JP2025500252A - コンパクトな調整チャンバを備えた飲料調製 - Google Patents
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Abstract
マシン(1)は、原材料(5a)を水(4’)と混合し、そのような原材料(5a)を水(4’)と共に処理軸線(30’)を中心として遠心駆動することによって、処理キャビティ(5)内で原材料(5a)から飲料(4)を調製するように構成される。本マシン(1)は、処理軸線(30’)を中心とした遠心分離中に、風味原材料(5a)及び水を保持し、回転させるための回転可能な原材料ハンドリングシステム(10、20)であって、飲料出口(25)及び水入口(24)を有する、原材料ハンドリングシステム(10、20)と、飲料出口(25)及びその下流と流体連通している飲料調整器(50)であって、出口(25)から供給される飲料(4)が精製される調整キャビティ(51)を備える飲料調整器(50)と、を備える。調整キャビティ(51)は、処理軸線(30’)に沿って処理キャビティ(5)に対して少なくとも部分的にオフセットされる。
【選択図】 図1
【選択図】 図1
Description
本発明の分野は、調製される飲料の原材料を収容したカプセルを遠心分離することによる飲料調製マシンに関する。
本明細書の目的に関して、「飲料」は、茶、コーヒー、温かい又は冷たいチョコレート、ミルク、スープ、ベビーフードなどの、人が飲食可能な任意の液体物質を含むことを意図している。「カプセル」は、例えば、風味原材料などの、予めポーション化された飲料原材料を収容するためのパッケージなど、任意の容器を含むことを意図され、該パッケージは、任意の材料、特に気密性又は透過性材料、多孔性又は非多孔性材料(例えば、プラスチック、アルミニウム、リサイクル可能及び/又は生分解性のパッケージ)、並びに原材料を収容する軟質ポッド又は硬質カートリッジを含む任意の形状及び構造の、エンクロージャを形成するものである。
ある種の飲料調製マシンはカプセルを使用しており、カプセルは、抽出若しくは溶解される原材料、及び/又はマシン内にて保管され自動的に投入される、若しくは飲み物の調製時に添加される原材料を収容している。いくつかの飲料マシンは充填手段を有し、充填手段は、通常は水である液体用のポンプを含み、ポンプは水の供給源から、冷水、又は例えばサーモブロックなどの加熱手段により実際には加熱された液体を圧送する。
特に、コーヒー調製の分野では、飲料原材料を収容したカプセルが淹出デバイスに挿入されるマシンが広く開発されてきた。淹出デバイスは、カプセルの周囲で密閉されており、カプセルの第1の面に水を注入し、カプセルの密閉された容積部で飲料を生成し、淹出された飲料をカプセルの第2の面から排出し、カップ又はグラスなどの受け器内に収集することができる。
淹出装置は、使用に際し、「新しい」カプセルを挿入しやすくし、このカプセルを取り除きやすくするように開発されてきた。このような淹出装置の例が、欧州特許第1767129号、国際公開第2009/043630号、同第2005/004683号、及び同第2007/135136号に開示されている。遠心分離を用いた飲料の調製も知られている。遠心分離プロセス及び対応するデバイスの例が、国際公開第2008/148601号、同第2008/148650号、米国特許第5566605号、国際公開第2013/007776号、同第2013/007779号、及び同第2013/007780号に開示されている。
抽出プロセス自体に関係なく、カプセルに対して抽出を行うためのシステムによって、特に、カプセルを挿入及び/又は取り除くための抽出システムの開放及び/又は閉鎖を動力化することによって、カプセルの取り扱いを容易にすることも提案されている。このようなシステムの例は例えば、欧州特許第1767129号、国際公開第2009/113035号、同第2012/025258号、同第2012/025259号、同第2012/041605号、同第2013/127476号、同第2014/096122号、同第2014/096123号、及び、欧州特許出願公開第2015185946.9号に開示されている。
遠心分離を用いた飲料の調製も知られている。このような飲料調製は、例えば、粉末及び/又は茶葉などの、カプセルに入った飲料(風味)原材料を提供するステップと、カプセル内に液体を流通させ、カプセル内で液体の圧力勾配を生成しながら液体の原材料との相互作用を確保するのに十分な速度でカプセルを回転させるステップとを含む。このような圧力は、カプセルの中心から周縁に向かって徐々に増加する。液体がコーヒー層などの原材料を通過するにつれて、コーヒー混合物などの原材料の抽出が起こり、カプセルの周縁にて流出する液体抽出物が得られる。このようなシステムの例は、国際公開第2008/148601号、同第2013/007776号、同第2013/007779号、同第2013/007780号、同第2017/046294号、同第2017/068134号、及び同第2017/202746号に開示されている。
水平軸線に沿った遠心分離によって飲料を調製することが提案されている。
国際公開第2015/173123号及び同第2015/173124号は、開位置と閉位置との間で相対的に並進可能な2つの包囲部分の間に形成された遠心淹出チャンバを開示している。包囲部分は一対のジョーと協働し、この一対のジョーは、開位置において包囲部分間にカプセルを保持するためのカプセル保持位置と、カプセルを解放するためのカプセル解放位置との間で移動可能である。ジョーは、第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータによって作動され、第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータは、それらの相対的な並進移動中に包囲部分によって作動される。ジョーは、開位置においてカプセルを包囲部分の間の位置にガイドし、その間にカプセルを固定する。次いで、カプセルを包囲するために包囲部分同士が一緒に並進させられると、ジョーはカプセルを解放し、その結果、淹出チャンバがカプセルの周りに形成される。カプセル内の原材料を用いて飲料を調製するためにカプセルを遠心分離するために、包囲部分は水平軸線を中心として回転される。飲料調製の終わりに、遠心分離が停止し、包囲部分が開位置に相対的に並進移動され、それによって使用済みカプセルが包囲部分から落下することが可能になる。次いで、ジョーがカプセル保持位置に戻される。
国際公開第2008/148646号及び同第2008/148650号は、飲料調製デバイスを説明している。ここで、受け器、特に、カプセルの下流には、例えば、遠心力を作用させた液体が受け器を出るときに生じた圧力の下で開く又は拡大するバルブによる、流量制限部が作られる。回転速度が上昇するほど、バルブは開く又は拡大する。バルブは、カプセルのリム部に対して弾性的に付勢されたデバイスの可動制限部分によって形成できる。国際公開第2017/068134号では、遠心淹出チャンバは、遠心淹出チャンバと共に回転するマシンの慣性体によって制御される出口バルブを備え付けている。バルブは、クレマチャンバを形成している収集器につながっており、クレマチャンバ内では、バルブでの減圧を受けた飲料が、ユーザの受け器、例えばカップ又はマグカップに注出するために精製される。このような収集チャンバは、典型的には、例えば国際公開第2020/201469号に開示されているように、遠心淹出チャンバの周りに配置される。
本発明は、少なくとも1つの原材料から飲料を調製するためのマシンに関する。通常、このような飲料は、その後、例えば、ユーザのカップ又はユーザのマグに注出されるなど、ユーザのために注出される。
例えば、本マシンは、コーヒー、茶、チョコレート、カカオ、ミルク、又はスープ調製マシンである。例えば、本マシンは、挽いたコーヒー、茶、チョコレート、カカオ、又は乳粉末などの調製する飲料の風味原材料など、ホルダ内に保持された原材料を通して、熱湯若しくは冷水又は他の液体を通過させることにより、原材料ホルダを含む飲料処理モジュール内で飲料を調製するように構成されている。
そのような飲料調製は、典型的には、複数の飲料原材料、例えば、水及び乳粉末の混合、及び/又は挽いたコーヒー又は茶などの水による浸出などの、飲料原材料の浸出、を含む。そのような原材料の1つ以上は、固まっていない粉末形態及び/若しくは凝集粉末形態、並びに/又は液体形態、特に濃縮した形態で供給することができる。水などのキャリア又は希釈液を、そのような原材料と混合して飲料を形成することができる。典型的には、ユーザ要求に応じて1人分(例えば、1杯分)に相当する所定量の飲料が形成及び注出される。このような1杯分の量は、飲料の種類に応じて、例えば、カップ又はマグを満たす量である、25~600mL(例えば、40~250mL)など、15~1000mLの範囲内であってもよい。形成されて注出される飲料は、リステロット、エスプレッソ、ルンゴ、カプチーノ、カフェラッテ、アメリカーノコーヒー、茶などから選択することができる。例えば、コーヒーマシンは、例えば、1杯当たり20~60mLの調整可能な量のエスプレッソを抽出するように、及び/又は、例えば、1杯当たり70~200mLの範囲の量のルンゴを抽出するように、及び/又は、例えば、150~750mLの範囲の量のアメリカーノを注出するように構成されてもよい。
本発明の一態様は、処理キャビティ内で風味原材料から飲料を調製するためのマシンに関する。このようなキャビティは、カプセル内に供給された原材料を保持するように構成されてもよい。飲料は、原材料を水と混合し、そのような原材料及び水を処理軸線を中心として遠心駆動することによって調製される。
飲料を調製するための遠心分離プロセスは、例えば、欧州特許第2000062号、同第2155020号、同第2152128号、国際公開第2008/148646号、同第2009/106175号、同第2009/106589号、同第2010/026045号、同第2010/026053号、同第2010/066736号、同第2008/148650号、同第2008/148834号、同第2010/066705号、同第2010/063644号、同第2011/023711号、同第2014/096122号、又は同第2014/096123号から既知である。
飲料調製中、処理軸線は、水平に又は水平に対してある角度で延び得る。このような角度は、45度未満、例えば30度未満、例えば15度未満であってもよい。
典型的には、本マシンは、以下の構成要素のうちの1つ以上を含み、構成要素とは、
a)飲料調製中に風味原材料と流体連通する流体システムと、
b)風味原材料に流通される液体の流れを熱調整するためのインライン加熱器及び/若しくは冷却器、又はバッチ加熱器及び/若しくは冷却器によって熱調整された液体を風味原材料に流通させるためのバッチ加熱器及び/又は冷却器と、
c)風味原材料に液体を圧送するためのポンプであって、特に、低圧ポンプ(例えば、1.5~3バールなど1~5バールの範囲内)と、
d)飲料調製中に風味原材料を回転駆動するためのモータと、
e)入力ユーザインタフェースを通してユーザからの指示を受け、及び加熱器及び/又は冷却器、ポンプ、並びにモータを制御するための、プリント回路基板(PCB)を特に備える、電子制御ユニット、及び
f)1つ以上のセンサであって、流体システム、加熱器及び/又は冷却器、ポンプ、液体タンク、原材料コレクタ、液体の流れ(例えば、流量計による)、液体の圧力、及び液体の温度の特性から選択された少なくとも1つの特性を感知し、上記特性を制御ユニットに伝達するためのセンサである。
a)飲料調製中に風味原材料と流体連通する流体システムと、
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風味原材料がカプセル内に供給される場合、カプセルは、原材料を収容する本体と周縁突出フランジとを有することができ、例えば、カップの形状の本体と、カップの口部を覆い、口部を越えて延び、周縁突出フランジを形成する蓋とを有することができる。
カプセルは、原材料(例えば、挽かれたコーヒー、茶、カカオ、又は他の飲料原材料)を収容している対称的又は非対称的、円錐状、円錐台状、円筒状、球状、半球状、又は球台状とする本体を有することができる。
カプセルは、「技術分野」の見出しの下で上記したタイプのカプセルであってもよい。カプセルは、フランジを有する容器本体(例えば、略カップ形、半球体、又は半楕円体の本体)を有するカプセルであってもよく、フランジにはカバー蓋(又は膜)が取り付けられており、具体的にはシールされている。典型的には、カプセルは飲料原材料を収容している。好適なカプセルの例は、国際公開第2008/148601号、同第2008/148604号、同第2008/148646号、同第2008/148650号、同第2008/148656号、同第2008/148834、同第2011/141532号、同第2011/141535号、同第2013/072239号、同第2013/072297号、同第2013/072326号、同第2015/044400号に開示されている。カプセルは、Nespressoによって商標Vertuoの下で市販されている種類のものであってもよい。
本マシンは、処理軸線を中心とした遠心分離中に、例えば上述のカプセル内に収容された風味原材料及び水を保持し、回転させるための回転可能な原材料ハンドリングシステムを有する。原材料ハンドリングシステムは、少なくとも1つの飲料出口と、風味原材料に水を供給するための少なくとも1つの水入口とを有する。
ハンドリングシステムは、第1の原材料ハンドラ及び第2の原材料ハンドラを含み得、第1の原材料ハンドラ及び第2の原材料ハンドラは、
第1のカプセルハンドラ及び第2のカプセルハンドラによって風味原材料を受け取るため、及び/又は第1の原材料ハンドラ及び第2の原材料ハンドラからこのような原材料を放出するための原材料移送構成から、
処理軸線を中心とした回転によって風味原材料及び水を遠心分離するための原材料処理構成へと、及びその逆に、一方が他方に対して移動可能である。
第1のカプセルハンドラ及び第2のカプセルハンドラによって風味原材料を受け取るため、及び/又は第1の原材料ハンドラ及び第2の原材料ハンドラからこのような原材料を放出するための原材料移送構成から、
処理軸線を中心とした回転によって風味原材料及び水を遠心分離するための原材料処理構成へと、及びその逆に、一方が他方に対して移動可能である。
処理時に、例えば国際公開第2009/074559号又は国際公開第2009/135869号に開示されているように、例えばカプセル内に収容された原材料は、ハンドリングシステムより下流の原材料(又は原材料カプセル)収集器内に収集され得る。
マシンは、上述の少なくとも1つの飲料出口及びその下流と流体連通している飲料調整器を含む。飲料調整器は、出口から供給される飲料が精製される調整キャビティを含む。調整キャビティは、処理軸線の周りを延び、飲料出口通路、例えば出口導管につながる。
例えば、出口から供給される飲料が気体(例えば、空気)を含む場合、飲料調整器は、例えば飲料-気体乳化の品質を向上させるために、飲料内の気体の混合、例えば分散を微細なものにするように構成され得る。飲料がコーヒーである場合、調整器は、コーヒークレマを精製するように構成されてもよい。
典型的には、飲料調整器は、飲料出口通路、例えば上記飲料出口通路につながっており、飲料をユーザの受け器、例えばカップ又はマグに注出するように構成されている。
本マシンは、原材料ハンドリングシステムが遠心分離のために回転されるときに静止しており、原材料ハンドリングシステムを支持しているマシンフレーム及び/又はハウジングを有する。
フレーム及び/又はハウジングが、底部を含み得、又は底部に固定され得、この底部は、原材料ハンドリングシステムが遠心分離のために処理軸線を中心として回転されるときに、このようなマシンの外部にある支持面、例えばテーブルトップによって形成される外部支持面に載置されるように構成されており、処理軸線が、このような底部に対して、0°~80°、例えば0°~45、例えば0°~30°、例えば0°~15°の範囲、典型的には実質的に0°の角度をなしている。
フレーム及び/又はハウジングはモータを支持することができ、このモータは、例えば、直接接続で、又は歯付きベルトなどのベルト、平歯車などの歯車、及びコネクティングロッドのうちの少なくとも1つなどの伝達装置を介して、原材料ハンドリングシステムに接続されている。したがって、遠心分離中の処理軸線を中心とした原材料ハンドリングシステムの回転は、このようなモータによって達成され得る。
調整キャビティは、処理軸線に沿って処理キャビティに対して少なくとも部分的にオフセットされる。例えば、処理キャビティは、調整キャビティの全軸線方向長さの少なくとも25%、例えば、全軸線方向長さの少なくとも50%、例えば、全軸線方向長さの少なくとも75%の距離だけオフセットされる。調整キャビティは、処理軸線に沿って処理キャビティに対して、例えばハンドリングシステムに対して、完全にオフセットされてもよい。
調整キャビティと処理キャビティとの間にそのような軸方向にオフセットされた配置を設けることによって、例えば以下に概説されるように、構成の自由度が増す。
調整キャビティの直径は、マシンの幅及び/又は高さを低減するために使用され得る処理キャビティの直径以下のサイズに低減され得る。
処理キャビティによって占有されていない飲料調整器の中央部分は、飲料オーバーフロー管理などの更なる機能を提供するために使用されてもよい。
飲料調整器及び処理キャビティの累積軸線方向長さは、典型的にはその最大直径の減少と共に増加し、これにより、長さに沿った飲料調整器及び処理キャビティの質量のより良好な分布及び慣性の減少がもたらされる。したがって、回転によって生じる振動及び/又は機械応力及び/又は飲料品質への望ましくない影響を低減しながら、遠心分離中の調整器及び処理キャビティの安定性を向上させ得る。
処理キャビティは、処理軸線の周りを、処理軸線から最大処理距離まで延び得る。調整キャビティは、処理軸線の周りを、処理軸線から最大調整距離まで延びる。調整距離は、処理距離以下である。例えば、調整距離は、処理距離の50~100%の範囲内であり得、例えば処理距離の少なくとも75%、例えば少なくとも85%、例えば少なくとも90%である。
したがって、この構成では、調整キャビティは、従来技術から知られているように、例えば上述したように、処理キャビティの周りのマシンの直径を対応して増大させるように処理キャビティの周りに延びる必要がない。これにより、処理キャビティ及びその近くにおいて従来技術のマシンよりも薄いマシンを設計する可能性が開けるかもしれない。
調整キャビティは、処理軸線に沿って処理キャビティに対して完全にオフセットすることができる。飲料調整器は、回転可能な原材料ハンドリングシステムに対して完全にオフセットされてもよい。
飲料調整器は、調整キャビティと流体連通するオーバーフローキャビティを含んでもよい。そのようなオーバーフローキャビティは、有利には、調整キャビティが調整されている飲料で満たされているとき、その調整の前に飲料を貯蔵するために構成される。
オーバーフローキャビティは、調整キャビティから処理軸線に向かって、処理軸線から調整キャビティまでの距離の75%未満、例えば60%未満、例えば40%未満、例えば25%未満の距離まで延びることができる。
飲料出口通路は、オーバーフローキャビティの頂部に対応する高さで、又はそれより上の高さで調整キャビティに接続されてもよい。
したがって、調整キャビティの容量を超える調整されていない飲料でオーバーフローキャビティを充填することは、そのような調整されていない飲料が適切な調整なしに飲料出口通路を介して飲料調整器を出ることを可能にするよりも、好まれ得る。
調整キャビティは、最も外側の実質的に円筒形の表面及び/又は内側の実質的に円筒形の表面によって画定することができる。
例えば、このような最も外側の実質的に円筒形の表面及びそのような内側の実質的に円筒形の表面は、遠心分離中、処理軸線を中心として一方の表面を他方の表面に対して回転させるように組み合わされている。
そのような一方の表面、例えば、最も外側の表面は、マシンフレーム及び/又はハウジングに対して静止していてもよく、そのような他方の表面、例えば、内側の表面は、遠心分離中に回転可能な原材料ハンドリングシステムと共に回転可能であってもよい。例えば、このような他方の表面は、遠心分離中、原材料ハンドリングシステムに角度を付けて固定されている。
最も外側及び内側の実質的に円筒形の表面は、調整キャビティ内に収容された飲料内に、クエット流、テイラー流、渦流、又は乱流などの剪断効果を生成するために、互いに十分に近接することができる。
最も外側の表面と内側の表面とは、5mm未満、例えば3mm未満、例えば2mm未満の距離だけ間隔を空けることができる。
飲料出口及び飲料調整キャビティは、飲料通路、例えば飲料導管によって流体接続されてもよい。
水導管は、少なくとも部分的に処理軸線に沿って、例えば処理軸線に沿って同心円状に延びてもよい。
飲料導管は、飲料通路に沿った飲料の流れ及び/又は圧力を制御するために、任意選択で処理キャビティ及び/又は調整キャビティ内で、遠心バルブ及び/又は電動バルブなどのバルブと関連付けることができる。
処理キャビティは、中央の処理軸線を中心として処理キャビティにおいて周縁方向に配置された複数の飲料出口を有し得る。
周縁方向に配置された各飲料出口は、飲料通路と流体連通しており、飲料通路は、連通している出口から処理軸線に向かって延びることができる。
複数又は全ての飲料出口は、漏斗状構成の共通飲料通路と流体連通することができる。
複数又は全ての飲料出口は、例えば、中央の処理軸線に沿って延びるために、中央の処理軸線において互いに合流する対応する複数の飲料導管と流体連通してもよい。
水入口は、処理キャビティにおいて処理軸線上に又はそれに隣接して配置することができる。
水入口は、上流の水導管を介して、水源に、例えば水タンク又は配水網に、流体接続され得る。
水導管は、少なくとも部分的に処理軸線に沿って、例えば処理軸線に沿って同心円状に又は隣接して延びてもよい。
水導管は、水を熱調整するための、例えば加熱器及び/又は冷却器などの熱調整器、並びに任意選択で、それに固定される、又はそれと一体化されることにより、飲料調整器と、例えば処理キャビティに向けて水を駆動するための、例えばポンプなどの水駆動部と、例えば流量センサ及び/又は温度センサ及び/又は圧力センサなどの水の特性を感知するためのセンサと、のうちの少なくとも1つと関連付けられることができる。
飲料通路と水導管とは、互いに隣接して延びてもよく、又は一方が他方の中に、例えば、飲料通路が水導管を取り囲むように同心円状に延びてもよく、又はその逆であってもよい。
飲料出口及び/又は水入口のうちの1つ以上が、カプセル穿孔部などの1つ以上のカプセル(例えば入口及び/又は出口)オープナーと関連付けられることができる。
調整キャビティは、遠心分離のために回転させられるときに、原材料ハンドリングシステムと共に駆動される、内側の表面などの少なくとも1つの表面を含み得、そのような少なくとも1つの表面は、例えば、処理軸線を中心に回転駆動される。
本発明はまた、上記したようなカプセル処理マシンと、風味原材料を収容したカプセルとを備えるシステムに関する。
本発明の別の態様は、上述のマシンにおいて、カプセル内でマシンに供給された風味原材料から飲料を調製する方法に関する。本方法は、
ハンドリングシステムを用いてカプセルを保持して回転させるステップと、
水入口を介して水を処理キャビティ内のカプセル内に供給し、風味原材料を水と共に遠心分離し、飲料を生成するステップと、
飲料出口を介して調整キャビティに向かって飲料を放出するステップと、を含む。
ハンドリングシステムを用いてカプセルを保持して回転させるステップと、
水入口を介して水を処理キャビティ内のカプセル内に供給し、風味原材料を水と共に遠心分離し、飲料を生成するステップと、
飲料出口を介して調整キャビティに向かって飲料を放出するステップと、を含む。
処理キャビティは、処理軸線の周りを、処理軸線から最大処理距離まで延び、調整キャビティは、処理軸線の周りを、処理軸線から最大調整距離まで延びる。調整距離は、処理距離以下である。
本発明の更なる態様は、上記したようなカプセルとしてのカプセルの、マシンがカプセルを保持するように構成された処理キャビティを有する場合の、上記したようなマシン、上記したようなシステムの実施、又は、上記したような方法の実行、のための使用に関する。カプセルは、ハンドリングシステムを用いて保持及び回転され、処理キャビティ内の水入口を介して水が供給され、風味原材料が水と共に遠心分離にかけられ、それによって飲料が生成され、飲料出口を介して調整キャビティに向かって飲料を放出するように構成されている。処理キャビティは、処理軸線の周りを、処理軸線から最大処理距離まで延びる。調整キャビティは、処理軸線の周りを、処理軸線から最大調整距離まで延びる。調整距離は、処理距離以下である。
ここで、本発明を概略図を参照して説明する。
本発明による遠心処理キャビティ及び調整キャビティを有するマシンの一部の側断面図である。
図1に示した遠心処理キャビティ及び調整キャビティの部分切り取り斜視図である。
図1に示したマシンのカプセルハンドリングデバイス及び飲料調整器の一部の斜視図である。
図1~図3は、本発明によるマシン1の例示的な実施形態を示す。
マシン1は、風味原材料5aを水4’と混合し、そのような原材料5a及び水4’を処理軸線30’を中心として遠心駆動して飲料4を形成することによって、処理キャビティ5内で原材料5aから飲料4を調製するように構成される。処理キャビティ5は、カプセル5b内に供給されるときに原材料5aを保持するように配置されてもよい。
マシン1は、処理軸線30’を中心とした遠心分離中に、風味原材料5a及び水を保持し、回転させるための回転可能な原材料ハンドリングシステム10、20を含む。原材料ハンドリングシステム10、20は、少なくとも1つの飲料出口25と、原材料5aに水4’を供給するための少なくとも1つの水入口24とを有する。
システム10、20は、第1及び第2のカプセルハンドラ10、20によって原材料5aを受け取るため、かつ/又は第1及び第2の原材料ハンドラ10、20から原材料5aを放出するための原材料移送構成から、処理軸線30’を中心とした回転によって原材料5aと水とを遠心分離するための原材料処理構成へと、及びその逆に、一方が他方に対して移動可能である、第1の原材料ハンドラ10及び第2の原材料ハンドラ20を有してもよい。
マシン1は、少なくとも1つの飲料出口25及びその下流と流体連通している飲料調整器50を有する。飲料調整器50は、出口25から供給された飲料4が精製される調整キャビティ51を有する。
典型的には、飲料出口通路54は、飲料4をユーザの受け器、例えばカップ又はマグカップに注出するように構成される。
マシン1は、原材料ハンドリングシステム10、20が遠心分離のために回転されるときに静止しており、原材料ハンドリングシステム10、20を支持しているマシンフレーム及び/又はハウジング40を含む。
フレーム及び/又はハウジング40は、底部を備えることができ、又は底部に固定されることができ、底部が、原材料ハンドリングシステム10、20が遠心分離のために処理軸線30’を中心として回転されるときに、マシン1の外部にある支持面、例えばテーブルトップによって形成される外部支持面に載置されるように構成されており、処理軸線30’が、底部に対して、0°~80°、例えば0°~45°、例えば0°~30°、例えば0°~15°の範囲、典型的には実質的に0°の角度をなしている。
フレーム及び/又はハウジング40は、モータ2を支持してもよく、このモータ2は、例えば、直接接続で、又は歯付きベルトなどのベルト、平歯車などの歯車、及びコネクティングロッドのうちの少なくとも1つなどの伝達装置3を介して、原材料ハンドリングシステム10、20に接続されている。
調整キャビティ51は、処理キャビティ5に対して処理軸線30’に沿って少なくとも部分的にオフセットされ、任意選択で、調整キャビティ51の全軸線方向長さ53’の少なくとも25%、例えば全軸線方向長さ53’の少なくとも50%、例えば全軸線方向長さの少なくとも75%の距離50’だけオフセットされる。例えば、調整キャビティ(51は、処理軸線30’に沿って、調整キャビティ51に対して、例えばハンドリングシステム10、20に対して完全にオフセットされている。
処理キャビティ5は、処理軸線30’の周りを、処理軸線30’から最大処理距離5’まで延び得る。調整キャビティ51は、処理軸線30’の周りを、処理軸線30’から最大調整距離51’まで延びることができる。調整距離51’は、処理距離5’以下としてもよい。例えば、調整距離51’は、処理距離5’の50~100%の範囲内であり、例えば処理距離5’の少なくとも75%、例えば少なくとも85%、例えば少なくとも90%である。
調整キャビティ51は、処理軸線30’に沿って処理キャビティ5に対して完全にオフセットすることができる。例えば、飲料調整器50は、回転可能な原材料ハンドリングシステム10、20に対して完全にオフセットされている。
飲料調整器50は、オーバーフローキャビティ51aを含んでもよく、このオーバーフローキャビティ51aは、調整キャビティ51が調整中の飲料4で満たされているときに調整前の飲料4を貯蔵するために、調整キャビティ51と流体連通している。
オーバーフローキャビティ51aは、調整キャビティ51から処理軸線30’に向かって、処理軸線30’から調整キャビティ51までの距離の75%未満、例えば60%未満、例えば40%未満、例えば25%未満の距離まで延びることができる。
例えば、オーバーフローキャビティ51aは、調整器50の一端又は両端に延び、任意選択で、調整器50の中間部分に延びる。
飲料出口通路54は、オーバーフローキャビティ51aの頂部に対応する高さで、又はそれより上の高さで調整キャビティ51に接続され得る。
調整キャビティ51は、最も外側の実質的に円筒形の表面52及び/又は内側の実質的に円筒形の表面53によって画定され得る。
例えば、マシン1は、遠心分離中、処理軸線30’を中心として一方の表面53が他方の表面52に対して回転可能である、最も外側の及び内側の実質的に円筒形の表面52、53を含む。
この一方の表面52、例えば、最も外側の表面52は、マシンフレーム及び/又はハウジング40に対して静止していてもよく、この他方の表面53、例えば、内側の表面53は、例えば、遠心分離中、原材料ハンドリングシステム10、20に角度を付けて固定されていてもよい。
最も外側及び内側の実質的に円筒形の表面52、53は、調整キャビティ51内に収容された飲料4内に、クエット流、テイラー流、渦流、又は乱流などの剪断効果を生成するために、互いに十分に近接することができる。
最も外側の表面52と内側の表面53とは、5mm未満、例えば3mm未満、例えば2mm未満の距離だけ間隔が空いていてもよい。
飲料出口25及び飲料調整キャビティ51は、飲料通路26、例えば飲料導管によって流体接続されてもよい。
飲料導管26は、少なくとも部分的に処理軸線30’に沿って、例えばそれに沿って同心円状に延びることができる。
飲料導管26は、飲料通路2に沿った飲料4の流れ及び/又は圧力を制御するために、任意選択で処理キャビティ5内及び/又は調整キャビティ51内で、遠心バルブ及び/又は電気バルブ27などのバルブ27と関連付けられてもよい。
処理キャビティ5は、中央の処理軸線30’を中心として処理キャビティ5において周縁方向に配置された複数の飲料出口25を有することができる。
周縁方向に配置された各飲料出口25は、飲料通路26と流体連通していてもよく、飲料通路26は、連通する出口25から処理軸線30’に向かって延びていてもよい。例えば、複数又は全ての飲料出口25は、漏斗状構成の共通の飲料通路と流体連通している。
複数又は全ての飲料出口25は、任意選択で中央の処理軸線30’に沿って延びるために、中央の処理軸線30’において互いに合流する対応する複数の飲料導管26と流体連通してもよい。
水入口24は、処理キャビティ5において処理軸線30’上に又はそれに隣接して配置することができる。
水入口24は、上流の水導管28を介して、水源に、例えば水タンク又は配水網に、流体接続され得る。
水導管28は、少なくとも部分的に軸線30’に沿って、例えば、それに沿って同心円状に又は隣接して延びることができる。
水導管28は、水4’を熱調整するための、例えば、加熱器及び/又は冷却器などの熱調整器55、処理キャビティ5に向けて水4’を駆動するための、例えばポンプなどの水駆動部、並びに、例えば流量センサ及び/又は温度センサ及び/又は圧力センサなどの、水4’の特性を感知するためのセンサ、のうちの少なくとも1つと関連付けられ得る。
飲料通路26と水導管28とが、互いに隣接して延びる、又は一方が他方の中に、例えば同心円状に延びることができる。例えば、飲料通路26は水導管28を取り囲む、又はその逆である。
飲料出口25及び水入口24のうちの1つ以上が、カプセル穿孔部24’、25’などの1つ以上のカプセルオープナー24’、25’と関連付けられ得る。
調整キャビティ51は、遠心分離のために回転させられるときに、原材料ハンドリングシステム10、20と共に駆動される、内側の表面53などの少なくとも1つの表面を含むことができる。例えば、そのような表面53は、処理軸線30’を中心に回転駆動される。
Claims (15)
- カプセル(5b)内に供給された風味原材料(5a)を保持するためのキャビティ(5)などの処理キャビティ(5)内で、飲料(4)を生成するために前記風味原材料(5a)を水(4’)と混合し、前記風味原材料(5a)及び前記水(4’)を処理軸線(30’)を中心として遠心駆動することによって、前記風味原材料(5a)から前記飲料(4)を調製するためのマシン(1)であって、前記マシン(1)が、
前記処理軸線(30’)を中心とした遠心分離中に、前記風味原材料(5a)及び水を保持し、回転させるための回転可能な原材料ハンドリングシステム(10、20)であって、少なくとも1つの飲料出口(25)と、前記原材料(5a)に前記水(4’)を供給するための少なくとも1つの水入口(24)とを有し、任意選択で、前記原材料ハンドリングシステム(10、20)が、
第1の原材料ハンドラ(10)及び第2の原材料ハンドラ(20)を有し、前記第1の原材料ハンドラ(10)及び前記第2の原材料ハンドラ(20)が、
前記第1のカプセルハンドラ(10)及び前記第2のカプセルハンドラ(20)によって前記原材料(5a)を受け取るため、及び/又は前記第1の原材料ハンドラ(10)及び前記第2の原材料ハンドラ(20)から前記原材料(5a)を放出するための原材料移送構成から、
前記処理軸線(30’)を中心とした回転によって前記原材料(5a)と水とを遠心分離するための原材料処理構成へと、及びその逆に、一方が他方に対して移動可能である、原材料ハンドリングシステム(10、20)と、
前記少なくとも1つの飲料出口(25)及びその下流と流体連通している飲料調整器(50)であって、前記飲料調整器(50)が、前記出口(25)から供給される前記飲料(4)が精製される調整キャビティ(51)を備え、前記調整キャビティ(51)は、前記処理軸線(30’)の周りを延び、飲料出口通路(54)、例えば出口導管につながる、飲料調整器(50)と、
マシンフレーム及び/又はハウジング(40)であって、前記原材料ハンドリングシステム(10、20)が遠心分離のために回転されるときに静止しており、前記原材料ハンドリングシステム(10、20)を支持しているマシンフレーム及び/又はハウジング(40)と、を備え、
任意選択で、前記フレーム及び/又はハウジングは、
底部を備え、又は底部に固定されており、前記底部が、前記原材料ハンドリングシステム(10、20)が遠心分離のために前記処理軸線(30’)を中心として回転されるときに、前記マシン(1)の外部にある支持面、例えばテーブルトップによって形成される外部支持面に載置されるように構成されており、前記処理軸線(30’)が、前記底部に対して、0°~80°、例えば0°~45°、例えば0°~30°、例えば0°~15°の範囲、典型的には実質的に0°の角度をなしており、及び/又は
モータ(2)を支持しており、前記モータ(2)は、例えば、直接接続で、又は歯付きベルトなどのベルト、平歯車などの歯車、及びコネクティングロッドのうちの少なくとも1つなどの伝達装置(3)を介して、前記原材料ハンドリングシステム(10、20)に接続されている、マシン(1)において、
前記調整キャビティ(51)は、前記処理軸線(30’)に沿って前記処理キャビティ(5)に対して少なくとも部分的にオフセットされており、任意選択で、前記調整キャビティ(51)の全軸線方向長さ(53’)の少なくとも25%、例えば前記全軸線方向長さの少なくとも50%、例えば前記全軸線方向長さ(53’)の少なくとも75%の距離(50’)だけオフセットされており、例えば、前記調整キャビティ(51)が、前記処理軸線(30’)に沿って前記調整キャビティ(51)に対して、例えば前記ハンドリングシステム(10、20)に対して完全にオフセットされていることを特徴とする、マシン(1)。 - 前記処理キャビティ(5)が、前記処理軸線(30’)の周りを、前記処理軸線(30’)から最大処理距離(5’)まで延び、前記調整キャビティ(51)が、前記処理軸線(30’)の周りを、前記処理軸線(30’)から最大調整距離(51’)まで延び、前記調整距離(51’)は、前記処理距離(5’)以下であり、例えば、前記調整距離(51’)は、前記処理距離(5’)の少なくとも75%、例えば少なくとも85%、例えば少なくとも90%など、前記処理距離(5’)の50~100%の範囲内である、請求項1に記載のマシン。
- 前記調整キャビティ(51)が、前記処理軸線(30’)に沿って前記処理キャビティ(5)に対して完全にオフセットされており、例えば、前記飲料調整器(50)は、前記回転可能な原材料ハンドリングシステム(10、20)に対して完全にオフセットされている、請求項1又は2に記載のマシン。
- 前記飲料調整器(50)が、オーバーフローキャビティ(51a)を含み、前記オーバーフローキャビティ(51a)は、前記調整キャビティ(51)が調整中の飲料(4)で満たされているときに調整前の飲料(4)を貯蔵するために、前記調整キャビティ(51)と流体連通しており、任意選択で、
前記オーバーフローキャビティ(51a)は、前記調整キャビティ (51)から前記処理軸線(30’)に向かって、前記処理軸線(30’)から前記調整キャビティ(51)までの距離の75%未満、例えば60%未満、例えば40%未満、例えば25%未満の距離まで延び、及び/又は
前記飲料出口通路は(54)、前記オーバーフローキャビティ(51a)の頂部に対応する高さで、又はそれより上の高さで前記調整キャビティ(51)に接続されている、
請求項1~3のいずれか一項に記載のマシン。 - 前記調整キャビティ(51)が、最も外側の実質的に円筒形の表面(52)及び/又は内側の実質的に円筒形の表面(53)によって画定される、請求項1~4のいずれか一項に記載のマシン。
- 遠心分離中、前記処理軸線(30’)を中心として一方の表面(53)が他方の表面(52)に対して回転可能である、前記最も外側の実質的に円筒形の表面(52)及び前記内側の実質的に円筒形の表面(53)を備え、任意選択で、
前記一方の表面(52)、例えば、最も外側の前記表面(52)は、前記マシンフレーム及び/又はハウジング(40)に対して静止していており、前記他方の表面(53)、例えば、内側の前記表面(53)は、任意選択で、遠心分離中、前記原材料ハンドリングシステム(10、20)に角度を付けて固定されており、及び/又は
前記最も外側の実質的に円筒形の表面(52)及び内側の実質的に円筒形の表面(53)は、前記調整キャビティ(51)内に収容された前記飲料(4)内に、クエット流、テイラー流、渦流、又は乱流などの剪断効果を生成するために、互いに十分に近接しており、
例えば、前記最も外側の表面(52)と前記内側の表面(53)とは、5mm未満、例えば3mm未満、例えば2mm未満の距離だけ間隔が空いている、
請求項5に記載のマシン。 - 前記飲料出口(25)と前記飲料調整キャビティ(51)とが、飲料通路(26)、例えば、飲料導管(26)などの飲料導管によって流体接続されており、前記飲料導管(26)は、
少なくとも部分的に前記処理軸線(30’)に沿って、例えば前記処理軸線(30’)に沿って同心円状に延び、及び/又は
前記飲料通路(26)に沿った前記飲料(4)の流れ及び/又は圧力を制御するために、任意選択で前記処理キャビティ(5)内及び/又は前記調整キャビティ(51)内で、遠心バルブ及び/又は電動バルブ(27)などのバルブ(27)と関連付けられており、
例えば、前記処理キャビティ(5)は、中央の前記処理軸線(30’)を中心として前記処理キャビティ(5)において周縁方向に配置された複数の飲料出口(25)を有し、任意選択で、
周縁方向に配置された各飲料出口(25)は、前記飲料通路(26)と流体連通しており、前記飲料通路(26)は、連通する前記出口(25)から前記処理軸線(30’)に向かって延び、例えば、複数又は全ての前記飲料出口(25)は、漏斗状構成の共通の前記飲料通路と流体連通しており、及び/又は
複数又は全ての前記飲料出口は(25)、任意選択で前記中央の処理軸線(30’)に沿って延びるために、前記中央の処理軸線(30’)において互いに合流する対応する複数の飲料導管と流体連通している、
請求項1~6のいずれか一項に記載のマシン。 - 前記水入口(24)は、前記処理キャビティ(5)において前記処理軸線(30’)上に又は前記処理軸線(30’)に隣接して配置される、請求項1~7のいずれか一項に記載のマシン。
- 前記水入口(24)が、上流の水導管(28)を介して水源に、例えば水タンク又は配水網に、流体接続されており、例えば、水導管(28)は、
少なくとも部分的に前記処理軸線(30’)に沿って、例えば前記処理軸線(30’)に沿って同心円状に又は隣接して延び、及び/又は
前記水(4’)を熱調整するための、例えば加熱器及び/又は冷却器などの熱調整器(55)、並びに任意選択で、前記熱調整器(55)に固定される、又は前記熱調整器(55)と一体化されることにより、前記飲料調整器(50)と、前記水(4’)を前記処理キャビティ(5)に向かって駆動するための、例えばポンプなどの水駆動部と、例えば流量センサ及び/又は温度センサ及び/又は圧力センサなどの、前記水(4’)の特性を感知するためのセンサと、のうちの少なくとも1つと関連付けられる、
請求項1~8のいずれか一項に記載のマシン。 - 前記飲料通路(26)と前記水導管(28)とが、互いに隣接して延び、又は一方が他方の中に、例えば同心円状に延び、例えば前記飲料通路(26)が前記水導管(28)を取り囲む、又はその逆である、請求項7に従属する場合又は請求項7に従属するいずれかの請求項に従属する場合の請求項9に記載のマシン。
- 前記飲料出口(25)及び前記水入口(24)のうちの1つ以上が、カプセル穿孔部(24’、25’)などの1つ以上のカプセルオープナー(24’、25’)と関連付けられている、請求項に記載のマシン。
- 前記調整キャビティ(51)が、遠心分離のために回転されるときに前記原材料ハンドリングシステム(10、20)と共に駆動される、内側の表面(53)などの少なくとも1つの表面を備え、前記少なくとも1つの表面(53)が、例えば、前記処理軸線(30’)を中心に回転駆動される、請求項1~11のいずれか一項に記載のマシン。
- 請求項1~12のいずれか一項に記載のカプセル処理マシン(1)と、前記風味原材料(5a)を収容した前記カプセル(5b)と、を備えるシステム。
- 請求項1~12のいずれか一項に記載のマシン(1)において前記カプセル(5b)内で前記マシン(1)に供給された前記風味原材料(5a)から前記飲料(4)を調製する方法であって、
前記ハンドリングシステム(10、20)を用いて前記カプセル(5b)を保持して回転させるステップと、
前記水入口(24)を介して前記水(4’)を前記処理キャビティ(5)内の前記カプセル(5b)内に供給し、前記風味原材料(5a)を前記水(4’)と共に遠心分離し、前記飲料(4)を生成するステップと、及び
前記飲料出口(25)を介して前記調整キャビティ(51)に向かって前記飲料(4)を放出するステップと、を含み、
前記処理キャビティ(5)が、前記処理軸線(30’)の周りを、前記処理軸線(30’)から最大処理距離(5’)まで延び、前記調整キャビティ(51)は、前記処理軸線(30’)の周りを、前記処理軸線(30’)から最大調整距離(51’)まで延び、前記調整距離(51’)は、前記処理距離(5’)以下である、
方法。 - 前記カプセル(5b)としてのカプセルの、
前記マシン(1)が前記カプセル(5b)を保持するように構成された前記処理キャビティ(5)を有する場合の、請求項1~12のいずれか一項に記載のマシン、
請求項13に記載のシステムの実施、又は
請求項14に記載の方法の実行、のための使用であって、
前記カプセル(5b)が、
前記ハンドリングシステム(10、20)を用いて保持及び回転され、
前記処理キャビティ(5)内の前記水入口(24)を介して前記水(4’)が供給され、前記風味原材料(5a)が前記水(4’)と共に遠心分離にかけられ、それによって前記飲料(4)が生成され、
前記飲料出口(25)を介して前記調整キャビティ(51)に向かって前記飲料(4)を放出するように構成され、
前記処理キャビティ(5)が、前記処理軸線(30’)の周りを、前記処理軸線(30’)から最大処理距離(5’)まで延び、前記調整キャビティ(51)は、前記処理軸線(30’)の周りを、前記処理軸線(30’)から最大調整距離(51’)まで延び、前記調整距離(51’)は、前記処理距離(5’)以下である、
カプセルの使用。
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