット(図13のDフィールド)がコマ
ンド応答ブロックの最初のサブチャネル制御装置ブロッ
クにゼロとしてストアされる。
【0108】CECがハイパーバイザの制御下で動作し
ていて、データが特定のIIDに関連していないか、サ
ブチャネル制御装置データが存在しないときは、CEC
がこの有意でない情報(サブチャネル有効ビットが1に
セットされているか、装置番号有効ビットがゼロにセッ
トされている)を破棄するかどうか、あるいかこの有意
でない情報をコマンド応答ブロックにストアするかどう
かは、モデルによって決まる。特定のIIDだけに関連
する情報をストアすることは、「情報圧縮」と呼ばれ
る。(データがいつストアされるかの詳しい説明は、
「CHSC情報処理」の個所で後述する。) CECがハイパーバイザの制御下で動作していて、OS
がサブチャネル番号の範囲(最初のサブチャネル番号か
ら最後のサブチャネル番号まで)を指定し、コマンド要
求ブロック(図9)に入っている最後のサブチャネル番
号がすべて1(16進数のFFFF)のときは、好適実
施例では、情報圧縮によってサブチャネル制御装置デー
タがストアされる。
【0109】サブチャネル記述データ・ストア・コマン
ド:サブチャネル記述データ・ストア・コマンドは、ハ
イパーバイザの制御下にあるCECで実行されているO
Sのリンク・アドレス情報であって、IIDに示された
特定のイメージに構成されたものを得て、図14に示す
ようにコマンド応答ブロックにストアするように機能が
強化されている。その他のイメージに構成されたサブチ
ャネル・イメージの情報は、たとえ存在しても、得られ
ない。
【0110】装置番号有効ビット(図14のDフィール
ド)は、特定のサブチャネルに関連する装置がないとき
やハイパーバイザがこのビットをゼロにセットする必要
があるとき、ゼロとしてストアされる。
【0111】CECがハイパーバイザの制御下で動作し
ていて、構成定義に存在するイメージが特定のIIDに
対するものでないときは、サブチャネル記述ストア・コ
マンド応答はサブチャネル記述データが存在しないこと
を示し、サブチャネル無効表示、つまり、サブチャネル
有効ビット(図14のBフィールド)と装置番号有効ビ
ット(図14のDフィールド)は、コマンド応答ブロッ
クの最初のサブチャネル記述ブロックにゼロとしてスト
アされる。
【0112】CECがハイパーバイザの制御下で動作し
ていて、データが特定のIIDに関連していないか、サ
ブチャネル記述データが存在しないときは、CECがこ
の有意でない情報(サブチャネル有効ビットが1にセッ
トされているか、装置番号有効ビットがゼロにセットさ
れている)を破棄するかどうか、あるいかこの有意でな
い情報をコマンド応答ブロックにストアするかどうか
は、モデルによって決まる。特定のIIDだけに関連す
る情報をストアすることは、「情報圧縮」と呼ばれる。
(データがいつストアされるかの詳しい説明は、「CH
SC情報処理」の個所で後述する。) CECがハイパーバイザの制御下で動作していて、OS
がサブチャネル番号の範囲(最初のサブチャネル番号か
ら最後のサブチャネル番号まで)を指定し、コマンド要
求ブロック(図9)に入っている最後のサブチャネル番
号がすべて1(16進数のFFFF)のときは、好適実
施例では、情報圧縮によってサブチャネル記述データが
ストアされる。
【0113】サブチャネル経路情報ストア・コマンド:
サブチャネル経路情報ストア・コマンドは、特定のサブ
チャネル・イメージの経路の現在状況または最後に判明
した状況を得て、コマンド応答ブロックにストアするよ
うに機能が強化されている。
【0114】チャネル・サブシステム特性ストア・コマ
ンド:チャネル・サブシステム特性ストア・コマンド
は、入出力サブシステムの一般的特性を得て、コマンド
応答ブロックにストアするために使用される。本発明に
よれば、共用可能入出力資源機能の特性、つまり、多重
イメージ機能の状態を得ることによって機能が強化され
ている。ビットは、多重イメージ機能が導入されている
こと、チャネルがハイパーバイザによって共用可能であ
ることを示している。2つのモード・ビットは、CEC
がハードウェア・ハイパーバイザの制御下で動作してい
るか、ソフトウェア・ハイパーバイザの制御下で動作し
ているかを示している。
【0115】CECがハードウェア・ハイパーバイザの
制御下で動作していることをモードが示しているとき
は、 1)ハードウェア(論理区画)ハイパーバイザが動作し
ており、多重イメージ機能の機能を備えている。
【0116】2)ハードウェア・ハイパーバイザは固有
のIIDに構成されている。
【0117】3)IIDは、論理資源区画で動作してい
るOSのためにハードウェア・ハイパーバイザによって
暗黙に指定されている。
【0118】CECがソフトウェア・ハイパーバイザの
制御下で動作していることをモードが示しているとき
は、 1)ソフトウェア・ハイパーバイザをサポートするよう
に、多重イメージ機能から派生したものが導入されてい
る。
【0119】2)ソフトウェア・ハイパーバイザは固有
のIIDに構成されている。
【0120】3)IIDは、論理資源区画で動作してい
るOSのためにソフトウェア・ハイパーバイザによって
暗黙に指定されている。
【0121】多重イメージ機能が導入されていて、CE
Cがハードウェアまたはソフトウェア・ハイパーバイザ
の制御下で動作しているときは、論理資源区画で動作し
ているOSは、IIDを指定しないので、アーキテクチ
ャに基づいて定義されたIIDのすべてのインスタンス
にゼロを指定しなければならない。これには、次のもの
がある。
【0122】1)すべてのサブチャネル関係入出力命令
の汎用レジスタ1に入っているIID。
【0123】2)RCHP命令の汎用レジスタ1に入っ
ているIID。
【0124】3)各種CHSCコマンドのコマンド要求
ブロックに入っているIID。
【0125】事象(イベント)情報ストア・コマンド:
事象情報ストア・コマンドは、この事象情報ストア・コ
マンドが「入出力資源アクセス可能情報」を提示してい
るとき、ハイパーバイザにIIDを与える機能を入出力
サブシステムにもたせるように機能が強化されている。
ハイパーバイザは、暗黙IIDを取り除いてから事象情
報をOS主記憶域へストアする。
【0126】以下では、図15に示すようにコマンド応
答ブロックに入って返される報告側ソースIDフィール
ド(RSID)と全リンク・アドレス(FLA)フィー
ルドの暗黙IDとチャネル経路ID(CHPID)につ
いて説明する。
【0127】IIDが与えられ、全リンク・アドレス
(FLA)がなにも意味を持たないときは、特定のチャ
ネル・イメージ(これは、特定のCHPIDとIIDに
よって判断される)に接続された入出力装置の1つまた
は2つ以上がアクセス可能になる。
【0128】IIDが与えられ、全リンク・アドレス
(FLA)フィールドにリンク・アドレスが入っている
ときは、特定のリンク(これは、特定のCHPID、I
ID、およびリンク・アドレスによって判断される)に
接続された入出力装置の1つまたは2つ以上がアクセス
可能になる。
【0129】IIDが与えられ、全リンク・アドレス・
フィールド(FLA)フィールドに全リンク・アドレス
が入っているときは、特定の論理制御装置(これは、特
定のCHPID、IID、およびFLAによって判断さ
れる)に接続された入出力装置の1つまたは2つ以上が
アクセス可能になる。
【0130】IIDが与えられたときは、入出力資源ア
クセス可能情報は、特定のチャネル・イメージと関連づ
けられる。同じチャネルを共用する他のチャネル・イメ
ージは、存在していても、この情報には示されない。
【0131】IIDが与えられないときは、入出力資源
アクセス可能情報はチャネルだけに関連づけれる。同じ
チャネルを共用するチャネル・イメージは、もしあれ
ば、すべてこの情報に示される。
【0132】CHSCデータ・フィルタリング手法:本
発明による新規なデータ・フィルタリング手法は、「C
HSC情報処理」と呼ばれるCHSC同期コマンド・セ
ットに対するものであり、これらのコマンドはCECが
ハイパーバイザの制御下で動作しているときだけ実行さ
れる。
【0133】CHSC情報処理は、情報が有意であるか
どうか、情報圧縮が図18に示すように、共用装置クラ
スタ待ち行列ストア、サブチャネル制御装置データ・ス
トア、サブチャネル記述ストア、およびサブチャネル経
路情報ストア・コマンドに対して実行されるかどうかを
判断するメカニズム(プロシージャおよび条件)を定義
している。
【0134】有意情報判断メカニズム:(図18) 共用装置クラスタ待ち行列ストア・コマンド(図18の
ステップ200)の場合は、入出力サブシステムは、共
用装置クラスタ待ち行列が特定のOSに構成されている
とき(図18のステップ204)、共用装置クラスタ待
ち行列情報が有意であるものとみなす。
【0135】サブチャネル制御装置データ・ストア・コ
マンドまたはサブチャネル記述ストア・コマンド(図1
8のステップ201または202)の場合は、入出力サ
ブシステムは、特定のサブチャネル・イメージ範囲にあ
る各サブチャネル・イメージについて次の条件がすべて
満足されているとき、サブチャネル制御装置情報または
サブチャネル記述情報がそれぞれ有意であるものとみな
す。
【0136】 1)CHSCサブチャネル・タイプ(ST=1)の場合 − コマンド要求ブロックにしていされたIIDはサブ
チャネルのIIDに一致している。(図18のステップ
204) 2)入出力サブチャネル・タイプ(ST=0)の場合 − コマンド要求ブロックにしていされたIIDはサブ
チャネルのIIDに一致している。
【0137】− サブチャネルの装置番号有効ビットは
1である。
【0138】− サブチャネルのリロケーション・ゾー
ン番号はゼロでない。(図18のステップ206) サブチャネル経路情報ストア・コマンド(図18のステ
ップ203)の場合は、入出力サブシステムは、特定の
サブチャネル・イメージに対して次の条件がすべて満足
されているとき、サブチャネル経路情報が有意であるも
のとみなす。
【0139】− サブチャネルは入出力サブチャネル・
タイプ(ST=0)である。
【0140】− コマンド要求ブロックに指定されたI
IDはサブチャネルのIIDに一致している。
【0141】− サブチャネルのリロケーション・ゾー
ン番号はゼロでない。(図18のステップ208) 該当の条件を満足していると(図18のステップ20
4、206または208)、要求された共用装置クラス
タ待ち行列情報、サブチャネル制御装置情報、サブチャ
ネル記述情報、またはサブチャネル経路情報は有意であ
り(図18のステップ212)、ストアされる(図18
のステップ212、305、または306)。
【0142】該当の条件の1つまたは2つ以上が満足さ
れていないときは(図18のステップ205)、情報は
有意でなく(図18のステップ211)、特定の今日様
子地クラスタ待ち行列または特定のサブチャネル・イメ
ージに対して情報圧縮が行われる。
【0143】サブチャネル経路情報ストア・コマンドに
対して、該当の条件の1つまたは2つ以上が満足されて
いないときは(図18のステップ207)、エラー応答
コードがストアされる(図18のステップ209)。
【0144】それぞれのサブチャネル制御装置データ・
ストア・コマンド、サブチャネル記述ストア・コマンド
またはサブチャネル経路情報ストア・コマンドが実行さ
れたとき、ハードウェア・ハイパーバイザが入出力サブ
システムに有意のサブチャネル制御装置情報、有意のサ
ブチャネル記述情報、または有意のサブチャネル経路情
報をストアさせる必要のない各サブチャネル・イメージ
については、サブチャネル・イメージのリロケーション
・ゾーン番号をゼロにセットしなければならない。
【0145】情報圧縮メカニズム:(図19) 情報圧縮とは、共用装置クラスタ待ち行列ストア、サブ
チャネル制御装置データ・ストア、およびサブチャネル
記述ストアのそれぞれのコマンドのコマンド応答ブロッ
ク・エントリーに有意情報だけをストアするプロセスで
ある(図19のステップ306)。
【0146】CECがハイパーバイザの制御下で動作し
ていないときは(図19のステップ301)、情報圧縮
は行われない(図19のステップ305)。すなわち、
共用装置クラスタ待ち行列情報、サブチャネル制御装置
情報、またはサブチャネル記述情報はすべて、有意であ
るか否かに関係なく、ストアされる。
【0147】CECがハイパーバイザの制御下で動作し
ているときは(図19のステップ302)、情報圧縮が
行われる(図19のステップ306)。すなわち、プロ
グラムが次のことを指定していれば、有意情報だけがス
トアされる。
【0148】1)共用装置クラスタ待ち行列ストア・コ
マンドの場合は、最後の範囲がすべての1(16進数の
FFFF)の待ち行列番号を示している待ち行列番号の
範囲(図19のステップ304)。
【0149】2)サブチャネル制御装置データ・ストア
・コマンドまたはサブチャネル記述ストア・コマンドの
場合は、最後の範囲がすべて1(16進数のFFFF)
のサブチャネル番号を示しているサブチャネル・イメー
ジの範囲(図19のステップ304)。指定していなけ
れば(図19のステップ303)、情報圧縮は行われな
い(図19のステップ305)。
【0150】図16と図17は、情報圧縮が行われる場
合と情報圧縮が行われない場合のコマンド応答ブロック
の例を示したものである。
【0151】共用装置クラスタ待ち行列ストア・コマン
ドで情報圧縮が行われないときは、図12に示す共用装
置クラスタ待ち行列ブロック待ち行列番号フィールドと
待ち行列範囲外(R)ビットを除き、有意でない情報を
もつエントリを含んでいる場合がある。
【0152】サブチャネル制御装置データ・ストア・コ
マンドまたはサブチャネル記述ストア・コマンドで情報
圧縮が行われないときは、サブチャネル制御装置ブロッ
クまたはサブチャネル記述ブロックは、図13と図14
に示すサブチャネル番号(SCH NUMBER)フィ
ールドとサブチャネル・タイプ(ST)フィールドを除
き、サブチャネル有効(B)ビットが1としてストアさ
れ、装置番号有効(D)ビットがゼロとしてストアさ
れ、追加の有意でない情報をもつエントリを含んでいる
場合がある。
【0153】以上、本発明の範囲と精神を逸脱しない種
々の変形および変更を示したが、これら変形および変更
が本発明の枠内であることは当業者にとって自明であ
る。従って、上述した実施例は、単なる例として示した
ものであって、本発明を限定するためのものでないと理
解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】CHSC命令のフォーマットおよびコマンド要
求ブロック(CRQB)とコマンド応答ブロック(CR
PB)を示す図である。
【図2】本発明の新規なCHSCコマンドのオペレーシ
ョンを示し、ハイパーバイザまたはSIEがイメージ識
別子(IID)を挿入または除去することによって入出
力サブシステムがIIDをCRQB情報と関連づけるこ
とを可能にし、OSがIID値を処理または見ることを
許可しない様子を示す図である。
【図3】本発明の好適実施例におけるCHSC命令の実
行経路を示すフローチャートである。
【図4】SIE状態記述とCHSCコマンド許可マスク
(CCAM)の関係を示す図である。
【図5】CHSC解釈実行制御ブロック(CIECB)
を示す図である。
【図6】CHSCコマンド解釈によるCHSC命令実行
を示すフローチャートである。
【図7】「制御装置リセット」コマンドに対するCHS
Cコマンド要求ブロックを示す図である。
【図8】「共用装置クラスタ待ち行列ストア」コマンド
に対するCHSCコマンド要求ブロックを示す図であ
る。
【図9】「サブチャネル制御装置データ・ストア」およ
び「サブチャネル記述ストア」コマンドに対するCHS
Cコマンド要求ブロックを示す図である。
【図10】「サブチャネル経路情報ストア」コマンドに
対するCHSCコマンド要求ブロックを示す図である。
【図11】「チャネル経路記述ストア」コマンドに対す
るCHSCコマンド応答ブロックにおけるチャネル経路
記述ブロックを示す図である。
【図12】「共用装置クラスタ待ち行列ストア」コマン
ドに対するCHSCコマンド応答ブロックにおける共用
装置クラスタ待ち行列測定を示す図である。
【図13】「サブチャネル制御装置データ・ストア」コ
マンドに対するCHSCコマンド応答ブロックにおける
サブチャネル制御装置ブロックを示す図である。
【図14】「サブチャネル記述ストア」コマンドに対す
るCHSCコマンド応答ブロックにおけるサブチャネル
記述ブロックを示す図である。
【図15】「事象(イベント)情報ストア」コマンドに
対するCHSCコマンド応答ブロックにおける全リンク
・アドレス(FLA)および資源−ソースIIDフィー
ルドを示す図である。
【図16】情報圧縮が行われないときのコマンド応答ブ
ロックを示す図である。
【図17】情報圧縮が行われるときのコマンド応答ブロ
ックを示す図である。
【図18】有意情報を判別し、情報を圧縮するためのC
HSC情報プロセスを示すフローチャートである。
【図19】有意情報を判別し、情報を圧縮するためのC
HSC情報プロセスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
CEC 中央電子複合システムまたはコンピュータ電子
複合システム CHSC 同期チャネル・サブシステム・コール CRPB コマンド応答ブロック CRQB コマンド要求ブロック IID イメージ識別子(識別名) OS オペレーティング・システム SD 状態(ステート)記述制御ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート エドワード ガルブレイス アメリカ合衆国 12603 ニューヨーク 州 パフキープシィ アール コート 21 (72)発明者 リチャード ローランド ギエッティ アメリカ合衆国 12540 ニューヨーク 州 ラグランジュヴィル アールアール 1 ボックス 240 (72)発明者 マートゥン ジャン ハルマ アメリカ合衆国 12570 ニューヨーク 州 パフゴーグ ヒルサイド ロード アールアール2 ボックス 24エイ (72)発明者 ロジャ エルドレッド ホー アメリカ合衆国 12528 ニューヨーク 州 ハイランド シャロン ドライブ 7 (72)発明者 スザンヌ マリー ジョン アメリカ合衆国 12603 ニューヨーク 州 パフキープシィ クラウディ ドラ イブ 21 (72)発明者 ジェイムズ チェスター マズロースキ ィ アメリカ合衆国 12601 ニューヨーク 州 パフキープシィ コル ホロー ロ ード 12 (72)発明者 ケネス ジェイムズ オークス アメリカ合衆国 12590 ニューヨーク 州 ワッピンジャーズ フォールズ フ ァーム ビュー ロード 13 (72)発明者 レズリィ ウッド ウァイマン アメリカ合衆国 12601 ニューヨーク 州 パフキープシィ ハドソン ハーバ ー ドライブ 1011

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力チャネル・サブシステムのコール
    (CALL)命令を制御する方法であって、 コンピュータ電子複合システム(computer e
    lectroniccomplex − CEC)内の
    仮想CPUを定義している状態(ステート)記述制御ブ
    ロック(SD)をアクセスすることによって、CEC内
    の制御プログラムによる解釈実行を開始するステップ
    と、 CECの入出力サブシステムの共用入出力資源に関する
    入出力情報を要求するために同期チャネル・サブシステ
    ム・コール(CHSC)命令を出したCEC内のプログ
    ラムによって解釈実行するステップと、 SDを通してパススルー制御マスクをアクセスして、ハ
    イパーバイザ(hypervisor)による介入を回
    避するパススルー・オペレーションでプログラムがCH
    SC命令を実行できるかどうかを判断するステップとを
    具えたことを特徴とする入出力チャネル・サブシステム
    ・コール命令制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコンピュータ電子複合
    システム(CEC)のための解釈実行方法において、 IIDが割り当てられたCECの論理区画のための制御
    プログラムとしてプログラムを設計するステップと、 CEC内の異なる区画に異なるIIDを割り当てるステ
    ップとを具えたことを特徴とする解釈実行方法。
  3. 【請求項3】 コンピュータ電子複合システム内の共用
    入出力資源をアクセスする入出力チャネル・サブシステ
    ム・コール命令のパススルー・オペレーションを実現す
    る方法であって、 SIE(start interpretive ex
    ecution −解釈実行開始)命令の状態(ステー
    ト)記述オペランドをアクセスするハイパーバイザによ
    ってSIE命令を実行して、CEC内の仮想CPUによ
    るプログラムの実行を開始するステップと、 CEC内の同期チャネル・サブシステム・コール(CH
    SC)命令をプログラムによって実行して共用入出力資
    源に関する入出力情報をCEC内の入出力サブシステム
    に要求するステップと、 SDを通して位置を定められたパススルー制御マスクを
    アクセスして、ハイパーバイザの介入なしで、プログラ
    ムがパススルー・オペレーションでCHSC命令を実行
    できるかどうかを判断するステップとを具えたことを特
    徴とするパススルー・オペレーション実現方法。
  4. 【請求項4】 コンピュータ電子複合システム(CE
    C)の解釈実行方法であって、 コンピュータ電子複合システム(CEC)内の仮想CP
    Uを定義している状態記述制御ブロック(SD)をアク
    セスすることによって、CEC内の制御プログラムによ
    る解釈実行を開始するステップと、 同期チャネル・サブシステム・コール(CHSC)命令
    を出したCEC内のプログラムによって解釈実行して、
    CECの入出力サブシステムの共用入出力資源に関する
    入出力情報を要求するステップと、 命令を実行する制御プログラムに割り当てられたイメー
    ジ識別子(IID)が、その命令の情報を得るために入
    出力サブシステムでアクセスされている入出力資源のイ
    メージに割り当てられたIIDと同じであるならば、入
    出力サブシステムによってCHSC命令を実行するステ
    ップとを具えたことを特徴とする解釈実行方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のコンピュータ電子複合
    システム(CEC)の解釈実行方法において、仮想CP
    Uを定義している状態記述ブロック(SD)をアクセス
    するために、CEC内の解釈実行開始(SIE)命令を
    ハイパーバイザが実行することで前記解釈実行ステップ
    を提供することを特徴とする解釈実行方法。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のコンピュータ電子複合
    システム(CEC)の解釈実行方法において、制御プロ
    グラムが使用できる各CHSC命令に関連するマイクロ
    コード・フィールドのパススルー制御マスクをテストす
    ることによって、ハイパーバイザによる介入なしで、制
    御プログラムの下でその命令をパススルー解釈実行すべ
    きか否かを判断するステップをさらに具えたことを特徴
    とする解釈実行方法。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のコンピュータ電子複合
    システム(CEC)の解釈実行方法において、 CHSC命令のオペランドを通してコマンド要求ブロッ
    クの位置を定め、命令を出した制御プログラムのイメー
    ジ識別子(IID)のCRQBと関連づけるステップ
    と、 CRQBを入出力サブシステムへ送って、共用資源に関
    する情報をアクセスするステップとを具えたことを特徴
    とする解釈実行方法。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載のコンピュータ電子複合
    システム(CEC)の解釈実行方法において、入出力サ
    ブシステムにより制御プログラムに応答して、CRQB
    によって要求され、CRQBと同じIIDに関連づけら
    れている入出力情報のみを提供するステップを具えたこ
    とを特徴とする解釈実行方法。
  9. 【請求項9】 請求項4に記載のコンピュータ電子複合
    システム(CEC)の解釈実行方法において、それぞれ
    の区画に割り当てられた異なるIIDをもつCECの異
    なる区画に各制御プログラムを置いておくステップを具
    えたことを特徴とする解釈実行方法。
JP5113347A 1992-06-15 1993-05-14 入出力チャネル・サブシステム・コ―ル命令制御方法およびcecの解釈実行方法 Expired - Lifetime JP2500045B2 (ja)

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