JP2025021676A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】現像装置や感光体ユニットの画像形成装置本体に対する交換作業性を向上させる。
【解決手段】現像加圧機構は、第1位置と、第1位置よりも現像スリーブを感光ドラムから離間させた第2位置とに現像スリーブの位置を移動させる。加圧レバー233は、現像加圧機構を操作するものである。第1把持部301は感光体ユニット20を、第2把持部302は現像装置10を、それぞれ第1方向に引き出す際に把持可能である。加圧レバー233は、第1方向に関して第1把持部301及び第2把持部301の下流側に位置する。加圧レバー233は、現像スリーブが第1位置に位置する場合に加圧レバー233を第1方向上流側に投影した投影面内に第1把持部301及び第2把持部302が位置し、現像スリーブが第2位置に位置する場合に第1把持部301及び第2把持部302が投影面から外れるように配置されている。
【選択図】図9
【解決手段】現像加圧機構は、第1位置と、第1位置よりも現像スリーブを感光ドラムから離間させた第2位置とに現像スリーブの位置を移動させる。加圧レバー233は、現像加圧機構を操作するものである。第1把持部301は感光体ユニット20を、第2把持部302は現像装置10を、それぞれ第1方向に引き出す際に把持可能である。加圧レバー233は、第1方向に関して第1把持部301及び第2把持部301の下流側に位置する。加圧レバー233は、現像スリーブが第1位置に位置する場合に加圧レバー233を第1方向上流側に投影した投影面内に第1把持部301及び第2把持部302が位置し、現像スリーブが第2位置に位置する場合に第1把持部301及び第2把持部302が投影面から外れるように配置されている。
【選択図】図9
Description
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複数の機能を有する複合機などの画像形成装置に関する。
画像形成装置では、メンテナンス容易化や交換のために、感光ドラムなどの像担持体を有する像担持体ユニット、及び、像担持体上の静電潜像を現像するための現像剤担持体を有する現像装置を、画像形成装置本体に対して着脱可能とする構成が知られている。像担持体ユニット及び現像装置は、画像形成装置本体への着脱時に像担持体と現像剤担持体とが接触しないように、現像剤担持体を像担持体に対して離間させる構成となっている。
例えば、特許文献1には、操作レバーを操作することで、現像剤担持体により像担持体上の静電潜像を現像する第1位置と、第1位置よりも現像剤担持体を像担持体から離間させた第2位置とに、現像剤担持体の位置を移動させる構成が開示されている。
ここで、サービスコスト低減のために像担持体ユニットや現像装置をユーザ側で交換する構成が考えられる。特許文献1に記載の構成の場合、現像剤担持体が第1位置及び第2位置の何れの状態であってもユーザが現像装置及び像担持体ユニットを挿抜するための構成(例えば把持部)にアクセス可能となっている。このように第1位置及び第2位置の何れの状態であってもユーザが現像装置などを挿抜するための構成にアクセス可能な構成の場合、交換作業に不慣れなユーザが現像装置や像担持体ユニットの交換作業を行う際に、現像剤担持体を第2位置に移動させる前に現像装置や像担持体ユニットを引き出そうとする可能性があり、現像装置や像担持体ユニットの交換作業性を低下させてしまう。
本発明は、現像装置や像担持体ユニットの画像形成装置本体に対する交換作業性を向上させることができる構成を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体に対して第1方向に引き出し可能で、且つ、前記第1方向と反対方向である第2方向に挿入可能であり、表面に静電潜像を担持可能な像担持体を有する像担持体ユニットと、前記画像形成装置本体に対して前記第1方向に引き出し可能で、且つ、前記第2方向の挿入可能であり、前記像担持体に担持された静電潜像を現像剤により現像するための現像剤担持体を有する現像装置と、前記像担持体に担持された静電潜像を前記現像剤担持体により現像可能な第1位置と、前記第1位置よりも前記現像剤担持体を前記像担持体から離間させた第2位置とに、前記現像剤担持体の位置を移動させる移動機構と、前記移動機構を操作するための操作レバーと、前記像担持体ユニットを前記画像形成装置本体から前記第1方向に引き出す際に把持可能な第1把持部と、前記現像装置を前記画像形成装置本体から前記第1方向に引き出す際に把持可能な第2把持部と、を備え、前記操作レバーは、前記第1方向に関して前記第1把持部及び前記第2把持部の下流側に位置し、前記現像剤担持体が前記第1位置に位置する場合に前記操作レバーを前記第1方向上流側に投影した投影面内に前記第1把持部及び前記第2把持部が位置し、前記現像剤担持体が前記第2位置に位置する場合に前記第1把持部及び前記第2把持部が前記投影面から外れるように配置されていることを特徴とする画像形成装置である。
本発明の一態様は、画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体に対して第1方向に引き出し可能で、且つ、前記第1方向と反対方向である第2方向に挿入可能であり、表面に静電潜像を担持可能な像担持体を有する像担持体ユニットと、前記画像形成装置本体に対して前記第1方向に引き出し可能で、且つ、前記第2方向の挿入可能であり、前記像担持体に担持された静電潜像を現像剤により現像するための現像剤担持体を有する現像装置と、前記像担持体に担持された静電潜像を前記現像剤担持体により現像可能な第1位置と、前記第1位置よりも前記現像剤担持体を前記像担持体から離間させた第2位置とに、前記現像剤担持体の位置を移動させる移動機構と、前記移動機構を操作するための操作レバーと、前記操作レバーの操作に連動して移動する連動部材と、前記像担持体ユニットを前記画像形成装置本体から前記第1方向に引き出す際に把持可能な第1把持部と、前記現像装置を前記画像形成装置本体から前記第1方向に引き出す際に把持可能な第2把持部と、を備え、前記連動部材は、前記第1方向に関して前記第1把持部及び前記第2把持部の下流側に位置し、前記現像剤担持体が前記第1位置に位置する場合に連動部材を前記第1方向上流側に投影した投影面内に前記第1把持部及び前記第2把持部が位置し、前記現像剤担持体が前記第2位置に位置する場合に前記第1把持部及び前記第2把持部が前記投影面から外れるように配置されていることを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、現像装置や像担持体ユニットの画像形成装置本体に対する交換作業性を向上させることができる。
<第1の実施形態>
第1の実施形態について、図1ないし図9(b)を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の概略構成について図1を用いて説明する。
第1の実施形態について、図1ないし図9(b)を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の概略構成について図1を用いて説明する。
[画像形成装置]
本実施形態の画像形成装置100は、それぞれ像担持体としての感光ドラム201を有する4つの画像形成部PY、PM、PC、PKを備えた電子写真方式のタンデム型のフルカラープリンタである。画像形成装置100は、画像形成装置本体101に接続された原稿読み取り装置102又は画像形成装置本体101に対し通信可能に接続されたパーソナルコンピュータなどのホスト機器からの画像信号に応じてトナー像を記録材に形成する。記録材としては、用紙、プラスチックフィルム、布などのシート材が挙げられる。また、画像形成部PY、PM、PC、PKは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を形成する。
本実施形態の画像形成装置100は、それぞれ像担持体としての感光ドラム201を有する4つの画像形成部PY、PM、PC、PKを備えた電子写真方式のタンデム型のフルカラープリンタである。画像形成装置100は、画像形成装置本体101に接続された原稿読み取り装置102又は画像形成装置本体101に対し通信可能に接続されたパーソナルコンピュータなどのホスト機器からの画像信号に応じてトナー像を記録材に形成する。記録材としては、用紙、プラスチックフィルム、布などのシート材が挙げられる。また、画像形成部PY、PM、PC、PKは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を形成する。
なお、画像形成装置100が備える4つの画像形成部PY、PM、PC、PKは、現像色が異なることを除いて実質的に同一の構成を有する。したがって、代表して画像形成部PYについて説明し、その他の画像形成部については説明を省略する。
画像形成部PYは、表面に静電潜像を担持可能な像担持体として円筒型の感光体、即ち、感光ドラム201が配設されている。感光ドラム201は、画像形成装置本体101に備えられている図示しない駆動部からの駆動力が伝達されて回転駆動される。画像形成部PYにおいて、感光ドラム201の周囲には帯電部としての帯電ローラ204と、現像装置10、転写部材としての一次転写ローラ31、クリーニング部材としてのクリーニングブレード206が配置されている。感光ドラム201の図中下方には露光部としての露光装置(本実施形態ではレーザースキャナ)22が配置されている。
現像装置10には、トナー収容容器としてのトナーボトル21から図示しないトナー搬送路を介してトナーが供給される。また、画像形成部PYには、帯電部材を清掃する帯電清掃部材としてのクリーニングローラ205が帯電ローラ204に接触して配置されている(図5参照)。本実施形態では、帯電ローラ204は、感光ドラム201の表面に例えばバネなどの付勢部材によって所定の押圧力で接触させられており、感光ドラム201の回転に伴って従動して回転する。また、クリーニングローラ205は、帯電ローラ204の表面に例えばバネなどの付勢部材によって所定の押圧力で接触させられており、帯電ローラ204の回転に伴って従動して回転する。
各画像形成部の図1の上方には、中間転写装置300が配置されている。中間転写装置300は、中間転写体としての無端状の中間転写ベルト30が複数のローラに張設されて周回移動(回転)するように構成されている。中間転写ベルト30の内周面側(裏面側)において各感光ドラム201と対向する位置には、一次転写ローラ31が配置されている。一次転写ローラ31は、中間転写ベルト30を介して感光ドラム201に押圧されており、中間転写ベルト30と感光ドラム201とが接触する一次転写部を形成している。一次転写ローラ31は、中間転写ベルト30の回転に伴って従動して回転する。
また、中間転写ベルト30の外周面側(表面側)において二次転写対向ローラ33に対向する位置に、ローラ状の二次転写部材である二次転写ローラ32が配置されている。二次転写ローラ32は、中間転写ベルト30を介して二次転写対向ローラ33に押圧されており、中間転写ベルト30と二次転写ローラ32とが接触する二次転写部を形成している。また、中間転写ベルト30の外周面側においてテンションローラ34に対向する位置に、中間転写体クリーニング部としてのベルトクリーニング装置35が配置されている。中間転写ベルト30は、ポリイミドなどの誘電体樹脂によって無端状に形成されている。
二次転写部の記録材搬送方向下流には、トナー像を記録材Pに定着させる定着装置60が配置される。定着装置60は、例えば、ヒータなどの加熱源により加熱される定着回転体としての定着ローラと、定着ローラとの間で定着ニップ部を形成する加圧回転体としての加圧ローラとを有する。そして、定着ニップ部に搬送された記録材上のトナー像を加熱、加圧することでトナー像を記録材に定着させる。
画像形成装置100の下部には、記録材Pが収容されたカセット40が配置されている。カセット40から給送された記録材Pは、搬送ローラ41によりレジストレーションローラ50に向けて搬送される。そして、停止状態のレジストレーションローラ50に記録材Pの先端が突き当たり、ループを形成することで記録材Pの斜行を補正する。その後、中間転写ベルト30上のトナー像と同期してレジストレーションローラ50を回転開始させ、記録材Pを二次転写部に搬送する。
上述のように構成される画像形成装置100により、例えば4色フルカラーの画像を形成するプロセスについて説明する。まず、画像形成動作が開始すると、回転する感光ドラム201の表面が帯電ローラ204によって所定の極性の所定の電位に一様に帯電される。本実施形態においては、帯電ローラ204に対して図示しない高圧電源から電圧が印加されて感光ドラム201の表面に対して放電が発生することにより、感光ドラム201の表面が帯電される。
次いで、感光ドラム201は、露光装置22から発せられる画像信号に対応したレーザ光により走査露光される。これにより、感光ドラム201上に画像信号に応じた静電潜像が形成される。感光ドラム201上(像担持体上)の静電潜像は、現像装置10内に収容された現像剤としてのトナーによって顕像化され、可視像となる。本実施形態では、トナーの正規の帯電極性は負極性である。現像装置10は、トナーを担持して感光ドラム201との対向部(現像位置)に搬送する現像剤担持体としての現像スリーブ12を有している。現像スリーブ12は、回転駆動される。また、現像時に、現像スリーブ12には図示しない現像電源としての高圧電源から所定の現像電圧が印加される。
感光ドラム201上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト30を挟んで配置される一次転写ローラ31との間で構成される一次転写部にて、中間転写ベルト30に一次転写される。この際、一次転写ローラ31には、不図示の高圧電源から、現像時のトナーの帯電極性とは逆極性(本実施形成では正極性)の電圧である一次転写バイアスが印加される。一次転写後に感光ドラム1表面に残ったトナー(転写残トナー)は、クリーニングブレード206によって除去され、回収トナー搬送路に回収され、トナー搬送スクリュー207(図5参照)により感光体ユニット20外へ排出される。
このような動作をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各画像形成部で順次行い、中間転写ベルト30上で4色のトナー像を重ね合わせる。その後、トナー像の形成タイミングに合わせてカセット40に収容された記録材Pが二次転写部に搬送される。そして、二次転写部において、二次転写対向ローラ33の作用により、中間転写ベルト30上の4色のトナー像を、記録材P上に一括で二次転写する。記録材Pが二次転写部を通過する際に、二次転写ローラ32には、図示しない高圧電源から、現像時のトナーの帯電極性とは逆極性の電圧である二次転写電圧が印加される。二次転写部で転写しきれずに中間転写ベルト30に残留したトナーは、ベルトクリーニング装置35により除去される。
次いで、記録材Pは定着装置6に搬送され、定着ニップ部を通過することで加熱、加圧される。そして、記録材P上のトナーは溶融、混合されて、フルカラーの画像として記録材Pに定着される。その後、記録材Pは排出ローラ70により排出トレイ80に排出される。これにより、一連の画像形成プロセスが終了する。
なお、本実施形態の画像形成装置100は、例えばブラック単色の画像など、所望の単色または4色のうちいくつかの色用の画像形成部を用いて、単色またはマルチカラーの画像を形成することも可能である。
[現像装置]
次に図2及び図3を用いて、現像装置10の構成について説明する。現像装置10は、非磁性のトナーと磁性を有するキャリアを含む二成分現像剤を用いる方式の現像装置である。本実施形態の現像装置10は、画像形成装置本体101から長手方向(現像スリーブ12の回転軸線方向)に沿ってスライドさせることで、画像形成装置本体101に対して着脱可能に構成してあり、メンテナンス等で交換可能となっている。
次に図2及び図3を用いて、現像装置10の構成について説明する。現像装置10は、非磁性のトナーと磁性を有するキャリアを含む二成分現像剤を用いる方式の現像装置である。本実施形態の現像装置10は、画像形成装置本体101から長手方向(現像スリーブ12の回転軸線方向)に沿ってスライドさせることで、画像形成装置本体101に対して着脱可能に構成してあり、メンテナンス等で交換可能となっている。
本実施形態では、現像装置10及び後述する感光体ユニット20が、それぞれ画像形成装置本体101に対して、長手方向に沿って挿入及び引き出しが可能となっている。即ち、現像装置10及び感光体ユニット20は、画像形成装置本体101に対して第1方向に引き出し可能で、且つ、第1方向と反対方向である第2方向に挿入可能である。現像装置10及び感光体ユニット20の引き出し方向(第1方向)は、画像形成装置100の奥側から手前側に向かう方向(図1の紙面奥側から手前奥側)であり、挿入方向(第2方向)はその逆方向である。画像形成装置100の手前側とは、操作者が画像形成装置100を操作する側であり、例えば、操作パネルなどの画像形成装置100を操作するための操作部が配置されている側である。以下、単に「手前側」、「奥側」といった場合には、画像形成装置100の手前側、奥側を指すものとする。
現像装置10は、現像剤を収容する現像容器11、現像材担持体としての現像スリーブ12などを有する。現像スリーブ12は、回転軸線αを中心に現像容器11に対して回転可能に保持されており、感光ドラム201と現像スリーブ12が対向する現像位置にて感光ドラム201上に形成された静電潜像を現像する構成となっている。現像スリーブ12は、画像形成装置本体101の奥側からスリーブギア17を介して駆動が伝達される。
また、現像装置10内には、現像スリーブ12表面のトナーコート量を一定に規制するための現像ブレード112、現像容器11内のトナー収容部111のトナーを攪拌し且つ搬送するスクリュー部材113、114が配置されている。現像装置10では、トナー収容部111内の現像剤をスクリュー部材113、114により攪拌、搬送して、現像スリーブ12の表面に現像剤を担持させ、現像スリーブ12に担持された現像剤の層厚(コート量)を現像ブレード112により規制する。そして、層厚が規制された現像剤が現像スリーブ12の回転により現像位置に搬送され、感光ドラム201上の静電潜像の現像に使用される。現像後に現像スリーブ12に残った現像剤は、トナー収容部111に回収され、再び、スクリュー部材113、114により攪拌、搬送される。
このような現像装置10は、画像形成装置本体101に挿入後、画像形成装置本体101に設けられる後述の現像加圧機構23によって押圧されることで、感光体ユニット20に対して位置決めされ、現像スリーブ12と感光ドラム201が所定の間隔となるように近接配置される。
[感光体ユニット]
次に図4及び図5を用いて、感光体ユニット20の構成について説明する。本実施形態の感光体ユニット20は、感光体としての感光ドラム201、帯電部材としての帯電ローラ204、帯電清掃部材としてのクリーニングローラ205、清掃部材としてのクリーニングブレード206を枠体としてのドラムフレーム202で一体的に保持した構成となっている。また、感光体ユニット20は、画像形成装置本体101から長手方向(感光ドラム201の回転軸線方向)に沿ってスライドさせることで、画像形成装置本体101に対して着脱可能に構成してあり、メンテナンス等で交換可能となっている。
次に図4及び図5を用いて、感光体ユニット20の構成について説明する。本実施形態の感光体ユニット20は、感光体としての感光ドラム201、帯電部材としての帯電ローラ204、帯電清掃部材としてのクリーニングローラ205、清掃部材としてのクリーニングブレード206を枠体としてのドラムフレーム202で一体的に保持した構成となっている。また、感光体ユニット20は、画像形成装置本体101から長手方向(感光ドラム201の回転軸線方向)に沿ってスライドさせることで、画像形成装置本体101に対して着脱可能に構成してあり、メンテナンス等で交換可能となっている。
ドラムフレーム202には、感光ドラム201が軸受(図示しない)を介して回転軸線を中心にして回転可能に保持されている。感光ドラム201には、画像形成装置本体101に装着された状態で画像形成装置本体101に設けられた図示しない駆動源としてのモータから駆動力を受け取って回転するためのカップリング203が設けられている。
帯電ローラ204は、図示しない帯電ローラ軸受に回転可能に支持されており、図示しない加圧バネにより感光ドラム201に加圧されている。クリーニングローラ205は、図示しないクリーニングローラ軸受に回転可能に支持されており、図示しない加圧バネにより帯電ローラ204に加圧されている。また、ドラムフレーム202には、感光ドラム201の表面に画像形成時における感光ドラム201の回転方向に対してカウンター方向で当接するように設けられ、感光ドラム201の表面を清掃するための清掃部材としてのクリーニングブレード206が固定されている。
クリーニングブレード206の近傍には、クリーニングブレード206によって感光ドラム201の表面から除去された転写残トナーを回収し搬送するトナー搬送路が設けられている。トナー搬送路には、回収されたトナーを感光体ユニット20の外に搬送するための搬送部材としてのトナー搬送スクリュー207が設けられている。トナー搬送スクリュー207によって感光体ユニット20外に搬送されたトナーは、画像形成装置本体101に設けられた図示しない回収トナー容器に回収される。
[把持部]
上述の感光体ユニット20は、画像形成装置本体101から引き出す際に把持可能な第1把持部301を備えている。また、上述の現像装置10は、画像形成装置本体101から引き出す際に把持可能な第2把持部302を備えている。第1把持部301は、図4に示すように、感光体ユニット20のドラムフレーム202の手前側の端部(第1方向の下流端部)に更に手前側に突出するように設けられている。また、第2把持部302は、図2に示すように、現像装置10の現像容器11の手前側の端部(第1方向の下流端部)に更に手前側に突出するように設けられている。特に、本実施形態では、第2把持部は、後述する現像装置本体14に設けられている。ユーザなどの操作者は、第1把持部301及び第2把持部302を掴んで、感光体ユニット20及び現像装置10を画像形成装置本体101に対して挿抜する。
上述の感光体ユニット20は、画像形成装置本体101から引き出す際に把持可能な第1把持部301を備えている。また、上述の現像装置10は、画像形成装置本体101から引き出す際に把持可能な第2把持部302を備えている。第1把持部301は、図4に示すように、感光体ユニット20のドラムフレーム202の手前側の端部(第1方向の下流端部)に更に手前側に突出するように設けられている。また、第2把持部302は、図2に示すように、現像装置10の現像容器11の手前側の端部(第1方向の下流端部)に更に手前側に突出するように設けられている。特に、本実施形態では、第2把持部は、後述する現像装置本体14に設けられている。ユーザなどの操作者は、第1把持部301及び第2把持部302を掴んで、感光体ユニット20及び現像装置10を画像形成装置本体101に対して挿抜する。
なお、第1把持部301及び第2把持部302の形状は、操作者が掴みやすい形状であればどのような形状でも良く、また、互いに同じ形状であっても異なる形状であっても良い。本実施形態では、第1把持部301及び第2把持部302を略同じ形状としている。また、第1把持部301及び第2把持部302は、手前側から見てそれぞれ略L字型に形成すると共に、それぞれの手前側の端部に指を引っ掛けやすいように、挿抜方向に対して略垂直方向に形成された引っ掛け板部301a、302aを設けている。引っ掛け板部301a、302aは、感光体ユニット20及び現像装置10を画像形成装置本体101に挿入する際に手で押し込まれる部分としても機能する。
[現像加圧機構]
現像装置10及び感光体ユニット20は、上述のようにメンテナンス等で交換可能になっているが、画像形成状態では現像スリーブ12と感光ドラム201とが近接した状態で配置される。したがって、このままの状態で現像装置10を画像形成装置本体101に対して挿抜を行うと、現像スリーブ12または感光ドラム201に摺擦傷がつく可能性がある。したがって、現像装置10または感光体ユニット20の着脱は、まず現像スリーブ12と感光ドラム201の両者が摺擦しない十分な距離だけ離間させた上で行う必要がある。
現像装置10及び感光体ユニット20は、上述のようにメンテナンス等で交換可能になっているが、画像形成状態では現像スリーブ12と感光ドラム201とが近接した状態で配置される。したがって、このままの状態で現像装置10を画像形成装置本体101に対して挿抜を行うと、現像スリーブ12または感光ドラム201に摺擦傷がつく可能性がある。したがって、現像装置10または感光体ユニット20の着脱は、まず現像スリーブ12と感光ドラム201の両者が摺擦しない十分な距離だけ離間させた上で行う必要がある。
このために本実施形態の現像装置10は、画像形成装置本体101に固定される固定部13と、固定部13に対して移動可能な可動部である現像装置本体14とを有する。固定部13は、現像装置10の画像形成装置本体101に対する挿入方向に関して、現像スリーブ12よりも上流側に位置する。即ち、固定部13は、現像装置10の手前側部分を画像形成装置本体101に対して位置決め及び固定する部分である。
本実施形態では、固定部13を画像形成装置本体101の手前側のフレーム90(図8参照)に位置決めした後に、ねじなどの締結部材により固定部13をフレーム90に固定する。これにより、現像装置10が画像形成装置本体101に固定され、画像形成装置本体101からの抜け止めが図られる。なお、現像装置10の抜け止めは、このような構成に限らない。例えば、現像装置10を画像形成装置本体101に装着した後に、後述するように、加圧レバー233を回動させて現像装置本体14を加圧位置に位置させた場合に、加圧レバー233の一部或いは加圧軸231に設けられた部材が固定部13の手前側の端面に係合するようにしても良い。何れにしても、固定部13がフレーム90に位置決めされた後に、画像形成装置本体101側の部材と固定部13が締結或いは係合することで、現像装置10が挿入方向手前側に抜け出ないように固定されればよい。
また、本実施形態の場合、現像装置本体14の固定部13に対する移動方向は、後述する係合部15を中心とした回動方向である。現像装置本体14は、現像スリーブ12を有する。そして、移動機構としての現像加圧機構23により現像装置本体14を、現像スリーブ12が感光ドラム201に近接して感光ドラム201に担持された静電潜像を現像スリーブ12により現像可能な第1位置(当接位置)と、第1位置よりも現像スリーブ12が感光ドラム201から離間した第2位置(離間位置)とに移動可能としている。当接位置では、現像装置本体14の一部が感光体ユニット20の一部に当接することで、現像スリーブ12と感光ドラム201との位置関係が定まる。
このような現像加圧機構23の構成及び動作について、図6ないし図7(b)を用いて説明する。図6及び図7(a)は、現像加圧解除状態、即ち、現像装置10が感光体ユニット20に加圧されておらず、現像スリーブ12が感光ドラム201から離間した第2位置に現像スリーブ12が位置する状態を示した斜視図と断面図である。図7(b)は、現像加圧状態、即ち、現像装置10が感光体ユニット20に加圧されており、現像スリーブ12が感光ドラム201に近接する第1位置に現像装置本体14が位置する状態を示した斜視図と断面図である。
現像加圧機構23は、現像装置10の長手方向に平行に配置された棒状の加圧軸231を含んでおり、加圧軸231上には押圧部232が配置されている。本実施形態では、押圧部232が、加圧軸231に対して手前側と奥側の2か所に設けられており、それぞれ加圧軸231と共に回動する。加圧軸231の画像形成装置本体101の手前側には、操作レバーとしての加圧レバー233が係合されており、ユーザなどの操作者は、加圧レバー233を把持して操作することで加圧軸231を回転させることが可能となっている。本実施形態では、加圧レバー233は板状の部材であり、後述するように、当接位置で第1把持部301及び第2把持部302を覆うことが可能な形状を有する。また、押圧部232は、不図示のバネなどの付勢部材により加圧軸231から離れる方向に突出するように付勢されている。
図6に示すように、現像装置10が画像形成装置本体101に装着された状態では、現像装置本体14が手前側の係合部15により固定部13に連結され、奥側のフレーム91(図8参照)に設けられた不図示の係合部により画像形成装置本体101に連結される。そして、現像装置本体14は、係合部15の回動軸15aの回転軸線β(図4参照)を中心に回動可能となっている。係合部15は、固定部13に設けられた第1孔部と、現像装置本体14に設けられた第2孔部と、第1孔部及び第2孔部に係合される軸部としての回動軸15aとで構成される。
このように現像装置10の現像装置本体14は、回動軸15aを回動中心として、感光体ユニット20に対して当接位置と離間位置に移動可能に回動できる。現像装置本体14は、画像形成装置本体101に対して装着位置に装着されただけでは、図7(a)に示すように回動軸15aの回動軸線を中心に自重で図中反時計回りCCW方向に傾いた状態にあり、現像スリーブ12は感光ドラム201から離れている。即ち、現像装置本体14が離間位置にある。このように現像スリーブ12と感光ドラム201とが互いに離間した状態にあれば、互いに衝突或いは接触し合うことなく現像装置10を画像形成装置本体101に対して着脱できる。
現像装置10を画像形成装置本体101に装着した状態で加圧レバー233を時計回りCW方向に回転させると、図7(b)に示すように、加圧軸231上の押圧部232が現像装置本体14に設けられた当接部としての加圧力受け部143に当接する。加圧力受け部143は、それぞれ現像装置本体14の奥側と手前側に形成されている。
そして、現像装置本体14が回動軸15aの回動軸線を中心に時計回りCWに回動し、現像スリーブ12が感光ドラム201に対して近接する当接位置(第1位置)に移動する。この際、押圧部232が不図示の付勢部材により付勢されることで、現像装置本体14が時計回りCW方向に付勢される。
また、現像装置本体14が感光体ユニット20に対して当接している状態にあるときに、加圧レバー233を反時計回りCCWに回転させることで、図7(a)に示すように、加圧軸231上の押圧部232が加圧力受け部143に当接している状態が解除される。そして、現像装置本体14が反時計回りCCWに傾き、現像スリーブ12と感光ドラム201の当接が解除され、現像スリーブ12が離間位置(第2位置)まで移動する。
[把持部と操作レバーの関係]
次に、図8ないし図9(b)を用いて、感光体ユニット20の第1把持部301及び現像装置10の第2把持部302と、加圧レバー233との関係について説明する。図8は、現像装置10及び感光体ユニット20と、画像形成装置本体101の手前側のフレーム90及び奥側のフレーム91を示した概略図である。現像装置10及び感光体ユニット20は、図8に記載の矢印X方向(第2方向)に移動させることで画像形成装置本体101に装着され、矢印Y方向(第1方向)に移動させることにより画像形成装置本体101から抜去される。上述したように、現像装置10と感光体ユニット20のそれぞれに第2把持部(現像装置把持部)302と第1把持部(感光体ユニット把持部)301を設けることで、これらの挿抜作業性を向上させることができる。
次に、図8ないし図9(b)を用いて、感光体ユニット20の第1把持部301及び現像装置10の第2把持部302と、加圧レバー233との関係について説明する。図8は、現像装置10及び感光体ユニット20と、画像形成装置本体101の手前側のフレーム90及び奥側のフレーム91を示した概略図である。現像装置10及び感光体ユニット20は、図8に記載の矢印X方向(第2方向)に移動させることで画像形成装置本体101に装着され、矢印Y方向(第1方向)に移動させることにより画像形成装置本体101から抜去される。上述したように、現像装置10と感光体ユニット20のそれぞれに第2把持部(現像装置把持部)302と第1把持部(感光体ユニット把持部)301を設けることで、これらの挿抜作業性を向上させることができる。
加圧レバー233は、図8に示すように、第1方向(Y方向)に関して、第1把持部301及び第2把持部302の下流側(手前側)に位置している。図9(a)、(b)は、現像装置10と感光体ユニット20の当接位置(第1位置)と離間位置(第2位置)における第1把持部301、第2把持部302と加圧レバー233の位置関係を示した図である。なお、図9(a)、(b)は、現像装置10と感光体ユニット20が画像形成装置本体101に装着された状態で、且つ、画像形成装置本体101を手前側から見た図である。
図9(a)に示すように、加圧レバー233は、現像スリーブ12が当接位置に位置する場合に、加圧レバー233を第1方向上流側(奥側)に投影した投影面内に第1把持部301及び第2把持部302が位置するように配置されている。即ち、現像装置本体14が当接位置にある状態の加圧レバー233の位置は、画像形成装置本体101を手前側から見た場合に、第1把持部301及び第2把持部302を覆う位置となる。このため、ユーザなどの操作者が画像形成装置本体101の前扉などを開けて画像形成装置本体101の内部を見たとしても、第1把持部301及び第2把持部302は操作者から見えないか、或いは、見えにくい。
一方、図9(b)に示すように、加圧レバー233は、現像スリーブ12が離間位置に位置する場合に、加圧レバー233を第1方向上流側(奥側)に投影した投影面から第1把持部301及び第2把持部302が外れるように配置されている。即ち、現像装置本体14が離間位置にある状態の加圧レバー233の位置は、画像形成装置本体101を手前側から見た場合に、第1把持部301及び第2把持部302を露出させる位置となる。このため、ユーザなどの操作者が画像形成装置本体101の前扉などを開けて画像形成装置本体101の内部を見た場合に、操作者は、第1把持部301及び第2把持部302を視認できる。
このように本実施形態では、現像装置本体14が当接位置にある場合、加圧レバー233により第1把持部301及び第2把持部302を覆うことで、操作者が誤って現像装置10或いは感光体ユニット20を引き出すことを抑制できる。そして、現像装置本体14が離間位置にある場合に、加圧レバー233が第1把持部301及び第2把持部302を覆う位置から退避して第1把持部301及び第2把持部302を露出させるようにしている。これにより、操作者が加圧レバー233を操作して現像スリーブ12が感光ドラム201から離間した状態で現像装置10或いは感光体ユニット20を引き出すことになり、現像装置10或いは感光体ユニット20の画像形成装置本体101に対する交換作業性が向上する。
<第2の実施形態>
第2の実施形態について、図10ないし図11(b)を用いて説明する。上述の第一の実施形態では、当接位置において加圧レバー233自体が第1把持部301及び第2把持部302を覆うようにしている。これに対して本実施形態では、当接位置において、加圧レバー233の操作に連動して移動する遮蔽部材234により第1把持部301及び第2把持部302を覆うようにしている。その他の構成及び作用は、上述の第1の実施形態と同様であるため、同様の構成には同一の符号を付して説明および図示を省略又は簡略にし、以下、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
第2の実施形態について、図10ないし図11(b)を用いて説明する。上述の第一の実施形態では、当接位置において加圧レバー233自体が第1把持部301及び第2把持部302を覆うようにしている。これに対して本実施形態では、当接位置において、加圧レバー233の操作に連動して移動する遮蔽部材234により第1把持部301及び第2把持部302を覆うようにしている。その他の構成及び作用は、上述の第1の実施形態と同様であるため、同様の構成には同一の符号を付して説明および図示を省略又は簡略にし、以下、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
図10に示すように、加圧軸231上には、連動部材としての遮蔽部材234が配置されており、加圧レバー233の動作に連動して回動可能となっている。遮蔽部材234は、例えば、板状の部材であり、当接位置で第1把持部301及び第2把持部302を覆うことが可能な形状を有する。また、遮蔽部材234は、加圧軸231に対して加圧レバー233と回転方向の位相をずらして固定されている。
更に、遮蔽部材234は、第1方向(Y方向)に関して第1把持部301及び第2把持部302の下流側(手前側)に位置しており、加圧レバー233の上流側(奥側)に位置している。即ち、遮蔽部材234は、現像装置10及び感光体ユニット20が画像形成装置本体101に装着された状態で、第1方向に関して、加圧レバー233と、第1把持部301及び第2把持部302との間に位置している。
また、遮蔽部材234は、図11(a)に示すように、現像スリーブ12が当接位置(第1位置)に位置する場合に遮蔽部材234を第1方向上流側に投影した投影面内に第1把持部301及び第2把持部302が位置する。即ち、現像装置本体14が当接位置にある状態の遮蔽部材234の位置は、画像形成装置本体101を手前側から見た場合に、第1把持部301及び第2把持部302を覆う位置となる。このため、ユーザなどの操作者が画像形成装置本体101の前扉などを開けて画像形成装置本体101の内部を見たとしても、第1把持部301及び第2把持部302は操作者から見えないか、或いは、見えにくい。
一方、図11(b)に示すように、遮蔽部材234は、現像スリーブ12が離間位置(第2位置)に位置する場合に、遮蔽部材234を第1方向上流側(奥側)に投影した投影面から第1把持部301及び第2把持部302が外れるように配置されている。即ち、現像装置本体14が離間位置にある状態の遮蔽部材234の位置は、画像形成装置本体101を手前側から見た場合に、第1把持部301及び第2把持部302を露出させる位置となる。このため、ユーザなどの操作者が画像形成装置本体101の前扉などを開けて画像形成装置本体101の内部を見た場合に、操作者は、第1把持部301及び第2把持部302を認識できる。
なお、本実施形態では、図11(a)、(b)に示すように、加圧レバー233は、現像スリーブ12が当接位置と離間位置の何れに位置していても、加圧レバー233は、第1把持部301及び第2把持部302を覆わない位置としている。
このような本実施形態も、現像装置本体14が当接位置にある場合、遮蔽部材234により第1把持部301及び第2把持部302を覆うことで、操作者が誤って現像装置10或いは感光体ユニット20を引き出すことを抑制できる。そして、現像装置本体14が離間位置にある場合に、遮蔽部材234が第1把持部301及び第2把持部302を覆う位置から退避して第1把持部301及び第2把持部302を露出させるようにしている。これにより、操作者が加圧レバー233を操作して現像スリーブ12が感光ドラム201から離間した状態で現像装置10或いは感光体ユニット20を引き出すことになり、現像装置10或いは感光体ユニット20の画像形成装置本体101に対する交換作業性が向上する。
なお、本実施形態は、例えば、他の部材との干渉などの影響により、第1の実施形態のように当接位置において加圧レバー233により第1把持部301及び第2把持部302を覆えない構成の場合に有効である。但し、第1の実施形態は、第2の実施形態のように、遮蔽部材234を別途設けなくても良いという利点がある。
<他の実施形態>
なお、上述の第1、第2の実施形態では、加圧レバー233及び遮蔽部材234を板状の形状とし、当接位置において、第1把持部301及び第2把持部302を覆う形状とした。但し、第1の実施形態において、加圧レバー233の一部に貫通穴や切り欠きが形成されていてもよい。この場合、当接位置において加圧レバー233が第1把持部301及び第2把持部302を覆っても、貫通穴や切り欠きから第1把持部301或いは第2把持部302の一部を視認できる可能性があるが、この状態であっても、操作者が第1把持部301及び第2把持部302にアクセスしにくければ効果がある。即ち、当接位置において、加圧レバー233を第1方向上流側に投影した投影面内に第1把持部及び第2把持部302が位置していれば、仮に、第1把持部301及び第2把持部302の一部が露出していても良い。同様に、第2の実施形態において、遮蔽部材234の一部に貫通穴や切り欠きが形成されていてもよい。
なお、上述の第1、第2の実施形態では、加圧レバー233及び遮蔽部材234を板状の形状とし、当接位置において、第1把持部301及び第2把持部302を覆う形状とした。但し、第1の実施形態において、加圧レバー233の一部に貫通穴や切り欠きが形成されていてもよい。この場合、当接位置において加圧レバー233が第1把持部301及び第2把持部302を覆っても、貫通穴や切り欠きから第1把持部301或いは第2把持部302の一部を視認できる可能性があるが、この状態であっても、操作者が第1把持部301及び第2把持部302にアクセスしにくければ効果がある。即ち、当接位置において、加圧レバー233を第1方向上流側に投影した投影面内に第1把持部及び第2把持部302が位置していれば、仮に、第1把持部301及び第2把持部302の一部が露出していても良い。同様に、第2の実施形態において、遮蔽部材234の一部に貫通穴や切り欠きが形成されていてもよい。
10・・・現像装置
12・・・現像スリーブ(現像剤担持体)
13・・・固定部
14・・・現像装置本体
20・・・感光体ユニット(像担持体ユニット)
23・・・現像加圧機構(移動機構)
100・・・画像形成装置
101・・・画像形成装置本体
201・・・感光ドラム(像担持体)
233・・・加圧レバー(操作レバー)
234・・・遮蔽部材(連動部材)
301・・・第1把持部
302・・・第2把持部
12・・・現像スリーブ(現像剤担持体)
13・・・固定部
14・・・現像装置本体
20・・・感光体ユニット(像担持体ユニット)
23・・・現像加圧機構(移動機構)
100・・・画像形成装置
101・・・画像形成装置本体
201・・・感光ドラム(像担持体)
233・・・加圧レバー(操作レバー)
234・・・遮蔽部材(連動部材)
301・・・第1把持部
302・・・第2把持部
Claims (6)
- 画像形成装置本体と、
前記画像形成装置本体に対して第1方向に引き出し可能で、且つ、前記第1方向と反対方向である第2方向に挿入可能であり、表面に静電潜像を担持可能な像担持体を有する像担持体ユニットと、
前記画像形成装置本体に対して前記第1方向に引き出し可能で、且つ、前記第2方向の挿入可能であり、前記像担持体に担持された静電潜像を現像剤により現像するための現像剤担持体を有する現像装置と、
前記像担持体に担持された静電潜像を前記現像剤担持体により現像可能な第1位置と、前記第1位置よりも前記現像剤担持体を前記像担持体から離間させた第2位置とに、前記現像剤担持体の位置を移動させる移動機構と、
前記移動機構を操作するための操作レバーと、
前記像担持体ユニットを前記画像形成装置本体から前記第1方向に引き出す際に把持可能な第1把持部と、
前記現像装置を前記画像形成装置本体から前記第1方向に引き出す際に把持可能な第2把持部と、を備え、
前記操作レバーは、前記第1方向に関して前記第1把持部及び前記第2把持部の下流側に位置し、前記現像剤担持体が前記第1位置に位置する場合に前記操作レバーを前記第1方向上流側に投影した投影面内に前記第1把持部及び前記第2把持部が位置し、前記現像剤担持体が前記第2位置に位置する場合に前記第1把持部及び前記第2把持部が前記投影面から外れるように配置されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記現像装置は、前記画像形成装置本体に装着された際に前記画像形成装置本体に固定される固定部と、前記現像剤担持体を有し、前記固定部に対して移動可能に支持された現像装置本体と、を備え、
前記移動機構は、前記現像装置本体を前記固定部に対して移動させる機構であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第2把持部は、前記現像装置本体に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 画像形成装置本体と、
前記画像形成装置本体に対して第1方向に引き出し可能で、且つ、前記第1方向と反対方向である第2方向に挿入可能であり、表面に静電潜像を担持可能な像担持体を有する像担持体ユニットと、
前記画像形成装置本体に対して前記第1方向に引き出し可能で、且つ、前記第2方向の挿入可能であり、前記像担持体に担持された静電潜像を現像剤により現像するための現像剤担持体を有する現像装置と、
前記像担持体に担持された静電潜像を前記現像剤担持体により現像可能な第1位置と、前記第1位置よりも前記現像剤担持体を前記像担持体から離間させた第2位置とに、前記現像剤担持体の位置を移動させる移動機構と、
前記移動機構を操作するための操作レバーと、
前記操作レバーの操作に連動して移動する連動部材と、
前記像担持体ユニットを前記画像形成装置本体から前記第1方向に引き出す際に把持可能な第1把持部と、
前記現像装置を前記画像形成装置本体から前記第1方向に引き出す際に把持可能な第2把持部と、を備え、
前記連動部材は、前記第1方向に関して前記第1把持部及び前記第2把持部の下流側に位置し、前記現像剤担持体が前記第1位置に位置する場合に連動部材を前記第1方向上流側に投影した投影面内に前記第1把持部及び前記第2把持部が位置し、前記現像剤担持体が前記第2位置に位置する場合に前記第1把持部及び前記第2把持部が前記投影面から外れるように配置されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記現像装置は、前記画像形成装置本体に装着された際に前記画像形成装置本体に固定される固定部と、前記現像剤担持体を有し、前記固定部に対して移動可能に支持された現像装置本体と、を備え、
前記移動機構は、前記現像装置本体を前記固定部に対して移動させる機構であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 前記第2把持部は、前記現像装置本体に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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JP2023125564A JP2025021676A (ja) | 2023-08-01 | 2023-08-01 | 画像形成装置 |
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JP2023125564A JP2025021676A (ja) | 2023-08-01 | 2023-08-01 | 画像形成装置 |
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JP2023125564A Pending JP2025021676A (ja) | 2023-08-01 | 2023-08-01 | 画像形成装置 |
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