JP2025042783A - 保管・搬送容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】シェル内から基板を取り出すときに、基板と基板リテイナーの接触に起因する基板の損傷及びパーティクルの発生を防止可能な保管・搬送容器を提供する。【解決手段】底面部に開口が設けられた箱状の形状を有するシェルと、シェルに着脱可能なドアとを有し、ドアは、開口を塞ぐようにシェルに取り付けられ、シェルの内部に、基板リテイナーが、基板に接触する接触位置と、基板から離れる離間位置との間を移動可能に設けられ、基板リテイナーは、弾性変形可能に形成される板バネ部を有し、板バネ部は、基板リテイナーが接触位置に保持されているときに、基板リテイナーを接触位置から離間位置に向けて付勢する保管・搬送容器が提供される。【選択図】図1
Description
本発明は、半導体製造工程で搬送される半導体ウェハ等の基板を内部空間に収容して保管する保管・搬送容器に関する。
半導体の製造においては、半導体ウェハ等の基板が高清浄な環境下で処理されており、クリーンルームの清浄度を保つために、又は局所クリーン化を実現するために、複数の基板を、内部空間が高清浄な専用の保管・搬送容器に収容して搬送することが行われている。このような基板を収容する専用の保管・搬送容器としては、SMIFポッド(SMIF POD)、FOUP等が知られている。
SMIFポッドは、一般的に、基板を収容する内部空間を備えた箱状のシェルと、シェルに着脱可能なドアとを有する。シェルの底面部には、開口が設けられている。シェルの内部には、複数の基板を支持する基板リテイナーが設置されている。SMIFポッドのドアは、シェルの開口を塞ぐようにシェルの底面部に取り付けられる。ドアには、複数の基板を収容して支持するキャリアが取り付けられている。このような構造を有するSMIFポッドは、例えばロードポートに設けられた開閉機構等を用いて、シェルに対してドアの取り付け及び取り外しが行われる。
例えば特開2018-190827号公報(特許文献1)には、SMIFポッドとして用いられる基板収納容器が記載されている。特許文献1の基板収納容器は、下面に開口を有する上蓋(シェル)と、上蓋の開口に嵌合可能な受け台(ドア)と、受け台に載置されるキャリアと、上蓋の内壁に取り付けられるリテイナーとを有する。特許文献1のリテイナーは、上蓋の内壁に連結されるリテイナー本体と、リテイナー本体の両側部に設けられる複数組の左右一対の基板押さえとを有する。各一対の基板押さえは、上下方向において、キャリアに支持される基板の位置に対応して設置されている。
特許文献1では、リテイナーが複数組の基板押さえを備えることにより、キャリアに支持される複数の基板を、1つずつ、一対の基板押さえで確実に固定できる。また特許文献1には、複数組の基板押さえが設けられていることにより、例えば複数の基板を一対の基板押さえで同時に固定する場合に比べて、基板押さえが変形し難く、長時間の使用に耐えられることが説明されている。
従来のSMIFポッドにおいて、シェル内に保管されている複数の基板は、シェルをドアに対して上昇させること(又は、ドアをシェルに対して下降させること)によって取り出される。また、シェル内で複数の基板を支持している基板リテイナーは、シェル又はドアが上下方向に移動するときに、基板リテイナーの自重を利用して基板から離れるように設けられている。これにより、シェル又はドアの移動時に、基板リテイナーが基板に対してシェルとともに上昇しても、基板リテイナーが基板の外周縁を擦りながら移動することを防いでいる。
しかしながら、シェル又はドアの移動時に基板リテイナーの自重を利用して基板リテイナーを移動させる構造では、シェル又はドアの移動に対して基板リテイナーの動き出しが遅れる場合や、重心のバランス等で基板リテイナーが基板から離れない場合がある。このような場合、基板リテイナーが基板に接触した状態のままシェルとともに上下方向に動くことになるため、基板リテイナーが基板を傷付けること、また、リテイナーと基板の接触部からパーティクルを発生させて、基板及びSMIFポッドを汚染させることがあった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、シェル内から基板を取り出すときに、基板と基板リテイナーの接触に起因する基板の損傷及びパーティクルの発生を防止可能な保管・搬送容器を提供することにある。
本発明において、上述の課題を解決するための手段は、以下の通りである。
1.半導体製造工程で搬送される基板を収容して保管する保管・搬送容器であって、
内部空間を備えるとともに底面部に開口が設けられた箱状の形状を有するシェルと、前記シェルに着脱可能なドアとを有し、
前記ドアは、前記開口を塞ぐように前記シェルに取り付けられ、
前記シェルの内部に、前記基板に接触して前記基板を支持する基板リテイナーが、前記基板に接触する接触位置と、前記基板から離れる離間位置との間を移動可能に設けられ、
前記基板リテイナーは、リテイナー本体部と、前記リテイナー本体部から延びるとともに弾性変形可能に形成される板バネ部とを有し、
前記板バネ部は、前記基板リテイナーが前記接触位置に保持されているときに、前記基板リテイナーを前記接触位置から前記離間位置に向けて付勢する
ことを特徴とする保管・搬送容器。
2.前記板バネ部は、前記基板リテイナーが前記離間位置から前記接触位置に移動するときに弾性変形し、且つ、前記板バネ部の弾性復元力により前記接触位置の前記基板リテイナーを付勢する
ことを特徴とする1.に記載の保管・搬送容器。
3.前記板バネ部は、前記リテイナー本体部に連結する基端部と、前記基端部の反対側に配される先端部とを有し、
前記シェルは、前記板バネ部の前記先端部を接触させる接触壁部を有し、
前記板バネ部の前記先端部は、前記接触壁部に接触するとともに曲面に形成される接触面を有する
ことを特徴とする1.に記載の保管・搬送容器。
1.半導体製造工程で搬送される基板を収容して保管する保管・搬送容器であって、
内部空間を備えるとともに底面部に開口が設けられた箱状の形状を有するシェルと、前記シェルに着脱可能なドアとを有し、
前記ドアは、前記開口を塞ぐように前記シェルに取り付けられ、
前記シェルの内部に、前記基板に接触して前記基板を支持する基板リテイナーが、前記基板に接触する接触位置と、前記基板から離れる離間位置との間を移動可能に設けられ、
前記基板リテイナーは、リテイナー本体部と、前記リテイナー本体部から延びるとともに弾性変形可能に形成される板バネ部とを有し、
前記板バネ部は、前記基板リテイナーが前記接触位置に保持されているときに、前記基板リテイナーを前記接触位置から前記離間位置に向けて付勢する
ことを特徴とする保管・搬送容器。
2.前記板バネ部は、前記基板リテイナーが前記離間位置から前記接触位置に移動するときに弾性変形し、且つ、前記板バネ部の弾性復元力により前記接触位置の前記基板リテイナーを付勢する
ことを特徴とする1.に記載の保管・搬送容器。
3.前記板バネ部は、前記リテイナー本体部に連結する基端部と、前記基端部の反対側に配される先端部とを有し、
前記シェルは、前記板バネ部の前記先端部を接触させる接触壁部を有し、
前記板バネ部の前記先端部は、前記接触壁部に接触するとともに曲面に形成される接触面を有する
ことを特徴とする1.に記載の保管・搬送容器。
本発明の保管・搬送容器では、シェル内で基板を固定している基板リテイナーが、板バネ部によって、基板に接触する接触位置から、基板から離れる離間位置に向けて付勢されている。これにより、保管・搬送容器から基板を取り出すためにシェル又はドアを移動させるときに、基板リテイナーを、板バネ部の付勢力によって基板から速やかに離間させることができる。このため、シェル又はドアの移動時に、基板と基板リテイナーの接触に起因する基板の損傷及びパーティクルの発生を防止できる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、実施例を挙げて図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施例に係る保管・搬送容器の要部を模式的に示す斜視図である。図2は、保管・搬送容器のウェハリテイナーを示す側面図である。なお図1では、本実施例の保管・搬送容器の特徴的な部分を判り易く示すために、シェルにおける後述するシェル本体部の図示を省略している。また図2では、ウェハリテイナーにおける車輪部材の図示を省略している。
また、以下の説明において、上下方向は、基板(半導体ウェハ)が重ねられる方向に沿った方向である。この場合、ドアから基板に近付く向きを上方とし、その反対側の向きを下方とする。前後方向は、キャリアに対して基板を出し入れする方向に沿った方向である。この場合、基板をキャリアから引き出す方向を前方とし、基板をキャリアに挿し込む方向を後方とする。左右方向は、上下方向と前後方向とに直交する方向である。
(保管・搬送容器1の構造について)
本実施例の保管・搬送容器1は、SMIFポッドとして形成されおり、保管・搬送容器1の内部に、基板として200mmの直径を有する複数の半導体ウェハ5を収容して保管可能に形成されている。保管・搬送容器1は、内部空間を備えたシェルと、シェルの内部に移動可能に取り付けられるウェハリテイナー(基板リテイナー)20と、シェルに着脱可能に形成されるドア30と、ドア30の上面に取り付けられるキャリア40とを有する。
本実施例の保管・搬送容器1は、SMIFポッドとして形成されおり、保管・搬送容器1の内部に、基板として200mmの直径を有する複数の半導体ウェハ5を収容して保管可能に形成されている。保管・搬送容器1は、内部空間を備えたシェルと、シェルの内部に移動可能に取り付けられるウェハリテイナー(基板リテイナー)20と、シェルに着脱可能に形成されるドア30と、ドア30の上面に取り付けられるキャリア40とを有する。
シェルは、箱状の形状を有するシェル本体部(不図示)と、シェル本体部内に設けられる左右一対の支持柱11と、左右の支持柱11に回転可能に保持される2つのリンク部材15とを有する(図1を参照)。シェル本体部は、天面部、前壁部、後壁部、左壁部、及び右壁部を有する。シェル本体部の内部には、半導体ウェハ5を収容する内部空間が、天面部、前壁部、後壁部、左壁部、及び右壁部に囲まれて設けられている。
例えば図3に前壁部の一部を示すように、シェル本体部の前壁部には、ウェハリテイナー20の後述する板バネ部25の一部を挿入する挿入凹部12と、その板バネ部25の一部を接触させる接触壁部13とが設けられている。挿入凹部12は、下方に開口するとともに、上下方向に沿って設けられている。挿入凹部12は、板バネ部25の一部を挿入凹部12内に遊挿可能な大きさで形成されている。なお、遊挿とは、空間的に余裕のある状態に挿入することを意味する。
接触壁部13は、上下方向に沿って配されており、また、板バネ部25が弾性変形したときに板バネ部25の後述する先端係合部25bを接触させて支持する支持面を有する。接触壁部13の支持面は、挿入凹部12の内壁面の一部を形成し、また、前方に向いて配されている。接触壁部13には、板バネ部25の後述するバネ本体部25aを挿通させるためのスリットが、接触壁部13の下端から上側に向けて形成されている。
シェル本体部の底面部には、内部空間に対して半導体ウェハ5の挿入と取り出しを行うための開口が形成されている。シェル本体部の開口は、シェル本体部の底面部からドア30を取り外すこと、及びシェル本体部の底面部にドア30を取り付けることによって、開閉される。
シェル本体部の下端部には、ドア30を嵌合させるフランジ部が設けられている。フランジ部は、シェル本体部の前壁部、後壁部、左壁部、及び右壁部から連続して形成されており、また、前壁部、後壁部、左壁部、及び右壁部よりも外側に膨らんで形成されている。フランジ部の内周面には、ドア30に設けられる後述の係合爪部32が挿入される爪用凹部が設けられている。本実施例のシェル本体部には、4つの爪用凹部が、ドア30に設けられる4つの係合爪部32の位置に対応して設けられている。なお本発明において、シェル本体部の形状及び材質は特に限定されない。
左右一対の支持柱11は、例えば図1に示すように、シェル本体部の前壁部の近傍に、上下方向に沿って互いに平行に配されている。左右の各支持柱11の上端部は、上側固定部11aを介して、シェル本体部の天面部に固定されている。左右の各支持柱11の下端部は、下側固定部11bを介して、シェル本体部の前壁部に固定されている。左右の各支持柱11には、リンク部材15の回転軸部を回転可能に保持する2つの軸受け部(不図示)がそれぞれ設けられている。2つの軸受け部は、支持柱11の上下方向の互いに異なる位置に配されている。
2つのリンク部材15は、互いに同じ形状及び同じ大きさで形成されている。各リンク部材15は、シェルの左右の支持柱11とウェハリテイナー20とに連結されている。各リンク部材15は、リンク本体部16と、リンク本体部16の左右側縁部から突出する左右一対の回転軸部17とを有しており、左右の支持柱11に、回転軸部17を中心として回転可能に取り付けられている。リンク本体部16には、ウェハリテイナー20に回転可能に保持されるリンク取付軸部と、ウェハリテイナー20の一部を挿通させる2つの矩形状の孔部とが設けられている。
ウェハリテイナー20は、左右方向に関して、左右の支持柱11の間の位置に配されており、また、2つのリンク部材15を介して、左右の支持柱11に接続されている。これにより、ウェハリテイナー20は、後述するように離間位置(図3(a)を参照)と接触位置(図3(c)を参照)との間を一定の経路で移動するように、左右の支持柱11に保持されている。ウェハリテイナー20は、ポリエーテルイミド、ポリカーボネート等の熱可塑性樹脂により形成されている。なお本発明において、ウェハリテイナー20の材質は特に限定されない。
ウェハリテイナー20は、図2に示すように、上下方向に長く形成されているリテイナー本体部21と、2つのリンク部材15の取付軸部を保持する上下の軸保持部22と、リテイナー本体部21の左右両側に配される左右一対のウェハ支持部23と、リテイナー本体部21及びウェハ支持部23間を接続する左右のアーム部24と、リテイナー本体部21の下端部から延びる板バネ部25と、リテイナー本体部21の下端部に設けられる車輪部26とを有する。
リテイナー本体部21は、薄い板状に形成されており、また、ウェハリテイナー20を前側から見た平面視において、長方形を有する。リテイナー本体部21には、リテイナー本体部21の前面から後面に貫通する複数の貫通孔が設けられている。
上下の軸保持部22は、リテイナー本体部21における最も大きい貫通孔の上側と下側とに、互いに同じ構造で設けられている。各軸保持部22は、図2に示すように、リテイナー本体部21に左右方向に沿って凹設される保持溝部22aと、リテイナー本体部21から略L字状に延びる左右の軸押さえ部22bと、各軸押さえ部22bを補強する補強リブ22cとを有する。このように上下の軸保持部22が設置されていることにより、各軸保持部22で、リンク部材15の取付軸部を回転可能に保持できる。
左右のウェハ支持部23は、ウェハリテイナー20が接触位置に移動したときに複数の半導体ウェハ5に直接接触して支持することにより、半導体ウェハ5を固定する。左右のウェハ支持部23は、互いに左右対称の形状を有する。左右のウェハ支持部23は、例えば上下方向に直交する断面を見たときに(図4及び図5を参照)、それぞれ、ウェハ支持部23の中央部が後方に突出するように屈曲した形状を有する。
板バネ部25は、リテイナー本体部21に一体的に、且つ弾性変形可能に設けられている。板バネ部25は、リテイナー本体部21の下端部から前方に向けて延びるバネ本体部25aと、バネ本体部25aの先端に設けられる先端係合部25bとを有する。
バネ本体部25aは、例えば図2に示すように、リテイナー本体部21から前方に向けて斜め上側に延びる傾斜部と、傾斜部から上側に向けて上下方向に沿って延びる直線部とを有する。バネ本体部25aは、先端係合部25bがリテイナー本体部21に対して接近及び離間するように、前後方向に弾性変形可能である。
板バネ部25の先端係合部25bは、バネ本体部25aと一体的に形成されている。先端係合部25bは、左右方向に長い円柱の形状に形成されている。先端係合部25bは、左右の側端縁に配される円形で平らな左右の側面と、左右の側面間に左右方向に沿って配される曲面状の外周面とを有する。円柱状の先端係合部25bは、シェル本体部の前壁部に設けた挿入凹部12に挿入される。また、先端係合部25bは、シェル本体部の接触壁部13に接触する接触面を有する。
この場合、先端係合部25bの接触面は、円柱の外周面である曲面により形成されている。これにより、板バネ部25の先端係合部25bがシェル本体部の接触壁部13に接触しながら板バネ部25が弾性変形するときに、先端係合部25bが接触壁部13に引っ掛かること、及び、先端係合部25bが接触壁部13を傷付けることを防止できる。また、先端係合部25bが左右方向に長い円柱の形状を有しており、且つ、接触壁部13に板バネ部25のバネ本体部25aを挿通させるスリットが設けられていることにより、ウェハリテイナー20が後述するように図3(b)の中間位置から図3(c)の接触位置に移動するときに、先端係合部25bをシェル本体部の接触壁部13に安定して接触させることができる。
ウェハリテイナー20の車輪部26は、リテイナー本体部21に一体的に設けられている。車輪部26は、車輪部材26aと、車輪部材26aを回転可能に保持する車輪保持部26bと、車輪保持部26b及びリテイナー本体部21間を連結する連結部26cとを有する。車輪部材26aは、1つの車輪と、車輪から突出する左右一対の回転軸とを有する。車輪保持部26bは、車輪部材26aの左右の回転軸を保持する。
このような車輪部26がウェハリテイナー20に設けられていることにより、車輪部26がドア30の上面に接触しながら、ドア30の上面上を前後方向に円滑に移動できる。また、車輪部26の移動時にパーティクルの発生を防止できる。従って、例えばシェルの開口にドア30を取り付けて塞ぐときに、ウェハリテイナー20の車輪部26がドア30に接触することにより、ドア30によって、ウェハリテイナー20をシェル本体部に対して持ち上げながら、半導体ウェハ5に向けて移動させることができる(図3を参照)。なお本発明において、車輪部26の形状、構造、及び大きさ等は特に限定されない。
保管・搬送容器1のドア30は、シェル本体部の上述したフランジ部(不図示)に対して取り付け及び取り外し可能に形成されている。また、ドア30は、シェル本体部のフランジ部に取り付けられたときに、シェル本体部の開口を隙間なく塞ぐように形成されている。
本実施例のドア30は、ドア本体部31と、ドア本体部31に移動可能に設けられる係合爪部32と、係合爪部32の操作を行う操作部(不図示)とを有する。
ドア本体部31は、内側に空間部が設けられている。このドア本体部31の空間部に、4つの係合爪部32と、操作部とが搭載されている。
ドア本体部31は、内側に空間部が設けられている。このドア本体部31の空間部に、4つの係合爪部32と、操作部とが搭載されている。
係合爪部32は、ドア本体部31の前面部から前方に突出する2つの前側係合爪部と、ドア本体部31の後面部から後方に突出する2つの後側係合爪部(不図示)とを有する。各係合爪部32は、ドア本体部31から突出させる2つの突片部33をそれぞれ有する。
各係合爪部32は、2つの突片部33をドア本体部31から突出させ、及び、突出させた突片部33を後退させてドア本体部31内に収容することが可能に設置されている。各係合爪部32は、ドア本体部31内に設けられた付勢部材(不図示)により、2つの突片部33をドア本体部31から突出させる方向に付勢されている。すなわち、各係合爪部32の2つの突片部33は、付勢部材により、ドア30の操作部が操作されない限り、ドア本体部31から突出した状態で保持されている。
係合爪部32の操作部(不図示)は、ドア本体部31の下面に、また、ドア本体部31の中心部に、回転可能に設けられている。操作部は、操作部が一方の回転方向に回転すること、及び他方の回転方向に回転することによって、4つの係合爪部32をドア本体部31内に後退させること、及びドア本体部31から突出させることができる。
操作部には、例えば保管・搬送容器1の開閉機構(不図示)等に設置された2つの挿入ピンを挿入可能なピン挿入孔(不図示)が設けられている。これにより、開閉機構等は、2つの挿入ピンを用いて、ドア30に設けた操作部を容易に回転させることができる。
このような本実施例のドア30では、4つ係合爪部32の突片部33がドア本体部31から突出した状態から、例えば開閉機構の2つの挿入ピンによって操作部が回転操作されることにより、4つ係合爪部32の突片部33を、付勢部材の付勢力に抗して後退させて、ドア本体部31内に収容できる。また、操作部が回転した状態が開閉機構の操作ピンによって保持されることにより、係合爪部32の突片部33がドア本体部31内に収容された状態を維持できる。一方、例えば開閉機構の挿入ピンで回転操作した後に操作部から挿入ピンが引き抜かれることにより、係合爪部32は付勢部材により付勢されるため、ドア本体部31内に収容されている突片部33をドア本体部31の外側に突出させることができる。
ドア本体部31の上面には、キャリア40をドア30に取り付けるためのキャリア取り付け部34が設けられている。このキャリア取り付け部34により、ドア30の所定の位置に、キャリア40を、取り外し可能に取り付けることができる。
なお本発明において、ドア30の係合爪部32、操作部、キャリア取り付け部34の形状及び構造等は特に限定されない。
なお本発明において、ドア30の係合爪部32、操作部、キャリア取り付け部34の形状及び構造等は特に限定されない。
キャリア40は、左右一対のウェハ支持部41と、左右のウェハ支持部41の上端部間を接続する上板接続部42と、上板接続部42に一体的に形成されるハンドル部43とを有する。左右のウェハ支持部41は、互いに左右対称に形成されている。左右のウェハ支持部41には、半導体ウェハ5が挿入される複数の収容スロットが、上下方向に一定の間隔で設けられている。なお本発明において、キャリア40は、複数枚の半導体ウェハ5を収容可能であれば、キャリア40の形状、構造、大きさ等は特に限定されない。
(ウェハリテイナー20の動作について)
以下に、ドア30に取り付けられているキャリア40に複数の半導体ウェハ5が保持されている場合において、シェルをキャリア40に対して上側から被せることによってシェルにドア30を取り付けるときのウェハリテイナー20の動作について、図3を参照しながら説明する。
以下に、ドア30に取り付けられているキャリア40に複数の半導体ウェハ5が保持されている場合において、シェルをキャリア40に対して上側から被せることによってシェルにドア30を取り付けるときのウェハリテイナー20の動作について、図3を参照しながら説明する。
なお本実施例では、シェルをドア30に向けて下降させることによって、シェルにドア30を取り付ける場合について説明する。しかし本実施例では、例えば所定の位置に保持されたシェルに対し、ドア30を近付けるように上昇させることによって、シェルにドア30が取り付けられてもよい。
また、本実施例の保管・搬送容器1に関して、例えば図3(a)及び図4に示すように、ウェハリテイナー20のウェハ支持部23が複数の半導体ウェハ5から離れており、且つ、シェル本体部に対してウェハリテイナー20(特に、ウェハリテイナー20の車輪部26)が最も低くなる位置を、ウェハリテイナー20の「離間位置」と規定する。例えば図3(c)及び図5に示すように、ウェハリテイナー20が離間位置から持ち上げられて移動することにより、ウェハ支持部23が複数の半導体ウェハ5に接触する位置を、ウェハリテイナー20の「接触位置」と規定する。更に本実施例では、板バネ部25のバネ本体部25aが弾性変形していない状態で、板バネ部25の先端係合部25bが、図3(b)のように前壁部の挿入凹部12内で接触壁部13に接する位置を「中間位置」と規定する。
本実施例のウェハリテイナー20は、上述したように、2つのリンク部材15を介してシェル本体部の左右の支持柱11に取り付けられている。これにより、ウェハリテイナー20は、図3(a)に示す離間位置から図3(c)に示す接触位置に移動するとき、及び、図3(c)に示す接触位置から図3(a)に示す離間位置に移動するとき、図3(b)に示す中間位置を経る一定の経路で移動する。また、ウェハリテイナー20は、リテイナー本体部21が上下方向と平行になる姿勢を維持しながら、離間位置と接触位置との間を移動できる。
キャリア40に保持されている半導体ウェハ5をシェル内に収容して保管する場合、先ず、シェルを、キャリア40及びドア30の上方から、ドア30に近付けるように下降させる。このとき、下降するシェル内において、ウェハリテイナー20の車輪部26がドア30に接触するまでの間は、ウェハリテイナー20が、自重により、車輪部26が最も低い位置に配される離間位置に保持されている(図3(a)を参照)。
また、ウェハリテイナー20が離間位置にある場合、ウェハリテイナー20の板バネ部25の先端係合部25bは、シェル本体部の前壁部に設けた挿入凹部12内に挿入されている。特に本実施例の場合、板バネ部25の先端係合部25bは、挿入凹部12内において、挿入凹部12の内壁面に接触しない位置に保持されている。
シェルが下降することによって、ウェハリテイナー20の車輪部26の車輪部材26aが、図3(a)に示したように、ドア30の上面に接触する。また、車輪部26がドア30に接触した後も、シェルをドア30に近付けるように更に下降させることにより、車輪部26がドア30によって持ち上げられる。これにより、ウェハリテイナー20が、シェルの支持柱11に対して上昇するとともに、リンク部材15によって半導体ウェハ5に近付く方向(すなわち、図3(a)の右側)に移動する。
このとき、車輪部26の車輪部材26aは、ドア30に接触しながら回転するため、ウェハリテイナー20を円滑に、また安定して半導体ウェハ5に近付けることができる。更に、車輪とドア30の接触に起因するパーティクルの発生も防止できる。また、ウェハリテイナー20が上昇しながら半導体ウェハ5に近付くことにより、図3(b)に示すように、ウェハリテイナー20の板バネ部25に設けた円柱状の先端係合部25bが、前壁部の挿入凹部12内で接触壁部13に当接する。
その後、シェルが続けて下降することによって、シェルのフランジ部内にドア30が挿入されて、シェル本体部の開口がドア30によって閉鎖される。それと同時に、ウェハリテイナー20が図3(c)に示す接触位置に移動する。
本実施例において、ドア30に設けた係合爪部32は、上述したように、付勢部材(不図示)の付勢によって突片部33をドア本体部31の外側に突出させている。このため、シェルが下降してドア30がフランジ部内に挿入されるときには、ドア30の下面に設けられた操作部(不図示)に、例えば開閉機構の挿入ピンを挿入して操作部を回転させる。これにより、係合爪部32の突片部33が後退してドア本体部31内に収容されるため、ドア30を、係合爪部32に干渉させることなく、シェルのフランジ部の内側に円滑に挿入して、シェル本体部の開口をドア30で塞ぐことができる。
更に、ドア30がフランジ部内に挿入された後には、ドア30の操作部から挿入ピンを引き抜くことにより、係合爪部32が付勢部材により付勢されて、係合爪部32の突片部33をドア本体部31の外側に突出させることができる。これにより、係合爪部32の各突片部33が、シェルのフランジ部に設けた爪用凹部(不図示)に挿入されて係合するため、ドア30を、シェル本体部の開口を塞いだ位置でシェル本体部に固定できる。またその後は、ドア30の操作部が再び回転操作されない限り、係合爪部32の突片部33はフランジ部の爪用凹部に係合した状態が維持されるため、シェルにドア30が取り付けられている状態を安定して維持できる。
上述のようにシェルにドア30が取り付けられることによって、保管・搬送容器1が組み立てられる。また、組み立てられた保管・搬送容器1内に複数の半導体ウェハ5を収容して保持できる。保管・搬送容器1内では、ウェハリテイナー20がドア30によって持ち上げられて接触位置に移動しているため、ウェハリテイナー20の左右のウェハ支持部23が、図5に示すように、キャリア40に保持されている複数の半導体ウェハ5に接触して、複数の半導体ウェハ5を固定している。これにより、保管・搬送容器1内に、複数の半導体ウェハ5を安定して保管できる。また、半導体ウェハ5が内部に保管されている保管・搬送容器1を搬送するとき等に、保管・搬送容器1内で半導体ウェハ5が動くこと及び半導体ウェハ5の位置がずれることを防止できる。
更に本実施例では、ウェハリテイナー20が図3(b)の中間位置から図3(c)の接触位置に移動するときに、板バネ部25の先端係合部25bがシェル本体部の接触壁部13に当接している状態が維持されている。これにより、板バネ部25のバネ本体部25aは、図3(c)に示すように、ウェハリテイナー20の接触位置への移動によって、反り返るように弾性変形し、また、その弾性変形した状態が維持される。従って、接触位置に移動したウェハリテイナー20は、板バネ部25の弾性復元力によって、接触位置から離間位置に向けて付勢されている状態で保持される。
次に、複数の半導体ウェハ5が保管・搬送容器1内に保管されている状態から、ドア30をシェルから取り外して、シェルを上方に移動させることによって、半導体ウェハ5を保管・搬送容器1から取り出す場合について説明する。
図3(c)に示すように、保管・搬送容器1内に複数の半導体ウェハ5が収容されて保管されている場合、ウェハリテイナー20は、上述したように、接触位置に配されており、また、板バネ部25の弾性復元力によって離間位置に向けて付勢されている。
図3(c)に示すように、保管・搬送容器1内に複数の半導体ウェハ5が収容されて保管されている場合、ウェハリテイナー20は、上述したように、接触位置に配されており、また、板バネ部25の弾性復元力によって離間位置に向けて付勢されている。
図3(c)に示したドア30をシェルから取り外すために、先ず、ドア30の下面に設けられた操作部(不図示)を回転させて、係合爪部32によるシェルとドア30の係合を解除する。また、係合が解除された状態を維持しながら、シェルを上昇させる(又は、ドア30を下降させる)。これにより、ドア30をシェル本体部から取り外すことができる。
また、ドア30に対してシェルが上昇することにより、ウェハリテイナー20が、自重により、接触位置から離間位置に向けての移動を開始する。このとき、本実施例の保管・搬送容器1では、ウェハリテイナー20が板バネ部25によって付勢されているため、ドア30に対してシェルが上昇し始めると同時に、ウェハリテイナー20を板バネ部25の付勢力によって接触位置から強制的に移動させて、半導体ウェハ5から速やかに離れさせることができる。
これにより、ウェハリテイナー20が半導体ウェハ5に接触したまま上下方向に移動することを確実に防止できるため、従来のSMIFポッドでウェハリテイナーの移動開始時に生じるような半導体ウェハの損傷やパーティクルの発生といった不具合を安定して防止できる。
その後、ドア30に対してシェルが更に上昇することにより、板バネ部25によって付勢されたウェハリテイナー20は、自重により、図3(b)に示す中間位置を通って、図3(a)に示す離間位置に移動する。更に、シェルがキャリア40よりも上に移動することにより、シェル本体部内からキャリア40を引き出すことができる。更に、キャリア40を引き出した後に、例えば搬送アームを備えたウェハ搬送装置を利用すること等により、キャリア40から半導体ウェハ5を取り出すことができる。
以上のように、SMIFポッドとして用いられる本実施例の保管・搬送容器1においては、保管・搬送容器1から半導体ウェハ5を取り出すためにシェルを上昇させるとき又はドア30を下降させるときに、ウェハリテイナー20を、板バネ部25の付勢力(弾性復元力)によって半導体ウェハ5から速やかに離間させることができる。それにより、ウェハリテイナー20と半導体ウェハ5との接触に起因する半導体ウェハ5の損傷、及びパーティクルの発生を防止できる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲に記載した構成と実質的に同一な構成を有し、且つ、同様な作用効果を奏する範囲において多様な変更が可能である。
例えば上述の実施例では、保管・搬送容器1に半導体ウェハ5を保管する場合について説明している。しかしながら、本発明において、保管・搬送容器内に保管する基板は、半導体ウェハに限定されるものではなく、本発明の保管・搬送容器は、例えばレクチル等の半導体ウェハ以外の基板が保管されるように形成されていてもよい。
例えば上述の実施例では、保管・搬送容器1に半導体ウェハ5を保管する場合について説明している。しかしながら、本発明において、保管・搬送容器内に保管する基板は、半導体ウェハに限定されるものではなく、本発明の保管・搬送容器は、例えばレクチル等の半導体ウェハ以外の基板が保管されるように形成されていてもよい。
1 保管・搬送容器
5 半導体ウェハ
11 支持柱
11a 上側固定部
11b 下側固定部
12 挿入凹部
13 接触壁部
15 リンク部材
16 リンク本体部
17 回転軸部
20 ウェハリテイナー(基板リテイナー)
21 リテイナー本体部
22 軸保持部
22a 保持溝部
22b 軸押さえ部
22c 補強リブ
23 ウェハ支持部
24 アーム部
25 板バネ部
25a バネ本体部
25b 先端係合部
26 車輪部
26a 車輪部材
26b 車輪保持部
26c 連結部
30 ドア
31 ドア本体部
32 係合爪部
33 突片部
34 キャリア取り付け部
40 キャリア
41 ウェハ支持部
42 上板接続部
43 ハンドル部
5 半導体ウェハ
11 支持柱
11a 上側固定部
11b 下側固定部
12 挿入凹部
13 接触壁部
15 リンク部材
16 リンク本体部
17 回転軸部
20 ウェハリテイナー(基板リテイナー)
21 リテイナー本体部
22 軸保持部
22a 保持溝部
22b 軸押さえ部
22c 補強リブ
23 ウェハ支持部
24 アーム部
25 板バネ部
25a バネ本体部
25b 先端係合部
26 車輪部
26a 車輪部材
26b 車輪保持部
26c 連結部
30 ドア
31 ドア本体部
32 係合爪部
33 突片部
34 キャリア取り付け部
40 キャリア
41 ウェハ支持部
42 上板接続部
43 ハンドル部
Claims (3)
- 半導体製造工程で搬送される基板を収容して保管する保管・搬送容器であって、
内部空間を備えるとともに底面部に開口が設けられた箱状の形状を有するシェルと、前記シェルに着脱可能なドアとを有し、
前記ドアは、前記開口を塞ぐように前記シェルに取り付けられ、
前記シェルの内部に、前記基板に接触して前記基板を支持する基板リテイナーが、前記基板に接触する接触位置と、前記基板から離れる離間位置との間を移動可能に設けられ、
前記基板リテイナーは、リテイナー本体部と、前記リテイナー本体部から延びるとともに弾性変形可能に形成される板バネ部とを有し、
前記板バネ部は、前記基板リテイナーが前記接触位置に保持されているときに、前記基板リテイナーを前記接触位置から前記離間位置に向けて付勢する
ことを特徴とする保管・搬送容器。 - 前記板バネ部は、前記基板リテイナーが前記離間位置から前記接触位置に移動するときに弾性変形し、且つ、前記板バネ部の弾性復元力により前記接触位置の前記基板リテイナーを付勢する
ことを特徴とする請求項1に記載の保管・搬送容器。 - 前記板バネ部は、前記リテイナー本体部に連結する基端部と、前記基端部の反対側に配される先端部とを有し、
前記シェルは、前記板バネ部の前記先端部を接触させる接触壁部を有し、
前記板バネ部の前記先端部は、前記接触壁部に接触するとともに曲面に形成される接触面を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の保管・搬送容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023149920A JP2025042783A (ja) | 2023-09-15 | 2023-09-15 | 保管・搬送容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023149920A JP2025042783A (ja) | 2023-09-15 | 2023-09-15 | 保管・搬送容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2025042783A true JP2025042783A (ja) | 2025-03-28 |
Family
ID=95124938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023149920A Pending JP2025042783A (ja) | 2023-09-15 | 2023-09-15 | 保管・搬送容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2025042783A (ja) |
-
2023
- 2023-09-15 JP JP2023149920A patent/JP2025042783A/ja active Pending
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