JP2024502097A - 三環式化合物とその用途 - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、2020年12月31日に中国国家知識産権局に提出された、出願番号が202011637193.3であり、発明名称が「三環式化合物とその用途」である中国特許出願、2021年2月26日に中国国家知識産権局に提出された、出願番号が202110213607.8であり、発明名称が「三環式化合物とその用途」である中国特許出願、2021年4月29日に中国国家知識産権局に提出された、出願番号が202110477136.1であり、発明名称が「三環式化合物とその用途」である中国特許出願、2021年7月9日に中国国家知識産権局に提出された、出願番号が202110780130.1であり、発明名称が「三環式化合物とその用途」である中国特許出願、及び2021年8月27日に中国国家知識産権局に提出された、出願番号が202110998242.4であり、発明名称が「三環式化合物とその用途」である中国特許出願の優先権及び権利を主張する。上記の特許出願は、全文が引用により本明細書に組み込まれる。
Lは化学結合、NH又はOから選ばれ、
R1は、ハロゲン又は任意にR1aによって置換されたC1~C10アルキル基、C3~C10シクロアルキル基、3~10員ヘテロシクリル基から選ばれ、
X1、X2は、それぞれ独立してN又はCHから選ばれ、
環Aは、C6~C10アリール基、5~10員ヘテロアリール基又は4~7員ヘテロシクリル基から選ばれ、前記C6~C10アリール基、5~10員ヘテロアリール基又は4~7員ヘテロシクリル基は任意にR2によって置換され、
Lは化学結合、NH又はOから選ばれ、
R1は、ハロゲン又は任意にR1aによって置換されたC1~C10アルキル基、C3~C10シクロアルキル基、3~10員ヘテロシクリル基から選ばれ、
X1、X2は、それぞれ独立してN又はCHから選ばれ、
幾つかの実施形態において、LはNHから選ばれ、X1はNから選ばれ、X2はCHから選ばれる。
幾つかの実施形態において、Lは化学結合から選ばれる。
幾つかの実施形態において、LはOから選ばれる。
幾つかの実施形態において、R1は、ハロゲン又は任意にR1aによって置換されたC1~C3アルキル基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R1は、ハロゲン又は任意にR1aによって置換されたメチル基、エチル基、オキセタニル基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R1は、任意にR1aによって置換されたメチル基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、各R1aは独立してFから選ばれる。
幾つかの実施形態において、R1は、CF3、エチル基、又はオキセタニル基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R1は、Cl、CH3、CF3、又はエチル基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R1は、Cl、CF3、又はエチル基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R1は、CF3から選ばれる。
幾つかの実施形態において、Lは化学結合であり、R1は、ハロゲン、C1~C6アルキル基、C3~C6シクロアルキル基又は4~7員ヘテロシクリル基から選ばれ、前記C1~C6アルキル基、C3~C6シクロアルキル基又は4~7員ヘテロシクリル基は、任意にF、Cl、Br、I、OH、CN、=O、NH2、NH(C1~C3アルキル基)、N(C1~C3アルキル基)2、C1~C3アルキル基及びC1~C3アルコキシ基によって置換される。
幾つかの実施形態において、X1はCHから選ばれる。
幾つかの実施形態において、X2はCHから選ばれる。
幾つかの実施形態において、X1はNであり、X2はCHである。幾つかの実施形態において、X1とX2は両方ともCHである。幾つかの実施形態において、X1とX2は両方ともNである。
幾つかの実施形態において、環Aは、5~6員ヘテロアリール基又は4~7員ヘテロシクリル基から選ばれ、前記5~6員ヘテロアリール基又は4~7員ヘテロシクリル基は任意にR2によって置換される。
幾つかの実施形態において、R2は、=O、又は任意にR2aによって置換されたNH2、C1~C6アルキル基、C3~C6シクロアルキル基、C1~C6アルコキシ基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R2は、=O、又は任意にR2aによって置換されたC1~C3アルキル基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R2aは、任意にC1~C3アルキル基によって置換されたNH2から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R2aは、N(CH3)2から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R2は、=O、メチル基、CD3、又はOCH3から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R2は、=O、メチル基又はメトキシ基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、環Qはフェニル基から選ばれ、前記フェニル基は任意にR3によって置換される。
幾つかの実施形態において、R3aは、ハロゲン、CN、又はC1~C3アルキル基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R3aは、Fから選ばれる。
幾つかの実施形態において、R3は、ハロゲン、CN、C3~C6シクロアルキル基、C2~C3アルキニル基、任意にハロゲンによって置換されたC1~C6アルキル基、又は任意にハロゲンによって置換されたC1~C6アルコキシ基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R3は、ハロゲン、CN、C1~C6アルキル基、又は任意にハロゲンによって置換されたC1~C6アルコキシ基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R3は、ハロゲン又は任意にハロゲンによって置換されたC1~C6アルコキシ基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R3は、ハロゲン、CN、イソプロピル基、シクロプロピル基、任意にハロゲンによって置換されたメチル基、又は任意にハロゲンによって置換されたメトキシ基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R3は、ハロゲン、CN、メチル基、又は任意にハロゲンによって置換されたメトキシ基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R3は、ハロゲン又は任意にハロゲンによって置換されたメトキシ基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R3は、ハロゲン、CN、メチル基、又は任意にFによって置換されたメトキシ基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R3は、F、Cl、Br、CN、SH、イソプロピル基、シクロプロピル基、メチル基、エチル基、トリフルオロメチル基、エチニル基、OCHF2、メトキシ基又はメチルチオ基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R3は、F、Cl、Br、CN、イソプロピル基、シクロプロピル基、メチル基、トリフルオロメチル基、OCHF2又はメトキシ基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R3は、F、Cl、メチル基、イソプロピル基、OCHF2又はメトキシ基から選ばれる。
幾つかの実施形態において、R3は、Cl又はOCHF2から選ばれる。
更に、本願は、抗腫瘍薬の調製における一般式(I)で示される化合物又はその薬学的に許容される塩、或いはその医薬組成物の用途に関する。
更に、本願は、抗腫瘍における一般式(I)で示される化合物又はその薬学的に許容される塩、或いはその医薬組成物の用途に関する。
更に、本願は、抗腫瘍の一般式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩、或いはその医薬組成物に関する。
特に説明のない限り、本願の明細書及び特許請求の範囲に記載される基と用語の定義は、実例としての定義、例示的な定義、好ましい定義、表に記載される定義、実施例における具体的な化合物の定義などを含み、互いに任意に組み合わせたり、結合したりすることができる。このように組み合わせた後及び結合した後の基の定義及び化合物の構造は、本願の明細書に記載される範囲に属すべきである。本明細書に商品名が現れる場合、その対応する商品又はその活性成分を指すことを意図する。
そのうちの1つの変量が化学結合から選ばれるか、又は存在しない場合、その連結される2つの基が直接連結されることを示し、例えば、A-L-ZにおいてLが結合を示す場合、当該構造は実際にA-Zであることを示す。
用語「ヘテロアリール基」は、N、O、Sから選ばれる少なくとも1つの環原子を含み、残りの環原子がCである芳香族環基である、芳香族性を有する単環又は縮合多環系を指す。用語「5~10員ヘテロアリール基」は、以下のような一価単環式又は二環式芳香族環系を意味すると理解すべきである:5、6、7、8、9又は10個の環原子、特に、5又は6又は9又は10個の環原子を有すると共に、N、O及びSから独立して選ばれる1~5個、好ましくは1~3個のヘテロ原子を含み、また、それぞれの場合にベンゾ縮合式のものであってもよい。特に、「5~10員ヘテロアリール基」は、チエニル基、フラニル基、ピロリル基、オキサゾリル基、チアゾリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、イソオキサゾリル基、イソチアゾリル基、オキサジアゾリル基、トリアゾリル基、チアジアゾリル基など及びそれらのベンゾ誘導体、例えば、ベンゾフラニル基、ベンゾチエニル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾイソオキサゾリル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾトリアゾリル基、インダゾリル基、インドリル基、イソインドリル基など、又はピリジル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基、トリアジニル基など、及びそれらのベンゾ誘導体、例えば、キノリニル基、キナゾリニル基、イソキノリニル基などから選ばれる。
用語「アリール基」は、共役したπ電子系を有する全炭素単環式又は縮合多環式芳香環基を指す。用語「C6~C10アリール基」は、好ましくは、6~10個の炭素原子を有する一価芳香族性又は一部芳香族性の炭化水素環を示すと理解すべきである。特に、フェニル基などの6個の炭素原子を有する環(「C6アリール基」)、又はインダニル基又はインデニル基などの9個の炭素原子を有する環(「C9アリール基」)、又はテトラヒドロナフチル基、ジヒドロナフチル基又はナフチル基などの10個の炭素原子を有する環(「C10アリール基」)である。
用語「ハロ」又は「ハロゲン」は、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素を指す。
用語「予防」は、哺乳動物における疾患又は疾患状態の出現を予防すること、特にそのような哺乳動物がその疾患状態に罹患しやすいが、まだその疾患状態に罹患したと診断されていない場合に予防することを意味する。
(i)疾患又は疾患状態を抑制し、つまり、その進行を阻止し、
(ii)たとえ疾患又は疾患状態が回復したとしても、疾患又は疾患状態を緩和する。
本明細書に記載の一般式(I)の化合物のすべての投与方法において、1日当たりに投与される投与量は、個別又は分割投与の形態で0.01~100mg/kg体重、好ましくは0.05~50mg/kg体重、より好ましくは0.1~30mg/kg体重である。
特に断りのない限り、%はwt%を指す。
化合物は人工又はChemDraw(登録商標)ソフトウェアで命名され、市販化合物はメーカー目録の名称を用いる。
Me:メチル基
Et:エチル基
Ph:フェニル基
t-Bu:tert-ブチル基
DMF:N,N-ジメチルホルムアミド
LCMS/LC-MS:液体クロマトグラフィー質量分析
t-BuONO:亜硝酸tert-ブチル
THF:テトラヒドロフラン
NBS:N-ブロモスクシンイミド
DPPA:ジフェニルリン酸アジド
TEA:トリエチルアミン
toluene:トルエン
DCM:ジクロロメタン
SEM:2-(トリメチルシリル)エトキシメチル
Pd(dppf)Cl2/PdCl2(dppf):[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム
dioxane:ジオキサン
DMSO:ジメチルスルホキシド
Pd2(dba)3:トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム
XantPhos:4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン
Pin2B2:ビス(ピナコラート)ジボロン
TFA:トリフルオロ酢酸
LiHMDS:リチウムビス(トリメチルシリル)アミド
BrettPhos:ジシクロヘキシル(2,4,6-トリイソプロピル-3,6-ジメトキシ-[1,1-ビフェニル]-2-イル)ホスフィン
BrettPhos Pd G3:(2-ジ-シクロヘキシルホスフィノ-3,6-ジメトキシ-2’,4’,6’-トリイソプロピル-1,1’-ビフェニル)-2-(2’-アミノ-1,1’-ビフェニル)パラジウム(II)メタンスルホナートメタンスルホン酸塩
HATU:O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート
DIEA:ジイソプロピルエチルアミン
xylene:キシレン
DBU:1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン
ACN:アセトニトリル
CD3I:重水素化ヨードメタン
-OTBS:(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ
MsCl:メタンスルホニルクロリド
NCS:N-クロロスクシンイミド
EtI:ヨードエタン
O(Tf)2:トリフルオロメタンスルホン酸無水物
Lutidine:2,6-ジメチルピリジン
Chloroform:クロロホルム
Pd(PPh3)4:テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム
LDA:リチウムジイソプロピルアミド
Ruphos:2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2,6-ジイソプロポキシ-1,1-ビフェニル
Ruphos Pd G3:(2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2,6-ジイソプロポキシ-1,1-ビフェニル)(2-アミノ-1,1-ビフェニル-2-イル)パラジウム(II)メタンスルホナート
LiHMDS:リチウムビス(トリメチルシリル)アミド
TMAF:フッ化テトラメチルアンモニウム
BTMPO:N,N’-ビス(2,4,6-トリメトキシフェニル)エタンジアミド
acetone:アセトン
o-クロロアニリン(7.20g、56.46mmol)をDMF(100mL)に溶解し、窒素保護下、0℃で水素化ナトリウム(9.68g、242.07mmol、有効含有量60%)を加え、0℃で1時間保持し、反応物1-1(10g、48.41mmol)をDMF(20mL)に溶解した溶液を0℃で反応系に滴下し、25℃で16時間撹拌しながら反応させた。LCMSで反応が完了したことを検出した。反応混合物を0℃で水200mLでクエンチし、次いで酢酸エチル200mLで希釈し、酢酸エチルで3回抽出し(200mL×3)、有機相を食塩水で3回洗浄し(400mL×3)、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過して減圧濃縮した。濃縮液をカラムクロマトグラフィーにより分離し(ISCO(登録商標);120g SepaFlash(登録商標)フラッシュシリカゲルカラム、溶離剤 0~2% 酢酸エチル/石油エーテル、勾配@100mL/分)、表題化合物(5.16g)を得た。
MS m/z (ESI): 297.9 [M+H]+。
中間体1-2(5.16g、17.34mmol)及び四塩化スズ(18.06g、69.34mmol)を1,2-ジクロロエタン(100mL)に溶解し、窒素保護下、25℃でマロン酸ジメチル(6.87g、52.01mmol)を加え、反応液を70℃まで昇温し、70℃で16時間撹拌しながら反応させた。
MS m/z (ESI): 389.0 [M+H]+。
中間体1-3(11.64g、29.27mmol)をメタノール(115mL)に溶解し、水酸化ナトリウム水溶液(10M、87.80mL)を0℃で滴下した。反応系を25℃まで昇温し、25℃で16時間撹拌しながら反応させた。続いて、反応系を50℃まで昇温し、50℃で70時間撹拌しながら反応させた。LC-MSで反応が完了したことを示した。反応液を減圧濃縮してメタノールを除去し、濃縮液を水(150mL)で希釈し、酢酸エチル(200mL×4)で4回抽出し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮乾固した。カラムクロマトグラフィー(ISCO(登録商標);80g SepaFlash(登録商標)フラッシュシリカゲルカラム、溶離剤 0~4% メタノール/ジクロロメタン、勾配@100mL/分)により分離して、表題化合物(4.5g)を得た。
MS m/z (ESI): 340.1 [M+H]+。
中間体1-4(100mg、294.38μmol)を硫酸(552.00mg、5.63mmol)に溶解し、0℃で発煙硝酸(92.75mg、1.47mmol)を加え、反応液を25℃で0.5時間撹拌しながら反応させた。LC-MSですべての原料が完全に反応し、目標製品が形成したことを監視した。反応液を0℃で水(20mL)にゆっくりと注ぎ、そして飽和炭酸水素ナトリウム水溶液でpH=8に調整し、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を減圧下で濃縮乾固した。表題化合物の粗製品(135mg)を得た。
MS m/z (ESI): 430.1 [M+H]+。
中間体1-5(110mg、256.00μmol)をメタノール(4mL)に溶解し、鉄粉(220.00mg)、塩化アンモニウム(109.55mg、2.05mmol)及び水(1mL)を加えた。反応液を90℃で16時間撹拌しながら反応させた。LC-MSですべての原料が完全に反応し、目標製品が形成したことを監視した。反応液を減圧濃縮し、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を減圧下で濃縮乾固した。表題化合物の粗製品(94mg)を得た。
MS m/z (ESI): 370.1 [M+H]+。
中間体1-6(90mg、243.42μmol)をオルトギ酸トリエチル(2.45g、16.56mmol)に溶解した。窒素保護下、反応液を120℃で4時間攪拌しながら反応させた。LC-MSですべての原料が完全に反応し、目標製品が形成したことを監視した。反応液を減圧濃縮してオルトギ酸トリエチルを除去し、表題化合物の粗製品(92mg)を得た。
MS m/z (ESI): 379.9 [M+H]+。
中間体1-7(90mg、237.01μmol)をテトラヒドロフラン(5mL)及びDMF(0.5mL)に溶解し、25℃で亜硝酸tert-ブチル(36.66mg、355.52μmol)を加えた。反応液を70℃で1時間撹拌しながら反応させた。LC-MSですべての原料が完全に反応し、目標製品が形成したことを監視した。反応液を減圧濃縮してテトラヒドロフランを除去し、残留物を高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:YMC Triart C18 150×30mm×5μm;移動相:[A:0.05%アンモニア水(v/v)、B:アセトニトリル];B%:30%~50%、11分)、表題化合物(7.2mg)を得た。
MS m/z (ESI): 365.0 [M+H]+。
中間体1-4(400mg、1.18mmol)をアセトニトリル(8mL)に溶解し、N-ブロモスクシンイミド(209.58mg、1.18mmol)を25℃で加え、反応液を25℃で0.1時間撹拌しながら反応させた。LC-MSですべての原料が完全に反応し、目標製品が形成したことを監視した。反応液を減圧下で濃縮乾固し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(シリカ、石油エーテル/酢酸エチル=48%~100%)、表題化合物(488.0mg)を得た。
MS m/z (ESI): 420.1 [M+H]+。
中間体2-1(488.0mg、1.17mmol)をTHF(10mL)に溶解し、窒素保護下、0℃で水素化ナトリウム(93.59mg、2.34mmol、有効含有量60%)を加え、0℃で0.5時間反応させ、0℃でヨードメタン(166.07mg、1.17mmol)を加え、反応液を20℃で16時間撹拌しながら反応させた。LC-MSですべての原料が完全に反応し、目標製品が形成したことを監視した。反応液を0℃で水(10mL)でクエンチし、酢酸エチルで3回抽出し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮乾固し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(カラム:ISCO(登録商標);12g SepaFlash(登録商標)移動相:酢酸エチル/石油エーテル;酢酸エチル%:0~74%)、表題化合物(109mg)を得た。
MS m/z (ESI): 353.9 [M+H]+。
中間体2-2(109mg、308.15μmol)を硫酸(0.3mL)に溶解し、0℃で硝酸(38.83mg、616.30μmol)を滴下し、0℃で1時間反応させた。LC-MSですべての原料が完全に反応し、目標製品が形成したことを監視した。反応液を0℃で水(50mL)で希釈し、飽和炭酸ナトリウム水溶液でpH=8に調整し、酢酸エチルで3回抽出し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮乾固し、表題化合物(129mg)を得た。
MS m/z (ESI): 444.0 [M+H]+。
中間体2-3(129mg、290.72μmol)をメタノール(2mL)に溶解し、25℃で鉄粉(243.53mg、4.36mmol)、塩化アンモニウム(124.41mg、2.33mmol)及び水(0.5mL)を加え、反応液を90℃で16時間反応させた。LC-MSですべての原料が完全に反応し、目標製品が形成したことを監視した。反応液を濾過し、減圧濃縮してメタノールを除去し、酢酸エチルで3回抽出し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮乾固して表題化合物(97mg)を得た。
MS m/z (ESI): 384.0 [M+H]+。
中間体2-4(97mg、252.77μmol)をオルトギ酸トリエチル(864.27mg、5.83mmol、970.00μL)に溶解し、反応液を120℃で4時間反応させた。LC-MSですべての原料が完全に反応し、目標製品が形成したことを監視した。反応液を減圧下で濃縮乾固し、表題化合物(110mg)を得た。
MS m/z (ESI): 393.9 [M+H]+。
中間体2-5(110mg、279.37μmol)をテトラヒドロフラン(2mL)に溶解し、25℃で亜硝酸tert-ブチル(129.64mg、1.26mmol)、及びN,N-ジメチルホルムアミド(DMF)(2.04mg、27.94μmol)を加え、反応液を70℃で1時間反応させた。LC-MSですべての原料が完全に反応し、目標製品が形成したことを監視した。反応液を減圧下で濃縮乾固し、残留物を高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:YMC-Actus Triart C18 150×30mm×5μm;移動相:[A:水(0.05%アンモニア水v/v含有)、B:アセトニトリル];B%:38%~58%、11分)、表題化合物(3.1mg)を得た。
MS m/z (ESI): 379.0 [M+H]+。
MS m/z (ESI): 379.0 [M+H]+。
中間体1-3(1g、2.51mmol)をメタノールに溶解し、水酸化ナトリウム水溶液(10M)を加え、反応液を25℃で16時間撹拌しながら反応させた。LC-MSですべての原料が完全に反応し、目標製品が形成したことを監視した。反応液に塩酸(6M)を加えてpH=7に調整し、反応液を酢酸エチルで3回抽出し、有機層を減圧下で濃縮乾固して表題化合物の粗製品(590mg)を得た。
MS m/z (ESI): 384.0[M+H] +。
中間体4-1(50mg、130.31μmol)をトルエンに溶解し、トリエチルアミン(19.78mg、195.46μmol)及びジフェニルリン酸アジド(39.45mg、143.34μmol)を加え、反応液を100℃で16時間撹拌しながら反応させた。LC-MSですべての原料が完全に反応し、目標製品が形成したことを監視した。有機層を減圧下で濃縮乾固し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(シリカ、石油エーテル:(酢酸エチル/エタノール=3/1)=1:1)、更に高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:YMC-Actus Triart C18 150×30mm×5μm;移動相:[A:水(0.05%アンモニア水v/v)、B:アセトニトリル];B%:20%~40%、11分)、表題化合物(3.4mg)を得た。
MS m/z (ESI): 381.1[M+H] +。
MS m/z (ESI): 395.0 [M+H] +。
中間体6-1(1g、3.75mmol)をTHF(15mL)に溶解し、反応液を0℃まで降温し、水素化ナトリウム(300mg、7.51mmol、有効含有量60%)を加え、反応液を25℃で0.5h攪拌し、氷水浴下、2-(トリメチルシリル)エトキシメチルクロリド(936mg、5.63mmol)を反応液に加えた。窒素保護下、反応液を25℃で15h攪拌した。LC-MSで反応が完了したことを検出した。反応物を室温まで冷却した後、氷水(10mL)でゆっくりクエンチし、次いで酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、合わせた有機相を食塩水(50mL×3)で洗浄し、無水Na2SO4で乾燥し、濾過して減圧濃縮し、分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、石油エーテル:酢酸エチル=10:3)により表題化合物(700mg)を得た。
MS m/z (ESI): 397 [M+H]+。
中間体6-2(700mg、1.76mmol)及びビス(ピナコラート)ジボロン(897mg、3.53mmol)を無水ジメチルスルホキシド(10mL)に溶解し、その中に酢酸カリウム(345mg、3.53mmol)と[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(Pd(dppf)Cl2)(128mg、0.17mmol)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で15h撹拌した。LC-MSで反応が完了したことを検出した。反応物を室温まで冷却した後、水(20mL)及び酢酸エチル(40mL)を順次に加え、有機相を水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン:メタノール=10:1)により表題化合物(500mg)を得た。
MS m/z (ESI): 397 [M+H]+。
中間体6-3(500mg、1.25mmol)及び中間体6-4(489mg、1.88mmol)をジオキサン(6mL)及び水(2mL)に溶解し、その中にリン酸カリウム(534mg、2.51mmol)及びPd(dtbpf)Cl2(81.98mg、0.12mmol)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で16h撹拌した。LC-MSで反応が完了したことを検出した。反応物を室温まで冷却した後、水(30mL)及び酢酸エチル(40mL)を順次に加え、有機相を水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン:メタノール=5:1)により表題化合物(300mg)を得た。
MS m/z (ESI): 450 [M+H]+。
中間体6-5(150mg、0.33mmol)及び中間体6-6(85mg、0.66mmol)をN-メチルピロリドン(4mL)に溶解し、その中にナトリウムtert-ブトキシド(63.56mg、0.64mmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(XantPhos)(20mg、0.03mmol)及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(Pd2(dba)3)(30.51mg、33.33μmol)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で15h攪拌した。LC-MSで反応が完了したことを検出した。反応物を室温まで冷却した後、水(15mL)及び酢酸エチル(20mL)を順次に加え、有機相を水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧濃縮して表題化合物の粗製品(160mg)を得た。
MS m/z (ESI): 495 [M+H]+。
中間体6-7(160mg)をジクロロメタン(3mL)に溶解した。その中にトリフルオロ酢酸(1.5mL)を加え、反応液を25℃で0.5h攪拌した。TLCで反応が完了したことを監視した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(20mL)を加えてpH=8に調整し、ジクロロメタン(20mL×3)で抽出し、有機相を水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮乾固し、分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(クロマトグラフィーカラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:0.05%TFA v/v、B:アセトニトリル;B%:40%~45%、12min)、表題化合物(2.3mg)を得た。
MS m/z (ESI): 365 [M+H]+。
中間体7-1(4.0g、15.04mmol)をテトラヒドロフラン溶液(40mL)に溶解し、水素化ナトリウム(有効含有量60%)(820mg、20.5mmol)を0~5℃で加え、反応液を5℃で0.5h撹拌し、反応液に2-(トリメチルシリル)エトキシメチルクロリド(SEMCl)(4.56g、26.34mmol)を加え、添加後室温で12h撹拌した。LC-MSで反応が完了したことを検出した後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液(50mL)にゆっくり注ぎ、酢酸エチル(60mL×2)で抽出し、有機相を合わせ、飽和食塩水(100mL)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、減圧下で濃縮乾固し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(シリカ、石油エーテル:酢酸エチル=10:1)、表題化合物(2.7g)を得た。
MS m/z (ESI): 397.0 [M+H]+。
中間体7-2(1.4g、4.55mmol)及び中間体7-3(2.17g、5.46mmol)を無水ジオキサン(15mL)に溶解し、その中に水(4mL)、リン酸カリウム(1.93g、9.11mmol)及びPd(dtbpf)Cl2(297mg、0.46mmol)を加え、窒素保護下、反応液を80℃で2h撹拌した。LC-MSで反応が完了したことを検出した。反応物を室温まで冷却した後、水(15mL)及び酢酸エチル(15mL)を順次に加え、有機相を水(15mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、減圧下で濃縮乾固し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(シリカ、石油エーテル:酢酸エチル=10:1)、表題化合物(800mg)を得た。
MS m/z (ESI): 450.0 [M+H]+。
中間体7-4(250.0mg、0.56mmol)をN-メチルピロリドン溶液(3mL)に溶解し、中間体7-5(141.8mg、1.11mmol)、ナトリウムtert-ブトキシド(106.8mg、1.11mmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(XantPhos)(64.3mg、0.11mmol)及びPd2(dba)3(50.9mg、0.06mmol)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で12h攪拌した。LC-MSで反応が終了したことを検出した。反応液を濾過し、減圧下で濃縮乾固し、分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し[YMC-Actus Triart C18カラム 5μmシリカ、直径30mm、長さ150mm;水(0.05%NH4HCO3を含む)とアセトニトリルとの極性が減少する混合物を溶離液として使用し、アセトニトリルの勾配比は55%~80%であり、溶出時間は13分である]、表題化合物(2mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d4) δ 8.79 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.59 (s, 1H), 7.74 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.65 - 7.63 (m, 1H), 7.54 - 7. 49 (m, 2H), 7.44 - 7.41 (m, 1H).
中間体8-1(1.0g、4.5mmol)を無水テトラヒドロフラン(10mL)に溶解し、その中にリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(LiHMDS)のTHF溶液(1M、9.76mL、9.76mmol)を-78℃で滴下し、滴下完了後-78℃で1h反応させ、次いで反応液に中間体8-2(840.66mg、5.3mmol)を加えた。室温まで昇温し、3h反応させた。反応液に飽和塩化アンモニウム(10mL)及び酢酸エチル(10mL×3)を順次に加え、有機相を水(10mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(クロマトグラフィーカラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:水(0.225%ギ酸v/v)、B:アセトニトリル;B%:30%~50%、11分)、表題化合物(400mg)を得た。
MS m/z (ESI): 317.1 [M+H]+。
中間体8-3(200mg、631.59μmol)及び炭酸セシウム(412mg、1.26mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(4mL)に溶解し、0℃でその中にジフェニルリン酸アジド(DPPA)(347.63mg、1.26mmol)を加え、添加後室温で1h反応させ、0℃で中間体8-4(71.4mg、631.59μmol)を加え、添加後反応液を25℃で2h撹拌した。反応液に水(5mL)及び酢酸エチル(5mL×3)を順次に加え、分液し、有機相を飽和食塩水(5mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、石油エーテル:酢酸エチル=100:0~50:50)により表題化合物(90mg)を得た。
MS m/z (ESI): 411.9 [M+H]+。
中間体8-5(80mg、194.29μmol)及び炭酸セシウム(190mg、582.86μmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解し、60℃で3h反応させ、反応液を濾過し、分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(クロマトグラフィーカラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:水(0.225%ギ酸v/v)、B:アセトニトリル;B%:30%~50%、11分)、表題化合物(30mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.15 (s, 1H), 8.84 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.96 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.78 - 7.70 (m, 1H), 7.62 - 7.55 (m, 3H).
中間体1-6(58mg、156.87μmol)をトリフルオロ酢酸に加え、反応液を70℃で16時間撹拌しながら反応させた。LCMSで目標製品が形成したことを示した。反応液を減圧下で濃縮乾固し、表題化合物(60mg)を得た。
MS m/z (ESI): 448.0 [M+H]+。
中間体9-1(60mg、134.01μmol)をN,N-ジメチルアミド及びテトラヒドロフランに溶解し、亜硝酸tert-ブチル(62.19mg、603.05μmol)を加え、反応液を70℃で1時間撹拌しながら反応させた。LCMSで目標製品が形成したことを示した。反応液を減圧下で濃縮乾固し、分取液体クロマトグラフィーにより精製し(クロマトグラフィーカラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:39%~59%、12分)、表題化合物(13.9mg)を得た。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.85 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.82 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.71-7.66 (m, 1H), 7.59-7.55 (m, 2H), 7.51-7.46 (m, 1H)
25℃で、中間体10-1(10g、57.80mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(200mL)に溶解し、次いでナトリウムエトキシド(3.93g、57.80mmol)を加え、窒素保護下、反応液を25℃で16時間撹拌しながら反応させた。LCMSで目標製品が既に形成したことを示した。反応終了後、反応液に酢酸エチル(200mL)、水(400mL)を加え、塩化リチウム水溶液(500mL)で2回抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去した。表題化合物(9.7g)を得た。
MS m/z (ESI): 183.1 [M+H]+。
20℃で、中間体10-2(7.7g、42.17mmol)をtert-アミルアルコール(120mL)に溶解し、反応液に炭酸カリウム(17.48g、126.50mmol)、ジシクロヘキシル(2,4,6-トリイソプロピル-3,6-ジメトキシ-[1,1-ビフェニル]-2-イル)ホスフィン(BrettPhos)(1.13g、2.11mmol)、(2-ジ-シクロヘキシルホスフィノ-3,6-ジメトキシ-2’,4’,6’-トリイソプロピル-1,1’-ビフェニル)-2-(2’-アミノ-1,1’-ビフェニル)パラジウム(II)メタンスルホナートメタンスルホン酸塩(BrettPhos Pd G3)(1.91g、2.11mmol)、及びp-ジフルオロメトキシアニリン(8.05g、50.60mmol)を加えた。窒素保護下、反応液を100℃で16時間攪拌しながら反応させた。LCMSで目標製品が生成したことを示し、反応終了後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、その中に酢酸エチル(50mL)、水(100mL)を加え、水(100mL)で2回抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/酢酸エチル=1/0~9/1)、表題化合物(6g)を得た。
MS m/z (ESI): 305.9 [M+H]+。
20℃で、中間体10-3(5.2g、17.03mmol)をエタノール(60mL)に溶解し、反応液にナトリウムエトキシド(4.64g、68.13mmol)及びマロン酸ジエチル(8.18g、51.10mmol)を加えた。窒素保護下、反応液を90℃で16時間攪拌しながら反応させた。LCMSで目標製品が生成したことを示した。反応終了後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去した。その中に酢酸エチル(100mL)、水(200mL)を加え、水(200mL)で2回抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/酢酸エチル=1/0~0/1)、表題化合物(4.5g)を得た。
MS m/z (ESI): 420.1 [M+H]+。
20℃で、中間体10-4(2g、4.77mmol)をメタノール(32mL)に溶解し、反応液に水酸化リチウム一水和物(4.00g、95.38mmol)を加えた。窒素保護下、反応液を50℃で16時間攪拌しながら反応させた。LCMSで目標製品が生成したことを示した。反応終了後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去した。その中に酢酸エチル(30mL)、水(60mL)を加え、水(60mL)で2回抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去した。表題化合物(1.8g)を得た。
MS m/z (ESI): 392.0 [M+H]+。
20℃で、中間体10-5(900mg、2.30mmol)をトルエン(8mL)に溶解し、反応液にジフェニルリン酸アジド(1.27g、4.60mmol)及びトリエチルアミン(349.08mg、3.45mmol)を加えた。反応液を100℃で16時間攪拌しながら反応させた。LCMSで目標製品が生成したことを示した。反応終了後、反応液に酢酸エチル(20mL)、水(40mL)を加え、水(40mL)で2回抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して(0.01MPa)溶媒を除去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/テトラヒドロフラン=1/0~0/1)、表題化合物(700mg)を得た。表題化合物(50mg)を取り、高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:YMC-Actus Triart C18 150×30mm×5μm;移動相:A:水(0.05%アンモニア水)、B:アセトニトリル;B%:25%~45%、11分)、表題化合物(6.5mg)を得た。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.80 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 8.43 (s, 1H), 7.38-7.29 (m, 4H), 6.93 (t, J = 74.4 Hz, 1H), 6.75 (d, J = 3.1 Hz, 1H), 4.02 (d, J = 7.0 Hz, 2H), 1.18-1.13 (m, 3H).
MS m/z (ESI): 403.1 [M+H]+。
中間体12-1(5g、18.79mmol)をDMF(50mL)に溶解し、反応液に炭酸セシウム(12g、37.59mmol)及びヨードメタン(5.3g、37.59mmol)を加えた。窒素保護下、反応液を25℃で18h攪拌した。水(50mL)及び酢酸エチル(100mL)を順次に加え、有機相を水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を無水Na2SO4で乾燥し、濾過して減圧濃縮し、分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、石油エーテル:酢酸エチル=10:3)により、表題化合物(2g)を得た。
MS m/z (ESI): 281.0 [M+H]+。
中間体12-2(1.5g、5.33mmol)及びビス(ピナコラート)ジボロン(2.7g、10.67mmol)を無水ジメチルスルホキシド(10mL)に溶解し、その中に酢酸カリウム(1.04g、10.67mmol)とPd(dppf)Cl2(387mg、0.53mmol)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で15h撹拌した。反応物を室温まで冷却した後、水(60mL)及び酢酸エチル(80mL)を順次に加え、有機相を水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン:メタノール=10:1)により表題化合物(750mg)を得た。
MS m/z (ESI): 281.0 [M+H]+。
中間体12-3(350mg、1.24mmol)及び3-ブロモ-2-クロロ-6-(トリフルオロメチル)ピリジン(483mg、1.86mmol)をジオキサン(6mL)及び水(2mL)に溶解し、その中にリン酸カリウム(534mg、2.51mmol)及びPd(dtbpf)Cl2(81.98mg、0.12mmol)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で16h撹拌した。反応物を室温まで冷却した後、水(30mL)及び酢酸エチル(40mL)を順次に加え、有機相を水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン:メタノール=5:1)により表題化合物(300mg)を得た。
MS m/z (ESI): 334.1[M+H]+。
中間体12-4(70mg、0.21mmol)及び中間体12-5(50mg、0.31mmol)をN-メチルピロリドン(2mL)に溶解し、その中にナトリウムtert-ブトキシド(40mg、0.42mmol)及びPd2(dba)3(1.9mg、0.02mmol)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で15h攪拌した。反応物を室温まで冷却した後、水(15mL)及び酢酸エチル(30mL)を順次に加え、有機相を水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物をTLC(ジクロロメタン:メタノール=10:1)で精製し、分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(クロマトグラフィーカラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:0.05%トリフルオロ酢酸v/v、B:アセトニトリル;B%:40%~45%、12分)、表題化合物(2.5mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d4) δ 8.69 (s, 1H), 8.54 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.38-7.27 (m, 4H), 7.16-6.73 (m, 1H), 4.24 (s, 3H).
中間体12-3(350mg、1.24mmol)及び中間体13-1(409mg、1.86mmol)をジオキサン(6mL)及び水(2mL)に溶解し、その中にリン酸カリウム(534mg、2.51mmol)及びPd(dtbpf)Cl2(81.98mg、0.12mmol)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で16h撹拌した。反応物を室温まで冷却した後、水(30mL)及び酢酸エチル(40mL)を順次に加え、有機相を水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン:メタノール=5:1)により表題化合物(250mg)を得た。
MS m/z (ESI): 294.0 [M+H]+。
中間体13-2(70mg、0.23mmol)及び中間体12-5(50mg、0.31mmol)をN-メチルピロリドン(2mL)に溶解し、その中にナトリウムtert-ブトキシド(40mg、0.46mmol)及びPd2(dba)3(1.9mg、0.02mmol)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で15h攪拌した。反応物を室温まで冷却した後、水(15mL)及び酢酸エチル(30mL)を順次に加え、有機相を水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物をTLC(ジクロロメタン:メタノール=10:1)で精製し、分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(クロマトグラフィーカラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:0.05%トリフルオロ酢酸v/v、B:アセトニトリル;B%:40%~48%、12分)、表題化合物(5.2mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.64 (s, 1H), 8.30 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.64 - 7.00 (m, 5H), 6.70 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 4.16 (s, 3H), 3.87 (q, J = 7.0 Hz, 2H), 1.04 (t, J = 7.0 Hz, 3H).
中間体14-1(0.9g、4.69mmol)をトルエン(5mL)に溶解し、炭酸銀(1.55g、5.63mmol)及びヨードエタン(1.46g、9.38mmol)を順次に加え、100℃まで昇温して16時間撹拌した。反応終了後、室温まで冷却し、水(10mL)を加え、酢酸エチル(10mL)で3回抽出し、有機相を合わせ、減圧下で濃縮乾固し、残留物をフラッシュシリカゲルカラムにより精製し(ISCO(登録商標);12g SepaFlash(登録商標)シリカゲルカラム、溶離剤勾配0~12%酢酸エチル/石油エーテル、30mL/分)、表題化合物(600mg)を得た。
MS m/z (ESI): 219.0 [M+H]+。
中間体14-2(300mg、1.36mmol)及びビス(ピナコラート)ジボロン(380.84mg、1.50mmol)をジオキサン(8mL)に溶解し、酢酸カリウム(401.41mg、4.09mmol)を加え、窒素保護下、PdCl2(dppf)(49.88mg、68.17μmol)を加え、反応液を90℃で2時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を濾過し、濾液を濃縮して表題化合物(364mg)を得た。
中間体14-3(360mg、1.35mmol)及び5-ブロモ-1-メチル-1H-イミダゾール-4-カルボン酸メチル(206.65mg、943.45μmol、特許文献WO2017218960に報告された方法に従って合成できる)をジオキサン(3mL)及び水(0.5mL)に溶解し、窒素保護下、Pd(dtbpf)Cl2(87.84mg、134.78μmol)及びリン酸カリウム(286.10mg、1.35mmol)を加え、50℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、20℃まで降温し、酢酸エチル(10mL)で2回抽出し、有機相を減圧下で濃縮乾固し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製した(シリカ、石油エーテル:酢酸エチル=3:1)。表題化合物(0.5g)を得た。
MS m/z (ESI): 280.0 [M+H]+。
中間体14-4(170mg、608.74μmol)を水(2mL)及びメタノール(2mL)に溶解し、水酸化リチウム一水和物(80mg、1.91mmol)を加え、反応液を60℃で2時間撹拌した。反応終了後、減圧下で濃縮乾固した。表題化合物(161mg)を得た。
MS m/z (ESI): 265.9 [M+H]+。
中間体14-5(161mg、607.00μmol)及び4-(ジフルオロメトキシ)アニリン(193.19mg、1.21mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解し、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HATU)(346.20mg、910.50μmol)及びジイソプロピルエチルアミン(156.90mg、1.21mmol)を順次に加え、20℃で16時間撹拌しながら反応させ、反応液を中間体に変換した後、水酸化リチウム一水和物(76.42mg、1.82mmol)を加え、反応物を100℃で5時間撹拌しながら反応させた。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.53 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.05 (s, 1H), 7.39-7.28 (m, 4H), 6.94 (t, J = 74.4 Hz, 1H), 6.76 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 4.23 (s, 3H), 3.95 (q, J = 7.0 Hz, 2H), 1.10 (t, J = 7.2 Hz, 3H).
p-ジフルオロメトキシアニリン(611.02mg、3.84mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(15mL)に溶解し、水素化ナトリウム(有効含有量60%、230.38mg、5.76mmol)を0℃で加えた。反応液を0℃で2時間撹拌しながら反応させた。中間体15-1(1g、3.84mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(3mL)に溶解し、反応液に滴下した。反応液を0℃で12時間攪拌しながら反応させた。反応液を水(5mL)でクエンチした後、酢酸エチル(10mL×3)で3回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、有機層を減圧下で濃縮乾固し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)、表題化合物(300mg)を得た。
MS m/z (ESI): 384.9 [M+H]+。
中間体15-2(100mg、261.02μmol)をジオキサン(4mL)に溶解し、ビス(ピナコラート)ジボロン(79.54mg、313.23μmol)、酢酸カリウム(76.85mg、783.06μmol)及びPd(dppf)Cl2(9.55mg、13.05μmol)を加えた。反応液を80℃まで昇温し、窒素保護下、2時間攪拌しながら反応させた。得られた表題化合物を次のステップに直接に使用した。
MS m/z (ESI): 431.1[M+H]+。
中間体15-3(100mg、232.46μmol)を含有するジオキサン溶液に水(1mL)を加え、中間体15-4(152.75mg、特許文献WO2017218960に報告された方法に従って合成できる)、炭酸カリウム(48.21mg、697.39μmol)及びPd(dtbpf)Cl2(15.15mg、23.25μmol)を加えた。窒素保護下、反応液を100℃で1時間攪拌しながら反応させた。反応液を減圧下で濃縮乾固し、分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Boston Prime C18 150×30mm×5μm);移動相:(A:水(0.05%アンモニア水+10mM炭酸水素アンモニウム)、B:アセトニトリル);B%:37%~67%、10分)、表題化合物(13.1mg)を得た。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.88 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.78 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.35 (s, 4H), 6.98 (t, J = 74 Hz, 1H), 4.34 (s, 3H)
中間体8-1(1.0g、4.5mmol)を無水テトラヒドロフラン(10mL)に溶解し、その中にリチウムビス(トリメチルシリル)アミドのTHF溶液(1M、9.76mL、9.76mmol)を-78℃で滴下し、滴下完了後-78℃で1h反応させ、次いで反応液に中間体12-5(842.7mg、5.3mmol)を加えた。室温まで昇温して3h反応させ、反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液(10mL)及び酢酸エチル(10mL×3)を順次に加え、有機相を水(10mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(クロマトグラフィーカラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:水(0.225%ギ酸v/v)、B:アセトニトリル;B%:30%~50%)、表題化合物(900.0mg)を得た。
MS m/z (ESI): 349.1 [M+H]+。
中間体16-1(150mg、430.76μmol)及び炭酸セシウム(281mg、861.51μmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(4mL)に溶解し、0℃でその中にジフェニルリン酸アジド(DPPA)(209.52mg、861.51mmol)を加え、添加後室温で1h反応させ、0℃で中間体8-4(48.72mg、430.76μmol)を加え、添加後反応液を25℃で2h撹拌した。反応液に水(5mL)及び酢酸エチル(5mL×3)を順次に加え、分液し、有機相を飽和食塩水(5mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、石油エーテル:酢酸エチル=100:0~50:50)により表題化合物(90mg)を得た。
MS m/z (ESI): 433.1 [M+H]+。
中間体16-2(100mg、225.57μmol)及び炭酸セシウム(220.47mg、676.71μmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(4mL)に溶解し、60℃で3h反応させ、反応液を濾過し、分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(クロマトグラフィーカラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:水(0.225%ギ酸v/v)、B:アセトニトリル;B%:30%~50%、11分)、表題化合物(24.0mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.11 (s, 1H), 8.79 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.91 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.62 - 7.20 (m, 5H).
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.57 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.09 (s, 1H), 7.73-7.63 (m, 1H), 7.59-7.50 (m, 2H), 7.48-7.37 (m, 1H), 6.80 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 4.26 (s, 3H), 3.99-3.85 (m, 2H), 1.09 (t, J = 7.0 Hz, 3H)
中間体15-1(2.0g、7.72mmol)を無水テトラヒドロフラン(20mL)に溶解し、その中にリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(LiHMDS)(1M、9.26mL、9.26mmol)を-78℃で滴下し、滴下完了後-78℃で1h反応させ、次いで反応液に中間体12-5(1.23g、7.72mmol)を加えた。室温まで昇温して3h反応させ、反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液(20mL)及び酢酸エチル(20mL×3)を順次に加え、有機相を水(20mL)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、石油エーテル:酢酸エチル=100:0~50:50)により、表題化合物(900mg)を得た。
MS m/z (ESI): 383.1 [M+H]+。
中間体18-1(350mg、916.23μmol)及びビス(ピナコラート)ジボロン(348mg、1.37mmol)をジオキサン(5mL)に溶解し、その中に酢酸カリウム(179mg、1.83mmol)とPd(dppf)Cl2(66.85mg、91.36μmol)を加え、窒素保護下、反応液を90℃で1h撹拌した。反応液を室温まで冷却し、その中に中間体18-2(239.37mg、1.09mmol)、炭酸セシウム(591mg、1.81mmol)、水(1mL)及びPd(dtbpf)Cl2(59.0mg、90.66μmol)を加え、窒素保護下、反応液を90℃で5h撹拌した。反応液を濾過し、減圧下で濃縮乾固し、分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(クロマトグラフィーカラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:水(0.225%ギ酸v/v)、B:アセトニトリル;B%:30%~50%、11分)、表題化合物(50.0mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.23 (s, 1H), 8.82 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.92 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.61 - 7.21 (m, 5H).
4-クロロアニリン(244.92mg、1.92mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、水素化ナトリウム(有効含有量60%、115.18mg、2.88mmol)を0℃で加え、0℃で30分間撹拌し、中間体15-1(500mg、1.92mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド溶液を加え、反応液を20℃で16時間撹拌しながら反応させ、再び水素化ナトリウム(有効含有量60%、76.79mg、1.92mmol)を加え、40℃で30分間撹拌した。0℃まで冷却し、水(5mL)を加えてクエンチし、酢酸エチル(30mL)で抽出し、食塩水で洗浄し、有機相を減圧下で濃縮乾固し、残留物をフラッシュシリカゲルカラムにより精製し(ISCO(登録商標);4g SepaFlash(登録商標)シリカゲルカラム、0~15% 酢酸エチル/石油エーテル勾配溶出@20mL/分)、表題化合物(250mg)を得た。
MS m/z (ESI): 352.7 [M+H]+。
中間体19-1(250mg、711.14μmol)、ヘキサメチルジスタンナン(465.97mg、1.42mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(82.18mg、71.11μmol)をキシレン(5mL)に順次に溶解し、窒素保護下、140℃で5時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、20℃まで冷却して濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固し、残留物をシリカゲルカラムにより精製し(ISCO(登録商標);12g SepaFlash(登録商標)シリカゲルカラム、0~10% 酢酸エチル/石油エーテル勾配溶出@30mL/分)、表題化合物(240mg)を得た。
MS m/z (ESI): 436.9 [M+H]+。
中間体19-2(240mg、551.14μmol)、中間体15-4(120.72mg)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(63.69mg、55.11μmol)をキシレン(4mL)に溶解し、窒素保護下、140℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:26%~46%、12分)、表題化合物(47.1mg)を得た。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.86 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.76 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.57 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.29 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 4.32 (s, 3H)。
中間体15-4(1g)をキシレン(6mL)に溶解し、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(11.44mg、9.90μmol)及びヘキサメチルジスタンナン(2.99g、9.13mmol)を加えた。反応液を140℃まで昇温し、窒素保護下、4h攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を飽和フッ化カリウム水溶液(10mL)に滴下し、2h撹拌した後、水(200mL)を加え、酢酸エチル(100mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機層を減圧下で濃縮乾固し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=2:1~0:1)、表題化合物(470mg)を得た。
MS m/z (ESI): 304.9[M+H]+。
窒素保護下、中間体20-2(207.61mg、1.92mmol)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(8mL)に溶解し、0℃まで降温した後、反応液に水素化ナトリウム(有効含有量60%、153.57mg、3.84mmol)を加え、反応液を0℃で30分間撹拌した。その後、中間体15-1(500mg、1.92mmol)を加え、窒素保護下、反応液を20℃で16時間攪拌した。反応終了後、反応液に水(200mL)を加え、酢酸エチル(100mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~50:1)、表題化合物(320mg)を得た。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ 8.27 (d, J = 4.9 Hz, 1H), 8.14-8.03 (m, 2H), 7.35-7.33 (m, 1H), 7.09 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 2.49 (s, 3H).
窒素保護下、中間体20-3(38.37mg、115.53μmol)を無水キシレン(1mL)に加え、反応液にPd(PPh3)4(13.35mg、11.55μmol)と中間体20-1(35mg、115.53μmol)を加えた。その後、窒素保護下、反応液を140℃で16時間撹拌した。反応終了後、反応物を濾過し、減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:0%~30%、12分)、表題化合物(10mg、ラセミ体)を得た。
MS m/z (ESI): 360.1 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ 8.93 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.60 (dd, J = 1.4, 4.9 Hz, 1H), 8.27 (s, 1H), 7.82 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.75 (dd, J = 1.4, 7.9 Hz, 1H), 7.52 (dd, J = 4.9, 7.9 Hz, 1H), 4.36 (s, 3H), 2.21 (s, 3H).
MS m/z (ESI): 360.1 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ 8.93 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.60 (dd, J = 1.4, 4.9 Hz, 1H), 8.27 (s, 1H), 7.82 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.76 (dd, J = 1.4, 7.9 Hz, 1H), 7.53 (dd, J = 5.0, 8.0 Hz, 1H), 4.36 (s, 3H), 2.21 (s, 3H).
MS m/z (ESI): 360.1 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.86 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.74 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.61-7.53 (m, 2H), 7.53-7.48 (m, 1H), 7.28 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 4.33 (s, 3H)。
中間体22-1(244.92mg、1.92mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、水素化ナトリウム(有効含有量60%、153.57mg、3.84mmol)を0℃で加え、0℃で30分間撹拌し、中間体15-1(500mg、1.92mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド溶液を加え、反応液を20℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、0℃まで降温し、水(5mL)を加えてクエンチし、酢酸エチル(30mL)で抽出し、有機相を減圧下で濃縮乾固し、残留物をフラッシュシリカゲルカラムにより精製し(ISCO(登録商標);4g SepaFlash(登録商標)シリカゲルカラム、0~5% 酢酸エチル/石油エーテル勾配溶出@20mL/分)、表題化合物(420mg)を得た。
MS m/z (ESI): 352.8 [M+H]+。
中間体22-2(290mg、824.92μmol)、ヘキサメチルジスタンナン(540.54mg、1.65mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(82.18mg、71.11μmol)をキシレン(5mL)に順次に溶解し、窒素ガスで3回置換し、140℃で5時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、20℃まで冷却し、反応液を濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固し、残留物をシリカゲルカラムにより精製し(ISCO(登録商標);12g SepaFlash(登録商標)シリカゲルカラム、0~10% 酢酸エチル/石油エーテル勾配溶出@30mL/分)、表題化合物(270mg)を得た。
MS m/z (ESI): 436.7 [M+H]+。
中間体22-3(270mg、620.04μmol)、中間体15-4(135.81mg)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(71.65mg、62.00μmol)をキシレン(4mL)に溶解し、窒素保護下、140℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を濾過して濾液を減圧下で濃縮乾固し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:26%~46%、12分)、表題化合物(78.2mg)を得た。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.86 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.76 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.60-7.49 (m, 2H), 7.41-7.34 (m, 1H), 7.28-7.22 (m, 1H), 4.32 (s, 3H)。
反応物23-1(213.33mg、1.92mmol、185.50μL)をN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解した。窒素保護下、0℃で反応液に水素化ナトリウム(有効含有量60%、153.57mg、3.84mmol)を加え、30分間撹拌した。0℃で反応液に中間体15-1(500mg、1.92mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド(2mL)溶液を加え、反応液を20℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応液を水(20mL)でクエンチし、酢酸エチル(20mL)で3回抽出し、有機相を減圧濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(ISCO(登録商標);12g SepaFlash(登録商標)Silica Flashクロマトグラフィーカラム、勾配 0~100% 酢酸エチル/石油エーテル@40mL/分)、表題化合物(440mg)を得た。
MS m/z (ESI): 334.9 [M+H]+。
中間体23-2(150mg、447.63μmol)をキシレン(2mL)に溶解し、20℃でPd(PPh3)4(51.73mg、44.76μmol)及びヘキサメチルジスタンナン(586.63mg、1.79mmol、371.28μL)を加えた。窒素保護下、反応液を140℃で1時間攪拌しながら反応させた。反応液をフッ化セシウム水溶液(20mL)でクエンチし、酢酸エチル(20mL)で3回抽出し、有機相を減圧濃縮し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(シリカ、石油エーテル:酢酸エチル=15:1)、表題化合物(170mg)を得た。
MS m/z (ESI): 419.0 [M+H]+。
中間体23-3(170mg、405.72μmol)及び中間体15-4(133.30mg)をキシレン(2mL)に溶解し、20℃でPd(PPh3)4(70.33mg、60.86μmol)を加え、窒素保護下、反応液を140℃で16時間攪拌しながら反応させた。反応液を水で希釈し、酢酸エチル(20mL)で3回抽出し、有機相を減圧濃縮し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製した(シリカ、石油エーテル:酢酸エチル=15:1)。次に、更に高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:YMC-Actus Triart C18 150×30mm×5μm;移動相:[A:水(0.05%アンモニア水v/v)、B:アセトニトリル];B%:42%~62%、11分)、表題化合物(25.5mg)を得た。
1H NMR (400MHz, DMSO-d6) δ = 8.86 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.35 (s, 1H), 7.85 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.61-7.53 (m, 1H), 7.51-7.43 (m, 2H), 7.43-7.36 (m, 1H), 4.27 (s, 3H)
25℃で中間体24-1(558.96mg、3.84mmol)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(10mL)に溶解し、0℃まで降温した後、反応液に水素化ナトリウム(有効含有量60%、230.38mg、5.76mmol)を加え、窒素保護下、反応液を0℃で30分間撹拌し、反応液に中間体15-1(1g、3.84mmol)を加えた。窒素保護下、反応液を20℃で16時間攪拌した。LCMSで反応が完了したことを検出した。0℃まで降温した後、水(10mL)を加え、酢酸エチル(10mL)で2回抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(移動相:石油エーテル:酢酸エチル=0~5%、流速:40mL/分)、表題化合物(1g)を得た。
MS m/z (ESI): 368.8 [M+H]+。
25℃で中間体24-2(50mg、135.30μmol)を無水キシレン(1mL)溶液に溶解し、反応液にPd(PPh3)4(15.64mg、13.53μmol)及びヘキサメチルジスタンナン(44.33mg、135.30μmol)を加えた。窒素保護下、反応液を140℃で16時間攪拌した。LCMSで目標製品が形成したことを示した。反応終了後、反応液にフッ化セシウム(10mL)を加え、酢酸エチル(10mL)で2回抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(移動相:石油エーテル:酢酸エチル=1:1、流速:40mL/分)、表題化合物(35mg)を得た。
MS m/z (ESI): 455.0 [M+H]+。
25℃で中間体24-3(35.00mg、77.19μmol)を無水キシレン(1mL)に加え、反応液にPd(PPh3)4(8.92mg、7.72μmol)及び中間体15-4(25.36mg)を加え、窒素雰囲気下、反応液を140℃で16時間反応させた。反応終了後、反応液を濾過してから、減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:30%~40%、12分)、表題化合物(2.2mg)を得た。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.91 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.26 (s, 1H), 7.81 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.69 (dd, J = 5.4, 8.7 Hz, 1H), 7.39-7.30 (m, 2H), 4.35 (s, 3H).
反応物25-1(279.45mg、1.92mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解した。窒素保護下、0℃で反応液に水素化ナトリウム(有効含有量60%、153.57mg、3.84mmol)を加え、30分間撹拌した。次に、反応物15-1(500mg、1.92mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解し、反応液に滴下し、20℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応液を水(20mL)でクエンチし、酢酸エチルを加えて抽出し(20mL×3)、有機相を合わせて乾燥してから、減圧濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(ISCO(登録商標);12g SepaFlash(登録商標)Silica Flashクロマトグラフィーカラム、勾配0~100% 酢酸エチル/石油エーテル@40mL/分)、表題化合物(580mg)を得た。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ 8.38 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 8.17 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.38-7.34 (m, 1H), 7.21 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.03-7.00 (m, 1H).
中間体25-2(150mg、405.91μmol)をキシレン(2mL)に溶解し、20℃でPd(PPh3)4(46.91mg、40.59μmol)及びヘキサメチルジスタンナン(531.95mg、1.62mmol)を加え、窒素保護下、140℃で1時間攪拌しながら反応させた。反応液を飽和フッ化セシウム水溶液でクエンチし、酢酸エチルを加えて抽出し(20mL×3回)、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=15:1)、表題化合物(165mg)を得た。
MS m/z (ESI): 454.9[M+H]+。
中間体25-3(160mg、352.85μmol)及び中間体15-4(115.93mg)をキシレン(2mL)に溶解し、20℃でPd(PPh3)4(61.16mg、52.93μmol)を加え、窒素保護下、反応液を140℃で16時間攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を水(20mL)で希釈し、酢酸エチルを加えて抽出し(20mL×3回)、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、減圧濃縮し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=15:1)、次に、更に高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:YMC-Actus Triart C18 150×30mm×5μm;移動相:[A:水(0.05%アンモニア水v/v)、B:アセトニトリル];B%:40%~60%、11分)、表題化合物(24.7mg、ラセミ体)を得た。
1H NMR (400MHz, DMSO-d6) δ 8.89 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.36 (s, 1H), 7.86 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.65-7.57 (m, 2H), 7.43-7.40 (m, 1H), 4.28 (s, 3H)。
1H NMR (400MHz, DMSO-d6) δ 8.88 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.36 (s, 1H), 7.87 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.65-7.58 (m, 2H), 7.43-7.39 (m, 1H), 4.28 (s, 3H).
MS m/z (ESI): 397.1 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, DMSO-d6) δ 8.88 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.36 (s, 1H), 7.87 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.66-7.57 (m, 2H), 7.45-7.38 (m, 1H), 4.28 (s, 3H).
MS m/z (ESI): 397.1 [M+H]+。
反応物26-1(279.48mg、1.92mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)に溶解し、水素化ナトリウム(有効含有量60%、115.20mg、2.88mmol)を0℃で加えた。反応液を0℃で2時間攪拌しながら反応させた。中間体15-1(500mg、1.92mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、反応液に滴下した。反応液を0℃で12時間攪拌しながら反応させた。反応液を水(5mL)でクエンチした後、酢酸エチル(10mL×3)で3回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、有機層を減圧下で濃縮乾固し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)、表題化合物(473mg)を得た。
MS m/z (ESI): 368.7 [M+H]+。
中間体26-2(36.59mg、99.03μmol)をキシレン(2mL)に溶解し、中間体20-1(30mg、99.03μmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(11.44mg、9.90μmol)を加えた。反応液を140℃まで昇温し、窒素保護下、12時間攪拌しながら反応させた。反応液を減圧下で濃縮乾固し、分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:25%~45%、12分)により、表題化合物(2.5mg)を得た。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.93 (d, J = 8.3Hz, 1H), 8.27 (s, 1H), 7.83 (d, J = 8.2Hz, 1H), 7.63-7.56 (m, 1H), 7.54-7.50 (m, 1H), 7.41-7.33 (m, 1H), 4.36 (s, 3H)
25℃で中間体27-1(207.61mg、1.92mmol)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)溶液に溶解し、温度を0℃まで下げ、その中に水素化ナトリウム(有効含有量60%、153.57mg、3.84mmol)をゆっくり加えた。30分間撹拌した後、中間体15-1(500mg、1.92mmol)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に溶解し、反応系に加え、窒素保護下、反応液を25℃で16時間撹拌しながら反応させた。LCMSで目標製品が既に形成したことを示した。反応終了後、温度を0℃まで下げ、水溶液(5mL)でクエンチし、反応液に酢酸エチル(50mL)、水(100mL)を加え、飽和塩化ナトリウム水溶液(100mL)で2回洗浄し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(酢酸エチル/石油エーテル:0~70%、40mL/分)、表題化合物(300mg)を得た。
MS m/z (ESI): 331.8 [M+H]+。
20℃で、中間体27-2(43.85mg、132.04μmol)を無水キシレン(1mL)溶液に溶解し、反応液にPd(PPh3)4(15.26mg、13.20μmol)及び中間体20-1(40mg、132.04μmol)を加えた。窒素保護下、反応液を140℃で16時間攪拌しながら反応させた。LCMSで目標製品が生成したことを示した。反応終了後、反応液に酢酸エチル(10mL)、水(20mL)を加え、水(20mL)で2回抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物を高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Boston Prime C18 150×30mm×5μm;移動相:A:水(0.05%アンモニア水+10mM炭酸水素アンモニウム)、B:アセトニトリル;B%:25%~55%、10分)、表題化合物(9.2mg)を得た。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.93 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.69 (s, 1H), 8.60 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 8.28 (s, 1H), 7.82 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.38 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 4.36 (s, 3H), 2.05 (s, 3H).
25℃で中間体28-1(207.61mg、1.92mmol)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)溶液に溶解し、温度を0℃まで下げ、その中に水素化ナトリウム(有効含有量60%、153.57mg、3.84mmol)をゆっくり加えた。30分間撹拌した後、中間体15-1(500mg、1.92mmol)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に溶解し、反応系に加え、窒素保護下、反応液を25℃で16時間撹拌しながら反応させた。LCMSで目標製品が既に形成したことを示した。反応終了後、温度を0℃まで下げ、水素化ナトリウムを水溶液(5mL)でクエンチし、反応液に酢酸エチル(50mL)、水(100mL)を加え、飽和塩化ナトリウム水溶液(100mL)で2回洗浄し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(酢酸エチル/石油エーテル:0~50%、40mL/分)、表題化合物(350mg)を得た。
MS m/z (ESI): 331.8 [M+H]+。
20℃で、中間体28-2(43.85mg、132.04μmol)を無水キシレン(1mL)溶液に溶解し、反応液にPd(PPh3)4(15.26mg、13.20μmol)及び中間体20-1(40mg、132.04μmol)を加えた。窒素保護下、反応液を140℃で16時間攪拌しながら反応させた。LCMSで目標製品が生成したことを示した。反応終了後、反応液に酢酸エチル(10mL)、水(20mL)を加え、飽和塩化ナトリウム溶液(20mL)で2回洗浄し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物を高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Boston Prime C18 150×30mm×5μm;移動相:A:水(0.05%アンモニア水+10mM炭酸水素アンモニウム)、B:アセトニトリル;B%:25%~55%、10分)、表題化合物(7.5mg)を得た。
MS m/z (ESI): 360.1 [M+H]+。
25℃で中間体29-1(207.61mg、1.92mmol)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)溶液に溶解し、温度を0℃まで下げ、その中に水素化ナトリウム(有効含有量60%、153.57mg、3.84mmol)をゆっくり加えた。30分間撹拌した後、中間体15-1(500mg、1.92mmol)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に溶解し、反応系に加え、窒素保護下、反応液を25℃で16時間撹拌しながら反応させた。LCMSで目標製品が既に形成したことを示した。反応終了後、温度を0℃まで下げ、水素化ナトリウムを水溶液(5mL)でクエンチし、反応液に酢酸エチル(50mL)、水(100mL)を加え、飽和塩化ナトリウム水溶液(100mL)で2回洗浄し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(酢酸エチル/石油エーテル:0~5%、40mL/分)、表題化合物(200mg)を得た。
MS m/z (ESI): 331.9 [M+H]+。
20℃で、中間体29-2(43.85mg、132.04μmol)を無水キシレン(1mL)溶液に溶解し、反応液にPd(PPh3)4(15.26mg、13.20μmol)及び中間体20-2(40mg、132.04μmol)を加えた。窒素保護下、反応液を140℃で16時間攪拌しながら反応させた。LCMSで目標製品が生成したことを示した。反応終了後、反応液に酢酸エチル(10mL)、水(20mL)を加え、水溶液(20mL)で2回抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物を高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル;B%:37%~47%、12分)、表題化合物(1.7mg)を得た。
MS m/z (ESI): 360.1 [M+H]+。
反応物30-1(489.83mg、3.84mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)に溶解し、水素化ナトリウム(有効含有量60%、230.38mg、5.76mmol)を0℃で加えた。反応液を0℃で2時間撹拌しながら反応させた。中間体15-1(1g、3.84mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、反応液に滴下した。反応液を0℃で12時間攪拌しながら反応させた。反応液を水(5mL)でクエンチした後、酢酸エチル(10mL×3)で3回抽出し、有機層を減圧下で濃縮乾固し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)、表題化合物(500mg)を得た。
MS m/z (ESI): 350.8 [M+H]+。
中間体30-2(450mg、1.28mmol)をジオキサン(6mL)に溶解し、ビス(ピナコラート)ジボロン(390.06mg、1.54mmol)、酢酸カリウム(376.87mg、3.84mmol)及びPd(dppf)Cl2(46.83mg、64.00μmol)を加えた。反応液を90℃まで昇温し、窒素保護下、1時間攪拌しながら反応させた。反応液に水(5mL)を加え、酢酸エチル(5mL×3)で3回抽出し、有機層を減圧下で濃縮乾固し、分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、石油エーテル:酢酸エチル=10:1)により、表題化合物(100mg)を得た。
MS m/z (ESI): 399.0[M+H]+。
中間体30-3(95mg、238.33μmol)をジオキサン(4mL)及び水(1mL)に溶解し、中間体30-4(145.87mg、714.98μmol)、炭酸カリウム(98.82mg、714.98μmol)及びPd(dtbpf)Cl2(15.53mg、23.83μmol)を加えた。窒素保護下、反応液を100℃で2h攪拌しながら反応させた。反応液を減圧下で濃縮乾固し、分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:35%~55%、12分)、表題化合物(13.9mg)を得た。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.64 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.76-7.62 (m, 2H), 7.58-7.49 (m, 3H), 7.47-7.41 (m, 1H), 7.11 (t, J = 2.7 Hz, 1H)。
中間体31-1(205.72mg、1.92mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、水素化ナトリウム(有効含有量60%、191.97mg、4.80mmol)を0℃で加え、0℃で30分間撹拌し、中間体15-1(500mg、1.92mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド溶液を加え、反応液を20℃で16時間撹拌しながら反応させ、再び水素化ナトリウム(76.79mg、1.92mmol、有効含有量60%)を加え、40℃で30分間撹拌した。反応液を0℃まで降温し、水(5mL)を加えてクエンチし、酢酸エチル(30mL)で抽出し、有機相を減圧下で濃縮乾固し、残留物をフラッシュシリカゲルカラムにより精製し(ISCO(登録商標);4g SepaFlash(登録商標)シリカゲルカラム、0~10% 酢酸エチル/石油エーテル勾配溶出@20mL/分)、表題化合物(140mg)を得た。
MS m/z (ESI): 330.9 [M+H]+。
中間体31-2(110mg、332.20μmol)、ヘキサメチルジスタンナン(217.67mg、664.39μmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(38.39mg、33.22μmol)をキシレン(5mL)に順次に溶解し、窒素保護下、140℃で5時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、20℃まで冷却し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固し、残留物をシリカゲルカラムにより精製し(ISCO(登録商標);12g SepaFlash(登録商標)シリカゲルカラム、0~10% 酢酸エチル/石油エーテル勾配溶出@30mL/分)、表題化合物(137mg)を得た。
MS m/z (ESI): 414.9 [M+H]+。
中間体31-3(137mg、330.09μmol)、中間体15-4(72.30mg)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(38.14mg、33.01μmol)をキシレン(4mL)に溶解し、窒素保護下、140℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:30%~60%、12分)、表題化合物(5.1mg)を得た。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.88 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.76 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.46-7.40 (m, 2H), 7.40-7.34 (m, 1H), 7.15 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 4.34 (s, 3H), 1.94 (s, 3H)。
反応物32-1(279.45mg、1.92mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)に溶解し、水素化ナトリウム(有効含有量60%、115.19mg、2.88mmol)を0℃で加えた。反応液を0℃で2時間攪拌しながら反応させた。中間体15-1(500mg、1.92mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、反応液に滴下した。反応液を0℃で12時間攪拌しながら反応させた。反応液を水(5mL)でクエンチした後、酢酸エチル(10mL×3)で3回抽出し、有機層を減圧下で濃縮乾固し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)、表題化合物(470mg)を得た。
MS m/z (ESI): 368.8 [M+H]+。
中間体32-2(200mg、541.21μmol)をキシレン(3mL)に溶解し、ヘキサメチルジスタンナン(709.27mg、2.16mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(62.54mg、54.12μmol)を加えた。反応液を140℃まで昇温し、窒素保護下、2h攪拌しながら反応させた。反応液に飽和フッ化カリウム溶液(5mL)を加え、酢酸エチル(5mL×3)で3回抽出し、有機層を減圧下で濃縮乾固し、分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン:メタノール=10:1)により表題化合物(190mg)を得た。
MS m/z (ESI): 453.0[M+H]+。
中間体32-3(190mg、419.01μmol)をキシレン(2mL)に溶解し、中間体15-4(91.78mg)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(48.42mg、41.90μmol)を加えた。窒素保護下、反応液を140℃で12h攪拌しながら反応させた。反応液を減圧下で濃縮乾固し、分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:30%~50%、12分)、表題化合物(4.1mg)を得た。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.91 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 8.26 (s, 1H), 7.80 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.55-7.51 (m, 2H), 7.36-7.31 (m, 1H), 4.35 (s, 3H)
窒素雰囲気下、25℃で中間体33-1(236.43mg、1.92mmol)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(8mL)溶液に溶解し、0℃まで降温した後、反応液に水素化ナトリウム(有効含有量60%、153.57mg、3.84mmol)を加え、反応液を0℃で30分間撹拌した。その中に中間体15-1(500mg、1.92mmol)を加えた。窒素保護下、反応液を20℃で16時間攪拌した。LCMSで目標製品が形成したことを示した。反応終了後、反応液に水(200mL)を加え、酢酸エチル(100mL)で3回抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~50:1)により、表題化合物(185mg)を得た。
MS m/z (ESI): 346.8 [M+H]+。
窒素雰囲気下、25℃で中間体33-2(40.10mg、115.53μmol)を無水キシレン(1mL)に加え、反応液にPd(PPh3)4(13.35mg、11.55μmol)及び中間体20-1(35mg、115.53μmol)を加え、窒素雰囲気下、反応液を140℃で16時間反応させた。反応終了後、反応物を濾過し、減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[水(0.225%ギ酸)-アセトニトリル];B%:24%~44%、12分)、表題化合物(1.7mg)を得た。
MS m/z (ESI): 375.0 [M+H]+。
中間体34-1(259.57mg、1.92mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(7mL)に溶解し、水素化ナトリウム(有効含有量60%、230.36mg、5.76mmol)を0℃で加え、0℃で30分間撹拌し、中間体15-1(500mg、1.92mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド(7mL)溶液を加え、反応液を20℃で16時間撹拌しながら反応させた。0℃まで降温し、水(5mL)を加えてクエンチし、酢酸エチル(30mL)で抽出し、有機相を減圧下で濃縮乾固し、残留物をフラッシュシリカゲルカラムにより精製し(ISCO(登録商標);4g SepaFlash(登録商標)シリカゲルカラム、0~10% 酢酸エチル/石油エーテル勾配溶出@40mL/分)、表題化合物(160mg)を得た。
MS m/z (ESI): 358.8 [M+H]+
中間体34-2(160mg、356.36μmol)、中間体20-1(107.96mg、356.36μmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(41.18mg、35.64μmol)をキシレン(5mL)に順次に溶解し、窒素保護下、140℃で5時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、20℃まで降温し、濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[水(0.225%ギ酸)-アセトニトリル];B:アセトニトリル、B%:35%~45%、12分)、また残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Boston Prime C18 150×30mm×5μm;移動相:[A:水(0.05%アンモニア水+10mM炭酸水素アンモニウム)、B:アセトニトリル];B%:40%~70%、10分)、表題化合物(5.3mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, Methanol-d4) δ = 8.88 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.23 (s, 1H), 7.75 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.58-7.46 (m, 2H), 7.36-7.34 (m, 1H), 7.13-7.05 (m, 1H), 4.34 (s, 3H), 2.48-2.36 (m, 1H), 1.13 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 0.99 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
中間体35-1(1.0g、4.5mmol)を無水テトラヒドロフラン(10mL)に溶解し、その中にLiHMDS(1M、9.76mL、9.76mmol)を-78℃で滴下し、滴下完了後-78℃で1時間攪拌し、次いで反応液に中間体25-1(768mg、5.3mmol)を加えた。ゆっくりと室温まで昇温し、3時間攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液(10mL)及び酢酸エチル(10mL×3)を順次に加え、有機相を水(10mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:水(0.225%ギ酸v/v)、B:アセトニトリル;B%:30%~50%)により精製し、表題化合物(460mg)を得た。
MS m/z (ESI): 335.1 [M+H]+。
中間体35-2(250mg、0.75mmol)及び炭酸セシウム(489mg、1.50mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(4mL)に溶解し、0℃でその中にジフェニルリン酸アジド(DPPA)(412mg、1.50mmol)を加え、室温で1時間攪拌し、0℃で中間体35-3(85mg、0.75mmol)を加え、反応液を25℃で2時間攪拌した。反応液に水(10mL)及び酢酸エチル(10mL×3)を順次に加え、有機相を飽和食塩水(10mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=100:0~50:50)、表題化合物(169mg)を得た。
MS m/z (ESI): 429.9 [M+H]+。
中間体35-4(80mg、0.19mmol)及び炭酸セシウム(182mg、0.56mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解し、60℃で3時間攪拌した。反応液を濾過し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:水(0.225%ギ酸v/v)、B:アセトニトリル;B%:30%~50%、11min)、表題化合物(29mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.15 (s, 1H), 8.85 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.98 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.74 - 7.59 (m, 2H), 7.49 - 7.47 (m, 1H).
中間体36-1(271.87mg、1.92mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、NaH(115.19mg、2.88mmol、有効含有量60%)を0℃で加えた。反応液を0℃で2時間撹拌した。中間体15-1(500mg、1.92mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、反応液に滴下し、0℃で12時間撹拌した。反応終了後、反応液に水(5mL)を加え、酢酸エチル(10mL×3回)で抽出し、有機層を飽和食塩水(30mL)で洗浄し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)、表題化合物(400mg)を得た。
MS m/z (ESI): 364.9 [M+H]+。
中間体36-2(400mg、1.09mmol)をキシレン(4mL)に溶解し、ヘキサメチルジスタンナン(716.96mg、2.19mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(126.44mg、109.42μmol)を加えた。反応液を140℃まで昇温し、窒素保護下、2時間攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液に飽和フッ化カリウム溶液(5mL)を加え、酢酸エチル(5mL×3)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(ジクロロメタン:メタノール=10:1)、表題化合物(320mg)を得た。
MS m/z (ESI): 451.0[M+H]+。
中間体36-3(320mg、711.93μmol)をキシレン(3mL)に溶解し、中間体15-4(155.94mg、711.93μmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(82.27mg、71.19μmol)を加えた。窒素保護下、反応液を140℃で12時間攪拌しながら反応させた。反応液を減圧下で濃縮乾固し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[水(0.225%ギ酸)-アセトニトリル];B:アセトニトリル;B%:35%~55%、12分)、表題化合物(29.9mg)を得た。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.90 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.79 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.52-7.48 (m, 1H), 7.43 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.26 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 4.36 (s, 3H), 2.50 (s, 3H)
中間体37-1(273.72mg、1.69mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(6mL)に溶解した。窒素保護下、0℃で反応液にNaH(122.86mg、3.07mmol、有効含有量60%)を加え、30分間撹拌した。0℃で反応液に中間体15-1(400mg、1.54mmol)を加え、N,N-ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解し、20℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を水(20mL)でクエンチし、酢酸エチル(10mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(カラム:ISCO(登録商標);12g SepaFlash(登録商標);移動相:100%石油エーテル@40mL/min)、表題化合物(500mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 384.8 [M+H]+。
中間体37-2(300mg、777.21μmol)をキシレン(3mL)に溶解し、20℃でPd(PPh3)4(89.81mg、77.72μmol)及びヘキサメチルジスタンナン(1.02g、3.11mmol、644.65μL)を加えた。窒素保護下、反応液を140℃で1時間攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液をフッ化セシウム水溶液(20mL)でクエンチし、酢酸エチル(10mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(カラム:ISCO(登録商標);20g SepaFlash(登録商標)100%石油エーテル@40mL/min)、表題化合物(283mg)を得た。
MS m/z (ESI): 470.9 [M+H]+。
中間体37-3(150mg、319.21μmol)及び中間体15-4(104.88mg、478.82μmol)をキシレン(2mL)に溶解し、20℃でPd(PPh3)4(55.33mg、47.88μmol)を加え、窒素保護下、反応液を140℃で16時間攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(10mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/テトラヒドロフラン=10:1)、次に、更に高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:YMC-Actus Triart C18 250×50mm×7μm;移動相:[A:水(0.05%アンモニア水v/v)、B:アセトニトリル];B%:42%~62%、11分)、表題化合物(33.2mg)を得た。
MS m/z (ESI): 412.9 [M+H]+。
中間体25-1(2g、13.79mmol)をテトラヒドロフラン(20mL)に溶解し、反応液を0℃まで降温し、NaH(1.1g、27.5mmol、有効含有量60%)を加え、反応液を25℃で0.5時間攪拌した。反応溶液を0℃まで降温し、中間体38-1(2.8g、13.79mmol)を反応液に加えた。室温で4h撹拌した。その後、反応液を0℃まで降温し、氷水(10mL)でゆっくりクエンチし、次いで酢酸エチル(20mL×3)で抽出し、合わせた有機相を食塩水(20mL×3)で洗浄し、有機相を無水Na2SO4で乾燥し、濾過してから、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取薄層クロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:3)により精製し、表題化合物(900mg)を得た。
MS m/z (ESI): 315.1 [M+H]+。
中間体38-2(900mg、2.87mmol)及びビス(ピナコラート)ジボロン(1.4g、5.7mmol)を1,4-ジオキサン(10mL)に溶解し、その中に酢酸カリウム(560mg、5.7mmol)及びPd(dppf)Cl2(209mg、0.28mmol)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で15時間撹拌した。反応液を室温まで冷却した後、水(60mL)及び酢酸エチル(80mL)を順次に加え、有機相を水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(ジクロロメタン:メタノール=10:1)、表題化合物(200mg)を得た。
MS m/z (ESI): 363.2 [M+H]+。
中間体38-3(200mg、0.55mmol)及び中間体15-4(180mg、0.82mmol)をジオキサン(6mL)及び水(2mL)に溶解し、その中にフッ化セシウム(249mg、1.65mmol)及びPd(dtbpf)Cl2(35mg、0.05mmol)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で16時間撹拌した。反応物を室温まで冷却した後、水(30mL)及び酢酸エチル(40mL)を順次に加え、有機相を水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(ジクロロメタン:メタノール=5:1)、表題化合物(55mg)を得た。
MS m/z (ESI): 375.3 [M+H]+。
中間体38-4(55mg、0.15mmol)をアセトニトリル(2mL)に溶解し、その中に1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン(DBU)(112mg、0.73mmol)を加えた。反応液を25℃で15時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:0.05%TFA v/v、B:アセトニトリル;B%:40%~45%、12min)、表題化合物(15mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.53 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.20 (s, 1H), 7.62 - 7.52 (m, 2H), 7.40 - 7.30 (m, 1H), 7.28 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 4.21 (s, 3H), 2.34 (s, 3H).
中間体39-1(5g、24.2mmol)を無水1,4-ジオキサン(50mL)に溶解し、その中にビス(ピナコラート)ジボロン(7.4g、29.0mmol)、Pd(dppf)Cl2(1.8g、2.4mmol)及び酢酸カリウム(4.8g、48.4mmol)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で12時間撹拌した。反応物を室温まで冷却した後、水(100mL)及び酢酸エチル(100mL)を順次に加え、有機相を水(50mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=100:1)、表題化合物(5g)を得た。
MS m/z (ESI): 254.0 [M+H]+。
中間体39-2(25mg、98.6μmol)及び中間体15-4(21.6mg、98.6μmol)を1,4-ジオキサン(2.5mL)及び水(0.5mL)に溶解し、その中にPd(dtpf)Cl2(6.4mg、9.8μmol)及びK3PO4(62.7mg、295.8μmol)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で12時間攪拌した。反応物を室温まで冷却した後、水(5mL)及び酢酸エチル(5mL)を順次に加え、有機相を水(5mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取薄層クロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:1)により精製し、表題化合物(15mg)を得た。
MS m/z (ESI): 266.0 [M+H]+。
中間体39-3(10mg、37.6μmol)及び中間体39-4(11mg、56.4μmol)を無水1,4-ジオキサン溶液(5mL)に溶解し、その中にPd2(dba)3(3.45mg、3.7μmol)、Cs2CO3(24mg、75μmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(Xantphos)(2.18mg、3.76μmol)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で12時間撹拌した。反応物を室温まで冷却した後、反応液を濾過し、減圧下で濃縮乾固し、分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し[YMC-Actus Triart C18カラム 5μmシリカ、直径30mm、長さ150mm;水(0.05%NH4HCO3を含む)とアセトニトリルとの極性が減少する混合物を溶離液として使用し、アセトニトリルの勾配比は40%~70%であり、溶出時間は15分である]、表題化合物(5.0mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.01 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.56 - 7.44 (m, 1H), 7.42 - 7.36 (m, 1H), 7.32 - 7.28 (m, 1H), 7.22 - 7.17 (m, 1H), 6.63 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 4.22 (s, 3H).
中間体35-1(200mg、0.89mmol)を無水テトラヒドロフラン(2mL)に溶解し、その中にLiHMDSのTHF溶液(1M、1.8mL、1.8mmol)を-78℃で滴下し、滴下完了後-78℃で1時間攪拌し、次いで反応液に3-アミノ-2-メチルピリジン(115mg、1.1mmol)を加えた。室温まで自然に昇温し、3時間反応させた。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液(8mL)及び酢酸エチル(8mL×3)を順次に加え、有機相を水(8mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:水(0.225%ギ酸v/v)、B:アセトニトリル;B%:30%~50%)により精製し、表題化合物(105mg)を得た。
MS m/z (ESI): 298.0 [M+H]+。
中間体40-1(105mg、0.35mmol)及び炭酸セシウム(228mg、0.70mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解し、0℃でその中にジフェニルリン酸アジド(DPPA)(192mg、0.70mmol)を加え、添加後室温で1時間反応させ、0℃で中間体35-3(40mg、0.35μmol)を加え、添加後反応液を25℃で2時間攪拌した。反応液に水(5mL)及び酢酸エチル(5mL×3)を順次に加え、有機相を飽和食塩水(5mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取薄層クロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:0~50:50)により精製し、表題化合物(75mg)を得た。
MS m/z (ESI): 393.1 [M+H]+。
中間体40-2(58mg、0.15mmol)及び炭酸セシウム(147mg、0.45mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解し、60℃で3時間攪拌した。反応液を濾過し、分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:水(0.225%ギ酸v/v)、B:アセトニトリル;B%:30%~50%、11min)により精製し、表題化合物(14mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (s, 1H), 8.75 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.53 (dd, J = 4.8, 1.5 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.67 (dd, J = 7.9, 1.5 Hz, 1H), 7.39 (dd, J = 7.9, 4.8 Hz, 1H), 2.06 (s, 3H).
窒素保護下、中間体15-1(300mg、1.15mmol)及び中間体41-1(186.74mg、1.15mmol)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、反応液にカリウムtert-ブトキシド(323.14mg、2.88mmol)を加え、反応液を20℃で16時間撹拌した。反応終了後、反応液に水(20mL)を加え、酢酸エチル(20mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を薄層クロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)、表題化合物(247.9mg)を得た。
MS m/z (ESI): 387.8 [M+H]+。
窒素保護下、中間体41-2(127.45mg、330.09μmol)を無水キシレン(6mL)に加え、反応液にテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(38.14mg、33.01μmol)及び中間体20-1(100mg、330.09μmol)を加えた。その後、窒素保護下、反応液を140℃で16時間撹拌した。反応終了後、反応物を濾過し、減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:27%~47%、14分)、表題化合物(15.3mg)を得た。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ 8.93 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.89 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 8.28 (s, 1H), 8.05-8.00 (m, 1H), 7.93 (dd, J = 4.7, 8.1 Hz, 1H), 7.82 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 4.36 (s, 3H)。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.93 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.89 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 8.27 (s, 1H), 8.03 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.92 (dd, J = 4.6, 8.2 Hz, 1H), 7.81 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 4.36 (s, 3H).
MS m/z (ESI): 414.0 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.93 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.89 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 8.27 (s, 1H), 8.03 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.92 (dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H), 7.81 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 4.36 (s, 3H).
MS m/z (ESI): 414.0 [M+H]+。
窒素保護下、中間体42-1(2.5g、15.77mmol)及び中間体42-2(4.67g、31.54mmol)をジオキサン(50mL)及び水(17mL)に溶解し、反応液に炭酸セシウム(10.28g、31.54mmol)及びPd(dppf)Cl2(576.90mg、788.43μmol)を加えた。窒素保護下、反応液を90℃で16時間攪拌した。反応終了後、反応液に水(40mL)を加え、酢酸エチル(40mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をflashにより精製し(ISCO(登録商標);20g SepaFlash(登録商標)Silica Flashクロマトグラフィーカラム、勾配 0~12% 酢酸エチル/石油エーテル@80mL/分)、表題化合物(2.0g)を得た。
MS m/z (ESI): 164.8 [M+H]+。
窒素保護下、中間体42-3(2.00g、12.15mmol)をメタノール(30mL)及び水(15mL)に溶解し、反応液に鉄粉(3.39g、60.76mmol)及び塩化アンモニウム(6.50g、121.53mmol)を加えた。窒素保護下、反応液を25℃で16時間攪拌した。反応終了後、反応液に水(40mL)を加え、酢酸エチル(40mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(ISCO(登録商標);12g SepaFlash(登録商標)Silica Flashクロマトグラフィーカラム、勾配 0~15% 酢酸エチル/石油エーテル@40mL/分)、表題化合物(254.7mg)を得た。
MS m/z (ESI): 134.9 [M+H]+。
窒素保護下、中間体42-4(154.56mg、1.15mmol)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(3mL)に溶解し、0℃まで降温した後、反応液にNaH(69.11mg、1.73mmol、有効含有量60%)を加え、反応液を0℃で30分間撹拌した。また、中間体15-1(300mg、1.15mmol)を加え、窒素保護下、反応液を20℃で16時間攪拌した。反応終了後、反応液に水(10mL)を加え、酢酸エチル(10mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(ISCO(登録商標);12g SepaFlash(登録商標) Silica Flashクロマトグラフィーカラム、勾配 0~13% 酢酸エチル/石油エーテル@40mL/分)、表題化合物(60.9mg)を得た。
MS m/z (ESI): 357.9 [M+H]+。
窒素保護下、中間体42-5(58.14mg、162.33μmol)を無水キシレン(2mL)に加え、反応液にテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(41.96mg、36.31μmol)及び中間体20-1(110.00mg、363.10μmol)を加えた。窒素保護下、反応液を140℃で16時間攪拌した。反応終了後、反応物を濾過し、減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:16%~36%、12分)、表題化合物(19.1mg)を得た。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ 8.92 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.53 (dd, J = 1.3, 4.8 Hz, 1H), 8.26 (s, 1H), 7.80 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.66 (dd, J = 1.4, 7.9 Hz, 1H), 7.38 (dd, J = 4.9, 7.9 Hz, 1H), 4.35 (s, 3H), 1.60-1.51 (m, 1H), 1.15-1.07 (m, 1H), 0.90-0.82 (m, 1H), 0.79-0.70 (m, 1H), 0.65-0.55 (m, 1H)
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.92 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.54 (dd, J = 1.6, 4.9 Hz, 1H), 8.27 (s, 1H), 7.81 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.67 (dd, J = 1.5, 8.0 Hz, 1H), 7.39 (dd, J = 4.8, 7.8 Hz, 1H), 4.36 (s, 3H), 1.60-1.52 (m, 1H), 1.16-1.09 (m, 1H), 0.91-0.83 (m, 1H), 0.80-0.72 (m, 1H), 0.64-0.56 (m, 1H).
MS m/z (ESI): 386.1 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.92 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.54 (dd, J = 1.5, 4.8 Hz, 1H), 8.27 (s, 1H), 7.81 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.67 (dd, J = 1.6, 7.9 Hz, 1H), 7.39 (dd, J = 4.8, 8.0 Hz, 1H), 4.36 (s, 3H), 1.60-1.52 (m, 1H), 1.16-1.09 (m, 1H), 0.91-0.84 (m, 1H), 0.80-0.71 (m, 1H), 0.64-0.56 (m, 1H).
MS m/z (ESI): 386.1 [M+H]+。
窒素保護下、中間体15-1(300mg、1.15mmol)及び中間体43-1(143.91mg、1.15mmol)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、反応液にカリウムtert-ブトキシド(322.60mg、2.88mmol)を加えた。反応液を20℃で16時間撹拌した。反応終了後、反応液に水(20mL)を加え、酢酸エチル(20mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を薄層クロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)、表題化合物(126.3mg)を得た。
MS m/z (ESI): 348.8 [M+H]+。
窒素保護下、中間体43-2(115.24mg、330.09μmol)を無水キシレン(6mL)に加え、反応液にテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(38.14mg、33.01μmol)及び中間体20-1(100mg、330.09μmol)を加えた。その後、窒素保護下、反応液を140℃で16時間攪拌した。反応終了後、反応物を濾過し、減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:25%~45%、14分)、その後、分取超臨界流体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:DAICEL CHIRALCEL OJ(250mm×30mm、10μm);移動相:[A:二酸化炭素、B:エタノール;B%:20%)、化合物43-P1(1.0mg、RT:3.432min)及び化合物43-P2(1.5mg、RT:3.643min)を得た。
MS m/z (ESI): 377.1 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ 8.91 d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.26 (s, 1H), 7.79 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.41-7.38 (m, 1H), 7.25 (t, J = 8.6 Hz, 1H), 7.04 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 4.35 (s, 3H), 1.88 (s, 3H)。
MS m/z (ESI): 377.1 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ 8.79 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.14 (s, 1H), 7.67 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.32-7.23 (m, 1H), 7.13 (t, J = 8.8 Hz, 1H), 6.92 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 4.23 (s, 3H), 1.76 (s, 3H)。
0℃で、中間体44-1(300mg、1.46mmol)のテトラヒドロフラン溶液(5mL)にNaH(117.06mg、2.93mmol、有効含有量60%)を加え、30min撹拌しながら反応させ、重水素化ヨードメタン(415.41mg、2.93mmol)を加え、添加後20℃で16時間撹拌した。反応終了後、メタノール(10mL)を加えてクエンチし、反応液を減圧下で濃縮乾固し、残留物をシリカゲルカラムにより精製し(ISCO(登録商標);12g SepaFlash(登録商標)シリカゲルカラム、溶離剤:15~70% 酢酸エチル/石油エーテル勾配溶出@40mL/min)、表題化合物(270mg)を得た。
1H NMR (400MHz, Chloroform-d) δ = 7.46 (s, 1H), 4.03-3.82 (s, 3H)。
中間体44-2(80mg、360.27μmol)、中間体25-3(163.37mg、360.27μmol)をキシレン(8mL)に溶解し、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(41.63mg、36.03μmol)を加え、窒素保護下、140℃で16時間撹拌した。反応終了後、20℃まで冷却し、減圧下で濃縮乾固し、残留物を薄層クロマトグラフィーにより精製し(テトラヒドロフラン:ジクロロメタン=1:1)、その後、分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(ギ酸条件;カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:30%~50%、14min)、表題化合物(41.6mg)を得た。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.89 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.26 (s, 1H), 7.79 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.58-7.51 (m, 1H), 7.48-7.42 (m, 1H), 7.36-7.27 (m, 1H)。
中間体45-1(5g、20.83mmol)及びビス(ピナコラート)ジボロン(6.35g、25.00mmol)を無水ジオキサン(50mL)に溶解し、その中に酢酸カリウム(4.09g、41.66mmol)及びPd(dppf)Cl2(1.52g、2.08mmol)を加え、窒素保護下、反応液を80℃で4時間撹拌し、反応物を室温まで冷却した後、水(50mL)及び酢酸エチル(50mL)を順次に加え、有機相を水(50mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)、表題化合物(5.22g)を得た。
MS m/z (ESI): 288.0 [M+H]+。
中間体45-2(500mg、1.74mmol)及び中間体15-4(318mg、1.45mmol)を無水ジオキサン(5mL)に溶解し、その中にリン酸カリウム(616mg、2.9mmol)、水(0.5mL)及びPd(dtbpf)Cl2(95mg、0.1mmol)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で4時間撹拌した。反応物を室温まで冷却した後、水(5mL)及び酢酸エチル(5mL)を順次に加え、有機相を水(5mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより分離精製し(ジクロロメタン:メタノール=40:1)、表題化合物(200mg)を得た。
MS m/z (ESI): 300.0 [M+H]+。
中間体45-3(60mg、0.2mmol)及び中間体45-4(69m、0.4mmol)を無水ジオキサン(1mL)に溶解し、その中に炭酸セシウム(196mg、0.6mmol)、XantPhos(23mg、0.04mmol)及びPd2(dba)3(11mg、0.02mmol)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で12時間撹拌した。反応物を室温まで冷却した後、反応液を濾過し、減圧下で濃縮乾固し、分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し[YMC-Actus Triart C18カラム 5μmシリカ、直径30mm、長さ150mm;水(0.05%NH4HCO3を含む)とアセトニトリルとの極性が減少する混合物を溶離液として使用し、アセトニトリルの勾配比は55%~75%であり、溶出時間は12分である]、表題化合物(8mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.71 - 8.69 (m, 1H), 8.52 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 8.31 (s, 1H), 7.84 - 7.82 (m, 1H), 7.72 - 7.70 (m, 1H),7.57 - 7.54 (m, 1H), 6.67 (s, 1H), 4.29 (s, 3H), 2.11 (s, 3H).
反応物46-1(5g、24.22mmol)を無水1,4-ジオキサン(50mL)に溶解し、その中にビス(ピナコラート)ジボロン((BPin)2)(7.38g、29.06mmol)、Pd(dppf)Cl2(1.77g、2.42mmol)及び酢酸カリウム(4.75g、48.43mmol)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で12時間撹拌した。反応終了後、反応物を室温まで冷却した後、水(50mL)及び酢酸エチル(100mL)を順次に加え、有機相を水(50mL×2)で洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、減圧濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=100:1)、表題化合物(5g)を得た。
MS m/z (ESI): 254.0 [M+H]+。
中間体46-2(1.75g、6.89mmol)及び中間体15-4(1g、4.57mmol)を1,4-ジオキサン(10mL)及び水(2mL)に溶解し、その中にPd(dppf)Cl2(0.1g、0.138mmol)及びK3PO4(1.9g、8.95mmol)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で12時間攪拌した。反応終了後、反応物を室温まで冷却した後、水(50mL)及び酢酸エチル(100mL)を順次に加え、静置して分層した後に有機相を分離し、有機相を水(50mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=1:1)、表題化合物(0.8g)を得た。
MS m/z (ESI): 266.0 [M+H]+
中間体46-3(150mg、0.56mmol)及び2-メチル-3-ブロモ-ピリジン(144.5mg、0.84mmol)を無水トルエン(5mL)に溶解し、その中にPd2(dba)3(51mg、56μmol)、Cs2CO3(360mg、1.10mmol)及び4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(Xantphos)(32.7mg、56μmol)を加えた。窒素保護下、反応液を100℃で12時間撹拌した。反応終了後、反応物を室温まで冷却した後、反応液を濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(ジクロロメタン:メタノール=20:1)、粗製品を得て、また分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し[YMC-Actus Triart C18カラム、5μm、シリカ、直径30mm、長さ150mm;水(0.05%NH4HCO3を含む)とアセトニトリルとの極性が減少する混合物を溶離液として使用し、アセトニトリルの勾配比は40%~70%であり、溶出時間は15分である]、表題化合物(21.4mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.69 - 8.67 (m, 1H), 8.31 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.23 (s, 1H), 7.79 - 7.77 (m, 1H), 7.55 - 7.52 (m, 1H), 7.45 - 7.42 (m, 1H), 6.45 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 4.23 (s, 3H), 2.11 (s, 3H).
1H NMR (400MHz, Chloroform-d) δ = 8.74 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 8.04 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.87 (s, 1H), 7.58 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.44 (dd, J = 4.9, 7.7 Hz, 1H), 7.32 (dd, J = 1.9, 8.7 Hz, 1H), 6.63 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 4.25 (s, 3H), 2.30 (s, 3H).
MS m/z (ESI): 325.1 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, Chloroform-d) δ = 8.74 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 8.05 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.86 (s, 1H), 7.58 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.44 (dd, J = 5.0, 7.8 Hz, 1H), 7.32 (dd, J = 1.8, 8.5 Hz, 1H), 6.63 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 4.25 (s, 3H), 2.30 (s, 3H).
MS m/z (ESI): 325.1 [M+H]+。
中間体46-3(150mg、0.56mmol)及び2-トリフルオロメチル-3-ブロモ-ピリジン(189mg、0.84mmol)を無水トルエン(5mL)に溶解し、その中にPd2(dba)3(51mg、56μmol)、Cs2CO3(360mg、1.10mmol)及び4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(Xantphos)(32.7mg、56μmol)を加えた。窒素保護下、反応液を100℃で12時間撹拌した。反応終了後、反応物を室温まで冷却した後、反応液を濾過し、減圧下で濃縮乾固し、カラムクロマトグラフィーにより精製し(ジクロロメタン:メタノール=20:1)、粗製品を得て、分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し[YMC-Actus Triart C18カラム、5μm、シリカ、直径30mm、長さ150mm;水(0.05%NH4HCO3を含む)とアセトニトリルとの極性が減少する混合物を溶離液として使用し、アセトニトリルの勾配比は40%~70%であり、溶出時間は15分である]、表題化合物(37.7mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.00 - 8.98 (m, 1H), 8.30 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.23 (s, 1H), 8.21 - 8.19 (m, 1H), 8.08 - 8.05 (m, 1H), 7.46 - 7.43 (m, 1H), 6.55 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 4.23 (s, 3H).
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.99 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 8.36 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.15 (s, 1H), 8.10-8.06 (m, 1H), 8.04-7.99 (m, 1H), 7.47 (dd, J = 2.0, 8.8 Hz, 1H), 6.59 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 4.31 (s, 3H).
MS m/z (ESI): 379.0 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.99 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 8.36 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.15 (s, 1H), 8.10-8.05 (m, 1H), 8.04-7.98 (m, 1H), 7.47 (dd, J = 1.9, 8.7 Hz, 1H), 6.59 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 4.31 (s, 3H).
MS m/z (ESI): 379.0 [M+H]+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.67 - 8.64 (m, 1H), 8.51 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 8.31 (s, 1H), 7.80 - 7.78 (m, 1H), 7.71 - 7.69 (m, 1H), 7.46 - 7.43 (m, 1H), 6.71 (s, 1H), 4.28 (s, 3H), 1.50 - 1.46 (m, 1H), 1.12 - 1.09 (m, 1H), 0.78 - 0.74 (m, 2H), 0.62 - 0.53 (m, 1H).
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.66 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 8.57 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 8.22 (s, 1H), 7.76-7.70 (m, 2H), 7.50-7.40 (m, 1H), 6.91 (s, 1H), 4.36 (s, 3H), 1.60-1.50 (m, 1H), 1.25-1.20 (m, 1H), 0.95-0.90 (m, 1H), 0.84-0.80 (m, 1H), 0.75-0.60 (m, 1H).
MS m/z (ESI): 385.1 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.66 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.57 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 8.23 (s, 1H), 7.77-7.71 (m, 2H), 7.47 (dd, J = 4.8, 7.8 Hz, 1H), 6.91 (s, 1H), 4.37 (s, 3H), 1.60-1.52 (m, 1H), 1.26-1.18 (m, 1H), 0.95-0.87 (m, 1H), 0.87-0.79 (m, 1H), 0.72-0.63 (m, 1H).
MS m/z (ESI): 385.1 [M+H]+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.64-8.62 (m, 1H), 8.30 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 8.23 (s, 1H), 7.75 - 7.73 (m, 1H), 7.51 - 7.38 (m, 2H), 6.48 (d, J = 2.1 Hz,1H), 4.23 (s, 3H), 1.53-1.43 (m, 1H), 1.09 - 0.98 (m, 1H), 0.90-0.72 (m, 2H), 0.69-0.62 (m, 1H).
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.65-8.60 (m, 1H), 8.36 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 8.15 (s, 1H), 7.70 (d, J = 7.0 Hz, 1H), 7.50-7.40 (m, 2H), 6.67 (s, 1H), 4.31 (s, 3H), 1.60-1.50 (m, 1H), 1.25-1.10 (m, 1H), 1.05-0.90 (m, 1H), 0.88-0.80 (m, 1H), 0.75-0.70 (m, 1H).
MS m/z (ESI): 351.1 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ = 8.65-8.60 (m, 1H), 8.36 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 8.15 (s, 1H), 7.70 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 7.50-7.40 (m, 2H), 6.67 (s, 1H), 4.31 (s, 3H), 1.60-1.50 (m, 1H), 1.20-1.10 (m, 1H), 0.99-0.84 (m, 1H), 0.83-0.75 (m, 1H), 0.74-0.68 (m, 1H).
MS m/z (ESI): 351.1 [M+H]+。
25℃で、中間体50-1(5g)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(70mL)溶液に溶解し、その中に炭酸カリウム(16.44g)及び中間体50-2(11.38g)を加え、窒素保護下、反応液を25℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、反応液に水(200mL)及び酢酸エチル(100mL)を順次に加え、有機相を飽和塩化ナトリウム水溶液(200mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(0~50%テトラヒドロフラン/石油エーテル、40mL/分)、表題化合物(6.5g)を得た。
MS m/z (ESI): = 284.9 [M+H]+。
25℃で、中間体50-3(6.5g)を酢酸(130mL)に溶解し、その中にN-ブロモスクシンイミド(NBS)(4.07g)を加え、窒素保護下、反応液を60℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてpH=7に調整し、水(100mL)及び酢酸エチル(200mL)を順次に加え、有機相を水(100mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過し、減圧下で濃縮乾固した。カラムクロマトグラフィーにより精製し(0~30%テトラヒドロフラン/石油エーテル、60mL/分)、表題化合物(1g)を得た。
MS m/z (ESI): = 362.9 [M+H]+。
o-クロロアニリン(2.94g)をN,N-ジメチルホルムアミド溶液(50mL)に溶解し、0~5℃で水素化ナトリウム(60%)(1.15g)を加え、反応液を0℃で0.5h撹拌し、反応液に中間体15-1(5g)を加え、添加後室温で12時間撹拌した。反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液(50mL)にゆっくり注ぎ、酢酸エチル(60mL×2)で抽出し、有機相を合わせ、飽和食塩水(100mL)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した後、濾液を減圧下で濃縮乾固し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(シリカ、石油エーテル:酢酸エチル=10:1)、表題化合物(3.5g)を得た。
MS m/z (ESI): 351.0 [M+H]+。
中間体50-5(500mg)及びヘキサメチルジスズ(700mg)を無水キシレン溶液(5mL)に溶解し、その中にPd(PPh3)4(164mg)を加え、窒素保護下、反応液を120℃で1時間攪拌した。反応物を室温まで冷却した後、水(50mL)及び酢酸エチル(50mL)を順次に加え、有機相を水(50mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、石油エーテル:酢酸エチル=100:1)により、表題化合物(300mg)を得た。
MS m/z (ESI): 437.0 [M+H]+
25℃で、中間体50-6(60mg)をキシレン(1mL)溶液に溶解し、その中に触媒Pd(PPh3)4(19.08mg)及び中間体50-4(71.91mg)を加え、窒素保護下、反応液を140℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、反応物を室温まで冷却した後、水(10mL)及び酢酸エチル(5mL)を順次に加え、有機相を水(10mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、減圧下で濃縮乾固し、分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(シリカ、石油エーテル/テトラヒドロフラン=5/1)、表題化合物(60mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 523.0 [M+H]+。
20℃で、中間体50-7(50mg)を無水メタノール(1mL)溶液に溶解し、反応液にフッ化セシウム(145.22mg)を加え、窒素保護下、反応液を20℃で15h撹拌した。反応終了後、減圧下で濃縮乾固した。水(10mL)及び酢酸エチル(5mL)を順次に加え、有機相を水(10mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、減圧下で濃縮乾固し、高速液体クロマトグラフィーにより精製し(酸性条件、カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル;B%:24%~44%、12分)、表題化合物(8.1mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 409.0 [M+H]+。
中間体50-6(500mg)及び中間体51-1(700mg)を無水キシレン溶液(5mL)に溶解し、その中にPd(PPh3)4(53.05mg)を加え、窒素保護下、反応液を140℃で4時間攪拌した。反応物を室温まで冷却した後、水(50mL)及び酢酸エチル(50mL)を順次に加え、有機相を水(50mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、石油エーテル:酢酸エチル=3:1)により、表題化合物(100mg)を得た。
MS m/z (ESI): 412.0 [M+H]+。
中間体51-2(100mg)を無水アセトニトリル溶液(2mL)に溶解し、その中にK3PO4(257mg)を加え、窒素保護下、反応液を25℃で2時間攪拌した。反応物を室温まで冷却した後、反応液を濾過し、減圧下で濃縮乾固し、高圧分取クロマトグラフィーにより精製し[YMC-Actus Triart C18カラム 5μmシリカ、直径30mm、長さ150mm;水(0.05%NH4HCO3を含む)とアセトニトリルとの極性が減少する混合物を溶離液として使用し、アセトニトリルの勾配比は50%~80%であり、溶出時間は15分である]、表題化合物(20.0mg)を得た。
1H NMR (400MHz, DMSO-d6) δ 9.27 (s, 1H), 8.88 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.97 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.79 - 7.70 (m, 1H), 7.63 - 7.58 (m, 3H).
反応物52-1(113.40mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)に溶解し、反応物15-1(250mg)を加えた。反応液を60℃で12時間攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液に水(5mL)を加え、酢酸エチル(10mL×3回)で抽出し、有機層を飽和食塩水(10mL×3回)で洗浄した。有機相を減圧下で濃縮乾固し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=1:1)、表題化合物(190mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 341.9 [M+H]+。
中間体52-2(190mg)をキシレン(3mL)に溶解し、中間体20-1(168.25mg)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(64.18mg)を加えた。反応液を140℃まで昇温し、窒素保護下、12h攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を減圧下で濃縮乾固し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[水(0.225%ギ酸)-アセトニトリル];B%:26%~46%、12分)、表題化合物(6.1mg)を得た。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.90 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.26 (s, 1H), 7.91 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.82-7.75 (m, 3H), 7.69 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 4.35 (s, 3H)
25℃で、化合物50(100mg)を無水ジクロロメタン(4mL)溶液に溶解し、その中にトリエチルアミン(49.51mg)を加え、反応系の温度を0℃に下げ、メタンスルホニルクロリド(56.05mg)を無水ジクロロメタン(1mL)に溶解し、反応液にゆっくり加え、窒素保護下、反応液を25℃で3時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、有機相を減圧下で濃縮乾固し、表題化合物(108mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 487.0 [M+H]+。
20℃で、中間体53-1(36mg)を無水ジオキサン(1mL)溶液に溶解し、反応液にジメチルアミン水溶液(416.71mg)を加えた。窒素保護下、反応液を100℃で4時間攪拌しながら反応させた。反応終了後、有機相を減圧下で濃縮乾固し、残留物を高速液体クロマトグラフィーにより精製し(酸性条件、カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル;B%:12%~32%、12分)、表題化合物(8.8mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 436.0 [M+H]+。
MS m/z (ESI): = 422.0 [M+H]+。
MS m/z (ESI): = 408.0 [M+H]+。
反応物56-2(3.7g)をテトラヒドロフラン(30mL)に溶解し、0℃で反応液に水素化ナトリウム(1.9g)を加え、室温で30min撹拌した。反応液を0℃まで冷却し、反応物56-1(5g)を加えた。窒素保護下、反応液を25℃で6時間攪拌した。反応終了後、反応物を0℃まで冷却した後、水(100mL)及び酢酸エチル(300mL)を順次に加え、有機相を水(60mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=100:1)、表題化合物(6g)を得た。
MS m/z (ESI): 297.2 [M+H]+.
中間体56-3(3g)及びビス(ピナコラート)ジボロン(5.1g)を1,4-ジオキサン(30mL)に溶解し、その中に酢酸カリウム(2.9g)及びPd(dppf)Cl2(738mg)を加えた。窒素保護下、反応液を100℃で15時間攪拌した。反応終了後、反応液を室温まで冷却した後、水(200mL)及び酢酸エチル(90mL)を順次に加え、有機相を水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:0.05%TFA v/v、B:アセトニトリル;B%:40%~45%、15min)、表題化合物(800mg)を得た。
MS m/z (ESI): 345.2[M+H]+.
中間体56-4(200mg)及び中間体15-4(195mg)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解し、その中にフッ化セシウム(267mg)及びPd(PPh3)2Cl2(39mg)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で16時間撹拌した。反応終了後、反応物を室温まで冷却した後、水(30mL)及び酢酸エチル(40mL)を順次に加え、有機相を飽和食塩水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=100:1)、表題化合物(70mg)を得た。
MS m/z (ESI): 357.2 [M+H]+.
中間体56-5(70mg)をアセトニトリル(2mL)に溶解し、その中に1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン(DBU)(89mg)を加え、窒素保護下、反応液を25℃で16時間攪拌した。反応終了後、反応液に水(30mL)及び酢酸エチル(40mL)を順次に加え、有機相を飽和食塩水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮乾固した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し[YMC-Actus Triart C18カラム 5μmシリカ、直径30mm、長さ150mm;水(0.05%NH4HCO3を含む)とアセトニトリルとの極性が減少する混合物を溶離液として使用し、アセトニトリルの勾配比は40%~75%であり、溶出時間は13分である]、表題化合物(4mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, Chloroform-d) δ 8.20 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.61 - 7.54 (m, 1H), 7.48 - 7.39 (m, 2H), 7.37 - 7.31 (m, 1H), 7.09 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 4.19 (s, 3H), 2.41 (s, 3H).
中間体15-1(200mg)及び反応物57-1(123.73mg)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(4mL)に溶解し、その中にナトリウムtert-ブトキシド(184.50mg)を加え、反応液を25℃で16h撹拌した。反応終了後、反応液に水(20mL)を加え、酢酸エチル(10mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機層を減圧下で濃縮乾固し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)、表題化合物(61.6mg)を得た。
MS m/z (ESI): 384.9 [M+H]+。
中間体57-2(60mg)及び中間体20-1(47.2mg)をキシレン(1mL)に溶解し、その中にテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(18.0mg)を加え、窒素保護下、反応液を140℃で16h攪拌した。反応終了後、反応液に水(10mL)を加え、酢酸エチル(5mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
MS m/z (ESI): 413.0 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ 8.90 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.94 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.89-7.84 (m, 1H), 7.80-7.75 (m, 2H), 7.48 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 4.35 (s, 3H)。
MS m/z (ESI): 413.0 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, Methanol-d4) δ 8.78 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.14 (s, 1H), 7.82 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.77-7.72 (m, 1H), 7.68-7.61 (m, 2H), 7.36 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 4.23 (s, 3H)。
25℃で、反応物58-1(1g)を無水アセトニトリル(10mL)溶液に溶解し、その中にN-クロロスクシンイミド(839.13mg)を加え、窒素保護下、反応液を80℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、反応液に酢酸エチル(20mL)、水(40mL)を加え、飽和塩化ナトリウム水溶液(40mL×2回)で洗浄し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧下で濃縮乾固し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(0~5% 酢酸エチル/石油エーテル、60mL/分)、表題化合物(830mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 193.8 [M+H]+。
25℃で、中間体58-2(730mg)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(9mL)溶液に溶解し、温度を0℃まで下げ、その中に水素化ナトリウム(301.66mg)をゆっくり加え、30分間撹拌した後、中間体15-1(982.14mg)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(2mL)溶液に溶解し、反応系に加え、窒素保護下、反応液を25℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、温度を0℃まで下げ、水(5mL)を加え、また反応液に酢酸エチル(20mL)及び水(40mL)を加え、飽和塩化ナトリウム水溶液(40mL×2回)で洗浄し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧下で濃縮乾固し、表題化合物(1.5g)を得た。
MS m/z (ESI): = 417 [M+H]+。
20℃で、中間体58-3(300mg)を無水キシレン(3mL)溶液に溶解し、反応液にPd(PPh3)4(83.02mg)及びヘキサメチルジスタンナン(470.78mg)を加えた。窒素保護下、反応液を140℃で16時間攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液に飽和フッ化セシウム溶液(10mL)を加えてクエンチし、また酢酸エチル(10mL)及び水(20mL)を加え、酢酸エチル(20mL×2回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧下で濃縮乾固し、残留物を薄層クロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/酢酸エチル=10/1)、表題化合物(80mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 503.0 [M+H]+。
20℃で、中間体58-4(80mg)を無水キシレン(1mL)溶液に溶解し、反応液にPd(PPh3)4(18.43mg)及び中間体15-4(34.94mg、159.53μmol)を加えた。窒素保護下、140℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、反応液に酢酸エチル(10mL)、水(20mL)を加え、酢酸エチル(20mL×2回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧下で濃縮乾固し、残留物を高速液体クロマトグラフィーにより精製した(酸性条件、カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル;B%:32%~52%、12分)。また、超臨界流体クロマトグラフィーにより更に精製し(塩基性条件、カラム:Phenomenex-Cellulose-2(250mm×30mm、10μm);移動相:[0.1%アンモニア水]、B:エタノール;B%:40%~40%)、化合物58-P1(1.5mg、RT:2.495min)及び化合物58-P2(1.9mg、RT:3.176min)を得た。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.91 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.26 (s, 1H), 7.81 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.53-7.46 (m, 2H), 7.34 (dd, J = 2.5, 8.8 Hz, 1H), 7.24-6.84 (m, 1H), 4.35 (s, 3H)。
MS m/z (ESI): = 445.0 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.91 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.26 (s, 1H), 7.81 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.53-7.46 (m, 2H), 7.34 (dd, J = 2.5, 8.8 Hz, 1H), 7.24-6.84 (m, 1H), 4.35 (s, 3H).
MS m/z (ESI): = 445.0 [M+H]+。
25℃で、中間体59-1(23.64mg)を無水N,N-ジメチルホ ムアミド(0.5mL)溶液に溶解し、温度を0℃まで下げ、その中に水素化ナトリウム(15.36mg)をゆっくり加え、30分間撹拌した後、中間体15-1(500mg)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(0.5mL)溶液に溶解し、反応系に加え、窒素保護下、反応液を25℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、温度を0℃まで下げ、水素化ナトリウムを水溶液(1mL)でクエンチし、反応液に酢酸エチル(10mL)、水(20mL)を加え、飽和塩化ナトリウム水溶液(20mL)で2回抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機層を減圧下で濃縮乾固し、残留物をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/テトラヒドロフラン=10/1)、表題化合物(40mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 346.8 [M+H]+。
20℃で、中間体59-2(40mg)を無水キシレン(1mL)に溶解し、反応液にPd(PPh3)4(13.32mg)及び中間体20-1(34.91mg)を加えた。窒素保護下、140℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、反応液に酢酸エチル(10mL)、水(20mL)を加え、酢酸エチル(20mL×2回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を高速液体クロマトグラフィーにより精製し(酸性条件、カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル;B%:21%~41%、12分)、表題化合物(2.2mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 375.0 [M+H]+。
25℃で中間体60-1(18.65mg)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解し、0℃まで降温した後、反応液に水素化ナトリウム(23.04mg)を加え、窒素保護下、反応液を0℃で30分間撹拌し、反応液に中間体15-1(50mg)を加えた。窒素保護下、20℃で16時間撹拌した。反応終了後、温度を0℃まで下げ、水(20mL)を加え、酢酸エチル(10mL×2回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機層を減圧下で濃縮乾固し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:テトラヒドロフラン=1:1)、表題化合物(45mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 320.8 [M+H]+。
25℃で、中間体60-2(45mg)を無水キシレン(1mL)に溶解し、反応液にPd(PPh3)4(16.19mg)及びヘキサメチルジスタンナン(91.83mg)を加えた。窒素保護下、140℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、反応液に飽和フッ化セシウム水溶液(10mL)を加え、酢酸エチル(10mL×2回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧下で濃縮乾固し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:テトラヒドロフラン=1:1)、表題化合物(40mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 407.1 [M+H]+。
25℃で、中間体60-3(28mg)を無水キシレン(1mL)に加え、反応液にPd(PPh3)4(7.99mg)及び中間体15-4(22.71mg)を加え、窒素雰囲気下、反応液を140℃で16時間反応させた。反応終了後、反応物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:17%~27%、12分)、表題化合物(1.1mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 349.1 [M+H]+。
中間体61-1(300mg)のN,N-ジメチルホルムアミド(4mL)溶液に炭酸カリウム(606.75mg)を20℃で加え、0.5h撹拌しながら反応させ、ヨードエタン(273.89mg)を加え、反応液を50℃で16h撹拌した。反応終了後、濾過して濾液を得て、減圧下で濃縮乾固し、残留物をテトラヒドロフラン(10mL)でパルプ化スラリー化させ、再び濾過して濾液を得て、減圧下で濃縮乾固した。残留物を薄層クロマトグラフィーにより精製し(テトラヒドロフラン:石油エーテル=2:1)、表題化合物(130mg)を得た。
MS m/z (ESI): 233.0 [M+H]+
中間体61-2(56mg)及び中間体50-6(104.63mg)をキシレン(5mL)に溶解し、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(27.77mg)を加え、窒素雰囲気下、140℃で16時間攪拌しながら反応させた。その後、反応液を20℃まで降温し、カリウムtert-ブトキシド(40.44mg)を加え、90℃で16時間反応させた。反応終了後、反応液を濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固し、残留物を薄層クロマトグラフィーにより精製し(テトラヒドロフラン:石油エーテル=3:1)、その後、高速液体クロマトグラフィーにより精製し(ギ酸条件;カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:28%~48%、12min)、表題化合物(1.6mg)を得た。
1HNMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.79 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.33 (s, 1H), 7.79 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.69-7.61 (m, 1H), 7.58-7.49 (m, 2H), 7.46-7.38 (m, 1H), 4.75 (q, J = 7.3 Hz, 2H), 1.67 (t, J = 7.3 Hz, 3H)。
反応物62-1(273.72mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(6mL)に溶解した。窒素保護下、0℃で反応液に水素化ナトリウム(122.86mg)を加え、30分間撹拌した。0℃で反応液に中間体15-1(400mg)のN,N-ジメチルホルムアミド(2mL)溶液を加え、20℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を水(20mL)でクエンチし、酢酸エチル(10mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧下で濃縮乾固し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(ISCO(登録商標);12g SepaFlash(登録商標) Silica Flashカラム、勾配 0% 酢酸エチル/石油エーテル@40mL/min)、表題化合物(500mg)を得た。
MS m/z (ESI): 384.8 [M+H]+。
中間体62-2(300mg)をキシレン(3mL)に溶解し、20℃でPd(PPh3)4(89.81mg)及びヘキサメチルジスタンナン(1.02g)を加えた。窒素保護下、反応液を140℃で1時間攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を飽和フッ化セシウム水溶液(20mL)でクエンチし、酢酸エチル(20mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(ISCO(登録商標);20g SepaFlash(登録商標) Silica Flashカラム、石油エーテル@40mL/min)、表題化合物(190mg)を得た。
MS m/z (ESI): 470.9 [M+H]+。
中間体62-3(150mg)及び中間体15-4(104.88mg)をキシレン(2mL)に溶解し、20℃でPd(PPh3)4(55.33mg)を加え、窒素保護下、反応液を140℃で16時間攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製した(石油エーテル:テトラヒドロフラン=10:1)。更に高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:YMC-Actus Triart C18 150×30mm×5μm;移動相:[A:水(0.05%アンモニア水v/v)、B:アセトニトリル];B%:45%~65%、11分)、表題化合物(10.2mg)を得た。
MS m/z (ESI): 412.9 [M+H]+。
反応物63-1(128.00mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(3mL)に溶解した。窒素保護下、0℃で反応液に水素化ナトリウム(69.11mg)を加え、30分間撹拌した。0℃で反応液に中間体15-1(300mg)を加え、20℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を水(10mL)でクエンチし、酢酸エチル(20mL×3回)で抽出し、有機相を減圧濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(ISCO(登録商標);20g SepaFlash(登録商標) Silica Flashカラム、石油エーテル@60mL/min)、表題化合物(117mg)を得た。
MS m/z (ESI): 334.8 [M+H]+。
中間体63-2(100mg)及び中間体20-1(120.54mg)をキシレン(8mL)に溶解し、20℃でPd(PPh3)4(34.48mg)を加え、窒素保護下、140℃で16時間攪拌しながら反応させた。反応液を減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィーにより精製した(ジクロロメタン:メタノール=10:1)。また、更に高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:YMC-Actus Triart C18 150×30mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸v/v)、B:アセトニトリル];B%:38%~58%、11分)、表題化合物(8.7mg)を得た。
MS m/z (ESI): 363.1 [M+H]+。
カリウムtert-ブトキシド(538.61mg)を中間体15-1(500mg)と中間体64-1(180.7mg)のN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)溶液に加えた。反応液を25℃で16h撹拌した。反応終了後、反応液に水(200mL)を加え、酢酸エチル(100mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~10:1)、表題化合物(380.7mg)を得た。
MS m/z (ESI): =317.9 [M+H]+。
中間体64-2(380mg)をキシレン(4mL)に溶解し、ヘキサメチルジスタンナン(782.79mg)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(138.05mg)を加えた。窒素保護下、140℃で4h攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液に飽和フッ化カリウム溶液(5mL)を加え、酢酸エチル(5mL×3回)で抽出し、有機相を減圧下で濃縮乾固し、残留物を分取薄層クロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=3:1)により精製し、表題化合物(50mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 403.9[M+H]+。
中間体64-3(50mg)をキシレン(2mL)に溶解し、中間体15-4(27.24mg)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(14.37mg)を加えた。窒素保護下、140℃で12h攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を減圧下で濃縮乾固し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:9%~29%、12分)、表題化合物(16.6mg)を得た。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.91 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.70 (dd, J = 1.5, 5.0 Hz, 1H), 8.56 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.26 (s, 1H), 7.94-7.89 (m, 1H), 7.83-7.77 (m, 1H), 7.71 (dd, J = 4.9, 8.1 Hz, 1H), 4.36 (s, 3H)。
中間体65-1(5g)をN,N-ジメチルホルムアミド(50mL)に溶解し、そして、反応液にN-ブロモスクシンイミド(6.5g)を加えた。反応液を50℃で18h攪拌した。反応液を室温まで冷却した後、水(60mL)及び酢酸エチル(80mL)を順次に加え、有機相を水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)、表題化合物(5g)を得た。
MS m/z (ESI): 243.2 [M+H]+
中間体65-2(500mg)及び2,6-ジメチルピリジン(330mg)を無水テトラヒドロフラン(5mL)に溶解し、その中にトリフルオロメタンスルホン酸無水物(697mg)を-78℃で滴下し、0℃で2h攪拌し、次いで反応液に中間体65-3(896mg)を加えた。反応液を70℃で3h撹拌した。反応液にH2O(20mL)及び酢酸エチル(20mL×3)を順次に加え、有機相を飽和食塩水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、石油エーテル:酢酸エチル=100:0~50:50)により、表題化合物(270mg)を得た。
MS m/z (ESI): 370.2 [M+H]+
中間体65-4(300mg)及びビス(ピナコラート)ジボロン(278mg)を1,4-ジオキサン(3mL)に溶解し、その中に酢酸カリウム(211mg)及びPd(dppf)Cl2(46mg)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で15時間撹拌した。反応液を室温まで冷却した後、水(40mL)及び酢酸エチル(80mL)を順次に加え、有機相を水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(ジクロロメタン:メタノール=10:1)、表題化合物(200mg)を得た。
MS m/z (ESI): 336.1 [M+H]+
中間体65-5(200mg)及び中間体15-4(195mg)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解し、その中にフッ化セシウム(267mg)及びPd(dtbpf)Cl2(39mg)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で16時間撹拌した。反応物を室温まで冷却した後、水(30mL)及び酢酸エチル(40mL)を順次に加え、有機相を飽和食塩水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:0.05%TFA v/v、B:アセトニトリル;B%:40%~45%、12min)、表題化合物(13mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.76 (s, 1H), 8.42 (s, 1H), 7.69 - 7.60 (m, 2H), 7.47 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 4.32 (s, 3H)。
1H NMR (400 MHz, Chloroform-d) δ 8.21 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.89 (s, 1H), 7.57 - 7.50 (m, 2H), 7.43 - 7.41 (m, 1H), 7.26 - 7.21 (m, 1H), 6.88 (s, 1H), 4.28 (s, 3H)。
窒素保護下、中間体67-1(2.5g)をジオキサン(50mL)及び水(16mL)に加え、反応液に中間体67-2(4.22g)、PdCl2(dppf)(10.62mg)及び炭酸セシウム(10.28g)を加えた。窒素保護下、反応液を90℃で16時間攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液に水(40mL)を加え、酢酸エチル(40mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をflashにより精製し(ISCO(登録商標);20g SepaFlash(登録商標) Silica Flashクロマトグラフィーカラム、勾配 0~12% 酢酸エチル/石油エーテル@80mL/分)、表題化合物(1.98g)を得た。
MS m/z (ESI): 150.9 [M+H]+。
窒素保護下、中間体67-3(140.49mg)を無水メタノール(50mL)に溶解し、反応液に湿ったパラジウム炭素(300mg)を加え、水素雰囲気下、反応液を45℃で16時間撹拌した。反応終了後、濾過し、濾液を減圧濃縮して溶媒を除去し、表題化合物(1.22g)を得た。
MS m/z (ESI): 123.2 [M+H]+。
窒素保護下、中間体67-4(140.49mg)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(3mL)に溶解し、0℃まで降温した後、反応液に水素化ナトリウム(69.00mg)を加え、反応液を0℃で30分間撹拌した。中間体15-1(300mg)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(2mL)に溶解し、反応液に加えた。窒素保護下、反応液を25℃で16時間攪拌した。反応終了後、反応液に水(10mL)を加え、酢酸エチル(10mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をフラッシュシリカゲルカラムにより精製し(ISCO(登録商標);12g SepaFlash(登録商標)Silica Flashクロマトグラフィーカラム、勾配 0~13% 酢酸エチル/石油エーテル@40mL/分)、表題化合物(31.8mg)を得た。
MS m/z (ESI): 345.9 [M+H]+。
窒素保護下、中間体67-5(31.8mg)を無水キシレン(1mL)に加え、反応液にテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(10.62mg)及び中間体20-1(27.83mg)を加えた。その後、窒素保護下、反応液を140℃で16時間撹拌した。反応終了後、反応液に水(10mL)を加え、酢酸エチル(10mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:11%~41%、12分)、表題化合物(7mg)を得た。凍結乾燥して溶媒を除去し、残留物を分取超臨界流体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:DAICEL CHIRALPAK AD(250mm×30mm、10μm);移動相:[A:超臨界二酸化炭素、B:エタノール(0.1%アンモニア水)];B%:25%~25%)、化合物67-P1(2.03mg、RT:4.35min)及び化合物67-P2(2.02mg、RT:5.01min)を得た。
MS m/z (ESI): 374.1 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ 8.93 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.66 (d, J = 3.5 Hz, 1H), 8.28 (s, 1H), 7.81 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.72 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.52 (dd, J = 4.9, 7.9 Hz, 1H), 4.36 (s, 3H), 2.48 (q, J = 7.5 Hz, 2H), 1.08 (t, J = 7.5 Hz, 3H)。
MS m/z (ESI): 374.1 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ 8.93 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.66 (dd, J = 1.5, 5.0 Hz, 1H), 8.28 (s, 1H), 7.81 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.72 (dd, J = 1.5, 7.8 Hz, 1H), 7.52 (dd, J = 4.9, 7.9 Hz, 1H), 4.36 (s, 3H), 2.48 (q, J = 7.7 Hz, 2H), 1.08 (t, J = 7.5 Hz, 3H)。
窒素保護下、中間体68-1(238.33mg)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、0℃まで降温した後、反応液に水素化ナトリウム(115.19mg)を加え、反応液を0℃で30分間撹拌した。中間体15-1(500mg)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(3mL)に溶解し、反応液に加え、窒素保護下、反応液を25℃で16時間撹拌した。反応終了後、反応液に水(10mL)を加え、酢酸エチル(10mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をフラッシュシリカゲルカラムにより精製し(ISCO(登録商標);12g SepaFlash(登録商標)Silica Flashクロマトグラフィーカラム、勾配 0~5% 酢酸エチル/石油エーテル@40mL/分)、表題化合物(231.4mg)を得た。
MS m/z (ESI): 347.9 [M+H]+。
窒素保護下、中間体68-2(231.4mg)を無水キシレン(7mL)に加え、反応液にテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(76.81mg)及び中間体20-1(201.37mg)を加えた。窒素保護下、反応液を140℃で16時間撹拌した。反応終了後、反応液を濾過し、減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物を薄層クロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)、粗製品(20mg)を得た。粗製品を無水キシレン(7mL)に加え、反応液にカリウムtert-ブトキシド(30mg)を加え、反応液を100℃で2時間撹拌した。反応終了後、反応物を濾過し、減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:23%~43%、12分)、表題化合物(6.3mg)を得た。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ 8.89 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.32 (dd, J = 1.7, 5.1 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.78 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.73 (dd, J = 1.8, 7.5 Hz, 1H), 7.20 (dd, J = 5.1, 7.4 Hz, 1H), 4.35 (s, 3H), 3.81 (s, 3H).
反応物69-1(245.93mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)に溶解し、0℃で水素化ナトリウム(92.14mg)を加えて30分間撹拌し、0℃で中間体15-1(400mg)を加えた。窒素保護下、反応液を20℃で16時間攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を水(20mL)でクエンチし、酢酸エチル(20mL×3回)で抽出し、有機相を減圧濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(ISCO(登録商標);12g SepaFlash(登録商標)Silica Flashカラム、勾配 0~5% 酢酸エチル/石油エーテル@40mL/min)、表題化合物(400mg)を得た。
MS m/z (ESI): 383.8 [M+H]+。
中間体69-2(100mg)及び中間体20-1(119.50mg)をキシレン(5mL)に溶解し、20℃でPd(PPh3)4(30.08mg)を加え、窒素保護下、反応液を140℃で16時間攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィーにより精製した(ジクロロメタン:メタノール=10:1)。また、更に高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Phenomenex C18 150×30mm×5μm;移動相:[A:水(アンモニア水+炭酸水素アンモニウム)、B:アセトニトリル];B%:35%~55%、2分)、表題化合物(46.3mg)を得た。
MS m/z (ESI): 412.1 [M+H]+。
窒素保護下、中間体70-1(270.97mg)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、0℃まで降温した後、反応液に水素化ナトリウム(115.19mg、有効含有量60%)を加え、反応液を0℃で30分間撹拌した。中間体15-1(500mg)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(3mL)に溶解し、反応液に加え、窒素保護下、反応液を25℃で16時間撹拌した。反応終了後、反応液に水(10mL)を加え、酢酸エチル(10mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をフラッシュシリカゲルカラムにより精製し(ISCO(登録商標);12g SepaFlash(登録商標)Silica Flashクロマトグラフィーカラム、勾配 0~5% 酢酸エチル/石油エーテル@40mL/分)、表題化合物(231.4mg)を得た。
MS m/z (ESI): 365.0 [M+H] +。
窒素保護下、中間体70-2(100mg)を無水キシレン(7mL)に加え、反応液にテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(41.96mg)及び中間体20-1(110.00mg)を加えた。窒素保護下、反応液を140℃で16時間撹拌した。反応終了後、反応液を濾過し、減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:24%~44%、12分)、また、分取超臨界流体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:DAICEL CHIRALCEL OD-H(250mm×30mm、5μm);移動相:[A:超臨界二酸化炭素、B:エタノール(0.1%アンモニア水)];B%:40%~40%)、化合物70-P1(3.5mg、RT:5.883min)及び化合物70-P2(3.8mg、RT:6.298min)を得た。
MS m/z (ESI): 393.1 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ 8.89 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.26 (s, 1H), 7.79 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.37-7.33 (m, 1H), 7.26 (dt, J = 5.5, 8.1 Hz, 1H), 7.10 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 4.35 (s, 3H), 3.72 (d, J = 1.9 Hz, 3H)。
MS m/z (ESI): 393.1 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ 8.77 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.13 (s, 1H), 7.67 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.30-7.22 (m, 1H), 7.13 (dt, J = 5.3, 8.2 Hz, 1H), 6.98 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 4.23 (s, 3H), 3.60 (d, J = 1.9 Hz, 3H)。
中間体15-1(300mg)及び中間体71-1(203.69mg)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、反応液にカリウムtert-ブトキシド(322.60mg)を加えた。反応液を25℃で16時間撹拌した。反応終了後、反応液に水(20mL)を加え、酢酸エチル(10mL×3回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物をフラッシュシリカゲルカラムにより精製し(ISCO(登録商標);12g SepaFlash(登録商標)Silica Flashクロマトグラフィーカラム、勾配 0~10% 酢酸エチル/石油エーテル@40mL/分)、表題化合物(218.9mg)を得た。
MS m/z (ESI): 401.0 [M+H]+。
窒素保護下、中間体71-2(100mg)を無水キシレン(4mL)に加え、反応液にテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(28.81mg)及び中間体20-1(75.53mg)を加えた。その後、窒素保護下、反応液を140℃で16時間撹拌した。反応終了後、反応液を濾過し、減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:31%~51%、14分)、表題化合物(25.8mg)を得た。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ 8.89 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.79 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.51 (t, J = 8.5 Hz, 1H), 7.34 (dd, J = 2.3, 10.9 Hz, 1H), 7.21 (s, 1H), 7.00 (t, J = 70.4 Hz, 1H), 4.35 (s, 3H)。
中間体20-3(300mg)をキシレン(8mL)に溶解し、ヘキサメチルジスタンナン(591.88mg)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(104.38mg)を加えた。窒素保護下、密閉して140℃まで加熱して1h反応させ、反応終了後20℃まで冷却し、フッ化カリウム溶液(20mL)でクエンチし、酢酸エチル(10mL)で抽出し、有機相を減圧下で濃縮乾固し、残留物をシリカゲルカラムにより精製し(ISCO(登録商標);12g SepaFlash(登録商標)シリカゲルカラム、溶離剤:10~35% 酢酸エチル/石油エーテル勾配@30mL/min)、表題化合物(130mg)を得た。
MS m/z (ESI): 417.9 [M+H] +。
中間体72-1(130mg)及び中間体44-2(69.39mg)をキシレン(5mL)に溶解し、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(36.11mg)を加え、窒素保護下、140℃で16h攪拌しながら反応させた。反応終了後、減圧下で濃縮乾固し、残留物を薄層クロマトグラフィーにより精製し(テトラヒドロフラン:ジクロロメタン=1:1)、また、残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(ギ酸条件;カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:4%~34%、12min)、表題化合物(22.3mg)を得た。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.91 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.58 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.80 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.76-7.70 (m, 1H), 7.50 (dd, J = 5.0, 7.8 Hz, 1H), 2.19 (s, 3H)。
25℃で、中間体73-1(500mg)を無水エタノール(9mL)及び水(3mL)に溶解し、反応液に鉄粉(458.84mg)及び塩化アンモニウム(732.50mg)を加えた。窒素保護下、反応液を70℃で16時間攪拌した。反応終了後、温度を25℃まで下げ、水(50mL)を加え、酢酸エチル(50mL×2回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、表題化合物(375mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 153.1 [M+H]+。
25℃で、中間体73-2(256.03mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)溶液に溶解し、0℃まで降温した後、反応物に水素化ナトリウム(117.96mg、有効含有量60%)を加えた。窒素保護下、反応液を0℃で0.5時間攪拌し、反応物に中間体15-1(150mg)を加えた。反応終了後、反応液に水(200mL)を加え、酢酸エチル(100mL×2回)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、表題化合物(120mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 375.7 [M+H]+。
25℃で、中間体73-3(120mg)を無水キシレン(5mL)に加え、反応液にテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(36.82mg)及び中間体20-1(144.81mg)を加え、窒素雰囲気下、反応液を140℃で16時間反応させた。反応終了後、反応物を濾過し、減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[水(0.225%ギ酸)-アセトニトリル];B%:25%~45%、12分)、表題化合物(65mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 404.0 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.93 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.28 (s, 1H), 8.03 (dd, J = 1.5, 7.8 Hz, 1H), 7.86-7.80 (m, 2H), 7.77-7.71 (m, 1H), 4.36 (s, 3H).
MS m/z (ESI): = 404.0 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.93 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.28 (s, 1H), 8.03 (dd, J = 1.6, 7.7 Hz, 1H), 7.85-7.79 (m, 2H), 7.77-7.69 (m, 1H), 4.36 (s, 3H).
反応物74-1(2g)をジクロロメタン(23mL)に溶解し、0℃で塩化チオニル(3.18g)を加え、窒素保護下、反応液を25℃で16時間撹拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を減圧濃縮して、表題化合物の粗製品(3.02g)を得た。
中間体74-2(300mg)及び中間体74-3(471.01mg)をアセトニトリル(10mL)に溶解し、ヨウ化ナトリウム(344.39mg)及び炭酸カリウム(952.60mg)を25℃で加え、反応液を80℃で24時間攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL×3回)で抽出し、有機相を減圧濃縮し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(ジクロロメタン:メタノール=10:1)、表題化合物(201mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 299.0 [M+H]+。
中間体74-4(100mg)及び中間体72-1(139.08mg)をキシレン(5mL)に溶解し、窒素保護下、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(38.63mg)を25℃で加えた。窒素保護下、140℃で16時間攪拌しながら反応させた。反応終了後、反応液を減圧濃縮し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(ジクロロメタン:メタノール=10:1)、また、更に高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:C18-1 150×30mm×5μm;移動相:[A:水(アンモニア水+炭酸水素アンモニウム)、B:アセトニトリル];B%:25%~45%、2分)、表題化合物(29.4mg)を得た。
MS m/z (ESI): = 440.2 [M+H]+。
中間体65-2(500mg)及び2,6-ジメチルピリジン(330mg)を無水テトラヒドロフラン(5mL)に溶解し、その中にトリフルオロメタンスルホン酸無水物(697mg)を-78℃で滴下し、0℃で2h反応させ、次いで反応液に中間体75-1(667mg)を加えた。反応液を70℃で3h攪拌した。反応液にH2O(20mL)及び酢酸エチル(20mL×3)を順次に加え、有機相を飽和食塩水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、分取薄層クロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:0~50:50)により、表題化合物(230mg)を得た。
MS m/z (ESI): 333.2 [M+H]+。
中間体75-2(220mg)及びビス(ピナコラート)ジボロン(252mg)を1,4-ジオキサン(3mL)に溶解し、その中に酢酸カリウム(194mg)及びPd(dppf)Cl2(42mg)を加えた。窒素保護下、反応液を100℃で15時間攪拌した。反応液を室温まで冷却した後、水(40mL)及び酢酸エチル(80mL)を順次に加え、有機相を水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取薄層クロマトグラフィーにより精製し(ジクロロメタン:メタノール=10:1)、表題化合物(160mg)を得た。
MS m/z (ESI): 299.1 [M+H]+。
中間体75-3(160mg)及び中間体15-4(175mg)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解し、その中にフッ化セシウム(156mg)及びPd(dtbpf)Cl2(39mg)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で16時間撹拌した。反応物を室温まで冷却した後、水(30mL)及び酢酸エチル(40mL)を順次に加え、有機相を飽和食塩水(30mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:0.05%TFA v/v、B:アセトニトリル;B%:40%~45%、12min)、表題化合物(15mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.75 (s, 1H), 8.63 - 8.57 (m, 1H), 8.41 (s, 1H), 7.76 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.46 (s, 1H), 4.31 (s, 3H), 2.12 (s, 3H).
中間体76-1(100g)をTHF(1000mL)に溶解し、反応液に中間体76-2(124g)を加えた。窒素保護下、反応液を-78℃で10min撹拌し、リチウムジイソプロピルアミド(318mL)を数回に分けて加え、反応液を25℃で4h撹拌した。反応液を0℃まで降温し、HCl水溶液を加えて反応液のpH=4に調整した。そして、酢酸エチル(1500mL×2)で抽出し、合わせた有機相を食塩水(300mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を無水Na2SO4で乾燥し、濾過して減圧濃縮し、減圧蒸留(90℃)して表題化合物(130g)を得た。
MS m/z (ESI): 292.1 [M+H]+。
中間体15-4(29.0g)及び中間体76-3(58g)を1,4-ジオキサン(250mL)及び水(25mL)に溶解し、フッ化セシウム(60.25g)、Ruphos(6.2g)及びRuphos Pd G3(11.10g)を加え、窒素保護下、反応液を100℃で4h撹拌した。反応液を室温まで冷却した後、290mLの6M K2CO3水溶液を加え、25℃で0.5h攪拌し、酢酸エチル(300mL×2)で抽出し、合わせた有機相を食塩水(300mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を無水Na2SO4で乾燥し、濾過して減圧濃縮し、分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン:メタノール=20:1)により、表題化合物(22.3g)を得た。
MS m/z (ESI): 304.1 [M+H]+。
中間体76-4(100mg)及び中間体76-5(31mg)を無水テトラヒドロフラン(2mL)に溶解し、その中にリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(LiHMDS)(1mL、1.0N)を0℃で滴下し、滴下完了後25℃で1時間攪拌した。反応終了後、反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液(8mL)及び酢酸エチル(8mL×3)を順次に加え、有機相を水(8mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:水(0.225%ギ酸v/v)、B:アセトニトリル;B%:30%~50%)により精製し、表題化合物(6mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.32 (s, 1H), 8.95 (s, 2H), 8.91 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.38 (s, 1H), 7.89 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 4.30 (s, 3H).
中間体76-4(100mg)及び2-アミノピラジン(31mg)を無水テトラヒドロフラン(2mL)に溶解し、その中にリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(1mL)を0℃で滴下し、滴下完了後25℃で1時間攪拌した。反応終了後、飽和塩化アンモニウム水溶液(8mL)及び酢酸エチル(8mL×3)を順次に加え、有機相を水(8mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物をflashにより精製し(ISCO(登録商標);20g SepaFlash(登録商標)Silica Flashクロマトグラフィーカラム、勾配 0~5% メタノール/ジクロロメタン、80mL/分)、表題化合物(60.0mg)を得た。
MS m/z (ESI): 379.0 [M+H]+
中間体77-2(100mg)を無水アセトニトリル(3mL)に溶解し、リン酸カリウム(100mg)を加え、80℃で4時間攪拌した。反応終了後、飽和塩化アンモニウム水溶液(8mL)及び酢酸エチル(8mL×3)を順次に加え、有機相を水(8mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:33%~50%、12分)、表題化合物(23.5mg)を得た。
MS m/z (ESI): 347.0 [M+H] +。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.93 - 8.81 (m, 4H)8.38 (s, 1H), 7.88 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 4.30 (s, 3H).
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.88 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.36 (s, 1H), 7.88 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.70 - 7.58 (m, 1H), 7.47 - 7.30 (m, 2H), 4.27 (s, 3H).
中間体76-4(80mg)及び中間体79-1(29g)をテトラヒドロフラン(2mL)に溶解し、その中にリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(1mol/L in THF、0.4mL)を0℃で滴下し、反応液を0℃で3h攪拌しながら反応させた。反応液を減圧濃縮して溶媒を除去し、分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:水(0.225%ギ酸v/v)、B:アセトニトリル;B%:40%~60%、12min)、表題化合物(31mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.17 (s, 1H), 8.91 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.74 (s, 1H), 8.38 (s, 1H), 7.89 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 4.29 (s, 3H), 2.15 (s, 3H).
中間体80-1(316mg)、中間体80-2(562mg)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(707mg)及び炭酸セシウム(998mg)を無水テトラヒドロフラン(8mL)に溶解し、60℃で10h反応させた。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液(20mL)及び酢酸エチル(20mL×2)を順次に加え、有機相を飽和食塩水(20mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して溶媒を除去した。残留物を分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、石油エーテル:酢酸エチル=4:1)により精製し、表題化合物(174mg)を得た。
MS m/z (ESI): 308.1 [M+H]+。
中間体80-3(125mg)及び中間体76-4(152mg)を無水テトラヒドロフラン(4mL)に溶解し、その中にリチウムビス(トリメチルシリル)アミドのTHF溶液(1mol/L、0.8mL)を0℃で滴下し、反応液を0℃で2h撹拌しながら反応させた。反応液を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、ジクロロメタン:メタノール=20:1)により精製し、表題化合物(165mg)を得た。
MS m/z (ESI): 558.9 [M+H]+。
中間体80-4(160mg、0.3mmol)及びフッ化テトラメチルアンモニウム(56mg、0.6mmol)をテトラヒドロフラン(2mL)に溶解し、25℃で5h反応させた。反応液を水(15mL)で洗浄し、酢酸エチル(10mL×2)で抽出し、有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して溶媒を除去し、分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:水(0.225%ギ酸v/v)、B:アセトニトリル;B%:30%~50%、11min)、表題化合物(32mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.87 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.35 (s, 1H), 7.85 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.78-7.76 (m, 1H), 7.63-7.48 (m, 2H), 4.67 (s, 1H), 4.28 (s, 3H).
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.93-8.87 (m, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.79 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.76-7.71 (m, 1H), 7.55-7.48 (m, 1H), 7.48-7.43 (m, 1H), 4.35 (s, 3H), 3.94 (s, 1H).
MS m/z (ESI): 403.1[M+H]+。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.90 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H), 7.79 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.76-7.70 (m, 1H), 7.54-7.49 (m, 1H), 7.49-7.43 (m, 1H), 4.35 (s, 3H), 3.94 (s, 1H).
MS m/z (ESI): 403.0 [M+H]+。
中間体35-1(300mg)を無水テトラヒドロフラン(4mL)に溶解し、その中にLiHMDS(1M、5.0mL)を-78℃で滴下し、滴下完了後-78℃で1h反応させ、次いで反応液に中間体42-4(323mg)を加えた。室温まで自然に昇温し、3h反応させた。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液(10mL)及び酢酸エチル(20mL×3)を順次に加え、有機相を水(20mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した後、濾液を減圧濃縮して表題化合物(220mg)を得た。
MS m/z (ESI): 324.2 [M+H]+。
中間体81-1(100mg)及び炭酸セシウム(228mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解し、0℃でその中にジフェニルリン酸アジド(DPPA)(192mg)を加え、添加後室温で1h反応させ、0℃で中間体35-3(40mg)を加え、添加後反応液を25℃で2h攪拌した。反応液に水(5mL)及び酢酸エチル(5mL×3)を順次に加え、有機相を飽和食塩水(5mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、そして減圧下で濃縮乾固し、残留物を分取薄層クロマトグラフィー(シリカ、石油エーテル:酢酸エチル=100:0~50:50)により精製し、表題化合物(70mg)を得た。
MS m/z (ESI): 419.2 [M+H]+。
中間体81-2(70mg)及び炭酸セシウム(149mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(1mL)に溶解し、70℃で2h反応させた。反応液を濾過し、濾液を減圧下で濃縮乾固し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:水(0.225%ギ酸v/v)、B:アセトニトリル;B%:30%~50%、11min)、表題化合物(15mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04 (s, 1H), 8.74 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.56-8.53 (m, 1H), 7.86 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.73-7.68 (m, 1H), 7.32-7.24 (m, 1H), 1.61-1.50 (m, 1H), 1.03-0.92 (m, 1H), 0.75-0.57 (m, 2H), 0.55-0.43 (m, 1H).
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.80 (s, 1H), 8.77 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.56 (dd, J = 1.5, 5.0 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.70 (dd, J = 1.6, 7.9 Hz, 1H), 7.39 (dd, J = 4.9, 7.9 Hz, 1H), 1.66-1.58 (m, 1H), 1.17-1.09 (m, 1H), 0.94-0.86 (m, 1H), 0.83-0.75 (m, 1H), 0.68-0.59 (m, 1H).
MS m/z (ESI): 373.1 [M+H] +。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.80 (s, 1H), 8.77 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.56 (dd, J = 1.5, 4.8 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.70 (dd, J = 1.5, 8.0 Hz, 1H), 7.39 (dd, J = 4.9, 7.9 Hz, 1H), 1.66-1.57 (m, 1H), 1.18-1.09 (m, 1H), 0.93-0.88 (m, 1H), 0.83-0.75 (m, 1H), 0.68-0.60 (m, 1H).
MS m/z (ESI): 373.1 [M+H] +。
中間体82-1(6g)及び2-メチルピリジン-3-アミン(3.62g)を無水ジメチルスルホキシド(30mL)に溶解し、その中にヨウ化第一銅(1.70g)、N,N-ジメチルグリシン(811mg)及び炭酸カリウム(6.16g)を加え、添加後100℃で12時間撹拌した。反応終了後、濾過して、有機相を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:23%~66%、25分)、表題化合物(2g)を得た。
MS m/z (ESI): 297.0 [M+H] +。
中間体82-2(200mg、675.12μmol)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、0℃で炭酸セシウム(658mg、2.03mmol)及びジフェニルリン酸アジド(DPPA)(371mg、1.35mmol)を加え、反応液を0℃で0.5時間撹拌した。反応液に中間体35-3(152mg、1.35mmol)を加え、25℃で1時間撹拌した。反応終了後、水(10mL)及び酢酸エチル(10mL)を順次に加え、有機相を水(5mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:23%~50%、12分)、表題化合物(100mg)を得た。
MS m/z (ESI): 392. 0 [M+H] +。
中間体82-3(90mg、230μmol)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、その中に炭酸セシウム(228mg、0.69mmol)を加え、反応液を60℃で2時間撹拌した。反応終了後、水(10mL)及び酢酸エチル(10mL)を順次に加え、有機相を水(5mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:23%~50%、12分)、表題化合物(10mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, Chloroform-d) δ 9.07 (s, 1H), 8.73 - 8.71 (m, 1H), 8.36 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.88 - 7.86 (m, 1H), 7.81 - 7.78 (m,1H), 7.58 - 7.55 (m, 1H), 6.72 (s, 1H), 2.16(s, 3H).
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.77 (s, 1H), 8.75 (dd, J = 1.4, 4.9 Hz, 1H), 8.39 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.88 (dd, J = 1.3, 8.0 Hz, 1H), 7.79 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.64 (dd, J = 4.9, 7.9 Hz, 1H), 6.88 (s, 1H), 2.26 (s, 3H).
MS m/z (ESI): 346.1 [M+H] +。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.77 (s, 1H), 8.75 (dd, J = 1.5, 4.8 Hz, 1H), 8.40 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.89 (dd, J = 1.4, 7.9 Hz, 1H), 7.82-7.76 (m, 1H), 7.64 (dd, J = 4.9, 7.9 Hz, 1H), 6.88 (s, 1H), 2.26 (s, 3H).
MS m/z (ESI): 346.1 [M+H] +。
中間体83-1(5.0g)及び炭酸セシウム(13.8g)をN,N-ジメチルホルムアミド(42mL)に溶解し、0℃でその中にDPPA(10.3g)を加え、室温で1h反応させ、また、0℃で中間体35-3(2.4g)を加え、反応液を25℃で2h攪拌した。反応液に水(60mL)及び酢酸エチル(70mL×3)を順次に加え、有機相を飽和食塩水(60mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、分取薄層クロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=4:1)により表題化合物(1.8g)を得た。
MS m/z (ESI): 329.9 [M+H]+。
中間体83-2(200.0mg)及び中間体83-3(78.5mg)を1,4-ジオキサン(2mL)に溶解し、その中にRuPhos-Pd-G3(50.7mg)、RuPhos(28.2mg)及びフッ化セシウム(183.8mg)を加え、窒素雰囲気下、100℃で15h反応させた。反応液を減圧濃縮して溶媒を除去し、分取薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=20:1)により、表題化合物(150mg)を得た。
MS m/z (ESI): 358.1 [M+H]+。
中間体83-3(150mg)及び炭酸セシウム(410mg)をN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、60℃で3h反応させた。反応液を濾過し、分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Gemini NX C18 5μm×10×150mm;移動相:A:水(0.225%ギ酸v/v)、B:アセトニトリル;B%:30%~50%、11min)、表題化合物(33mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.99 (s, 1H), 8.71 - 8.70 (m, 1H), 8.16 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.85 - 7.82 (m, 1H), 7.58 - 7.50 (m, 2H), 6.54 (s, 1H), 2.16 (s, 3H).
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.72 (dd, J = 1.4, 4.9 Hz, 1H), 8.68 (s, 1H), 8.17 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.84 (dd, J = 1.3, 8.0 Hz, 1H), 7.62 (dd, J = 4.9, 7.9 Hz, 1H), 7.52 (dd, J = 1.8, 8.5 Hz, 1H), 6.68 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 2.26 (s, 3H).
MS m/z (ESI): 312.1 [M+H]+。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.72 (dd, J = 1.3, 5.0 Hz, 1H), 8.68 (s, 1H), 8.17 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.84 (dd, J = 1.3, 8.0 Hz, 1H), 7.62 (dd, J = 5.0, 8.0 Hz, 1H), 7.52 (dd, J = 1.8, 8.5 Hz, 1H), 6.68 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 2.26 (s, 3H).
MS m/z (ESI): 312.1 [M+H]+。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.04-9.02 (m, 1H), 8.51 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 8.32 (s, 1H), 8.26 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 8.11-8.08 (m, 1H), 7.73-7.71 (m, 1H), 6.67 (s, 1H), 4.29 (s, 3H).
中間体85-1(1.3g)及び中間体42-2(518mg)を無水ジメチルスルホキシド(20mL)に溶解し、ヨウ化第一銅(368mg)、N,N’-ビス(2,4,6-トリメトキシフェニル)エタンジアミド(BTMPO)(811mg)及び炭酸カリウム(2.0g)を加え、100℃で12時間撹拌した。反応終了後、反応液を濾過し、濾液を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:23%~66%、25分)、表題化合物(500mg)を得た。
MS m/z (ESI): 323.0 [M+H] +。
中間体85-2(50mg、155.14μmol)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、0℃で炭酸セシウム(151mg)及びジフェニルリン酸アジド(75mg)を加えた。反応液を0℃で0.5時間撹拌した。反応液に中間体35-3(35.10mg)を加え、25℃で1時間撹拌した。反応終了後、水(10mL)及び酢酸エチル(10mL)を順次に加え、有機相を水(5mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:23%~50%、12分)、表題化合物(38mg)を得た。
MS m/z (ESI): 418. 0 [M+H] +。
中間体85-3(20mg)を無水N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解し、炭酸セシウム(46mg)を加え、反応液を60℃で2時間撹拌した。反応終了後、水(10mL)及び酢酸エチル(10mL)を順次に加え、有機相を水(5mL×2)で洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、有機相を減圧濃縮して溶媒を除去し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Waters Xbridge BEH C18 100×25mm×5μm;移動相:[A:水(0.225%ギ酸)、B:アセトニトリル];B%:23%~50%、12分)、表題化合物(10mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (s, 1H), 8.68 - 8.65 (m, 1H), 8.35 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.90-7.72 (m, 2H), 7.48-7.46 (m, 1H), 6.75 (s, 1H), 1.64-1.60 (m, 1H), 1.15-1.10 (m, 1H), 0.80-0.78 (m, 2H), 0.77-0.75 (m, 1H).
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.76 (s, 1H), 8.71-8.66 (m, 1H), 8.38 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.78 (d, J = 7.8 Hz, 2H), 7.48 (dd, J = 4.8, 7.8 Hz, 1H), 6.94 (s, 1H), 1.66-1.57 (m, 1H), 1.27-1.19 (m, 1H), 0.98-0.91 (m, 1H), 0.90-0.82 (m, 1H), 0.76-0.67 (m, 1H).
MS m/z (ESI): 372. 1 [M+H] +。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.76 (s, 1H), 8.71-8.65 (m, 1H), 8.38 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.78 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 7.48 (dd, J = 4.8, 7.8 Hz, 1H), 6.94 (s, 1H), 1.65-1.57 (m, 1H), 1.27-1.19 (m, 1H), 0.98-0.91 (m, 1H), 0.90-0.83 (m, 1H), 0.75-0.67 (m, 1H).
MS m/z (ESI): 372. 1 [M+H] +。
中間体35-1(2g)及び炭酸カリウム(3.68g)をアセトン(15mL)に加え、窒素保護下、ヨードメタン(1.89g)を滴下し、35℃で16h反応させた。反応液を水10mLに注ぎ、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、有機層を合わせて飽和食塩水(20mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)、表題化合物(2g)を得た。
MS m/z (ESI): 240.0 [M+H]+。
中間体86-1(2.06g)、中間体86-2(2.09g)、Pd2(dba)3(787.37mg)、Xantphos(497.53mg)及びフッ化セシウム(2.61g)をN-メチルピロリドン(15mL)に加えた。窒素雰囲気下、100℃で3時間撹拌した後、反応液を冷却してから水に注ぎ、酢酸エチル(20mL×3)で抽出し、有機層を合わせて水(30mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)、表題化合物(2.82g)を得た。
MS m/z (ESI): 366.0 [M+H]+。
中間体86-3(2g)をテトラヒドロフラン(15mL)に溶解し、水酸化リチウム(655.75mg)の水溶液(15mL)を加えた。室温で1時間反応させた。反応液を水に注ぎ、6Mの塩酸でpH=5に調整し、酢酸エチル(20mL×3)で抽出し、有機層を合わせて水(20mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧濃縮し、残留物を逆相カラムクロマトグラフィーにより精製し(アセトニトリル:水=1:4)、表題化合物(0.98g)を得た。
MS m/z (ESI): 352.0 [M+H]+。
中間体86-4(500mg)、炭酸セシウム(927.72mg)をDMF(5mL)に加え、窒素雰囲気下、DPPA(783.59mg)を0℃で滴下した。室温で1時間反応させた後、中間体35-3(161.04mg、1.42mmol)を加えた。室温で16h反応させた。反応液を水に注ぎ、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、有機相を合わせて水(10mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧濃縮し、残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル:酢酸エチル=5:1)、表題化合物(493mg)を得た。
MS m/z (ESI): 447.0 [M+H] +。
中間体86-5(300mg)、炭酸セシウム(657.04mg)をDMF(3mL)に加え、室温で2時間反応させた。反応液を水に注ぎ、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、有機相を合わせて水(10mL×2)で洗浄し、飽和食塩水(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥剤を濾去し、濾液を減圧濃縮し、分取高速液体クロマトグラフィーにより精製し(カラム:Gemini NX C18 3.5μm×4.6×100mm;移動相:A:0.05%TFA v/v、B:アセトニトリル;B%:40%~45%、8min)、表題化合物(160mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.15 (1H, s), 8.95 (1H, d, J = 4.0 Hz), 8.85 (1H, d, J = 8.0 Hz), 8.19 (1H, d, J = 7.7 Hz), 8.04 - 8.01 (1H, m), 7.97 (1H, d, J = 8.1 Hz)。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.92 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 8.81 (s, 1H), 8.79 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.07 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.94 (dd, J = 4.7, 7.9 Hz, 1H), 7.89 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
MS m/z (ESI): 401.0 [M+H] +。
1H NMR (400MHz, METHANOL-d4) δ = 8.80 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 8.69 (s, 1H), 8.67 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.95 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.82 (dd, J = 4.8, 8.1 Hz, 1H), 7.77 (d, J = 8.0 Hz, 1H)
MS m/z (ESI): 401.0 [M+H] +。
窒素雰囲気下、反応物87-1(1g)をTHF(10mL)に溶解し、NaH(234.14mg)を加え、室温で10min撹拌し、次いで反応物87-2(1.17g)を加え、室温で16h撹拌した。反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液20mLにゆっくり加え、酢酸エチル(30mL×2)で抽出した。有機相を飽和食塩水50mLで洗浄し、洗浄した有機相を適量の無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮してからカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/酢酸エチル=3/1)、表題化合物(600mg)を得た。
MS m/z (ESI): 254.9 [M+H]+。
中間体87-3(250mg)、中間体87-4(301.75mg)、K3PO4(624.27mg)及びPd(PPh3)2Cl2(68.81mg)を反応フラスコに加え、1,4-ジオキサン(1.25mL)及びH2O(0.25mL)を加え、窒素雰囲気下、80℃で4h反応させた。反応物を室温まで冷却した後、水10mLを加え、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、有機相を合わせて飽和食塩水(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮してからカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/酢酸エチル=3/1)、表題化合物(200mg)を得た。
MS m/z (ESI): 305.0 [M+H]+。
窒素保護下、中間体87-5(100mg)、中間体42-2(41.84mg)をTHF(1mL)に加え、-40℃まで降温し、LiHMDS(1M、820.61μL)をゆっくり滴下し、30分間攪拌し、ゆっくりと25℃まで昇温し、10h撹拌し続けた。系に10mLの水を加え、酢酸エチル(10mL×2)で抽出し、分液し、有機相を飽和NaCl水溶液で1回洗浄し、分液し、有機相を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過して減圧濃縮してからカラムクロマトグラフィーにより精製し(石油エーテル/酢酸エチル=3/1)、表題化合物(38.8mg)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.68 (s, 1H), 8.64 (dd, J = 1.6 Hz, 4.8 Hz, 1H), 8.38 (t, J = 58 Hz, 1H), 8.15 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.79 (dd, J = 1.6 Hz, 6.4 Hz, 1H), 7.54 (dd, J = 2.4 Hz, 6.4 Hz,1H), 7.44 (dd, J = 4.8 Hz, 8.0 Hz,1H), 6.54 (d, 2.0 Hz, 1H), 1.62 - 1.52 (m, 1H), 1.09 -1.00 (m, 1H), 0.90 - 0.82 (m, 1H), 0.82 - 0.73 (m, 1H), 0.72 - 0.63 (m, 1H).
1H NMR (400 MHz, METHANOL-d4) δ = 8.67 (dd, J = 1.5, 4.8 Hz, 1H), 8.57 (s, 1H), 8.31 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 8.18 (t, J = 58.0 Hz, 1H), 7.74 (dd, J = 1.6, 7.9 Hz, 1H), 7.52-7.44 (m, 2H), 6.74-6.71 (m, 1H), 1.64-1.55 (m, 1H), 1.22-1.14 (m, 1H), 1.04-0.96 (m, 1H), 0.91-0.82 (m, 1H), 0.80-0.71 (m, 1H)
MS m/z (ESI): 387.0 [M+H]+。
1H NMR (400 MHz, METHANOL-d4) δ = 8.66 (dd, J = 1.5, 4.8 Hz, 1H), 8.57 (s, 1H), 8.31 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 8.18 (t, J = 58.0 Hz, 1H), 7.74 (dd, J = 1.5, 7.8 Hz, 1H), 7.53-7.43 (m, 2H), 6.74-6.71 (m, 1H), 1.64-1.55 (m, 1H), 1.22-1.15 (m, 1H), 1.04-0.96 (m, 1H), 0.90-0.82 (m, 1H), 0.79-0.71 (m, 1H)
MS m/z (ESI): 387.0 [M+H]+。
試験例1、生化学的試験
試験原理の簡単な紹介:L-メチオニンとATPは、MAT2A酵素触媒の条件下でSAM、無機リン酸塩、及び無機二リン酸塩に変換することができる。モリブデン酸アンモニウムなどの発色剤を酵素反応混合物に加えることで、サンプル中の無機リン酸塩の含有量を定量的に検出することができ、更にMAT2Aの酵素活性を反映することができる。
材料:MAT2AスクリーニングキットはBPS bioscience社(米国)から購入し、384ウェルプレートはCoring社(米国)から購入した。
2.L-メチオニン(Sigma# M9625-5G)
3.ATP(Sigma# A7699-1G)
4.KCl(Sigma# 60142-500ML-F)
5.Tris(Sigma# T2663-1L)
6.MgCl2(Sigma# M1028)
7.EDTA(Invitrogen# AM9260G)
8.BSA(Sangon Biotech# A500023-0100)
9.PiColorLock(abcam# ab270004)
%化合物阻害(Compound inhibition)を計算し、フィッティングして化合物のIC50を求めた。
Signalは実験群のシグナル値を指し、Bottomは陰性対照群の平均シグナル値を指し、Topは陽性対照群の平均シグナル値を指す。
本実験の条件下では、MAT2Aに対する被験化合物の阻害作用は、酵素反応中のリン酸生成レベルの阻害に対するIC50値で表すことができる。被験化合物のMAT2A阻害活性については、表1を参照する。
「++++」は、被験化合物の酵素阻害活性に対するIC50範囲が100nM未満であることを示す。
「+++」は、被験化合物の酵素阻害活性に対するIC50範囲が100~500nMであることを示す。
「++」は、被験化合物の酵素阻害活性に対するIC50範囲が500~1000nMであることを示す。
試験原理の簡単な紹介:試験対象のMAT2A阻害剤を癌細胞と共に一定期間インキュベートした後、細胞を停止試薬で溶解し、MAT2A酵素活性をクエンチした。細胞溶解液中のMAT2A触媒生成物SAMをLC-MS/MSで定量的に測定し、それによって細胞内のMAT2A活性を反映させた。
参考文献:本実験は、特許WO2018045071に開示されている方法を参照している。
%Compound inhibitionを計算し、フィッティングして化合物のIC50を求めた。
% Compound inhibition=1-100% * (Signal-Bottom) / (Top-Bottom)
Signalは実験群のシグナル値を指し、Bottomは陰性対照群の平均シグナル値を指し、Topは陽性対照群の平均シグナル値を指す。
表2の実験結果から、本願化合物の細胞内SAM産生に対する阻害はナノモルレベルに達し、本願化合物は強いMAT2A阻害活性を示すことが分かった。
試験原理の簡単な紹介:試験対象のMAT2A阻害剤を癌細胞と共に一定期間インキュベートした後、ATP含有量に基づく細胞増殖計数法により、細胞増殖に対する被験化合物の影響を測定した。
参考文献:本実験は、特許WO2018045071に開示されている方法を参照している。
%Compound inhibitionを計算し、フィッティングして化合物のIC50を求めた。
% Compound inhibition=1-100% * (Signal-Bottom) / (Top-Bottom)。
Signalは実験群のシグナル値を指し、Bottomは陰性対照群の平均シグナル値を指し、Topは陽性対照群の平均シグナル値を指す。
本実験の条件下では、被験化合物はヒト結腸癌HCT116 MTAP-/-細胞に対して比較的強い増殖阻害活性を示し、且つヒト結腸癌HCT116 WT細胞と比較して比較的優れた選択性を示した。被験化合物の対応する抗細胞増殖活性については、表3を参照する。
肝ミクロソームにおける本願化合物の代謝安定性は、以下のような試験方法によって測定された。
1.ヒト肝ミクロソーム(Corning 452117)、ビーグル犬肝ミクロソーム(XENOTECH D1000)、SDラット肝ミクロソーム(XENOTECH R1000)及びCD-1マウス肝ミクロソーム(XENOTECH M1000)
2.Na2HPO4(天津市光復精細化工研究所 20180130)
3.KH2PO4(天津市光復精細化工研究所 20180920)
5.NADPH(Solarbio 1216C022)
6.陽性対照化合物ベラパミル(Sigma MKBV4993V)
7.AB Sciex API4000液体クロマトグラフ質量分析計
1.100mMのリン酸緩衝液(PBS)の調製:7.098gのNa2HPO4を秤量し、純水500mLを加え、超音波溶解して溶液Aとした。3.400gのKH2PO4を秤量し、純水250mLを加え、超音波溶解して溶液Bとした。A溶液をミキサーに置き、pH値が7.4に達するまでB溶液をゆっくり加え、100mMのPBS緩衝液を調製した。
反応系を下表のように調製した。
in vitro t1/2 = 0.693 / k
インビトロ固有クリアランス(単位:μL/min/mg タンパク質(protein))は、次の式で計算された。
in vitro CLint = k × volume of incubation (μL)/amount of proteins (mg)
本願化合物の膜透過性及び輸送特性は、以下のような試験方法によって測定された。
1.Caco-2細胞(ATCC)
2.HEPES(Solarbio 804D049)、ペニシリン/ストレプトマイシン(Solarbio 20200109)及びPBS(Solarbio 20200620)
3.ウシ胎児血清(FBS)(Sigma WXBD0055V)、蛍光イエロー(Sigma MKCJ3738)及びNaHCO3(Sigma SLBZ4647)
5.高糖DMEM(Corning 20319014)
6.HTS Transwell-96 Well Permeable(Corning、3391)
8.Cellometer(登録商標) Vision(Nexcelom Bioscience)
9.Infinite 200 PROマイクロプレートリーダー(Tecan、Infinite M200PRO)
10.陽性対照化合物メトプロロール(Sinopharm 100084-201403)、エリスロマイシン(MCE 84550)及びシメチジン(Sinopharm 100158-201406)
11.ABI QTrap 5500液体クロマトグラフ質量分析計
1.Caco-2細胞培養
1)輸送バッファー(25mMのHEPESを含むHBSS、pH7.4)の調製:5.958gのHEPESと0.35gのNaHCO3を正確に秤量し、純水900mLを加えて溶解させ、100mLの10×HBSSを加えて均一に撹拌し、pHを7.4に調整し、濾過した。
5)細胞培地を加えて細胞を再懸濁し、密度が6.86×105 cells/mLである細胞懸濁液に調整した。
1)Transwellチャンバーの各ウェルに50μLの培地を加え、下層に25mLの培地を加え、37℃、5%CO2インキュベーターに入れて1時間予熱した。
2)予熱したTranswellチャンバーの各ウェルに50μLの細胞懸濁液を加え、最終的な接種密度を2.4×105cells/cm2とした。
3)14~18日間培養し、1日おきに培地を交換し、最初の接種から48時間以内に培地を交換した。培地は実験の前日に交換する必要がある。
1)細胞は14日間の培養後に融合・分化し、輸送実験に備えることができた。
2)単層膜の抵抗を抵抗計で測定し、各ウェルの抵抗値を記録した。
3)測定終了後、Transwellプレートを再インキュベートした。
4)TEER値を計算した。
TEER値=TEER測定値(Ω)×膜面積(cm2)
単層細胞膜の抵抗は230Ω・cm2未満であり、単層細胞膜は緻密性が悪く、試験に使用できないことを示した。
1)10mMの本願化合物又は陽性対照化合物の原液をDMSOで希釈して2mMの原液を得た後、2mMの原液を輸送バッファーで希釈して10μMの本願化合物又は陽性対照化合物の作動液を得た。
2)Caco-2細胞プレートをインキュベーターから取り出し、次に予熱した輸送バッファーでTranswellプレートを2回洗浄し、37℃のインキュベーターに入れて30分間インキュベートした。
6)輸送実験終了後、投与端(即ち、A→B方向の頂端とB→A方向の基底端)から8μLのサンプルを取り出して72μLの輸送バッファーに加え、そして、内部標準を含む240μLの停止液を加え、輸送を停止させた。受取端(即ち、A→B方向の基底端とB→A方向の頂端)から80μLのサンプルを取り出して、内部標準を含む240μLの停止液に加え、1000rpmで10分間ボルテックスし、3220gで30分間遠心分離した。上清液100μLをサンプルプレートに移し、超純水100μLを加えて均一混合し、LC-MS/MS分析に使用した。
Caco-2細胞単層膜の蛍光値を次の式で計算した。
Iacceptorは受取側(0.3mL)の蛍光密度を指し、Idonorは投与側(0.1mL)の蛍光密度を指す。LY>1.0%は単層細胞膜の緻密性が悪いことを示し、対応する結果は評価から除外された。
Papp={VA×[drug]acceptor/(Area×incubation time×[drug]initial donor}
5種(ヒト、サル、イヌ、ラット、マウス)の血漿における本願化合物のタンパク結合率は、以下のような試験方法によって測定された。
1.ヒト血漿(BioIVT)、サル血漿(ADME-plasma-pooled monkey-05212020)、ビーグル犬血漿(BioIVT)、SDラット血漿(BioIVT)、CD-1マウス血漿(BioIVT)
2.Na2HPO4(Sigma S5136-500G)
3.NaH2PO4(Sigma S3139-500G)
4.NaCl(Sigma S5886-IKG)
5.96ウェル平衡透析プレート(HTDialysis LLC、Gales Ferry、CT、HTD96B)及び平衡透析膜(MWCO 12-14K、1101)
6.陽性対照化合物ワルファリン
7.ABI QTrap 5500液体クロマトグラフ質量分析計
1.100mMのリン酸ナトリウム塩と150mMのNaClの濃度のバッファーの調製:超純水で14.2g/LのNa2HPO4と8.77g/LのNaClの濃度の塩基性溶液を調製し、超純水で12.0g/LのNaH2PO4と8.77g/LのNaClの濃度の酸性溶液を調製し、そして、塩基性溶液を酸性溶液でpH7.4まで滴定し、100mMのリン酸ナトリウム塩と150mMのNaClの濃度のバッファーを調製した。
3.血漿の準備:凍結血漿を室温で急速解凍し、4℃、3220gで10分間遠心分離して血栓を除去し、上清を新しい遠心分離管に集めた。血漿のpH値を測定・記録してpH7~8の血漿を使用した。
%遊離率=(化合物ピーク面積対内部標準ピーク面積の比緩衝液側/化合物ピーク面積対内部標準ピーク面積の比血漿側)×100%
%結合率=100%-%遊離率
CYP2C9、CYP2D6、CYP3A4酵素活性に対する本願化合物の阻害は、以下のような実験方法によって測定された。
1.ヒト肝ミクロソーム(Corning 452117)
2.NADPH(Solarbio 705Y021)
3.陽性基質ジクロフェナク(Sigma SLBV3438)、デキストロメトルファン(TRC 3-EDO-175-1)及びミダゾラム(Cerilliant FE01161704)
4.陽性阻害剤スルファフェナゾール(D.Ehrenstorfer GmbH 109012)、キニジン(TCI WEODL-RE)及びケトコナゾール(Sigma 100M1091V)
5.AB Sciex Triple Quad 5500液体クロマトグラフ質量分析計
1.100mMのリン酸緩衝液(PBS)の調製:7.098gのNa2HPO4を秤量し、純水500mLを加え、超音波溶解して溶液Aとした。3.400gのKH2PO4を秤量し、純水250mLを加え、超音波溶解して溶液Bとした。A溶液をミキサーに置き、pH値が7.4に達するまでB溶液をゆっくり加え、100mMのPBS緩衝液を調製した。
残存活性パーセント=代謝物ピーク面積対内部標準ピーク面積の比試験物/代謝物ピーク面積対内部標準ピーク面積の比ブランク溶媒×100%。
hERG活性に対する本願化合物の阻害は、以下のような実験方法によって測定された。
1.透析ウシ胎児血清 上海博はん生物科技有限公司(BS-0005-500)
2.DMEM培地 サーモフィッシャーサイエンティフィック(中国)有限公司(10569)
3.HEPES サーモフィッシャーサイエンティフィック(中国)有限公司(15630080)
4.トリプシン サーモフィッシャーサイエンティフィック(中国)有限公司(2192509)
5.ペニシリン-ストレプトマイシン溶液 サーモフィッシャーサイエンティフィック(中国)有限公司(15140-122)
7.ジェネティシン(G418) サーモフィッシャーサイエンティフィック(中国)有限公司(11811031)
8.ブラストサイジン サーモフィッシャーサイエンティフィック(中国)有限公司(R21001)
9.ポリリジン サーモフィッシャーサイエンティフィック(中国)有限公司(P4832)
10.ドフェチリド 北京EXPRESS技術開発有限公司(D525700)
12.二酸化炭素インキュベーター サーモフィッシャーサイエンティフィック(中国)有限公司(371)
13.プーラー アメリカSutter社(P-97)
14.マイクロマニピュレーター アメリカSiskiyou社(MC1000e)
15.マイクロマニピュレーター アメリカSutter社(ROE-200;MP285)
16.アンプ ドイツHEKA社(EPC10)
17.顕微鏡 オリンパス中国有限公司(IX51/71/73)
18.灌流システム アメリカALA社(VM8型重力ドラッグデリバリーシステム)
hERGイオンチャネルを安定的に発現するHEK293細胞株(製品番号:K1236)はInvitrogen社から購入した。細胞株を、85%DMEM、10%透析ウシ胎児血清、0.1mMの非必須アミノ酸溶液、100U/mLのペニシリン-ストレプトマイシン溶液、25mMのHEPES、5μg/mLのブラストサイジン及び400μg/mLのジェネティシンを含む培地で培養した。細胞密度が培養皿の底面積の40%~80%に増加した時点で、トリプシンを用いて消化及び継代を行い、継代を週に3回行った。実験前に、細胞を6cm培養皿で5×105の密度で培養し、1μg/mLのドキシサイクリンを加えて48時間誘導し、そして、細胞を消化し、その後の手動パッチクランプ実験のために、スライドガラスに接種した。
1)細胞外液(単位:mM):132塩化ナトリウム、4塩化カリウム、3塩化カルシウム、0.5塩化マグネシウム、11.1グルコース及び10 HEPES(水酸化ナトリウムでpHを7.35に調整する)。
注:溶液の浸透圧は280~300 mOsmol/kgの間に制御される。溶液は使用前に濾過し、4℃で保存する必要がある。ATP-マグネシウム塩は、最初に100mMの原液に調製し、小分けにして-20℃の冷蔵庫に保管する。実験当日、一定量を取って細胞内液に加え、調製した後にすぐに使用する。
1)培養皿中のHEK293細胞をロードした小さなスライドガラスを顕微鏡ステージの灌流槽に設置した。
2)Olympus IX51、IX71又はIX73倒立顕微鏡の下で適切な細胞を視野の中心に置き、×10倍の対物レンズを使用してガラス電極の先端を見つけ、それを視野の中心に置いた。そして、マイクロマニピュレーターを使用して電極を下に移動しながら粗焦点ノブを調整し、電極がゆっくりと細胞に近づくようにした。
4)負圧を加えて電極先端と細胞膜の間に1GΩより高い抵抗のシールを形成した。
6)膜電位を-60mVにクランプした条件下で、低速容量性電流Cslow、細胞膜容量(Cm)及び入力膜抵抗(Ra)を個別に補償した。
データはPatchMasterソフトウェアによって出力され、次の手順に従って分析された。
1)ブランク溶媒又は化合物グラジエント溶液を灌流した後、得られた5つの連続電流値を安定させ、平均値を計算し、それぞれ「テール電流の大きさブランク」と「テール電流の大きさ化合物」とした。
2)電流抑制率は、以下の式で計算された。
本願化合物のマウスに対する薬物動態学的特性は、以下のような試験方法によって測定された。
Balb/c Nudeマウスは北京維通利華実験動物技術有限公司から購入した。
NMP(N-メチルピロリドン)、Solutol(登録商標) HS 15(ポリオキシエチル化12-ヒドロキシステアリン酸)、Vitamin E TPGS(D-α-トコフェロールポリエチレングリコール1000コハク酸塩)はSigmaから購入した。
アセトニトリルはMerck(USA)から購入した。
10%VE TPGS水溶液:1gのVE TPGSを秤量し、精製水を加えて10mLに定容した。
5%NMP+10%Solutol(登録商標) HS 15+85%水:ピペットガンで0.5mLのNMPを取り、1gのSolutol(登録商標) HS15を秤量し、水を加えて10mLに定容した。
6匹の雌Balb/c Nudeマウス(20~30g、4~6週齢)を、3匹ずつの2群にランダムに分けた。第1群では尾静脈注射(IV)により、5%NMP+10%Solutol(登録商標) HS 15+85%水の溶媒で、1mpk(1mg/kg)の被験化合物を投与し、第2群では、5%NMP+10%Solutol(登録商標)HS 15+85%水又は10%Vitamin E TPGS水溶液の溶媒で、1又は3mpkの被験化合物を経口投与(PO)した(具体的な用量は下表を参照)。実験前に、動物には通常通りに餌を与え、水を与えた。投与前、投与後0.083(静脈注射群のみ)、0.25、0.5、1、2、4、6、8、24hに各群のマウスから静脈血を採取した。採取した全血サンプルをK2EDTA抗凝固チューブに入れ、5min遠心分離し(4000rpm、4℃)、検査のために血漿を採取した。
Claims (15)
- 式(I)で示される化合物又はその薬学的に許容される塩であって、
Lは化学結合、NH又はOから選ばれ、
R1は、ハロゲン又は任意にR1aによって置換されたC1~C10アルキル基、C3~C10シクロアルキル基、3~10員ヘテロシクリル基から選ばれ、
X1、X2は、それぞれ独立してN又はCHから選ばれ、
環Aは、C6~C10アリール基、5~10員ヘテロアリール基又は4~7員ヘテロシクリル基から選ばれ、前記C6~C10アリール基、5~10員ヘテロアリール基又は4~7員ヘテロシクリル基は任意にR2によって置換され、
X、Yは環Aの環原子であり、X、Yはそれぞれ独立してC原子又はN原子から選ばれ、且つX、Yの少なくとも1つがN原子から選ばれる場合、XとYは単結合で連結され、X、Yが両方ともC原子から選ばれる場合、XとYは単結合又は二重結合で連結され、
R2はハロゲン、=O、OH、CN、又は任意にR2aによって置換されたNH2、C1~C10アルキル基、C3~C10シクロアルキル基、3~10員ヘテロシクリル基、C1~C10アルコキシ基、C3~C10シクロアルキルオキシ基、3~10員ヘテロシクリルオキシ基から選ばれ、
環Qは、C6~C10アリール基、又は5~10員ヘテロアリール基から選ばれ、前記C6~C10アリール基、又は5~10員ヘテロアリール基は任意にR3によって置換され、
R3はハロゲン、=O、OH、CN、NO2又は任意にR3aによって置換されたSH、NH2、C2~C10アルケニル基、C2~C10アルキニル基、C1~C10アルキル基、C3~C10シクロアルキル基、3~10員ヘテロシクリル基、C1~C10アルコキシ基、C3~C10シクロアルキルオキシ基、3~10員ヘテロシクリルオキシ基から選ばれ、
各R1a、R2a、R3aは独立して重水素原子、F、Cl、Br、I、OH、CN、=O、又は任意にRbによって置換されたNH2、C1~C6アルキル基、C3~C6シクロアルキル基、4~7員ヘテロシクリル基、5~6員ヘテロアリール基、C1~C6アルコキシ基、C3~C6シクロアルキルオキシ基、4~7員ヘテロシクリルオキシ基から選ばれ、
各Rbは独立してF、Cl、Br、I、OH、CN、=O、NH2、SH、C1~C6アルキル基、C3~C6シクロアルキル基又は4~7員ヘテロシクリル基から選ばれる、
式(I)で示される化合物又はその薬学的に許容される塩。 - R1は、ハロゲン又は任意にR1aによって置換されたC1~C3アルキル基、C3~C6シクロアルキル基、4~7員ヘテロシクリル基から選ばれ、及び/又は各R1aは独立してF、Cl、Br、I、OH、CN、=O、又は任意にRbによって置換されたNH2、C1~C6アルキル基、C3~C6シクロアルキル基、4~7員ヘテロシクリル基、C1~C6アルコキシ基から選ばれ、或いは
R1は、ハロゲン又は任意にR1aによって置換されたC1~C3アルキル基、4~7員ヘテロシクリル基から選ばれ、及び/又は各R1aは独立してF、Cl、Br、Iから選ばれ、或いは
R1は、ハロゲン又は任意にR1aによって置換されたメチル基、エチル基、オキセタニル基から選ばれ、及び/又は各R1aは独立してF、Cl、Br、Iから選ばれる、請求項1に記載の式(I)で示される化合物又はその薬学的に許容される塩。 -
- X1はNであり、X2はCHであり、或いはX1とX2は両方ともCHであり、或いはX1とX2は両方ともNである、請求項1~3の何れか一項に記載の式(I)で示される化合物又はその薬学的に許容される塩。
- XとYは両方ともCであり、XとYは単結合又は二重結合で連結され、或いはXとYの一方がCであり、他方がNであり、XとYは単結合で連結される、請求項1~4の何れか一項に記載の式(I)で示される化合物又はその薬学的に許容される塩。
- 環Aは、5~6員ヘテロアリール基又は5~7員ヘテロシクリル基から選ばれ、前記5~6員ヘテロアリール基又は5~7員ヘテロシクリル基の環原子は、N、O、S、S(O)2から選ばれるヘテロ原子又はヘテロ原子団を少なくとも1つ含み、前記5~6員ヘテロアリール基又は5~7員ヘテロシクリル基は、任意にR2によって置換され、或いは
環Aは、任意にR2によって置換されたピロリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、トリアゾリル基、
環Aは、任意にR2によって置換された
- R2は、=O、又は任意にR2aによって置換されたNH2、C1~C6アルキル基、C3~C6シクロアルキル基、C1~C6アルコキシ基から選ばれ、前記R2aは、重水素原子、F、Cl、Br、I、C1~C3アルキル基、任意にC1~C3アルキル基によって置換されたNH2、又は任意にC1~C3アルキル基によって置換された5~6員ヘテロアリール基から選ばれ、或いは
R2は、=O、メチル基、エチル基、CD3、CH2CH2N(CH3)2、CH2CH2OH、CH2CH2NH(CH3)、CH2CH2NH2、OCH3、NHCH3、CHF2、CF3、シクロプロピル基又は
- 環Aは、
- 環Qは、フェニル基、ピリジル基、ピラゾリル基、ピリミジニル基又はピラジニル基から選ばれ、前記フェニル基、ピリジル基、ピラゾリル基、ピリミジニル基又はピラジニル基は、任意にR3によって置換される、請求項1~8の何れか一項に記載の式(I)で示される化合物又はその薬学的に許容される塩。
- R3は、ハロゲン、=O、OH、CN、又は任意にR3aによって置換されたSH、C2~C3アルキニル基、C1~C6アルキル基、C3~C6シクロアルキル基、C1~C6アルコキシ基、C3~C6シクロアルキルオキシ基から選ばれ、且つR3aは、ハロゲン、CN、又はC1~C3アルキル基から選ばれ、或いは
R3は、ハロゲン、CN、C3~C6シクロアルキル基、C2~C3アルキニル基、任意にハロゲンによって置換されたC1~C6アルキル基、又は任意にハロゲンによって置換されたC1~C6アルコキシ基から選ばれ、或いは
R3は、F、Cl、Br、CN、SH、イソプロピル基、シクロプロピル基、メチル基、エチル基、トリフルオロメチル基、エチニル基、OCHF2、メトキシ基又はメチルチオ基から選ばれる、請求項1~9の何れか一項に記載の式(I)で示される化合物又はその薬学的に許容される塩。 - 環Qは、フェニル基、ピリジル基、ピラゾリル基、ピリミジニル基又はピラジニル基から選ばれ、前記フェニル基、ピリジル基、ピラゾリル基、ピリミジニル基又はピラジニル基は、任意にR3によって置換され、各R3は、独立してハロゲン、CN、C3~C6シクロアルキル基、C2~C3アルキニル基、任意にハロゲンによって置換されたC1~C6アルキル基、又は任意にハロゲンによって置換されたC1~C6アルコキシ基から選ばれ、或いは
環Qは、フェニル基、ピリジル基、ピラゾリル基、ピリミジニル基又はピラジニル基から選ばれ、前記フェニル基、ピリジル基、ピラゾリル基、ピリミジニル基又はピラジニル基は、任意にR3によって置換され、各R3は、独立してF、Cl、Br、CN、イソプロピル基、シクロプロピル基、メチル基、エチル基、トリフルオロメチル基、エチニル基、OCHF2又はメトキシ基から選ばれ、或いは
環Qは、
- 前記式(I)で示される化合物又はその薬学的に許容される塩は、式(Ia)で示される化合物又はその薬学的に許容される塩であり、
- 前記化合物は下記の構造の1つから選ばれる、請求項1に記載の式(I)で示される化合物又はその薬学的に許容される塩:
- 請求項1~13の何れか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩、及び薬学的に許容される添加物を含む、医薬組成物。
- MTAP活性が低下しているか又はMTAPが欠損した腫瘍の予防又は治療のための請求項1~13の何れか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩、或いは請求項14に記載の医薬組成物。
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