JP2025005665A - 通信システムおよび情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数のユーザが操作する画像形成装置のWebブラウザにおいて、外部サービスにアクセスする認証情報が保存されていた場合に、本来意図しないユーザがアクセス可能となるおそれがある。
【解決手段】 本発明は、Webコンテンツのレンダリングをおこなう画像生成サーバと、第1管理情報で管理され前記レンダリングの結果に基づくWebコンテンツを取得する第1アプリケーションを実行できる情報処理装置と、を有する通信システムであって、前記第1アプリケーションの他に、前記第1管理情報と異なる第2管理情報で管理され前記レンダリングの結果に基づくWebコンテンツを取得する第2アプリケーションを生成する生成手段と、前記第2アプリケーションに認証情報を設定可能な設定手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図5
【解決手段】 本発明は、Webコンテンツのレンダリングをおこなう画像生成サーバと、第1管理情報で管理され前記レンダリングの結果に基づくWebコンテンツを取得する第1アプリケーションを実行できる情報処理装置と、を有する通信システムであって、前記第1アプリケーションの他に、前記第1管理情報と異なる第2管理情報で管理され前記レンダリングの結果に基づくWebコンテンツを取得する第2アプリケーションを生成する生成手段と、前記第2アプリケーションに認証情報を設定可能な設定手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図5
Description
本発明は、通信システムおよび情報処理装置に関する。
現在、Webブラウザ(以下、ブラウザと称する)を搭載し、ブラウザ上でWebページを閲覧できる機能を有する通信端末が普及している。ブラウザを通して外部サービスのWebページを表示することにより、通信端末が外部サービスと連携できるようになる。この外部サービスにはプライベートな情報を含む場合があり、プライベートな情報を保護するためにユーザ認証が求められる場合がある。しかしブラウザにはユーザ認証情報を保存する機能がある。その機能を利用するとユーザ認証を改めて行わずとも、保存されたユーザ認証情報を用いて外部サービスのユーザ認証を通過し、外部サービスにアクセスすることが可能となる。
特許文献1では、ユーザ管理によりユーザを識別して、アプリケーション毎にユーザの利用を可能にしたり、制限したりする機能別認証と呼ばれるものが開示されている。この機能別認証では、画像形成装置の起動時にアプリケーションの選択メニューを表示し、ユーザが選択したアプリケーションがすべてのユーザが利用可能なものでなければ、はじめて認証を要求する。例えば、コピーアプリケーションの利用についてはどのユーザでも可能とする一方、スキャン送信アプリケーションについては、ユーザ認証に成功したユーザのみ利用させるという技術が提案されている。
しかし1台の画像形成装置を複数のユーザが操作する場合が考えられる。複数のユーザが操作する画像形成装置のWebブラウザにおいて、外部サービスにアクセスする認証情報が保存されていた場合に、本来意図しないユーザがアクセス可能となるおそれがある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、画像形成装置において外部サービスにアクセスする際に容易にユーザ認証を実現することを目的とする。
本発明は、Webコンテンツのレンダリングをおこなう画像生成サーバと、第1管理情報で管理され前記レンダリングの結果に基づくWebコンテンツを取得する第1アプリケーションを実行できる情報処理装置と、を有する通信システムであって、前記第1アプリケーションの他に、前記第1管理情報と異なる第2管理情報で管理され前記レンダリングの結果に基づくWebコンテンツを取得する第2アプリケーションを生成する生成手段と、前記第2アプリケーションに認証情報を設定可能な設定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置においてユーザ管理機能の有無に関わらず外部サービスにアクセスする際に容易にユーザ認証を実現することが可能となる。
添付図面を参照して本発明の各実施例を詳しく説明する。なお、以下の実施例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また各実施例で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。本実施形態では、情報処理装置の一例として画像形成装置を用いて説明するがこれに限らない。
(実施例)
図11は本発明における通信システムのシステム全体の構成図の一例を示す図である。図11のシステムでは、ユーザは画像形成装置1101の画面を閲覧しており、ユーザが画像形成装置1101を操作して、閲覧したいWebコンテンツサーバ1105のURLを入力する。入力を受け付けた画像形成装置1101は、該Webコンテンツサーバ1105のURLを、クラウド上に設置されている情報処理システムとしての画像生成システム1100に対してルータ1104を経由して送信する。
図11は本発明における通信システムのシステム全体の構成図の一例を示す図である。図11のシステムでは、ユーザは画像形成装置1101の画面を閲覧しており、ユーザが画像形成装置1101を操作して、閲覧したいWebコンテンツサーバ1105のURLを入力する。入力を受け付けた画像形成装置1101は、該Webコンテンツサーバ1105のURLを、クラウド上に設置されている情報処理システムとしての画像生成システム1100に対してルータ1104を経由して送信する。
画像形成装置1101は、画像を印刷する機能、もしくはスキャンして生成した画像データを任意の宛先へと送信する機能を持つ。図11では3台の画像形成装置が接続されていることを例に挙げているが、接続数は任意である。画像形成装置1101、画像形成装置1102及び画像形成装置1103は同一の構成であり、以降は画像形成装置1101について説明する。
画像生成システム1100の仮想マシン1107におけるブラウザ1108は、画像形成装置1101から送信されたWebコンテンツサーバ1105のURLを、ゲートウェイ1106を介して受信する。そしてブラウザ1108は、受信したURLに対応するWebコンテンツサーバ1105にゲートウェイ1106を介してアクセスする。Webコンテンツサーバ1105は、要求されたURLのWebコンテンツを生成して要求元のブラウザ1108に送信する。なお、画像生成システムは、画像生成サーバによって構築される。
認証サーバ1110は、画像形成装置からWEBコンテンツサーバ1105にアクセスする際に認証処理を実施するサーバである。認証サーバ1110は、具体的には、OAuthなどの認証サイトの一例である。
ブラウザ1108は、Webコンテンツサーバ1105から受信したWebコンテンツの描画結果を生成する。そしてブラウザ1108は、生成したWebコンテンツの描画結果を、ゲートウェイ1106を介して画像形成装置1101に送信する。画像形成装置1101は、画像生成システム1100から送信された該Webコンテンツの描画結果を受信し、該受信した描画結果を表示するなどしてユーザに該Webコンテンツを提示する。なお、クラウドウェブブラウザのシステムにおいて画像形成装置1101以外にも、画像形成装置1102及び1103のように複数接続してもよい。
図1は、本発明における画像形成装置1101のハードウェア構成を示す図である。本実施例では、画像形成装置1101を例に説明する。画像形成装置1101はコントローラユニット100を含む。コントローラユニット100は、画像入力デバイスであるスキャナ170や画像出力デバイスであるプリンタ195が接続されるとともに、操作部112が接続される。コントローラユニット100は、スキャナ170によって原稿が読み取られ、生成された画像データをプリンタ195によりシートに印刷するコピー機能を実現するための制御を行う。
コントローラユニット100は、CPU101を有する。CPU101は、ROM103に格納されているブートプログラムによりオペレーションシステム(OS)を立ち上げる。CPU101は、このOS上で、ストレージ104に格納されているプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。このCPU101の作業領域としてはRAM102が用いられる。RAM102は、作業領域を提供するとともに、画像データを一時記憶するための画像メモリ領域を提供する。ストレージ104は、プログラムや画像データを格納する。
CPU101は、システムバス107を介して、ROM103およびRAM102、操作部I/F(操作部インターフェース)106が接続される。さらにCPU101は、ネットワークI/F(ネットワークインターフェース)110、USBホストI/F113、画像バスI/F(画像バスインターフェース)105が接続される。操作部I/F106は、タッチパネルを有する操作部112とのインターフェースであり、操作部112に表示すべき画像データを操作部112に対して出力する。また、操作部I/F106は、操作部112においてユーザにより入力された情報をCPU101に送出する。ネットワークI/F110は、画像形成装置をLANに接続するためのインターフェースである。
USBホストI/F113は、USBストレージ114と通信するインターフェース部である。USBホストI/F113は、ストレージ104に格納されているデータをUSBストレージ114に記憶させるための出力部である。また、USBホストI/F113は、USBストレージ114に格納されているデータを入力し、CPU101にそれを伝える。USBストレージ114は、データを格納する外部記憶装置であり、USBホストI/F113に対して着脱可能である。USBホストI/F113には、USBストレージ114を含む複数のUSBデバイスが接続可能である。
RTC115は、現在時刻を制御する。このRTC115で制御する時刻情報はジョブ投入時間の記録などに利用する。
画像バスI/F105は、システムバス107と画像データを高速で転送する画像バス208を接続し、データ形式を変換するためのバスブリッジである。画像バス208上には、デバイスI/F120、スキャナ画像処理部180、プリンタ画像処理部190が設けられる。デバイスI/F120には、スキャナ170およびプリンタ195が接続される。デバイスI/F120は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部180は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部190は、プリント出力画像データに対してプリンタ195に応じた補正、解像度変換などを行う。
図2は、本発明における画像形成装置のソフトウェア構成を示す図である。図2において実線で示した各部は、CPU101がRAM102にロードされたメインプログラムを実行することにより実現されるソフトウェアモジュールである。メインプログラムは、OS(Operating System)210によって後述するそれぞれのモジュールの実行が管理・制御されている。
UI制御部252は操作部112に画面を表示し、操作部I/F106を通してユーザからの操作を受け付ける。またUI制御部252は他モジュールへと通知を行い、他モジュールから描画指示を受けて画面更新を制御する機能を持つ。
ジョブ実行制御部253は、UI制御部252からのジョブ実行指示を受けて、コピーやスキャン、プリントなどのジョブ処理を制御するモジュールである。NW制御部254は、他モジュールからの通信要求を受けて、ネットワークI/F110を制御し、外部装置との通信を制御する。また、外部装置からの通知を受けて、その通知の内容を他モジュールに通知する。
ストレージ制御部255はストレージ104に記録された設定情報やジョブ情報を記録管理する。OSの階層に位置する各モジュールは、ストレージ制御部255にアクセスし、設定値の参照、ならびに設定を行う。
外部ストレージ連携アプリケーション220は、OS210に内包されるひとつのサブモジュールで、外部ストレージと連携して動作するアプリケーションの制御を行う。またOSが内包するサブモジュールの数は任意である。
外部ストレージ連携アプリケーション220の全体制御部221は、UI制御部252からユーザの操作の通知を受け付けると、ユーザ操作内容を判定する。外部ストレージ連携アプリケーション220は、ユーザの操作内容が外部ストレージと通信するものであればNW制御部254を通して外部と通信する。
外部ストレージ連携アプリケーション220は、通信結果を受けてUI制御部252に描画の更新を指示する。外部ストレージに通信するための情報は、ユーザから入力を受け付けたり、設定保存部222を参照したりすることで取得する。ユーザ操作内容がスキャンやプリントの場合にはジョブ制御部251に要求の動作を指示する。
ショートカット作成アプリケーション230はUI制御部252から起動要求を受け付けると、後述する図3(B)のようなショートカット作成画面370を操作部112に表示させる。ショートカット作成部231は、UI制御部252からユーザの操作の通知を受け付けると、外部ストレージ連携アプリケーションのショートカットボタン(以下、ボタン)354の作成処理を行う。ショートカット作成部231は、ボタン354の作成時にユーザ認証のための認証コードを利用することを選択すると、認証コード生成部232にショートカットに紐づく一意の認証コード作成を要求する。図3(B)では、認証コードの例としてPINコードを示すが、これに限られない。例えば、指紋認証やIDカード認証などでもよい。
認証コード生成部232は、一意の認証コードを生成し、ストレージ制御部233に認証コードを保存する。また、ボタン354作成時に入力されたボタン名称などの情報も同様にストレージ制御部233に保存する。図3(B)で入力された設定情報をストレージ制御部233に保存する。
図2に示す外部ストレージ連携アプリケーションショートカット(以下、アプリショートカット)240は、外部ストレージ連携アプリケーションと同等の機能を持つアプリケーションであり、ショートカット作成アプリケーション230によって作成される。なお、ここでは、ショートカットという表現を用いるが、外部ストレージ連携アプリケーションの管理情報(後述の図7)が異なるアプリケーションを作成することを意図する。
アプリショートカット240は、外部ストレージ連携アプリケーション220の単なる複製ではなく、後述する図7に示すように外部ストレージ連携先や保存されるユーザ情報などを有する。アプリショートカット240が複数ある場合には、外部ストレージ連絡先や保存しているユーザ情報をそれぞれ異ならせることが出来る。またショートカットの作成数は任意である。
アプリショートカット240の全体制御部221はUI制御部252からユーザの操作の通知を受け付けると、設定保存部242を参照する。具体的には、PINコードが設定されているか、起動時のアクセス先のアドレス情報である起動時URLが設定されているか否かを確認する。PINコードが設定されていれば、図3(D)のようなPINコード入力画面390を表示してユーザ入力を待機する。
なお、アプリショートカット240と外部ストレージ連携アプリケーション220の各々は、識別情報を有している。そのため、外部ストレージ連携アプリケーション220を実行した場合のブラウザ1108の操作履歴や設定などの情報は、外部ストレージ連携アプリケーション220の識別情報に紐づいて画像生成システム1100に記憶される。同様に、アプリショートカット240を実行した場合のブラウザ1108の操作履歴や設定などの情報は、アプリショートカット240の識別情報に紐づいて画像生成システム1100に記憶される。これにより、例えば、アプリショートカット240を実行した場合、画像生成システム1100は、該アプリショートカット240の識別情報や後述の起動時URL情報に応じた形でWebページのレンダリングを行う。そして、画像形成装置1101は、レンダリングの結果に基づくWebコンテンツを取得することになる。
全体制御部221はUI制御部252からユーザの操作の通知を受け付けると、認証コード照合部242に入力されたPINコードと設定されたPINコードの照合を要求する。認証コード照合部242は設定保存部242を参照してショートカットに紐づけられたPINコードを取得する。取得したPINコードとユーザ入力を照合した結果を全体制御部241に返却する。全体制御部241は照合結果が真の場合には外部ストレージ連携アプリケーションと同等の機能をユーザに提供する。例えば起動時URL(起動時にアクセスするアドレス情報)が領域451に設定されていれば、指定されたURLにNW制御部254を通して通信する。具体的には、画像生成システム1100を介してWebコンテンツサーバ1105にアクセスする。通信結果を受けて画面表示を更新するようUI制御部252に要求する。結果が偽の場合には、UI制御部252に入力されたPINコードが適切でない旨のメッセージを表示するよう要求する。
図3(A),(B),(C),(D)のそれぞれの画面は、図2に記載のUI制御部252を構成するプログラムがCPU101によって実行されることによって生成され、操作部112上に表示される。
図3(A)は、画像形成装置1101に表示されるホーム画面の一例を示す図である。図3(A)においてホーム画面300に5つのアイコンが表示されている例を示しているがボタンの数は任意である。なお、本実施例において、ボタンはアイコンを示す。
ボタン310はコピー機能に関わるボタンの例である。ボタン330はスキャン機能に関わるボタンの例である。ボタン320は外部ストレージ連携アプリケーションボタンの例である。ボタン320は、図4の410で外部ストレージ連携を使用するにチェックを入れた場合にホーム画面に表示される。ボタンを選択すると各々のボタンに関連付けられた機能が実行される。
図3(B)はボタン346を選択した際に操作部112上表示されるショートカット作成画面370の一例を示す図である。ショートカット名341はホーム画面に作成するショートカット354に表示されるタイトルの入力を受け入れる。もし入力がないまま決定ボタン345が選択された場合には、ショートカット作成部231が任意のボタン名を設定する。
ラジオボタン342は、外部ストレージ連携アプリケーションのショートカットを作成する場合にユーザ認証機能を付与するか否かの選択肢を表示する。「はい」を選択した場合には、PINコード入力部343が表示され、ショートカット作成部231が生成した一意のPINコードが表示される。「はい」から「いいえ」に選択を変更した場合には、PINコード入力部343に表示されたPINコードは、破棄される。再度ユーザが「はい」を選択すると、認証コード生成部232により一意のPINコードが生成され、PINコード入力部343に表示される。なお、生成されたPINコードは最初に表示されたPINコードとは異なることがあるが、いずれもショートカットに紐づく一意のPINコードとなる。
キャンセルボタン344が選択されると図3(A)に示すホーム画面300の表示に戻る。キャンセルボタン344が選択された場合には、キャンセルボタン344が選択されるまでに入力された情報は破棄される。決定ボタン345が選択されるとショートカット作成部231は、入力された情報をもとにショートカット(例えば、ショートカット354)を作成する。作成が完了すると図3(C)に示すホーム画面380へと遷移する。作成が失敗した場合には「ショートカット作成が失敗しました」などのエラーメッセージを表示する。ショートカット354の作成を開始してから一定時間が経過した場合、図3(A)に示すホーム画面300の表示に戻る。
図3(C)は画像形成装置1101に表示されるホーム画面360の一例を示す図である。ホーム画面380には、図3(A)のホーム画面300に比してボタン354が追加されている。ボタン354はユーザが追加した外部ストレージ連携アプリケーションのショートカットである。ボタン354が選択されると、ボタン354のショートカットにユーザ認証機能が付与されている場合には、外部ストレージ連携アプリケーションの起動時に図3(D)の認証画面390が開き、ユーザ認証情報(PINコード)の入力を求める。なお、ボタン354のショートカットにユーザ認証機能が付与されていない場合には、図3(D)を開かない。
図3(D)はボタン354を選択したときにユーザ認証機能が付与されていた場合に表示されるユーザ認証情報の入力を求める認証画面390の一例を示す図である。ユーザは図3(D)の認証画面390が表示された場合に、PINコード入力部343を選択してショートカット作成時に表示されたPINコードを入力する。入力後に決定ボタン353が選択されると、認証コード照合部242は、入力されたPINコードと、選択されたボタン354に紐づけられているPINコードを照合する。
照合結果が真であればユーザはボタン354に紐づけられた機能を使用することが可能となる。照合結果が偽であれば、「PINコードが誤っています」などのメッセージを一定時間表示し、図3(D)の認証画面390を表示する。またキャンセルボタン352を選択すると図3(C)に示すホーム画面380の表示に戻る。その場合にはキャンセルボタン352が選択されるまでに入力された情報は破棄される。
図4は外部ストレージ連携アプリケーションの設定画面の例を示す図である。この設定画面は、画像形成装置1101がサーバ機能を有している場合、ネットワーク回線で接続されたPCやスマートフォンなどのユーザ端末が持つWebブラウザを介して特定URLにアクセスすることでも表示される。
ユーザは、前記設定画面を操作し外部ストレージ連携アプリケーション機能の設定を行なう。外部ストレージ連携機能を利用する場合、ユーザはチェックボックス410をチェックする。チェックボックス410をチェックすることでボタン320が表示される。さらにチェックボックス420以降のチェックボックスが編集可能となる。
ユーザはチェックボックス420にチェックすることで、ユーザは、ショートカット作成アプリを利用可能となる。チェックボックス420にチェックが入ると操作部112は、ホーム画面にボタン346を表示する。さらにチェックボックス430以降のチェックボックスは編集可能となる。つまりチェックボックス420にチェックが入ると、ショートカット作成が許可される。
ユーザはチェックボックス430にチェックすることで、外部ストレージ連携アプリケーションのショートカットを作成可能となる。また、チェックボックス440以降が編集可能となる。ここでは1つのショートカットを作成するよう表示しているが、複数のショートカットを作成可能な表示をしてもよい。領域431ではホーム画面に作成したショートカットとともに表示されるタイトルの入力を受け入れる。入力がないまま決定ボタン470が選択された場合には、ショートカット作成部231が任意のボタン名を設定する。
ユーザはチェックボックス440にチェックすることで、作成するショートカットにユーザ認証機能を付与することが可能となる。チェックボックス440にチェックすると認証コード生成部232により、ショートカットに紐づく一意のPINコードが自動的に生成され、領域441に表示される。チェックボックスからチェックを外すと領域441は空欄に更新され、表示されていたPINコードは破棄される。再度ユーザがチェックボックス440にチェックをすると、認証コード生成部232により一意のPINコードが生成され、表示が更新される。生成されたPINコードは最初に表示されたPINコードとは異なることがあるが、いずれもショートカットに紐づく一意のPINコードとなる。なお、ここではPINコードが生成される例を示すが、ユーザによって設定されてもよい。
ユーザはチェックボックス450をチェックしURLを指定することで、ショートカット実行時に最初に表示するURLを指定できる。領域451では任意のURLの入力を受け入れる。入力がないまま決定ボタン470が選択された場合には、ショートカット作成部231が起動時URLを設定する。
画像形成装置の中には設置された場所情報を取得できるものがある。そのような場所情報を取得する能力を持つ画像形成装置の場合にチェックボックス460が表示される。能力がない場合にはチェックボックス460は非表示となる。ユーザはチェックボックス460をチェックすることで、場所による認証機能の有効無効を切り替えることができる。領域461では任意の場所情報の入力を受け入れる。入力がないまま決定ボタン470が選択された場合にはチェックボックス460の機能は無効として設定する。
チェックボックス410から460で設定した情報は、ネットワークI/F1ー10を介して画像形成装置に通知され、に記録される。
図5は外部ストレージにアクセスするショートカットを作成するアプリケーションが実施する処理の手順を示すフローチャートである。外部ストレージ連携アプリケーション220、ショートカット作成アプリケーション230およびアプリショートカット240はCPU101が、OS上でストレージ104に格納されているプログラムを実行することで実行される。
ステップS510において操作部I/F306は、ボタン346が選択されたことを検知し、CPU101がボタン346に紐づいたショートカット作成アプリケーション230をRAM102にロードし実行する。
ステップS520においてショートカット作成部231は、図3(B)に示すようなショートカット作成フォーム画面の表示をUI制御部252に要求する。表示が完了したらステップS530に遷移する。
ステップS530においてショートカット作成部231は、認証コードを使用するか否かを判定する。ショートカット作成部231は、UI制御部252よりユーザ入力情報を逐次取得する。入力情報のうちラジオボタン342で入力された情報を判定し、「はい」を選択していた場合には、認証コードを使用すると判定しステップS531に遷移する。「いいえ」を選択していた場合には、認証コードを使用しないと判定しステップS540に遷移する。
ステップS531において、ショートカット作成部231は、認証コード生成部232に認証コードの生成を要求する。認証コード生成部232は、当該ショートカットに紐づく一意のPINコードを生成し、ショートカット作成部231に返却する。その後ステップS532に遷移する。
ステップS532において、ショートカット作成部231は、生成されたPINコードを図3(B)のPINコード入力部343に表示するようUI制御部252に要求する。その後ステップS540に遷移する。
ステップS540においてショートカット作成部231は、UI制御部252より決定ボタン345が選択されたかどうかを判定する。決定ボタン345が選択された場合にはステップS550に遷移する。選択されない場合にはユーザ入力を待機する。
ステップS550において、ショートカット作成部231はユーザ入力情報を処理し、保存する。後述の図7は、処理結果がストレージ制御部253に保存される際の例である。ユーザ入力情報のうちショートカット名341が指定されていれば、その入力をショートカット名710としてストレージ制御部253に保存する。指定がない場合には「ユーザ1」など任意のショートカット名を生成し、ストレージ制御部253に保存する。ステップS531においてPINコードを生成していた場合には、「ユーザ認証あり」とそれに紐づく一意の生成したPINコードをストレージ制御部に保存する。その後ステップS560に遷移する。
ステップS560においてステップS550でストレージ制御部253に保存した情報をもとにショートカットを作成する。作成されたショートカットは、例えば図3Cのボタン354である。ショートカット作成が成功した場合にはフローを終了する。失敗した場合にはステップS561に遷移する。ステップS561においてショートカット作成部231はUI制御部252に「ショートカット作成が失敗しました」などのメッセージを一定時間表示する。以上で外部ストレージにアクセスするショートカットを作成するアプリケーションが実施する処理は終了する。
図6(A)は画像形成装置にユーザ管理機能が有効である場合の外部ストレージにアクセスするショートカットが実施するユーザ認証処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS610において画像形成装置のOSは画像形成装置のユーザ管理機能を実行する。画像形成装置のOSは操作部I/F306にユーザ管理機能で設定されたログイン要求を表示する。このログイン要求は画像形成装置の設定により異なり、例えばIDカードでの認証やユーザごとに設定されたIDの入力などがある。ユーザ管理機能が実現できれば手段は問わない。画像形成装置のOSは操作部I/F306よりユーザ入力情報を取得する。ユーザ入力情報がユーザ管理のユーザに一致するか否かを判定する。ユーザが一致した場合にはステップS620へ遷移する。ユーザが一致しない、すなわちユーザ管理外のユーザの場合にはステップS611へ遷移する。
ステップS611において画像形成装置のOSは操作部I/F306に「入力情報が誤っています」などのエラーメッセージを表示する。ステップS620において画像形成装置のOSは図3(A)に示すようなホーム画面300を操作部I/F306に表示する。ユーザの操作を受け付け、ユーザの要求を処理する。ユーザがショートカット作成のボタン346を選択した場合にステップS630へ遷移する。
ステップS630において操作部I/F306はボタン356が選択されたことを検知し、CPU101がボタン356に紐づいたアプリショートカット240をRAM102にロードし実行する。全体制御部241はストレージ制御部253を参照し、ユーザ認証720の設定有無を確認する。ユーザ認証が設定されている場合には631に遷移する。設定されていない場合にはステップS640に遷移する。
ステップS631において、アプリショートカット240は例として図3(D)に示すようなユーザ認証を求める画面を表示するようUI制御部252に要求する。アプリショートカット240はUI制御部252より決定ボタン353が選択されたかどうかを判定する。押された場合にはステップS633に遷移する。押されない場合にはステップS630に戻る。
ステップS633において、全体制御部241はUI制御部252よりユーザ入力情報を取得する。次に全体制御部241は認証コード照合部242に入力された認証コードの照合を要求する。
認証コード照合部はストレージ制御部253よりボタン354に紐づけられた一意の認証コードを取得する。取得した認証コードとユーザが入力した認証コードを照合し、照合した結果を全体制御部241に返却する。全体制御部241は照合結果を判定し、一致している場合にはステップS640に遷移する。一致しない場合にはステップS632に遷移する。
ステップS632において全体制御部241は「認証コードが誤っています」などのメッセージをUI制御部252に表示するよう要求した後一定時間が経過するか、新たなユーザ入力があった場合にステップS631に遷移する。
ステップS640においてアプリショートカット240の使用を開始する。全体制御部241は起動時URLとして指定されているWebページにアクセスする。
以上で、画像形成装置にユーザ管理機能がある場合の外部ストレージにアクセスするショートカットが実施するユーザ認証処理の手順が終了する。
図6(B)は画像形成装置にユーザ管理機能がない場合の外部ストレージにアクセスするショートカットが実施するユーザ認証処理の手順を示すフローチャートである。ステップS600において、画像形成装置のOSは図3(A)に示すようなホーム画面300を操作部I/F306に表示する。ユーザの操作を受け付け、ユーザの要求を処理する。ユーザが外部ストレージ連携アプリケーションを選択した場合にステップS630へ遷移する。
ステップS630において操作部I/F306はボタン354が選択されたことを検知し、CPU101がボタン354に紐づいたアプリショートカット240をRAM102にロードし実行する。全体制御部241はストレージ制御部253を参照し、ユーザ認証720の設定有無を確認する。ユーザ認証が設定されている場合にはステップS631に遷移する。設定されていない場合にはステップS640に遷移する。
ステップS631において、アプリショートカット240は例として図3(D)に示すようなユーザ認証を求める画面390を表示するようUI制御部252に要求し、認証情報の入力を待つ。アプリショートカット240はUI制御部252より決定ボタン353が選択されたかどうかを判定する。押された場合にはステップS633に遷移する。押されない場合にはユーザ入力を待機する。
ステップS633において、全体制御部241はUI制御部252よりユーザ入力情報を取得する。次に全体制御部241は認証コード照合部242に入力された認証コードの照合を要求する。認証コード照合部はストレージ制御部253よりアプリショートカット240に紐づけられた一意の認証コードを取得する。取得した前記認証コードとユーザが入力した認証コードを照合し、照合した結果を全体制御部241に返却する。全体制御部241は照合結果を判定する。判定結果が一致している場合にはステップS640に遷移する。判定結果が一致しない場合にはステップS632に遷移する。
ステップS632において全体制御部241は「認証コードが誤っています」などのメッセージをUI制御部252に表示するよう要求した後一定時間が経過するか、新たなユーザ入力があった場合にステップS631に遷移する。
ステップS640において外部ストレージ連携アプリケーションと同等の機能を持つアプリショートカット240の使用を開始する。全体制御部241は起動時URLとして指定されているWebページにアクセスする。
以上で、画像形成装置にユーザ管理機能がない場合の外部ストレージにアクセスするショートカットが実施するユーザ認証処理の手順が終了する。
図7(A)はストレージ制御部253に保存された外部ストレージにアクセスするショートカットの管理情報の一例を示す図である。図7では3つのショートカットの設定情報を示しているが、ショートカットの数は任意である。
名称710は図3(A)および(C)に示すようなホーム画面にアイコンと並べて表示される際の表示名称の設定情報である。図3(B)のショートカット名341または図4のチェックボックス430に示すようにユーザが任意の文字列を設定可能であり、ユーザからの指定がない場合にはデフォルトの文字列が指定される。
ユーザ認証720はショートカットにユーザ認証機能を付加するか否かの設定情報である。ユーザはショートカット作成時にラジオボタン342やチェックボックス440に示すようにユーザ認証機能を付加するか否かを選択可能である。ユーザが認証機能を付加することを選択した場合には、例えばユーザ認証720に「あり」が書き込まれる。ユーザが認証機能を付加しないことを選択した場合には、例えばユーザ認証720に「なし」が書き込まれる。
識別情報750は、ショートカット毎の識別情報である。識別情報750は、ショートカットを実行した際に画像生成システム1100と通信し、ブラウザ1108から情報を取得する際に、ショートカット毎に管理された履歴情報や設定情報を取得する際に用いる。
認証コード730はショートカットに紐づく一意の認証コードの情報である。ユーザ認証720は、ユーザ認証設定の有無を示し、ユーザ認証ありの場合に情報が設定される。認証コード730は、認証コードの例として4桁の数字を示しているが、桁数は任意である。また認証コード730は、数字ではなく文字列など他の代替手段でもショートカットに紐づく一意の認証コードとなればよい。なお認証コード730は一定の期間で期限切れとし、再設定を促してもよい。再設定は例えばアプリショートカット240を利用中に操作部I/F306にポップアップで「認証コードの再設定をしてください」とメッセージを出し、図3(B)のPINコード入力部343に新しい認証コードを表示する。または図4のような設定Webページ上の領域441に新しい認証コードを表示してもよい。
起動時URL740は外部ストレージ連携アプリケーションのショートカットを起動した際に最初に表示されるWebページのURLを指定する設定情報である。図4のチェックボックス450に示すようにユーザが任意のURLを指定可能であり、ユーザからの指定がない場合にはデフォルトのURLが指定される。
なお、図7(B)は、外部ストレージ連携アプリケーション220の管理情報の一例である。外部ストレージ連携アプリケーション220は、起動時URLおよび名称をデフォルトで有し、ユーザ認証の有無を持たず、認証コードを持たないものとする。
以上、図7に示すショートカットの設定情報は、図4に示すような設定Webページにおいて、ショートカット作成後も編集することが可能である。認証コード730はユーザが編集することは不可能である。しかしユーザ認証720を「なし」から「あり」に変更した場合には認証コード生成部232で生成された一意の認証コードが保存される。また再設定を行った場合にもショートカットに紐づく新しい認証コードが保存される。
図8は外部ストレージにアクセスするショートカットを作成する一連の動作の処理手順を示すシーケンスである。
ステップS801ではユーザが図4に示したような設定Webページにアクセスし、各項目を設定する。この設定画面は画像形成装置1101がサーバ機能を有している場合には、ネットワーク回線で接続されたPCやスマートフォンなどのユーザ端末が持つWebブラウザを介して特定URLにアクセスすることで表示される。ユーザが決定ボタン470を選択するとステップS802へ遷移する。
ステップS802ではステップS801の設定画面で入力された設定情報をネットワークI/F110を通して画像形成装置のOS210に通知する。ステップS803では画像形成装置のOS210は通知を受け設定情報をストレージ104に書き込む。ステップS804ではユーザがホーム画面図3(A)のボタン346を選択する。操作部I/F306はボタン346が選択されたことを検知し、CPU101がボタン346に紐づいたショートカット作成アプリケーション230をRAM102にロードし実行する。
ステップS805ではショートカット作成部231は図3(B)に示すようなショートカット作成フォーム画面370の表示をUI制御部252に要求する。ステップS806ではユーザはショートカット作成情報を入力する。ショートカット作成部231は、UI制御部252よりユーザ入力情報を逐次取得する。入力情報のうちラジオボタン342で入力された情報が、「はい」を選択していた場合にはステップS807に遷移する。「いいえ」を選択していた場合には引き続きユーザ入力情報を逐次取得する。ユーザが決定ボタン345を選択した場合にはステップS808に遷移する。
ステップS807はショートカット作成部231が認証コード生成部232に認証コードの生成を要求する。認証コード生成部232は、当該ショートカットに紐づく一意の認証コードを生成し、ショートカット作成部231に返却する。ショートカット作成部231はUI制御部252に生成した認証コードを表示するよう要求する。引き続きユーザ入力情報を逐次取得する。ユーザが決定ボタン345を選択した場合にステップS808に遷移する。
ステップS808ではショートカット作成部231はユーザ入力情報をUI制御部から取得し、不足した情報があれば自動で生成する。例えばショートカット名341に入力がない場合、ユーザ1などの名称を生成し、設定する。ステップS809ではショートカット作成部231は図7に示すような作成したショートカット情報をストレージ104に保存する。ステップS810ではショートカット作成部231がショートカット作成情報をもとにショートカットを作成する。ショートカット作成が成功した場合シーケンスを終了する。ショートカット作成が失敗した場合、ステップS811に遷移する。ステップS811では「ショートカット作成が失敗しました」などのエラーメッセージをUI制御部252に表示するよう要求する。
以上で、外部ストレージにアクセスするショートカットを作成する一連の動作の処理手順を示すシーケンスを終了する。
図9は外部ストレージにアクセスするショートカットを実施する処理の手順を示すシーケンスである。ステップS901ではユーザは図3(C)のボタン354を選択する。操作部I/F306はボタン354が選択されたことを検知し、CPU101がボタン354に紐づいたアプリショートカット240をRAM102にロードし実行する。全体制御部241はストレージ制御部253を参照し、ユーザ認証720の設定有無を判定する。ユーザ認証が設定されている場合にはステップS902に遷移する。設定されていない場合にはステップS906に遷移する。
ステップS902では全体制御部241は図3(D)のようなPINコード入力画面390を表示するようUI制御部252に要求する。その後ステップS903に遷移する。ステップS903ではユーザは図3(D)の画面表示に従い、PINコードを入力する。入力が完了したら決定ボタン353を選択する。操作部I/F306はボタン353が選択されたことを検知し、UI制御部252を通して全体制御部241に通知しステップS904に遷移する。ステップS904では全体制御部241は認証コード照合部242に入力されたPINコードの照合を要求する。認証コード照合部242はストレージ制御部253を参照し、当該ショートカットに紐づく一意のPINコードを取得する。取得した認証コードを入力された認証コードと照合し、照合結果を返却する。全体制御部241は返却結果を判定し、入力が一致した場合にはステップS906へ遷移する。入力が不一致の場合にはステップS905に遷移する。
ステップS905ではユーザの入力した認証コードが誤りであったため「認証コードが誤っています」などのメッセージをUI制御部252に表示するよう要求する。メッセージを表示し一定時間が経過した後にステップS902に再び遷移する。ステップS906では外部ストレージ連携アプリケーションを開始する。ショートカットに紐づけられた起動時URL740が設定されていた場合には、起動時URLに指定されたWebページの表示を行う。
以上で、外部ストレージにアクセスするショートカットを実施する処理を終了する。
図10は外部ストレージ連携アプリケーション開始後の処理の手順を示すシーケンスである。ショートカットのユーザ認証が成功した場合にはステップS640やステップS906などに示した通り外部ストレージ連携アプリケーションの利用が開始される。図10はステップS640やステップS906に示した内容の詳細を示す。まず図10の構成について説明する。
前述したようにアプリショートカット240は画像形成装置のCPU101で実行されるアプリケーションである。前述したように認証サーバ1110はOAuthなどの認証サイトの一例である。通常、Webコンテンツサーバは第三者の認証サイトを利用し、ユーザ認証を行っている。
ブラウザ1108はクラウドに配置され、画像形成装置と通信するブラウザである。画像形成装置にブラウザを配置できない場合にはクラウドに分離する構成が考えられる。この構成の場合、画像形成装置はユーザインターフェースを担い、ユーザの入力情報をクラウドのブラウザに特定のAPI(識別情報750)を用いて通知を行う。クラウドのブラウザはユーザ入力情報を解釈し、ブラウザ操作を行う。ブラウザ操作の結果レンダリングを行った場合には、レンダリング結果を画像形成装置に通知する。画像形成装置はレンダリング結果の通知を受け取り、操作部112に表示を行う。このようにして画像形成装置にブラウザを配置していない場合にもクラウドのブラウザを使うことで同等の動きを実現できる構成が提案されている。なお、Cookieなどブラウザ利用した際の個人情報はクラウド上のストレージに保存される場合がある。そのためユーザはブラウザ使用時Cookieを受け入れる設定を有効にしていればSSO(Single Sign On)を利用することができる。ブラウザ1108においてCookieなどの個人情報は画像形成装置から通知されるユーザIDと紐づけて識別する。
Webコンテンツサーバは例えば写真やドキュメントをクラウドのストレージに保存できるサービスである。
次に、図10の各ステップを説明する。ステップS1005でアプリショートカット240は図9で示したユーザ認証が成功した場合にストレージ制御部253から図7に示したようなショートカットに紐づく情報を取得する。この情報には起動時URLの他に、ブラウザの言語設定やCookie Accept Policy、ショートカットに紐づくユーザIDなどが含まれる。
ステップS1006でアプリショートカット240は、ステップS1005で取得した情報をブラウザ1108に起動要求とともに通知する。この情報にはステップS1005で取得した起動時URL、ブラウザの言語設定、Cookie Accept Policy、およびショートカットに紐づくユーザIDなどが含まれる。ステップS1007で画像形成装置からの起動要求を受け付けたブラウザ1108は、ブラウザを起動し、アプリショートカット240から通知された情報に基づき初期設定を行う。具体的にはブラウザ1108は、言語設定やCookie Accept設定を行う。またクラウドのストレージを参照しユーザIDに紐づくCookie情報が保存されていればCookieヘッダに設定する。
なお事前にWebコンテンツサーバ1105の認証を通過した場合のCookie情報には認証サイトで認証したTokenなどが含まれる。このTokenに基づき認証サイトは外部ストレージサービスの個人認証を行うため、アプリショートカット240にアクセス可能ということはWebコンテンツサーバへのログインが可能と同義となる。そのためプライバシーを考慮する場合にはアプリショートカット240にアクセスするユーザをより確実に識別する必要性がある。
ステップS1008でブラウザ1108は起動時URLにアクセスすることでWebコンテンツサーバ1105にWebページ取得要求を行う。この時ヘッダにはステップS 1007においてCookie情報が設定済みとする。ステップS1009でWebコンテンツサーバ1105は取得要求に応じてユーザ認証を行う。認証サーバ1110にCookie情報とともにリダイレクトを行う。
ステップS1010で認証サーバ1110はCoolie情報をもとにユーザ認証を行う。ステップS1011で認証サーバ1110はステップS1010の認証結果をWebコンテンツサーバ1105に返却する。
ステップS1012においてWebコンテンツサーバ1105は認証結果が真の時、正規のWebページ情報をブラウザ1108に返却する。偽の時には認証が失敗した旨の情報を返却する。
ステップS1013においてブラウザ1108は、ステップS1012で返却されたWebページ情報をもとにレンダリングを行う。ステップS1014においてブラウザ1108はアプリショートカット240にレンダリング結果を返却する。ステップS1015においてアプリショートカット240はステップS1014で受け取ったレンダリング結果を操作部112に表示する。
以上で外部ストレージ連携アプリケーション開始後の処理の手順を終了する。
(その他の実施形態)
以上、本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。
以上、本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 CPU
1101 画像生成システム
1101 画像形成装置
1101 画像生成システム
1101 画像形成装置
Claims (20)
- Webコンテンツのレンダリングをおこなう画像生成サーバと、第1管理情報で管理され前記レンダリングの結果に基づくWebコンテンツを取得する第1アプリケーションを実行できる情報処理装置と、を有する通信システムであって、
前記第1アプリケーションの他に、前記第1管理情報と異なる第2管理情報で管理され前記レンダリングの結果に基づくWebコンテンツを取得する第2アプリケーションを生成する生成手段と、
前記第2アプリケーションに認証情報を設定可能な設定手段と、
を有することを特徴とする通信システム。 - 前記Webコンテンツは前記情報処理装置のホーム画面を含み、
前記第1アプリケーションおよび前記第2アプリケーションは、前記ホーム画面に選択可能に表示されることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 前記設定手段は、前記認証情報を設定する際に、前記認証情報を自動的に生成し、前記第2アプリケーションに設定することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
- 前記認証情報が設定された前記第2アプリケーションの実行指示を受け付けることによって、認証情報の入力を受け付ける受け付け手段と、
前記受け付け手段によって受け付けた認証情報が前記設定された認証情報であるか否かを確認する確認手段と、
前記受け付けた認証情報と前記設定された認証情報が同一である場合に、前記第2管理情報に基づいて、前記画像生成サーバにアクセスする実行手段と、を有することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 前記第1管理情報は、前記Webコンテンツにアクセスするための第1アドレス情報または前記第1アプリケーションの識別情報であり、
前記第2管理情報は、前記Webコンテンツと異なるWebコンテンツにアクセスするための第2アドレス情報または前記第2アプリケーションの識別情報であることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - ユーザを認証するユーザ認証手段を有し、
前記ユーザ認証手段が有効である場合には、前記ユーザ認証手段による認証に成功した後、前記受け付け手段によって認証情報を受け付けることを特徴とする請求項4に記載の通信システム。 - 前記生成手段によって、前記第1アプリケーションの他に前記レンダリングの結果に基づくWebコンテンツを取得するアプリケーションを生成することを許可するか否かを設定する異なる設定手段を有することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
- 前記認証情報は、コードであることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
- シートに画像を形成する画像形成手段を備え、
前記ホーム画面は、前記画像形成手段によってシートに画像を形成する機能の実行を指示するアイコンを選択可能に表示することを特徴とする請求項2に記載の通信システム。 - 原稿から画像を読み取る読み取り手段を備え、
前記ホーム画面は、前記読み取り手段によって原稿から画像を読み取る機能の実行を指示するアイコンを選択可能に表示することを特徴とする請求項2に記載の通信システム。 - Webコンテンツのレンダリングをおこなう画像生成サーバと通信し、第1管理情報で管理され、前記レンダリングの結果に基づくWebコンテンツを取得する第1アプリケーションを実行できる情報処理装置であって、
前記第1アプリケーションの他に、前記第1管理情報と異なる第2管理情報で管理され前記レンダリングの結果に基づくWebコンテンツを取得する第2アプリケーションを生成する生成手段と、
前記第2アプリケーションに認証情報を設定可能な設定手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記Webコンテンツは、前記情報処理装置のホーム画面を含み、
前記第1アプリケーションおよび前記第2アプリケーションは、前記ホーム画面に選択可能に表示されることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。 - 前記設定手段は、前記認証情報を設定する際に、前記認証情報を自動的に生成し、前記第2アプリケーションに設定することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
- 前記認証情報が設定された前記第2アプリケーションの実行指示を受け付けることによって、認証情報の入力を受け付ける受け付け手段と、
前記受け付け手段によって受け付けた認証情報が前記設定された認証情報であるか否かを確認する確認手段と、
前記受け付けた認証情報と前記設定された認証情報が同一である場合に、前記第2管理情報に基づいて、前記画像生成サーバにアクセスする実行手段と、を有することを特徴とすることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。 - 前記第1管理情報は、前記Webコンテンツにアクセスするための第1アドレス情報または前記第1アプリケーションの識別情報であり、
前記第2管理情報は、前記Webコンテンツと異なるWebコンテンツにアクセスするための第2アドレス情報または前記第2アプリケーションの識別情報であることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。 - ユーザを認証するユーザ認証手段を有し、
前記ユーザ認証手段が有効である場合には、前記ユーザ認証手段による認証に成功した後、前記受け付け手段によって認証情報を受け付けることを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。 - 前記生成手段によって、前記第1アプリケーションの他に前記レンダリングの結果に基づくWebコンテンツを取得するアプリケーションを生成することを許可するか否かを設定する異なる設定手段を有することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
- 前記認証情報は、コードであることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
- シートに画像を形成する画像形成手段を備え、
前記ホーム画面は、前記画像形成手段によってシートに画像を形成する機能の実行を指示するアイコンを選択可能に表示することを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。 - 原稿から画像を読み取る読み取り手段を備え、
前記ホーム画面は、前記読み取り手段によって原稿から画像を読み取る機能の実行を指示するアイコンを選択可能に表示することを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
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