JP2025001423A - 電気掃除機用の集塵パックおよびそれを使用可能な電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】縦長のスティック型電気掃除機に適した集塵パックを提供すること。
【解決手段】電機掃除機の集塵部に着脱可能に収納される集塵パックであって、開口を有するパック本体と、パック本体の開口に設けられた取付板とを備え、パック本体は、折り畳まれた状態において、取付板側から見て、一方向の寸法が一方向と直交する方向の寸法よりも大きい略長方形状であり、パック本体の開口は、パック本体の一方向と平行な長手方向の中央よりも一端側に設けられており、取付板は、パック本体の開口と連通する吸気孔を有する電気掃除機用の集塵パック。
【選択図】図8A
【解決手段】電機掃除機の集塵部に着脱可能に収納される集塵パックであって、開口を有するパック本体と、パック本体の開口に設けられた取付板とを備え、パック本体は、折り畳まれた状態において、取付板側から見て、一方向の寸法が一方向と直交する方向の寸法よりも大きい略長方形状であり、パック本体の開口は、パック本体の一方向と平行な長手方向の中央よりも一端側に設けられており、取付板は、パック本体の開口と連通する吸気孔を有する電気掃除機用の集塵パック。
【選択図】図8A
Description
本発明は、電気掃除機用の集塵パックおよびそれを使用可能な電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機として、特許文献1には掃除機本体の集塵室にセットされた集塵袋内に塵埃を捕捉するキャニスター型の電気掃除機が開示されている。この電気掃除機において、掃除機本体の筐体の前端に吸引口が設けられ、筐体内の後部に吸引ファンが設けられ、筐体内において吸引口と電動送風機との間に集塵室が設けられ、集塵室と電動送風機との間にスリットを有する仕切りが設けられている。集塵袋は、塵通孔を有する支持板(台紙)と、支持板の一面側の塵通孔の周囲に設けられたシール材と、支持板の他面側に設けられた通気性のフィルタ袋体(パック本体)とを備え、塵通孔が吸引口と連通するように支持板が集塵室内の前端に取付けられる。この電機掃除機による集塵時は、電動送風機が駆動して集塵室内が負圧となり、塵埃を含む空気が吸引口から集塵袋内に流入し、塵埃が集塵袋内に捕捉され、ダストが除去された空気が吸引ファンを通過して筐体の後端に設けた排気口から外部へ排気される。
特許文献1のようなキャニスター型の電気掃除機の集塵袋には、市販された使い捨ての集塵パック(所謂紙パック)が一般的に使用されている。未使用の集塵パックは、台紙側から見て、台紙の塵通孔を中心としてパック本体が台紙の平面と平行な一方向および一方向とは反対側の他方向に延びる長方形にコンパクトに折り畳まれている。未使用の集塵パックを電気掃除機の集塵室内にセットし、電動送風機を駆動すると、集塵室内でパック本体が後方の電動送風機の方へ膨張する。このとき、パック本体は集塵室内で左右方向にも膨張する。
近年、キャニスター型の電気掃除機よりも取り回しが容易なスティック型の電気掃除機が普及してきている。スティック型の電気掃除機は、ハンドルを有する掃除機本体と、床面上に載置される吸込口体(ノズル)と、掃除機本体と吸込口体とを接続する延長パイプとを備え、全体としてスリムな縦長形状である。このスティック型の電気掃除機は、床面上の塵埃を空気とともに吸込口体に吸引し延長パイプを介して掃除機本体内の集塵部へ送り、集塵部にて空気に含まれる塵埃を捕捉し、塵埃を除去した空気を外部へ排気するように構成されている。
このスティック型の電気掃除機の多くはサイクロン方式の集塵部を採用しており、スティック型の電気掃除機で集塵パック方式の集塵部を採用しているケースは少ない。よって、スティック型の電気掃除機用の集塵パックも一般的ではない。
本発明は、以上のような事情を考慮してなされた電気掃除機用の集塵パックおよびそれを使用可能な電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、電機掃除機の集塵部に着脱可能に収納される集塵パックであって、開口を有するパック本体と、パック本体の開口に設けられた取付板とを備え、
パック本体は、折り畳まれた状態において、取付板側から見て、一方向の寸法が一方向と直交する方向の寸法よりも大きい略長方形状であり、
パック本体の開口は、パック本体の一方向と平行な長手方向の中央よりも一端側に設けられており、
取付板は、パック本体の開口と連通する吸気孔を有する電気掃除機用の集塵パックを提供する。
パック本体は、折り畳まれた状態において、取付板側から見て、一方向の寸法が一方向と直交する方向の寸法よりも大きい略長方形状であり、
パック本体の開口は、パック本体の一方向と平行な長手方向の中央よりも一端側に設けられており、
取付板は、パック本体の開口と連通する吸気孔を有する電気掃除機用の集塵パックを提供する。
本発明は、塵埃を含む空気を吸引口から吸引する吸引部と、集塵パックを内部にセットできる集塵部とを備え、
集塵部は、筒形の周囲壁を有し、周囲壁の中心軸方向の一端側に底部が設けられ、周囲壁の中心軸方向の他端側に排気開口が設けられ、周囲壁の底部の近傍を貫通して流入口が設けられ、
集塵部の内部の中心軸方向の長さが、集塵部の内部の中心軸方向と直交する方向の幅よりも長い電気掃除機を提供する。
集塵部は、筒形の周囲壁を有し、周囲壁の中心軸方向の一端側に底部が設けられ、周囲壁の中心軸方向の他端側に排気開口が設けられ、周囲壁の底部の近傍を貫通して流入口が設けられ、
集塵部の内部の中心軸方向の長さが、集塵部の内部の中心軸方向と直交する方向の幅よりも長い電気掃除機を提供する。
本発明に係る電気掃除機用の集塵パックによれば、電気掃除機の集塵部にセットされた折り畳まれた集塵パック内に塵埃を含む空気が流入して集塵パックが膨張するときに、一方向への展開寸法が一方向と直交する方向への展開寸法よりも大きくなる。したがって、この集塵パックは、縦方向に長いスティック型の電気掃除機に好適であり、塵埃を効率よく溜めることができ、集塵パックの無駄な材料を削減することができる。
本発明に係る電気掃除機によれば、集塵部の内部の中心軸方向の長さが、集塵容器の内部の中心軸方向と直交する方向の幅よりも長い集塵スペースを確保することができ、無駄なスペースを作ることなく集塵パックに適した集塵部を備えた電気掃除機が得られる。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
(第1実施形態)
図1は本発明に係る電気掃除機の第1実施形態を斜め上方から見た斜視図である。図1に示すように、第1実施形態の電気掃除機1は、塵埃を含む空気を吸引口2から吸引する吸引部3と、吸引部3に着脱可能に装着される集塵部4と、吸引部3に着脱可能に装着されるバッテリ5とを備える。本実施形態の場合、ハンディ型またはスティック型として使用可能な電気掃除機1の場合を例示しており、集塵部4内には集塵パック(例えば、紙パック)がセットされる。より詳しくは、電気掃除機1は、図示しない延長管および吸込口体を備え、電気掃除機1の吸引口2に延長管を介して吸込口体を接続するとスティック型として使用可能であり、吸引口2に直接吸込口体を接続するとハンディ型として使用可能である。
図1は本発明に係る電気掃除機の第1実施形態を斜め上方から見た斜視図である。図1に示すように、第1実施形態の電気掃除機1は、塵埃を含む空気を吸引口2から吸引する吸引部3と、吸引部3に着脱可能に装着される集塵部4と、吸引部3に着脱可能に装着されるバッテリ5とを備える。本実施形態の場合、ハンディ型またはスティック型として使用可能な電気掃除機1の場合を例示しており、集塵部4内には集塵パック(例えば、紙パック)がセットされる。より詳しくは、電気掃除機1は、図示しない延長管および吸込口体を備え、電気掃除機1の吸引口2に延長管を介して吸込口体を接続するとスティック型として使用可能であり、吸引口2に直接吸込口体を接続するとハンディ型として使用可能である。
図2は第1実施形態の電気掃除機の左側から見た断面側面図である。図2に示すように、吸引部3は、筐体21と、筐体21内に設けられた電動吸引機22と、電動吸引機22の駆動、停止、出力調整等を操作可能な操作ボタン部23とを備える。図2では、筒形の集塵部4の中心軸24を水平状態にした電気掃除機1を示している。以下、電気掃除機1の構造は、便宜上、図2における電気掃除機1の左側が前方、右側が後方、手前側が左方、奥行き側が右方、上側が上方、下側が下方として説明する。図3以降の図面を用いた電気掃除機1の構造の前後左右上下方向は図2に基づいている。なお、電動吸引機22は、前方が後方よりも下方に位置するように傾斜して配置されている。このようにすることで、電動吸引機22の下方に空間が形成され、その空間に基板などの部品を配置することが可能となる。
図3は第1実施形態の電気掃除機の吸引部3を斜め下方から見た斜視図である。図3に示すように、筐体21は、電動吸引機22(図2参照)を収納する電気部品収納部31と、電気部品収納部31の上部前端から前方へ突出する棒状部32と、棒状部32の前端に連設された吸引筒部33と、電気部品収納部31の後端側に設けられたハンドル部34と、電気部品収納部31の下端に設けられてバッテリ5を着脱可能に保持するバッテリ保持部35とを有する。
筐体21の電気部品収納部31は、前壁に吸気口36を有し、吸気口36よりも下位置に係合凹部37を有し、吸気口36と連通する排気口38を右側壁に有している。筐体21の吸引筒部33の下端には、棒状部32との境界付近に吸引口2と連通する接続口39が設けられ、接続口39よりも前方に係止フック310が設けられ、接続口39よりも後方に凹部311が設けられている。接続口39の周囲にはパッキン39aが設けられている。吸引筒部33は、上部材33aと下部材33bとを有する(図1-3参照)。パッキン39aは、上部材33aの接続口39の周囲に貼付されている。図2に示すように、パッキン39aの外周端部は上部材33aと下部材33bにて挟まれており、パッキン39aの外周端部は露出していない。このような構成とすることで、パッキン39aの外周端部をユーザが誤って触ってしまい、パッキン39aがめくれてしまうことを防止できる。吸引筒部33は空気が流通する吸引口2と接続口39との間の区間であり、棒状部32の内部には空気が流通しない。
筐体21において、吸引筒部33の下端部分と、棒状部32の下端部分と、電気部品収納部31の前端部分(前壁)とが、集塵部4(図2参照)を着脱可能に保持する保持部312となっている。集塵部4の保持部312に対する着脱に関わる係合凹部37、係止フック310および凹部311と、集塵部4へ塵埃を含む空気を送る接続口39とが保持部312に設けられている。
図4は第1実施形態の電気掃除機の集塵部4を斜め上方から見た斜視図である。図4に示すように、集塵部4は、中心軸24(図2参照)の方向の両端が開放した筒形の周囲壁41と、周囲壁41の一端側に設けられた開閉可能な蓋体42と、周囲壁41の外面に沿って設けられたロック部43とを有する。このロック部43は蓋体42の開閉および集塵パックの係脱に関係する。蓋体42が閉じた状態のとき、閉じた蓋体42は集塵部4の底部に相当する。
周囲壁41は、筒部材41aと、筒部材41aの上部外面を覆うカバー部材41bとを有する。ロック部43の一部はカバー部材41bによって覆われている。カバー部材41bの上面には、中心軸24(図2参照)の方向に延びる凹溝44が設けられており、この凹溝44の位置でカバー部材41bおよび筒部材41aを貫通する流入口45が設けられている。流入口45には、ゴム製のシール部材56が設けられている。
図5は第1実施形態の集塵部4を中心線に沿って切断した左側から見た断面図である。図5に示すように、集塵部4の周囲壁41の一端(前端)側に設けられた開口端部51は、集塵部4の周囲壁41の中心軸24と直交する方向(左右方向)から見て、中心軸24の方向の一端(前端)側へ突出する突出縁部52と、中心軸24の方向の他端(後端)側へ後退する後退縁部53とを有する。突出縁部52は、周囲壁41の凹溝44を有する上部前端部分である。流入口45は周囲壁41における凹溝44の底部における突出縁部52の近傍を貫通している。
集塵部4の流入口45にはシール部材56が設けられている。シール部材56は、吸引部3と集塵部4との接続部分のシール性を保つように設けられている(図2参照)。シール部材56は、流入口45の内側(中心軸24側)の周縁に沿って取り付けられた内側シール部56aと、内側シール部56aよりも外側に設けられた放射状の切れ込みを有する膜部56bと、膜部56bの周囲に設けられた外側シール部56cとを有する(図5、図11参照)。内側シール部56aは、集塵部4内にセットされた集塵パック81(図8A参照)における取付板82の吸気孔83の周囲部と接触して集塵パック81内の気密性を維持する。膜部56bは、集塵パック81内に溜まった塵埃が流入口45から外部へ漏れ出ないようにする。外側シール部56cは、周囲壁41のカバー部材41bの筒形の流入口形成部57(図4参照)と接触する。
周囲壁41の開口端部51は中心軸24と斜めに交差しており、開口端部51を閉じた状態の蓋体42も中心軸24と斜めに交差する(図2参照)。図5に示すように、左側(断面を見る方向)から見て、開口端部51は突出縁部52となす角度が鋭角となるように中心軸24と斜めに交差している。ロック部43の第1係止部58は突出縁部52に設けられ、蓋体42は後退縁部53にヒンジ部55を介して取り付けられている。この開口端部51の傾きは、後退縁部53に設けたヒンジ部55が流入口45の真下よりも少し後方へずれて位置する程度の傾きとなっている。蓋体42のヒンジ部55とは反対側の端部には係止凹部59が設けられており、閉じた蓋体42の係止凹部59に第1係止部58が係止する(図4参照)。なお、図4では、蓋体42が閉じたままであるが、第1係止部58は係止凹部59に係止した状態(図12参照)と上方に動いて係止凹部59から離脱した状態(図13参照)の両方が図示されている。
開口端部51が中心軸24に対して直角ではなく斜めに交差することにより、開口端部51の上下方向の間口寸法を抑えながら開口端部51の開口面積が大きくなる。この結果、周囲壁41の内部が見えやすくなり、開口端部51にユーザの手が入りやすくなって周囲壁41内の集塵パックセット位置(凹部73の位置)に集塵パックをセットしやすくなり、利便性が向上する。さらに、開口端部51の上下方向の間口寸法が小さくても大きく開口端部51を開くことができるため、塵埃が満杯に溜まって大きく膨張した集塵パックであっても周囲壁41内から容易に取り出すことができる。
図5に示すように、本実施形態の場合、左側(断面を見る方向)から見て、排気開口61は開口端部51と同じ方向に傾いて中心軸24と斜めに交差しているが、排気開口61の傾きは開口端部51の傾きと比べて中心軸24に対して直角に近くなっている。さらに、集塵部4の周囲壁41において、蓋体42側の突出縁部52から排気開口61側の端部までの中心軸24の方向の長さL1が、蓋体42側の後退縁部53から排気開口61側の端部までの中心軸24の方向の長さL2よりも長くなっている。開口端部51を傾斜させることおよび長さL1を長さL2より長くすることは、集塵部4内にセットした集塵パックの膨らみ方に基づいている。これについて詳しくは後述する。
図6は第1実施形態の集塵部を斜め下方から見た斜視図である。図6に示すように、集塵部4の周囲壁41の中心軸24の方向の後端には排気開口61が設けられている。
周囲壁41の排気開口61とは反対側の下面(後退縁部53)には、蓋体42を周囲壁41に開閉可能に連結するヒンジ部55が設けられている。周囲壁41の排気開口61側の下面には、一対のロック爪63、ロック解除レバー64および付勢部材65(図5参照)を含むロック機構66と、ロック機構66を覆う包囲壁67が設けられている。包囲壁67の排気開口61側の端面に設けられた一対の孔部から一対のロック爪63が外部へ突出している。一対のロック爪63は、包囲壁67内の付勢部材65(例えば、圧縮バネ)にて中心軸24と略平行な外側方向(包囲壁67の外側方向)へ突出するよう付勢されている。一対のロック爪63は、ロック解除レバー64と連結されており、ロック解除レバー64をロック爪63が外側へ突出する方向とは反対側へ引くことにより付勢部材65の付勢力に抗して一対のロック爪63が包囲壁67の内部に引っ込む。
図7は第1実施形態の集塵部4の蓋体42を開いた状態を示す斜視図である。図7に示すように、周囲壁41の排気開口61とは反対側の開口端部51は、蓋体42によって開放状態または閉鎖状態となる。周囲壁41の開口端部51と接する蓋体42の外周端部にはパッキン71が設けられている。
図7では、ロック部43の一対の第2係止部72が、周囲壁41を貫通して周囲壁41内にセットされた集塵パックの取付板82に係止した状態が示されている。図7では集塵パックのパック本体の図示が省略されている。ロック部43の構成について詳しくは後述する。
周囲壁41の凹溝44の裏側の内面は、集塵パックの取付板82を取り付ける浅い矩形の凹部73となっており、この凹部73の後端に取付板82を位置決めする位置決めリブ74が設けられている。位置決めリブ74は取付板82の後端82a(図8A参照)を受けて凹部73に位置決めする。
図7に示すように、周囲壁41の中心軸24と略平行な方向に延びる複数のリブ75が周囲壁41の内面に設けられている。複数のリブ75は、排気開口61の周囲部から周囲壁41の内面に沿って中心軸24と略平行な方向に延びており、開口端部51側から排気開口61側へ向かうにつれて高さが高くなる略直角三角形に形成されている。
さらに、凹部73の左側の前方位置には上下方向に回動可能な第1片76が設けられ、蓋体42の内面には第1片76と当接可能な第2片77が設けられている。第1片76は、棒状または板状の部材である。集塵パックが集塵部4にセットされ、第2係止部72により取付板82を係止および位置決めした状態において、第1片76の先端(前端面)は前方を向いている。第1片76は、図示しない付勢部材(例えば、ねじりコイルバネ)によって下方側(取付板82側)へ付勢されており、集塵パックが集塵部4にセットされていない場合、第1片76の先端(前端面)は前方斜め下方を向いている。このように、第1片76は、図示しない軸を中心に回動可能となっている。集塵パックが集塵部4内にセットされていないとき、蓋体42を閉じようとすると第2片77が第1片76の先端(前端面)に当接して閉まらないようになっている。それによってユーザは集塵パックのセット忘れを認識することができる。集塵パックを集塵部4内にセットすると、取付板82によって押された第1片76は上方側の位置へ移動するため、蓋体42を閉めても第2片77が第1片76に当たらない。そのため、蓋体42を閉じることができる。なお、図7では第1片76の概ね全体が図示されているが、取付板82によって押された第1片76は上側へ移動しているため本来は先端(下端)以外は見えておらず、図7では理解を容易とするために第1片76が下側へ移動した状態を示している。
図8Aは第1実施形態の電気掃除機の集塵部4にセットされる使用前の集塵パック81の平面図である。図8Bは図8Aの集塵パックの左側面図である。図8Aおよび図8Bに示すように、集塵部4(図7参照)の内部にセットされる使用前の集塵パック81は折り畳まれた状態となっている。集塵パック81は、開口84を有するパック本体85と、パック本体85の開口84に設けられた取付板82とを備える。
パック本体85は、紙、織布、不織布などの通気性を有する材料にて袋形に形成されている。取付板82は、硬質の紙、樹脂などにて形成されており、パック本体85の開口84と連通する吸気孔83を有している。パック本体85は、折り畳まれた状態において、取付板82側から見て、一方向の寸法L3が一方向と直交する方向の寸法L4よりも大きい略長方形状である。取付板82は、この略長方形状の面(開口84を有する面)に設けられている。パック本体85の開口84は、パック本体85の一方向と平行な長手方向の中央よりも一端側に設けられている。なお、集塵パック81の容量としては、「一般社団法人 日本電機工業会(JEMA)」が基準としている一日分のゴミを少なくとも30日分以上集塵できる容量が好ましい。
取付板82は、外部に露出する表面と、表面とは反対側の裏面とを有し、裏面の周囲部がパック本体85の開口84の周囲部に、例えば接着剤にて固定されている。取付板82の平面形状は、略正方形の外周部が部分的に突出した形状である。取付板82は、一端側に第1の突出部86を有し、パック本体85の長手方向と直交する方向に第2の突出部87を有している。本実施形態の場合、集塵部4内にセットされた集塵パック81の取付板82における第1の突出部86は、ロック部43の一対の第2係止部72の間に位置し、一対の第2係止部72が第1の突出部86の両側の前端86aに係止する(図7参照)。このとき、取付板82の一端側が前端86aとなり、取付板82の他端側が後端82aとなる。
さらに、第2の突出部87は、取付板82を集塵部4内にセットする際に左側に位置する(図7参照)。このセット時に、第2の突出部87に設けられた傾斜端87aが第1片76と摺接し、第1片76は傾斜端87aと摺接することで押し込まれて上側へ移動し、取付板82の第2の突出部87にて押し込まれた状態に維持される。また、第1片76が上側へ移動する程度まで取付板82を凹部73内に押し込んだ後、蓋体42を閉じると、回動する第2片77が取付板82の前端86aを押し込み、取付板82の後端82a(図8A参照)が凹部73の位置決めリブ74の位置まで移動する。そして、上述のように第2片77が第1片76に当接せず蓋体42が閉まる。
図9は第1実施形態の集塵部4に集塵パック81をセットするときの説明図である。集塵部4に集塵パック81をセットする際は、蓋体42を開いた状態で集塵部4の中心軸24の蓋体42側を上方に向けた状態(図9では略垂直状態であるが、蓋体42が下方となる状態で中心軸24が垂直に対して傾斜していてもよい)に維持すると取り付けやすい。このとき、蓋体42は90度以上開くように構成されていることから、自重で開いたままの状態が維持される。この状態で、集塵パック81のパック本体85の他端85aを周囲壁41の内部に入れながら取付板82を凹部73に入れ込んでいく。このとき、矢印92の方向にロック部43の操作部91を押しておけば一対の第2係止部72が回動することにより開口端部51の縁の方へ倒れて邪魔とならないが、操作部91を押し続けなくても次のようにして取付板82を凹部73に簡単に入れ込むことができる。この場合、取付板82で一対の第2係止部72を開口端部51の縁側へ押し込むようにしながら取付板82を集塵部4内に挿入していくことで、取付板82を凹部73内にセットすることができる。取付板82の後端82aが凹部73の奥と位置決めリブ74との間の溝に嵌まるまで取付板82を移動させ、取付板82を第2係止部72より奥側へ向けて押し込むと、第2係止部72が取付板82に押されて回動し、取付板82の前端86aが第2係止部72を乗り超えると、一対の第2係止部72が元の位置(係止位置)へ戻り、一対の第2係止部72が取付板82の前端86aに係止する(図7参照)。
集塵パック81のセットの際、パック本体85の後端85aがリブ75に沿って移動することにより、取付板82の他端82aがパック本体85から離れるため、取付板82の他端82aと位置決めリブ74とを目視しやすくなる。そのため、取付板82の他端82aを凹部73の奥と位置決めリブ74との間の溝に容易に差し込んでセットすることができる。
ここで、本実施形態の電気掃除機の清掃準備および動作時の空気の流れについて説明する。上述のように集塵部4内に集塵パック81をセットし、蓋体42を閉めた後、集塵部4を吸引部3の保持部312に取付ける(図3、図6参照)。この際、吸引部3の保持部312の下端を集塵部4の凹溝44内に嵌め込むようにすることで、保持部312に対する集塵部4の左右方向の動きが規制される。具体的には、後述する切欠き凹部50(図4参照)を係止フック310にひっかけた状態で集塵部4の排気開口61側を上方へ回動させ、吸引部3の吸気口36に対して前方斜め下方から接近させる。
吸引部3の筐体21の吸気口36を有する面の棒状部32の付け根付近には凸部32aが設けられている(図3参照)。さらに、集塵部4の蓋体42の係止凹部59の近傍には切欠き凹部50が設けられている(図5参照)。そのため、集塵部4を回動させて、切欠き凹部50を係止フック310にひっかけた状態で吸引部3の保持部312に装着していくとき、凸部32aに集塵部4の排気開口61側の凹溝44が嵌まり、保持部312に対する集塵部4の左右方向の動きが規制される。また、保持部312の下端が集塵部4の凹溝44内に嵌まる前に、凸部32aに集塵部4の排気開口61側の凹溝44が嵌まるため、保持部312の下端を集塵部4の凹溝44内に嵌める際のガイドにもなる。さらに、集塵部4の排気開口61側の一対のロック爪63が吸引部3の吸気口36側の一対の係合凹部37に係合する(図2参照)。これにより、保持部312に対する集塵部4の下方側における左右方向の動きが規制される。また、集塵部4が保持部312に取り付けられ状態で、筐体21の吸気口36を有する面と集塵部4の排気開口61を有する面との間に隙間が設けられるように設計されている。そのため、集塵部4が保持部312に取り付けられ状態で、中心軸24に沿って筐体21の吸気口36を有する面へ向けて集塵部4を押すと、集塵部4が筐体21の吸気口36を有する面側へ移動することができる。このような隙間を設けることにより、筐体21の吸気口36を有する面と集塵部4の排気開口61を有する面とが、取付完了前に接触する可能性を低減でき、集塵部4を保持部312に取り付け易くなる。また、図示していないが、蓋体42の切欠き凹部50と保持部312の係止フック310の近傍にはそれぞれ、同色のマーキングが設けられている。これにより、集塵部4を保持部312に取り付ける際に、切欠き凹部50と係止フック310と係止させることをユーザが理解しやすくなる。吸引部3の保持部312に装着された集塵部4において、ロック部43の操作部91は保持部312によって隠されているため外部から押すことができず、さらに、保持部312の係止フック310が集塵部4の蓋体42の切欠き凹部50に係止しているため、電気掃除機1の運転中に不意に蓋体42が開かないようになっている。また、集塵部4の第1係止部58と吸引部3の保持部312の下端との間には隙間があり、何らかの原因により、吸引部3の保持部312に装着された集塵部4において、操作部91が下方へ回動してしまうことも想定されるが、吸引筒部33の下端に接触するまで第1係止部58が上方へまで回動したとしても、閉じた蓋体42の係止凹部59に第1係止部58が係止した状態を維持する構造となっているため、蓋体42が開かない。このような状況としては、例えば、吸引部3の集塵部4を装着する際に、保持部312と操作部91との間に異物が挟まったことが想定される。
集塵部4が吸引部3に装着されることにより、吸引部3の接続口39のパッキン39aが集塵部4の凹溝44内の流入口45の突出したリブ状の周囲部に接触し、接続口39と流入口45とが接続する(図2~図4参照)。さらに、吸引部3の吸気口36の周囲部に設けたパッキン36aが集塵部4の排気開口61の周囲部に接触し、排気開口61と吸気口36とが接続する(図2、図3、図6参照)。また、図2に示すように、筐体21の吸気口36を有する面と集塵部4の排気開口61を有する面とがそれぞれ中心軸24に対して傾斜した面である。このとき、中心軸24と電動吸引機22の中心軸とが吸気口36の近傍で交わるように、電動吸引機22は前部が後部よりも下方に位置するように傾斜して配置されている。このような配置とすることで、吸気口36の面積を大きく確保することができる。また、吸気口36には図示しないプレフィルタが設けられている。プレフィルタは、吸気口36の周囲壁に設けられた図示しない環状溝に嵌め込まれている。このような構造とすることで、集塵部4を保持部312から取り外した際にプレフィルタが落下する可能性を低減できる。なお、環状溝に代えて、吸気口36の周囲壁から突出する複数の突起部にて、プレフィルタを保持してもよい。それに加え、吸引部3の保持部312の凹部311に集塵部4のロック部43の操作部91が収納される。このように、集塵部4は、操作部91が吸引部3の保持部312に対向した状態で保持部312にて保持される。
図2では集塵部4内の集塵パックの図示が省略されているが、集塵パックがセットされているものとして説明する。集塵パックがセットされた集塵部4を上述のように吸引部3に装着した後、操作ボタン部23を操作して電動吸引機22を駆動すると、集塵部4内が負圧となって吸引力が発生する。吸引力によって吸引部3の吸引口2から塵埃を含む空気が吸引筒部33内に流入し、塵埃を含む空気は接続口39および集塵部4の流入口45を通って集塵パック内に流入する。集塵パック内に流入した塵埃はパック本体内に捕捉され、塵埃が除去された空気は吸引部3の吸気口36から電気部品収納部31内に流入し、電動吸引機22を通って排気口38から外部へ排出される。このとき、微細な塵埃はパック本体をすり抜ける場合があるため、吸気口36にフィルタを設けてもよい。このような微細な塵埃はパック本体の外面に付着していることもあるが、本実施形態の電気掃除機1ではユーザが集塵パックを手で掴むことなくゴミ箱に廃棄することができる。これについて詳しくは後述する。
図10は第1実施形態の集塵部4の集塵パック81内に塵埃が溜まった状態を示す左側から見た断面側面図である。塵埃を含む空気が集塵パック81内に流入するとパック本体85がある程度膨張し、パック本体85内に塵埃が満杯に溜まると図10に示すようにパック本体85は概ね完全に膨張し展開する。このとき、パック本体85は左右方向の寸法よりも前後方向の寸法の方が大きいため、パック本体85は前後方向に大きく膨らむ。塵埃を含む空気の吸引時、集塵部4の流入口45から集塵パック81の吸気孔83を通ってパック本体85内に流入した空気は、例えば、矢印Bに示すようにパック本体85の長手方向の排気開口61へ向かって流れる。また、パック本体85内へ流入した空気は、集塵パック81の吸気口83と対向するパック本体85の内面に直接衝突する流れがある。空気が直接衝突するパック本体85の内面からは、微細な塵埃がすり抜けやすくなる。そのため、空気が直接衝突するパック本体85の内面に対向するパック本体の外面に通風性を有さないシールを設けてもよい。これにより、微細な塵埃がすり抜けるのを低減できる。このシールの大きさは吸気口83の面積以上の面積であることが好ましい。
なお、仮に本実施形態(集塵パック方式の集塵部を備えたスティック型の電気掃除機)に、キャニスター型の電気掃除機用に構成された集塵パックを用いた場合、集塵パックのパック本体には膨張しにくい無駄な部分が多く含まれることとなる。この原因は、スティック型の電気掃除機において集塵パック方式の集塵部を採用する場合、スリムな形状を維持するために集塵部は縦長の形状となり、集塵パックも縦長に膨張する必要性があるのに対し、キャニスター型の電気掃除機の集塵部はスティック型の電気掃除機用の集塵部に比べて左右方向にも広いスペースを確保できることから集塵パックも前後左右方向に大きく膨張できるように構成されていることによる。そのため、集塵パック方式の集塵部を備えたスティック型の電気掃除機に最適な集塵パックが望まれている。
したがって、本実施形態では、集塵パック81内の吸気孔83よりも後方のスペースに塵埃が溜まりやすい。よって、本実施形態の集塵パック81では吸気孔83よりも後方のスペースを広く確保し、塵埃が溜まりにくい吸気孔83よりも前方のスペースはあえて狭くしている。さらに、集塵パック81の吸気孔83よりも前方のスペースにおいて、吸気孔83から近いスペースの方が遠いスペースよりも塵埃が溜まりやすい。よって、吸気孔83から近いスペース(上部スペース)が遠いスペース(下部スペース)よりも広くなるようにしている。そのため、この集塵部4によれば、集塵パック81が概ね完全に膨張した状態の形状に沿うような形状、すなわち左側(断面を見る方向)から見て、閉じた蓋体42が集塵部4の中心軸24(図2参照)と斜めに交差するように集塵部4の内部スペースを形成しており、これにより集塵部4内の前方下部にデッドスペースが生じにくい。このようにするために、図5において説明したように、集塵部4の周囲壁41において、蓋体42側の突出縁部52から排気開口61側の端部までの中心軸24の方向の長さL1が、蓋体42側の後退縁部53から排気開口61側の端部までの中心軸24の方向の長さL2よりも長くなっている。
図11は第1実施形態の集塵部4のロック部43を外部に露出させた状態を示す斜視図である。図11では集塵部4の周囲壁41のカバー部材41b(図4参照)を取り外した状態が示されている。ロック部43は、閉じた蓋体42に係脱可能に係止してロックする第1係止部58と、集塵パック81の取付板82に係脱可能に係止する一対の第2係止部72(図7参照)と、第1係止部58と第2係止部72とを連動させる連動機構93と、連動機構93を動作させるよう操作する操作部91とを有する。連動機構93は、第1部分94と第2部分95とを有する。
図12は第1実施形態の集塵部4のロック部43のロック状態を示す説明図である。図13は第1実施形態のロック部の連動機構93の第1動作を示す説明図である。図14は第1実施形態のロック部43の連動機構93の第2動作を示す説明図である。図12~図14は、塵埃が溜まった集塵パック81を廃棄するときの集塵部4の姿勢を図示している。それに加え、図12~図14は、連動機構93のメカニズムがわかりやすいように簡略的な構成図となっている。
図12に示すように、連動機構93において、第1部分94は第1係止部58と一体化し、第2部分95は一対の第2係止部72(図7参照)と一体化している。第1部分94は周囲壁41の中心軸24の方向と直交する方向に延びる第1軸96を中心として回動可能であり、第2部分95は第1軸96と平行な第2軸97を中心として回動可能である。図11に示すように、第1部分94は、流入口45およびシール部材56(図4、図11参照)の位置に孔部94aを有し、孔部94aの外側の左右側面の第1軸96上に左右一対の第1枢軸部96aを有している。第2軸97は、第1軸96よりも少し前方に位置しており、第2部分95は第2軸97上に左右一対の第2枢軸部97aを有している。この明細書において一体化とは、第1部分94と第1係止部58とが物理的に一体化されている構造に限らず、第1部分94と第1係止部58とが別の部材により接続され、第1部分94を動かしたときに、同時またはほぼ同時に第1係止部58が動く構造も含まれる。さらにこの明細書において一体化とは、第2部分95と一対の第2係止部72とが物理的に一体化されている構造に限らず、第2部分95と一対の第2係止部72とが他の部材により接続され、第2部分95を動かしたときに、同時またはほぼ同時に一対の第2係止部72が動く構造も含まれる。
図12に示すように、第1部分94の第1係止部58とは反対側の端部は押しボタン形の操作部91と一体化している。さらに、連動機構93は、周囲壁41(図5参照)の筒部材41aと操作部91との間に設けられた付勢部材98(例えば、圧縮バネ)を備えている。第2部分95は、第1部分94の孔部94aよりも前部の下を潜って左右一対の第2枢軸部と連結する連結部99と、連結部99に設けられた左右一対の当接片101とを有し、左右一対の当接片101と左右一対の第2係止部72とが一体化している。さらに、第1部分94は、第2部分95の左右一対の当接片101と当接可能な左右一対の作用片102を有している。なお、図12に示すように、ロック状態において、当接片101と作用片102との間には隙間Xが設けられている。
図12に示すように、筒部材41aには、流入口45(図10参照)の近傍であって流入口45と蓋体42との間に左右一対の貫通孔103が設けられており、左右一対の貫通孔103の周縁には放射状の切れ込みを有するシール部材104が取り付けられている。集塵部4の蓋体42が閉じられた状態において、連動機構93の第1部分94は付勢部材98によって操作部91が筒部材41aから遠ざかる方向へ付勢されているため、第1係止部58は蓋体42の係止凹部59に係止する方向に付勢されている。またこのとき、第2部分95は第1部分94によって筒部材41a側に押さえられており、それによって左右一対の第2係止部72はシール部材104の切れ込みを通って筒部材41aの内部に突出して、集塵部4の内部にセットした集塵パック81の取付板82の前端86aに係止している。
この連動機構93は、第1係止部58を蓋体42の係止凹部59から離脱させる第1動作と、左右一対の第2係止部72を集塵パック81の取付板82から離脱させる第2動作とを連動させるように構成されている。具体的には、図13および図14に示すように連動機構93が動作する。図13に示すように、まず、操作部91を軽く矢印92の方向へ押すと、第1軸96を中心として第1部分94が矢印105の方向に回動して第1係止部58が蓋体42の係止凹部59から離脱する第1動作が行われ、例えば、集塵部4の中心軸24が略垂直方向に向けられて蓋体42が下方に向いている場合には、それによって蓋体42が自重によって開き、集塵部4の開口端部51が開放する。本実施形態の場合、第1動作時に、第1部分94の一対の作用片102が第2部分95の一対の当接片101を押し、それによって第2軸97を中心として第2部分95が少し矢印106の方向に回動する。このとき、隙間Xがあるため、第1部分94が回動を開始してから、少し遅れて第2部分95が回動する。そのため、第2部分95と連結した一対の第2係止部72も少し矢印106の方向に回動するが、一対の第2係止部72は集塵パック81の取付板82に係止した状態を維持している。なお、蓋体42を開く方向へ付勢する付勢部材(不図示)をヒンジ部55に設けておいてもよい。この場合、第1係止部58が蓋体42の係止凹部59から離脱する第1動作が行われると、蓋体42が付勢部材に付勢されて開く。
図14に示すように、操作部91をさらに矢印92の方向へ押すと、第1軸96を中心として第1部分94が矢印105の方向にさらに回動し、それによって第1部分94の一対の作用片102が第2部分95の一対の当接片101をさらに押す。これにより、第2軸97を中心として第2部分95および一対の第2係止部72が矢印106の方向にさらに回動し、一対の第2係止部72が集塵パック81の取付板82から離脱する第2動作が行われる。第2動作によって図15に示すように塵埃が溜まった集塵パック81が自重により集塵部4の開口端部51から外部下方へ自然に落下する。したがって、集塵パック81をユーザが手で掴んで廃棄する必要はなく、集塵パック81を掴んだユーザの手が汚れてしまうということもない。さらに、一対の第2係止部72が集塵パック81の取付板82から離脱する際、第1片76により取付板82が押されて、第2係止部72から離れる外側の方向に取付板82が移動する。そのため、自由落下(自然落下)する際に、第2係止部72に接触しにくくなり、スムーズに落下させることができる。
本実施形態の連動機構93によれば、第1係止部58が蓋体42から離脱した後に第2係止部72が集塵パック81の取付板82から離脱するよう、第1動作と第2動作とを時間差を持って連動させる。この際、第1動作時の第2係止部72の僅かな回動は第2動作の前の予備動作である。本実施形態の集塵部4によれば、例えば、集塵部4の中心軸24が略垂直方向に向けられて蓋体42が下方に向いている場合には、連動機構93の第1動作によって蓋体42が完全に開き、その後、連動機構93の第2動作によって集塵パック81が自然落下するため、集塵パック81を蓋体42に当てることなくスムーズに廃棄することができる。集塵パック81を廃棄する際、例えば、集塵部4の中心軸24が略水平方向に向けられている状態でロック部43の操作部91を押して蓋体42を開いてもよく、このときヒンジ部55が開口端部51の下部に位置しているため蓋体42が自重で開き易い。なお、操作部91の押圧を止めれば、ロック部43は上述した動作と概ね逆の動作をする。
本実施形態において、連動機構93における第1部分94の作用片102と第2部分95の当接片101との間の隙間Xの間隔は、第1係止部58が蓋体42の係止凹部59から離脱した時点で、当接片101と作用片102とが接触しない間隔に調節されてもよい。この場合、第1動作時の第2係止部72の僅かな回動をなくすことができるため、蓋体42が開いた後、取付板82から第2係止部72が離脱するまでの時間を長くすることができる。このように隙間Xの間隔を調節することで、蓋体42が開いた後、取付板82から第2係止部72が離脱するまでの時間を調節することができる。これによりユーザが操作部91を矢印92の方向へ一気に押したとしても、蓋体42が開ききる前に、集塵パック81が落下して蓋体42に引っ掛かってしまうような事態を回避することもできる。
さらに、本実施形態の電気掃除機1によれば、図2示すように、清掃後、集塵部4の中心軸24を略水平状として電気掃除機1を構えながらロック機構66のロックを解除して集塵部4を吸引部3から取り外すとき、集塵部4の流入口45を上に向けて取り外すことができる。なお、図2では、集塵部4の中心軸24が略水平方向に向けられている状態となっているが、集塵部4の流入口45が上を向いた状態で取り外せる状態であれば、集塵部4の中心軸24が水平方向に対して傾斜してもよい。そのため、例えば、集塵部4の流入口45に設けたシール部材56の膜部56b(図4、図5参照)の一部が欠損していたとしても、あるいは膜部56bが設けられていなくても、集塵パック内の塵埃が流入口45から外部へ漏出しにくくなっている。また、集塵パックの廃棄後、集塵部4を水洗いして清潔に保つことができる。
(第2実施形態)
図16Aは第2実施形態の使用前の集塵パックの平面図である。図16Bは図16Aの集塵パックの左側面図である。図16Aと図16Bにおいて、図8Aと図8B中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。以下、第2実施形態における第1実施形態とは異なる点を主に説明する。第2実施形態は、集塵パック88の構成が第1実施形態とは異なる以外は、第1実施形態と同様である。以下、第2実施形態における第1実施形態とは異なる点を主に説明する。
図16Aは第2実施形態の使用前の集塵パックの平面図である。図16Bは図16Aの集塵パックの左側面図である。図16Aと図16Bにおいて、図8Aと図8B中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。以下、第2実施形態における第1実施形態とは異なる点を主に説明する。第2実施形態は、集塵パック88の構成が第1実施形態とは異なる以外は、第1実施形態と同様である。以下、第2実施形態における第1実施形態とは異なる点を主に説明する。
図16Aと図16Bに示すように、第2実施形態の集塵パック88は、第1実施形態と同様のパック本体85と、パック本体85の開口84の周囲部に取付けられた取付板89とを有する。取付板89は、第1実施形態の取付板82(図8A参照)と同様に構成された板部82Xと、板部82Xの吸気孔83の周囲部に一体化されたパイプ部90とを有してなる。
パイプ部90は、板部82Xからパック本体85内へ突出しており、板部82Xから外部には突出していない。パイプ部90が存在することにより、パック本体85は折り畳まれた状態であっても板部82Xが取り付けられているパック本体85の外面に対向する外面は、パイプ部90によって外側に膨らんだ状態となる。
図17は第2実施形態の集塵部の集塵パック内に塵埃が溜まった状態を示す左側から見た断面側面図である。図17において、図10中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。第2実施形態の集塵パック88の集塵部4へのセット方法は、第1実施形態で説明したセット方法と概ね同様である。
図17に示すように、集塵部4の内部に流入口45から塵埃を含む空気が流れ込む際、塵埃を含む空気は矢印Bに示すようにパイプ部90内を通ってパック本体85内に流入する。塵埃は、パック本体85の後部スペースから前部スペースへと徐々に溜まり、パイプ部90を通る気流によってパイプ部90内には溜まりにくくなっている。したがって、集塵パック88内が塵埃で満杯になった状態であってもパイプ部90の内部には塵埃が溜まりにくい。そのため、清掃後に集塵部4を吸引部3(図2参照)から取り外し、集塵部4から塵埃が溜まった集塵パック88を廃棄する際にパイプ部90から塵埃が溢れ出にくい。この際、第1実施形態と同様の操作によって集塵部4の蓋体42を開いて集塵部4から集塵パック88を自然落下させて廃棄することができる。
(第3実施形態)
図18は第3実施形態の電気掃除機を示す説明図である。図18において、図4中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。第1および第2実施形態ではハンディ型またはスティック型の電気掃除機1(図1参照)を例示したが、第3実施形態では図17に示すキャニスター型の電気掃除機114を例示している。具体的には、この電気掃除機114は、第1実施形態の集塵部4と、この集塵部4を着脱可能に載置する保持部115を有する吸引部116とを備える。図18では集塵部4を簡略化して図示している。集塵部4内にセットされる集塵パックは第1実施形態のもの(図8A、図8B参照)または第2実施形態のもの(図16A、図16B参照)が用いられる。
図18は第3実施形態の電気掃除機を示す説明図である。図18において、図4中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。第1および第2実施形態ではハンディ型またはスティック型の電気掃除機1(図1参照)を例示したが、第3実施形態では図17に示すキャニスター型の電気掃除機114を例示している。具体的には、この電気掃除機114は、第1実施形態の集塵部4と、この集塵部4を着脱可能に載置する保持部115を有する吸引部116とを備える。図18では集塵部4を簡略化して図示している。集塵部4内にセットされる集塵パックは第1実施形態のもの(図8A、図8B参照)または第2実施形態のもの(図16A、図16B参照)が用いられる。
吸引部116は、左右一対の車輪117および前輪118を有する筐体119と、筐体119内に収納された電動吸引機(不図示)と、電動吸引機に電力を供給する電源部(不図示)とを備える。電源部は、バッテリまたは商用電源(コンセント)に接続可能なプラグ付きコードリールとすることができる。筐体119は、前端下部に設けられた吸引接続口120と、前端上部に設けられたハンドル121と、ハンドル121の後方に設けられた凹部122とをさらに有し、凹部122の後方に筒形の保持部115が設けられている。
保持部115は、凹部122と繋がる前方開口123と、前方開口123の近傍の上部内面に設けられた接続口124と、保持部115の内部の奥に設けられた吸気口125とを有し、保持部115の後端には図示しない排気口が設けられている。さらに、吸引部116において、吸引接続口120と接続口124とは通風路126にて接続され、吸気口125と排気口(不図示)とは図示しない別の通風路にて接続され、この別の通風路に電動吸引機(不図示)が設けられている。吸引接続口120には、吸込口体と延長パイプと可撓性ホースとが接続されてなる図示しない接続ホースが接続される。
図18に示すように、吸引部116の保持部115に対して集塵部4を矢印127の方向に着脱することができる。吸引部116の保持部115に集塵部4を装着したとき、集塵部4の流入口45が保持部115の接続口124に接続し、集塵部4の排気開口61が保持部115の吸気口125に接続する。このキャニスター型の電気掃除機114の駆動時も、第1実施形態と同様に、通風路126からの塵埃を含む空気が接続口124および流入口45を通って集塵部4内の集塵パックに流入し、集塵パックにて塵埃が捕捉され、塵埃が除去された空気は集塵部4の排気開口61、保持部115の吸気口125および別の通風路を通って排気口から外部へ排出される。清掃後、集塵部4を吸引部116から取り外し、第1実施形態と同様に操作して集塵部4から塵埃を溜め込んだ集塵パックを廃棄することができる。集塵部4を吸引部116から取り外す際、流入口45を上に向けたままで行うことができるため、集塵パック内の塵埃が流入口45から外部に漏出しにくい。なお、図18では、集塵部4の中心軸24が略水平方向に向けられている状態となっているが、集塵部4の流入口45が上を向いた状態で取り外せる状態であれば、集塵部4の中心軸24が水平方向に対して傾斜してよい。また、集塵部4を吸引部116に立てて載置する構造でもよい。この場合、例えば、蓋体42が上方、流入口45が後方、排気開口61が下方となるように吸引部116に載置すればよく、接続口124が流入口45と接続し、吸気口125が排気開口61と接続するように保持部115を構成すればよい。この場合、図18に示す保持部115の前方開口123が上向きとなるように保持部115を90度回転させた構造となる。
本発明の好ましい態様には、上述した複数の態様のうちの何れかを組み合わせたものも含まれる。前述した実施形態の他にも、本発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。本発明には、特許請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
1:電気掃除機、 2:吸引口、 3:吸引部、 4:集塵部、 5:バッテリ、 21:筐体、 22:電動吸引機、 23:操作ボタン部、 24:中心軸、 31:電気部品収納部、 32:棒状部、 32a:凸部、 33:吸引筒部、33a:上部材、 33b:下部材 34:ハンドル部、 35:バッテリ保持部、 36:吸気口、36a:パッキン、 37:係合凹部、 38:排気口、 39:接続口、 39a:パッキン、 41:周囲壁、 41a:筒部材、 41b:カバー部材、 42:蓋体、 43:ロック部、 44:凹溝、 45:流入口、 50:切欠き凹部、 51:開口端部、 52:突出縁部、 53:後退縁部、 55:ヒンジ部、 56:シール部材、 56a:内側シール部、 56b:膜部、 56c:外側シール部、 57:流入口形成部、 58:第1係止部、 59:係止凹部、 61:排気開口、 62:係止凹部、 63:ロック爪、 64:ロック解除レバー、 65:付勢部材、 66:ロック機構、 67包囲壁、 71:パッキン、 72:第2係止部、 73:凹部、 74:位置決めリブ、 75:リブ、 76:第1片、 77:第2片、 81:集塵パック、 82:取付板、 82a:後端、 83:吸気口、 82X:取付板、 83:吸気孔、 84:開口、 85:パック本体、 85a:後端、 86:第1の突出部、 86a:前端、 87:第2の突出部、 87a:傾斜端、 88:集塵パック、 89:取付板、 90:パイプ部、 91:操作部、 92:矢印、 93:連動機構、 94:第1部分、 94a:孔部、 95:第2部分、 96:第1軸、 97:第2軸、 98:付勢部材、 99:連結部、 101:当接片、 102:作用片、 103:貫通孔、 104:シール部材、 105,106:矢印、 107:ロック部、 108:連動機構、 109:操作部、 109a:押しボタン部、 109b:保持筒部、 109c:操作片、 110:第1部分、110a:スライド部、 110b:枢着部、 110c:二股部、 111:第2部分、 111a:枢軸部、 111b:回動片、 111c:連結部、 112:付勢機構、 112a:リンク片、 113a:右側端部、 113b:左側端部、 114:電気掃除機、 115:保持部、 116:吸引部、 117:車輪、 118:前輪、 119:筐体、 120:吸引接続口、 121:ハンドル、 122:凹部、 123:前方開口、 124:接続口、 125:吸気口、 126:通風路、 127:矢印、 310:係止フック、 311:凹部、 312:保持部、 L1,L2,L3,L4:長さ、 P1,P2:突出寸法
Claims (10)
- 電機掃除機の集塵部に着脱可能に収納される集塵パックであって、開口を有するパック本体と、パック本体の開口に設けられた取付板とを備え、
パック本体は、折り畳まれた状態において、取付板側から見て、一方向の寸法が一方向と直交する方向の寸法よりも大きい略長方形状であり、
パック本体の開口は、パック本体の一方向と平行な長手方向の中央よりも一端側に設けられており、
取付板は、パック本体の開口と連通する吸気孔を有する電気掃除機用の集塵パック。 - 取付板は、パック本体が折り畳まれた状態において、一方向と直交する方向へパック本体よりも突出する突出部を有する、請求項1に記載の集塵パック。
- 取付板は、膨張展開したパック本体の内部と連通するパイプ部を有し、
パイプ部は、吸気孔の周囲部に一体化されている、請求項1に記載の集塵パック。 - 塵埃を含む空気を吸引口から吸引する吸引部と、請求項1~3のいずれか1つに記載の集塵パックを内部にセットできる集塵部とを備え、
集塵部は、筒形の周囲壁を有し、周囲壁の中心軸方向の一端側に底部が設けられ、周囲壁の中心軸方向の他端側に排気開口が設けられ、周囲壁の底部の近傍を貫通して流入口が設けられ、
集塵部の内部の中心軸方向の長さが、集塵部の内部の中心軸方向と直交する方向の幅よりも長い電気掃除機。 - 電気掃除機は、ハンディ型またはスティック型であり、
吸引部は、吸引口を先端に有する吸引筒部と、吸引筒部の長手方向に沿って設けられ集塵部を保持する保持部と、集塵部の流入口と接続可能な接続口と、集塵部の排気開口と接続可能な吸気口と、吸気口から流入した空気を外部へ排気する排気口とを有する、請求項4に記載の電気掃除機。 - 集塵部の中心軸を水平状態としたときに保持部の接続口が下向きに設けられ、集塵部の中心軸を水平状態としたときに保持部に対して流入口を上向きとした状態で集塵部が着脱可能である、請求項5に記載の電気掃除機。
- 集塵部の底部は、開閉可能である、請求項5に記載の電気掃除機。
- 集塵部の底部は、開閉可能である、請求項6に記載の電気掃除機。
- 電気掃除機は、キャニスター型であり、
吸引部は、塵埃を含む空気を吸い込む吸引口と、集塵部を着脱可能に保持する保持部と、集塵部の流入口と接続可能な接続口と、吸引口と接続口とを接続可能な吸引筒部と、集塵部の排気開口と接続可能な吸気口と、吸気口から流入した空気を外部へ排気する排気口とを有する、請求項4に記載の電気掃除機。 - 集塵部の底部は、開閉可能である、請求項9に記載の電気掃除機。
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CN (1) | CN119157420A (ja) |
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