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JP2024117557A - 梱包材管理装置、方法およびプログラム並びに梱包材管理システム - Google Patents

梱包材管理装置、方法およびプログラム並びに梱包材管理システム Download PDF

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JP2024117557A JP2023023707A JP2023023707A JP2024117557A JP 2024117557 A JP2024117557 A JP 2024117557A JP 2023023707 A JP2023023707 A JP 2023023707A JP 2023023707 A JP2023023707 A JP 2023023707A JP 2024117557 A JP2024117557 A JP 2024117557A
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孝紀 吉澤
Takanori Yoshizawa
富行 岡田
Tomiyuki Okada
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Riso Kagaku Corp
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Riso Kagaku Corp
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Abstract

【課題】リサイクルのモチベーションをさらに上げることができ、リサイクルのさらなる促進を図ることができる梱包材管理装置、方法およびプログラム並びに梱包材管理システムを提供する。
【解決手段】梱包材の回収予定場所の情報を取得する回収予定情報取得部11と、梱包材が実際に回収された際の回収場所の情報を取得する回収情報取得部12と、梱包材が回収された場合に報奨情報を付与する報奨情報付与部13とを備え、報奨情報付与部13が、回収予定場所と回収場所とを比較し、回収予定場所と回収場所が一致する場合に、一致しない場合よりも高い報奨情報を付与する。
【選択図】図1

Description

本発明は、使用済みの梱包材の回収を管理する梱包材管理装置、方法およびプログラム並びに梱包材管理システムに関するものである。
従来、通信販売などで商品を購入した際に使用されるダンボール箱のような梱包材を、近所のスーパーなど商業施設などに持ち込んで回収することが行われている。
そして、たとえば特許文献1では、環境促進およびユーザの利益にもつながるとして、スーパーなどの回収場所でダンボール箱を回収する際、回収量に合わせたポイントをユーザに表示、付与するシステムが提案されている。
特開2012-194049号公報
しかしながら、特許文献1のように、単に回収量に応じたポイントを付与するだけでは、ユーザのリサイクルのモチベーションを上げるには不十分であり、リサイクルの促進までは至らないという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑み、リサイクルのモチベーションを上げることができ、リサイクルの促進を図ることができる梱包材管理装置、方法およびプログラム並びに梱包材管理システムを提供することを目的とするものである。
本発明の梱包材管理装置は、梱包材の回収予定場所の情報を取得する回収予定情報取得部と、梱包材が実際に回収された際の回収場所の情報を取得する回収情報取得部と、梱包材が回収された場合に報奨情報を付与する報奨情報付与部とを備え、報奨情報付与部が、回収予定場所と回収場所とを比較し、回収予定場所と回収場所が一致する場合に、一致しない場合よりも高い報奨情報を付与する。
本発明の梱包材管理装置によれば、予め設定された回収予定場所と実際の回収場所とを比較し、回収予定場所と回収場所が一致する場合には、一致しない場合よりも高い報奨情報を付与するようにしたので、従来よりもリサイクルのモチベーションを上げることができ、リサイクルの促進を図ることができる。たとえば回収予定場所をスーパーにした場合、買い物のついでに梱包材を回収することができ、従来よりもリサイクルのモチベーションを上げることができ、回収場所を特定せずに回収する場合よりもリサイクルを促進し、環境負荷を低減することができる。
本発明の梱包材管理システムの一実施形態の概略構成を示すブロック図 梱包材が回収される前の梱包材管理テーブルの一例を示す図 広告情報管理テーブルの一例を示す図 回収コードおよび広告情報が梱包材の外表面に印刷された例と内フラップに印刷された例とを示す図 インクジェット方式の印刷装置の一例を示す図 梱包材が回収された際の梱包材管理テーブルの一例を示す図 発注者による商品の発注から荷物の配送までにおける梱包材管理システムの処理を説明するためのフローチャート 梱包材が回収されて報奨情報(ポイント)が付与されるまでにおける梱包材管理システムの処理を説明するためのフローチャート
以下、図面を参照して本発明の梱包材管理システム1の一実施形態について詳細に説明する。図1は、本実施形態の梱包材管理システム1の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の梱包材管理システム1は、商品を梱包する梱包材の回収状況を管理するシステムであって、梱包材が回収された場合には、その商品を購入した発注者に対して、ポイントやクーポンなどの報奨情報を与えるシステムである。さらに、本実施形態の梱包材管理システム1は、発注者が、予め設定された回収予定場所に梱包材を持参した場合や梱包材への広告情報の掲載を要求した場合には、その発注者に対して、より高い報奨情報を与えるシステムである。以下、本実施形態の梱包材管理システム1の具体的な構成について説明する。
本実施形態の梱包材管理システム1は、図1に示すように、梱包材管理装置10、発注者用端末装置20、通販業者用端末装置30、倉庫業者用端末装置40および回収業者用端末装置50を備えている。なお、本実施形態では、商品の発注者と受取人が同一人物であるとする。したがって、発注者用端末装置20は、受取人が使用する端末装置でもある。商品の発注者と受取人が異なる場合には、発注者用端末装置20とは別に受取人用端末装置(図示省略)が設けられるものとする。そして、受取人用端末装置は、以下で説明する発注者が受取人である場合における発注者用端末装置20の機能と同様の機能を実行する。
発注者用端末装置20、通販業者用端末装置30、倉庫業者用端末装置40および回収業者用端末装置50と、梱包材管理装置10とは、インターネット回線などの通信回線を介して接続されており、互いに種々の情報のやり取りが可能に構成されている。
梱包材管理装置10は、回収予定情報取得部11と、回収情報取得部12と、報奨情報付与部13と、梱包材管理部14と、広告情報管理部15とを備える。
回収予定情報取得部11は、回収予定情報として、梱包材の回収予定場所や回収予定期間を取得する。回収予定場所は、発注者が梱包材を持参して梱包材の回収を予定している場所である。本実施形態では、回収予定場所は、発注者用端末装置20において発注者によって指定され、発注者用端末装置20から出力された回収予定場所が、回収予定情報取得部11によって取得される。
回収予定期間は、梱包材が回収される予定の期間であり、本実施形態では、発注者に対して商品が到着する予定日に基づいて算出される。回収予定情報取得部11は、通販業者用端末装置30から出力された商品の到着予定日を取得し、その到着予定日から所定の期間を算出して回収予定期間を取得する。
回収情報取得部12は、回収情報として、実際に梱包材が回収された回収場所や回収日の情報を取得する。回収場所や回収日の情報は、回収業者用端末装置50から出力される。
報奨情報付与部13は、梱包材を持参した発注者に対して、ポイントやクーポンなどの報奨情報を付与する。報奨情報は、報奨情報付与部13から回収業者用端末装置50に出力される。
また、報奨情報付与部13は、発注者が、予め設定された回収予定場所に梱包材を持参した場合には、より高い報奨情報を付与する。すなわち、報奨情報付与部13は、回収予定情報取得部11によって取得された回収予定場所と、回収情報取得部12によって取得された回収場所が一致する場合には、一致しない場合よりも高い報奨情報を付与する。
具体的には、報奨情報付与部13は、たとえば回収予定場所と回収場所が一致する場合には、10ポイントを付与する。回収予定場所と回収場所が一致しない場合、5ポイントを付与する。
さらに、報奨情報付与部13は、発注者が、梱包材への広告情報の掲載を要求した場合には、広告情報の掲載を要求しなかった場合よりも高い報奨情報を付与する。たとえば報奨情報付与部13は、梱包材への広告情報の掲載を要求した場合には、+5ポイント、+10ポイントまたは+15ポイントを付与する。梱包材への広告情報の掲載を要求しなかった場合には、回収予定場所と回収場所が一致した場合のポイントのみで、広告情報の掲載によるポイント加算をしない。
また、報奨情報付与部13は、広告有効期間と実際の回収日とを比較し、回収日が広告有効期間内である場合には、上述した広告情報の掲載によるポイント加算をしない。広告有効期間とは、広告が有効な期間であって、広告主(梱包材の回収業者)によって予め設定される期間である。
梱包材管理部14は、梱包材の回収状況などを管理する。梱包材管理部14は、図2に示すような梱包材管理テーブルを有する。梱包材管理テーブルにおいては、各梱包材に付与された固有の回収コード(識別情報)と、各梱包材の回収状況(回収済みフラグ、回収予定場所、到着予定日、回収日)、広告に関する情報(広告情報、広告有効期間、広告の掲載場所)、報奨情報の付与状況(配布ポイント)および発注者の属性情報などの情報が紐付けされて記憶されている。図2は、梱包材が回収される前の梱包材管理テーブルを示しおり、梱包材管理テーブルは、梱包材の回収時に更新されるが、具体的な更新方法については、後で詳述する。
広告情報管理部15は、梱包材に印刷される広告を管理する。広告情報管理部15は、図3に示すような広告情報管理テーブルを有する。図3に示すように、広告情報管理テーブルには、広告主であるとともに、梱包材の回収業者の店舗名、住所、広告情報、広告有効期間、および広告情報が掲載されたときに付与される加算ポイント(広告ポイント)の情報が紐付けされて記憶されている。
本実施形態では、広告情報の掲載方法として、梱包材の外表面に掲載する方法と、梱包材の外側からは視認することができない、梱包材の内フラップに掲載する方法と、商品と同梱されるシールに掲載する方法とが選択可能である。図4Aは、梱包材の外表面に対して広告情報と梱包材の回収コードが印刷された例を示す図であり、図4Bは、梱包材の内フラップに対して広告情報と梱包材の回収コードが印刷された例を示す図である。なお、本実施形態においては、回収コードとして2次元バーコード(たとえばQRコード(登録商標))が印刷される。また、図4Aの一部拡大図に示すように、広告情報とともに、広告有効期間に関するメッセージを印刷するようにしてもよい。
そして、本実施形態では、梱包材の外表面に広告情報を掲載する場合の方が、梱包材の内フラップまたは商品と同梱されるシールに広告情報を掲載する場合よりも加算ポイントを多くする。図3に示す広告情報管理テーブルの例では、梱包材の外表面に広告情報を掲載した場合には、+15ポイントまたは+10ポイントを加算し、梱包材の内フラップまたは商品と同梱されるシールに広告情報を掲載した場合には、+5を加算する。
梱包材管理装置10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などの半導体メモリやハードディスクなどのストレージ、並びに通信I/F(Interface)などを備えている。
梱包材管理装置10のストレージには、本発明の梱包材管理プログラムの一実施形態がインストールされている。この梱包材管理プログラムがCPUによって起動されることによって、梱包材管理装置10の上述した各部の機能が実行される。
また、本実施形態においては、CPUによって梱包材管理プログラムを実行することによって上述した各部の機能を実行するようにしたが、梱包材管理プログラムが実行する一部の機能または全部の機能をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field-Programmable Gate Array)、その他の電気回路などのハードウェアから構成するようにしてもよい。
次に、発注者用端末装置20について説明する。
発注者用端末装置20は、上述したように商品の発注者が利用するものであり、たとえばデスクトップパソコンまたはノート型パソコンなどが用いられるが、これに限らず、タブレット端末やスマートフォンなどの移動体端末を用いるようにしてもよい。
発注者用端末装置20は、通販業者が提供するEC(Electronic Commerce)サイトなどのアクセスすることによって、商品の発注画面を表示し、その発注画面内において、商品の情報、発注者の情報および受取人の情報、配送時の指示事項(配送条件)などの設定入力を受け付ける。
また、本実施形態においては、発注画面が表示された際、発注者(受取人)が使用済みの梱包材を回収場所まで持参して回収してもらう意思があるか否かを問うメッセージが表示され、発注者(受取人)がその意思があると回答した場合には、発注者用端末装置20は、回収予定場所の候補をリスト表示させる。具体的には、たとえば図3に示した広告情報管理テーブルに登録されている広告主の店舗名が発注画面においてリスト表示され、そのリストの中から、発注者が希望する回収予定場所が選択される。発注画面にリスト表示される店舗名は、発注者(受取人)の住所から予め設定された範囲内の住所の店舗名に限定するようにしてもよい。
また、発注画面において、商品の到着予定日を指定できる場合には、到着予定日が設定入力される。そして、到着予定日は、梱包材管理装置10の回収予定情報取得部11によって取得され、上述した回収予定期間が算出される。上述したように発注画面に回収予定場所の候補をリスト表示させる際、回収予定期間内に広告有効期間が含まれる店舗名に限定するようにしてもよい。
また、発注画面においては、梱包材への広告情報の掲載を希望するか否かの情報と梱包材における広告情報の掲載場所の情報(梱包材の外表面、内フラップまたは商品と同梱されるシール)が設定入力される。
そして、発注画面において設定入力された情報は、発注者用端末装置20から通販業者用端末装置30および梱包材管理装置10に出力される。
梱包材管理装置10は、発注者用端末装置20において設定入力された情報を受け取った際、上述した回収コードを発行し、図2に示す梱包材管理テーブルを生成する。梱包材管理装置10は、梱包材管理テーブルの回収コードと広告情報を倉庫業者用端末装置40に出力する。
通販業者用端末装置30は、通販業者が利用するものであり、たとえばデスクトップパソコンまたはノート型パソコンなどが用いられる。通販業者用端末装置30は、発注者用端末装置20において設定入力された発注情報をECサイトから受け付け、その発注情報を倉庫業者用端末装置40に出力する。
倉庫業者用端末装置40は、倉庫業者が利用するものであり、たとえばデスクトップパソコンまたはノート型パソコンなどが用いられるが、これに限らず、タブレット端末やスマートフォンなどの移動体端末を用いるようにしてもよい。
倉庫業者用端末装置40は、通販業者用端末装置30から出力されて発注情報が表示され、倉庫業者は、その発注情報に基づいて、商品および梱包材の準備をする。
また、倉庫業者用端末装置40は、発注情報を受け付けた際、梱包材管理装置10から出力された回収コードおよび広告情報を受け付ける。
倉庫業者用端末装置40には、印刷装置45が通信可能に接続されている。倉庫業者用端末装置40は、受け付けた回収コードおよび広告情報を印刷装置45に出力する。
印刷装置45は、入力された回収コードおよび広告情報を、図4Aおよび図4Bに示したように梱包材に印刷する。印刷装置45の印刷方式としては、インクジェット方式および感熱方式などを用いることができる。
また、印刷装置45は、梱包前の梱包材に対して回収コードおよび広告情報を印刷するものでもよいし、回収コードおよび広告情報を梱包材の外表面に印刷する場合には、梱包後の梱包材に印刷するものでもよい。図5は、梱包後の梱包材に回収コードおよび広告情報を印刷する印刷装置45の一例を示す図である。
図5に示す印刷装置45は、ヘッドユニット46と搬送ユニット2を備えている。
搬送ユニット2は、梱包後の梱包材Pを図5に示す矢印方向に搬送する。梱包材Pは、たとえば図5に示すような搬送面に対して垂直方向に立設する印刷面Psを有する。
搬送ユニット2は、支持台3と、搬送ベルト部4とを備えている。支持台3は、搬送ベルト部4を支持する台である。
搬送ベルト部4は、梱包材Pの搬送方向に直交する方向に延設された2本のプラテンローラと搬送ベルトなどを備える。2本のプラテンローラは、梱包材Pの搬送方向について離間して平行に配置される。そして、平行に配列された2本のプラテンローラ間に環状の搬送ベルトが掛け渡され、プラテンローラが回転して搬送ベルトが移動し、これにより梱包材Pが搬送される。
ヘッドユニット46は、搬送ユニット2によって搬送された梱包材Pの印刷面Psに対してインクを吐出することによって印刷を施す。
ヘッドユニット46は、図5に示すように、4本のラインヘッド46a,46b,46c,46dを有する。4本のラインヘッド46a~46dは、複数のインクジェットヘッドが鉛直方向に配列されたものであり、梱包材Pの搬送方向について平行に配列される。
4本のラインヘッド46a~46dは、それぞれC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)およびK(ブラック)のインクを吐出するものである。
搬送ユニット2による梱包材Pの搬送に伴って、各ラインヘッド46a~46dから水平方向にインクが順次吐出され、これにより印刷処理が施される。
次に、回収業者用端末装置50について説明する。
回収業者用端末装置50は、梱包材の回収業者が利用するものであり、たとえばデスクトップパソコンまたはノート型パソコンなどが用いられるが、これに限らず、タブレット端末やスマートフォンなどの移動体端末を用いるようにしてもよい。
回収業者用端末装置50には、読取装置51と発券用プリンタ52が通信可能に接続されている。読取装置51は、コードリーダであって、梱包材に印刷された回収コードを読み取る。
回収業者は、梱包材が回収された際、読取装置51を用いて、梱包材に印刷された回収コードを読み取る。
回収業者用端末装置50は、読取装置51によって回収コードが読み取られた際、その読み取った回収コードの情報、回収日、回収業者の店舗の情報(回収場所の情報)を梱包材管理装置10に出力する。
梱包材管理装置10は、入力された回収コードの情報に基づいて、梱包材管理テーブルにおける回収場所および回収日を更新し、回収済みフラグを「済」にする。そして、梱包材管理装置10の報奨情報付与部13は、更新された回収場所および回収日に基づいて、上述したようにポイントを算出し、その算出したポイントを配布ポイントの欄に設定する。図6は、梱包材の回収コードが読み取られ、配布ポイントの欄にポイントが設定された後の梱包材管理テーブルの一例を示す図である。
たとえば回収コードが「1234567」の場合、回収予定場所と回収場所が合致するので10ポイント付与され、さらに「いろはA店」の広告情報「a」が梱包材の外表面に掲載され、回収日が広告有効期間内であるので+15ポイントが加算されている。
また、回収コードが「1234568」の場合、回収予定場所と回収場所が合致するので10ポイント付与され、さらに「いろはA店」の広告情報「b」が梱包材の内フラップに掲載され、回収日が広告有効期間内であるので+5ポイントが加算されている。
また、回収コードが「1234569」、「1234570」の場合、回収予定場所と回収場所が合致するので10ポイント付与されるが、「1234569」の場合は広告情報が梱包材に掲載されず、「1234570」の場合は回収日が広告有効期間内ではないので、広告情報に関するポイント加算はない。
また、回収コードが「1234571」の場合、回収予定場所と回収場所が合致しないので5ポイントのみが付与され、広告情報が梱包材に掲載されていないので、広告情報に関するポイント加算もない。
そして、配布ポイントの欄にポイントが設定されると、そのポイントが梱包材管理装置10から回収業者用端末装置50に出力され、回収業者用端末装置50によって受け付けられる。回収業者用端末装置50は、受け付けたポイントの情報を発券用プリンタ52に出力する。
発券用プリンタ52は、受け付けたポイントを紙に印刷して発券する。発券用プリンタ52から発券されたポイント券は、梱包材を持参した発注者に渡される。ポイント券は、たとえば梱包材を回収した回収業者の店舗において金券として使用される。
次に、本実施形態の梱包材管理システム1の処理の流れについて、図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、ここでは、主に、発注者による商品の発注から荷物の配送までの処理について説明する。
まず、上述したように、発注者が発注者用端末装置20を用いて商品を発注する際、使用済みの梱包材を回収場所まで持参して回収してもらう意思があるか否かが確認される(S10)。
そして、この際、梱包材を回収してもらう意思表示があった場合には(S10,YES)、発注者は、回収予定場所の候補のリストの中から、回収予定場所を指定する(S12)。なお、発注者が回収予定場所を指定する際、回収予定場所の広告を表示するようにしてもよい。
次いで、発注者は、広告情報を梱包材に掲載するか否かを選択する(S14)。そして、広告情報を梱包材に掲載することが選択された場合には(S14,YES)、発注者は、さらに梱包材における広告情報の掲載場所を指定する(S16)。具体的には、広告情報を梱包材の外表面に印刷するか、内フラップに印刷するか、商品と同梱されるシールに印刷するかが選択される。
そして、上述したように梱包材の回収に関する情報および広告情報の掲載に関する情報が発注者用端末装置20から出力されると、梱包材管理装置10において、回収コードが生成されるとともに(S18)、梱包材の回収に関する情報および広告情報の掲載に関する情報が回収コードに紐付けられて梱包材管理テーブルが生成される(S20)。
続いて、梱包材管理装置10から回収コードの情報と、広告情報および広告情報の掲載場所に関する情報が倉庫業者用端末装置40に出力され、倉庫業者用端末装置40に接続された印刷装置45において、回収コードを含むQRコードおよび広告情報が、梱包材における広告情報の掲載場所に印刷される(S22)。
そして、回収コードおよび広告情報が梱包材に印刷された後、商品が封緘される、または商品が封緘された後、回収コードおよび広告情報が印刷され、回収コードおよび広告情報が印刷された荷物が倉庫業者から運送業者に発送され(S24)、運送業者から発注者(受取人)まで配送される(S26)。
一方、S10において、梱包材を回収してもらう意思表示がなかった場合には(S10,NO)、上述した回収コードの発行・印刷および広告情報の掲載などの処理は行われず、通常の商品の発注処理が行われ、倉庫業者において、商品の梱包材への封緘処理が行われ(S28)、運送業者に荷物が発送される(S24)。運送業者から発注者(受取人)まで配送される(S26)。
次に、回収コードおよび広告情報が印刷された梱包材の荷物が、発注者(受取人)に配送されてから、梱包材が回収されて発注者(受取人)に対して報奨情報(ポイント)が付与されるまでの処理について、図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、発注者は、梱包材を回収業者まで持参して回収してもらう(S30)。そして、回収業者は、梱包材に印刷された回収コードを読取装置51によって読み取り(S32)、これにより、回収業者用端末装置50から梱包材管理装置10に対して、回収場所および回収日の情報が出力される(S34)。
そして、梱包材管理装置10において、入力された回収場所および回収情報に基づいて、梱包材管理テーブルが更新され(S36)、その更新された内容に基づいて、発注者に対して報奨情報(ポイント)が付与される(S38)。この際、梱包材管理テーブルの回収済みフラグが「済」に設定されることによって、ポイント券の2重発券を防止することができる。
発注者に対して報奨情報(ポイント)が付与されると、その報奨情報が、梱包材管理装置10から回収業者用端末装置50に出力され、回収業者用端末装置50に接続された発券用プリンタ52からポイント券が発券される(S40)。なお、この際、回収コードとともに、梱包材に印刷された広告情報に関するクーポン券もポイント券と同時に発券するようにしてもよい。
上記実施形態の梱包材管理システム1によれば、予め設定された回収予定場所と実際の回収場所とを比較し、回収予定場所と回収場所が一致する場合には、一致しない場合よりも高い報奨情報を付与するようにしたので、従来よりもリサイクルのモチベーションを上げることができ、リサイクルの促進を図ることができる。たとえば回収予定場所をスーパーにした場合、買い物のついでに梱包材を回収することができ、従来よりもリサイクルのモチベーションを上げることができ、回収場所を特定せずに回収する場合よりもリサイクルを促進し、環境負荷を低減することができる。
また、上記実施形態の梱包材管理システム1によれば、梱包材に固有の回収コード(識別情報)を発行し、回収コードと回収予定場所とを紐付けして管理するようにしたので、個々の梱包材の回収予定場所および回収場所を適切に管理することができる。
また、上記実施形態の梱包材管理システム1によれば、梱包材への広告情報の印刷の要否情報を受け付け、広告情報の印刷の要求情報を受け付けた場合に、梱包材に広告情報を印刷するようにしたので、発注者が要求する場合にのみ広告情報を印刷することができ、無駄な広告情報の印刷を防止することができる。
また、梱包材に広告情報が印刷した場合に、印刷しない場合よりも高い報奨情報を付与するようにしたので、広告情報の印刷のモチベーションを上げることができる。
また、広告情報を回収予定場所に関連する広告情報とした場合には、回収予定場所に梱包材を持参するモチベーションをさらに上げることができ、回収業者にも広告情報の訴求力を上げることができ、回収業者の店舗への来店が見込める。
また、回収日が予め設定された広告情報の有効期間内である場合に、有効期間外である場合より高い報奨情報を付与するようにしたので、広告効果をより高めることができる。
また、回収コードを梱包材に直接印刷するようにしたので、その回収コードを読取装置51によって読み取るだけで、簡易な方法によって梱包材を管理することができる。
なお、上記実施形態においては、報奨情報としてポイントを付与し、ポイント券として発券するようにしたが、これに限らず、紙媒体として発券するのではなく、ポイントと発注者(受取人)の識別情報と紐付けして管理し、発注者が、発注者用端末装置20から自身の識別情報を用いてログインした際に、梱包材管理装置10において管理されたポイントを使用可能としてもよい。
また、梱包材管理装置10において管理されたポイントを発注者(受取人)の要求に応じて電子マネーに変換し、電子マネーとして使用可能としてもよい。
また、上記実施形態の梱包材管理システム1においては、上述したように梱包材管理テーブルにおいて、発注者の属性情報を記憶するようにしている。したがって、回収コードと回収済みフラグから求められる回収実績と、発注者の属性情報(年代、性別)と印刷した広告情報に基づいて、広告情報の効果を分析し、より広告効果が高い広告情報を梱包材管理テーブルの広告情報として設定するようにしてもよい。
具体的には、たとえば発注者の属性情報が40代男性の回収コードに紐付けされた回収済みフラグを確認し、回収実績が高い広告情報を特定する。そして、次回、発注者の属性情報が40代男性の発注情報を受け付けた場合には、その回収コードに紐付けられる広告情報として、上記のように特定した回収実績が高い広告情報を設定するようにしてもよい。このように回収実績が高い広告情報を選択して設定することによって、より高い広告効果を得ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階でその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。たとえば実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。
本発明に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
本発明の梱包材管理装置は、梱包材の回収予定場所の情報を取得する回収予定情報取得部と、梱包材が実際に回収された際の回収場所の情報を取得する回収情報取得部と、梱包材が回収された場合に報奨情報を付与する報奨情報付与部とを備え、報奨情報付与部が、回収予定場所と回収場所とを比較し、回収予定場所と回収場所が一致する場合に、一致しない場合よりも高い報奨情報を付与する。
(付記2)
付記1記載の梱包材管理装置においては、梱包材に固有の識別情報を発行し、該識別情報と回収予定場所とを紐付けして管理し、識別情報とコード化して出力する梱包材管理部を備えることができる。
(付記3)
付記1または付記2記載の梱包材管理装置においては、梱包材への広告情報の印刷の要否情報を受け付け、広告情報の印刷の要求情報を受け付けた場合に、梱包材に印刷される広告情報を出力する広告情報管理部を備えることができる。
(付記4)
付記3記載の梱包材管理装置において、報奨情報付与部は、広告情報管理部から広告情報が出力された場合に、出力されない場合よりも高い報奨情報を付与することができる。
(付記5)
付記3または付記4記載の梱包材管理装置において、広告情報は、回収予定場所に関連する広告情報とすることができる。
(付記6)
付記3から付記5いずれかに記載の梱包材管理装置においては、回収情報取得部が、梱包材の回収日の情報を取得し、報奨情報付与部が、回収日が予め設定された広告情報の有効期間内である場合に、有効期間外である場合より高い報奨情報を付与することができる。
(付記7)
本発明の梱包材管理システムは、付記2記載の梱包材管理装置と、梱包材管理装置の梱包材管理部から出力されたコード化された識別情報を梱包材に印刷する印刷装置とを備える。
(付記8)
本発明の梱包材管理方法は、梱包材の回収予定場所の情報を取得し、梱包材が実際に回収された際の回収場所の情報を取得し、梱包材が回収された場合に報奨情報を付与する際、回収予定場所と回収場所とを比較し、回収予定場所と回収場所が一致する場合に、一致しない場合よりも高い報奨情報を付与する。
(付記9)
本発明の梱包材管理プログラムは、梱包材の回収予定場所の情報を取得するステップと、梱包材が実際に回収された際の回収場所の情報を取得するステップと、梱包材が回収された場合に報奨情報を付与する際、回収予定場所と回収場所とを比較し、回収予定場所と回収場所が一致する場合に、一致しない場合よりも高い報奨情報を付与するステップとをコンピュータに実行させる。
1 梱包材管理システム
2 搬送ユニット
3 支持台
4 搬送ベルト部
10 梱包材管理装置
11 回収予定情報取得部
12 回収情報取得部
13 報奨情報付与部
14 梱包材管理部
15 広告情報管理部
20 発注者用端末装置
30 通販業者用端末装置
40 倉庫業者用端末装置
45 印刷装置
46 ヘッドユニット
46a~46d ラインヘッド
50 回収業者用端末装置
51 読取装置
52 発券用プリンタ
P 梱包材
Ps 印刷面

Claims (9)

  1. 梱包材の回収予定場所の情報を取得する回収予定情報取得部と、
    前記梱包材が実際に回収された際の回収場所の情報を取得する回収情報取得部と、
    前記梱包材が回収された場合に報奨情報を付与する報奨情報付与部とを備え、
    前記報奨情報付与部が、前記回収予定場所と前記回収場所とを比較し、前記回収予定場所と前記回収場所が一致する場合に、一致しない場合よりも高い報奨情報を付与する梱包材管理装置。
  2. 前記梱包材に固有の識別情報を発行し、該識別情報と前記回収予定場所とを紐付けして管理し、前記識別情報とコード化して出力する梱包材管理部を備えた請求項1記載の梱包材管理装置。
  3. 前記梱包材への広告情報の印刷の要否情報を受け付け、前記広告情報の印刷の要求情報を受け付けた場合に、前記梱包材に印刷される広告情報を出力する広告情報管理部を備えた請求項1記載の梱包材管理装置。
  4. 前記報奨情報付与部が、前記広告情報管理部から広告情報が出力された場合に、出力されない場合よりも高い報奨情報を付与する請求項3記載の梱包材管理装置。
  5. 前記広告情報が、前記回収予定場所に関連する広告情報である請求項3記載の梱包材管理装置。
  6. 前記回収情報取得部が、前記梱包材の回収日の情報を取得し、
    前記報奨情報付与部が、前記回収日が、予め設定された前記広告情報の有効期間内である場合に、有効期間外である場合より高い報奨情報を付与する請求項3記載の梱包材管理装置。
  7. 請求項2記載の梱包材管理装置と、
    前記梱包材管理装置の前記梱包材管理部から出力されたコード化された識別情報を前記梱包材に印刷する印刷装置とを備えた梱包材管理システム。
  8. 梱包材の回収予定場所の情報を取得し、
    前記梱包材が実際に回収された際の回収場所の情報を取得し、
    前記梱包材が回収された場合に報奨情報を付与する際、前記回収予定場所と前記回収場所とを比較し、前記回収予定場所と前記回収場所が一致する場合に、一致しない場合よりも高い報奨情報を付与する梱包材管理方法。
  9. 梱包材の回収予定場所の情報を取得するステップと、
    前記梱包材が実際に回収された際の回収場所の情報を取得するステップと、
    前記梱包材が回収された場合に報奨情報を付与する際、前記回収予定場所と前記回収場所とを比較し、前記回収予定場所と前記回収場所が一致する場合に、一致しない場合よりも高い報奨情報を付与するステップとをコンピュータに実行させる梱包材管理プログラム。
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