JP2024144004A - Heater device and hot runner device equipped with same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、柱状部を有する被加熱体を加熱するヒータ装置およびそれを備えるホットランナー装置に関するものである。 The present invention relates to a heater device that heats a heated object having a columnar portion and a hot runner device equipped with the heater device.
柱状部を有する被加熱体を加熱するヒータ装置として、例えば、下記特許文献1に開示されるバンドヒータがある。バンドヒータは、被加熱体の柱状部に薄板状のヒータ部を巻き付けて加熱するヒータ装置である。バンドヒータのヒータ部は、典型的には短冊形状を有することから、当該柱状部の軸方向に対する加熱可能な範囲は幅広にはなり難い(下記、特許文献1;図2)。
As an example of a heater device that heats a heated object having a columnar portion, there is a band heater disclosed in
このため、被加熱体の柱状部に対してその軸方向全体を加熱する場合には、複数のバンドヒータを柱状部の軸方向に並べて配置する必要がある。例えば、上記、特許文献1の図6には、先端にノズルを有する射出装置の加熱筒に対して、3つのバンドヒータを並べて使用する例が開示されている。このような加熱筒は、さらに軸長が長い仕様のものもあるため、多数のバンドヒータが用いられることもある。
For this reason, when heating the entire axial direction of the columnar portion of the heated object, it is necessary to arrange multiple band heaters in the axial direction of the columnar portion. For example, FIG. 6 of the above-mentioned
バンドヒータは、そのヒータ部を構成する発熱線等の発熱体に電力が供給されて発熱することから、バンドヒータの使用数が増えると消費電力が増大し装置全体の電力使用量の増加に直結する。そのため、昨今の電気料金の上昇を考慮すると、バンドヒータの使用数を減らして電力使用量を削減することが望ましい。またバンドヒータの使用数が減れば、バンドヒータを備える、例えばホットランナー装置等の設備コストの低減にも繋がる。 Band heaters generate heat when power is supplied to the heating elements, such as the heating wires, that make up the heater section. Therefore, increasing the number of band heaters used increases power consumption, which directly leads to an increase in the overall power consumption of the device. Therefore, considering the recent rise in electricity prices, it is desirable to reduce the number of band heaters used and cut power consumption. Furthermore, reducing the number of band heaters used also leads to reduced equipment costs for devices equipped with band heaters, such as hot runner devices.
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、電力使用量を削減し得るヒータ装置を提供することを目的とする。また、電力使用量を削減し得るとともに設備コストも低減し得るホットランナー装置を提供することである。 The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and aims to provide a heater device that can reduce power consumption. It also aims to provide a hot runner device that can reduce power consumption and equipment costs.
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載された請求項1の技術的手段を採用する。この手段によると、柱状部を有する被加熱体を加熱するヒータ装置は、伝熱体とバンドヒータを備える。柱状部は、内部に空間がない中実のほかに、内部に空間がある中空をも含む概念である。そのため、柱状部には円柱形状や円筒形状も含まれる。伝熱体は、柱状部の外周に設けられその外周の一部または全部を覆う。バンドヒータは、伝熱体に熱結合するとともに、伝熱体を介して間接的に柱状部を加熱、または伝熱体を介することなく直接的に柱状部を加熱する。そして、伝熱体は、その熱伝導率が被加熱体の柱状部の熱伝導率よりも大きい。これにより、バンドヒータによる加熱は、被加熱体の柱状部に加えて伝熱体に対しても行われ、その伝熱体は被加熱体の柱状部よりも熱伝導率が大きいことから、当該柱状部よりも伝熱体の方が早く熱が伝わる。そのため、柱状部は、伝熱体が設けられて覆われるその外周の一部または全部においては、バンドヒータが設けられていない部分であっても加熱される。
In order to achieve the above object, the technical means of
また、特許請求の範囲に記載された請求項2の技術的手段を採用する。この手段によると、バンドヒータに加えてさらに他のバンドヒータを備えている。そして、他のバンドヒータは、伝熱体に熱結合するとともに、伝熱体を介して間接的に柱状部を加熱、または伝熱体を介することなく直接的に柱状部を加熱する。これにより、他のバンドヒータによる加熱も、被加熱体の柱状部に加えて伝熱体に対しても行われ、その伝熱体は被加熱体の柱状部よりも熱伝導率が大きいことから、当該柱状部よりも伝熱体の方が早く熱が伝わる。例えば、請求項1に記載のバンドヒータ(以下、[課題を解決するための手段]および[発明の効果]の欄において「一のバンドヒータ」という)を柱状部の一端側に配置し、他のバンドヒータを柱状部の他端側に配置し、一のバンドヒータと他のバンドヒータとの間に伝熱体を配置する。これにより、柱状部は、バンドヒータが設けられていない両バンドヒータの間においても、伝熱体が設けられて覆われる外周の一部または全部で加熱される。
The technical means of
また、特許請求の範囲に記載された請求項3の技術的手段を採用する。この手段によると、請求項1または2に記載のヒータ装置を備えるホットランナー装置は、射出成形型内に溶融樹脂を射出するノズルを有する。被加熱体はこのノズルであり、柱状部はこのノズルの円筒部である。これにより、バンドヒータによる加熱は、ノズルの柱状部分に加えて伝熱体に対しても行われ、その伝熱体はノズルの柱状部分よりも熱伝導率が大きいことから、当該柱状部分よりも伝熱体の方が早く熱が伝わる。そのため、柱状部分は、伝熱体が設けられて覆われるその外周の一部または全部においては、バンドヒータが設けられていない部分(一のバンドヒータと他のバンドヒータとの間においても)であっても加熱される。
The technical means of claim 3 described in the claims is also adopted. According to this means, a hot runner device equipped with the heater device described in
請求項1の発明では、バンドヒータによる加熱は、被加熱体の柱状部に加えて伝熱体に対しても行われ、その伝熱体は被加熱体の柱状部よりも熱伝導率が大きいことから、当該柱状部よりも伝熱体の方が早く熱が伝わる。そのため、柱状部は、伝熱体が設けられて覆われる外周の一部または全部においては、バンドヒータが設けられていない部分であっても加熱される。したがって、バンドヒータの使用数を減らすことが可能になるので、電力使用量を削減することができる。
In the invention of
請求項2の発明では、他のバンドヒータによる加熱も、被加熱体の柱状部に加えて伝熱体に対しても行われ、その伝熱体は被加熱体の柱状部よりも熱伝導率が大きいことから、当該柱状部よりも伝熱体の方が早く熱が伝わる。先の例では、柱状部は、バンドヒータが設けられていない両バンドヒータの間においても、伝熱体が設けられて覆われる外周の一部または全部で加熱される。したがって、バンドヒータの使用数を減らすことが可能になるので、電力使用量を削減することができる。
In the invention of
請求項3の発明では、バンドヒータによる加熱は、ノズルの柱状部分に加えて伝熱体に対しても行われ、その伝熱体はノズルの柱状部分よりも熱伝導率が大きいことから、当該柱状部分よりも伝熱体の方が早く熱が伝わる。そのため、柱状部分は、伝熱体が設けられて覆われるノズルの外周の一部または全部においては、バンドヒータが設けられていない部分(一のバンドヒータと他のバンドヒータとの間においても)であっても加熱される。したがって、バンドヒータの使用数を減らすことが可能になるので、電力使用量を削減することができ、また設備コストを低減させることができる。 In the invention of claim 3, the band heater heats not only the columnar portion of the nozzle but also the heat transfer body, and since the heat transfer body has a higher thermal conductivity than the columnar portion of the nozzle, heat is transferred to the heat transfer body faster than to the columnar portion. Therefore, the columnar portion is heated in part or all of the outer periphery of the nozzle covered by the heat transfer body, even in parts where no band heater is provided (even between one band heater and another band heater). This makes it possible to reduce the number of band heaters used, thereby reducing power consumption and equipment costs.
以下、本発明のヒータ装置およびそれを備えるホットランナー装置の実施形態について図を参照して説明する。本実施形態では、本発明のバンドヒータが、例えば、射出成形機を構成するホットランナー装置の射出ノズルに設けられる場合を例示して説明する。なお、本明細書では、図1~図4に示す座標軸表示における、Z軸方向(射出ノズルの長手方向)のことを「軸方向」といい、またX軸方向やY軸方向等、Z軸に直交する方向のことを「径方向」という場合がある。さらにZ軸の先端方向のことを「上方向」、基端方向のことを「下方向」をといい、Z軸周りの方向のことを「周方向」という場合がある。 Below, an embodiment of the heater device of the present invention and a hot runner device equipped with the same will be described with reference to the drawings. In this embodiment, an example will be described in which the band heater of the present invention is provided in, for example, the injection nozzle of a hot runner device constituting an injection molding machine. In this specification, the Z-axis direction (the longitudinal direction of the injection nozzle) in the coordinate axis display shown in Figures 1 to 4 is sometimes referred to as the "axial direction", and directions perpendicular to the Z-axis, such as the X-axis and Y-axis directions, are sometimes referred to as the "radial direction". Furthermore, the tip direction of the Z-axis is sometimes referred to as the "upward direction", the base end direction is sometimes referred to as the "downward direction", and directions around the Z-axis are sometimes referred to as the "circumferential direction".
図1に示すように、本実施形態のヒータ装置1は、後述するホットランナー装置50の射出ノズル60を加熱するものであり、2つのバンドヒータ10a,10bとジャケット20とにより構成されている。なお、バンドヒータ10aとバンドヒータ10bは、同様に構成されているため、これらを総称する場合には「バンドヒータ10」という。ホットランナー装置50等の構成については後で図5を参照しながら説明する。図1においては、射出ノズル60はその一部として円筒部61(被加熱体)を二点鎖線で表現している。また、当該射出ノズル60の先端部62や射出ノズル60が収容されるプレート70の収容穴72等については、図5を除いて図示を省略している。
As shown in FIG. 1, the
ヒータ装置1を構成するバンドヒータ10a,10bは、カバー部12とヒータ部13により構成されている。本実施形態のヒータ装置1は、射出ノズル60の円筒部61の外周がジャケット20で覆われるとともに、このジャケット20の両端をさらに覆うようにバンドヒータ10a,10bが取り付けられる。つまり、バンドヒータ10は、カバー部12がヒータ部13を囲むようにジャケット20を覆うことで、ジャケット20を介して射出ノズル60に間接的に取り付けられる。
The
カバー部12は、例えば、ステンレス製(例えばSUS304)の短冊形状を有する板部材であり、板厚が0.5mmに設定されている。本実施形態では、カバー部12は、アルファベットのC字形状のように軸方向に切れ目を有する円筒形状に形成されており、その両端にはロール状に折り返した端末ループ12aがそれぞれ形成されている。これらの端末ループ12aには締結バー18が収容されている。締結バー18にはボルト19を挿通可能な貫通穴やボルト19を螺合可能な雌ねじ穴が形成されている。一方の端末ループ12aの締結バー18を貫通したボルト19を、他方の端末ループ12aの締結バー18に螺合させてボルト19をねじ締め方向に回転させる。これにより、カバー部12の内側に収容されたヒータ部13を、射出ノズル60の円筒部61を覆うジャケット20等に締め付け固定することを可能にしている。
The
カバー部12の長手方向ほぼ中央には、角部が丸められた丸角長方形状に形成された配線窓12bが形成されている。この配線窓12bは、ヒータ部13に接続された図略の電気配線を挿通させて外部に引き出し得る貫通穴である。ヒータ部13は、ほぼ円筒形状を有する発熱部であり、金属製の内筒プレートと外筒プレートにより挟み込まれるヒータエレメント等により構成されている。これらは図示が省略されている。ヒータエレメントには、前述した電気配線が接続されており、外部の電力供給源から例えば200V~300Vの単相交流電力が供給され得るように構成されている。
A
カバー部12の内周面にはスペーサ17が取り付けられている。スペーサ17は、例えば、外径寸法が約3mmに設定されるステンレス製(例えばSUS304)の円筒パイプであり、カバー部12のZ軸方向の長さとほぼ同じ軸方向長さを有する。本実施形態では、スペーサ17は、その両端がカバー部12の内周面に溶接されて固定されており、例えば、カバー部12の周方向に約90度間隔で4箇所に設けられている。これらのスペーサ17をカバー部12の内側に設けることにより、そのさらに内側に位置するヒータ部13との間にはエアギャップが形成される。そのため、ヒータ部13から発生した熱をカバー部12に伝わり難くしている。なお、このようなエアギャップを形成する必要がない場合には、スペーサ17はなくてもよい。
A
ジャケット20は、例えば、アルミニウム製の円筒形状を有する筒板部材である。図3にその詳細が図示されているので、ここからは図3も参照しながら説明する。図3に示すように、本実施形態では、ジャケット20は、円筒形状を有するジャケット本体21と、その軸方向に形成される隙間23とにより構成されている。即ち、ジャケット20のジャケット本体21は、アルファベットのC字形状のように軸方向に隙間23を1つ有する円筒形状に形成されている。
The
ジャケット20の軸方向長さや内径長は、射出ノズル60の円筒部61の長さや外径寸法に基づいて任意に設定される。本実施形態では、ジャケット20の軸方向長さは、例えば約100mm、また例えば、内径が約40mm、板厚が約2mmにそれぞれ設定されている。隙間23は、ジャケット20の内径寸法と、ジャケット20の取り付けを想定している射出ノズル60の円筒部61の外径寸法との誤差を吸収するためのものであり、本実施形態では、円筒形状の全周に対する割合として、例えば8~10%の円弧相当の隙間空間を形成している。内径が約40mmの場合、隙間23は、例えば約10mmに設定されている。
The axial length and inner diameter of the
本実施形態のヒータ装置1は、このようなバンドヒータ10とジャケット20を備えることによって、射出ノズル60の円筒部61をジャケット20で覆った後、ジャケット20の一端側にバンドヒータ10a、また他端側にバンドヒータ10bをそれぞれ挿通してボルト19を締め付ける。これにより、バンドヒータ10のカバー部12に押圧されたヒータ部13がジャケット本体21の外周面21bを加圧すると、その内周面21aが円筒部61の外周をさらに加圧した状態で当該外周面に接触してバンドヒータ10がジャケット20を介して射出ノズル60に取り付けられる。
The
そして、外部の電力供給源からバンドヒータ10に電力が供給されると、ヒータ部13が発熱を開始することから、ヒータ部13の熱がジャケット20を介して射出ノズル60の円筒部61に伝達されて円筒部61が加熱される。つまり、ヒータ部13がジャケット20に熱結合するとともに、ジャケット20を介して間接的に円筒部61を加熱する。そして、射出ノズル60の円筒部61を覆うジャケット20は、アルミニウム製(熱伝導率236W/(m・K))でありその熱伝導率が射出ノズル60の円筒部61(例えば、炭素鋼製(熱伝導率44W/(m・K))の熱伝導率よりも大きい。
When power is supplied to the
これにより、バンドヒータ10による加熱は、当該円筒部61に加えてジャケット20に対しても行われ、そのジャケット20は円筒部61よりも熱伝導率が大きいことから、円筒部61よりもジャケット20の方が早く熱が伝わる。そのため、円筒部61は、ジャケット20が設けられて覆われる外周面においては、バンドヒータ10が設けられていない部分であっても加熱される。したがって、射出ノズル60の円筒部61のうちジャケット20で覆われる範囲においては、バンドヒータ10が設けられていない部分があっても、その部分もそれに隣接するバンドヒータ10によりジャケット20を介して加熱される。そのため、バンドヒータ10の使用数を減らすことが可能になることから、電力使用量を削減することができる。
As a result, the
次に本実施形態のヒータ装置2について図2を参照しながら説明する。図2に示すように、本実施形態のヒータ装置2も、前述したヒータ装置1と同様に後述するホットランナー装置50の射出ノズル60を加熱するものである。ヒータ装置2は、1つのバンドヒータ10とジャケット20とジャケットカバー30とにより構成されている。なお、バンドヒータ10は、前述したバンドヒータ10a,10bと同様に構成されている。ヒータ装置2を構成するバンドヒータ10は、ジャケット20には接することなく、射出ノズル60の円筒部61に直接、取り付けられている。即ち、バンドヒータ10は、ジャケット20を介することなく直接的に円筒部61を加熱し得るように射出ノズル60に取り付けられている。
Next, the
ジャケットカバー30は、例えば、ステンレス製の円筒形状を有する筒板部材である。図4にその詳細が図示されているので、ここからは図4も参照しながら説明する。なお、図4(A)および図4(B)では、軸方向(Z軸方向)において、カバー本体31やスペーサ35等の一部が省略されている。特に図4(A)においては、軸方向長さが長いカバー本体31と短いカバー本体31の2つ表されているように見えるが、これらは一体であり両者間の隙間は図示省略により生じたものであることに注意されたい。
The
図4に示すように、ジャケットカバー30は、ジャケット20の外周を覆うとともに、当該ジャケット20を径方向内側に加圧してジャケット本体21の内周面21aと円筒部61の外周面との接触を確保し得る機能を有する。そのため、ジャケット本体21の外径よりも大径の内径を有すること、軸方向長さが長いこと、端末ループ32,33を軸方向の複数箇所に有すること、配線窓12bが形成されていないこと、を除いて、前述したバンドヒータ10のカバー部12とほぼ同様に構成されている。
As shown in FIG. 4, the
即ち、ジャケットカバー30は、例えば、ステンレス製(例えばSUS304)の幅広の矩形状を有する板部材であり、板厚が0.5mmに設定されている。本実施形態では、ジャケットカバー30のカバー本体31は、アルファベットのC字形状のように軸方向に切れ目を有する円筒形状に形成されており、その両端にはロール状に折り返した端末ループ32,33がそれぞれ形成されている。
That is, the
端末ループ32,33は、カバー本体31の軸方向長さに応じて、軸方向の複数箇所に分割して設けられる。図2に表されている例では2箇所に設けれているが、3箇所以上の場合もある。また、軸方向に分割することなく、端末ループ32,33は一端側から他端側に連続して設けてもよい。これらの端末ループ32,33には締結バー36が収容されている。締結バー36にはボルト37を挿通可能な貫通穴やボルト37を螺合可能な雌ねじ穴が形成されている。端末ループ33の締結バー36を貫通したボルト37を、端末ループ32の締結バー36に螺合させてボルト37をねじ締め方向に回転させる。これにより、カバー本体31の内側に収容されたジャケット20を、射出ノズル60の円筒部61に締め付け固定することを可能にしている。
The
カバー本体31の内周面にはスペーサ35が取り付けられている。スペーサ35は、例えば、外径寸法が約3mmに設定されるステンレス製(例えばSUS304)の円筒パイプであり、カバー本体31のZ軸方向の長さとほぼ同じ軸方向長さを有する。本実施形態では、スペーサ35は、その両端がカバー本体31の内周面31aに溶接されて固定されており、例えば、カバー本体31の周方向に約90度間隔で4箇所に設けられている。これらのスペーサ35をカバー本体31の内側に設けることにより、そのさらに内側に位置するジャケット20の外周面21bとカバー本体31の内周面31aとの間にはエアギャップが形成される。そのため、バンドヒータ10からジャケット20に伝達された熱をカバー本体31に伝わり難くしている。
A
本実施形態のヒータ装置2は、このようなバンドヒータ10とジャケット20とジャケットカバー30を備えることによって、射出ノズル60の円筒部61をジャケット20で覆った後、さらにジャケット20をジャケットカバー30で覆う。そして、ジャケットカバー30のボルト37を締め付ける。これにより、ジャケットカバー30のカバー本体31がジャケット20の外周面21bを加圧するため、その内周面21aが円筒部61の外周面に接触した状態でジャケット20が射出ノズル60に取り付けられる。また、射出ノズル60の軸方向においてジャケット20で覆われてなく、かつ、ジャケット20に隣接する円筒部61の位置(円筒部61の隣接部位)にバンドヒータ10を挿通してボルト19を締め付ける。これにより、バンドヒータ10のカバー部12に押圧されたヒータ部13が円筒部61の外周を加圧した状態で当該外周面に接触して、バンドヒータ10がジャケット20に隣接した位置で射出ノズル60に直接取り付けられる。
The
そして、外部の電力供給源からバンドヒータ10に電力が供給されると、ヒータ部13が発熱を開始することから、バンドヒータ10が取り付けられた位置においては、ヒータ部13の熱が射出ノズル60の円筒部61に直接伝達されて円筒部61が加熱される。つまり、ヒータ部13がジャケット20を介することなく直接的に円筒部61を加熱する。また、バンドヒータ10が取り付けられていない位置においても、ヒータ部13の熱が隣接するジャケット20を介して射出ノズル60の円筒部61に伝達されて円筒部61が加熱される。つまり、ヒータ部13が円筒部61を経由してジャケット20に熱結合するとともに、ジャケット20を介して間接的に円筒部61を加熱する。射出ノズル60の円筒部61を覆うジャケット20は、アルミニウム製(熱伝導率236W/(m・K))でありその熱伝導率が射出ノズル60の円筒部61(例えば、炭素鋼製(熱伝導率44W/(m・K))の熱伝導率よりも大きい。
When power is supplied to the
これにより、前述したヒータ装置1に比べて、ヒータ部13から円筒部61を経由する分、熱伝達や熱伝導の効率は低下するものの、バンドヒータ10による加熱は、当該円筒部61に加えてジャケット20に対しても行われる。そして、ジャケット20は円筒部61よりも熱伝導率が大きいことから、円筒部61よりもジャケット20の方が早く熱が伝わる。そのため、円筒部61は、ジャケット20が設けられて覆われる外周面においては、バンドヒータ10が設けられていない部分であっても加熱される。したがって、射出ノズル60の円筒部61のうちジャケット20で覆われる範囲においては、バンドヒータ10が設けられていない部分があっても、その部分もそれに隣接するバンドヒータ10によりジャケット20を介して加熱される。そのため、バンドヒータ10の使用数を減らすことが可能になることから、電力使用量を削減することができる。
As a result, compared to the
このように構成されるヒータ装置1,2を、ホットランナー装置50に適用した場合には、例えば、図5に示すように構成することが可能である。ホットランナー装置50は、樹脂製品を成形する射出成形機を構成するものである。図5に示すように、本実施形態では、ホットランナー装置50は、主に、溶融樹脂の流路52を内部に有するマニホールド51と、外部から圧送される溶融樹脂を受け入れて流路52に案内するノズルタッチ53と、マニホールド51の流路52を流れる溶融樹脂を図略の金型内に吐出させる射出ノズル60と、により構成されている。マニホールド51には図略のヒータが流路52に沿った複数箇所に内装されている。また、マニホールド51は、本体部71に射出ノズル60を収容する収容穴72を有するプレート70にスペーサ58と締結ボルト59を介して組み付けられている。
When the
射出ノズル60は、主に、円筒部61と先端部62により構成されており、本実施形態では、プレート70の収容穴72に収容されて、その先端部62を図略の金型のキャビティに接続し得るように構成されている。射出ノズル60の円筒部61は、内部に溶融樹脂の流路を有する円柱形状に形成されており、円筒部61の外周には本実施形態のヒータ装置1が取り付けられている。ヒータ装置1は、円筒部61を所定温度で加熱することによって、円筒部61内の流路を流れる溶融樹脂の温度を適正値に保持可能にしている。図5に表した例では、図1に示すヒータ装置1が円筒部61に取り付けられているが、例えば、図2に示すヒータ装置2を円筒部61に取り付けてもよい。
The
また、これまで説明したヒータ装置1,2を含めて、バンドヒータ10とジャケット20の組み合わせのバリエーションを図示すると、例えば、図6に示すようになる。即ち、図1に表されているヒータ装置1は図6(A)に示すように構成されているが、図6(B)に示すように、バンドヒータ10は、必ずしもジャケット20の両側に設ける必要はなく、いずれか一方に設けるように構成してもよい。また、バンドヒータ10は、必ずしもジャケット20の両端や一端に設ける必要はなく、図6(C)に示すように、ジャケット20の軸方向ほぼ中央の1箇所に設けるように構成してもよい。さらに図示されてないが、図6(A)と図6(C)を組み合わせた構成、つまりジャケット20の両端とほぼ中央の合計3箇所にバンドヒータ10を設けるように構成してもよい。
In addition, variations in the combination of the
また、図2に表されているヒータ装置2は図6(E)に示すように構成されているが、図6(D)に示すように、ジャケット20を挟んでその両側にバンドヒータ10a,10bを設けるように構成してもよい。また、バンドヒータ10を挟んでその両側にジャケット20a,20bを設けるように構成してもよい。さらに図示されてないが、図6(D)と図6(F)を組み合わせた構成、つまり図6(F)のほぼ中央と、同図のジャケット20a,20bの両端との合計3箇所にバンドヒータ10を設けるように構成してもよい(バンドヒータ10a、ジャケット20a、バンドヒータ10、ジャケット20b、バンドヒータ10b)。
The
上述した図6(B)や図6(C)においても図6(A)のヒータ装置1と同様に、また図6(D)や図6(F)においても図6(E)のヒータ装置2と同様に、バンドヒータ10の使用数を減らすことが可能になることから、電力使用量を削減することができる。
As with the
以上説明したように本実施形態のヒータ装置1,2では、バンドヒータ10とジャケット20を備える。ジャケット20は、射出ノズル60の円筒部61の外周に設けられその外周の一部または全部を覆う。バンドヒータ10は、ジャケット20に熱結合するとともに、ジャケット20を介して間接的に当該円筒部61を加熱したり、射出ノズル60を介することなく直接的に当該円筒部61を加熱したりする。そして、ジャケット20は、例えば、アルミニウム製(熱伝導率236W/(m・K))でありその熱伝導率が円筒部61(例えば、炭素鋼製(熱伝導率44W/(m・K))の熱伝導率よりも大きい。これにより、バンドヒータ10による加熱は、円筒部61に加えてジャケット20に対しても行われ、そのジャケット20は円筒部61よりも熱伝導率が大きいことから、円筒部61よりもジャケット20の方が早く熱が伝わる。そのため、円筒部61は、ジャケット20が設けられて覆われる外周の一部または全部においては、バンドヒータ10が設けられていない部分であっても加熱される。したがって、バンドヒータ10の使用数を減らすことが可能になるので、電力使用量を削減することができる。
As described above, the
また、本実施形態のヒータ装置1,2では、バンドヒータ10aに加えてさらに他のバンドヒータ10bを備えている。そして、他のバンドヒータ10bは、ジャケット20に熱結合するとともに、ジャケット20を介して間接的に射出ノズル60の円筒部61を加熱したり、ジャケット20を介することなく直接的に当該円筒部61を加熱したりする。これにより、他のバンドヒータ10bによる加熱も、円筒部61に加えてジャケット20に対しても行われ、そのジャケット20は円筒部61(例えば、炭素鋼製(熱伝導率44W/(m・K))よりも熱伝導率が大きいことから、円筒部61よりもジャケット20の方が早く熱が伝わる。これにより、円筒部61は、バンドヒータ10a,10bが設けられていない両バンドヒータの間においても、ジャケット20が設けられて覆われる外周の一部または全部で加熱される。したがって、バンドヒータ10の使用数を減らすことが可能になるので、電力使用量を削減することができる。
In addition, the
本実施形態のホットランナー装置50では、ヒータ装置1を備え、射出成形型内に溶融樹脂を射出する射出ノズル60を有する。そして、ヒータ装置1が加熱する被加熱体はこの射出ノズル60であり、柱状部はこの射出ノズル60の円筒部61である。これにより、バンドヒータ10a,10bによる加熱は、当該円筒部61に加えてジャケット20に対しても行われ、そのジャケット20は円筒部61(例えば、炭素鋼製(熱伝導率44W/(m・K))よりも熱伝導率が大きいことから、円筒部61よりもジャケット20の方が早く熱が伝わる。そのため、円筒部61は、ジャケット20が設けられて覆われるその外周の一部または全部においては、バンドヒータ10a,10bが設けられていない部分であっても加熱される。したがって、バンドヒータ10a,10bの使用数を減らすことが可能になるので、電力使用量を削減することができ、また設備コストも低減させることができる。なお、図5においては、マニホールド51を備える射出成形機を例示して説明したが、射出ノズル60の円筒部61(柱状部を有する被加熱体)を加熱する必要のある構成であれば、マニホールド51は必ずしも必要はない。
The hot runner device 50 of this embodiment is equipped with a
なお、上述した本実施形態のヒータ装置2では、離隔部材として、円筒のパイプ材からなるスペーサ35を、ジャケットカバー30のカバー本体31の内周面31aに設ける場合を例示して説明したが、ジャケット20のジャケット本体21(伝熱体)とカバー本体31(カバー体)との間にエアギャップ(空間)を形成する離隔部材であればこれに限られない。例えば、角筒のパイプ材や中実の棒材(丸棒や角棒)でもよい。またこのようなエアギャップを形成することが可能であれば、スペーサ35の長さはその1/2や1/3でもよいし、スペーサ35の本数は3本でも5本でもよい。ただし、スペーサ35を介してジャケット20(のジャケット本体21)とジャケットカバー30(のカバー本体31)が接触する面積が増加するに従って、離隔部材を介してジャケット20からジャケットカバー30に逃げる熱の伝達経路の幅や数が増えるため、長さや本数はエアギャップを安定的に確保し得るために必要な最小限に留めることが望ましい。
In the
また、上述した本実施形態のヒータ装置2では、伝熱体の外周の一部または全部を覆うカバー部として、ジャケット20(伝熱体)とほぼ同じ軸方向長さを有するようにジャケットカバー30を構成する場合を例示して説明したが、伝熱体よりも軸方向長さを小さく(短く)設定してもよい。例えば、バンドヒータ10(10a,10b)と同様の軸方向長さを有するようにジャケットカバー30(カバー部)を構成してもよい。この場合には、例えば、図1に表されているバンドヒータ10a,10bに代えて、軸方向長さが短いジャケットカバー30がジャケット20の両端を覆うように取り付けられる。
In addition, in the
また、上述した本実施形態のヒータ装置1,2では、伝熱体として、ジャケット20のジャケット本体21をアルミニウム製にする場合を例示して説明したが、射出ノズル60の円筒部61よりも熱伝導率が大きい素材であれば、アルミニウム(熱伝導率236W/(m・K))に限られない。例えば、ステンレス鋼の熱伝導率は16.7~20.9W/(m・K)であり、また鉄の熱伝導率は83.5W/(m・K)であることから、射出ノズル60の円筒部61をステンレスや鉄で構成する場合には、これらよりも熱伝導率が大きい真鍮(熱伝導率:106W/(m・K))や銅(同:403W/(m・K))等でジャケット20のジャケット本体21を構成してもよい。
In addition, in the
また、上述し本実施形態のヒータ装置1,2では、伝熱体として、アルファベットのC字形状のように軸方向に隙間23を1つ有する円筒形状にジャケット20のジャケット本体21を形成する場合を例示して説明したが、射出ノズル60の円筒部61(被加熱体の柱状部)の外周の一部または全部を覆い得るものであればよい。例えば、隙間23のような軸方向に切れ目が存在しない全周が繋がった円筒形状や、2つの半円形状が互いに開口側を向けて対向するように軸方向に隙間を2つ有する円筒形状、等にジャケット20のジャケット本体21を形成してもよい。
In addition, in the
また、上述した本実施形態のヒータ装置1,2においては、被加熱体として、円筒部61を有する射出ノズル60に取り付ける場合を例示して説明したが、本発明のヒータ装置により加熱される被加熱体はこれに限られない。ヒータ装置1,2を取り付ける対象は、柱状体(または筒状体)であれば、例えば、角柱形状(または角筒形状)や多角柱形状(または多角筒形状)を有する射出ノズル等の被加熱体でもよい。また、押出し成形機の加熱シリンダにヒータ装置1,2を取り付けてもよい。
In addition, in the
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、上述した具体例を様々に変形または変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。さらに、本明細書または図面に例示した技術は、複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つ。なお、[符号の説明]の欄における括弧内の記載は、上述した各実施形態で用いた用語と、特許請求の範囲に記載の用語との対応関係を明示し得るものである。 Although specific examples of the present invention have been described above in detail, these are merely examples and do not limit the scope of the claims. The technology described in the claims includes various modifications or changes to the above specific examples. Furthermore, the technical elements described in this specification or drawings exhibit technical utility alone or in various combinations, and are not limited to the combinations described in the claims at the time of filing. Furthermore, the technology exemplified in this specification or drawings achieves multiple objectives simultaneously, and achieving one of these objectives is itself technically useful. Note that the descriptions in parentheses in the [Explanation of symbols] column may clearly indicate the correspondence between the terms used in each of the above-mentioned embodiments and the terms described in the claims.
1,2…ヒータ装置
10,10a,10b…バンドヒータ
12…カバー部
13…ヒータ部
17…スペーサ
20,20a,20b…ジャケット(伝熱体)
21…ジャケット本体
21a…内周面
21b…外周面
23…隙間
30…ジャケットカバー
31…カバー本体
31a…内周面
31b…外周面
35…スペーサ
50…ホットランナー装置
51…マニホールド
53…ノズルタッチ
60…射出ノズル
61…円筒部
62…先端部
70…プレート
72…収容穴
REFERENCE SIGNS
Reference Signs List 21:
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載された請求項1の技術的手段を採用する。この手段によると、柱状部を有する被加熱体を加熱するヒータ装置は、伝熱体とバンドヒータを備える。柱状部は、内部に空間がない中実のほかに、内部に空間がある中空をも含む概念である。そのため、柱状部には円柱形状や円筒形状も含まれる。伝熱体は、柱状部の外周に設けられその外周の一部または全部を覆う。バンドヒータは、伝熱体を覆って伝熱体に熱結合するとともに、伝熱体を介して間接的に柱状部を加熱する。そして、伝熱体は、その軸方向長さがバンドヒータの軸方向長さの2倍以上であり、かつ、その熱伝導率が被加熱体の柱状部の熱伝導率よりも大きい。これにより、バンドヒータによる加熱は、被加熱体の柱状部に加えて伝熱体に対しても行われ、その伝熱体は軸方向長さがバンドヒータの軸方向長さの2倍以上であり、かつ、被加熱体の柱状部よりも熱伝導率が大きいことから、当該柱状部よりも伝熱体の方が早く熱が伝わる。そのため、柱状部は、伝熱体が設けられて覆われるその外周の一部または全部においては、バンドヒータが設けられていない部分がバンドヒータ1つ分以上の範囲であっても加熱される。
In order to achieve the above object, the technical means of
また、特許請求の範囲に記載された請求項2の技術的手段を採用する。この手段によると、バンドヒータに加えてさらに他のバンドヒータを備えている。伝熱体は、その軸方向長さが前記バンドヒータの軸方向長さの3倍以上である。そして、他のバンドヒータは、伝熱体の他端側を覆って伝熱体に熱結合するとともに、伝熱体を介して間接的に柱状部を加熱する。これにより、他のバンドヒータによる加熱も、被加熱体の柱状部に加えて伝熱体に対しても行われ、その伝熱体は軸方向長さがバンドヒータの軸方向長さの3倍以上であり、かつ、被加熱体の柱状部よりも熱伝導率が大きいことから、当該柱状部よりも伝熱体の方が早く熱が伝わる。例えば、請求項1に記載のバンドヒータ(以下、[課題を解決するための手段]および[発明の効果]の欄において「一のバンドヒータ」という)を柱状部の一端側に配置し、他のバンドヒータを柱状部の他端側に配置し、一のバンドヒータと他のバンドヒータとの間に伝熱体を配置する。これにより、柱状部は、バンドヒータが設けられていない両バンドヒータの間であってバンドヒータ1つ分以上の範囲においても、伝熱体が設けられて覆われる外周の一部または全部で加熱される。
また、特許請求の範囲に記載された請求項3の技術的手段を採用する。この手段によると、柱状部を有する被加熱体を加熱するヒータ装置は、伝熱体とバンドヒータを備える。柱状部は、内部に空間がない中実のほかに、内部に空間がある中空をも含む概念である。そのため、柱状部には円柱形状や円筒形状も含まれる。伝熱体は、柱状部の外周に設けられその外周の一部または全部を覆う。バンドヒータは、被加熱体の軸方向に伝熱体に隣合って位置し伝熱体を介することなく直接的に柱状部を加熱する。そして、伝熱体は、その軸方向長さがバンドヒータの軸方向長さ以上であり、かつ、その熱伝導率が柱状部の熱伝導率よりも大きい。これにより、バンドヒータによる加熱は、被加熱体の柱状部に加えて伝熱体に対しても行われ、その伝熱体は軸方向長さがバンドヒータの軸方向長さ以上であり、かつ、被加熱体の柱状部よりも熱伝導率が大きいことから、当該柱状部よりも伝熱体の方が早く熱が伝わる。そのため、柱状部は、伝熱体が設けられて覆われるその外周の一部または全部においては、バンドヒータが設けられていない部分がバンドヒータ1つ分以上の範囲であっても加熱される。
また、特許請求の範囲に記載された請求項4の技術的手段を採用する。この手段によると、バンドヒータに加えてさらに他のバンドヒータを備えている。そして、他のバンドヒータは、被加熱体の軸方向にバンドヒータの反対側に伝熱体に隣合って位置し伝熱体を介することなく直接的に柱状部を加熱する。これにより、他のバンドヒータによる加熱も、被加熱体の柱状部に加えて伝熱体に対しても行われ、その伝熱体は軸方向長さがバンドヒータの軸方向長さ以上であり、かつ、被加熱体の柱状部よりも熱伝導率が大きいことから、当該柱状部よりも伝熱体の方が早く熱が伝わる。例えば、請求項1に記載のバンドヒータ(以下、[課題を解決するための手段]および[発明の効果]の欄において「一のバンドヒータ」という)を柱状部の一端側に配置し、他のバンドヒータを柱状部の他端側に配置し、一のバンドヒータと他のバンドヒータとの間に伝熱体を配置する。これにより、柱状部は、バンドヒータが設けられていない両バンドヒータの間であってバンドヒータ1つ分以上の範囲においても、伝熱体が設けられて覆われる外周の一部または全部で加熱される。
また、特許請求の範囲に記載された請求項5の技術的手段を採用する。この手段によると、伝熱体の外周を覆う伝熱体カバーを備えている。
The technical means of
The technical means of claim 3 described in the claims is also adopted. According to this means, a heater device for heating a heated object having a columnar portion includes a heat transfer body and a band heater. The columnar portion is a concept including not only a solid portion with no space inside, but also a hollow portion with a space inside. Therefore, the columnar portion also includes a cylindrical shape and a cylindrical shape. The heat transfer body is provided on the outer periphery of the columnar portion and covers a part or all of the outer periphery. The band heater is located adjacent to the heat transfer body in the axial direction of the heated object and directly heats the columnar portion without going through the heat transfer body. The heat transfer body has an axial length equal to or greater than the axial length of the band heater and a thermal conductivity greater than that of the columnar portion. As a result, heating by the band heater is performed not only on the columnar portion of the heated object but also on the heat transfer body, and since the axial length of the heat transfer body is equal to or greater than the axial length of the band heater and has a thermal conductivity greater than that of the columnar portion of the heated object, heat is transferred to the heat transfer body faster than the columnar portion. Therefore, in the columnar portion, a part or all of the outer periphery thereof that is covered by the heat transfer body is heated even if the area where the band heater is not provided is an area equivalent to one or more band heaters.
The technical means of claim 4 described in the claims is also adopted. According to this means, in addition to the band heater, another band heater is provided. The other band heater is located adjacent to the heat transfer body on the opposite side of the band heater in the axial direction of the heated object, and heats the columnar part directly without the heat transfer body. As a result, the heating by the other band heater is performed not only on the columnar part of the heated object but also on the heat transfer body, and since the axial length of the heat transfer body is equal to or longer than that of the band heater and has a higher thermal conductivity than the columnar part of the heated object, heat is transferred to the heat transfer body faster than the columnar part. For example, the band heater described in claim 1 (hereinafter referred to as "one band heater" in the columns "Means for solving the problem" and "Effects of the invention") is arranged at one end of the columnar part, the other band heater is arranged at the other end of the columnar part, and a heat transfer body is arranged between the one band heater and the other band heater. As a result, the columnar portion is heated by part or all of its outer periphery, which is covered by the heat transfer body, even in an area between both band heaters where no band heater is provided and which is the size of one or more band heaters.
The present invention also employs the technical means of claim 5. According to this means, a heat transfer body cover is provided for covering the outer periphery of the heat transfer body.
また、特許請求の範囲に記載された請求項6の技術的手段を採用する。この手段によると、請求項1~4のいずれか一項に記載のヒータ装置を備えるホットランナー装置は、射出成形型内に溶融樹脂を射出するノズルを有する。被加熱体はこのノズルであり、柱状部はこのノズルの円筒部である。これにより、バンドヒータによる加熱は、ノズルの柱状部分に加えて伝熱体に対しても行われ、その伝熱体は軸方向長さが、バンドヒータの軸方向長さ以上や、バンドヒータの軸方向長さの2倍以上や3倍以上であり、ノズルの柱状部分よりも熱伝導率が大きいことから、当該柱状部分よりも伝熱体の方が早く熱が伝わる。そのため、柱状部分は、伝熱体が設けられて覆われるその外周の一部または全部においては、バンドヒータが設けられていない部分(一のバンドヒータと他のバンドヒータとの間でバンドヒータ1つ分以上の範囲)であっても加熱される。
The technical means of claim 6 described in the claims is also adopted. According to this means, a hot runner device equipped with the heater device according to any one of
請求項1の発明では、バンドヒータによる加熱は、被加熱体の柱状部に加えて伝熱体に対しても行われ、その伝熱体は軸方向長さがバンドヒータの軸方向長さの2倍以上であり、かつ、被加熱体の柱状部よりも熱伝導率が大きいことから、当該柱状部よりも伝熱体の方が早く熱が伝わる。そのため、柱状部は、伝熱体が設けられて覆われる外周の一部または全部においては、バンドヒータが設けられていない部分がバンドヒータ1つ分以上の範囲であっても加熱される。したがって、バンドヒータが設けられていないバンドヒータ1つ分以上の範囲が加熱され、バンドヒータの使用数を減らすことが可能になるので、電力使用量を削減することができる。
In the invention of
請求項2の発明では、他のバンドヒータによる加熱も、被加熱体の柱状部に加えて伝熱体に対しても行われ、その伝熱体は軸方向長さがバンドヒータの軸方向長さの3倍以上であり、かつ、被加熱体の柱状部よりも熱伝導率が大きいことから、当該柱状部よりも伝熱体の方が早く熱が伝わる。先の例では、柱状部は、バンドヒータが設けられていない両バンドヒータの間であってバンドヒータ1つ分以上の範囲においても、伝熱体が設けられて覆われる外周の一部または全部で加熱される。したがって、バンドヒータが設けられていないバンドヒータ1つ分以上の範囲が加熱され、バンドヒータの使用数を減らすことが可能になるので、電力使用量を削減することができる。
請求項3の発明では、バンドヒータによる加熱は、被加熱体の柱状部に加えて伝熱体に対しても行われ、その伝熱体は軸方向長さがバンドヒータの軸方向長さ以上であり、かつ、被加熱体の柱状部よりも熱伝導率が大きいことから、当該柱状部よりも伝熱体の方が早く熱が伝わる。そのため、柱状部は、伝熱体が設けられて覆われるその外周の一部または全部においては、バンドヒータが設けられていない部分がバンドヒータ1つ分以上の範囲であっても加熱される。したがって、バンドヒータが設けられていないバンドヒータ1つ分以上の範囲が加熱され、バンドヒータの使用数を減らすことが可能になるので、電力使用量を削減することができる。
請求項4の発明では、他のバンドヒータによる加熱も、被加熱体の柱状部に加えて伝熱体に対しても行われ、その伝熱体は軸方向長さがバンドヒータの軸方向長さ以上であり、かつ、被加熱体の柱状部よりも熱伝導率が大きいことから、当該柱状部よりも伝熱体の方が早く熱が伝わる。先の例では、柱状部は、バンドヒータが設けられていない両バンドヒータの間であってバンドヒータ1つ分以上の範囲においても、伝熱体が設けられて覆われる外周の一部または全部で加熱される。したがって、バンドヒータが設けられていないバンドヒータ1つ分以上の範囲が加熱され、バンドヒータの使用数を減らすことが可能になるので、電力使用量を削減することができる。
In the invention of
In the invention of claim 3, the band heater heats not only the columnar portion of the heated object but also the heat transfer body, and the axial length of the heat transfer body is equal to or longer than the axial length of the band heater and has a higher thermal conductivity than the columnar portion of the heated object, so that heat is transferred to the heat transfer body faster than to the columnar portion. Therefore, the columnar portion is heated even if the area where the band heater is not provided is an area of more than one band heater in part or all of its outer periphery covered by the heat transfer body. Therefore, the area where the band heater is not provided is heated, and the number of band heaters used can be reduced, so that the amount of power consumption can be reduced.
In the invention of claim 4, heating by the other band heater is also performed on the heat transfer body in addition to the columnar part of the heated object, and the axial length of the heat transfer body is equal to or longer than that of the band heater, and the heat transfer body has a higher thermal conductivity than the columnar part of the heated object, so that heat is transferred to the heat transfer body faster than the columnar part. In the previous example, the columnar part is heated in part or all of the outer periphery covered by the heat transfer body, even in an area between both band heaters where no band heater is provided and in an area of more than one band heater. Therefore, an area of more than one band heater where no band heater is provided is heated, making it possible to reduce the number of band heaters used, and thus reducing power consumption.
請求項6の発明では、バンドヒータによる加熱は、ノズルの柱状部分に加えて伝熱体に対しても行われ、その伝熱体は軸方向長さが、バンドヒータの軸方向長さ以上や、バンドヒータの軸方向長さの2倍以上や3倍以上であり、ノズルの柱状部分よりも熱伝導率が大きいことから、当該柱状部分よりも伝熱体の方が早く熱が伝わる。そのため、柱状部分は、伝熱体が設けられて覆われるノズルの外周の一部または全部においては、バンドヒータが設けられていない部分(一のバンドヒータと他のバンドヒータとの間でバンドヒータ1つ分以上の範囲)であっても加熱される。したがって、バンドヒータの使用数を減らすことが可能になるので、電力使用量を削減することができ、また設備コストを低減させることができる。 In the invention of claim 6 , the band heater heats not only the columnar portion of the nozzle but also the heat transfer body, and the axial length of the heat transfer body is equal to or longer than the axial length of the band heater, or is equal to or longer than two or three times the axial length of the band heater, and has a higher thermal conductivity than the columnar portion of the nozzle, so that heat is transferred to the heat transfer body faster than to the columnar portion. Therefore, the columnar portion is heated even in a part or the whole of the outer periphery of the nozzle covered by the heat transfer body, where the band heater is not provided ( a range of one or more band heaters between one band heater and another band heater). Therefore, it is possible to reduce the number of band heaters used, which leads to a reduction in power consumption and a reduction in equipment costs.
1,2…ヒータ装置
10,10a,10b…バンドヒータ
12…カバー部
13…ヒータ部
17…スペーサ
20,20a,20b…ジャケット(伝熱体)
21…ジャケット本体
21a…内周面
21b…外周面
23…隙間
30…ジャケットカバー(伝熱体カバー)
31…カバー本体
31a…内周面
31b…外周面
35…スペーサ
50…ホットランナー装置
51…マニホールド
53…ノズルタッチ
60…射出ノズル
61…円筒部
62…先端部
70…プレート
72…収容穴
REFERENCE SIGNS
21...
Reference Signs List 31:
Claims (3)
前記柱状部の外周に設けられ前記外周の一部または全部を覆う伝熱体と、
前記伝熱体に熱結合するとともに、前記伝熱体を介して間接的にまたは前記伝熱体を介することなく直接的に前記柱状部を加熱するバンドヒータと、を備え、
前記伝熱体は、その熱伝導率が前記柱状部の熱伝導率よりも大きい、ことを特徴とするヒータ装置。 A heater device for heating a heated object having a columnar portion,
a heat transfer body provided on an outer periphery of the columnar portion and covering a part or all of the outer periphery;
a band heater that is thermally coupled to the heat transfer body and heats the columnar portion indirectly via the heat transfer body or directly without via the heat transfer body;
The heater device according to claim 1, wherein the heat transfer body has a thermal conductivity greater than that of the columnar portion.
前記他のバンドヒータは、前記伝熱体に熱結合するとともに、前記伝熱体を介して間接的にまたは前記伝熱体を介することなく直接的に前記柱状部を加熱する、ことを特徴とする請求項1に記載のヒータ装置。 In addition to the band heater, another band heater is provided,
2. The heater device according to claim 1, wherein the other band heater is thermally coupled to the heat conductor and heats the columnar portion indirectly via the heat conductor or directly without via the heat conductor.
前記被加熱体は前記ノズルであり、前記柱状部は前記ノズルの円筒部である、ことを特徴とするホットランナー装置。 A hot runner device including the heater device according to claim 1 or 2, the hot runner device having a nozzle for injecting molten resin into an injection mold,
4. A hot runner apparatus comprising: a nozzle; and a columnar portion of the nozzle.
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