[go: up one dir, main page]

JP2024503674A - サイドリンク通信制御方法、装置、機器及びその記憶媒体 - Google Patents

サイドリンク通信制御方法、装置、機器及びその記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2024503674A
JP2024503674A JP2023542628A JP2023542628A JP2024503674A JP 2024503674 A JP2024503674 A JP 2024503674A JP 2023542628 A JP2023542628 A JP 2023542628A JP 2023542628 A JP2023542628 A JP 2023542628A JP 2024503674 A JP2024503674 A JP 2024503674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiving device
information
time
communication control
control method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2023542628A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7644825B2 (ja
Inventor
ツォ,クン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Beijing Xiaomi Mobile Software Co Ltd
Original Assignee
Beijing Xiaomi Mobile Software Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Beijing Xiaomi Mobile Software Co Ltd filed Critical Beijing Xiaomi Mobile Software Co Ltd
Publication of JP2024503674A publication Critical patent/JP2024503674A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7644825B2 publication Critical patent/JP7644825B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/25Control channels or signalling for resource management between terminals via a wireless link, e.g. sidelink
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • H04W76/23Manipulation of direct-mode connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/30Services specially adapted for particular environments, situations or purposes
    • H04W4/40Services specially adapted for particular environments, situations or purposes for vehicles, e.g. vehicle-to-pedestrians [V2P]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0446Resources in time domain, e.g. slots or frames
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/40Resource management for direct mode communication, e.g. D2D or sidelink
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/14Direct-mode setup
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • H04W76/28Discontinuous transmission [DTX]; Discontinuous reception [DRX]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/16Interfaces between hierarchically similar devices
    • H04W92/18Interfaces between hierarchically similar devices between terminal devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】【解決手段】本発明はサイドリンク通信制御方法、装置、機器及びその記憶媒体を提供し、ここで、方法は、受信機器の不連続受信(DRX)を制御する第1指示情報を含むサイドリンク制御シグナリングを送信するステップを含む。これにより、送信機器はサイドリンク制御シグナリングにより、受信機器のDRXアクティブ期間を柔軟に制御して、これによって省エネとシステムパフォーマンスのバランスを取る。

Description

本発明は移動通信技術分野に関し、特にサイドリンク通信制御方法、装置、機器及びその記憶媒体に関する。
新世代の新しいインターネットアプリケーションの出現は、無線通信技術に対してより高い要求を提出し、無線通信技術の継続的な進化を推進して応用のニーズを満たす。ここで、クルマのインターネット(vehicle to everything、V2X)は交通安全を効果的に改善し、交通効率を向上させかつ人々の外出体験を豊かにすることができる。従来のセルラ通信技術を用いてクルマのインターネットをサポートすることは、既存の基地局の設定を効果的に利用することが可能であり、機器コストが削減され、QoS保証付きのサービスを提供してクルマのインターネットサービスのニーズを満たすことに更に有利である。
新世代の5G移動通信技術の発展に伴って、3GPP(登録商標) バージョンの16(Release 16、Rel-16)において、5G NR(New Radio)技術を用いて新しいV2X通信サービスとシーン、例えば自動車の行列の管理、認識拡張、先進的な運転、および遠隔運転などに対する支援を実現している。要するに、5G V2X sidelinkはより高い速度、より短い通信遅延、より信頼的な通信品質を提供することができる。Rel-16 V2Xの技術に基づいて、 Rel-17サイドリンク (Sidelink、SL)はさらに改善し、ビジネスや公共安全のシーンなど、より多くのシーンを考慮して、ユーザ機器のエネルギー消費の削減など、新しい最適化目標を提供する。
本発明の第1態様の実施例は、サイドリンク通信制御方法を提供し、前記方法は送信機器に適用され、受信機器の不連続受信(DRX)を制御する第1指示情報を含むサイドリンク制御シグナリングを送信するステップを含む。
選択可能に、前記サイドリンク制御シグナリングが物理層サイドリンク制御情報であり、前記サイドリンク制御シグナリングが媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)である。
選択可能に、前記第1指示情報は、前記受信機器がアクティブ状態に入る時刻を指示する情報を含む。
選択可能に、前記サイドリンク制御シグナリングは物理層サイドリンク制御情報であり、前記物理層サイドリンク制御情報には、前記受信機器がアクティブ状態に入る時刻を指示するための、予約された時間周波数リソース位置の第2指示情報が含まれる。
選択可能に、所第2指示情報は、前記予約された時間周波数リソース位置の前のT時間にアクティブ状態に入ることを指示するために使用される。
選択可能に、基地局のインターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること、又は、事前設定情報を読み取ることで、前記Tの情報を決定する。
選択可能に、前記物理層制御情報には、Tを指示する情報がさらに含まれる。
選択可能に、前記物理層制御情報には、前記第2指示情報が、前記受信機器がアクティブ状態に入ったか否かの時刻を指示するために使用されるか否かの指示が含まれる。
選択可能に、前記第1指示情報は、前記受信機器がアクティブ状態に入った時刻のオフセット値を指示する情報をさらに含む。
選択可能に、インターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること、又は、事前設定情報を読み取ることで、前記オフセット値の情報を決定する。
選択可能に、前記サイドリンク制御シグナリングは、前記アクティブ状態に入った時刻のオフセット値を搬送するか否かについての指示を含む。
選択可能に、前記第1指示情報は、前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さを指示する情報をさらに含む。
選択可能に、前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さを指示する指示は、前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの変化のオフセット値を指示すること、又は、前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの取りうる値を指示することを含む。
選択可能に、前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの変化のオフセット値を指示することは、インターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること又は事前設定情報を読み取ることで、前記時間の長さの変化のオフセット値の情報を決定することを含む。
選択可能に、前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの取りうる値を指示することは、インターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること又は事前設定情報を読み取ることで、前記時間の長さの情報を決定することを含む。
選択可能に、前記サイドリンク制御シグナリングには、前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さを搬送するか否かを指示する情報がさらに含まれる。
選択可能に、前記第1指示情報は、前記受信機器のDRX周期を指示する情報をさらに含む。
選択可能に、前記受信機器のDRX周期を指示する情報は、前記受信機器のDRX周期の変化のオフセット値を指示すること、又は、前記受信機器のDRX周期の取りうる値を指示することを含む。
選択可能に、前記受信機器のDRX周期の変化のオフセット値を指示することは、インターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること又は事前設定情報を読み取ることで、前記DRX周期の変化のオフセット値の情報を決定することを含む。
選択可能に、前記受信機器のDRX周期の取りうる値を指示することは、インターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること又は事前設定情報を読み取ることで、前記DRX周期の情報を決定することを含む。
選択可能に、前記サイドリンク制御シグナリングには、前記受信機器のDRX周期を搬送するか否かを指示する情報が含まれる。
本発明の第2態様の実施例は、サイドリンク通信制御方法を提供し、前記方法は受信機器に適用され、受信機器の不連続受信(DRX)を制御する第1指示情報を含むサイドリンク制御シグナリングを受信するステップと、前記第1指示情報に基づいてDRX操作を行うステップと、を含む。
選択可能に、前記第1指示情報に基づいてDRX操作を行うステップは、前記第1指示情報により指示される、前記受信機器がアクティブ状態に入る時刻の情報に基づいてアクティブ状態に入るステップを含む。
選択可能に、前記サイドリンク制御シグナリングは物理層サイドリンク制御情報である。
前記物理層サイドリンク制御情報には、予約された時間周波数リソース位置の第2指示情報と、前記第2指示情報により指示された時間周波数リソース位置に基づいてアクティブ状態に入る時刻とが含まれる。
選択可能に、前記予約された時間周波数リソース位置の前のT時間にアクティブ状態に入るステップをさらに含む。
選択可能に、前記T時間の情報は、インターネット機器側から送信されたダウンリンク制御シグナリングの受信すること、又は、事前設定情報の読み取ること、又は、前記物理層サイドリンク制御情報によって搬送されるTの取りうる値の指示情報の受信すること、のうちの1つ又は複数によって得られる。
選択可能に、前記第1指示情報により指示される、受信機器がアクティブ状態に入る時刻の情報に基づいてアクティブ状態に入るステップは、前記第1指示情報により指示される、前記受信機器がアクティブ状態に入る時刻のオフセット値に基づいて、後続のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整するステップを含む。
選択可能に、前記後続のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整するステップは、前記受信機器が前記指示に基づいて、次のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整するステップ、又は、前記受信機器が前記指示に基づいて、後続の所定時間帯内のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整するステップ、又は、前記受信機器が前記指示に基づいて、後続のすべてのDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整するステップ、を含む。
選択可能に、後続の所定時間帯内のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整することは、インターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること又は事前設定情報を読み取ることで、前記所定時間帯の長さを決定することを含む。
選択可能に、1つのDRX周期内に、複数の、前記受信機器がアクティブ状態に入る時刻のオフセット値の指示情報を受信した場合、最後に受信した一つのオフセットの指示情報を用いて後続のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整するステップをさらに含む。
選択可能に、前記第1指示情報に基づいてDRX操作を行うステップは、前記第1指示情報により指示された、前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの情報に基づいて、DRX周期内のアクティブ期間を制御することを含む。
選択可能に、前記第1指示情報により指示された、前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの情報に基づいて、DRX周期内のアクティブ期間を制御するステップは、前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの変化を指示するオフセット値に基づいて、DRX周期内のアクティブ期間を延長又は短縮するステップ、又は、前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さを指示する取りうる値に基づいて、DRX周期内のアクティブ期間を決定するステップを含む。
選択可能に、前記DRX周期内のアクティブ期間を制御するステップは、前記受信機器が前記指示に基づいて現在の周期のアクティブ期間を制御するステップ、又は、前記受信機器が前記指示に基づいて次のDRX周期内のアクティブ期間を制御するステップ、又は、前記受信機器が前記指示に基づいて後続の所定時間帯内のDRX周期内のアクティブ期間を制御するステップ、又は、前記受信機器が前記指示に基づいて後続のすべてのDRX周期内のアクティブ期間を制御するステップ、を含む。
選択可能に、前記後続の所定時間帯内のDRX周期内のアクティブ期間を制御することは、インターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること又は事前設定情報を読み取ることで、前記所定時間帯の長さを決定することを含む。
選択可能に、前記第1指示情報に基づいてDRX操作を行うステップは、前記第1指示情報により指示された前記受信機器のDRX周期の情報に基づいてDRX周期を決定するステップを含む。
選択可能に、前記第1指示情報により指示された前記受信機器のDRX周期の情報に基づいてDRX周期を決定するステップは、前記受信機器のDRX周期の変化を指示するオフセット値に基づいてDRX周期を延長又は短縮するステップ、又は、前記受信機器のDRX周期を指示する取りうる値に基づいてDRX周期を決定するステップ、を含む。選択可能に、前記DRX周期を決定するステップは、前記受信機器が前記指示に基づいて現在のDRX周期を決定するステップ、又は、前記受信機器が前記指示に基づいて次のDRX周期を決定するステップ、又は、前記受信機器が前記指示に基づいて後続の所定時間帯内のDRX周期を決定するステップ、又は、前記受信機器が前記指示に基づいて後続のすべてのDRX周期を決定するステップを含む。
選択可能に、前記後続の所定時間帯内のDRX周期を決定することは、インターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること又は事前設定情報を読み取ることで、前記所定時間帯の長さを決定することを含む。
本発明の第3態様の実施例はサイドリンク通信制御装置を提供し、前記装置は送信機器に適用され、サイドリンク制御シグナリングを送信するための送信モジュールであって、前記サイドリンク制御シグナリングの伝送は、受信機器の不連続受信(DRX)操作を制御する指示情報を搬送する送信モジュールを含む。
本発明の第4態様の実施例はサイドリンク通信制御装置を提供し、前記装置は受信機器に適用され、サイドリンク制御シグナリングを受信するための指示モジュールであって、前記サイドリンク制御シグナリングには、受信機器の不連続受信(DRX)操作を制御する指示情報が搬送される指示モジュールと、前記指示情報に基づいてDRX操作を行うための操作モジュールと、を含む。
本発明の第5態様の実施例は通信機器を提供し、該装置は、プロセッサ、送受信機、メモリ及び前記メモリに記憶されているコンピュータプログラムを含み、前記プロセッサは前記コンピュータプログラムを実行することで、第1態様の実施例により提供されるサイドリンク通信制御方法を実現する。
本発明の第6態様の実施例は通信機器を提供し、該装置は、プロセッサ、送受信機、メモリ及び前記メモリに記憶されているコンピュータプログラムを含み、前記プロセッサは前記コンピュータプログラムを実行することで、第2態様の実施例により提供されるサイドリンク通信制御方法を実現する。
本発明の第7態様の実施例は、プロセッサ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記プロセッサ読み取り可能な記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサに第1態様又は第2態様の実施例により提供されるサイドリンク通信制御方法を実行させる。
本発明により提供されるサイドリンク通信制御方法、装置及び通信機器は、少なくとも以下の技術的効果を備える。
送信側はサイドリンク制御シグナリングにより受信側のDRXアクティブ期間を柔軟に制御し、システム通信性能と省エネのニーズとのバランスをとる。
本発明の追加の態様と利点は以下の説明から部分的に与えらえ、その一部は以下の説明から明らかになり、又は本発明の実践により理解するようになる。
本発明の上記及び/又は追加の態様と利点は以下の図面に合わせた実施例への説明から明らかになりかつ理解しやすくなる。
本発明の一実施例に係るサイドリンク通信制御方法の概略フローチャートである。 本発明のもう1つの実施例のサイドリンク通信制御方法の概略フローチャートである。 本発明の一実施例のサイドリンク通信制御装置の構造概略図である。 本発明のもう1つの実施例のサイドリンク通信制御装置の構造概略図である。 本発明の一実施例の通信機器の構造ブロック図である。
以下、本発明の実施例を詳しく説明し、前記実施例の例は図面に示されており、最初から最後まで、同じ又は類似する符号は、同じ又は類似する部品、或いは同じ又は類似する機能を備える部品を表す。以下、図面を参照して説明される実施例は例示的なものであり、本発明を説明することを目的とし、本発明を制限するものとして理解してはならない。
関連技術では、R17 NR sidelinkに基づく不連続受信(Discontinuous Reception、DRX)の省エネを実現するために、関連するユーザ機器は、受信機をオフにしてスリープ状態に入ることで省エネモードを行う。スリープ状態では、ユーザ機器は省エネのために、サイドリンク送受信とチャネル測定操作を行わなくてもよい。
ユーザ機器が不連続受信を行う省エネの場合、ユーザ機器が周期的にDRX on timerを実行することができ、DRX on timerの実行中にユーザ機器はアクティブ状態にあり、ダウンリンク制御チャネルの検出と受信などの操作を行う必要があり、DRX on timerが期限切れになると、ユーザ機器が非アクティブ状態に移行することができ、ダウンリンク受信操作を行う必要がない。DRX on timerの開始時間、周期、稼働時間などは事前設定又は基地局の設定に基づいて得ることができ、本特許の内容ではないため、ここで詳しい説明を省略する。
しかしながら、受信ユーザ機器のDRX操作は、送信ユーザ機器のリソース選択に影響し、送信ユーザ機器が選択する送信リソースが受信ユーザ機器のDRX off時間帯にある場合、受信ユーザはサイドリンク伝送を受信することができない。送信側のユーザ機器は受信側のDRXを制御し且つ調整することができない場合、送信側ユーザは、そのサイドリンク伝送により選択された時間周波数リソースが受信側のユーザ機器のアクティブ期間帯内にあることを確保することができる。
しかしながら、追加のリソース選択制限は、選択されるリソースが強く干渉される可能性を高め、システム性能を低下させる。また、送信側のユーザ機器は、予約された時間周波数リソースも必ず受信側のアクティブ期間内にあることを確保することができない。
したがって、本発明は、送信側のユーザ機器が、受信側のユーザ機器のDRXを制御しかつ調整できる技術案を提供する。
以下、図面に合わせて本発明の実施例のサイドリンク通信制御方法、装置、機器及びその記憶媒体を説明し、ここで、説明を容易にするために、それぞれ送信機器側と受信機器側を対象として説明を行い、ここで、送信機器と受信機器はそれぞれサイドリンクデータ通信の送信側のユーザ機器と受信側のユーザ機器であり、送信機器と受信機器は移動端末などであってもよい。
以下はまず、送信機器側を対象として説明する。
図1は、本発明の実施例により提供されるサイドリンク通信制御方法のフローチャートである。以下のステップ101を含む。
ステップ101、受信機器の不連続受信(DRX)を制御する第1指示情報を含むサイドリンク制御シグナリングを送信する。
本実施例では、送信機器は、受信機器の不連続受信(DRX)の関連操作を制御する第1指示情報を送信し、これにより、送信機器が受信機器の不連続受信(DRX)操作を直接指示することを容易にし、送信側機器が、予約リソースが必ず受信機器のアクティブ期間内にあることを確保できないことを回避し、省エネとシステムパフォーマンスのバランスが取られる。
なお、上記送信機器の予約リソースは、将来のサイドリンク伝送通信の際に、送信機器が予約した時間周波数を指示するリソース位置などであってもよい。本発明の目的は、受信機器が予約された時間周波数リソースの前にアクティブ状態に入ることを可能にすることにある。
なお、異なる適用シーンでは、異なる方式でサイドリンク制御シグナリングの伝送を実現することができ、1つの可能な実現形態として、サイドリンク制御シグナリングは物理層サイドリンク制御情報(sidelink control information - SCI)であり、即ち、物理層サイドリンク制御情報によって、サイドリンク制御シグナリングの伝送を実現する。もう1つの可能な実現形態として、サイドリンク制御シグナリングは媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)であり、即ち、MAC層制御要素によりサイドリンク制御シグナリングの伝送を実現する。
以上により、本発明の実施例のサイドリンク通信制御方法では、送信機器はユーザ機器にサイドリンク制御シグナリングを直接送信し、ここで、サイドリンク制御シグナリングは、受信機器の不連続受信(DRX)を制御する第1指示情報を含む。これにより、送信機器が、予約リソースが必ず受信機器のアクティブ期間内にあることを確保できないことを回避し、省エネとシステムパフォーマンスのバランスが取られる。
実際に実行する場合、省エネとシステムパフォーマンスのバランスを容易にとるために、送信機器は、受信機器を制御して不連続受信(DRX)を実行させることに関連する操作を搬送する第1指示情報をユーザ機器に送信し、送信機器と受信機器のリソースをドッキングに成功することができる任意の指示内容を含むことができる。
以下、主に3つの可能な第1指示情報の指示内容を対象として例示的に説明する。
第1種
本実施例では、第1指示情報は、受信機器がアクティブ状態に入る時刻を指示する情報を含み、これにより、送信機器は受信機器がアクティブ状態に入るリソースなどを予約する。
いくつかの可能な例では、サイドリンク制御シグナリングは物理層サイドリンク制御情報であり、物理層サイドリンク制御情報は、将来でサイドリンク伝送のために予約した時間周波数リソース位置の第2指示情報を含み、ここで、予約された時間周波数リソース位置の第2指示情報はさらに、受信機器がアクティブ状態に入る時刻を指示するために使用され、これにより、受信機器は予約された時間周波数リソースの前にアクティブの受信状態に入り、消費エネルギーを回避し、システムパフォーマンスを向上させる。
ここで、前記受信機器がアクティブ状態に入る時刻を指示する第2指示情報は異なる内容を含むことができる。
例1
本実施例では、予約された時間周波数リソース位置の指示情報も、受信機器がアクティブ状態に入る時刻を指示し、予約された時間周波数リソース位置の前のT時間にアクティブ状態に入ることで、受信機器が、送信機器により予約された時間周波数リソースの前のT時間にアクティブ受信状態に入る必要があることを確保する。
ここで、T時間の前は、予約された時間周波数リソースのある参考時間位置の前のT時間を指す。例えば、参考時間位置は時間周波数リソースの開始OFDM symbol位置、又は、予約された時間周波数リソースが位置するslotなどであり、Tの単位は物理時間単位であってもよく、秒、ミリ秒、フレーム、サブフレーム、slot、OFDM symbol、適切なサイドリンク時間周波数リソースが存在するslotなどの論理時間単位であってもよい。
いくつかの可能な実施例では、Tの取りうる値範囲は0を含み、固定値であってもよく、取りうる値は機器の能力によって決定してもよく、又は、基地局などネットワーク側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること、又は、事前設定された情報によりTを決定する情報を読み取ることができ、該Tの情報は上記言及されたTの取りうる値又は取りうる値の範囲を含む。
ここで、Tのために一組の値を(事前)設定することができ、物理層制御情報が、具体的にどの値を取るかを指示し、即ち、物理層制御情報には、Tを指示する情報が含まれ、当該Tの情報は上記言及されたTの取りうる値又は取りうる値の範囲を含む。上記言及した通り、いくつかの可能な実施例では、物理層制御情報は、第2指示情報が、受信機器がアクティブ状態に入る時刻の指示に使用されるか否かを含む。なお、該物理層制御情報では、第2指示情報が、受信機器がアクティブ状態に入るか否かの指示に使用されるか否かを含み、例えば、該物理層制御情報において、第2指示情報が、アクティブ状態に入るか否かの指示に使用されるか否かを表す情報ビットの情報が1である場合、第2指示情報が、受信機器がアクティブ状態に入るか否かの指示に使用されることを表し、情報ビットの情報が0である場合、第2指示情報が、受信機器がアクティブ状態に入るか否かの指示に使用されないことを表す。
例えば、1st stage SCI又は対応する2nd stage SCIにおいて、Tの取りうる値を指示する指示情報が搬送されている場合、受信機器は、1st stage SCIにおいて予約された時間周波数リソース情報に基づいてアクティブ状態に入る時、1st stage SCI又は対応する2nd stage SCIにおけるTを指示する取りうる値を用いる。
例2
本実施例では、予約された時間周波数リソース位置の第1指示情報は、受信機器がアクティブ状態に入る時刻のオフセット値を指示する情報を含み、これにより、受信機器が、送信機器により予約された時間周波数リソースの前にアクティブ受信状態に入る必要があることを確保する。
いくつかの可能な実施例では、基地局などネットワーク側から送信されるダウンリンクシグナリングを受信すること、又は、事前設定情報を読み取ることで、受信機器がアクティブ状態に入る時刻のオフセット値の情報を取得するができ、該オフセット値の情報はオフセット値の取りうる値又は取りうる値範囲を含み、例えば、設定されたオフセット値は{-8、-4,-2、0,2、4,8}であり、具体的にどのオフセット値を用いるかを3ビットで指示する。
本実施例では、サイドリンク制御シグナリングにおいて、アクティブ状態に入る時刻のオフセット値を搬送するか否かを指示することができ、受信機器は、受信したオフセット値に基づいて、次の周期にアクティブ状態に入る時間を調整するように調整する。例えば、指示されたオフセット値が-4 slotである場合、受信機器は次の周期において、より4slot早くアクティブ状態に入り、指示されたオフセット値が2 slotである場合、受信機器はより2slot遅くアクティブ状態に入る。ここ及びこの後の指示されたオフセット値の単位は、物理時間ユニットであってもよく、秒、ミリ秒、フレーム、サブフレーム、slot、OFDM symbol、適切なサイドリンク時間周波数リソースが存在するslotなどの論理時間ユニットであってもよい。
例えば、受信機器は現在のフレーム番号、slot番号に基づいてDRX on timerを起動する時間を判断し、(DFN*一つのFrameにおけるslot数+現在のslot番号)%(DRX周期)=(設定offset)%(DRX周期)の場合にのみDRX on timerを起動し、ここで、DFNはsidelinkのフレーム番号であり、DRX周期と設定offsetは基地局が設定又は予め設定した値である。
即ち本実施例では、オフセット指示を搬送するSCI又はMAC CEを受信した後、受信機器は以下の式により、次回のDRX on timerの起動時間を判断し、式は以下のとおりである。
(DFN*一つのFrameにおけるslot数+現在のslot番号)%(DRX周期)=(設定offset+オフセット指示)%(DRX周期)。ここで、オフセット指示は、搬送される指示のオフセット値である。
今回の伝送がオフセット指示を搬送するかの指示を物理層サイドリンク制御情報SCIに含んでもよく、異なるサイドリンク制御シグナリングフォーマットにより、今回のサイドリンク制御シグナリング伝送がオフセット指示を搬送するか否かを暗黙的に指示することができる。例えば、異なる2nd stage SCIフォーマットを定義し、特定の2nd stage SCIを選択する場合にのみ、物理層サイドリンク制御情報にオフセット指示の情報領域が含まれる。
物理層サイドリンク制御情報又はMAC層制御要素で搬送されるオフセット指示は、次のDRX周期のみに適用してもよく、後続の一定の時間内のDRX周期に適用してもよく、又は後続のすべてのDRX周期に適用してもよい。後続の一定時間内のDRX周期に適用する場合、一定時間の長さは、基地局設定又は事前設定の方法により決定することができる。
受信機器は、1つのDRX周期に、オフセット指示を搬送するサイドリンク制御シグナリングを複数受信した場合、最後に受信したオフセット指示を用いる。
第2種
本例では、受信機器の不連続受信(DRX)を制御する第1指示情報は、受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの情報を含む。
いくつかの可能な例では、受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さを指示する指示は、受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの変化のオフセット値を指示すること、又は、受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの取りうる値を指示することを含む。
本実施例では、今回の伝送がオフセット指示を搬送するか否かの指示をサイドリンク制御シグナリングに含めることができ、異なるサイドリンク制御シグナリングフォーマットにより、今回の伝送がオフセット指示を搬送するか否かを暗黙的に指示することもできる。ここで、該オフセット指示は、受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さを搬送するか否かの指示情報を指示するために使用される。
なお、異なるシーンでは、時間の長さの指示情報は異なる内容を含むことができる。
例1
本例では、受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの変化のオフセット値を指示することは、基地局側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること又は事前設定を読み取ることで、受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの変化のオフセット値の取りうる値又は取りうる値範囲を取得することを含む。
本実施例では、受信機器は、受信したオフセット値に基づいて、本DRX周期のアクティブ期間を延長又は短縮することができる。例えば、DrX on timerのexpire時間を延長又は短縮する。
本例では、基地局などのインターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること又は事前設定情報を読み取ることで、受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの情報を取得し、該情報は時間の長さ取りうる値又は取りうる値範囲を含む。
例2
本例では、受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの取りうる値を指示することは、
基地局などのインターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること又は事前設定情報を読み取ることで、受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの変化のオフセット値の情報を決定することを含み、該情報はオフセット値の取りうる値又は取りうる値範囲を含む。
第3種
本実施例では、第1指示情報は、受信機器のDRX周期の情報を含む。該情報は本DRX周期のみに適用してもよく、又は次のDRX周期に適用してもよく、又は、後続の一定の時間内のDRX周期に適用してもよく、又は後続のすべてのDRX周期に適用してもよい。後続の一定の時間内のDRX周期に適用する場合、一定の時間の長さは、基地局による設定又は事前設定の方法で決定することができる。
なお、異なる適用シーンでは、該第1指示情報は異なる内容を含むことができ、以下のように例示的に説明する。
例1
本例では、指示情報は、受信機器のDRX周期の変化を指示するオフセット値を含む。例えば、設定されたオフセット値が{-8、-4,-2、0,2、4,8}であり、具体的にどのオフセット値を用いるかを3ビットで表す。ここで指示されたオフセット値の単位は、物理時間ユニットであってもよく、秒、ミリ秒、フレーム、サブフレーム、slot、OFDM symbol、適切なサイドリンク時間周波数リソースが存在するslotなどの論理時間ユニットであってもよい。
例2
本例では、指示情報は、受信機器のDRX周期を指示する取りうる値を含む。例えば、受信機器のDRX周期を指示するアクティブ期間と終了期間の長さなどを含む。
ここで、いくつかの可能な実施例では、基地局などのインターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること又は事前設定情報を読み取ることで、受信機器のDRX周期の変化のオフセット値の情報を取得することができ、該オフセット値の情報はオフセット値の取りうる値又は取りうる値範囲を含む。
他のいくつかの可能な実施例では、基地局などのインターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること又は事前設定情報を読み取ることで、受信機器のDRX周期の情報を取得することができ、該情報はDRX周期の取りうる値又は取りうる値範囲を含む。
実際に実行するプロセスにおいて、受信機器のDRX周期の指示情報を搬送するか否かをサイドリンク制御シグナリングにおいて直接指示してもよく、異なるサイドリンク制御シグナリングフォーマットにより、今回のサイドリンク制御シグナリング伝送がDRX周期値指示を搬送するか否かを暗黙的に指示してもよく、1st stage SCI、2nd stage SCI、又は両者の和、又は他のSCIフォーマットにより、今回のサイドリンク制御シグナリングの伝送がDRX周期値指示を搬送するか否かを暗黙的に指示することができ、例えば、1st stage SCI又は対応する2nd stage SCIで1ビットの情報領域を搬送する。取りうる値が「はい」である場合にのみ、受信機器は、1st stage SCI又は今回の2nd stage SCI伝送に対応する1st stage SCIに含まれるリソース予約情報に基づいてアクティブ状態に入る。ここの2nd stage SCIに対応する1st stage SCIは、それらが同じPSSCH伝送に対応していることを指す。
ここで、いくつかの可能な実施例では、DRX周期の指示情報が後続の一定の時間にのみ適用可能である場合に対して、この時間の長さは基地局による設定又は事前設定の方法により決定することができる。
以上により、本開示の実施例のサイドリンク通信的指示方法は、シーンに応じて異なる方式を柔軟に用いて受信機器の不連続受信(DRX)操作の指示情報を生成することができる。これにより、サイドリンク通信指示の柔軟性を向上させる。
以下、受信機器側を対象として本発明の実施例のサイドリンク通信制御方法を説明する。
図2は、本発明の実施例により提供されるもう1つの方法のフローチャートであり、ここで、前記方法は以下のステップ201~202を含む。
ステップ201、受信機器の不連続受信(DRX)を制御する第1指示情報を含むサイドリンク制御シグナリングを受信する。
本実施例では、受信機器は、送信機器により送信されるサイドリンク制御シグナリングを受信し、ここで、サイドリンク制御シグナリングは、受信機器の不連続受信(DRX)を制御する第1指示情報を搬送し、該指示情報は様々な可能なフォーマットを含み、以下の実施例で説明することになり、ここで詳しい説明を省略する。
ステップ202、第1指示情報に基づいてDRX操作を行う。
本実施例では、受信機器は直接、第1指示情報に基づいてDRX操作を行う。これにより、送信機器が予約されたリソースにある場合に受信機器がすでにアクティブ状態に入り、システムパフォーマンスとエネルギー消費のバランスが取られる。
ここで、本実施例では、送信機器が予約したリソース予約情報は、同じ伝送ブロック(TB)の後続の繰り返し伝送の時間周波数リソースを指示する非周期的なリソース予約フィールドであってもよく、周期的予約の周期取りうる値を指示する周期的なリソース予約フィールドであってもよい。受信機器は、周期的予約により指示された予約リソースの時間領域位置のみを根拠としてアクティブ状態に入る場合もあれば、非周期的予約により指示された予約リソースの時間領域位置のみを根拠としてアクティブ状態に入る場合もあり、その両方を含む場合もある。
以上により、本発明の実施例のサイドリンク通信制御方法では、受信機器は、送信機器により送信される受信サイドリンク制御シグナリングを受信し、サイドリンク制御シグナリングは、受信機器が不連続受信(DRX)操作を行う第1指示情報を搬送し、したがって、受信機器は第1指示情報に基づいてDRX操作を行う。これにより、送信機器が、予約リソースが必ず受信機器のアクティブ期間内にあることを確保できないことを回避し、省エネとシステムパフォーマンスのバランスが取られる。
実際の実行のプロセスにおいて、ユーザ機器が指示情報に基づいてDRX操作を行う方式は、シーンの差異により異なり、論理的には、送信機器による予約リソース調整を実現できる任意の方式を含むことができ、以下は3つの可能な実現形態を例として説明する。
第1種
本例では、第1指示情報に基づいてDRX操作を行うことは、第1指示情報により指示された受信機器がアクティブ状態に入る時刻の情報に基づいてアクティブ状態に入ることを含む。
いくつかの可能な実施例では、サイドリンク制御シグナリングが物理層サイドリンク制御情報であり、該物理サイドリンク制御情報には予約された時間周波数リソース位置の第2指示情報が含まれる場合、第2指示情報により指示された、将来のサイドリンク伝送のために予約した時間周波数リソース位置の指示情報に基づいて、アクティブ状態に入る時刻を決定することができる。これにより、予約された時間周波数リソース下で受信機器がアクティブ状態に入り、消費エネルギーの増加を回避することができる。
ここで、該制御受信機器がアクティブ状態に入る時刻の指示情報は、異なるシーンでは異なってもよい。その例は以下のとおりである。
例1
本例では、予約された時間周波数リソース位置の指示情報により指示された時間周波数リソースの前のT時間にアクティブ状態に入る。
ここで、T時間は、基地局などのインターネット機器側から送信されたダウンリンク制御シグナリングを受信することで取得することができ、事前設定情報により取得することができ、物理層サイドリンク制御情報で搬送されるTの取りうる値の指示情報を受信することなどにより取得することもできる。
ここで、T時間の前は、予約された時間周波数リソースの特定の参考時間位置の前のT時間を指す。例えば、参考時間位置は時間周波数リソースの開始OFDM symbol位置、又は、予約された時間周波数リソースが位置するslotなどであり、Tの単位は物理時間単位であってもよく、秒、ミリ秒、フレーム、サブフレーム、slot、OFDM symbol、適切なサイドリンク時間周波数リソースが存在するslotなどの論理時間単位であってもよい。
いくつかの可能な実施例では、Tの取りうる値範囲は0を含み、固定値であってもよく、取りうる値は機器の能力によって決定してもよく、又は取りうる値は、基地局ダウンリンク制御シグナリングを受信すること又は事前設定情報を読み取ることにより得ることができる。
ここで、Tのために一組の値を(事前)設定することができ、前述したように、物理層制御情報により、具体的にどの値を取るかを指示する。前述したように、いくつかの可能な実施形態では、物理層制御情報における予約された時間周波数リソース位置の指示情報は、受信機器がアクティブ状態に入るか否かの時刻の指示をも指示する。
例えば、1st stage SCI又は対応する2nd stage SCIに、Tの取りうる値を指示する指示情報を搬送し、受信機器は1st stage SCIで予約された時間周波数リソース情報に基づいてアクティブ状態に入る時、1st stage SCI又は対応する2nd stage SCIにおいて指示されたTの取りうる値を用いる。
例2
本例では、第1指示情報により指示された前記受信機器がアクティブ状態に入る時刻の情報に基づいてアクティブ状態に入ることは、第1指示情報により指示された受信機器がアクティブ状態に入る時刻のオフセット値に基づいて、後続のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整することを含む。例えば、設定されたオフセット値は{-8、-4,-2、0,2、4,8}であり、具体的にどのオフセット値を使用するかを3ビットで指示することができる。
いくつかの可能な例では、受信機器がアクティブ状態に入る時刻のオフセット値の第1指示情報に基づいて、後続のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整するステップは、以下(1)~(3)のうちの少なくとも1つを含む。
(1)受信機器がアクティブ状態に入る時刻のオフセット値を指示する第1指示情報に基づいて、次のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整する。例えば、オフセット値に基づいて、次のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を早める又は遅延することなどができる。
例えば、指示されるオフセット値が-4 slotである場合、受信機器は次の周期により4slot早くアクティブ状態に入り、指示されたオフセット値が2 slotである場合、受信機器は2slot遅くアクティブ状態に入る。ここ及びこの後の指示されたオフセット値の単位は、物理時間ユニットであってもよく、秒、ミリ秒、フレーム、サブフレーム、slot、OFDM symbol、適切なサイドリンク時間周波数リソースが存在するslotなどの論理時間ユニットであってもよい。
例えば、受信機器は現在のフレーム番号、slot番号に基づいて、次のDRX周期にDRX on timerを起動する時間、(DFN*一つのFrameにおけるslot数+現在のslot番号)%(DRX周期)=(設定offset)%(DRX周期)の時にのみDRX on timerを起動し、ここで、DFNはsidelinkのフレーム番号であり、DRX周期と設定offsetは基地局による設定又は事前設定値である。
(2)受信機器がアクティブ状態に入る時刻のオフセット値を指示する第1指示情報に基づいて、後続の所定時間帯内のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整する。即ち、本実施例では、後続の所定時間帯内に含まれるすべてのDRX周期を決定し、オフセット値に基づいて、該すべてのDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を早める又は遅延することなどができる。いくつかの可能な実施例では、基地局などのインターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること、又は、事前設定情報を読み取ることで、受信機器が後続の所定時間帯内のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整することに対応する所定時間帯の長さを取得することができる。
例えば、指示されたオフセット値が-4 slotである場合、受信機器は所定時間帯内のすべてのDRX周期により4slot早くアクティブ状態に入り、指示されたオフセット値が2 slotである場合、受信機器は所時間帯内のすべてのDRX周期が予定より2slot遅くアクティブ状態に入る。ここ及びこの後の指示されたオフセット値の単位は、物理時間ユニットであってもよく、秒、ミリ秒、フレーム、サブフレーム、slot、OFDM symbol、適切なサイドリンク時間周波数リソースが存在するslotなどの論理時間ユニットであってもよい。
例えば、受信機器は現在のフレーム番号、slot番号に基づいて、所定時間帯内のすべてのDRX 周期を起動するDRX on timerの時間を判断し、(DFN*一つのFrameにおけるslot数+現在のslot番号)%(DRX周期)=(設定offset)%(DRX周期)の時にのみDRX on timerを起動し、ここで、DFNはsidelinkのフレーム番号であり、DRX周期と設定offsetは基地局による設定又は事前設定値である。
(3)受信機器がアクティブ状態に入る時刻のオフセット値を指示する第1指示情報に基づいて、後続のすべてのDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整する。本実施例では、直接、オフセット値に基づいて、すべてのDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を早める又は遅延する。
例えば、指示されたオフセット値が-4 slotである場合、受信機器は後続のすべてのDRX周期により4slot早くアクティブ状態に入り、指示されたオフセット値が2 slotである場合、受信機器は後続のすべてのDRX周期に予定より2slot遅くアクティブ状態に入る。ここ及びこの後の指示されたオフセット値の単位は、物理時間ユニットであってもよく、秒、ミリ秒、フレーム、サブフレーム、slot、OFDM symbol、適切なサイドリンク時間周波数リソースが存在するslotなどの論理時間ユニットであってもよい。
例えば、受信機器は現在のフレーム番号、slot番号に基づいて、後続のすべてのDRX 周期を起動するDRX on timerの時間を判断し、(DFN*一つのFrameにおけるslot数+現在のslot番号)%(DRX周期)=(設定offset)%(DRX周期)の時にのみDRX on timerを起動し、ここで、DFNはsidelinkのフレーム番号であり、DRX周期と設定offsetは基地局による設定又は事前設定値である。
実際の実行のプロセスにおいて、1つのDRX周期内に、受信機器がアクティブ状態に入る時刻のオフセット値を指示する複数の指示情報を受信した場合、最後に受信したオフセットの指示情報を用いて後続のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整する。
第2種
本実施例では、第1指示情報に基づいてDRX操作を行うことは、第1指示情報により指示された受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの情報に基づいて、DRX周期内のアクティブ期間を制御する。
いくつかの可能な実施例では、受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの変化のオフセット値に基づいて、DRX周期内のアクティブ期間を延長又は短縮する。
他のいくつかの実施例では、受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの取りうる値に基づいてDRX周期内のアクティブ期間を決定する。
受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの取りうる値に基づいて、DRX周期内のアクティブ期間を決定する方式は、以下の任意(1)~(4)を含む。
(1)受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さ取りうる値に基づいて、DRX周期内のアクティブ期間を決定する。
本実施例では、指示された受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さをDRX周期内のアクティブ期間とする。
(2)指示された受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの第1指示情報に基づいて、次のDRX周期内のアクティブ期間を制御する。
本実施例では、本実施例では、直接、指示された受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さを次のDRX周期内のアクティブ期間とする。
(3)指示された受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さを指示する第1指示情報に基づいて、後続の所定時間帯内のDRX周期内のアクティブ期間を制御する。
本実施例では、後続の所定時間帯内に含まれるすべてのDRX周期を決定し、直接、受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さを後続の所定時間帯内に含まれるすべてのDRX周期のアクティブ期間とする。
本開示の1つの実施例では、基地局などのインターネット機器側から送信されるダウンリンクシグナリングを受信すること、又は、事前設定情報を読み取ることで、受信機器が後続の所定時間帯内のDRX周期内のアクティブ期間を制御することに対応する所定時間帯の長さを取得することができる。
(4)受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さを指示する第1指示情報に基づいて、後続のすべてのDRX周期内のアクティブ期間を制御する。
本実施例では、後続のすべてのDRX周期を決定し、直接、指示された受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さを後続のすべてのDRX周期のアクティブ期間とすることができる。
第3種
本実施例では、第1指示情報に基づいてDRX操作を行うことは、第1指示情報により指示された受信機器のDRX周期の指示情報に基づいてDRX周期を決定する。
なお、異なる適用シーンでは、該指示情報は以下の内容を含むことができ、例は以下のとおりである。
例1
本例では、指示情報は、受信機器のDRX周期の変化を指示するオフセット値を含む。受信機器のDRX周期の変化を指示するオフセット値に基づいてDRX周期を延長又は短縮する。
例えば、設定されたオフセット値が{-8、-4,-2、0,2、4,8}である場合、具体的にどのオフセット値を使用するかを3ビットで指示する。ここで指示されたオフセット値の単位は物理時間ユニットであってもよく、秒、ミリ秒、フレーム、サブフレーム、slot、OFDM symbol、適切なサイドリンク時間周波数リソースが存在するslotなどの論理時間ユニットであってもよい。
例2
本例では、指示情報は、受信機器のDRX周期の取りうる値の指示を含み、したがって、指示される受信機器のDRX周期の取りうる値に基づいてDRX周期を決定する。例えば、受信機器のDRX周期のアクティブ期間と終了期間などを指示する。
本実施例では、サイドリンク制御シグナリングで搬送される受信機器のDRX周期の指示情報に基づいてDRX周期を決定するのは、以下の(1)~(4)のうちのいずれかを含む。
(1)受信機器のDRX周期を指示する第1指示情報に基づいて、現在のDRX周期を決定する。
本実施例では、直接、受信機器のDRX周期を指示する指示情報に基づいて、現在のDRX周期を決定し、該指示情報のみに基づいて現在のDRX周期を調整する。
(2)受信機器のDRX周期を指示する第1指示情報に基づいて、次のDRX周期を決定する。
本実施例では、直接、受信機器のDRX周期を指示する指示情報に基づいて、次のDRX周期を決定し、該指示情報のみに基づいて次のDRX周期を調整する。
(3)受信機器のDRX周期を指示する第1指示情報に基づいて、後続の所定時間帯内のDRX周期を決定する。
本実施例では、基地局などのインターネット機器側から送信されるダウンリンクシグナリングを受信することで、又は事前設定情報を読み取ることで、受信機器が後続の所定時間帯内のDRX周期を決定することに対応する所定時間帯の長さを取得することができる。
本実施例では、後続の所定時間帯内の内のすべてのDRX周期を決定し、受信機器のDRX周期を指示する指示情報に基づいて、後続の所定時間帯内の内のすべてのDRX周期を決定し、該指示情報に基づいて後続の所定時間帯内のすべてのDRX周期を調整する。
(4)受信機器のDRX周期を指示する第1指示情報に基づいて、後続のすべてのDRX周期を決定する。
本実施例では、後続のすべてのDRX周期を決定し、受信機器のDRX周期を指示する指示情報に基づいて、後続のすべてのDRX周期を決定し、該指示情報に基づいて後続の所定時間帯内のすべてのDRX周期を調整する。
以上により、本開示の実施例のサイドリンク通信制御方法は、シーンに応じて異なる方式を用いて、送信機器により送信される不連続受信(DRX)操作の指示情報に基づいて、DRX操作を行うことができる。これにより、サイドリンク通信時のDRX操作の柔軟性を向上させる。
上記いくつかの実施例により提供される方法に対応して、本発明はサイドリンク通信制御装置をさらに提供し、本発明の実施例により提供されるサイドリンク通信制御装置は、上記幾つかの実施例により提供されるサイドリンク通信制御方法に対応しており、そのため、サイドリンク通信制御方法の実施形態は本実施例により提供されるサイドリンク通信制御装置にも適用され、本実施例では詳しい説明を省略する。
図3は、本発明により提供されるサイドリンク通信制御装置の構造概略図である。該装置は送信機器に適用され、図3に示すように、該サイドリンク通信制御装置は、送信モジュール301を含み、
送信モジュール301は、受信機器の不連続受信(DRX)を制御する第1指示情報を含むサイドリンク制御シグナリングを送信するために使用される。
以上により、本発明の実施例のサイドリンク通信制御装置において、送信機器は直接、ユーザ機器にサイドリンク制御シグナリングを送信し、ここで、サイドリンク制御シグナリングは、受信機器の不連続受信(DRX)操作を制御する第1指示情報を搬送する。そのため、送信機器が、予約リソースが必ず受信機器のアクティブ期間内にあることを確保できないことを回避し、省エネとシステムパフォーマンスのバランスが取られる。
上記幾つかの実施例により提供される方法に対応して、本発明はサイドリンク通信制御装置をさらに提供し、本発明の実施例により提供されるサイドリンク通信制御装置は、上記幾つかの実施例により提供されるサイドリンク通信制御方法に対応し、そのため、サイドリンク通信制御方法の実施形態は本実施例により提供されるサイドリンク通信制御装置にも適用され、本実施例では詳しい説明を省略する。
図4は、本発明の一実施例のサイドリンク通信制御装置の構造概略図であり、該装置は送信機器に適用され、図4に示すように、該サイドリンク通信制御装置は、指示モジュール401と操作モジュール402とを含み
指示モジュール401は、受信機器の不連続受信(DRX)を制御する第1指示情報を含むサイドリンク制御シグナリングを受信するために使用され、
操作モジュール402は第1指示情報に基づいてDRX操作を行うために使用される。
以上により、本発明の実施例のサイドリンク通信制御装置では、受信機器は送信機器から送信される受信サイドリンク制御シグナリングを受信し、ここで、サイドリンク制御シグナリングは、受信機器の不連続受信(DRX)を制御する第1指示情報を搬送し、したがって、受信機器は第1指示情報に基づいてDRX操作を行う。これにより、送信機器が、予約リソースが必ず受信機器のアクティブ期間内にあることを確保できないことを回避し、省エネとシステムパフォーマンスのバランスが取られる。
本発明の実施例によると、本発明は通信機器と読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
図5に示すのは、本発明の実施例に係るサイドリンク通信制御の通信機器のブロック図である。通信機器はラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレードサーバ、メインフレームコンピュータ、及び他の適切なコンピュータなどの様々な形式のデジタルコンピュータを表すことを目的とする。通信機器は、パーソナルデジタル処理、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、及び他の同様のコンピューティングデバイスなどの様々な形態のモバイルデバイスを表すこともできる。本明細書で示される部品、それらの接続と関係、及びそれらの機能は、単なる例であり、本明細書において説明された及び/又は求められた本開示の実現を制限することを意図するものではない。
図5に示すように、該通信機器は、1つ又は複数のプロセッサ501と、メモリ502と、高速インタフェース及び低速インタフェースを含む各コンポーネントを接続するためのインタフェースと、を含む。各コンポーネントは、異なるバスで相互に接続され、共通のマザーボードに取り付けられるか、又は必要に応じて他の方式で取り付けることができる。プロセッサは、外部入力/出力装置(インタフェースに結合されたディスプレイデバイスなど)にGUIの図形情報をディスプレイするためにメモリに記憶されている命令を含む、通信機器内に実行される命令を処理することができる。他の実施形態では、必要であれば、複数のプロセッサ及び/又は複数のバスを、複数のメモリと複数のメモリとともに使用することができる。同様に、複数の通信機器を接続することができ、各通信機器は、部分的な必要な操作(例えば、サーバアレイ、ブレードサーバ、又はマルチプロセッサシステムとする)を提供することができる。図5では、1つのプロセッサ501を例とする。
メモリ502は即ち本発明により提供される非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。ここで、前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサが本発明により提供されるサイドリンク通信制御方法を実行できるように、少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な命令が記憶されている。本発明の非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体はコンピュータ命令を記憶し、該コンピュータ命令はコンピュータに本発明により提供されるサイドリンク通信制御方法を記憶する。
メモリ502は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体として、本出願の実施例におけるサイドリンク通信制御方法に対応するプログラム命令/モジュールのような、非一時的なソフトウェアプログラム、非一時的なコンピュータ実行可能なプログラム及びモジュールを記憶するために用いられる。プロセッサ501は、メモリ502に記憶されている非一時的なソフトウェアプログラム、命令及びモジュールを実行することによって、サーバの様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行し、すなわち上記方法の実施例におけるサイドリンク通信制御方法を実現する。
メモリ502は、プログラム記憶領域とデータ記憶領域とを含むことができ、ここで、プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムを記憶することができ、データ記憶領域は、通信機器の使用によって作成されたデータなどを記憶することができる。また、メモリ502は、高速ランダムアクセスメモリを含むことができ、非一時的なメモリをさらに含むことができ、例えば、少なくとも1つのディスクストレージデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非一時的なソリッドステートストレージデバイスである。いくつかの実施例では、メモリ502は、プロセッサ501に対して遠隔に配置されたメモリを選択的に含むことができ、これらの遠隔メモリは、ネットワークを介して位置決め通信機器に接続されることができる。上記ネットワークの例は、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク、及びその組み合わせを含むが、これらに限定されない。
サイドリンク通信制御方法を実行する通信機器は、入力装置503と出力装置504とをさらに含むことができる。プロセッサ501、メモリ502、入力装置503、及び出力装置504は、バス又は他の方式を介して接続することができ、図5では、バスを介して接続することを例とする。
入力装置503は、入力された数字又は文字情報を受信することができ、及び位置決め通信機器のユーザ設定及び機能制御に関するキー信号入力を生成することができ、例えば、タッチスクリーン、キーパッド、マウス、トラックパッド、タッチパッド、ポィティングデバイス、1つ又は複数のマウスボタン、トラックボール、ジョイスティックなどの入力装置である。出力装置504は、ディスプレイデバイス、補助照明デバイス(例えば、LED)、及び触覚フィードバックデバイス(例えば、振動モータ)などを含むことができる。当該ディスプレイデバイスは、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、及びプラズマディスプレイを含むことができるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイスは、タッチスクリーンであってもよい。
本明細書で説明されるシステムと技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、特定用途向けASIC(特定用途向け集積回路)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及び/又はそれらの組み合わせで実現することができる。これらの様々な実施形態は、1つ又は複数のコンピュータプログラムで実施されることを含むことができ、当該1つ又は複数のコンピュータプログラムは、少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを含むプログラム可能なシステムで実行及び/又は解釈することができ、当該プログラマブルプロセッサは、特定用途向け又は汎用プログラマブルプロセッサであってもよく、ストレージシステム、少なくとも1つの入力装置、及び少なくとも1つの出力装置からデータ及び命令を受信し、データ及び命令を当該ストレージシステム、当該少なくとも1つの入力装置、及び当該少なくとも1つの出力装置に伝送することができる。
これらのコンピューティングプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、又はコードとも呼ばれる)は、プログラマブルプロセッサの機械命令を含み、高レベルのプロセス及び/又はオブジェクト指向プログラミング言語、及び/又はアセンブリ/機械言語でこれらのコンピューティングプログラムを実施することができる。本明細書で使用されるように、「機械読み取り可能な媒体」及び「コンピュータ読み取り可能な媒体」という用語は、機械命令及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するために使用される任意のコンピュータプログラム製品、機器、及び/又は装置(例えば、磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラマブルロジックデバイス(PLD))を指し、機械読み取り可能な信号である機械命令を受信する機械読み取り可能な媒体を含む。「機械読み取り可能な信号」という用語は、機械命令及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するための任意の信号を指す。
ユーザとのインタラクションを提供するために、ここで説明されているシステム及び技術をコンピュータ上で実施することができ、当該コンピュータは、ユーザに情報を表示するためのディスプレイ装置(例えば、CRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)と、キーボード及びポインティングデバイス(例えば、マウス又はトラックボール)とを有し、ユーザは、当該キーボード及び当該ポインティングデバイスによって入力をコンピュータに提供することができる。他の種類の装置も、ユーザとのインタラクションを提供することができ、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形式のセンシングフィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバック)であってもよく、任意の形式(音響入力と、音声入力、または、触覚入力とを含む)でユーザからの入力を受信することができる。
ここで説明されるシステム及び技術は、バックエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、データサーバとする)、又はミドルウェアコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、アプリケーションサーバー)、又はフロントエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、グラフィカルユーザインターフェース又はウェブブラウザを有するユーザコンピュータ、ユーザは、当該グラフィカルユーザインターフェース又は当該ウェブブラウザによってここで説明されるシステム及び技術の実施形態とインタラクションできる)、又はこのようなバックエンドコンポーネントと、ミドルウェアコンポーネントと、フロントエンドコンポーネントのいずれかの組み合わせを含むコンピューティングシステムで実行することができる。いずれかの形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)によってシステムのコンポーネントを相互に接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(LAN)と、ワイドエリアネットワーク(WAN)と、インターネットとを含む。
コンピュータシステムは、クライアントとサーバとを含むことができる。クライアントとサーバは、一般に、互いに離れており、通常に通信ネットワークを介してインタラクションする。対応するコンピュータ上で実行され、互いにクライアント-サーバ関係を有するコンピュータプログラムによってクライアントとサーバとの関係が生成される。
送信機器は、直接、ユーザ機器にサイドリンク制御シグナリングを送信し、サイドリンク制御シグナリングは、受信機器の不連続受信(DRX)操作を制御する指示情報を搬送する。これにより、送信機器が、予約リソースが必ず受信機器のアクティブ期間内にあることを確保できないことを回避し、省エネとシステムパフォーマンスのバランスが取られる。
なお、以上に示される様々な形式のフローを用いてステップを並べ替え、追加又は削除することができる。例えば、本開示に記載されている各ステップは、並列に実行されてもよいし、順次実行されてもよいし、異なる順序で実行されてもよいが、本開示で開示されている技術案の所望の結果を実現することができれば、本明細書では限定されない。
上記具体的な実施形態は、本開示の保護範囲を制限するものではない。当業者は、設計要件と他の要因に応じて、様々な修正、組み合わせ、サブコンビネーション、及び代替を行うことができることを理解されたい。本開示の精神と原則内で行われる任意の修正、同等の置換、及び改善などは、いずれも本開示の保護範囲内に含まれるべきである。
選択可能に、前記サイドリンク制御シグナリングは物理層サイドリンク制御情報であり、前記物理層サイドリンク制御情報には、前記受信機器がアクティブ状態に入る時刻を指示するための、予約(reserve)された時間周波数(time/frequency)リソース位置の第2指示情報が含まれる。
選択可能に、基地局のインターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること、又は、事前設定情報(pre-configuration information)を読み取ることで、前記Tの情報を決定する。
選択可能に、前記サイドリンク制御シグナリングは、前記アクティブ状態に入った時刻のオフセット値を搬送(carry)するか否かについての指示を含む。
本発明の第7態様の実施例は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサに第1態様又は第2態様の実施例により提供されるサイドリンク通信制御方法を実行させる。

Claims (43)

  1. サイドリンク通信制御方法であって、前記方法は送信機器に適用され、
    受信機器の不連続受信(DRX)を制御する第1指示情報を含むサイドリンク制御シグナリングを送信するステップを含む、
    ことを特徴とするサイドリンク通信制御方法。
  2. 前記サイドリンク制御シグナリングが物理層サイドリンク制御情報であり、又は、
    前記サイドリンク制御シグナリングが媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のサイドリンク通信制御方法。
  3. 前記第1指示情報は、前記受信機器がアクティブ状態に入る時刻を指示する情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のサイドリンク通信制御方法。
  4. 前記サイドリンク制御シグナリングは物理層サイドリンク制御情報であり、前記物理層サイドリンク制御情報には、
    前記受信機器がアクティブ状態に入る時刻を指示するための、予約された時間周波数リソース位置の第2指示情報が含まれる、
    ことを特徴とする請求項3に記載のサイドリンク通信制御方法。
  5. 前記第2指示情報は、
    前記予約された時間周波数リソース位置の前のT時間にアクティブ状態に入ることを指示するために使用される、
    ことを特徴とする請求項4に記載のサイドリンク通信制御方法。
  6. インターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること、又は、
    事前設定情報を読み取ることで、前記Tの情報を決定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のサイドリンク通信制御方法。
  7. 前記物理層制御情報には、Tを指示する情報がさらに含まれる、
    ことを特徴とする請求項5に記載のサイドリンク通信制御方法。
  8. 前記物理層制御情報には、前記第2指示情報が、前記受信機器がアクティブ状態に入ったか否かの時刻を指示するために使用されるか否かの指示が含まれる、
    ことを特徴とする請求項4に記載のサイドリンク通信制御方法。
  9. 前記第1指示情報は、前記受信機器がアクティブ状態に入った時刻のオフセット値を指示する情報をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項3に記載のサイドリンク通信制御方法。
  10. インターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること、又は、
    事前設定情報を読み取ることで、前記オフセット値の情報を決定する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のサイドリンク通信制御方法。
  11. 前記サイドリンク制御シグナリングは、前記アクティブ状態に入った時刻のオフセット値を搬送するか否かについての指示を含む、
    ことを特徴とする請求項9に記載のサイドリンク通信制御方法。
  12. 前記第1指示情報は、前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さを指示する情報をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1~11のいずれかに記載のサイドリンク通信制御方法。
  13. 前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さを指示する指示は、
    前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの変化のオフセット値を指示すること、又は、
    前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの取りうる値を指示することを含む、
    ことを特徴とする請求項12に記載のサイドリンク通信制御方法。
  14. 前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの変化のオフセット値を指示することは、
    インターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること、又は事前設定情報を読み取ることで、前記時間の長さの変化のオフセット値の情報を決定することを含む、
    ことを特徴とする請求項13に記載のサイドリンク通信制御方法。
  15. 前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの取りうる値を指示することは、
    インターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること、又は事前設定情報を読み取ることで、前記時間の長さの情報を決定することを含む、
    ことを特徴とする請求項13に記載のサイドリンク通信制御方法。
  16. 前記サイドリンク制御シグナリングには、前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さを搬送するか否かを指示する情報がさらに含まれる、
    ことを特徴とする請求項12に記載のサイドリンク通信制御方法。
  17. 前記第1指示情報は、
    前記受信機器のDRX周期を指示する情報をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のサイドリンク通信制御方法。
  18. 前記受信機器のDRX周期を指示する情報は、
    前記受信機器のDRX周期の変化のオフセット値を指示すること、又は、
    前記受信機器のDRX周期の取りうる値を指示することを含む、
    ことを特徴とする請求項17に記載のサイドリンク通信制御方法。
  19. 前記受信機器のDRX周期の変化のオフセット値を指示することは、
    インターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること、又は事前設定情報を読み取ることで、前記DRX周期の変化のオフセット値の情報を決定することを含む、
    ことを特徴とする請求項18に記載のサイドリンク通信制御方法。
  20. 前記受信機器のDRX周期の取りうる値を指示することは、
    インターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること、又は事前設定情報を読み取ることで、前記DRX周期の情報を決定することを含む、
    ことを特徴とする請求項18に記載のサイドリンク通信制御方法。
  21. 前記サイドリンク制御シグナリングには、前記受信機器のDRX周期を搬送するか否かを指示する情報がさらに含まれる、
    ことを特徴とする請求項17に記載のサイドリンク通信制御方法。
  22. サイドリンク通信制御方法であって、前記方法は受信機器に適用され、
    受信機器の不連続受信(DRX)を制御する第1指示情報を含むサイドリンク制御シグナリングを受信するステップと、
    前記第1指示情報に基づいてDRX操作を行うステップと、を含む、
    ことを特徴とするサイドリンク通信制御方法。
  23. 前記第1指示情報に基づいてDRX操作を行うステップは、
    前記第1指示情報により指示される、前記受信機器がアクティブ状態に入る時刻の情報に基づいてアクティブ状態に入るステップを含む、
    ことを特徴とする請求項22に記載のサイドリンク通信制御方法。
  24. 前記サイドリンク制御シグナリングは物理層サイドリンク制御情報であり、前記物理層サイドリンク制御情報には、予約された時間周波数リソース位置の第2指示情報が含まれ、
    前記第2指示情報により指示された時間周波数リソース位置に基づいてアクティブ状態に入る時刻を決定する、
    ことを特徴とする請求項23に記載のサイドリンク通信制御方法。
  25. 前記予約された時間周波数リソース位置の前のT時間にアクティブ状態に入るステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項24に記載のサイドリンク通信制御方法。
  26. 前記T時間の情報は、
    インターネット機器側から送信されたダウンリンク制御シグナリングの受信すること、又は、
    事前設定情報を読み取ること、又は、
    前記物理層サイドリンク制御情報によって搬送されるTの取りうる値の指示情報の受信すること、のうちの1つ又は複数により得られる、
    ことを特徴とする請求項25に記載のサイドリンク通信制御方法。
  27. 前記第1指示情報により指示される、前記受信機器がアクティブ状態に入る時刻の情報に基づいてアクティブ状態に入るステップは、
    前記第1指示情報により指示される、前記受信機器がアクティブ状態に入る時刻のオフセット値に基づいて、後続のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項23に記載のサイドリンク通信制御方法。
  28. 後続のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整するステップは、
    前記受信機器が前記指示に基づいて、次のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整するステップ、又は、
    前記受信機器が前記指示に基づいて、後続の所定時間帯内のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整するステップ、又は、
    前記受信機器が前記指示に基づいて、後続のすべてのDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整するステップ、を含む、
    ことを特徴とする請求項27に記載のサイドリンク通信制御方法。
  29. 後続の所定時間帯内のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整することは、
    インターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること、又は事前設定情報を読み取ることで、前記所定時間帯の長さを決定することを含む、
    ことを特徴とする請求項28に記載のサイドリンク通信制御方法。
  30. 1つのDRX周期内に、複数の、前記受信機器がアクティブ状態に入る時刻のオフセット値の指示情報を受信した場合、最後に受信した一つのオフセットの指示情報を用いて後続のDRX周期にアクティブ状態に入る時刻を調整するステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項27に記載のサイドリンク通信制御方法。
  31. 前記第1指示情報に基づいてDRX操作を行うステップは、
    前記第1指示情報により指示された、前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの情報に基づいて、DRX周期内のアクティブ期間を制御するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項22に記載のサイドリンク通信制御方法。
  32. 前記第1指示情報により指示された、前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの情報に基づいて、DRX周期内のアクティブ期間を制御するステップは、
    前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さの変化を指示するオフセット値に基づいて、DRX周期内のアクティブ期間を延長又は短縮するステップ、又は、
    前記受信機器がアクティブ状態に入る時間の長さを指示する取りうる値に基づいて、DRX周期内のアクティブ期間を決定するステップ、を含む、
    ことを特徴とする請求項31に記載のサイドリンク通信制御方法。
  33. DRX周期内のアクティブ期間を制御するステップは、
    前記受信機器が前記指示に基づいて現在の周期のアクティブ期間を制御するステップ、又は、
    前記受信機器が前記指示に基づいて次のDRX周期内のアクティブ期間を制御するステップ、又は、
    前記受信機器が前記指示に基づいて後続の所定時間帯内のDRX周期内のアクティブ期間を制御するステップ、又は、
    前記受信機器が前記指示に基づいて後続のすべてのDRX周期内のアクティブ期間を制御するステップ、を含む、
    ことを特徴とする請求項31に記載のサイドリンク通信制御方法。
  34. 前記後続の所定時間帯内のDRX周期内のアクティブ期間を制御することは、
    インターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること、又は事前設定情報を読み取ることで、前記所定時間帯の長さを決定することを含む、
    ことを特徴とする請求項33に記載のサイドリンク通信制御方法。
  35. 前記第1指示情報に基づいてDRX操作を行うステップは、
    前記第1指示情報により指示された前記受信機器のDRX周期の情報に基づいてDRX周期を決定するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項22に記載のサイドリンク通信制御方法。
  36. 前記第1指示情報により指示された前記受信機器のDRX周期の情報に基づいてDRX周期を決定するステップは、
    前記受信機器のDRX周期の変化を指示するオフセット値に基づいてDRX周期を延長又は短縮するステップ、又は、
    前記受信機器のDRX周期を指示する取りうる値に基づいてDRX周期を決定するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項35に記載のサイドリンク通信制御方法。
  37. DRX周期を決定するステップは、
    前記受信機器が前記指示に基づいて現在のDRX周期を決定するステップ、又は、
    前記受信機器が前記指示に基づいて次のDRX周期を決定するステップ、又は
    前記受信機器が前記指示に基づいて後続の所定時間帯内のDRX周期を決定するステップ、又は、
    前記受信機器が前記指示に基づいて後続のすべてのDRX周期を決定するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項35に記載のサイドリンク通信制御方法。
  38. 後続の所定時間帯内のDRX周期を決定することは、
    インターネット機器側から送信されたダウンリンクシグナリングを受信すること、又は事前設定情報を読み取ることで、前記所定時間帯の長さを決定するステップ、を含む、
    ことを特徴とする請求項37に記載のサイドリンク通信制御方法。
  39. サイドリンク通信制御装置であって、
    受信機器の不連続受信(DRX)を制御する第1指示情報を含むサイドリンク制御シグナリングを送信するための送信モジュールを含む、
    ことを特徴とするサイドリンク通信制御装置。
  40. サイドリンク通信制御装置であって、
    受信機器の不連続受信(DRX)を制御する第1指示情報を含むサイドリンク制御シグナリングを受信するための指示モジュールと、
    前記第1指示情報に基づいてDRX操作を行うための操作モジュールと、を含む、
    ことを特徴とするサイドリンク通信制御装置。
  41. 通信機器であって、プロセッサ、送受信機、メモリ、及び前記メモリに記憶されているコンピュータプログラムを含み、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することで、請求項1~21のいずれかに記載のサイドリンク通信制御方法を実現する、
    ことを特徴とする通信機器。
  42. 通信機器であって、プロセッサ、送受信機、メモリ、及び前記メモリに記憶されているコンピュータプログラムを含み、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することで、請求項22-38のいずれかに記載のサイドリンク通信制御方法を実現する、
    ことを特徴とする通信機器。
  43. プロセッサ読み取り可能な記憶媒体であって、前記プロセッサ読み取り可能な記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサに請求項1~21のいずれかに記載のサイドリンク通信制御方法、又は、請求項22~38のいずれかに記載のサイドリンク通信制御方法を実行させる、
    ことを特徴とするプロセッサ読み取り可能な記憶媒体。
JP2023542628A 2021-01-13 2021-01-13 サイドリンク通信制御方法、装置、機器及びその記憶媒体 Active JP7644825B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2021/071603 WO2022151103A1 (zh) 2021-01-13 2021-01-13 直连通信控制方法、装置、设备及其存储介质

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2024503674A true JP2024503674A (ja) 2024-01-26
JP7644825B2 JP7644825B2 (ja) 2025-03-12

Family

ID=75929836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023542628A Active JP7644825B2 (ja) 2021-01-13 2021-01-13 サイドリンク通信制御方法、装置、機器及びその記憶媒体

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20240089991A1 (ja)
EP (1) EP4280801A4 (ja)
JP (1) JP7644825B2 (ja)
KR (1) KR20230127341A (ja)
CN (2) CN112840736B (ja)
WO (1) WO2022151103A1 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018064477A1 (en) * 2016-09-30 2018-04-05 Intel IP Corporation Systems and methods for discontinuous reception in device-to-device communication

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107241786B (zh) * 2016-03-28 2020-10-02 电信科学技术研究院 一种进行通信配置的方法和设备
US11290863B2 (en) * 2016-07-21 2022-03-29 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for discovering user equipment (UE) over side link in device to device (D2D) communication
CN107666691B (zh) * 2016-07-28 2021-05-25 电信科学技术研究院 一种终端状态转换方法及装置
CN111800894A (zh) * 2019-08-22 2020-10-20 维沃移动通信有限公司 sidelink的DRX配置方法和设备
CN111800764B (zh) * 2019-08-22 2022-05-13 维沃移动通信有限公司 边链路drx参数配置方法、装置及终端设备

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018064477A1 (en) * 2016-09-30 2018-04-05 Intel IP Corporation Systems and methods for discontinuous reception in device-to-device communication

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
HUAWEI, HISILICON: "Consideration on the sidelink DRX for unicast, groupcast and broadcast[online]", 3GPP TSG RAN WG2 #112-E R2-2009413, JPN6024016659, 23 October 2020 (2020-10-23), ISSN: 0005409295 *
HUAWEI, HISILICON: "Some considerations about DRX on PC5[online]", 3GPP TSG RAN WG2 #98 R2-1704718, JPN6024016658, 5 May 2017 (2017-05-05), ISSN: 0005319105 *

Also Published As

Publication number Publication date
EP4280801A4 (en) 2024-03-06
US20240089991A1 (en) 2024-03-14
KR20230127341A (ko) 2023-08-31
JP7644825B2 (ja) 2025-03-12
CN116367362A (zh) 2023-06-30
CN112840736B (zh) 2023-06-13
WO2022151103A1 (zh) 2022-07-21
EP4280801A1 (en) 2023-11-22
CN112840736A (zh) 2021-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN113994740B (zh) 用于处理pdcch跳过和唤醒信令的机制
JP7607043B2 (ja) データ処理方法、通信ノード、およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
CN110958088B (zh) 一种通信方法及装置
IL267735B2 (en) Data transmission method and device
US10477501B2 (en) Wireless communication device, wireless communication method, and storage medium
CN115696539A (zh) 发送功率的确定方法、装置、终端及存储介质
WO2010083626A1 (zh) 用于实时分布式系统的同步方法及其装置
US10666312B2 (en) Sharing antenna across wireless endpoints
CN103973766A (zh) 电子装置及其数据同步方法
JP2024503674A (ja) サイドリンク通信制御方法、装置、機器及びその記憶媒体
CN115175351A (zh) 上行传输方法、终端及网络侧设备
US12001267B1 (en) Asymmetric data transmission using energy-efficient ethernet
WO2023221909A1 (zh) 信号处理方法、终端及网络侧设备
RU2814211C1 (ru) Способ и устройство для управления связью по линии прямой связи, устройство связи и носитель информации
CN111479319B (zh) 一种通信方法以及装置
JP5662909B2 (ja) ユーザ端末、及び通信方法
WO2022147733A1 (zh) 非连续接收方法及装置
US20240106603A1 (en) Communication method and apparatus
CN112956154B (zh) 调度信息发送方法、调度信息接收方法及装置
US20230397242A1 (en) Communication method for wireless mode switching, electronic device and storage medium
WO2025119078A1 (zh) 数据传输方法、装置、终端及可读存储介质
WO2023222076A1 (zh) 非连续传输方法、装置、终端及网络侧设备
CN112703701A (zh) 解调参考信号映射、装置、设备及其存储介质
CN114009098A (zh) 不连续接收配置的状态的通知

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230712

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240725

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20241223

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20241226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7644825

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150