[go: up one dir, main page]

JP2024542487A - ペダル - Google Patents

ペダル Download PDF

Info

Publication number
JP2024542487A
JP2024542487A JP2024529731A JP2024529731A JP2024542487A JP 2024542487 A JP2024542487 A JP 2024542487A JP 2024529731 A JP2024529731 A JP 2024529731A JP 2024529731 A JP2024529731 A JP 2024529731A JP 2024542487 A JP2024542487 A JP 2024542487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
pedal
body member
bore
pedal body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2024529731A
Other languages
English (en)
Inventor
ベルナップ,ケネス
メルシエ,マシュー
バプティスタ,マーク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US17/993,662 external-priority patent/US11713094B2/en
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JP2024542487A publication Critical patent/JP2024542487A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M3/00Construction of cranks operated by hand or foot
    • B62M3/08Pedals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Abstract

Figure 2024542487000001
【課題】自転車や固定式バイクなどの装置で使用する、サイクリストの膝への負担が軽減されるようにするペダルの様々な実施形態を提供する。
【解決手段】ペダルは、内部のキャビティを有するペダル本体部材を含み得る。ペダルは、内部のキャビティ内に延在するように適合されたシャフトを有する車軸を含み得る。ペダル本体部材は、車軸シャフトの長手方向軸線に対して横方向又は左右方向に回転可能に移動するように適合され得る。ペダル本体部材は、自動芯出し式であってもよく、ペダル本体部材を車軸シャフトに対し、ホームポジション又は静止位置に向けて移動させる力を加えるための、1つ又は複数のばね(例えば、コイルばね、リーフばね、片持ちばね、トーションばねなど)を含んでいてもよい。ペダルは、ペダル本体部材の上面又は下面のいずれかに使用者の足を置くことができるように適合させることができる。
【選択図】図3

Description

関連特許の相互参照
本出願は、2021年12月2日出願の米国仮出願第63/285,115号、2022年6月14日出願の米国仮出願第63/351,945号、及び2022年10月10日出願の米国仮出願第63/414,608号の利益を主張するものであり、これらの仮出願の内容は、参照により、本明細書に完全に組み込まれる。
本発明は、一般に自転車又は類似の機器に関するものであり、より詳細には、これらに使用するペダルに関するものである。
自転車のペダルは当技術分野で知られている。標準的でよく知られた自転車用ペダルは、1つの軸を中心に回転するが、この軸は、自転車又はエクササイズバイクのバイシクルクランクのねじ穴にねじ込むねじ軸と同軸になっている。現在市販されている自転車用ペダルの問題点のひとつは、自転車に乗るときに足がペダルに対して固定されるため、サイクリストの膝に負担がかかる場合があるということである。
以下に述べる記述及び説明から明らかになるように、本発明は、サイクリストがペダルを漕いでいるときに、サイクリストの足がペダル上で左右に回転できるように、例えば、ペダル車軸の長手方向軸線に対して概ね垂直であってもよい「垂直」軸上で時計回り又は反時計回りに回転することができるようにして、その結果、サイクリストの膝への負担が軽減されるようにするための様々なアプローチを提供することによって、上述の問題を克服するものである。後述する本発明は、サイクリストがペダルから足を離した後、ペダルがホームポジション又は静止位置に戻るように、自動芯出し式であってもよい。後述する本発明は、サイクリストの足がペダルのいずれの側にも係合できるように適合させることもできる。
一態様において、本発明は:トップボアとロアボアとを有するペダル本体部材と;ねじ山付き端部とシャフトとを含む車軸であって、シャフトは長手方向軸線を有する、車軸と;回転可能ハウジングの第1の端部から延出し、車軸シャフトを受容するように適合されたメイン長手方向ボアを有する回転可能ハウジングであって、メイン長手方向ボアは、車軸シャフトの長手方向軸線と同軸の長手方向軸線を有する、回転可能ハウジングと、を備え、車軸シャフトは、少なくとも1つの左ベアリング及び少なくとも1つの右ベアリングに回転可能に取り付けられ、左ベアリングは、車軸シャフト上の第1の位置に隣接して、回転可能ハウジングのメイン長手方向ボア内に固定され、右ベアリングは、車軸シャフト上の第2の位置に隣接して、回転可能ハウジングのメイン長手方向ボア内に固定され、第2の位置は、第1の位置から離間しており、回転可能ハウジングは、第1の直交ボア及び第2の直交ボアを含み、第1及び第2の直交ボアは、共通の長手方向軸線を共有し、共通の長手方向軸線は、回転可能ハウジングのメイン長手方向ボアの長手方向軸線と交差し、かつ実質的に垂直であり、回転可能ハウジングは、ペダル本体部材のトップボア、回転可能ハウジングの第1の直交ボア、回転可能ハウジングの第2の直交ボア、及びペダル本体部材のロアボアが共通の軸を共有するように、ペダル本体部材のトップボアとペダル本体部材のロアボアとの間でペダル本体部材に回転可能に取り付けられている、ペダルを含み得る。本発明のこの態様の別の特徴は、ペダルが、第1のベアリングと第2のベアリングとを更に含んでいてよく、第1のベアリングは、回転可能ハウジングの第1の表面とペダル本体部材との間に配設され、第2のベアリングは、回転可能ハウジングの第2の表面とペダル本体部材との間に配設され、回転可能ハウジングの第1の表面と第2の表面とは、回転可能ハウジングの互いに反対側にあることであってもよい。本発明のこの態様の別の特徴は、回転可能ハウジングの第1の表面は、第1の環状凹部を含み、第1のベアリングは、第1の環状凹部内に配設された第1の環状ベアリングであり、回転可能ハウジングの第2の表面は、第2の環状凹部を含み、第2のベアリングは、第2の環状凹部内に配設された第2の環状ベアリングであることであってもよい。本発明のこの態様の別の特徴は、ペダル本体部材の前方サイドが、回転可能ハウジングの前方サイドに後方力を加えるように適合された前方ばねを収容する前方ばねボアを含み、ペダル本体部材の後方サイドが、回転可能ハウジングの後方サイドに前方力を加えるように適合された後方ばねを収容する後方ばねボアを含むことであってもよい。本発明のこの態様の別の特徴は、ペダルが、前方ばねボア内に配設され、前方ばねからの力を受けて回転可能ハウジングの前方サイドに押し付けられるように適合された前方往復プランジャと、後方ばねボア内に配設され、後方ばねからの力を受けて回転可能ハウジングの後方サイドに押し付けられるように適合された後方往復プランジャとを更に含み得ることであってもよい。本発明のこの態様の別の特徴は、ペダルが、その上端に上側めねじ山を有し、その下端に下側めねじ山を有するスリーブを更に含み、スリーブは、回転可能ハウジング内の第1の直交ボア及び第2の直交ボアを貫通して、ペダル本体部材内のトップボア及びロアボアと位置揃えして配設され、上側締結具が、トップボアを貫通して配設され、スリーブ内の上側めねじ山とねじ込み可能に係合し、下側締結具が、ロアボアを貫通して配設され、スリーブ内の下側めねじ山とねじ込み可能に係合することであってもよい。本発明のこの態様の別の特徴は、第1の壁と、トッププレートと、ロアプレートとを含み、トッププレート及びロアプレートは、第1の壁から延出し、トッププレート及びロアプレートは、互いに離間して配設され、互いに概ね平行な平面に配設され、トップボアは、トッププレートに配設され、ロアボアは、ロアプレートに配設されていることであってもよい。
別の一態様において、本発明は:シャフトキャビティを有するペダル本体部材であって、シャフトキャビティは前方側壁と後方側壁とを有する、ペダル本体部材;ねじ山付き端部とシャフトとを含む車軸であって、シャフトはシャフトキャビティ内に延在している、車軸;シャフトキャビティ上の第1の位置に隣接して、ペダル本体部材に固定された自動調心ベアリングであって、車軸シャフトは、車軸シャフト上の第1の位置に隣接して、自動調心ベアリングに回転可能に取り付けられている自動調心ベアリング;車軸シャフト上の第2の位置に隣接して、車軸シャフトに回転可能に取り付けられた少なくとも1つの遠位ベアリングであって、車軸シャフト上の第1の位置は、車軸シャフト上の第2の位置から離間しており、少なくとも1つの遠位ベアリングは、シャフトキャビティ内に位置している、少なくとも1つの遠位ベアリング;ペダル本体部材によって支持され、車軸シャフトを、シャフトキャビティの後方側壁に向かって移動させる力を与えるように適合された前方ばね;及びペダル本体部材によって支持され、車軸シャフトを、シャフトキャビティの前方側壁に向かって移動させる力を与えるように適合された後方ばね、を備えるペダルを含み得る。本発明のこの態様の別の特徴は、前方ばねは、ペダル本体部材内の前方ばねボア内に少なくとも部分的に配設された前方コイルばねであり、後方ばねは、ペダル本体部材内の後方ばねボア内に少なくとも部分的に配設された後方コイルばねであることであってもよい。本発明のこの態様の別の特徴は、前方ばねは、シャフトキャビティの前方側壁に固定された前方板ばねであり、後方ばねは、シャフトキャビティの後方側壁に固定された後方板ばねであることであってもよい。本発明のこの態様の別の特徴は、前方ばねは、シャフトキャビティの前方側壁に固定された前方片持ちばねであり、後方ばねは、シャフトキャビティの後方側壁に固定された後方片持ちばねであることであってもよい。本発明のこの態様の別の特徴は、ペダルは車軸シャフトの周囲に配設されたカラーを更に含み、カラーは前方スタッドと後方スタッドを有し、前方スタッドは前方ばねと係合し、後方スタッドは後方ばねと係合することであってもよい。本発明のこの態様の別の特徴は、カラーは、前方ハーフカラーと後方ハーフカラーとを含み、前方スタッドは、前方ハーフカラー上にあり、後方スタッドは、後方ハーフカラー上にあり、前方ハーフカラーと後方ハーフカラーとは、車軸シャフトに沿って、独立して、互いに対して摺動可能に移動するように適合されていることであってもよい。本発明のこの態様の別の特徴は、ペダル本体部材が、上側ペダル本体部材と下側ペダル本体部材とを含むことであってもよい。
別の一態様において、本発明は:シャフトキャビティを有するペダル本体部材であって、シャフトキャビティは前方側壁と後方側壁とを有する、ペダル本体部材;ねじ山付き端部とシャフトとを含む車軸であって、シャフトはシャフトキャビティ内に延在している、車軸;シャフトキャビティ上の第1の位置に隣接して、ペダル本体部材に固定された自動調心ベアリングであって、車軸シャフトは、車軸シャフト上の第1の位置に隣接して、自動調心ベアリングに回転可能に取り付けられている自動調心ベアリング;車軸シャフト上の第2の位置に隣接して、車軸シャフトに回転可能に取り付けられた少なくとも1つの遠位ベアリングであって、車軸シャフト上の第1の位置は、車軸シャフト上の第2の位置から離間しており、少なくとも1つの遠位ベアリングは、シャフトキャビティ内に位置している、少なくとも1つの遠位ベアリング;ペダル本体部材によって支持され、車軸シャフトを、シャフトキャビティの後方側壁に向かって移動させる後方力と、車軸シャフトを、シャフトキャビティの前方側壁に向かって移動させる前方力とを与えるように適合されたトーションばね、を備えるペダルを含み得る。本発明のこの態様の別の特徴は、ペダル本体部材は、アンカスタッドと支持ブロックとを含み、トーションばねの本体が、アンカスタッドの周りに配設され、トーションばねの前方アームが、支持ブロックの前方サイドと係合し、車軸シャフトに後方力を加えるように適合され、トーションばねの後方アームが、支持ブロックの後方サイドと係合し、車軸シャフトに前方力を加えるように適合されていることであってもよい。本発明のこの態様の別の特徴は、ペダルは、長手方向ボアを有するばねブロックを更に含み、車軸シャフトの遠位端が、ばねブロックの長手方向ボア内に配設され、トーションばねは、ばねブロックを介して車軸シャフトに後方力及び前方力を加えるように適合されていることであってもよい。本発明のこの態様の別の特徴は、トーションばねが、ばねブロックの前方サイドと係合するように適合された前方アームと、ばねブロックの後方サイドと係合するように適合された後方アームとを含むことであってもよい。本発明のこの態様の別の特徴は、トーションばねの前方アームは、ばねブロックの前方サイドの前方チャネル内に配設され、トーションばねの後方アームは、ばねブロックの後方サイドの後方チャネル内に配設されることであってもよい。本発明のこの態様の別の特徴は、ペダル本体部材が、上側ペダル本体部材と下側ペダル本体部材とを含むことであってもよい。
別の一態様において、本発明は:シャフトキャビティを有するペダル本体部材;ねじ山付き端部とシャフトとを含む車軸であって、シャフトはシャフトキャビティ内に延在している、車軸;シャフトキャビティ上の第1の位置に隣接して、ペダル本体部材に固定されたベアリングであって、車軸シャフトは、車軸シャフト上の第1の位置に隣接して、ベアリングに回転可能に取り付けられている、ベアリング;車軸シャフト上の第2の位置に隣接して、車軸シャフトに回転可能に取り付けられた遠位ベアリングであって、車軸シャフト上の第1の位置は、車軸シャフト上の第2の位置から離間している、遠位ベアリング;ボアを有する滑り軸受ブロックであって、遠位ベアリングはボア内に取り付けられている、滑り軸受ブロック;ペダル本体部材内に配設され、車軸シャフトをペダル本体部材の後方縁部に向かって移動させる力を滑り軸受ブロックに与えるように適合された前方ばね;及びペダル本体部材内に配設され、車軸シャフトをペダル本体部材の前方縁部に向かって移動させる力を滑り軸受ブロックに与えるように適合された後方ばね、を備えるペダルを含み得る。本発明のこの態様の別の特徴は、ペダルは、前方ベルクランクと後方ベルクランクとを更に含み、前方ベルクランクは、ペダル本体部材に回転可能に取り付けられ、前方ばねの動きに応答して動くように適合された第1の端部と、滑り軸受ブロックの前方サイドに力を付与するように適合された第2の端部とを有し、後方ベルクランクは、ペダル本体部材に回転可能に取り付けられ、後方ばねの動きに応答して動くように適合された第1の端部と、滑り軸受ブロックの後方サイドに力を付与するように適合された第2の端部とを有することであってもよい。本発明のこの態様の別の特徴は、前方ばねは、車軸シャフトの長手方向軸線に対して概ね平行な関係に配設された前方ばねボア内に配設され、後方ばねは、車軸シャフトの長手方向軸線に対して概ね平行な関係に配設された後方ばねボア内に配設されていることであってもよい。本発明のこの態様の別の特徴は、ペダルは、ペダル本体部材内の前方ばねボア内で長手方向に移動するように配設された前方ばねスリーブと、ペダル本体部材内の後方ばねボア内で長手方向に移動するように配設された後方ばねスリーブとを更に含み、前方ばねスリーブの遠位端が、滑り軸受ブロックの前方縁部に接触し、後方ばねスリーブの遠位端が、滑り軸受ブロックの後方縁部に接触し、前方ばねが、部分的に、前方ばねスリーブ内に配設され、後方ばねが、部分的に、後方ばねスリーブ内に配設されていることであってもよい。本発明のこの態様の別の特徴は、前方ばねが、前方ばねボア内に配設され、後方ばねが、後方ばねボア内に配設され、ペダルが、前方ばねボアと係合し、前方ばねの張力を調節するように適合された前方調節可能ばねキャップと、後方ばねボアと係合し、後方ばねの張力を調節するように適合された後方調節可能ばねキャップとを更に含むことであってもよい。本発明のこの態様の別の特徴は、ペダルは、ペダル本体部材の凹部内に配設された球面ベアリングマウントを更に含み、ベアリングは、球面ベアリングマウント内に固定されるニードルベアリングであることであってもよい。
本発明の他の特徴、態様及び利点は、以下の議論及び詳細な説明から明らかになるであろう。
本発明の一態様に従って構成された、ペダルの具体的な一実施形態を示す斜視図である。 図1に示すペダルの部分断面上面図である。 図2に示すペダルの対応部分の拡大図である。 図1及び図2に示すペダルの、ペダル本体部材の外形を破線で示し、車軸に対して回転させた上面図である。 図1に示すペダルの矢印4-4で示す側断面図である。 図4に示すペダルの対応部分の拡大図である。 図1~4に示すペダルの一部を形成する車軸アセンブリの側断面図である。 図5の車軸アセンブリの矢印5A-5Aで示す上面図である。 図2のペダルの矢印6-6で示す正面図である。 図2のペダルの矢印7-7で示す左側面図である。 図2のペダルの矢印8-8で示す右側面図である。 図1~8に示すペダルの上面図である。 シューストラップを含む、図1~9に示すペダルの右側面図である。 シューストラップの代わりにクリップレス靴アタッチメントが示されている、図10と同様の右側面図である。 本発明の別の一態様に従って構成されたペダルの、別の具体的な一実施形態の斜視図である。 図11の矢印12-12で示す線に沿って取った部分断面上面図である。 図11及び図12に示すペダルの、ペダル本体部材の外形を破線で示し、車軸に対して回転させた上面図である。 図11の矢印13-13で示す線に沿って取った部分断面側面図である。 図13に示すペダルの対応部分の拡大図である。 図13に示すペダルの対応部分の拡大図である。 図11~13に示すペダルの、ペダル本体部材の輪郭を破線で示し、車軸に対して回転させた上面図である。 図11~14に示すペダルの正面断面図である。 図11~15に示すペダルの分解図である。 図11~16に示すペダルの上面図である。 図17に矢印18-18で示すペダルの正面図である。 図17に矢印19-19で示すペダルの左側面図である。 図17に矢印20-20で示すペダルの右側面図である。 本発明の別の一態様に従って構成されたペダルの別の具体的な一実施形態の上面図である。 図21に示すペダルの、ペダル本体部材の輪郭を破線で示し、車軸に対して回転させた上面図である。 図21及び図22に示すペダルの分解図である。 本発明の別の一態様に従って構成されたペダルの別の具体的な一実施形態の上面図である。 図24に示すペダルの、ペダル本体部材の外形を破線で示し、車軸に対して回転させた上面図である。 図25に示すペダルの正面断面図である。 図24~図26に示すペダルの一部を構成する支持ブロックの斜視図である。 図27に示す支持ブロックの別の斜視図である。 図24~28に示すペダルの分解図である。 本発明の別の一態様に従って構成されたペダルの別の具体的な一実施形態の上面図である。 図30に示すペダルの一部の拡大図である。 図30に示すペダルの、ペダル本体部材の輪郭を破線で示し、車軸に対して回転させた上面図である。 図30~図32に示すペダルの分解図である。 本発明に従って構成されたペダルの、別の具体的な一実施形態の斜視図である。 図34に示すペダルの上面図である。 図35に示すペダルの一部の拡大図である。 図35に示すペダルの、ペダル本体部材の輪郭を破線で示し、車軸に対して回転させた上面図である。 図34~図37に示すペダルの分解図である。 図34~図38に示すペダルの一部を形成する滑り軸受ブロックの斜視図である。 図39に示す滑り軸受ブロックの別の斜視図である。 右側から見た、図39及び図40に示す滑り軸受ブロックの端面図である。 図41の線42-42に沿って取った断面図である。 図34~図39に示すペダルの部分断面斜視図である。 本発明の別の一態様に従って構成されたペダルの別の具体的な一実施形態の上面図である。 図44に示すペダルの一部の拡大図である。 図44に示すペダルの、ペダル本体部材の輪郭を破線で示し、車軸に対して回転させた上面図である。 図44~図46に示すペダルの分解図である。 図44~図47に示すペダルの一部を形成する滑り軸受ブロックの斜視図である。 図48に示す滑り軸受ブロックの別の斜視図である。 図48及び図49に示す滑り軸受ブロックの端面図である。 図50の線51-51に沿って取った断面図である。 図44~図47に示すペダルの部分断面斜視図である。
本発明を好ましい実施形態に関連させて説明するが、保護範囲は本発明をこれらの実施形態に限定することを意図するものではないことが理解されよう。逆に、保護範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される発明の精神及び範囲内に含まれ得る、すべての代替物、修正物、及び均等物をカバーすることを意図している。
本発明を、以下に説明するような様々な代表的実施形態で説明する。しかしながら、本発明の範囲は、後述する実施形態の詳細のいずれにも限定されない。その各々が、本発明の一部である別個の別個の発明を定義する、添付の請求項を参照されたい。
実施形態1
図面を詳細に参照すると、同様の数字は複数の図を通して同一の要素を示している。最初に図1を参照すると、二軸ペダル10の特定の実施形態の斜視図が示され、その二軸ペダル10は、ペダル本体部材12と車軸アセンブリ14とを含み得る。図5及び図5Aに最もよく示されているように、車軸アセンブリ14は、ねじ山付き端部18を有する車軸16、シャフト20、及びねじ山付き端部18とシャフト20との間に配設されたハブ22を含むことができる。ねじ山付き端部18は、自転車のクランク(図示せず)とねじ込み可能に係合するように適合させることができる。車軸16は、図1に示すように、長手方向軸線17を含むが、これはシャフト20の長手方向軸線でもある。
車軸アセンブリ14は、回転可能ハウジング24も含むことができる。具体的な一実施形態では、回転可能ハウジング24は、矩形ブロックの形態であってもよい。具体的な一実施形態では、回転可能ハウジング24は、メイン長手方向ボア26を含むが、このメイン長手方向ボア26は、回転可能ハウジング24の第1の端部25から延出し、車軸シャフト20を受け入れるように適合されている。メイン長手方向ボア26は、シャフト20の長手方向軸線17と一致するメイン長手方向軸線を含む。複数のベアリングが、メイン長手方向ボア26内に車軸シャフト20を回転可能に取り付けるために設けられてもよい。具体的な一実施形態では、1つ以上の第1のベアリング28が、メイン長手方向ボア26内の第1の環状凹部内でシャフト20の周囲に、回転可能ハウジング24の第1の端部25に隣接して取り付けられてもよい。車軸アセンブリ14はまた、1つ以上の第1のベアリング28に隣接するシール29を含むことができる。具体的な一実施形態では、少なくとも1つの第2のベアリング30が、メイン長手方向ボア26内の第2の環状凹部内で、車軸シャフト20の遠位端21の周りに取り付けられてもよい。車軸シャフト20の遠位端21は、ねじ切りされ、ナット32を受けるように適合されてもよく、ナット32は、ナット32と第2の環状凹部の環状壁又は肩部との間で、第2のベアリング30を固定するように適合されている。これによって、シャフト20を回転可能ハウジング24に固定しつつも、回転可能ハウジング24が車軸シャフト20の周りを回転又は自転するようになる。
具体的な一実施形態では、回転可能ハウジング24は、第1の直交ボア34及び第2の直交ボア36を含むことができ、これらの各々は、他方と位置揃えされ、共通の直交軸線38を共有することができる。具体的な一実施形態では、共通の直交軸線38は、車軸シャフト20のメイン長手方向軸線17及びメイン長手方向ボア26と交差し、実質的に直交する又は垂直であり得る。第1の直交ボア34は、回転可能ハウジング24の第1の表面40からメイン長手方向ボア26まで延在し得る。第2の直交ボア36は、回転可能ハウジング24の第2の表面42から延出し得る。具体的な一実施形態では、共通の直交軸線38を含む第1の直交ボア34及び第2の直交ボア36は、シャフト20のねじ山付き端部と回転可能ハウジング24の第2の端部44との間に配置されてもよい。具体的な一実施形態では、図5に最もよく見られるように、メイン長手方向ボア26は、回転可能ハウジング24の第1の端部25からその第2の端部44まで、回転可能ハウジング24を完全に貫通して延在していてもよい。メイン長手方向ボア26の遠位端は、回転可能ハウジング24の第2の端部44に隣接するめねじ山46を含んでいてもよい。取り外し可能なねじ山付きキャップ48が、めねじ山46とねじ込み可能に係合して、メイン長手方向ボア26の遠位端を囲み、そこへの選択的なアクセスを提供し得る。
具体的な一実施形態において、回転可能ハウジング24の第1の表面40は、第1の環状凹部50を含み得る。回転可能ハウジング24の第2の表面42は、第2の環状凹部52を含み得る。回転可能ハウジング24は、第1の環状凹部50内に配設された第1の環状ベアリング54(平坦なスラストベアリングなど)を含んでもよい。回転可能ハウジング24は、第2の環状凹部52内に配設された第2の環状ベアリング56(平坦なスラストベアリングなど)を含んでもよい。
次に図1を参照すると、ペダル本体部材12は、第1の壁58を含み得るが、この第1の壁58は、第1の壁58の上端62から延出するトッププレート60と、第1の壁58の下端66から延出するロアプレート64とを有するものである。トッププレート60及びロアプレート64は、互いに概ね平行な関係で配設され得る。第1の壁58は、第1の壁58を貫通して中央に配置され得る窓68を含み得る。図4に示すように、トッププレート60はトップボア70を含んでよく、ロアプレート64はロアボア72を含んでよい。具体的な一実施形態において、トップボア70及びロアボア72は、共通の長手方向軸線に沿って位置揃えされていてもよい。具体的な一実施形態では、トップボア70及びロアボア72は、ペダル本体部材の中央に配置されてもよい。他の具体的な実施形態では、トップボア70及びロアボア72は、ペダル本体の任意の他の場所に配置されてもよい。具体的な一実施形態では、車軸アセンブリ14は、ペダル本体部材12の中央を通るなど、トップボア70及びロアボア72の位置に対応する場所に配置されてもよい。
図1及び図4に最もよく示すように、回転可能ハウジング24は、回転可能ハウジング24の第1の端部25が、ペダル本体部材12の窓68を通って配設され、回転可能ハウジング24の第2の端部44が、トッププレート60とロアプレート64との間に配設され、回転可能ハウジング24の第1の直交ボア34及び第2の直交ボア36の共通の直交軸線38が、ペダル本体部材12のトップボア70及びロアボア72の共通の長手方向軸線と整列した状態になるように適合されている。図4に示すように、スリーブ74が、第1の直交ボア34及び第2の直交ボア36を貫通して配設されてもよい。スリーブ74の上端は、ペダル本体部材12のトッププレート60にトップボア70を通して配設されたトップねじ76と、ねじ係合可能なように適合されためねじを含み得る。スリーブ74の下端は、ペダル本体部材12のロアプレート64のロアボア72を通って配設されたロアねじ78と、ねじ係合可能なように適合されためねじを含み得る。このようにして、ペダル本体部材12は、車軸シャフト20に対して直交軸線38を中心に回転可能に移動するように適合される。ペダル10には、直交軸線38の周りのいずれの方向への枢動範囲をも制限するための機械的な止め具(後述する往復プランジャ96及び97など)を設けてもよい。回転可能ハウジング24がこのように設置されると、第1の環状ベアリング54は、トッププレート60の下面と接触していてもよく、第2の環状ベアリング56は、ロアプレート64の上面と接触していてもよく、その結果、上述したように、ペダル本体部材12の直交軸線38に対する回転可能な移動を容易にし得る。
例えば図2及び図3に示すように、ペダル本体部材12は、自動芯出し式であってよく、回転可能ハウジング24に対して力を加え、ペダル本体部材12をホームポジションに保持し、かつペダル本体部材12がホームポジションから離れるように回転させられた後に、ペダル本体部材12をそのホームポジションに戻すよう付勢するように適合された、複数のばねを含み得る。図2を参照すると、第1の壁58の第1のサイド80は、第1のばね付き張力調整ねじアセンブリ84を収容するように適合された第1のばねボア82を含み得る。第1の壁58の第2のサイド86は、第2のばね付き張力調整ねじアセンブリ90を収容するように適合された第2のばねボア88を含み得る。第1のばね付き張力調整ねじアセンブリ84及び第2のばね付き張力調整ねじアセンブリ90は、ペダル本体部材12を回転可能ハウジング24に対して相対的に回転させるために克服しなければならない好ましい抵抗力を調整するために使用することができる。
図2Aに最もよく見られるように、具体的な一実施形態では、第1のばね配置張力調整可能ねじアセンブリ84は、本体部材92、ばね94、及び往復プランジャ96を含み得る。本体部材92は、第1のばねボア82内にねじ込み可能に固定され、ばね94を、第1のばねボア82内の、本体部材92の下端と往復動プランジャ96との間に保持するように適合され得る。往復プランジャ96は、回転可能ハウジング24に対するペダル本体部材12の回転に応答して、回転可能ハウジング24の第1の表面に接触しているプランジャ96の遠位端が押し下げられたときに、第1のばねボア82内で往復運動するように適合されたヘッドを含み得る。往復プランジャ97を有する第2のばね付き張力調整ねじアセンブリ90の構造及び動作は、第1のばね付き張力調整ねじアセンブリ84について上記で説明したのと同じであってよい。
図9を参照すると、他の具体的な実施形態では、ペダル本体部材12は、軸線38以外の何らかの軸線、例えば、ピン13のいずれかに対応する軸線を中心に回転するように適合されてもよい。
実施形態2
ペダル98の別の具体的な一実施形態を、図11~図20に示す。具体的な一実施形態において、ペダル98は、上側ペダル本体部材102と下側ペダル本体部材104とから形成され得る、ペダル本体部材100を含み得る。ペダル98はまた、ねじ山付き端部108を有する車軸106、ハブ110、及びシャフト112を含む。ペダル車軸98は、自転車クランク(図示せず)にねじ込み式で係合するようになっている。自動調心ベアリング114が、ペダル車軸98のハブ110に隣接する、ペダルシャフト112の周囲に取り付けられている。具体的な一実施形態では、自動調心ベアリング114は、外側レースと、外側レースに対して反対方向に枢動する内側レースとを有するタイプのものであってもよい。自動調心ベアリング114は、中央枢動軸線115を有し得る。自動調心ベアリング114は、ペダル本体部材100の左側に配置され得る。具体的な一実施形態では、環状シール部材116が、車軸ハブ110と自動調心ベアリング114との間の、ペダルシャフト112の周囲に配設され得る。自動調心ベアリング114は、環状凹部118に着座しており、環状凹部118の半分は下側ペダル本体部材104に形成され(図16参照)、他の半分は上側ペダル本体部材102に形成されている。
ペダルシャフト112は、ペダル本体部材100内のシャフトキャビティ120内に延在している。具体的な一実施形態では、ペダル本体部材100の半分を下側ペダル本体部材104に形成し(図16参照)、その半分を上側ペダル本体部材102に形成してもよい。また、ペダル本体部材100は、例えば、一体構造であってもよい。例えば図12に示すように、シャフトキャビティ120は、対向する前方側壁122及び後方側壁124を含む。自動調心ベアリング114は、ペダル本体部材100が、車軸シャフト112の長手方向軸線に垂直な軸線の周りを回転可能とするように機能する。図12を参照すると、サイクリストの右足がペダル本体部材100の上にあり(自転車の右側にある場合)、足を反時計回りに回転させると、ペダル本体部材100は、ベアリング148及び150が、シャフトキャビティ120の後方側壁124に接触するまで回転する。同様に、右足を時計回りに回転させると、ペダル本体部材100は、ベアリング148及び150がシャフトキャビティ120の前方側壁122に接触するまで回転する。具体的な一実施形態では、自動調心ベアリング114は、中央枢動軸線115を中心に、中立からプラスマイナス4度に相当する量だけペダル本体部材100を枢動させることができるように構成することができる。
具体的な一実施形態では、互いに対向する前方側壁122と後方側壁124とは、ペダル車軸112のねじ山付き端部108から離れる方向に互いに離れるように分岐し得る。具体的な一実施形態では、各壁の分岐角度は、プラスマイナス4度(上述したように、自動調心ベアリング114の構成回転半径による)であってもよい。この具体的な実施形態では、ペダル車軸112に対する、ペダル本体部材100の全可動範囲は、8度となる。これは単なる一例である。本発明は、特定の回転度数や移動度数に限定されるものではない。他の回転範囲や移動範囲も本発明の範囲内である。
具体的な一実施形態では、ペダル本体部材100は自動芯出し式であり得る。図12に示すように、ペダル本体部材100はまた、前方内部ばねボア126を含んでもよく、前方内部ばねボア126の半分は、下側ペダル本体部材104(図16参照)に形成されてもよく、残りの半分は、上側ペダル本体部材102に形成されてもよい。ペダル本体部材100はまた、後方内部ばねボア128を含むことができ、後方内部ばねボア128の半分は下側ペダル本体部材104(図16参照)に形成されることができ、残りの半分は上側ペダル本体部材102に形成されてもよい。前方内部ばねボア126の遠位端は、前方ばね132の前端を受容するように適合された環状凹部130を含み得る。後方内部ばねボア128の遠位端は、後方ばね136の後端を受容するように適合された環状凹部134を含み得る。具体的な一実施形態では、前方内部ばねボア126及び後方内部ばねボア128の各々は、シャフトキャビティ120の長手方向軸線に対して概ね垂直な向きでシャフトキャビティ120から離れて延在し得る。
図16を参照すると、ペダル98は、車軸シャフト112の周りに配設された前方ハーフカラー140及び後方ハーフカラー142を有するツーピースカラー138を含み得る。前方ハーフカラー140は、前方ばね132の後端に係合するように適合された前方円筒形スタッド144を含み得る。後方ハーフカラー142は、後方ばね136の前端に係合するように適合された後方円筒形スタッド146を含み得る。前方ハーフカラー140及び後方ハーフカラー142は、車軸シャフト112に対するペダル本体部材100の移動方向に応じて、ばね132及びばね136がハーフカラー140及びハーフカラー142にそれぞれどのように力を付与するかに応じて、車軸シャフト112に沿って独立して摺動することができる。
具体的な一実施形態では、ハーフカラー140及びハーフカラー142と組み合わせたばね132及びばね136は、車軸シャフト112と嵌合係合する自動芯出し式ばね機構を構成し得る。具体的な一実施形態では、ばね132及びばね136は、等しい抵抗を有し得る。作動中、ばね機構は、ペダル車軸112をシャフトキャビティ120内の、概ね中央に位置するホームポジションに保持し得る。
具体的な一実施形態では、車軸シャフト112の遠位端は、車軸シャフト112の周りに回転可能に取り付けられた第1の端部ベアリング148及び第2の端部ベアリング150を受けるように適合された、段落ち端部を含むことができる。車軸シャフト112の遠位端は、車軸シャフト112の段落ち端部への車軸シャフト112の移行部に画定された肩部に対してベアリング148及び150を保持するよう、ワッシャ152及びナット154を受容するようにねじ切りされ、適合されてもよい。ベアリング148及び150は、前方側壁122と後方側壁124との間のシャフトキャビティ120内で前後に転がるように適合されてもよく、例えば図13に見られるように、シャフトキャビティ120の上面及び下面によって収容されてもよい。
実施形態3
ペダル160の別の具体的な一実施形態を、図21~図23に示す。ペダル160の構造及び動作は、以下に説明する以外は、図11~図20に関連してペダル98について上述したものと同じである。ペダル160は、シャフトキャビティ164を有するペダル本体部材162を含む。ペダル本体部材162は、上述した実施形態2と同様に、上側ペダル本体部材と下側ペダル本体部材163とを含むことができる。下側ペダル本体部材163は、図23に示されている。具体的な一実施形態では、シャフトキャビティ164は、前方凹部166と後方凹部168とを含み得る。前方板ばね170が、前方凹部166に固定され得る。後方板ばね172が、後方凹部168に固定され得る。前方板ばね170と後方板ばね172のそれぞれは、車軸シャフト112の周りに配設されたカラー174と係合するように適合されている。カラー174は、実施形態2に関連して上述したツーピースカラー138とは対照的に、ワンピースカラーであることに留意されたい。カラー174は、前方円筒形スタッド176及び後方円筒形スタッド178を含み得る。前方板ばね170は、前方円筒スタッド176と係合するように適合され、後方板ばね172は、後方円筒スタッド178と係合するように適合される。ばね170とばね172とは、自動芯出し式機能を提供し、ペダル本体部材162を車軸シャフト112に対して回転させる力が(サイクリストの足などによって)加えられていない場合に、図21に示すように、ペダル本体部材162をホームポジションに保持するように共に機能する。ペダル160の他の態様は、実施形態2のペダル98に関して上述したのと同様に機能する。
実施形態4
ペダル180の別の具体的な一実施形態を、図24~図29に示す。ペダル180の構造及び動作は、以下に説明する以外は、図11~23に関連してペダル98及びペダル160について上述したものと同じである。ペダル180は、シャフトキャビティ183を有するペダル本体部材182を含む。具体的な一実施形態では、ペダル本体部材182は、上述した実施形態2及び実施形態3のように、上側ペダル本体部材184と下側ペダル本体部材186とを含むことができる。本発明の様々な具体的実施形態において、ペダル本体部材は一体構造であってもよい。具体的な一実施形態では、シャフトキャビティ183の遠位端は、下側支持ブロック188及び下側アンカスタッド190を含んでもよく、これらの各々は、図29に最もよく見られるように、下側ペダル本体部材186の一部として形成されてもよい。同様に、シャフトキャビティ183の遠位端は、図26に示すように、上側支持ブロック192と上側アンカスタッド194とを含んでもよく、これらの各々は、上側ペダル本体部材184の一部として形成されてもよい。
ペダル180はまた、本体198と、本体198の一方のサイドから延出する前方アーム200と、本体198の他方のサイドから延出する後方アーム202とを有する自動芯出し式トーションばね196を含み得る。トーションばね196の本体198は、例えば図26に示すように、下側アンカスタッド190と上側アンカスタッド194の上方に配置され、それらによって所定の位置に保持される。トーションばね196の後方アーム202は、下側支持ブロック188と上側支持ブロック192との後方縁部に隣接して配設されている。トーションばね196の前方アーム200は、下側支持ブロック188と上側支持ブロック192との前方縁部に隣接して配設されている。トーションばね196の前方アーム200及び後方アーム202は、以下で更に議論されるように、車軸シャフト112の遠位端に取り付けられるばねブロック204に係合される。
ここで図27及び図28を参照すると、ばねブロック204は、以下で更に詳細に議論されるように、車軸シャフト112の遠位端を受容するための、ばねブロック204を貫通する長手方向ボア206を含むことができる。ばねブロック204はまた、ばねブロック204の後方サイドに後方チャネル208を含むことができる。後方チャネル208は、ばねブロック204の右面212から延出する後方傾斜部210を含むことができる。ばねブロックはまた、ばねブロック204の前方サイドに前方チャネル214を含むことができる。前方チャネルは、ばねブロック204の右面212から延出する前方傾斜部216を含むことができる。具体的な一実施形態では、ばねブロック204の前方サイドと後方サイドは互いに鏡像であってもよい。
図29を参照すると、車軸シャフト112の構造は、実施形態2及び実施形態3とは異なることが分かる。この具体的な実施形態では、車軸シャフト112は、第1のくびれ部218(例えば、図26参照)と、中間ねじ部220と、車軸シャフト112の遠位端にある第2のくびれ部222とを含み得る。ベアリング148及びベアリング150が、車軸シャフト112の第1のくびれ部218の周囲に配設され、ワッシャ224と、車軸シャフト112の中間ねじ部220にねじ式で係合可能に適合されたロックカラー226とによって、所定の位置に保持される。車軸シャフト112の第2のくびれ部222は、ばねブロック204の長手方向ボア206に挿入されている。
図24に、ペダル180が静止状態で示されている。この静止状態では、車軸シャフト112はシャフトキャビティ183内の中央に配設されている。トーションばね196の前方アーム200は、支持ブロック188と支持ブロック192との前方縁部に当たって静止しており、ばねブロック204の前方チャネル214内にも配設されているが、前方チャネル214の前方傾斜部216内には配設されていない。同様に、トーションばね196の後方アーム202は、支持ブロック188と支持ブロック192との後方縁部に当たって静止しており、ばねブロック204の後方チャネル208内にも配設されているが、後方チャネル208の後方傾斜部210内には配設されていない。
図25は、サイクリストの右足が車軸シャフト112に対してペダル本体部材182を反時計回りに回転させ、その結果、車軸シャフト112がシャフトキャビティ183内で後方に移動する場合の、トーションばね196の機能を示している。これにより、ばねブロック204がトーションばね196の後方アーム202を後方に押し、後方アーム202を、静止位置から、ばねブロック204の後方チャネル208のリア傾斜部210に接触する屈曲位置にたわませる。
実施形態5
ペダル230の別の具体的な一実施形態を、図30~図33に示す。ペダル230の構造と動作は、以下に説明する以外は、図11~29に関連してペダル98、ペダル160、及びペダル180について上述したものと同じであり得る。ペダル230は、シャフトキャビティ234を有するペダル本体部材232を含む。具体的な一実施形態では、シャフトキャビティ234は、ペダル本体部材230の第1のサイド236からペダル本体部材230の第2のサイド238まで延在し得る。具体的な一実施形態において、ペダル230は、前方片持ちばね240と後方片持ちばね242とを含むことができ、これらは一緒になってペダル230に自動芯出し式機能を提供することができる。前方片持ちばね240の固定端は、ペダル本体部材230、例えばシャフトキャビティ234の前方壁244又はペダル本体部材230の第2のサイド238に、ねじ252(図33参照)などで固定されてもよく、前方片持ちばね240の遠位端は、シャフト112に付勢力を加えるために、1つ以上のベアリング248の前方縁部(複数可)に接触してもよい。同様に、後方片持ちばね242の固定端は、ペダル本体部材230、例えばシャフトキャビティの後方壁246又はペダル本体部材230の第2のサイド238に、ねじ254(図33参照)などで固定されてもよく、後方片持ちばね242の遠位端は、前方片持ちばね240からの付勢力とは反対にシャフト112に付勢力を加えるために、1つ又は複数のベアリング248の後方縁部(複数可)に接触してもよい。具体的な一実施形態では、ペダル本体部材230の第2のサイド238に隣接するシャフトキャビティ234の端部は、例えばねじ256及びねじ258などでペダル本体部材230の第2のサイド238に固定されるエンドキャップ250によって囲まれていてもよい。
実施形態6
ペダル260の別の具体的な一実施形態を、図34~図43に示す。ペダル260は、シャフトキャビティ264を有するペダル本体部材262を含む。具体的な一実施形態では、シャフトキャビティ264は、ペダル本体部材260の第1のサイド266からペダル本体部材260の第2のサイド268まで延在し得る。ペダル260はまた、ねじ山付き端部272を有する車軸270、ハブ274、及びシャフト276を含む。ペダル車軸270は、自転車クランク(図示せず)にねじ込み式で係合するようになっている。シャフトベアリング278(ニードルベアリングなど)が、ペダル車軸270のハブ274に隣接する、ペダルシャフト276の周囲に取り付けられている。シャフトベアリング278は、球面ベアリングマウント280内に取り付けられている。具体的な一実施形態では、球面ベアリングマウント280は硬質真鍮製であり得る。球面ベアリングマウント280は、ペダル本体部材262の機械加工されたポケット内に、ペダル本体部材262の第1のサイド266に隣接して、少なくとも部分的に取り付けられており、このポケットは、球面ベアリングマウント280を拘束する機械加工された「レース」として機能することができる。これにより、ベアリングをシャフト276と一直線上に保ちながら、車軸270を枢動させることができる。ペダルシャフトシール282を、ベアリングマウント280に隣接して、ペダルシャフト276の周囲に配置し得る。ペダルシャフトベアリングカバー284は、凹部を含み得るが、この凹部は、ペダルシャフトシール282を収容し、球面ベアリングマウント280を部分的に収容し得る。ペダルシャフトベアリングカバー284は、球面ベアリングマウント280をペダル本体部材262に固定するために、ペダル本体部材262の第1のサイド266に、(ねじ285などで)固定することができる。このようにして、車軸270はペダル本体部材262に、回転可能に取り付けられている。球面ベアリングマウント280は、中央枢動軸線286を中心に枢動運動するように配設され、車軸シャフト276が、シャフトキャビティ264内で横方向に移動できるようになっている。
第1の遠位ベアリング288及び第2の遠位ベアリング290が、車軸シャフト276の遠位端277に回転可能に取り付けられている。第1の遠位ベアリング288及び第2の遠位ベアリング290は、車軸シャフト276の遠位端277に固定された滑り軸受ブロック294のベアリングポケット又はボア292内に配設されている。滑り軸受ブロック294は、シャフトキャビティ264の上面及び下面とそれぞれ摺動接触し得る、上側摺動面296及び下側摺動面298(それぞれ低摩擦材料から作られてもよい)を含み得る(図43のペダル本体部材262の下側摺動面299を参照)。具体的な一実施形態では、上側摺動面296及び下側摺動面298のそれぞれは、マクマスター・カー(McMaster-Carr)社(www.mcmaster.com)から入手可能なホワイトデルリン(White Delrin)(登録商標)アセタール樹脂シートなどの、アセタール樹脂シートから形成されるか、又はアセタール樹脂シートを含む。第1の遠位ベアリング288及び第2の遠位ベアリング290は、シャフト276の周囲で、ウェーブワッシャ302、ワッシャ304、及びナット306によって、ベアリングブロック294内のベアリングポケット292の後側環状壁300に対して固定される。軸受ブロック294の左端は、シャフトキャビティ264内のベアリング壁面312に対して固定されている。ベアリング壁面312は、湾曲していてもよく、又は円弧状であってもよい。シャフトキャビティ264の端部は、ねじ310によって取り付けられた端部カバー308で覆われていてもよい。
ペダル本体部材262は、前方横方向ボア314と後方横方向ボア316とを含む。前方横方向ボア314は、ペダル本体部材262の前方縁部318からシャフトキャビティ264まで延在しており、静止位置にある場合には、シャフト276の長手方向軸線に対して概ね垂直な関係にあり得る。後方横方向ボア316は、ペダル本体部材262の後方縁部320からシャフトキャビティ264まで延在しており、静止位置にある場合には、シャフト276の長手方向軸線に対して概ね垂直な関係にあり得る。
前方スリーブ322が、前方横方向ボア314内で長手方向に移動するように配設されている。前方スリーブ322は、滑り軸受ブロック294の前方表面324と接触するように配設された囲み端部を含む。滑り軸受ブロック294の前方表面324は、凹面であってもよいし、カムプロファイルを備えていてもよい。前方スリーブ322の反対側の端部は開放されており、前方ばね326を受容するように適合されている。前方ばね326は、ペダル本体部材262の前方縁部318に隣接して、前方横方向ボア314にねじ込み可能に係合する調節可能な前方ばねキャップ328によって、前方スリーブ322内に圧縮状態で保持される。調整可能な前方ばねキャップ328は、前方ばね326内に嵌合され拘束するように適合されたナブシートを含むことができる。調整可能な前方ばねキャップ328は、前方ばね326の張力を調整するために、内外に回転させることができる。
後方スリーブ330が、後方横方向ボア316内で長手方向に移動するように配設されている。後方スリーブ330は、滑り軸受ブロック294の後方表面332と接触するように配設された囲み端部を含む。滑り軸受ブロック294の後方表面332は、凹面であってもよいし、カムプロファイルを備えていてもよい。後方スリーブ330の反対側の端部は開放されており、後方ばね334を受容するように適合されている。後方ばね334は、ペダル本体部材262の後方縁部320に隣接して、後方横方向ボア316にねじ込み可能に係合する調節可能な後方ばねキャップ336によって、後方スリーブ330内に圧縮状態で保持される。調整可能な後方ばねキャップ336は、後方ばね334内に嵌合され拘束するように適合されたナブシートを含むことができる。調整可能な後方ばねキャップ336は、後方ばね334の張力を調整するために、内外に回転させることができる。
作動時には、前方ばね326と後方ばね334は、滑り軸受ブロック294に対して力を加えて、ペダル本体部材262を車軸シャフト276に対してホームポジションに保持し、例えば図37に示すように、ペダル本体部材262がホームポジションから離れるように回転した後に、ペダル本体部材262をそのホームポジションに戻すよう付勢するように機能する。滑り軸受ブロック294は、ペダル本体部材262が中央枢動軸線286を中心にシャフト276に対して相対的に回転すると、シャフトキャビティ264内で、ベアリング壁面312に沿って横方向に移動することができる。
実施形態7
ペダル338の別の具体的な一実施形態を、図44~図52に示す。ペダル338は、シャフトキャビティ342を有するペダル本体部材340を含む。具体的な一実施形態では、シャフトキャビティ342は、ペダル本体部材340の第1のサイド344からペダル本体部材340の第2のサイド346まで延在し得る。ペダル338はまた、ねじ山付き端部350を有する車軸348、ハブ352、及びシャフト354を含む。ペダル車軸348は、自転車クランク(図示せず)にねじ込み式で係合するようになっている。自動調心ベアリング356が、ペダル車軸348のハブ352に隣接し、ベアリング凹部358内で、ペダルシャフト354の周囲に取り付けられている。このようにして、車軸348はペダル本体部材340に、回転可能に取り付けられている。シャフト354は、中央枢動軸線360を中心に枢動運動するように配設され、車軸シャフト354が、シャフトキャビティ342内で横方向に移動できるようになっている。
遠位ベアリング362が、車軸シャフト354の遠位ベアリング面355に回転可能に取り付けられている。遠位ベアリング362は、車軸シャフト354の遠位端に固定されている滑り軸受ブロック366の、ベアリングポケット又はボア364(図48~図51参照)内に配設されている。滑り軸受ブロック366は、シャフトキャビティ342の上面及び下面と摺動接触し得る上側摺動面368及び下側摺動面370を含み得る。上側摺動面368及び下側摺動面370は、滑り軸受ブロック366の一部であってもよいし、低摩擦材料を追加して形成してもよい。具体的な一実施形態では、上側摺動面368及び下側摺動面370のそれぞれは、マクマスター・カー(McMaster-Carr)社(www.mcmaster.com)から入手可能なホワイトデルリン(White Delrin)(登録商標)アセタール樹脂シートなどの、アセタール樹脂シートから形成されるか、又はアセタール樹脂シートを含む。遠位ベアリング362は、シャフト354の周囲で、滑り軸受ブロック366内の環状内壁372とシャフトキャビティ342内のベアリング壁面374との間に固定される。滑り軸受ブロック366は、滑り軸受ブロック366内の環状内壁372の遠位側に押し付けられるウェーブワッシャ376、ワッシャ378、及びナット380によって、ベアリング壁面374(凹面であってもよい)に対して係合される。シャフトキャビティ342の端部は、エンドプレート382で覆われていてもよい。
ペダル本体部材340は、前方ばねボア384を含んでもよく、この前方ばねボア384は、シャフト354が静止位置にある場合に、シャフト354の長手方向軸線に概ね平行な長手方向軸線を有してもよく、かつ/又はペダル本体部材340の前方縁部386に概ね平行な長手方向軸線を有してもよい。前方ばねボア384は、ペダル本体部材340の第1のサイド344からペダル本体部材340の第2のサイド346に向かって延在していてもよい。前方ばね388が、前方ばねボア384内に配設されている。前方調整可能ばねキャップ402は、ペダル本体部材340の第1のサイド344に隣接して、前方ばねボア384の左端とねじ込み可能に係合し得る。前方調整可能ばねキャップ402は、前方ばね388内に嵌合され、前方ばね388を拘束するように適合されたナブシートを含むことができる。前方ベルクランク390は、ペダル本体部材340内の前方ベルクランク凹部392内に、回転可能に取り付けられている。前方ベルクランク390は、前方ベルクランク枢動ピン394に取り付けられていてもよく、この枢動ピン394は、ペダル本体部材340の上側部分及び下側部分に固定されていてもよい。具体的な一実施形態では、前方ベルクランク枢動ピン394は、ペダル本体部材340の上面及び下面に対して概ね垂直な関係に配設されてもよい。前方ベルクランク390は、第1の端部396と第2の端部398とを含むことができる。前方ベルクランク390の第1の端部396は、例えば前方ばね388の遠位端と係合した前方ばねフォロワキャップ400を介してなど、前方ばね388の遠位端と係合するように適合させることができる。前方ばね388の反対側又は左端は、前方調整可能ばねキャップ402と係合され、このキャップ402は、前方ばね388の張力を調整するために内外に回転させることができる。前方ベルクランク390の第2の端部398は、滑り軸受ブロック366の前方縁部404と係合している。
ペダル本体部材340は、後方ばねボア406を含んでもよく、この後方ばねボア406は、シャフト354が静止位置にある場合に、シャフト354の長手方向軸線に概ね平行な長手方向軸線を有してもよく、かつ/又はペダル本体部材340の後方縁部408に概ね平行な長手方向軸線を有してもよい。後方ばねボア406は、ペダル本体部材340の第1のサイド344からペダル本体部材340の第2のサイド346に向かって延在していてもよい。後方ばね410が、後方ばねボア406内に配設されている。後方調整可能ばねキャップ424は、ペダル本体部材340の第1のサイド344に隣接して、後方ばねボア406の左端とねじ込み可能に係合し得る。後方調整可能ばねキャップ424は、後方ばね410内に嵌合され、後方ばね388を拘束するように適合されたナブシートを含むことができる。 後方ベルクランク412は、ペダル本体部材340内の後方ベルクランク凹部414内に、回転可能に取り付けられている。後方ベルクランク412は、後方ベルクランク枢動ピン416に取り付けられていてもよく、この枢動ピン416は、ペダル本体部材340の上側部分及び下側部分に固定されていてもよい。具体的な一実施形態では、後方ベルクランク枢動ピン416は、ペダル本体部材340の上面及び下面に対して概ね垂直な関係に配設されてもよい。後方ベルクランク412は、第1の端部418と第2の端部420とを含むことができる。後方ベルクランク412の第1の端部418は、例えば後方ばね410の遠位端と係合した後方ばねフォロワキャップ422を介してなど、後方ばね410の遠位端と係合するように適合させることができる。後方ばね410の反対側又は左端は、後方調節可能ばねキャップ424と係合しており、このキャップは、後方ばね410の張力を調節するために、内側又は外側に回転させることができる。後方ベルクランク412の第2の端部420は、滑り軸受ブロック366の後方縁部426と係合している。
作動時には、前方ばね388と後方ばね410は、滑り軸受ブロック366に対して、前方ベルクランク390及び後方ベルクランク412を介して力を加えて、ペダル本体部材340を車軸シャフト354に対してホームポジションに保持し、例えば図46に示すように、ペダル本体部材340がホームポジションから離れるように回転した後に、ペダル本体部材262をそのホームポジションに戻すよう付勢するように機能する。滑り軸受ブロック366は、ペダル本体部材340が中央枢動軸線360を中心にシャフト354に対して相対的に回転すると、シャフトキャビティ342内で、ベアリング壁面374に沿って横方向に移動することができる。
* * *
具体的な一実施形態において、本発明は、自転車ライダーの足、下腿、及び膝の解剖学的に正しいアライメントを維持しながら、自転車又は機器のライダーによって自転車ペダル又はペダル機器に加えられる力を、ライダーによってペダルに加えられる力の方向に合わせる方法を対象とすることができ、以下のステップを含む:自転車のペダルに力を加えるステップであって、ペダルは、自転車の乗り手の靴が係合するための踏面と、ペダルが取り付けられるスリーブと、細長いシャフトとを備え、スリーブは、細長いシャフトの周りを回転し、踏面を細長いシャフトに対して枢動させ、細長いシャフトの周りのスリーブの回転軸線は、踏面が枢動する軸線に対して実質的に直交する。本発明はまた、踏面を中立位置に向けて付勢する/スリーブの回転軸に対して自動芯出しするステップを含むことができる。また、本発明は、自転車ライダーの足、下腿、膝の解剖学的アライメントに応じて、踏面に加える付勢の量を、最適な程度に調整するステップも含むことができる。本発明はまた、図10及び図10Aに示すように、ライダーの脚をペダルにストラップでしばりつける又はクリップ留めするための、靴に係合する一体型の歯、突起、セレーション、摩擦修正面、クリップ、溝、バスケット、ケージ、又はストラップに適応可能な自転車ペダルも含むことができる。
本明細書に開示された発明は、図示及び記載された構造の、正確な詳細、動作、正確な材料、又は実施形態に限定されないということを理解されたい。本発明の特定の実施形態について説明してきたが、様々な修正、変更、代替構造、及び均等物も本発明の範囲に包含される。本発明は、特定の一連のステップを用いて説明されたかもしれないが、本発明の範囲は、説明された一連のステップに限定されないことは、当業者には明らかであろう。したがって、本明細書及び図面は、制限的な意味ではなく例示的な意味で見なされる。以下に記載される特許請求の範囲に規定される本発明の広範な精神及び範囲から逸脱することなく、追加、削減、削除、及び他の修正及び変更がなされ得るということは明らかであろう。また、上述し、図に例示した様々な実施形態の様々な特徴及び態様は、別の特定の実施形態に到達するために、特定の実施形態に選択的に組み込まれ、及び/又は特定の実施形態から削除され得るということが理解されるべきである。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。クレーム文言のいずれかに「手段」という文言が記載されていない限り、35 U.S.C.112(f)に従って解釈されるべきではなく、記載された「手段」の限定に関してのみ解釈されるべきである。
以下、番号付けされたステートメントを参照して、本発明を更に説明する。
1. ペダル本体部材;及び
ねじ山付き端部とシャフトとを含み、長手方向軸線を有し、ペダル本体部材に回転可能に取り付けられている車軸、を備えるペダルであって、
ペダル本体部材は、長手方向軸線を中心に回転し、車軸シャフトの長手方向軸線に垂直な枢動軸線を中心に枢動するように配設されているペダル。
2. ペダル本体部材が、シャフトキャビティを含み、車軸シャフトが、シャフトキャビティ内に延在している、ステートメント1に記載のペダル。
3. 車軸シャフトは、第1のベアリング及び第2のベアリングに取り付けられ、第1のベアリングは、ペダル本体部材に固定され、第1のベアリングは、第2のベアリングから離間している、ステートメント1又は2に記載のペダル。
4. 枢動軸線が長手方向軸線と交差する、ステートメント1~3のいずれかに記載のペダル。
5. 車軸シャフトを、ペダル本体部材の前方縁部又は後方縁部の一方に向けて移動させるように適合された、少なくとも1つのばねを更に含む、ステートメント1~4のいずれかに記載のペダル。
6. シャフトキャビティが前方壁と後方壁とを有する、ステートメント1~5のいずれかに記載のペダル。
7. 第1のベアリングは、シャフトキャビティ上の第1の位置に隣接して、ペダル本体部材に固定された自動調心ベアリングであり、車軸シャフトは、車軸シャフト上の第1の位置に隣接して、自動調心ベアリングに回転可能に取り付けられている、ステートメント1~6のいずれかに記載のペダル。
8. 第2のベアリングは、車軸シャフト上の第2の位置に隣接して車軸シャフトに回転可能に取り付けられた少なくとも1つの遠位ベアリングであり、車軸シャフト上の第1の位置は、車軸シャフト上の第2の位置から離間している、ステートメント1~7のいずれかに記載のペダル。
9. ペダル本体部材によって支持され、車軸シャフトをペダル本体部材の後方縁部に向かって移動させる力を与えるように適合された前方ばねを更に含む、ステートメント1~8のいずれかに記載のペダル。
10. ペダル本体部材によって支持され、車軸シャフトをペダル本体部材の前方縁部に向かって移動させる力を与えるように適合された後方ばねを更に含む、ステートメント1~9のいずれかに記載のペダル。
11. 前方ばねは、ペダル本体部材内の前方ばねボア内に少なくとも部分的に配設された前方コイルばねであり、後方ばねは、ペダル本体部材内の後方ばねボア内に少なくとも部分的に配設された後方コイルばねである、ステートメント1~10のいずれかに記載のペダル。
12. 前方ばねは、シャフトキャビティの前方側壁に固定された前方板ばねであり、後方ばねは、シャフトキャビティの後方側壁に固定された後方板ばねである、ステートメント1~11のいずれかに記載のペダル。
13. 前方ばねは、ペダル本体部材に固定された前方片持ちばねであり、後方ばねは、ペダル本体部材に固定された後方片持ちばねである、ステートメント1~12のいずれかに記載のペダル。
14. 車軸シャフトの周りに配設されたカラーを更に含み、カラーは前方スタッドと後方スタッドとを有し、前方スタッドは、前方ばねと係合し、後方スタッドは、後方ばねと係合する、ステートメント1~13のいずれかに記載のペダル。
15. カラーは、前方ハーフカラーと後方ハーフカラーとを含み、前方スタッドは、前方ハーフカラー上にあり、後方スタッドは、後方ハーフカラー上にあり、前方ハーフカラーと後方ハーフカラーとは、車軸シャフトに沿って、独立して、互いに対して摺動可能に移動するように適合されている、ステートメント1~14のいずれかに記載のペダル。
16. ペダル本体部材は、上側ペダル本体部材と下側ペダル本体部材とを含む、ステートメント1~15のいずれかに記載のペダル。
17. ペダル本体部材によって支持され、車軸シャフトをシャフトキャビティの後方側壁に向かって移動させる後方力と、車軸シャフトをシャフトキャビティの前方側壁に向かって移動させる前方力とを与えるように適合されたトーションばねを更に含む、ステートメント1~16のいずれかに記載のペダル。
18. ペダル本体部材は、アンカスタッドと支持ブロックとを含み、トーションばねの本体が、アンカスタッドの周囲に配設され、トーションばねの前方アームが、支持ブロックの前方サイドと係合し、車軸シャフトに後方力を加えるように適合され、トーションばねの後方アームが、支持ブロックの後方サイドと係合し、車軸シャフトに前方力を加えるように適合されている、ステートメント1~17のいずれかに記載のペダル。
19. 長手方向ボアを有するばねブロックを更に含み、車軸シャフトの遠位端が、ばねブロックの長手方向ボア内に配設され、トーションばねは、ばねブロックを介して車軸シャフトに後方力及び前方力を加えるように適合されている、ステートメント1~18のいずれかに記載のペダル。
20. トーションばねが、ばねブロックの前方サイドと係合するように適合された前方アームと、ばねブロックの後方サイドと係合するように適合された後方アームとを含む、ステートメント1~19のいずれかに記載のペダル。
21. トーションばねの前方アームは、ばねブロックの前方サイドの前方チャンネル内に配設され、トーションばねの後方アームは、ばねブロックの後方サイドの後方チャンネル内に配設されている、ステートメント1~20のいずれかに記載のペダル。
22. ボアを有する滑り軸受ブロックであって、遠位ベアリングが、ボア内に取り付けられている滑り軸受ブロックを更に含む、ステートメント1~21のいずれかに記載のペダル。
23. ペダル本体部材内に配設され、車軸シャフトをペダル本体部材の後方縁部に向かって移動させる力を、滑り軸受ブロックに与えるように適合された前方ばねを更に含む、ステートメント1~22のいずれかに記載のペダル。
24. ペダル本体部材内に配設され、車軸シャフトをペダル本体部材の前方縁部に向かって移動させる力を、滑り軸受ブロックに与えるように適合された後方ばねを更に含む、ステートメント1~23のいずれかに記載のペダル。
25. 前方ベルクランクと後方ベルクランクとを更に含み、前方ベルクランクは、ペダル本体部材に回転可能に取り付けられ、前方ばねの動きに応答して動くように適合された第1の端部と、滑り軸受ブロックの前方サイドに力を付与するように適合された第2の端部とを有し、後方ベルクランクは、ペダル本体部材に回転可能に取り付けられ、後方ばねの動きに応答して動くように適合された第1の端部と、滑り軸受ブロックの後方サイドに力を付与するように適合された第2の端部とを有する、ステートメント1~24のいずれかに記載のペダル。
26. 前方ばねは、車軸シャフトの長手方向軸線に対して概ね平行な関係に配設された前方ばねボア内に配設され、後方ばねは、車軸シャフトの長手方向軸線に対して概ね平行な関係に配設された後方ばねボア内に配設されている、ステートメント1~25のいずれかに記載のペダル。
27. ペダル本体部材内の前方ばねボア内で長手方向に移動するように配設された前方ばねスリーブと、ペダル本体部材内の後方ばねボア内で長手方向に移動するように配設された後方ばねスリーブとを更に含み、前方ばねスリーブの遠位端が、滑り軸受ブロックの前方縁部に接触し、後方ばねスリーブの遠位端が、滑り軸受ブロックの後方縁部に接触し、前方ばねが、部分的に、前方ばねスリーブ内に配設され、後方ばねが、部分的に、後方ばねスリーブ内に配設されている、ステートメント1~26のいずれかに記載のペダル。
28. 前方ばねが、前方ばねボア内に配設され、後方ばねが、後方ばねボア内に配設され、ペダルが、前方ばねボアと係合し、前方ばねの張力を調整するように適合された前方調整可能ばねキャップと、後方ばねボアと係合し、後方ばねの張力を調整するように適合された後方調整可能ばねキャップとを更に含む、ステートメント1~27のいずれかに記載のペダル。
29. ペダル本体部材の凹部内に配設された球面ベアリングマウントを更に含み、ベアリングは、球面ベアリングマウント内に固定されたニードルベアリングである、ステートメント1~28のいずれかに記載のペダル。
30. ペダル本体部材と車軸シャフトとに取り付けられたベアリングを更に含む、ステートメント1~29のいずれかに記載のペダル。
31. ペダル本体部材と車軸シャフトとに取り付けられたベアリングを更に含み、ベアリングは、車軸シャフトの長手方向軸線に垂直な中央枢動軸線を有し、ペダル本体部材は、車軸シャフトを中心に回転し、かつ中央枢動軸線を中心に回転するように適合されている、ステートメント1~30のいずれかに記載のペダル。
32. ペダル本体部材は、車軸シャフトに対して横方向に枢動移動可能に配設されている、ステートメント1~31のいずれかに記載のペダル。
33. ペダル本体部材は、車軸シャフトに対して横方向に枢動運動するように配設され、かつペダル本体部材は、ペダル本体部材の前方縁部及び後方縁部が、前記車軸シャフトに対して概ね平行な関係に配設される外力のない状態において、ホームポジションに維持されるように適合されている、ステートメント1~32のいずれかに記載のペダル。
34. 車軸シャフトの遠位端が、滑り軸受ブロックに回転可能に取り付けられている、ステートメント1~33のいずれかに記載のペダル。
35. 車軸シャフトの遠位端が、滑り軸受ブロックに回転可能に取り付けられ、滑り軸受ブロックの上面及び下面が、低摩擦材料を含む、ステートメント1~34のいずれかに記載のペダル。
36. 車軸シャフトの遠位端が、滑り軸受ブロックに回転可能に取り付けられ、アセタール樹脂の上側シートが、滑り軸受ブロックの上面に取り付けられ、アセタール樹脂の下側シートが、滑り軸受ブロックの下面に取り付けられている、ステートメント1~35のいずれかに記載のペダル。
37. 車軸シャフトの遠位端が、上面及び下面を有する滑り軸受ブロックに回転可能に取り付けられ、滑り軸受ブロックの上面が、ペダル本体部材内のシャフトキャビティの上面と摺動係合し、滑り軸受ブロックの下面が、シャフトキャビティの下面と摺動係合している、ステートメント1~36のいずれかに記載のペダル。
38. ペダル本体部材は、車軸シャフトの長手方向軸線を中心として、かつその長手方向軸線と交差しかつその長手方向軸線と直交する横方向軸線を中心として回転するように適合されている、ステートメント1~37のいずれかに記載のペダル。
39. ペダル本体部材は、ペダル本体部材内の前方ばねボア内に配設された前方ばねと、ペダル本体部材内の後方ばねボア内に配設された後方ばねとを含み、前方ばねボア及び後方ばねボアの各々は、ペダル本体部材が静止位置にある場合に、車軸シャフトの長手方向軸線に対して概ね垂直な関係に配設された長手方向軸線を有する、ステートメント1~38のいずれかに記載のペダル。
40. メイン長手方向ボアを有する回転可能ハウジングであって、メイン長手方向ボアは、回転可能ハウジングの第1の端部から延出し、かつ車軸シャフトを受容するように適合され、メイン長手方向ボアは、車軸シャフトの長手方向軸線と同軸の長手方向軸線を有する、回転可能ハウジング、を更に備える、ステートメント1~39のいずれかに記載のペダル。
41. 車軸シャフトは、少なくとも1つの左ベアリング及び少なくとも1つの右ベアリングに回転可能に取り付けられ、左ベアリングは、車軸シャフト上の第1の位置に隣接して、回転可能ハウジングのメイン長手方向ボア内に固定され、右ベアリングは、車軸シャフト上の第2の位置に隣接して、回転可能ハウジングのメイン長手方向ボア内に固定され、第2の位置は、第1の位置からは離間している、ステートメント1~40のいずれかに記載のペダル。
42. 回転可能ハウジングは、第1の直交ボア及び第2の直交ボアを含み、第1の直交ボア及び第2の直交ボアは、共通の長手方向軸線を共有し、共通の長手方向軸線は、回転可能ハウジングのメイン長手方向ボアの長手方向軸線と交差し、実質的に垂直であり、回転可能ハウジングは、ペダル本体部材のトップボア、回転可能ハウジングの第1の直交ボア、回転可能ハウジングの第2の直交ボア、及びペダル本体部材のロアボアが共通の軸線を共有するように、ペダル本体部材のトップボアとペダル本体部材のロアボアとの間で、ペダル本体部材に回転可能に取り付けられている、ステートメント1~41のいずれかに記載のペダル。
43. 第1のベアリングと第2のベアリングとを更に含み、第1のベアリングは、回転可能ハウジングの第1の表面とペダル本体部材との間に配設され、第2のベアリングは、回転可能ハウジングの第2の表面とペダル本体部材との間に配設され、回転可能ハウジングの第1の表面と第2の表面とは、回転可能ハウジングの互いに反対側にある、ステートメント1~42のいずれかに記載のペダル。
44. 回転可能ハウジングの第1の表面は、第1の環状凹部を含み、第1のベアリングは、第1の環状凹部内に配設された第1の環状ベアリングであり、回転可能ハウジングの第2の表面は、第2の環状凹部を含み、第2のベアリングは、第2の環状凹部内に配設された第2の環状ベアリングである、ステートメント1~43のいずれかに記載のペダル。
45. ペダル本体部材の前方サイドが、回転可能ハウジングの前方サイドに後方力を加えるように適合された前方ばねを収容する前方ばねボアを含み、ペダル本体部材の後方サイドが、回転可能ハウジングの後方サイドに前方力を加えるように適合された後方ばねを収容する後方ばねボアを含む、ステートメント1~44のいずれかに記載のペダル。
46. 前方ばねボア内に配設され、前方ばねからの力を受けて回転可能ハウジングの前方サイドに押し付けられるように適合された前方往復プランジャと、後方ばねボア内に配設され、後方ばねからの力を受けて回転可能ハウジングの後方サイドに押し付けられるように適合された後方往復プランジャとを更に含む、ステートメント1~45のいずれかに記載のペダル。
47. その上端に上側めねじ山を有し、その下端に下側めねじ山を有するスリーブを更に含み、スリーブは、回転可能ハウジング内の第1の直交ボア及び第2の直交ボアを貫通して、ペダル本体部材内のトップボア及びロアボアと位置揃えして配設され、上側締結具が、トップボアを貫通して配設され、スリーブ内の上側めねじ山とねじ込み可能に係合し、下側締結具が、ロアボアを貫通して配設され、スリーブ内の下側めねじ山とねじ込み可能に係合する、ステートメント1~46のいずれかに記載のペダル。
48. ペダル本体部材は、第1の壁と、トッププレートと、ロアプレートとを含み、トッププレート及びロアプレートは、第1の壁から延出し、トッププレート及びロアプレートは、互いに離間して配設され、互いに概ね平行な平面に配設され、トップボアは、トッププレートに配設され、ロアボアは、ロアプレートに配設されている、ステートメント1~47のいずれかに記載のペダル。
49. ペダル本体部材に取り付けられ、中央枢動軸線を有する自動調心ベアリングを更に含み、ペダル本体部材は、中央枢動軸線を中心に枢動するように適合されている、ステートメント1~48のいずれかに記載のペダル。
50. 枢動軸線は、ペダル本体部材に固定され、車軸シャフトに回転可能に取り付けられたベアリングの中央枢動軸線である、ステートメント1~49のいずれかに記載のペダル。
10 二軸ペダル
12 ペダル本体部材
13 ピン
14 車軸アセンブリ
16 車軸
17 長手方向軸線
18 ねじ山付き端部
20 シャフト
21 遠位端
22 ハブ
24 回転可能ハウジング
25 第1の端部
26 メイン長手方向ボア
28 第1のベアリング
29 シール
30 第2のベアリング
32 ナット
34 第1の直交ボア
36 第2の直交ボア
38 共通の直交軸線
40 第1の表面
42 第2の表面
44 第2の端部
46 めねじ山
48 ねじ山付きキャップ
50 第1の環状凹部
52 第2の環状凹部
54 第1の環状ベアリング
56 第2の環状ベアリング
58 第1の壁
60 トッププレート
62 上端
64 ロアプレート
66 下端
68 窓
70 トップボア
72 ロアボア
74 スリーブ
76 トップねじ
78 ロアねじ
80 第1のサイド
82 第1のばねボア
84 第1のばね付き張力調整ねじアセンブリ
86 第2のサイド
88 第2のばねボア
90 第2のばね付き張力調整ねじアセンブリ
92 本体部材
94 ばね
96 往復プランジャ
97 往復プランジャ
98 ペダル車軸
100 ペダル本体部材
102 上側ペダル本体部材
104 下側ペダル本体部材
106 車軸
108 ねじ山付き端部
110 ハブ
112 車軸シャフト
114 自動調心ベアリング
115 中央枢動軸線
116 環状シール部材
118 環状凹部
120 シャフトキャビティ
122 前方側壁
124 後方側壁
126 前方内部ばねボア
128 後方内部ばねボア
130 環状凹部
132 前方ばね
134 環状凹部
136 後方ばね
138 ツーピースカラー
140 前方ハーフカラー
142 後方ハーフカラー
144 前方円筒形スタッド
146 後方円筒形スタッド
148 第1の端部ベアリング
150 第2の端部ベアリング
152 ワッシャ
154 ナット
160 ペダル
162 ペダル本体部材
163 下側ペダル本体部材
164 シャフトキャビティ
166 前方凹部
168 後方凹部
170 前方板ばね
172 後方板ばね
174 カラー
176 前方円筒形スタッド
178 後方円筒形スタッド
180 ペダル
182 ペダル本体部材
183 シャフトキャビティ
184 上側ペダル本体部材
186 下側ペダル本体部材
188 下側支持ブロック
190 下側アンカスタッド
192 上側支持ブロック
194 上側アンカスタッド
196 トーションばね
198 本体
200 前方アーム
202 後方アーム
204 ばねブロック
206 長手方向ボア
208 後方チャネル
210 後方傾斜部
212 右面
214 前方チャネル
216 前方傾斜部
218 第1のくびれ部
220 中間ねじ部
222 第2のくびれ部
224 ワッシャ
226 ロックカラー
230 ペダル
232 ペダル本体部材
234 シャフトキャビティ
236 第1のサイド
238 第2のサイド
240 前方片持ちばね
242 後方片持ちばね
244 前方壁
248 ベアリング
250 エンドキャップ
252 ねじ
254 ねじ
256 ねじ
258 ねじ
260 ペダル
262 ペダル本体部材
264 シャフトキャビティ
266 第1のサイド
268 第2のサイド
270 ペダル車軸
272 ねじ山付き端部
274 ハブ
276 シャフト
277 遠位端
278 シャフトベアリング
280 球面ベアリングマウント
282 ペダルシャフトシール
284 ペダルシャフトベアリングカバー
285 ねじ
286 中央枢動軸線
288 第1の遠位ベアリング
290 第2の遠位ベアリング
292 ベアリングポケット又はボア
294 滑り軸受ブロック
296 上側摺動面
298 下側摺動面
299 下側摺動面
300 後側環状壁
302 ウェーブワッシャ
304 ワッシャ
306 ナット
308 端部カバー
310 ねじ
312 ベアリング壁面
314 前方横方向ボア
316 後方横方向ボア
318 前方縁部
320 後方縁部
322 前方スリーブ
324 前方表面
326 前方ばね
328 前方ばねキャップ
330 後方スリーブ
332 後方表面
334 後方ばね
336 後方ばねキャップ
338 ペダル
340 ペダル本体部材
342 シャフトキャビティ
344 第1のサイド
346 第2のサイド
348 車軸
350 ねじ山付き端部
352 ハブ
354 シャフト
355 遠位ベアリング面
356 自動調心ベアリング
358 ベアリング凹部
360 中央枢動軸線
362 遠位ベアリング
364 ベアリングポケット又はボア
366 滑り軸受ブロック
368 上側摺動面
370 下側摺動面
372 環状内壁
374 ベアリング壁面
376 ウェーブワッシャ
378 ワッシャ
380 ナット
382 エンドプレート
384 前方ばねボア
386 前方縁部
388 前方ばね
390 前方ベルクランク
392 前方ベルクランク凹部
394 前方ベルクランク枢動ピン
396 第1の端部
398 第2の端部
400 前方ばねフォロワキャップ
402 前方調整可能ばねキャップ
404 前方縁部
406 後方ばねボア
408 後方縁部
410 後方ばね
412 後方ベルクランク
414 後方ベルクランク凹部
416 後方ベルクランク枢動ピン
418 第1の端部
420 第2の端部
422 後方ばねフォロワキャップ
424 後方調整可能ばねキャップ
426 後方縁部

Claims (26)

  1. トップボアとロアボアとを有するペダル本体部材;
    ねじ山付き端部とシャフトを含み、前記シャフトが長手方向軸線を有する車軸;及び
    メイン長手方向ボアを有する回転可能ハウジングであって、前記メイン長手方向ボアは、前記回転可能ハウジングの第1の端部から延出し、かつ前記車軸シャフトを受容するように適合され、前記メイン長手方向ボアは、前記車軸シャフトの前記長手方向軸線と同軸の長手方向軸線を有する、回転可能ハウジング;
    を備えるペダルであって、
    前記車軸シャフトは、少なくとも1つの左ベアリング及び少なくとも1つの右ベアリングに回転可能に取り付けられ、前記左ベアリングは、前記車軸シャフト上の第1の位置に隣接して、前記回転可能ハウジングの前記メイン長手方向ボア内に固定され、前記右ベアリングは、前記車軸シャフト上の第2の位置に隣接して、前記回転可能ハウジングの前記メイン長手方向ボア内に固定され、前記第2の位置は、前記第1の位置からは離間しており、
    前記回転可能ハウジングは、第1の直交ボア及び第2の直交ボアを含み、前記第1の直交ボア及び前記第2の直交ボアは、共通の長手方向軸線を共有し、前記共通の長手方向軸線は、前記回転可能ハウジングの前記メイン長手方向ボアの前記長手方向軸線と交差し且つ実質的に垂直であり、前記回転可能ハウジングは、前記ペダル本体部材の前記トップボア、前記回転可能ハウジングの前記第1の直交ボア、前記回転可能ハウジングの前記第2の直交ボア、及び前記ペダル本体部材の前記ロアボアが共通の軸線を共有するように、前記ペダル本体部材の前記トップボアと前記ペダル本体部材の前記ロアボアとの間で、前記ペダル本体部材に回転可能に取り付けられている、ペダル。
  2. 第1のベアリングと第2のベアリングとを更に含み、
    前記第1のベアリングは、前記回転可能ハウジングの第1の表面と前記ペダル本体部材との間に配設され、前記第2のベアリングは、前記回転可能ハウジングの第2の表面と前記ペダル本体部材との間に配設され、前記回転可能ハウジングの前記第1の表面と前記第2の表面とは、前記回転可能ハウジングの互いに反対側にある、請求項1に記載のペダル。
  3. 前記回転可能ハウジングの前記第1の表面は、第1の環状凹部を含み、前記第1のベアリングは、前記第1の環状凹部内に配設された第1の環状ベアリングであり、前記回転可能ハウジングの前記第2の表面は、第2の環状凹部を含み、前記第2のベアリングは、前記第2の環状凹部内に配設された第2の環状ベアリングである、請求項2に記載のペダル。
  4. 前記ペダル本体部材の前方サイドが、前記回転可能ハウジングの前方サイドに後方力を加えるように適合された前方ばねを収容する前方ばねボアを含み、前記ペダル本体部材の後方サイドが、前記回転可能ハウジングの後方サイドに前方力を加えるように適合された後方ばねを収容する後方ばねボアを含む、請求項1に記載のペダル。
  5. 前記前方ばねボア内に配設され、前記前方ばねからの力を受けて前記回転可能ハウジングの前記前方サイドに押し付けられるように適合された前方往復プランジャと、前記後方ばねボア内に配設され、前記後方ばねからの力を受けて前記回転可能ハウジングの後方サイドに押し付けられるように適合された後方往復プランジャとを更に含む、請求項4に記載のペダル。
  6. その上端に上側めねじ山を有し、その下端に下側めねじ山を有するスリーブを更に含み、
    前記スリーブは、前記回転可能ハウジング内の前記第1の直交ボア及び前記第2の直交ボアを貫通して、前記ペダル本体部材内の前記トップボア及び前記ロアボアと位置揃えして配設され、上側締結具が、前記トップボアを貫通して配設され、前記スリーブ内の前記上側めねじ山とねじ込み可能に係合し、下側締結具が、前記ロアボアを貫通して配設され、前記スリーブ内の前記下側めねじ山とねじ込み可能に係合する、請求項1に記載のペダル。
  7. 前記ペダル本体部材は、第1の壁と、トッププレートと、ロアプレートとを含み、前記トッププレート及び前記ロアプレートは、第1の壁から延出し、前記トッププレート及び前記ロアプレートは、互いに離間して配設され、互いに概ね平行な平面に配設され、前記トップボアは、前記トッププレートに配設され、前記ロアボアは、前記ロアプレートに配設されている、請求項1記載のペダル。
  8. シャフトキャビティを有するペダル本体部材であって、前記シャフトキャビティは、前方側壁と後方側壁とを有する、ペダル本体部材;
    ねじ山付き端部とシャフトとを含む車軸であって、前記シャフトが前記シャフトキャビティ内に延在している車軸;
    前記シャフトキャビティの第1の位置に隣接して、前記ペダル本体部材に固定された自動調心ベアリングであって、前記車軸シャフトは、前記車軸シャフト上の第1の位置に隣接して、前記自動調心ベアリングに回転可能に取り付けられている、自動調心ベアリング;
    前記車軸シャフト上の第2の位置に隣接して、前記車軸シャフトに回転可能に取り付けられた少なくとも1つの遠位ベアリングであって、前記車軸シャフト上の前記第1の位置は、前記車軸シャフト上の前記第2の位置から離間しており、前記少なくとも1つの遠位ベアリングは、前記シャフトキャビティ内に配置されている、少なくとも1つの遠位ベアリング;
    前記ペダル本体部材によって支持され、前記車軸シャフトを前記シャフトキャビティの前記後方側壁に向かって移動させる力を与えるように適合された前方ばね;及び
    前記ペダル本体部材に支持され、前記車軸シャフトを前記シャフトキャビティの前記前方側壁に向かって移動させる力を与えるように適合された後方ばね、
    を備えるペダル。
  9. 前記前方ばねは、前記ペダル本体部材内の前方ばねボア内に少なくとも部分的に配設された前方コイルばねであり、前記後方ばねは、前記ペダル本体部材内の後方ばねボア内に少なくとも部分的に配設された後方コイルばねである、請求項8記載のペダル。
  10. 前記前方ばねは、前記シャフトキャビティの前記前方側壁に固定された前方板ばねであり、前記後方ばねは、前記シャフトキャビティの前記後方側壁に固定された後方板ばねである、請求項8記載のペダル。
  11. 前記前方ばねは、前記シャフトキャビティの前記前方側壁に固定された前方片持ちばねであり、前記後方ばねは、前記シャフトキャビティの前記後方側壁に固定された後方片持ちばねである、請求項8記載のペダル。
  12. 前記車軸シャフトの周りに配設されたカラーを更に含み、前記カラーは前方スタッドと後方スタッドとを有し、前記前方スタッドは、前記前方ばねと係合し、前記後方スタッドは、前記後方ばねと係合する、請求項8に記載のペダル。
  13. 前記カラーは、前方ハーフカラーと後方ハーフカラーとを含み、前記前方スタッドは、前記前方ハーフカラー上にあり、前記後方スタッドは、前記後方ハーフカラー上にあり、前記前方ハーフカラーと前記後方ハーフカラーとは、前記車軸シャフトに沿って、独立して、互いに対して摺動可能に移動するように適合されている、請求項12に記載のペダル。
  14. 前記ペダル本体部材は、上側ペダル本体部材と下側ペダル本体部材とを含む、請求項8に記載のペダル。
  15. シャフトキャビティを有するペダル本体部材であって、前記シャフトキャビティは、前方側壁と後方側壁とを有する、ペダル本体部材;
    ねじ山付き端部とシャフトとを含む車軸であって、前記シャフトが前記シャフトキャビティ内に延在している車軸;
    前記シャフトキャビティの第1の位置に隣接して、前記ペダル本体部材に固定された自動調心ベアリングであって、前記車軸シャフトは、前記車軸シャフト上の第1の位置に隣接して、前記自動調心ベアリングに回転可能に取り付けられている、自動調心ベアリング;
    前記車軸シャフト上の第2の位置に隣接して、前記車軸シャフトに回転可能に取り付けられた少なくとも1つの遠位ベアリングであって、前記車軸シャフト上の前記第1の位置は、前記車軸シャフト上の前記第2の位置から離間しており、前記少なくとも1つの遠位ベアリングは、前記シャフトキャビティ内に配置されている、少なくとも1つの遠位ベアリング;及び
    前記ペダル本体部材によって支持され、前記車軸シャフトを前記シャフトキャビティの前記後方側壁に向かって移動させる後方力と、前記車軸シャフトを前記シャフトキャビティの前記前方側壁に向かって移動させる前方力とを与えるように適合されたトーションばね、
    を備えるペダル。
  16. 前記ペダル本体部材は、アンカスタッドと支持ブロックとを含み、前記トーションばねの本体が、前記アンカスタッドの周囲に配設され、前記トーションばねの前方アームが、前記支持ブロックの前方サイドと係合し、前記車軸シャフトに前記後方力を加えるように適合され、前記トーションばねの後方アームが、前記支持ブロックの後方サイドと係合し、前記車軸シャフトに前記前方力を加えるように適合されている、請求項15に記載のペダル。
  17. 長手方向ボアを有するばねブロックを更に含み、
    前記車軸シャフトの遠位端が、前記ばねブロックの前記長手方向ボア内に配設され、前記トーションばねは、前記ばねブロックを介して前記車軸シャフトに前記後方力及び前記前方力を加えるように適合されている、請求項15に記載のペダル。
  18. 前記トーションばねが、前記ばねブロックの前方サイドと係合するように適合された前方アームと、前記ばねブロックの後方サイドと係合するように適合された後方アームとを含む、請求項17に記載のペダル。
  19. 前記トーションばねの前記前方アームは、前記ばねブロックの前記前方サイドの前方チャンネル内に配設され、前記トーションばねの前記後方アームは、前記ばねブロックの前記後方サイドの後方チャンネル内に配設されている、請求項18に記載のペダル。
  20. 前記ペダル本体部材は、上側ペダル本体部材と下側ペダル本体部材とを含む、請求項15に記載のペダル。
  21. シャフトキャビティを有するペダル本体部材;
    ねじ山付き端部とシャフトとを含む車軸であって、前記シャフトが前記シャフトキャビティ内に延在している車軸;
    前記シャフトキャビティの第1の位置に隣接して、前記ペダル本体部材に固定されたベアリングであって、前記車軸シャフトは、前記車軸シャフト上の第1の位置に隣接して、前記ベアリングに回転可能に取り付けられている、ベアリング;
    前記車軸シャフト上の第2の位置に隣接して、前記車軸シャフトに回転可能に取り付けられた遠位ベアリングであって、前記車軸シャフト上の前記第1の位置は、前記車軸シャフト上の前記第2の位置から離間している、遠位ベアリング;
    ボアを有する滑り軸受ブロックであって、前記遠位ベアリングが、ボア内に取り付けられている、滑り軸受ブロック;
    前記ペダル本体部材内に配設され、前記車軸シャフトを前記ペダル本体部材の後方縁部に向かって移動させる力を前記滑り軸受ブロックに与えるように適合された、前方ばね;及び
    前記ペダル本体部材内に配設され、前記車軸シャフトを前記ペダル本体部材の前方縁部に向かって移動させる力を前記滑り軸受ブロックに与えるように適合された、後方ばね、
    を備えるペダル。
  22. 前方ベルクランクと後方ベルクランクとを更に含み、
    前記前方ベルクランクは、前記ペダル本体部材に回転可能に取り付けられ、前記前方ばねの動きに応答して動くように適合された第1の端部と、前記滑り軸受ブロックの前方サイドに力を付与するように適合された第2の端部とを有し、前記後方ベルクランクは、前記ペダル本体部材に回転可能に取り付けられており、前記後方ばねの動きに応答して動くように適合された第1の端部と、前記滑り軸受ブロックの後方サイドに力を付与するように適合された第2の端部とを有する、請求項21に記載のペダル。
  23. 前記前方ばねは、前記車軸シャフトの長手方向軸線に対して概ね平行な関係に配設された前方ばねボア内に配設され、前記後方ばねは、前記車軸シャフトの前記長手方向軸線に対して概ね平行な関係に配設された後方ばねボア内に配設されている、請求項21記載のペダル。
  24. 前記ペダル本体部材内の前方ばねボア内で長手方向に移動するように配設された前方ばねスリーブと、前記ペダル本体部材内の後方ばねボア内で長手方向に移動するように配設された後方ばねスリーブとを更に含み、
    前記前方ばねスリーブの遠位端が、前記滑り軸受ブロックの前方縁部に接触し、前記後方ばねスリーブの遠位端が、前記滑り軸受ブロックの後方縁部に接触し、前記前方ばねが、部分的に、前記前方ばねスリーブ内に配設され、前記後方ばねが、部分的に、前記後方ばねスリーブ内に配設されている、請求項21に記載のペダル。
  25. 前記前方ばねが、前方ばねボア内に配設され、前記後方ばねが、後方ばねボア内に配設され、前記ペダルが、前記前方ばねボアと係合し、前記前方ばねの張力を調整するように適合された前方調整可能ばねキャップと、前記後方ばねボアと係合し、前記後方ばねの張力を調整するように適合された後方調整可能ばねキャップとを更に含む、請求項21記載のペダル。
  26. 前記ペダル本体部材の凹部内に配設された球面ベアリングマウントを更に含み、
    前記ベアリングは、前記球面ベアリングマウント内に固定されたニードルベアリングである、請求項21に記載のペダル。
JP2024529731A 2021-12-02 2022-12-02 ペダル Pending JP2024542487A (ja)

Applications Claiming Priority (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US202163285115P 2021-12-02 2021-12-02
US63/285,115 2021-12-02
US202263351945P 2022-06-14 2022-06-14
US63/351,945 2022-06-14
US202263414608P 2022-10-10 2022-10-10
US63/414,608 2022-10-10
US17/993,662 2022-11-23
US17/993,662 US11713094B2 (en) 2021-12-02 2022-11-23 Pedal
PCT/US2022/051627 WO2023102169A1 (en) 2021-12-02 2022-12-02 Pedal

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024542487A true JP2024542487A (ja) 2024-11-15

Family

ID=84981447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2024529731A Pending JP2024542487A (ja) 2021-12-02 2022-12-02 ペダル

Country Status (8)

Country Link
US (4) US11794850B2 (ja)
EP (1) EP4440917A1 (ja)
JP (1) JP2024542487A (ja)
AU (1) AU2022401682A1 (ja)
CA (1) CA3238686A1 (ja)
GB (1) GB2628061A (ja)
MX (1) MX2024006497A (ja)
WO (1) WO2023102169A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11939027B2 (en) * 2020-12-22 2024-03-26 Shimano Inc. Bicycle pedal
CA3238686A1 (en) * 2021-12-02 2023-06-08 Kenneth BELKNAP Pedal
EP4559794A1 (en) * 2023-11-21 2025-05-28 Marcin Golec Bicycle pedal

Family Cites Families (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US527384A (en) * 1894-10-09 Bicycle-pedal
DE475362C (de) * 1929-04-24 Friedrich Ettwein Pedal fuer Fahrraeder
US1087258A (en) * 1913-06-14 1914-02-17 Elmer G Reynolds Pedal for motor-cycles.
US4338829A (en) * 1978-11-24 1982-07-13 Maeda Industries, Ltd. Bicycle pedal
US4599915A (en) 1984-01-06 1986-07-15 Harry F. Hlavac Adjustable pedal
JP2833653B2 (ja) * 1988-08-12 1998-12-09 株式会社シマノ 自転車用ペダル
ATE92415T1 (de) 1989-06-16 1993-08-15 Look Sa Sicherheitspedal fuer fahrraeder u.dgl.
DE4007865C2 (de) 1990-03-13 1994-06-23 Karl Dr Koltai Fahrradpedal
US5449332A (en) 1994-09-23 1995-09-12 Hervig; Dana P. Rocking pedals
US5852955A (en) 1995-10-26 1998-12-29 Crisick; William E. Clipless bicycle pedal system
US5901617A (en) * 1997-07-07 1999-05-11 Hervig; Dana P. Pedal with cushioned support
US6393940B1 (en) 1998-02-20 2002-05-28 Shimano Inc. Gap adjusting mechanism for bicycle pedal
US6050154A (en) * 1998-08-04 2000-04-18 Fan; Jeeng-Neng Bicycle pedal
US7104158B2 (en) * 1998-09-03 2006-09-12 Harrington Jeffrey M Bicycle pedal and shoe connection system and method
DE19904114A1 (de) * 1999-02-02 2000-08-03 Ekkehard Gorski Verbindungsvorrichtung für einen Schuh zur Verbindung mit einer Aufnahmevorrichtung
AT411899B (de) 2002-04-05 2004-07-26 Malle Oeg Tech Buero Fuer Masc Pedal für ein fahrrad
US20050284253A1 (en) 2004-06-24 2005-12-29 Hervig Dana P Bicycle pedal
TW200838766A (en) * 2007-03-21 2008-10-01 Bernard M Swain System including bicycle shoes easily attachable to and detachable from pedal
DE102008009639B4 (de) 2008-02-18 2013-09-26 Shimano Inc. Fahrradpedal
WO2009128702A1 (en) 2008-04-19 2009-10-22 Strala B.V. Bicycle pedal
WO2011103030A1 (en) * 2010-02-18 2011-08-25 Huffy Corporation Tool-less pedal assembly
DE202010012045U1 (de) * 2010-08-31 2011-12-05 Rti Sports Vertrieb Von Sportartikeln Gmbh Fahrradpedal
EP2535253B1 (de) 2011-06-17 2016-05-04 BioConform GmbH Dreidimensional bewegliches Pedal
US9545972B2 (en) 2012-04-13 2017-01-17 David Delon Williams Variable magnetic binding system for bicycle pedal
US20150139580A1 (en) * 2013-11-21 2015-05-21 Shih-Tsao Lin Bottom bracket assembly for low-speed rotation
KR101708027B1 (ko) * 2014-07-22 2017-02-17 (주) 더디브랜드 자세 조절이 가능한 자전거용 페달
US9604695B2 (en) * 2014-08-29 2017-03-28 Pedal Lock, Llc Bicycle pedal with integrated security system
US9950765B2 (en) 2015-01-29 2018-04-24 Edward Goulet Orthotic bicycle pedals
ES2618364B1 (es) * 2015-11-19 2018-04-18 Pedro PÉREZ EMBÍ Pedal de bicicleta perfeccionado y calzado de ciclista que lo incluye
ITUA20162570A1 (it) * 2016-04-13 2017-10-13 Glarey Luigi Dispositivo di bloccaggio per veicoli a pedale
TWM528946U (zh) 2016-05-06 2016-09-21 Jet Rider Co Ltd 可調式之浮動踏板結構
TWM530162U (zh) 2016-05-06 2016-10-11 Jet Rider Co Ltd 浮動式踏板之結構改良
CN106184584A (zh) * 2016-08-24 2016-12-07 无锡恒腾精密机械有限公司 一种具有缓冲功能的自行车踏板
CN106143770B (zh) * 2016-08-24 2019-01-01 无锡恒腾精密机械有限公司 一种自行车脚踏板
EP3357802B1 (en) * 2017-02-07 2021-09-01 Key Innovation S.r.l. Locking and anti-theft device for a bicycle and bicycle comprising said device
US10583891B2 (en) 2017-11-22 2020-03-10 Kevin Reed Jentzsch Clipless pedal system
US10822050B2 (en) * 2018-06-18 2020-11-03 Vectus Sport Pedal with cuff locking and unlocking mechanism
US11433969B2 (en) * 2019-05-06 2022-09-06 William Ryan Hickernell Biomechanical cycling pedal
US11858587B2 (en) 2020-10-06 2024-01-02 Shimano Inc. Bicycle pedal
US11713094B2 (en) * 2021-12-02 2023-08-01 Kenneth Belknap Pedal
CA3238686A1 (en) * 2021-12-02 2023-06-08 Kenneth BELKNAP Pedal

Also Published As

Publication number Publication date
AU2022401682A1 (en) 2024-05-23
US12358588B2 (en) 2025-07-15
GB202408592D0 (en) 2024-07-31
US20240166298A1 (en) 2024-05-23
MX2024006497A (es) 2024-07-22
US11794850B2 (en) 2023-10-24
US12312042B2 (en) 2025-05-27
WO2023102169A1 (en) 2023-06-08
US20240227979A1 (en) 2024-07-11
CA3238686A1 (en) 2023-06-08
US20230271674A1 (en) 2023-08-31
US12060133B2 (en) 2024-08-13
GB2628061A (en) 2024-09-11
EP4440917A1 (en) 2024-10-09
US20230415844A1 (en) 2023-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2024542487A (ja) ペダル
US5497680A (en) Apparatus for securing a shoe to a bicycle pedal
US11713094B2 (en) Pedal
US5727429A (en) Low profile bicycle pedal and cleat assembly
CN101166661B (zh) 踏板和夹板组件
US20050284253A1 (en) Bicycle pedal
US20120132030A1 (en) Bicycle pedal
US7582119B2 (en) Prosthetic knee joint
CA2345986A1 (en) Light weight bicycle pedal
US20050252337A1 (en) Bicycle pedal assembly with an adjustable cleat-pushing member
US6305244B1 (en) Bicycle pedal
JPH11263280A (ja) 自転車ペダル
US6012356A (en) Bicycle pedal with gap adjustment mechanism
EP1033299B1 (en) Bicycle cleat
US6663118B1 (en) Snowboard interface with an upper portion that translates and rotates relative to a lower portion
US10569830B2 (en) Pedal with locking and unlocking mechanism
US10668978B2 (en) Pedal with locking and unlocking mechanism
US10822050B2 (en) Pedal with cuff locking and unlocking mechanism
CN118556021A (zh) 脚踏板
EP1033298B1 (en) Bicycle pedal
WO2019245524A1 (en) Pedal with locking and unlocking mechanism
JPH0856703A (ja) スポーツ靴の締付け固定要素の位置調整装置
JPH05112269A (ja) ペダル操作装置用のシート
FI128205B (en) Rocking support device for chair